JP2024044179A - パケット変換装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】STLPパケットをXMIパケットに変換し、適切な順序で出力することができる。【解決手段】パケット変換装置10は、階層ごとに設けられ、対応する階層の複数のTLVパケットを、TLVバイトオフセットに基づき連結してFECブロックを生成するFECブロック生成部105と、階層ごとに設けられ、生成された対応する階層のFECブロックを所定サイズのデータユニットに分割するデータユニット生成部107と、階層ごとに設けられ、データユニットを格納するデータユニットバッファ108と、同期制御情報を格納したXMIパケットを生成するとともに、1OFDMフレームにおける各階層のデータユニットの比率が所定値となるように、データユニットバッファ108に格納されたデータユニットを並べ替え、該並び替えたデータユニットを順に格納して、XMIパケットを生成するXMI生成部117と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、次世代の地上デジタル放送における局間通信への適用が検討されているSTLP(Studio to Transmitter Link Protocol)パケットを、XMI(eXtensible Modulation Interface)パケットに変換するパケット変換装置およびプログラムに関する。
現行の地上デジタル放送であるISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)では、演奏所から放送所までのコンテンツ伝送回線にTS(Transport Stream)パケットが利用されている。一方、次世代の地上デジタル放送においては、演奏所から放送所までのコンテンツ伝送回線にIP(Internet Protocol)形式のパケット(以下、「STLPパケット」と称する。)を用いることが検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2022-071760号公報
次世代地上デジタル放送の伝送回線では、STLPパケットおよびXMIパケットを用いることが主に検討されているため、パケット伝送に係る最多重化装置および変調装置などの装置は、STLPパケットおよびXMIパケットの双方に対応している必要がある。しかしながら、現状の変調装置としては、XMIパケットの入力に対応した装置しか存在しないため、STLPパケットを変調装置の入力インタフェースとして利用することができない。STLPパケットを次世代地上デジタル放送のコンテンツ伝送回線で利用するためには、STLPパケットを変調装置の入力インタフェースであるXMIパケットに変換する必要がある。
また、隣接する放送エリアで同一のチャンネルを使用するSFN(Single Frequency Network)を成立させるためには、異なる放送所で変換されたXMIパケットは全て同一である必要がある。しかしながら、STLPパケットとXMIパケットとは、基本構成が異なっており、また、STLPパケットおよびXMIパケットが生成される際の、コンテンツのデータ信号を格納するTLV(Type Length Value)パケットの構成順序が異なる。そのため、これらのパケットを単純に変換することはできない。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、STLPパケットをXMIパケットに変換し、適切な順序で出力することができるパケット変換装置およびプログラムを提供することにある。
(1)本開示に係るパケット変換装置は、TLVパケットを格納可能な第1の形式のパケットが入力され、該入力された第1の形式のパケットを、所定サイズのデータユニットを格納可能な第2の形式のパケットに変換して、OFDMフレームを生成する変調装置に出力するパケット変換装置であって、前記第1の形式のパケットには、同期制御情報を格納した第1のパケットと、階層ごとのデータ信号を格納した前記TLVパケットを格納した第2のパケットとが含まれ、前記第2の形式のパケットには、前記同期制御情報を格納した第3のパケットと、複数の前記TLVパケットを連結して構成されたFECブロックを前記所定サイズに分割した前記データユニットを格納した第4のパケットとが含まれ、前記第2のパケットには、前記OFDMフレームを構成し、複数の前記TLVパケットを連結して構成されるFECブロックにおける前記第2のパケットに格納されたTLVパケットの位置を示すTLVバイトオフセットが含まれ、前記第1のパケットが入力されると、該第1のパケットに格納された前記同期制御情報を抽出し、前記第2のパケットが入力されると、該第2のパケットに格納された前記TLVパケットを抽出する抽出部と、階層ごとに設けられ、前記抽出部により抽出された、対応する階層の複数のTLVパケットを、前記TLVバイトオフセットに基づき連結して前記FECブロックを生成するFECブロック生成部と、階層ごとに設けられ、前記FECブロック生成部により生成された、対応する階層のFECブロックを前記所定サイズのデータユニットに分割するデータユニット生成部と、階層ごとに設けられ、前記データユニット生成部により分割されたデータユニットを格納するデータユニットバッファと、前記抽出部により抽出された前記同期制御情報を格納した前記第3のパケットを生成するとともに、1OFDMフレームにおける各階層のデータユニットの比率が所定値となるように、前記データユニットバッファに格納されたデータユニットを並べ替え、該並び替えたデータユニットを順に格納して、前記第4のパケットを生成するパケット生成部と、を備える。
(2) (1)に記載のパケット変換装置において、前記同期制御情報には、TMCC情報が含まれ、前記TMCC情報には、該TMCC情報の更新の有無を示すTMCC情報更新フラグが含まれ、前記パケット変換装置の起動直後に入力された前記第1のパケットから前記抽出部により抽出された同期制御情報に含まれるTMCC情報における前記TMCC情報更新フラグに、前記TMCC情報が更新されたことを示す値を設定するTMCC生成部をさらに備える。
(3) (1)または(2)に記載のパケット変換装置において、前記同期制御情報には、TMCC情報が含まれ、前記TMCC情報には、該TMCC情報の更新の有無を示すTMCC情報更新フラグが含まれ、前記第1の形式のパケットのパケットロスを検出すると、前記パケットロスの検出後に受信した前記第1のパケットから前記抽出部により抽出された同期制御情報に含まれるTMCC情報における前記TMCC情報更新フラグに、前記TMCC情報が更新されたことを示す値を設定するTMCC生成部をさらに備える。
(4)本開示に係るプログラムは、コンピュータを、(1)から(3)のいずれかに記載のパケット変換装置として動作させる。
本発明に係るパケット変換装置およびプログラムによれば、STLPパケットをXMIパケットに変換し、適切な順序で出力することができる。
STLPパケットの構成例を示す図である。 TLVパケットの構成例を示す図である。 XMIパケットの構成例を示す図である。 同期制御情報の構成例を示す図である。 本開示の一実施形態に係るパケット変換装置を含む送信システムの構成例を示す図である。 本開示の一実施形態に係るパケット変換装置の構成例を示す図である。 FECブロックの構成例を示す図である。 階層別フレームの構成例を示す図である 図6に示すDU生成部によるデータユニットの生成について説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、STLPパケットおよびXMIパケットについて説明する。なお、現行のISDB-Tでは、同一チャンネルの中で、伝送耐性および伝送容量が異なる複数の階層のデータ信号を同時に伝送する階層伝送が行われている。また、高度化方式では、本線信号(各階層で伝送されるコンテンツのデータ信号)よりも低遅延(Low Latency)での伝送が行われるチャンネル(LLch)で、緊急地震速報などを伝送することが検討されている。以下では、3階層(A階層、B階層およびC階層)の階層伝送およびLLch(L0chおよびL1ch)での伝送が行われるものとして説明する。
図1は、STLPパケットの構成例を示す図である。図1において、各フィールドに付された数字は、各フィールドのバイト数の一例を示す。
図1に示すように、STLPパケットは、IPv4ヘッダと、UDP(User Datagram Protocol)ヘッダと、STLPヘッダと、データ領域と、を含む。STLPヘッダは、パケット種別と、予約領域と、シーケンス番号(Seq. No.)と、タイムスタンプと、を含む。データ領域は可変長である。したがって、STLPパケットは、可変長のパケットである。
STLPパケットには、図1(a)に示す、データ領域に同期制御情報を格納したSTLPパケット(第1のパケット)と、図1(b)に示す、データ領域にTLVパケット(Data-TLV)を格納したSTLPパケット(第2のパケット)と、図1(c)に示す、データ領域にTLVパケット(Null-TLV)を格納したSTLPパケットと、が含まれる。Data-TLVは、各階層のデータ信号を格納したTLVパケットである。
図2は、TLVパケットの構成例を示す図である。図2において、各フィールドに付された数字は、各フィールドのビット数の一例を示す。
図2に示すように、TLVパケットは、予約領域と、パケット種別と、データ長と、データ領域と、を含む。パケット種別は、TLVパケットの種別を示す。パケット種別により、A階層、B階層、C階層およびLLchのデータ信号が格納されているかを特定することができる。データ長は、データ領域に格納されるデータのサイズを示す。予約領域は、例えば全ビットを“1”としてよい。Null-TLVは、図2に示すTLVパケットにおけるパケット種別(8ビット=1バイト)およびデータ長(16ビット=2バイト)のみからなる3バイトのパケットである。
図1を再び参照すると、図1(b)に示す、データ領域にData-TLVを格納したSTLPパケット、および、図1(c)に示す、データ領域にNull-TLVを格納したSTLPパケットは、TLVバイトオフセットと、同期信号(Sync)と、をさらに含む。TLVバイトオフセットは、後述する変調装置3が生成するOFDMを構成し、複数のTLVを連結したFECブロックにおけるTLVパケットの位置(格納場所)を示す情報である。
次に、XMIパケットについて説明する。図3は、XMIパケットの構成例を示す図である。図3において、各フィールドに付された数字は、各フィールドのバイト数の一例を示す。
図3に示すように、XMIパケットは、ヘッダとして、IPv4ヘッダと、UDPヘッダと、MMTP(MMT Protocol)パケットのヘッダ(MMTPヘッダ)と、XMIヘッダと、を含む。MMTPパケットは、階層ごとにコンテンツのデータ信号を多重化して出力する多重化装置から出力される、MMT(MPEG Media Transport)形式のパケットである。
XMIパケットは、図3(a)に示す、データ領域に同期制御情報が格納されたXMIパケット(第3のパケット)と、図3(b),(c)に示す、データ領域にデータユニットが格納されたXMIパケット(第4のパケット)と、図3(d)に示すデータ領域にスタッフビットのみが格納されたXMIパケットとが存在する。図3(b)は、データ領域にデータユニットのみが格納されたXMIパケットを示し、図3(c)は、データ領域にデータユニットおよびスタッフビットが格納されたXMIパケットを示す。データユニットは、詳細は後述するが、階層ごとに、データ信号を格納した複数のTLVパケットを連結して構成されたFECブロックを所定サイズに分割したものである。
図3に示すように、XMIパケットは固定長である。そのため、XMIパケットを固定長に保つために、同期制御情報および所定サイズに満たないデータユニットに対してスタッフビットを付加するスタッフィングが行われる。また、データが存在しない場合は、図3(d)に示すようにスタッフビットを送ることで一定レートに保つことができる。
図4は、同期制御情報の構成例を示す図である。図4において、各フィールドに付された数字は、各フィールドのビット数の一例を示す。
図4に示すように、同期制御情報は、送信タイムスタンプと、閏秒指示子と、予約領域と、L0情報フィールドバイト数と、L1情報フィールドバイト数と、次フレーム同期制御情報と、を含む。送信タイムスタンプはパケットを送信すべき時刻を示す。閏秒指示子は、後述する再多重化装置2のシステムクロックに対し閏秒調整を実施する際、送信タイムスタンプがいつのシステムクロックに基づいて設定されるかを示す。L0情報フィールドバイト数は、L0情報フィールドのデータ長をバイト数で示す。L1情報フィールドバイト数は、L1情報フィールドのデータ長をバイト数で示す。次フレーム同期制御情報は、次のOFDMフレームの同期制御情報を示す。
次フレーム同期制御情報は、4つの予約領域と、切り替えタイミング指標と、ガードインターバル(GI(Guard Interval))比と、伝送モードと、TMCC情報(非部分受信帯域、部分受信帯域)と、ネットワーク同期情報と、を含む。
切り替えタイミング指標は、伝送モードおよびGI比の切り替えを行うタイミングを示す。ガードインターバルは、前後の時間のデータとお互いに干渉しないために設けられる区間である。GI比は3ビットで表される。伝送モードは、符号化サイズを示す。TMCC情報(非部分受信帯域)は、全てのセグメントを受信する端末向けのTMCC情報である。TMCC情報(部分受信帯域)は、全てのセグメントの内の一部(例えば、中心の9セグメント)だけを受信する端末向けのTMCC情報である。ネットワーク同期情報は、SFNを構築するための遅延時間の制御などを含む情報である。
TMCC情報(非部分受信帯域)は、システム識別と、伝送帯域識別と、TMCC情報更新フラグと、伝送パラメータ切り替え指標と、部分受信フラグと、伝送パラメータ情報(A階層、B階層、C階層)と、FECブロックポインタ(A階層、B階層、C階層)と、LDM情報と、予約領域と、を含む。
システム識別は、放送システムを識別するための情報である。伝送帯域識別は、データ伝送に用いる伝送帯域を識別するための情報である。TMCC情報更新フラグは、TMCC情報(非部分受信帯域)の更新の有無を示す。伝送パラメータ切り替え指標は、伝送パラメータを切り替える場合に、切り替えタイミングを通知するために用いられる。部分受信フラグは、伝送帯域中央のセグメントが部分受信に設定されるか否かを示す。伝送パラメータ(A階層)は、A階層のデータ信号を伝送するための伝送パラメータを示す。伝送パラメータ(B階層)は、B階層のデータ信号を伝送するための伝送パラメータを示す。伝送パラメータ(C階層)は、C階層のデータ信号を伝送するための伝送パラメータを示す。FECブロックポインタ(A階層)は、OFDMフレームにおけるA階層のFECブロックの先頭位置を示す情報である。FECブロックポインタ(B階層)は、OFDMフレームにおけるB階層のFECブロックの先頭位置を示す情報である。FECブロックポインタ(C階層)は、OFDMフレームにおけるC階層のFECブロックの先頭位置を示す情報である。LDM情報は、同一チャンネルにレベル差のある電波を重ねて送信し、受信側にて各々の信号を受信する、LDM(Layered Division Multiplexing)に関する情報である。
TMCC情報(部分受信帯域)は、システム識別と、伝送帯域識別と、TMCC情報更新フラグと、伝送パラメータ切り替え指標と、部分受信フラグと、伝送パラメータ(A階層、B階層、C階層)と、部分受信インターリーブと、FECブロックポインタ(A階層)と、LDM情報と、LDM情報(C階層)と、予約領域と、を含む。
システム識別は、放送システムを識別するための情報である。伝送帯域識別は、データ伝送に用いる伝送帯域を識別するための情報である。TMCC情報更新フラグは、TMCC情報(部分受信帯域)の更新の有無を示す。伝送パラメータ切り替え指標は、伝送パラメータを切り替える場合に、切り替えタイミングを通知するために用いられる。部分受信フラグは、伝送帯域中央のセグメントが部分受信に設定されるか否かを示す。伝送パラメータ(A階層)は、A階層のデータ信号を伝送するための伝送パラメータを示す。部分受信インターリーブは、A階層のデータ信号に対して用いられる部分受信インターリーブの種類を示す。FECブロックポインタ(A階層)は、OFDMフレームにおけるA階層のFECブロックの先頭位置を示す。伝送パラメータ(B階層)は、B階層のデータ信号を伝送するための伝送パラメータを示す。伝送パラメータ(C階層)は、C階層のデータ信号を伝送するための伝送パラメータを示す。
TMCC情報(非部分受信帯域)に含まれる伝送パラメータ情報(A階層、B階層、C階層)およびTMCC情報(部分受信帯域)に含まれる伝送パラメータ情報(A階層)は、SISO/MISOフラグと、セグメント数と、キャリア変調方式と、コンスタレーション識別と、誤り訂正符号長と、LDPC符号化率と、時間インターリーブ長と、データキャリアブースト比と、パイロットパターンと、パイロット符号化と、全キャリアパイロットフラグと、を含む。
SISO/MISOフラグは、対象の階層のデータ信号に対して、SISO(Single-Input Single-Output)およびMISO(Multi-Input Single-Output)のいずれが用いられているかを示す。セグメント数は、対象の階層のデータ信号の送信に用いられるセグメント数を示す。キャリア変調方式は、対象の階層のデータ信号に対するキャリア変調方式を示す。コンスタレーション識別は、対象の階層のデータ信号に対するコンスタレーションが均一であるか否かについて示す。誤り訂正符号長は、対象の階層のデータ信号に対する誤り訂正符号長を示す。LDPC符号化率は、対象の階層のデータ信号に対するLDPC(Low Density Parity Check)符号化の符号化率を示す。時間インターリーブ長は、対象の階層のデータ信号に対する時間インターリーブ長を示す。データキャリアブースト比は、対象の階層のデータ信号の電力ブースト比を示す。パイロットパターンは、対象の階層のデータ信号に対するパイロット信号のパターンを示す。パイロット符号化は、対象の階層のデータ信号に対するパイロット符号化方式を示す。全キャリアパイロットフラグは、対象の階層のデータ信号に対して全キャリアパイロットが用いられているか否かを示す。
TMCC情報(部分受信帯域)に含まれる伝送パラメータ情報(B階層、C階層)は、セグメント数と、キャリア変調方式と、コンスタレーション識別と、パイロットパターンと、を含む。LDM情報は、LDMフラグと、インジェクションレベルと、を含む。LDMフラグは、LDMを適用した信号であるか否かを示す。インジェクションレベルは、LDMにおける、上側階層の変調波レベルと下側階層の変調波レベルの差(電力の差)を示す。LDM情報(C階層)は、誤り訂正符号長と、LDPC符号化率と、FECブロックポインタ(C階層)と、を含む。
次に、本開示の一実施形態に係るパケット変換装置10について説明する。
図5は、本実施形態に係るパケット変換装置10を含む、送信システム1の構成例を示す図である。
図5に示すように、送信システム1は、再多重化装置2と、パケット変換装置10と、変調装置3とを備える。
再多重化装置2は、階層伝送の各階層のデータ信号およびLLchのデータ信号などを再多重化した再多重化フレームを構成し、パケット変換装置10に出力する。具体的には、各階層のデータ信号あるいは各階層のデータ信号の伝送に関する制御情報であるTMCC情報などを格納した、STLP形式のパケット(STLPパケット(第1の形式のパケット))あるいはXMI形式のパケット(XMIパケット(第2の形式のパケット))を生成し、パケット変換装置10に出力する。このように、再多重化装置2は、STLPあるいはXMIに対応した装置である。
変調装置3は、誤り訂正符号化、キャリア変調などの所定の処理を行ってOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)フレームを生成し、生成したOFDMフレームに対して、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)処理およびガードインターバル(GI:Guard Interval)の付加を行い、不図示の送信機に出力する。上述したように、現状の変調装置3としては、XMIパケットの入力に対応した装置しか存在しない。
パケット変換装置10は、再多重化装置2がSTLPに対応した装置である場合、再多重化装置2から出力されたSTLPパケットをXMIパケットに変換して、変調装置3に出力する。パケット変換装置10は、再多重化装置2がXMIに対応した装置である場合、再多重化装置2から出力されたXMIパケットをそのまま、変調装置3に出力する。上述したように、STLPパケットは、各階層のデータ信号を格納したTLVパケットを格納可能である。また、XMIパケットは、所定サイズのデータユニットを格納可能である。したがって、本実施形態に係るパケット変換装置10は、TLVパケットを格納可能なSTLPパケット(第1の形式のパケット)が入力され、入力されたSTLPパケットを、所定サイズのデータユニットを格納な可能なXMIパケット(第2の形式のパケット)に変換して、変調装置3に出力する。
図6は、本実施形態に係るパケット変換装置10の構成例を示す図である。
図6に示すように、本実施形態に係るパケット変換装置10は、XMI/STLP受信部101と、受信バッファ102と、抽出部103と、TLVバッファ104A,104B,104C、109,112と、FB生成部105A,105B,105Cと、FBバッファ106A,106B,106Cと、DU生成部107A,107B,107Cと、DUバッファ108A,108B,108Cと、LLch生成部110,113と、LLchバッファ111,114と、TMCC生成部115と、TMCCバッファ116と、XMI生成部117と、XMIバッファ118と、XMI送信部119と、を備える。
TLVバッファ104A、FB生成部105A、FBバッファ106A、DU生成部107AおよびDUバッファ108AはA階層に対応して設けられている。TLVバッファ104B、FB生成部105B、FBバッファ106B、DU生成部107BおよびDUバッファ108BはB階層に対応して設けられている。TLVバッファ104C、FB生成部105C、FBバッファ106C、DU生成部107CおよびDUバッファ108C
はC階層に対応して設けられている。TLVバッファ109、LLch生成部110およびLLchバッファ111はL0chに対応して設けられている。TLVバッファ112、LLch生成部113およびLLchバッファ114はL1chに対応して設けられている。
XMI/STLP受信部101は、再多重化装置2から出力されたXMIパケットまたはSTLPパケットを受信する。XMI/STLP受信部101は、XMIパケットを受信した場合には、受信したXMIパケットをそのままXMIバッファ118に格納する。XMI/STLP受信部101は、STLPパケットを受信した場合には、受信したSTLPパケットを受信バッファ102に格納する。
抽出部103は、受信バッファ102に格納されたSTLPパケットのSTLPヘッダに含まれるパケット種別を参照し、そのSTLPパケットの種別を識別する。具体的には、抽出部103は、パケット種別を参照し、STLPパケットのデータ領域に、TLVパケット(A階層、B階層、C階層、L0ch、L1ch)が格納されているか、同期制御情報が格納されているかを判定する。
抽出部103は、STLPパケットのデータ領域にA階層、B階層またはC階層のTLVパケットが格納されていると判定した場合、当該STLPパケットに格納されているTLVパケットを抽出し、対応する階層のTLVバッファ104に格納する。また、抽出部103は、STLPパケットのデータ領域にL0chまたはL1chのTLVパケットが格納されていると判定した場合、当該STLPパケットに格納されているTLVパケットを抽出し、対応するTLVバッファ109、112に格納する。
また、抽出部103は、STLPパケットのデータ領域に同期制御情報が格納されていると判定した場合、当該STLPパケットに格納されている同期制御情報を抽出し、TMCC生成部115に出力する。
このように、抽出部103は、同期制御情報を格納したSTLPパケット(第1のパケット)が入力されると、そのSTLPに格納された同期制御情報を抽出する。また、抽出部103は、階層ごとのデータ信号を格納したTLVパケットを格納したSTLPパケット(第2のパケット)が入力されると、そのSTLPパケットに格納されたTLVパケットを抽出する。
FECブロック生成部としてのFB生成部105Aは、TLVバッファ104Aに格納されたA階層のTLVパケットからFECブロックを生成する。
図7は、FECブロックの構成例を示す図である。
図7に示すように、FECブロックは、FECブロックヘッダと、主信号領域と、BCHパリティ領域と、LDPCパリティ領域と、を含む。
FECブロックヘッダは、FECブロックの主信号領域に格納される最初のTLVパケットの先頭の位置を、FECブロックヘッダを除いたFECブロックの先頭からのバイト数で示す情報である。主信号領域には、階層ごとのTLVパケットが連結して格納される。
FECブロックのサイズは、LDPC符号化の符号長(Short, Middle, Long)に応じて、三種類のサイズが設定される。また、主信号領域およびLDPCパリティ領域のサイズは、符号化率に応じて定まる。BCHパリティ領域のサイズは、符号長に応じて定まる。
図6を再び参照すると、FB生成部105Aは、TLVバッファ104Aに格納された複数のA階層のTLVパケットを連結して、FECブロックの主信号領域に格納する。なお、FB生成部105Aは、同期制御情報に含まれる符号長から得られるFECブロックの生成周期、および、STLPパケットに含まれるTLVバイトオフセットに基づき、FECブロックを生成する。上述したように、TLVバイトオフセットは、OFDMフレームを構成するFECブロックにおけるTLVパケットの位置を示す。FB生成部105は、TLVバイトオフセットを参照することで、TLVパケットを適切な順番に連結することができる。このように、FB生成部105Aは、A階層に対応して設けられ、抽出部103により抽出された。対応するA階層の複数のTLVパケットを、TLVバイトオフセットに基づき連結してFECブロックを生成する。FB生成部105は、生成したFECブロックをFBバッファ106Aに格納する。
DU生成部107Aは、FBバッファ106Aに格納されたFECブロックを所定サイズのデータユニットに分割する。具体的には、DU生成部107Aは、FBバッファ106Aに格納されたFECブロックから階層別フレームを生成する。
図8は、階層別フレームの構成例を示す図である。図8において、各フィールドに付された数字は、各フィールドのビット数の一例を示す。
図8に示すように、階層別フレームは、フレームヘッダ領域と、FECブロック領域とを含む。FECブロック領域には、FBバッファ106Aに格納されたFECブロックを連結したもの、あるいは、FECブロックの断片が格納される。階層別フレームのサイズは、変調方式、FFTサイズ、GI比、パイロット信号比率、およびセグメント数に応じて定まる。
フレームヘッダ領域には、所定のビット数のFECブロックポインタが含まれ、残りの領域には、ビット“1”が格納される。FECブロックポインタは、FECブロック領域の開始位置から、階層別フレームに格納するFECブロックの先頭を含む最初のFECブロックの先頭ビットの位置をビット単位で示す。
DU生成部107Aは、FBバッファ106Aに格納されたFECブロックを格納順に連結し、FECブロック領域に格納するとともに、FECブロック領域に格納したFECブロックの位置からFECブロックポインタを算出し、フレームヘッダに格納する。
DU生成部107Aは、生成した階層別フレームを、図9に示すように、所定サイズ(図9では、10448ビット)に分割し、データユニットを生成する。なお、図9に示すように、最後のデータユニットが所定のサイズ未満(図9では、10448ビット未満)となることがある。この場合、DU生成部107Aは、所定サイズに満たないデータユニットが所定サイズになるように、所定のビット(スタッフビット)を付加する。このように、データユニット生成部としてのDU生成部107Aは、A階層に対応して設けられ、FB生成部105により生成された、対応するA階層のFECブロックを所定サイズのデータユニットに分割する。
図6を再び参照すると、DU生成部107Aは、生成したデータユニットを、データユニットバッファとしてのDUバッファ108Aに格納する。DUバッファ108Aは、A階層に対応して設けられ、DU生成部107Aにより分割されたデータユニットを格納する。
処理の対象がB階層のデータ信号である点を除けば、TLVバッファ104B、FB生成部105B、FBバッファ106B、DU生成部107BおよびDUバッファ108Bの動作はそれぞれ、TLVバッファ104A、FB生成部105A、FBバッファ106A、DU生成部107A、DUバッファ108Aと同様であるため、説明を省略する。また、処理の対象がC階層のデータ信号である点を除けば、TLVバッファ104C、FB生成部105C、FBバッファ106C、DU生成部107CおよびDUバッファ108Cの動作はそれぞれ、TLVバッファ104A、FB生成部105A、FBバッファ106A、DU生成部107A、DUバッファ108Aと同様であるため、説明を省略する。
LLch生成部110は、TLVバッファ109に格納されたL0chのTLVパケットからL0シンボルを構成し、LLchバッファ111に格納する。LLch生成部113は、TLVバッファ112に格納されたL1chのTLVパケットからL1シンボルを構成し、LLchバッファ114に格納する。L0chおよびL1chは低遅延伝送用の伝送路であるため、TLVパケットの抽出後はFECブロックを構成することなく、L0シンボル、L1シンボルとして、LLchバッファ111,114に格納される。
TMCC生成部115は、抽出部103から出力された同期制御情報からTMCC情報を抽出する。上述したように、TMCC情報には、TMCC情報更新フラグが含まれる。TMCC生成部115は、パケット変換装置10の起動直後に受信した、同期制御信号を含むSTLPパケット(第1のパケット)から抽出された同期制御情報に含まれるTMCC情報におけるTMCC情報更新フラグに、TMCC情報が更新されたことを示す値(例えば、“1”)を設定する。
また、TMCC生成部115は、入力されるSTLPパケットのパケットロスを検出すると、パケットロスの検出後に受信した、同期制御情報を含むSTLPパケット(第1のパケット)から抽出部103により抽出された同期制御情報に含まれるTMCC情報におけるTMCC情報更新フラグに、TMCC情報が更新されたことを示す値(例えば、“1”)を設定する。
変調装置3では、TMCC情報を受信するたびに、TMCC情報に変更箇所がなくても、TMCC情報の内容が読み込まれて処理される。一方、復調装置では、負荷を軽減するために、TMCC情報更新フラグの値が、TMCC情報が更新されていないことを示す“0”である場合、TMCC情報が読み込まれない。上述したTMCC生成部115によるTMCC情報更新フラグの書き換えにより、パケット変換装置10の起動直後あるいはパケットロスが発生した際に、復調装置は正しいTMCC情報を取得することができる。
TMCC生成部115は、抽出部103から出力された同期制御情報の送出タイミングの調整を行う。具体的には、TMCC生成部115は、1OFDM周期で同期制御情報をTMCCバッファ116に出力して格納する。
パケット生成部としてのXMI生成部117は、TMCCバッファ116に格納された同期制御情報を格納したXMIパケット(第3のパケット)を生成する。また、XMI生成部117は、1OFDMフレームにおける各階層のデータユニットの比率が所定値となるように、DUバッファ108A~108Cに格納されたデータユニットを並べ替え、並び替えたデータユニットを順に格納したXMIパケット(第4のパケット)を生成する。具体的には、XMI生成部117は、同期制御情報がTMCCバッファ116に格納されると、同期制御情報を格納したXMIパケットを生成する。また、XMI生成部117は、1OFDMフレームにおける各階層のデータユニットの比率が所定値となるように、DUバッファ108A~108Cに格納されたデータユニットを並べ替える。例えば、A階層のデータユニットが10個、B階層のデータユニットが100個となった場合、B階層のデータユニット10個に対してA階層のデータユニット1個の割合となるように、各階層のデータユニットを並べ替える。そして、XMI生成部117は、並べ替えたデータユニットを順に1つずつ格納したXMIパケットを生成する。
STLPパケットは、各階層のTLVパケットが入力されたタイミングで順次、生成・伝送される。一方、XMIパケットは、1OFDMフレームにおける各階層のデータユニット(XMIパケット)の比率が所定値となるようにして変調装置3に入力する必要がある。本実施形態に係るパケット変換装置10のように、DUバッファ108A~108Cに各階層のデータユニットを格納し、1OFDMフレームにおける各階層のデータユニットの比率が所定値となるように並び替えた上でXMIパケットを生成することで、適切な順序でXMIパケットを変調装置3に出力することができる。
なお、L0chおよびL1chは低遅延伝送用の伝送路であるため、XMI生成部117は、LLchバッファ114,116にL0シンボルあるいはL1シンボルが格納されると、遅滞なく、XMIパケット内に予め用意された専用部に格納する。
XMI生成部117は、生成したXMIパケットをXMIバッファ118に格納する。
XMI送信部119は、XMIバッファ118に格納されたXMIパケットを変調装置3に送出する。具体的には、XMI送信部119は、同期制御情報を格納したXMIパケットを変調装置3に送出した後、各階層のデータユニットを格納したXMIパケットを変調装置3に送出する。
このように本実施形態に係るパケット変換装置10は、抽出部103と、FB生成部105A,105B,105Cと、DU生成部107A,107B,107Cと、DUバッファ108A,108B,108Cと、XMI生成部117と、を備える。抽出部103は、入力されたSTLPパケット(第1の形式のパケット)が、同期制御情報を含むSTLPパケット(第1のパケット)である場合、そのSTLPパケットに格納された同期制御情報を抽出する。抽出部103は、入力されたSTLPパケットが、階層ごとのデータ信号を格納したTLVパケットを格納したSTLPパケット(第2のパケット)である場合、そのSTLPパケットに格納されたTLVパケットを抽出する。FB生成部105A,105B,105Cは、階層ごとに設けられ、抽出部103により抽出された、対応する階層の複数のTLVパケットを、TLVバイトオフセットに基づき連結してFECブロックを生成する。DU生成部107A,107B,107Cは、階層ごとに設けられ、FB生成部105A,105B,105Cにより生成された、対応する階層のFECブロックを所定サイズのデータユニットに分割する。DUバッファ108A,108B,108Cは、階層ごとに設けられ、DU生成部107A,107B,107Cにより分割されたデータユニットを格納する。XMI生成部117は、抽出部103により抽出された同期制御情報を格納したXMIパケット(第3のパケット)を生成する。また、XMI生成部117は、1OFDMフレームにおける各階層のデータユニットの比率が所定値となるように、DUバッファ108A,108B,108Cに格納されたデータユニットを並べ替え、並び替えたデータユニットを順に格納したて、XMIパケット(第4のパケット)を生成する。
FECブロックにおけるTLVバイトオフセットに基づきFECブロックを生成することで、TLVパケットが適切な順に並んだFECブロックを生成することができる。また、DUバッファ108A~108Cに格納された各階層のデータユニットを、1OFDMフレームにおける各階層のデータユニットの比率が所定値となるように並び替えた上でXMIパケットを生成することで、1OFDMの生成に必要な各階層のデータユニットを格納したXMIパケットを順次、変調装置3に出力することができる。したがって、本実施形態に係るパケット変換装置10によれば、STLPパケットをXMIパケットに変換し、適切な順序で出力することができる。
実施形態では特に触れていないが、コンピュータを、パケット変換装置10として動作させるプログラムが提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROM、DVD-ROMなどの記録媒体であってもよい。
あるいは、パケット変換装置10が行う各処理を実行するためのプログラムを記憶するメモリ、および、メモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサによって構成され、パケット変換装置10に搭載されるチップが提供されてもよい。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨および範囲内で、多くの変更および置換が可能であることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形および変更が可能である。例えば、実施形態の構成図に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
1 送信システム
2 再多重化装置
3 変調装置
10 パケット変換装置
101 XMI/STLP受信部
102 受信バッファ
103 抽出部
104A,104B,104C,109,112 TLVバッファ
105A,105B,105C FB生成部
106A,106B,106C FBバッファ
107A,107B,107C DU生成部
108A,108B,108C DUバッファ
110,113 LLch生成部
111,114 LLchバッファ
115 TMCC生成部
116 TMCCバッファ
117 XMI生成部
118 XMIバッファ
119 XMI送信部

Claims (4)

  1. TLVパケットを格納可能な第1の形式のパケットが入力され、該入力された第1の形式のパケットを、所定サイズのデータユニットを格納可能な第2の形式のパケットに変換して、OFDMフレームを生成する変調装置に出力するパケット変換装置であって、
    前記第1の形式のパケットには、同期制御情報を格納した第1のパケットと、階層ごとのデータ信号を格納した前記TLVパケットを格納した第2のパケットとが含まれ、
    前記第2の形式のパケットには、前記同期制御情報を格納した第3のパケットと、複数の前記TLVパケットを連結して構成されたFECブロックを前記所定サイズに分割した前記データユニットを格納した第4のパケットとが含まれ、
    前記第2のパケットには、前記OFDMフレームを構成し、複数の前記TLVパケットを連結して構成されるFECブロックにおける、前記第2のパケットに格納されたTLVパケットの位置を示すTLVバイトオフセットが含まれ、
    前記第1のパケットが入力されると、該第1のパケットに格納された前記同期制御情報を抽出し、前記第2のパケットが入力されると、該第2のパケットに格納された前記TLVパケットを抽出する抽出部と、
    階層ごとに設けられ、前記抽出部により抽出された、対応する階層の複数のTLVパケットを、前記TLVバイトオフセットに基づき連結して前記FECブロックを生成するFECブロック生成部と、
    階層ごとに設けられ、前記FECブロック生成部により生成された、対応する階層のFECブロックを前記所定サイズのデータユニットに分割するデータユニット生成部と、
    階層ごとに設けられ、前記データユニット生成部により分割されたデータユニットを格納するデータユニットバッファと、
    前記抽出部により抽出された前記同期制御情報を格納した前記第3のパケットを生成するとともに、1OFDMフレームにおける各階層のデータユニットの比率が所定値となるように、前記データユニットバッファに格納されたデータユニットを並べ替え、該並び替えたデータユニットを順に格納して、前記第4のパケットを生成するパケット生成部と、を備えるパケット変換装置。
  2. 請求項1に記載のパケット変換装置において、
    前記同期制御情報には、TMCC情報が含まれ、
    前記TMCC情報には、該TMCC情報の更新の有無を示すTMCC情報更新フラグが含まれ、
    前記パケット変換装置の起動直後に入力された前記第1のパケットから前記抽出部により抽出された同期制御情報に含まれるTMCC情報における前記TMCC情報更新フラグに、前記TMCC情報が更新されたことを示す値を設定するTMCC生成部をさらに備える、パケット変換装置。
  3. 請求項1に記載のパケット変換装置において、
    前記同期制御情報には、TMCC情報が含まれ、
    前記TMCC情報には、該TMCC情報の更新の有無を示すTMCC情報更新フラグが含まれ、
    前記第1の形式のパケットのパケットロスを検出すると、前記パケットロスの検出後に入力された前記第1のパケットから前記抽出部により抽出された同期制御情報に含まれるTMCC情報における前記TMCC情報更新フラグに、前記TMCC情報が更新されたことを示す値を設定するTMCC生成部をさらに備える、パケット変換装置。
  4. コンピュータを、請求項1から3のいずれか一項に記載のパケット変換装置として動作させるプログラム。
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