JP2024043283A - 表示方法、プログラム、通信端末及び通信システム - Google Patents

表示方法、プログラム、通信端末及び通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】所定のプロトコルに従う信号を用いた通信が可能で、受信した信号に含まれる指示に応じた動作を行う機器に関する確認結果をより容易に表示可能にする表示方法を提供する。【解決手段】機器3は、第1プロトコルに従う第1信号を用いた通信を行い、情報端末7は、表示部72、受付部71及び第2プロトコルに従う第2信号を用いた通信を行う第2通信部73を備える。表示方法を構成する第1表示ステップでは、確認動作を機器3に行わせるための確認指示の受け付けを支援する第1画面が表示される。確認ステップでは、第2通信部73を介して、受け付けられた確認指示を有する確認指示情報を含む第2信号が機器3宛に送信される。第2表示ステップでは、通信端末2の第2通信部73a及び第1通信部31aを経て機器3によって受信された第1信号に含まれる確認指示、に応じた確認動作の結果に基づく確認結果を含む第2画面が表示される。【選択図】 図2

Description

本開示は、表示方法、プログラム、通信端末及び通信システムに関し、より詳細には、機器に関する情報や動作の確認を容易に行うための表示方法、プログラム、通信端末及び通信システムに関する。
特許文献1には、制御ユニットと、通信ユニットと、を備える制御システムが記載されている。制御ユニットは、施設に設置された1以上の設備システムを制御し、電源ユニット及び通信ユニットの管理及び監視等も行う。通信ユニットは、設備システムの通信を制御する。
具体的には、通信ユニットは、設備システムと制御ユニットとの通信のための装置である。例えば、通信ユニットは、互いに通信規格(プロトコル)の異なるネットワークを接続するためのネットワークノードとしての機能を有する。また、通信ユニットが制御ユニットと設備システムとの通信の中継を行うことで、制御ユニットは、設備システムを制御することができる。
特開2020-48090号公報
特許文献1に記載の制御システムでは、制御ユニットが、他ユニット(電源ユニット及び通信ユニット、並びに通信ユニットに関連する機器)に関する情報を取得し、携帯端末等の出力先に出力している。
照明器具等の機器を制御するシステムにおいては、機器に関する情報や動作の確認結果を、より容易に表示したいという要望がある。
本開示の目的は、所定のプロトコルに従う信号を用いた通信が可能であり、受信した信号に含まれる指示に応じた動作を行う機器、に関する確認結果を、より容易に表示可能にする表示方法、プログラム、通信端末及び通信システムを提供することである。
本開示の一態様に係る表示方法は、機器に対し、情報端末によって行われる、機器に関する画面の表示方法である。前記機器は、第1信号を用いた通信を行う。前記第1信号は、第1プロトコルに従う信号である。前記機器は、前記第1信号に含まれる指示に応じた動作を行う。前記情報端末は、表示部、受付部、及び、第1信号を用いた通信を行う第1通信部又は第2通信部を備える。前記第2通信部は、第2信号を用いた通信を行う。前記第2信号は、前記第1プロトコルとは異なる第2プロトコルに従う信号である。前記表示方法は、第1表示ステップと、確認ステップと、第2表示ステップと、を含む。前記第1表示ステップでは、前記表示部を介して第1画面が表示される。前記第1画面は、確認指示の前記受付部による受け付けを支援する画面である。前記確認指示は、所定の確認項目に関する確認動作を前記機器に行わせるための指示である。前記確認ステップでは、前記情報端末の前記第1通信部又は前記第2通信部を介して、前記受付部によって受け付けられた前記確認指示を有する確認指示情報を含む前記第1信号又は前記第2信号が、前記機器宛に送信される。前記第2表示ステップでは、前記表示部を介して第2画面が表示される。前記第2画面は、前記機器によって受信された前記第1信号に含まれる前記確認指示に応じて前記機器が前記確認動作を行った結果に基づく確認結果を含む。
本開示の一態様に係るプログラムは、前記表示方法をプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本開示の一態様に係る通信端末は、機器と情報端末との間に介在する。前記機器は、第1信号を用いた通信を行う。前記第1信号は、第1プロトコルに従う信号である。前記機器は、前記第1信号に含まれる指示に応じた動作を行う。前記情報端末は、表示部、受付部及び第2通信部を備える。前記第2通信部は、第2信号を用いた通信を行う。前記第2信号は、第2プロトコルに従う信号である。前記第2プロトコルは、前記第1プロトコルとは異なるプロトコルである。前記通信端末は、前記第1信号を用いた通信を行う第1通信部と、前記第2信号を用いた通信を行う第2通信部と、通信制御部と、を備える。前記通信制御部は、前記通信端末の前記第2通信部が、確認指示を有する確認指示情報を含む前記機器宛の前記第2信号を受信した場合に、前記通信端末の前記第1通信部に命じて前記確認指示情報を含む前記第1信号を前記機器宛に送信させる。前記確認指示は、所定の確認項目に関する確認動作を前記機器に行わせるための指示である。
本開示の一態様に係る通信システムは、前記通信端末と、前記機器と、を備える。
本開示の表示方法、プログラム、通信端末及び通信システムは、所定のプロトコルに従う信号を用いた通信が可能であり、受信した信号に含まれる指示に応じた動作を行う機器、に関する確認結果を、より容易に表示可能にするという効果がある。
図1は、本開示の実施形態に係る表示方法の適用対象の一例である照明システムのブロック図である 図2は、同上の表示方法を実現する情報システムのブロック図である。 図3は、同上の情報システムを構成する情報端末(例えば、同上の照明システムを構成する設定装置)の動作の一部を説明するためのフローチャートである。 図4は、同上の情報端末の動作の他の一部を説明するためのフローチャートである。 図5は、同上の情報端末の動作のその他の一部を説明するためのフローチャートである。 図6は、同上の情報システムを構成する通信端末(例えば、同上の照明システムを構成する中継装置)の動作を説明するためのフローチャートである。 図7は、同上の情報システムを構成する機器(例えば、同上の照明システムを構成する照明装置)の動作を説明するためのフローチャートである。 図8は、同上の情報端末を構成する表示部が表示する第1画面の一例を示す図である。 図9は、同上の表示部が表示する第2画面の一例を示す図である。 図10は、同上の第2画面上に表示されるダイアログボックスの一例を示す図である。 図11は、同上のダイアログボックスの他の一例を示す図である。 図12Aは、同上の第2画面上に表示されるプルダウンリストの一例を示す図であり、図12Bは、同上のプルダウンリストによる入力後の入力欄を示す図である。 図13は、同上の第1画面の変形例を示す図である。である。 図14は、同上の情報システムの変形例を示すブロック図である。
(1)表示方法の適用例
最初に、本開示の表示方法が適用される対象の一例について、図1を用いて説明する。
本開示の表示方法は、例えば、図1に示すような、中継装置2を備える照明システム100に適用され、中継装置2に接続されている設定装置7を介して、中継装置2に接続されている照明装置3に関する情報を取得し、取得した情報を含む画面を表示する方法である。後述する情報端末7の機能を設定装置7に持たせることで、本開示の表示方法の実施が可能である。
照明システム100は、1つ以上の照明装置3が設置されている施設に用いられ、照明装置3を制御するためのシステムである。施設は、例えばオフィスビル、店舗、病院、学校又は工場等の非住宅施設を主に想定している。ただし、施設は、非住宅施設に限らず、集合住宅、戸建住宅等の住宅施設であってもよい。
照明システム100は、中央監視システムAS、及び複数の設備システムBSを備える。
中央監視システムASは、通信線W1を介して複数の設備システムBSと通信可能に構成されている。中央監視システムASは、通信線W1を介して複数の設備システムBSと通信することで、複数の設備システムBSを監視及び制御する。中央監視システムASは、設備システムBSとの通信機能、設備システムBSの監視機能及び制御機能を有するコントローラユニット、及びコントローラユニットに駆動電力を供給する電源ユニットを含む。通信線W1を介した通信は、例えばEthernet(登録商標:以下同様)のプロトコルに準拠した通信である。また、中央監視システムASは、インターネット等を含む広域通信網のサーバとゲートウェイ装置を介して通信可能に構成されていてもよい。
設備システムBSは、伝送ユニット1、中継装置2、照明装置3、プロトコル変換器4、操作部5、及びセンサ6を備える。
伝送ユニット1は、通信線W1、通信線W2、及び通信線W3にそれぞれ接続されている。そして、伝送ユニット1は、通信線W1を介して中央監視システムASと通信し、通信線W2を介して中継装置2と通信し、通信線W3を介してプロトコル変換器4と通信する。伝送ユニット1は、例えばEthernetのプロトコルに従って、通信線W1を介した中央監視システムASとの通信を行う。伝送ユニット1は、例えば電圧信号を用いた独自通信のプロトコルに従って、通信線W2を介した中継装置2との通信を行う。伝送ユニット1は、例えばRS485のプロトコルに従って、通信線W4を介したプロトコル変換器4との通信を行う。そして、伝送ユニット1は、通信線W2、W4を介して間接的に通信可能に接続された照明装置3、操作部5、及びセンサ6を監視、制御する。本例では、照明装置3は、中継装置2を介して伝送ユニット1に通信可能に接続されている。操作部5及びセンサ6は、プロトコル変換器4を介して伝送ユニット1に通信可能に接続されている。
中継装置2は、通信線W2、及び通信線W3にそれぞれ接続されている。そして、中継装置2は、通信線W2を介して伝送ユニット1と通信し、通信線W3を介して照明装置3と通信する。中継装置2は、例えば電圧信号を用いた通信のプロトコルに従って、通信線W2を介した伝送ユニット1との通信を行う。中継装置2は、例えばDALI(Digital Addressable Lighting Interface)(登録商標:以下同様)のプロトコルに従って、通信線W3を介した照明装置3との通信を行う。そして、中継装置2は、通信線W2と通信線W3との間で信号のプロトコル変換を行う。
プロトコル変換器4は、通信線W4、及び通信線W5にそれぞれ接続されている。そして、プロトコル変換器4は、通信線W4を介して伝送ユニット1と通信し、通信線W5を介して操作部5及びセンサ6と通信する。プロトコル変換器4は、例えばRS485のプロトコルに従って、通信線W4を介した伝送ユニット1との通信を行う。プロトコル変換器4は、例えばポーリング・セレクション方式のプロトコルに従って、通信線W5を介した操作部5及びセンサ6との通信を行う。そして、プロトコル変換器4は、通信線W4と通信線W5との間で信号のプロトコル変換を行う。
操作部5は、照明装置3の点灯、消灯、調光、及び調色などの操作が行われるタッチパネル及びスイッチなどの少なくとも1つを備える。そして、操作部5は、操作内容をイベントデータとして保持し、ポーリングの応答時にイベントデータを通信線W5に送出する。
センサ6は、照明装置3が照明光を照射する照明空間の人の有無を検出する人感センサ、及び照明空間の照度を検出する照度センサなどの少なくとも1つを備える。そして、センサ6は、検出結果をイベントデータとして保持し、ポーリングの応答時にイベントデータを通信線W5に送出する。
本例では、伝送ユニット1は、プロトコル変換器4を介して、ポーリングのための電圧信号(送信要求)を通信線W5へ定期的に伝送することで、操作部5及びセンサ6のいずれか1つを順次呼び出す。呼び出された操作部5又はセンサ6は、保持しているイベントデータを通信線W5に送出する。伝送ユニット1は、プロトコル変換器4を介してイベントデータを受け取る。伝送ユニット1は、照明装置3を制御する制御データをイベントデータに応じて作成し、中継装置2を介して制御データを通信線W3に伝送する。照明装置3は、自己宛の制御データを受け取ると、制御データに基づいた点灯、消灯、調光、及び調色の各動作を行う。
また、照明装置3は、自己の状態(点灯、消灯、調光、調色などの状態)を示す状態データを、中継装置2を介して通信線W2へ伝送する。伝送ユニット1は、状態データを受け取ると、状態データを用いた照明装置3の監視処理を行う。
このような照明システム100では、設定装置7が、照明装置3の各種設定、及び中継装置2の各種設定を行う。設定装置7は、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、又はスマートフォンなどの情報端末であり、通信線W6の第1端に着脱自在に接続される。通信線W6の第2端は、中継装置2に着脱自在に接続される。そして、設定装置7と中継装置2とは、通信線W6を介して互いに通信可能となる。設定装置7は、ユーザの操作によって、中継装置2を介した照明装置3の各種設定、及び中継装置2の各種設定を行うことができる。設定装置7と中継装置2との間の通信線W6を介した通信は、例えばEthernetのプロトコルに従って行われる。なお、設定装置7と中継装置2との間の通信は有線通信に限定されず、Bluetooth(登録商標:以下同様)、Wi-Fi(登録商標:以下同様)などの無線通信でもよい。
(2)表示方法の要部
次に、本開示の表示方法の要部(後述する実施形態及び変形例に共通する事項)について、図2及び図14、図3~図5、並びに図8及び図9を用いて説明する。
(2-1)情報システムの実施形態及び変形例
本開示の表示方法は、例えば、図2に示す情報システム200(実施形態)によって実現されるが、図14に示す情報システム200A(変形例)によって実現されてもよい。
本開示の表示方法は、機器3に対し、通信端末2を介して、又は通信端末2を介すことなく直接、情報端末(7,7A)によって行われる、機器3に関する画面の表示方法である。
なお、ここでいう機器3、通信端末2及び情報端末(7,7A)は、例えば、前述した照明システム100における照明装置3、中継装置2及び設定装置7にそれぞれ対応するが、これに限定されない。例えば、機器3は、照明装置3に限らず、空調装置でもよいし、所定のプロトコルで通信を行う通信機能を有する機器であれば何でもよい。また、所定のプロトコルは、通常、DALIであるが、DALI以外のプロトコル(Ethernet、各種の無線通信等のプロトコル)でもよい。
ただし、以下の説明における例示は、機器3が、DALIで通信を行う照明装置3である場合を想定している。
(2-2)機器
機器3は、図2及び図14に示すように、第1通信部31を備える。
(2-2-1)第1通信部、第1信号、及び第1プロトコル
第1通信部31は、第1信号を用いた通信を行う。第1通信部31が行う通信は、通常、第1信号の送受信であるが、第1信号の受信のみでもよい。第1信号は、第1プロトコルに従う信号である。機器3は、第1通信部31が受信した第1信号に含まれる指示に応じた動作を行う。第1プロトコルは、前述した所定のプロトコルであり、例えば、DALIである。
(2-2-1a)動作
動作は、例えば、基本動作、設定動作、及び確認動作などである。基本動作とは、機器3の基本的な動作であり、例えば、点灯動作、消灯動作、及び調光動作などである。設定動作とは、機器3に対する各種の設定を行う動作であり、例えば、調光動作における調光パラメータの値の設定、第1プロトコルに従う通信を行うためのアドレスの設定、等を行う動作である。
確認動作とは、機器3に関する確認を行うための動作である。確認動作は、例えば、バージョンナンバー、調光に関する物理最小レベル(PHM)といった基本情報の確認、調光パラメータ等のパラメータの値(初期値及び設定値)の確認、アドレス設定動作等の設定動作の確認、及び点灯動作や調光動作等の基本動作の確認(基本指示を含む第1信号に対する機器3の挙動の確認)、などである。
なお、点灯動作の確認は、点灯指示に応じて機器3(照明装置3)が消灯状態から点灯状態に即遷移するか否かの確認であり、調光動作の確認は、例えば、視認可能最小レベル(点灯していることを視認できる最小レベル)の確認である。
(2-2-1b)指示
指示は、例えば、基本指示、設定指示、及び確認指示などである。基本指示は、基本動作を行わせるための指示であり、設定指示は、設定動作を行わせるための指示であり、確認指示は、確認動作を行わせるための指示である。
(2-3)情報端末
情報端末(7,7A)は、図2及び図14に示すように、表示部72、受付部71、及び、第1通信部31b又は第2通信部73を備える。第1通信部31bは、基本的に、機器3の第1通信部31と同じ機能を有する。すなわち、第1通信部31bは、第1信号を用いた通信を行う。第1通信部31bが行う通信は、通常、第1信号の送受信である。ただし、第1通信部31bが行う通信は、第1信号の送信のみでもよい。
(2-3-1)第2通信部、第2信号、及び第2プロトコル
第2通信部73は、第2信号を用いた通信を行う。第2通信部73が行う通信は、通常、第2信号の送受信であるが、第2信号の送信のみでもよい。第2信号は、第1プロトコルとは異なる第2プロトコルに従う信号である。
(2-4)表示方法
本開示の表示方法は、図3~図5に示すように、第1表示ステップ(ステップS2:以下では、単に「S2」のように記す)と、確認ステップ(S8,S9)と、第2表示ステップ(S14)と、を含む。第2プロトコルは、例えば、Ethernetのプロトコルであるが、第1プロトコルと異なるプロトコルであれば何でもよい。
(2-4-1)第1表示ステップ
第1表示ステップ(S2)では、表示部72を介して、例えば、図8に示すような第1画面11が表示される。
(2-4-1a)第1画面、確認指示及び確認動作
第1画面11は、確認指示の受付部71による受け付けを支援する画面である。確認指示は、所定の確認項目に関する確認動作を機器3に行わせるための指示である。
(2-4-1b)確認項目
確認項目は、複数の項目種別に分類される。複数の項目種別は、例えば、前述した「基本情報」、「初期値」、「設定値」、「設定動作」及び「基本動作」などである。基本情報には、前述した「バージョンナンバー」及び「物理最小レベル(PHM)」などが属する。「初期値」には、前述した「起動時レベル」などが属する。「設定値」には、前述した「設定最小レベル」及び「設定最大レベル」などが属する。「設定動作」には、前述した「アドレス設定動作」などが属する。「基本動作」には、前述した「点灯動作」及び「視認可能最小レベル」などが属する。
(2-4-1c)確認動作の詳細
確認動作は、例えば、「基本情報」、「初期値」及び「設定値」に属する確認項目の値を機器3が取得し、取得した値(取得値)を情報端末7に送信する動作を含む。取得値は、送信先(情報端末7)において期待値(後述)と比較され、条件(例えば合致条件)を満たすか否かが判定され、判定結果(後述)が取得される。
また、本実施形態における確認動作は、「設定動作」の実行及びそれによって設定された設定値の送信を更に含む。例えば、「アドレス設定動作」が実行され、設定されたアドレスが情報端末7に送信される。アドレス等の設定値は、送信先(情報端末7)において期待値と比較され、条件を満たすか否かが判定され、判定結果が取得される。
さらに、本実施形態における確認動作は、ユーザの目視による確認のための「基本動作」の実行を更に含む。ただし、目視確認(人為的な判定)のための「基本動作」の実行は、確認動作から除外されてもよい。
(2-4-2)確認ステップ、及び確認指示情報
確認ステップ(S8,S9)では、情報端末7の第1通信部31b又は第2通信部73を介して、受付部71によって受け付けられた確認指示を有する確認指示情報を含む第1信号又は第2信号が、機器3宛に送信される。なお、機器3宛に送信することは、通常、機器3に設定されているアドレスを宛先として送信することである。本実施形態では、前述したアドレス設定動作によって機器3に設定されたアドレスを宛先として、第1信号又は第2信号が送信される。
(2-4-3)第2表示ステップ
第2表示ステップ(S14)では、表示部72を介して、例えば、図9に示すよう第2画面12が表示される。
(2-4-3a)第2画面、及び確認結果
第2画面12は、情報端末7の第1通信部31b又は第2通信部73によって受信された第1信号に含まれる確認指示に応じて機器3が確認動作を行った結果、に基づく確認結果を含む。
なお、確認結果は、第1確認項目(後述)について、機器3の確認動作によって取得された取得値、及び当該取得値を基に情報端末7(判定部743)が取得した第1判定結果、の少なくとも一方を含む。
また、確認結果は、第2確認項目(後述)について、受付部71が受け付けた第2判定結果、を含んでもよい。
このように、本開示の表示方法では、第1プロトコルに従う第1信号に含まれる指示に応じて動作する機器3に対して、所定の確認項目に関する確認動作を行わせるための確認指示の受け付けを支援する第1画面11を表示し、受け付けられた確認指示を第1信号又は第2プロトコルに従う第2信号に含めて送信し、確認指示に応じた確認動作に基づく確認結果を含む第2画面を表示する。
この表示方法によれば、所定のプロトコルに従う信号を用いた通信が可能であり、受信した信号に含まれる指示に応じた動作を行う機器3、に関する確認結果であって、確認指示に応じた確認動作に基づく確認結果を、より容易に表示可能になる。
(2-5)確認動作による取得値の送信
機器3は、動作によって取得された取得値を含む第1信号を、第1通信部31を介して送信することが可能である。ここで送信される第1信号は、例えば、取得値群を有する取得情報を含むことが好適である。
取得値群とは、項目識別子(後述)と取得値との対の集合である。なお、集合は、通常、2つ以上の要素で構成されるが、本実施形態でいう集合は、構成要素が単一の場合も含む。
確認ステップ(S8、S9)では、情報端末7の第1通信部31b又は第2通信部73を介して、情報端末7宛の第1信号又は第2信号が受信される。情報端末7宛の第1信号又は第2信号は、取得情報を含む。
(2-5-1)取得情報
取得情報は、確認指示に応じた機器3の確認動作によって取得された取得値を有する。
第2画面12(例えば、図9参照)内の確認結果は、機器3によって情報端末7宛の第1信号又は第2信号に含めて送信された取得値(例えば“v2.0”等)を有する。
このように、本開示の表示方法では、機器3の確認動作による取得値を含む情報端末7宛の第1信号又は第2信号を受信し、第2画面12内の確認結果は、受信された第1信号又は第2信号に含まれる取得値を有する。
この表示方法によれば、所定のプロトコルに従う信号を用いた通信が可能であり、受信した信号に含まれる指示に応じた動作を行い、当該動作を基に取得される取得値を信号に含めて送信する機器、に関する確認結果であって、確認指示に応じた確認動作による取得値を含む確認結果を、より容易に表示可能になる。
(2-6)判定ステップ、期待値、条件、及び判定結果
確認項目には、期待値が対応付いている。期待値は、確認指示に応じた機器3の確認動作による取得が期待される値である。期待値は、例えば、情報端末7のメモリに記憶されている。
本開示の表示方法は、判定ステップ(S12)を更に含む。判定ステップ(S12)では、取得値が期待値との間で条件を満たすか否かが判定され、判定結果が取得される。
条件は、取得値と期待値との差異に関する条件であり、例えば、合致条件である。ここでの合致条件は、取得値が期待値と合致することである。合致は、取得値と期待値との完全な一致に限らず、両者の差分が閾値以下である場合も含む。判定結果は、例えば、条件を満たす旨の“OK”、条件を満たさない旨の“NG”などでもよい。
第2画面12(例えば、図9参照)内の確認結果は、こうして取得される判定結果(例えば、“OK”等)を更に有する。
この表示方法によれば、確認結果が情報端末7による判定結果(後述する判定部743による第1判定結果)も有することで、人為的な確認作業の軽減が図られる。
(3)表示方法の実施形態:情報端末の通信部が第2通信部である場合
本実施形態では、情報端末7が送受信する信号と、機器3が送受信する信号とが、互いに異なるプロトコルに従う信号(第2信号及び第1信号)である。
本開示の実施形態に係る表示方法は、図2に示す情報システム200(後述)によって実現される。
情報システム200を構成する情報端末7は、第2通信部73を備える。
本実施形態では、情報端末7の第2通信部73と、機器3の第1通信部31とが直接通信を行えないため、情報端末7と機器3との間に通信端末2が介在する。
(3-1)通信端末
通信端末2は、第1通信部31a及び第2通信部73aを備える。第1通信部31aは、基本的に、機器3が備える第1通信部31と同じ機能を有する。すなわち、第1通信部31aは、第1信号を用いた通信を行う。第1通信部31aが行う通信は、通常、第1信号の送受信である。ただし、第1通信部31aが行う通信は、第1信号の送信のみでもよい。
第2通信部73aは、基本的に、情報端末7が備える第2通信部73と同じ機能を有する。すなわち、第2通信部73aは、第2信号を用いた通信を行う。第2通信部73aが行う通信は、通常、第2信号の送受信である。ただし、第2通信部73aが行う通信は、第2信号の受信のみでもよい。
情報端末7の第2通信部73は、受付部71によって受け付けられた確認指示を機器3宛の第2信号に含めて送信する。確認指示を含む機器3宛の第2信号は、通信端末2の第2通信部73aによって受信される。通信端末2の第1通信部31aは、機器3宛の第2信号に含まれる確認指示を機器3宛の第1信号に含めて送信する。
確認指示を含む機器3宛の第1信号は、機器3の第1通信部31によって受信され、受信された第1信号に含まれる確認指示に応じて機器3が確認動作を行う。確認動作によって取得された取得値は、機器3の第1通信部31によって、情報端末7宛の第1信号に含めて送信される。
取得値を含む情報端末7宛の第1信号は、通信端末2の第1通信部31aによって受信される。通信端末2の第2通信部73aは、情報端末7の第1信号に含まれる取得値を、情報端末7宛の第2信号に含めて送信する。
情報端末7の第2通信部73は、取得値を含む情報端末7宛の第2信号を受信する。
第2画面12(例えば、図9参照)内の確認結果は、情報端末7の第2通信部73によって受信された第2信号に含まれる取得値(例えば、“v2.0”等)を含む。
(3-2)実施形態の利点
本実施形態よれば、情報端末7が送受信する信号と機器3が送受信する信号とが互いに異なるプロトコルに従う信号である場合でも、機器3及び情報端末7の間で通信端末2を介した確認指示及び取得値のやり取りを通じて、機器3に関する情報の表示を行うことができる。
(3-3)複数の確認項目、及び項目識別子
第1画面11は、例えば、図8に示すように、複数の確認項目に対応する複数の項目識別子を含む。
項目識別子とは、確認項目を識別する情報である。項目識別子は、例えば、項目名、IDなどである。項目名は、例えば、前述した“バージョンナンバー”や“物理最小レベル”等の名称を示す文字列である。IDは、例えば“1”,“2”等の連番であるが、1つ以上の文字や記号を組み合わせた文字列でもよい。
こうして、複数の確認項目に対応する複数の項目識別子(例えば、“バージョンナンバー”,“物理最小レベル”等)を含む第1画面11が表示されることで、複数の確認項目の視認性ひいては情報端末7の操作が向上する。
(3-3-1)複数の確認項目に対応する複数の項目確認指示情報の送信
確認ステップ(S8,S9)では、第2通信部73を介して、複数の確認項目の各々について、項目確認指示情報を含む第2信号が機器3宛に送信され、機器3から項目取得情報を含む第2信号が受信される。なお、送信は、例えば、順次送信であるが、一斉送信でもよい。また、受信は、例えば、個別受信であるが、一括受信でもよい。
項目確認指示情報は、確認項目を識別する項目識別子を更に有する確認指示情報である。項目取得情報は、項目識別子を更に有する取得情報である。
機器3は、機器3の第1通信部31が項目確認指示情報を含む第1信号を受信した場合に、項目確認動作を行い、項目取得情報を含む第1信号を機器3の第1通信部31を介して送信する。
項目確認動作は、項目確認指示情報が有する項目識別子に対応する確認動作である。項目取得情報は、項目取得値を有する取得情報である。項目取得値は、項目確認動作によって取得される取得値である。
(3-3-2)複数の確認項目に対応する複数の項目取得値の表示
第2表示ステップ(S14)では、複数の確認項目の各々について、確認ステップ(S8,S9)で情報端末7の第2通信部73を介して受信された第2信号に含まれる項目取得情報が有する項目取得値(例えば、“v2.0”,“0x01(0.1%)”等)が、第1画面11に含まれる項目識別子(例えば、“バージョンナンバー”,“物理最小レベル”等)に対応付けて表示される。
このように、本実施形態では、複数の確認項目の各々について項目確認動作を行わせ、複数の項目取得値の各々を項目識別子に対応付けて第2画面に表示する。
こうして、項目識別子と取得値との対の集合である取得値群(例えば、“バージョンナンバー:v2.0”,“物理最小レベル:0x01(0.1%)”等)が第2画面に表示されることで、複数の確認項目に対応する複数の項目確認結果の視認性ひいては情報端末7の操作性が向上する。
(3-4)実行操作領域
第1画面11は、例えば、図8に示すように、実行操作領域111を更に含む。実行操作領域111は、実行操作を受付部71が受け付けるための領域である。実行操作は、複数の確認項目に対応する複数の項目確認指示情報の送信を実行させる操作である。
確認ステップ(S8,S9)では、第1画面11の実行操作領域111を介して受付部71が実行操作を受け付けたことに応じて、情報端末7の第2通信部73を介して、複数の確認項目の各々について、項目確認指示情報を含む第2信号が機器3宛に送信される。
このように、本実施形態では、第1画面11の実行操作領域111を介した実行操作に応じて、複数の確認項目に対応する複数の項目確認指示が送信されるので、実行操作に関する操作性の向上を図ることができる。
(3-4-1)一括実行操作領域
本実施形態における実行操作領域111(例えば、図9参照)は、一括実行操作領域111aである。一括実行操作領域111aは、一括実行操作を受け付けるための領域である。一括実行操作は、複数の項目確認指示情報の送信を一括的に実行させる操作である。
確認ステップ(S8,S9)では、一括実行操作領域111aを介した一括実行操作の受け付けに応じて、複数の項目確認指示情報に対応する機器宛の複数の第2信号、が一括的に送信される。
なお、本実施形態でいう一括的な送信とは、複数の信号を閾値以下の時間間隔で順次送信することである。閾値は、例えば、数秒であるが、0でもよい。つまり、一括的な送信には、複数の信号を一斉に(時間間隔0で)送信する一斉送信も含まれる。
このように、本実施形態では、実行操作は一括実行操作、実行操作領域111は一括実行操作領域111aである。つまり、第1画面11が一括実行操作領域111aを含み、当該一括実行操作領域111aを介した一括実行操作に応じて、複数の確認項目に対応する複数の確認指示情報が一括的に送信される。これによって、実行操作に関する操作量の抑制を図ることができる。
(3-4-2)実行操作領域の変形例1:一括実行操作領域及び複数の個別実行操作領域
この変形例における第1画面11は、図13に示すように、一括実行操作領域111aに加えて、複数の個別実行操作領域111bを更に含む。個別実行操作領域111bは、個別実行操作を受け付けるための領域である。個別実行操作は、複数の項目確認指示情報の送信を個別に実行させる操作である。
確認ステップ(S8,S9)では、一括実行操作領域111aを介した一括実行操作の受け付けに応じて、複数の項目確認指示情報に対応する機器3宛の複数の第2信号、が一括的に送信される。また、複数の個別実行操作領域111bのうち一の個別実行操作領域111bを介した個別実行操作の受け付けに応じて、当該一の個別実行操作領域111bに対応する機器3宛の第2信号が送信される。
このように、第1画面11が、複数の個別実行操作領域111bを更に含み、当該複数の個別実行操作領域111bのうち一の個別実行操作領域111bを介した個別実行操作に応じて、当該一の個別実行操作領域111bに対応する確認項目に関する確認指示が送信されるので、実行操作に関する操作量の抑制と、実行操作に関する選択性の向上と、の両立を図ることができる。
(3-4-3)実行操作領域の変形例2:複数の個別実行操作領域
なお、第1画面11は、一括実行操作領域111aを含まず、複数の個別実行操作領域111bのみを含んでもよい。これによって、実行操作に関する選択性の向上を図ることができる。
(3-5)第1確認項目及び第2確認項目
本実施形態における複数の確認項目の各々は、第1確認項目及び第2確認項目のいずれかである。第1確認項目は、項目期待値が対応付いている確認項目であり、第2確認項目は、項目期待値が対応付いていない確認項目である。項目期待値は、項目確認動作によって取得されることが期待される値である。
なお、項目期待値が対応付いていないことは、例えば、項目期待値の不存在を示す“無”や、項目期待値が任意の値であることを示す“任意”等が対応付いている場合も含む。項目期待値が任意の値であることを示す“任意”等が対応付いている場合も含む。
(3-6)判定ステップ:第1確認項目に関する判定、条件、及び第1判定結果
本実施形態の表示方法は、判定ステップ(S12)を更に含む。判定ステップ(S12)では、複数の確認項目のうち1つ以上の第1確認項目の各々について、項目取得値が項目期待値との間で条件を満たすか否かの判定が行われ、第1判定結果が取得される。
ここでの条件は、項目取得値と項目期待値との差異に関する条件であり、例えば、合致条件である。ここでの合致条件は、項目取得値が項目期待値と合致することである。合致は、項目取得値と項目期待値との完全な一致に限らず、両者の差分が閾値以下である場合も含む。
第1判定結果とは、判定ステップ(S12)での判定の結果であり、後述する判定部743による(つまり非人為的な)判定結果である。第1判定結果は、例えば、条件を満たす旨の“OK”、条件を満たさない旨の“NG”などでもよい。
(3-6-1)第1判定結果(項目取得値及び第1判定結果を有する確認結果)の表示
第2表示ステップ(S14)では、1つ以上の第1確認項目の各々について、第1確認項目を識別する第1項目識別子に対応付けて、項目取得値及び第1判定結果を有する確認結果、が表示される。
(3-6-2)第2判定結果が入力される入力欄の表示
また、第2表示ステップ(S14)では、1つ以上の第2確認項目の各々について、第2確認項目を識別する第2項目識別子に対応付けて、入力欄121が表示される。
入力欄121とは、第2判定結果の入力を受付部71が受け付けるための領域である。入力欄121は、例えば、図10及び図11に示すような、第2画面12上に表示されるダイアログボックス(120A,120B)内の領域であるが、図12に示すような第2画面12内の領域であってもよい。
第2判定結果とは、第2確認項目に対応する項目取得値に関する人為的な判定の結果である。
(3-6-2a)入力欄の具体例1
具体的には、例えば、図10に示すように、第2画面12上に、入力欄121及び開始ボタン122を含むダイアログボックス120Aが表示される。このダイアログボックス120A内の開始ボタン122の押下に応じて、機器3(照明装置3)の点灯動作が実行される。そして、点灯動作の実行後に、キーボード等の入力デバイスの操作に応じて、ダイアログボックス120A内の入力欄121に、“即遷移”等の文字列が入力されてもよい。
(3-6-2b)入力欄の具体例2
または、例えば、図11に示すように、第2画面12上に、入力欄121及び操作オブジェクト123を含むダイアログボックス120Bが表示されてもよい。この場合、操作オブジェクト123の操作量に応じた値(例えば、“0.1%”等)が、入力欄121に入力される。
なお、図11に示されている操作オブジェクト123は、棒状領域及び棒状領域に沿ってスライドするマークからなるスライダ123である。入力欄121には、このようなスライダ123の操作量(言い換えると、棒状領域におけるマークの位置)に応じた値(例えば、“0.1%”等)が、自動的に入力される。
(3-6-2c)入力欄の具体例3
または、例えば、図12Aに示すように、第2画面12内に入力欄121が表示され、さらに、第2画面12上に、2つの選択肢“1.OK”及び“2.NG”を含むプルダウンリスト124が表示されてもよい。このプルダウンリスト124から一の選択肢(例えば“1.OK”)を選択する選択操作が行われたことに応じて、例えば、図12Aに示すように、第2画面12内の入力欄121に“OK”が入力されてもよい。
このように、本実施形態では、複数の項目確認結果の各々は、項目期待値が対応付いている第1確認項目及び項目期待値が対応付いていない第2確認項目のいずれかであり、第1確認項目については、項目取得値及び第1判定結果を有する確認結果を、第2確認項目については、第2判定結果の入力欄121を有する確認結果を、それぞれ表示する。
こうして、第1確認項目に関する確認結果が、機器3による取得値及び情報端末7による第1判定結果を有することで、人為的な確認作業の軽減が図られる。また、第2確認項目について、入力欄121を表示し、人為的な第2判定結果入力を受け付けることで、人為的な判定(例えば、照明装置が、点灯、消灯、調光といった基本動作を行わせるための基本指示に対して示す挙動について、ユーザが目視により行う判定など)に関する第2判定結果をも、第2画面12に含めることが可能となる。
(4)表示方法の変形例:情報端末の通信部が第1通信部である場合
この変形例の表示方法は、例えば、図14に示す情報システム200A(「(8)情報システムの変形例」を参照)によって実現される。
この変形例における情報システム200Aを構成する情報端末7Aは、機器3の第1通信部31と同じ機能を有する第1通信部31b、を備える。
この変形例では、情報端末7Aの第1通信部31bと、機器3の第1通信部31とが直接通信を行えるため、情報端末7Aと機器3との間に通信端末2は介在しない。
受付部71によって受け付けられた確認指示は、情報端末7の第1通信部31bによって機器3宛の第1信号に含めて送信される。確認指示を含む機器3宛の第1信号は、機器3の第1通信部31によって受信される。
機器3の第1通信部31によって受信された第1信号に含まれる確認指示に応じて、機器3が確認動作を行う。確認動作によって取得された取得値は、機器3の第1通信部31によって情報端末7宛の第1信号に含めて送信される。
情報端末7の第1通信部31bは、取得値を含む情報端末7宛の第1信号を受信する。
このように、この変形例では、情報端末7が送受信する信号と機器3が送受信する信号とは互いに同じプロトコルに従う信号(第1信号)であり、機器3及び情報端末7の間で、通信端末2を介すことなく直接、確認指示及び取得値のやり取りが行われる。
この変形例によれば、機器3が送受信する信号と情報端末7が送受信する信号とが互いに同じプロトコルに従う信号である場合は、機器3及び情報端末7の間で、通信端末2を介さない直接の確認指示及び取得値のやり取りを通じて、機器3に関する情報の表示を行うことができる。
(5)情報システムの詳細
次に、本実施形態の表示方法を実現する情報システムについて図2及び図8~図12を用いて説明する。なお、既出の事項については、説明を省略又は簡略化する。
情報システム200は、図2に示すように、情報端末7と、1つ以上(通常、2つ以上)の機器3と、通信端末2と、を備える。情報端末7は、通信線W6を介して通信端末2と接続され、通信端末2は、通信線W3を介して1つ以上の機器3の各々と接続される。
(5-1)情報端末の詳細
情報端末7は、受付部71と、表示部72と、第2通信部73と、処理部74と、を備える。処理部74は、生成部741と、確認部742と、判定部743と、を備える。
(5-1-1)受付部
受付部71は、入力デバイスを介して各種の操作を受け付ける。入力デバイスは、例えば、タッチパネルやキーボードであるが、これに限らない。各種の操作は、例えば、実行操作、保存操作、選択操作などである。
(5-1-2)表示部
表示部72は、各種の画面や各種のオブジェクトや各種の情報を表示する。各種の画面は、例えば、第1画面11及び第2画面12である。各種のオブジェクトは、例えば、ダイアログボックス(120A,120B)、プルダウンリスト124などである。各種の情報は、例えば、確認情報、接続状態情報などである。
確認情報とは、機器3に関する確認のための情報である。確認情報は、例えば、確認項目情報、期待値情報、及び確認結果情報を含む。確認項目情報とは、確認項目に関する情報であり、例えば、項目名等の項目識別子の集合である。期待値情報とは、期待値に関する情報であり、例えば、複数の項目識別子に対応する複数の期待値の集合である。確認結果情報とは、前述した確認結果に関する情報であり、複数の項目識別子に対応する複数の確認結果の集合である。
接続状態情報とは、情報端末7と通信端末2との間の接続状態を示す情報である。接続状態情報は、例えば、情報端末7と通信端末2とが未接続である状態を示す“通信端末未接続”、“接続済”などである。
表示部72は、例えば、後述する生成部741から画像データの引き渡しを受け、当該画像データに基づく画面(例えば、図8に示す第1画面11、及び図9等に示す第2画面12)や各種のオブジェクト(図10に示すダイアログボックス120A、又は図11に示すダイアログボックス120B、図12Aに示すプルダウンリスト124など)をディスプレイに表示する。
(5-1-3)処理部
処理部74は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、生成部741の処理、確認部742の処理、判定部743の処理などである。また、処理部74は、フローチャートで説明する各種の判断なども行う。
(5-1-3a)生成部
処理部74を構成する生成部741は、前述した各種の画面やオブジェクトを表示するための画像データを生成する。
例えば、情報端末7のメモリに、確認項目情報、期待値情報、画像情報及び配置情報などが予め記憶されており、生成部741は、これらの情報を基に、第1画面11の画像データを生成する。生成された第1画面11の画像データは、表示部72に引き渡されると共に、メモリに記憶される。第1画面11の画像データが表示部72に引き渡されることで、例えば、図8に示すような第1画面11がディスプレイに表示される。
図8の第1画面11は、実行操作領域111(一括実行操作領域111a)と、保存操作領域112と、状態情報領域113と、確認情報領域114と、を含む。保存操作領域112は、保存操作を受け付けるための領域である。保存操作とは、第2画面(図9等参照)に表示されている画面データに対応する確認結果情報を、メモリに保存するための操作である。状態情報領域113は、接続状態情報を表示するための領域である。確認情報領域114は、確認情報を表示するための領域である。
なお、第2画面12も、上記と同様の構成を有する。また、「(3-4-2)実行操作領域の変形例1」で説明した第1画面11(図13参照)は、上記と同様の構成に加えて、個別実行操作領域111bを更に有する。
図8及び図13のいずれの第1画面11でも、状態情報領域113には、通信端末2が未だ接続されていない状態であることを示す接続状態情報“通信端末未接続”が表示されている。また、確認情報領域114には、“バージョンナンバー”,“起動時レベル”等の確認項目情報、及び“v2.0”,“0xFE(100%)”等の期待値情報のみが表示され、確認結果情報は表示されていない(確認結果情報に代えて、確認動作が未実行であることを示す“未実施”等が表示されている)。
また、生成部741は、メモリに記憶されている第1画面11の画像データに、確認部742による取得値や判定部743の判定結果などを含む確認結果情報、を追記することによって、第2画面の画像データを生成する。生成された第2画面の画像データは、表示部72に引き渡されると共に、メモリに記憶される。第2画面の画像データが表示部72に引き渡されることで、例えば、図9に示すような第2画面12がディスプレイに表示される。
図9の第2画面12は、図8の第1画面11と同様の構成を有する。ただし、第2画面12では、状態情報領域113には、通信端末2が接続されている状態である(かつ、確認動作が実行中である)ことを示す接続状態情報“接続済(確認中)”が表示されている。また、確認情報領域114には、確認項目情報及び期待値情報に加えて、“v2.0”,“0xFE(100%)”等の期待値情報、及び“(v2.0,OK)”,“(0xFE(100%),OK)”等の確認結果情報が表示されている。
さらに、生成部741は、メモリに記憶されている画像情報を用いて、ダイアログボックス(120A,120B)等のオブジェクトの画像データを生成し、メモリに記憶されている第2画面の画像データの一部を、生成したオブジェクトの画像データで上書きする。上書き後の第2画像の画像データが表示部72に引き渡されることで、図10~図12に示すように、第2画面上にダイアログボックス(120A,120B)等のオブジェクトが表示される。
(5-1-3b)確認部
確認部742は、前述した確認ステップ(S8,S9)を実行する。
本実施形態における確認部742は、第2通信部73を介して、確認指示(項目確認指示)を有する確認指示情報(項目確認指示情報)を含む第2信号を機器3宛に送信し、機器3から取得値(項目取得値)を有する取得情報(項目取得情報)を含む第2信号を受信する。
受信された第2信号に含まれる取得情報は、生成部741に引き渡され、生成部741によって第1画像の画像データに追記される。この追記によって、第2画像の画像データが取得され、取得された第2画像の画像データが表示部72に引き渡されることで、例えば、図9に示すような、取得値を含む第2画面12がディスプレイに表示される。
(5-1-3c)判定部
判定部743は、前述した判定ステップ(S12)を実行する。
すなわち、判定部743は、取得値が期待値との間で条件を満たすか否かを判定し、判定結果を取得する。
取得された判定結果は、生成部741に引き渡され、生成部741によって第2画像の画像データに追記される。追記後の第2画像の画像データが表示部72に引き渡されることで、例えば、図9に示すような、判定結果を更に含む第2画面12がディスプレイに表示される。
(5-2)機器の詳細
機器3は、図2に示したように、第1通信部31と、動作制御部32と、を備える。
(5-2-1)動作制御部
動作制御部32は、機器3の各種のハードウェアを制御して、前述したような動作(基本動作、設定動作及び確認動作)を実現する。
動作制御部32は、例えば、第1通信部31が基本指示を含む機器3宛の第1信号を受信した場合に、当該基本指示に対応する基本動作を行う。
また、動作制御部32は、例えば、第1通信部31がアドレス設定指示等の設定指示を含む機器3宛の第1信号を受信した場合に、当該設定指示に対応するアドレス設定等の設定動作を行う。
さらに、動作制御部32は、例えば、第1通信部31が項目確認指示情報を含む機器3宛の第1信号を情報端末7から受信した場合に、当該項目確認指示情報が有する項目識別子に対応する項目確認動作を行い、当該項目確認動作によって取得される項目取得値を有する項目取得情報を含む情報端末7宛の第1信号を、第1通信部31を介して送信する。
(5-3)通信端末の詳細
本開示の実施形態に係る通信端末2は、図2に示したように、通信制御部21と、機器3が備える第1通信部31と同じ機能を有する第1通信部31aと、情報端末7が備える第2通信部73と同じ機能を有する第2通信部73aと、を備える。
(5-3-1)通信制御部
通信制御部21は、第1通信部31a及び第2通信部73aを制御することにより、互いに異なるプロトコルに従う通信部間(すなわち、機器3の第1プロトコルに従う第1通信部31と、情報端末7の第2プロトコルに従う第2通信部73との間)の通信を実現する。
詳しくは、通信制御部21は、例えば、第2通信部73aが確認指示情報を含む機器3宛の第2信号を受信した場合に、第1通信部31aに命じて確認指示情報を含む第1信号を機器3宛に送信させる。
また、通信制御部21は、例えば、第1通信部31aが取得情報を含む情報端末7宛の第1信号を受信した場合に、第2通信部73aに命じて取得情報を含む第2信号を、情報端末7宛に送信させる。
(5-4)通信システム
通信端末2と、1つ以上の機器3とで、本開示の実施形態に係る通信システム300が構成される。
(5-5)情報システムの実現手段(ハードウェア)
(5-5-1)情報端末の実現手段
情報端末7は、例えば、プロセッサ及びメモリと、ディスプレイと、タッチパネルやキーボード等の入力デバイスと、ディスプレイと、第2プロトコル(変形例では、第1プロトコル)に従う通信モジュールと、を有する。メモリにプログラム及び各種の情報が格納され、プロセッサがメモリ内の情報に基づいて動作(更に、ディスプレイ、入力デバイス及び通信モジュール等と協働)することにより、図2に示した情報端末7を構成する各部の機能、及び図3~図5に示した各種のステップの処理が実現される。
なお、情報端末7は、具体的には、例えば、タブレット端末、ノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)、スマートフォン等の携帯端末で実現されるが、据え置き型のパーソナルコンピュータ等で実現されてもよい。
(5-5-2)通信端末の実現手段
通信端末2は、例えば、プロセッサ及びメモリと、第1プロトコル及び第2プロトコルに従う2つの(又は単一の)通信モジュールと、を有する。メモリにプログラム及び各種の情報が格納され、プロセッサがメモリ内の情報に基づいて動作(更に、通信モジュールと協働)することにより、図2に示した通信端末2を構成する各部の機能、及び図6に示した各種のステップの処理が実現される。
(5-5-3)機器の実現手段
機器3は、例えば、プロセッサ及びメモリと、第1プロトコルに従う通信モジュールと、基本動作を実現する各種のデバイス(例えば、発光素子及びその駆動回路等)と、を有する。メモリにプログラム及び各種の情報が格納され、プロセッサがメモリ内の情報に基づいて動作(更に、通信モジュール及び各種のデバイスと協働)することにより、図2に示した機器3を構成する各部の機能、及び図7に示した各種のステップの処理が実現される。
(6)情報システムの動作
次に、情報システム200の動作について図3~図7を用いて説明する。なお、既出事項についての説明は、省略又は簡略化している。
(6-1)情報端末の動作
情報システム200を構成する情報端末7は、例えば、図3~図5のフローチャートに従う処理を実行する。なお、図3~図5の処理は、例えば、情報端末7の起動に応じて開始され、確認結果情報の保存の完了(又は情報端末7の動作終了)に応じて終了される。
情報端末7の処理部74を構成する生成部741は、メモリに記憶されている確認項目情報及び期待値情報等に基づく画面データの生成(画面データ生成処理)を行う(ステップS1)。
次に、表示部72は、ステップS1で生成された画面データに基づく第1画面11の表示(第1画面表示処理)を行う(ステップS2)。
次に、処理部74は、第2通信部73が通信端末2の第2通信部73aと通信可能に接続されたか否かを判断する(ステップS3)。ここで未だ通信可能に接続されてないと判断された場合は、ステップS3に戻る。
ステップS3で通信可能に接続されたと判断した場合、処理部74は、接続状態情報の更新(接続状態更新処理)を行う(ステップS4)。
次に、処理部74は、受付部71が開始操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS5)。ここで開始操作を受け付けていないと判断された場合は、ステップS5に戻る。
ステップS5で開始操作を受け付けたと判断した場合、処理部74は、変数iに初期値“1”をセットする(ステップS6)。なお、変数iは、メモリ内の複数の項目識別子を順番に選択していくための変数である。
次に、処理部74は、i番目の確認項目があるか否かを判断する(ステップS7)。ここでi番目の確認項目がないと判断された場合は、ステップS16に進む。
ステップS7でi番目の確認項目があると判断された場合、処理部74は、第2通信部73に命じて、i番目の確認項目に対応する項目確認指示を含む機器3宛の第2信号の送信を実行させる(ステップS8)。
次に、第2通信部73は、取得値を含む機器3からの第2信号の受信を行う(ステップS9)。
機器3からの第2信号が受信されると、処理部74は、画面データに、i番目の確認項目に対応する取得値追記を行う(ステップS10)。
次に、処理部74は、i番目の確認項目は第1確認項目か否かを判断する(ステップS11)。ここでi番目の確認項目は第1確認項目でないと判断された場合は、ステップS13に進む。
ステップS11でi番目の確認項目は第1確認項目と判断された場合、判定部743は、ステップS9で受信された第2信号に含まれる取得値が期待値との間で合致条件を満たすか否かの判定を行う(ステップS12)。ここでi番目の確認項目は第1確認項目でないと判断された場合は、ステップS13に進む。
ステップS12でi番目の確認項目は第1確認項目と判定された場合、処理部74は、画面データに、i番目の確認項目に対応する第1判定結果を追記する(ステップS13)。
次に、処理部74は、表示部72に命じて、画面データに基づく第2画面12の表示又は更新を行わせる(ステップS14)。
次に、処理部74は、変数iをインクリメントする(ステップS15)。その後、処理はステップS7に戻る。
ステップS7でi番目の確認項目がないと判断された場合、処理部74は、第2画面12内の1つ以上の第2確認項目のうち、いずれかの第2確認項目が選択されたか否かを判断する(ステップS16)。ここでいずれの第2確認項目も選択されていないと判断された場合は、ステップS21に進む。
ステップS16でいずれかの第2確認項目が選択されたと判断された場合、表示部72は、入力欄121を有する又は入力欄121に付随する入力窓の表示を行う(ステップS17)。入力窓は、例えば、図10又は図11に示されるような、入力欄121を有するダイアログボックス120A又は120B、又は、図12Aに示されるような、第2画面12内の入力欄121に付随するプルダウンリスト124、などである。
次に、受付部71は、当該第2確認項目に対応する第2判定結果の、入力窓を介した受け付けを行う(ステップS18)。
次に、処理部74は、画面データに、第2確認項目に対応する第2判定結果を追記する(ステップS19)。
次に、表示部72は、画面データに基づく第2画面12の更新を行う(ステップS20)。その後、処理はステップS20に戻る。
ステップS16でいずれの第2確認項目も選択されていないと判断された場合、処理部74は、受付部71が保存操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS21)。ここで受付部71が保存操作を受け付けていないと判断された場合は、ステップS20に戻る。
ステップS21で受付部71が保存操作を受け付けたと判断した場合、処理部74は、画面データに対応する確認結果情報をメモリに保存する(ステップS22)。その後、この処理は終了される。
(6-2)通信端末の動作
通信端末2は、例えば、図6のフローチャートに従う処理を実行する。なお、図6の処理は、例えば、通信端末2の起動に応じて開始され、通信端末2の動作終了に応じて終了される。
通信端末2の通信制御部21は、第2通信部73aが指示情報を含む機器宛の第2信号を受信したか否かを判断する(ステップS101)。ここで第2通信部73aが指示情報を含む機器宛の第2信号を受信していないと判断された場合は、ステップS104に進む。
ステップS101で第2通信部73aが指示情報を含む機器宛の第2信号を受信したと判断した場合、通信制御部21は、当該第2信号に含まれる指示情報等の第1通信部31aへの引き渡しを行う(ステップS102)。
次に、通信制御部21は、第1通信部31aに対し、指示情報を含む機器宛の第1信号の送信命令を行う(ステップS103)。その後、処理はステップS101に戻る。
ステップS101で第2通信部73aが指示情報を含む機器宛の第2信号を受信していないと判断した場合、通信制御部21は、第1通信部31aが取得情報を含む情報端末7宛の第1信号を受信したか否かを判断する(ステップS104)。ここで第1通信部31aが取得情報を含む情報端末7宛の第1信号を受信していないと判断された場合は、ステップS101に戻る。
ステップS104で第1通信部31aが取得情報を含む情報端末7宛の第1信号を受信したと判断した場合、通信制御部21は、当該第1信号に含まれる取得情報等の第2通信部73aへの引き渡しを行う(ステップS105)。
次に、通信制御部21は、第2通信部73aに対し、取得情報を含む情報端末7宛の第2信号の送信命令を行う(ステップS106)。その後、処理はステップS101に戻る。
(6-3)機器の動作
機器3は、例えば、図7のフローチャートに従う処理を実行する。なお、図7の処理は、例えば、機器3の起動に応じて開始され、機器3の動作終了に応じて終了される。
機器3の動作制御部32は、第1通信部31が機器3自身宛の第1信号を受信したか否かを判断する(ステップS201)。ここで第1通信部31が機器3自身宛の第1信号を受信していないと判断された場合は、ステップS201に戻る。
ステップS201で第1通信部31が機器3自身宛の第1信号を受信したと判断した場合、動作制御部32は、当該第1信号に確認指示が含まれるか否かを判断する(ステップS202)。ここで当該第1信号に確認指示が含まれていないと判断された場合はステップS205に進む。
ステップS202で当該第1信号に確認指示が含まれていると判断した場合、動作制御部32は、確認動作を行う(ステップS203)。
次に、動作制御部32は、第1通信部31に命じて、ステップS203で実行した確認動作による取得値を有する取得情報を含む第2信号を、情報端末7宛に送信させる(ステップS204)。その後、処理はステップS201に戻る。
ステップS202で当該第1信号に確認指示が含まれていないと判断した場合、動作制御部32は、確認動作以外の動作を行う(ステップS205)。その後、処理はステップS201に戻る。
(7)プログラム
本開示の実施形態に係るプログラムは、上記のような表示方法を1つ以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。このようなプログラムは、上記各種のステップのうち、少なくとも、ステップS2(第1表示ステップ)、ステップS8及びS9(確認ステップ)、及び第2表示ステップ(S14)、を含む。ただし、確認ステップを構成する2つのステップS8及びS9のうちステップS9は、省略されてもよい。
このプログラムによれば、所定のプロトコルに従う信号を用いた通信が可能であり、受信した信号に含まれる指示に応じた動作を行う機器3、に関する確認結果であって、確認指示に応じた確認動作に基づく確認結果を、より容易に表示可能になる。
(8)情報システムの変形例
この変形例の情報システム200Aは、図14に示すように、情報端末7Aと、1つ以上(通常、2つ以上)の機器3と、を備える。情報端末7Aは、通信線W3を介して1つ以上の機器3の各々と接続される。
情報端末7Aは、受付部71と、表示部72と、機器3の第1通信部31と同じ機能を有する第1通信部31bと、処理部74と、を備える。処理部74は、生成部741と、確認部742と、判定部743と、を備える。
つまり、この変形例の情報システム200Aは、図2に示した情報システム200において、情報端末7を構成する第2通信部73を第1通信部31aに置き換え、通信端末2を省略したような構成を有する。情報システム200Aの動作は、「(4)表示方法の変形例」に記載した通りである。
すなわち、この変形例における確認部742は、第1通信部31bを介して、確認指示を有する確認指示情報を含む第2信号を機器3宛に送信し、機器3から取得値を有する取得情報を含む第1信号を受信する。
(9)まとめ
本開示の第1の態様に係る表示方法は、機器(3)に対し、情報端末(7,7A)によって行われる、機器(3)に関する画面の表示方法である。機器(3)は、第1信号を用いた通信を行う。第1信号は、第1プロトコルに従う信号である。機器(3)は、第1信号に含まれる指示に応じた動作を行う。情報端末(7,7A)は、表示部(72)、受付部(71)、及び、第1信号を用いた通信を行う第1通信部(31b)又は第2通信部(73)を備える。第2通信部(73)は、第2信号を用いた通信を行う。第2信号は、第1プロトコルとは異なる第2プロトコルに従う信号である。表示方法は、第1表示ステップ(S2)と、確認ステップ(S8,S9)と、第2表示ステップ(S14)と、を含む。第1表示ステップ(S2)では、表示部(72)を介して第1画面(11)が表示される。第1画面(11)は、確認指示の受付部(71)による受け付けを支援する画面である。確認指示は、所定の確認項目に関する確認動作を機器(3)に行わせるための指示である。確認ステップ(S8,S9)では、情報端末(7,7A)の第1通信部(31)又は第2通信部(73)を介して、受付部(71)によって受け付けられた確認指示を有する確認指示情報を含む第1信号又は第2信号が、機器(3)宛に送信される。第2表示ステップ(S14)では、表示部(72)を介して第2画面が表示される。第2画面は、機器(3)によって受信された第1信号に含まれる確認指示に応じて機器(3)が確認動作を行った結果に基づく確認結果を含む。
この態様によれば、所定のプロトコルに従う信号を用いた通信が可能であり、受信した信号に含まれる指示に応じた動作を行う機器、に関する確認結果であって、確認指示に応じた確認動作に基づく確認結果を、より容易に表示可能になる。
第2の態様に係る表示方法は、第1の態様において、機器(3)は、動作によって取得された取得値を含む第1信号を送信することが可能である。確認ステップ(S8、S9)では、情報端末(7,7A)の第1通信部(31b)又は第2通信部(73)を介して、情報端末(7,7A)宛の第1信号又は第2信号が受信される。情報端末(7,7A)宛の第1信号又は第2信号は、取得情報を含む。取得情報は、確認指示に応じた機器(3)の確認動作によって取得された取得値を有する。上記確認結果は、この取得値を有する。
この態様によれば、所定のプロトコルに従う信号を用いた通信が可能であり、受信した信号に含まれる指示に応じた動作を行い、当該動作を基に取得される取得値を信号に含めて送信する機器、に関する確認結果であって、確認指示に応じた確認動作による取得値を含む確認結果を、より容易に表示可能になる。
第3の態様に係る表示方法は、第2の態様において、確認項目には、期待値が対応付いている。期待値は、確認指示に応じた機器(3)の確認動作による取得が期待される値である。表示方法は、判定ステップ(S12)を更に含む。判定ステップ(S12)では、取得値が期待値との間で条件を満たすか否かが判定され、判定結果が取得される。上記確認結果は、この判定結果を更に有する。
この態様によれば、確認結果が情報端末(7,7A)による判定結果(判定部743による第1判定結果)も有することで、人為的な確認作業の軽減が図られる。
第4の態様に係る表示方法は、第2の態様において、情報端末(7A)は、第1通信部(31b)を備える。受付部(71)によって受け付けられた確認指示は、情報端末(7A)の第1通信部(31b)によって機器(3)宛の第1信号に含めて送信される。機器(3)によって受信された第1信号に含まれる確認指示に応じて、機器(3)が確認動作を行う。確認動作によって取得された取得値は、機器(3)によって情報端末(7A)宛の第1信号に含めて送信される。情報端末(7)の第1通信部(31a)は、取得値を含む情報端末(7)宛の第1信号を受信する。
この態様によれば、機器(3)が送受信する信号と、情報端末(7A)が送受信する信号とが互いに同じプロトコルに従う信号である場合は、機器(3)及び情報端末(7A)の間で、通信端末(2)を介さない直接の確認指示及び取得値のやり取りを通じて、機器(3)に関する情報の表示を行うことができる。
第5の態様に係る表示方法は、第2の態様において、情報端末(7)は、第2通信部(73)を備える。情報端末(7)の第2通信部(73)は、受付部(71)によって受け付けられた確認指示を機器(3)宛の第2信号に含めて送信する。確認指示を含む機器(3)宛の第2信号は、通信端末(2)によって受信される。通信端末(2)は、機器(3)宛の第2信号に含まれる確認指示を機器(3)宛の第1信号に含めて送信する。確認指示を含む機器(3)宛の第1信号は、機器(3)によって受信され、受信された第1信号に含まれる確認指示に応じて機器(3)が確認動作を行う。確認動作によって取得された取得値は、機器(3)によって、情報端末(7)宛の第1信号に含めて送信される。取得値を含む情報端末(7)宛の第1信号は、通信端末(2)によって受信される。通信端末(2)は、情報端末(7)宛の第1信号に含まれる取得値を、情報端末(7)宛の第2信号に含めて送信する。情報端末(7)の第2通信部(73)は、取得値を含む情報端末(7)宛の第2信号を受信する。上記確認結果は、情報端末(7)の第2通信部(73)によって受信された第2信号に含まれる取得値を含む。
この態様によれば、情報端末(7)が送受信する信号と機器(3)が送受信する信号とが互いに異なるプロトコルに従う信号である場合でも、機器(3)及び情報端末(7)の間で通信端末(2)を介した確認指示及び取得値のやり取りを通じて、機器(3)に関する情報の表示を行うことができる。
第6の態様に係る表示方法は、第2の態様において、第1画面(11)は、複数の確認項目に対応する複数の項目識別子を含む。
この態様によれば、複数の確認項目に対応する複数の項目識別子を含む第1画面(11)が表示されることで、複数の確認項目の視認性ひいては情報端末(7)の操作性が向上する。
第7の態様に係る表示方法は、第6の態様において、確認ステップ(S8,S9)では、情報端末(7)の第2通信部(73)を介して、複数の確認項目の各々について、項目確認指示情報を含む第2信号が機器(3)宛に送信され、機器(3)から項目取得情報を含む第2信号が受信される。項目確認指示情報は、確認項目を識別する項目識別子を更に有する確認指示情報であり、項目取得情報は、項目識別子を更に有する取得情報である。機器(3)は、機器(3)が項目確認指示情報を含む第1信号を受信した場合に、項目確認動作を行い、項目取得情報を含む第1信号を送信する。項目確認動作は、項目確認指示情報が有する項目識別子に対応する確認動作であり、項目取得情報は、項目取得値を有する取得情報である。項目取得値は、項目確認動作によって取得される取得値である。第2表示ステップ(S14)では、複数の確認項目の各々について、確認ステップ(S8,S9)で情報端末(7)の第2通信部(73)を介して受信された第2信号に含まれる項目取得情報が有する項目取得値が、第1画面(11)に含まれる項目識別子に対応付けて表示される。
この態様によれば、項目識別子と取得値との対の集合(取得値群)が第2画面(12)に表示されることで、複数の確認項目に対応する複数の項目確認結果の視認性ひいては情報端末(7)の操作性が向上する。
第8の態様に係る表示方法は、第7の態様において、第1画面(11)は、実行操作領域(111)を更に含む。実行操作領域(111)は、実行操作を受付部(71)が受け付けるための領域である。実行操作は、複数の確認項目に対応する複数の項目確認指示情報の送信を実行させる操作である。確認ステップ(S8,S9)では、第1画面(11)の実行操作領域(111)を介して受付部(71)が実行操作を受け付けたことに応じて、情報端末(7)の第2通信部(73)を介して、複数の確認項目の各々について、項目確認指示情報を含む第2信号が機器(3)宛に送信される。
この態様によれば、第1画面(11)の実行操作領域(111)を介した実行操作に応じて、複数の確認項目に対応する複数の確認指示情報が送信されるので、実行操作に関する操作性の向上を図ることができる。
第9の態様に係る表示方法は、第8の態様において、実行操作領域(111)は、一括実行操作領域(111a)である。一括実行操作領域(111a)は、一括実行操作を受け付けるための領域である。一括実行操作は、複数の項目確認指示情報の送信を一括的に実行させる操作である。確認ステップ(S8,S9)では、一括実行操作領域(111a)を介した一括実行操作の受け付けに応じて、複数の項目確認指示情報に対応する機器(3)宛の複数の第2信号、が一括的に送信される。
この態様によれば、第1画面(11)が一括実行操作領域(111a)を含み、当該一括実行操作領域(111a)を介した一括実行操作に応じて、複数の確認項目に対応する複数の確認指示情報が一括的に送信されることで、実行操作に関する操作量の抑制を図ることができる。
第10の態様に係る表示方法は、第9の態様において、第1画面(11)は、複数の個別実行操作領域(111b)を更に含む。個別実行操作領域(111b)は、個別実行操作を受け付けるための領域である。個別実行操作は、複数の項目確認指示情報の送信を個別に実行させる操作である。確認ステップ(S8,S9)では、一括実行操作領域(111a)を介した一括実行操作の受け付けに応じて、複数の項目確認指示情報に対応する機器宛(3)の複数の第2信号、が一括的に送信される。また、複数の個別実行操作領域(111b)のうち一の個別実行操作領域(111b)を介した個別実行操作の受け付けに応じて、一の個別実行操作領域(111b)に対応する機器(3)宛の第2信号が送信される。
この態様によれば、第1画面(11)が、複数の個別実行操作領域(111b)を更に含み、当該複数の個別実行操作領域(111b)のうち一の個別実行操作領域(111b)を介した個別実行操作に応じて、当該一の個別実行操作領域(111b)に対応する確認項目に関する確認指示が送信されるので、実行操作に関する操作量の抑制と、実行操作に関する選択性の向上と、の両立を図ることができる。
第11の態様に係る表示方法は、第7の態様において、複数の確認項目の各々は、第1確認項目及び第2確認項目のいずれかである。第1確認項目は、項目期待値が対応付いている確認項目であり、第2確認項目は、項目期待値が対応付いていない確認項目である。項目期待値は、項目確認動作による取得が期待される値である。表示方法は、判定ステップ(S12)を更に含む。判定ステップ(S12)では、複数の確認項目のうち1つ以上の第1確認項目の各々について、項目取得値が項目期待値との間で条件を満たすか否かの判定が行われ、判定の結果である第1判定結果が取得される。第2表示ステップ(S14)では、1つ以上の第1確認項目の各々について、第1確認項目を識別する第1項目識別子に対応付けて、項目取得値及び第1判定結果を有する確認結果が表示される。また、1つ以上の第2確認項目の各々について、第2確認項目を識別する第2項目識別子に対応付けて、第2判定結果の入力を受付部(71)が受け付けるための入力欄(121)が表示される。第2判定結果は、項目取得値に関する人為的な判定の結果である。
この態様によれば、複数の確認結果の各々は、項目期待値が対応付いている第1確認項目及び項目期待値が対応付いていない第2確認項目のいずれかであり、第1確認項目については、項目取得値及び第1判定結果を有する確認結果を、第2確認項目については、第2判定結果の入力欄(121)を有する確認結果を、それぞれ表示する。このように、第1確認項目に関する確認結果が、機器(3)による取得値及び情報端末(7)による第1判定結果を有することで、人為的な確認作業の軽減が図られる。また、第2確認項目について、入力欄(121)を表示し、人為的な第2判定結果入力を受け付けることで、人為的な判定(例えば、照明装置が、点灯、消灯、調光といった基本動作を行わせるための基本指示に対して示す挙動について、ユーザが目視により行う判定など)に関する第2判定結果をも、第2画面に含めることが可能となる。
第12の態様に係るプログラムは、第1~第11のいずれかの態様の表示方法をプロセッサに実行させるためのプログラムである。
この態様によれば、所定のプロトコルに従う信号を用いた通信が可能であり、受信した信号に含まれる指示に応じた動作を行う機器(3)、に関する確認結果であって、確認指示に応じた確認動作に基づく確認結果を、より容易に表示可能になる。
第13の態様に係る通信端末(2)は、機器(3)と情報端末(7)との間に介在する。機器(3)は、第1信号に含まれる指示に応じた動作を行う。第1信号は、第1プロトコルに従う信号である。情報端末(7)は、表示部(72)、受付部(71)及び第2通信部(73)を備える。第2通信部(73)は、第2信号を用いた通信を行う。第2信号は、第2プロトコルに従う信号である。第2プロトコルは、第1プロトコルとは異なるプロトコルである。通信端末(2)は、第1信号を用いた通信を行う第1通信部(31a)と、第2信号を用いた通信を行う第2通信部(73a)と、通信制御部(21)と、を備える。通信制御部(21)は、通信端末(2)の第2通信部(73)が、確認指示を有する確認指示情報を含む機器(3)宛の第2信号を受信した場合に、通信端末(2)の第1通信部(31a)に命じて確認指示情報を含む第1信号を機器(3)宛に送信させる。確認指示は、所定の確認項目に関する確認動作を機器(3)に行わせるための指示である。
この態様によれば、所定のプロトコルに従う信号を用いた通信が可能であり、受信した信号に含まれる指示に応じた動作を行う機器(3)、に関する確認結果であって、確認指示に応じた確認動作に基づく確認結果を、より容易に表示可能になる。
第14の態様に係る通信端末(2)は、第13の態様において、機器(3)は、機器(3)が受信した第1信号に含まれる確認指示に応じた確認動作を行い、確認動作によって取得された取得値を有する取得情報を含む第1信号を送信することが可能である。通信制御部(21)は、通信端末(2)の第1通信部(31a)が取得情報を含む情報端末(7)宛の第1信号を受信した場合に、通信端末(2)の第2通信部(73a)に命じて取得情報を含む第2信号を情報端末(7)宛に送信させる。
この態様によれば、所定のプロトコルに従う信号を用いた通信が可能であり、受信した信号に含まれる指示に応じた動作を行う機器(3)、に関する確認結果であって、確認指示に応じた確認動作に基づく確認結果を、より容易に表示可能になる。
第15の態様に係る通信システム(300)は、第13又は第14の態様の通信端末(2)と、機器(3)と、を備える。
この態様によれば、所定のプロトコルに従う信号を用いた通信が可能であり、受信した信号に含まれる指示に応じた動作を行う機器(3)、に関する確認結果であって、確認指示に応じた確認動作に基づく確認結果を、より容易に表示可能になる。
2 通信端末(中継装置)
21 通信制御部
3 機器(照明装置)
31,31a,31b 第1通信部
32 動作制御部
300 通信システム
7,7A 情報端末(設定装置)
71 受付部
72 表示部
73,73a 第2通信部
74 処理部
741 生成部
742 確認部
743 判定部
11 第1画面
111 実行操作領域
111a 一括実行操作領域
111b 個別実行操作領域
12 第2画面
121 入力欄

Claims (15)

  1. 第1プロトコルに従う信号である第1信号に含まれる指示に応じた動作を行う機器に対し、表示部、受付部、及び、前記第1信号を用いた通信を行う第1通信部又は前記第1プロトコルとは異なる第2プロトコルに従う信号である第2信号を用いた通信を行う第2通信部を備える情報端末によって行われる、前記機器に関する画面の表示方法であって、
    前記表示部を介して、所定の確認項目に関する確認動作を前記機器に行わせるための確認指示の前記受付部による受け付けを支援する第1画面を表示する第1表示ステップと、
    前記情報端末の前記第1通信部又は前記第2通信部を介して、前記受付部によって受け付けられた前記確認指示を有する確認指示情報を含む前記第1信号又は前記第2信号を前記機器宛に送信する確認ステップと、
    前記表示部を介して、前記機器によって受信された前記第1信号に含まれる前記確認指示に応じて前記機器が前記確認動作を行った結果に基づく確認結果を含む第2画面を表示する第2表示ステップと、を含む、
    表示方法。
  2. 前記機器は、前記動作によって取得された取得値を含む前記第1信号を送信することが可能であり、
    前記確認ステップでは、前記情報端末の前記第1通信部又は前記第2通信部を介して、前記確認指示に応じた前記機器の前記確認動作によって取得された取得値を有する取得情報を含む前記情報端末宛の前記第1信号又は前記第2信号を受信し、
    前記確認結果は、前記取得値を有する、
    請求項1に記載の表示方法。
  3. 前記確認項目には、前記確認指示に応じた前記機器の前記確認動作による取得が期待される期待値が対応付いており、
    前記取得値が前記期待値との間で条件を満たすか否かを判定し、判定結果を取得する判定ステップを更に含み、
    前記確認結果は、前記判定結果を更に有する、
    請求項2に記載の表示方法。
  4. 前記情報端末は、前記第1通信部を備え、
    前記受付部によって受け付けられた前記確認指示は、前記情報端末の前記第1通信部によって前記機器宛の前記第1信号に含めて送信され、
    前記機器によって受信された前記第1信号に含まれる前記確認指示に応じて前記機器が前記確認動作を行い、
    前記確認動作によって取得された前記取得値は、前記機器によって前記情報端末宛の前記第1信号に含めて送信され、
    前記情報端末の前記第1通信部は、前記取得値を含む前記情報端末宛の前記第1信号を受信する、
    請求項2に記載の表示方法。
  5. 前記情報端末は、前記第2通信部を備え、
    前記情報端末の前記第2通信部は、前記受付部によって受け付けられた前記確認指示を前記機器宛の前記第2信号に含めて送信し、
    前記確認指示を含む前記機器宛の前記第2信号は、通信端末によって受信され、
    前記通信端末は、前記機器宛の前記第2信号に含まれる前記確認指示を前記機器宛の前記第1信号に含めて送信し、
    前記確認指示を含む前記機器宛の前記第1信号は、前記機器によって受信され、受信された前記第1信号に含まれる前記確認指示に応じて前記機器が前記確認動作を行い、
    前記確認動作によって取得された前記取得値は、前記機器によって前記情報端末宛の前記第1信号に含めて送信され、
    前記取得値を含む前記情報端末宛の前記第1信号は、前記通信端末によって受信され、
    前記通信端末は、前記情報端末宛の前記第1信号に含まれる前記取得値を前記情報端末宛の前記第2信号に含めて送信し、
    前記情報端末の前記第2通信部は、前記取得値を含む前記情報端末宛の前記第2信号を受信し、
    前記確認結果は、前記情報端末の前記第2通信部によって受信された前記第2信号に含まれる前記取得値を含む、
    請求項2に記載の表示方法。
  6. 前記第1画面は、複数の前記確認項目に対応する複数の項目識別子を含む、
    請求項2に記載の表示方法。
  7. 前記確認ステップでは、前記情報端末の前記第2通信部を介して、複数の前記確認項目の各々について、
    前記確認項目を識別する項目識別子を更に有する前記確認指示情報である項目確認指示情報を含む前記第2信号を前記機器宛に送信し、
    前記機器から前記項目識別子を更に有する前記取得情報である項目取得情報を含む前記第2信号を受信し、
    前記機器は、前記機器が前記項目確認指示情報を含む前記第1信号を受信した場合に、前記項目確認指示情報が有する前記項目識別子に対応する前記確認動作である項目確認動作を行い、前記項目確認動作によって取得される前記取得値である項目取得値を有する前記取得情報である項目取得情報を含む前記第1信号を送信し、
    前記第2表示ステップでは、複数の前記確認項目の各々について、前記確認ステップで前記情報端末の前記第2通信部を介して受信した前記第2信号に含まれる前記項目取得情報が有する前記項目取得値を、前記第1画面に含まれる前記項目識別子に対応付けて表示する、
    請求項6に記載の表示方法。
  8. 前記第1画面は、複数の前記確認項目に対応する複数の前記項目確認指示情報の送信を実行させる実行操作を前記受付部が受け付けるための実行操作領域を更に含み、
    前記確認ステップでは、前記第1画面の前記実行操作領域を介して前記受付部が前記実行操作を受け付けたことに応じて、前記情報端末の前記第2通信部を介して、複数の前記確認項目の各々について、前記項目確認指示情報を含む前記第2信号を前記機器宛に送信する、
    請求項7に記載の表示方法。
  9. 前記実行操作領域は、複数の前記項目確認指示情報の送信を一括的に実行させる一括実行操作を受け付けるための一括実行操作領域であり、
    前記確認ステップでは、前記一括実行操作領域を介した前記一括実行操作の受け付けに応じて、複数の前記項目確認指示情報に対応する前記機器宛の複数の前記第2信号を一括的に送信する、
    請求項8に記載の表示方法。
  10. 前記第1画面は、複数の前記項目確認指示情報の送信を個別に実行させる個別実行操作を受け付けるための複数の個別実行操作領域を更に含み、
    前記確認ステップでは、
    前記一括実行操作領域を介した前記一括実行操作の受け付けに応じて、複数の前記項目確認指示情報に対応する前記機器宛の複数の前記第2信号を一括的に送信し、
    前記複数の個別実行操作領域のうち一の個別実行操作領域を介した前記個別実行操作の受け付けに応じて、前記一の個別実行操作領域に対応する前記機器宛の前記第2信号を送信する、
    請求項9に記載の表示方法。
  11. 複数の前記確認項目の各々は、前記項目確認動作による取得が期待される項目期待値が対応付いている第1確認項目、及び前記項目期待値が対応付いていない第2確認項目、のいずれかであり、
    複数の前記確認項目のうち1つ以上の前記第1確認項目の各々について、前記項目取得値が前記項目期待値との間で条件を満たすか否かの判定を行い、前記判定の結果である第1判定結果を取得する判定ステップを更に備え、
    前記第2表示ステップでは、
    1つ以上の前記第1確認項目の各々について、前記第1確認項目を識別する第1項目識別子に対応付けて、前記項目取得値及び前記第1判定結果を有する前記確認結果を表示し、
    1つ以上の前記第2確認項目の各々について、前記第2確認項目を識別する第2項目識別子に対応付けて、前記項目取得値に関する人為的な判定の結果である第2判定結果の入力を前記受付部が受け付けるための入力欄を表示する、
    請求項7に記載の表示方法。
  12. 請求項1~11のいずれか一項に記載の表示方法をプロセッサに実行させるためのプログラム。
  13. 第1プロトコルに従う信号である第1信号に含まれる指示に応じた動作を行う機器と、表示部、受付部、及び前記第1プロトコルとは異なる第2プロトコルに従う信号である第2信号を用いた通信を行う第2通信部を備える情報端末と、の間に介在する通信端末であって、
    前記第1信号を用いた通信を行う第1通信部と、
    前記第2信号を用いた通信を行う第2通信部と、
    通信制御部と、を備え、
    前記通信制御部は、前記通信端末の前記第2通信部が、所定の確認項目に関する確認動作を前記機器に行わせるための確認指示を有する確認指示情報を含む前記機器宛の前記第2信号を受信した場合に、前記通信端末の前記第1通信部に命じて前記確認指示情報を含む前記第1信号を前記機器宛に送信させる、
    通信端末。
  14. 前記機器は、前記機器が受信した前記第1信号に含まれる前記確認指示に応じた前記確認動作を行い、前記確認動作によって取得された取得値を有する取得情報を含む前記第1信号を送信することが可能であり、
    前記通信制御部は、前記通信端末の前記第1通信部が前記取得情報を含む前記情報端末宛の前記第1信号を受信した場合に、前記通信端末の前記第2通信部に命じて前記取得情報を含む前記第2信号を前記情報端末宛に送信させる、
    請求項13に記載の通信端末。
  15. 請求項13又は14に記載の通信端末と、
    前記機器と、を備える、
    通信システム。
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