JP2024050234A - マルチアンテナを用いてビームフォーミングを実行する端末、基地局及びプログラム - Google Patents

マルチアンテナを用いてビームフォーミングを実行する端末、基地局及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】端末と基地局間で同時にマルチ接続し、且つ、最適な上り及び下りビームの組み合わせを選択できる端末、基地局及びプログラムを提供する。【解決手段】端末1は、上りビーム毎に各基地局21、22、23からの複数の下りビームの通信品質を計測する通信品質計測部101と、通信品質が所定条件以上となる下りベストビームを選択する下りベストビーム選択部102と、上りビームの中で下りベストビームの通信品質の総和が所定条件以上となる上りベストビームを選択する上りベストビーム選択部103と、マルチアンテナ100を上りベストビームで各基地局2と同時に通信するように制御する上りビーム制御部104と、上りと下りベストビームの識別子とを対応付けたビームテーブルを作成するビームテーブル通知部105と、上りと対応する下りベストビームの識別子とを各基地局2へ通知する上りビーム通知部106と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、端末と基地局との間における、マルチアンテナを用いたビームフォーミングの技術に関する。
端末と基地局との間で高周波数帯域の電波を用いるほど、遠距離まで電波を到達させることができない。そのために、電波の広角範囲を絞って電力を集中させることによって、遠距離まで電波を到達させる「ビームフォーミング」の技術がある。
「ビームフォーミング」とは、伝搬損失を補償するために、広角範囲を狭くしたビームで集中的に送信する技術をいう。複数のビームフォーミングの同期信号を、SS/PBCH(Synchronization Signal / Physical Broadcast CHannel)ブロックとし、そのブロックを含むハーフフレーム一定周期毎に発生させる。尚、ビームフォーミングには、フルデジタル、アナログ、ハイブリッドのような種類がある。
「マルチアンテナ」は、ビームフォーミングされた無線信号を、ビームスイーピング(Beam Seeping)によって順に送信する。
尚、ビームフォーミング対応のマルチアンテナは、massiveMIMOとも称され、数十~数百のアンテナ素子から構成される。
従来のセルラーシステムによれば、基地局毎に、アンテナ設備や収容エリアを管理している。そのために、端末の位置や時間帯によっては、隣接する他の基地局との間で干渉が発生し、通信品質が低下する場合がある。
これに対し、端末が、複数の基地局と連係して通信する「AP Cluster化技術」もある。この技術には、CFmMIMO(Cell-Free massive Multi Input Multi Output)が適用され、端末と基地局との間の通信の高品質化と、基地局の低消費電力化とを実現する(例えば非特許文献1参照)。
CFmMIMOによれば、各基地局が、複数のアンテナを分散配置し、それらアンテナを連係させて、端末と複数の基地局との間で干渉の影響を抑制する。また、基地局は、下りビームを複数の方位へスイープしながら、参照信号を端末へ送信する。端末は、参照信号を受信し、受信信号電力が最大となる下りベストビームの識別子を基地局へ通知する。
「KDDI総研、通信の高品質化と省エネを図るMIMO技術の実証実験に成功」、[online]、[令和4年9月5日検索]、インターネット<URL:https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1384661.html>
近年、端末が、ビームフォーミング対応のマルチアンテナを搭載し、複数の上りビームを送信することができるものもある。
セルラー方式の場合、端末は、1台の基地局と接続するために、受信信号電力が最大となる上りベストビームを選択することができる。
しかしながら、例えば以下のような例について、端末の複数の上りビームと、基地局の複数の下りビームと組み合わせを決定することは難しい。
(例1)
1台の端末が同時に複数の基地局と場合、端末の複数の上りビームと、複数の基地局それぞれの複数の下りビームとの組み合わせ
(例2)
1台の基地局が同時に複数の端末と通信する場合、基地局の複数の下りビームと、複数の端末それぞれの複数の上りビームとの組み合わせ
即ち、1つ以上の端末と1つ以上の基地局との間で同時に通信するマルチ接続を想定しているために、1つのパスを優先して上りビーム及び下りビームを決定したとしても、他のパスについて通信品質(例えば受信信号電力)が劣化しているかもしれない。
そこで、本発明は、端末と基地局との間で同時にマルチ接続する場合に、ビームフォーミングにおける最適な上りビーム及び下りビームの組み合わせを選択することができる端末、基地局及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、複数の方位へ下りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有する複数の基地局と、同時に通信する端末において、
複数の方位へ上りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナと、
当該端末における異なる方位の上りビーム毎に、各基地局からの複数の下りビームの通信品質を計測する通信品質計測手段と、
異なる方位の上りビーム毎に、各基地局における複数の下りビームの中で通信品質が所定条件以上となる下りベストビームを選択する下りベストビーム選択手段と、
当該端末における複数の上りビームの中で、全ての基地局における下りベストビームの通信品質の総和が所定条件以上となる上りベストビームを選択する上りベストビーム選択手段と
を有することを特徴とする。
本発明の端末における他の実施形態によれば、
当該端末の上りビームの識別子と各基地局の下りベストビームの識別子とを対応付けたビームテーブルを、基地局を介して基地局制御装置へ通知するビームテーブル通知手段と
を更に有することも好ましい。
本発明の端末における他の実施形態によれば、
下りベストビーム選択手段は、通信品質が所定条件以上となる1つ以上の下りベストビームを選択し、
ビームテーブル通知手段は、ビームテーブルに、各基地局の1つ以上の下りベストビームの識別子を対応付ける
ことも好ましい。
本発明の端末における他の実施形態によれば、
ビームテーブル通知手段は、ビームテーブルに、当該端末の上りビームの識別子毎に、各基地局の下りベストビームの通信品質を更に対応付ける
ことも好ましい。
本発明の端末における他の実施形態によれば、
ビームテーブル通知手段は、当該端末における複数の上りビームの中で、同時に送信可能な上りビームの識別子の組み合わせを更に通知する
ことも好ましい。
本発明によれば、複数の方位へ上りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有する複数の端末と、同時に通信する基地局において、
複数の方位へ下りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナと、
当該基地局における異なる方位の下りビーム毎に、各端末からの複数の上りビームの通信品質を計測する通信品質計測手段と、
異なる方位の下りビーム毎に、各端末について複数の上りビームの中で通信品質が所定条件以上となる上りベストビームを選択する上りベストビーム選択手段と、
当該基地局における複数の下りビームの中で、全ての端末における上りベストビームの通信品質の総和が所定条件以上となる下りベストビームを選択する下りベストビーム選択手段と
を有することを特徴とする。
本発明の基地局における他の実施形態によれば、
当該基地局の下りビームの識別子と各端末の上りベストビームの識別子とを対応付けたビームテーブルを、基地局制御装置へ通知するビームテーブル通知手段と
を更に有することも好ましい。
本発明の基地局における他の実施形態によれば、
上りベストビーム選択手段は、通信品質の所定条件以上となる1つ以上の上りベストビームを選択し、
ビームテーブル通知手段は、ビームテーブルに、各端末の1つ以上の上りベストビームの識別子を対応付ける
ことも好ましい。
本発明の基地局における他の実施形態によれば、
ビームテーブル通知手段は、ビームテーブルに、当該基地局の下りビームの識別子毎に、各端末の上りベストビームの通信品質を更に対応付ける
ことも好ましい。
本発明の基地局における他の実施形態によれば、
ビームテーブル通知手段は、当該基地局における複数の下りビームの中で、同時に送信可能な下りビームの識別子の組み合わせを更に通知する
ことも好ましい。
本発明によれば、複数の方位へ下りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有する複数の基地局と、同時に通信する端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
当該端末は、複数の方位へ上りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有し、
当該端末における異なる方位の上りビーム毎に、各基地局からの複数の下りビームの通信品質を計測する通信品質計測手段と、
異なる方位の上りビーム毎に、各基地局における複数の下りビームの中で通信品質が所定条件以上となる下りベストビームを選択する下りベストビーム選択手段と、
当該端末における複数の上りビームの中で、全ての基地局における下りベストビームの通信品質の総和が所定条件以上となる上りベストビームを選択する上りベストビーム選択手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の方位へ上りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有する複数の端末と、同時に通信する基地局に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
当該基地局は、複数の方位へ下りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有し、
当該基地局における異なる方位の下りビーム毎に、各端末からの複数の上りビームの通信品質を計測する通信品質計測手段と、
異なる方位の下りビーム毎に、各端末について複数の上りビームの中で通信品質が所定条件以上となる上りベストビームを選択する上りベストビーム選択手段と、
当該基地局における複数の下りビームの中で、全ての端末における上りベストビームの通信品質の総和が所定条件以上となる下りベストビームを選択する下りベストビーム選択手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明の端末、基地局及びプログラムによれば、端末と基地局との間で同時にマルチ接続する場合に、ビームフォーミングにおける最適な上りビーム及び下りビームの組み合わせを選択することができる。
本発明の第1の実施形態におけるビームフォーミングを表す構成図である。 本発明の第1の実施形態における端末の機能構成図である。 本発明の第1の実施形態における通信品質テーブルである。 本発明の第1の実施形態におけるビームテーブルである。 本発明の第1の実施形態におけるシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態における端末の同時使用可能ビームの組み合わせを表す構成図である。 図6に基づくビームテーブルである。 本発明の第2の実施形態におけるビームフォーミングを表す構成図である。 本発明の第2の実施形態における基地局の機能構成図である。 本発明の第2の実施形態における通信品質テーブルである。 本発明の第2の実施形態におけるビームテーブルである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
前述した以下の実施例に従って、説明する。
<実施例1>
1台の端末が同時に複数の基地局と場合、端末の複数の上りビームと、複数の基地局それぞれの複数の下りビームとの組み合わせ
<実施例2>
1台の基地局が同時に複数の端末と通信する場合、基地局の複数の下りビームと、複数の端末それぞれの複数の上りビームとの組み合わせ
<実施例1>
図1は、本発明の第1の実施形態におけるビームフォーミングを表す構成図である。
図1によれば、1台の端末が同時に複数の基地局と場合、端末の複数の上りビームと、複数の基地局それぞれの複数の下りビームとの組み合わせを表す。
図1のシステムによれば、端末1と、3台の基地局21~23と、基地局制御装置3とを有する。
端末1は、複数の方位へ上りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有し、複数の基地局2と同時に通信するものとする。ここで、端末1からの送信ビームを「上りビーム」と称する。
図1によれば、端末1のマルチアンテナは、4つの方位それぞれに、上りビーム#1~#4を送信可能であるとする。マルチアンテナは、上りビームの参照信号を、ビームスイープしながら、異なる方位へ送信する。参照信号には、その上りビームの識別子#が含まれる。
基地局21~23それぞれも、複数の方位へ下りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有し、端末1と同時に通信するものとする。ここで、各基地局21~23からの送信ビームを「下りビーム」と称する。
図1によれば、基地局21~23それぞれのマルチアンテナは、8つの方位それぞれに、下りビーム#1~#8を送信可能であるとする。マルチアンテナは、下りビームの参照信号を、ビームスイープしながら、異なる方位へ送信する。参照信号には、その下りビームの識別子#が含まれる。
基地局制御装置3は、基地局21~23それぞれに、端末1と通信する下りベストビームを決定して、当該基地局を制御する。また、基地局制御装置3は、端末1の上りビームも管理するものとする。
図2は、本発明の第1の実施形態における端末の機能構成図である。
図2によれば、端末1は、マルチアンテナ100と共に、通信品質計測部101と、下りベストビーム選択部102と、上りベストビーム選択部103と、上りビーム制御部104と、ビームテーブル通知部105と、上りビーム通知部106とを有する。マルチアンテナ以外のこれら機能構成部は、端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。また、これら機能構成部の処理の流れは、マルチアンテナを有する端末におけるビーム選択方法としても理解できる。
[通信品質計測部101]
通信品質計測部101は、当該端末1における異なる方位の上りビーム毎に、各基地局2からの複数の下りビームの通信品質を計測する。通信品質としては、例えば受信信号電力であってもよい。
図3は、本発明の第1の実施形態における通信品質テーブルである。
図3によれば、端末1の上りビーム#1~#4毎に、各基地局21~23の下りビーム#1~#8に対する受信信号電力(通信品質)が表されている。
[下りベストビーム選択部102]
下りベストビーム選択部102は、当該端末1における異なる方位の上りビーム毎に、各基地局における複数の下りビームの中で通信品質が所定条件以上となる「下りベストビーム」を選択する。
下りベストビームを選択する「所定条件」としては、例えば通信品質が最も高い下りビームを選択するものであってもよい。
図3によれば、例えば、端末1の上りビーム#1について、基地局21における下りビーム#1~#8の中で、通信品質が最も高い下りビーム#1が下りベストビームとして選択されている。同様に次に、端末1の上りビーム#1について、基地局22における下りビーム#1~#8の中で、通信品質が最も高い下りビーム#4が下りベストビームとして選択されている。
また、端末1の上りビーム#2について、基地局21における下りビーム#1~#8の中で、通信品質が最も高い下りビーム#3が下りベストビームとして選択されている。
[上りベストビーム選択部103]
上りベストビーム選択部103は、当該端末1における複数の上りビームの中で、全ての基地局2における下りベストビームの通信品質の総和が所定条件以上となる「上りベストビーム」を選択する。
上りベストビームを選択する「所定条件」としては、例えば通信品質が最も高い下りビームを選択するものであってもよい。
図3によれば、例えば、端末1における複数の上りビーム#1~#4の中で、全ての基地局2における下りベストビームの通信品質の総和が算出される。
端末1の上りビーム#1によれば、下りベストビームとして、基地局21の下りビーム#1、基地局22の下りビーム#4、基地局23の下りビーム#7の通信品質の総和が算出される。同様に、端末1の上りビーム#2によれば、下りベストビームとして、基地局21の下りビーム#3、基地局22の下りビーム#4、基地局23の下りビーム#4の通信品質の総和が算出される。
最終的に、全ての基地局2における下りベストビームの通信品質の総和が最も高い、端末1の上りビーム#2が、「上りベストビーム」として選択される。
[上りビーム制御部104]
上りビーム制御部104は、マルチアンテナ100を、「上りベストビーム」で、複数の基地局2と同時に通信するように制御する。
[ビームテーブル通知部105]
ビームテーブル通知部105は、当該端末1の複数の上りビームの識別子と、各基地局の下りベストビームの識別子とを対応付けた「ビームテーブル」を作成する。
ビームテーブルは、例えばビームマネジメントに利用できる。ビームマネジメントの技術仕様に基づくものとして、以下の制御が規定されている。
Beam determination:送信ビーム/受信ビームの選択
Beam measurement :ビームの受信信号の通信品質
Beam reporting :ビームに関する情報の報告
Beam sweeping :空間的なエリア(例えば360度)の掃引(sweep)
図4は、本発明の第1の実施形態におけるビームテーブルである。
図4によれば、端末1における複数の上りビーム#1~#4が縦列に並ぶ。そして、上りビーム毎に、各基地局21~23に対する下りベストビームの識別子が対応付けられる。
図4によれば、例えば以下のようなビームテーブルが作成されている。
端末1の上りビーム#1に対して、基地局21から受信した下りベストビームの中で、受信信号強度が最も高い下りベストビーム#1の識別子が対応付けられる。
端末1の上りビーム#2に対して、基地局21から受信した下りベストビームの中で、受信信号強度が最も高い下りベストビーム#3の識別子が対応付けられる。
端末1の上りビーム#3に対して、基地局21から受信した下りベストビームの中で、受信信号強度が最も高い下りベストビーム#4の識別子が対応付けられる。
端末1の上りビーム#4に対して、基地局21から受信した下りベストビームの中で、受信信号強度が最も高い下りベストビーム#2の識別子が対応付けられる。
・・・・・
このように、端末1から見て、他の基地局21及び23についても同様に対応付けることができる。
また、ビームテーブル通知部105は、ビームテーブルに、当該端末1の上りビームの識別子#1~#4毎に、各基地局2からの下りベストビームの「通信品質」を更に対応付けたものであってもよい。
そして、ビームテーブル通知部105は、ビームテーブルを、基地局2を介して基地局制御装置3へ通知する。基地局制御装置3は、端末1によって選択される上りビームに応じて、各基地局21~23の何れの下りベストビームを選択すれば、通信品質が良くなるかを知ることができる。
[上りビーム通知部106]
上りビーム通知部106は、各基地局2へ、当該端末1の上りビームの識別子と、当該上りビームの識別子に対応する当該基地局の下りベストビームの識別子とを通知する。
図5は、本発明の第1の実施形態におけるシーケンス図である。
上りビーム通知部106は、当該端末1について選択された上りベストビームの識別子を、各基地局2に通知する。
図6は、本発明の第1の実施形態における端末の同時使用可能ビームの組み合わせを表す構成図である。
図6によれば、端末1が、複数のマルチアンテナ100を有するものとする。端末1が、同時に送信可能な上りビームの数も、複数となる。
この場合、ビームテーブル通知部105は、当該端末1における複数の上りビームの中で、同時に送信可能な上りビームの識別子の組み合わせを更に通知する。
同時使用可能ビーム数:2
同時使用可能な組み合わせ(上りビーム#1、上りビーム#3)
(上りビーム#1、上りビーム#4)
(上りビーム#2、上りビーム#3)
(上りビーム#2、上りビーム#4)
図7は、図6に基づくビームテーブルである。
前述した下りベストビーム選択部102は、通信品質が所定条件以上となる1つ以上の下りベストビームを選択するものであってもよい。
例えば、通信品質が受信信号電力である場合、以下のような所定条件を設定し、複数の下りベストビームを選択することができる。
(所定条件1)受信信号電力が高い順に最大xx個の下りビーム
(所定条件2)受信信号電力がyydBm以上の下りビーム
(所定条件3)受信信号電力がyydBm以上の最大xx個の下りビーム
これによって、図7のビームテーブルは、図4のビームテーブルと比較して、端末1の上りビーム毎に、1つ以上の下りベストビームが対応付けられている。
また、図7のビームテーブルには、図6における端末1の同時使用可能ビームの組み合わせも含められる。
これによって、ビームテーブルを受信した基地局制御装置3は、端末1の同時使用可能ビーム毎に、基地局2に対して、通信品質が高い下りベストビームを知ることができる。
<実施例2>
図8は、本発明の第2の実施形態におけるビームフォーミングを表す構成図である。
図8によれば、図1と比較して、1台の基地局2が同時に複数の端末と通信する場合、基地局の複数の下りビームと、複数の端末それぞれの複数の上りビームとの組み合わせを表す。
端末1は、複数の方位へ上りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有する。端末1、基地局2及び基地局制御装置3の機能は、図1と全く同様である。
図9は、本発明の第2の実施形態における基地局の機能構成図である。
図9によれば、基地局2は、マルチアンテナ200と共に、通信品質計測部201と、上りベストビーム選択部202と、下りベストビーム選択部203と、下りビーム制御部204と、ビームテーブル通知部205と、下りビーム通知部206とを有する。マルチアンテナ以外のこれら機能構成部は、基地局に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。また、これら機能構成部の処理の流れは、マルチアンテナを有する基地局におけるビーム選択方法としても理解できる。
図9と、前述した図2とを比較して、以下の機能は相対的に同じものである。
<図2の端末側> <-> <図9の基地局側>
通信品質計測部101 通信品質計測部201
下りベストビーム選択部102 上りベストビーム選択部202
上りベストビーム選択部103 下りベストビーム選択部203
上りビーム制御部104 下りビーム制御部204
ビームテーブル通知部105 ビームテーブル通知部205
上りビーム通知部106 下りビーム通知部206
[マルチアンテナ200]
マルチアンテナ200は、複数の方位へ下りビームを送信可能なビームフォーミング対応のものである。
[通信品質計測部201]
通信品質計測部201は、当該基地局2における異なる方位の下りビーム毎に、各端末11~13からの複数の上りビームの通信品質を計測する。
図10は、本発明の第2の実施形態における通信品質テーブルである。
図10によれば、当該基地局2における異なる方位の下りビーム#1~#8毎に、各端末11~13からの複数の上りビーム#1~#4の受信信号電力(通信品質)が対応付けられている。
[上りベストビーム選択部202]
上りベストビーム選択部202は、異なる方位の下りビーム毎に、各端末11~13について複数の上りビームの中で通信品質が所定条件以上となる上りベストビームを選択する。
図10によれば、例えば、基地局2の下りビーム#1について、端末11における上りビーム#1~#4の中で、通信品質が最も高い上りビーム#1が上りベストビームとして選択されている。同様に次に、基地局2の下りビーム#1について、端末12における下りビーム#1~#4の中で、通信品質が最も高い上りビーム#4が上りベストビームとして選択されている。
また、基地局2の下りビーム#2について、端末11における上りビーム#1~#4の中で、通信品質が最も高い上りビーム#3が上りベストビームとして選択されている。
尚、上りベストビーム選択部202は、通信品質の所定条件以上となる1つ以上の上りベストビームを選択するものであってもよい。
[下りベストビーム選択部203]
下りベストビーム選択部203は、当該基地局2における複数の下りビームの中で、全ての端末1における上りベストビームの通信品質の総和が所定条件以上となる下りベストビームを選択する。
図10によれば、例えば、基地局2における複数の上りビーム#1~#8の中で、全ての端末1における下りベストビームの通信品質の総和が算出される。
基地局2の下りビーム#1によれば、上りベストビームとして、端末11の上りビーム#1、端末12の上りビーム#4、端末13の上りビーム#3の通信品質の総和が算出される。同様に、基地局2の下りビーム#2によれば、上りベストビームとして、端末11の上りビーム#3、端末12の上りビーム#4、端末13の上りビーム#4の通信品質の総和が算出される。
最終的に、全ての端末11~13における下りベストビームの通信品質の総和が最も高い、基地局2の下りビーム#2が、「下りベストビーム」として選択される。
下りビーム制御部204は、選択された下りベストビームで、マルチアンテナ200を制御する。
[ビームテーブル通知部205]
ビームテーブル通知部205は、当該基地局の下りビームの識別子と各端末の上りベストビームの識別子とを対応付けたビームテーブルを、基地局制御装置3へ通知する。
図11は、本発明の第2の実施形態におけるビームテーブルである。
図11によれば、例えば以下のようなビームテーブルが作成されている。
基地局2の下りビーム#1に対して、端末11から受信した上りベストビームの中で、受信信号強度が最も高い上りベストビーム#1の識別子が対応付けられる。
基地局2の下りビーム#2に対して、端末11から受信した上りベストビームの中で、受信信号強度が最も高い上りベストビーム#3の識別子が対応付けられる。
・・・・・
基地局2の下りビーム#8に対して、端末11から受信した上りベストビームの中で、受信信号強度が最も高い上りベストビーム#2の識別子が対応付けられる。
・・・・・
また、ビームテーブル通知部205は、ビームテーブルに、各端末の1つ以上の上りベストビームの識別子を対応付けるものであってもよい。
更に、ビームテーブル通知部205は、ビームテーブルに、当該基地局の下りビームの識別子毎に、各端末の上りベストビームの通信品質を更に対応付けるものであってもよい。
更に、ビームテーブル通知部205は、当該基地局における複数の下りビームの中で、同時に送信可能な下りビームの識別子の組み合わせを更に通知するものであってもよい。
[下りビーム通知部206]
下りビーム通知部206は、各端末1へ、当該基地局2の下りビームの識別子と、当該下りビームの識別子に対応する当該端末の上りベストビームの識別子とを通知する。
以上、詳細に説明したように、本発明の端末、基地局及びプログラムによれば、端末と基地局との間で同時にマルチ接続する場合に、ビームフォーミングにおける最適な上りビーム及び下りビームの組み合わせを選択することができる。
尚、これにより、例えば「端末と基地局との間の無線リソースを有効に利用することができる」ことから、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「レジリエントなインフラを整備し、持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る」に貢献することが可能となる。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1、11、12、13 端末
100 マルチアンテナ
101 通信品質計測部
102 下りベストビーム選択部
103 上りベストビーム選択部
104 上りビーム制御部
105 ビームテーブル通知部
106 上りビーム通知部
2、21、22、23 基地局
200 マルチアンテナ
201 通信品質計測部
202 上りベストビーム選択部
203 下りベストビーム選択部
204 下りビーム制御部
205 ビームテーブル通知部
206 下りビーム通知部
3 基地局制御装置

Claims (12)

  1. 複数の方位へ下りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有する複数の基地局と、同時に通信する端末において、
    複数の方位へ上りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナと、
    当該端末における異なる方位の上りビーム毎に、各基地局からの複数の下りビームの通信品質を計測する通信品質計測手段と、
    異なる方位の上りビーム毎に、各基地局における複数の下りビームの中で通信品質が所定条件以上となる下りベストビームを選択する下りベストビーム選択手段と、
    当該端末における複数の上りビームの中で、全ての基地局における下りベストビームの通信品質の総和が所定条件以上となる上りベストビームを選択する上りベストビーム選択手段と
    を有することを特徴とする端末。
  2. 当該端末の上りビームの識別子と各基地局の下りベストビームの識別子とを対応付けたビームテーブルを、基地局を介して基地局制御装置へ通知するビームテーブル通知手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の端末。
  3. 下りベストビーム選択手段は、通信品質が所定条件以上となる1つ以上の下りベストビームを選択し、
    ビームテーブル通知手段は、ビームテーブルに、各基地局の1つ以上の下りベストビームの識別子を対応付ける
    ことを特徴とする請求項2に記載の端末。
  4. ビームテーブル通知手段は、ビームテーブルに、当該端末の上りビームの識別子毎に、各基地局の下りベストビームの通信品質を更に対応付ける
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の端末。
  5. ビームテーブル通知手段は、当該端末における複数の上りビームの中で、同時に送信可能な上りビームの識別子の組み合わせを更に通知する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の端末。
  6. 複数の方位へ上りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有する複数の端末と、同時に通信する基地局において、
    複数の方位へ下りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナと、
    当該基地局における異なる方位の下りビーム毎に、各端末からの複数の上りビームの通信品質を計測する通信品質計測手段と、
    異なる方位の下りビーム毎に、各端末について複数の上りビームの中で通信品質が所定条件以上となる上りベストビームを選択する上りベストビーム選択手段と、
    当該基地局における複数の下りビームの中で、全ての端末における上りベストビームの通信品質の総和が所定条件以上となる下りベストビームを選択する下りベストビーム選択手段と
    を有することを特徴とする基地局。
  7. 当該基地局の下りビームの識別子と各端末の上りベストビームの識別子とを対応付けたビームテーブルを、基地局制御装置へ通知するビームテーブル通知手段と
    を更に有することを特徴とする請求項6に記載の基地局。
  8. 上りベストビーム選択手段は、通信品質の所定条件以上となる1つ以上の上りベストビームを選択し、
    ビームテーブル通知手段は、ビームテーブルに、各端末の1つ以上の上りベストビームの識別子を対応付ける
    ことを特徴とする請求項7に記載の基地局。
  9. ビームテーブル通知手段は、ビームテーブルに、当該基地局の下りビームの識別子毎に、各端末の上りベストビームの通信品質を更に対応付ける
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の基地局。
  10. ビームテーブル通知手段は、当該基地局における複数の下りビームの中で、同時に送信可能な下りビームの識別子の組み合わせを更に通知する
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の基地局。
  11. 複数の方位へ下りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有する複数の基地局と、同時に通信する端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
    当該端末は、複数の方位へ上りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有し、
    当該端末における異なる方位の上りビーム毎に、各基地局からの複数の下りビームの通信品質を計測する通信品質計測手段と、
    異なる方位の上りビーム毎に、各基地局における複数の下りビームの中で通信品質が所定条件以上となる下りベストビームを選択する下りベストビーム選択手段と、
    当該端末における複数の上りビームの中で、全ての基地局における下りベストビームの通信品質の総和が所定条件以上となる上りベストビームを選択する上りベストビーム選択手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 複数の方位へ上りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有する複数の端末と、同時に通信する基地局に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
    当該基地局は、複数の方位へ下りビームを送信可能なビームフォーミング対応のマルチアンテナを有し、
    当該基地局における異なる方位の下りビーム毎に、各端末からの複数の上りビームの通信品質を計測する通信品質計測手段と、
    異なる方位の下りビーム毎に、各端末について複数の上りビームの中で通信品質が所定条件以上となる上りベストビームを選択する上りベストビーム選択手段と、
    当該基地局における複数の下りビームの中で、全ての端末における上りベストビームの通信品質の総和が所定条件以上となる下りベストビームを選択する下りベストビーム選択手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。

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