JP2024021205A - 画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザに手間をかけることなく適切な空間やタイミングで効果的な自動撮影をすることを可能にした画像処理プログラムを提供すること。【解決手段】 ユーザの操作に応じて仮想空間内のオブジェクトを制御する機能をユーザ端末に実現させるための画像処理プログラムであって、ユーザ端末に、ユーザの操作に基づいて前記仮想空間内でオブジェクトの位置が更新される様子を表示する表示機能と、ユーザの操作に基づいて前記仮想空間内の探索空間を指定する空間指定機能と、前記探索空間と、前記オブジェクトとの位置を判定する前記オブジェクトの位置判定機能と、前記位置判定機能に基づいて、前記オブジェクトを画角に含むように自動撮影を行う自動撮影機能と、を有することを特徴とする構成とした。【選択図】 図1

Description

本発明は、仮想空間内の撮影に関し、特に撮影アシストに関するものである。
従来、バーチャル空間のダイジェスト動画などを自動で撮影して保存する技術がある。
例えば、特許文献1では撮影対象オブジェクトの自動撮影の為に、撮影のタイミングを一連の動作として設定する技術が開示されている。
特開2019-166330号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、撮影対象オブジェクトの自動撮影の為に、撮影のタイミングを一連の動作として設定する為ユーザの手間がかかってしてしまう。
そこで、本発明の目的は、よりユーザに手間をかけることなく適切な空間やタイミングで効果的な自動撮影をすることを可能にした画像処理プログラムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、ユーザの操作に応じて仮想空間内のオブジェクトを制御する機能をユーザ端末に実現させるための画像処理プログラムであって、ユーザ端末に、ユーザの操作に基づいて前記仮想空間内でオブジェクトの位置が更新される様子を表示する表示機能と、ユーザの操作に基づいて前記仮想空間内の探索空間を指定する空間指定機能と、前記探索空間と、前記オブジェクトとの位置を判定する前記オブジェクトの位置判定機能と、前記位置判定機能に基づいて、前記オブジェクトを画角に含むように自動撮影を行う自動撮影機能と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザに手間をかけることなく適切な空間やタイミングで効果的な自動撮影をすることを可能にした画像処理プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像表示制御装置を示す図 本発明の第1の実施形態に係る画像表示制御装置内の画像処理プログラムのフローチャートを示す図 本発明の第1の実施形態に係る画像表示制御装置内の画像処理プログラムを示す図 本発明の第1の実施の形態に係るオブジェクトの自動撮影を行う空間とタイミングについて示す図 本発明の第2の実施形態に係る画像表示制御装置内の画像処理プログラムのフローチャートを示す図 本発明の第2の実施の形態に係るオブジェクトの自動撮影のタイミングについて示す図
図1は、第1の実施の形態に係る表示制御装置100(ユーザ端末)の構成を示す図である。本実施形態では、本発明の実施にあたり必要な構成要件を備える画像処理システムを表示制御装置100単体で実現する例について説明する。しかしこれに限らず、本実施形態における表示制御装置100の一部の構成要件をサーバー、外付けのコントローラ等の外部装置が備えて全体で画像処理システムを構成していてもよい。
本実施形態においては、表示制御装置100はゲーム機である。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る、フローチャートを示す図である。
まず、図1を用いて本発明の第1の実施形態に関わる構成を説明する。
次に、図3を用いて、本発明の第1の実施形態に関わるオブジェクトの自動撮影を行う表示制御装置100内の後述するCPU101により制御されるプログラムについて説明する。
次に、図4を用いて、本発明の第1の実施形態に関わるオブジェクトの自動撮影が行われている様子を説明する。
その後、図2のフローチャートを用いて、本発明の第1の実施形態に係る表示制御装置100において、よりユーザに手間をかけることなく適切な空間やタイミングで効果的な自動撮影をすることを可能にした動作シーケンスを説明する。
図1に、本発明を適用可能な表示制御装置100の構成の一例を示す。
表示制御装置100は、パーソナルコンピュータ(以下、PC)などを用いて構成可能なものである。
図1において、内部バス150に対してCPU101、メモリ102、不揮発性メモリ103、画像処理部104、表示部105、操作部106、記録媒体I/F107、外部I/F109が接続されている。内部バス150に接続される各部は、内部バス150を介して互いにデータのやりとりを行うことができるようにされている。
メモリ102は、例えばRAM(半導体素子を利用した揮発性のメモリなど)からなる。
CPU101は、例えば不揮発性メモリ103に格納される後述する画像処理プログラム200に従い、メモリ102をワークメモリとして用いて、表示制御装置100の各部を制御する。
本実施形態においては、後述する画像処理プログラム300を制御して、後述する自動撮影対象オブジェクト403の自動撮影の制御を行う。
詳細については後述する。
不揮発性メモリ103には、画像データや音声データ、その他のデータ、CPU101が動作するための各種プログラムなどが格納される。
本実施形態においては、後述する画像処理プログラム300が格納される。
不揮発性メモリ103は例えばハードディスク(HD)やROMなどで構成される。
画像処理部104は、CPU101の制御に基づいて、不揮発性メモリ103や記録媒体108に格納された画像データや、外部I/F109を介して取得した映像信号、通信I/F110を介して取得した画像データなどに対して各種画像処理を施す。
画像処理部104が行う画像処理には、画像データの符号化処理、圧縮処理、デコード処理、拡大/縮小処理(リサイズ)、ノイズ低減処理、色変換処理などが含まれる。
画像処理部104は特定の画像処理を施すための専用の回路ブロックで構成しても良い。
また、画像処理の種別によっては画像処理部104を用いずにCPU101がプログラムに従って画像処理を施すことも可能である。
表示部105は、CPU101の制御に基づいて、画像やGUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面などを表示する。
CPU101は、後述する画像処理プログラム300内に従い表示制御信号を生成し、表示部105に表示するための映像信号を生成して表示部105に出力するように表示制御装置100の各部を制御する。
表示部105は出力された映像信号に基づいて映像を表示する。
なお、表示制御装置100自体が備える構成としては表示部105に表示させるための映像信号を出力するためのインターフェースまでとし、表示部105は外付けのモニタ(テレビなど)で構成してもよい。
操作部106は、キーボードなどの文字情報入力デバイスや、マウスやタッチパネルといったポインティングデバイス、ボタン、ダイヤル、ジョイスティック、タッチセンサ、タッチパッド、コントローラなどを含む、ユーザ操作を受け付けるための入力デバイスである。
コントローラは、後述する、自動撮影領域402の変形を行うために、十字キーや、ジョイスティック、複数のボタンを含む。
なお、タッチパネルは、ディスプレイ105に重ね合わせて平面的に構成され、接触された位置に応じた座標情報が出力されるようにした入力デバイスである。
なお操作部106にタッチパネルが含まれる場合、CPU101はタッチパネルへの以下の操作。あるいは状態を検出でき、ユーザ操作により後述する自動撮影領域402の変形を簡便に行うことが可能となっている。
・タッチパネルにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネルにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)。
・タッチパネルへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)。
・タッチパネルに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてCPU101に通知され、CPU101は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式のものがあるが、いずれの方式でもよい。
記憶媒体I/F107は、メモリーカードやCD、DVDといった記録媒体108が装着可能とされ、CPU101の制御に基づき、装着された記録媒体108からのデータの読み出しや、当該記録媒体108に対するデータの書き込みを行う。
本実施形態においては、CPU101の制御に基づき、後述する自動撮影対象オブジェクト403の撮影画像が格納される。
外部I/F109は、外部機器と有線ケーブルや無線によって接続し、映像信号や音声信号の入出力を行うためのインターフェースである。通信I/F110は、外部機器やインターネット111などと通信して、ファイルやコマンドなどの各種データの送受信を行うためのインターフェースである。
次に、図3を用いて、本発明の第1の実施形態に関わるオブジェクトの自動撮影を行うCPU101により制御されるプログラムを説明する。
図3は、CPU101の指示に基づいて実行される不揮発性メモリ103内の画像処理プログラム300および画像処理プログラム300の一部を構成するモジュールを示すブロック図である。
本実施形態における画像処理プログラム300は、ユーザがキャラクタを操作してゲーム内(仮想空間内)の陸上競技場を走って競争する陸上競技ゲームを実現するためのプログラムである。
空間指定モジュール301は、CPU101がユーザによる操作部106への操作を反映して自動撮影領域402(探索空間)をゲームの仮想空間内で指定し(空間指定機能、空間指定処理)指定された自動撮影領域402を表示部105に表示する。
オブジェクト位置判定モジュール302は、CPU101の指示に基づいて、後述する自動撮影対象オブジェクト403が、自動撮影領域402の内側にいるか、自動撮影領域402の外側にいるかを判定する。
オブジェクト繰り返し判定モジュール303は、CPU101の指示に基づいて、後述する自動撮影モジュール304にて既に自動撮影された後述する撮影済画像404と自動撮影対象オブジェクト403との距離がユーザの設定より大きいか否かを判定する。
具体的に、本実施形態ではCPU101の制御により、陸上競技が行われているので、ユーザからの操作により、自動撮影モジュール304は、何週にもわたり自動撮影領域402の中を走ることになる。
そこで本実施形態では、自動撮影領域402の中においてでも自動撮影対象オブジェクト403が例えば以前の周回と同じ軌跡のときはよりハイライト(注目すべき、撮影、記録すべき)となるタイミングではないものとする。
一方で、自動撮影領域402の中においても、自動撮影対象オブジェクト403が以前の周回と大きく異なる軌跡であるときは、対戦相手のオブジェクトを追い抜いたときなどのハイライトとなるタイミングであるものとする。
そのような、ハイライトとなるタイミングを判定する為に、CPU101の制御により、オブジェクト繰り返し判定モジュールは上記判定を行う。
本モジュールは変化の少ない画像が繰り返し多く撮影(キャプチャー、切り出し)されることを防ぐためのものである。
本実施形態では、後述する撮影済画像404目の座標Rと、後述する自動撮影対象オブジェクト403目の座標Qとの後述する距離405は陸上競技ゲーム内の陸上競技場内で示される距離405によりユーザが指定できる。
例えば、距離405はユーザにより3メートルと陸上競技ゲーム上では指定されるものとする。
CPU101はユーザから指定されたメートルと仮想空間内における長さとの関係を示すテーブル(例えばメモリ102に記憶)に基づいて、オブジェクト繰り返し判定モジュールにて判定を行う。
自動撮影モジュール304は、CPU101の指示に基づいて、後述する図2に示すフローチャートで示したタイミングで、自動撮影対象オブジェクト403を自動撮影する(自動撮影処理、自動撮影機能)。
このときCPU101の指示に基づいて、オブジェクト繰り返し判定モジュール303が自動撮影された撮影済画像404における自動撮影対象オブジェクト403と現在の自動撮影対象オブジェクト403との距離がユーザの設定する閾値と比較する。比較した結果、閾値より小さいと判定されたときは、閾値より大きいと判定されたときに比べてより少ない数(撮影頻度)で自動撮影を行う。
例えば、その周回においては連写数2枚の撮影を行う。
一方で、CPU101の指示に基づいて、オブジェクト繰り返し判定モジュール303が、既に自動撮影された撮影済画像404と、後述する自動撮影対象オブジェクト403との距離がユーザの設定より大きいと判定されたときはより多くの撮影を行う。
例えば、その周回においては連写数10枚の撮影を行う。
後述するが、自動撮影モジュール304では撮影の際に、表示部105に表示されている画角からのみの画像を撮影するのではなく、自動撮影対象オブジェクト403を中心とした360度の画像を撮影してもよい。
保存モジュール305は、CPU101の指示に基づいて、自動撮影モジュール304にて撮影された自動撮影対象オブジェクト403の撮影画像を記録媒体I/F107を介して、記録媒体108に保存する。
次に、図4(a)~(e)を用いて、本発明の第1の実施形態に関わるオブジェクトの自動撮影が行われている様子を説明する。
図4は、表示制御装置100内の表示部105に、ユーザからの指示により、CPU101を介して、実行される画像処理プログラムによりゲーム画面が表示されている様子を示している図である。
図4(a)は、ユーザが操作部106を操作することにより、陸上競技ゲームが開始され、表示部105に陸上トラック401が表示されている様子を示す図である。
本実施形態においては、CPU101の指示に基づいて、表示部105に陸上トラック401が表示される。
図4(b)は、ユーザが操作部106の不図示のコントローラで決定ボタン等を操作することにより、自動撮影領域402が移動され、ユーザの指定する位置に配置されている様子を示す図である。自動撮影領域402は、陸上トラック401を含む陸上競技のコースが表示されている任意のタイミングで同コース上に設定可能であるものとする。例えばユーザがメニュー画面を表示する機能が割り当てられたボタンを操作することによりメニュー画面が表示され、メニュー項目内の「自動撮影領域の設定」を選択すると自動撮影領域402が所定の位置に所定の大きさで配置される。ユーザはコントローラ等を用いて位置の変更領域の拡縮、領域の形状の選択(直方体以外の形状があってもよい。配置した位置に応じて陸上トラック401に沿う形状に変化するなどしてもよい)を行い、自動撮影領域402が指定する領域を確定する。
またこのとき、自動撮影領域402に対象オブジェクトが存在したタイミングで行われる自動撮影の撮影条件を設定可能に構成されていてもよい。例えばシャッタースピード、絞り、ISO感度、WB等が設定できてもよい。CPU101は、設定されたシャッタースピードに基づいて合成枚数等を決定し、ISO感度、WBに応じて明るさ、色味を決定する。
本実施形態においては、自動撮影領域402が配置されている座標は、A,B,C,Dの4つの点の座標にて示される長方形と、長方形からの奥行情報で示されるE,F,G、Hの点で示される長方形にて形成される直方体にて示される。
本実施形態においては、A~H点により形成される自動撮影領域402は、ユーザが操作部106の不図示のコントローラを操作することにより、移動させることもできるし、角度や大きさなどを変更させることも可能である。
具体的に、ユーザが操作部106のコントローラにて、A~H点の各々の点を不図示のカーソルでつまんで移動させるような操作をすることにより、CPU101が、自動撮影領域402の変形を行うことができる。
図4(c)は、自動撮影対象オブジェクト403(ゲ―ム内のキャラクタ)がちょうど自動撮影領域402内を走っている様子を示している。
オブジェクト位置判定モジュール302はゲーム中、CPU101の指示に基づいて、自動撮影領域402内に自動撮影対象オブジェクトが存在するか否かを判定している(位置判定処理)。
例えば、本実施形態においては自動撮影対象オブジェクト403の目の座標Qが、自動撮影領域403内に含まれたタイミングでフラグを立て、このフラグに基づいて自動撮影モジュール304にて自動撮影が行われる。
図4(d)は、過去に撮影された自動撮影対象オブジェクト403の画像が撮影済画像404として表示されている。また、現在ユーザが操作部106のコントローラにて操作する自動撮影対象オブジェクト403が表示されている。
また、CPU101の指示に基づいて、繰り返し判定モジュール303により、撮影済画像404目の座標Rと、自動撮影対象オブジェクト403の目の座標Qとの距離がユーザの設定より大きいか否かを判定する為の距離405を示す図でもある。
距離405は、前述した繰り返し判定モジュール303の説明の通り、変化の少ない画像が繰り返し撮影(キャプチャー、切り出し)されることを防ぐための距離ある。
本図においては、前述した通り、距離405は陸上競技ゲーム内では例えば3メートルとユーザにより設定されているものとする。CPU101はユーザの設定した実空間に基づく「3m」という長さの単位を仮想空間上の長さに換算して設定を行う。CPU101の指示に基づいて、繰り返し判定モジュール303は、撮影済画像404目の座標Rと、自動撮影対象オブジェクト403目の座標Qの距離が3メートルより大きいと判定されているものとする。
以下に、図2を説明して、本発明の第1の実施形態に係る、よりユーザに手間をかけることなく適切な空間やタイミングで効果的な自動撮影をすることを可能にした動作シーケンスを説明する。本フローは、CPU101により画像処理プログラム300の一部が実行される。
ステップS2000では、ユーザの操作により表示制御装置100の電源がオンされるのを受け付け、電源がオンされた場合ゲームがCPU101の制御により開始されステップS2001に進む。
ステップS2001では、表示制御装置100は、ユーザの操作により、表示部106に陸上競技を行う為のゲームの表示が行う。
本実施形態では、図4(a)で説明したように、陸上競技ゲームが開始されると、表示部105に陸上トラック401が表示さる。
また、本実施形態ではこのタイミングより自動撮影領域402の設定の受付を開始する。すなわち、表示制御装置100は、ユーザが操作部106の不図示のコントローラを操作することにより、自動撮影領域402の移動や大きさの変形等の操作を受け付ける。
ステップS2002では、表示制御装置100は、操作指示を受信すると、CPU101の指示に基づいて、図4(b)で説明したように、自動撮影領域402の移動や大きさの変形が行われる。
ステップS2003では、CPU101が、ユーザが操作部106の不図示のコントローラを操作することにより、自動撮影対象オブジェクト403を自動撮影領域402の内側で自動撮影するのか外側で自動撮影をするのかの設定を受け付ける。
本実施形態においては、ユーザは自動撮影対象オブジェクト403目の座標Qが、自動撮影領域402内にいるとき自動撮影すると設定するものとする。
ステップS2004では、CPU101は、ユーザが操作部106の不図示のコントローラを操作することにより、自動撮影対象オブジェクト403(ゲーム内の競技者)の移動操作を受け付ける。
本実施形態ステップS2005では、CPU101は移動操作を受信すると、図4(c)で示す図のように、表示部106における自動撮影対象オブジェクト403の位置を更新させる(表示機能)。
具体的には、本実施形態自動撮影対象オブジェクト403である陸上競技者がユーザ操作によって競技場内を走っている様子を表現している。
ステップS2006では、ステップS2003でユーザが設定した自動撮影領域402に基づいて、図4(c)のように位置判定モジュール302により、自動撮影対象オブジェクト403が、自動撮影領域402に存在するか否かを判定する。
本実施形態では、S2003にて、自動撮影対象オブジェクト403目の座標Qが、自動撮影領域402内にいるときに自動撮影すると設定されているとする。CPU101は位置判定モジュール302により、自動撮影対象オブジェクト403の目の座標Qが自動撮影領域402内に存在するか否かを判定する。
本実施形態においては、ユーザからの表示制御装置100への操作により、予め、自動撮影対象オブジェクト403目の座標Qが、自動撮影領域402内にいる時に自動撮影すると設定されているものとする。
ステップS2003において判定結果がYESの場合、ステップS2007へ進む。
またステップS2003において判定結果がNOの場合、ステップS2006を繰り返す。
ステップS2007では、図4(d)で示す図のように、CPU101の指示に基づいて、繰り返し判定モジュール303により、撮影済画像404目の座標Rと、自動撮影対象オブジェクト403目の座標Qとの距離がユーザの設定より大きいか否かを判定する。
一回も自動撮影が行われていない初期状態においては、撮影済画像404は存在しないので、撮影済画像404目の座標Rと、自動撮影対象オブジェクト403目の座標Qとの距離がユーザの設定より大きいと判定する。
ステップS2007において判定結果がYESの場合、ステップS2008へ進む。
ステップS2007において判定結果がNOの場合、ステップS2006へ戻る。
ステップS2008では、S2006にてCPU101が、自動撮影対象オブジェクト403目の座標Qが自動撮影領域402内に存在するか否かを判定する。
S2007にてCPU101が、撮影済画像404目の座標Rと、自動撮影対象オブジェクト403目の座標Qとの距離がユーザの設定より大きいと判定すると、自動撮影モジュール304により自動撮影対象オブジェクト403を自動撮影する。
このとき、撮影方向は表示部105に表示されている方向からのみならず、自動撮影対象オブジェクト403を中心とした360度の方向からぐるりと一周回るように連続撮影を行ってもよい。
ステップS2009では、表示制御装置100は、CPU101の指示に基づいて、撮影画像を保存モジュール305により、記録媒体I/F107を介して、記録媒体108へと保存する。
ステップS2010では、ユーザの操作により表示制御装置100の電源がオフされることを受け付ける。表示制御装置100の電源がオフされるとゲームがCPU101の制御により終了する。
このように、CPU101の指示に基づく、撮影対象のオブジェクト403の位置情報の判定と、CPU101の指示に基づいて、位置判定機能302で判定により自動撮影をする。さらに類似するパターンの撮影を低減させて、ハイライトとなる自動撮影をより多く行うことで、ユーザに手間をかけることなく適切なタイミングで効果的な自動撮影をすることが可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態を例に図5、図6を用いて説明する。
尚、以下においては、第1の実施形態との共通の説明は省略して記載する。
図5は、本発明の第1の実施の形態に係る、フローチャートを示す図である。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係るオブジェクトの自動撮影のタイミングについて示す図である。
まず、図6を用いて、本発明の第2の実施形態に関わるオブジェクトの自動撮影が行われている様子を説明する。
その後、図5のフローチャートを用いて、本発明の第2の実施形態に係る表示制御装置100において、よりユーザに手間をかけることなく適切な空間やタイミングで効果的な自動撮影をすることを可能にした動作シーケンスを説明する。
図6は、表示制御装置100内の表示部105に、ユーザからの指示により、CPU101を介して、実行される画像処理プログラムによりゲーム画面が表示されている様子を示している図である。
自動撮影対象オブジェクト403(ゲ―ム内のキャラクタ)がちょうど自動撮影領域402外を走っている様子を示している。
オブジェクト位置判定モジュール302はゲーム中、CPU101の指示に基づいて、自動撮影領域402に自動撮影対象オブジェクトが存在するか否かを判定している。
例えば、本実施形態においては自動撮影対象オブジェクト403の目の座標Qが、自動撮影領域403外に含まれたタイミングでフラグを立て、このフラグに基づいて自動撮影モジュール304にて自動撮影が行われる。
以下に、図5を説明して、本発明の第2の実施形態に係る、よりユーザに手間をかけることなく適切な空間やタイミングで効果的な自動撮影をすることを可能にした動作シーケンスを説明する。本フローは、CPU101により画像処理プログラム300の一部が実行される。
ステップS5003では、CPU101が、ユーザが操作部106の不図示のコントローラを操作することにより、自動撮影対象オブジェクト403を自動撮影領域402に内側で自動撮影するのか外側で自動撮影するのかの設定を受け付ける。
本実施形態においては、ユーザは自動撮影対象オブジェクト403目の座標Qが、自動撮影領域402外にいるとき自動撮影すると設定するものとする。
ステップS5006では、ステップS2003でユーザが設定した自動撮影領域402に基づいて、図6(a)のように位置判定モジュール302により、自動撮影対象オブジェクト403が自動撮影領域402の外側に存在するか否かを判定する。
本実施形態では、S5003にて、自動撮影対象オブジェクト403目の座標Qが、自動撮影領域402の外側にいるときに自動撮影すると設定されているものとする。CPU101の指示に基づいて、位置判定モジュール302により、自動撮影対象オブジェクト403の目の座標Qが自動撮影領域402の外側に存在することを判定する。
本実施形態においては、ユーザからの表示制御装置100への操作により、予め、自動撮影対象オブジェクト403目の座標Qが、自動撮影領域402外にいるときに自動撮影すると設定されているものとする。
ステップS2007において判定結果がYESの場合、ステップS2007へ進む。
ステップS2007において判定結果がNOの場合、ステップS5006へ戻る。
このように、CPU101の指示に基づく、撮影対象のオブジェクト403の位置情報の判定と、CPU101の指示に基づいて、位置判定機能302で判定により自動撮影をする。さらに類似するパターンの撮影を低減させて、ハイライトとなる自動撮影をより多く行うことで、ユーザにより手間をかけることなく適切なタイミングで効果的な自動撮影をすることが可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 画像処理プログラム
101 CPU
102 メモリ
103 不揮発性メモリ
104 画像処理部
105 表示部
106 操作部
107 記録媒体I/F
108 記録媒体
109 外部I/F

Claims (6)

  1. ユーザの操作に応じて仮想空間内のオブジェクトを制御する機能をユーザ端末に実現させるための画像処理プログラムであって、
    ユーザ端末に、
    ユーザの操作に基づいて前記仮想空間内でオブジェクトの位置が更新される様子を表示する表示機能と、
    ユーザの操作に基づいて前記仮想空間内の探索空間を指定する空間指定機能と、
    前記探索空間と、前記オブジェクトとの位置を判定する位置判定機能と、
    前記位置判定機能に基づいて、前記オブジェクトを画角に含むように自動撮影を行う自動撮影機能と、
    を有することを特徴とする画像処理プログラム。
  2. 前記自動撮影機能は、前記位置判定機能により、前記オブジェクトが前記探索空間の内側にいることを判定された場合に自動撮影を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理プログラム。
  3. 前記自動撮影機能は、前記位置判定機能により、前記オブジェクトが前記探索空間の外側にいることを判定された場合に自動撮影を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理プログラム。
  4. 撮影対象の前記オブジェクトの自動撮影において、探索された前記オブジェクトの位置の変化が閾値より小さい場合は、閾値より大きい場合に比べて撮影頻度を少なくする
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理プログラム。
  5. ユーザの操作に応じて仮想空間内のオブジェクトを制御する機能をユーザ端末に実現させるための画像処理方法であって、
    前記ユーザの操作に基づいて前記仮想空間内でオブジェクトの位置が更新される様子を表示する処理と、
    前記ユーザの操作に基づいて前記仮想空間内の探索空間を指定する空間指定処理と、
    前記探索空間と、前記オブジェクトとの位置を判定する位置判定処理と、
    前記位置判定処理に基づいて、前記オブジェクトを画角に含むように自動撮影を行う自動撮影処理と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  6. ユーザの操作に応じて仮想空間内のオブジェクトを制御する機能をユーザ端末に実現させるための画像処理システムであって、
    前記ユーザの操作に基づいて前記仮想空間内でオブジェクトの位置が更新される様子を表示する表示手段と、
    前記ユーザの操作に基づいて前記仮想空間内の探索空間を指定する空間指定手段と、
    前記探索空間と前記オブジェクトとの位置を判定する位置判定手段と、
    前記位置判定手段による前記探索空間と前記オブジェクトとの位置の判定結果に基づいて、前記オブジェクトを画角に含むように自動撮影を行う自動撮影手段と、
    を有することを特徴とする画像処理システム。
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