JP2024004313A - 学習支援システム、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】学習者の能力をより効率的に伸ばすことのできる学習支援システムを提供する。【解決手段】問題及びその正解に関する情報を記憶する問題情報記憶部101と、問題情報記憶部101に記憶している情報を基に問題を学習者に提示するべく出力する問題出力制御部102と、学習者による解答の入力を取得する解答入力受付部103と、その解答が正解であるか不正解であるかを判定する正否判定部104と、正否判定部104で解答が不正解であると判定した場合、不正解である旨とともにこれから同じ問題を再度解くかまたは別の問題を解くかの質問を学習者に提示するべく出力する結果出力制御部105と、学習者による質問に対する応答の入力を取得する応答入力受付部106とを具備し、応答入力受付部106で学習者による同じ問題を再度解く旨の応答の入力を取得したならば同じ問題を再度学習者に提示するべく出力するシステムを構成した。【選択図】図4

Description

本発明は、学習者、特に教育を受け勉学に励む児童や生徒等による学習の能率の向上を企図した学習支援システムに関する。
コンピュータ支援教育(Computer-Aided Instruction)またはe-ラーニング(electronic learning)を実現するシステムが周知である(例えば、下記特許文献を参照)。一般に、この種のシステムは、学習者が学習するべき内容に関わる問題を出題し、学習者にその問題に対して解答させ、その解答が正解であるか不正解であるかを判定して結果を出力するという問題演習機能を提供する。
特開2017-062332号公報 特許第7022431号公報
既存の学習支援システムでは、学習者が入力した問題の解答が正解であっても不正解であっても、その結果を出力した後、新たな別の問題に遷移することが専らである。
解答が不正解であった場合には、正解や問題の解き方に関する解説を学習者に教示し、その上で次の問題を提示することが通例となっている。この仕組みは、学習者が一旦不正解の解答をした問題を、即座に解き直すことを許さないことを意味する。
だが、実のところ、不正解であった問題に直ちに再挑戦できる方が、学習者の意欲を増進し、または学習者の躓きを早期に解消して弱点を克服するために有効であろうと推察される。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、学習者の能力をより効率的に伸ばすことのできる学習支援システムを提供することを所期の目的としている。
本発明では、学習者が学習するべき内容に属する問題及びその問題の正解に関する情報を記憶する問題情報記憶部と、前記問題情報記憶部に記憶している情報を基に問題を学習者に提示するべく出力する問題出力制御部と、学習者による前記問題に対する解答の入力を取得する解答入力受付部と、前記解答入力受付部で取得した学習者による前記問題に対する解答の入力と、前記問題情報記憶部に記憶している前記問題の正解の情報とを突き合わせて、その解答が正解であるか不正解であるかを判定する正否判定部と、前記正否判定部で前記問題に対する解答が不正解であると判定した場合、解答が不正解である旨とともに、これから同じ問題を再度解くかまたは別の問題を解くかの質問を学習者に提示するべく出力する結果出力制御部と、学習者による前記質問に対する応答の入力を取得する応答入力受付部とを具備し、前記応答入力受付部で学習者による同じ問題を再度解く旨の応答の入力を取得したならば、前記問題出力制御部が、直近に提示し解答がなされた問題と同じ問題を再度学習者に提示するべく出力する学習支援システムを構成した。
前記正否判定部で前記問題に対する解答が正解であると判定した場合には、前記結果出力制御部が、解答が正解である旨を学習者に提示するべく出力するが、前記質問を学習者に提示するべく出力することはしない。
より具体的には、前記問題出力制御部が、問題を学習者に提示するべく出力するにあたり、その問題の正解を含む複数の解答の選択肢を学習者に提示するべく出力するものであり、直近に提示し解答がなされた問題と同じ問題を再度学習者に提示するべく出力する際には、複数の解答の選択肢を、直近に同じ問題について複数の解答の選択肢を提示したときの順序とは異なる順序で提示するべく出力する。
前記結果出力制御部が、直近に提示し解答がなされた問題とは別の問題であって、前記問題情報記憶部に記憶している情報により規定される次の問題を解くか、またはそうではない他の問題を解くかの質問を学習者に提示するべく出力し、前記応答入力受付部が、学習者による前記質問に対する応答の入力を取得し、前記問題出力制御部が、前記応答入力受付部で取得した応答の入力に従い、これから学習者に提示するべき問題として、前記情報により規定される次の問題、またはそうではない他の問題を選定するシステムとすることも好ましい。
さらには、前記正否判定部で判定した前記問題に対する解答が正解であるか不正解であるかを、前記問題を識別できまたは当該問題の属する単元を識別できる識別子に関連づけて記憶する過程情報記憶部を具備し、前記問題出力制御部が、前記過程情報記憶部に記憶している情報に応じて、これから学習者に提示するべき問題と選定する仕組みとすることも考えられる。
本発明によれば、学習者の能力をより効率的に伸ばすことのできる学習支援システムを実現できる。
本発明の一実施形態の学習支援システムの全体概要を示す図。 同実施形態において学習者が使用するコンピュータが備えるハードウェア資源を示す図。 同実施形態において外部のコンピュータが備えるハードウェア資源を示す図。 同実施形態の学習支援システムの機能ブロック図。 同実施形態の学習支援システムにおける問題及び解答の選択肢の出力例を示す図。 同実施形態の学習支援システムにおける解答の正否の判定結果の出力例を示す図。 同実施形態の学習支援システムにおける解答の正否の判定結果の出力例を示す図。 同実施形態の学習支援システムにおける問題及び解答の選択肢の出力例を示す図。 同実施形態の学習支援システムにおける問題及び解答の選択肢の出力例を示す図。 同実施形態の学習支援システムにおいて問題情報記憶部が格納する情報を例示する図。 同実施形態の学習支援システムにおいて過程情報記憶部が格納する情報を例示する図。 同実施形態の学習支援システムにおいてコンピュータがプログラムに従い実行する処理の手順例を示すフロー図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態における学習支援システムは、学習を行う学習者が使用するコンピュータ1と、コンピュータ1と電気通信回線3を介して通信可能に接続する外部のコンピュータ2とを要素として構成される。本学習支援システムを利用して学習を行う学習者は、複数人(多数人)存在し得る。
学習者が使用する各コンピュータ1はそれぞれ、例えば、汎用的な携帯電話端末または情報処理端末、特にスマートフォンやタブレット型コンピュータ、パーソナルコンピュータ、ビデオゲーム機等である。
図2に示すように、学習者が使用するコンピュータ1は、プロセッサ(Central Procesing Unit)1a、メインメモリ1b、補助記憶デバイス1c、ビデオコーデック1d、オーディオコーデック1e、通信インタフェース1f、入力デバイス1g、ディスプレイ1h、音声出力デバイス1i、カメラ1j等のハードウェア資源を備え、これらがコントローラ(システムコントローラ、I/Oコントローラ等)1kにより制御されて連携動作するものである。
補助記憶デバイス1cは、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、光学ディスクドライブ、その他である。ビデオコーデック1dは、プロセッサ1aより受けた描画指示をもとに表示させるべき画面を生成しその画面信号をディスプレイ1hに向けて送出するGPU(Graphics Processing Unit)、画面や画像のデータを一時的に格納しておくビデオメモリ等を要素とする。オーディオコーデック1eは、符号化されている音声データを復号化して音声出力デバイス1iであるスピーカ等から音声出力する。ビデオコーデック1d及びオーディオコーデック1eはそれぞれ、ハードウェアでなくソフトウェアとして実装することも可能である。
通信インタフェース1fは、当該コンピュータ1がPAN(Personal Area Network)、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等の電気通信回線3を通じて外部の他の装置またはコンピュータ1、2との間で情報通信を行うためのデバイスである。通信インタフェース1fは、Bluetooth(登録商標)や無線LAN、携帯電話網、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)網等を介した無線通信を実施するための無線トランシーバ、有線LAN等を介した有線通信を実施するためのNIC(Network Interface Controller)、RFID(Radio Frequency IDentification)カードリーダを含む。
入力デバイス1gは、コンピュータ1を使用する者が手指で操作するタッチパネル(ディスプレイ1hに重ね合わされたものであることがある)やマウス等のポインティングデバイス、押下ボタン、キーボード、または、コンピュータ1を使用する者が肉声により指令を入力する音声入力デバイス即ちマイク等である。コンピュータ1が携行可能なものである場合、当該コンピュータ1に加速度センサが実装されていることがあり、この加速度センサを入力デバイス1gに含めることもできる。加速度センサは、例えば、互いに直交するx軸、y軸及びz軸の三軸のそれぞれの方向に沿った加速度を計測する三軸加速度センサの機能と、x軸回りのθ方向、y軸回りのφ方向及びz軸回りのΨ方向のそれぞれの回転方向に沿った角速度を計測する三軸回転角速度センサ(ジャイロセンサ)の機能とを兼ね備えた、いわゆる六軸加速度センサまたは九軸加速度センサである。加速度センサにより、コンピュータ1を使用する者が把持しているコンピュータ1の現在の姿勢や、コンピュータ1をどの方向にどの程度の量またはどの程度の速さで傾けたり回したりしたか等を検出できる。
コンピュータ1にあって、本システムの実現のためにプロセッサ1aにより実行されるべきプログラム(または、スクリプト)は補助記憶デバイス1cに格納されており、プログラムの実行の際には補助記憶デバイス1cからメインメモリ1bに読み込まれ、プロセッサ1aによって解読される。コンピュータ1は、プログラムに従って上記ハードウェア資源を作動させる。
外部のコンピュータ2は、例えば汎用的なパーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ワークステーション等であるが、クラウドコンピューティングにより構成されることもあり得る。図3に示すように、コンピュータ2は、プロセッサ2a、メインメモリ2b、補助記憶デバイス2c、通信インタフェース2d等のハードウェア資源を備え、これらがコントローラ2eにより制御されて連携動作するものである。
コンピュータ2にあって、本システムの実現のためにプロセッサ2aにより実行されるべきプログラム(または、スクリプト)は補助記憶デバイス2cに格納されており、プログラムの実行の際には補助記憶デバイス2cからメインメモリ2bに読み込まれ、プロセッサ2aによって解読される。コンピュータ2は、プログラムに従って上記ハードウェア資源を作動させる。
図4に示すように、本実施形態の学習支援システムは、問題情報記憶部101、問題出力制御部102、解答入力受付部103、正否判定部104、結果出力制御部105、応答入力受付部106及び過程情報記憶部107を具備する。これら各部101、102、103、104、105、106、107の機能は、コンピュータ1側で具現してもよいし、コンピュータ2側で具現してもよい(その場合、学習者の使用するコンピュータ1がシンクライアントとなり得る)し、両コンピュータ1、2の協働によって具現してもよい。
本学習支援システムの各部101、102、103、104、105、106、107の機能を詳説する。まず、問題情報記憶部101は、コンピュータ1及び/またはコンピュータ2のメインメモリ1b、2b若しくは補助記憶デバイス1c、2cの所要の記憶領域を利用し、学習者に対して出題する複数の問題40、50、及び各問題の解答の選択肢(正解の選択肢と不正解の選択肢とを含む)41、42、43、44、45、51、52、53、54、55に関する情報を記憶する。
図5、図8及び図9に例示するように、本実施形態では、学習者に対して出題する問題の内容40、50及びその解答の選択肢41、42、43、44、45、51、52、53、54、55を、学習者の視覚に向けて提示するべくコンピュータ1のディスプレイ1hの画面に表示して出力し、及び/または、それらを学習者の聴覚に伝える音声を音声出力デバイス1iを介して出力する。問題40、50や解答の選択肢41、42、43、44、45、51、52、53、54、55が、アニメーションや実写映像等であることもある。従って、問題情報記憶部101が記憶する問題及び解答の選択肢の情報は、画面に表示するためのテキストデータ、静止画像データ、動画像データ、三次元オブジェクトデータ、または音声出力するための音声データ等を含む。図10に示すように、問題情報記憶部101は、各問題毎に、その問題及び解答の選択肢の内容を表示及び/または音声出力するのに用いられるデータを、当該問題を識別する識別子、当該問題が属する単元を識別する識別子、当該問題の難易度を示す値、そして当該問題の正解の解答を示す情報と組にして記憶保持する。
単元とは、学習者が学習するべき内容の一部分をなすひとまとまりの単位のことである。単元は、日本国文部科学省が制定している小学校、中学校または高等学校の学習指導要領に則って設定されてもよいし、そうでなくともよい。個々の単元の内容の範囲は、学習指導要領に基づく各単元の内容に一致することもあるし、それよりも狭いこともあるし、それよりも広いこともある。
なお、コンピュータ1及び/またはコンピュータ2において、学習者に対して出題する問題及びその解答を、画面表示または音声出力する直前の時期に、コンピュータ1及び/またはコンピュータ2上で実行されるプログラム(または、スクリプト)により自動生成することもあり得る。一例を挙げると、「一円玉と五円玉とが合わせてA枚あり、その合計金額はB円です。一円玉の枚数X、五円玉の枚数Yについて、答えが正しいものを選びなさい。」という問題文中の値A、B及び正解の値X、Yが未定であり、問題を画面表示または音声出力するに至る段階で値A、B及び値X、Yの複数の選択肢(正解の選択肢と不正解の選択肢とを含む)を決定するような態様である。このときには、問題情報記憶部101に、「一円玉と五円玉とが合わせてA枚あり、その合計金額はB円です。一円玉の枚数X、五円玉の枚数Yについて、答えが正しいものを選びなさい。」という問題の枠組みとなるデータを、当該問題が属する単元を識別する識別子や当該問題の難易度を示す値等と組にして予め記憶しておく。それとともに、問題を画面表示または音声出力する段階で、問題の枠組みの中にある随意の値(これが決定されることで問題の具体的内容が確定する値)A、B、X、Yを決定し、問題情報記憶部101に、それらA、B、X、Yを含む問題及び/または当該正解の解答の選択肢の情報を、当該問題を識別する識別子、当該問題が属する単元を識別する識別子、当該問題の難易度を示す値、そして当該問題の正解の解答を示す情報と組にして記憶する。
問題出力制御部102は、学習者に対して出題するべき問題及びその解答の複数の選択肢を出力する。問題及び解答の選択肢は、学習者の使用するコンピュータ1に実装されているビデオコーデック1d、オーディオコーデック1e、ディスプレイ1h及び/または音声出力デバイス1iを用いて、学習者の視覚及び/または聴覚に訴えかける態様にて表示及び/または音声出力される。問題出力制御部102は、図5、図8及び図9に例示しているように、コンピュータ1のディスプレイ1hの画面内の所定の領域に、学習者に対して出題する問題の内容40、50と、当該問題の解答の選択肢41、42、43、44、45、51、52、53、54、55とを、文字や記号、静止画像、動画像、若しくは仮想的な三次元立体オブジェクト、またはそれらの組み合わせとして表示させる。それとともに、またはこれに代えて、問題40、50の内容及び解答の選択肢41、42、43、44、45、51、52、53、54、55を、コンピュータ1の音声出力デバイス1iを介して音声出力させても構わない。問題出力制御部102が出力する問題40、50及び解答の選択肢41、42、43、44、45、51、52、53、54、55を構成する情報、即ちテキストデータ、静止画像データ、動画像データ、三次元オブジェクトデータ、または音声データ等は、問題情報記憶部101から読み出す。
問題情報記憶部101が外部のコンピュータ2上に設けられている場合には、問題出力制御部102の機能として、学習者の使用するコンピュータ1が、問題40、50及び解答の選択肢41、42、43、44、45、51、52、53、54、55を構成する情報を要求する指令を、電気通信回線3を介して外部のコンピュータ2に送信する。同指令を受信したコンピュータ2は、コンピュータ1に問題40、50及び解答の選択肢41、42、43、44、45、51、52、53、54、55を構成する情報を返信する。そして、これを受信したコンピュータ1上で、問題40、50及び解答の選択肢41、42、43、44、45、51、52、53、54、55を表示または音声出力させる。なお、コンピュータ1がコンピュータ2から受信する情報は、ウェブサーバからHTML(HyperText Markup Language)やJavaScript(登録商標)その他の言語で記述されているスクリプトの形でもたらされることがあり、コンピュータ1上で実行される既知のウェブブラウザ等のプログラムのレンダリング機能を援用して出力することがある。
コンピュータ1上で問題及びその解答の複数の選択肢を学習者に対して出力するとき、同じ問題であってもその都度、出力する複数の選択肢の組が異なることがある(例えば、問題情報記憶部101が記憶する選択肢の数(図10中の例示では、六択)が問題出力制御部102により出力する選択肢の数(図5、図8及び図9中の例示では、五択)よりも多く、問題情報記憶部101が記憶する選択肢の中から所要数の選択肢をランダムに抽出して問題出力制御部102に提供し、それを問題出力制御部102において出力する)。
また、問題出力制御部102がディスプレイ1hや音声出力デバイス1iを介して複数の選択肢を出力する際に、その選択肢の出力の順序が異なることもある(例えば、図5及び図9に示すように、問題40が同じであっても、解答の選択肢41、42、43、44、45の並び順が相異することがあり得る)。
解答入力受付部103は、学習者がコンピュータ1に実装されている入力デバイス1gを介して行う、問題に対する解答の入力の情報を取得する。学習者による入力とは、例えば、学習者が手指やペン等によりタッチパネルに触れて、またはマウス等を操作してディスプレイ1hの画面内の所定位置を指し示したり、文字や記号を描いたりする入力、学習者が手指により押下ボタンまたはキーボード等を押下操作して行う入力、学習者が発声しその声をマイクで集音する音声入力、学習者がカメラ1jにより撮影する画像の入力、学習者がコンピュータ1を把持してその向きや姿勢を変化させたときに加速度センサが計測する変位量または速度、等々である。
学習者は、出題された問題に解答するための入力行為を行う。例えば、ディスプレイ1hの画面内に表示されている解答の選択肢41、42、43、44、45、51、52、53、54、55の何れかを選択するべく、タッチパネルにおける所望の選択肢41、42、43、44、45、51、52、53、54、55の箇所をタップしたり、マウスを操作してクリックしたりする。あるいは、タッチパネルの表面上に解答またはその選択肢を示す文字や記号を手書き入力したり、押下ボタンまたはキーボード等を操作して解答または選択肢の選択を入力したりする。学習者が発声して解答または選択肢の選択を音声入力することもあり得る。解答入力受付部103は、入力デバイス1gを介して学習者が行った解答の入力を受け付ける。
正否判定部104は、学習者側入力受付部103で学習者による解答の入力を取得したときに、その解答が正解であるか不正解であるかを判定する。問題に対する正解を示す情報は、問題情報記憶部101に記憶している。正否判定部104は、現在出力して出題している問題に対応した正解の情報(即ち、当該問題を識別する識別子と組となって格納されている、当該問題に紐付けされている正解の情報)を、問題情報記憶部101に記憶保持している多数の問題及びその正解の情報の中から検索して読み出す。そして、その正解の情報と、学習者が入力した解答とを比較して、両者が合致していれば正解、合致していなければ不正解であると判定する。
正否判定部104は、学習者の使用するコンピュータ1に設けられることがあり、外部のコンピュータ2に設けられることもある。正否判定部104がコンピュータ1に設けられているならば、問題に対する正解を示す情報をコンピュータ1のメインメモリ1b若しくは補助記憶デバイス1cに記憶保持し、学習者が解答を入力したときにその解答を正解と比較して正否を判定する。
正否判定部104がコンピュータ2に設けられれているならば、問題に対する正解を示す情報をコンピュータ2のメインメモリ2b若しくは補助記憶デバイス2cに記憶保持している。コンピュータ1を使用する学習者が解答を入力したとき、解答入力受付部103の機能として、その入力した解答の情報をコンピュータ1からコンピュータ2へと送信する。これを受信したコンピュータ2が、解答を正解と比較して正否を判定する。そして、コンピュータ2が、その正否の判定結果を含む情報をコンピュータ1に返信する。
結果出力制御部105は、正否判定部104が判定した学習者の解答の正否の情報を出力し、学習者に提示する。出題した問題に対して学習者が入力した解答が正解であったならば、例えば図6に示すように、コンピュータ1のディスプレイ1hの画面内に解答が正解である旨61を、文字や記号、静止画像、動画像、若しくは仮想的な三次元立体オブジェクト、またはそれらの組み合わせとして表示させる。これとともに、またはこれに代えて、学習者が入力した解答が正解である旨を、音声出力デバイス1iを介して音声出力させても構わない。
加えて、結果出力制御部105は、図6に示しているように、次に出題する(学習者が解く)べき問題につき、「AIの推薦を受ける」63か、「類題を解く」64かといった選択肢を提示して、学習者に質問する。選択肢63、64は、コンピュータ1のディスプレイの画面内に、文字や記号、静止画像、動画像、若しくは仮想的な三次元立体オブジェクト、またはそれらの組み合わせとして表示させる。これとともに、またはこれに代えて、選択肢63、64を音声出力デバイス1iを介して音声出力させても構わない。後述するが、当該質問に対して、学習者が「AIの推薦を受ける」63を選択するか、「類題を解く」64を選択するかに応じて、次に学習者に出題する問題が異なる。
翻って、出題した問題に対して学習者が入力した解答が不正解であったならば、例えば図7に示すように、コンピュータ1のディスプレイ1hの画面内に解答が正解である旨62を、文字や記号、静止画像、動画像、若しくは仮想的な三次元立体オブジェクト、またはそれらの組み合わせとして表示させる。これとともに、またはこれに代えて、学習者が入力した解答が不正解である旨を、音声出力デバイス1iを介して音声出力させても構わない。
加えて、結果出力制御部105は、図7に示しているように、次に出題するべき問題につき、今学習者が誤答した同じ問題を「もう一度解く」65か、「AIの推薦を受ける」63か、「類題を解く」64かといった選択肢を提示して、学習者に質問する。選択肢63、64、65は、コンピュータ1のディスプレイの画面内に、文字や記号、静止画像、動画像、若しくは仮想的な三次元立体オブジェクト、またはそれらの組み合わせとして表示させる。これとともに、またはこれに代えて、選択肢63、64、65を音声出力デバイス1iを介して音声出力させても構わない。当該質問に対して、学習者が「もう一度解く」65を選択するか、「AIの推薦を受ける」63を選択するか、「類題を解く」64を選択するかに応じて、次に学習者に出題する問題が異なる。
結果出力制御部105が出力する、解答の正否の判定結果61、62や、次に出題する問題についての質問の選択肢63、64、65を提示するための情報、即ちテキストデータ、静止画像データ、動画像データ、三次元オブジェクトデータ、または音声データ等は、メインメモリ1b若しくは補助記憶デバイス1cに記憶しており、それを読み出し出力する。または、コンピュータ2のメインメモリ2b若しくは補助記憶デバイス2cに記憶しており、コンピュータ2から解答の正否の判定結果の情報とともに送信されるそれをコンピュータ1が受信して出力する。
応答入力受付部106は、学習者がコンピュータ1に実装されている入力デバイス1gを介して行う、上記の質問に対する選択肢63、64、65のうち何れを選ぶのかの応答の入力の情報を取得する。学習者は、提示された質問に応答するための入力行為を行う。例えば、ディスプレイ1hの画面内に表示されている選択肢63、64、65の何れかを選択するべく、タッチパネルにおける所望の選択肢63、64、65の箇所をタップしたり、マウスを操作してクリックしたりする。あるいは、タッチパネルの表面上に選択肢を示す文字や記号を手書き入力したり、押下ボタンまたはキーボード等を操作して選択肢の選択を入力したりする。学習者が発声して選択肢の選択を音声入力することもあり得る。応答入力受付部106は、入力デバイス1gを介して学習者が行った応答の入力を受け付ける。
応答入力受付部106が受け付けた応答は、問題出力制御部102が出力する、次に学習者に出題する問題の選定に影響を及ぼす。先に出題した問題につき学習者が誤答し、その上で同学習者が図7に示している選択肢「もう一度解く」65を応答として選択した場合には、図9に例示するように、問題出力制御部102が、同学習者が誤答した同じ問題40を再度出力する。ここで、出力する問題40が同一であっても、当該問題の解答の選択肢41、42、43、44、45を出力する順序が、図5と図9とで相異していることに留意する。具体的には、図5中では、解答の選択肢が「30まい」41、「9まい」42、「35まい」43、「10まい」44、「25まい」45の順に並んでいるが、図9中では、「9まい」42、「30まい」41、「10まい」44、「25まい」45、「35まい」43の順に並んでいる。
当然のことながら、同じ問題40を再出題する場合であっても、正解の選択肢(図示例の問題の正答は「25まい」)45は必ず含まれることになる。だが、他の不正解の選択肢41、42、43、44は変更する可能性がある(変更しない可能性もある)。例えば、先に出題したときには「15まい」の選択肢が含まれていないが、再度出題したときには先に出題したときの選択肢41、42、43、44の何れかに代えて別の選択肢「15まい」を出力するかもしれない。
先に出題した問題につき学習者が誤答または正答し、同学習者が図6または図7に示している選択肢「AIの推薦を受ける」63か「類題を解く」64を応答として選択した場合には、図8に例示するように、問題出力制御部102が、同学習者が先に解答した問題40とは異なる問題50及び解答の選択肢51、52、53、54、55を出力することになる。学習者が「AIの推薦を受ける」63を選択した場合、コンピュータ1またはコンピュータ2上で人工知能(Artificial Intelligence。機械学習によってなるニューラルネットワークを模擬した関数式または行列式であることがある)により、問題情報記憶部101内に記憶保持している問題の中から次に学習者に対して出題する問題50の選択を実行し、当該問題50及び解答の選択肢51、52、53、54、55を出力して学習者に提示する。
学習者が「類題を解く」64を選択した場合にも、コンピュータ1またはコンピュータ2上で問題情報記憶部101内に記憶保持している問題の中から次に学習者に対して出題する問題50の選択を実行し、当該問題50及び解答の選択肢51、52、53、54、55を出力して学習者に提示する。だが、学習者が「類題を解く」64を選択した場合、問題出力制御部102は基本的に、プログラムまたはスクリプトによる規定に従い、予め定められた順序に沿って直近に出題した問題40の次問にあたる問題50を選択したり、直近に出題した問題40と同一の単元に属する問題50をランダムに選択したりする。結局のところ、問題情報記憶部101に記憶している情報により規定される次の問題50を出力して学習者に提示する。
学習者が「AIの推薦を受ける」63を選択した場合には、規定された順序に沿って直近に出題した問題40の次問にあたる問題50を選択するとは限られないし、直近に出題した問題40と同一の単元に属する問題50をランダムに選択するとも限られず、直近の問題40とは異なる単元に属する問題50を選択することもあり得る。換言すれば、学習者毎に、または学習機会毎に次の問題50が異なり得る。その帰結として、学習者が「AIの推薦を受ける」63を選択した場合と、「類題を解く」64を選択した場合とで、次問50が変化し得るのである。
既に述べた通り、問題情報記憶部101は、学習者の使用するコンピュータ1に設けられることがあり、外部のコンピュータ2に設けられることもある。問題情報記憶部101がコンピュータ1に設けられているならば、応答入力受付部106で受け付けた学習者による応答(即ち、「もう一度解く」65、「AIの推薦を受ける」63または「類題を解く」64)に則り、コンピュータ1において次問40、50を選定する。問題出力制御部102は、その選定した問題40、50及び当該問題の解答の選択肢41、42、43、44、45、51、52、53、54、55を構成する情報を問題情報記憶部101から読み出し、これを出力して学習者に提示する。
問題情報記憶部101がコンピュータ2に設けられているならば、問題出力制御部102の機能として、応答入力受付部106で受け付けた学習者による応答が何れであるかを含む、次問40、50及びその解答の選択肢41、42、43、44、45、51、52、53、54、55を構成する情報を要求する指令を、電気通信回線3を介してコンピュータ2に送信する。同指令を受信したコンピュータ2は、学習者による応答に則り、次問40、50を選定して、選定した問題40、50及び当該問題の解答の選択肢41、42、43、44、45、51、52、53、54、55を構成する情報をコンピュータ1に返信する。コンピュータ1はこれを受信し、問題出力制御部102が当該問題40、50及び解答の選択肢41、42、43、44、45、51、52、53、54、55を出力して学習者に提示する。
以上の一連の流れを、図12のフロー図に示している。
過程情報記憶部107は、コンピュータ1及び/またはコンピュータ2のメインメモリ1b、2b若しくは補助記憶デバイス1c、2cの所要の記憶領域を利用し、学習者が出題された問題に正解するまでの間にとった一連の行動等に関する情報を記憶する。図11に例示するように、過程情報記憶部107は、学習者を識別する識別子、同学習者に対して出題(または、出力)した問題を識別する識別子及び/または当該問題が属する単元を識別する識別子、当該問題の難易度を示す値、同学習者が当該問題に対して入力した解答の正否、当該問題が出題された時点から同学習者が解答を入力した時点までの間の所要時間を示す情報(問題の出題時点を起点として解答の入力までに経過した時間、または出題時点及び解答入力時点の各日時を示すタイムスタンプ)、同学習者が当該問題を解くにあたり参照したヒントの種別、当該問題が出題された時点から同学習者がヒントを参照(または、ヒントの提示を求める旨を示す入力を)した時点までの所要時間を示す情報(問題の出題時点を起点としてヒントの提示を求める旨を示す入力までに経過した時間、または出題時点及びヒント参照時点の各日時を示すタイムスタンプ)、同学習者がヒントを参照していた時間の長さを示す情報(ヒントを提示してから学習者が同じ問題に再挑戦する旨を示す入力までに経過した時間、またはヒントの提示時点及びヒントの提示終了時点の各日時を示すタイムスタンプ)、等を組にして記憶保持する。
学習者が出題された一つの問題に正解するまでに複数回解答の入力を行った場合には、その各回の解答について、解答の正否、及び問題が出題された時点から学習者が解答を入力した時点までの間の所要時間を示す情報を記録する。並びに、学習者が出題された問題に正解するまでに複数回ヒントを参照した場合には、その各回のヒントの参照について、ヒントの種別、問題が出題された時点から学習者がヒントを参照した時点までの間の所要時間、学習者がヒントを参照していた時間を示す情報を記録する。つまるところ、過程情報記憶部107は、出題した問題に対して解答するために学習者がどの種別のヒントを何回参照したが、問題に正解するまでに学習者が何回解答したか、問題に正解するまでにどれくらいの時間を要したかを記録する。もしも、学習者が問題に解答するためにヒントを一度も参照しなかったならば、当該問題を識別する識別子及び/または当該問題が属する単元を識別する識別子と組となった情報の中に、ヒントの種別、問題が出題された時点から学習者がヒントを参照した時点までの間の所要時間、学習者がヒントを参照していた時間を示す情報が含まれない。逆に言えば、そのような情報が含まれていないことが、学習者が当該問題に解答するにあたりヒントを参照しなかったことを意味する。そして、学習者が問題を解いた回数分だけ、上述した情報が過程情報記憶部107に蓄積されることとなる。
過程情報記憶部107に記憶、蓄積した情報は、各学習者に最適な問題を選定し出題するためのAIの作成のための機械学習に利用することができる。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。各部の具体的な構成や処理の手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…学習者の使用するコンピュータ
2…外部のコンピュータ
3…電気通信回線
101…問題情報記憶部
102…問題出力制御部
103…解答入力受付部
104…正否判定部
105…結果出力制御部
106…応答入力受付部
107…過程情報記憶部

Claims (10)

  1. 学習者が学習するべき内容に属する問題及びその問題の正解に関する情報を記憶する問題情報記憶部と、
    前記問題情報記憶部に記憶している情報を基に問題を学習者に提示するべく出力する問題出力制御部と、
    学習者による前記問題に対する解答の入力を取得する解答入力受付部と、
    前記解答入力受付部で取得した学習者による前記問題に対する解答の入力と、前記問題情報記憶部に記憶している前記問題の正解の情報とを突き合わせて、その解答が正解であるか不正解であるかを判定する正否判定部と、
    前記正否判定部で前記問題に対する解答が不正解であると判定した場合、解答が不正解である旨とともに、これから同じ問題を再度解くかまたは別の問題を解くかの質問を学習者に提示するべく出力する結果出力制御部と、
    学習者による前記質問に対する応答の入力を取得する応答入力受付部と
    を具備し、
    前記応答入力受付部で学習者による同じ問題を再度解く旨の応答の入力を取得したならば、前記問題出力制御部が、直近に提示し解答がなされた問題と同じ問題を再度学習者に提示するべく出力する学習支援システム。
  2. 前記正否判定部で前記問題に対する解答が正解であると判定した場合、前記結果出力制御部が、解答が正解である旨を学習者に提示するべく出力するが、前記質問を学習者に提示するべく出力することはしない請求項1記載の学習支援システム。
  3. 前記問題出力制御部は、問題を学習者に提示するべく出力するにあたり、その問題の正解を含む複数の解答の選択肢を学習者に提示するべく出力するものであって、
    直近に提示し解答がなされた問題と同じ問題を再度学習者に提示するべく出力する際には、複数の解答の選択肢を、直近に同じ問題について複数の解答の選択肢を提示したときの順序とは異なる順序で提示するべく出力する請求項1記載の学習支援システム。
  4. 前記結果出力制御部が、直近に提示し解答がなされた問題とは別の問題であって、前記問題情報記憶部に記憶している情報により規定される次の問題を解くか、またはそうではない他の問題を解くかの質問を学習者に提示するべく出力し、
    前記応答入力受付部が、学習者による前記質問に対する応答の入力を取得し、
    前記問題出力制御部が、前記応答入力受付部で取得した応答の入力に従い、これから学習者に提示するべき問題として、前記情報により規定される次の問題、またはそうではない他の問題を選定する請求項1記載の学習支援システム。
  5. 前記正否判定部で判定した前記問題に対する解答が正解であるか不正解であるかを、前記問題を識別できまたは当該問題の属する単元を識別できる識別子に関連づけて記憶する過程情報記憶部を具備し、
    前記問題出力制御部が、前記過程情報記憶部に記憶している情報に応じて、これから学習者に提示するべき問題と選定する請求項4記載の学習支援システム。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載の学習支援システムを構築するために用いられるものであって、コンピュータを、少なくとも。
    問題出力制御部に記憶している、学習者が学習するべき内容に属する問題及びその問題の正解に関する情報を基に問題を学習者に提示するべく出力する問題出力制御部、
    学習者による前記問題に対する解答の入力を取得する解答入力受付部、
    前記解答入力受付部で取得した学習者による前記問題に対する解答の入力と、前記問題情報記憶部に記憶している前記問題の正解の情報とを突き合わせて、その解答が正解であるか不正解であるかが判定された結果、前記問題に対する解答が不正解であると判定された場合に、解答が不正解である旨とともに、これから同じ問題を再度解くかまたは別の問題を解くかの質問を学習者に提示するべく出力する結果出力制御部、並びに、
    学習者による前記質問に対する応答の入力を取得する応答入力受付部
    として機能させ、
    前記応答入力受付部で学習者による同じ問題を再度解く旨の応答の入力を取得したならば、前記問題出力制御部が、直近に提示し解答がなされた問題と同じ問題を再度学習者に提示するべく出力するプログラム。
  7. 前記正否判定部で前記問題に対する解答が正解であると判定した場合、前記結果出力制御部が、解答が正解である旨を学習者に提示するべく出力するが、前記質問を学習者に提示するべく出力することはしない請求項6記載のプログラム。
  8. 前記問題出力制御部は、問題を学習者に提示するべく出力するにあたり、その問題の正解を含む複数の解答の選択肢を学習者に提示するべく出力するものであって、
    直近に提示し解答がなされた問題と同じ問題を再度学習者に提示するべく出力する際には、複数の解答の選択肢を、直近に同じ問題について複数の解答の選択肢を提示したときの順序とは異なる順序で提示するべく出力する請求項6記載のプログラム。
  9. 前記結果出力制御部が、直近に提示し解答がなされた問題とは別の問題であって、前記問題情報記憶部に記憶している情報により規定される次の問題を解くか、またはそうではない他の問題を解くかの質問を学習者に提示するべく出力し、
    前記応答入力受付部が、学習者による前記質問に対する応答の入力を取得し、
    前記問題出力制御部が、前記応答入力受付部で取得した応答の入力に従い、これから学習者に提示するべき問題として、前記情報により規定される次の問題、またはそうではない他の問題を選定する請求項6記載のプログラム。
  10. さらに、コンピュータを、
    前記正否判定部で判定した前記問題に対する解答が正解であるか不正解であるかを、前記問題を識別できまたは当該問題の属する単元を識別できる識別子に関連づけて記憶する過程情報記憶部としても機能させ、
    前記問題出力制御部が、前記過程情報記憶部に記憶している情報に応じて、これから学習者に提示するべき問題と選定する請求項9記載のプログラム。
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