JP2024044309A - ソフトウェア選定支援システム、情報処理装置、および、ソフトウェア選定支援方法 - Google Patents

ソフトウェア選定支援システム、情報処理装置、および、ソフトウェア選定支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利用実績の実態に即して適切にソフトウェアを選定する。【解決手段】ソフトウェア選定支援システムは、ソフトウェアの評価に関するソフトウェア評価テーブルを参照して選定支援要求に対するソフトウェアの適合度合いを算出する適合算出部と、ソフトウェア選定支援システムのユーザーによるソフトウェアの利用実績に関する内部利用実績テーブルと、ユーザー以外によるソフトウェアの評価に関する外部評価テーブルとに基づいて、算出されたソフトウェアの適合度合いを更新し、出力する選定支援部とを備える。【選択図】図1

Description

本願明細書に開示される技術は、ソフトウェアの選定支援に関するものである。
適切なオープンソースソフトウェア(open source software、すなわち、OSS)を選定する方法としては、たとえば特許文献1に示される情報処理装置のように、選定条件ごとにスコアを算出した後、過去に利用された実績があるほど当該スコアに重みをつけることによって、当該装置のユーザーによるソフトウェアの利用実績を反映してOSSを選定する方法がある。
特開2015-161982号公報
上記の特許文献1では、上記の装置のユーザー以外によるソフトウェアの評価がスコアに反映されないため、利用実績の実態に即してOSSを選定することが難しい場合がある。
本願明細書に開示される技術は、以上に記載されたような問題を鑑みてなされたものであり、利用実績の実態に即して適切にソフトウェアを選定するための技術である。
本願明細書に開示される技術の第1の態様であるソフトウェア選定支援システムは、ソフトウェアの選定支援を行うソフトウェア選定支援システムであり、前記ソフトウェアの選定に関する要求である選定支援要求が入力され、かつ、前記ソフトウェアの評価に関するソフトウェア評価テーブルを参照して前記選定支援要求に対する前記ソフトウェアの適合度合いを算出するための適合算出部と、前記ソフトウェア選定支援システムのユーザーによる前記ソフトウェアの利用実績に関する内部利用実績テーブルと、前記ユーザー以外による前記ソフトウェアの評価に関する外部評価テーブルとに基づいて、算出された前記ソフトウェアの前記適合度合いを更新し、かつ、出力するための選定支援部とを備える。
本願明細書に開示される技術の少なくとも第1の態様によれば、ソフトウェアの選定において、外部評価を考慮しつつ、実績に即して適切なソフトウェアを選定することができる。
また、本願明細書に開示される技術に関連する目的と、特徴と、局面と、利点とは、以下に示される詳細な説明と添付図面とによって、さらに明白となる。
実施の形態に関する情報処理装置を含むOSS選定支援システムの構成の例を示す図である。 図1に示された情報処理装置の構成の例を示す図である。 図1に示されたOSSの例を示す図である。 図1に示されたOSS評価テーブルの例を示す図である。 図1に示された内部利用実績テーブルの例を示す図である。 図1に示された外部評価テーブルの一例を示す図である。 選定支援要求の例を示す図である。 すべてのOSSに対して出力されたスコアを示す更新前スコアテーブルの例を示す図である。 図8に示された更新前スコアテーブルのスコアに、利用実績スコアと外部評価スコアと総合スコアとが追加された更新後スコアテーブルの例を示す図である。 図9に示された更新後スコアテーブルに選定支援要求のフィルタリングと並び替えとが適用された更新後スコアテーブルの例を示す図である。 本実施の形態に関する情報処理装置を実現するためのコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。 本実施の形態の動作の例を示すフローチャートである。
以下、添付される図面を参照しながら実施の形態について説明する。以下の実施の形態では、技術の説明のために詳細な特徴なども示されるが、それらは例示であり、実施の形態が実施可能となるために、それらのすべてが必ずしも必須の特徴ではない。
なお、図面は概略的に示されるものであり、説明の便宜のため、適宜、構成の省略、または、構成の簡略化などが図面においてなされる。また、異なる図面にそれぞれ示される構成などの大きさおよび位置の相互関係は、必ずしも正確に記載されるものではなく、適宜変更され得るものである。また、断面図ではない平面図などの図面においても、実施の形態の内容を理解することを容易にするために、ハッチングが付される場合がある。
また、以下に示される説明では、同様の構成要素には同じ符号を付して図示し、それらの名称と機能とについても同様のものとする。したがって、それらについての詳細な説明を、重複を避けるために省略する場合がある。
また、本願明細書に記載される説明において、ある構成要素を「備える」、「含む」または「有する」などと記載される場合、特に断らない限りは、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
また、本願明細書に記載される説明において、「第1の」または「第2の」などの序数が使われる場合があっても、これらの用語は、実施の形態の内容を理解することを容易にするために便宜上使われるものであり、実施の形態の内容はこれらの序数によって生じ得る順序などに限定されるものではない。
<実施の形態>
以下、本実施の形態に関するソフトウェア選定支援システム、情報処理装置、および、ソフトウェア選定支援方法について説明する。
<ソフトウェア選定支援システムの構成について>
図1は、本実施の形態に関する情報処理装置300を含むOSS選定支援システム100の構成の例を示す図である。なお、以下ではOSSの選定を支援するOSS選定支援システム100について説明されるが、選定支援の対象はOSSに限られるものではなく、他のソフトウェアであってもよい。
図1に例が示されるように、本実施の形態に関するOSS選定支援システム100は、情報処理装置300(OSS選定処理装置)と、OSS情報データベース310と、内部利用実績データベース311と、外部評価データベース312とを備える。
図1に示される例では、情報処理装置300とOSS情報データベース310と内部利用実績データベース311と外部評価データベース312とは、イントラネットを構成するネットワーク900で接続されている。
OSS情報データベース310は、任意の数のOSS600とOSS評価テーブル400とを保持する。内部利用実績データベース311は、内部利用実績テーブル401を保持する。外部評価データベース312は、外部評価テーブル402を保持する。
図2は、図1に示された情報処理装置300の構成の例を示す図である。
図2に例が示されるように、本実施の形態に関する情報処理装置300は、適合算出部200と、選定支援部201とを備える。
図3は、図1に示されたOSS600の例を示す図である。
図3に例が示されるように、OSS600は1つ以上の任意の数のOSSファイル601から構成される。また、OSS600はメタデータとしてOSS名(たとえば、P)を有する。
図4は、図1に示されたOSS評価テーブル400の例を示す図である。以下では、OSS600を表す固有名としてOSS名が用いられる。
OSS評価テーブル400は、すべてのOSS600に対して1つ以上の任意の数の評価項目と評価値とを保持する。評価項目としては、たとえば、ライセンス(ソースコード開示の要不要など)、コード規模、開発規模、バージョンアップ頻度、開発言語または動作環境などがある。
図5は、図1に示された内部利用実績テーブル401の例を示す図である。内部利用実績テーブル401は、過去にユーザーが開発した物件(既開発物件)とそれに含まれるOSSの構成情報とを示す。ここでいうユーザーとは、OSS選定支援システム100の利用者(内部ユーザー)を指す。
図5に例が示されるように、内部利用実績テーブル401は、既開発物件の開発物件識別子と、その既開発物件に含まれるOSSの構成との組を含む。内部利用実績テーブル401のそれぞれの行は、以下のことを示す。
第1行は、開発物件識別子が「X」である既開発物件が、OSS名が「P」であるOSSおよびOSS名が「Q」であるOSSを含むことを示す。
第2行は、開発物件識別子が「Y」である既開発物件が、OSS名が「R」であるOSSを含むことを示す。
第3行は、開発物件識別子が「Z」である既開発物件が、OSS名が「P」であるOSSと、OSS名が「Q」であるOSSと、OSS名が「R」であるOSSとを含むことを示す。
なお、図4および図5で示されたテーブルは一例であり、テーブルの項目などは適宜変更可能である。
図6は、図1に示された外部評価テーブル402の一例を示す図である。外部評価テーブル402は、それぞれのOSSの外部での評価値を示す。ここでいう外部とは、OSS選定支援システム100のユーザー以外の、不特定多数のソフトウェア利用者(外部ユーザー)を指す。
図6で示される評価項目は、OSSのダウンロードページ(たとえば、GitLab(登録商標)またはパッケージマネージャ)のダウンロード数と、OSSの関心度(たとえば、GitLab(登録商標)のスター数)と、OSSが実際に利用されている数(たとえば、利用OSSとして公開されている数)と、検索結果のヒット数とである。
なお、上記の評価項目は一例であり、他の評価項目に適宜変更可能である。
また、外部評価データベース312およびOSS情報データベース310は、インターネットを介して接続される外部サイトのデータベースであってもよい。この場合は、ネットワーク900はインターネットを含み、情報処理装置300は、インターネットを介して外部サイトのOSS情報データベース310とアクセス可能に接続され、さらに、OSS情報データベース310におけるOSS評価テーブル400を取得する。また、情報処理装置300は、インターネットを介して外部サイトの外部評価データベース312とアクセス可能に接続され、さらに、外部評価データベース312における外部評価テーブル402を取得する。
外部サイトのOSS情報データベース310の例としては、たとえば、Open Source Insights(https://deps.dev/)などがある。
以上が、OSS選定支援システム100のそれぞれの構成要素についての説明である。
次に、情報処理装置300の構成要素について説明する。
図2に示された適合算出部200は、入力された選定支援要求に対してOSSの適合の度合いを示すスコアを生成する。そして、適合算出部200は、当該スコアを出力する。
適合算出部200に入力される選定支援要求は、OSSの選定に関する要求を示す信号などであり、OSS評価テーブル400の評価項目に含まれる要素と当該要素の適合条件(選定条件とも称する)との組を含む。適合算出部200は、OSS評価テーブル400を参照しつつ、選定支援要求におけるそれぞれの適合条件に対するOSSの適合度合いを示すスコアを生成する。
図7は、選定支援要求502の例を示す図である。
図7に例が示されるように、選定支援要求502は、要素としてOSS評価テーブル400の評価項目(図7においては、ライセンス、コード規模、開発規模、バージョンアップ頻度、開発言語、動作環境)を1つ以上有し、それぞれの要素に対して適合条件と、フィルタリングと、並べ替えとの組を有する。
また、選定支援要求502は、内部利用実績と、外部評価と、総合との3つの要素を有し、それぞれの要素に対してフィルタリングと、並べ替えとの組を有する。さらに、選定支援要求502は、OSS名の要素を有し、OSS名は並び替えとの組を有する。
図7における適合条件は、以下のことを示す。
要素が「ライセンス」の適合条件である「ソースコード開示不要」は、そのOSSを利用する開発ソフトウェア物件について、ソースコードの開示が不要であることが、そのOSSを選定する条件であることを示す。
要素が「コード規模」の適合条件である「100000行以下」は、そのOSSのソースコードの行数が100000行以下であることが、そのOSSを選定する条件であることを示す。
要素が「開発者規模」の適合条件である「100人以上」は、そのOSSの開発者の人数が100人以上であることが、そのOSSを選定する条件であることを示す。
要素が「バージョンアップ頻度」の適合条件である「4回/年以上」は、そのOSSのバージョンアップが1年間に4回以上実施されていることが、そのOSSを選定する条件であることを示す。
要素が「開発言語」の適合条件である「C++」は、そのOSSの開発言語がC++であることが、そのOSSを選定する条件であることを示す。
要素が「動作環境」の適合条件である「Linux」(登録商標)は、そのOSSの動作する環境がLinux(登録商標)であることが、そのOSSを選定する条件であることを示す。
図7におけるフィルタリングは、OSSの選定条件を示す要素では1以上100以下の値を、内部利用実績および外部利用実績の2つの要素では1以上300以下の値を、総合の要素では1以上1200以下の値を、それぞれ指定することができる。フィルタリングの値を指定しない場合は0となり、フィルタリングを行わない。
図7における並べ替えは、すべての要素のうち1つに対して降順および昇順のいずれかを指定することができる。並べ替えを指定しない場合は、OSS名の降順に指定される。
図8は、すべてのOSSに対して出力されたスコアを示す更新前スコアテーブル500の例を示す図である。
図8に例が示されるように、更新前スコアテーブル500は、選定支援要求502のそれぞれの要素(評価項目)に対して出力されたスコアをOSSごとに示すテーブルである。
数値で算出することができる項目に関しては、適合条件とその数値との割合をそのままスコア(上限は100)とする。一方で、数値で算出することができない項目に関しては、スコアは、適合条件を満足する場合を100、満足していない場合を0とする。
たとえば、図8におけるOSS名が「P」である行は、以下のように示されている。
要素が「ライセンス」であるスコアの「100」は、その適合条件である「ソースコード開示不要」に対して、そのOSSの適合の度合いが100%であることを示す。
要素が「コード規模」であるスコアの「100」は、その適合条件である「100000行以下」に対して、そのOSSの適合の度合いが100%であることを示す。
たとえば、適合算出部200は、要素が「コード規模」の適合条件に対応する数値(100000行以下)を、そのOSSのコード規模で除した値の百分率を、適合の度合いとする。この場合、要素が「コード規模」であるスコアの「100」は、そのOSSのソースコードの行数が100000行以下であるということを示す。
要素が「開発者規模」であるスコアの「50」は、その適合条件である「100人以上」に対して、そのOSSの適合の度合いが50%であることを示す。
たとえば、適合算出部200は、そのOSSの開発者の人数を、要素が「開発者規模」の適合条件に対応する数値(100人以上)で除した値の百分率を、適合の度合いとする。この場合、要素が「開発者規模」であるスコアの「50」は、そのOSSの開発者の人数が50人であることを示す。
要素が「バージョンアップ頻度」であるスコアの「25」は、その適合条件である「4回/年以上」に対して、そのOSSの適合の度合いが25%であることを示す。
たとえば、適合算出部200は、そのOSSの1年間あたりのバージョンアップ回数を、要素が「バージョンアップ頻度」の適合条件に対応する数値(4回/年以上)で除した値の百分率を、適合の度合いとする。この場合、要素が「バージョンアップ頻度」であるスコアの「25」は、そのOSSの1年間あたりのバージョンアップ回数が1回であることを示す。
要素が「開発言語」であるスコアの「0」は、その適合条件である「C++」に対して、そのOSSの適合の度合いが0%であることを示す。
たとえば、適合算出部200は、要素が「開発言語」の適合条件について、その適合条件を満足していれば適合の度合いを100%と、その適合条件を満足していなければ0%と判定する。この場合、要素が「開発言語」であるスコアの「0」は、そのOSSが開発言語に「C++」を用いていないことを示す。
要素が「動作環境」であるスコアの「100」は、その適合条件の「Linux」(登録商標)に対して、そのOSSの適合の度合いが100%であることを示す。
たとえば、適合算出部200は、要素が「動作環境」の適合条件について、その適合条件を満足していれば適合の度合いを100%と、その適合条件を満足していなければ0%と判定する。この場合、要素が「動作環境」であるスコアの「100」は、そのOSSがLinux(登録商標)で動作可能であることを示す。
本実施の形態で示されたそれぞれの要素のスコアは一例であり、上記の例に関わらず、任意の形式で算出されてもよい。
選定支援部201は、適合算出部200で生成されたスコアに内部利用実績のスコア(利用実績スコア)と外部評価のスコア(外部評価スコア)と総合スコアとが追加された更新後スコアテーブル501Aを生成し、かつ、出力する。選定支援部201は、更新後スコアテーブル501Aを生成することによって、OSSの適合度合いを更新する。
その後、選定支援部201は、選定支援要求502のフィルタリングと並び替えとを用いて、更新後スコアテーブル501Bを生成する。そして、選定支援部201は、ユーザーに更新後スコアテーブル501Bを出力する。
具体的には、選定支援部201は、更新前スコアテーブル500をコピーして、それに対して利用実績スコアと外部評価スコアと総合スコアとのデータ項目が追加された途中生成スコアテーブルを生成する。
その後、選定支援部201は、OSSの内部の利用実績に応じて利用実績スコアを算出し、外部の評価内容に応じて外部評価スコアを算出して、それぞれ途中生成スコアテーブルに追加する。
最後に、選定支援部201は、総合スコアを算出し、途中生成スコアテーブルに追加する。総合スコアは、たとえば、それぞれの要素(評価項目)について算出されたスコアの和である。最終的にすべての追加が行われた途中生成スコアテーブルを更新後スコアテーブル501Aと称する。
さらに、選定支援部201は、更新後スコアテーブル501Aに対して選定支援要求502のフィルタリングを適用し、フィルタリングで指定された値未満の値である要素が含まれる行(OSS)を削除する。
その後、選定支援部201は、選定支援要求502の並べ替えを適用し、並び替えが指定されている要素の順に行を並び替える。
以上の処理が行われた更新後スコアテーブル501Aを、更新後スコアテーブル501Bと称する。
図9は、図8に示された更新前スコアテーブル500のスコアに、利用実績スコアと外部評価スコアと総合スコアとが追加された更新後スコアテーブル501Aの例を示す図である。
要素(評価項目)が「内部利用実績」であるスコアは、内部利用実績テーブル401の既開発物件に含まれる対象のOSSの割合に基づいて算出される。たとえば、以下の式に基づいて算出される。
利用実績スコア=(対象のOSSが用いられている既開発物件数/すべての既開発物件数)×300
本実施の形態で示された利用実績スコアは一例であり、上記の例に関わらず、任意の形式で算出されてもよい。
要素(評価項目)が「外部評価」であるスコアは、外部評価テーブル402のそれぞれのOSSに対して、すべての評価項目の評価値の合計などに基づいて算出される。すべての評価項目の評価値を合計する際には、たとえば、外部評価テーブル402のそれぞれの評価値をその列の評価値の最大値で除した値に75を掛けた値を合計する。
図6に示された例を参照すると、更新後スコアテーブル501AのOSS名が「P」であるOSSの、外部評価スコアは以下の式に基づいて算出される。
(100/1000)×75+(40/100)×75+(20/100)×75+(2000/5000)×75=82.5
本実施の形態で示された外部評価スコアは例であり、上記の例に関わらず、任意の形式で算出されてもよい。
総合スコアは、それぞれのOSSの更新前スコアテーブル500のスコアの合計に、利用実績スコアと外部評価スコアとを加算したものである。なお、総合スコアの算出方法は、上記の加算による場合に限られるものではなく、たとえば、更新前スコアテーブル500のスコアの合計、利用実績スコアまたは外部評価スコアのいずれかに所定の係数を掛けてから加算するものであってもよいし、加算以外の演算手法が用いられてもよい。
図10は、図9に示された更新後スコアテーブル501Aに選定支援要求502のフィルタリングと並び替えとが適用された更新後スコアテーブル501Bの例を示す図である。
選定支援要求502のフィルタリングは、すべての評価項目のうちの少なくとも1つに対して一定のしきい値を指定することができ、そのしきい値未満の行(OSS)を非表示にすることができる。フィルタリングが適用されている評価項目は、適用されたしきい値を大かっこ([ ])に挟んでその評価項目名の横(または下)に表示する。選定支援要求502でフィルタリングが指定されていない場合は、フィルタリングを適用しない。
選定支援要求502の並べ替えは、いずれか1つの評価項目に対して昇順と降順とを選択することができ、その順にすべての行を入れ替える。並び替えの対象としている評価項目は昇順の場合(スコアが低い順)は上矢印を、降順(スコアが高い順)の場合は下矢印をその評価項目名の横に表示する。選定支援要求502で並び替えが指定されていない場合は、たとえば、OSS名の降順(スコアが高い順)に並んでいるものとする。
図11は、本実施の形態に関する情報処理装置300を実現するためのコンピュータ700のハードウェア構成の例を示す図である。
図11に例が示されるように、コンピュータ700は、中央演算処理装置(central processing unit、すなわち、CPU)701と、記憶部702と、記憶装置703と、入力部704と、出力部705と、通信部706とを備える。
CPU701は、オペレーティングシステム(ここでは、図示せず)を動作させて、コンピュータ700の全体の動作を制御する。たとえば、CPU701は、記憶装置703から、そのプログラムまたはデータを読み込み、読み込んだそのプログラムまたはそのデータを記憶部702に書き込む。ここで、プログラムは、たとえば、後述の図12に示されるフローチャートの動作を、コンピュータ700に実行させるためのプログラムである。
そして、CPU701は、読み込んだプログラムにしたがって、または、読み込んだデータに基づいて、図2に示された適合算出部200および選定支援部201として、各種の処理を実行する。
記憶部702は、プログラムまたはデータを記憶する。たとえば、RAM(Random Access Memory)である。
記憶装置703は、たとえば、光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスクまたは半導体メモリである。記憶装置703は、プログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶する。
入力部704は、ユーザーによる操作の入力または外部からの情報の入力を受け付ける。入力操作に用いられるデバイスは、たとえば、マウス、キーボード、内蔵のキーボタンまたはタッチパネルなどである。
出力部705は、たとえば、ディスプレイで実現される。出力部705は、たとえば、グラフィカル・ユーザ・インターフェース(graphical user interface、すなわち、GUI)による入力要求または出力などの確認をするために用いられる。
通信部706は、ネットワーク900などを介して、OSS情報データベース310、内部利用実績データベース311または外部評価データベース312とのインターフェイスを実現する。通信部706は、適合算出部200および選定支援部201の一部として含まれる。
本実施の形態に関するハードウェア構成は例であり、上記の例に関わらず、任意の形式で構成されてもよい。
以上のように、図1に示された情報処理装置300の機能は、図11に示されたハードウェア構成のコンピュータ700によって実現される。
<ソフトウェア選定支援システムの動作について>
図12は、本実施の形態の動作の例を示すフローチャートである。
情報処理装置300は、ユーザーから選定支援要求502が入力されたことを契機に、図12に示されるフローチャートの動作を開始する。
まず、適合算出部200は、OSS情報データベース310内を検索して、入力された選定支援要求502におけるそれぞれの適合条件とOSS評価テーブル400におけるそれぞれの評価値とを照らし合わせて、それぞれの適合の度合いを示すスコアを算出する。そして、適合算出部200は、当該スコアが示された更新前スコアテーブル500を生成する(ステップST100)。
次に、適合算出部200は、生成された更新前スコアテーブル500を、選定支援部201へ出力する(ステップST101)。
次に、選定支援部201は、内部利用実績データベース311を検索して、内部利用実績のスコア(利用実績スコア)を算出する(ステップST102)。
次に、選定支援部201は、外部評価データベース312を検索して、外部評価のスコア(外部評価スコア)を算出する(ステップST103)。
次に、選定支援部201は、更新前スコアテーブル500に利用実績スコアと外部評価スコアと総合スコアとが追加された更新後スコアテーブル501Aを生成する(ステップST104)。
次に、選定支援部201は、更新後スコアテーブル501Aに対して、選定支援要求502に基づいて並び替えとフィルタリングとを適用し、更新後スコアテーブル501Bを生成する(ステップST105)。
最後に、選定支援部201は、生成された更新後スコアテーブル501Bを、図11に示された出力部705を介してユーザーに対して出力する(ステップST106)。
上記のような動作によって、OSSの選定において、外部評価を考慮しつつ、実績に即して適切なOSSを選定することが可能となる。
外部評価を用いることによって、より多くの人からの評価を得たOSSの選定が可能となる。内部利用実績のみを考慮すると、同じOSSの評価が上がり続けていき、新たな他のOSSを使う機会が少なくなる。一方で、外部評価を考慮すれば、これまで内部利用されていなかったOSSも選択可能となる。
また、本実施の形態によれば、OSSを選定する際の時間が短縮される。
その第1の理由は、総合スコアを表示することによって、一定の指標によって選出が可能になるからである。総合スコアがない場合、スコア全体での評価が分からずOSSの選定に時間がかかる。一方で、内部利用実績および外部評価を含むスコアの合計である総合スコアがある場合、スコアの全体的な評価を具体的に認識することができる。
第2の理由は、並び替えまたはフィルタリングによって、所望のOSSが選択しやすくなるからである。並び替えによって、ユーザーにとって重要な項目のスコアが大きい順に並べてOSSの選定が可能になり、フィルタリングによって、ユーザーの要求を満たさない一定以下の評価であるOSSを非表示にすることで、選択範囲を狭く限定することができる。
<以上に記載された実施の形態によって生じる効果について>
次に、以上に記載された実施の形態によって生じる効果の例を示す。なお、以下の説明においては、以上に記載された実施の形態に例が示された具体的な構成に基づいて当該効果が記載されるが、同様の効果が生じる範囲で、本願明細書に例が示される他の具体的な構成と置き換えられてもよい。すなわち、以下では便宜上、対応づけられる具体的な構成のうちのいずれか1つのみが代表して記載される場合があるが、代表して記載された具体的な構成が対応づけられる他の具体的な構成に置き換えられてもよい。
以上に記載された実施の形態によれば、ソフトウェア選定支援システムとしてのOSS選定支援システム100は、適合算出部200と、選定支援部201とを備える。適合算出部200は、ソフトウェア(たとえばOSS)の選定に関する要求である選定支援要求502が入力される。また、適合算出部200は、ソフトウェアの評価に関するソフトウェア評価テーブルを参照して選定支援要求502に対するソフトウェアの適合度合いを算出する。ここで、ソフトウェア評価テーブルは、たとえば、OSS評価テーブル400などに対応するものである。選定支援部201は、OSS選定支援システム100のユーザーによるソフトウェアの利用実績に関する内部利用実績テーブル401と、ユーザー以外によるソフトウェアの評価に関する外部評価テーブル402とに基づいて、算出されたソフトウェアの適合度合いを更新し、かつ、出力する。
また、以上に記載された実施の形態によれば、ソフトウェア選定支援システムは、プログラムを実行するCPU701と、実行されるプログラムを記憶する記憶部702または記憶装置703とを備える。そして、CPU701がプログラムを実行することによって、以下の動作が実現される。
すなわち、ソフトウェアの評価に関するOSS評価テーブル400を参照して、ソフトウェアの選定に関する要求である選定支援要求502に対するソフトウェアの適合度合いを算出する。そして、OSS選定支援システム100のユーザーによるソフトウェアの利用実績に関する内部利用実績テーブル401と、ユーザー以外によるソフトウェアの評価に関する外部評価テーブル402とに基づいて、算出されたソフトウェアの適合度合いを更新し、かつ、出力する。
このような構成によれば、OSSの選定において、外部評価を考慮しつつ、実績に即して適切なOSSを選定することが可能となる。
なお、上記の構成に本願明細書に例が示された他の構成を適宜追加した場合、すなわち、上記の構成としては言及されなかった本願明細書中の他の構成が適宜追加された場合であっても、同様の効果を生じさせることができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、適合算出部200が、ソフトウェアの適合度合いを、OSS評価テーブル400における少なくとも1つの評価項目ごとに更新前スコアとして算出する。ここで、更新前スコアは、たとえば、更新前スコアテーブル500に含まれる評価項目ごとのスコアなどに対応するものである。また、選定支援部201が、内部利用実績テーブル401におけるソフトウェアの利用実績に基づく利用実績スコアと、外部評価テーブル402におけるソフトウェアの評価に基づく外部評価スコアとを更新前スコアテーブル500に含まれるスコアに合わせて更新後スコアを生成することによって、ソフトウェアの適合度合いを更新する。ここで、更新後スコアは、たとえば、更新後スコアテーブル501Aまたは更新後スコアテーブル501Bに含まれる総合スコアなどに対応するものである。このような構成によれば、更新後スコアテーブル501Bに、更新前スコアテーブル500におけるそれぞれの要素(評価項目)のスコアと利用実績スコアと外部評価スコアとが合わせられた総合スコアが含まれることによって、総合スコアを用いて容易にソフトウェアの選定を行うことができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、選定支援部201が、更新後スコアテーブル501Bに含まれる総合スコアが高い順に並べ替えて、更新されたソフトウェアの適合度合いを表示する。このような構成によれば、更新後スコアテーブル501Bにおけるいずれかの要素(評価項目)のスコアが高い順にソフトウェアの適合度合いを並べ替えて表示することによって、所望のスコアが高いソフトウェアを容易に選定することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、選定支援部201が、更新前スコアテーブル500における評価項目ごとのスコア、利用実績スコアおよび外部評価スコアのうちの少なくとも1つをそれぞれに対してあらかじめ定められたしきい値と比較し、かつ、更新前スコアテーブル500における評価項目ごとのスコア、利用実績スコアおよび外部評価スコアのいずれもがしきい値未満でない更新されたソフトウェアの適合度合いのみを表示する。このような構成によれば、更新後スコアテーブル501Bにおけるすべての要素(評価項目)のスコアがしきい値以上であるソフトウェアの適合度合いのみを表示することによって、所定の条件を満たすソフトウェアを容易に選定することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、情報処理装置は、適合算出部200と、選定支援部201とを備える。適合算出部200は、ソフトウェアの選定に関する要求である選定支援要求502が入力される。また、適合算出部200は、ソフトウェアの評価に関するOSS評価テーブル400を参照して選定支援要求502に対するソフトウェアの適合度合いを算出する。選定支援部201は、OSS選定支援システム100のユーザーによるソフトウェアの利用実績に関する内部利用実績テーブル401と、ユーザー以外によるソフトウェアの評価に関する外部評価テーブル402とに基づいて、算出されたソフトウェアの適合度合いを更新し、かつ、出力する。
このような構成によれば、OSSの選定において、外部評価を考慮しつつ、実績に即して適切なOSSを選定することが可能となる。
以上に記載された実施の形態によれば、ソフトウェア選定支援方法において、ソフトウェアの評価に関するOSS評価テーブル400を参照して、ソフトウェアの選定に関する要求である選定支援要求502に対するソフトウェアの適合度合いを算出する。そして、OSS選定支援システム100のユーザーによるソフトウェアの利用実績に関する内部利用実績テーブル401と、ユーザー以外によるソフトウェアの評価に関する外部評価テーブル402とに基づいて、算出されたソフトウェアの適合度合いを更新し、かつ、出力する。
このような構成によれば、OSSの選定において、外部評価を考慮しつつ、実績に即して適切なOSSを選定することが可能となる。
なお、特段の制限がない場合には、それぞれの処理が行われる順序は変更することができる。
また、上記の構成に本願明細書に例が示された他の構成を適宜追加した場合、すなわち、上記の構成としては言及されなかった本願明細書中の他の構成が適宜追加された場合であっても、同様の効果を生じさせることができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、ソフトウェアの適合度合いを算出することが、OSS評価テーブル400における少なくとも1つの評価項目ごとに更新前スコアとしてソフトウェアの適合度合いを算出することである。そして、ソフトウェアの適合度合いを更新することが、内部利用実績テーブル401におけるソフトウェアの利用実績に基づく利用実績スコアと、外部評価テーブル402におけるソフトウェアの評価に基づく外部評価スコアとを更新前スコアテーブル500に含まれるスコアに合わせて更新後スコアを生成することによって、ソフトウェアの適合度合いを更新することである。このような構成によれば、更新後スコアテーブル501Bに、更新前スコアテーブル500におけるそれぞれの要素のスコアと利用実績スコアと外部評価スコアとが合わせられた総合スコアが含まれることによって、総合スコアを用いて容易にソフトウェアの選定を行うことができる。
<以上に記載された実施の形態の変形例について>
以上に記載された実施の形態では、それぞれの構成要素の寸法、形状、相対的配置関係または実施の条件などについても記載する場合があるが、これらはすべての局面においてひとつの例であって、限定的なものではない。
したがって、例が示されていない無数の変形例と均等物とが、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。たとえば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合が含まれるものとする。
また、矛盾が生じない限り、以上に記載された実施の形態において「1つ」の構成要素が備えられる、と記載された場合に、当該構成要素が「1つ以上」備えられていてもよい。
さらに、以上に記載された実施の形態におけるそれぞれの構成要素は概念的な単位であって、本願明細書に開示される技術の範囲内には、1つの構成要素が複数の構造物から成る場合と、1つの構成要素がある構造物の一部に対応する場合と、さらには、複数の構成要素が1つの構造物に備えられる場合とを含むものとする。
また、以上に記載された実施の形態におけるそれぞれの構成要素には、同一の機能を発揮する限り、他の構造または形状を有する構造物が含まれるものとする。
また、本願明細書における説明は、本技術に関連するすべての目的のために参照され、いずれも、従来技術であると認めるものではない。
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
ソフトウェアの選定支援を行うソフトウェア選定支援システムであり、
前記ソフトウェアの選定に関する要求である選定支援要求が入力され、かつ、前記ソフトウェアの評価に関するソフトウェア評価テーブルを参照して前記選定支援要求に対する前記ソフトウェアの適合度合いを算出するための適合算出部と、
前記ソフトウェア選定支援システムのユーザーによる前記ソフトウェアの利用実績に関する内部利用実績テーブルと、前記ユーザー以外による前記ソフトウェアの評価に関する外部評価テーブルとに基づいて、算出された前記ソフトウェアの前記適合度合いを更新し、かつ、出力するための選定支援部とを備える、
ソフトウェア選定支援システム。
(付記2)
付記1に記載のソフトウェア選定支援システムであり、
前記適合算出部が、前記ソフトウェアの前記適合度合いを、前記ソフトウェア評価テーブルにおける少なくとも1つの評価項目ごとに更新前スコアとして算出し、
前記選定支援部が、前記内部利用実績テーブルにおける前記ソフトウェアの利用実績に基づく利用実績スコアと、前記外部評価テーブルにおける前記ソフトウェアの評価に基づく外部評価スコアとを前記更新前スコアに合わせて更新後スコアを生成することによって、前記ソフトウェアの前記適合度合いを更新する、
ソフトウェア選定支援システム。
(付記3)
付記2に記載のソフトウェア選定支援システムであり、
前記選定支援部が、前記更新後スコアが高い順に並べ替えて、更新された前記ソフトウェアの前記適合度合いを表示する、
ソフトウェア選定支援システム。
(付記4)
付記2または3に記載のソフトウェア選定支援システムであり、
前記選定支援部が、前記評価項目ごとの前記更新前スコア、前記利用実績スコアおよび前記外部評価スコアのうちの少なくとも1つをそれぞれに対してあらかじめ定められたしきい値と比較し、かつ、前記評価項目ごとの前記更新前スコア、前記利用実績スコアおよび前記外部評価スコアのいずれもが前記しきい値未満でない更新された前記ソフトウェアの前記適合度合いのみを表示する、
ソフトウェア選定支援システム。
(付記5)
ソフトウェアの選定支援を行うソフトウェア選定支援システムに設けられる情報処理装置であり、
前記ソフトウェアの選定に関する要求である選定支援要求が入力され、かつ、前記ソフトウェアの評価に関するソフトウェア評価テーブルを参照して前記選定支援要求に対する前記ソフトウェアの適合度合いを算出するための適合算出部と、
前記ソフトウェア選定支援システムのユーザーによる前記ソフトウェアの利用実績に関する内部利用実績テーブルと、前記ユーザー以外による前記ソフトウェアの評価に関する外部評価テーブルとに基づいて、算出された前記ソフトウェアの前記適合度合いを更新し、かつ、出力するための選定支援部とを備える、
情報処理装置。
(付記6)
ソフトウェアの選定支援を行うソフトウェア選定支援システムを用いるソフトウェア選定支援方法であり、
前記ソフトウェアの評価に関するソフトウェア評価テーブルを参照して、前記ソフトウェアの選定に関する要求である選定支援要求に対する前記ソフトウェアの適合度合いを算出し、
前記ソフトウェア選定支援システムのユーザーによる前記ソフトウェアの利用実績に関する内部利用実績テーブルと、前記ユーザー以外による前記ソフトウェアの評価に関する外部評価テーブルとに基づいて、算出された前記ソフトウェアの前記適合度合いを更新し、かつ、出力する、
ソフトウェア選定支援方法。
(付記7)
付記6に記載のソフトウェア選定支援方法であり、
前記ソフトウェアの前記適合度合いを算出することが、前記ソフトウェア評価テーブルにおける少なくとも1つの評価項目ごとに更新前スコアとして前記ソフトウェアの前記適合度合いを算出することであり、
前記ソフトウェアの前記適合度合いを更新することが、前記内部利用実績テーブルにおける前記ソフトウェアの利用実績に基づく利用実績スコアと、前記外部評価テーブルにおける前記ソフトウェアの評価に基づく外部評価スコアとを前記更新前スコアに合わせて更新後スコアを生成することによって、前記ソフトウェアの前記適合度合いを更新することである、
ソフトウェア選定支援方法。
200 適合算出部、201 選定支援部、300 情報処理装置、401 内部利用実績テーブル、402 外部評価テーブル、502 選定支援要求。

Claims (7)

  1. ソフトウェアの選定支援を行うソフトウェア選定支援システムであり、
    前記ソフトウェアの選定に関する要求である選定支援要求が入力され、かつ、前記ソフトウェアの評価に関するソフトウェア評価テーブルを参照して前記選定支援要求に対する前記ソフトウェアの適合度合いを算出するための適合算出部と、
    前記ソフトウェア選定支援システムのユーザーによる前記ソフトウェアの利用実績に関する内部利用実績テーブルと、前記ユーザー以外による前記ソフトウェアの評価に関する外部評価テーブルとに基づいて、算出された前記ソフトウェアの前記適合度合いを更新し、かつ、出力するための選定支援部とを備える、
    ソフトウェア選定支援システム。
  2. 請求項1に記載のソフトウェア選定支援システムであり、
    前記適合算出部が、前記ソフトウェアの前記適合度合いを、前記ソフトウェア評価テーブルにおける少なくとも1つの評価項目ごとに更新前スコアとして算出し、
    前記選定支援部が、前記内部利用実績テーブルにおける前記ソフトウェアの利用実績に基づく利用実績スコアと、前記外部評価テーブルにおける前記ソフトウェアの評価に基づく外部評価スコアとを前記更新前スコアに合わせて更新後スコアを生成することによって、前記ソフトウェアの前記適合度合いを更新する、
    ソフトウェア選定支援システム。
  3. 請求項2に記載のソフトウェア選定支援システムであり、
    前記選定支援部が、前記更新後スコアが高い順に並べ替えて、更新された前記ソフトウェアの前記適合度合いを表示する、
    ソフトウェア選定支援システム。
  4. 請求項2または3に記載のソフトウェア選定支援システムであり、
    前記選定支援部が、前記評価項目ごとの前記更新前スコア、前記利用実績スコアおよび前記外部評価スコアのうちの少なくとも1つをそれぞれに対してあらかじめ定められたしきい値と比較し、かつ、前記評価項目ごとの前記更新前スコア、前記利用実績スコアおよび前記外部評価スコアのいずれもが前記しきい値未満でない更新された前記ソフトウェアの前記適合度合いのみを表示する、
    ソフトウェア選定支援システム。
  5. ソフトウェアの選定支援を行うソフトウェア選定支援システムに設けられる情報処理装置であり、
    前記ソフトウェアの選定に関する要求である選定支援要求が入力され、かつ、前記ソフトウェアの評価に関するソフトウェア評価テーブルを参照して前記選定支援要求に対する前記ソフトウェアの適合度合いを算出するための適合算出部と、
    前記ソフトウェア選定支援システムのユーザーによる前記ソフトウェアの利用実績に関する内部利用実績テーブルと、前記ユーザー以外による前記ソフトウェアの評価に関する外部評価テーブルとに基づいて、算出された前記ソフトウェアの前記適合度合いを更新し、かつ、出力するための選定支援部とを備える、
    情報処理装置。
  6. ソフトウェアの選定支援を行うソフトウェア選定支援システムを用いるソフトウェア選定支援方法であり、
    前記ソフトウェアの評価に関するソフトウェア評価テーブルを参照して、前記ソフトウェアの選定に関する要求である選定支援要求に対する前記ソフトウェアの適合度合いを算出し、
    前記ソフトウェア選定支援システムのユーザーによる前記ソフトウェアの利用実績に関する内部利用実績テーブルと、前記ユーザー以外による前記ソフトウェアの評価に関する外部評価テーブルとに基づいて、算出された前記ソフトウェアの前記適合度合いを更新し、かつ、出力する、
    ソフトウェア選定支援方法。
  7. 請求項6に記載のソフトウェア選定支援方法であり、
    前記ソフトウェアの前記適合度合いを算出することが、前記ソフトウェア評価テーブルにおける少なくとも1つの評価項目ごとに更新前スコアとして前記ソフトウェアの前記適合度合いを算出することであり、
    前記ソフトウェアの前記適合度合いを更新することが、前記内部利用実績テーブルにおける前記ソフトウェアの利用実績に基づく利用実績スコアと、前記外部評価テーブルにおける前記ソフトウェアの評価に基づく外部評価スコアとを前記更新前スコアに合わせて更新後スコアを生成することによって、前記ソフトウェアの前記適合度合いを更新することである、
    ソフトウェア選定支援方法。
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