JP2024001175A - 候補リスト枝刈りの方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コーディング及びデコーディングで使用する潜在的候補、例えば予測子のリストを生成するビデオ信号コーディング及びデコーディング関数を提供する。【解決手段】エンコーディング又はデコーディングを行う方法であって、ビデオ信号コーディングコンポーネント候補は、候補リストへの潜在的組み入れの前に操作を受ける。これらの候補は、他の等しい候補が既に候補リスト内に存在するかを確かめるために、操作により変更された後にチェックされる。等しい候補がリスト中に存在しない場合、変更された候補が候補リストに加えられる。等しい候補が既にリスト中に存在する場合には、変更された候補は、リストに加えられない。行われ得る操作は、丸め及びクリッピングを含む。【選択図】図11

Description

発明の分野
本発明の原理は、ビデオ圧縮の分野に関する。
発明の背景
ビデオコーディング機関は、より効率的なコーディング規格及びツールの開発を目指している。これらの規格の幾つかは、High Efficiency Video Coding(ISO/IEC ITU-T)H.265(HEVC)、MPEG-4 Part 10、Advanced Video Coding(MPEG-4 AVC)、及びJoint Exploration Test Model(JEM)又はH.266である。多くのコーディング
ツールは、動きベクトル予測及びイントラ予測のようなものの可能な候補のリストを構築する。その目的は、RDO(レート歪み最適化)の観点で最良の候補を見つけることである。
これらのリスト内で候補の一意性を確保することにより、限られたサイズのリストを有するツールの性能を、リスト内に多様性を加えることによって向上させることが可能であり、及び/又は無制限のリストを有するツールの複雑さを、例えばこれらのリスト内の同一の候補を除去することによって減少させることが可能である。
本明細書に記載の局面下で、候補リスト枝刈り(candidate list pruning)に関する幾つかの実施形態が説明される。
発明の概要
先行技術の上記及び他の欠点及びデメリットは、使用される異なる候補の一意性を確保することによって、コーディング効率を向上させるため、及び/又はビデオコーデックの複雑さを減少させるための候補リスト枝刈りの方法及び装置に向けられる、本発明の局面によって対処される。
これらのビデオコーデックのツールのほとんどは、最良のものを選択する前に、候補のリストを構築する。それらの性能を向上させるため、及び/又はそれらの複雑さを減少させるために、これらのリストの候補は、最小の候補数で完全な多様性を確保するために、一意的であるべきである。
候補枝刈りは、それが全てのツールに対して系統的に適用されるように汎用的であることが可能であり、又はそれは、各ツールセットに固有であることも可能である。
記載の実施形態の別の局面によれば、候補リスト枝刈りを使用してビデオ信号のエンコーディング(符号化)又はデコーディング(復号)を行う方法が提供される。この方法は、ビデオ信号のコーディングコンポーネント候補に対して少なくとも1つの操作を行うことにより、少なくとも1つの変更された候補を生成することを含む。この方法は、少なくとも1つの変更された候補が候補リスト中に既に存在するか否かを決定すること、及び少なくとも1つの変更された候補が候補リスト中に以前より存在していない場合、少なくとも1つの変更された候補を加えることをさらに含む。
記載の実施形態の別の局面によれば、候補リスト枝刈りを使用してビデオ信号のエンコーディング又はデコーディングを行う装置が提供される。この装置は、メモリと、プロセ
ッサであって、ビデオ信号のコーディングコンポーネント候補に対して対して少なくとも1つの操作を行うことにより、少なくとも1つの変更された候補を生成することと、少なくとも1つの変更された候補が候補リスト中に既に存在するか否かを決定することと、少なくとも1つの変更された候補が候補リスト中に以前より存在していない場合、少なくとも1つの変更された候補を加えることとによって、候補リストを用いてビデオ信号をエンコード又はデコードするように構成されたプロセッサと、を含む。
記載の実施形態の別の局面によれば、プロセッサを使用して再生するための、エンコーディング方法実施形態の何れかに従って、又はエンコーダ装置実施形態の何れかによって生成されたデータコンテンツを含む非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。
記載の実施形態の別の局面によれば、プロセッサを使用して再生するための、エンコーディング方法実施形態の何れかに従って、又はエンコーダ装置実施形態の何れかによって生成されたビデオデータを含む信号が提供される。
記載の実施形態の別の局面によれば、プログラムがコンピュータによって実行されると、デコーディング方法実施形態又はデコーディング装置実施形態の何れか1つに記載の方法をコンピュータに実施させる命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。
本発明の原理の上記及び他の局面、特徴、及び利点は、添付の図面と共に読まれる例示的実施形態の以下の詳細な説明から明らかとなる。
図面の簡単な説明
2つの動きベクトル予測子のAMVP導出プロセスを示す。 7個の予測子、基準フレームリストにおけるそれらに関連付けられた基準フレーム、及びICフラグのマージ導出プロセスを示す。 ある特定の基準フレームリストのある特定の基準フレームに関する動きベクトル予測子の2つのアフィンペアのアフィンAMVP導出プロセスを示す。 ある特定の基準フレームリストのある特定の基準フレームに関する2つの一意動きベクトル予測子のAMVP導出プロセスを示す。 ある特定の基準フレームリストのある特定の基準フレームに関する2つの一意動きベクトル予測子のAMVP導出プロセスの最初の2つのステップを示す。 ある特定の基準フレームリストのある特定の基準フレームに関する2つの一意動きベクトル予測子のAMVP導出プロセスの最初の2つのステップを示す。 7個の一意予測子、基準フレームリストにおけるそれらに関連付けられた基準フレーム、及びICフラグのマージ導出プロセスを示す。 ある特定の基準フレームリストのある特定の基準フレームに関する動きベクトル予測子の2つの一意アフィンペアのアフィンAMVP導出プロセスを示す。 記載の実施形態が適用され得る一般的なエンコーダを示す。 記載の実施形態が適用され得る一般的なデコーダを示す。 候補リスト枝刈りを使用してビデオ信号のエンコーディング又はデコーディングを行うために使用される方法の一実施形態を示す。 候補リスト枝刈りを使用してビデオ信号のエンコーディング又はデコーディングを行うために使用される装置の一実施形態を示す。
詳細な説明
ビデオエンコーディング及びデコーディングのための候補リスト枝刈りの手法が、本明細書において説明される。
ビデオコーデックのツールのほとんどは、コーディング又はデコーディングプロセスにおいて使用する最良のものを選択する前に、候補のリストを構築する。これらの候補は、ビデオ信号のコーディング又はデコーディングにおいて使用されるビデオコーディングコンポーネント候補である。ビデオコンポーネントは、例えば、動きベクトル、予測、量子化パラメータなどの要素でもよい。これらの性能を向上させるため、及び/又はこれらの複雑さを減少させるために、これらのリストの候補は、最小の候補数で完全な多様性を確保するために、一意的であるべきである。候補枝刈りは、それが全てのツールに対して系統的に適用できる点において汎用的であることができ、又はそれは、各ツールセットに固有であることもできる。リストを使用したこのようなツールの幾つかを以下に提示するが、本明細書に記載の一般的局面は、これらのツールに限定されない。
1.AMVP予測
AMVP(Advanced Motion Vector Prediction)予測は、各基準フレームリスト(L
0及びL1)の各基準フレームの2つの予測子のリストを構築することにある。これらの2つのAMVP予測子は、動きベクトルから成る。
ある特定の基準フレームリストのある特定の基準フレームに関して、予測子は、空間的及び/又は時間的近傍ブロック(コーディングユニット/予測ユニット)に由来する。次いで、FRUC(Frame Rate UP Conversion)導出(すなわち、動きベクトル改良)、クリッピング、及び/又は丸め操作などのさらなる操作がこれらの予測子に対して行われ得る。このような予測子導出のプロセスは、図1に見られるようなものである。
2.マージ予測
マージ予測は、関連付けられた基準フレーム及び基準フレームリスト、並びに対応するICフラグ(すなわち、局部照度補償フラグ)を備えた7個の動きベクトル予測子のセットを構築することにある。
これらの7個のマージ予測子は、以下から成る:
-動きベクトル
-基準フレームインデックス
-基準フレームリスト
-ICフラグ
予測子は、動きベクトル、並びに関連付けられた基準フレーム及びICフラグが選ばれる空間的及び/又は時間的近傍に由来する。次いで、例えばクリッピング及び/又は丸め操作などのさらなる操作が、これらの予測子に対して行われ得る。
このような予測子導出のプロセスは、図2に示されるようなものであり、このプロセスは、7個の候補が取得されるとすぐに停止する。
3.FRUC予測
FRUC(Frame Rate Up Conversion)プロセスは、前のセクションに記載したようなマージ予測子を使用するが、これらの予測子のICフラグ情報は使用しない。
マージ候補に由来するFRUCマージ予測子は、以下から成る:
-動きベクトル
-基準フレームインデックス
-基準フレームリスト
予測子は、動きベクトル及び関連付けられた基準フレームが選択される空間的及び/又
は時間的近傍に由来する。次いで、例えばクリッピング及び/又は丸め操作などのさらなる操作が、これらの予測子に対して行われ得る。
このような予測子導出のプロセスは、図2に示されるようなものである。
4.アフィンAMVP予測
アフィンAMVP予測は、古典的なAMVPの1つにかなり類似しているが、アフィン動き推定及び補償は、後にアフィン動きベクトルペアと呼ばれる2つの動きベクトルを用いて行われる。その場合、それは、各基準フレームリスト(L0及びL1)の各基準フレームの2つのアフィン動きベクトル予測子ペアを求めることにある。
アフィンAMVP予測子は、以下から成る:
-動きベクトルペア
ある特定の基準フレームリストのある特定の基準フレームに関して、予測子は、空間的及び/又は時間的近傍ブロックに由来する。次いで、クリッピング及び/又は丸め操作などのさらなる操作がこれらの予測子に対して行われ得る。
このような予測子導出のプロセスは、図3に示すようなものである。
5.イントラ予測
イントラ予測は、最良のものを見つけるために、幾つかの指向性予測(AVCでは9個、HEVCでは最大35個、及びJEMでは最大67個)をテストすることにある。より最近のコーデックでは、幾つかの新しいツールが、例えばMPM(Most Probable Mode)、RSAF(Reference Sample Adaptive Filter)、PDPC(Position Dependent intra Prediction Combination)としてイントラ予測に加えられている。
いずれの場合でも、幾つか又は全ての予測がテストされ、従って、この予測数の減少が、複雑さを減少させ得る。
記載した実施形態の主要な局面は、以下の通りである:
どの候補リストの構築中も、新しい候補がそのリストに加えられるごとに、
-この候補を変更し得る全ての操作を行い、
-この新しい候補をリスト中の全ての既に選択された候補と比較し、
-それが既に存在していない場合、それをリストに加える。
これは、各候補の一意性を確保することによってリストを多様化するため、又はリストサイズ及び結果としてそれを扱う複雑さを減少させるために行われる。
以下の実施形態は、これを各コーディングモード(1:AMVP、2:マージ、3:FRUC、4:アフィン、5:イントラ)に適用する方法を説明する。
第1の実施形態では、予測子のAMVP生成リストの多様性は、幾つかのやり方で向上させることができる。
第1の実施形態の第1のサブ実施形態(AMVPスキーム)では、候補を変更し得る操作が、それらを予測子のリストに加える直前に適用されるべきである。
図1のスキームでは、これらの操作は、丸め操作(1/4ピクセル及び整数動きベクトル)を表すが、未来の操作(クリッピング、別の丸めなど)にも拡張され得る。これらの操作は、図4に示されるように、候補が収集された後であって、且つまだ存在していない場合にリストに加えられる前に、一緒にこれらの候補に対して行われるべきである。
「比較/追加」関数は、取り出された候補を既に選択された候補と比較することにある。AMVP予測子は、動きベクトルのみから成るので、この関数は、動きベクトルを比較する。
第1の実施形態の第2のサブ実施形態(図1及び図4のAMVPスキーム)では、第2の空間的候補は、第1の選択された空間的候補(もしあれば)に関する情報を使用しない。
その場合、第1の選択された動きベクトル予測子の第2の空間動きベクトル検索を通知することが可能である。この場合、このスキームの第1のステップは、図5に示すようになる。
空間的候補を得るための操作は、幾つかのやり方でそれを見つけることができ、及びそれが見つかるとすぐに停止するので、「異なる」関数は、異なる予測子選択を確保するために、既に選択された候補に対する潜在的候補の比較を表す。
最初の2つのサブ実施形態が結合されると、図6及び図4に示されるように、異なる候補の数を最大にするために、ある候補が得られるとすぐに、動きベクトル予測子(丸め)を変更する操作を行うことも可能である。
第2の実施形態では、予測子のマージ生成リストの多様性は、それぞれの新しい候補が既に存在していない場合にのみ、それをリストに加える前に、それを以前に選択された候補と比較することによって向上させることができる。
図7は、図2と比較してこの実施形態を表す。この図では、「比較/追加」関数は、(i)取り出したところの予測子を既に選択された予測子と比較すること、及び(ii)既に存在していない場合、それを加えることにある。
マージ予測子が、動きベクトル、基準フレームリストの基準フレームインデックス、及びICフラグから成るので、比較は、これら4つのコンポーネントをテストすることを伴う。
第3の実施形態では、マージ候補に由来するFRUC候補の多様性は、(i)マージに関する場合と同じ向上を使用することによって(すなわち、図7に示されるように)、及び(ii)図7のマージプロセスからICフラグを除去することによって向上させることができる。
FRUCは、マージ向上から候補の多様性を継承するために、図7に示される第2の実施形態のプロセスを使用するべきである。
ICフラグを除去するために、「比較/追加」関数及び空間的候補の「異なる」関数で行われる比較は、マージ予測子の4つの特性の代わりに、FRUC予測子の3つの特性(動きベクトル、基準フレームリストにおける基準フレームインデックス)のみに注目するべきである。そのためには、これらの関数は、使用されるモード(マージ又はFRUC)を通知される必要がある。
第4の実施形態では、アフィンAMVP予測子の多様性もまた、一意予測子のリストを確保することによって向上させることができる。
そのためには、完全な多様性を確保するためにアフィンペアを選択する前に、予測子を
変更することができる全ての操作が行われる。図8は、2つの最良トリプレットを選択する前に、動きベクトル予測子の全てのトリプレットの丸め及びクリッピングが行われるこのプロセスを示す。2つの最良トリプレットは、例えば、コストがより低い最初の2つの異なるトリプレットでもよい(ただし、どのトリプレットが候補として追加されるべきであるかを選択するために他の基準が使用されてもよい)。
十分なアフィン予測子が見つかっていない場合、追加されたAMVP候補も、既に存在していない場合、候補アフィンペアを追加する前に以前に選択されたものと比較することに対処する「比較/追加」関数を用いて処理されるべきである。一部のアフィンペア候補は、例えば、それらが既に選択されたものと同じであるため除去されている可能性があるので、アフィンAMVPリストは、完全ではない場合があり、すなわち、動きベクトルの2つの一意アフィンペアで満たされていない場合がある。このリストをゼロ動きベクトルのペアで満たすことが役に立ち得る。
第5の実施形態では、イントラ予測子の数は、重複するものを除去することによって減少させることができる。
指向性予測に使用される一部の基準サンプルは、それらが予測フレームにおいて同じであるため、或いはそれらが利用可能ではなく、及び第1の利用可能な近傍で満たされているため、等しくなり得る。
この場合、幾つかの方向が、簡単に推論され得る同じ予測を生じさせ得る。その場合、これらの方向の1つのみを候補のテストセット。内に維持することが可能である。
例えば、フレームの左縁上で、全ての左基準サンプルが、第1のトップサンプルで満たされている。水平予測は、テストされた候補セットから除去され得る全左下予測と同じ予測を与える。一例では、AVCの場合はモード8、HEVCの場合はモード2~9、及びJEM(Joint Exploration Test Model)の場合はモード2~18である。
第6の実施形態では、前述の実施形態の幾つかが、共に結合され得る。AVC及びHEVCの場合、第1の実施形態の最初の2つのサブ実施形態、第2の実施形態、及び第5の実施形態のみが適用され得る。そして、JEMの場合、全ての実施形態が使用され得る。どちらの場合も、使用可能な実施形態の任意の組み合わせが観察され得る。
別の実施形態では、幾つかの実施形態が、JEMにおいて、以下のように結合される:-AMVPの場合:それぞれ図4及び図5によって示されるように、第1の実施形態の最初の2つのサブ実施形態。
-マージの場合:図7によって示される第2の実施形態。
-FRUCマージ候補の場合:ICフラグテストを除去する、通知された「比較/追加」関数に関連付けられた図7に示されるような第3の実施形態。
-アフィンAMVPの場合:図8に示されるような第4の実施形態。
記載した実施形態は、エンコーダ及びデコーダの両方で適用され得る。エンコーディング時に、最良のものを分離するために、幾つかのRDOループにおいて、全ての候補が収集され、及び比較される。デコーディング時に、全ての可能性が尽きるまで、又は検索されたもの、最良のエンコードされたものが見つかるまで、候補が同じように収集される。例えば、
-AMVPでは、候補は、エンコーディング時に、基準フレームごとに収集される。そしてデコーディング時に、基準フレームは、既知であり(送信される)、及び候補は、この特定の基準フレームに関して、エンコーディング時と全く同じやり方で収集される。
-マージでは、エンコーディング時に7個の候補が収集され、及び最良の候補のインデックスが送られる。そしてデコーディング時に、検索された候補のインデックスが得られるまで同じやり方で候補が収集される。
従って、このような候補を収集するこれらのプロセスは、エンコーディング側及びデコーディング側の両方で同一である。デコーダを加速させるために、デコーダは、所望の候補が得られるとすぐに、これらのプロセスを停止し得る。
図11は、候補リスト枝刈りを使用してビデオデータのブロックのエンコーディング又はデコーディングを行う方法1100の一実施形態を示す。この方法は、開始ブロック1101で開始され、及び1つ又は複数の変更されたコーディングコンポーネント候補を生成するために、少なくとも1つの操作をコーディングコンポーネント候補に行うブロック1110に進む。次いで、制御は、ブロック1110から、1つ又は複数の変更されたコーディングコンポーネント候補が候補リスト内に既に存在するか否かを決定するブロック1120へと進む。次いで、制御は、ブロック1120から、少なくとも1つの変更された候補が候補リスト内に既に存在していない場合、それを加えるブロック1130へと進む。
図12は、ビデオデータのブロックのコーディング又はデコーディングを行う装置1200の一実施形態を示す。この装置は、入力ポート及び出力ポートを備えたプロセッサ1210を含み、並びに同様に入力ポート及び出力ポートを備えたメモリ1220と信号接続している。この装置は、上述の方法実施形態の何れも、又は候補リスト枝刈りを使用してビデオ信号データのエンコーディング又はデコーディングを行うための変形形態を実行することができる。
図に示した様々な要素の機能は、専用ハードウェア、及び適宜のソフトウェアとの関連でソフトウェアを実行可能なハードウェアの使用により提供され得る。プロセッサによって提供される場合、これらの機能は、単一の専用プロセッサによって、単一の共有プロセッサによって、又は一部が共有され得る複数の個々のプロセッサによって提供され得る。また、「プロセッサ」又は「コントローラ」という用語の明確な使用は、ソフトウェアを実行可能なハードウェアだけを指すと解釈されるものではなく、並びに限定なしにデジタル信号プロセッサ(「DSP」)ハードウェア、ソフトウェアを保存するための読出し専用メモリ(「ROM」)、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)、及び不揮発性ストレージを暗に含み得る。
従来及び/又はカスタムの他のハードウェアも含まれ得る。同様に、図に示される何れのスイッチも、概念的なものにすぎない。それらの機能は、プログラム論理の動作により、専用論理により、プログラム制御及び専用論理のインタラクションにより、或いは手動で実施することができ、特定の技術は、コンテキストからより具体的に理解されるように、実装者によって選択可能である。
本明細書は、本発明の原理を例示する。従って、当業者は、本明細書に明確に記載又は図示されないが、本発明の原理を具現化し、並びにその精神及び範囲内に含まれる様々なアレンジメントを考案できることが認識される。
本明細書に記載される全ての例及び条件語は、読み手が本発明の原理及び本発明者によって当該分野の前進に寄与される概念を理解することを助けるという教育的な目的のためのものであり、並びにこのような具体的に記載された例及び条件に限定されないと解釈されるものである。
また、本発明の原理の、原理、局面、及び実施形態、並びにそれらの具体例を記載する
、本明細書の全ての記載は、それらの構造的均等物及び機能的均等物の両方を包含することが意図される。加えて、このような均等物は、現在知られている均等物、及び将来開発される均等物(すなわち、構造を問わず同じ機能を行う、開発されたあらゆる要素)の両方を含むことが意図される。
従って、例えば、本明細書で提示されるブロック図が、本発明の原理を具現化する例示的回路の概念図を表すことが当業者によって認識される。同様に、あらゆるフローチャート、フロー図、状態遷移図、擬似コードなどは、実質的にコンピュータ可読媒体で表され、そのためコンピュータ又はプロセッサによって(そのようなコンピュータ又はプロセッサが明確に示されているか否かにかかわらず)実行され得る様々なプロセスを表すことが認識される。
本明細書の特許請求の範囲において、ある特定の機能を行うための手段として表現される何れの要素も、例えば、a)その機能を行う回路要素の組み合わせ、又はb)その機能を行うためのソフトウェアを実行する適宜の回路と組み合わせた、あらゆる形式(従って、ファームウェア、マイクロコードなどを含む)のソフトウェアを含む、その機能を行うあらゆる方法を包含することが意図される。このような特許請求の範囲によって定義される本発明の原理は、様々な記載の手段によって提供される機能性が、特許請求の範囲が要求する態様で組み合わせられ、及び1つにまとめられるという事実に帰する。従って、これらの機能性を提供し得るどのような手段も、本明細書に示されるものと同等であると見なされる。
本明細書における、本発明の原理の「一実施形態」又は「ある実施形態」、及びそれらの他の変形形態への言及は、その実施形態との関連で記載されるある特定の特徴、構造、特性などが本発明の原理の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。従って、本明細書全体を通して様々な箇所に現れる、「一実施形態において」又は「ある実施形態において」という表現、同様にその他の変形形態の出現は、必ずしも全て同じ実施形態に言及しているわけではない。
結論として、ビデオコーディング及びデコーディングのための候補リスト枝刈りは、少なくとも記載した実施形態によって提供される。その目的は、ビデオエンコーディング及びデコーディング中に様々な候補の中から、RDOの観点で最良の候補を見つけることである。
これらのリスト内の候補の一意性を確保することによって、限られたサイズのリストを有するツールの性能を、これらのリスト内に多様性を加えることによって向上させることが可能であり、及び/又は無制限のリストを有するツールの複雑さを、例えばこれらのリスト内で同一の候補を除去することによって減少させることが可能である。

Claims (13)

  1. ビデオ信号のコーディングコンポーネント候補に対して少なくとも1つの操作を行うことにより、少なくとも1つの変更された候補を生成することと、
    前記少なくとも1つの変更された候補が候補リスト中に存在しない場合、前記少なくとも1つの変更された候補を前記候補リストに加えることと、
    によって、前記候補リストを使用してビデオ信号をエンコーディングすることを含む、方法。
  2. ビデオ信号のコーディングコンポーネント候補に対して少なくとも1つの操作を行うことにより、少なくとも1つの変更された候補を生成することと、
    前記少なくとも1つの変更された候補が候補リスト中に存在しない場合、前記少なくとも1つの変更された候補を加えることと、
    を含む、ビデオ信号をデコーディングすることを含む、方法。
  3. メモリと、
    プロセッサであって、
    ビデオ信号のコーディングコンポーネント候補に対して対して少なくとも1つの操作を行うことにより、少なくとも1つの変更された候補を生成することと、
    前記少なくとも1つの変更された候補が候補リスト中に既に存在するか否かを決定することと、
    前記少なくとも1つの変更された候補が前記候補リスト中に以前より存在していない場合、前記少なくとも1つの変更された候補を加えることと、
    によって、前記候補リストを用いてビデオ信号をエンコードするように構成されたプロセッサと、
    を含む装置。
  4. メモリと、
    プロセッサであって、
    ビデオ信号のコーディングコンポーネント候補に対して対して少なくとも1つの操作を行うことにより、少なくとも1つの変更された候補を生成することと、
    前記少なくとも1つの変更された候補が候補リスト中に既に存在するか否かを決定することと、
    前記少なくとも1つの変更された候補が前記候補リスト中に以前より存在していない場合、前記少なくとも1つの変更された候補を加えることと、
    によって、前記候補リストを用いてビデオ信号をデコードするように構成されたプロセッサと、
    を含む装置。
  5. 前記少なくとも1つの操作が、クリッピング、丸め、及び異なる候補を選択することを含む、請求項1若しくは2に記載の方法、又は請求項3若しくは4に記載の装置。
  6. 前記ビデオ信号コーディングコンポーネント候補が、動きベクトル、基準ブロック、基準フレーム、基準フレームインデックス、及び基準フレームリストの少なくとも1つを含む、請求項1若しくは2に記載の方法、又は請求項3若しくは4に記載の装置。
  7. 前記少なくとも1つの操作が、Advanced Motion Vector Predictionプロセスにおいて
    、1/4ピクセル解像度への動きベクトルの丸め、及び両予測子の整数動きベクトル丸めを含む、請求項1若しくは2に記載の方法、又は請求項3若しくは4に記載の装置。
  8. 第2の動きベクトルが、第1の動きベクトルの候補と見なされないエリアで取得される、請求項7に記載の方法又は装置。
  9. 動きベクトル、基準フレームインデックス、基準フレームリスト、及びICフラグを含むマージ予測子が、前記候補リスト中に以前より存在していない場合前記候補リストに加えられる前記候補である、請求項1若しくは2に記載の方法、又は請求項3若しくは4に記載の装置。
  10. 動きベクトル、基準フレームインデックス、及び基準フレームリストを含む、frame rate up conversionプロセスにおける候補が見つけられる、請求項1若しくは2に記載の方法、又は請求項3若しくは4に記載の装置。
  11. 再生するための、請求項1及び請求項5~10の何れか一項に記載の方法に従って、又は請求項3及び請求項5~10の何れか一項に記載の装置によって生成されたデータコンテンツを含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
  12. 再生するための、請求項1及び請求項5~10の何れか一項に記載の方法に従って、又は請求項3及び請求項5~10の何れか一項に記載の装置によって生成されたビデオデータを含む、信号。
  13. 命令を含むコンピュータプログラム製品であって、前記プログラムがコンピュータによって実行されると、前記命令が、請求項2及び請求項5~10の何れか一項に記載の方法を前記コンピュータに実施させる、コンピュータプログラム製品。
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