JP2024029940A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】学生に関する様々な情報を、教師および保護者で区別して適切に提供できる技術を得る。【解決手段】情報処理装置100は、学生の第1IDに関連付けて、保護者の第2ID、および教師の第3IDを記憶する記憶装置120と、第1IDに対応する学習用コンテンツを第1端末に送信する送信部102と、第1IDに対応付けて、第1端末の端末履歴情報および情報利用情報を取得し、取得した情報を第1IDに関連付けて第1情報として記憶装置120に記憶させる記憶処理部104と、第2IDに対応する第1IDに紐付く第1情報を抽出し、抽出した第1情報またはその処理後情報を第2情報として第2端末に出力させる第1出力処理部106と、第3IDに対応する第1IDに紐付く第1情報を抽出し、抽出した第1情報またはその処理後情報を第3情報として第3端末に出力させる第2出力処理部108と、を備え、第2情報と第3情報の一部は互いに異なる。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
教育に関連する技術の一例が特許文献1に記載されている。
特許文献1には、どのような成績の生徒が現在の講義に関心がないかを判断する教育支援装置が記載されている。この教育支援装置は、講義を受ける生徒の中で、講義に関心がないとみなせる生徒群を特定する特定部と、生徒の講義に関する成績を記憶した記憶部を参照して、特定部によって特定された生徒群の成績について、講義を受ける生徒の成績における偏りを判断する判断部と、判断部の判断結果を出力する出力部とを備えている。
さらに、他の例として、特許文献2には、学習履歴参照者に有益な学習履歴情報のフィードバックを与える学習履歴可視化方法が記載されている。この学習履歴可視化方法では、サーバにおいてクライアント装置からネットワークを介して取得した可視化要求により、参照者が予め設定した時間表情報に基づいて、学習履歴情報の有無をクライアント装置に通知し、クライアント装置において有無情報を表示し、時間表上のセルを選択して、可視化範囲を指定し、サーバ側において指定された情報に基づいて可視化情報を生成してクライアント装置に提供する。可視化情報は、例えば、学習者の学習操作がどの時間帯に集中しているかを示す画面や、学習者の学習行動としていつどの教材ページでどのような操作を行ったかの情報を時系列で描画した画面等として生成されている。
特開2015-170033号公報 特開2004-259175号公報
上述した特許文献に記載された技術は、講師、教師、生徒、学習者、または、他の学習者などが閲覧できる情報を可視化する技術に関している。このため、上記した特許文献に記載された技術では、学生、学生の保護者、および教師それぞれに、学生の情報を提供することは想定されていない。これに対し、本発明者は、学生に関わる人物であって、異なる立場にある教師および保護者に対し、当該学生に関する情報を、それぞれの立場に合わせて適切な情報に処理して提供することを検討した。
本発明の目的の一例は、上述した課題を鑑み、学生に関する様々な情報を、教師および保護者で区別して適切に提供できないという問題を解決する情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の一態様によれば、
学生または第1端末の第1識別情報に関連付けて、学生の保護者または保護者の第2端末の第2識別情報、および教師または教師の第3端末の第3識別情報が記憶されており、
前記第1端末から前記第1識別情報を取得し、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを当該第1端末に送信する送信手段と、
前記第1識別情報に対応付けて、第1端末の使用状況に関する端末履歴情報、および、学習用コンテンツの利用結果に関する情報利用情報の少なくとも一方を取得し、取得した情報を前記第1識別情報に関連付けて第1情報として記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、
前記第2端末から前記第2識別情報を取得し、この第2識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として前記第2端末に出力させる第1出力処理手段と、
前記第3端末から前記第3識別情報を取得し、当該第3識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報の少なくとも一方を第3情報として前記第3端末に出力させる第2出力処理手段と、
を備え、
前記第2端末に出力させる前記第2情報と、前記第3端末に出力させる前記第3情報、の少なくとも一部は、互いに異なる、情報処理装置が提供される。
本発明の一態様によれば、
1以上のコンピュータが、
学生または第1端末の第1識別情報に関連付けて、学生の保護者または保護者の第2端末の第2識別情報、および教師または教師の第3端末の第3識別情報が記憶されており、
前記第1端末から前記第1識別情報を取得し、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを当該第1端末に送信し、
前記第1識別情報に対応付けて、第1端末の使用状況に関する端末履歴情報、および、学習用コンテンツの利用結果に関する情報利用情報の少なくとも一方を取得し、取得した情報を前記第1識別情報に関連付けて第1情報として記憶手段に記憶させ、
前記第2端末から前記第2識別情報を取得し、この第2識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として前記第2端末に出力させ、
前記第3端末から前記第3識別情報を取得し、当該第3識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報の少なくとも一方を第3情報として前記第3端末に出力させ、
前記第2端末に出力させる前記第2情報と、前記第3端末に出力させる前記第3情報、の少なくとも一部は、互いに異なる、情報処理方法が提供される。
本発明の一態様によれば、
コンピュータに、
学生または第1端末の第1識別情報に関連付けて、学生の保護者または保護者の第2端末の第2識別情報、および教師または教師の第3端末の第3識別情報が記憶されており、
前記第1端末から前記第1識別情報を取得し、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを当該第1端末に送信する手順、
前記第1識別情報に対応付けて、第1端末の使用状況に関する端末履歴情報、および、学習用コンテンツの利用結果に関する情報利用情報の少なくとも一方を取得し、取得した情報を前記第1識別情報に関連付けて第1情報として記憶手段に記憶させる手順、
前記第2端末から前記第2識別情報を取得し、この第2識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として前記第2端末に出力させる手順、
前記第3端末から前記第3識別情報を取得し、当該第3識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報の少なくとも一方を第3情報として前記第3端末に出力させる手順、を実行させ、
前記第2端末に出力させる前記第2情報と、前記第3端末に出力させる前記第3情報、の少なくとも一部は、互いに異なる、プログラムが提供される。
なお、本発明の他の態様としては、上記一態様の方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。この記録媒体は、非一時的な有形の媒体を含む。
このコンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されたとき、コンピュータに、情報処理装置上で、その情報処理方法を実施させるコンピュータプログラムコードを含む。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の方法およびコンピュータプログラムを実施するときには、その複数の手順の順番は内容的に支障のない範囲で変更することができる。
さらに、本発明の方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
本発明の一態様によれば、学生に関する様々な情報を、教師および保護者で区別して適切に提供できる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムが得られる。
実施形態に係る情報処理装置の概要を示す図である。 本実施形態の情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る情報処理システムのシステム構成を概念的に示す図である。 実施形態の情報処理装置を実現するコンピュータのハードウェア構成を例示するブロック図である。 マスタ情報のデータ構造例を示す図である。 第1情報のデータ構造例を示す図である。 実施形態の情報処理装置、第1端末、第2端末、および第3端末の動作例を示すフローチャートである。 第1識別情報に対応する、第2端末に出力させる第2情報と第3端末に出力させる第3情報を説明するための図である。 第2情報を含む保護者用操作ログ画面の例を示す図である。 時間割データのデータ構造例を示す図である。 第3情報を含む教師用操作ログ画面の例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。 学生、保護者、および教師のユーザ情報のデータ構造例を示す図である。 実施形態の情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 第3出力処理部が出力する端末利用状況画面の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 処理後情報のデータ構造例を示す図である。 端末利用時間画面の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。 教育委員会のユーザ情報のデータ構造例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
実施形態において「取得」とは、自装置が他の装置や記憶媒体に格納されているデータまたは情報を取りに行くこと(能動的な取得)、および、自装置に他の装置から出力されるデータまたは情報を入力すること(受動的な取得)の少なくとも一方を含む。能動的な取得の例は、他の装置にリクエストまたは問い合わせしてその返信を受信すること、及び、他の装置や記憶媒体にアクセスして読み出すこと等がある。また、受動的な取得の例は、配信(または、送信、プッシュ通知等)される情報を受信すること等がある。さらに、「取得」とは、受信したデータまたは情報の中から選択して取得すること、または、配信されたデータまたは情報を選択して受信することであってもよい。
<最小構成例>
図1は、実施形態に係る情報処理装置100の概要を示す図である。情報処理装置100は、送信部102と、記憶処理部104と、第1出力処理部106と、第2出力処理部108と、を備える。
情報処理装置100は、記憶装置120を含む。記憶装置120は、情報処理装置100の内部に設けられてもよいし、外部に設けられてもよい。つまり記憶装置120は、情報処理装置100と一体のハードウェアであってもよいし、情報処理装置100とは別体のハードウェアであってもよい。
記憶装置120には、学生U11または第1端末10の第1識別情報に関連付けて、学生U11の保護者U21または保護者U21の第2端末20の第2識別情報、および教師U31または教師U31の第3端末30の第3識別情報が記憶されている。
送信部102は、第1端末10から第1識別情報を取得し、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを当該第1端末10に送信する。
記憶処理部104は、第1識別情報に対応付けて、第1端末10の使用状況に関する端末履歴情報、および、学習用コンテンツの利用結果に関する情報利用情報の少なくとも一方を取得し、取得した情報を第1識別情報に関連付けて第1情報として記憶装置120に記憶させる。
第1出力処理部106は、第2端末20から第2識別情報を取得し、この第2識別情報に対応する第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として第2端末20に出力させる。
第2出力処理部108は、第3端末30から第3識別情報を取得し、当該第3識別情報に対応する第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第3情報として第3端末30に出力させる。
第2端末20に出力させる第2情報と、第3端末30に出力させる第3情報、の少なくとも一部は、互いに異なる。
<動作例>
図2は、本実施形態の情報処理装置100の動作例を示すフローチャートである。
まず、送信部102は、第1端末10から第1識別情報を取得し(ステップS101)、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを特定し(ステップS103)、特定した学習用コンテナを当該第1端末10に送信する(ステップS105)。
そして、記憶処理部104は、第1端末10の第1識別情報に対応付けて、第1端末10の使用状況に関する端末履歴情報、および、学習用コンテンツの利用結果に関する情報利用情報(学習関連の情報)の少なくとも一方を取得し、取得した情報を第1識別情報に関連付けて第1情報として記憶装置120に記憶させる(ステップS107)。
そして、第1出力処理部106は、第2端末20から第2識別情報を取得すると(ステップS109のYES)、この第2識別情報に対応する第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として第2端末20に出力させる(ステップS111)。
また、第2端末20から第2識別情報を取得しない場合(ステップS109のNO)、ステップS111の処理はバイパスしてステップS113に進む。
一方、第2出力処理部108は、第3端末30から第3識別情報を取得すると(ステップS113のYES)、当該第3識別情報に対応する第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第3情報として第3端末30に出力させる(ステップS115)。
また、第3端末30から第3識別情報を取得しない場合(ステップS113のNO)、ステップS115の処理はバイパスして処理を終了する。
図2のフローは、一連のフローとして示されているが、各処理は独立して並行して実行されてもよい。例えば、ステップS101~ステップS105の処理、ステップS107の処理、ステップS109およびステップS111の処理、ならびに、ステップS113およびステップS115の処理、を含む2つの処理はそれぞれ並行して定期的に実行されてよい。
この情報処理装置100は、送信部102、記憶処理部104、第1出力処理部106、および第2出力処理部108を備えている。送信部102は、第1端末10から第1識別情報を取得し、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを当該第1端末10に送信する。記憶処理部104は、第1識別情報に対応付けて、第1端末10の使用状況に関する端末履歴情報等を取得し、取得した情報を第1情報として第1識別情報に関連付けて記憶装置120に記憶させる。第1出力処理部106は、第2端末20から第2識別情報を取得し、この第2識別情報に対応する第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として第2端末20に出力させる。第2出力処理部108は、第3端末30から第3識別情報を取得し、当該第3識別情報に対応する第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第3情報として第3端末30に出力させる。そして、第2端末20に出力させる第2情報と、第3端末30に出力させる第3情報、の少なくとも一部は、互いに異なる。
この情報処理装置100によれば、学生に関する様々な情報を、教師および保護者で区別して適切に提供できる。
以下、情報処理装置100の詳細例について説明する。
(第1実施形態)
<システム概要>
図3は、本発明の実施の形態に係る情報処理システム1のシステム構成を概念的に示す図である。
情報処理システム1は、情報処理装置100と、情報処理装置100に通信ネットワーク3を介して接続される、第1端末10と、第2端末20と、第3端末30と、を備える。図3では、第1端末10と第2端末20は、それぞれ2台含まれる例を示しているため、それぞれを区別するために、異なる親子の学生U11の第1端末10aおよびこの保護者U21の第2端末20a、ならびに、学生U12の第1端末10bおよびこの保護者U22の第2端末20bと示している。以後、特に区別する必要がない場合、単に第1端末10および第2端末20と呼ぶ。
情報処理装置100は、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ等のコンピュータである。情報処理装置100は、ウェブサーバを含んでもよい。
第1端末10aは、学生U11が利用する端末である。第2端末20aは、学生U11の保護者U21が利用する端末である。第3端末30は、学生U11の教師U31が利用する端末である。学生U11は、学校または教育機関で学ぶ者であり、高等学校以下の学校や専修学校または専門学校などの生徒および児童、短期大学、大学および大学院などの高等教育機関で学ぶ者を含む。また、学生U11は、学習塾などで学ぶ者を含んでもよい。学習塾の場合、教師U31は、講師や管理者となる。また、保護者U21は、学生U11の母親や父親だけでなく、学生U11を実質的に養育している養育者、祖父母、親類、兄弟姉妹であってもよい。また、一時的に日本に居る外国籍の学生の場合、保護者は、ホストファミリーであってもよい。
第1端末10は、例えば、学生U11に学校から配布または貸与されてもよいし、学生U11自身の所有物であってもよい。1人の学生U11が1台の第1端末10を利用するものとする。1人の学生U11に1台の第1端末10が関連付けられて管理される。ただし、学生U11に関連付けられる第1端末10は、必ずしも1台でなくてもよく、複数の第1端末10であってもよい。例えば、学校から配布される端末と自分の所有している端末を登録できてもよい。
第1端末10は、例えば、授業等、学校の活動、および家庭学習において利用される。利用場面としては、デジタル教科書やデジタル教材の閲覧、デジタル問題集等を利用した学習、出欠や成績管理、チャット機能等を利用したコミュニケーション、ウェブブラウザを利用した情報収集、各種アプリケーションの利用等が挙げられるがこれらに限定されない。例えば、家庭での利用場面においては、学習以外のコンテンツの利用が考えられる。ただし学習以外のコンテンツの利用については、管理者による利用制限がかけられていてもよい。
第1端末10、第2端末20、および第3端末30は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等のコンピュータであり、ディスプレイ、表示器、操作部、タッチパネル、カメラ、スピーカ、マイクロフォン、および通信部等を有する。
情報処理装置100は、第1端末10、第2端末20および第3端末30に対し、通信ネットワーク3を介して情報を送信し、出力(例えば、画面表示)させる。
第1端末10、第2端末20および第3端末30は、例えば、所定のアプリケーションをインストールして起動すること、ブラウザなどを用いて所定のウェブサイトにアクセスすること、等の方法により、情報処理装置100が提供する情報を出力させることができる。
サービスの利用方法は、例えば、所定のアプリケーションをインストールして起動すること、ブラウザなどを用いて所定のウェブサイトにアクセスすること、等の方法が考えられる。各利用者(学生U11、保護者U21、および教師U31)は、事前にユーザ登録を行い、アカウント情報を取得しておき、当該アカウント情報を用いて情報処理システム1にログインすることで、情報処理システム1が提供する情報にアクセスすることが可能になる。アカウント情報は、例えば、利用者を一意に識別可能なユーザIDと、パスワード等の認証情報とを含む。認証情報は、生体情報であってもよい。
<ハードウェア構成例>
図4は、実施形態の情報処理装置100を実現するコンピュータ1000のハードウェア構成を例示するブロック図である。図1の第1端末10、第2端末20、および第3端末30も、コンピュータ1000によって実現される。
コンピュータ1000は、バス1010、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、入出力インタフェース1050、およびネットワークインタフェース1060を有する。
バス1010は、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、入出力インタフェース1050、およびネットワークインタフェース1060が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1020などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ1020は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などで実現されるプロセッサである。
メモリ1030は、RAM(Random Access Memory)などで実現される主記憶装置である。
ストレージデバイス1040は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又はROM(Read Only Memory)などで実現される補助記憶装置である。ストレージデバイス1040は情報処理装置100の各機能(例えば、送信部102、記憶処理部104、第1出力処理部106、第2出力処理部108、後述する第3出力処理部110、判別部112、通知部114など)を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1020がこれら各プログラムモジュールをメモリ1030上に読み込んで実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能が実現される。また、ストレージデバイス1040は記憶装置120の各データも記憶してもよい。
プログラムモジュールは、記録媒体に記録されてもよい。プログラムモジュールを記録する記録媒体は、非一時的な有形のコンピュータ1000が使用可能な媒体を含み、その媒体に、コンピュータ1000(プロセッサ1020)が読み取り可能なプログラムコードが埋め込まれてよい。
入出力インタフェース1050は、コンピュータ1000と各種入出力機器とを接続するためのインタフェースである。入出力インタフェース1050は、ブルートゥース(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの近距離無線通信を行う通信インタフェースとしても機能する。
ネットワークインタフェース1060は、コンピュータ1000を通信ネットワークに接続するためのインタフェースである。この通信ネットワークは、例えばLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)である。ネットワークインタフェース1060が通信ネットワークに接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。
そして、コンピュータ1000は、入出力インタフェース1050またはネットワークインタフェース1060を介して、必要な機器(例えば、第1端末10、第2端末20、および第3端末30のディスプレイ、操作ボタン、カメラ、スピーカ、マイクロフォン、情報処理装置100のキーボード、マウス、スピーカ、マイクロフォン、プリンタ等)に接続する。
図1、および後述する図12、図19の各実施形態の情報処理装置100の各構成要素は、図4のコンピュータ1000のハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。各実施形態の情報処理装置100を示す機能ブロック図は、ハードウェア単位の構成ではなく、論理的な機能単位のブロックを示している。
<機能構成例>
以下、実施形態の情報処理装置100の機能構成例について図1を用いて説明する。
情報処理装置100は、送信部102と、記憶処理部104と、第1出力処理部106と、第2出力処理部108と、を備えている。また、情報処理装置100は、記憶装置120を含んでいる。
図5は、マスタ情報200のデータ構造例を示す図である。マスタ情報200は、学生U11または第1端末10の第1識別情報(図中、第1IDと示す)に関連付けて、学生U11の保護者U21または保護者U21の第2端末20の第2識別情報(図中、第2IDと示す)、および教師U31または教師U31の第3端末30の第3識別情報(図中、第3IDと示す)が記憶されている。マスタ情報200は、記憶装置120に記憶される。
第1識別情報は、学生U11に割り当てられた学生U11を一意に識別可能な識別情報、または、学生U11が利用する第1端末10の識別情報、例えば、電話番号、IPアドレスなどであってもよい。実施形態では、第1識別情報は、第1端末10のIPアドレスとして説明する。第2識別情報および第3識別情報も同様であり、保護者U21および教師U31にそれぞれ割り当てられた保護者U21および教師U31をそれぞれ一意に識別可能な識別情報、または、保護者U21および教師U31がそれぞれ利用する第2端末20および第3端末30の識別情報、例えば、電話番号、IPアドレスなどであってもよい。
ただし、後述する実施形態で説明するように、第1識別情報、第2識別情報、および第3識別情報を関連付けるデータ構造は、図5の例に限定されない。
図1に戻り、送信部102は、第1端末10から第1識別情報を取得し、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを当該第1端末10に送信する。第1端末10で、例えば、所定のアプリケーションが起動されている状態で、学習用コンテンツのダウンロードまたは閲覧の要求を行う操作を学生U11が行うことで、第1端末10から情報処理装置100に第1識別情報が送信されてもよい。
ただし、送信部102は、能動的に第1端末10に学習コンテンツを送信してもよく、その場合は、マスタ情報200に登録されている少なくとも1人の学生U11の第1識別情報(IPアドレス)を取得し、取得した第1識別情報に対応する学習コンテンツを特定し、IPアドレスを用いて当該学生U11の第1端末10に学習コンテンツを送信してもよい。
また、送信部102から送信される学習コンテンツは、必ずしも学生U11の第1端末10にダウンロードされなくてもよい。例えば、サーバ上で動作する学習コンテンツを、第1端末10上で利用できる形態、つまり、SaaS(Software as a Service)型のサービスを、インターネットを介して第1端末10上で利用させる形態であってもよい。
記憶処理部104は、第1識別情報に対応付けて、第1端末10の使用状況に関する端末履歴情報、および、学習用コンテンツの利用結果に関する情報利用情報(学習関連の情報)の少なくとも一方を取得し、取得した情報を第1識別情報に関連付けて第1情報として記憶装置120に記憶させる。
図6は、第1情報のデータ構造例を示す図である。この例では、第1情報は、端末履歴情報210、情報利用情報220、および学習データ230を含む。
図6(a)の端末履歴情報210は、学生U11による第1端末10の利用状況に関する情報を含む。例えば、端末履歴情報210は、学生U11の第1識別情報に関連付けて、第1端末10の稼働日時、位置情報、および操作データを含む。
稼働日時は、第1端末10の利用日と、第1端末10が稼働している時間を含む。稼働日時は、第1端末10を起動した時刻および待機画面が解除された時刻の少なくとも一方と、第1端末10が待機画面になった時刻および第1端末10の電源を切った時刻の少なくとも一方とを含み、これらの時刻から1日の稼働時間を算出してもよいし、起動または待機画面解除から終了または待機画面開始までを計測した時間であってもよい。
位置情報は、例えば、時刻毎に、学内か学外かを少なくとも示す情報を含む。位置情報は、学内のどの場所、例えば、教室を特定できる情報を含んでもよい。また、ある時刻の位置情報が特定された後は、別の場所に移動したことが検出されるまでは、時刻毎に位置情報を記録しなくてもよい。別の場所に移動したことが検出されたとき、その時刻と位置情報を関連付けて記憶すればよい。
また、位置情報は、例えば、第1端末10が、ブルートゥース(登録商標)等のNFC(Near Field Communication)や、Wi-Fi(Wireless Fidelity)等による通信機能を利用するために接続する通信装置やアクセスポイントのIPアドレスで示すことができる。IPアドレスから、第1端末10は、当該IPアドレスが割り当てられている通信機器の通信圏内に存在していることを特定できる。他の例では、位置情報は、第1端末10のGPS(Global Positioning System)受信機能により取得される位置情報であってもよい。また、学外であることを示す情報は、第1端末10が学内に存在していないことを示す情報であってもよい。
なお、学生U11が学内に居るか学外に居るかの判別処理には、位置情報に替えて、所定の時間内か否かで判別してもよい。つまり、登校時間から下校時間までの間であれば、学内であり、それ以外は学外と判別してもよい。
操作データは、第1端末10に対する操作入力量であり、例えば、単位時間当たりのキーボードの打鍵回数、マウスのクリック操作やスクロール回数、マウスのカーソル移動速度や移動量、タッチパネルのタッチ操作回数、タッチパネルやタッチパッドへの接触時間や接触回数等の時系列データを含む。
また、端末履歴情報210は、第1端末10がアクセスしたウェブサイトの閲覧履歴を含んでもよい。
第1情報を処理した処理後情報は、予め定められた日時(例えば、授業時間)以外に第1端末10が利用された時間または時刻を示す情報(学外での使用時間)を含んでもよい。
図6(b)の情報利用情報220は、学習関連の情報であり、学生U11の学習用コンテンツの利用結果に関する情報を含む。例えば、情報利用情報220は、学生U11の第1識別情報に関連付けて、利用したアプリケーションの識別情報と、そのアプリケーションの利用日時、および閲覧サイトのURL(Uniform Resource Locator)と、その閲覧日時を含む。
利用日時は、アプリケーションの利用日と、アプリケーションを利用している時間を含む。利用日時は、アプリケーションを立ち上げた時刻およびアプリケーションを閉じた時刻を含み、これらの時刻からアプリケーションを利用していた時間を算出してもよいし、利用開始から終了までを計測した時間であってもよい。閲覧日時は、URL毎にウェブサイトの閲覧日と、ウェブサイトを表示しているウインドウがアクティブになった時刻と、当該ウインドウがアクティブではなくなった時刻とを含み、これらの時刻からウェブサイト毎の閲覧時間を算出してもよいし、閲覧開始から終了までを計測した時間であってもよい。
図6(c)は、学習データ230のデータ構造例を示す図である。
学習データ230は、第1端末10における学生U11の学習コンテンツの利用状況を示す情報を含む。例えば、学習データ230は、学生U11の第1識別情報に関連付けて、利用した学習コンテンツの識別情報と、当該学習コンテンツの利用日時とを含む。学習コンテンツは、例えば、デジタル教科書、デジタル教材、およびデジタル問題集等である。あるいは、学習コンテンツは、ウェブサイトで公開されているコンテンツを含んでもよい。
第1出力処理部106は、第2端末20から第2識別情報を取得し、この第2識別情報に対応する第1識別情報を特定する。ここで特定される第1識別情報とは、マスタ情報200または後述する保護者のユーザ情報260において、第2識別情報に関連付けられている第1識別情報であり、第2端末20を利用している保護者の被保護者である子どもの第1識別情報である。
そして、第1出力処理部106は、当該第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として第2端末20に出力させる。
第2出力処理部108は、第3端末30から第3識別情報を取得し、当該第3識別情報に対応する第1識別情報を特定する。ここで、特定される第1識別情報とは、マスタ情報200において、第3識別情報に関連付けられている第1識別情報、または、後述する学生のユーザ情報250および教師のユーザ情報270において、教師のユーザ情報270の第3識別情報に関連付けられているクラスに関連付けられている学生のユーザ情報250の学生の第1識別情報である。つまり、特定される第1識別情報は、第3端末30を利用している教師が受け待っているクラスの学生の第1識別情報である。
そして、第2出力処理部108は、当該第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第3情報として第3端末30に出力させる。ここで、第3情報は、教師U31が担当している少なくとも1人の学生の情報を含む。第2出力処理部108は、例えば、教師U31の操作により、少なくとも1人の学生の選択を受け付け、選択を受け付けた学生の情報を出力させる。あるいは、選択を受け付けずに、第2出力処理部108は、教師U31が担当している学生全ての情報を出力させてもよい。あるいは、第2出力処理部108は、教師U31の操作により、出力させる少なくとも1人の学生の指定を予め受け付けておき、指定された学生の情報を出力させてもよい。
そして、第2端末20に出力させる第2情報と、第3端末30に出力させる第3情報、の少なくとも一部は、互いに異なる。
例えば、学生U11の保護者U21の第2端末20に出力させる第2情報は、保護者U21の第3識別情報に関連付けられている第1識別情報の学生U11、つまり、保護者U21の被保護者である子どもの第1情報(端末履歴情報210、情報利用情報220、学習データ230等)と、当該第1情報を処理した処理後情報の少なくとも一方を含む。第1情報を処理した処理後情報は、予め定められた日時(例えば、授業時間)以外、あるいは、学校以外の場所で、第1端末10が利用された時間または時刻を示す情報(学外での使用時間)、を含む。
学生U11の受け持ちの教師U31の第3端末30に出力させる第3情報は、教師U31の第3識別情報に関連付けられている第1識別識別の学生、つまり、教師U31が受け持っている学生の第1情報(端末履歴情報210、情報利用情報220、学習データ230等)と、当該第1情報を処理した処理後情報の少なくとも一方を含む。処理後情報は、例えば、後述するように、学生の第1端末10の利用が学内の場合のみの情報を第1情報から抽出する処理を行った後の情報を含むことができる。つまり、学生の第1端末10の学外での利用に関する情報は、教師の第3端末30に出力させる第3情報には含まないようにすることができる。学内利用が否かは、時間や位置情報に基づいて、判別することができる。
第2情報や第3情報に含むべき情報の条件(学内/学外利用など)は、所定の設定メニューにより、第2端末20上での保護者の操作、または第3端末30上で教師の操作により設定できてもよい。例えば、第2情報は、学外での利用状況のみを含み、第3情報には、学内での利用状況のみ含むようにできてもよい。あるいは、教師の担当教科に関連する情報のみを第3情報に含めるようにしてもよい。つまり、教師の担当教科以外の情報は、第3情報に含まないようにしてもよい。担当教科の情報のみを含めるか否かの選択は、所定の設定メニューにより、第3端末30上で教師の操作により設定できてもよい。
<動作例>
図7は、実施形態の情報処理装置100、第1端末10、第2端末20、および第3端末30の動作例を示すフローチャートである。
まず、第1端末10において、学生U11による学習コンテンツの利用要求操作を受け付けると、学習コンテンツの利用要求として、第1端末10から情報処理装置100に学生U11の第1識別情報(IPアドレス)が送信される(ステップS121)。例えば、アプリケーションの操作メニュー、あるいは、ウェブサイトのリンクなどの操作を受け付けることで利用要求操作を受け付けることができる。
そして、送信部102は、第1端末10から第1識別情報を取得すると、当該第1識別情報に対応する学習コンテンツを特定する(ステップS103)。そして、送信部102は、特定した学習コンテンツを第1端末10のIPアドレスを用いて第1端末10に送信する(ステップS105)。
この学習コンテンツの送受信処理は、第1端末10から情報処理装置100に学習用コンテンツの利用要求が送信されたタイミング、情報処理装置100から第1端末10に学習用コンテンツを配布するタイミング等の任意のタイミングで実行できてよい。
第1端末10では、学習コンテンツを受信した後、第1端末10の使用状況に関する端末履歴情報、および、学習用コンテンツの利用結果に関する情報利用情報の少なくとも一方を第1情報として収集する(ステップS123)。この第1情報の収集処理は、第1端末10において常時行われてよい。
記憶処理部104は、第1識別情報に対応付けて、第1端末10から第1情報を取得し、取得した情報を第1識別情報に関連付けて第1情報として記憶装置120に記憶させる(ステップS107)。この記憶処理部104の処理は、所定のタイミングで行うことができる。所定のタイミングは、1日毎、1週間毎等、定期的なタイミングであってもよい。
そして、第2端末20において、保護者U21による情報提供要求操作を受け付けると、情報提供要求として、第2端末20から情報処理装置100に保護者U21の第2識別情報(IPアドレス)が送信される(ステップS131)。例えば、アプリケーションの操作メニュー、あるいは、ウェブサイトのリンクなどの操作を受け付けることで情報提供要求操作を受け付けることができる。
そして、第1出力処理部106は、第2端末20から第2識別情報を取得すると、マスタ情報200を参照し、当該第2識別情報に対応する第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として第2端末20に出力させる(ステップS111)。第2情報の出力処理は、第2端末20からの要求操作に応じて実行される。
図8は、第1識別情報に対応する、第2端末20に出力させる第2情報と第3端末30に出力させる第3情報を説明するための図である。図8(a)は、マスタ情報200のデータ例を示している。なお、この例では、説明を簡単にするため、各識別情報は、4桁の数字で示している。
学生U11の第1識別情報には、それぞれ保護者U21の第2識別情報と、教師U31の第3識別情報が関連付けられている。この例では、1人の学生U11の第1識別情報に対して、第2識別情報および第3識別情報は、1つずつ関連付けられているが、複数の第2識別情報(例えば、父親と母親)および複数の第3識別情報(例えば、担任および副担任など)が関連付けられてもよい。
そして、図8(b)は、第1識別情報毎に、第2情報および第3情報の閲覧が許可されている第2識別情報および第3識別情報を説明するための図である。この例では、第1識別情報が「0011」の学生U11の第2情報は、第2識別情報が「5011」の保護者U21に閲覧が許可されていて、第1識別情報が「0011」の学生U11の第3情報は、第3識別情報が「9003」の教師U31に閲覧が許可されている。
第2端末20では、情報処理装置100から第2情報を受信して、出力する(ステップS133)。具体的には、第1出力処理部106は、第2端末20のディスプレイに第2情報を含む画面を表示させる。
図9は、第2情報を含む保護者用操作ログ画面400の例を示す図である。保護者用操作ログ画面400には、第2情報として、保護者U21の子どもである学生U11の端末履歴情報210を処理した情報を含んでいる。
保護者用操作ログ画面400は、表示対象項目表示欄410と、情報表示部420と、処理結果表示部430と、を含む。
表示対象項目表示欄410は、保護者用操作ログ画面400に表示されている対象学生の情報が表示される。表示対象項目表示欄410は、例えば、学生の学校名、クラス、氏名と、表示する日付と時限また教科の選択を受け付けるプルダウンリスト等のUI(User Interface)を含む。ここでは、算数が選択されているため、算数の授業の時間帯の端末履歴情報210が情報表示部420に表示されている。
この例では、端末履歴情報210は、学生の第1端末10の時刻毎(または単位時間当たり)の打鍵数またはタッチ数を示す情報(操作入力量等)を含む。
保護者用操作ログ画面400は、学生U11の端末履歴情報210の処理後情報を含んでいる。処理後情報は、学習用コンテンツ以外のコンテンツが利用された時間または時刻を示す情報を含む。さらに、終了後情報は、授業のスケジュール別(時間割の時限毎)の端末履歴情報210を含んでもよい。
図10は、時間割データ300のデータ構造例を示す図である。図10(a)の時間割データ300は、日毎に、スケジュールのタイトルと、そのタイトルの開始時刻と終了時刻とが関連付けられている。タイトル310は、図10(b)に示すように、学校のスケジュール項目となるタイトルを含む。図10(a)のタイトルには、図10(b)から選択されたタイトルが含まれる。
送信部102は、授業中に、少なくとも一つの学習用コンテンツを第1端末10に送信し、処理後情報は、さらに、当該学習用コンテンツの利用時間を示す情報を含んでもよい。また、処理後情報は、さらに、学習用コンテンツを利用している間(例えば、課題や設問毎)における端末履歴情報210を含んでもよい。処理後情報は、さらにその学習用コンテンツへのリンク情報を含んでもよい。
情報表示部420は、第1端末10への操作入力量を示す打鍵データが、異なる3つの時間尺度で表示される。横軸が時間軸で、操作入力は横線上の黒点で表されている。ここでは、一定間隔(例えば、10秒間)毎に打鍵またはタッチ操作の有無を検出し、その検出結果を黒点で表している。時間尺度は、1日、1時限、および1課題の3つであり、1日表示欄422、1時限表示欄424、および1課題表示欄426を含み、各表示欄には、段階的に、より詳細な情報を含んでいる。
1行目の1日の打鍵データは、ある日における8:00から12:45までの操作入力量を表している。2行目の1時限の打鍵データは、同じ日における11:15から12:00までの一時限の算数の授業の間の操作入力量を表している。3行目の1課題の打鍵データは、2行目の算数の授業中における11:28から11:38までのある課題の間の操作入力量を表している。この例では、11:28から11:38までの間、http://drill.***/というURLで特定されるWebサイト内のWebページ上にあるドリルが使用されていて、ドリルのページ毎の操作入力量が区別されて表されている。この例では、ページが時間尺度の最小単位となっているが、これに限定されず、設問であってもよい。
処理結果表示部430は、第1端末10への打鍵パターンとして打鍵データから抽出された対象学生の取り組み時間の、課題の標準取り組み時間(図中、「課題時間」と示す)に対する比率が表示される。処理結果表示部430は、表示/非表示を選択できてもよい。この取り組み時間の標準取り組み時間に対する比率は、各学生の課題への取り組み態度を示す指標として用いることができる。つまり、比率が小さい程、集中して課題に取り組んでいることを示し、比率が大きい程、集中して取り組むことができていないことを示していると言える。
取り組み時間は、例えば、課題の開始(例えば、開始ボタンの押下を受け付けたタイミング、課題を表示したタイミング、課題を表示した後、初めて打鍵を検出したタイミング等)から課題の終了(例えば、終了ホタンの押下を受け付けたタイミング、次の課題に操作が移行したタイミング、次の課題に移行する前までの間の最後の打鍵を検出したタイミング等)までの時間である。
一方、第3端末30において、教師U31による情報提供要求操作を受け付けると、情報提供要求として、第3端末30から情報処理装置100に教師U31の第3識別情報(IPアドレス)が送信される(ステップS141)。例えば、アプリケーションの操作メニュー、あるいは、ウェブサイトのリンクなどの操作を受け付けることで情報提供要求操作を受け付けることができる。
そして、第2出力処理部108は、第3端末30から第3識別情報を取得すると、マスタ情報200を参照し、当該第3識別情報に対応する第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第3情報として第3端末30に出力させる(ステップS115)。第3情報の出力処理は、第3端末30からの要求操作に応じて実行される。
第3端末30では、情報処理装置100から第3情報を受信して、出力させる(ステップS143)。具体的には、第2出力処理部108は、第3端末30のディスプレイに第3情報を含む画面を表示させる。
図11は、第3情報を含む教師用操作ログ画面440の例を示す図である。教師用操作ログ画面440には、第3情報として、教師U31が担当している学生U11の端末履歴情報210を処理した情報を含んでいる。ただし、教師用操作ログ画面440では、教師U31が担当している複数の学生の情報を閲覧可能であり、どの学生の情報を表示させるかを選択するプルダウンメニュー452を含んでいる。選択された学生の情報が教師用操作ログ画面440には表示される。
また、この例の教師用操作ログ画面440には、図9の保護者用操作ログ画面400の処理結果表示部430は含まれていないが、含まれてもよいし、表示/非表示を選択できてもよい。
以上、本実施形態によれば、情報処理装置100は、送信部102、記憶処理部104、第1出力処理部106、および第2出力処理部108を備えている。送信部102は、学生U11の第1端末10から第1識別情報を取得し、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを当該第1端末10に送信する。記憶処理部104は、第1識別情報に対応付けて、第1端末10の使用状況に関する端末履歴情報等を取得し、取得した情報を第1情報として第1識別情報に関連付けて記憶装置120に記憶させる。第1出力処理部106は、保護者U21の第2端末20から第2識別情報を取得し、この第2識別情報に対応する第1識別情報を特定する。つまり保護者U21の子どもである学生U11を特定する。当該学生U11の当該第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として保護者U21の第2端末20に出力させる。第2出力処理部108は、教師U31の第3端末30から第3識別情報を取得し、当該第3識別情報に対応する第1識別情報を特定する。つまり教師U31の受け持ちの少なくとも1人の学生U11を特定する。当該第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報の少なくとも一方を第3情報として第3端末30に出力させる。そして、保護者U21の第2端末20に出力させる第2情報と、教師U31の第3端末30に出力させる第3情報、の少なくとも一部は、互いに異なる。
この情報処理装置100によれば、学生に関する様々な情報を、教師および保護者で区別して適切に提供できる。
(第2実施形態)
図12は、実施形態に係る情報処理装置100の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。本実施形態では、保護者U21が自身の子ども以外の学生の情報を閲覧できるように、他の学生の情報を匿名化して処理させる構成を有する点以外は上記実施形態と同じである。なお、本実施形態の構成は、後述する他の実施形態の構成の少なくともいずれか一つとも矛盾を生じない範囲で組み合わせてもよい。
<機能構成例>
情報処理装置100は、図1の構成に加え、さらに、第3出力処理部110を含んでいる。
第3出力処理部110は、第1出力処理部106が取得した第2識別情報に対応していない第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および、第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を、第1識別情報を特定できない状態で、第4情報として第2端末20に出力させる。
第4情報の第1識別情報を特定できない状態とは、例えば、学生の氏名を表示させない状態、および学生の氏名をニックネームや英数字記号を用いた文字列等の他の情報に変更された状態の少なくともいずれか一方を含む。つまり、第4情報は、匿名化された情報である。
図13は、学生、保護者、および教師のユーザ情報のデータ構造例を示す図である。図13(a)は、学生のユーザ情報250の例であり、学生毎に、第1識別情報、氏名、学校名、およびクラスを示す情報が関連付けられている。なお、クラスは、ホームルームのクラス以外のクラス分け、例えば、音楽、美術、および書道等の専科クラス分けや、教科毎にレベル別のクラス分け等が複数ある場合、学生のユーザ情報250は、それらのクラスを示す情報をさらにそれぞれ含んでもよい。また、学生のユーザ情報250は、学生が所属している部活動、委員会、生徒会などの活動に関する情報をさらに含んでもよい。
図13(b)は、保護者のユーザ情報260の例であり、保護者毎に、第2識別情報、氏名、および保護者の被保護者である少なくとも1人の学生(同じ学校に兄弟で通っている場合など)の第1識別情報が関連付けられている。
図13(c)の教師のユーザ情報270は、教師毎に、第3識別情報、氏名、学校名、受け持っている少なくとも1つのクラス(例えば、1人の教師が複数のクラスを担当してもよい。)、および、少なくとも1つの指導教科が関連付けられている。ただし、教師のユーザ情報270は、担当指導教科がない教職員、例えば、校長、副校長、教頭、養護教諭の情報を含んでもよく、その場合は、指導教科の情報は含まれなくてよい。さらに、教師のユーザ情報270は、外部委託されている部活動などの顧問、監督、コーチ、指導者の情報を含んでもよく、その場合は、担当している部活動の情報をさらに含んでもよい。また、教師のユーザ情報270は、外部委託されている体育(例えば、水泳、ダンス、武道など)、書道、音楽、美術などの教科の指導者の情報を含んでもよい。さらに、教師のユーザ情報270は、上記教職員や指導者を含む教師毎に、各教師が担当している委員会、部活動などの活動の情報をさらに含んでもよい。
上記したように、第2出力処理部108は、第3情報に含める情報を教師の担当している指導教科のみを含めるのと同様に、部活動や委員会などに所属している学生の情報を、当該学生が所属している部活動や委員会を担当している教師、教職員、および指導者に提供する第3情報に含むようにしてもよい。また、この場合、第2出力処理部108は、当該第3情報には、当該学生が参加した部活動や委員会等の時間や位置情報に対応する情報のみを含むようにしてもよい。つまり、第3情報には、当該学生の教科に関する情報は含まないようにしてもよい。
また、担当している教科のない校長、副校長、教頭、養護教諭などの場合、閲覧対象とする、教科、部活動、委員会、あるいは、教師、学生、クラス、学年等のうち少なくとも1つを選択して、第3情報を生成する構成としてもよい。
図13の各ユーザ情報は、図5のマスタ情報200の代わりに、学生の第1識別情報と保護者の第2識別情報、ならびに、学生の第1識別情報と教師の第3識別情報をそれぞれ関連付けている。
学習用コンテンツは、学習に関する情報であってもよい。
処理後情報は、学習の結果を示す学習結果の統計情報と、対象者の学習結果を比較可能な情報を含む。対象者とは、第2端末20に情報が出力される場合、保護者U21の子どもであり、第3端末30に情報が出力される場合、教師U31が担当している学生である。
さらに、処理後情報は、学生の端末利用状況を統計処理した情報を含んでもよい。端末利用状況には、ウェブサイトの閲覧履歴、アプリケーションの利用履歴、および学外での端末利用状況等を含む。
具体的には、統計情報は、複数の対象者の学習結果の代表値、平均値、最大値、最小値、中間値、および中央値の少なくとも一つを含む。
複数の対象者とは、例えば、クラス全体、学年全体等の群である。
この構成により、例えば、成績上位者は、どんな学習をしているか、学生U11自身または保護者U21は自分の子どもとの比較ができる。
<動作例>
図14は、実施形態の情報処理装置100の動作例を示すフローチャートである。
図14のフローは、図2のフローのステップS109でYESの判定となった場合のステップS111の代わりに実行される。あるいは、図7のフローの情報処理装置100が第2端末20から第2識別情報を取得した後に実行されるステップS111の代わりに実行されてもよい。
まず、第2端末20から第2識別情報を取得すると(ステップS109のYES)、第1出力処理部106は、第2識別情報に関連付けられている第1識別情報を特定し、特定した第1識別情報に対応する第2情報を抽出する(ステップS201)。例えば、第1識別情報でフィルタリングする。さらに、第3出力処理部110は、第1出力処理部106が取得した第2識別情報に対応していない第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出する(ステップS203)。第2識別情報に対応していない第1識別情報とは、例えば、保護者U21の子どもである学生U11以外の学生の第1識別情報を含む、例えば、クラス、学年、学校単位の複数の学生、あるいは、成績上位者等を含んでもよい。
そして、第3出力処理部110は、抽出した第1情報、および、第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を、第2識別情報に対応していない第1識別情報を特定できない状態に匿名化する(ステップS205)。具体的には、第2識別情報の保護者の子ども以外の学生の情報が、誰の情報であるかを分からない状態にする。つまり、当該学生の第1識別情報に対応する氏名を伏せたり、ニックネームや、意味の無い英数字記号等を用いた文字列等に変換したりする。
さらに、第3出力処理部110は、抽出した情報に統計処理を行う(ステップS207)。具体的には、統計情報は、複数の対象者の学習結果の代表値、平均値、最大値、最小値、中間値、および中央値の少なくとも一つを含む。そして、第3出力処理部110は、匿名化および統計処理された情報を第4情報として第2端末20に出力させる(ステップS209)。
図15は、第3出力処理部110が出力する端末利用状況画面500の一例を示す図である。端末利用状況画面500は、個別表示欄510と、クラス平均表示欄540とを含む。そして、端末利用状況画面500は。表示欄毎に、それぞれ利用情報表示部520と、閲覧履歴表示部530とを含む。
端末利用状況画面500は、教師U31用の画面であり、表示対象の市町村、学校、クラス、学生の氏名、および日付等が選択されて、個別表示欄510に当該選択された学生の端末利用状況が表示されている。保護者U21用の画面の場合、学生の選択はできず、保護者U21の第2識別情報に関連付けられている学生U11の情報が個別表示欄510に表示される。
また、個別表示欄510には、表示対象の学生U11の選択された日の状態を示す画像要素を含んでもよい。学生U11の状態を示す情報については後述する実施形態で詳細に説明する。
以上説明したように、この実施形態の情報処理装置100において、第3出力処理部110をさらに備え、第3出力処理部110は、第1出力処理部106が取得した保護者U21の第2識別情報に対応していない第1識別情報、つまり、保護者U21の子ども以外の学生に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および、第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を、保護者U21の子ども以外の学生の第1識別情報を特定できない状態で、第4情報として保護者U21の第2端末20に出力させる。
このように、この実施形態の情報処理装置100によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、保護者U21の学生U11以外の学生の情報は、匿名化または統計処理して第2端末20に出力させるので、他の学生のプライバシーを守りつつ、保護者U21は他人の子どもの情報を知ることができ、他人の子どもと自分の子どもの情報を比較することもできる。
(第3実施形態)
本実施形態は、処理後情報として、学生の第1端末10の利用状況を学内と学外に区別して当該学生の保護者の第2端末20に出力させる点で、上記実施形態と相違する。なお、本実施形態の構成は、第2実施形態の構成と組み合わせた構成例として説明する。ただし、その他の実施形態の構成の少なくともいずれか一つとも矛盾を生じない範囲で組み合わせてもよい。
<機能構成例>
本実施形態の情報処理装置100は、図12と同じであるので、図12を用いて説明する。第3出力処理部110は、第2識別情報の対応する第1識別情報を特定し、特定した第1識別情報に対応する第2情報を抽出し、時刻と位置情報を用いて第2情報が学内か学外かを特定し、区別して抽出し、抽出された情報を第2端末20に出力させる。
また、記憶処理部104は、学生の状態を示す状態情報の入力を受け付け、受け付けた状態情報を当該状態にあった日付と学生の第1識別情報に関連付けて記憶装置120に記憶させる。
第1出力処理部106は、学生の状態情報を第2情報とともに抽出し、学生の状態情報を第2情報とともに第2端末20に出力させる。
第1出力処理部106は、学生の状態情報を段階的に区別可能に示す画像要素(体調マークとも呼ぶ)を第2端末20に出力させる。
<動作例>
図16は、実施形態に係る情報処理装置100の動作例を示すフローチャートである。
このフローは、図2のフローのステップS109でYESの判定となった場合のステップS111の代わりに実行される。あるいは、図7のフローの情報処理装置100が第2端末20から第2識別情報を取得した後に実行されるステップS111の代わりに実行されてもよい。
まず、第3出力処理部110は、第2識別情報の対応する第1識別情報を特定し、特定した第1識別情報に対応する第2情報を抽出する(ステップS201)。そして、第3出力処理部110は、時刻と位置情報を用いて第2情報が学内か学外かを特定し、区別して処理後情報として抽出する(ステップS221)。そして、第3出力処理部110は、ステップS221で抽出された処理後情報を第2端末20に出力させる(ステップS209)。
図17は、処理後情報320のデータ構造例を示す図である。処理後情報320は、記憶装置120に記憶される。図17(a)の処理後情報320は、学生毎に、第1識別情報と、日付と、学内での第1端末10の1日の利用時間が関連付けて記憶されている。図17(b)は、学生毎に、第1識別情報と、日付と、学外での第1端末10の1日の利用時間が関連付けて記憶されている。図17(c)の処理後情報320は、学生毎に、第1識別情報と、日付と、学内および学外での第1端末10の1日の利用時間がそれぞれ関連付けて記憶されている。利用時間は、例えば、第1端末10の稼働開始時刻と終了時刻のセットでもよいし、開始から終了までの時間であってもよい。後述するように、1日のうち、複数回の利用があった場合、処理後情報320は、利用毎に開始時刻と終了時刻のセットまたは利用時間を含んでよい。
第3出力処理部110は、処理後情報320を例えば、図18に示す端末利用時間画面460を第2端末20に表示させてもよい。図18は、端末利用時間画面460の一例を示す図である。
端末利用時間画面460は、学校での端末稼働時間の凡例462と、学校以外での端末稼働時間の凡例464と、を含む。さらに、端末利用時間画面460は、端末利用時間表示欄470を日付毎に含む。端末利用時間表示欄470には、各凡例に示される色別または模様別等で区別して、学内と学外で第1端末10が利用された時間を示している。端末利用時間表示欄470の横軸は1日の時間を示している。
また、各端末利用時間表示欄470は、各日の学生の状態を示す状態情報を、段階的に区別可能に示す画像要素(体調マーク)を含んでいる。例えば、この例では、調子がよい状態を示す笑顔マーク472と、調子が悪い状態を示す怒り顔マーク476とが表示されている。また、各端末利用時間表示欄470は、各日の第1端末10の利用時間の合計を表示する利用合計表示部478を含む。
以上説明したように、本実施形態の情報処理装置100は、第3出力処理部110をさらに含んでいる。第3出力処理部110は、第1出力処理部106が取得した第2識別情報に対応していない第1識別情報に関連付けられている第1情報を記憶装置120から抽出し、抽出した第1情報、および、第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を、第1識別情報を特定できない状態で、第4情報として第2端末20に出力させる。
このように、本実施形態の情報処理装置100によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、保護者U21に自身の子ども以外の学生の情報は、匿名化し、第1識別情報を特定できない状態で、保護者U21の第2端末20に出力させることができる。また、学生の第1端末10の利用状況を学内と学外に区別して当該学生の保護者の第2端末20に出力させることができる。
(第4実施形態)
図19は、実施形態に係る情報処理装置100の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。本実施形態では、第1端末10がアクセスしたウェブサイトに所定のキーワードが含まれていることを検出したとき通知される構成を有する点以外は上記実施形態と同じである。なお、本実施形態の構成は、第1実施形態の構成と組み合わせた構成例として説明する。ただし、その他の実施形態の構成の少なくともいずれか一つとも矛盾を生じない範囲で組み合わせてもよい。
実施形態の情報処理装置100は、図1と同じ構成を有するとともに、さらに、判別部112と、通知部114とを備える。
端末履歴情報210は、第1端末10がアクセスしたウェブサイトの閲覧履歴を含む。
判別部112は、閲覧履歴が示すウェブサイトに掲載されている情報について、所定のキーワードを含むか否かを判別する。
通知部114は、判別部112により所定のキーワードが含まれると判別された場合、その旨を通知する。
所定のキーワードは、学生または学生に関連する人物の生命の危険に繋がる語句および犯罪に関連する語句の少なくとも一方を含む。
また、判別部112は、所定のキーワードが検出された回数が閾値を超えるか否かを判別し、通知部114は、所定のキーワードが検出された回数が閾値を超える場合に、その旨を通知してもよい。
通知部114が通知する通知先は、学生の保護者、学生の担任である教師、および第3者である。第3者は、例えば、当該学生に関わる様々な関係者を含み、例えば、教育委員会、スクールカウンセラー、ソーシャルワーカー、医療機関従事者、児童家庭支援センター等も含まれてよい。また、教師は、担任以外にも、副担任、学年主任、養護教諭、管理職等を含んでもよい。
具体的には、学生の保護者、学生の担任である教師、および第3者のメールアドレス、電話番号等を予め通知先として、例えば、各ユーザ情報に登録しておき、通知部114は、当該通知先にメールまたはSMS(Short Message Service)でメッセージを送信する。
また、第3者は、当該学生の身内、および当該学生またはその保護者が懇意にしている友人やその家族等、保護者以外の人物を含むことも考えられる。具体的には、第3者は、学生の祖父母、兄弟姉妹、叔父伯父叔母伯母、友人、友人家族、家庭教師、塾講師等を含むことができる。
また、通知部114は、判別部112により所定のキーワードが含まれると判別された場合、対応の要否の判断結果を受け付ける確認画面を表示させてもよい。
通知部114は、対応が必要との判断結果を受け付けた場合、所定の宛先に通知し、対応が不要との判断結果を受け付けた場合、当該通知は行わない。
さらに、通知部114は、所定のキーワードが含まれると判別された場合、当該所定のキーワードを確認画面に含めて表示させてもよい。例えば、通知部114は、検出されたキーワードと、そのキーワードが検出された回数を含むメッセージを表示させてもよい。通知先は、学生U11本人の第1端末10を含んでもよい。つまり、学生U11の第1端末10にまず、当該所定のキーワードを含むとともに、対応の要否の判断結果を受け付ける、確認画面を表示させ、所定の宛先への通知の要否を学生U11本人に判断させて、その結果を受け付けてもよい。
所定のキーワードが検出されたウェブサイトの情報の開示方法と、その通知先は、学生U11本人が指定できてもよい。また、開示方法および通知先は、予め設定されていてもよいし、保護者U21、教師U31、および第3者の少なくともいずれか1人が指定できてもよい。各端末において、所定の設定メニューから設定を受け付けることができてよい。
閲覧先となる可能性のあるURLを予めランク付けしておき、判別部112は、学生の第1端末10がアクセスした閲覧先のURLがいずれのランクかを自動的に判別してもよい。第3出力処理部110は、ランクに応じて保護者および教師に開示する情報を変更、または処理してもよい。また、ランクによって通知部114が通知してもよい。
つまり、上記した開示方法として、ランク別にどの情報(開示可能な範囲)を、誰に開示するかを予め指定しておき、指定内容に従い、第3出力処理部110は、ランクに応じて通知先と開示範囲を自動的に選択できてよい。また、開示方法の設定は、学生U11本人が予め指定できてもよいし、システムで予め設定されたものでよいし、保護者U21、教師U31、および第3者の少なくともいずれか1人が設定できてもよい。ただし、後述するランク(d)については、学生U11の指定に関わらず、事前に学生U11本人の同意を得た上で、無条件に通知する処理を行う構成とするのが好ましい。
ランクは下記に例示されるが、これらに限定されない。
ランクは、(a)一般的な情報(例えば、児童向けの公式サイト等)を提供しているURL、(b)学生が許可したURL、(c)生命の危険に繋がる可能性を含む情報が含まれるURL、(d)生命の危険に直結する情報が含まれるURLの4段階のランクを含んでもよい。
また、ランク別の処理については下記に例示されるが、これらに限定されない。
ランク(a)については、必要な匿名化等の処理を行った上で、保護者や教師に提供する。
ランク(b)については、学生本人が許可した相手にのみ、情報を提供する。
ランク(c)については、学生本人が判断して許可した場合のみ、許可した相手にのみ情報を提供する。上記した確認画面により学生の判断結果を受け付ける。
ランク(d)については、上記キーワードが検出されたら、無条件に保護者U21、教師U31、および第3者のうち少なくとも1人に通知するとともに、当該情報が誰に通知されたかを学生U11および保護者U21の少なくとも一方に通知する。
また、ランク(a)についても、上記した通知部114による確認画面を学生U11の第1端末10に表示させて、学生U11本人の同意を得た上で、所定の宛先に通知されるのが好ましい。ランク(b)については、事前に学生U11の同意を得ているため、確認画面による確認は不要となる。一方、ランク(d)については、他のランクとは異なり、迅速な対応が必要なケースとなるため、無条件で学生U11以外の人物に通知される。そのため、上記したように、当該情報が誰に通知されたかを、少なくとも学生U11に通知するのが好ましい。
さらに、上記したウェブサイトのランクによって処理を変える構成とは別に、第1端末10がウェブサイトにアクセスした時間帯(例えば、夜中等)、場所(自宅以外の場所や、繁華街等)、および頻度(所定値以上等)などに応じて、上記したランクを予め設定しておき、ランク別に処理を変えてもよい。例えば、アクセスした時間帯が夜中や明け方などの場合、アクセスした場所が、自宅以外の場所や繁華街等の場合、および所定のウェブサイトへのアクセス頻度が所定値以上の場合の少なくともいずれか1つの場合に、上記したランク(d)の処理と同様な処理を行ってもよい。
以上説明したように、本実施形態の情報処理装置100は、さらに、判別部112および通知部114を備える。判別部112は、閲覧履歴が示すウェブサイトに掲載されている情報について、所定のキーワードを含むか否かを判別する。通知部114は、判別部112により所定のキーワードが含まれると判別された場合、その旨を通知する。
このように、本実施形態の情報処理装置100によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、所定のキーワードが含まれるウェブサイトへの閲覧が行われた場合、そのことを判別部112により判別し、通知部114により所定の宛先に通知することができる。所定の宛先は、学生U11の保護者U21や教師U31だけでなく、第3者として、教育委員会、スクールカウンセラー、ソーシャルワーカー、医療機関従事者、児童家庭支援センター等にも通知できる。これにより、様々な問題が起きる前に早期に学生の状態を把握し、適切な対処を行うことができ、問題の発生を抑制したり、学生を犯罪に巻き込まれる危険から守ったりすることができる可能性がある。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
(他の実施形態)
たとえば、上記実施形態で説明した第3出力処理部110は、教育委員会等の第3者の端末(不図示)にも第4情報を出力させてもよい。図20は、教育委員会のユーザ情報280のデータ構造例を示す図である。この例では、教育委員会の第4識別情報に、氏名と、担当の学校とが関連付けられている。第3出力処理部110は、当該教育委員会の担当の学校単位で第4情報を抽出し、当該教育委員会の担当の端末に出力させてもよい。
この場合、学生のユーザ情報250には、例えば、学校の識別情報が関連付けられている。これにより、第3出力処理部110は、教育委員会の担当の学校の識別情報に基づいて、当該学校の学生の情報を抽出することができる。
また、上記実施形態では、第4情報には、学生の成績データは例示されていないが、学生の各教科の成績データも含んでもよい。例えば、第3出力処理部110は、ある学生の端末履歴情報210および情報利用情報220の少なくとも一方の情報と、当該学生の成績データを関連付けて出力させてもよい。つまり、第3出力処理部110は、特定の成績の学生(例えば、成績上位の学生、標準的な成績の学生、標準より低い成績の学生)の端末履歴情報210および情報利用情報220をそれぞれ出力させることで、第1端末10の利用状況や学習コンテンツの利用結果が、成績に及ぼす影響を示す情報を提供できる。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本発明において利用者(学生等)に関する情報を取得、利用する場合は、これを適法に行うものとする。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1. 学生または第1端末の第1識別情報に関連付けて、学生の保護者または保護者の第2端末の第2識別情報、および教師または教師の第3端末の第3識別情報が記憶されており、
前記第1端末から前記第1識別情報を取得し、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを当該第1端末に送信する送信手段と、
前記第1識別情報に対応付けて、第1端末の使用状況に関する端末履歴情報、および、学習用コンテンツの利用結果に関する情報利用情報の少なくとも一方を取得し、取得した情報を前記第1識別情報に関連付けて第1情報として記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、
前記第2端末から前記第2識別情報を取得し、この第2識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として前記第2端末に出力させる第1出力処理手段と、
前記第3端末から前記第3識別情報を取得し、当該第3識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報の少なくとも一方を第3情報として前記第3端末に出力させる第2出力処理手段と、
を備え、
前記第2端末に出力させる前記第2情報と、前記第3端末に出力させる前記第3情報、の少なくとも一部は、互いに異なる、情報処理装置。
2. 1.に記載の情報処理装置において、
前記第1出力処理手段が取得した前記第2識別情報に対応していない前記第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、前記第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を、前記第1識別情報を特定できない状態で、第4情報として前記第2端末に出力させる第3出力処理手段をさらに備える、情報処理装置。
3. 1.または2.に記載の情報処理装置において、
前記学習用コンテンツは、学習に関する情報であり、
前記処理後情報は、前記学習の結果を示す学習結果の統計情報と、対象者の前記学習結果を比較可能な情報を含む、情報処理装置。
4. 3.に記載の情報処理装置において、
前記統計情報は、複数の対象者の前記学習結果の代表値、平均値、最大値、最小値、中間値、および中央値の少なくとも一つを含む、情報処理装置。
5. 1.から4.のいずれか一つに記載の情報処理装置において、
前記端末履歴情報は、前記第1端末が使用された時間または時刻を示す情報を含む、情報処理装置。
6. 1.から5.のいずれか一つに記載の情報処理装置において、
前記処理後情報は、予め定められた日時以外に前記第1端末が利用された時間または時刻を示す情報を含む、情報処理装置。
7. 1.から6.のいずれか一つに記載の情報処理装置において、
前記記憶処理手段は、前記学生の状態を示す状態情報の入力を受け付け、受け付けた前記状態情報を当該状態にあった日付と前記学生の前記第1識別情報に関連付けて前記記憶手段に記憶させ、
前記第1出力処理手段は、前記学生の前記状態情報を前記第2情報とともに抽出し、前記学生の前記状態情報を前記第2情報とともに前記第2端末に出力させる、情報処理装置。
8. 7.に記載の情報処理装置において、
前記第1出力処理手段は、前記学生の前記状態情報を段階的に区別可能に示す画像要素を前記第2端末に出力させる、情報処理装置。
9. 1.から8.のいずれか一つに記載の情報処理装置において、
前記端末履歴情報は、前記第1端末がアクセスしたウェブサイトの閲覧履歴を含み、
前記閲覧履歴が示す前記ウェブサイトに掲載されている情報について、所定のキーワードを含むか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、その旨を通知する通知手段をさらに備える、情報処理装置。
10. 9.に記載の情報処理装置において、
前記所定のキーワードは、生命の危険に繋がる語句および犯罪に関連する語句の少なくとも一方を含む、情報処理装置。
11. 9.または10.に記載の情報処理装置において、
前記通知手段は、
前記判別手段により前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、対応の要否の判断結果を受け付ける確認画面を表示させ、
前記対応が必要との判断結果を受け付けた場合、所定の宛先に通知し、前記対応が不要との判断結果を受け付けた場合、当該通知は行わない、情報処理装置。
12. 11.に記載の情報処理装置において、
前記通知手段は、前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、当該所定のキーワードを前記確認画面に含めて表示させる、情報処理装置。
13. 1.から12.のいずれか一つに記載の情報処理装置において、
前記処理後情報は、前記学習用コンテンツ以外のコンテンツが利用された時間または時刻を示す情報を含む、情報処理装置。
14. 13.に記載の情報処理装置において、
前記送信手段は、授業中に、少なくとも一つの学習用コンテンツを前記第1端末に送信し、
前記処理後情報は、さらに、当該学習用コンテンツの利用時間を示す情報を含む、情報処理装置。
15. 14.に記載の情報処理装置において、
前記処理後情報は、さらに、前記学習用コンテンツを利用している間における前記端末履歴情報を含む、情報処理装置。
16. 14.または15.に記載の情報処理装置において、
前記処理後情報は、さらにその学習用コンテンツへのリンク情報を含む、情報処理装置。
17. 13.から16.のいずれか一つに記載の情報処理装置において、
前記端末履歴情報は、前記学生の前記第1端末の時刻毎の打鍵数を示す情報を含む、情報処理装置。
18. 1以上のコンピュータが、
学生または第1端末の第1識別情報に関連付けて、学生の保護者または保護者の第2端末の第2識別情報、および教師または教師の第3端末の第3識別情報が記憶されており、
前記第1端末から前記第1識別情報を取得し、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを当該第1端末に送信し、
前記第1識別情報に対応付けて、第1端末の使用状況に関する端末履歴情報、および、学習用コンテンツの利用結果に関する情報利用情報の少なくとも一方を取得し、取得した情報を前記第1識別情報に関連付けて第1情報として記憶手段に記憶させ、
前記第2端末から前記第2識別情報を取得し、この第2識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として前記第2端末に出力させ、
前記第3端末から前記第3識別情報を取得し、当該第3識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報の少なくとも一方を第3情報として前記第3端末に出力させ、
前記第2端末に出力させる前記第2情報と、前記第3端末に出力させる前記第3情報、の少なくとも一部は、互いに異なる、情報処理方法。
19. 18.に記載の情報処理方法において、
前記1以上のコンピュータが、さらに、
取得した前記第2識別情報に対応していない前記第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、前記第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を、前記第1識別情報を特定できない状態で、第4情報として前記第2端末に出力させる、情報処理方法。
20. 18.または19.に記載の情報処理方法において、
前記学習用コンテンツは、学習に関する情報であり、
前記処理後情報は、前記学習の結果を示す学習結果の統計情報と、対象者の前記学習結果を比較可能な情報を含む、情報処理方法。
21. 20.に記載の情報処理方法において、
前記統計情報は、複数の対象者の前記学習結果の代表値、平均値、最大値、最小値、中間値、および中央値の少なくとも一つを含む、情報処理方法。
22. 18.から21.のいずれか一つに記載の情報処理方法において、
前記端末履歴情報は、前記第1端末が使用された時間または時刻を示す情報を含む、情報処理方法。
23. 18.から22.のいずれか一つに記載の情報処理方法において、
前記処理後情報は、予め定められた日時以外に前記第1端末が利用された時間または時刻を示す情報を含む、情報処理方法。
24. 18.から23.のいずれか一つに記載の情報処理方法において、
前記1以上のコンピュータが、
前記学生の状態を示す状態情報の入力を受け付け、受け付けた前記状態情報を当該状態にあった日付と前記学生の前記第1識別情報に関連付けて前記記憶手段に記憶させ、
前記学生の前記状態情報を前記第2情報とともに抽出し、前記学生の前記状態情報を前記第2情報とともに前記第2端末に出力させる、情報処理方法。
25. 24.に記載の情報処理方法において、
前記1以上のコンピュータが、
前記学生の前記状態情報を段階的に区別可能に示す画像要素を前記第2端末に出力させる、情報処理方法。
26. 18.から25.のいずれか一つに記載の情報処理方法において、
前記端末履歴情報は、前記第1端末がアクセスしたウェブサイトの閲覧履歴を含み、
前記1以上のコンピュータが、さらに、
前記閲覧履歴が示す前記ウェブサイトに掲載されている情報について、所定のキーワードを含むか否かを判別し、
前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、その旨を通知する、情報処理方法。
27. 26.に記載の情報処理方法において、
前記所定のキーワードは、生命の危険に繋がる語句および犯罪に関連する語句の少なくとも一方を含む、情報処理方法。
28. 26.または27.に記載の情報処理方法において、
前記1以上のコンピュータが、
前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、対応の要否の判断結果を受け付ける確認画面を表示させ、
前記対応が必要との判断結果を受け付けた場合、所定の宛先に通知し、前記対応が不要との判断結果を受け付けた場合、当該通知は行わない、情報処理方法。
29. 28.に記載の情報処理方法において、
前記1以上のコンピュータが、
前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、当該所定のキーワードを前記確認画面に含めて表示させる、情報処理方法。
30. 18.から29.のいずれか一つに記載の情報処理方法において、
前記処理後情報は、前記学習用コンテンツ以外のコンテンツが利用された時間または時刻を示す情報を含む、情報処理方法。
31. 30.に記載の情報処理方法において、
前記1以上のコンピュータが、
授業中に、少なくとも一つの学習用コンテンツを前記第1端末に送信し、
前記処理後情報は、さらに、当該学習用コンテンツの利用時間を示す情報を含む、情報処理方法。
32. 31.に記載の情報処理方法において、
前記処理後情報は、さらに、前記学習用コンテンツを利用している間における前記端末履歴情報を含む、情報処理方法。
33. 31.または32.に記載の情報処理方法において、
前記処理後情報は、さらにその学習用コンテンツへのリンク情報を含む、情報処理方法。
34. 30.から33.のいずれか一つに記載の情報処理方法において、
前記端末履歴情報は、前記学生の前記第1端末の時刻毎の打鍵数を示す情報を含む、情報処理方法。
35. コンピュータに、
学生または第1端末の第1識別情報に関連付けて、学生の保護者または保護者の第2端末の第2識別情報、および教師または教師の第3端末の第3識別情報が記憶されており、
前記第1端末から前記第1識別情報を取得し、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを当該第1端末に送信する手順、
前記第1識別情報に対応付けて、第1端末の使用状況に関する端末履歴情報、および、学習用コンテンツの利用結果に関する情報利用情報の少なくとも一方を取得し、取得した情報を前記第1識別情報に関連付けて第1情報として記憶手段に記憶させる手順、
前記第2端末から前記第2識別情報を取得し、この第2識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として前記第2端末に出力させる手順、
前記第3端末から前記第3識別情報を取得し、当該第3識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報の少なくとも一方を第3情報として前記第3端末に出力させる手順、を実行させ、
前記第2端末に出力させる前記第2情報と、前記第3端末に出力させる前記第3情報、の少なくとも一部は、互いに異なる、プログラム。
36. 35.に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記第1端末に送信する手順において取得した前記第2識別情報に対応していない前記第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、前記第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を、前記第1識別情報を特定できない状態で、第4情報として前記第2端末に出力させる手順、をさらに実行させるためのプログラム。
37. 35.または36.に記載のプログラムにおいて、
前記学習用コンテンツは、学習に関する情報であり、
前記処理後情報は、前記学習の結果を示す学習結果の統計情報と、対象者の前記学習結果を比較可能な情報を含む、プログラム。
38. 37.に記載のプログラムにおいて、
前記統計情報は、複数の対象者の前記学習結果の代表値、平均値、最大値、最小値、中間値、および中央値の少なくとも一つを含む、プログラム。
39. 35.から38.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記端末履歴情報は、前記第1端末が使用された時間または時刻を示す情報を含む、プログラム。
40. 35.から39.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記処理後情報は、予め定められた日時以外に前記第1端末が利用された時間または時刻を示す情報を含む、プログラム。
41. 35.から40.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記記憶させる手順において、前記学生の状態を示す状態情報の入力を受け付け、受け付けた前記状態情報を当該状態にあった日付と前記学生の前記第1識別情報に関連付けて前記記憶手段に記憶させ、
前記第1端末に送信する手順において、前記学生の前記状態情報を前記第2情報とともに抽出し、前記学生の前記状態情報を前記第2情報とともに前記第2端末に出力させる、プログラム。
42. 41.に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記第1端末に送信する手順において、前記学生の前記状態情報を段階的に区別可能に示す画像要素を前記第2端末に出力させる、プログラム。
43. 35.から42.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記端末履歴情報は、前記第1端末がアクセスしたウェブサイトの閲覧履歴を含み、
前記閲覧履歴が示す前記ウェブサイトに掲載されている情報について、所定のキーワードを含むか否かを判別する手順、
前記判別する手順により前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、その旨を通知する手順をさらに実行させるためのプログラム。
44. 43.に記載のプログラムにおいて、
前記所定のキーワードは、生命の危険に繋がる語句および犯罪に関連する語句の少なくとも一方を含む、プログラム。
45. 43.または44.に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記通知する手順において、
前記判別する手順により前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、対応の要否の判断結果を受け付ける確認画面を表示させ、
前記対応が必要との判断結果を受け付けた場合、所定の宛先に通知し、前記対応が不要との判断結果を受け付けた場合、当該通知は行わない、プログラム。
46. 45.に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記通知する手順において、前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、当該所定のキーワードを前記確認画面に含めて表示させる、プログラム。
47. 35.から46.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記処理後情報は、前記学習用コンテンツ以外のコンテンツが利用された時間または時刻を示す情報を含む、プログラム。
48. 47.に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記送信する手順において、授業中に、少なくとも一つの学習用コンテンツを前記第1端末に送信し、
前記処理後情報は、さらに、当該学習用コンテンツの利用時間を示す情報を含む、プログラム。
49. 48.に記載のプログラムにおいて、
前記処理後情報は、さらに、前記学習用コンテンツを利用している間における前記端末履歴情報を含む、プログラム。
50. 48.または49.に記載のプログラムにおいて、
前記処理後情報は、さらにその学習用コンテンツへのリンク情報を含む、プログラム。
51. 47.から50.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記端末履歴情報は、前記学生の前記第1端末の時刻毎の打鍵数を示す情報を含む、プログラム。
52. コンピュータに、
学生または第1端末の第1識別情報に関連付けて、学生の保護者または保護者の第2端末の第2識別情報、および教師または教師の第3端末の第3識別情報が記憶されており、
前記第1端末から前記第1識別情報を取得し、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを当該第1端末に送信する手順、
前記第1識別情報に対応付けて、第1端末の使用状況に関する端末履歴情報、および、学習用コンテンツの利用結果に関する情報利用情報の少なくとも一方を取得し、取得した情報を前記第1識別情報に関連付けて第1情報として記憶手段に記憶させる手順、
前記第2端末から前記第2識別情報を取得し、この第2識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として前記第2端末に出力させる手順、
前記第3端末から前記第3識別情報を取得し、当該第3識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報の少なくとも一方を第3情報として前記第3端末に出力させる手順、を実行させ、
前記第2端末に出力させる前記第2情報と、前記第3端末に出力させる前記第3情報、の少なくとも一部は、互いに異なる、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
53. 52.に記載のプログラム記録媒体において、
前記コンピュータに、
前記第1端末に送信する手順において取得した前記第2識別情報に対応していない前記第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、前記第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を、前記第1識別情報を特定できない状態で、第4情報として前記第2端末に出力させる手順、をさらに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
54. 52.または53.に記載のプログラム記録媒体において、
前記学習用コンテンツは、学習に関する情報であり、
前記処理後情報は、前記学習の結果を示す学習結果の統計情報と、対象者の前記学習結果を比較可能な情報を含む、プログラム記録媒体。
55. 54.に記載のプログラム記録媒体において、
前記統計情報は、複数の対象者の前記学習結果の代表値、平均値、最大値、最小値、中間値、および中央値の少なくとも一つを含む、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
56. 52.から55.のいずれか一つに記載のプログラム記録媒体において、
前記端末履歴情報は、前記第1端末が使用された時間または時刻を示す情報を含む、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
57. 52.から56.のいずれか一つに記載のプログラム記録媒体において、
前記処理後情報は、予め定められた日時以外に前記第1端末が利用された時間または時刻を示す情報を含む、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
58. 52.から57.のいずれか一つに記載のプログラム記録媒体において、
前記コンピュータに、
前記記憶させる手順において、前記学生の状態を示す状態情報の入力を受け付け、受け付けた前記状態情報を当該状態にあった日付と前記学生の前記第1識別情報に関連付けて前記記憶手段に記憶させ、
前記第1端末に送信する手順において、前記学生の前記状態情報を前記第2情報とともに抽出し、前記学生の前記状態情報を前記第2情報とともに前記第2端末に出力させる、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
59. 58.に記載のプログラム記録媒体において、
前記コンピュータに、
前記第1端末に送信する手順において、前記学生の前記状態情報を段階的に区別可能に示す画像要素を前記第2端末に出力させる、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
60. 52.から59.のいずれか一つに記載のプログラム記録媒体において、
前記コンピュータに、
前記端末履歴情報は、前記第1端末がアクセスしたウェブサイトの閲覧履歴を含み、
前記閲覧履歴が示す前記ウェブサイトに掲載されている情報について、所定のキーワードを含むか否かを判別する手順、
前記判別する手順により前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、その旨を通知する手順をさらに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
61. 60.に記載のプログラム記録媒体において、
前記所定のキーワードは、生命の危険に繋がる語句および犯罪に関連する語句の少なくとも一方を含む、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
62. 60.または61.に記載のプログラム記録媒体において、
前記コンピュータに、
前記通知する手順において、
前記判別する手順により前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、対応の要否の判断結果を受け付ける確認画面を表示させ、
前記対応が必要との判断結果を受け付けた場合、所定の宛先に通知し、前記対応が不要との判断結果を受け付けた場合、当該通知は行わない、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
63. 62.に記載のプログラム記録媒体において、
前記コンピュータに、
前記通知する手順において、前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、当該所定のキーワードを前記確認画面に含めて表示させる、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
64. 52.から63.のいずれか一つに記載のプログラム記録媒体において、
前記処理後情報は、前記学習用コンテンツ以外のコンテンツが利用された時間または時刻を示す情報を含む、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
65. 64.に記載のプログラム記録媒体において、
前記コンピュータに、
前記送信する手順において、授業中に、少なくとも一つの学習用コンテンツを前記第1端末に送信し、
前記処理後情報は、さらに、当該学習用コンテンツの利用時間を示す情報を含む、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
66. 65.に記載のプログラム記録媒体において、
前記処理後情報は、さらに、前記学習用コンテンツを利用している間における前記端末履歴情報を含む、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
67. 65.または66.に記載のプログラム記録媒体において、
前記処理後情報は、さらにその学習用コンテンツへのリンク情報を含む、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
68. 64.から67.のいずれか一つに記載のプログラム記録媒体において、
前記端末履歴情報は、前記学生の前記第1端末の時刻毎の打鍵数を示す情報を含む、プログラムを記録したコンピュータで読み取り可能なプログラム記録媒体。
1 情報処理システム
3 通信ネットワーク
10、10a、10b 第1端末
20、20a、20b 第2端末
30 第3端末
100 情報処理装置
102 送信部
104 記憶処理部
106 第1出力処理部
108 第2出力処理部
110 第3出力処理部
112 判別部
114 通知部
120 記憶装置
200 マスタ情報
210 端末履歴情報
220 情報利用情報
230 学習データ
250 学生のユーザ情報
260 保護者のユーザ情報
270 教師のユーザ情報
280 教育委員会のユーザ情報
300 時間割データ
310 タイトル
320 処理後情報
400 保護者用操作ログ画面
440 教師用操作ログ画面
500 端末利用状況画面
1000 コンピュータ
1010 バス
1020 プロセッサ
1030 メモリ
1040 ストレージデバイス
1050 入出力インタフェース
1060 ネットワークインタフェース

Claims (19)

  1. 学生または第1端末の第1識別情報に関連付けて、学生の保護者または保護者の第2端末の第2識別情報、および教師または教師の第3端末の第3識別情報が記憶されており、
    前記第1端末から前記第1識別情報を取得し、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを当該第1端末に送信する送信手段と、
    前記第1識別情報に対応付けて、第1端末の使用状況に関する端末履歴情報、および、学習用コンテンツの利用結果に関する情報利用情報の少なくとも一方を取得し、取得した情報を前記第1識別情報に関連付けて第1情報として記憶手段に記憶させる記憶処理手段と、
    前記第2端末から前記第2識別情報を取得し、この第2識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として前記第2端末に出力させる第1出力処理手段と、
    前記第3端末から前記第3識別情報を取得し、当該第3識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報の少なくとも一方を第3情報として前記第3端末に出力させる第2出力処理手段と、
    を備え、
    前記第2端末に出力させる前記第2情報と、前記第3端末に出力させる前記第3情報、の少なくとも一部は、互いに異なる、情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記第1出力処理手段が取得した前記第2識別情報に対応していない前記第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、前記第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を、前記第1識別情報を特定できない状態で、第4情報として前記第2端末に出力させる第3出力処理手段をさらに備える、情報処理装置。
  3. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記学習用コンテンツは、学習に関する情報であり、
    前記処理後情報は、前記学習の結果を示す学習結果の統計情報と、対象者の前記学習結果を比較可能な情報を含む、情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置において、
    前記統計情報は、複数の対象者の前記学習結果の代表値、平均値、最大値、最小値、中間値、および中央値の少なくとも一つを含む、情報処理装置。
  5. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記端末履歴情報は、前記第1端末が使用された時間または時刻を示す情報を含む、情報処理装置。
  6. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記処理後情報は、予め定められた日時以外に前記第1端末が利用された時間または時刻を示す情報を含む、情報処理装置。
  7. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記記憶処理手段は、前記学生の状態を示す状態情報の入力を受け付け、受け付けた前記状態情報を当該状態にあった日付と前記学生の前記第1識別情報に関連付けて前記記憶手段に記憶させ、
    前記第1出力処理手段は、前記学生の前記状態情報を前記第2情報とともに抽出し、前記学生の前記状態情報を前記第2情報とともに前記第2端末に出力させる、情報処理装置。
  8. 請求項7に記載の情報処理装置において、
    前記第1出力処理手段は、前記学生の前記状態情報を段階的に区別可能に示す画像要素を前記第2端末に出力させる、情報処理装置。
  9. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記端末履歴情報は、前記第1端末がアクセスしたウェブサイトの閲覧履歴を含み、
    前記閲覧履歴が示す前記ウェブサイトに掲載されている情報について、所定のキーワードを含むか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、その旨を通知する通知手段をさらに備える、情報処理装置。
  10. 請求項9に記載の情報処理装置において、
    前記所定のキーワードは、生命の危険に繋がる語句および犯罪に関連する語句の少なくとも一方を含む、情報処理装置。
  11. 請求項9に記載の情報処理装置において、
    前記通知手段は、
    前記判別手段により前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、対応の要否の判断結果を受け付ける確認画面を表示させ、
    前記対応が必要との判断結果を受け付けた場合、所定の宛先に通知し、前記対応が不要との判断結果を受け付けた場合、当該通知は行わない、情報処理装置。
  12. 請求項11に記載の情報処理装置において、
    前記通知手段は、前記所定のキーワードが含まれると判別された場合、当該所定のキーワードを前記確認画面に含めて表示させる、情報処理装置。
  13. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記処理後情報は、前記学習用コンテンツ以外のコンテンツが利用された時間または時刻を示す情報を含む、情報処理装置。
  14. 請求項13に記載の情報処理装置において、
    前記送信手段は、授業中に、少なくとも一つの学習用コンテンツを前記第1端末に送信し、
    前記処理後情報は、さらに、当該学習用コンテンツの利用時間を示す情報を含む、情報処理装置。
  15. 請求項14に記載の情報処理装置において、
    前記処理後情報は、さらに、前記学習用コンテンツを利用している間における前記端末履歴情報を含む、情報処理装置。
  16. 請求項14に記載の情報処理装置において、
    前記処理後情報は、さらにその学習用コンテンツへのリンク情報を含む、情報処理装置。
  17. 請求項13に記載の情報処理装置において、
    前記端末履歴情報は、前記学生の前記第1端末の時刻毎の打鍵数を示す情報を含む、情報処理装置。
  18. 1以上のコンピュータが、
    学生または第1端末の第1識別情報に関連付けて、学生の保護者または保護者の第2端末の第2識別情報、および教師または教師の第3端末の第3識別情報が記憶されており、
    前記第1端末から前記第1識別情報を取得し、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを当該第1端末に送信し、
    前記第1識別情報に対応付けて、第1端末の使用状況に関する端末履歴情報、および、学習用コンテンツの利用結果に関する情報利用情報の少なくとも一方を取得し、取得した情報を前記第1識別情報に関連付けて第1情報として記憶手段に記憶させ、
    前記第2端末から前記第2識別情報を取得し、この第2識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として前記第2端末に出力させ、
    前記第3端末から前記第3識別情報を取得し、当該第3識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報の少なくとも一方を第3情報として前記第3端末に出力させ、
    前記第2端末に出力させる前記第2情報と、前記第3端末に出力させる前記第3情報、の少なくとも一部は、互いに異なる、情報処理方法。
  19. コンピュータに、
    学生または第1端末の第1識別情報に関連付けて、学生の保護者または保護者の第2端末の第2識別情報、および教師または教師の第3端末の第3識別情報が記憶されており、
    前記第1端末から前記第1識別情報を取得し、この第1識別情報に対応する学習用コンテンツを当該第1端末に送信する手順、
    前記第1識別情報に対応付けて、第1端末の使用状況に関する端末履歴情報、および、学習用コンテンツの利用結果に関する情報利用情報の少なくとも一方を取得し、取得した情報を前記第1識別情報に関連付けて第1情報として記憶手段に記憶させる手順、
    前記第2端末から前記第2識別情報を取得し、この第2識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報、の少なくとも一方を第2情報として前記第2端末に出力させる手順、
    前記第3端末から前記第3識別情報を取得し、当該第3識別情報に対応する前記第1識別情報を特定し、当該第1識別情報に関連付けられている前記第1情報を前記記憶手段から抽出し、抽出した前記第1情報、および、当該第1情報を処理した処理後情報の少なくとも一方を第3情報として前記第3端末に出力させる手順、を実行させ、
    前記第2端末に出力させる前記第2情報と、前記第3端末に出力させる前記第3情報、の少なくとも一部は、互いに異なる、プログラム。
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