JP2024028949A - デュアルコネクティビティにおけるサイドリンク設定 - Google Patents

デュアルコネクティビティにおけるサイドリンク設定 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信システムにおけるデュアルコネクティビティにおけるサイドリンク設定方法、無線デバイス及びネットワークノードを提供する。【解決手段】無線通信ネットワークにおいて、無線デバイス(12A)は、無線デバイス(12A)をサーブする複数のネットワークノード(20A、20B)の各々からサイドリンク設定を受信し、受信したサイドリンク設定から、無線デバイス(12A)がサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイス(12B)のサイドリンク設定(16B)に整合または適合するサイドリンク設定(16A)を選択し、無線デバイス(12A)をサーブするネットワークノード(20A、20B)のうちの1つまたは複数の各々に、選択されたサイドリンク設定(16A)の指示を送信する。【選択図】図1

Description

本出願は、一般に、無線通信システムにおけるデュアルコネクティビティに関し、より詳細には、デュアルコネクティビティにおけるサイドリンク設定に関する。
サイドリンクは、D2D(device-to-device)発見および/または通信を可能にする、無線デバイス間のリンクである。無線デバイスがネットワークカバレッジ中にあるとき、ネットワークは、たとえば、各サイドリンクサービス品質(QoS)フローに関連するQoSパラメータ、サイドリンク無線ベアラ設定、サイドリンクQoSフロー対サイドリンク無線ベアラマッピングなどに関して、無線デバイスのためのサイドリンクを設定し得る。しかしながら、サイドリンク設定のネットワーク制御は、いくつかのコンテキストの下で複雑であることがわかっている。たとえば、サイドリンクを介して通信することになる無線デバイスが異なるネットワークノードによってサーブされる場合、無線デバイスは、適合しないサイドリンク設定になるリスクがある。
本明細書のいくつかの実施形態は、たとえば、無線デバイスのサイドリンク設定が互いに整合または適合するように、サイドリンクを介して互いと通信することになる無線デバイスのサイドリンク設定を制御するか、協調させるか、選択するか、またはさもなければ提供する。たとえば、いくつかの実施形態は、同じネットワークノードから無線デバイスのサイドリンク設定を中央で制御する。たとえば、無線デバイスのうちの少なくとも1つがマルチコネクティビティ動作において複数のサービングノードを有する場合、いくつかの実施形態は、サービングノードのうちのどれでも、サイドリンク通信が実施されることになる(1つまたは複数の)他の無線デバイスをもサーブするものから、無線デバイスのサイドリンク設定を制御する。対照的に、無線デバイスが共通のサービングノードを有しないときでも適用可能であり得る、他の実施形態では、それぞれの無線デバイスのためのサービングノードは、たとえば、分散型様式で、使用されることになるサイドリンク設定に関して互いに協調し得る。さらに他の実施形態では、無線デバイスは、異なるそれぞれのネットワークノードから異なる予想サイドリンク設定を受信し、それらのサイドリンク設定のうちのどれでも、サイドリンク通信が実施されることになる別の無線デバイスのサイドリンク設定に整合または適合するものを選択し得る。このようにして無線デバイスのサイドリンク設定間の整合性または適合性を保証することは、有利には、設定障害およびサービスレイテンシを回避し得る。
より詳細には、本明細書の実施形態は、無線デバイスによって実施される方法を含む。本方法は、無線デバイスをサーブする複数のネットワークノードの各々からサイドリンク設定を受信することを含む。本方法は、受信されたサイドリンク設定から、無線デバイスがサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイスのサイドリンク設定に整合または適合するサイドリンク設定を選択することをも含む。本方法は、いくつかの実施形態では、無線デバイスをサーブするネットワークノードのうちの1つまたは複数の各々に、選択されたサイドリンク設定の指示を送信することをも含む。
いくつかの実施形態では、サイドリンク設定は、無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定を含む。これらの実施形態のうちの1つまたは複数では、サイドリンク設定を選択することは、受信されたサイドリンク設定から、無線デバイスがサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイスのサイドリンク設定のRLCモード設定と同じRLCモード設定を含むサイドリンク設定を選択することを含む。
いくつかの実施形態では、サイドリンク設定は論理チャネルID対RLCモードマッピング(Logical Channel ID to RLC mode mapping)を含む。この場合、サイドリンク設定を選択することは、受信されたサイドリンク設定から、無線デバイスがサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイスのサイドリンク設定の論理チャネルID対RLCモードマッピングと同じ論理チャネルID対RLCモードマッピングを含むサイドリンク設定を選択することを含む。
いくつかの実施形態では、サイドリンク設定は、サイドリンク無線ベアラ設定、サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング(quality of service flow to sidelink radio bearer mapping)、サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、論理チャネルID対RLCモードマッピング、およびデフォルトサイドリンク設定パラメータのうちのいずれか1つまたは複数のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードのうちの少なくとも1つがマルチコネクティビティ動作のためのマスタノードとして働き、ネットワークノードのうちの少なくとも1つの他のものが前記マルチコネクティビティ動作のための2次ノードとして働く。
いくつかの実施形態では、本方法は、複数のネットワークノードの各々にサイドリンク設定を要求することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、本方法は、無線デバイスをサーブするネットワークノードのうちの1つまたは複数の各々から、ネットワークノードがそのネットワークノードから受信された同じサイドリンク設定を送った1つまたは複数の他の無線デバイスを識別する情報を受信することをさらに含む。
本明細書の他の実施形態は、ネットワークノードによって実施される方法を含む。本方法は、無線デバイスから、無線デバイスがサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイスのサイドリンク設定に整合または適合するものとして無線デバイスが選択したサイドリンク設定の指示を受信することを含む。
いくつかの実施形態では、サイドリンク設定は、無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定を含む。これらの実施形態のうちの1つまたは複数では、指示は、無線デバイスがサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイスのサイドリンク設定のRLCモード設定と同じRLCモード設定を有するものとして無線デバイスが選択したサイドリンク設定の指示を含む。
いくつかの実施形態では、サイドリンク設定は論理チャネルID対RLCモードマッピングを含み、指示は、無線デバイスがサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイスのサイドリンク設定の論理チャネルID対RLCモードマッピングと同じ論理チャネルID対RLCモードマッピングを有するものとして無線デバイスが選択したサイドリンク設定の指示を含む。
いくつかの実施形態では、サイドリンク設定は、サイドリンク無線ベアラ設定、サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング、サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、論理チャネルID対RLCモードマッピング、およびデフォルトサイドリンク設定パラメータのうちのいずれか1つまたは複数のうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードはマルチコネクティビティ動作のためのマスタノードとして働く。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードはマルチコネクティビティ動作のための2次ノードとして働く。
いくつかの実施形態では、本方法は、無線デバイスに、ネットワークノードが無線デバイスに送信されたサイドリンク設定と同じサイドリンク設定を送った1つまたは複数の他の無線デバイスを識別する情報を送信することをさらに含む。
本明細書の他の実施形態は、無線デバイスをサーブする複数のネットワークノードの各々からサイドリンク設定を受信するように設定された無線デバイスを含む。無線デバイスは、受信されたサイドリンク設定から、無線デバイスがサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイスのサイドリンク設定に整合または適合するサイドリンク設定を選択するようにも設定される。無線デバイスは、無線デバイスをサーブするネットワークノードのうちの1つまたは複数の各々に、選択されたサイドリンク設定の指示を送信するようにも設定される。
いくつかの実施形態では、無線デバイスは、無線デバイスについて上記で説明されたステップを実施するように設定される。
本明細書の他の実施形態は、無線デバイスから、無線デバイスがサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイスのサイドリンク設定に整合または適合するものとして無線デバイスが選択したサイドリンク設定の指示を受信するように設定されたネットワークノードを含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、ネットワークノードについて上記で説明されたステップを実施するように設定される。
本明細書の他の実施形態は、無線デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、無線デバイスに、無線デバイスについて上記で説明されたステップを実施させる命令を備えるコンピュータプログラムを含む。本明細書の他の実施形態は、ネットワークノードの少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、ネットワークノードに、ネットワークノードについて上記で説明されたステップを実施させる命令を備えるコンピュータプログラムを含む。本明細書の他の実施形態は、上記で説明されたコンピュータプログラムのいずれかを含んでいるキャリアを含み、キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
本明細書の他の実施形態は、通信回路と処理回路とを備える無線デバイスを含む。処理回路は、無線デバイスをサーブする複数のネットワークノードの各々からサイドリンク設定を受信するように設定される。処理回路は、受信されたサイドリンク設定から、無線デバイスがサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイスのサイドリンク設定に整合または適合するサイドリンク設定を選択するようにも設定される。処理回路は、いくつかの実施形態では、無線デバイスをサーブするネットワークノードのうちの1つまたは複数の各々に、選択されたサイドリンク設定の指示を送信するようにも設定される。
いくつかの実施形態では、処理回路は、無線デバイスについて上記で説明されたステップを実施するように設定される。
本明細書の他の実施形態は、通信回路と処理回路とを備えるネットワークノードを含む。処理回路は、無線デバイスから、無線デバイスがサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイスのサイドリンク設定に整合または適合するものとして無線デバイスが選択したサイドリンク設定の指示を受信するように設定される。
いくつかの実施形態では、処理回路は、ネットワークノードについて上記で説明されたステップを実施するように設定される。
もちろん、本発明は、上記の特徴および利点に限定されない。実際、当業者は、以下の発明を実施するための形態を読み、添付の図面を見ると、追加の特徴および利点を認識されよう。
いくつかの実施形態による、無線通信ネットワークのブロック図である。 他の実施形態による、無線通信ネットワークのブロック図である。 いくつかの実施形態による、ネットワークノードによって実施される方法の論理フロー図である。 他の実施形態による、ネットワークノードによって実施される方法の論理フロー図である。 さらに他の実施形態による、ネットワークノードによって実施される方法の論理フロー図である。 いくつかの実施形態による、無線デバイスによって実施される方法の論理フロー図である。 他の実施形態による、無線デバイスによって実施される方法の論理フロー図である。 他の実施形態による、ネットワークノードによって実施される方法の論理フロー図である。 いくつかの実施形態による、無線デバイスのブロック図である。 いくつかの実施形態による、ネットワークノードのブロック図である。 いくつかの実施形態による、LTEとのインターワーキングを用いるまたは用いない5Gネットワークを展開するための異なるやり方のブロック図である。 いくつかの実施形態による、LTE DCおよびEN-DCのための制御プレーンアーキテクチャのブロック図である。 いくつかの実施形態による、EN-DCのためのユーザプレーン(UP)アーキテクチャのブロック図である。 いくつかの実施形態による、EN-DCのための制御プレーン(CP)アーキテクチャのブロック図である。 いくつかの実施形態による、短距離および長距離V2Xサービス送信をもつシステムのブロック図である。 いくつかの実施形態による、サイドリンク無線ベアラ設定のためのプロセスのブロック図である。 いくつかの実施形態による、同じネットワークノードからの無線デバイスのサイドリンク設定を中央で制御することを示すブロック図である。 いくつかの実施形態による、使用されることになるサイドリンク設定に関する無線デバイス間の協調を示すブロック図である。 いくつかの実施形態による、別の無線デバイスのサイドリンク設定に整合または適合するサイドリンク設定の無線デバイスによる選択を示すブロック図である。 いくつかの実施形態による、無線通信ネットワークのブロック図である。 いくつかの実施形態による、ユーザ機器のブロック図である。 いくつかの実施形態による、仮想化環境のブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータをもつ通信ネットワークのブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータのブロック図である。 一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
図1は、いくつかの実施形態による無線通信システム10、たとえば、Long Term Evolution(LTE)システムまたは新無線(New Radio:NR)システムを示す。この例では、無線デバイス12Aが、サイドリンク14を介して無線デバイス12Bと通信することになる。サイドリンク14を介した通信は、無線デバイス12A、12Bが、任意のネットワークノード(たとえば、基地局)を横断する経路を介してではなく、互いと直接通信することを意味する。そのような通信は、たとえば、たとえば近傍サービス(ProSe)直接通信の形態の、ユーザプレーン通信を含み得る。
無線デバイス12A、12Bは、それぞれのサイドリンク設定16A、16Bに従ってサイドリンク14を介して互いと通信することになる。サイドリンク設定16Aは、無線デバイス12Aにおいてまたは無線デバイス12Aの観点からサイドリンク14の設定を構成するが、サイドリンク設定16Bは、無線デバイス12Bにおいてまたは無線デバイス12Bの観点からサイドリンク14の設定を構成する。サイドリンク設定16A、16Bの各々は、たとえば、(i)サイドリンク無線ベアラ設定、(ii)サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング、(iii)サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、(iv)無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、(v)論理チャネルID対RLCモードマッピング、あるいは(vi)デフォルトサイドリンク設定パラメータのうちの1つまたは複数を含み得る。
本明細書のいくつかの実施形態は、互いに整合または適合するように無線デバイス12A、12Bのサイドリンク設定16A、16Bを制御するか、協調させるか、選択するか、またはさもなければ提供する。サイドリンク設定16A、16Bは、それらのサイドリンク設定16A、16Bが、無線デバイス12A、12Bがエラーなしにサイドリンクコネクティビティを確立し、したがって設定障害を回避することを可能にする場合、互いに整合または適合する。いくつかの実施形態において言及された整合性または適合性は、それにより、サイドリンク設定16A、16Bが互いに完全に整合するまたは完全に適合することを意味し得る。いくつかの実施形態では、たとえば、サイドリンク設定16A、16Bは、1つまたは複数のパラメータの各々について、そのパラメータがサイドリンク設定16A、16Bの両方において同じ値を有する場合、互いに整合または適合する。たとえば、サイドリンク設定16A、16Bがサイドリンク14についてのRLCモード設定を含む実施形態では、サイドリンク設定16A、16Bは、サイドリンク設定16A、16Bがサイドリンク14について同じRLCモードを設定する場合、たとえば、サイドリンク設定16Aおよび16Bが、両方ともサイドリンク14についてRLC非確認型モードを設定するか、または両方ともサイドリンク14についてRLC確認型モードを設定する場合、互いに整合または適合する。追加または代替として、サイドリンク設定16A、16Bがサイドリンク14について論理チャネルID対RLCモードマッピングを含む実施形態では、サイドリンク設定16A、16Bは、サイドリンク設定16A、16Bが同じ論理チャネルID対RLCモードマッピングを設定する場合、互いに整合または適合する。また別の例として、サイドリンク設定16A、16Bがデフォルトサイドリンク設定パラメータを含む実施形態では、サイドリンク設定16A、16Bは、サイドリンク設定16A、16Bが、追加または代替として、デフォルトサイドリンク設定パラメータについて同じ値を設定する、たとえば、両方のサイドリンク設定16A、16Bが、デフォルトで「オン」であるようにPDCP複製を設定するか、または両方のサイドリンク設定16A、16Bが、デフォルトで「存在」であるようにSDAPヘッダを設定する場合、互いに整合または適合する。整合性または適合性の性質にかかわらず、このようにして無線デバイスのサイドリンク設定間の整合性または適合性を保証することは、有利には、設定障害およびサービスレイテンシを回避し得る。
たとえば、いくつかの実施形態は、同じネットワークノードから無線デバイス12A、12Bのサイドリンク設定を中央で制御する。一例に示されているように、無線デバイス12Aは、たとえば、マルチコネクティビティ動作において、複数の無線ネットワークノード20A、20Bによってサーブされる。詳細には、無線ネットワークノード20Aは無線デバイス12Aのためのマスタノード(MN)として働き、無線ネットワークノード20Bは無線デバイス12Bのための2次ノード(SN)として働く。無線デバイス12Bは、対照的に、示されているように、無線ネットワークノード20Bによってのみサーブされ得るか、または他の実施形態では、マルチコネクティビティでも動作し得る。いずれの場合も、いくつかの実施形態は、無線ネットワークノード20A、20Bのうちのどちらでも、通常、無線デバイス12A、12Bの両方をサーブするほうから、無線デバイス12A、12Bのサイドリンク設定を制御する。この例では、その場合、無線ネットワークノード20Bは、無線ネットワークノード20Bが無線デバイス12Aと無線デバイス12Bの両方をサーブすることに基づいて、無線デバイス12Aと無線デバイス12Bの両方のサイドリンク設定を制御する。これは、無線ネットワークノード20Bが、互いに整合または適合するようにサイドリンク設定16A、16Bを中央で制御し得ることを意味する。
無線ネットワークノード20Bは、いくつかの実施形態では、無線ネットワークノード20Bがサイドリンク設定16A、16Bのパラメータを支配するか、定めるか、またはさもなければ制御するという意味において、それらのサイドリンク設定16A、16Bを制御し得ることに留意されたい。無線ネットワークノード20Bは、必ずしも、サイドリンク設定16A、16Bを生成するか、さらにはサイドリンク設定16A、16Bを無線デバイス12A、12Bに送信する必要があるとは限らない。いくつかの実施形態では、たとえば、無線ネットワークノード20Bは、無線デバイス12Aのためのサイドリンク設定16Aを生成するが、たとえば、カプセル化されたRRCメッセージ内で、無線デバイス12Aに中継するために、そのサイドリンク設定16Aを無線ネットワークノード20Aに送信する。
図3は、特定の実施形態による、ネットワークノード20Bによって実施される方法を図示する。方法は、サイドリンク14を介して互いと通信することになる複数の無線デバイス12A、12Bの各々のサイドリンク設定16A、16Bを制御すること(ブロック320)を含む。いくつかの実施形態では、この制御することは、互いに整合または適合するように複数の無線デバイス12A、12Bのサイドリンク設定16A、16Bを制御することを含む。
いくつかの実施形態では、そのような制御は、ネットワークノード20Bが複数の無線デバイス12A、12Bの各々をサーブすることに基づく。
いくつかの実施形態では、方法は、ネットワークノード20Bが複数の無線デバイス12A、12Bの各々をサーブすることに基づいて、ネットワークノード20Bによって、複数の無線デバイス12A、12Bの各々のサイドリンク設定を制御することを決定すること(ブロック310)をあらかじめ含み得る。
いくつかの実施形態では、複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つは、ネットワークノードおよび1つまたは複数の他のネットワークノードによってサーブされる。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード20Bは、マルチコネクティビティ動作において複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つのためのマスタノードとして働く。1つのそのような実施形態では、ネットワークノード20Bは、マルチコネクティビティにおいて複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つの他のもののための2次ノードとして働く。
他の実施形態では、複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つは、マルチコネクティビティが設定されないか、またはマルチコネクティビティで動作していない。
いずれの場合も、方法は、いくつかの実施形態では、別のネットワークノードから受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、複数の無線デバイス12A、12Bがサイドリンクを介して互いと通信することになると決定すること(ブロック300)をさらに含む。別のネットワークノードから受信された情報は、たとえば、複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つを識別する識別情報(identifying information)、たとえば、レイヤ2識別情報(identity)を含み得る。
いくつかの実施形態では、方法は、複数の無線デバイス12A、12Bのうちの1つまたは複数の各々に、ネットワークノード20Bが無線デバイスのサイドリンク設定を制御することを指示するかまたはネットワークノード20Bが複数の無線デバイス12A、12Bの各々のサイドリンク設定を制御することを指示する、指示を送信すること(ブロック330)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード20Bは、無線ネットワークノードの中央ユニットまたは分散ユニットである。
いくつかの実施形態では、制御することは、複数の無線デバイス12A、12Bの各々について、サイドリンク設定を生成し、そのサイドリンク設定を、無線デバイスに、または無線デバイスへの中継のために別のネットワークノードに送信することを含む。
いくつかの実施形態では、制御することは、互いに整合または適合するように複数の無線デバイス12A、12Bのサイドリンク設定を制御することを含む。
いくつかの実施形態では、無線デバイスのサイドリンク設定が、サイドリンク無線ベアラ設定、サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング、サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、論理チャネルID対RLCモードマッピング、あるいはデフォルトサイドリンク設定パラメータのうちの1つまたは複数を含む。
いくつかの実施形態では、複数の無線デバイス12A、12Bは、サイドリンクを介して互いと通信する目的でサイドリンク設定を要求しているかまたは要求した。
図4は、他の特定の実施形態による、ネットワークノードによって実施される方法を図示する。方法は、複数の候補ネットワークノードの中から、サイドリンクを介して互いと通信することになる複数の無線デバイス12A、12Bの各々のサイドリンク設定を制御するためにネットワークノードを選択すること(ブロック410)を含む。いくつかの実施形態では、この選択することは、複数の無線デバイス12A、12Bの各々をサーブするネットワークノードを選択することを含む。
いくつかの実施形態では、方法は、候補ネットワークノードのうちの1つまたは複数におよび/または無線デバイス12A、12Bのうちの1つまたは複数に、複数の無線デバイス12A、12Bの各々のサイドリンク設定を制御するために選択されたネットワークノードを指示する情報を送信すること(ブロック420)をも含む。
いくつかの実施形態では、複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つは、マルチコネクティビティ動作において複数のネットワークノードによってサーブされる。
いくつかの実施形態では、選択されたネットワークノードは、マルチコネクティビティ動作において複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つのためのマスタノードとして働く。
いくつかの実施形態では、選択されたネットワークノードは、マルチコネクティビティにおいて複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つの他のもののための2次ノードとして働く。
いくつかの実施形態では、複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つは、マルチコネクティビティが設定されないか、またはマルチコネクティビティで動作していない。
いくつかの実施形態では、方法は、別のネットワークノードから受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、複数の無線デバイス12A、12Bがサイドリンクを介して互いと通信することになると決定すること(ブロック400)を含む。いくつかの実施形態では、たとえば、別のネットワークノードから受信された情報は、複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つを識別する識別情報を含む。たとえば、識別情報は、複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つのレイヤ2識別情報を含み得る。
いくつかの実施形態では、方法は、複数の無線デバイス12A、12Bのうちの1つまたは複数の各々に、無線デバイスのサイドリンク設定を制御するために選択されたネットワークノードを指示するかまたは複数の無線デバイス12A、12Bの各々のサイドリンク設定を制御するために選択されたネットワークノードを指示する、指示を送信することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、選択されたネットワークノードは、無線ネットワークノードの中央ユニットまたは分散ユニットである。
いくつかの実施形態では、複数の無線デバイス12A、12Bの各々のサイドリンク設定を制御するために選択されたネットワークノードは、複数の無線デバイス12A、12Bの各々について、サイドリンク設定を生成し、そのサイドリンク設定を無線デバイスに送信するために選択される。
いくつかの実施形態では、複数の無線デバイス12A、12Bの各々のサイドリンク設定を制御するために選択されたネットワークノードは、互いに整合または適合するように複数の無線デバイスのサイドリンク設定を制御するために選択される。
いくつかの実施形態では、無線デバイスのサイドリンク設定が、サイドリンク無線ベアラ設定、サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング、サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、論理チャネルID対RLCモードマッピング、あるいはデフォルトサイドリンク設定パラメータのうちの1つまたは複数を含む。
いくつかの実施形態では、複数の無線デバイス12A、12Bは、サイドリンクを介して互いと通信する目的でサイドリンク設定を要求しているかまたは要求した。
いくつかの実施形態では、選択することは、複数の無線デバイス12A、12Bのうちの1つまたは複数からサイドリンク設定についての要求を受信したことに応答して実施される。
いくつかの実施形態では、選択することは、どのネットワークノードが複数の無線デバイス12A、12Bの各々のサイドリンク設定を制御することになるかに関して照会する照会を候補ネットワークノードのうちの1つから受信したことに応答して実施される。
いくつかの実施形態では、前記選択することは、無線デバイス12A、12B間のサイドリンクをセットアップすることの一部として、どのネットワークノードが無線デバイスのうちの少なくとも1つのマルチコネクティビティ動作のためのマスタノードとして働くかを修正するためのプロシージャの一部として、あるいはどのネットワークノードが無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つのマルチコネクティビティ動作のための2次ノードとして働くかを追加または修正するためのプロシージャの一部として実施される。
対照的に、無線デバイス12A、12Bが共通のサービングノードを有しない図2に示されている実施形態においてでさえ適用可能であり得る、他の実施形態では、それぞれの無線デバイス12A、12Bのためのサービングノード24A、24Bは、たとえば、分散型様式で、使用されることになるサイドリンク設定16A、16Bに関して(たとえば、ノード間インターフェースを介して)互いに協調し得る22。すなわち、ネットワークノード24A、24Bのうちの1つがサイドリンク設定16A、16Bの両方を中央で制御するのではなく、ネットワークノード24A、24Bは、サイドリンク設定16A、16Bが互いに整合または適合することになるように互いに協調する。
たとえば、図5は、これらの他の実施形態による、ネットワークノード24Aによって実施される方法を図示する。方法は、サイドリンクを介して互いと通信することになる複数の無線デバイス12A、12Bの各々のサイドリンク設定に関して第2のネットワークノード24Bと協調すること(ブロック500)を含む。
いくつかの実施形態では、この協調することは、第1のネットワークノード24Aにおいて使用されることが可能な1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノード24Bに送信すること、および/または第2のネットワークノード24Bにおいて使用されることが可能な1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノード24Bから受信することを含む。代替または追加として、いくつかの実施形態では、この協調することは、第2のネットワークノード24Bが使用することになる1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノード24Bに送信すること、および/または第1のネットワークノード24Aが使用することになる1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノード24Bから受信することを含む。代替または追加として、いくつかの実施形態では、この協調することは、第1のネットワークノード24Aが使用することを提案する1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノード24Bに送信すること、および/または第2のネットワークノード24Bが使用することを提案する1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノード24Bから受信することを含む。代替または追加として、いくつかの実施形態では、この協調することは、第1のネットワークノード24Aが使用のために許容または拒否する1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノード24Bに送信すること、および/あるいは第2のネットワークノード24Bが使用のために許容または拒否する1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノード24Bから受信することを含む。
いくつかの実施形態では、方法は、前記協調することに基づいて、第1のネットワークノード24Aがサーブする複数の無線デバイス12A、12Bのうちの1つまたは複数の各々のサイドリンク設定16A、16Bを決定すること(ブロック510)をさらに含む。この場合、方法は、第1のネットワークノード24Aがサーブする複数の無線デバイス12A、12Bのうちの1つまたは複数の各々のほうへ、決定されたサイドリンク設定を送信すること(ブロック520)をも含み得る。
たとえば、いくつかの実施形態では、第1のネットワークノード24Aは、第2のネットワークノード24Bが使用することが可能であるか、使用することを提案するか、または使用のために許容するサイドリンク設定16Bを指示する、第2のネットワークノード24Bから受信された情報に基づいて、無線デバイス12Aのサイドリンク設定16Aを決定する。このサイドリンク設定16Bは、たとえば、第2のネットワークノード24Bによってサーブされる他の無線デバイス12Bのために、第2のネットワークノード24Bが使用することを提案するサイドリンク設定であり得る。
いくつかの実施形態では、第1のネットワークノードは、マルチコネクティビティ動作において複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つのためのマスタノードとして働き、第2のネットワークノードは、マルチコネクティビティ動作において複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つの他のもののための2次ノードとして働く。
いくつかの実施形態では、無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも2つは、共通のサービングネットワークノードを有しない。
いくつかの実施形態では、協調することは、マルチコネクティビティにおいて複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つのための第2のノードを追加または修正するためのプロシージャ中に、またはそのプロシージャの一部として実施される。
いくつかの実施形態では、協調することは、複数の無線デバイス12A、12Bのうちの1つまたは複数のハンドオーバのためのプロシージャ中に、またはそのプロシージャの一部として実施される。
いくつかの実施形態では、複数の無線デバイス12A、12Bのうちの少なくとも1つは、複数のネットワークノードによってサーブされる。
いくつかの実施形態では、無線デバイスのサイドリンク設定が、サイドリンク無線ベアラ設定、サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング、サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、論理チャネルID対RLCモードマッピング、あるいはデフォルトサイドリンク設定パラメータのうちの1つまたは複数を含む。
いくつかの実施形態では、複数の無線デバイス12A、12Bは、サイドリンクを介して互いと通信する目的でサイドリンク設定を要求しているかまたは要求した。
図6は、さらに他の特定の実施形態による、無線デバイスによって実施される方法を図示する。方法は、ネットワークノードから、どのネットワークノードが無線デバイスのサイドリンク設定を制御するかを指示する指示を受信すること(ブロック600)を含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードのうちの少なくとも1つがマルチコネクティビティ動作のためのマスタノードとして働き、ネットワークノードのうちの少なくとも1つの他のものが前記マルチコネクティビティ動作のための2次ノードとして働く。
いくつかの実施形態では、サイドリンク設定が、サイドリンク無線ベアラ設定、サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング、サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、論理チャネルID対RLCモードマッピング、あるいはデフォルトサイドリンク設定パラメータのうちの1つまたは複数を含む。
示されていないさらに他の実施形態では、無線デバイス12Aが、異なるそれぞれのネットワークノード24A、24Bから異なる予想サイドリンク設定を受信し、それらのサイドリンク設定のうちのどれでも、サイドリンク通信が実施されることになる無線デバイス12Bのサイドリンク設定16Bに整合または適合するものを選択し得る。この場合、次いで、無線デバイス12Aは、それ自体で、互いとのサイドリンク設定16A、16Bの整合性または適合性を評価および/または保証し得る。無線デバイス12Aはまた、いくつかの実施形態では、ネットワークノード24A、24Bのうちの1つまたは複数に、たとえば、サイドリンク設定またはそれ以外における(1つまたは複数の)ネットワークノードによる使用のために、選択されたサイドリンク設定を報告し得る。
図7Aは、さらに他の特定の実施形態による、無線デバイス12Aによって実施される方法を図示する。方法は、無線デバイス12Aをサーブする複数のネットワークノード24A、24Bの各々からサイドリンク設定を受信すること(ブロック700)を含む。方法は、受信されたサイドリンク設定から、無線デバイス12Aがサイドリンク14を介して通信することになる別の無線デバイス12Bのサイドリンク設定16Bに整合または適合するサイドリンク設定16Aを選択すること(ブロック710)をも含む。方法は、無線デバイス12Aをサーブするネットワークノード24A、24Bのうちの1つまたは複数の各々に、選択されたサイドリンク設定16Aの指示を送信すること(ブロック720)をさらに含み得る。
いくつかの実施形態では、方法は、複数のネットワークノード24A、24Bの各々にサイドリンク設定を要求することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、方法は、無線デバイス12Aをサーブするネットワークノード24A、24Bのうちの1つまたは複数の各々から、ネットワークノードがそのネットワークノードから受信された同じサイドリンク設定を送った1つまたは複数の他の無線デバイスを識別する情報を受信することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード24A、24Bのうちの少なくとも1つがマルチコネクティビティ動作のためのマスタノードとして働き、ネットワークノードのうちの少なくとも1つの他のものが前記マルチコネクティビティ動作のための2次ノードとして働く。
いくつかの実施形態では、サイドリンク設定が、サイドリンク無線ベアラ設定、サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング、サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、論理チャネルID対RLCモードマッピング、あるいはデフォルトサイドリンク設定パラメータのうちの1つまたは複数を含む。
図7Bは、さらに他の特定の実施形態による、ネットワークノードによって実施される方法を図示する。方法は、無線デバイス12Aから、無線デバイス12Aがサイドリンク14を介して通信することになる別の無線デバイス12Bのサイドリンク設定16Bに整合または適合するものとして無線デバイス12Aによって選択されたサイドリンク設定16Aの指示を受信すること(ブロック750)を含む。いくつかの実施形態では、方法は、受信された指示に基づいて無線デバイス12Aおよび/または別の無線デバイス12Bのサイドリンク設定を制御すること(ブロック760)をさらに含む。
いくつかの実施形態では、方法は、無線デバイス12Aに、ネットワークノードが同じサイドリンク設定を送った1つまたは複数の他の無線デバイスを識別する情報を送信することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードがマルチコネクティビティ動作のためのマスタノードとして働き、ネットワークノードのうちの少なくとも1つの他のものが前記マルチコネクティビティ動作のための2次ノードとして働く。
いくつかの実施形態では、サイドリンク設定が、サイドリンク無線ベアラ設定、サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング、サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、論理チャネルID対RLCモードマッピング、あるいはデフォルトサイドリンク設定パラメータのうちの1つまたは複数を含む。
本明細書の実施形態は、対応する装置をも含む。たとえば、本明細書の実施形態は、無線デバイスについて上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施するように設定された無線デバイスを含む。
実施形態は、処理回路と電力供給回路とを備える無線デバイス12Aまたは12Bをも含む。処理回路は、無線デバイス12Aまたは12Bについて上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施するように設定される。電力供給回路は、無線デバイス12Aまたは12Bに電力を供給するように設定される。
実施形態は、処理回路を備える無線デバイス12Aまたは12Bをさらに含む。処理回路は、無線デバイス12Aまたは12Bについて上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施するように設定される。いくつかの実施形態では、無線デバイス12Aまたは12Bは通信回路をさらに備える。
実施形態は、処理回路とメモリとを備える無線デバイス12Aまたは12Bをさらに含む。メモリは、処理回路によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、無線デバイス12Aまたは12Bは、無線デバイス12Aまたは12Bについて上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施するように設定される。
実施形態は、その上、ユーザ機器(UE)を含む。UEは、無線信号を送り、受信するように設定されたアンテナを備える。UEは、アンテナおよび処理回路に接続され、アンテナと処理回路との間で通信される信号を調整するように設定された、無線フロントエンド回路をも備える。処理回路は、無線デバイス12Aまたは12Bについて上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施するように設定される。いくつかの実施形態では、UEは、処理回路に接続され、UEへの情報の入力が処理回路によって処理されることを可能にするように設定された、入力インターフェースをも備える。UEは、処理回路に接続され、処理回路によって処理されたUEからの情報を出力するように設定された、出力インターフェースを備え得る。UEは、処理回路に接続され、UEに電力を供給するように設定された、バッテリーをも備え得る。
本明細書の実施形態は、無線ネットワークノード20Aまたは20Bについて上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施するように設定された無線ネットワークノード20Aまたは20Bをも含む。
実施形態は、処理回路と電力供給回路とを備える無線ネットワークノード20Aまたは20Bをも含む。処理回路は、無線ネットワークノード20Aまたは20Bについて上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施するように設定される。電力供給回路は、無線ネットワークノード20Aまたは20Bに電力を供給するように設定される。
実施形態は、処理回路を備える無線ネットワークノード20Aまたは20Bをさらに含む。処理回路は、無線ネットワークノード20Aまたは20Bについて上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施するように設定される。いくつかの実施形態では、無線ネットワークノード20Aまたは20Bは通信回路をさらに備える。
実施形態は、処理回路とメモリとを備える無線ネットワークノード20Aまたは20Bをさらに含む。メモリは、処理回路によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、無線ネットワークノード20Aまたは20Bは、無線ネットワークノード20Aまたは20Bについて上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施するように設定される。
より詳細には、上記で説明された装置は、任意の機能的手段、モジュール、ユニット、または回路を実装することによって、本明細書の方法および任意の他の処理を実施し得る。一実施形態では、たとえば、装置は、方法の図に示されているステップを実施するように設定されたそれぞれの回路(circuit)または回路(circuitry)を備える。回路(circuit)または回路(circuitry)は、この点について、ある機能的処理を実施することに専用の回路および/またはメモリとともに1つまたは複数のマイクロプロセッサを備え得る。たとえば、回路は、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラ、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを含み得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、いくつかの実施形態では、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含み得る。メモリを採用する実施形態では、メモリは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、本明細書で説明される技法を行うプログラムコードを記憶する。
図8は、たとえば、1つまたは複数の実施形態に従って実装される無線デバイス800(たとえば、無線デバイス12Aまたは12B)を示す。示されているように、無線デバイス800は、処理回路810と通信回路820とを含む。通信回路820(たとえば、無線回路)は、たとえば、任意の通信技術を介して、情報を1つまたは複数の他のノードに送信し、および/または1つまたは複数の他のノードから受信するように設定される。そのような通信は、無線デバイス800の内部または外部のいずれかにある1つまたは複数のアンテナを介して行われ得る。処理回路810は、メモリ830に記憶された命令を実行することなどによって、たとえば、図3、図4、および/または図5中の、上記で説明された処理を実施するように設定される。処理回路810は、この点について、いくつかの機能的手段、ユニット、またはモジュールを実装し得る。
図9は、1つまたは複数の実施形態に従って実装されるネットワークノード900(たとえば、無線ネットワークノード20Aまたは20B)を示す。示されているように、ネットワークノード900は、処理回路910と通信回路920とを含む。通信回路920は、たとえば、任意の通信技術を介して、情報を1つまたは複数の他のノードに送信し、および/または1つまたは複数の他のノードから受信するように設定される。処理回路910は、メモリ930に記憶された命令を実行することなどによって、たとえば、図6または図7中の、上記で説明された処理を実施するように設定される。処理回路910は、この点について、いくつかの機能的手段、ユニット、またはモジュールを実装し得る。
また、本明細書の実施形態が、対応するコンピュータプログラムをさらに含むことを、当業者は諒解されよう。
コンピュータプログラムは、装置の少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、装置に、上記で説明されたそれぞれの処理のいずれかを行わせる命令を備える。コンピュータプログラムは、この点について、上記で説明された手段またはユニットに対応する1つまたは複数のコードモジュールを備え得る。
実施形態は、そのようなコンピュータプログラムを含んでいるキャリアをさらに含む。このキャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つを備え得る。
この点について、本明細書の実施形態は、非一時的コンピュータ可読(記憶または記録)媒体に記憶され、装置のプロセッサによって実行されたとき、装置に、上記で説明されたように実施させる命令を備える、コンピュータプログラム製品をも含む。
実施形態は、コンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム製品がコンピューティングデバイスによって実行されたとき、本明細書の実施形態のいずれかのステップを実施するためのプログラムコード部分を備える、コンピュータプログラム製品をさらに含む。このコンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読記録媒体に記憶され得る。
次に、追加の実施形態が説明される。これらの実施形態のうちの少なくともいくつかは、説明の目的で、いくつかのコンテキストおよび/または無線ネットワークタイプにおいて適用可能なものとして説明され得るが、実施形態は、明示的に説明されない他のコンテキストおよび/または無線ネットワークタイプにおいて同様に適用可能である。
本明細書のいくつかの実施形態は、マルチコネクティビティに適用可能である。マルチコネクティビティは、この点について、複数の異なる無線ネットワークノードへの、または異なる無線ネットワークノードによって提供される複数の異なるセルへの、(たとえば、無線リソース制御(RRC)レイヤにおける)無線デバイスの同時接続を指す。複数の異なる無線ネットワークノードまたはセルは、同じ無線アクセス技術を使用し得る(たとえば、両方が拡張ユニバーサル地上無線アクセス(E-UTRA)を使用し得る、または両方が新無線(NR)を使用し得る)。あるいは、複数の異なる無線ネットワークノードまたはセルは、異なる無線アクセス技術を使用し得、たとえば、1つはE-UTRAを使用し得、別の1つはNRを使用し得る。
マルチコネクティビティの一例は、無線デバイスが2つの異なる無線ネットワークノードに、または2つの異なる無線ネットワークノードによって提供される2つの異なるセルに同時に接続される、デュアルコネクティビティ(DC)である。この場合、無線デバイスに、いわゆるマスタセルグループ(MCG)および2次セルグループ(SCG)が設定され得、ここで、MCGは、マスタノード(MN)として働く無線ネットワークノードによって提供される1つまたは複数のセルを含み、SCGは、2次ノード(SN)として働く無線ネットワークノードによってサーブされる1つまたは複数のセルを含む。マスタノードは、マスタノードが2次ノードを制御し、および/またはコアネットワークへの制御プレーン接続を提供するという意味において、マスタであり得る。たとえば、E-UTRA-NR(EN)DCは、マスタノードがE-UTRAを使用し、2次ノードがNRを使用する場合を指すが、NR-E-UTRA(NE)は、マスタノードがNRを使用し、2次ノードがE-UTRAを使用する場合を指す。
たとえば、マルチコネクティビティ動作では、複数の受信機(Rx)および/または送信機(Tx)をもつ無線デバイスが、非理想バックホールを介して接続された複数の別個のスケジューラによって提供される1つまたは複数の無線アクセス技術(たとえば、新無線(NR)および/またはE-UTRA)の中の無線リソースを利用し得る。複数無線デュアルコネクティビティ(MR-DC)は、この点について、イントラE-UTRA DCの一般化であり、ここで、複数Rx/Tx無線デバイスは、非理想バックホールを介して接続された2つの異なるノード、すなわち、NRアクセスを提供する1つと、E-UTRAアクセスまたはNRアクセスのいずれかを提供する他の1つとによって提供されるリソースを利用するように設定され得る。一方のノードがマスタノード(MN)として働き、他方がSNとして働く。E-UTRANは、たとえば、無線デバイスが、MNとして働く1つのeNBと2次ノード(SN)として働く1つのen-gNBとに接続される、E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)を介してMR-DCをサポートする。どちらにしても、MR-DCでは、無線デバイスは、MN無線リソース制御(RRC)に基づく単一のRRC状態と、コアネットワークのほうへの単一の制御プレーン接続とを有し得る。
より詳細には、本明細書のいくつかの実施形態は、たとえば、Long Term Evolution(LTE)のためのまたはLTEと新無線(NR)との間の、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって指定されているマルチコネクティビティ(たとえば、デュアルコネクティビティ)に適用可能である。デュアルコネクティビティ(DC)では、2つのノード、すなわち、マスタノード(MNまたはMeNB)および2次ノード(SN、またはSeNB)が関与する。マルチコネクティビティ(MC)は、概して、関与する2つの、または3つ以上のノードがある場合を取り込む。また、3GPPでは、DCは、ロバストネスを向上させ、接続割込みを回避するために、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)の場合に使用されることが提案されている。
本明細書の実施形態は、図10に図示されているように、(E-UTRAとも呼ばれる)LTEおよびエボルブドパケットコア(EPC)とのインターワーキングを用いるまたは用いない5Gネットワークを展開するための複数の異なるやり方のいずれかに適用可能である。原則として、NRおよびLTEは、インターワーキングなしに展開され、NRスタンドアロン(SA)動作によって示され得、すなわち、NRにおけるgNBは5Gコアネットワーク(5GC)に接続され得、eNBは、その2つの間の相互接続なしにEPCに接続され得る(図10のオプション1およびオプション2)。一方、NRの第1のサポートされるバージョンは、図10中のオプション3によって示されている、いわゆるEN-DC(E-UTRAN-NRデュアルコネクティビティ)である。そのような展開では、NRとLTEとの間のデュアルコネクティビティが、マスタとしてのLTEおよび2次ノードとしてのNRを用いて、適用される。NRをサポートする無線アクセスネットワーク(RAN)ノード(gNB)は、コアネットワーク(EPC)への制御プレーン接続を有しないことがあり、代わりに、RANノードは、マスタノード(MeNB)としてのLTEに依拠する。これは、「非スタンドアロンNR」とも呼ばれる。この場合、NRセルの機能が制限され、ブースターおよび/またはダイバーシティレッグとして接続モードUEのために使用されるが、RRC_IDLE UEはこれらのNRセルにキャンプオンすることができないことに注意されたい。
5GCの導入では、他のオプションも有効であり、本明細書の実施形態に適用可能であり得る。上述のように、オプション2は、gNBが5GCに接続されるスタンドアロンNR展開をサポートする。同様に、LTEも、図10中のオプション5を使用して5GCに接続され得る(eLTE、E-UTRA/5GC、またはLTE/5GCとしても知られ、ノードはng-eNBと呼ばれることがある)。これらの場合、NRとLTEの両方が、NG-RANの一部として見られる(およびng-eNBとgNBの両方がNG-RANノードと呼ばれることがある)。図10中のオプション4およびオプション7が、MR-DC(複数無線デュアルコネクティビティ)によって示される、5GCに接続されたNG-RANの一部として規格化されることになるLTEとNRとの間のデュアルコネクティビティの他の変形態であることは、注目に値する。その場合、MR-DC傘下で、本明細書の実施形態は、次のように適用可能であり得る。
・ EN-DC(オプション3):LTEがマスタノードであり、NRが2次である(EPC CN採用)
・ NE-DC(オプション4):NRがマスタノードであり、LTEが2次である(5GCN採用)
・ NGEN-DC(オプション7):LTEがマスタノードであり、NRが2次である(5GCN採用)
・ NR-DC(オプション2の変形態):マスタと2次の両方がNRである、デュアルコネクティビティ(5GCN採用)。
これらのオプションについてのマイグレーションは、異なるオペレータにより異なり得るので、同じネットワークにおいて並行して複数のオプションを伴う展開を有することが可能であり、たとえば、オプション2および4をサポートするNR基地局と同じネットワークにおいて、オプション3、5、および7をサポートするeNB基地局があり得る。LTEとNRとの間のデュアルコネクティビティソリューションと組み合わせて、各セルグループ(すなわち、マスタセルグループ(MCG)および2次セルグループ(SCG))におけるCA(キャリアアグリゲーション)と、同じ無線アクセス技術(RAT)上のノード間のデュアルコネクティビティ(たとえばNR-NR DC)とをサポートすることも可能である。LTEセルについて、これらの異なる展開の帰結は、EPC、5GC、またはEPC/5GCの両方に接続されたeNBに関連するLTEセルの共存である。
LTE DCおよびEN-DCは、どのノードが何を制御するかに関しては、異なって設計される。基本的に、2つのオプション、すなわち、(1)(LTE-DCのような)集中型ソリューションおよび(2)(EN-DCのような)分散型ソリューションがある。
図11は、いくつかの実施形態による、LTE DCおよびEN-DCのための概略制御プレーンアーキテクチャを示す。ここでの主な違いは、EN-DCにおいて、2次ノード(SN)が別個の無線リソース制御(RRC)エンティティ(NR RRC)を有することである。これは、SNが、時々マスタノード(MN)の知識なしに、同じくユーザ機器(UE)を制御することができるが、しばしば、SNがMNと協調する必要があることを意味する。LTE-DCでは、RRC決定は、常にMNから来ている(MNからUE)。しかしながら、SNがどんな種類のリソース、能力などを有するかの知識を有するのはSN自体のみであるので、SNは、依然としてSNの設定を決定することに留意されたい。
EN-DCでは、LTE DCと比較される主要な変更は、(SCGスプリットベアラとして知られる)SNからのスプリットベアラの導入、RRCのためのスプリットベアラの導入、および(SCG SRBとも呼ばれる)SNからの直接RRCの導入である。
図12および図13は、いくつかの実施形態による、EN-DCのための、UPアーキテクチャおよび制御プレーン(CP)アーキテクチャを示す。特に、図12は、EPCとのMR-DC(EN-DC)における、MCGベアラ、SCGベアラ、およびスプリットベアラのためのネットワーク側プロトコル終端オプションを示す。図13は、EN-DCにおける制御プレーンのためのネットワークアーキテクチャを示す。ここで、RRCレイヤとPDCPレイヤとは上位レイヤであるが、RLCレイヤとMACレイヤとPHYレイヤとは下位レイヤである。
LTEがマスタノードであり、NRが2次ノードである場合、SNはSgNBと呼ばれることがあり(ここで、gNBはNR基地局である)、MNはMeNBと呼ばれることがあることに留意されたい。NRがマスタであり、LTEが2次ノードである他の場合、対応する用語は、SeNBおよびMgNBである。
スプリットRRCメッセージは、ダイバーシティを作成するために主に使用され、送出側は、RRCメッセージをスケジュールするためにリンクのうちの1つを選定することを決定することができるか、または送出側は、両方のリンクを介するメッセージを複製することができるかのいずれかである。ダウンリンクでは、MCGレッグまたはSCGレッグ間の経路切替えあるいは両方の上での複製が、ネットワーク実装に委ねられる。一方、ULの場合、ネットワークは、MCGレッグ、SCGレッグまたは両方のレッグを使用するようにUEを設定する。「レッグ」、「経路」および「RLCベアラ」という用語は、本明細書では互換的に使用される。
ノード間RRCメッセージは、gNBへのまたはgNBからのいずれかの、X2インターフェース、Xnインターフェース、またはNGインターフェースのいずれかにわたって送られるRRCメッセージであり、すなわち、ネットワークノードにわたって転送されるすべてのRRCメッセージのために単一の「論理チャネル」が使用される。情報は、別のRATから発信するかまたは別のRATに宛てられ得る。
RRC動作は、この点について、UE固有状態に依存する。UEは、RRC_CONNECTED状態、RRC_INACTIVE状態またはRRC_IDLE状態のいずれかにある。異なるRRC状態は、それらに関連する、およびUEが所与の固有の状態において使用し得る、異なる量の無線リソースを有する。RRC_INACTIVE状態およびRRC_IDLE状態では、ネットワーク(NW)設定に基づくUE制御モビリティが採択され、すなわち、UEは、システム情報ブロック(SIB)を獲得し、ネイバリングセル測定およびセル(再)選択を実施し、ページングオケージョンを監視する。非アクティブUEが、UE非アクティブアクセス階層(AS)コンテキストを記憶し、RANベース通知エリア(RNA)更新を実施する。
しかしながら、RRC_CONNECTED状態では、ネットワーク(NW)制御モビリティが実施される。実際、RANノードは、5Gコアネットワーク(CN)から、QoSフローまたはシグナリングなど、潜在的ページングトリガに関係するページング支援情報を受信することができる。UEは、したがって、ノード/セルレベルにおいてNWによって知られ、UE固有データおよび/または制御シグナリングが通信され得るUE固有ベアラが確立される。たとえば、RANは、(低いページング負荷のために最適化された)固定UEのための小さいRNA、および特に、(車両UEのために最適化された)移動しているUEのためのより大きいRNAを設定することによって総シグナリング負荷を低減することを可能にするUE固有RNAを設定することができる。
さらに、たとえば、あるタイマー期間の間トラフィック送信および/または受信がある場合、ネットワークは、RRC_CONNECTEDにあるUEを、RRC_IDLEに移すか、または、SRB2および少なくとも1つのDRBがRRC_CONNECTEDにおいてセットアップされた場合、RRC_INACTIVEに移すために、RRC接続解放プロシージャを始動することができる。
本明細書のいくつかの実施形態は、車両通信に適用可能である。たとえば、NR V2X(Vehicle-to-Everything)について考える。セルラ高度道路交通システム(ITS)は、車両サービスの配信およびそれらの配布のための新しいセルラエコシステムを規定することを目的とする。そのようなエコシステムは、図14に図示されているように、短距離V2Xサービス送信と長距離V2Xサービス送信の両方を含む。特に、短距離通信は、他の車両UEまたは路側ユニット(RSU)のほうへの、3GPPにおいてサイドリンクまたはPC5インターフェースとしても規定された、D2D(device-to-device)リンクを介した送信を伴う。一方、長距離送信の場合、UEと基地局との間のUuインターフェースを介した送信を考慮し、その場合、パケットが、道路交通当局、道路オペレータ、自動車OEM、セルラオペレータなどであり得る、異なるITSサービスプロバイダに配布され得る。
特に、本明細書のいくつかの実施形態は、車両との間(V2V)、歩行者との間(V2P)、およびインフラストラクチャとの間(V2I)の直接通信の任意の組合せを含む、V2X通信に適用可能である。LTE V2Xは、交通安全サービスを主に目的とするが、NR V2Xは、基本安全サービスを含むだけではなく、車両の周囲環境の知覚を強化する目的で、車両間の拡張センサー/データ共有など、非安全アプリケーションをもターゲットにする、はるかに広い範囲を有する。したがって、本明細書のいくつかの実施形態は、高度運転、車両隊列走行、車両間の協働操作、および拡張NRシステムと新しいNRサイドリンクフレームワークとを必要とするリモート運転など、TR22.886v16.2.0において取り込まれた適用例の新しいセットをサポートし得る。
このコンテキストでは、いくつかの実施形態は、V2X動作のために使用されるUu(すなわちネットワーク対車両UE通信)とサイドリンク(すなわち車両UE対車両UE通信)の両方を含む無線インターフェースのQoS管理のために適用可能である。QoS管理は、異なるV2Xサービスの異なる性能要件を考慮に入れ得る。
NRでは、たとえば、サイドリンク(SL)QoSフローモデルが採択される。非アクセス階層(NAS)レイヤにおいて、UEは、1つのV2Xパケットを対応するSL QoSフローにマッピングし、次いで、サービスデータ適応プロトコル(SDAP)レイヤにおいてSL無線ベアラにマッピングする。
NRでは、QoSフロー対SLRBマッピングを含む、SL無線ベアラ(SLRB)設定は、あらかじめ設定されるかまたはUEがカバレッジ中にあるときネットワーク(NW)によって設定されるかのいずれかである。たとえば、図15に示されているように、UEが新しいサービスのための新しいSL QoSフロー/SLRBを確立することを希望するとき、UEは、関連するgNBに要求を送ることができる。要求は、サービスのQoS情報を含むことができる。gNBは、次いで、そのようなSL QoSフローをサポートするために適切なSLRB設定を決定する。gNBからSLRB設定を受信した後に、UEは、それに応じてローカルSLRBを確立し、SLを介したデータ送信のために準備をする。受信(RX)UE側における正常な受信を可能にするために、送信(TX)UEが、データ送信が開始する前に、必要なパラメータ、たとえばPDCP/RLCのためのシーケンス番号空間に関してRX UEに知らせなければならないことがあることに留意されたい。
いくつかの実施形態では、サイドリンク上のV2Xのための2つの異なるリソース割り当て(RA)プロシージャ、すなわち、NW制御RA(いわゆる、LTEにおける「モード3」およびNRにおける「モード1」)と自律RA(いわゆる、LTEにおける「モード4」およびNRにおける「モード2」)とがある。送信リソースは、あらかじめ規定されたかまたはネットワーク(NW)によって設定されたリソースプール内で選択される。
NW制御RAでは、NG-RANが、(1つまたは複数の)SL送信のためにUEによって使用されることになる(1つまたは複数の)SLリソースをスケジュールすることを担当する。UEは、媒体アクセス制御(MAC)エンティティに関連するSLバッファにおける送信のために利用可能なSLデータに関して知らせるために、SLバッファステータス報告(BSR)をNWに送る。NWは、次いで、ダウンリンク制御情報(DCI)を使用してリソース割り当てをUEにシグナリングする。NW制御(またはモード1)リソース割り当ては、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介した動的スケジューリングシグナリングを介して、またはgNBが1つまたは複数の設定済みSLグラントを提供する半永続スケジューリングによって実現され得る。タイプ1設定済みSLグラントとタイプ2設定済みSLグラントの両方がサポートされる。
自律RAでは、各デバイスが、たとえば、検知に基づいて、SL動作のためにどのSL無線リソースを使用すべきかを独立して決定する。両方のRAモードについて、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)のための割り振られたサイドリンクリソースを指示するために、サイドリンク制御情報(SCI)が物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)上で送信される。UEがRRC_CONNECTED状態にあるときにのみ実施され得る、NW制御RAとは異なり、自律RA(またはモード2)は、UEがRRC_CONNECTEDモードにあるときとUEが非アクティブ/アイドル状態にあるときの両方で実施され、UEがUuカバレッジ下にあり、カバレッジ外にあるときも実施され得る。特に、UEがRRC_CONNECTEDモードにあるとき、SLリソースプールは専用RRCシグナリングで設定され得るが、アイドル/非アクティブモード動作の場合、UEは、ブロードキャスティング信号、すなわちSIB中でプロビジョニングされるSLリソースプールに依拠するものとする。
いくつかの実施形態では、たとえばグループキャストSL通信のための、いくつかの条件下でのUEは、SL通信のために、たとえば、車両の隊列など、UEのグループ内のSL通信のために使用されることになるモード2プールを他のUEにプロビジョニングすることを可能にされる。
設定済みグラントは、タイプ1とタイプ2の両方について、NRサイドリンクのためにサポートされる。設定済みグラントでは、gNBは、UEに複数の(周期)送信のためのサイドリンクリソースを割り当てることができる。タイプ1設定済みグラントは、専用RRCシグナリングを介して直接設定およびアクティブ化され、タイプ2設定済みグラントは、専用RRCシグナリングを介して設定されるが、PDCCH上で送信されるダウンリンク制御情報(DCI)を介してのみアクティブ化/解放される。
本明細書のいくつかの実施形態は、サイドリンク(SL)UEが2つの異なるgNBのカバレッジ下にある、すなわち、gNBが2つの異なる設定をSL UEに送り得るときに生じる課題に対処する。一例は、RLCモード設定に関してであり得る。一方のSL UEがRLC確認型モード(AM)で動作するように設定され、他方のSL UEがRLC非確認型モード(UM)で動作するように設定された場合、設定不整合問題点があり得る。この状況は、RLCモードにリンクされるだけでなく、これは、2つのSL UEに送られた2つのSLRB設定が何らかの協調を必要とする状況においても起こり得る。その上、SL動作に影響を及ぼし得る他の設定不一致があり得る。
本開示のいくつかの態様およびそれらの実施形態は、これらまたは他の課題のソリューションを提供し得る。いくつかの実施形態は、SL設定不整合を緩和または回避する。いくつかの実施形態は、たとえば、SL UEのグループについてSL設定ノードと同じ論理ノードを保つこと、および/または異なるノード間でプロアクティブに情報を交換することのいずれかによって、異なるDCシナリオについての設定不整合問題を克服する。
いくつかの実施形態は、(1つまたは複数の)以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供し得る。いくつかの実施形態は、SL設定が2つの異なるgNBから来たときの2つのSL UEのSL設定における競合を回避することを目的とする。これは、SL UEが、エラーなしにSLコネクティビティを確立し、したがって設定障害を回避することを可能にすることになる。
以下の実施形態では、UE1はTX(送信機)UEと呼ばれ、UE2はRX(受信機)UEと呼ばれる。ただし、UE1およびUE2という用語は、説明されるものにおける意味を失うことなしに交換され得る。さらに、以下で開示されるソリューションは、DCシナリオでは2つのgNBに関係するが、これはまた、2つのgNB間にX2/Xnインターフェースがある限り非DCシナリオ(たとえば、ハンドオーバシナリオ)に適用されるか、または一方のSL UEにDCが設定され、他方にDCが設定されないシナリオに適用され得る。
最初に、同じネットワークノードから図1中の無線デバイス12A、12Bのサイドリンク設定を中央で制御する実施形態の一例について考える。図16Aは、UE1とUE2とが両方ともSL設定に関してBS1によって制御される一例を示す。たとえば、SL UEのうちの少なくとも1つにデュアルコネクティビティ(DC)が設定される場合、SL設定は、SL UEに共通である論理ノードによって管理される。このノードは、このノードが論理的に同じノードであるが、SL UEのうちの一方についてマスタノード(MN)であり、他方のSL UEについてマスタノード(MN)または2次ノード(SN)または単に接続された単一のノードであり得る。たとえば、BS1は、UE1についてMNであり、UE2についてSNであり得る。とにかく、これは、SLがセットアップされたとき、SL設定RRCエンティティが同じ論理ノードに位置するべきであり、これ(すなわち、SL制御RRCエンティティ情報)は、たとえば、SNがSL設定を制御/生成/設定することになるとき、SL UEのうちの少なくとも1つに(随意に)指示され得ることを意味する。
さらなる実施形態では、SL通信/送信および/またはSL設定を有することを要求しているSL UEのレイヤ2(L2)ID(ソースまたは宛先ID)(または、国際モバイル加入者識別情報(IMSI)、物理セル識別情報(PCI)の組合せ、およびセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)など、これらのUEを識別し得る任意の他のID)が使用され、ならびに/あるいは、いくつかの実施形態では、SL UEを識別し、および/またはSL設定を制御/生成するために、ノード間で交換される。1つまたは複数のUEのためのUE識別子は、SL要求中で、またはUEからネットワークノードへの別のメッセージ中で指示され得る。また、ネットワークノードは、コアネットワークノード/データベース(たとえば、別の基地局ではない第3のネットワークノード)からUE識別子情報を得ることがある。
いくつかの実施形態では、これは、SL要求(すなわち、SL接続/送信セットアップ関係メッセージ)を受信するノード(MNまたはSNのいずれか)が、SL設定を生成すべきか否かの決定を行い、および/またはSL設定に関してノード間協調を始動し得るようなものであり得る。
いくつかの実施形態では、SL設定または接続に関する要求をUEのうちの一方(たとえば、UE1)から受信するノード(たとえば、UE1のMN)が決定を行う。いくつかの実施形態では、このノードは、他方のSL UE(たとえば、UE2)が接続されるか、あるいは少なくとも非アクティブまたはドーマント状態にあるノードであり得る。決定は、同じ論理ノードに位置するすでに利用可能なRRCエンティティを使用してSL設定を生成することであり得る。この論理ノードは、SL要求を受信したノードまたは別のノードであり得る。いくつかの実施形態では、決定が行われたとき、(1つまたは複数の)他のノードは、ノード間メッセージを使用することによって知らされる。さらなる実施形態では、(1つまたは複数の)他のノードは、SL要求メッセージ中で受信されたUE識別子/セル識別子に基づいて、および/あるいは同じまたは第3のノード内で利用可能なデータベースの助けをかりて識別され得る。いくつかの実施形態では、1つ(または複数の)UEのための(1つまたは複数の)SL設定が、別のノードによって生成されることになる(生成されると決定された)場合、SL設定メッセージは、SL要求メッセージを受信したノードによって、照会/要求され、フェッチ/受信され得る。(フェッチされた)設定を受信した後に、SL設定は、SL要求メッセージを受信したノードのRRCメッセージ内にカプセル化され得る。
いくつかの実施形態では、決定は、SL設定/接続に関する要求をUEのうちの1つ(たとえば、UE2)から受信するノード(たとえば、UE2のSN)が、どのノードが他のノード(たとえば、このノードは、同時にUE1のMN/SNおよびUE2のMNであり得る)とともにSL UE(たとえば、UE1およびUE2)のためのSL設定を生成するべきであるかを照会するように、ノード間協調の後に行われる。照会は、受信された(1つまたは複数の)UE識別子に基づき/受信された(1つまたは複数の)UE識別子を含み得、照会メッセージは、どの論理ノードがUEのうちの一方(たとえば、UE2)または両方のUEのための(1つまたは複数の)SL設定を制御/生成することになるかに関する(照会されたノードからの)メッセージによって応答され得る。いくつかの実施形態では、照会メッセージは、SL UE(たとえば、UE2)から受信されたSL要求メッセージを含み得る。いくつかの実施形態では、照会応答メッセージは、別のノードのRRCメッセージとともにカプセル化され得る生成されたSL設定をすでに含み得る。
さらなる実施形態では、この指示(すなわち、どの論理ノードがSL設定を制御/生成しているか)は、RRC再設定メッセージを介して送られ得る。指示は、明示的または暗黙的であり得る。暗黙的指示の場合、SL設定は、たとえば、SNによって生成され、これは、SNがSL設定の制御RRCエンティティのものであることを意味する。それぞれの論理ノードは、この例ではSL UEのうちの一方についてSNであり、他方のSL UEについてMNであり得ることに留意されたい。明示的指示および暗黙的指示がない場合、バックグラウンドでは設定が同じ論理ノードによって決定および/または生成されるが、設定を誰が生成したかは、UEに可視でないことがある。暗黙的指示の場合、同じ論理ノードにおいてSL設定を生成するという決定は、それらの設定が異なるシグナリング無線ベアラ(SRB)を使用して異なるノードによって伝達された場合でも、UEのうちの少なくとも1つが、RRC情報エレメント、または別のRRCメッセージ中にカプセル化された/埋め込まれたRRC PDU/メッセージ中で設定を受信し得るので、可視であり得る。
さらなる実施形態では、論理ノードが、DCをセットアップすることにより変更される必要がある(すなわち、MN/SNが修正/変更されるかまたはSNが追加される)とき、SL UEも、新しいSL制御RRCエンティティ情報で再設定され得る。
さらなる実施形態では、論理ノードは、いくつかのアーキテクチャオプション(すなわち、gNB CU/DUスプリットアーキテクチャ)では、中央ユニット(CU)を指し得る。また、別の実施形態では、論理ノードは、いくつかのアーキテクチャオプション(すなわち、gNB CU/DUスプリットアーキテクチャ)では、分散ユニット(DU)を指し得る。
次に、図1中のそれぞれの無線デバイス12A、12Bが、使用されることになるサイドリンク設定16A、16Bに関して互いに協調する22、実施形態の一例について考える。図16Bは、1つのそのような例を示す。図16Bでは、SL設定を制御/生成するための共通論理ノードを選択する代わりに、ノードは、(DC修正/変更/追加プロシージャに焦点を当てて)以下のさらなる実施形態において説明されるようにどんなSL設定が使用され得るかに関する情報を交換する。ここで、前の実施形態と混同されないように、MNとSNとは、異なるノードであり得、同時にSL UEのうちの少なくとも1つをサーブしていることがある。図16Bでは、たとえば、UE1およびUE2は、SL設定に関して、それぞれBS1およびBS2によって制御される。BS1は、UE1とUE2の両方についてMNであり得、BS2は、両方のUEについてSNであり得る。
実施形態のうちの1つでは、SNを追加するときのスタンドアロンgNB(すなわち、MN)、MNは、MNがSL UEを設定するために使用することを計画しているSL設定をSNと共有する。別の実施形態では、SNを追加するときのスタンドアロンgNB(すなわち、MN)、MNは、SNが可能なSL UEを設定するために使用するべきであるSL設定をSNに送るか、またはその逆に、すなわち、SNからMNに送る。
別の実施形態では、MNとSNとの間のSL設定のための協調は、SN追加プロシージャ中に起こる。また、一実施形態では、MNとSNとの間のSL設定のための協調は、SN修正プロシージャ中に起こる。別の実施形態では、MNとSNとの間のSL設定のための協調は、SN変更プロシージャ中に起こる。さらに、実施形態のうちの1つでは、MNとSNとの間のSL設定のための協調は、RAT内またはRAT間ハンドオーバプロシージャ中に起こる。
別の実施形態では、SL設定は、使用されることになる論理チャネルID(LCID)対RLCモードマッピング(たとえば、LCID1→RLC AM、LCID2→RLC UMなど)を指す。また、別の実施形態では、SL設定は、MNがSL UEのために設定することを希望するSLRB設定のフルセットを指す。別の実施形態では、SL設定は、MNまたはSNカバレッジ下でSL UEを設定するために使用されるデフォルトパラメータ(たとえば、RLCモード、PDCP複製オン/オフ、SDAPヘッダ存在/不在など)を指す。
一実施形態では、MNからSL設定を受信すると、SNは、そのSL設定を記憶し、新しいSL UEが設定される必要があると、そのSL設定を使用する。
別の実施形態では、MNからSL設定を受信すると、SNは、可能なSL UEを設定するために許容できるSLパラメータ/設定のセットをMNに返送する(すなわち、MNによって受信された設定がSN上で適用可能でない場合)。また、別の実施形態では、MNからSL設定を受信すると、SNは、受信された設定が許容/拒否されるという確認応答を送る。
次に、無線デバイス12Aが、異なるそれぞれのネットワークノードから異なる予想サイドリンク設定を受信し、それらのサイドリンク設定のうちのどれでも、サイドリンク通信が実施されることになる無線デバイス12Bのサイドリンク設定16Bに整合または適合するものを選択する、実施形態の一例について考える。図16Cは、たとえば、UE1およびUE2がSL設定に関してBS2によって制御され、BS1がUE1についてMNまたはSNのいずれかであり、UE2が単一のノード(BS2)に接続される、1つのそのような例を示す。2つのSL UEのうちの1つが2つのgNB(すなわち、そのそれぞれのSL UEのMNおよびSN)のカバレッジ下にある場合、そのSL UEは、両方のgNBからのSL設定を求め、次いで、ピアUEのSL設定に準拠するものを選択する。別の実施形態では、2つのgNBからSL設定を受信した後に、UEは、受信されたSL設定が使用されるか否か(受信されたSL設定の許容または拒否)を言うことによって、2つのgNB(または2つのgNBのうちの少なくとも1つ)に確認応答を送る。
実施形態のうちの1つでは、UEからSL設定の要求を受信すると、NG-RANノード(たとえば、MNまたはSN)は、同じSL設定がすでに送られたソースL2 IDおよび宛先L2 IDをサイドリンク設定中に含める。これは、UEが、そのピアUEが同様のSL設定を使用しているか否かを理解するのを助けることになる。
本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図17に示されている例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関して説明される。簡単のために、図17の無線ネットワークは、ネットワーク1706、ネットワークノード1760および1760b、ならびにWD1710、1710b、および1710cのみを図示する。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な任意の追加のエレメントをさらに含み得る。示されている構成要素のうち、ネットワークノード1760および無線デバイス(WD)1710は、追加の詳細とともに図示される。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供して、無線デバイスの、無線ネットワークへのアクセス、および/あるいは、無線ネットワークによってまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスの使用を容易にし得る。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信(communication)、通信(telecommunication)、データ、セルラ、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを含み、および/またはそれらとインターフェースし得る。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格あるいは他のタイプのあらかじめ規定されたルールまたはプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)、ならびに/あるいは他の好適な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMax)、Bluetooth、Z-Waveおよび/またはZigBee規格など、任意の他の適切な無線通信規格を実装し得る。
ネットワーク1706は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード1760およびWD1710は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供することなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイス機能を提供するために協働する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは有線接続を介してかまたは無線接続を介してかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加し得る、任意の他の構成要素またはシステムを備え得る。
本明細書で使用されるネットワークノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または提供するための、および/または、無線ネットワークにおいて他の機能(たとえば、アドミニストレーション)を実施するための、無線ネットワーク中の他のネットワークノードまたは機器と、直接または間接的に通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、限定はしないが、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)およびNRノードB(gNB))を含む。基地局は、基地局が提供するカバレッジの量(または、言い方を変えれば、基地局の送信電力レベル)に基づいてカテゴリー分類され得、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーを制御する、リレーノードまたはリレードナーノードであり得る。ネットワークノードは、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがある、集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)など、分散無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分をも含み得る。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されることも統合されないこともある。分散無線基地局の部分は、分散アンテナシステム(DAS)において、ノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのまたさらなる例は、マルチ規格無線(MSR)BSなどのMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E-SMLC)、および/あるいはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスに提供し、あるいは、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
図17では、ネットワークノード1760は、処理回路1770と、デバイス可読媒体1780と、インターフェース1790と、補助機器1784と、電源1786と、電力回路1787と、アンテナ1762とを含む。図17の例示的な無線ネットワーク中に示されているネットワークノード1760は、ハードウェア構成要素の示されている組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せをもつネットワークノードを備え得る。ネットワークノードが、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能および方法を実施するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを備えることを理解されたい。その上、ネットワークノード1760の構成要素が、より大きいボックス内に位置する単一のボックスとして、または複数のボックス内で入れ子にされている単一のボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の示されている構成要素を組成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体1780は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード1760は、複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から組み立てられ得、これらは各々、それら自体のそれぞれの構成要素を有し得る。ネットワークノード1760が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるいくつかのシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各一意のノードBとRNCとのペアは、いくつかの事例では、単一の別個のネットワークノードと見なされ得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード1760は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は複製され得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体1780)、いくつかの構成要素は再使用され得る(たとえば、同じアンテナ1762がRATによって共有され得る)。ネットワークノード1760は、ネットワークノード1760に統合された、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための様々な示されている構成要素の複数のセットをも含み得る。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップまたはチップのセット、およびネットワークノード1760内の他の構成要素に統合され得る。
処理回路1770は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定される。処理回路1770によって実施されるこれらの動作は、処理回路1770によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
処理回路1770は、単体で、またはデバイス可読媒体1780などの他のネットワークノード1760構成要素と併せてのいずれかで、ネットワークノード1760機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。たとえば、処理回路1770は、デバイス可読媒体1780に記憶された命令、または処理回路1770内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路1770は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態では、処理回路1770は、無線周波数(RF)トランシーバ回路1772とベースバンド処理回路1774とのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路1772とベースバンド処理回路1774とは、別個のチップ(またはチップのセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあり得る。代替実施形態では、RFトランシーバ回路1772とベースバンド処理回路1774との一部または全部は、同じチップまたはチップのセット、ボード、あるいはユニット上にあり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNBまたは他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体1780、または処理回路1770内のメモリに記憶された、命令を実行する処理回路1770によって実施され得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路1770によって提供され得る。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路1770は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路1770単独に、またはネットワークノード1760の他の構成要素に限定されないが、全体としてネットワークノード1760によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
デバイス可読媒体1780は、限定はしないが、永続記憶域、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路1770によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを備え得る。デバイス可読媒体1780は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路1770によって実行されることが可能であり、ネットワークノード1760によって利用される、他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体1780は、処理回路1770によって行われた計算および/またはインターフェース1790を介して受信されたデータを記憶するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路1770およびデバイス可読媒体1780は、統合されていると見なされ得る。
インターフェース1790は、ネットワークノード1760、ネットワーク1706、および/またはWD1710の間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。示されているように、インターフェース1790は、たとえば有線接続上でネットワーク1706との間でデータを送るおよび受信するための(1つまたは複数の)ポート/(1つまたは複数の)端末1794を備える。インターフェース1790は、アンテナ1762に結合されるか、またはいくつかの実施形態では、アンテナ1762の一部であり得る、無線フロントエンド回路1792をも含む。無線フロントエンド回路1792は、フィルタ1798と増幅器1796とを備える。無線フロントエンド回路1792は、アンテナ1762および処理回路1770に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナ1762と処理回路1770との間で通信される信号を調整するように設定され得る。無線フロントエンド回路1792は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路1792は、デジタルデータを、フィルタ1798および/または増幅器1796の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ1762を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ1762は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路1792によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路1770に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
いくつかの代替実施形態では、ネットワークノード1760は別個の無線フロントエンド回路1792を含まないことがあり、代わりに、処理回路1770は、無線フロントエンド回路を備え得、別個の無線フロントエンド回路1792なしでアンテナ1762に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路1772の全部または一部が、インターフェース1790の一部と見なされ得る。さらに他の実施形態では、インターフェース1790は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末1794と、無線フロントエンド回路1792と、RFトランシーバ回路1772とを含み得、インターフェース1790は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路1774と通信し得る。
アンテナ1762は、無線信号を送るおよび/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得る。アンテナ1762は、無線フロントエンド回路1790に結合され得、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナ1762は、たとえば2GHzから66GHzの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の全指向性、セクタまたはパネルアンテナを備え得る。全指向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、パネルアンテナは、比較的直線ラインで無線信号を送信/受信するために使用される見通し線アンテナであり得る。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、アンテナ1762は、ネットワークノード1760とは別個であり得、インターフェースまたはポートを通してネットワークノード1760に接続可能であり得る。
アンテナ1762、インターフェース1790、および/または処理回路1770は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作および/またはいくつかの取得動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ1762、インターフェース1790、および/または処理回路1770は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路1787は、電力管理回路を備えるか、または電力管理回路に結合され得、本明細書で説明される機能を実施するための電力を、ネットワークノード1760の構成要素に供給するように設定される。電力回路1787は、電源1786から電力を受信し得る。電源1786および/または電力回路1787は、それぞれの構成要素に好適な形態で(たとえば、各それぞれの構成要素のために必要とされる電圧および電流レベルにおいて)、ネットワークノード1760の様々な構成要素に電力を提供するように設定され得る。電源1786は、電力回路1787および/またはネットワークノード1760中に含まれるか、あるいは電力回路1787および/またはネットワークノード1760の外部にあるかのいずれかであり得る。たとえば、ネットワークノード1760は、電気ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能であり得、それにより、外部電源は電力回路1787に電力を供給する。さらなる例として、電源1786は、電力回路1787に接続された、または電力回路1787中で統合された、バッテリーまたはバッテリーパックの形態の電力源を備え得る。バッテリーは、外部電源が落ちた場合、バックアップ電力を提供し得る。光起電力デバイスなどの他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノード1760の代替実施形態は、本明細書で説明される機能、および/または本明細書で説明される主題をサポートするために必要な機能のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能のいくつかの態様を提供することを担当し得る、図17に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード1760は、ネットワークノード1760への情報の入力を可能にするための、およびネットワークノード1760からの情報の出力を可能にするための、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ユーザが、ネットワークノード1760のための診断、メンテナンス、修復、および他のアドミニストレーティブ機能を実施することを可能にし得る。
本明細書で使用される無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能なデバイスを指す。別段に記載されていない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と互換的に使用され得る。無線で通信することは、空中で情報を伝達するのに好適な、電磁波、電波、赤外波、および/または他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。いくつかの実施形態では、WDは、直接人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、限定はしないが、スマートフォン、モバイルフォン、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーミングコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップコンピュータ、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE)、車載無線端末デバイスなどを含む。WDは、たとえばサイドリンク通信、V2V(Vehicle-to-Vehicle)、V2I(Vehicle-to-Infrastructure)、V2Xのための3GPP規格を実装することによって、D2D(device-to-device)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。また別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではMTCデバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具(たとえば冷蔵庫、テレビジョンなど)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは車両または他の機器を表し得、車両または他の機器は、その動作ステータスを監視することおよび/またはその動作ステータスに関して報告すること、あるいはその動作に関連する他の機能が可能である。上記で説明されたWDは無線接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上記で説明されたWDはモバイルであり得、その場合、デバイスはモバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれることもある。
示されているように、無線デバイス1710は、アンテナ1711と、インターフェース1714と、処理回路1720と、デバイス可読媒体1730と、ユーザインターフェース機器1732と、補助機器1734と、電源1736と、電力回路1737とを含む。WD1710は、WD1710によってサポートされる、たとえば、ほんの数個を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、NB-IoT、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための示されている構成要素のうちの1つまたは複数の複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、WD1710内の他の構成要素と同じまたは異なるチップまたはチップのセットに統合され得る。
アンテナ1711は、無線信号を送るおよび/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、インターフェース1714に接続される。いくつかの代替実施形態では、アンテナ1711は、WD1710とは別個であり、インターフェースまたはポートを通してWD1710に接続可能であり得る。アンテナ1711、インターフェース1714、および/または処理回路1720は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信され得る。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ1711は、インターフェースと見なされ得る。
示されているように、インターフェース1714は、無線フロントエンド回路1712とアンテナ1711とを備える。無線フロントエンド回路1712は、1つまたは複数のフィルタ1718と増幅器1716とを備える。無線フロントエンド回路1714は、アンテナ1711および処理回路1720に接続され、アンテナ1711と処理回路1720との間で通信される信号を調整するように設定される。無線フロントエンド回路1712は、アンテナ1711に結合されるか、またはアンテナ1711の一部であり得る。いくつかの実施形態では、WD1710は別個の無線フロントエンド回路1712を含まないことがあり、むしろ、処理回路1720は、無線フロントエンド回路を備え得、アンテナ1711に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路1722の一部または全部が、インターフェース1714の一部と見なされ得る。無線フロントエンド回路1712は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路1712は、デジタルデータを、フィルタ1718および/または増幅器1716の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ1711を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ1711は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路1712によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路1720に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
処理回路1720は、単体で、またはデバイス可読媒体1730などの他のWD1710構成要素と併せてのいずれかで、WD1710機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。たとえば、処理回路1720は、本明細書で開示される機能を提供するために、デバイス可読媒体1730に記憶された命令、または処理回路1720内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
示されているように、処理回路1720は、RFトランシーバ回路1722、ベースバンド処理回路1724、およびアプリケーション処理回路1726のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。いくつかの実施形態では、WD1710の処理回路1720は、SOCを備え得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路1722、ベースバンド処理回路1724、およびアプリケーション処理回路1726は、別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。代替実施形態では、ベースバンド処理回路1724およびアプリケーション処理回路1726の一部または全部は1つのチップまたはチップのセットになるように組み合わせられ得、RFトランシーバ回路1722は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。さらに代替の実施形態では、RFトランシーバ回路1722およびベースバンド処理回路1724の一部または全部は同じチップまたはチップのセット上にあり得、アプリケーション処理回路1726は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。また他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路1722、ベースバンド処理回路1724、およびアプリケーション処理回路1726の一部または全部は、同じチップまたはチップのセット中で組み合わせられ得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路1722は、インターフェース1714の一部であり得る。RFトランシーバ回路1722は、処理回路1720のためのRF信号を調整し得る。
いくつかの実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体1730に記憶された命令を実行する処理回路1720によって提供され得、デバイス可読媒体1730は、いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路1720によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路1720は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路1720単独に、またはWD1710の他の構成要素に限定されないが、全体としてWD1710によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
処理回路1720は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定され得る。処理回路1720によって実施されるようなこれらの動作は、処理回路1720によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をWD1710によって記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
デバイス可読媒体1730は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路1720によって実行されることが可能な他の命令を記憶するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体1730は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路1720によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路1720およびデバイス可読媒体1730は、統合されていると見なされ得る。
ユーザインターフェース機器1732は、人間のユーザがWD1710と対話することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような対話は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形態のものであり得る。ユーザインターフェース機器1732は、ユーザへの出力を作り出すように、およびユーザがWD1710への入力を提供することを可能にするように動作可能であり得る。対話のタイプは、WD1710にインストールされるユーザインターフェース機器1732のタイプに応じて変動し得る。たとえば、WD1710がスマートフォンである場合、対話はタッチスクリーンを介したものであり得、WD1710がスマートメーターである場合、対話は、使用量(たとえば、使用されたガロンの数)を提供するスクリーン、または(たとえば、煙が検出された場合)可聴警報を提供するスピーカーを通したものであり得る。ユーザインターフェース機器1732は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに、出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース機器1732は、WD1710への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路1720が入力情報を処理することを可能にするために、処理回路1720に接続される。ユーザインターフェース機器1732は、たとえば、マイクロフォン、近接度または他のセンサー、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、あるいは他の入力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器1732はまた、WD1710からの情報の出力を可能にするように、および処理回路1720がWD1710からの情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器1732は、たとえば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器1732の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD1710は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書で説明される機能から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器1734は、概してWDによって実施されないことがある、より固有の機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための特殊化されたセンサー、有線通信などの追加のタイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器1734の構成要素の包含およびタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変動し得る。
電源1736は、いくつかの実施形態では、バッテリーまたはバッテリーパックの形態のものであり得る。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光起電力デバイスまたは電池など、他のタイプの電源も使用され得る。WD1710は、電源1736から、本明細書で説明または指示される任意の機能を行うために電源1736からの電力を必要とする、WD1710の様々な部分に電力を配信するための、電力回路1737をさらに備え得る。電力回路1737は、いくつかの実施形態では、電力管理回路を備え得る。電力回路1737は、追加または代替として、外部電源から電力を受信するように動作可能であり得、その場合、WD1710は、電力ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して(電気コンセントなどの)外部電源に接続可能であり得る。電力回路1737はまた、いくつかの実施形態では、外部電源から電源1736に電力を配信するように動作可能であり得る。これは、たとえば、電源1736の充電のためのものであり得る。電力回路1737は、電源1736からの電力に対して、その電力を、電力が供給されるWD1710のそれぞれの構成要素に好適であるようにするために、任意のフォーマッティング、変換、または他の修正を実施し得る。
図18は、本明細書で説明される様々な態様による、UEの一実施形態を示す。本明細書で使用されるユーザ機器またはUEは、必ずしも、関連するデバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味におけるユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されるが、特定の人間のユーザに関連しないことがあるか、または特定の人間のユーザに初めに関連しないことがある、デバイス(たとえば、スマートスプリンクラーコントローラ)を表し得る。代替的に、UEは、エンドユーザへの販売、またはエンドユーザによる動作を意図されないが、ユーザに関連するか、またはユーザの利益のために動作され得る、デバイス(たとえば、スマート電力計)を表し得る。UE1800は、NB-IoT UE、マシン型通信(MTC)UE、および/または拡張MTC(eMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEであり得る。図18に示されているUE1800は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたWDの一例である。前述のように、WDおよびUEという用語は、互換的に使用され得る。したがって、図18はUEであるが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図18では、UE1800は、入出力インターフェース1805、無線周波数(RF)インターフェース1809、ネットワーク接続インターフェース1811、ランダムアクセスメモリ(RAM)1817と読取り専用メモリ(ROM)1819と記憶媒体1821などとを含むメモリ1815、通信サブシステム1831、電源1833、および/または他の構成要素、あるいはそれらの任意の組合せに動作可能に結合された、処理回路1801を含む。記憶媒体1821は、オペレーティングシステム1823と、アプリケーションプログラム1825と、データ1827とを含む。他の実施形態では、記憶媒体1821は、他の同様のタイプの情報を含み得る。いくつかのUEは、図18に示されている構成要素のすべてを利用するか、またはそれらの構成要素のサブセットのみを利用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに変動し得る。さらに、いくつかのUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機など、構成要素の複数のインスタンスを含んでいることがある。
図18では、処理回路1801は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定され得る。処理回路1801は、(たとえば、ディスクリート論理、FPGA、ASICなどにおける)1つまたは複数のハードウェア実装状態マシンなど、マシン可読コンピュータプログラムとしてメモリに記憶されたマシン命令を実行するように動作可能な任意の逐次状態マシン、適切なファームウェアと一緒のプログラマブル論理、適切なソフトウェアと一緒のマイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)など、1つまたは複数のプログラム内蔵、汎用プロセッサ、あるいは上記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路1801は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に好適な形態での情報であり得る。
図示された実施形態では、入出力インターフェース1805は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに通信インターフェースを提供するように設定され得る。UE1800は、入出力インターフェース1805を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、UE1800への入力およびUE1800からの出力を提供するために、USBポートが使用され得る。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せであり得る。UE1800は、ユーザがUE1800に情報をキャプチャすることを可能にするために、入出力インターフェース1805を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサー、マウス、トラックボール、方向性パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を検知するための容量性または抵抗性タッチセンサーを含み得る。センサーは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、チルトセンサー、力センサー、磁力計、光センサー、近接度センサー、別の同様のセンサー、またはそれらの任意の組合せであり得る。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光センサーであり得る。
図18では、RFインターフェース1809は、送信機、受信機、およびアンテナなど、RF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース1811は、ネットワーク1843aに通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク1843aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク1843aは、Wi-Fiネットワークを備え得る。ネットワーク接続インターフェース1811は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信ネットワーク上で1つまたは複数の他のデバイスと通信するために使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース1811は、通信ネットワークリンク(たとえば、光学的、電気的など)に適した受信機および送信機機能を実装し得る。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
RAM1817は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなど、ソフトウェアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシングを提供するために、バス1802を介して処理回路1801にインターフェースするように設定され得る。ROM1819は、処理回路1801にコンピュータ命令またはデータを提供するように設定され得る。たとえば、ROM1819は、不揮発性メモリに記憶される、基本入出力(I/O)、起動、またはキーボードからのキーストロークの受信など、基本システム機能のための、不変低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体1821は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、またはフラッシュドライブなど、メモリを含むように設定され得る。一例では、記憶媒体1821は、オペレーティングシステム1823と、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットまたはガジェットエンジン、あるいは別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム1825と、データファイル1827とを含むように設定され得る。記憶媒体1821は、UE1800による使用のために、多様な様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのうちのいずれかを記憶し得る。
記憶媒体1821は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、Blu-Ray光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記憶(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたはリムーバブルユーザ識別情報(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、あるいはそれらの任意の組合せなど、いくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体1821は、UE1800が、一時的または非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、あるいはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品などの製造品は、記憶媒体1821中に有形に具現され得、記憶媒体1821はデバイス可読媒体を備え得る。
図18では、処理回路1801は、通信サブシステム1831を使用してネットワーク1843bと通信するように設定され得る。ネットワーク1843aとネットワーク1843bとは、同じ1つまたは複数のネットワークまたは異なる1つまたは複数のネットワークであり得る。通信サブシステム1831は、ネットワーク1843bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステム1831は、IEEE802.18、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局など、無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される、1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、RANリンク(たとえば、周波数割り当てなど)に適した送信機機能または受信機機能をそれぞれ実装するための、送信機1833および/または受信機1835を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機1833および受信機1835は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
示されている実施形態では、通信サブシステム1831の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、ニアフィールド通信、ロケーションを決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などのロケーションベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステム1831は、セルラ通信と、Wi-Fi通信と、Bluetooth通信と、GPS通信とを含み得る。ネットワーク1843bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク1843bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークであり得る。電源1813は、UE1800の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定され得る。
本明細書で説明される特徴、利益および/または機能は、UE1800の構成要素のうちの1つにおいて実装されるか、またはUE1800の複数の構成要素にわたって区分され得る。さらに、本明細書で説明される特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの任意の組合せで実装され得る。一例では、通信サブシステム1831は、本明細書で説明される構成要素のうちのいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路1801は、バス1802上でそのような構成要素のうちのいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかは、処理回路1801によって実行されたとき、本明細書で説明される対応する機能を実施する、メモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの機能は、処理回路1801と通信サブシステム1831との間で区分され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの非計算集約的機能が、ソフトウェアまたはファームウェアで実装され得、計算集約的機能がハードウェアで実装され得る。
図19は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境1900を示す概略ブロック図である。本コンテキストでは、仮想化することは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイスおよびネットワーキングリソースを仮想化することを含み得る、装置またはデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)に、あるいはデバイス(たとえば、UE、無線デバイスまたは任意の他のタイプの通信デバイス)またはそのデバイスの構成要素に適用され得、機能の少なくとも一部分が、(たとえば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理処理ノード上で実行する、1つまたは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシンまたはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実装される、実装形態に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書で説明される機能の一部または全部は、ハードウェアノード1930のうちの1つまたは複数によってホストされる1つまたは複数の仮想環境1900において実装される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される、仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが、無線アクセスノードではないか、または無線コネクティビティ(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能、および/または利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な、(代替的に、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)1つまたは複数のアプリケーション1920によって実装され得る。アプリケーション1920は、処理回路1960とメモリ1990とを備えるハードウェア1930を提供する、仮想化環境1900において稼働される。メモリ1990は、処理回路1960によって実行可能な命令1995を含んでおり、それにより、アプリケーション1920は、本明細書で開示される特徴、利益、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境1900は、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路1960を備える、汎用または専用のネットワークハードウェアデバイス1930を備え、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路1960は、商用オフザシェルフ(COTS)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいは、デジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路であり得る。各ハードウェアデバイスはメモリ1990-1を備え得、メモリ1990-1は、処理回路1960によって実行される命令1995またはソフトウェアを一時的に記憶するための非永続的メモリであり得る。各ハードウェアデバイスは、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)1970を備え得、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)1970は物理ネットワークインターフェース1980を含む。各ハードウェアデバイスは、処理回路1960によって実行可能なソフトウェア1995および/または命令を記憶した、非一時的、永続的、マシン可読記憶媒体1990-2をも含み得る。ソフトウェア1995は、1つまたは複数の(ハイパーバイザとも呼ばれる)仮想化レイヤ1950をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン1940を実行するためのソフトウェア、ならびに、それが、本明細書で説明されるいくつかの実施形態との関係において説明される機能、特徴および/または利益を実行することを可能にする、ソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン1940は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想記憶域を備え、対応する仮想化レイヤ1950またはハイパーバイザによって稼働され得る。仮想アプライアンス1920の事例の異なる実施形態が、仮想マシン1940のうちの1つまたは複数上で実装され得、実装は異なるやり方で行われ得る。
動作中に、処理回路1960は、ソフトウェア1995を実行してハイパーバイザまたは仮想化レイヤ1950をインスタンス化し、ハイパーバイザまたは仮想化レイヤ1950は、時々、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることがある。仮想化レイヤ1950は、仮想マシン1940に、ネットワーキングハードウェアのように見える仮想動作プラットフォームを提示し得る。
図19に示されているように、ハードウェア1930は、一般的なまたは特定の構成要素をもつスタンドアロンネットワークノードであり得る。ハードウェア1930は、アンテナ19225を備え得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。代替的に、ハードウェア1930は、多くのハードウェアノードが協働し、特に、アプリケーション1920のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)19100を介して管理される、(たとえば、データセンタまたは顧客構内機器(CPE)の場合のような)ハードウェアのより大きいクラスタの一部であり得る。
ハードウェアの仮想化は、いくつかのコンテキストにおいて、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンタおよび顧客構内機器中に位置し得る、業界標準高ボリュームサーバハードウェア、物理スイッチ、および物理記憶域上にコンソリデートするために使用され得る。
NFVのコンテキストでは、仮想マシン1940は、プログラムを、それらのプログラムが、物理的な仮想化されていないマシン上で実行しているかのように稼働する、物理マシンのソフトウェア実装形態であり得る。仮想マシン1940の各々と、その仮想マシンに専用のハードウェアであろうと、および/またはその仮想マシンによって仮想マシン1940のうちの他の仮想マシンと共有されるハードウェアであろうと、その仮想マシンを実行するハードウェア1930のその一部とは、別個の仮想ネットワークエレメント(VNE)を形成する。
さらにNFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ1930の上の1つまたは複数の仮想マシン1940において稼働する特定のネットワーク機能をハンドリングすることを担当し、図19中のアプリケーション1920に対応する。
いくつかの実施形態では、各々、1つまたは複数の送信機19220と1つまたは複数の受信機19210とを含む、1つまたは複数の無線ユニット19200は、1つまたは複数のアンテナ19225に結合され得る。無線ユニット19200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード1930と直接通信し得、無線アクセスノードまたは基地局など、無線能力をもつ仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
いくつかの実施形態では、何らかのシグナリングが、ハードウェアノード1930と無線ユニット19200との間の通信のために代替的に使用され得る制御システム19230を使用して、実現され得る。
図20は、いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す。特に、図20を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク2011とコアネットワーク2014とを備える、3GPPタイプセルラネットワークなどの通信ネットワーク2010を含む。アクセスネットワーク2011は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局2012a、2012b、2012cを備え、各々が、対応するカバレッジエリア2013a、2013b、2013cを規定する。各基地局2012a、2012b、2012cは、有線接続または無線接続2015上でコアネットワーク2014に接続可能である。カバレッジエリア2013c中に位置する第1のUE2091が、対応する基地局2012cに無線で接続するか、または対応する基地局2012cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア2013a中の第2のUE2092が、対応する基地局2012aに無線で接続可能である。この例では複数のUE2091、2092が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが、対応する基地局2012に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク2010は、それ自体、ホストコンピュータ2030に接続され、ホストコンピュータ2030は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ2030は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワーク2010とホストコンピュータ2030との間の接続2021および2022は、コアネットワーク2014からホストコンピュータ2030に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク2020を介して進み得る。中間ネットワーク2020は、パブリックネットワーク、プライベートネットワークまたはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク2020は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク2020は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図20の通信システムは全体として、接続されたUE2091、2092とホストコンピュータ2030との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続2050として説明され得る。ホストコンピュータ2030および接続されたUE2091、2092は、アクセスネットワーク2011、コアネットワーク2014、任意の中間ネットワーク2020、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続2050を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続2050は、OTT接続2050が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局2012は、接続されたUE2091にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ2030から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、知らされないことがあるかまたは知らされる必要がない。同様に、基地局2012は、UE2091から発生してホストコンピュータ2030に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングに気づいている必要がない。
次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図21を参照しながら説明される。図21は、いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示す。通信システム2100では、ホストコンピュータ2110が、通信システム2100の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース2116を含む、ハードウェア2115を備える。ホストコンピュータ2110は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路2118をさらに備える。特に、処理回路2118は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ2110は、ホストコンピュータ2110に記憶されるかまたはホストコンピュータ2110によってアクセス可能であり、処理回路2118によって実行可能である、ソフトウェア2111をさらに備える。ソフトウェア2111はホストアプリケーション2112を含む。ホストアプリケーション2112は、UE2130およびホストコンピュータ2110において終端するOTT接続2150を介して接続するUE2130など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション2112は、OTT接続2150を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム2100は、通信システム中に提供される基地局2120をさらに含み、基地局2120は、基地局2120がホストコンピュータ2110およびUE2130と通信することを可能にするハードウェア2125を備える。ハードウェア2125は、通信システム2100の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース2126、ならびに基地局2120によってサーブされるカバレッジエリア(図21に図示せず)中に位置するUE2130との少なくとも無線接続2170をセットアップおよび維持するための無線インターフェース2127を含み得る。通信インターフェース2126は、ホストコンピュータ2110への接続2160を容易にするように設定され得る。接続2160は直接であり得るか、あるいは、接続2160は、通信システムのコアネットワーク(図21に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局2120のハードウェア2125は、処理回路2128をさらに含み、処理回路2128は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局2120は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア2121をさらに有する。
通信システム2100は、すでに言及されたUE2130をさらに含む。UE2130のハードウェア2135は、UE2130が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続2170をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース2137を含み得る。UE2130のハードウェア2135は、処理回路2138をさらに含み、処理回路2138は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE2130は、UE2130に記憶されるかまたはUE2130によってアクセス可能であり、処理回路2138によって実行可能である、ソフトウェア2131をさらに備える。ソフトウェア2131はクライアントアプリケーション2132を含む。クライアントアプリケーション2132は、ホストコンピュータ2110のサポートのもとに、UE2130を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ2110では、実行しているホストアプリケーション2112は、UE2130およびホストコンピュータ2110において終端するOTT接続2150を介して、実行しているクライアントアプリケーション2132と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション2132は、ホストアプリケーション2112から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続2150は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション2132は、クライアントアプリケーション2132が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図21に示されているホストコンピュータ2110、基地局2120およびUE2130は、それぞれ、図20のホストコンピュータ2030、基地局2012a、2012b、2012cのうちの1つ、およびUE2091、2092のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図21に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図20のものであり得る。
図21では、OTT接続2150は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局2120を介したホストコンピュータ2110とUE2130との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE2130からまたはホストコンピュータ2110を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続2150がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定を行い得る。
UE2130と基地局2120との間の無線接続2170は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続2170が最後のセグメントを形成するOTT接続2150を使用して、UE2130に提供されるOTTサービスの性能を改善する。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ2110とUE2130との間のOTT接続2150を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続2150を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ2110のソフトウェア2111およびハードウェア2115でまたはUE2130のソフトウェア2131およびハードウェア2135で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続2150が通過する通信デバイスにおいて、またはその通信デバイスに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア2111、2131が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続2150の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局2120に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局2120に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実践され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ2110の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア2111および2131が、ソフトウェア2111および2131が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続2150を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
図22は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図20および図21を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図22への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ2210において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ2210の(随意であり得る)サブステップ2211において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ2220において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップ2230において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップ2240において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図23は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図20および図21を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図23への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法のステップ2310において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ2320において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して進み得る。(随意であり得る)ステップ2330において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図24は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図20および図21を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図24への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ2410において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ2420において、UEはユーザデータを提供する。ステップ2420の(随意であり得る)サブステップ2421において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ2410の(随意であり得る)サブステップ2411において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップ2430において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。方法のステップ2440において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図25は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図20および図21を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図25への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ2510において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップ2520において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップ2530において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
上記に鑑みて、次いで、本明細書の実施形態は、概して、ホストコンピュータを含む通信システムを含む。ホストコンピュータは、ユーザデータを提供するように設定された処理回路を備え得る。ホストコンピュータは、ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースをも備え得る。セルラネットワークは、無線インターフェースと処理回路とを有する基地局を備え得、基地局の処理回路は、基地局について上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施するように設定される。
いくつかの実施形態では、通信システムは基地局をさらに含む。
いくつかの実施形態では、通信システムはUEをさらに含み、UEは基地局と通信するように設定される。
いくつかの実施形態では、ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定される。この場合、UEは、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路を備える。
本明細書の実施形態は、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法をも含む。本方法は、ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することを含む。本方法は、ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することをも含み得る。基地局は、基地局について上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施する。
いくつかの実施形態では、本方法は、基地局において、ユーザデータを送信することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、ユーザデータは、ホストコンピュータにおいて、ホストアプリケーションを実行することによって提供される。この場合、本方法は、UEにおいて、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行することをさらに含む。
本明細書の実施形態は、基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)をも含む。UEは、無線インターフェースと、UEについて上記で説明された実施形態のいずれかを実施するように設定された処理回路とを備える。
本明細書の実施形態は、ホストコンピュータを含む通信システムをさらに含む。ホストコンピュータは、ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備える。UEは、無線インターフェースと処理回路とを備える。UEの構成要素は、UEについて上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施するように設定される。
いくつかの実施形態では、セルラネットワークは、UEと通信するように設定された基地局をさらに含む。
いくつかの実施形態では、ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定される。UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定される。
実施形態は、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法をも含む。本方法は、ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することとを含む。UEは、UEについて上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施する。
いくつかの実施形態では、本方法は、UEにおいて、基地局からユーザデータを受信することをさらに含む。
本明細書の実施形態は、ホストコンピュータを含む通信システムをさらに含む。ホストコンピュータは、ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備える。UEは、無線インターフェースと処理回路とを備える。UEの処理回路は、UEについて上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施するように設定される。
いくつかの実施形態では、通信システムはUEをさらに含む。
いくつかの実施形態では、通信システムは基地局をさらに含む。この場合、基地局は、UEと通信するように設定された無線インターフェースと、UEから基地局への送信によって搬送されたユーザデータをホストコンピュータにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備える。
いくつかの実施形態では、ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように設定される。また、UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定される。
いくつかの実施形態では、ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それにより要求データを提供するように設定される。また、UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それにより要求データに応答してユーザデータを提供するように設定される。
本明細書の実施形態は、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法をも含む。本方法は、ホストコンピュータにおいて、UEから基地局に送信されたユーザデータを受信することを含む。UEは、UEについて上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施する。
いくつかの実施形態では、本方法は、UEにおいて、基地局にユーザデータを提供することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、本方法は、UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それにより送信されるべきユーザデータを提供することをも含む。本方法は、ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することをさらに含み得る。
いくつかの実施形態では、本方法は、UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、UEにおいて、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することとをさらに含む。入力データは、ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することによって提供される。送信されるべきユーザデータは、入力データに応答してクライアントアプリケーションによって提供される。
実施形態は、ホストコンピュータを含む通信システムをも含む。ホストコンピュータは、ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備える。基地局は、無線インターフェースと処理回路とを備える。基地局の処理回路は、基地局について上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施するように設定される。
いくつかの実施形態では、通信システムは基地局をさらに含む。
いくつかの実施形態では、通信システムはUEをさらに含む。UEは、基地局と通信するように設定される。
いくつかの実施形態では、ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように設定される。また、UEは、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによりホストコンピュータによって受信されるべきユーザデータを提供するように設定される。
その上、実施形態は、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法を含む。本方法は、ホストコンピュータにおいて、基地局から、基地局がUEから受信した送信から発生したユーザデータを受信することを含む。UEは、UEについて上記で説明された実施形態のいずれかのステップのいずれかを実施する。
いくつかの実施形態では、本方法は、基地局において、UEからユーザデータを受信することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、本方法は、基地局において、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動することをさらに含む。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連のある技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同じように、実施形態のいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目標、特徴、および利点は、その説明から明らかになろう。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野での通常の意味を有し得、たとえば、本明細書で説明されるものなど、それぞれのタスク、プロシージャ、算出、出力、および/または表示機能を行うための、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体および/または個別デバイス、コンピュータプログラムまたは命令などを含み得る。
添付の図面を参照しながら、本明細書で企図される実施形態のうちのいくつかがより十分に説明される。しかしながら、他の実施形態が、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれている。開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。
特に、開示された(1つまたは複数の)本発明の変更および他の実施形態が、上記の説明および関連する図面において提示される教示の恩恵を得る当業者に、想到されるであろう。したがって、(1つまたは複数の)本発明が、開示された特定の実施形態に限定されるべきでないことと、変更および他の実施形態が、本開示の範囲内に含められるものであることとを理解されたい。本明細書では特定の用語が採用され得るが、それらは、一般的および説明的意味で使用されるにすぎず、限定の目的のためのものではない。
この制限を念頭に置いて、実施形態の以下のグループは、本明細書の様々な態様を列挙する。
グループAの実施形態
A1. 無線デバイスによって実施される方法であって、方法は、
ネットワークノードから、どのネットワークノードが無線デバイスのサイドリンク設定を制御するかを指示する指示を受信すること
を含む、方法。
A2. 無線デバイスによって実施される方法であって、方法は、
無線デバイスをサーブする複数のネットワークノードの各々からサイドリンク設定を受信することと、
受信されたサイドリンク設定から、無線デバイスがサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイスのサイドリンク設定に整合または適合するサイドリンク設定を選択することと
を含む、方法。
A3. 無線デバイスをサーブするネットワークノードのうちの1つまたは複数の各々に、選択されたサイドリンク設定の指示および/または無線デバイスがネットワークノードから受信されたサイドリンク設定を許容するのか拒否するのかの指示を送信することをさらに含む、実施形態A2に記載の方法。
A4. 複数のネットワークノードの各々にサイドリンク設定を要求することをさらに含む、実施形態A2またはA3に記載の方法。
A5. 無線デバイスをサーブするネットワークノードのうちの1つまたは複数の各々から、ネットワークノードがそのネットワークノードから受信された同じサイドリンク設定を送った1つまたは複数の他の無線デバイスを識別する情報を受信することをさらに含む、実施形態A2からA4のいずれか1つに記載の方法。
A6. ネットワークノードのうちの少なくとも1つがマルチコネクティビティ動作のためのマスタノードとして働き、ネットワークノードのうちの少なくとも1つの他のものが前記マルチコネクティビティ動作のための2次ノードとして働く、実施形態A1からA5のいずれか1つに記載の方法。
A7. サイドリンク設定が、
サイドリンク無線ベアラ設定、
サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング、
サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、
無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、
論理チャネルID対RLCモードマッピング、あるいは
デフォルトサイドリンク設定パラメータ
のうちの1つまたは複数を含む、実施形態A1からA6のいずれか1つに記載の方法。
AA.
ユーザデータを提供することと、
基地局への送信を介してホストコンピュータにユーザデータをフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態A1からA7のいずれか1つに記載の方法。
グループBの実施形態
B1. ネットワークノードによって実施される方法であって、方法が、
サイドリンクを介して互いと通信することになる複数の無線デバイスの各々のサイドリンク設定を制御すること
を含む、方法。
B2. 前記制御することは、ネットワークノードが複数の無線デバイスの各々をサーブすることに基づく、実施形態B1に記載の方法。
B3. ネットワークノードが複数の無線デバイスの各々をサーブすることに基づいて、ネットワークノードによって、複数の無線デバイスの各々のサイドリンク設定を制御することを決定することをさらに含む、実施形態B1またはB2に記載の方法。
B4. 複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つが、ネットワークノードおよび1つまたは複数の他のネットワークノードによってサーブされる、実施形態B1からB3のいずれか1つに記載の方法。
B5. ネットワークノードが、マルチコネクティビティ動作において複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つのためのマスタノードとして働く、実施形態B1からB4のいずれか1つに記載の方法。
B6. ネットワークノードが、マルチコネクティビティにおいて複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つの他のもののための2次ノードとして働く、実施形態B5に記載の方法。
B7. 複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つが、マルチコネクティビティが設定されないか、またはマルチコネクティビティで動作していない、実施形態B1からB6のいずれか1つに記載の方法。
B8. 別のネットワークノードから受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、複数の無線デバイスがサイドリンクを介して互いと通信することになると決定することをさらに含む、実施形態B1からB7のいずれか1つに記載の方法。
B9. 別のネットワークノードから受信された情報が、複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つを識別する識別情報を含む、実施形態B8に記載の方法。
B10. 識別情報が、複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つのレイヤ2識別情報を含む、実施形態B9に記載の方法。
B11. 複数の無線デバイスのうちの1つまたは複数の各々に、ネットワークノードが無線デバイスのサイドリンク設定を制御することを指示するかまたはネットワークノードが複数の無線デバイスの各々のサイドリンク設定を制御することを指示する、指示を送信することをさらに含む、実施形態B1からB10のいずれか1つに記載の方法。
B12. ネットワークノードが、無線ネットワークノードの中央ユニットまたは分散ユニットである、実施形態B1からB4およびB7からB11のいずれか1つに記載の方法。
B13. 前記制御することが、複数の無線デバイスの各々について、サイドリンク設定を生成し、そのサイドリンク設定を、無線デバイスに、または無線デバイスへの中継のために別のネットワークノードに送信することを含む、実施形態B1からB12のいずれか1つに記載の方法。
B14. 前記制御することが、互いに整合または適合するように複数の無線デバイスのサイドリンク設定を制御することを含む、実施形態B1からB13のいずれか1つに記載の方法。
B15. 無線デバイスのサイドリンク設定が、
サイドリンク無線ベアラ設定、
サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング、
サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、
無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、
論理チャネルID対RLCモードマッピング、あるいは
デフォルトサイドリンク設定パラメータ
のうちの1つまたは複数を含む、実施形態B1からB14のいずれか1つに記載の方法。
B16. 複数の無線デバイスが、サイドリンクを介して互いと通信する目的でサイドリンク設定を要求しているかまたは要求した、実施形態B1からB15のいずれか1つに記載の方法。
グループBBの実施形態
BB1. ネットワークノードによって実施される方法であって、方法が、
複数の候補ネットワークノードの中から、サイドリンクを介して互いと通信することになる複数の無線デバイスの各々のサイドリンク設定を制御するためにネットワークノードを選択すること
を含む、方法。
BB2. 前記選択することが、複数の無線デバイスの各々をサーブするネットワークノードを選択することを含む、実施形態BB1に記載の方法。
BB3. 候補ネットワークノードのうちの1つまたは複数におよび/または無線デバイスのうちの1つまたは複数に、複数の無線デバイスの各々のサイドリンク設定を制御するために選択されたネットワークノードを指示する情報を送信することをさらに含む、実施形態BB1またはBB2に記載の方法。
BB4. 複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つが、マルチコネクティビティ動作において複数のネットワークノードによってサーブされる、実施形態BB1からBB3のいずれか1つに記載の方法。
BB5. 選択されたネットワークノードが、マルチコネクティビティ動作において複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つのためのマスタノードとして働く、実施形態BB1からBB4のいずれか1つに記載の方法。
BB6. 選択されたネットワークノードが、マルチコネクティビティにおいて複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つの他のもののための2次ノードとして働く、実施形態BB5に記載の方法。
BB7. 複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つが、マルチコネクティビティが設定されないか、またはマルチコネクティビティで動作していない、実施形態BB1からBB6のいずれか1つに記載の方法。
BB8. 別のネットワークノードから受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、複数の無線デバイスがサイドリンクを介して互いと通信することになると決定することをさらに含む、実施形態BB1からBB7のいずれか1つに記載の方法。
BB9. 別のネットワークノードから受信された情報が、複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つを識別する識別情報を含む、実施形態BB8に記載の方法。
BB10. 識別情報が、複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つのレイヤ2識別情報を含む、実施形態BB9に記載の方法。
BB11. 複数の無線デバイスのうちの1つまたは複数の各々に、無線デバイスのサイドリンク設定を制御するために選択されたネットワークノードを指示するかまたは複数の無線デバイスの各々のサイドリンク設定を制御するために選択されたネットワークノードを指示する、指示を送信することをさらに含む、実施形態BB1からBB10のいずれか1つに記載の方法。
BB12. 選択されたネットワークノードが、無線ネットワークノードの中央ユニットまたは分散ユニットである、実施形態BB1からBB4およびBB7からBB11のいずれか1つに記載の方法。
BB13. 複数の無線デバイスの各々のサイドリンク設定を制御するために選択されたネットワークノードが、複数の無線デバイスの各々について、サイドリンク設定を生成し、そのサイドリンク設定を無線デバイスに送信するために選択される、実施形態BB1からBB12のいずれか1つに記載の方法。
BB14. 複数の無線デバイスの各々のサイドリンク設定を制御するために選択されたネットワークノードが、互いに整合または適合するように複数の無線デバイスのサイドリンク設定を制御するために選択される、実施形態BB1からBB13のいずれか1つに記載の方法。
BB15. 無線デバイスのサイドリンク設定が、
サイドリンク無線ベアラ設定、
サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング、
サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、
無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、
論理チャネルID対RLCモードマッピング、あるいは
デフォルトサイドリンク設定パラメータ
のうちの1つまたは複数を含む、実施形態BB1からBB14のいずれか1つに記載の方法。
BB16. 複数の無線デバイスが、サイドリンクを介して互いと通信する目的でサイドリンク設定を要求しているかまたは要求した、実施形態BB1からBB15のいずれか1つに記載の方法。
BB17. 前記選択することが、複数の無線デバイスのうちの1つまたは複数からサイドリンク設定についての要求を受信したことに応答して実施される、実施形態BB1からBB16のいずれか1つに記載の方法。
BB18. 前記選択することは、どのネットワークノードが複数の無線デバイスの各々のサイドリンク設定を制御することになるかに関して照会する照会を候補ネットワークノードのうちの1つから受信したことに応答して実施される、実施形態BB1からBB16のいずれか1つに記載の方法。
BB19. 前記選択することは、無線デバイス間のサイドリンクをセットアップすることの一部として、どのネットワークノードが無線デバイスのうちの少なくとも1つのマルチコネクティビティ動作のためのマスタノードとして働くかを修正するためのプロシージャの一部として、あるいはどのネットワークノードが無線デバイスのうちの少なくとも1つのマルチコネクティビティ動作のための2次ノードとして働くかを追加または修正するためのプロシージャの一部として実施される、実施形態BB1からBB18のいずれか1つに記載の方法。
グループBBBの実施形態
BBB1. 第1のネットワークノードによって実施される方法であって、方法が、
サイドリンクを介して互いと通信することになる複数の無線デバイスの各々のサイドリンク設定に関して第2のネットワークノードと協調すること
を含む、方法。
BBB2. 前記協調することが、
第1のネットワークノードにおいて使用されることが可能な1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノードに送信すること、および/または
第2のネットワークノードにおいて使用されることが可能な1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノードから受信すること
を含む、実施形態BBB1に記載の方法。
BBB3. 前記協調することは、
第2のネットワークノードが使用することになる1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノードに送信すること、および/または
第1のネットワークノードが使用することになる1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノードから受信すること
を含む、実施形態BBB1またはBBB2に記載の方法。
BBB4. 前記協調することは、
第1のネットワークノードが使用することを提案する1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノードに送信すること、および/または
第2のネットワークノードが使用することを提案する1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノードから受信すること
を含む、実施形態BBB1またはBBB2に記載の方法。
BBB5. 前記協調することは、
第1のネットワークノードが使用のために許容または拒否する1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノードに送信すること、および/あるいは
第2のネットワークノードが使用のために許容または拒否する1つまたは複数のサイドリンク設定を指示する情報を第2のネットワークノードから受信すること
を含む、実施形態BBB1またはBBB2に記載の方法。
BBB6. 第1のネットワークノードが、マルチコネクティビティ動作において複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つのためのマスタノードとして働き、第2のネットワークノードが、マルチコネクティビティ動作において複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つの他のもののための2次ノードとして働く、実施形態BBB1からBBB5のいずれか1つに記載の方法。
BBB7. 無線デバイスのうちの少なくとも2つが、共通のサービングネットワークノードを有しない、実施形態BBB1からBBB6のいずれか1つに記載の方法。
BBB8. 前記協調することに基づいて、第1のネットワークノードがサーブする複数の無線デバイスのうちの1つまたは複数の各々のサイドリンク設定を決定することをさらに含む、実施形態BBB1からBBB7のいずれか1つに記載の方法。
BBB9. 前記協調することが、マルチコネクティビティにおいて複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つのための第2のノードを追加または修正するためのプロシージャ中に、またはそのプロシージャの一部として実施される、実施形態BBB1からBBB8のいずれか1つに記載の方法。
BBB10. 前記協調することが、複数の無線デバイスのうちの1つまたは複数のハンドオーバのためのプロシージャ中に、またはそのプロシージャの一部として実施される、実施形態BBB1からBBB8のいずれか1つに記載の方法。
BBB11. 複数の無線デバイスのうちの少なくとも1つが複数のネットワークノードによってサーブされる、実施形態BBB1からBBB10のいずれか1つに記載の方法。
BBB12. 第1のネットワークノードがサーブする複数の無線デバイスのうちの1つまたは複数の各々のほうへ、決定されたサイドリンク設定を送信することをさらに含む、実施形態BBB8に記載の方法。
BBB13. 無線デバイスのサイドリンク設定が、
サイドリンク無線ベアラ設定、
サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング、
サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、
無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、
論理チャネルID対RLCモードマッピング、あるいは
デフォルトサイドリンク設定パラメータ
のうちの1つまたは複数を含む、実施形態BBB1からBBB13のいずれか1つに記載の方法。
BBB14. 複数の無線デバイスが、サイドリンクを介して互いと通信する目的でサイドリンク設定を要求しているかまたは要求した、実施形態BBB1からBBB14のいずれか1つに記載の方法。
BB.
ユーザデータを取得することと、
ユーザデータをホストコンピュータまたは無線デバイスにフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態BBB1からBBB14のいずれか1つに記載の方法。
グループCの実施形態
C1. グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、無線デバイス。
C2. グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路を備える、無線デバイス。
C3. 無線デバイスであって、
通信回路と、
グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と
を備える、無線デバイス。
C4. 無線デバイスであって、
グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、
無線デバイスに電力を供給するように設定された電力供給回路と
を備える、無線デバイス。
C5. 無線デバイスであって、
処理回路とメモリとを備え、メモリが、処理回路によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、無線デバイスが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、無線デバイス。
C6. ユーザ機器(UE)であって、
無線信号を送り、受信するように設定されたアンテナと、
アンテナおよび処理回路に接続され、アンテナと処理回路との間で通信される信号を調整するように設定された、無線フロントエンド回路であって、
処理回路が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、
無線フロントエンド回路と、
処理回路に接続され、UEへの情報の入力が処理回路によって処理されることを可能にするように設定された、入力インターフェースと、
処理回路に接続され、処理回路によって処理されたUEからの情報を出力するように設定された、出力インターフェースと、
処理回路に接続され、UEに電力を供給するように設定された、バッテリーと
を備える、ユーザ機器(UE)。
C7. 無線デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、無線デバイスにグループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップを行わせる命令を備える、コンピュータプログラム。
C8. 実施形態C7に記載のコンピュータプログラムを含んでいるキャリアであって、キャリアが、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、キャリア。
C9. グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、無線ネットワークノード。
C10. グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路を備える、無線ネットワークノード。
C11. 無線ネットワークノードであって、
通信回路と、
グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と
を備える、無線ネットワークノード。
C12. 無線ネットワークノードであって、
グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、
無線ネットワークノードに電力を供給するように設定された電力供給回路と
を備える、無線ネットワークノード。
C13. 無線ネットワークノードであって、
処理回路とメモリとを備え、メモリが、処理回路によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、無線ネットワークノードが、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、無線ネットワークノード。
C14. 無線ネットワークノードが基地局である、実施形態C9からC13のいずれか1つに記載の無線ネットワークノード。
C15. 無線ネットワークノードの少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、無線ネットワークノードにグループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップを行わせる命令を備える、コンピュータプログラム。
C16. 無線ネットワークノードが基地局である、実施形態C14に記載のコンピュータプログラム。
C17. 実施形態C15またはC16に記載のコンピュータプログラムを含んでいるキャリアであって、キャリアが、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、キャリア。
グループDの実施形態
D1. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータは、
ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備え、
セルラネットワークが、無線インターフェースと処理回路とを有する基地局を備え、基地局の処理回路が、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
D2. 基地局をさらに含む、実施形態D1に記載の通信システム。
D3. UEをさらに含み、UEが基地局と通信するように設定された、実施形態D1またはD2に記載の通信システム。
D4. ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
UEが、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路を備える、
実施形態D1からD3に記載の通信システム。
D5. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、基地局が、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
D6. 基地局においてユーザデータを送信することをさらに含む、実施形態D5に記載の方法。
D7. ユーザデータが、ホストコンピュータにおいて、ホストアプリケーションを実行することによって提供され、方法が、UEにおいて、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行することをさらに含む、実施形態D5またはD6に記載の方法。
D8. 基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)であって、UEが、実施形態D5からD7のいずれか1つを実施するように設定された、無線インターフェースと処理回路とを備える、ユーザ機器(UE)。
D9. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータは、
ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備え、
UEが無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの構成要素が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、
通信システム。
D10. セルラネットワークが、UEと通信するように設定された基地局をさらに含む、実施形態D9に記載の通信システム。
D11. ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された、
実施形態D9またはD10に記載の通信システム。
D12. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
D13. UEにおいて、基地局からユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態D12に記載の方法。
D14. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータは、
ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェース
を備え、
UEが無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの処理回路が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、
通信システム。
D15. UEをさらに含む、実施形態D14に記載の通信システム。
D16. 基地局をさらに含み、基地局が、UEと通信するように設定された無線インターフェースと、UEから基地局への送信によって搬送されたユーザデータをホストコンピュータにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備える、実施形態D14またはD15に記載の通信システム。
D17. ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定された、
実施形態D14からD16に記載の通信システム。
D18. ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それにより要求データを提供するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それにより要求データに応答してユーザデータを提供するように設定された、
実施形態D14からD17に記載の通信システム。
D19. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、UEから基地局に送信されたユーザデータを受信することであって、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
D20. UEにおいて、基地局にユーザデータを提供することをさらに含む、実施形態D19に記載の方法。
D21. UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それにより送信されるべきユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することと
をさらに含む、実施形態D19またはD20に記載の方法。
D22. UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、
UEにおいて、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することであって、入力データが、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータにおいて提供される、入力データを受信することと
をさらに含み、
送信されるべきユーザデータが、入力データに応答してクライアントアプリケーションによって提供される、実施形態D19からD21に記載の方法。
D23. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備え、基地局が、無線インターフェースと処理回路とを備え、基地局の処理回路が、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
D24. 基地局をさらに含む、実施形態D23に記載の通信システム。
D25. UEをさらに含み、UEが基地局と通信するように設定された、実施形態D23またはD24に記載の通信システム。
D26. ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
UEが、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによりホストコンピュータによって受信されるべきユーザデータを提供するように設定された、
実施形態D23からD25に記載の通信システム。
D27. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
ホストコンピュータにおいて、基地局から、基地局がUEから受信した送信から発生したユーザデータを受信することであって、UEが、グループA実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
D28. 基地局において、UEからユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態D27に記載の方法。
D29. 基地局において、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動することをさらに含む、実施形態D27またはD28に記載の方法。

Claims (27)

  1. 無線デバイス(12A)によって実施される方法であって、前記方法は、
    前記無線デバイス(12A)をサーブする複数のネットワークノード(20A、20B)の各々からサイドリンク設定を受信すること(700)と、
    前記受信されたサイドリンク設定から、前記無線デバイス(12A)がサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイス(12B)のサイドリンク設定(16B)に整合または適合するサイドリンク設定(16A)を選択すること(710)と、
    前記無線デバイス(12A)をサーブする前記ネットワークノード(20A、20B)のうちの1つまたは複数の各々に、前記選択されたサイドリンク設定(16A)の指示を送信すること(720)と
    を含む、方法。
  2. サイドリンク設定が、無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択すること(710)は、前記受信されたサイドリンク設定から、前記無線デバイス(12A)が前記サイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイス(12B)の前記サイドリンク設定(16B)のRLCモード設定と同じRLCモード設定を含むサイドリンク設定(16A)を選択することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. サイドリンク設定が論理チャネルID対RLCモードマッピングを含み、前記選択すること(710)は、前記受信されたサイドリンク設定から、前記無線デバイス(12A)が前記サイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイス(12B)の前記サイドリンク設定(16B)の論理チャネルID対RLCモードマッピングと同じ論理チャネルID対RLCモードマッピングを含むサイドリンク設定(16A)を選択することを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. サイドリンク設定が、
    サイドリンク無線ベアラ設定、
    サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング、
    サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、
    無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、
    論理チャネルID対RLCモードマッピング、および
    デフォルトサイドリンク設定パラメータ
    のうちのいずれか1つまたは複数のうちの少なくとも1つを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記ネットワークノード(20A、20B)のうちの少なくとも1つがマルチコネクティビティ動作のためのマスタノードとして働き、前記ネットワークノード(20A、20B)のうちの少なくとも1つの他のものが前記マルチコネクティビティ動作のための2次ノードとして働く、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記複数のネットワークノード(20A、20B)の各々にサイドリンク設定を要求することをさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記無線デバイス(12A)をサーブする前記ネットワークノード(20A、20B)のうちの1つまたは複数の各々から、前記ネットワークノードが、前記無線デバイス(12A)でそのネットワークノードから受信されたものと同じサイドリンク設定を送った1つまたは複数の他の無線デバイス(12B)を識別する情報を受信することをさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. ネットワークノード(20A、20B)によって実施される方法であって、前記方法は、
    無線デバイス(12A)から、前記無線デバイス(12A)がサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイス(12B)のサイドリンク設定(16B)に整合または適合するものとして前記無線デバイス(12A)が選択したサイドリンク設定(16A)の指示を受信すること(XX)
    を含む、方法。
  10. サイドリンク設定が、無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記指示は、前記無線デバイス(12A)が前記サイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイス(12B)の前記サイドリンク設定(16B)のRLCモード設定と同じRLCモード設定を有するものとして前記無線デバイス(12A)が選択したサイドリンク設定(16A)の指示を含む、請求項10に記載の方法。
  12. サイドリンク設定が論理チャネルID対RLCモードマッピングを含み、前記指示は、前記無線デバイス(12A)が前記サイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイス(12B)の前記サイドリンク設定(16B)の論理チャネルID対RLCモードマッピングと同じ論理チャネルID対RLCモードマッピングを有するものとして前記無線デバイス(12A)が選択したサイドリンク設定(16A)の指示を含む、請求項9から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. サイドリンク設定が、
    サイドリンク無線ベアラ設定、
    サービス品質フロー対サイドリンク無線ベアラマッピング、
    サイドリンク通信のためのリソースプールの設定、
    無線リンク制御(RLC)非確認型モードまたはRLC確認型モードの設定を含むRLCモード設定、
    論理チャネルID対RLCモードマッピング、および
    デフォルトサイドリンク設定パラメータ
    のうちのいずれか1つまたは複数のうちの少なくとも1つを含む、請求項9から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記ネットワークノード(20A、20B)がマルチコネクティビティ動作のためのマスタノードとして働く、請求項9から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記ネットワークノード(20A、20B)がマルチコネクティビティ動作のための2次ノードとして働く、請求項9から13のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記無線デバイス(12A)に、前記ネットワークノード(20A、20B)が前記無線デバイス(12A、12B)に送信されたサイドリンク設定(6B)と同じサイドリンク設定(16B)を送った1つまたは複数の他の無線デバイス(12B)を識別する情報を送信することをさらに含む、請求項9から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 無線デバイス(12A)であって、
    前記無線デバイス(12A)をサーブする複数のネットワークノード(20A、20B)の各々からサイドリンク設定を受信することと、
    前記受信されたサイドリンク設定から、前記無線デバイス(12A)がサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイス(12B)のサイドリンク設定(16B)に整合または適合するサイドリンク設定(16A)を選択することと、
    前記無線デバイス(12A)をサーブする前記ネットワークノード(20A、20B)のうちの1つまたは複数の各々に、前記選択されたサイドリンク設定(16A)の指示を送信することと
    を行うように設定された、無線デバイス(12A)。
  18. 請求項2から8のいずれか一項に記載の方法を実施するように設定された、請求項17に記載の無線デバイス(12A)。
  19. ネットワークノード(20A、20B)であって、
    無線デバイス(12A)から、前記無線デバイス(12A)がサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイス(12B)のサイドリンク設定(16B)に整合または適合するものとして前記無線デバイス(12A)が選択したサイドリンク設定(16A)の指示を受信すること
    を行うように設定された、ネットワークノード(20A、20B)。
  20. 請求項10から16のいずれか一項に記載の方法を実施するように設定された、請求項19に記載のネットワークノード(20A、20B)。
  21. 無線デバイス(12A)の少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、前記無線デバイス(12A)に請求項1から8のいずれか一項に記載の方法を実施させる命令を備える、コンピュータプログラム。
  22. ネットワークノード(20A、20B)の少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、前記ネットワークノード(20A、20B)に請求項9から16のいずれか一項に記載の方法を実施させる命令を備える、コンピュータプログラム。
  23. 請求項21または22に記載のコンピュータプログラムを含んでいるキャリアであって、前記キャリアが、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、キャリア。
  24. 無線デバイス(12A)であって、
    通信回路(820)と、
    処理回路(810)と
    を備え、前記処理回路(810)は、
    前記無線デバイス(12A)をサーブする複数のネットワークノード(20A、20B)の各々からサイドリンク設定を受信することと、
    前記受信されたサイドリンク設定から、前記無線デバイス(12A)がサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイス(12B)のサイドリンク設定(16B)に整合または適合するサイドリンク設定(16A)を選択することと、
    前記無線デバイス(12A)をサーブする前記ネットワークノード(20A、20B)のうちの1つまたは複数の各々に、前記選択されたサイドリンク設定(16A)の指示を送信することと
    を行うように設定された、無線デバイス(12A)。
  25. 前記処理回路(810)が、請求項2から8のいずれか一項に記載の方法を実施するように設定された、請求項24に記載の無線デバイス(12A、12B)。
  26. ネットワークノード(20A、20B)であって、
    通信回路(920)と、
    処理回路(910)とを備え、前記処理回路(910)は、無線デバイス(12A)から、前記無線デバイス(12A)がサイドリンクを介して通信することになる別の無線デバイス(12B)のサイドリンク設定(16B)に整合または適合するものとして前記無線デバイス(12A)が選択したサイドリンク設定(16A)の指示を受信するように設定された、
    ネットワークノード(20A、20B)。
  27. 前記処理回路(910)が、請求項10から16のいずれか一項に記載の方法を実施するように設定された、請求項26に記載のネットワークノード(20A、20B)。
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