JP2024027050A - 電気車両充電システム、第1管理装置、第2管理装置、電気車両充電方法及びプログラム - Google Patents

電気車両充電システム、第1管理装置、第2管理装置、電気車両充電方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させる。【解決手段】電気車両充電システム100は、紐付け記憶部161、変換部162及び処理部163を備える。紐付け記憶部161は、紐付けデータを記憶するための記憶部である。紐付けデータは、第1認証キーと第2認証キーとを互いに紐付けるデータである。第1認証キーと第2認証キーとは、第1規格と第2規格とのそれぞれに準拠した充電器を利用するために割り当てられた情報を示す。変換部162は、第1充電器が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、紐付けデータに基づいて、取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定する。処理部163は、第1充電器が利用される際に特定された他方の認証キーを用いて、第1処理を実行する。第1処理は、第1充電器の利用を認証するための処理である。【選択図】図1

Description

本発明は、電気車両充電システム、第1管理装置、第2管理装置、電気車両充電方法及びプログラムに関する。
近時、電気自動車の普及しつつある。これに伴って、電気自動車への充電サービスも普及しつつあり、充電サービスを提供するための技術が種々提案されている。
例えば特許文献1に記載の技術では、充電用アプリは、予め登録されているユーザの認証情報を充電サービス提供サーバへ、決済情報を決済サービス提供サーバへと送信する。特許文献1に記載の充電サービス提供サーバは、携帯型端末から取得した認証情報の有効性がユーザ情報処理部により確認され、また決済情報が有効である旨の通知を携帯型端末から受信すると、充電器に対し、OCPP(Open Charge Point Protocol)に基づき充電開始を要求する。
例えば特許文献2に記載の技術では、充電器には、ICカードリーダが設けられている。特許文献2に記載の技術では、ユーザが充電器のICカードリーダにICカードをタッチする(接触させる又は近づける)と、充電器はICカードリーダによってICカードのIDを読み取る。充電器の通信部は、サーバからカードIDの認証応答を受信すると、充電制御部にこれを知らせる。
例えば特許文献3に記載の技術では、携帯型端末の充電用アプリは、当該充電用アプリの管理する記憶領域に認証情報を管理しており、充電サービスの開始時に、携帯型端末は当該認証情報を送信する。特許文献3に記載のユーザ情報処理部は、当該受信した認証情報と、DBで管理されるユーザ認証情報とを照合し、両者が整合すれば、携帯型端末から受信した認証情報が正当なものであるとして認証する。
国際公開第2020/027265号 国際公開第2012/108156号 特開2020-022110号公報
現状では、電気自動車への充電サービスに利用される規格は、1つではなく、複数の規格が混在している。例えば充電サービスを利用する際の認証において、充電用アプリを用いる規格(例えば、特許文献1,3参照)、ICカードを用いる規格(例えば、特許文献2参照)などが混在している。
そのため、ユーザは、充電サービスを利用する際に、その充電サービスの規格を確認し、充電用アプリ、ICカードなどのいずれを用いるかを適切に判断して、その充電サービスの規格に応じた充電用アプリ、ICカードなどを準備する必要がある。このように、充電サービスを利用する際に、その規格に応じた充電用アプリ、ICカードなどを準備ための手間が掛かり、ユーザの利便性を損なっている。
本発明の目的の一例は、上述した課題を鑑み、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることを解決する電気車両充電システム、第1管理装置、第2管理装置、電気車両充電方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様によれば、
第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、を互いに紐付ける紐付けデータを記憶するための紐付け記憶手段と、
前記第1充電器が利用される際に、前記第1認証キーと前記第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、前記紐付けデータに基づいて、前記取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定する変換手段と、
前記第1充電器が利用される際に特定された前記他方の認証キーを用いて、前記第1充電器の利用を認証するための処理である第1処理を実行する処理手段とを備える
電気車両充電システムが提供される。
本発明の一態様によれば、
第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、のいずれか一方の認証キーを含んでおり、前記第1充電器を利用するための要求である第1要求を取得する第1要求取得手段と、
前記第1要求に含まれる一方の認証キーが前記第1認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第1認証キーに紐付けられた前記第2認証キーを用いた認証の結果を取得し、前記第1要求に含まれる一方の認証キーが前記第2認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第2認証キーに紐付けられた前記第1認証キーを取得する第1問合せ手段と、
前記第1認証キーを用いる認証処理である第1認証処理を実行する第1認証手段とを備える
第1管理装置が提供される。
本発明の一態様によれば、
第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、のいずれか一方の認証キーを含んでおり、前記第2充電器を利用するための要求である第2要求を取得する第2要求取得手段と、
前記第2要求に含まれる一方の認証キーが前記第1認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第1認証キーに紐付けられた前記第2認証キーを取得する第2問合せ手段と、
前記第2要求に含まれる一方の認証キーが前記第2認証キーである場合に、前記第2認証キーを用いる認証処理である第2認証処理を実行する第2認証手段とを備える
第2管理装置が提供される。
本発明の一態様によれば、
第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、を互いに紐付ける紐付けデータを記憶するための紐付け記憶手段を備えるコンピュータを含む1つ以上のコンピュータが、
前記第1充電器が利用される際に、前記第1認証キーと前記第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、前記紐付けデータに基づいて、前記取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定し、
前記第1充電器が利用される際に特定された前記他方の認証キーを用いて、前記第1充電器の利用を認証するための処理である第1処理を実行する
電気車両充電方法が提供される。
本発明の一態様によれば、
第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、を互いに紐付ける紐付けデータを記憶するための紐付け記憶手段を備えるコンピュータを含む1つ以上のコンピュータに、
前記第1充電器が利用される際に、前記第1認証キーと前記第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、前記紐付けデータに基づいて、前記取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定し、
前記第1充電器が利用される際に特定された前記他方の認証キーを用いて、前記第1充電器の利用を認証するための処理である第1処理を実行することを実行させるためのプログラムが提供される。
本発明の一態様によれば、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
実施形態1に係る電気車両充電システムの概要を示す図である。 実施形態1に係る第1管理装置の概要を示す図である。 実施形態1に係る第2管理装置の概要を示す図である。 実施形態1に係る電気車両充電方法の概要を示すフローチャートである。 実施形態1に係る第1管理方法の概要を示すフローチャートである。 実施形態1に係る第2管理方法の概要を示すフローチャートである。 実施形態1に係る電気車両充電システムの構成の詳細例を示す図である。 実施形態1に係るユーザ端末の機能的な構成例を示す図である。 実施形態1に係る第1充電器の機能的な構成例を示す図である。 実施形態1に係る第2充電器の機能的な構成例を示す図である。 実施形態1に係る第1管理装置の機能的な構成例を示す図である。 実施形態1に係る第1登録データの構成例を示す図である。 実施形態1に係る第2管理装置の機能的な構成例を示す図である。 実施形態1に係る第2登録データの構成例を示す図である。 実施形態1に係る紐付け装置の機能的な構成例を示す図である。 実施形態1に係る紐付けデータの構成例を示す図である。 実施形態1に係る実績管理装置の機能的な構成を示す図である。 実施形態1に係る第1充電実績データの構成例を示す図である。 実施形態1に係る第2充電実績データの構成例を示す図である。 実施形態1に係るユーザ端末の物理的な構成例を示す図である。 実施形態1に係る第1充電器の物理的な構成例を示す図である。 実施形態1に係る第1管理装置の物理的な構成例を示す図である。 実施形態1に係る電気車両充電システムが実行する処理の流れを示す図である。 実施形態1に係る電気車両充電システムが実行する処理の流れを示す図である。 実施形態1に係る電気車両充電システムが実行する処理の流れを示す図である。 実施形態1に係る電気車両充電システムが実行する処理の流れを示す図である。 実施形態1に係る電気車両充電システムが実行する処理の流れを示す図である。 実施形態1に係る電気車両充電システムが実行する処理の流れを示す図である。 変形例1に係る第1管理装置の機能的な構成の一例を示す図である。 実施形態2に係る電気車両充電システムが実行する処理の流れを示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
<実施形態1>
(概要)
図1は、実施形態1に係る電気車両充電システム100の概要を示す図である。電気車両充電システム100は、紐付け記憶部161、変換部162及び処理部163を備える。
紐付け記憶部161は、紐付けデータを記憶するための記憶部である。紐付けデータは、第1認証キーと第2認証キーとを互いに紐付けるデータである。第1認証キーは、第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた情報を示す。第2認証キーは、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた情報である。
変換部162は、第1充電器が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、紐付けデータに基づいて、取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定する。
処理部163は、第1充電器が利用される際に特定された他方の認証キーを用いて、第1処理を実行する。第1処理は、第1充電器の利用を認証するための処理である。
この電気車両充電システム100によれば、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
図2は、実施形態1に係る第1管理装置104の概要を示す図である。第1管理装置104は、例えば、電気車両充電システム100を構成する装置の1つである。
第1管理装置104は、第1要求取得部141、第1問合せ部145及び第1認証部144を備える。
第1要求取得部141は、第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、のいずれか一方の認証キーを含んでおり、第1充電器を利用するための要求である第1要求を取得する。
第1問合せ部145は、第1要求に含まれる一方の認証キーが第1認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第1認証キーに紐付けられた第2認証キーを用いた認証の結果を取得し、第1要求に含まれる一方の認証キーが第2認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第2認証キーに紐付けられた第1認証キーを取得する。
第1認証部144は、第1認証キーを用いる認証処理である第1認証処理を実行する。
この第1管理装置104によれば、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
図3は、実施形態1に係る第2管理装置105の概要を示す図である。第2管理装置105は、例えば、電気車両充電システム100を構成する装置の1つである。
第2管理装置105は、第2要求取得部151、第2問合せ部155及び第2認証部154を備える。
第2要求取得部151は、第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、のいずれか一方の認証キーを含んでおり、第2充電器を利用するための要求である第2要求を取得する。
第2問合せ部155は、第2要求に含まれる一方の認証キーが第1認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第1認証キーに紐付けられた第2認証キーを取得する。
第2認証部154は、第2要求に含まれる一方の認証キーが第2認証キーである場合に、第2認証キーを用いる認証処理である第2認証処理を実行する。
この第2管理装置105によれば、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
図4は、実施形態1に係る電気車両充電方法の概要を示すフローチャートである。電気車両充電方法を実行する主体は、例えば、紐付けデータを記憶するための紐付け記憶部161を備えるコンピュータを含む1つ以上のコンピュータである。紐付けデータは、充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準じた第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、を互いに紐付けるデータである。
変換部162は、第1充電器が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、紐付けデータに基づいて、取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定する(ステップS104)。
処理部163は、第1充電器が利用される際に特定された他方の認証キーを用いて、第1充電器の利用を認証するための処理である第1処理を実行する(ステップS105)。
この電気車両充電方法によれば、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
図5は、実施形態1に係る第1管理方法の概要を示すフローチャートである。第1管理方法を実行する主体は、例えば、第1管理装置104である。
第1要求取得部141は、第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、のいずれか一方の認証キーを含んでおり、前記第1充電器を利用するための要求である第1要求を取得する(ステップS101)。
第1問合せ部145は、第1要求に含まれる一方の認証キーが第1認証キーである場合に(ステップS102;第1認証キー)、紐付け装置に問合せることによって、当該第1認証キーに紐付けられた前記第2認証キーを用いた認証の結果を取得する(ステップS117)。第1問合せ部145は、第1要求に含まれる一方の認証キーが第2認証キーである場合に(ステップS102;第2認証キー)、紐付け装置に問合せることによって、当該第2認証キーに紐付けられた第1認証キーを取得する(ステップS106)。
第1認証部144は、第1認証キーを用いる認証処理である第1認証処理を実行する(ステップS107)。
この第1管理方法によれば、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
図6は、実施形態1に係る第2管理方法の概要を示すフローチャートである。第2管理方法を実行する主体は、例えば、第2管理装置105である。
第2要求取得部151は、第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、のいずれか一方の認証キーを含んでおり、前記第2充電器を利用するための要求である第2要求を取得する(ステップS131)。
第2問合せ部155は、第2要求に含まれる一方の認証キーが第1認証キーである場合に(ステップS132;第1認証キー)、紐付け装置に問合せることによって、当該第1認証キーに紐付けられた第2認証キーを取得する(ステップS140)。
第2認証部154は、第2要求に含まれる一方の認証キーが第2認証キーである場合に(ステップS132;第2認証キー)、第2認証キーを用いる認証処理である第2認証処理を実行する(ステップS136)。
この第2管理方法によれば、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
以下、実施形態1に係る電気車両充電システム100の詳細例について説明する。
(詳細)
図7は、実施形態1に係る電気車両充電システム100の構成の詳細例を示す図である。電気車両充電システム100は、複数の異なる規格に準拠した充電器102,103を用いた電気車両の充電を管理するためのシステムである。
電気車両は、電動機を動力源とする車両であり、例えば、電気自動車、電動二輪車などである。電気車両の充電に関する規格は、本実施形態では第1規格と第2規格との2種類である場合を例に説明する。第1規格は、例えば、OCPP(Open Charge Point Protocol)が管理する規格である。第2規格は、例えば、OCPP以外の各種の企業、団体などが管理する規格の1つである。
なお、電気車両の充電に関する規格は3種以上であってもよく、電気車両充電システム100は、第2規格以外の複数の異なる種類の規格に準拠した充電器、その充電器を管理する管理装置などを含んでもよい。この場合、第2規格以外の規格に準拠した充電器、管理装置は、例えば、第1充電器102、第1管理装置104のそれぞれと同様の機能(詳細後述)を備えるとよい。
電気車両充電システム100のユーザは、第1規格に準拠した第1充電器102と第2規格に準拠した第2充電器103との各々を利用するために予め登録されて、第1認証キーと第2認証キーとが予め割り当てられる。
第1認証キーは、第1規格に準拠した第1充電器102を利用するために割り当てられた認証キーである。第2認証キーは、第2規格に準拠した第2充電器103を利用するために割り当てられた認証キーである。
電気車両充電システム100は、ユーザ端末101と、第1充電器102と、第2充電器103と、第1管理装置104と、第2管理装置105と、紐付け装置106と、実績管理装置107とを備える。
ユーザ端末101、第1充電器102、第2充電器103、第1管理装置104、第2管理装置105、紐付け装置106及び実績管理装置107は、ネットワークNを介して互いに接続されており、ネットワークNを介して互いに情報を送受信できる。ネットワークNは、有線、無線又はこれらを組み合わせて構成される通信ネットワークである。
なお、ユーザ端末101、第1充電器102、第2充電器103の各々は、電気車両充電システム100に複数備えられてもよい。
(ユーザ端末101の機能)
図8は、実施形態1に係るユーザ端末101の機能的な構成例を示す図である。
ユーザ端末101は、ユーザが利用する端末である。ユーザ端末101は、例えば、スマートフォン、タブレット端末などであり、充電用アプリがインストールされている。充電用アプリは、予め定められたアプリケーションソフトウェアである。
ユーザ端末101は、端末保持部111と、第1端末通信部112と、第2端末通信部113と、表示部114と、表示制御部115と、操作受付部116と、充電要求処理部117を備える。
端末保持部111は、インストールされた充電用アプリの機能に応じて定まる保持認証キーを保持している。保持認証キーは、第1認証キーと第2認証キーとの少なくとも一方である。すなわち、端末保持部111は、第1認証キーのみ、第2認証キーのみ、又は、第1認証キーと第2認証キーとの両方を、保持認証キーとして保持している。端末保持部111がいずれの認証キーを保持するかは、例えば、ユーザ端末101にインストールされた充電用アプリの機能に応じて定まる。
第1端末通信部112は、第1充電器102及び第2充電器103の各々との間で通信する。第1端末通信部112は、例えばRFID(Radio Frequency Identification)機能などの短距離通信を用いて第1充電器102及び第2充電器103の各々と通信する。
例えば、ユーザは、充電器102又は103のプラグ121又は131(詳細後述)を電気車両に接続して、その充電器102又は103の所定箇所にユーザ端末101の所定箇所をかざす。これにより、第1端末通信部112は、その充電器102又は103との間で通信状態を確立する。
第2端末通信部113は、ネットワークNを通じて通信する。
表示部114は、各種の情報を表示する。表示部114は、例えば液晶パネル、有機EL(Electro-Luminescence)パネルなどにより構成される。表示制御部115は、表示部114に各種の情報を表示させる。操作受付部116は、ユーザの操作を受け付ける。
充電要求処理部117は、充電器102又は103を利用して電気車両に充電しようとするユーザの操作に基づいて、充電の要求に関する処理を実行する。
例えば、充電要求処理部117は、第1端末通信部112が充電器102又は103との間で通信を確立した状態で、ユーザの所定の操作を受け付けると、第1端末通信部112との間で通信が確立している充電器102,103の機器IDを、第1端末通信部112を通じて取得する。
ここで取得される機器IDは、第1機器IDと第2機器IDとのいずれかである。第1機器IDは、(Identification)は、第1充電器102を識別するための情報(第1機器識別情報)である。第2機器ID(Identification)は、第2充電器103を識別するための情報(第2機器識別情報)である。
第1端末通信部112と第1充電器102との間で通信が確立している場合、充電要求処理部117は、その第1充電器102の第1機器IDを取得する。第1端末通信部112と第2充電器103との間で通信が確立している場合、充電要求処理部117は、その第2充電器103の第2機器IDを取得する。
第1機器IDは、例えば、第1充電器102に割り当てられた固定の情報又は第1充電器102にランダムに割り当てられた情報であってもよく、ネットワークNにおける第1充電器102の通信アドレスであってもよい。第2機器IDは、例えば、第2充電器103に割り当てられた固定の情報又は第2充電器103にランダムに割り当てられた情報であってもよく、ネットワークNにおける第2充電器103の通信アドレスであってもよい。
充電要求処理部117は、第1端末通信部112が通信している充電器102,103が第1規格に準拠する第1充電器102と第2規格に準拠する第2充電器103とのいずれであるかを判別する。例えば、充電要求処理部117は、第1端末通信部112から取得する機器IDなどの各種情報、各種情報を基に充電器102,103が準拠する規格を判別するために予め定められた規則などに基づいて、この判別処理を実行する。
そして、充電要求処理部117は、取得した機器IDと認証キーとを含む要求を第1管理装置104又は第2管理装置105へ送信する。
詳細には例えば、充電要求処理部117が送信する要求は、第1要求と第2要求とのいずれかである。第1要求は、第1充電器102を利用するための要求である。第2要求は、第2充電器103を利用するための要求である。
第1端末通信部112が通信している充電器(すなわち、ユーザが充電に利用しようとしている充電器)が第1充電器102である場合、充電要求処理部117が送信する要求は、第1要求である。この場合、充電要求処理部117は、第1機器IDと認証キーとを含む第1要求を第1管理装置104へ送信する。第1端末通信部112が通信している充電器(すなわち、ユーザが充電に利用しようとしている充電器)が第2充電器103である場合、充電要求処理部117が送信する要求は、第2要求である。この場合、充電要求処理部117は、第2機器IDと認証キーとを含む第2要求を第2管理装置105へ送信する。
また例えば、要求(第1要求、第2要求)に含まれる認証キーは、端末保持部111が保持する保持認証キーに応じた認証キーであり、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キーである。すなわち、例えば、保持認証キーが第1認証キーのみである場合、要求に含まれる認証キーは、第1認証キーでよい。例えば、保持認証キーが第2認証キーのみである場合、要求に含まれる認証キーは、第2認証キーでよい。例えば、保持認証キーが第1認証キーと第2認証キーとの両方である場合、要求に含まれる認証キーは、第1認証キーと第2認証キーとの両方であってもよく、第1認証キーと第2認証キーとのうちの予め定められたいずれか一方であってもよい。
(第1充電器102・第2充電器103の機能)
第1充電器102及び第2充電器103の各々は、電気車両に充電するための機器である。第1充電器102及び第2充電器103の各々は、電気車両に充電するために適宜設けられる拠点(施設)に設置される。第1充電器102及び第2充電器103の各々が設置される拠点は、例えば、企業や団体などの駐車場、充電スタンドなどである。
第1充電器102と第2充電器103とは、準拠する規格が異なる。第1充電器102は、第1規格に準拠する充電器である。第2充電器103は、第2規格に準拠する充電器である。
(第1充電器102の機能)
図9は、実施形態1に係る第1充電器102の機能的な構成例を示す図である。
第1充電器102は、第1プラグ121と、第1端末間通信部122と、第1充電制御部123を備える。
第1プラグ121は、電気車両に充電するために電気車両に接続されるプラグである。第1プラグ121は、第1規格に準拠している。
第1端末間通信部122は、第1端末通信部112との間で通信する。第1端末間通信部122は、例えばRFID(Radio Frequency Identification)機能などの短距離通信を用いて第1端末通信部112と通信する。
例えば、第1端末間通信部122は、第1機器IDを予め保持している。第1端末間通信部122は、プラグ121が電気車両に接続された状態で、ユーザ操作に基づく充電の要求をユーザ端末101から取得すると、第1機器IDをユーザ端末101へ送信する。
第1充電制御部123は、第1プラグ121を通じて電気車両に充電するための制御を行う。
例えば、第1充電制御部123は、第1充電開始指示を取得すると、第1プラグ121を通じて電気車両に充電してもよい。また例えば、第1充電制御部123は、第1充電開始指示に応じた電気車両への充電が完了すると、当該充電に関する情報である第1充電情報(詳細後述)を実績管理装置107へ送信してもよい。
(第2充電器103の機能)
図10は、実施形態1に係る第2充電器103の機能的な構成例を示す図である。
第2充電器103は、第2プラグ131と、第2端末間通信部132と、第2充電制御部133を備える。
第2プラグ131は、電気車両に充電するために電気車両に接続されるプラグである。第2プラグ131は、第2規格に準拠している。
第2端末間通信部132は、第1端末通信部112との間で通信する。第2端末間通信部132は、例えばRFID(Radio Frequency Identification)機能などの短距離通信を用いて第1端末通信部112と通信する。
例えば、第2端末間通信部132は、第2機器IDを予め保持している。第2端末間通信部132は、プラグ131が電気車両に接続された状態で、ユーザ操作に基づく充電の要求をユーザ端末101から取得すると、第2機器IDをユーザ端末101へ送信する。
第2充電制御部133は、第2プラグ131を通じて電気車両に充電するための制御を行う。
例えば、第2充電制御部133は、第2充電開始指示を取得すると、第2プラグ131を通じて電気車両に充電してもよい。また例えば、第2充電制御部133は、電気車両への充電が完了すると、当該充電に関する情報である第2充電情報(詳細後述)を実績管理装置107へ送信してもよい。
(第1管理装置104の機能)
図11は、実施形態1に係る第1管理装置104の機能的な構成例を示す図である。
第1管理装置104は、第1充電器102を管理するための装置である。なお、第1充電器102が複数設けられる場合、第1管理装置104は、複数の第1充電器102を管理するとよい。
第1管理装置104は、第1要求取得部141と、第1登録データ記憶部142と、第1登録部143と、第1認証部144と、第1問合せ部145と、第1充電指示部146と、第1完了通知部147と、第1結果通知部148とを備える。
第1要求取得部141は、第1要求をユーザ端末101から取得する。第1要求は、上述の通り、第1充電器102を利用するための要求である。第1要求は、ユーザが利用しようとする第1充電器102の第1機器IDと、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キーとを含む。
第1登録データ記憶部142は、第1登録データ142aを記憶するための記憶部である。
図12は、第1登録データ142aの構成例を示す図である。
第1登録データ142aは、第1認証キーと、当該第1認証キーが割り当てられたユーザのユーザ情報とを関連付けたデータである。ユーザ情報は、例えば、氏名又は名称、住所、連絡先の少なくとも1つを含む。ユーザ情報は、ユーザの認証に用いられるパスワード、生体情報(例えば、顔画像の特徴量、指紋の特徴量)などを含んでもよい。ここで、名称は、ユーザが企業、団体などである場合のその名称である。連絡先は、電話番号、メールアドレスなどの1つ以上を含むとよい。
第1登録部143は、ユーザが利用する端末装置からの情報に基づいて、第1登録データ142aを生成して第1登録データ記憶部142に記憶させる。端末装置は、ユーザ端末101であってもよく、ユーザが利用するパーソナルコンピュータ(図示せず)などであってもよい。第1登録部143は、端末装置で動作する充電用アプリ、ブラウザなどの機能を通じて、端末装置から情報を取得するとよい。
第1認証部144は、第1認証処理を実行する。第1認証処理は、第1認証キーを用いる認証処理である。
本実施形態に係る第1認証部144は、第1要求に含まれる一方の認証キーが第1認証キーであり、第1問合せ部145が紐付け装置106(詳細後述)に問合せた結果、当該第1認証キーに紐付けられた第2認証キーを取得できない場合に、当該第1認証キーを用いて第1認証処理を実行するとよい。また、本実施形態に係る第1認証部144は、後述する第1問合せ部145が第1認証キーを取得した場合に、当該第1認証キーを用いて第1認証処理を実行する。
第1問合せ部145は、紐付け装置106に問合せることによって、第2認証キーを用いた認証の結果又は第2認証キーに紐付けられた第1認証キーを取得する。
例えば、第1問合せ部145は、第1要求に含まれる一方の認証キーが第1認証キーである場合に、紐付け装置106(詳細後述)に問合せることによって、当該第1認証キーに紐付けられた第2認証キーを用いた認証の結果を取得する。第1問合せ部145は、後述するように第2認証キーを用いた認証処理を実行する第2管理装置105から認証の結果を直接取得してもよく、第2管理装置105から紐付け装置106を介して認証の結果を取得してもよい。
例えば、第1問合せ部145は、第1要求に含まれる一方の認証キーが第2認証キーである場合に、紐付け装置106(詳細後述)に問合せることによって、当該第2認証キーに紐付けられた第1認証キーを紐付け装置106から取得する。
第1充電指示部146は、第1要求に関する認証が成功した場合に、第1要求にて利用が要求された第1充電器102へ、第1充電開始指示を送信する。第1充電開始指示は、第1充電器102に充電を開始させる指示である。
第1充電開始指示は、少なくとも、第1認証キーと、第2認証キーと、充電を開始させる第1充電器102を識別するための第1機器IDと、のうちの予め定められたいずれか1つを含む。
第1完了通知部147は、第1要求に関する充電が完了すると、その旨をユーザ端末101へ通知する。
第1結果通知部148は、第1要求に関する認証の結果をユーザ端末101へ通知する。
(第2管理装置105の機能)
図13は、実施形態1に係る第2管理装置105の機能的な構成例を示す図である。
第2管理装置105は、第2要求取得部151と、第2登録データ記憶部152と、第2登録部153と、第2認証部154と、第2問合せ部155と、第2充電指示部156と、第2完了通知部157と、第2結果通知部158とを備える。
第2管理装置105の機能部151~158は、以下説明するように、第1管理装置104の機能部141~148のそれぞれに対応する。ただし、本実施形態に係る第2認証部154及び第2問合せ部155は、第1認証部144及び第1問合せ部145のそれぞれと特に異なる。
第2要求取得部151は、第2要求をユーザ端末101から取得する。第2要求は、上述の通り、第2充電器103を利用するための要求である。第2要求は、ユーザが利用しようとする第2充電器103の第1機器IDと、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キーとを含む。
第2登録データ記憶部152は、第2登録データ152aを記憶するための記憶部である。
図14は、第2登録データ152aの構成例を示す図である。
第2登録データ152aは、第2認証キーと、当該第2認証キーが割り当てられたユーザのユーザ情報とを関連付けたデータである。このユーザ情報は、第1登録データ142aのユーザ情報と同様でよい。すなわち、ユーザ情報は、例えば、氏名又は名称、住所、連絡先の少なくとも1つを含む。ユーザ情報は、ユーザの認証に用いられるパスワード、生体情報(例えば、顔画像の特徴量、指紋の特徴量)などを含んでもよい。
第2登録部153は、ユーザが利用する端末装置からの情報に基づいて、第2登録データ152aを生成して第2登録データ記憶部152に記憶させる。端末装置は、ユーザ端末101であってもよく、ユーザが利用するパーソナルコンピュータ(図示せず)などであってもよい。第2登録部153は、端末装置で動作する充電用アプリ、ブラウザなどの機能を通じて、端末装置から情報を取得するとよい。
第2認証部154は、第2認証処理を実行する。第2認証処理は、第2認証キーを用いる認証処理である。
本実施形態に係る第2認証部154は、第2要求に含まれる一方の認証キーが第2認証キーである場合に、当該第2認証キーを用いて第2認証処理を実行する。また、本実施形態に係る第2認証部154は、後述する第2問合せ部155が第2認証キーを取得した場合に、当該第2認証キーを用いて第2認証処理を実行する。
さらに、本実施形態に係る第2認証部154は、第1要求に基づく第1問合せ部145からの問合せに応じた紐付け装置106から第2認証キーを取得した場合に、当該第2認証キーを用いて第2認証処理を実行する。
第2問合せ部155は、紐付け装置106に問合せることによって、第1認証キーに紐付けられた第2認証キーを取得する。例えば、第2問合せ部155は、第2要求に含まれる一方の認証キーが第1認証キーである場合に、紐付け装置106(詳細後述)に問合せることによって、当該第1認証キーに紐付けられた第2認証キーを取得する。
このように、本実施形態では、第2要求に関する認証についてはすべて、第2問合せ部155と適宜協働して第2認証部154が実行する。ただし、第2問合せ部155が紐付け装置106(詳細後述)に問合せた結果、第2要求に含まれる第1認証キーに紐付けられた第2認証キーを取得できない場合、この第2要求に関する認証は実行されない。また、本実施形態では、第2認証部154は、第1要求に含まれる一方の認証キーが第1認証キーであり、当該第1認証キーに紐付けられた第2認証キーを取得できた場合に、当該第2認証キーを用いて第2認証処理を実行する。
なお、第2認証部154は、第1要求に第2認証キーが含まれる場合に、当該第2認証キーを第1管理装置104から取得して、当該第2認証キーを用いて第2認証処理を実行し、その認証の結果を第1管理装置104へ送信してもよい。
第2充電指示部156は、第2要求に関する認証が成功した場合に、第2要求にて利用が要求された第2充電器103へ、第2充電開始指示を送信する。第2充電開始指示は、第2充電器103に充電を開始させる指示である。
第2充電開始指示は、少なくとも、第1認証キーと、第2認証キーと、充電を開始させる第2充電器103を識別するための第1機器IDと、のうちの予め定められたいずれか1つを含む。
第2完了通知部157は、第2要求に関する充電が完了すると、その旨をユーザ端末101へ通知する。
第2結果通知部158は、第2要求に関する認証の結果をユーザ端末101へ通知する。
(紐付け装置106の機能)
図15は、実施形態1に係る紐付け装置106の機能的な構成例を示す図である。
紐付け装置106は、紐付けデータ161aを記憶しており、紐付けデータ161aに基づいて第1認証キーと第2認証キーとを互いに変換する。紐付け装置106は、紐付け記憶部161と、変換部162と、処理部163と、登録部164とを備える。
紐付け記憶部161は、紐付けデータ161aを記憶するための記憶部である。紐付けデータ161aは、第1認証キーと第2認証キーとを互いに紐付けるデータである。
図16は、本実施形態に係る紐付けデータ161aの構成例を示す図である。紐付けデータ161aは、同一ユーザに割り当てられた第1認証キーと第2認証キーとを紐づけている。
変換部162は、第1充電器102が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、紐付けデータ161aに基づいて、当該取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定する。また、変換部162は、第2充電器103が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、紐付けデータ161aに基づいて、当該取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定する。
処理部163は、第1充電器102が利用される際に特定された他方の認証キーを用いて、第1充電器102の利用を認証するための処理である第1処理を実行する。また、処理部163は、第2充電器103が利用される際に特定された他方の認証キーを用いて、第2充電器103の利用を認証するための処理である第2処理を実行する。
登録部164は、ユーザが利用する端末装置から紐付けデータ161aを取得して紐付け記憶部161に記憶させる。端末装置は、ユーザ端末101であってもよく、ユーザが利用するパーソナルコンピュータ(図示せず)などであってもよい。登録部164は、端末装置で動作する充電用アプリ、ブラウザなどの機能を通じて、端末装置から紐付けデータ161aを取得するとよい。
(実績管理装置107の機能)
図17は、実施形態1に係る実績管理装置107の機能的な構成を示す図である。
実績管理装置107は、第1充電器102及び第2充電器103を利用した充電の実績を管理する装置である。実績管理装置107は、ユーザごとの充電の実績を管理する。
実績管理装置107は、充電実績記憶部171と、第1実績更新部172と、第2実績更新部173とを備える。
充電実績記憶部171は、ユーザごとの充電の実績を示す充電実績データを記憶するための記憶部である。
充電実績データは、例えば、第1充電器102を利用した充電の実績をユーザごとに示す第1充電実績データ171aと、第2充電器103を利用した充電の実績をユーザごとに示す第2充電実績データ171bとを含む。
図18は、実施形態1に係る第1充電実績データ171aの構成例(第1の構成例~第3の構成例)を示す図である。第1充電実績データ171aは、第1充電器102を利用した充電の実績を示す第1充電情報と、第1認証キー及び第2認証キーのいずれか一方又は両方と、が関連付けられたデータである。第1充電実績データ171aでは、第1充電情報が示す充電を行ったユーザの第1認証キー及び第2認証キーのいずれか一方又は両方が関連付けられている。
図18(a)は、第1充電情報と第1認証キーとが関連付けられた第1充電実績データ171a_1の第1の構成例を示す図である。図18(b)は、第1充電情報と第2認証キーとが関連付けられた第1充電実績データ171a_2の第2の構成例を示す図である。図18(c)は、第1充電情報と第1認証キーと第2認証キーとが関連付けられた第1充電実績データ171a_3の第3の構成例を示す図である。
第1充電情報は、例えば、充電に利用された第1充電器102の第1機器ID、充電の開始時期、充電の終了時期、充電された電力量の1つ又は複数を含む。時期は、例えば、年月日、時刻などを示す。
図19は、実施形態1に係る第2充電実績データ171bの構成例(第1の構成例~第3の構成例)を示す図である。第2充電実績データ171bは、第2充電器103を利用した充電の実績を示す第2充電情報と、第1認証キー及び第2認証キーのいずれか一方又は両方と、が関連付けられたデータである。第2充電実績データ171bでは、第2充電情報が示す充電を行ったユーザの第1認証キー及び第2認証キーのいずれか一方又は両方が関連付けられている。
図19(a)は、第2充電情報と第1認証キーとが関連付けられた第2充電実績データ171b_1の第1の構成例を示す図である。図19(b)は、第1充電情報と第2認証キーとが関連付けられた第2充電実績データ171b_2の第2の構成例を示す図である。図19(c)は、第2充電情報と第1認証キーと第2認証キーとが関連付けられた第2充電実績データ171b_3の第3の構成例を示す図である。
第2充電情報は、情報である。第2充電情報は、例えば、充電に利用された第2充電器103の第2機器ID、充電の開始時期、充電の終了時期、充電された電力量の1つ又は複数を含む。時期は、例えば、年月日、時刻などを示す。
第1実績更新部172は、第1充電開始指示に応じた充電が完了した場合に、第1充電実績データ171aを生成して充電実績記憶部171に記憶させる。
例えば、第1実績更新部172は、第1充電開始指示に応じた充電が完了した場合に、第1充電情報を第1充電制御部123から取得する。このとき、第1実績更新部172は、第1充電開始指示に含まれる第1認証キー、第2認証キー及び第1機器IDのいずれかを取得するとよい。
第1実績更新部172は、第1充電実績データ171aに含まれる第1認証キー及び第2認証キーの一方又は両方が第1充電開始指示に含まれない場合、第1充電開始指示に含まれる第1認証キー、第2認証キー及び第1機器IDのいずれかと紐付けデータ161aとに基づいて、第1充電実績データ171aに含まれる第1認証キー及び第2認証キーの一方又は両方を紐付け装置106から取得する。これにより、第1実績更新部172は、第1充電情報と、第1認証キー及び第2認証キーのいずれか一方又は両方と、が関連付けられた第1充電実績データ171aを生成する。すなわち、第1実績更新部172は、第1充電開始指示に対応する第1認証キー及び第2認証キーの一方又は両方を用いて第1充電実績データ171aを生成する。
ここで、第1機器IDは、当該第1機器IDに対応する第1充電器102を利用して充電する間、一時的に、紐付けデータ161aにて第1認証キー及び第2認証キーに関連付けられていてもよい。また、第1認証キー及び第2認証キーに対応するユーザが所有する設置場所に設置された第1充電器102である場合、この第1充電器102の第1機器IDは、紐付けデータ161aにて予め第1認証キー及び第2認証キーに関連付けられていてもよい。
第2実績更新部173は、第2充電開始指示に応じた充電が完了した場合に、第2充電実績データ171bを生成して充電実績記憶部171に記憶させる。
例えば、第2実績更新部173は、第2充電開始指示に応じた充電が完了した場合に、第2充電情報を第2充電制御部133から取得する。このとき、第2実績更新部173は、第2充電開始指示に含まれる第1認証キー、第2認証キー及び第1機器IDのいずれかを取得するとよい。
第2実績更新部173は、第2充電実績データ171bに含まれる第1認証キー及び第2認証キーの一方又は両方が第2充電開始指示に含まれない場合、第1充電開始指示に含まれる第1認証キー、第2認証キー及び第2機器IDのいずれかと紐付けデータ161aとに基づいて、第2充電実績データ171bに含まれる第1認証キー及び第2認証キーの一方又は両方を取得する。これにより、第2実績更新部173は、第2充電情報と、第1認証キー及び第2認証キーのいずれか一方又は両方と、が関連付けられた第2充電実績データ171bを生成する。すなわち、第2実績更新部173は、第2充電開始指示に対応する第1認証キー及び第2認証キーの一方又は両方を用いて第2充電実績データ171bを生成する。
ここで、第2機器IDは、当該第2機器IDに対応する第2充電器103を利用して充電する間、一時的に、紐付けデータ161aにて第1認証キー及び第2認証キーに関連付けられていてもよい。また、第1認証キー及び第2認証キーに対応するユーザが所有する設置場所に設置された第2充電器103である場合、この第2充電器103の第2機器IDは、紐付けデータ161aにて予め第1認証キー及び第2認証キーに関連付けられていてもよい。
これまで、実施形態1に係る電気車両充電システム100の機能的な構成について主に説明した。ここから、実施形態1に係る電気車両充電システム100の物理的な構成について説明する。
(電気車両充電システム100の物理的構成)
電気車両充電システム100は、物理的に、ネットワークNを介して接続されたユーザ端末101、第1充電器102、第2充電器103、第1管理装置104、第2管理装置105、紐付け装置106及び実績管理装置107から構成される。本実施形態では、ユーザ端末101、第1充電器102、第2充電器103、第1管理装置104、第2管理装置105、紐付け装置106及び実績管理装置107の各々は、物理的に異なる単一の装置から構成される。
なお、電気車両充電システム100は、物理的に1つの装置から構成されてもよい。この場合、電気車両充電システム100を構成する1つの装置が、第1管理装置104、第2管理装置105、紐付け装置106及び実績管理装置107の機能の備えるとよい。また、電気車両充電システム100は、物理的に複数の装置から構成されてもよい。この場合、電気車両充電システム100を構成する複数の装置の全体が、ユーザ端末101、第1充電器102、第2充電器103、第1管理装置104、第2管理装置105、紐付け装置106及び実績管理装置107の機能を備えるとよい。
図20は、実施形態1に係るユーザ端末101の物理的な構成例を示す図である。ユーザ端末101は、物理的には例えば、スマートフォン、タブレット端末などである。
ユーザ端末101は物理的には例えば、バス1010、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、ユーザインタフェース1050、第1通信インタフェース1060及び第2通信インタフェース1070を有する。
バス1010は、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、ユーザインタフェース1050、第1通信インタフェース1060及び第2通信インタフェース1070が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1020などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ1020は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などで実現されるプロセッサである。メモリ1030は、RAM(Random Access Memory)などで実現される主記憶装置である。
ストレージデバイス1040は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又はROM(Read Only Memory)などで実現される補助記憶装置である。ストレージデバイス1040は、ユーザ端末101の機能を実現するためのプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1020がこれら各プログラムモジュールをメモリ1030に読み込んで実行することで、そのプログラムモジュールに対応する機能が実現される。
ユーザインタフェース1050は、ユーザが情報を入力するためのインタフェースとしてのタッチパネル、キーボード、マウスなど、及び、ユーザに情報を提示するためのインタフェースとしての液晶パネル、有機ELパネルなどである。
第1通信インタフェース1060は、例えばRFID機能などの短距離通信を用いて通信するためのインタフェースである。第2通信インタフェース1070は、ネットワークNに接続するためのインタフェースである。
図21は、実施形態1に係る第1充電器102の物理的な構成例を示す図である。第1充電器102は、物理的には例えばユーザ端末101と同様に、バス1010、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、ユーザインタフェース1050、第1通信インタフェース1060及び第2通信インタフェース1070を有する。第1充電器102は、さらに、電力を供給するために電気車両に接続されるプラグ1080を備える。
第1充電器102のストレージデバイス1040は、第1充電器102の機能を実現するためのプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1020がこれら各プログラムモジュールをメモリ1030に読み込んで実行することで、そのプログラムモジュールに対応する機能が実現される。
第2充電器103は、物理的には第1充電器102と同様に構成されるとよい。ただし、第2充電器103のストレージデバイス1040は、第2充電器103の機能を実現するためのプログラムモジュールを記憶している。
図22は、実施形態1に係る第1管理装置104の物理的な構成例を示す図である。物理的には例えばユーザ端末101と同様に、バス1010、プロセッサ1020、メモリ1030及びストレージデバイス1040を有する。第1管理装置104は物理的には、さらに、入力インタフェース2050、出力インタフェース2060及び通信インタフェース2070を有する。
入力インタフェース2050は、ユーザが情報を入力するためのインタフェースであり、例えばタッチパネル、キーボード、マウスなどから構成される。出力インタフェース2060は、ユーザに情報を提示するためのインタフェースであり、例えば液晶パネル、有機ELパネルなどから構成される。通信インタフェース2070は、ネットワークNに接続するためのインタフェースである。
第2管理装置105、紐付け装置106及び実績管理装置107の各々は、物理的には、第1管理装置104と同様に構成されるとよい。ただし、第2管理装置105、紐付け装置106及び実績管理装置107のストレージデバイス1040は、それぞれ装置の機能を実現するためのプログラムモジュールを記憶している。
これまで、実施形態1に係る電気車両充電システム100の物理的な構成について主に説明した。ここから、実施形態1に係る電気車両充電システム100の動作について説明する。
(電気車両充電システム100の動作)
図23~28は、実施形態1に係る電気車両充電システム100が実行する処理の流れを示す図である。図23~25は、ユーザが第1充電器102を利用して充電しようとする場合の処理の流れを示す。図26~28は、ユーザが第2充電器103を利用して充電しようとする場合の処理の流れを示す。
図23を参照する。
第1要求取得部141は、第1要求をユーザ端末101から取得する(ステップS101)。
第1要求は、上述したように、ユーザが充電に利用しようとしている第1充電器102の第1機器IDと、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キーと、を含む。
なお、第1要求取得部141は、第1要求を第1充電器102から取得してもよい。この場合、第1端末間通信部122は、例えば、ユーザ操作に基づいて、端末保持部111が保持する保持認証キーに応じた第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キーをユーザ端末101から取得するとよい。そして、第1充電制御部123は、第1機器IDを予め保持し、第1機器IDと当該一方の認証キーとを含む第1要求を第1管理装置104へ送信するとよい。
第1問合せ部145は、ステップS101にて取得された第1要求に含まれる認証キーの種類を判定する(ステップS102)。
第1問合せ部145は、第2認証キーが第1要求に含まれる場合(ステップS102;第2認証キー)、第2認証キーを含む問合わせを紐付け装置106へ送信する。これにより、変換部162は、問合せを取得する(ステップS103)。
ステップS103にて、変換部162は、第1充電器102が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キー(ここでは、第2認証キー)を取得する。
変換部162は、紐付けデータ161aに基づいて、ステップS103にて取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キー(ここでは、第1認証キー)を特定する(ステップS104)。
処理部163は、第1処理を実行する(ステップS105)。ここでの第1処理は、ステップS104にて特定した第1認証キーを第1管理装置104へ送信する処理である。
第1問合せ部145は、ステップS105にて送信された第1認証キーを取得する(ステップS106)。
第1認証部144は、ステップS106にて取得された第1認証キーを用いて、第1認証処理を実行する(ステップS107)。
第1認証処理では例えば、第1認証部144は、第1登録データ142aを参照し、ステップS106にて取得された第1認証キーが第1登録データ142aに含まれるか否かを判定する。第1認証部144は、第1認証キーが第1登録データ142aに含まれる場合に、第1認証処理に成功したと判定する。第1認証部144は、第1認証キーが第1登録データ142aに含まれない場合に、第1認証処理に失敗したと判定する。
なお、第1要求と第1登録データ142aのユーザ情報が、パスワード、ユーザの生体情報などを含む場合、第1認証部144は、パスワード、生体情報などを用いて第1認証処理を実行してもよい。この場合、第1認証部144は、第1登録データ142aに含まれる第1認証キーと、第1登録データ142aにてこれに関連付けられたパスワード、生体情報などとの両方が一致する場合に、第1認証処理に成功したと判定するとよい。第1認証部144は、第1登録データ142aに含まれる第1認証キーと、第1登録データ142aにてこれに関連付けられたパスワード、生体情報などとの少なくとも一方が一致しない場合に、第1認証処理に失敗したと判定するとよい。この場合、ユーザ端末101は、ユーザの顔写真を撮影して顔画像の特徴量を抽出する機能、ユーザの指紋を読み取って指紋の特徴量を抽出する機能などを備えるとよい。
第1充電指示部146は、ステップS107での第1認証処理に成功したか否かを判定する(ステップS108)。第1要求に関する認証が成功した場合(ステップS108;Yes)、第1充電指示部146は、ユーザが利用しようとしている第1充電器102へ第1充電開始指示を送信する(ステップS109)。
第1結果通知部148は、ステップS109の後に、又は、第1要求に関する認証が失敗した場合、すなわち第1要求に関する認証が成功しなかった場合(ステップS108;No)、第1要求に関する認証の結果をユーザ端末101へ通知する(ステップS110)。
詳細には、ステップS109の後に、第1結果通知部148は、第1要求に関する認証に成功したことをユーザ端末101へ通知する。第1要求に関する認証が成功しなかった場合(ステップS108;No)、第1結果通知部148は、第1要求に関する認証に失敗したことをユーザ端末101へ通知する。
第1問合せ部145は、第1認証キーが第1要求に含まれる場合(ステップS102;第1認証キー)、第1認証キーを含む問合わせを紐付け装置106へ送信する。これにより、変換部162は、図24に示すように、問合せを取得する(ステップS111)。
ステップS111にて、変換部162は、第1充電器102が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キー(ここでは、第1認証キー)を取得する。
変換部162は、紐付けデータ161aに基づいて、ステップS111にて取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キー(ここでは、第2認証キー)を特定する(ステップS112)。
処理部163は、第2処理を実行する(ステップS113)。ここでの第2処理は、ステップS104にて特定した第2認証キーを第2管理装置105へ送信する処理である。
第2認証部154は、ステップS113にて送信された第2認証キー(すなわち、第1要求に基づく第2認証キー)を紐付け装置106から取得する(ステップS114)。
第2認証部154は、ステップS114にて取得された第2認証キーを用いて、第2認証処理を実行する(ステップS115)。
第2認証処理では例えば、第2認証部154は、第2登録データ152aを参照し、ステップS114にて取得された第2認証キーが第2登録データ152aに含まれるか否かを判定する。第2認証部154は、第2認証キーが第2登録データ152aに含まれる場合に、第2認証処理に成功したと判定する。第2認証部154は、第2認証キーが第2登録データ152aに含まれない場合に、第2認証処理に失敗したと判定する。
なお、第2要求と第2登録データ152aのユーザ情報が、パスワード、ユーザの生体情報などを含む場合、第2認証部154は、パスワード、生体情報などを用いて第2認証処理を実行してもよい。この場合、第2認証部154は、第2登録データ152aに含まれる第2認証キーと、第2登録データ152aにてこれに関連付けられたパスワード、生体情報などとの両方が一致する場合に、第2認証処理に成功したと判定するとよい。第2認証部154は、第2登録データ152aに含まれる第2認証キーと、第2登録データ152aにてこれに関連付けられたパスワード、生体情報などとの少なくとも一方が一致しない場合に、第2認証処理に失敗したと判定するとよい。この場合、ユーザ端末101は、ユーザの顔写真を撮影して顔画像の特徴量を抽出する機能、ユーザの指紋を読み取って指紋の特徴量を抽出する機能などを備えるとよい。
第2認証部154は、ステップS115での認証(第2認証処理)の結果を第1管理装置104へ送信する(ステップS116)。第1問合せ部145は、ステップS116にて送信された認証の結果を取得する(ステップS117)。
第1充電指示部146は、ステップS117で取得した認証の結果に基づいて、認証(第1要求に基づく第2認証処理)に成功したか否かを判定する(ステップS118)。ステップS117で取得した認証の結果が成功を示す場合、すなわち第1要求に関する認証が成功した場合(ステップS108;Yes)、第1充電指示部146は、ユーザが利用しようとしている第1充電器102へ第1充電開始指示を送信する(ステップS119)。
第1結果通知部148は、ステップS119の後に、又は、ステップS117で取得した認証の結果が失敗を示す場合、すなわち第1要求に関する認証が成功しなかった場合(ステップS118;No)、第1要求に関する認証の結果をユーザ端末101へ通知する(ステップS120)。
詳細には、ステップS119の後に、第1結果通知部148は、第1要求に関する認証に成功したことをユーザ端末101へ通知する。第1要求に関する認証が成功しなかった場合(ステップS118;No)、第1結果通知部148は、第1要求に関する認証に失敗したことをユーザ端末101へ通知する。
図25を参照する。
第1充電制御部123は、ステップS109又はS119にて送信された第1充電開始指示を取得する(ステップS121)。これに応じて、第1充電制御部123は、第1プラグ121を通じて充電を開始する。
第1充電制御部123は、第1充電開始指示に応じた充電(例えば、満充電までの充電、ユーザが指定する電力量の充電)が完了すると、第1充電情報を実績管理装置107へ送信する(ステップS122)。
第1実績更新部172は、ステップS122にて送信された第1充電情報を取得し、当該第1充電情報に基づいて第1充電実績データ171aを生成する(ステップS123)。
詳細には例えば、第1実績更新部172は、第1充電情報と、第1充電開始指示に含まれる第1認証キー、第2認証キー及び第1機器IDのいずれかと、に基づいて、第1充電実績データ171aを生成する。このとき、第1実績更新部172は、必要に応じて紐付け装置106に問い合わせることで、第1充電開始指示に含まれる第1認証キー、第2認証キー及び第1機器IDのいずれかに紐付けデータ161aにおいて紐付けられた第1認証キー及び第2認証キーの一方又は両方を取得してもよい。そして、第1実績更新部172は、紐付け装置106から取得した第1認証キー及び第2認証キーの一方又は両方を用いて第1充電実績データ171aを生成してもよい。
第1実績更新部172は、ステップS123にて生成した第1充電実績データ171aを充電実績記憶部171に記憶させる(ステップS124)。これにより、第1充電実績データ171aを参照して、例えばユーザが指定する第1認証キー又は第2認証キーのいずれかに当該ユーザの充電の実績をまとめることができる。
図26を参照する。
第2要求取得部151は、第2要求をユーザ端末101から取得する(ステップS131)。
第2要求は、上述したように、ユーザが充電に利用しようとしている第2充電器103の第2機器IDと、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キーと、を含む。
なお、第2要求取得部151は、第2要求を第2充電器103から取得してもよい。この場合、第2端末間通信部132は、例えば、ユーザ操作に基づいて、端末保持部111が保持する保持認証キーに応じた第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キーをユーザ端末101から取得するとよい。そして、第2充電制御部133は、第2機器IDを予め保持し、第2機器IDと当該一方の認証キーとを含む第2要求を第2管理装置105へ送信するとよい。
第2問合せ部155は、ステップS131にて取得された第2要求に含まれる認証キーの種類を判定する(ステップS132)。
第2問合せ部155は、第1認証キーが第2要求に含まれる場合(ステップS132;第1認証キー)、第1認証キーを含む問合わせを紐付け装置106へ送信する。これにより、変換部162は、問合せを取得する(ステップS133)。
ステップS133にて、変換部162は、第2充電器103が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キー(ここでは、第1認証キー)を取得する。
変換部162は、紐付けデータ161aに基づいて、ステップS133にて取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キー(ここでは、第2認証キー)を特定する(ステップS134)。
処理部163は、第2処理を実行する(ステップS135)。ここでの第2処理は、ステップS134にて特定した第2認証キーを第2管理装置105へ送信する処理である。
第2認証キーが第2要求に含まれる場合(ステップS132;第2認証キー)、第2認証部154は、当該第2認証キーを用いて、ステップS115と同様の第2認証処理を実行する(ステップS136)。
第2充電指示部156は、ステップS136での第2認証処理に成功したか否かを判定する(ステップS137)。第2要求に関する認証が成功した場合(ステップS137;Yes)、第2充電指示部156は、ユーザが利用しようとしている第2充電器103へ第2充電開始指示を送信する(ステップS138)。
第2結果通知部158は、ステップS138の後に、又は、第2要求に関する認証が失敗した場合、すなわち第2要求に関する認証が成功しなかった場合(ステップS137;No)、第2要求に関する認証の結果をユーザ端末101へ通知する(ステップS139)。
詳細には、ステップS138の後に、第2結果通知部158は、第2要求に関する認証に成功したことをユーザ端末101へ通知する。第2要求に関する認証が成功しなかった場合(ステップS137;No)、第2結果通知部158は、第2要求に関する認証に失敗したことをユーザ端末101へ通知する。
図27を参照する。
ステップS135の後に、第2問合せ部155は、ステップS135にて送信された第2認証キーを取得する(ステップS140)。
第2認証部154は、ステップS140にて取得された第2認証キーを用いて、ステップS115と同様の第2認証処理を実行する(ステップS141)。
第2充電指示部156は、ステップS141での第2認証処理に成功したか否かを判定する(ステップS142)。第2要求に関する認証が成功した場合(ステップS142;Yes)、第2充電指示部156は、ユーザが利用しようとしている第2充電器103へ第2充電開始指示を送信する(ステップS143)。
第2結果通知部158は、ステップS143の後に、又は、第2要求に関する認証が失敗した場合、すなわち第2要求に関する認証が成功しなかった場合(ステップS142;No)、第2要求に関する認証の結果をユーザ端末101へ通知する(ステップS144)。
詳細には、ステップS143の後に、第2結果通知部158は、第2要求に関する認証に成功したことをユーザ端末101へ通知する。第2要求に関する認証が成功しなかった場合(ステップS142;No)、第2結果通知部158は、第2要求に関する認証に失敗したことをユーザ端末101へ通知する。
図28を参照する。
第2充電制御部133は、ステップS138又はS143にて送信された第2充電開始指示を取得する(ステップS145)。これに応じて、第2充電制御部133は、第2プラグ131を通じて充電を開始する。
第2充電制御部133は、第2充電開始指示に応じた充電(例えば、満充電までの充電、ユーザが指定する電力量の充電)が完了すると、第2充電情報を実績管理装置107へ送信する(ステップS146)。
第2実績更新部173は、ステップS146にて送信された第2充電情報を取得し、当該第2充電情報に基づいて第2充電実績データ171bを生成する(ステップS147)。
詳細には例えば、第2実績更新部173は、第2充電情報と、第2充電開始指示に含まれる第1認証キー、第2認証キー及び第2機器IDのいずれかと、に基づいて、第2充電実績データ171bを生成する。このとき、第2実績更新部173は、必要に応じて紐付け装置106に問い合わせることで、第2充電開始指示に含まれる第1認証キー、第2認証キー及び第1機器IDのいずれかに紐付けデータ161aにおいて紐付けられた第1認証キー及び第2認証キーの一方又は両方を取得してもよい。そして、第2実績更新部173は、紐付け装置106から取得した第1認証キー及び第2認証キーの一方又は両方を用いて第2充電実績データ171bを生成してもよい。
第2実績更新部173は、ステップS147にて生成した第2充電実績データ171bを充電実績記憶部171に記憶させる(ステップS148)。これにより、第2充電実績データ171bを参照して、例えばユーザが指定する第1認証キー又は第2認証キーのいずれかに当該ユーザの充電の実績をまとめることができる。
以上、本実施形態によれば、電気車両充電システム100は、紐付け記憶部161、変換部162及び処理部163を備える。
紐付け記憶部161は、紐付けデータを記憶するための記憶部である。紐付けデータは、第1認証キーと第2認証キーとを互いに紐付けるデータである。第1認証キーは、第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた情報を示す。第2認証キーは、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた情報である。
変換部162は、第1充電器が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、紐付けデータに基づいて、取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定する。
処理部163は、第1充電器が利用される際に特定された他方の認証キーを用いて、第1処理を実行する。第1処理は、第1充電器の利用を認証するための処理である。
これにより、第1充電器が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれの認証キーが取得された場合であっても、第1充電器の利用を認証することができる。従って、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
本実施形態によれば、変換部162は、さらに、第2充電器が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、紐付けデータに基づいて、当該取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定する。処理部163は、さらに、第2充電器が利用される際に特定された他方の認証キーを用いて、第2充電器の利用を認証するための処理である第2処理を実行する。
これにより、第2充電器が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれの認証キーが取得された場合であっても、第2充電器の利用を認証することができる。従って、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
本実施形態によれば、電気車両充電システム100は、第1認証キーと第2認証キーとを紐づけた紐付けデータを、ユーザが利用する端末装置から取得して紐付け記憶手段に記憶させる登録部164をさらに備える。
これにより、第1認証キーと第2認証キーとを紐づけた紐付けデータを紐付け記憶手段に記憶させることができる。第1認証キーと第2認証キーとの一方を他方に変換して、第1認証キーと第2認証キーとのいずれの認証キーが取得された場合であっても、第1充電器と第2充電器との少なくとも一方の利用を認証することができる。従って、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
本実施形態によれば、電気車両充電システム100は、第1充電器を利用するための要求である第1要求に関する認証処理に成功した場合に、第1充電器に充電を開始させる指示である第1充電開始指示を第1充電器に送信する第1充電指示部146をさらに備える。
第1充電開始指示は、少なくとも、第1認証キーと、第2認証キーと、充電を開始させる第1充電器を識別するための第1機器識別情報(第1機器ID)のうちの予め定められたいずれか1つを含む。
これにより、第1認証キーと、第2認証キーと、第1機器IDと、のいずれかを用いて、第1充電器に第1充電開始指示を与えることができる。そのため、第1認証キーと第2認証キーとのいずれの認証キーが取得された場合であっても、ユーザは、第1充電器を利用して充電することができる。従って、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
本実施形態によれば、電気車両充電システム100は、充電実績記憶部171と、第1実績更新部172とをさらに備える。
充電実績記憶部171は、第1充電器を利用した充電の実績と第2認証キーとが関連付けられた第1充電実績データ171a_2又は171a_3を記憶するための記憶部である。第1実績更新部172は、第1充電開始指示に応じた充電が完了した場合に、第1充電実績データ171a_2又は171a_3を生成して充電実績記憶部171に記憶させる。第1実績更新部172は、第1充電開始指示に対応する第2認証キーを用いて第1充電実績データ171a_2又は171a_3を生成する。
これにより、第2認証キーを用いて、ユーザごとの充電の実績をまとめ、充電の実績に応じて請求する費用をユーザごとにまとめることができる。従って、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
本実施形態によれば、第1充電実績データ171a_3は、第1認証キーがさらに関連付けられている。第1実績更新部172は、第1充電開始指示に対応する第1認証キーをさらに用いて第1充電実績データ171a_3を生成する。
これにより、第1認証キーと第2認証キーとの任意の一方を用いて、ユーザごとの充電の実績をまとめ、充電の実績に応じて請求する費用をユーザごとにまとめることができる。従って、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
本実施形態によれば、第1管理装置104は、第1要求取得部141、第1問合せ部145及び第1認証部144を備える。
第1要求取得部141は、第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、のいずれか一方の認証キーを含んでおり、第1充電器を利用するための要求である第1要求を取得する。
第1問合せ部145は、第1要求に含まれる一方の認証キーが第1認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第1認証キーに紐付けられた第2認証キーを用いた認証の結果を取得し、第1要求に含まれる一方の認証キーが第2認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第2認証キーに紐付けられた第1認証キーを取得する。
第1認証部144は、第1認証キーを用いる認証処理である第1認証処理を実行する。
これにより、第1充電器が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれの認証キーが取得された場合であっても、第1充電器の利用を認証することができる。従って、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
本実施形態によれば、第1管理装置104は、第1要求に関する認証が成功した場合に、第1要求にて利用が要求された第1充電器へ、充電を開始させる指示である第1充電開始指示を送信する第1充電指示部146をさらに備える。
これにより、第1充電器に第1充電開始指示を与えることができる。そのため、第1認証キーと第2認証キーとのいずれの認証キーが取得された場合であっても、ユーザは、第1充電器を利用して充電することができる。従って、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
本実施形態によれば、第1管理装置104は、第1要求に関する認証の結果をユーザ端末へ通知する第1結果通知部148をさらに備える。
これにより、ユーザは、第1要求に関する認証の結果を知ることができる。従って、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
本実施形態によれば、第2管理装置105は、第2要求取得部151、第2問合せ部155及び第2認証部154を備える。
第2要求取得部151は、第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、のいずれか一方の認証キーを含んでおり、第2充電器を利用するための要求である第2要求を取得する。
第2問合せ部155は、第2要求に含まれる一方の認証キーが第1認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第1認証キーに紐付けられた第2認証キーを取得する。
第2認証部154は、第2要求に含まれる一方の認証キーが第2認証キーである場合に、第2認証キーを用いる認証処理である第2認証処理を実行する。
これにより、第2充電器が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれの認証キーが取得された場合であっても、第2充電器の利用を認証することができる。従って、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
本実施形態によれば、第2管理装置105は、第2要求に関する認証が成功した場合に、第2要求にて利用が要求された第2充電器へ、充電を開始させる指示である第2充電開始指示を送信する第2充電指示部156をさらに備える。
これにより、第2充電器に第2充電開始指示を与えることができる。そのため、第1認証キーと第2認証キーとのいずれの認証キーが取得された場合であっても、ユーザは、第2充電器を利用して充電することができる。従って、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
本実施形態によれば、第2管理装置105は、第2要求に関する認証の結果をユーザ端末へ通知する第2結果通知部158をさらに備える。
これにより、ユーザは、第2要求に関する認証の結果を知ることができる。従って、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
(変形例1)
実施形態1では、電気車両充電システム100が紐付け装置106を備える例を説明した。しかし、電気車両充電システムは、紐付け装置106を備えなくてもよい。この場合、実施形態1に係る紐付け装置106の機能161~164は、例えば、第1管理装置104と第2管理装置105との一方又は両方に備えられるとよい。
図29は、変形例1に係る第1管理装置104の機能的な構成の一例を示す図である。図29では、第1管理装置104が実施形態1に係る紐付け装置106の機能161~164を備える場合の第1管理装置104の機能的な構成例を示す。
また、電気車両充電システムは、実績管理装置107を備えなくてもよい。この場合、実施形態1に係る実績管理装置107の機能171~173は、例えば、第1管理装置104と第2管理装置105との一方又は両方に備えられるとよい。例えば、第1管理装置104は、第1充電実績データ171aを記憶するための充電実績記憶部171と、第1実績更新部172とを備えてもよい。例えば、第2管理装置105は、第2充電実績データ171bを記憶するための充電実績記憶部171と、第2実績更新部173とを備えてもよい。
本変形例によっても、実施形態1と同様の効果を奏する。
(実施形態2)
実施形態1では、第2認証キーが第2要求に含まれる場合に、第2認証部154が第2認証処理を実行する例を説明した。しかし、第2要求に含まれる一方の認証キーが第2認証キーである場合に、第1問合せ部145が、紐付け装置106に問合せることによって、当該第2認証キーに紐付けられた第1認証キーを用いた認証の結果を取得してもよい。
実施形態2に係る電気車両充電システム100の機能的及び物理的な構成は、実施形態1に係る電気車両充電システム100と概ね同様でよい。
ただし、本実施形態に係る第2認証部154は、第2要求に含まれる一方の認証キーが第2認証キーであり、第1問合せ部145が紐付け装置106(詳細後述)に問合せた結果、当該第1認証キーに紐付けられた第2認証キーを取得できない場合に、当該第2認証キーを用いて第1認証処理を実行するとよい。
また、本実施形態に係る第2問合せ部155は、第2要求に含まれる一方の認証キーが第2認証キーである場合に、紐付け装置106に問合せることによって、当該第2認証キーに紐付けられた第1認証キーを用いた認証の結果を取得する。第2問合せ部155は、第1認証キーを用いた認証処理を実行する第1管理装置104から認証の結果を直接取得してもよく、第1管理装置104から紐付け装置106を介して認証の結果を取得してもよい。
本実施形態において、ユーザが第1充電器102を利用して充電しようとする場合の処理は、実施形態1と同様でよい(図23~25参照)。本実施形態では、ユーザが第2充電器103を利用して充電しようとする場合の処理が、実施形態1とは異なる。
図30は、実施形態2に係る電気車両充電システム100が実行する処理の流れを示す図である。図30に示す処理は、実施形態1において図26に示す処理に代わるものである。図27及び28に示す処理は、本実施形態においても同様に実行されるとよい。
図30を参照する。
第2認証キーが第2要求に含まれる場合(ステップS132;第2認証キー)、第2問合せ部155は、第2認証キーを含む問合わせを紐付け装置106へ送信する。これにより、変換部162は、問合せを取得する(ステップS251)。
ステップS251にて、変換部162は、第2充電器103が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれか一方の認証キー(ここでは、第2認証キー)を取得する。
変換部162は、紐付けデータ161aに基づいて、ステップS251にて取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キー(ここでは、第1認証キー)を特定する(ステップS252)。
処理部163は、第2処理を実行する(ステップS253)。ここでの第2処理は、ステップS252にて特定した第1認証キーを第1管理装置104へ送信する処理である。
第1認証部144は、ステップS253にて送信された第1認証キー(すなわち、第2要求に基づく第1認証キー)を紐付け装置106から取得する(ステップS254)。
第1認証部144は、ステップS254にて取得された第1認証キーを用いて、ステップS107と同様の第1認証処理を実行する(ステップS255)。
第1認証部144は、ステップS255での認証(第1認証処理)の結果を第2管理装置105へ送信する(ステップS256)。第2問合せ部155は、ステップS256にて送信された認証の結果を取得する(ステップS257)。
第2充電指示部156は、ステップS257で取得した認証の結果に基づいて、認証(第2要求に基づく第1認証処理)に成功したか否かを判定する(ステップS258)。第2要求に関する認証が成功した場合(ステップS258;Yes)、第2充電指示部156は、実施形態1と同様のステップS138を実行する。
第2結果通知部158は、ステップS138の後に、又は、第2要求に関する認証が失敗した場合、すなわち第2要求に関する認証が成功しなかった場合(ステップS258;No)、実施形態1と同様のステップS139を実行する。
本実施形態によっても、実施形態1と同様に、第1充電器が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれの認証キーが取得された場合であっても、第1充電器の利用を認証することができる。従って、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
また、実施形態1と同様に、第2充電器が利用される際に、第1認証キーと第2認証キーとのいずれの認証キーが取得された場合であっても、第2充電器の利用を認証することができる。従って、充電サービスの利用におけるユーザの利便性を向上させることが可能になる。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態及び変形例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、実施の形態の各々で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。実施の形態の各々では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の実施の形態及び変形例は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1.
第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、を互いに紐付ける紐付けデータを記憶するための紐付け記憶手段と、
前記第1充電器が利用される際に、前記第1認証キーと前記第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、前記紐付けデータに基づいて、前記取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定する変換手段と、
前記第1充電器が利用される際に特定された前記他方の認証キーを用いて、前記第1充電器の利用を認証するための処理である第1処理を実行する処理手段とを備える
電気車両充電システム。
2.
前記第1充電器を管理する第1管理装置と、
前記第2充電器を管理する第2管理装置と、
紐付け装置とを備え、
前記第1管理装置は、前記第1認証キーを用いる認証処理である第1認証処理を実行する第1認証手段を含み、
前記第2管理装置は、前記第2認証キーを用いる認証処理である第2認証処理を実行する第2認証手段を含み、
前記紐付け装置は、前記紐付け記憶手段、前記変換手段及び前記処理手段を含み、
前記変換手段は、前記第1充電器が利用される際に前記一方の認証キーを前記第1管理装置から取得する
1.に記載の電気車両充電システム。
3.
前記第1充電器を管理する第1管理装置と、
前記第2充電器を管理する第2管理装置とを備え、
前記第1管理装置は、
前記第1認証キーを用いる認証処理である第1認証処理を実行する第1認証手段を含み、
前記第2管理装置は、
前記紐付け記憶手段、前記変換手段及び前記処理手段と、
前記第2認証キーを用いる認証処理である第2認証処理を実行する認証手段とを含み、
前記変換手段は、前記第1充電器が利用される際に前記一方の認証キーを前記第1管理装置から取得する
1.に記載の電気車両充電システム。
4.
前記変換手段は、さらに、前記第2充電器が利用される際に、前記第1認証キーと前記第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、前記紐付けデータに基づいて、当該取得された前記一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定し、
前記処理手段は、さらに、前記第2充電器が利用される際に特定された前記他方の認証キーを用いて、前記第2充電器の利用を認証するための処理である第2処理を実行する
1.に記載の電気車両充電システム。
5.
前記第1充電器を管理する第1管理装置と、
前記第2充電器を管理する第2管理装置と、
紐付け装置とを備え、
前記第1管理装置は、前記第1認証キーを用いる認証処理である第1認証処理を実行する第1認証手段を含み、
前記第2管理装置は、前記第2認証キーを用いる認証処理である第2認証処理を実行する第2認証手段を含み、
前記紐付け装置は、前記紐付け記憶手段、前記変換手段及び前記処理手段を含む
前記変換手段は、前記第1充電器が利用される際に前記一方の認証キーを前記第1管理装置から取得し、前記第2充電器が利用される際に前記一方の認証キーを前記第2管理装置から取得する
4.に記載の電気車両充電システム。
6.
前記第1認証キーと前記第2認証キーとを紐づけた紐付けデータを、ユーザが利用する端末装置から取得して前記紐付け記憶手段に記憶させる登録手段をさらに備える
1.から5.のいずれか1つに記載の電気車両充電システム。
7.
前記第1充電器を利用するための要求である第1要求に関する認証処理に成功した場合に、前記第1充電器に充電を開始させる指示である第1充電開始指示を前記第1充電器に送信する第1充電指示手段をさらに備え、
前記第1充電開始指示は、少なくとも、前記第1認証キーと、前記第2認証キーと、充電を開始させる前記第1充電器を識別するための第1機器識別情報と、のうちの予め定められたいずれか1つを含む
1.から6.のいずれか1つに記載の電気車両充電システム。
8.
前記第1充電器を利用した充電の実績と前記第2認証キーとが関連付けられた第1充電実績データを記憶するための充電実績記憶手段と、
前記第1充電開始指示に応じた充電が完了した場合に、前記第1充電実績データを生成して前記充電実績記憶手段に記憶させる第1実績更新手段とをさらに備え、
前記第1実績更新手段は、前記第1充電開始指示に対応する前記第2認証キーを用いて前記第1充電実績データを生成する
7.に記載の電気車両充電システム。
9.
第1充電実績データは、前記第1認証キーがさらに関連付けられており、
前記第1実績更新手段は、前記第1充電開始指示に対応する前記第1認証キーをさらに用いて前記第1充電実績データを生成する
8.に記載の電気車両充電システム。
10.
第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、のいずれか一方の認証キーを含んでおり、前記第1充電器を利用するための要求である第1要求を取得する第1要求取得手段と、
前記第1要求に含まれる一方の認証キーが前記第1認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第1認証キーに紐付けられた前記第2認証キーを用いた認証の結果を取得し、前記第1要求に含まれる一方の認証キーが前記第2認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第2認証キーに紐付けられた前記第1認証キーを取得する第1問合せ手段と、
前記第1認証キーを用いる認証処理である第1認証処理を実行する第1認証手段とを備える
第1管理装置。
11.
前記第1要求に関する認証が成功した場合に、前記第1要求にて利用が要求された前記第1充電器へ、充電を開始させる指示である第1充電開始指示を送信する第1充電指示手段をさらに備える
10.に記載の第1管理装置。
12.
前記第1要求に関する認証の結果をユーザ端末へ通知する第1結果通知手段をさらに備える
10.又は11.に記載の第1管理装置。
13.
前記第1充電器を利用した充電の実績と前記第2認証キーとが関連付けられた第1充電実績データを記憶するための充電実績記憶手段と、
前記第1充電開始指示に応じた充電が完了した場合に、前記第1充電開始指示に対応する前記第2認証キーを用いて前記第1充電実績データを生成して前記充電実績記憶手段に記憶させる第1実績更新手段とをさらに備える
10.から12.のいずれか1つに記載の第1管理装置。
14.
第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、のいずれか一方の認証キーを含んでおり、前記第2充電器を利用するための要求である第2要求を取得する第2要求取得手段と、
前記第2要求に含まれる一方の認証キーが前記第1認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第1認証キーに紐付けられた前記第2認証キーを取得する第2問合せ手段と、
前記第2要求に含まれる一方の認証キーが前記第2認証キーである場合に、前記第2認証キーを用いる認証処理である第2認証処理を実行する第2認証手段とを備える
第2管理装置。
15.
前記第2要求に関する認証が成功した場合に、前記第2要求にて利用が要求された前記第2充電器へ、充電を開始させる指示である第2充電開始指示を送信する第2充電指示手段をさらに備える
14.に記載の第2管理装置。
16.
前記第2要求に関する認証の結果をユーザ端末へ通知する第2結果通知手段をさらに備える
14.又は15.に記載の第2管理装置。
17.
前記第2充電器を利用した充電の実績と前記第1認証キーとが関連付けられた第2充電実績データを記憶するための充電実績記憶手段と、
前記第2充電開始指示に応じた充電が完了した場合に、前記第2充電開始指示に対応する前記第2認証キーを用いて前記第2充電実績データを生成して前記充電実績記憶手段に記憶させる第2実績更新手段とをさらに備える
14.から16.のいずれか1つに記載の第2管理装置。
18.
第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、を互いに紐付ける紐付けデータを記憶するための紐付け記憶手段を備えるコンピュータを含む1つ以上のコンピュータが、
前記第1充電器が利用される際に、前記第1認証キーと前記第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、前記紐付けデータに基づいて、前記取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定し、
前記第1充電器が利用される際に特定された前記他方の認証キーを用いて、前記第1充電器の利用を認証するための処理である第1処理を実行する
電気車両充電方法。
19.
第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、を互いに紐付ける紐付けデータを記憶するための紐付け記憶手段を備えるコンピュータを含む1つ以上のコンピュータに、
前記第1充電器が利用される際に、前記第1認証キーと前記第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、前記紐付けデータに基づいて、前記取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定し、
前記第1充電器が利用される際に特定された前記他方の認証キーを用いて、前記第1充電器の利用を認証するための処理である第1処理を実行することを実行させるためのプログラム。
20.
第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、を互いに紐付ける紐付けデータを記憶するための紐付け記憶手段を備えるコンピュータを含む1つ以上のコンピュータに、
前記第1充電器が利用される際に、前記第1認証キーと前記第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、前記紐付けデータに基づいて、前記取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定し、
前記第1充電器が利用される際に特定された前記他方の認証キーを用いて、前記第1充電器の利用を認証するための処理である第1処理を実行することを実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
100 電気車両充電システム
101 ユーザ端末
102 第1充電器
103 第2充電器
104 第1管理装置
105 第2管理装置
106 紐付け装置
107 実績管理装置
111 端末保持部
112 第1端末通信部
113 第2端末通信部
116 操作受付部
117 充電要求処理部
121 第1プラグ
122 第1端末間通信部
123 第1充電制御部
131 第2プラグ
132 第2端末間通信部
133 第2充電制御部
141 第1要求取得部
142 第1登録データ記憶部
142a 第1登録データ
143 第1登録部
144 第1認証部
145 第1問合せ部
146 第1充電指示部
147 第1完了通知部
148 第1結果通知部
151 第2要求取得部
152 第2登録データ記憶部
152a 第2登録データ
153 第2登録部
154 第2認証部
155 第2問合せ部
156 第2充電指示部
157 第2完了通知部
158 第2結果通知部
161 紐付け記憶部
161a 紐付けデータ
162 変換部
163 処理部
164 登録部
171 充電実績記憶部
171a 第1充電実績データ
171b 第2充電実績データ
172 第1実績更新部
173 第2実績更新部

Claims (10)

  1. 第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、を互いに紐付ける紐付けデータを記憶するための紐付け記憶手段と、
    前記第1充電器が利用される際に、前記第1認証キーと前記第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、前記紐付けデータに基づいて、前記取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定する変換手段と、
    前記第1充電器が利用される際に特定された前記他方の認証キーを用いて、前記第1充電器の利用を認証するための処理である第1処理を実行する処理手段とを備える
    電気車両充電システム。
  2. 前記第1充電器を管理する第1管理装置と、
    前記第2充電器を管理する第2管理装置と、
    紐付け装置とを備え、
    前記第1管理装置は、前記第1認証キーを用いる認証処理である第1認証処理を実行する第1認証手段を含み、
    前記第2管理装置は、前記第2認証キーを用いる認証処理である第2認証処理を実行する第2認証手段を含み、
    前記紐付け装置は、前記紐付け記憶手段、前記変換手段及び前記処理手段を含み、
    前記変換手段は、前記第1充電器が利用される際に前記一方の認証キーを前記第1管理装置から取得する
    請求項1に記載の電気車両充電システム。
  3. 前記変換手段は、さらに、前記第2充電器が利用される際に、前記第1認証キーと前記第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、前記紐付けデータに基づいて、当該取得された前記一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定し、
    前記処理手段は、さらに、前記第2充電器が利用される際に特定された前記他方の認証キーを用いて、前記第2充電器の利用を認証するための処理である第2処理を実行する
    請求項1又は2に記載の電気車両充電システム。
  4. 前記第1認証キーと前記第2認証キーとを紐づけた紐付けデータを、ユーザが利用する端末装置から取得して前記紐付け記憶手段に記憶させる登録手段をさらに備える
    請求項1又は2に記載の電気車両充電システム。
  5. 前記第1充電器を利用するための要求である第1要求に関する認証処理に成功した場合に、前記第1充電器に充電を開始させる指示である第1充電開始指示を前記第1充電器に送信する第1充電指示手段をさらに備え、
    前記第1充電開始指示は、少なくとも、前記第1認証キーと、前記第2認証キーと、充電を開始させる前記第1充電器を識別するための第1機器識別情報と、のうちの予め定められたいずれか1つを含む
    請求項1又は2に記載の電気車両充電システム。
  6. 前記第1充電器を利用した充電の実績と前記第2認証キーとが関連付けられた第1充電実績データを記憶するための充電実績記憶手段と、
    前記第1充電開始指示に応じた充電が完了した場合に、前記第1充電実績データを生成して前記充電実績記憶手段に記憶させる第1実績更新手段とをさらに備え、
    前記第1実績更新手段は、前記第1充電開始指示に対応する前記第2認証キーを用いて前記第1充電実績データを生成する
    請求項5に記載の電気車両充電システム。
  7. 第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、のいずれか一方の認証キーを含んでおり、前記第1充電器を利用するための要求である第1要求を取得する第1要求取得手段と、
    前記第1要求に含まれる一方の認証キーが前記第1認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第1認証キーに紐付けられた前記第2認証キーを用いた認証の結果を取得し、前記第1要求に含まれる一方の認証キーが前記第2認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第2認証キーに紐付けられた前記第1認証キーを取得する第1問合せ手段と、
    前記第1認証キーを用いる認証処理である第1認証処理を実行する第1認証手段とを備える
    第1管理装置。
  8. 第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、のいずれか一方の認証キーを含んでおり、前記第2充電器を利用するための要求である第2要求を取得する第2要求取得手段と、
    前記第2要求に含まれる一方の認証キーが前記第1認証キーである場合に、紐付け装置に問合せることによって、当該第1認証キーに紐付けられた前記第2認証キーを取得する第2問合せ手段と、
    前記第2要求に含まれる一方の認証キーが前記第2認証キーである場合に、前記第2認証キーを用いる認証処理である第2認証処理を実行する第2認証手段とを備える
    第2管理装置。
  9. 第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、を互いに紐付ける紐付けデータを記憶するための紐付け記憶手段を備えるコンピュータを含む1つ以上のコンピュータが、
    前記第1充電器が利用される際に、前記第1認証キーと前記第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、前記紐付けデータに基づいて、前記取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定し、
    前記第1充電器が利用される際に特定された前記他方の認証キーを用いて、前記第1充電器の利用を認証するための処理である第1処理を実行する
    電気車両充電方法。
  10. 第1規格に準拠した第1充電器を利用するために割り当てられた第1認証キーと、第2規格に準拠した第2充電器を利用するために割り当てられた第2認証キーと、を互いに紐付ける紐付けデータを記憶するための紐付け記憶手段を備えるコンピュータを含む1つ以上のコンピュータに、
    前記第1充電器が利用される際に、前記第1認証キーと前記第2認証キーとのいずれか一方の認証キーを取得すると、前記紐付けデータに基づいて、前記取得された一方の認証キーに紐付けられた他方の認証キーを特定し、
    前記第1充電器が利用される際に特定された前記他方の認証キーを用いて、前記第1充電器の利用を認証するための処理である第1処理を実行することを実行させるためのプログラム。
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