JP2024011886A - 作業振分プログラム、情報処理装置及び作業振分方法 - Google Patents

作業振分プログラム、情報処理装置及び作業振分方法 Download PDF

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Yasuyuki Nakada
拓也 上村
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Abstract

【課題】各タスクの処理と各作業者のスキル向上との両方を効率化するタスクの振り分けを行うことを可能とする作業振分プログラム、情報処理装置及び作業振分方法を提供する。【解決手段】複数の作業者ごとに、各作業者が過去に処理した複数の第1タスクの難易度と処理時間とから各作業者の行動特性を特定し、複数の作業者ごとの行動特性と複数の第2タスクの難易度とに基づいて、複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分ける。【選択図】図5

Description

本発明は、作業振分プログラム、情報処理装置及び作業振分方法に関する。
例えば、企業等の組織(以下、単に組織とも呼ぶ)において、複数の作業者が複数のタスク(作業)を処理する場合、各作業者は、処理対象のタスクを選択して処理を行う。そして、各作業者は、選択したタスクの処理が完了したことに応じて、次のタスクをさらに選択して処理を行う。
ここで、近年では、作業者に対して適正な量のタスクを与えながら、作業者のスキル向上についても併せて図ることが求められている。そのため、上記のような組織では、例えば、各タスクの処理の効率化だけでなく、作業者のスキル向上の効率化についても図ることが可能になるように、各作業者に対するタスクの振り分けが行われる(例えば、特許文献1乃至5参照)。
国際公開第2018/047256号 特開2012-185645号公報 特開2020-064495号公報 米国特許第08612272号 米国特許出願公開第2015/0254596号
ここで、上記のようなタスクの振り分けでは、各作業者がタスクを処理する際の行動特性(以下、単に行動特性とも呼ぶ)が考慮されていない。そのため、上記のような組織では、例えば、各タスクの処理と各作業者のスキル向上とを効率的に行うことができない場合がある。
そこで、一つの側面では、本発明は、各タスクの処理と各作業者のスキル向上との両方を効率化するタスクの振り分けを行うことを可能とする作業振分プログラム、情報処理装置及び作業振分方法を提供することを目的とする。
実施の形態の一態様では、複数の作業者ごとに、各作業者が過去に処理した複数の第1タスクの難易度と処理時間とから各作業者の行動特性を特定し、前記複数の作業者ごとの行動特性と複数の第2タスクの難易度とに基づいて、前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分ける、処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面によれば、各タスクの処理と各作業者のスキル向上との両方を効率化するタスクの振り分けを行うことが可能になる。
図1は、情報処理システム10の構成について説明する図である。 図2は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。 図3は、情報処理装置1の機能について説明する図である。 図4は、第1の実施の形態における作業振分処理の概略を説明するフローチャート図である。 図5は、作業振分処理の具体例について説明する図である。 図6は、第1の実施の形態における作業振分処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図7は、第1の実施の形態における作業振分処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図8は、第1の実施の形態における作業振分処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図9は、第1の実施の形態における作業振分処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図10は、第1の実施の形態における作業振分処理の詳細を説明するフローチャート図である。 図11は、入力情報131の具体例について説明する図である。 図12は、入力情報131の具体例について説明する図である。 図13は、入力情報131の具体例について説明する図である。 図14は、重み情報132の具体例について説明する図である。 図15は、パラメータ情報PAの具体例について説明する図である。 図16は、パラメータ情報PBの具体例について説明する図である。 図17は、結果情報135の具体例について説明する図である。 図18は、進捗管理情報133の具体例について説明する図である。 図19は、行動特性情報134の具体例を説明する図である。 図20は、第1の実施の形態における作業振分処理の詳細を説明する図である。 図21は、第2の実施の形態における作業振分処理を説明するフローチャート図である。 図22は、第2の実施の形態における作業振分処理を説明するフローチャート図である。 図23は、第3の実施の形態における作業振分処理を説明するフローチャート図である。
[第1の実施の形態における情報処理システムの構成]
初めに、情報処理システム10の構成について説明を行う。図1は、情報処理システム10の構成について説明する図である。
図1に示す情報処理システム10は、例えば、作業振分装置1(以下、情報処理装置1とも呼ぶ)と、1以上の操作端末5とを有する。
情報処理装置1は、例えば、1以上の物理マシンまたは仮想マシンであり、複数の作業者に対して複数のタスク(作業)の振り分けを行う処理(以下、作業振分処理とも呼ぶ)を実行する。
操作端末5は、例えば、各作業者の管理を行う管理者(以下、単に管理者とも呼ぶ)が情報処理装置1に対して必要な情報の入力等を行うPC(Personal Computer)等である。
具体的に、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、線形計画問題を解くことによって、複数のタスク(以下、複数の第1タスクとも呼ぶ)のそれぞれを複数の作業者に振り分ける。
そして、情報処理装置1は、例えば、複数の作業者ごとに、各作業者が処理した複数の第1タスクの難易度と処理時間とから各作業者の行動特性を特定する。行動特性は、各作業者がタスクの処理を行う際の特性であり、例えば、所定の難易度(以下、低難易度または第1難易度とも呼ぶ)のタスクの処理に適する行動特性(以下、第1行動特性とも呼ぶ)と、所定の難易度よりも高い難易度(以下、高難易度または第2難易度とも呼ぶ)のタスクの処理に適する行動特性(以下、第2行動特性とも呼ぶ)とを含む。なお、低難易度は、例えば、各作業者の現在の能力レベルによって処理を行うことができると判断可能なタスクの難易度である。また、高難易度は、例えば、各作業者の現在の能力レベルによって処理を行うことが困難である可能性があると判断可能なタスクの難易度である。
その後、情報処理装置1は、例えば、複数の作業者ごとの行動特性と、複数の作業者に対して次に振り分けを行う複数のタスク(以下、複数の第2タスクとも呼ぶ)の難易度とに基づいて、複数の第2タスクを複数の作業者に振り分ける。
すなわち、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、各作業者が十分に処理を行うことが可能な難易度のタスク(低難易度のタスク)だけでなく、各作業者が処理を行うことが困難である可能性がある難易度のタスク(高難易度のタスク)についても各作業者に振り分ける。
これにより、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、各作業者に対して各作業者の能力レベルよりも高い能力レベルが要求される難易度のタスクについても処理させることが可能になり、各タスクの処理の効率化だけでなく、各作業者のスキル向上の効率化についても併せて図ることが可能になる。
さらに、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、各作業者の行動特性に応じた難易度のタスク(すなわち、各作業者の行動特性から得意であると判断可能な難易度のタスク)が各作業者に多く振り分けられるように、各作業者に対してタスクの振り分けを行う。
これにより、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、各タスクの処理をより効率的に行うことが可能になる。
[情報処理システムのハードウエア構成]
次に、情報処理システム10のハードウエア構成について説明を行う。図2は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。
情報処理装置1は、図2に示すように、例えば、プロセッサであるCPU(Central Processing Unit)101と、メモリ102と、通信装置(I/Oインタフェース)103と、ストレージ104とを有する。各部は、バス105を介して互いに接続される。
ストレージ104は、例えば、作業振分処理を行うためのプログラム110を記憶するプログラム格納領域(図示せず)を有する。また、ストレージ104は、例えば、作業振分処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域130(以下、記憶部130とも呼ぶ)を有する。なお、ストレージ104は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)であってよい。
CPU101は、例えば、ストレージ104からメモリ102にロードされたプログラム110を実行して作業振分処理を行う。
また、通信装置103は、例えば、インターネット等のネットワークNWを介して操作端末5との通信を行う。
[情報処理装置の機能]
次に、情報処理装置1の機能について説明を行う。図3は、情報処理装置1の機能について説明する図である。
情報処理装置1は、図3に示すように、例えば、CPU101やメモリ102等のハードウエアとプログラム110とが有機的に協働することにより、情報管理部111と、重み生成部112と、タスク振分部113と、進捗管理部114と、特性特定部115と、タスク再振分部116(以下、単にタスク振分部116とも呼ぶ)とを含む各種機能を実現する。
また、情報処理装置1は、図3に示すように、例えば、入力情報131と、重み情報132と、進捗管理情報133と、行動特性情報134と、結果情報135とを情報格納領域130に記憶する。
情報管理部111は、例えば、管理者が操作端末5を介して入力した入力情報131を情報格納領域130に記憶する。入力情報131は、例えば、各作業者の能力レベルを示す情報と、各タスクの難易度を示す情報と、各能力レベルと重み(各難易度のタスクを各作業者に振り分ける際に用いられる重み)との関係を示す情報とを含む情報である。
重み生成部112は、例えば、情報格納領域130に記憶された入力情報131を用いることによって、各タスクの重みを示す重み情報132を生成する。そして、重み生成部112は、例えば、生成した重み情報132を情報格納領域130に記憶する。
タスク振分部113は、例えば、情報格納領域130に記憶された入力情報131及び重み情報132を用いることによって、複数のタスク(複数の第1タスク)を複数の作業者のそれぞれに振り分ける。そして、タスク振分部113は、例えば、複数の作業者のそれぞれに対するタスクの振り分け結果を示す結果情報135を生成する。その後、タスク振分部113は、例えば、生成した結果情報135を情報格納領域130に記憶する。
具体的に、タスク振分部113は、例えば、情報格納領域130に記憶された入力情報131及び重み情報132を用いた線形計画問題を解くことによって、各タスクを複数の作業者のそれぞれに振り分ける。
さらに具体的に、タスク振分部113は、例えば、入力情報131に含まれる各情報を入力パラメータとし、重み情報132に含まれる各重みを含む目的関数(図示せず)を最適化することにより、複数の作業者のそれぞれに対して各タスクを振り分ける。
進捗管理部114は、例えば、タスク振分部113が各作業者に振り分けたタスクの処理についての進捗を管理する。
具体的に、進捗管理部114は、例えば、各作業者によるタスクの処理についての進捗を示す進捗管理情報133を生成する。そして、進捗管理部114は、例えば、生成した進捗管理情報133を情報格納領域130に記憶する。
特性特定部115は、例えば、複数の作業者ごとに、各作業者が処理済のタスク(各作業者が過去に処理したタスク)の難易度と処理時間とから各作業者の行動特性を特定する。そして、特性特定部115は、例えば、複数の作業者のそれぞれの行動特性を示す行動特性情報134を生成する。その後、特性特定部115は、例えば、生成した行動特性情報134を情報格納領域130に記憶する。
タスク再振分部116は、例えば、特性特定部115が特定した行動特性と、各作業者に対して次に振り分けを行う複数のタスク(複数の第2タスク)の難易度とに基づいて、次に振り分けを行う複数のタスクを複数の作業者に振り分ける。
なお、タスク再振分部116は、例えば、特性特定部115が特定した行動特性と、タスク振分部113が既に振り分けを行った複数のタスクのうちのまだ処理が行われていない複数のタスク(以下、複数の未処理タスクとも呼ぶ)の難易度とに基づいて、複数の未処理タスクを複数の作業者間において交換することにより、複数の未処理タスクの再振り分けを行うものであってもよい。
[第1の実施の形態における作業振分処理の概略]
次に、第1の実施の形態の概略について説明を行う。図4は、第1の実施の形態における作業振分処理の概略を説明するフローチャート図である。
情報処理装置1は、図4に示すように、例えば、作業振分タイミングになるまで待機する(S1のNO)。作業振分タイミングは、例えば、管理者が操作端末5を介して作業振分処理を行う旨の情報を入力したタイミングであってよい。
そして、作業振分タイミングになった場合(S1のYES)、情報処理装置1は、例えば、各作業者が過去に処理した複数のタスク(複数の第1タスク)の難易度と処理時間とから各作業者の行動特性を特定する(S2)。
その後、情報処理装置1は、例えば、複数の作業者ごとの行動特性と複数のタスク(複数の第2タスク)の難易度とに基づいて、複数の作業者に対して複数のタスクを振り分ける(S3)。以下、作業振分処理の具体例について説明を行う。
[作業振分処理の具体例]
図5は、作業振分処理の具体例について説明する図である。具体的に、図5(A)は、作業者Aに対するタスクの振り分けを説明する図であり、図5(B)は、作業者Bに対するタスクの振り分けを説明する図である。以下、各作業者が処理を完了させることができるタスクの割合が第1割合以上である難易度のタスクが低難易度のタスク(以下、単に低難易度タスクとも呼ぶ)であるものとして説明を行う。また、以下、各作業者が処理を完了させることができるタスクの割合が第2割合以上である難易度のタスクが高難易度のタスク(以下、単に高難易度タスクとも呼ぶ)であるものとして説明を行う。すなわち、各タスクは、各タスクの処理を行う作業者の能力レベルによって、高難易度タスクとして扱われる場合もあるし、低難易度タスクとして扱われる場合もある。
具体的に、図5(A)に示す例は、作業者Aが複数の高難易度タスクと複数の低難易度タスクとをそれぞれ処理した場合において、高難易度タスクの処理時間の推移を示す近似直線AHの傾きaHが、低難易度タスクの処理時間の推移を示す近似直線ALの傾きaLよりも大きいことを示している。
また、図5(B)に示す例は、作業者Bが複数の高難易度タスクと複数の低難易度タスクとをそれぞれ処理した場合において、高難易度タスクの処理時間の推移を示す近似直線AHの傾きaHが、低難易度タスクの処理時間の推移を示す直線ALの傾きaLよりも小さいことを示している。
すなわち、図5(A)に示す例は、高難易度タスクを繰り返し処理することによる処理時間の短縮度合い(高難易度タスクの処理時間の単位期間あたりの短縮時間)よりも、低難易度タスクを繰り返し処理することによる処理時間の短縮度合い(低難易度タスクの処理時間の単位期間あたりの短縮時間)の方が大きいことを示している。言い換えれば、図5(A)に示す例は、作業者Aの行動特性が高難易度タスクの処理よりも低難易度タスクの処理に適していることを示している。
これに対し、図5(B)に示す例は、低難易度タスクを繰り返し処理することによる処理時間の短縮度合いよりも、高難易度タスクを繰り返し処理することによる処理時間の短縮度合いの方が大きいことを示している。言い換えれば、図5(B)に示す例は、作業者Bの行動特性が低難易度タスクの処理よりも高難易度タスクの処理に適していることを示している。
したがって、本実施の形態における情報処理装置1は、図5(A)に示すように、作業者Aに対して次のタスクを振り分ける場合、例えば、高難易度タスクに対する低難易度タスクの割合が振り分け前よりも大きくなるようにタスクの振り分けを行う。また、情報処理装置1は、図5(B)に示すように、作業者Bに対して次のタスクを振り分ける場合、低難易度タスクに対する高難易度タスクの割合が振り分け前よりも大きくなるようにタスクの振り分けを行う。
これにより、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、各タスクの処理と各作業者のスキル向上とをより効率的に行うことが可能になる。
ここで、上記の例では、複数の作業者のそれぞれに対して複数のタスク(複数の第1タスク)の振り分けを行った後、各作業者の行動特性に基づいて次の複数のタスク(複数の第2タスク)の振り分けをさらに行う処理(以下、第1作業振分処理とも呼ぶ)について説明を行ったが、これに限られない。具体的に、情報処理装置1は、例えば、複数の作業者のそれぞれに対して全てのタスク(複数の第1タスク及び複数の第2タスク)の振り分けを行った後、各作業者の行動特性に基づいて複数の未処理タスクの交換を行う処理(以下、第2作業振分処理とも呼ぶ)を行うものであってもよい。なお、この場合、複数の第1タスクは、複数の未処理タスクの交換が行われるまでに処理が完了した複数のタスク(以下、複数の処理済タスクとも呼ぶ)に対応し、複数の第2タスクは、複数の未処理タスクに対応する。
[第1の実施の形態における作業振分処理の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図6から図10は、第1の実施の形態における作業振分処理の詳細を説明するフローチャート図である。また、図11から図20は、第1の実施の形態における作業振分処理の詳細を説明する図である。なお、以下、情報処理装置1が第2作業振分処理を行う場合について説明を行う。
[情報管理処理]
初めに、作業振分処理のうち、入力情報131の管理を行う処理(以下、情報管理処理とも呼ぶ)について説明を行う。図6は、情報管理処理を説明するフローチャート図である。
情報管理部111は、図6に示すように、例えば、操作端末5から送信された入力情報131を受信するまで待機する(S101のNO)。具体的に、情報管理部111は、例えば、管理者が操作端末5を介して入力情報131を送信するまで待機する。
そして、入力情報131を受信した場合(S101のYES)、情報管理部111は、例えば、受信した入力情報131を情報格納領域130に記憶する(S102)。以下、入力情報131の具体例について説明を行う。
[入力情報の具体例]
図11から図13は、入力情報131の具体例について説明する図である。具体的に、図11は、入力情報131に含まれる情報のうち、各作業者の能力レベルを示す情報(以下、入力情報131aとも呼ぶ)の具体例について説明する図である。また、図12は、入力情報131に含まれる情報のうち、各タスクの難易度を示す情報(以下、入力情報131bとも呼ぶ)の具体例について説明する図である。さらに、図13は、入力情報131に含まれる情報のうち、各能力レベルと重み(各難易度のタスクを各作業者に振り分ける際に用いられる重み)との関係を示す情報(以下、入力情報131cとも呼ぶ)の具体例について説明する図である。なお、入力情報131a、入力情報131b及び入力情報131cに含まれる各情報は、例えば、管理者によって予め決定されるものであってよい。
初めに、入力情報131aについて説明を行う。図11に示す入力情報131aは、例えば、各作業者の識別情報が設定される「作業者」と、各作業者の能力レベルが設定される「能力レベル」とを項目として有する。
具体的に、図11に示す入力情報131aにおいて、1行目の情報には、「作業者」として「P1」が設定され、「能力レベル」として「LV2」が設定されている。
また、図11に示す入力情報131aにおいて、2行目の情報には、「作業者」として「P2」が設定され、「能力レベル」として「LV3」が設定されている。図11に含まれる他の情報についての説明は省略する。
次に、入力情報131bについて説明を行う。図12に示す入力情報131bは、例えば、各タスクの識別情報が設定される「タスク」と、各タスクの難易度が設定される「難易度」とを項目として有する。
具体的に、図12に示す入力情報131bにおいて、1行目の情報には、「タスク」として「T1」が設定され、「難易度」として「d2」が設定されている。
また、図12に示す入力情報131bにおいて、2行目の情報には、「タスク」として「T2」が設定され、「難易度」として「d4」が設定されている。図12に含まれる他の情報についての説明は省略する。
次に、入力情報131cについて説明を行う。図13に示す入力情報131cは、例えば、各能力レベルを各行の項目として有し、各難易度を各列の項目として有している。
具体的に、図13に示す入力情報131cにおいて、1行目の情報(「LV1」に対応する情報)には、「d1」に対応する重みとして「0.8」が設定され、「d2」に対応する重みとして「1」が設定され、「d3」に対応する重みとして「0.2」が設定され、「d4」に対応する重みとして「-0.2」が設定され、「d5」に対応する重みとして「-0.4」が設定され、「d6」に対応する重みとして「-0.6」が設定されている。
また、図13に示す入力情報131cにおいて、2行目の情報(「LV2」に対応する情報)には、「d1」に対応する重みとして「0.6」が設定され、「d2」に対応する重みとして「0.8」が設定され、「d3」に対応する重みとして「1」が設定され、「d4」に対応する重みとして「0.2」が設定され、「d5」に対応する重みとして「-0.2」が設定され、「d6」に対応する重みとして「-0.4」が設定されている。
すなわち、図13に示す入力情報131cは、例えば、LV1の能力レベルとd1の難易度との組み合わせに対応する重みが0.8であることを示している。また、図13に示す入力情報131cは、例えば、LV2の能力レベルとd4の難易度との組み合わせに対応する重みが0.2であることを示している。
ここで、図13に示す入力情報131cにおいて、1行目の「d1」、「d2」、「d3」、「d4」及び「d5」に設定された各値は、2行目の「d2」、「d3」、「d4」、「d5」及び「d6」に設定された各値と同じである。すなわち、管理者は、例えば、ある能力レベルに対応する複数の重みを決定する際に、他の能力レベルに対応する複数の重みを難易度間においてスライドさせることによって決定するものであってよい。図13に含まれる他の情報についての説明は省略する。
なお、以下、能力レベルが「LV1」、「LV2」、「LV3」、「LV4」及び「LV5」である作業者のそれぞれの低難易度タスクは、難易度が「d1」、「d2」、「d3」、「d4」及び「d5」であるタスクのそれぞれであるものとして説明を行う。また、能力レベルが「LV1」、「LV2」、「LV3」、「LV4」及び「LV5」である作業者のそれぞれの高難易度タスクは、難易度が「d2」、「d3」、「d4」、「d5」及び「d6」であるタスク(すなわち、各作業者の低難易度タスクの次に難易度が高いタスク)のそれぞれであるものとして説明を行う。
[作業振分処理のメイン処理]
次に、作業振分処理のメイン処理について説明を行う。図7から図10は、作業振分処理のメイン処理を説明するフローチャート図である。
重み生成部112は、図7に示すように、例えば、作業振分タイミングになるまで待機する(S11のNO)。
そして、作業振分タイミングになった場合(S11のYES)、重み生成部112は、例えば、複数の作業者ごとのそれぞれについて重み情報132を生成する(S12)。そして、重み生成部112は、例えば、生成した重み情報132を情報格納領域130に記憶する。
具体的に、重み生成部112は、例えば、情報格納領域130に記憶した入力情報131を用いることによって、複数の作業者のそれぞれについての重み情報132を生成する。以下、重み情報132の具体例について説明を行う。
[重み情報の具体例]
図14は、重み情報132の具体例について説明する図である。具体的に、図14は、複数の作業者のそれぞれに対応する重み情報132のうち、能力レベルがLV2である作業者の1人についての重み情報132である。
図14に示す重み情報132は、例えば、各タスクの識別情報が設定される「タスク」と、作業者(能力レベルがLV2である作業者)と各タスクとの組み合わせに対応する「重み」とを項目として有する。
具体的に、図14に示す重み情報132において、1行目の情報には、「タスク」として「T1」が設定され、「重み」として「0.8」が設定されている。
また、図14に示す重み情報132において、2行目の情報には、「タスク」として「T2」が設定され、「重み」として「0.2」が設定されている。図14に含まれる他の情報についての説明は省略する。
図7に戻り、タスク振分部113は、例えば、情報格納領域130に記憶された入力情報131と重み情報132とに基づいて、複数のタスクを複数の作業者に振り分ける(S13)。
具体的に、タスク振分部113は、例えば、各作業者の処理時間の合計時間(以下、総処理時間とも呼ぶ)を均一にすることと、各作業者に振り分けられたタスクの処理時間のうちの高難易度タスクの処理時間の割合を下限閾値(以下、第1閾値とも呼ぶ)以上にすることと、及び、各タスクを1人の作業者が処理することを制約条件とする線形計画問題を解くことによって、複数のタスクを複数の作業者のそれぞれに振り分ける。すなわち、タスク振分部113は、例えば、各作業者の能力レベル向上の機会を均等に与えることが可能になるように複数のタスクの振り分けを行う。
さらに具体的に、タスク振分部113は、例えば、以下の式1から式3に示す式を制約式とし、以下の式4を目的関数とする線形計画問題を解くことによって、複数のタスクを複数の作業者のそれぞれに振り分ける。なお、以下の式1は、各作業者の総処理時間を均一にすること示す制約式であり、作業者ごとに生成される式である。また、以下の式2は、各作業者に振り分けられたタスクの処理時間のうちの高難易度タスクの処理時間の割合を下限閾値以上にすることを示す制約式であり、作業者ごとに生成される式である。さらに、以下の式3は、各タスクを1人の作業者が処理することを示す制約式であり、タスクごとに生成される式である。
Figure 2024011886000002
Figure 2024011886000003
Figure 2024011886000004
Figure 2024011886000005
上記の式1から式4において、Pは、作業者の数を示し、Qは、各難易度に対応するタスクの数を示し、Rは、難易度の数を示し、Tは、各作業者の総作業時間を示し、t(r)は、難易度rに対応するタスクの標準的な処理時間(以下、標準処理時間とも呼ぶ)を示し、kは、各作業者に振り分けられたタスクの処理時間のうちの高難易度タスクの処理時間の割合を示す。また、t(p,r)は、高難易度タスクの難易度rが難易度rである場合の作業者pの標準処理時間のマップを示し、以下の式5のように決定される。
Figure 2024011886000006
さらに、上記の式1から式4において、x(p,q,r)は、作業者pに対して難易度rのq番目のタスクを振り分けるか否かを示す。具体的に、x(p,q,r)には、作業者pに対して難易度rのq番目のタスクを振り分ける場合、1が設定され、作業者pに対して難易度rのq番目のタスクを振り分けない場合、0が設定される。また、w(p,q,r)は、作業者pに対応する難易度rのq番目のタスクの重み(すなわち、重み情報132に含まれる重み)を示し、u(p)、u(p)及びuは、各作業者間の総処理時間を均等化するための重み(作業者pに対応する重み)を示し、v(p)及びvは、各作業者に振り分けられたタスクの処理時間のうちの高難易度タスクの処理時間の割合を均等化するための重み(作業者pに対応する重み)を示す。
[パラメータ情報の具体例]
次に、タスク振分部113が複数のタスクの振り分けを行う際に入力する各パラメータを含む情報(以下、パラメータ情報PA及びパラメータ情報PBとも呼ぶ)について説明を行う。図15は、パラメータ情報PAの具体例について説明する図である。また、図16は、パラメータ情報PBの具体例について説明する図である。
図15に示すパラメータ情報PAは、例えば、能力レベルがLV1である作業者の数が4人であり、能力レベルがLV2である作業者の数が1人であり、能力レベルがLV4である作業者の数が2人であることを示している。
また、図16に示すパラメータ情報PBは、例えば、難易度の数が5(個)であり、タスクの数が300(個)であり、難易度が最も低いタスクの標準処理時間が6(分)であり、難易度が2番目に低いタスクの標準処理時間が7(分)であり、難易度が3番目に低い(3番目に高い)タスクの標準処理時間が9(分)であり、難易度が4番目に低い(2番目に高い)タスクの標準処理時間が10(分)であり、難易度が5番目に低いタスク(最も高い)の標準処理時間が12(分)であることを示している。さらに、図16に示すパラメータ情報PBは、例えば、各作業者間の総処理時間を均等化するための重み(以下、平準化重みとも呼ぶ)が2.0であり、各作業者に振り分けられたタスクの処理時間のうちの高難易度タスクの処理時間の割合を均等化するための重み(以下、充足率重みとも呼ぶ)が3.0であり、各作業者に振り分けられたタスクの処理時間のうちの高難易度タスクの処理時間の割合(以下、高難易度割合とも呼ぶ)が20(%)であることを示している。
そして、タスク振分部113は、例えば、図15に示すパラメータ情報PA及び図16に示すパラメータ情報PBに含まれる各パラメータをとして用いることによって、図17の結果情報135に示すように複数のタスクの振り分けを行う。以下、結果情報135の具体例について説明を行う。
[結果情報の具体例]
図17は、結果情報135の具体例について説明する図である。以下、1日の作業時間(処理時間)が30(分)である各作業者に対して10日分のタスク(すなわち、処理に300(分)を要する量のタスク)を振り分ける場合について説明を行う。
図17に示す結果情報135は、例えば、各難易度を各行の項目として有し、各作業者の識別情報を各列の項目として有している。なお、各列の項目における括弧内は、各作業者の能力レベルを示している。
具体的に、図17に示す結果情報135において、例えば、1列目の情報(「P11(LV1)」に対応する情報)には、「d1」に対応するタスク数として「36(個)」が設定され、「d2」に対応するタスク数として「12(個)」が設定され、「d3」に対応するタスク数として「0(個)」が設定され、「d4」に対応するタスク数として「0(個)」が設定され、「d5」に対応するタスク数として「0(個)」が設定され、「d6」に対応するタスク数として「0(個)」が設定されている。
すなわち、図17に示す結果情報135における1列目の情報は、識別情報がP11である作業者に対して、36(個)の低難易度タスクと12(個)の高難易度タスクとが振り分けられたことを示している。
また、図17に示す結果情報135において、例えば、5列目の情報(「P15(LV2)」に対応する情報)には、「d1」に対応するタスク数として「0(個)」が設定され、「d2」に対応するタスク数として「34(個)」が設定され、「d3」に対応するタスク数として「7(個)」が設定され、「d4」に対応するタスク数として「0(個)」が設定され、「d5」に対応するタスク数として「0(個)」が設定され、「d6」に対応するタスク数として「0(個)」が設定されている。
すなわち、図17に示す結果情報135における5列目の情報は、識別情報がP15である作業者に対して、34(個)の低難易度タスクと7(個)の高難易度タスクとが振り分けられたことを示している。図17に含まれる他の情報についての説明は省略する。
そして、各作業者は、例えば、S13の処理で複数のタスクの振り分けが行われたことに応じて、各作業者に振り分けられた複数のタスクの処理を順次開始する。
なお、各作業者は、タスクの処理を行う場合、例えば、処理を開始した時刻と、処理を中止した時刻と、処理を再開した時刻と、処理を終了した時刻とのうちの少なくともいずれかを情報処理装置1に入力するものであってもよい。具体的に、各作業者は、例えば、作業者端末(図示せず)を介して各時刻を情報処理装置1に入力するものであってよい。そして、進捗管理部114は、例えば、作業者によって入力された各時刻を示す進捗管理情報133を生成して情報格納領域130に記憶するものであってよい。以下、進捗管理情報133の具体例について説明を行う。
[進捗管理情報の具体例]
図18は、進捗管理情報133の具体例について説明する図である。図18に示す進捗管理情報133は、例えば、各タスクの識別情報が設定される「タスク」と、各タスクの難易度が設定される「難易度」と、各タスクの処理を開始した時刻が設定される「処理開始」と、各タスクの処理を中止した時刻が設定される「処理中止」とを項目として有する。また、図18に示す進捗管理情報133は、例えば、各タスクの処理を再開した時刻が設定される「処理再開」と、各タスクの処理を終了した時刻が設定される「処理終了」とを項目として有する。なお、図18に示す進捗管理情報133では、情報が設定されていない欄に「-」が設定されている。
具体的に、図18に示す進捗管理情報133において、1行目の情報には、「タスク」として「T11」が設定され、「難易度」として「d1」が設定され、「処理開始」として「09:02:01」が設定され、「処理中止」として「-」が設定され、「処理再開」として「-」が設定され、「処理終了」として「09:15:39」が設定されている。
また、図18に示す進捗管理情報133において、2行目の情報には、「タスク」として「T12」が設定され、「難易度」として「d1」が設定され、「処理開始」として「09:16:10」が設定され、「処理中止」として「09:20:18」が設定され、「処理再開」として「09:25:52」が設定され、「処理終了」として「09:35:18」が設定されている。図18に含まれる他の情報についての説明は省略する。
図7に戻り、特性特定部115は、例えば、S13の処理が完了してから所定期間が経過するまで、または、S13の処理で振り分けが行われた各タスクの処理を各作業者が開始してから所定期間が経過するまで待機する(S14のNO)。所定期間は、例えば、管理者が予め定めた期間であってよい。具体的に、所定期間は、例えば、各作業者に対して振り分けを行ったタスクの処理に要する期間(例えば、10日)よりも短い期間(例えば、3日)であってよい。
そして、S13の処理が完了してから所定期間が経過した場合、または、S13の処理で振り分けが行われた各タスクの処理を各作業者が開始してから所定期間が経過した場合(S14のYES)、特性特定部115は、例えば、S13の処理に振り分けた複数のタスクのうち、S14の処理で待機した所定期間において処理が完了した複数のタスクの難易度と処理時間とを取得する(S15)。
すなわち、特性特定部115は、例えば、S13の処理で各作業者に振り分けた複数のタスクのうちの複数の処理済タスクのそれぞれの難易度と処理時間とを取得する。
具体的に、特性特定部115は、例えば、情報格納領域130に記憶された進捗管理情報133を参照して、複数の処理済タスクごと、各タスクに対応する「難易度」に設定された情報を取得するものであってよい。
また、特性特定部115は、例えば、情報格納領域130に記憶された進捗管理情報133を参照して、複数の処理済タスクごとに、各タスクに対応する「処理開始」に設定された時刻と各タスクに対応する「処理終了」に設定された時刻との間の時間から、各タスクに対応する「処理中止」に設定された時刻と各タスクに対応する「処理再開」に設定された時刻との間の時間を差し引くことによって、各タスクに対応する処理時間を取得するものであってよい。
なお、例えば、2回目以降のS15の処理を行う場合、特性特定部115は、S13の処理に振り分けた複数のタスクのうち、S14の処理またはS22の処理(後述)で待機した所定期間において処理が完了した複数のタスクの難易度と処理時間とを取得する。
続いて、特性特定部115は、例えば、S15の処理で取得した難易度と処理時間とから、複数の作業者のそれぞれの行動特性を特定する(S16)。以下、S16の処理の詳細について説明を行う。
[S16の処理の詳細]
図9は、S16の処理の詳細を説明するフローチャート図である。
特性特定部115は、図9に示すように、例えば、複数の作業者のうちの1人と特定する(S31)。
そして、特性特定部115は、例えば、S14の処理またはS22の処理で待機した所定期間において処理が完了した低難易度タスクの処理時間のうち、S31の処理で特定した作業者に対応する処理時間(以下、第1処理時間とも呼ぶ)の短縮度合いを示す第1指標を算出する(S32)。第1指標は、例えば、低難易度タスクの処理時間についての単位期間あたりの短縮時間である。
具体的に、特性特定部115は、例えば、S14の処理またはS22の処理で待機した所定期間において処理が完了した複数のタスク(すなわち、複数の処理済タスク)のうち、S31の処理で特定した作業者が処理した低難易度タスク(以下、特定の低難易度タスクとも呼ぶ)を特定する。そして、特性特定部115は、例えば、特定の低難易度タスクのうち、S31の処理で特定した作業者が最初に処理を行った低難易度タスクの処理時間と、S31の処理で特定した作業者が最後に処理を行った低難易度タスクの処理時間との時間差(以下、単に時間差とも呼ぶ)を算出する。また、特性特定部115は、例えば、特定の低難易度タスクのうち、S31の処理で特定した作業者が最初に処理を行った低難易度タスクの処理が終了した日から、S31の処理で特定した作業者が最後に処理を行った低難易度タスクの処理が終了した日までの経過日数(以下、単に経過日数とも呼ぶ)を算出する。その後、特性特定部115は、例えば、算出した時間差を経過日数で除算することによって算出された値を、S31の処理で特定した作業者に対応する第1指標として算出する。
すなわち、特性特定部115は、例えば、低難易度タスクの処理時間についての1日あたりの短縮時間を第1指標として算出するものであってよい。
また、特性特定部115は、例えば、S14の処理またはS22の処理で待機した所定期間において処理が完了した高難易度タスクの処理時間のうち、S31の処理で特定した作業者に対応する処理時間(以下、第2処理時間とも呼ぶ)の短縮度合いを示す第2指標を算出する(S33)。第2指標は、例えば、高難易度タスクの処理時間についての単位期間あたりの短縮時間である。
具体的に、特性特定部115は、例えば、S14の処理またはS22の処理で待機した所定期間において処理が完了した複数のタスク(すなわち、複数の処理済タスク)のうち、S31の処理で特定した作業者が処理した高難易度タスク(以下、特定の高難易度タスクとも呼ぶ)を特定する。そして、特性特定部115は、例えば、特定の高難易度タスクのうち、S31の処理で特定した作業者が最初に処理を行った高難易度タスクの処理時間と、S31の処理で特定した作業者が最後に処理を行った高難易度タスクの処理時間との時間差(以下、単に時間差とも呼ぶ)を算出する。また、特性特定部115は、例えば、特定の高難易度タスクのうち、S31の処理で特定した作業者が最初に処理を行った高難易度タスクの処理が終了した日から、S31の処理で特定した作業者が最後に処理を行った高難易度タスクの処理が終了した日までの経過日数(以下、単に経過日数とも呼ぶ)を算出する。その後、特性特定部115は、例えば、算出した時間差を経過日数で除算することによって算出された値を、S31の処理で特定した作業者に対応する第2指標として算出する。
すなわち、特性特定部115は、例えば、高難易度タスクの処理時間についての1日あたりの短縮時間を第2指標として算出するものであってよい。
図9に戻り、特性特定部115は、例えば、S32の処理で算出した第1指標と、S33の処理で算出した第2指標とに基づいて、S31の処理で特定した作業者の行動特性として第1行動特性または第2行動特性を特定する(S34)。
具体的に、特性特定部115は、例えば、S32の処理で算出した第1指標がS33の処理で算出した第2指標よりも大きい場合、S31の処理で特定した作業者の行動特性として第1行動特性を特定する。すなわち、特性特定部115は、この場合、例えば、S31の処理で特定した作業者が低難易度タスクの処理に適していると判定する。
一方、特性特定部115は、例えば、S32の処理で算出した第1指標がS33の処理で算出した第2指標よりも小さい場合、S31の処理で特定した作業者の行動特性として第2行動特性を特定する。すなわち、特性特定部115は、この場合、例えば、S31の処理で特定した作業者が高難易度タスクの処理に適していると判定する。
その後、特性特定部115は、例えば、S31の処理において全ての作業者を特定したか否かを判定する(S35)。
その結果、S31の処理において全ての作業者を特定していないと判定した場合(S35のNO)、特性特定部115は、例えば、S31以降の処理を再度行う。
一方、S31の処理において全ての作業者を特定していないと判定した場合(S35のYES)、特性特定部115は、例えば、S16の処理を終了する。
なお、特性特定部115は、S16の処理において、例えば、S34の処理で特定した行動特性を示す行動特性情報134を生成して情報格納領域130に記憶するものであってもよい。以下、行動特性情報134の具体例について説明を行う。
[行動特性情報の具体例]
図19は、行動特性情報134の具体例を説明する図である。図19に示す行動特性情報134は、例えば、各作業者の識別情報が設定される「作業者」と、各作業者の行動特性(S34の処理で特定された行動特性)が設定される「行動特性」とを項目として有する。なお、「行動特性」には、例えば、第1行動特性を示す「1」、または、第2行動特性を示す「2」が設定される。
具体的に、図19に示す行動特性情報134において、例えば、1行目には、「作業者」として「P11」が設定され、「行動特性」として「1」が設定されている。
また、図19に示す行動特性情報134において、例えば、3行目には、「作業者」として「P13」が設定され、「行動特性」として「2」が設定されている。図19に含まれる他の情報についての説明は省略する。
図7に戻り、タスク再振分部116は、例えば、S16の処理で特定した行動特性から、複数の作業者のそれぞれのタスクの交換後におけるタスクの数(振り分け数)を算出する(S17)。以下、S17の処理の詳細について説明を行う。
[S17の処理の詳細]
図10は、S17の処理の詳細を説明するフローチャート図である。
タスク再振分部116は、例えば、同一の能力レベルである第1行動特性の作業者(以下、第1作業者とも呼ぶ)と第2行動特性の作業者(以下、第2作業者とも呼ぶ)とが同一のペアになるように、複数の作業者から可能な限り多くのペアを生成する(S41)。
そして、タスク再振分部116は、例えば、S41の処理で生成したペアごとに、各ペアにおいてタスクの交換が行われた後の第1作業者の低難易度タスクの数(振り分け数)と高難易度タスクの数(振り分け数)とをそれぞれ算出する(S42)。以下、図5で説明した作業者A(第1作業者)の低難易度タスクの数と高難易度タスクの数とのそれぞれを算出する場合について説明を行う。
具体的に、タスク再振分部116は、例えば、以下の式6から式8のそれぞれを満たすように、タスクの交換が行われた後の作業者Aの低難易度タスクの数と高難易度タスクの数とのそれぞれを算出する。

N2L(A) = MAX ・・・(式6)

N2H(A)×tH+N2L(A)×tL ≦ Tu ・・・(式7)

N2H(A)×tH/Tu ≧ Th ・・・(式8)

式6から式8において、N2L(A)は、タスクの交換が行われた後の作業者Aの低難易度タスクの数であり、N2H(A)は、タスクの交換が行われた後の作業者Aの高難易度タスクの数であり、Tuは、各作業者の総処理時間の上限である。また、tLは、1(個)の低難易度タスクの処理時間であり、tHは、1(個)の高難易度タスクの処理時間であり、タスクの交換が行われた後の各作業者の低難易度タスクの数と高難易度タスクの数との合計に対する高難易度タスクの数の割合の下限閾値(第1閾値)である。
また、タスク再振分部116は、例えば、S41の処理で生成したペアごとに、各ペアにおいてタスクの交換が行われた後の第2作業者の低難易度タスクの数(振り分け数)と高難易度タスクの数(振り分け数)とをそれぞれ算出する(S43)。以下、図5で説明した作業者B(第2作業者)の低難易度タスクの数と高難易度タスクの数とのそれぞれを算出する場合について説明を行う。
具体的に、タスク再振分部116は、例えば、以下の式9及び式10のそれぞれに従って、タスクの交換が行われた後の作業者Bの低難易度タスクの数と高難易度タスクの数とのそれぞれを算出する。

N2H(B) = N1H(B)-(N2H(A)-N1H(A)) ・・・(式9)

N2L(B) = N1L(B)+(N1L(A)-N2L(A)) ・・・(式10)

式9及び式10において、N1L(A)は、タスクの交換が行われる前の作業者Aの低難易度タスクの数であり、N1H(A)は、タスクの交換が行われる前の作業者Aの高難易度タスクの数である。また、N1L(B)は、タスクの交換が行われる前の作業者Bの低難易度タスクの数であり、N1H(B)は、タスクの交換が行われる前の作業者Bの高難易度タスクの数である。さらに、N2L(B)は、タスクの交換が行われた後の作業者Bの低難易度タスクの数であり、N2H(B)は、タスクの交換が行われた後の作業者Bの高難易度タスクの数である。
すなわち、タスク再振分部116は、例えば、第1作業者に対して振り分けられる複数の未処理タスク(複数の第2タスク)における第1難易度に対応する複数のタスクの割合が、第1作業者に振り分けられた複数の処理済タスク(複数の第1タスク)における第1難易度に対応するタスクの割合よりも多くなるように、複数の未処理タスクを複数の作業者に振り分ける。
また、タスク再振分部116は、例えば、第2作業者に対して振り分けられる複数の未処理タスク(複数の第2タスク)における第2難易度に対応する複数のタスクの割合が、第2作業者に振り分けられた複数の処理済タスク(複数の第1タスク)における第2難易度に対応するタスクの割合よりも多くなるように、複数の未処理タスクを複数の作業者に振り分ける。
図8に戻り、タスク再振分部116は、例えば、S17の処理(S42及びS43の処理)で算出した各作業者のタスクの交換後におけるタスクの数(振り分け数)に基づいて、S17の処理(S41の処理)で特定したペアごとに、各ペアに含まれる作業者間においてタスクを交換する(S21)。
そして、特性特定部115は、例えば、S21の処理が完了してから所定期間が経過するまで、または、S21の処理で交換が行われた後の各タスクの処理を各作業者が開始してから所定期間が経過するまで待機する(S22のNO)。所定期間は、例えば、管理者が予め定めた期間であってよい。具体的に、所定期間は、S14の処理の場合と同様に、例えば、各作業者に対して振り分けを行ったタスクの処理に要する期間(例えば、10日)よりも短い期間(例えば、3日)であってよい。
その後、所定期間が経過した場合、または、S21の処理で交換が行われた後の各タスクの処理を各作業者が開始してから所定期間が経過した場合(S22のYES)、特性特定部115は、例えば、S13の処理で振り分けが行われた全てのタスクの処理が完了したか否かを判定する(S23)。
その結果、S13の処理で振り分けが行われた全てのタスクの処理が完了していないと判定した場合(S23のNO)、特性特定部115は、例えば、S15以降の処理を再度行う。
すなわち、タスク再振分部116は、この場合、図20に示すように、例えば、1回目のS21の処理においてタスクの交換を行った後の各作業者のタスクを、2回目のS21の処理においてさらに交換する。具体的に、図20(A)に示す例は、1回目のS21の処理において、作業者Aの低難易度タスクの割合を増加(高難易度タスクの割合を低下)させ、かつ、作業者Bの高難易度タスクの割合を増加(低難易度タスクの割合を低下)させた後の状態を示している。そして、図20(B)に示す例は、2回目のS21の処理において、作業者Aの低難易度タスクの割合をさらに増加(高難易度タスクの割合をさらに低下)させ、かつ、作業者Bの高難易度タスクの割合をさらに増加(低難易度タスクの割合をさらに低下)させる際の状態を示している。
一方、S13の処理で振り分けが行われた全てのタスクの処理が完了したと判定した場合(S23のYES)、特性特定部115は、作業振分処理を終了する。
このように、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、線形計画問題を解くことによって複数の第1タスクを複数の作業者に振り分ける。
そして、情報処理装置1は、例えば、複数の作業者ごとに、各作業者が処理した複数の第1タスクの難易度と処理時間とから各作業者の行動特性を特定する。
その後、情報処理装置1は、例えば、複数の作業者ごとの行動特性と、複数の作業者に対して次に振り分けを行う複数の第2タスクの難易度とに基づいて、複数の第2タスクを複数の作業者に振り分ける。
すなわち、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、各作業者が十分に処理を行うことが可能な難易度のタスク(低難易度のタスク)だけでなく、各作業者が処理を行うことが困難である可能性がある難易度のタスク(高難易度のタスク)についても各作業者に振り分ける。
これにより、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、各作業者に対して各作業者の能力レベルよりも高い能力レベルが要求される難易度のタスクについても処理させることが可能になり、各タスクの処理の効率化だけでなく、各作業者のスキル向上の効率化についても併せて図ることが可能になる。
さらに、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、各作業者の行動特性に応じた難易度のタスク(すなわち、各作業者の行動特性から得意であると判断可能な難易度のタスク)が各作業者に多く振り分けられるように、各作業者に対してタスクの振り分けを行う。
これにより、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、各タスクの処理をより効率的に行うことが可能になる。
[第2の実施の形態における作業振分処理]
次に、第2の実施の形態における作業振分処理について説明を行う。図21及び図22は、第2の実施の形態における作業振分処理を説明するフローチャート図である。以下、第1の実施の形態における作業振分処理と異なる点について説明を行う。
第1の実施の形態における作業振分処理は、S14またはS22の処理において所定期間が経過するごとに、複数の作業者に対するタスクの再振り分けを行う処理である。これに対し、第2の実施の形態における作業振分処理は、第1指標または第2指標が閾値以上になった場合においても、複数の作業者に対するタスクの再振り分けを行う処理である。
具体的に、重み生成部112は、図21に示すように、例えば、作業振分タイミングになるまで待機する(S51のNO)。
そして、作業振分タイミングになった場合(S51のYES)、重み生成部112は、例えば、複数の作業者ごとの重み情報132を生成する(S52)。
さらに、タスク振分部113は、例えば、情報格納領域130に記憶された入力情報131と重み情報132とに基づいて、複数のタスクを複数の作業者に振り分ける(S53)。
その後、特性特定部115は、例えば、S53の処理が完了してから所定期間が経過するまで、または、S53の処理で振り分けが行われた各タスクの処理を各作業者が開始してから所定期間が経過するまで待機する(S54のNO)。
そして、所定期間が経過した場合、または、S53の処理で振り分けが行われた各タスクの処理を各作業者が開始してから所定期間が経過した場合(S54のYES)、特性特定部115は、例えば、S53の処理に振り分けた複数のタスクのうち、S54の処理または後述するS62の処理で待機した所定期間において処理が完了した複数のタスク(複数の処理済タスク)の難易度と処理時間とを取得する(S55)。
続いて、特性特定部115は、例えば、S55の処理で取得した難易度と処理時間とから、複数の作業者のそれぞれの行動特性を特定する(S56)。
次に、タスク再振分部116は、例えば、S56の処理で特定した行動特性から、複数の作業者のそれぞれのタスクの交換後におけるタスクの数(振り分け数)を算出する(S57)。
その後、タスク再振分部116は、図22に示すように、S57の処理で算出した各作業者のタスクの交換後におけるタスクの数(振り分け数)に基づいて、S57の処理で特定したペアごとに、各ペアに含まれる作業者間においてタスクを交換する(S61)。
そして、特性特定部115は、例えば、第1指標と第2指標とのうちの少なくともいずれかが閾値(以下、第2閾値とも呼ぶ)以上になったか否かを判定する(S62)。
具体的に、特性特定部115は、例えば、1日間隔等の一定期間ごとに、複数の作業者のそれぞれに対応する第1指標及び第2指標を算出する。そして、特性特定部115は、例えば、算出した第1指標及び第2指標のうちの少なくともいずれかが閾値以上であるか否かを判定する。すなわち、特性特定部115は、例えば、S62の処理を1日間隔等の一定期間ごとに行う。
その結果、第1指標と第2指標とのうちの少なくともいずれかが閾値以上になっていないと判定した場合(S62のNO)、特性特定部115は、例えば、S61の処理が完了してから所定期間が経過するまで、または、S61の処理で交換が行われた後の各タスクの処理を各作業者が開始してから所定期間が経過するまで待機する(S63のNO)。
その後、S61の処理が完了してから所定期間が経過した場合、または、S61の処理で交換が行われた後の各タスクの処理を各作業者が開始してから所定期間が経過した場合(S63のYES)、特性特定部115は、例えば、S53の処理で振り分けが行われた全てのタスクの処理が完了したか否かを判定する(S64)。
その結果、S53の処理で振り分けが行われた全てのタスクの処理が完了していないと判定した場合(S64のNO)、特性特定部115は、例えば、S55以降の処理を再度行う。
なお、第1指標と第2指標とのうちの少なくともいずれかが閾値以上になっていると判定した場合においても同様に(S62のYES)、特性特定部115は、例えば、S55以降の処理を再度行う。
一方、S53の処理で振り分けが行われた全てのタスクの処理が完了したと判定した場合(S64のYES)、特性特定部115は、作業振分処理を終了する。
すなわち、特性特定部115は、例えば、第1指標が閾値を超えた作業者を、高難易度タスクの処理よりも低難易度タスクの処理に適した作業者として判定することが可能である。そのため、特性特定部115は、この場合、S63の処理における所定期間の経過を待つことなく、同一ペアの作業者間におけるタスクの交換を行う。
同様に、特性特定部115は、例えば、第2指標が閾値を超えた作業者を、低難易度タスクの処理よりも高難易度タスクの処理に適した作業者として判定することが可能である。そのため、特性特定部115は、この場合においても同様に、S63の処理における所定期間の経過を待つことなく、同一ペアの作業者間におけるタスクの交換を行う。
これにより、本実施の形態における情報処理装置1は、例えば、作業者間におけるタスクの交換(各作業者に対するタスクの再振り分け)をより効率的に行うことが可能になる。そのため、情報処理装置1は、例えば、各タスクの処理と各作業者のスキル向上との両方をより効率的に進めることが可能になる。
[第3の実施の形態における作業振分処理]
次に、第3の実施の形態における作業振分処理について説明を行う。図23は、第3の実施の形態における作業振分処理を説明するフローチャート図である。以下、第1の実施の形態における作業振分処理と異なる点について説明を行う。
第3の実施の形態における作業振分処理では、第1指標または第2指標の低下状況が条件を満たす作業者(以下、特定の作業者とも呼ぶ)が存在する場合、S21の処理と異なる方法によってタスクの交換を行う。
なお、第3の実施の形態における作業振分処理は、2回目以降のS21の処理の内容が第1の実施の形態における作業振分処理と異なる。そのため、以下、第3の実施の形態における2回目以降のS21の処理について説明を行う。
[第3の実施の形態における2回目以降のS21の処理]
図23は、第3の実施の形態における2回目以降のS21の処理を説明するフローチャート図である。
タスク再振分部116は、図23に示すように、例えば、特定の作業者が存在するか否かを判定する(S71)。
具体的に、タスク再振分部116は、例えば、直前に行われたS16の処理で算出した第1指標(以下、第3指標とも呼ぶ)が前回のS16の処理において算出した第1指標の所定割合(例えば、50(%))以下になった作業者が存在するか否かを判定する。また、タスク再振分部116は、例えば、直前に行われたS16の処理で算出した第2指標(以下、第4指標とも呼ぶ)が前回のS16の処理において算出した第2指標の所定割合(例えば、50(%))以下になった作業者が存在するか否かを判定する。
その結果、特定の作業者が存在しないと判定した場合(S71のNO)、タスク再振分部116は、例えば、S21の処理を終了する。
一方、特定の作業者が存在すると判定した場合(S71のYES)、タスク再振分部116は、例えば、存在すると判定した特定の作業者が第1作業者であるか否かを判定する(S72)。
そして、特定の作業者が第1作業者であると判定した場合(S72のYES)、タスク再振分部116は、例えば、特定の作業者(第1作業者)に振り分けられる高難易度タスクの割合が増加するように、複数の作業者間においてタスクの交換を行う(S73)。言い換えれば、タスク再振分部116は、例えば、特定の作業者(第1作業者)に振り分けられる低難易度タスクの割合が減少するように、複数の作業者間においてタスクの交換を行う。
具体的に、タスク再振分部116は、この場合、例えば、前回のS21の処理において行われたタスクの交換によって、特定の作業者に対して振り分けられた1以上の低難易度タスク(例えば、特定の作業者に対して振り分けられた低難易度タスクの半分)を、複数の作業者のうちの1以上の第2作業者(以下、単に1以上の第2作業者とも呼ぶ)に振り分ける。そして、タスク再振分部116は、例えば、1以上の第2作業者のそれぞれの総作業時間が増加しないように、または、1以上の第2作業者のそれぞれの総作業時間の増加割合が所定の閾値以下になるように、1以上の第2作業者のそれぞれから特定の作業者に対して、1以上の第2作業者のそれぞれに振り分けられている1以上の高難易度タスクを振り分ける。
なお、タスク再振分部116は、この場合、例えば、特定の作業者以外の第1作業者についてのタスクの交換を行わないものであってよい。また、1以上の第2作業者は、例えば、複数の作業者のうちの第2作業者の全員であってもよい。
一方、特定の作業者が第2作業者であると判定した場合(S72のNO)、タスク再振分部116は、例えば、特定の作業者(第2作業者)に振り分けられる低難易度タスクの割合が増加するように、複数の作業者間においてタスクの交換を行う(S74)。言い換えれば、タスク再振分部116は、例えば、特定の作業者(第2作業者)に振り分けられる高難易度タスクの割合が減少するように、複数の作業者間においてタスクの交換を行う。
具体的に、タスク再振分部116は、この場合、例えば、前回のS21の処理において行われたタスクの交換によって、特定の作業者に対して振り分けられた1以上の高難易度タスク(例えば、特定の作業者に対して振り分けられた高難易度タスクの半分)を、複数の作業者のうちの1以上の第1作業者(以下、単に1以上の第1作業者とも呼ぶ)に振り分ける。そして、タスク再振分部116は、例えば、1以上の第1作業者のそれぞれの総作業時間が増加しないように、または、1以上の第1作業者のそれぞれの総作業時間の増加割合が所定の閾値以下になるように、1以上の第1作業者のそれぞれから特定の作業者に対して、1以上の第1作業者のそれぞれに振り分けられている1以上の低難易度タスクを振り分ける。
なお、タスク再振分部116は、この場合、例えば、特定の作業者以外の第2作業者についてのタスクの交換を行わないものであってよい。また、1以上の第1作業者は、例えば、複数の作業者のうちの第1作業者の全員であってもよい。
すなわち、第1の実施の形態及び第2の実施の形態で説明した作業振分処理は、各作業者に対して、各作業者の行動特性に適するタスクを可能な限り多く振り分ける処理である。しかしながら、各作業者の処理効率は、各作業者に対して各作業者に適したタスクを多く振り分けることによって低下する可能性がある。
そこで、本実施の形態におけるタスク再振分部116は、例えば、第3指標が第1指標と比較して低下している作業者、または、第4指標が第2指標と比較して低下している作業者が存在すると判定した場合、存在すると判定した作業者を特定の作業者として特定する。そして、タスク再振分部116は、例えば、2回目以降のS21の処理において、特定の作業者に振り分けられたタスクのうちの特定の作業者の行動特性に適していないタスクの割合が増加するように、複数の作業者間においてタスクの交換を行う。
これにより、本実施の形態におけるタスク再振分部116は、例えば、タスクの処理効率が低下した作業者の処理効率の回復を図ることが可能になる。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記のとおりである。
(付記1)
複数の作業者ごとに、各作業者が過去に処理した複数の第1タスクの難易度と処理時間とから各作業者の行動特性を特定し、
前記複数の作業者ごとの行動特性と複数の第2タスクの難易度とに基づいて、前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分ける、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする作業振分プログラム。
(付記2)
付記1において、
前記振り分ける処理では、
前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分け、
前記複数の作業者ごとの行動特性と複数の第2タスクの難易度とに基づいて、前記複数の作業者間において前記複数の第2タスクを交換する、
ことを特徴とする作業振分プログラム。
(付記3)
付記1において、
前記複数の第1タスクと前記複数の第2タスクとのそれぞれの難易度は、第1難易度と前記第1難易度よりも高い第2難易度とを含み、
前記特定する処理では、前記複数の作業者ごとに、各作業者の前記行動特性として、前記第1難易度のタスクの処理に適する第1行動特性と、前記第2難易度のタスクの処理に適する第2行動特性とを含む複数の行動特性のうちのいずれかを特定する、
ことを特徴とする作業振分プログラム。
(付記4)
付記3において、
前記振り分ける処理では、前記複数の作業者のうちの前記第1行動特性に対応する第1作業者に対して振り分けられる前記複数の第2タスクにおける前記第1難易度に対応するタスクの割合が、前記第1作業者が過去に処理した前記複数の第1タスクにおける前記第1難易度に対応するタスクの割合よりも多くなるように、前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分ける、
ことを特徴とする作業振分プログラム。
(付記5)
付記4において、
前記振り分ける処理では、前記複数の作業者のうちの前記第2行動特性に対応する第2作業者に対して振り分けられる前記複数の第2タスクにおける前記第2難易度に対応するタスクの割合が、前記第2作業者が過去に処理した前記複数の第1タスクにおける前記第2難易度に対応するタスクの割合よりも多くなるように、前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分ける、
ことを特徴とする作業振分プログラム。
(付記6)
付記5において、
前記振り分ける処理では、前記第1作業者に対して振り分けられるタスクのうちの前記第1難易度に対応するタスクの割合が第1閾値以下になるように、前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分ける、
ことを特徴とする作業振分プログラム。
(付記7)
付記5において、
前記特定する処理では、
前記複数の作業者ごとに、各作業者が前記複数の第1タスクのうちの前記第1難易度のタスクを処理した場合における第1処理時間の短縮度合いを示す第1指標と、各作業者が前記複数の第1タスクのうちの前記第2難易度のタスクを処理した場合における第2処理時間の短縮度合いを示す第2指標とを算出し、
前記複数の作業者ごとに、各作業者に対応する前記第1指標と前記第2指標とに基づいて、各作業者の前記行動特性を前記複数の行動特性のうちのいずれかに決定する、
ことを特徴とする作業振分プログラム。
(付記8)
付記7において、
前記第1指標は、単位期間内において前記第1処理時間が短縮した時間であり、
前記第2指標は、単位期間内において前記第2処理時間が短縮した時間である、
ことを特徴とする作業振分プログラム。
(付記9)
付記7において、
前記特定する処理では、前記複数の作業者ごとに、各作業者に対応する前記第1指標が前記第2指標よりも大きい場合、各作業者の前記行動特性として前記第1行動特性を特定し、各作業者に対応する前記第2指標が前記第1指標よりも大きい場合、各作業者の前記行動特性として前記第2行動特性を特定する、
ことを特徴とする作業振分プログラム。
(付記10)
付記9において、
前記複数の作業者のそれぞれに対応する前記第1指標と前記第2指標のうちの少なくともいずれかが第2閾値よりも小さい場合に、前記振り分ける処理を行う、
ことを特徴とする作業振分プログラム。
(付記11)
付記7において、さらに、
前記複数の作業者ごとに、各作業者が前記複数の第2タスクのうちの前記第1難易度のタスクを処理した場合における処理時間の短縮度合いを示す第3指標を算出し、
前記第3指標が前記第1指標の所定割合以下である特定の作業者が前記複数の作業者に含まれる場合であって、前記特定の作業者が前記第1作業者である場合、前記特定の作業者に対して振り分けられる前記第1難易度に対応する前記複数の第2タスクの割合が減少し、かつ、前記特定の作業者に対して振り分けられる前記第2難易度に対応する前記複数の第2タスクの割合が増加するように、前記複数の作業者間において前記複数の第2タスクを交換する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする作業振分プログラム。
(付記12)
付記7において、さらに、
前記複数の作業者ごとに、各作業者が前記複数の第2タスクのうちの前記第2難易度のタスクを処理した場合における処理時間の短縮度合いを示す第4指標を算出し、
前記第4指標が前記第2指標の所定割合以下である特定の作業者が前記複数の作業者に含まれる場合であって、前記特定の作業者が前記第2作業者である場合、前記特定の作業者に対して振り分けられる前記第2難易度に対応する前記複数の第2タスクの割合が減少し、かつ、前記特定の作業者に対して振り分けられる前記第1難易度に対応する前記複数の第2タスクの割合が増加するように、前記複数の作業者間において前記複数の第2タスクを交換する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする作業振分プログラム。
(付記13)
複数の作業者ごとに、各作業者が過去に処理した複数の第1タスクの難易度と処理時間とから各作業者の行動特性を特定する特性特定部と、
前記複数の作業者ごとの行動特性と複数の第2タスクの難易度とに基づいて、前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分けるタスク振分部と、を有する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理装置。
(付記14)
付記13において、
前記複数の第1タスクと前記複数の第2タスクとのそれぞれの難易度は、第1難易度と前記第1難易度よりも高い第2難易度とを含み、
前記特性特定部は、前記複数の作業者ごとに、各作業者の前記行動特性として、前記第1難易度のタスクの処理に適する第1行動特性と、前記第2難易度のタスクの処理に適する第2行動特性とを含む複数の行動特性のうちのいずれかを特定する、
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記15)
複数の作業者ごとに、各作業者が過去に処理した複数の第1タスクの難易度と処理時間とから各作業者の行動特性を特定し、
前記複数の作業者ごとの行動特性と複数の第2タスクの難易度とに基づいて、前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分ける、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする作業振分方法。
(付記16)
付記15において、
前記複数の第1タスクと前記複数の第2タスクとのそれぞれの難易度は、第1難易度と前記第1難易度よりも高い第2難易度とを含み、
前記特定する処理では、前記複数の作業者ごとに、各作業者の前記行動特性として、前記第1難易度のタスクの処理に適する第1行動特性と、前記第2難易度のタスクの処理に適する第2行動特性とを含む複数の行動特性のうちのいずれかを特定する、
ことを特徴とする作業振分方法。
1:情報処理装置 5:操作端末
10:情報処理システム 101:CPU
102:メモリ 103:I/Oインタフェース
104:ストレージ 105:バス
NW:ネットワーク

Claims (13)

  1. 複数の作業者ごとに、各作業者が過去に処理した複数の第1タスクの難易度と処理時間とから各作業者の行動特性を特定し、
    前記複数の作業者ごとの行動特性と複数の第2タスクの難易度とに基づいて、前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分ける、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする作業振分プログラム。
  2. 請求項1において、
    前記振り分ける処理では、
    前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分け、
    前記複数の作業者ごとの行動特性と複数の第2タスクの難易度とに基づいて、前記複数の作業者間において前記複数の第2タスクを交換する、
    ことを特徴とする作業振分プログラム。
  3. 請求項1において、
    前記複数の第1タスクと前記複数の第2タスクとのそれぞれの難易度は、第1難易度と前記第1難易度よりも高い第2難易度とを含み、
    前記特定する処理では、前記複数の作業者ごとに、各作業者の前記行動特性として、前記第1難易度のタスクの処理に適する第1行動特性と、前記第2難易度のタスクの処理に適する第2行動特性とを含む複数の行動特性のうちのいずれかを特定する、
    ことを特徴とする作業振分プログラム。
  4. 請求項3において、
    前記振り分ける処理では、前記複数の作業者のうちの前記第1行動特性に対応する第1作業者に対して振り分けられる前記複数の第2タスクにおける前記第1難易度に対応するタスクの割合が、前記第1作業者が過去に処理した前記複数の第1タスクにおける前記第1難易度に対応するタスクの割合よりも多くなるように、前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分ける、
    ことを特徴とする作業振分プログラム。
  5. 請求項4において、
    前記振り分ける処理では、前記複数の作業者のうちの前記第2行動特性に対応する第2作業者に対して振り分けられる前記複数の第2タスクにおける前記第2難易度に対応するタスクの割合が、前記第2作業者が過去に処理した前記複数の第1タスクにおける前記第2難易度に対応するタスクの割合よりも多くなるように、前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分ける、
    ことを特徴とする作業振分プログラム。
  6. 請求項5において、
    前記振り分ける処理では、前記第1作業者に対して振り分けられるタスクのうちの前記第1難易度に対応するタスクの割合が第1閾値以下になるように、前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分ける、
    ことを特徴とする作業振分プログラム。
  7. 請求項5において、
    前記特定する処理では、
    前記複数の作業者ごとに、各作業者が前記複数の第1タスクのうちの前記第1難易度のタスクを処理した場合における第1処理時間の短縮度合いを示す第1指標と、各作業者が前記複数の第1タスクのうちの前記第2難易度のタスクを処理した場合における第2処理時間の短縮度合いを示す第2指標とを算出し、
    前記複数の作業者ごとに、各作業者に対応する前記第1指標と前記第2指標とに基づいて、各作業者の前記行動特性を前記複数の行動特性のうちのいずれかに決定する、
    ことを特徴とする作業振分プログラム。
  8. 請求項7において、
    前記特定する処理では、前記複数の作業者ごとに、各作業者に対応する前記第1指標が前記第2指標よりも大きい場合、各作業者の前記行動特性として前記第1行動特性を特定し、各作業者に対応する前記第2指標が前記第1指標よりも大きい場合、各作業者の前記行動特性として前記第2行動特性を特定する、
    ことを特徴とする作業振分プログラム。
  9. 請求項8において、
    前記複数の作業者のそれぞれに対応する前記第1指標と前記第2指標のうちの少なくともいずれかが第2閾値よりも小さい場合に、前記振り分ける処理を行う、
    ことを特徴とする作業振分プログラム。
  10. 請求項7において、さらに、
    前記複数の作業者ごとに、各作業者が前記複数の第2タスクのうちの前記第1難易度のタスクを処理した場合における処理時間の短縮度合いを示す第3指標を算出し、
    前記第3指標が前記第1指標の所定割合以下である特定の作業者が前記複数の作業者に含まれる場合であって、前記特定の作業者が前記第1作業者である場合、前記特定の作業者に対して振り分けられる前記第1難易度に対応する前記複数の第2タスクの割合が減少し、かつ、前記特定の作業者に対して振り分けられる前記第2難易度に対応する前記複数の第2タスクの割合が増加するように、前記複数の作業者間において前記複数の第2タスクを交換する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする作業振分プログラム。
  11. 請求項7において、さらに、
    前記複数の作業者ごとに、各作業者が前記複数の第2タスクのうちの前記第2難易度のタスクを処理した場合における処理時間の短縮度合いを示す第4指標を算出し、
    前記第4指標が前記第2指標の所定割合以下である特定の作業者が前記複数の作業者に含まれる場合であって、前記特定の作業者が前記第2作業者である場合、前記特定の作業者に対して振り分けられる前記第2難易度に対応する前記複数の第2タスクの割合が減少し、かつ、前記特定の作業者に対して振り分けられる前記第1難易度に対応する前記複数の第2タスクの割合が増加するように、前記複数の作業者間において前記複数の第2タスクを交換する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする作業振分プログラム。
  12. 複数の作業者ごとに、各作業者が過去に処理した複数の第1タスクの難易度と処理時間とから各作業者の行動特性を特定する特性特定部と、
    前記複数の作業者ごとの行動特性と複数の第2タスクの難易度とに基づいて、前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分けるタスク振分部と、を有する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理装置。
  13. 複数の作業者ごとに、各作業者が過去に処理した複数の第1タスクの難易度と処理時間とから各作業者の行動特性を特定し、
    前記複数の作業者ごとの行動特性と複数の第2タスクの難易度とに基づいて、前記複数の第2タスクを前記複数の作業者に振り分ける、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする作業振分方法。
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