JP2024006344A - Fixture - Google Patents
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Abstract
Description
この開示は、着座者が座るための座部を有する什器に関する。 This disclosure relates to a fixture having a seat for a seated person to sit on.
特許文献1には、座と側パネルとを備える椅子が開示されている。
特許文献1に記載されている椅子は、利用者が移動させる際に側パネルを把持することが多くなるため、側パネルの汚れや破損の原因となっていた。また、椅子に正対する利用者が手前側に椅子を移動させる際に手を掛ける部分が無いため、容易に椅子を移動させることができなかった。そこで、本開示は、上記に関する課題を解決することを目的とする。
In the chair described in
本発明の第1観点に係る什器は、着座者が座るための座部と、前記着座者の後方及び側方の少なくとも一部を遮蔽可能な面を含む遮蔽部と、下端に設けられるキャスタと、を備える什器であって、前記什器を移動する際に把持される把手部と、をさらに備える。 A fixture according to a first aspect of the present invention includes a seat portion for a seated person to sit on, a shielding portion including a surface capable of shielding at least part of the rear and sides of the seated person, and casters provided at a lower end. The fixture further includes a handle portion that is gripped when moving the fixture.
上記第1観点に係る什器によれば、遮蔽部の汚れ・破損を抑制し、利用者による移動性を向上させることができる。 According to the fixture according to the first aspect, dirt and damage to the shielding portion can be suppressed, and mobility by the user can be improved.
上記第1観点に係る什器において、遮蔽部はパネル又はスクリーンを採用することが可能である。 In the fixture according to the first aspect, the shielding portion may be a panel or a screen.
本発明の第2観点に係る什器は、上記第1観点に係る什器であって、前記把手部は、長尺部材で形成されるとともに長手方向が鉛直方向となる姿勢で設けられる。 A fixture according to a second aspect of the present invention is the fixture according to the first aspect, in which the handle portion is formed of an elongated member and is provided in a posture in which the longitudinal direction is a vertical direction.
上記第2観点に係る什器によれば、利用者による移動性をさらに向上させることができる。 According to the fixture according to the second aspect, the mobility of the user can be further improved.
本発明の第3観点に係る什器は、上記第1観点に係る什器であって、前記把手部は、前記遮蔽部と一体的に構成される。 A fixture according to a third aspect of the present invention is the fixture according to the first aspect, wherein the handle portion is integrally configured with the shielding portion.
上記第3観点に係る什器によれば、遮蔽部の汚れ・破損をさらに抑制することができる。 According to the fixture according to the third aspect, staining and damage to the shielding portion can be further suppressed.
本発明の第4観点に係る什器は、上記第3観点に係る什器であって、前記遮蔽部は、フレームと遮蔽体とを含み、前記把手部は、前記フレームの一部により形成される。 A fixture according to a fourth aspect of the present invention is the fixture according to the third aspect, wherein the shielding portion includes a frame and a shielding body, and the handle portion is formed by a part of the frame.
上記第4観点に係る什器によれば、簡易な構成で把手部を形成することができる。 According to the fixture according to the fourth aspect, the handle portion can be formed with a simple configuration.
本発明の第5観点に係る什器は、上記第4観点に係る什器であって、前記キャスタが前記フレームの下端に設けられる。 A fixture according to a fifth aspect of the present invention is the fixture according to the fourth aspect, in which the caster is provided at the lower end of the frame.
上記第5観点に係る什器によれば、什器の組立性を向上させることができる。 According to the fixture according to the fifth aspect, it is possible to improve the assemblability of the fixture.
本発明の第6観点に係る什器は、上記第1観点に係る什器であって、前記把手部は、前記座部と一体的に構成される。 A fixture according to a sixth aspect of the present invention is the fixture according to the first aspect, wherein the handle portion is integrally configured with the seat portion.
上記第6観点に係る什器によれば、座部の汚れ・破損を抑制することができる。 According to the fixture according to the sixth aspect, staining and damage to the seat can be suppressed.
本発明の第7観点に係る什器は、上記第1観点から第6観点の何れか一に係る什器であって、前記把手部は、前記座部の前端よりも前方に配置される。 A fixture according to a seventh aspect of the present invention is the fixture according to any one of the first to sixth aspects, wherein the handle portion is arranged forward of the front end of the seat portion.
上記第7観点に係る什器によれば、利用者による移動性をさらに向上させることができる。 According to the fixture according to the seventh aspect, the mobility of the user can be further improved.
[ソファ1(什器の第一実施形態)]
まず、図1から図7を用いて、本発明に係る什器の第一実施形態であるソファ1について説明する。本明細書においては、ソファ1に着座者が座った姿勢における着座者の視点でソファ1の方向を規定する(第二実施形態に係るソファ100についても同様)。具体的には、図1における右下側、図3における下側、及び、図4における右側をソファ1の前方向とし、反対側をソファ1の後方向とする。同様に、図1における左下側、図3における左側、及び、図4における紙面手前側をソファ1の右側方向とし、反対側をソファ1の左側方向とする。
[Sofa 1 (first embodiment of fixtures)]
First, a
図1から図5に示す如く、本実施形態に係るソファ1は、着座者が座るための座部2と、着座者の後方及び側方の少なくとも一部を遮蔽可能な面を含む遮蔽部3と、ソファ1の下端に設けられるキャスタ4と、ソファ1の前部に設けられる可動テーブル5と、を備える。
As shown in FIGS. 1 to 5, the
座部2は、布体の内部にクッション材が収容されて構成される。図1及び図2に示す如く、座部2は、着座者が座る面である座面21と、座面21の後部に設けられる背もたれ22とを備える。座面21の反対側に形成された下面は遮蔽部3に組付けるための固定面として形成される。
The
ソファ1は、座部2が遮蔽部3に組付けられることにより構成される。図1及び図2に示す如く、遮蔽部3は、フレーム31と遮蔽体32とで形成されるスクリーンとして構成される。フレーム31は、遮蔽部3の外形形状を規定する枠体であり、金属製のパイプで構成される。本実施形態においては、フレーム31に架け渡された張地で遮蔽体32を構成することにより、遮蔽部3を簡易に構成可能としている。フレーム31の下端部にはキャスタ4が設けられる。キャスタ4により、ソファ1の利用者がソファ1を容易に移動させることを可能としている。
The
図1から図4に示す如く、フレーム31(遮蔽部3)は前側が開放されるとともに、前側に向かうに従って左右方向に拡幅する、平面視逆U字形状に形成される。フレーム31の外面を覆うように遮蔽体32が被せられることにより、フレーム31と遮蔽体32とが一体になった遮蔽部3が構成される。本実施形態においては、フレーム31を金属製のパイプで形成することにより、遮蔽部3の剛性を高める構成としている。
As shown in FIGS. 1 to 4, the frame 31 (shielding portion 3) is formed in an inverted U-shape in plan view, with the front side open and widening in the left-right direction toward the front side. By covering the outer surface of the
フレーム31における左右の前端部には、上下方向に沿って設けられる把手部31a・31aが露出される。それぞれの把手部31aは、長尺部材で形成されるとともに、長手方向が鉛直方向となる姿勢でフレーム31に形成される。図3に示す如く、把手部31a・31aは、座部2の前端2aよりも前方に配置されている。
At the left and right front end portions of the
図2に示す如く、フレーム31の下部には、座部2を載置するための座フレーム31bが形成される。座フレーム31bに座部2が載置され、座部2の固定面がねじ等の図示しない固定具で座フレーム31bに固定される。これにより、座部2がフレーム31に安定的に組付けられ、座部2の姿勢が安定した状態で遮蔽部3に一体化される。
As shown in FIG. 2, a
本実施形態に係るソファ1においては、座部2の後方及び側方に遮蔽部3を設けることにより、座部2に座った着座者の後方及び側方の少なくとも一部を遮蔽可能な面(遮蔽体32)を構成している。これにより、ソファ1を利用する着座者は、後方及び側方の外部からの視線を遮ることができるため、個人的な空間を確保することが可能となる。また、着座者がソファ1を用いて読書や仕事等を行う場合に、ソファ1の後方及び側方からの音や光などの外部情報を遮断できるため、集中して作業を行うことが可能となる。また、着座者がソファ1を用いてWEB会議を行う場合に、ソファ1の後方の状況が画面に映り込むことを遮蔽部3により防止できる。
In the
本実施形態に係るソファ1においては、遮蔽部3の上端は、座部2における座面21の高さの3倍以上の高さに位置する。具体的には図5に示す如く、遮蔽部3の高さである第一高さH1は、座面21の高さである座面高さHsの3倍以上となるように形成されている。これにより、ソファ1の着座者は、後方及び側方の外部からの視線を充分に遮ることができるとともに、ソファ1の後方及び側方からの外部情報を充分に遮断することができる。
In the
なお、ソファ1を外部から遮蔽してパーソナルスペースを確保するという観点において、遮蔽部3の高さは、座面21の高さの3.5倍以上に形成することが好ましく、さらには座面21の高さの4倍以上に形成することがより好ましい。
In addition, from the viewpoint of shielding the
一方、ソファ1はキャスタ4により移動を容易にしているため、利用者が一人で利用する状況から、複数人が対面して利用する状況に簡易に変更することができる。即ち、ソファ1は、上記の如く利用者がパーソナルスペースを確保した状態と、複数人が対面する状態との間で使用態様をフレキシブルに変更可能としている。
On the other hand, since the
図1から図5に示す如く、本実施形態に係るソファ1の前部には、着座者が利用可能な可動テーブル5が設けられる。可動テーブル5は、支柱部材51、支持部材52、固定板53、及び、天板54で構成される。
As shown in FIGS. 1 to 5, a movable table 5 that can be used by a sitting person is provided at the front of the
本実施形態に係るソファ1において、支柱部材51は天板54の高さを調整可能な高さ調整部として構成される。支柱部材51は、上下方向に変位する第1支柱51aと、筒状に構成されて第1支柱51aの変位部分を収容する第2支柱51bと、を含む。
In the
第2支柱51bの下側中途部からは水平方向に固定部51dが延出され、固定部51dが座部2の固定面に固定される。これにより、可動テーブル5が座部2に対して一体的に組付けられる。第1支柱51aの上端部からは水平方向に連結部51cが延出される。
A fixing
連結部51cの先端部には支持部材52が連結部51cと回動可能に連結される。支持部材52の先端部には固定板53を介して天板54が設けられる。固定板53は支持部材52に対して回動可能に組付けられる。具体的には図3(a)及び(b)に示す如く、連結部51cの先端部と支持部材52の基端部とは、上下方向に向けた第一回動軸A1回りに回動可能とされる。また、支持部材52の先端部と固定板53とは、上下方向に向けた第二回動軸A2回りに回動可能とされる。
A
上記の如く、ソファ1が備える可動テーブル5において、天板54は支持部材52を介して、高さ調整部である支柱部材51に支持されている。そして、支持部材52は、上下方向に向けた第一回動軸A1回りに回動可能に、支柱部材51に支持される。さらに、天板54は、上下方向に向けた第二回動軸A2回りに回動可能に、固定板53を介して支持部材52に支持される。
As described above, in the movable table 5 included in the
図4に示す如く、第2支柱51bの内面には長手方向に沿って複数の係止溝51eが形成される。そして、この係止溝51eの一つに、第一支柱51aに形成された係止部が係止する。これにより、図4及び図5に示す如く第2支柱51bに対する第1支柱51aの上下位置が可変とされ、天板54が上下方向に昇降可能とされる。
As shown in FIG. 4, a plurality of locking
上記の如く、本実施形態に係るソファ1においては、天板54を備える可動テーブル5が座部2と一体的に組付けられている。このため、ソファ1の利用者はパソコンや資料を配置するために別途テーブル等を準備する必要がなく、常に天板54を使用することが可能となる。
As described above, in the
また、本実施形態に係るソファ1において、可動テーブル5には、天板54の高さを調節可能な高さ調節部として、第1支柱51aと、第1支柱51aを上下方向に変位可能に支持する第2支柱51bと、を備える支柱部材51が設けられる。これにより、天板54の高さを容易に変更することを可能としている。着座者がソファ1を用いてWEB会議を行う場合は、パソコンを載置する天板54を高い位置に変更することにより、ソファ1の後方の状況が遮蔽部3によってより画面に映り込みにくくすることができる。
In the
また、本実施形態に係るソファ1において、可動テーブル5における支持部材52は、上下方向に向けた第1回動軸A1回りに回動可能に、支柱部材51の連結部51cに支持される。これにより、座部2と天板54との相対的な角度を変更可能として、ソファ1の利用者が容易に着席/離席することを可能としている。
Further, in the
また、本実施形態に係るソファ1において、可動テーブル5における天板54は、上下方向に向けた第2回動軸A2回りに回動可能に支持部材52に支持される。これにより、図3(a)及び(b)に示す如く、座部2と天板54との相対的な角度を変えずに、座部2と天板54との距離を変更することができる。
Further, in the
本実施形態に係るソファ1においては図6に示す如く、遮蔽部3は、座部2の右側側方に位置する第1面P1と、座部2の左側側方に位置する第2面P2と、第1面P1と第2面P2を繋ぐ第3面P3と、を含む。そして、第1面P1及び第2面P2は、座部2の側方の大部分を遮蔽するとともに、平面視で前端側の互いの間隔が後端側の互いの間隔よりも漸次大きくなるように構成されている。さらに、第3面P3は、平面視で後方側に膨出して形成される。なお、第1面P1及び第2面P2が遮蔽する、「座部2の側方の大部分」とは、例えば座部2の側方の3分の2以上であれば良く、座部2の側方の8割以上であればより好ましい。
In the
上記の如く、本実施形態に係るソファ1においては、上記の如く形成することにより、着座者の利用する領域に対する配置スペースをコンパクトにすることができる。具体的には図7に示す如く、着座者が利用しない部分である後方角部を設けないことにより、ソファ1の平面視における配置スペースを小さくすることができるのである。これにより、図7に示す如く、複数のソファ1を斜めに向けて並べて配置した場合に、ソファ1の載置幅Wに対して、ソファ1の距離Dを比較的大きく確保することが可能となる。
As described above, by forming the
また、本実施形態に係るソファ1において、遮蔽部3を構成するフレーム31の状態は、図2及び図6に示す如く、平面視で第1面P1、第2面P2、及び、第3面P3の形状に沿って水平方向に延びる水平部分を含んで構成される。これにより、遮蔽部3の剛性を高めることが可能となる。
Further, in the
また、図6に示す如く、座部2は平面視で第1面P1、第2面P2、及び、第3面P3の形状に沿って形成されている。これにより、ソファ1の外観において座部2と遮蔽部3との一体感を高めることができるため、ソファ1の意匠性を向上させることができる。
Further, as shown in FIG. 6, the
また、本実施形態に係るソファ1において、遮蔽部3は左右対称形状に形成され、第1面P1と第2面P2とが共通の形状に形成されている。これにより、第1面P1と第2面P2との製造工程を共通化することができるため、ソファ1の製造コストを抑制することができる。
Moreover, in the
また、本実施形態に係るソファ1においては上記の如く、フレーム31における左右の前端部に、上下方向に沿って設けられる把手部31a・31aが設けられる。これにより、ソファ1の利用者はソファ1を移動する際に、座部2や遮蔽体32を持って移動させる必要がなく、把手部31aを持つことができる。このため、ソファ1の移動の際に座部2や遮蔽体32の汚れ・破損を抑制できる。
Further, in the
また、本実施形態に係るソファ1においては、ソファ1に正対する利用者が手前側にソファ1を移動させる場合でも、把手部31aを持つことができる。即ち、利用者が容易にソファ1を移動させることが可能となるため、利用者によるソファ1の移動性を向上させることができる。
Furthermore, in the
また、本実施形態に係るソファ1において、把手部31aは、長尺部材で形成されるとともに長手方向が鉛直方向となる姿勢で設けられる。これにより、ソファ1の利用者はソファ1の上下位置の何れの箇所であっても把手部31aを持つことができるため、利用者によるソファ1の移動性をさらに向上させることができる。
Furthermore, in the
また、本実施形態に係るソファ1において、把手部31aは、遮蔽部3と一体的に構成される。これにより、これにより、ソファ1の利用者はソファ1を移動する際に、遮蔽部3における把手部31aを持ちやすくすることができる。このため、ソファ1の移動の際に遮蔽部3の汚れ・破損を抑制できる。
Furthermore, in the
また、本実施形態に係るソファ1において、把手部31aはフレーム31の一部により形成される。これにより、把手部を別途設ける必要がないため、簡易な構成で把手部31aを形成することができる。
Further, in the
また、本実施形態に係るソファ1において、キャスタ4がフレーム31の下端に設けられる。ソファ1の移動性を高めると同時に、ソファ1の組立性を向上させることができる。また、本実施形態に係るソファ1において、把手部31aは、座部2の前端2aよりも前方に配置される。これにより、ソファ1の前方にいる利用者が把手部31aを持ちやすくできるため、利用者によるソファ1移動性をさらに向上させることができる。
Furthermore, in the
[ソファ100(什器の第二実施形態)]
次に、図8から図11を用いて、本発明に係る什器の第二実施形態であるソファ100について説明する。図8から図11に示す如く、本実施形態に係るソファ100は、着座者が座るための座部102と、着座者の後方及び側方の少なくとも一部を遮蔽可能な面を含む遮蔽部103と、ソファ100の下端に設けられるキャスタ104と、ソファ100の前部に設けられる可動テーブル105と、を備える。
[Sofa 100 (second embodiment of fixture)]
Next, a
座部102は、布体の内部にクッション材が収容されて構成される。図8及び図9に示す如く、座部102は、着座者が座る面である座面121と、座面121の後部に設けられる背もたれ122とを備える。座面121の反対側に形成された下面は遮蔽部103に組付けるための固定面として形成される。
The
ソファ100は、座部102が遮蔽部103に組付けられることにより構成される。図8及び図9に示す如く、遮蔽部103は、フレーム131と遮蔽体132とで形成されるスクリーンとして構成される。フレーム131は、金属製のパイプで構成され、遮蔽部103の外形形状を規定する枠体である。本実施形態においては、フレーム131に架け渡された張地で遮蔽体132を構成することにより、遮蔽部103を簡易に構成可能としている。フレーム131の下端部にはキャスタ104が設けられる。キャスタ104により、ソファ100の利用者がソファ100を容易に移動させることを可能としている。
The
図8から図11に示す如く、フレーム131(遮蔽部103)は前側が開放されるとともに、前側に向かうに従って左右方向に拡幅する、平面視逆U字形状に形成される。フレーム131の外面を覆うように遮蔽体132が被せられることにより、フレーム131と遮蔽体132とが一体になった遮蔽部103が構成される。本実施形態においては、フレーム131を金属製のパイプで形成することにより、遮蔽部103の剛性を高める構成としている。
As shown in FIGS. 8 to 11, the frame 131 (shielding portion 103) is open at the front and is formed into an inverted U-shape in plan view, widening in the left-right direction toward the front. By covering the outer surface of the
フレーム131における左右の前端部には、上下方向に沿って設けられる把手部131a・131aが露出される。それぞれの把手部131aは、長尺部材で形成されるとともに、長手方向が鉛直方向となる姿勢でフレーム131に形成される。図10に示す如く、把手部131a・131aは、座部102の前端102aよりも前方に配置されている。
At the left and right front end portions of the
図9に示す如く、フレーム131の下部には、座部102を載置するための座フレーム131bが形成される。座フレーム131bに座部102が載置され、座部102の固定面がねじ等の図示しない固定具で座フレーム131bに固定される。これにより、座部102がフレーム131に安定的に組付けられ、座部102の姿勢が安定した状態で遮蔽部103に一体化される。
As shown in FIG. 9, a
本実施形態に係るソファ100においては、座部102の後方及び側方に遮蔽部103を設けることにより、座部102に座った着座者の後方及び側方の少なくとも一部を遮蔽可能な面(遮蔽体132)を構成している。これにより、ソファ100を利用する着座者は、後方及び側方の外部からの視線を遮ることができるため、個人的な空間を確保することが可能となる。また、着座者がソファ100を用いて読書や仕事等を行う場合に、ソファ100の後方及び側方からの音や光などの外部情報を遮断できるため、集中して作業を行うことが可能となる。また、着座者がソファ100を用いてWEB会議を行う場合に、ソファ100の後方の状況が画面に映り込むことを遮蔽部103により防止できる。
In the
本実施形態に係るソファ100においては、遮蔽部103の上端は、座部102における座面121の高さの4倍以上の高さに位置する。具体的には図11に示す如く、遮蔽部103の高さである第二高さH2は、座面121の高さである座面高さHsの4倍以上となるように形成されている。これにより、ソファ100の着座者は、後方及び側方の外部からの視線を充分に遮ることができるとともに、ソファ100の後方及び側方からの外部情報を充分に遮断することができる。
In the
図8から図11に示す如く、本実施形態に係るソファ100の前部には、着座者が利用可能な可動テーブル105が設けられる。可動テーブル105は、支柱部材151、支持部材152、固定板153、及び、天板154で構成される。
As shown in FIGS. 8 to 11, a movable table 105 that can be used by a sitting person is provided at the front of the
本実施形態に係るソファ100において、支柱部材151は、上下方向に沿って設けられた支柱151aと、支柱151aの上端部から水平方向に延出された連結部151bと、支柱151aの下側中途部から水平方向に延出された固定部151cと、を備える。固定部151cが座フレーム131bに固定される。これにより、可動テーブル105が遮蔽部103のフレーム131に対して一体的に組付けられる。
In the
連結部151bの先端部には支持部材152が連結部151bと回動可能に連結される。支持部材152の先端部には固定板153を介して天板154が設けられる。固定板153は支持部材152に対して回動可能に組付けられる。具体的には図10(a)及び(b)に示す如く、連結部151bの先端部と支持部材152の基端部とは、上下方向に向けた第一回動軸A1回りに回動可能とされる。また、支持部材152の先端部と固定板153とは、上下方向に向けた第二回動軸A2回りに回動可能とされる。
A
上記の如く、ソファ100が備える可動テーブル105において、天板154は支持部材152を介して、支柱部材151に支持されている。そして、支持部材152は、上下方向に向けた第一回動軸A1回りに回動可能に、支柱部材151に支持される。さらに、天板154は、上下方向に向けた第二回動軸A2回りに回動可能に、固定板153を介して支持部材152に支持される。
As described above, in the movable table 105 included in the
上記の如く、本実施形態に係るソファ100においては、天板154を備える可動テーブル105が遮蔽部103と一体的に組付けられている。このため、ソファ100の利用者はパソコンや資料を配置するために別途テーブル等を準備する必要がなく、常に天板154を使用することが可能となる。
As described above, in the
また、本実施形態に係るソファ100において、可動テーブル105における支持部材152は、上下方向に向けた第1回動軸A1回りに回動可能に、支柱部材151の連結部151bに支持される。これにより、座部102と天板154との相対的な角度を変更可能として、ソファ100の利用者が容易に着席/離席することを可能としている。
Further, in the
また、本実施形態に係るソファ100において、可動テーブル105における天板154は、上下方向に向けた第2回動軸A2回りに回動可能に支持部材152に支持される。これにより、図10(a)及び(b)に示す如く、座部102と天板154との相対的な角度を変えずに、座部102と天板154との距離を変更することができる。
Further, in the
本実施形態に係るソファ100は、前記第一実施形態に係るソファ1と平面視で同形状に形成される。このため、ソファ100においても、着座者の利用する領域に対する配置スペースをコンパクトにすることができる。即ち、着座者が利用しない部分である後方角部を設けないことにより、ソファ100の平面視における配置スペースを小さくすることができる。
The
また、本実施形態に係るソファ100においても、第一実施形態に係るソファ1と同様に、フレーム131における左右の前端部に、上下方向に沿って設けられる把手部131a・131aが設けられる。これにより、ソファ100の利用者はソファ100を移動する際に、座部102や遮蔽体132を持って移動させる必要がなく、把手部131aを持つことができる。このため、ソファ100の移動の際に座部102や遮蔽体132の汚れ・破損を抑制できる。
Also, in the
また、本実施形態に係るソファ100においては、ソファ100に正対する利用者が手前側にソファ100を移動させる場合でも、把手部131aを持つことができる。即ち、利用者が容易にソファ100を移動させることが可能となるため、利用者によるソファ100の移動性を向上させることができる。
Furthermore, in the
[他の変形例]
上記実施形態は、以下の変形例に示すように適宜変形が可能である。なお、各変形例は、矛盾が生じない範囲で他の変形例と組み合わせて適用されてもよい。
[Other variations]
The above embodiment can be modified as appropriate, as shown in the following modified examples. Note that each modification may be applied in combination with other modifications to the extent that no contradiction occurs.
本発明に係る什器における遮蔽部として、上記の実施形態で採用したスクリーンに代えて、単一又は複数の板状部材で構成したパネル体を採用することも可能である。 As the shielding part in the fixture according to the present invention, instead of the screen employed in the above embodiment, it is also possible to employ a panel body composed of a single or plural plate-like members.
また、什器が備える把手部を、座部と一体的に構成することも可能である。この場合でも、什器の利用者は把手部を持って什器を移動させることができるこのため、座部や遮蔽部の汚れ・破損を抑制できる。 Moreover, it is also possible to configure the handle portion of the fixture integrally with the seat portion. Even in this case, the user of the fixture can move the fixture by holding the handle, thereby suppressing dirt and damage to the seat and the shielding part.
また、上記実施形態においては、遮蔽部に座部が組付けられる構成としたが、床面に配置可能な座部に対して遮蔽部が組付けられる構成とすることも可能である。この場合、座部に脚が別途設けられ、脚の下端にキャスタを配置する構成とすることもできる。 Further, in the above embodiment, the seat part is attached to the shielding part, but it is also possible to have a structure in which the shielding part is assembled to the seat part that can be placed on the floor. In this case, a configuration may also be adopted in which legs are separately provided on the seat and casters are arranged at the lower ends of the legs.
また、本発明に係る什器における遮蔽部として、座部の上方に屋根状の板部材を設けることも可能である。また、遮蔽部が備える第3面P3は、平面視で後方側に突出する形状(例えば、後端部が屈曲したV字形状)とすることも可能である。 Moreover, it is also possible to provide a roof-like plate member above the seat part as a shielding part in the fixture according to the present invention. Further, the third surface P3 of the shielding portion may have a shape that protrudes rearward in plan view (for example, a V-shape with a bent rear end).
また、本発明に係る什器において、可動テーブルを座部の下面以外に組付ける構成とすることもできる。例えば、フレームに形成した把手部に可動テーブルを組付けることも可能である。また、上記実施形態において、天板は上下方向の回動軸を中心として回動変位する構成としたが、天板が水平方向の回動軸を中心として回動変位する構成とすることも可能である。 Further, in the fixture according to the present invention, the movable table may be attached to a part other than the lower surface of the seat. For example, it is also possible to attach a movable table to a handle formed on the frame. Furthermore, in the above embodiment, the top plate is configured to be rotated and displaced around a vertical rotation axis, but it is also possible to have a configuration in which the top plate is rotated and displaced around a horizontal rotation axis. It is.
また、本発明に係る什器において、把手部の形状及び配置構成は限定されるものではない。例えば、把手部を短尺部材、突出形状、窪み形状等で形成することも可能である。また、把手部を什器の上端部や前後方向中途部に設ける構成とすることも可能である。 Further, in the fixture according to the present invention, the shape and arrangement of the handle portion are not limited. For example, it is also possible to form the handle portion with a short member, a protruding shape, a recessed shape, or the like. Further, it is also possible to configure the handle portion to be provided at the upper end portion of the fixture or at a midway portion in the front-rear direction.
また、本発明に係る什器において、平面視で遮蔽部の第1面、第2面、及び、第3面の形状に沿って水平方向に延びるフレームの水平部分を、フレームの上端近傍、又は、上下方向中途部より下方の位置に形成することも可能である。 Further, in the fixture according to the present invention, the horizontal portion of the frame that extends in the horizontal direction along the shapes of the first surface, the second surface, and the third surface of the shielding portion in plan view is located near the upper end of the frame, or It is also possible to form it at a position below the midway point in the vertical direction.
また、本発明に係る什器において、フレームに座フレームを設けずに座部を組付ける構成とすることも可能である。また、フレームを樹脂製、木製、カーボン製等の他の素材とすることも可能である。 Further, in the fixture according to the present invention, it is also possible to have a configuration in which the seat portion is assembled to the frame without providing the seat frame. Further, the frame may be made of other materials such as resin, wood, carbon, etc.
また、本発明に係る什器において、平面視において座部の形状を遮蔽部と異なる形状とすることも可能である。また、遮蔽部の第1面と第2面との形状を異なる形状とすることも可能である。 Moreover, in the fixture according to the present invention, it is also possible to make the shape of the seat portion different from the shape of the shielding portion in plan view. Further, it is also possible to make the first surface and the second surface of the shielding portion different in shape.
また、本発明に係る什器において、可動テーブルの天板は、支柱の伸縮による高さ調節に代えて、天板を組付けるブラケット位置が上下に可変とされることにより、天板の高さが調節される構成とすることもできる。 In addition, in the fixture according to the present invention, the height of the top plate of the movable table is adjusted by vertically changing the position of the bracket to which the top plate is attached, instead of adjusting the height by expanding and contracting the support. A regulated configuration is also possible.
また、本発明に係る什器において、天板が上下方向に向けた軸回りに回動しない構成とすることもできる。また、天板の上下方向の回動軸を一本又は三本以上とすることも可能である。 Further, in the fixture according to the present invention, the top plate may be configured not to rotate around an axis directed in the vertical direction. Moreover, it is also possible to have one or three or more rotation axes in the vertical direction of the top plate.
1 ソファ(什器の第一実施形態)
2 座部 2a 前端
3 遮蔽部 4 キャスタ
5 可動テーブル
21 座面 22 背もたれ
31 フレーム 31a 把手部
31b 座フレーム 32 遮蔽体
51 支柱部材 51a 第2支柱(高さ調整部)
51b 第1支柱(高さ調整部)
51c 連結部 51d 固定部
51e 係止溝 52 支持部材
53 固定板 54 天板
100 ソファ(什器の第二実施形態)
102 座部 102a 前端部
103 遮蔽部 104 キャスタ
105 可動テーブル
121 座面 122 背もたれ
131 フレーム 131a 把手部
131b 座フレーム 132 遮蔽体
151 支柱部材 151a 支柱
151b 連結部 151c 固定部
152 支持部材 153 固定板
154 天板
A1 第一回動軸 A2 第二回動軸
Hs 座面高さ H1 第一高さ
H2 第二高さ D 距離
W 載置幅
P1 第一面 P2 第二面
P3 第三面
1 Sofa (first embodiment of fixtures)
2
3
5 Movable table
21
31
51
51b 1st pillar (height adjustment part)
53
100 Sofa (second embodiment of fixtures)
102
103
105 Movable table
121
131
131b
151
151b
152
154 Top plate
A1 First rotation axis A2 Second rotation axis
Hs Seat height H1 First height
H2 Second height D Distance
W Placement width
P1 First page P2 Second page
P3 Third page
Claims (7)
前記什器を移動する際に把持される把手部と、をさらに備える、什器。 A fixture comprising a seat for a seated person to sit on, a shielding section including a surface capable of shielding at least a portion of the rear and sides of the seated person, and casters provided at a lower end,
A fixture further comprising a handle portion that is gripped when moving the fixture.
前記把手部は、前記フレームの一部により形成される、請求項3に記載の什器。 The shielding section includes a frame and a shielding body,
The fixture according to claim 3, wherein the handle portion is formed by a part of the frame.
The fixture according to any one of claims 1 to 6, wherein the handle portion is arranged forward of a front end of the seat portion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022107147A JP2024006344A (en) | 2022-07-01 | 2022-07-01 | Fixture |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022107147A JP2024006344A (en) | 2022-07-01 | 2022-07-01 | Fixture |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024006344A true JP2024006344A (en) | 2024-01-17 |
Family
ID=89540739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022107147A Pending JP2024006344A (en) | 2022-07-01 | 2022-07-01 | Fixture |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024006344A (en) |
-
2022
- 2022-07-01 JP JP2022107147A patent/JP2024006344A/en active Pending
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