JP2024049273A

JP2024049273A - 革新的な浄化・消毒殺菌装置システム

Info

Publication number: JP2024049273A
Application number: JP2022177942A
Authority: JP
Inventors: 雷鵬洲; 張怡豪; 孫玲麗; 陳俊宏; 趙英強; 王博; 曽祥業; 張占軍; 張堅棟; 石志強
Original assignee: 江蘇瑞之康智能科技発展有限公司
Priority date: 2022-09-28
Filing date: 2022-11-07
Publication date: 2024-04-09
Also published as: US20240100208A1; CN115554441A

Abstract

【解決手段】本発明は、革新的な浄化・消毒殺菌装置システムを開示し、水道水流出タンクシステムと、消毒殺菌水反応タンクシステムと、ウォーターポンプシステムと、消毒殺菌安全ドア噴霧システムと、汚水回収システムと、汚水処理システムと、を含み、前記水道水流出タンクシステムは、主に実際の貨物量と消毒ニーズに対して水道水の早期備蓄を行い、前記消毒殺菌水反応タンクシステムは、ダイヤモンド電極モジュールと、反応タンク表示ランプモジュールと、インテリジェント制御スクリーンと、水ボックスと、構造保護モジュールと、を含む。【効果】本システムにより、大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ・チフィリウム、新型コロナウイルスなどの細菌やウイルスを簡単に消毒殺菌することが可能であり、且つ消毒殺菌にかかる時間が短く、消毒殺菌の効率が向上し、本発明は腐食と刺激がなく、人に傷害を与えず、かつ金属表面を腐食しない。【選択図】図１

Description

本発明は消毒殺菌装置の技術分野に関し、具体的には、革新的な浄化・消毒殺菌装置システムに関する。

深刻で複雑な国内外の新型コロナウイルス、及び海外の他のクラスのウイルスが多く発生し、北京市疾病予防管理センターが発表した「新型コロナウイルス流行期間中の国際郵便物・速達貨物に関する疫病予防技術ガイドライン（第一版）」によると、国際郵便物・速達貨物が通関されるときに、規定に従って新型コロナウイルスの検査と監視を行う必要があり、輸入郵便物及び包装を開けた後の速達包装に対して全面的な予防的消毒を行う。国際郵便物に対して、税関監督管理センター、港、選別センターと終端サイトは５００ｍｇ／Ｌ塩素系消毒剤または他の物体表面に使用可能な消毒剤を使って、すべての郵便物の外装のすべての表面を噴霧して消毒しなければならない。表面を完全に覆い、湿らせ、且つ３０分以上保持する。特定の疫病発生地域の高速道路の出入口、工業園の入口、農場の出入口と、ごみ収集ステーションの出入口で同様に取り扱われる。

現在、業界で使用されている消毒剤は工業用化学品であり、燃えやすく、専門的な貯蔵と輸送管理制御が必要である、消毒剤は強腐食性を持って、人の目、皮膚、金属などに対して比較的に強い腐食と刺激があり、化学類の消毒剤は消耗品であり、適時に購入する必要がある。また、消毒剤を使用した後、残りが多く、ある程度で、環境を破壊したり汚染したりし、一般的な汚水下水道に従って排出することができないため、上述の背景で言及された問題を解決するための革新的な浄化・消毒殺菌装置システムを提案した。

本発明の目的は、上記背景技術に提案された問題点を解決するための革新的な浄化・消毒殺菌装置システムを提供することにある。

上記技術的課題を解決するために、本発明は以下の技術的手段を提供し、革新的な浄化・消毒殺菌装置システムであり、水道水流出タンクシステムと、消毒殺菌水反応タンクシステムと、ウォーターポンプシステムと、消毒殺菌安全ドア噴霧システムと、汚水回収システムと、汚水処理システムと、を含み、
前記水道水流出タンクシステムは、主に実際の貨物量と消毒ニーズに対して水道水の早期備蓄を行い、通常、備蓄はトン級で行なわれ、
前記消毒殺菌水反応タンクシステムは、ダイヤモンド電極モジュールと、反応タンク表示ランプモジュールと、インテリジェント制御スクリーンと、水ボックスと、構造保護モジュールと、を含み、
前記ウォーターポンプシステムは、ウォーターポンプの加圧によって消毒殺菌水反応タンクシステムから流出した消毒殺菌オゾン水を速やかに消毒殺菌安全ドア噴霧システムに収集させ、且つ消毒殺菌オゾン水の圧力を高め、
前記消毒殺菌安全ドア噴霧システムは、表札と、給水管と、分岐水管と、噴霧システムと、スピードバンプと、水リターン溝と、昇降高さ制限モジュールと、を含み、
前記汚水回収システムは、主に消毒殺菌安全ドア噴霧システムの底部の水リターン溝を通じて消毒殺菌された汚水を回収し、水管を介して回収タンク内に収集し、雨水に対する的確な収集もを行うことが可能であり、
前記汚水処理システムは、実際のニーズに応じて、通常レベルの汚水浄化と高清浄度レベルの汚水浄化手段という二つの実施手段を含む。

本発明は、浄化・消毒殺菌装置システムによって、税関と高速道路の出入口、工業園の入口、農場の出入口と、ごみ収集ステーションの出入口等を通行する車両に対して噴霧式３６０度消毒殺菌を行い、３分内に消毒殺菌が完了し出て行き、消毒殺菌率は９９％以上に達し、消毒殺菌効率と効果は比較的に良く、オゾン水の半減期は０．５時間であるため、車両は消毒殺菌安全ドアを通過した後、２０分以内にも持続的に消毒殺菌することが可能である。

好ましくは、前記汚水回収システムに処理された水のＰＨ値は７．５以下であることが要求される。

好ましくは、前記通常レベルの汚水浄化は、汚水の回収のみを対象とし、ろ過システムを通じて、トラックから突き落としたり落下したりした木の葉や、石粒などの大粒子のゴミをろ過した後、水質粒子センサーによって判断し、特定時間の沈殿を行い、粉塵、水垢を沈殿させた後、水管を通じて処理された水を貯水タンクに戻す。

好ましくは、前記高清浄度レベルの汚水浄化は、ろ過された汚水の回収を対象とし、ろ過システムを通じて、トラックから突き落としたり落下したりした木の葉や、石粒などの大粒子のゴミをろ過した後、水質粒子センサーによって判断し、特定時間の沈殿を行った後、少なくとも２枚の４インチＢＤＤダイヤモンド電極モジュールまたは複数枚の小型ＢＤＤダイヤモンド電極モジュールを用いることにより、低圧（３６Ｖ以下）で給電し、１対の薄膜より電流２０Ａ以上が供給し、給電によって水分子を電離させ、オゾン水を発生させて汚水を処理し、高清浄度レベルの汚水浄化を実現する。

本発明のシステムの前に、スピードバンプを組み合わせてもよく、消毒殺菌エリアに入る前、車両のスピードを事前に下げ（又はスピード制限表示板）、寸法と位置を測定するセンサーが組み合わせて、コンテナ車の寸法情報を事前に認識し、消毒殺菌システムを起動させて、且つ車両及び貨物の情報に基づいて水噴霧量を自動的に設定し、消毒殺菌安全ドアの上下左右４つの方向に消毒殺菌ノズルが搭載されており、均一にカバーし、消毒殺菌の強さを高め、３６０度全方位にオゾン水を散布し、完全に消毒殺菌できるように保証し、消毒殺菌が完了後、コンテナ車は出口から離れ、赤外線カメラを追加することで、消毒殺菌された車両や時間情報などを記録する。

従来技術と比べて、本発明の有する有益な効果は以下の通りであり、
第一に、本発明により、大腸菌と、黄色ブドウ球菌と、サルモネラ・チフィリウム、新型コロナウイルスなどの細菌やウイルスを簡単に消毒殺菌することが可能であり、且つ消毒殺菌にかかる時間が短く、消毒殺菌の効率が向上した。

第二に、本発明により、化学品の消毒剤が必要なく、該浄化・消毒殺菌システムを使用するだけでよく、水を加えるだけで簡単に入手することができる。

第三に、本発明は腐食と刺激がなく、人にやさしく、人に傷害を与えず、かつ金属表面を腐食しない。

第四に、本発明は、一回で購入可能な装置システムであり、後期に部品を繰り返し購入する必要がない。

第五に、本発明の消毒殺菌効果が明らかで、汚染も排出されなく、且つ汚水回収システムを組み合わせて、水循環の繰り返し利用可能である。

本発明装置の構造を示す図である。本発明の噴霧システムのプログラム概略図である。本発明の汚水回収システムのプログラム概略図である。

以下、本発明の実施形態における図面に関連して、本発明の実施形態における技術的態様を明確に、完全に説明する。明らかに、説明された実施形態は本発明の一部の実施形態にすぎず、すべての実施形態ではない。本発明における実施形態に基づいて、当業者が創造的な労働を行うことなく取得した他のすべての実施形態は、本発明の保護の範囲に属する。

図１－３をご参照ください。

（実施形態１）
本実施形態は、革新的な浄化・消毒殺菌装置システムの具体的な実施方式であり、
革新的な浄化・消毒殺菌装置システムであり、水道水流出タンクシステムと、消毒殺菌水反応タンクシステムと、ウォーターポンプシステムと、消毒殺菌安全ドア噴霧システムと、汚水回収システムと、汚水処理システムと、を含み、
前記水道水流出タンクシステムは、主に実際の貨物量と消毒ニーズに対して水道水の早期備蓄を行い、通常、備蓄はトン級で行なわれ、
前記消毒殺菌水反応タンクシステムは、ダイヤモンド電極モジュールと、反応タンク表示ランプモジュールと、インテリジェント制御スクリーンと、水ボックスと、構造保護モジュールと、を含み、
前記ウォーターポンプシステムは、ウォーターポンプの加圧によって消毒殺菌水反応タンクシステムから流出した消毒殺菌オゾン水を速やかに消毒殺菌安全ドア噴霧システムに収集させ、且つ消毒殺菌オゾン水の圧力を高め、
前記消毒殺菌安全ドア噴霧システムは、表札と、給水管と、分岐水管と、噴霧システムと、スピードバンプと、水リターン溝と、昇降高さ制限モジュールと、を含み、
前記汚水回収システムは、主に消毒殺菌安全ドア噴霧システムの底部の水リターン溝を通じて消毒殺菌された汚水を回収し、水管を介して回収タンク内に収集し、雨水に対する的確な収集もを行うことが可能であり、
前記汚水処理システムは、実際のニーズに応じて、通常レベルの汚水浄化と高清浄度レベルの汚水浄化手段という二つの実施手段を含む。

具体的には、前記汚水回収システムに処理された水のＰＨ値は７．５以下であることが要求される。

ＢＤＤ電極の表面の反応方程式は以下の通りである。
ＢＤＤ＋Ｈ２ＯＢＤＤ（ＯＨ）＋Ｈ＋＋ｅ－
ＢＤＤ（ＯＨ）＋ＲＢＤＤ＋ｍＣＯ２＋ｎＨ２Ｏ
ＢＤＤ（ＯＨ）ＢＤＤ＋ｍＣＯ２＋Ｈ＋＋ｅ－

具体的には、前記通常レベルの汚水浄化は、汚水の回収のみを対象とし、ろ過システムを通じて、トラックから突き落としたり落下したりした木の葉や、石粒などの大粒子のゴミをろ過した後、水質粒子センサーによって判断し、特定時間の沈殿を行い、粉塵、水垢を沈殿させた後、水管を通じて処理された水を貯水タンクに戻す。

具体的には、前記高清浄度レベルの汚水浄化は、ろ過された汚水の回収を対象とし、ろ過システムを通じて、トラックから突き落としたり落下したりした木の葉や、石粒などの大粒子のゴミをろ過した後、水質粒子センサーによって判断し、特定時間の沈殿を行った後、少なくとも２枚の４インチＢＤＤダイヤモンド電極モジュールまたは複数枚の小型ＢＤＤダイヤモンド電極モジュールを用いることにより、低圧（３６Ｖ以下）で給電し、１対の薄膜より電流２０Ａ以上が給電し、給電によって水分子を電離させ、オゾン水を発生させて汚水を処理し、高清浄度レベルの汚水浄化を実現する。

（実施形態２）
本実施形態は、革新的な浄化・消毒殺菌装置システムの具体的な実施方式であり、
革新的な浄化・消毒殺菌装置システムの消毒殺菌水反応タンクシステムは、ダイヤモンド電極モジュールと、反応タンク表示ランプモジュールと、インテリジェント制御スクリーンと、水ボックスと、構造保護モジュールと、を含む。

上記技術案により、貯水タンクから供給された水道水は水ボックスに入ると、水ボックスの底部又は内部にあるダイヤモンド電極モジュールは、低圧（３６Ｖ以下）で給電することで、水分子を電離させ、オゾン水を発生させる。反応タンク表示ランプモジュールは、色が異なる表示ランプによって、機械の動作の異なる状態を表示する。可視化反応タンクに、濃度を抽出するための検出器が内蔵され、濃度が既定値未満である場合、反応システムを自動的に起動させ、既定値以上になると自動的に運転が停止する。さらに、反応タンクの外周に位置するインテリジェント制御スクリーンにより、異なる情報を表示・設定することができ、内部デバイスの動作をリアルタイムで表示し、給水流速の表示と設定、消毒殺菌待ちのサンプリング水の濃度、消毒殺菌された車両情報、ダイヤモンド電極モジュールの使用状況、寿命状況などを表示と設定する。構造保護モジュールによって、内部モジュールを支持し保護するほか、外観のデザインをカスタマイズすることができる。

（実施形態３）
本実施形態は、革新的な浄化・消毒殺菌装置システムの具体的な実施方式であり、
革新的な浄化・消毒殺菌装置システムの消毒殺菌安全ドア噴霧システムは、表札と、給水管と、分岐水管と、噴霧システムと、スピードバンプと、水リターン溝と、昇降高さ制限モジュールと、を含む。

上記技術案において、表札は、文字や図形でカスタマイズすることが可能である。ウォーターポンプシステムの加圧によって水管を通じて伝送されたオゾン水を安全ドアの給水管に搬送した後、分岐水管に流入する。噴霧システムは、頂部、左右両側と底部にあるノズルを含み、細かいサイズ（直径２ｍｍ以下）のノズルを高圧のウォーターポンプと組み合わせてオゾン水の霧を発生させて、５０センチごとに１つのノズルが均等に覆われるため、３６０度死角なしで消毒殺菌することを保証する。定格流量は25 L/min以上に設定する。スピードバンプによりさらに車のスピードを5 km/時間以下に下げ、消毒殺菌ミストが均一に散布され、消毒殺菌効果が保証される。水リターン溝により、消毒殺菌された汚水を回収し、且つ汚水を汚水処理システムに導入する。

なお、本明細書では、第1および第2などの関係用語は、必ずしもこれらのエンティティまたは操作間にそのような実際の関係または順序が存在することを要求または暗示することなく、1つのエンティティまたは操作を別のエンティティまたは操作と区別するためにのみ使用される。さらに、用語「含む」、「有する」、またはその他の任意のバリエーションは、一連の要素を含むプロセス、方法、物品または装置がそれらの要素だけでなく、明示的にリストされていない他の要素も含むように、非排他的な包含を包含することを意図しており、あるいはそのようなプロセス、方法、物品または装置に固有の要素も含む。

最後に、上述は本発明の好適な実施形態にすぎず、本発明を限定するためには使用されないが、上述の実施形態を参照して本発明を詳細に説明したが、当業者にとっては、上述の各実施形態に記載された技術的態様を修正したり、技術的特徴の一部を同等に置き換えたりすることができる。本発明の精神と原則の中で、行ったいかなる修正、等価置換、改良などは、本発明の保護範囲に含まれるべきである。

Claims

水道水流出タンクシステムと、消毒殺菌水反応タンクシステムと、ウォーターポンプシステムと、消毒殺菌安全ドア噴霧システムと、汚水回収システムと、汚水処理システムと、を含み、
前記水道水流出タンクシステムは、主に実際の貨物量と消毒ニーズに基づいて水道水の早期備蓄を行い、通常、備蓄はトン級で行なわれ、
前記消毒殺菌水反応タンクシステムは、ダイヤモンド電極モジュールと、反応タンク表示ランプモジュールと、インテリジェント制御スクリーンと、水ボックスと、構造保護モジュールと、を含み、
前記ウォーターポンプシステムは、ウォーターポンプの加圧によって消毒殺菌水反応タンクシステムから流出した消毒殺菌オゾン水を速やかに消毒殺菌安全ドア噴霧システムに収集させ、且つ消毒殺菌オゾン水の圧力を高め、
前記消毒殺菌安全ドア噴霧システムは、表札と、給水管と、分岐水管と、噴霧システムと、スピードバンプと、水リターン溝と、昇降高さ制限モジュールと、を含み、
前記汚水回収システムは、主に消毒殺菌安全ドア噴霧システムの底部の水リターン溝を通じて消毒殺菌された汚水を回収し、水管を介して回収タンク内に収集し、雨水に対する的確な収集もを行うことが可能であり、
前記汚水処理システムは、実際のニーズに応じて、通常レベルの汚水浄化と高清浄度レベルの汚水浄化手段という二つの実施手段を含む、ことを特徴とする革新的な浄化・消毒殺菌装置システム。
前記汚水回収システムに処理された水のＰＨ値は７．５以下であることが要求される、ことを特徴とする請求項１に記載の革新的な浄化・消毒殺菌装置システム。
前記通常レベルの汚水浄化は、汚水の回収のみを対象とし、ろ過システムを通じて、トラックから突き落としたり落下したりした木の葉や、石粒などの大粒子のゴミをろ過した後、水質粒子センサーによって判断し、特定時間の沈殿を行い、粉塵、水垢を沈殿させた後、水管を通じて処理された水を貯水タンクに戻す、ことを特徴とする請求項１に記載の革新的な浄化・消毒殺菌装置システム。
前記高清浄度レベルの汚水浄化は、ろ過された汚水の回収を対象とし、ろ過システムを通じて、トラックから突き落としたり落下したりした木の葉や、石粒などの大粒子のゴミをろ過した後、水質粒子センサーによって判断し、特定時間の沈殿を行った後、少なくとも２枚の４インチＢＤＤダイヤモンド電極モジュールまたは複数枚の小型ＢＤＤダイヤモンド電極モジュールを用いることにより、低圧（３６Ｖ以下）で給電し、１対の薄膜より電流２０Ａ以上が給電し、給電によって水分子を電離させ、オゾン水を発生させて汚水を処理し、高清浄度レベルの汚水浄化を実現する、ことを特徴とする請求項１に記載の革新的な浄化・消毒殺菌装置システム。