JP2023550318A - 医療廃棄物収集システム用のレシーバ - Google Patents

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Abstract

医療廃棄物収集システム用のレシーバ。レシーバは、マニホールドを取外し可能に受ける。スレッドアセンブリは、マニホールドと共に移動して、入口機構に向かうマニホールドの移動を容易にする。運動変換アセンブリは、スレッドアセンブリの移動を入口機構の移動に変換し、入口機構をレシーバ出口と位置合わせして、マニホールドの吸引入口及び出口を廃棄物容器と流体連通させ、入口機構をマニホールドに向かって移動させる。ロックアセンブリは、マニホールドが完全に挿入され、入口機構の吸引入口と流体連通したときに、レシーバ内にマニホールドをロックする。アクチュエータは、マニホールドをレシーバからロック解除し、マニホールドと吸引入口との間の流体連通を遮断するように軸方向に移動可能である。【選択図】図8

Description

(関連出願)
本出願は、2020年11月10日に出願された米国仮特許出願第63/111,848号の優先権及び利益を主張するものであり、その内容全体が引用により本明細書の一部をなすものとする。
一部の外科的処置の副生成物として、液体、半固体、及び/又は固体の廃棄物材料が生じる。液体の廃棄物材料は、手術部位における体液及び灌注溶液(複数の場合もある)を含む場合があり、固体及び半固体の廃棄物材料は、組織の破片及び外科用材料(複数の場合もある)の小片を含む場合がある。医療廃棄物は、その相にかかわらず、手術部位を汚染することなく、また、処置が行われているメディカルスイート(medical suite)に生物学的危害をもたらすことなく収集されることが好ましい。
医療廃棄物は、吸引/真空源によって提供される真空の影響下で吸引管を通じて手術部位から除去することができる。1つの例示的な医療廃棄物収集システムは、Stryker Corporation(ミシガン州カラマズー)によってNEPTUNEの商品名で販売されており、医療廃棄物収集システムの或る特定のバージョンは、本出願人が共通して所有する2005年8月4日に公開された米国特許出願公開第2005/0171495号、2007年6月21日に公開された国際公開第2007/070570号、及び2014年5月1日に公開された国際公開第2014/066337号に開示されており、それぞれの内容全体が引用することにより本明細書の一部をなすものとする。
医療廃棄物収集システムは、マニホールドを取外し可能に受けるレシーバを含むことができ、マニホールドにより、吸引管を医療廃棄物収集システムと結合することが容易になる。マニホールドはまた、医療廃棄物収集システムの構成要素の詰まり又は損傷を回避するために、廃棄物材料をフィルタリングするフィルタ要素を含むことができる。マニホールドと医療廃棄物収集システムとの安全かつ効率的な繰返しの連結及び分離を容易にするには、レシーバが堅牢であることが必要であり、これは依然として特に関心及び開発の注目を集める領域である。
発明の概要の効果を制限することなく、特許請求の範囲、及び本明細書に含まれる節によって定義される本発明の範囲により、本開示は、医療廃棄物収集システム用のレシーバに関する。医療廃棄物収集システムは、廃棄物材料を収集及び貯蔵する廃棄物容積を画定する少なくとも1つの廃棄物容器と、導管によって廃棄物容器に連結されるレシーバとを含む。真空ポンプが、カート上に支持され、廃棄物容器(複数の場合もある)及びレシーバに対して吸引を行うように構成される。レシーバは、マニホールドと連結し、更に説明される方法でマニホールドと廃棄物容器との間に流体連通を確立するように移動可能な入口機構を含む。入口機構は、吸引入口と、吸引入口と流体連通する吸引出口とを含むことができる。吸引入口は、マニホールドと流体連通して配置されるように構成され、吸引出口は、レシーバ出口と流体連通して配置されるように構成される。レシーバは、マニホールドを取外し可能に受けるようにサイズ決めされた開口部を画定するハウジングを含む。
入口ロックアセンブリは、レシーバのハウジングの下壁に枢動可能に連結されたラッチを含むことができる。入口ロックアセンブリは、ラッチ付勢部材によってロック位置に付勢することができる。ラッチは、ラッチ軸の周りで枢動可能であり、ヘッド部と、ラッチ軸の反対側に位置決めされたテール部とを含む。テール部は、ヘッド部よりも長いものとすることができる。ラッチ付勢部材は、ヘッド部とハウジングの下壁との間に配置されたコイルばねとすることができる。マニホールドのスパインの傾斜面は、ラッチ軸の周りでのラッチの枢動を生じさせるように、偏向角度でヘッド部に直接接触することができる。入口機構の基部は、ラッチがロック解除位置にあるときにラッチのテール部を受ける空洞を画定することができる。
爪は、スレッドアセンブリに連結することができる。ハウジングは、概してスレッドアセンブリの両側で近位から遠位の方向に延在する1つ以上のチャネルを画定することができる。爪のそれぞれは、各チャネル内で摺動可能な第1の爪ピン及び第2の爪ピンを含むことができる。チャネルは、スレッドアセンブリが近位方向及び遠位方向に移動する際にピンの経路を案内する。第1の爪ピン及び第2の爪ピン並びにチャネルは、スレッドアセンブリの近位方向への移動に応答して、爪をマニホールドに向かって内向きに関節運動させるように協働する。
ロックアセンブリは、ハウジングに回転可能に連結されたアームと、ばね等のアーム付勢部材とを含むことができる。アーム付勢部材は、アームがマニホールドに当接するロック構成にアームを付勢する。ロックアセンブリのアームは、ハウジングに枢動可能に連結され、マニホールドが位置することになる空所に対向して位置決めされる。アームは、アームとハウジングとを連結するばねによってロック位置に付勢される。アームは、それぞれ、内向きに付勢されるショルダを含むことができる。スレッド本体は、ロックアセンブリのアームのショルダに当接し、アームをロック解除構成に保持するように構成されたアーム保持面を有する。遠位方向に向けられた面とショルダとの間の干渉は、レシーバ内のマニホールドの遠位方向への移動を防止する。
アクチュエータは、アームに当接し、アーム付勢部材に対抗してアームを回転させるように構成された傾斜面を含むことができる。アクチュエータ自体は、押し入力によって操作されるように、付勢要素によって外向き遠位位置に付勢することができる。付勢要素は、アクチュエータとハウジングとの間に位置決めすることができる。アクチュエータ及び付勢要素は、レシーバのハウジング内で近位から遠位の方向に延在するレール上に摺動可能に配置することができる。アクチュエータの近位方向への移動は、アームのフィンガと係合するように傾斜面を移動させる。アームのフィンガ及びショルダは、枢動軸の反対側に配置される。
運動変換アセンブリは、カム機構とカムフォロワ機構とを含むことができる。カム機構は、カム中心軸の周りでハウジングに回転可能に連結されたカム本体を含むことができる。カムフォロワ機構は、カム中心軸から離間したレバー軸の周りでハウジングに回転可能に連結されたレバーを含むことができる。カムフォロワ機構はまた、レバーに回転可能に連結され、カム本体と直接転がり接触するように構成されたローラを含む。運動変換アセンブリは、マニホールドを挿入する間に、スレッドアセンブリの近位方向への移動を入口機構の遠位方向への移動に変換し、逆に、マニホールドを取り外す間に、スレッドアセンブリの遠位方向への移動を入口機構の近位方向への移動に変換するように構成される。
カム機構は、カム本体から延在し、カム中心軸から半径方向に離間された入口機構係合ピンを含むことができる。入口機構係合ピンは、入口スロット内に受けられ、入口スロット内で移動し、入口基部に当接して、カム本体の回転に応答して、入口機構を近位方向及び遠位方向に移動させるように構成することができる。カム機構は、カム本体から延在し、カム中心軸から半径方向に離間されるスレッド係合ピンを含むことができる。スレッド係合ピンは、スレッドスロット内に受けることができる。スレッド本体はまた、スレッドスロットの近位端及び遠位端をそれぞれ規定する近位壁及び遠位壁を有することができる。近位壁及び遠位壁は、入口機構の吸引出口がレシーバ出口と位置合わせされた後にスレッド本体が近位方向に移動し続けることを可能にする。
スレッド係合ピンとカム中心軸との間の距離は、入口機構係合ピンとカム中心軸との間の距離よりも大きいものとすることができる。ローラは、レバーの第1の端部に回転可能に連結され、レバーの第2の端部は、レバー付勢部材によってハウジングに弾性的に連結される。レバー軸は、レバーの第1の端部又は第2の端部により近くなるように離間させることができる。ローラは、カムと直接接触し、レバー付勢部材は、第3のピンの周りでレバーを枢動させる。カムは、カム中心軸に対する偏心面を含む。ローラは偏心面と係合し、偏心面上で円周方向に配置された或る特定の点の相対距離は、レバー付勢部材からの付勢に対するレバーのより大きな枢動をもたらす。
電子機器モジュールを、ハウジングの上壁に連結させることができる。電子機器モジュールは、任意の数の電子サブコンポーネント、例えば、センサ、集積回路、プリント回路基板、メモリ、通信手段、及び電気又はデータポートを含むことができる。検出可能要素を、スレッドアセンブリ上に位置決めすることができる。運動変換アセンブリからの初期戻り移動は、1つ以上のセンサがスレッド変化信号を生成する距離だけ、検出可能要素を1つ以上のセンサから離間させるのに十分な大きさとすることができる。スレッド変化信号はシステムプロセッサに送信することができ、任意のタイプのフロントエンド機能をスレッド変化信号に基づいて実現することができる。
吸引出口は、レシーバ出口及び導管と流体連通する。入口機構は、重力に対する基準水平軸に対して傾斜角度で配置された入口軸に沿って近位方向に移動可能である。導管は、レシーバから廃棄物容器に向かって導管軸に沿って延在するレシーバ連結部を含むことができる。導管軸は、入口軸に対して傾斜したものとすることができる。導管軸は、重力に対して鉛直に配置することができる。吸引出口は、導管軸に対して傾斜した吸引出口軸に沿って延在することができる。レシーバ出口を覆うために封止体をハウジングに連結することができる。封止体は、ハウジングと入口機構の吸引出口との間に配置することができる。封止体は、互いに対して角度が付けられた上面及び下面を含み、鉛直角度で方向付けされたレシーバ連結部に傾斜角度を提供することができる。上面及び下面は、2度~7度の範囲内、より具体的には5度の角度で配置することができる。封止体は、摩擦リングを含むことができる。
したがって、本開示の第1の態様によれば、医療処置中にマニホールドを通して医療廃棄物材料を収集する医療廃棄物収集システムは、廃棄物容器と、廃棄物容器に真空を提供するように構成された真空源とを含む。医療廃棄物収集システムはまた、廃棄物容器に連結されたレシーバを含む。レシーバは、マニホールドが挿入されるように構成された開口部を有するハウジングを含む。ハウジングは、レシーバ出口と、入口軸に沿って近位方向及び遠位方向に移動可能であるようにハウジングに連結された入口機構とを更に含む。入口機構は、吸引入口を含む。吸引出口は、吸引入口と流体連通する。スレッドアセンブリは、ハウジングに移動可能に連結され、入口機構に動作可能に連結される。スレッドアセンブリは、吸引出口とレシーバ出口との間に流体連通を確立するために、マニホールドをレシーバに近位方向に挿入する間に近位方向に移動され、入口機構が対応して遠位方向に移動することを容易にするように構成される。ロックアセンブリは、ハウジングに連結され、完全挿入位置においてレシーバ内にマニホールドをロックするように構成される。アクチュエータは、ロックアセンブリに連結され、ハウジングに対して軸方向に移動可能である。アクチュエータは、ユーザから軸方向の入力を受けて、ロックアセンブリにマニホールドをロック解除させるように構成される。
或る特定の実施態様においては、ロックアセンブリは、ハウジングに回転可能に連結されたアームを含むことができる。ロックアセンブリはまた、マニホールド及びスレッドアセンブリの遠位方向への移動を防止するために、アームが完全挿入位置においてマニホールドに当接するロック構成にアームを付勢するアーム付勢部材を含むことができる。アクチュエータは、アームに当接し、付勢部材に対抗してアームをマニホールドから離れるように回転させて、マニホールド及びスレッドアセンブリの遠位方向への移動を許容するように構成された傾斜面を含むことができる。スレッドアセンブリは、マニホールドに当接するように構成されたスレッド本体を含むことができる。スレッド本体は、マニホールドが完全挿入位置にあるときに少なくとも近位位置に移動可能とすることができる。スレッド本体はまた、遠位位置に移動可能とすることができる。スレッド本体は、マニホールドがレシーバの開口部内に配置されている間にマニホールドと共に移動可能とすることができる。スレッドアセンブリは、スレッド本体に連結されたスレッド付勢部材を含むことができる。スレッド付勢部材は、アームがロック構成にある間に、スレッド本体をアームに対して遠位方向に付勢するように構成することができる。スレッド付勢部材は、アームがロック解除構成に移動することに応答して、スレッド本体及びマニホールドを、それぞれ、近位位置及び完全挿入位置から遠位方向に移動させるように構成することができる。スレッド本体は、スレッド本体が遠位位置にある間、ロックアセンブリのアームに当接し、ロックアセンブリのアームをロック解除構成に保持するように構成されたアーム保持面を含むことができる。
本開示の第2の態様によれば、医療処置中にマニホールドを通して医療廃棄物材料を収集する医療廃棄物収集システムは、廃棄物容器と、廃棄物容器に真空を提供するように構成された真空源とを含む。廃棄物収集システムはまた、廃棄物容器に連結されたレシーバを含む。レシーバは、マニホールドが挿入されるように構成された開口部を有するハウジングを含む。ハウジングは、レシーバ出口と、ハウジングに連結された入口機構とを含む。入口機構は、吸引入口を含む。吸引出口は、吸引入口と流体連通する。入口機構は、吸引出口とレシーバ出口とが流体連通しない第1の位置と、吸引出口とレシーバ出口とが流体連通する第2の位置との間で移動可能である。入口ロックアセンブリは、ハウジングに移動可能に連結されるように構成されたラッチを有する。付勢部材は、入口機構の第2の位置への移動が防止されるロック位置にラッチを付勢する。ラッチは、マニホールドをレシーバに挿入する間のマニホールドとの当接係合に応答して、ロック位置から、入口機構の第2の位置への移動が許容されるロック解除位置まで移動可能であるように構成される。
或る特定の実施態様においては、ラッチは、ラッチ軸の周りでハウジングに枢動可能に連結することができる。ラッチは、ヘッド部と、ラッチ軸からヘッド部の反対側にあるテール部とを含むことができる。テール部は、ヘッド部よりも長いものとすることができる。入口機構は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能な入口基部を含むことができる。ラッチは、入口基部が第2の位置に移動することを防止するために、ロック位置において入口基部に当接するように構成することができる。入口基部は、ラッチがロック解除位置にあって入口基部が第2の位置にあるときにラッチを受ける空洞を画定することができる。スレッドアセンブリを、ハウジングに移動可能に連結し、入口機構に動作可能に連結することができる。スレッドアセンブリは、マニホールドをレシーバに近位方向に挿入する間に近位方向に移動され、入口機構が対応して遠位方向に第2の位置まで移動することを容易にするように構成することができる。第2の態様の入口ロックアセンブリは、第1の態様のアクチュエータ、及び、任意選択で、その対応する実施態様のいずれかと組み合わせて提供することができる。
本開示の第3の態様によれば、医療処置中にマニホールドを通して医療廃棄物材料を収集する医療廃棄物収集システムは、廃棄物容器と、廃棄物容器に真空を提供するように構成された真空源とを含む。医療廃棄物収集システムはまた、廃棄物容器に連結されたレシーバを含む。レシーバは、マニホールドが挿入されるように構成された開口部を有するハウジングを含む。ハウジングは、レシーバ出口を含む。入口機構は、近位方向及び遠位方向に移動可能であるようにハウジングに連結される。入口機構は、吸引入口を含む。吸引出口は、吸引入口と流体連通する。スレッドアセンブリは、ハウジングに移動可能に連結され、入口機構に動作可能に連結される。スレッドアセンブリは、吸引出口とレシーバ出口との間の流体連通を確立するために、マニホールドをレシーバに挿入する間に近位方向に移動され、入口機構が対応して遠位方向に移動することを容易にするように構成される。運動変換アセンブリは、スレッドアセンブリと入口機構とを動作可能に連結し、スレッドアセンブリ及び入口機構がそれぞれ対応して近位方向及び遠位方向に移動することを容易にするカム機構を含む。
或る特定の実施態様においては、カム機構は、カム中心軸の周りでハウジングに回転可能に連結されたカム本体を含むことができる。カム本体は偏心面を有し、偏心面の複数の点が、カム中心軸から異なる半径方向距離で離間する。入口機構は、入口スロットを画定する入口基部を含むことができる。カム機構は、カム本体から延在し、入口スロット内に受けられる入口機構係合ピンを含むことができる。入口機構係合ピンは、カム本体の回転に応答して、入口スロット内で移動して入口基部に当接し、入口機構を近位方向及び遠位方向に移動させるように構成することができる。スレッドアセンブリは、スレッドスロットを画定するスレッド本体を含むことができる。カム機構は、カム本体から延在し、スレッドスロット内に受けられるスレッド係合ピンを含むことができる。スレッド係合ピンは、スレッドスロット内を移動し、カム本体の回転に応答して、スレッド本体に当接して、スレッドアセンブリを近位方向及び遠位方向に移動させるように構成することができる。運動変換アセンブリは、カム本体の回転に対する抵抗を提供するように構成されたカムフォロワ機構を含むことができる。カムフォロワ機構は、カム中心軸から離間したレバー軸の周りでハウジングに回転可能に連結されたレバーを含むことができる。カムフォロワ機構は、レバーに回転可能に連結され、カム本体の偏心面と直接接触するように構成されたローラを含むことができる。カムフォロワ機構は、レバーに連結され、ローラを付勢してカム本体の偏心面と接触させ、カム本体の回転に対する抵抗を提供する付勢要素を含むことができる。偏心面は、カム中心軸から第1の半径方向距離にある第1の点と、カム中心軸から第2の半径方向距離にある第2の点と、カム中心軸から第3の半径方向距離にある第3の点とを含むことができる。第2の半径方向距離は、第1の半径方向距離及び第3の半径方向距離よりも大きいものとすることができる。第2の点は、第1の点と第3の点との間に円周方向に配置することができる。第3の態様の運動変換アセンブリは、第1の態様のアクチュエータ及び/又は第2の態様の入口ロックアセンブリ、及び、任意選択で、それらの対応する実施態様のいずれかと組み合わせて提供することができる。
本開示の第4の態様によれば、医療処置中にマニホールドを通して医療廃棄物材料を収集する医療廃棄物収集システムは、廃棄物容器入口を有する廃棄物容器を含む。医療廃棄物収集システムはまた、廃棄物容器に真空を提供するように構成された真空源を含む。医療廃棄物収集システムは、廃棄物容器に連結されたレシーバを更に含む。レシーバは、マニホールドが水平に対して傾斜角度で挿入されるように構成された開口部を含むハウジングを有する。ハウジングは、レシーバ出口を更に含む。入口機構は、ハウジングに連結され、吸引入口と、吸引入口と流体連通する吸引出口とを含む。入口機構は、吸引出口とレシーバ出口とが流体連通しない第1の位置と、吸引出口とレシーバ出口とが流体連通する第2の位置との間で、傾斜角度で入口軸に沿って移動可能である。導管が、レシーバ出口と廃棄物容器入口とに連結され、かつレシーバ出口と廃棄物容器入口との間に延在し、レシーバ出口から廃棄物容器への廃棄物の移送を容易にする。導管は、入口軸に対して傾斜した導管軸に沿ってレシーバ出口から延在するレシーバ連結部を有する。
或る特定の実施態様においては、封止体を、レシーバ出口を覆うためにハウジングに連結することができる。吸引出口は、導管軸に対して傾斜した吸引出口軸に沿って延在することができる。吸引出口軸は、入口軸に対して垂直とすることができる。第4の態様の導管は、第1の態様のアクチュエータ、第2の態様の入口ロックアセンブリ、及び/又は第3の態様の運動変換機構、及び、任意選択で、それらの対応する実施態様のいずれかと組み合わせて提供することができる。
或る特定の実施態様においては、スレッドアセンブリを、ハウジングに移動可能に連結し、入口機構に動作可能に連結することができる。スレッドアセンブリは、マニホールドをレシーバに近位方向に挿入する間に近位方向に移動され、入口機構が対応して遠位方向に第2の位置まで移動することを容易にするように構成することができる。スレッドアセンブリは、マニホールドをレシーバから取り外す間に近位方向とは反対の遠位方向に移動され、入口機構が対応して近位方向に移動して吸引出口とレシーバ出口との間の流体連通を遮断することを容易にするように構成することができる。爪をスレッドアセンブリに連結することができる。爪は、マニホールドと選択的に係合するように構成することができ、マニホールドをレシーバから取り外す間にスレッドアセンブリの遠位方向への移動を容易にする。電子機器モジュールは、真空源と通信することができる。レシーバは、電子機器モジュールと通信するセンサを含むことができる。センサは、近位方向及び遠位方向におけるスレッドアセンブリの位置を示す信号を出力するように構成することができる。電子機器モジュールは、センサからの信号に基づいて真空源を制御するように構成することができる。磁石を、スレッドアセンブリ上に配置し、センサによって検出されるように構成することができる。電子機器モジュールは、マニホールドがレシーバに完全挿入位置まで挿入されていないとき、センサからの信号に基づいて真空源の動作を防止するように構成することができる。第1の障壁を、ハウジングに枢動可能に連結することができる。第1の付勢要素は、第1の障壁に連結され、レシーバの開口部の少なくとも一部を選択的に覆うために第1の障壁を閉位置に向かって付勢するように構成することができる。第2の障壁を、スレッドアセンブリに枢動可能に連結し、第1の障壁の近位に位置決めすることができる。第2の付勢要素は、第2の障壁に連結し、第2の障壁を閉位置に向かって付勢するように構成することができる。入口機構の遠位方向への移動は、第2の障壁を、閉位置から、挿入されているマニホールドに対して入口機構の吸引入口が露出される開位置に移動させることを容易にすることができる。
本開示の利点は、添付の図面に関連して考慮されるとき、以下の詳細な説明を参照することによってより良好に理解されるようになるので、容易に理解されるであろう。
医療廃棄物収集システムの斜視図である。 医療廃棄物収集システムの廃棄物容器に連結されたレシーバの斜視図である。 レシーバ及びマニホールドの斜視図である。 レシーバ及びマニホールドの或る特定の内部構成要素を示す、レシーバの部分分解図である。 マニホールドのない、図3の線5-5に沿ったレシーバの断面立面図である。 上部が取り外されたレシーバの一部の斜視図である。 マニホールドをレシーバに入れる準備中の状態にある、レシーバの断面立面図である。 運動変換アセンブリが第1の位置にあり、スレッドアセンブリが第1の構成にある状態で示されている、レシーバの一部の断面立面図である。 運動変換アセンブリが第2の位置にあり、スレッドアセンブリが第2の構成にある状態で示されている、レシーバの一部の断面立面図である。 運動変換アセンブリが第3の位置にあり、スレッドアセンブリが第3の構成にある状態で示されている、レシーバの一部の断面立面図である。 運動変換アセンブリが第4の位置にあり、スレッドアセンブリが第4の構成にある状態で示されている、レシーバの一部の断面立面図である。 レシーバ及びマニホールドの一部の斜視図である。 図3の線13-13に沿ったレシーバの断面図である。マニホールドの一部は、レシーバに部分的に挿入されているものとして示されている。 スレッドアセンブリが第1の構成にあり、マニホールドがスレッドアセンブリとの接触を開始している、レシーバの一部の斜視図である。 マニホールドがレシーバ内に完全に挿入された状態のマニホールド及びレシーバの断面平面図である。 完全挿入位置にあるレシーバのロックアーム及びマニホールドを示す図15の詳細な断面平面図である。 ロックアームがマニホールドの側面と係合し、マニホールドが部分挿入位置にある状態の詳細な断面平面図である。 ロックアームがスレッドアセンブリと係合し、スレッドアセンブリが第1の構成にある状態の詳細な断面平面図である。 運動変換アセンブリ及び入口機構の斜視図である。
図1は、医療処置中、より具体的には外科的処置中に生成される廃棄物材料を収集する医療廃棄物収集システム20を示す。医療廃棄物収集システム20は、廃棄物材料を収集し、及び/又は廃棄物材料を処分及び廃棄することが必要になるか又は所望されるまで廃棄物材料を貯蔵する。医療廃棄物収集システム20は、カート22を備えることができ、カート22は、医療施設内の床面に沿ってカートを移動させるための車輪を含む。図2を更に参照すると、医療廃棄物収集システム20は、廃棄物材料を収集及び貯蔵するための廃棄物容積を画定する少なくとも1つの廃棄物容器24と、導管38によって廃棄物容器24と連結されるレシーバ26とを含む。真空ポンプが、カート上に支持され、廃棄物容器(複数の場合もある)24及びレシーバ26に対して吸引を行うように構成される。医療廃棄物収集システム20のいくつかのサブシステムの好適な構造及び動作は、本出願人が共通して所有する国際公開第2020/027850号、米国特許出願公開第2005/0171495号、国際公開第2007/070570号、国際公開第2014/066337号、及び国際公開第2017/112684号に開示されており、それぞれの内容全体が引用することにより本明細書の一部をなすものとする。
レシーバ26は、マニホールド30と連結されるように移動可能な入口機構32を含み、更に説明される方法でマニホールド30と廃棄物容器24との間の流体連通を確立する。入口機構32は、吸引入口33と、吸引入口33と流体連通する吸引出口34とを含むことができる。吸引入口33は、マニホールド30と流体連通して配置されるように構成され、吸引出口34は、レシーバ出口36と流体連通して配置されるように構成される。
ここで図3~図7を参照すると、レシーバ26は、ハウジング40を含む。ハウジング40は、マニホールド30を取外し可能に受けるようにサイズ決めされた開口部28を画定することができる。マニホールド30の或る特定の部分は、本明細書に図示及び記載されたものとすることができるが、そうでなければ、本出願人が共通して所有する2019年11月12日に発行された米国特許第10,471,188号に開示されたものと同様のもの又は同じものとすることができ、その内容全体が引用することにより本明細書の一部をなすものとする。レシーバ26は、開口部28を覆うように位置決めされた第1の障壁44を含むことができる。第1の障壁44は、図示されているように、閉位置に付勢することができ、この付勢は、開口部28を通したマニホールド30の挿入と関連付けて予期される力によって克服されるように計量される(metered)。アクチュエータ46が、ハウジング40に移動可能に連結され、マニホールド30をレシーバ26から取り外すことを許容するように構成されたロックアセンブリ48に更に連結される。したがって、アクチュエータ46は、近位方向に押されるように構成された「取出しボタン」に類似した見た目となり得る。他の構成においては、アクチュエータ46は、遠位方向に移動される引き入力を受けるように構成することができる。
レシーバ26は、マニホールド30を挿入する間及び取り外す間にマニホールド30の相補的な特徴部と係合するように構成されたサブコンポーネント及びサブアセンブリを含むことができる。これらは、ロックアセンブリ48及び入口機構32を含むことができ、スレッドアセンブリ58、入口ロックアセンブリ60、爪62、及び運動変換アセンブリ64を更に含むことができる。入口機構32は、マニホールド30をレシーバ26に挿入する間及びマニホールド30をレシーバ26から取り外す間のそれぞれにおいて、スレッドアセンブリ58の方向とは反対の近位から遠位の方向に移動するように構成することができる。入口ロックアセンブリ60は、必要な特徴部を欠くマニホールドを挿入することが試みられている間、入口機構32が遠位方向に移動することを防止するように構成することができる。爪62は、ハウジング40に移動可能に連結され、マニホールド30と係合するように内向きに関節運動するように構成される。運動変換アセンブリ64は、スレッドアセンブリ58の移動を入口機構32の移動に変換するように構成される。運動変換アセンブリ64は、マニホールド30をレシーバに挿入する間、調整された抵抗を提供し、アクチュエータ46を介してマニホールド30からロックアセンブリ48を係合解除した後、マニホールド30の初期戻り移動を更に提供するように構成することができる。
図7~図11を参照し、サブコンポーネント及びサブアセンブリについて、マニホールド30をレシーバ26に挿入することに関連するいくつかの位置を参照して、また、さらに前述の米国特許第10,471,188号の関連する開示を参照して、更に説明する。マニホールド30は、レシーバ26の開口部28に挿入されるように方向付けされ、第1の障壁44を開位置(図8)に移動させるように開口部28を通して向けられる。マニホールド30は、マニホールド30のスパイン76が入口ロックアセンブリ60と係合する位置まで更に前進させられる(図9)。入口ロックアセンブリ60は、レシーバ26のハウジング40の下壁に枢動可能に連結されたラッチ68を含むことができる。入口ロックアセンブリ60は、ラッチ付勢部材71によってロック位置に付勢することができ、そこで、入口機構32の基部69と入口ロックアセンブリ60のラッチ68との間の潜在的な干渉が、入口機構32とマニホールド30及びレシーバ出口36の双方との間の流体連通を確立するのに必要な入口機構32の遠位方向への移動を防止する。
ラッチ68は、ラッチ軸70の周りで枢動可能であり、ヘッド部72と、ラッチ軸の反対側に位置決めされたテール部74とを含む。テール部74は、ヘッド部72よりも長いものとすることができる。ラッチ付勢部材71は、ヘッド部72とハウジング40の下壁との間に配置されたコイルばねとすることができる。ラッチ68と係合するマニホールド30のスパイン76は、入口ロックアセンブリ60を、入口機構32の基部69がテール部74と衝突するロック位置から、入口機構32の更なる遠位方向への移動が許容されるロック解除位置に移動させる。より具体的には、スパイン76の傾斜面が、ラッチ軸70の周りのラッチ68の枢動を生じさせるように、偏向角度でヘッド部72に直接接触することができる。ラッチ68の枢動により、テール部74は、近位方向から対応して接近している基部69との潜在的な干渉から外れるように動く。入口機構32の基部69は、ラッチ68がロック解除位置にあるときにラッチ68のテール部74を受ける空洞を画定することができる。入口ロックアセンブリ60がロック解除構成にある状態で、マニホールド30を、基部69が空洞内に位置して吸引出口34とレシーバ出口36との間に流体連通が確立される完全挿入位置に移動することができる。換言すれば、マニホールド30が、説明されるマニホールド30の他の特徴部に対して、スパイン76及びその特性を欠いている場合、入口機構32と入口ロックアセンブリ60との間の干渉は、レシーバ26の「結合」を生じさせ、吸引出口34とレシーバ出口36との間の流体連通を防止することができる。これは、本物のマニホールドのみをレシーバ26と共に使用することができるように意図的になされ得る。
レシーバ26のスレッドアセンブリ58は、スレッド本体59を含むことができる。スレッド本体59は、図4及び図6に最もよく示されているように、レシーバ26のハウジング40内で近位から遠位の方向に延在するレール66上に摺動可能に配置することができる。マニホールド30は、マニホールド30の1つ以上のアーム90がスレッド本体59と係合するまで、ユーザによってレシーバ26の開口部28内に更に前進させられる。より詳細には、スレッド本体59は、マニホールド30の1つ以上のアーム90を受ける1つ以上のスロット91を画定することができる。スレッドアセンブリ58は、マニホールド30がスレッド本体59と係合することによって、レール66に沿って近位方向に移動される。いくつかの構成においては、マニホールド30は、前述のように、マニホールド30のスパイン76がラッチ68と係合する前に、スレッドアセンブリ58と係合する。他の構成においては、マニホールド30は、マニホールド30のスパイン76がラッチ68と係合した後に、スレッドアセンブリ58と係合する。更に他の構成においては、マニホールド30がスレッドアセンブリ58と係合すること、及びマニホールド30のスパイン76がラッチ68と係合することは、同時に起こる。
爪62は、レシーバ26の開口部28にマニホールド30を引き続き挿入すると、マニホールド30のキャッチ(特定せず)と係合することができる。爪62は、スレッドアセンブリ58に連結することができ、スレッドアセンブリ58が移動することにより、爪62が内向きに関節運動してマニホールド30のキャッチと係合することができる。より詳細には、図19は、ハウジング40が、概して、スレッドアセンブリ58の両側で近位から遠位の方向に延在する1つ以上のチャネル61a、61bを画定することができることを示す。爪62のそれぞれは、各チャネル61a、61b内で摺動可能な第1の爪ピン63a及び第2の爪ピン63bを備えることができる。チャネル61a、61bは、スレッドアセンブリ58が近位方向及び遠位方向に移動する際にピン63a、63bの経路を案内する。第1の爪ピン63a及び第2の爪ピン63b並びにチャネル61a、61bは、スレッドアセンブリ58の近位方向への移動に応答して、爪62をマニホールド30に向かって内向きに関節運動させるように協働する。爪62とキャッチとの間の係合は、特にユーザがマニホールド30をレシーバ26から取り外す間に、マニホールド30からスレッドアセンブリ58に力を伝達する。
スレッドアセンブリ58の近位方向への更なる移動、ひいては入口機構32の遠位方向への移動により、入口機構32の吸引出口34は、レシーバ出口36と位置合わせするように移動する。第2の障壁78が、遠位方向に移動する入口機構32によって、閉位置(図7及び8参照)から図10及び図11に示されるような開位置に少なくとも部分的に移動される。閉位置にある第2の障壁78は、第1の障壁44が手動で開位置へ操作された場合であっても、ユーザが入口機構32を見るか、又は入口機構32に触れることを防止する。マニホールド30は、図11に示されているように、レシーバ26内で完全挿入位置をとる。この位置においては、入口機構32は、例えば、マニホールド30の出口開口部を覆う封止体を通って延在することによって、マニホールド30と係合する。さらに、吸引出口34はレシーバ出口36と位置合わせされ、マニホールド30とレシーバ出口36との間、ひいては廃棄物容器24との間に流体連通を確立する。
マニホールド30をレシーバ26内で選択的に固定するために、ロックアセンブリ48が設けられる。ロックアセンブリ48は、ハウジング40に回転可能に連結されたアーム50と、ばね等のアーム付勢部材86とを含むことができる。アーム付勢部材86は、マニホールド30及びスレッドアセンブリ58の遠位方向への移動を防止するために、アーム50が完全挿入位置においてマニホールド30に当接するように構成されるロック構成にアームを付勢する。換言すれば、完全挿入位置において、ロックアセンブリ48は、ロック解除構成からロック構成に移動され、マニホールド30のロック要素82と係合し、マニホールド30を近位から遠位の方向に、特に、説明される運動変換アセンブリ64からの遠位方向の力に抗して保持する。
ここで図12~図18を参照すると、ロックアセンブリ48のアーム50は、ハウジング40に枢動可能に連結され、マニホールド30が位置することになる空所に対向して位置決めされる。アーム50は、アーム50とハウジング40とを連結するばね86によってロック位置に付勢される。例えば、アーム50は、それぞれ、内向きに付勢されたショルダ88を含むことができる。スレッド本体59は、スレッド本体59が遠位位置にある間、ロックアセンブリ48のアーム50のショルダ88に当接し、アーム50をロック解除構成に保持するように構成されたアーム保持面65を有する。換言すれば、アーム保持面65は、マニホールド30がスレッドアセンブリ58と係合してスレッドアセンブリ58をアーム50から近位方向に離れるように移動させるまで、アーム50をロック解除構成(例えば、外向きに関節運動させた構成)に保持するように構成される。図17に最もよく示されているように、マニホールド30をレシーバ26内に更に前進させると、アーム50のショルダ88がばね86によって付勢され、アーム保持面65から滑り落ち、マニホールド30のアーム90の側面に「乗り上げる」。アーム50のショルダ88は、マニホールド30が完全に挿入されるまで、マニホールド30のアーム90の側面に「乗り上げ」続ける。マニホールド30が完全に挿入されると、アーム50は、マニホールド30のハウジングから外向きに突出するアームの近位端と考えることができる、マニホールド30のロック要素82に遭遇する。図7に示されているように、ばね86における継続的な付勢によってアーム50が移動し、ショルダ88が内向きに枢動され、マニホールド30のロック要素82と係合する。さらに、ばね86は、ショルダ88がマニホールド30のハウジングに衝撃を与えるのに十分な速度でショルダ88を内向きに枢動させるばね定数又は他の好適な特性を有するように設計することができる。この衝撃は、マニホールド30が完全に挿入されて適所にロックされたことを、マニホールド30を挿入しているユーザに聴覚及び/又は触覚フィードバックを提供するのに十分な力である。聴覚フィードバックは、衝撃からの「クリック」音とすることができ、触覚フィードバックは、マニホールド30の構造がプラスチック製であってユーザの手で保持されている場合においてショルダ88がマニホールド30に衝撃を与えたときの副次的なものとすることができる。
マニホールド30が完全に挿入された状態では、ロックアセンブリ48がロック構成にある状態でマニホールド30を取り外すことはできない。図13及び図16は、ショルダ88に隣接して位置決めされた、遠位方向に向けられた面84を含むロック要素82を示す。遠位方向に向けられた面84とショルダ88との間の干渉は、特に、説明される運動変換アセンブリ64に連結されたスレッド付勢部材67からの遠位方向の力に抗して、レシーバ26内でのマニホールド30の遠位方向への移動を防止する。
アーム50のショルダ88は、ロック構成においてハウジング40と係合するように構成することができる。より具体的には、図16は、マニホールド30の遠位方向に向けられた面84とハウジング40の内面41との間で圧縮された又は「挟まれた」ショルダ88を示す。マニホールド30からの(運動変換アセンブリ64からの付勢からの)遠位方向の力は、ハウジング40によって打ち消され、それによって、有利には、ロックアセンブリ48の動作がより堅牢となる。アーム50は、説明されるように、内向き及び外向きに枢動するように構成され、したがって、遠位方向への力は、枢動軸に直交する。ロックアセンブリ48のアーム50は、遠位方向への僅かな枢動を更に提供し、マニホールド30がレシーバ26に挿入されてロックアセンブリ48がロック構成にある状態で、ショルダ88がハウジング40の内面41に直接接触することを許容することができる。ハウジング40が力を打ち消す有利な構成がない場合、アーム50の枢動軸自体は、遠位方向のかなりの力に耐えるように設計される必要があり得て、これは、一般に間隔を空けて制約された積重ね状態にある、より大きい又はより重い構成要素が必要となり得る。さらに、アーム50が比較的軽量でよりコンパクトな形態であることにより、ショルダ88がマニホールド30のハウジングに衝撃を与えるのに十分な速度でショルダ88を内向きに迅速に枢動させるばね86の性能が改善される。
マニホールド30をレシーバ26から取り外すことが所望されると、例えば、外科的処置中の医療廃棄物収集システム20の使用に続いて、アクチュエータ46が作動させられる(例えば、引かれるか、又は押される)。図12~図14を参照すると、アクチュエータ46は、アーム50に当接し、アーム付勢部材86に対抗してアーム50をマニホールド30から離れるように回転させ、マニホールド30及びスレッドアセンブリ58の遠位方向への移動を可能にするように構成される、傾斜面92を含むことができる。アクチュエータ46自体は、押し入力によって操作されるように、付勢要素52によって外方の遠位位置に付勢することができる。付勢要素52は、アクチュエータ46とハウジング40との間に位置決めすることができる。アクチュエータ46及び付勢要素52は、レシーバのハウジング40内で近位から遠位の方向に延在するレール56上に摺動可能に配置することができる。アクチュエータ46が引き入力を受けるように構成された構成においては、アクチュエータ46は、アクチュエータ46とハウジング40との間に位置決めされた付勢要素によって内方の近位位置に付勢することができる。
引き続き図12及び図13を参照すると、アクチュエータ46の近位方向への移動により、傾斜面92が移動してアーム50のフィンガ94と係合する。アーム50のフィンガ94及びショルダ88は、枢動軸の反対側に位置決めされる。傾斜面92は、図6に概略的に示されているように、フィンガ94をほぼ上向きに付勢し、ばね86からの付勢に対してショルダ88を外向きに枢動させる。ショルダ88の外向きの枢動の程度は、マニホールド30のロック要素82の遠位方向に向けられた面84からショルダ88を係合解除するのに少なくとも十分なものである。この係合解除は、スレッド付勢部材67がスレッドアセンブリ58及びマニホールド30を遠位方向に初期の距離だけ移動させることを許容する。マニホールド30は、上記の挿入の説明とは逆に、レシーバ26から取り外すことができる。マニホールド30が取り外された後、入口ロックアセンブリ60のラッチ68は、ラッチ付勢部材71を介してロック位置に戻る。あるいは、戻りは、ヘッド部72及びテール部74の相対的な重量に基づくものとすることができる。
運動変換アセンブリ64について、図7~図11及び図19を参照して説明する。運動変換アセンブリ64は、カム機構96とカムフォロワ機構97とを含むことができる。カム機構96は、カム中心軸CXの周りでハウジング40に回転可能に連結されたカム本体108(単に「カム」と称する場合もある)を含むことができる。カムフォロワ機構97は、カム中心軸CXから離間したレバー軸LXの周りでハウジング40に回転可能に連結されたレバー98を含むことができる。カムフォロワ機構はまた、レバーに回転可能に連結され、カム本体108と直接転がり接触するように構成されたローラ100を含む。上述したように、運動変換アセンブリ64は、スレッドアセンブリ58の移動を入口機構32の移動に変換するように構成される。より具体的には、運動変換アセンブリ64は、マニホールド30を挿入する間に、スレッドアセンブリ58の近位方向への移動を入口機構32の遠位方向への移動に変換し、逆に、マニホールド30を取り外す間に、スレッドアセンブリ58の遠位方向への移動を入口機構32の近位方向への移動に変換するように構成される。
カム本体108と入口機構32との間の運動の変換を容易にするために、入口基部69は、入口スロット105を画定することができる。カム機構96は、カム本体108から延在し、カム中心軸CXから半径方向に離間した入口機構係合ピン106を含むことができる。入口機構係合ピン106は、入口スロット105内に受けられ、入口スロット105内で移動し、入口基部69に当接し、カム本体108の回転に応答して、入口機構32を近位方向及び遠位方向に移動させるように構成することができる。より詳細には、入口スロット105は、カム本体108の近位から遠位の方向への運動のみが入口基部69を移動させるように、鉛直に配置することができる。スロット内のピンのこの配置は、回転運動を直線運動に変換することを許容する。
カム本体108とスレッドアセンブリ58との間の運動の変換を容易にするために、スレッド本体59は、スレッドスロット111を画定することができる。カム機構96は、カム本体108から延在し、カム中心軸CXから半径方向に離間したスレッド係合ピン112を含むことができる。スレッド係合ピン112は、スレッドスロット111内に受けることができる。スレッド係合ピン112は、スレッドスロット111内で移動し、スレッド本体59に当接し、カム本体108の回転に応答してスレッドアセンブリ58を近位方向及び遠位方向に移動させるように構成される。より詳細には、スレッドスロット111は、カム本体108の近位から遠位の方向への運動のみがスレッド本体59を移動させるように、鉛直に配置することができる。スロット内のピンのこの配置は、回転運動から直線運動への移行を許容する。カム中心軸CXの両側のスレッド係合ピン112及び入口機構係合ピン106の配置は、スレッドアセンブリ58と入口機構32との間の反対方向への移動を促進する。
スレッド本体59はまた、スレッドスロット111の近位端及び遠位端をそれぞれ規定する近位壁111a及び遠位壁111bを有することができる。近位壁111a及び遠位壁111bは、入口機構32の吸引出口34がレシーバ出口36と位置合わせされた後に、スレッド本体59が近位方向に移動し続けることを可能にする。上述したように、スレッド付勢部材67は、スレッド本体59及び運動変換アセンブリ64に連結され、アーム50がロック構成にある間、及び吸引出口34がレシーバ出口36と流体連通している間、スレッド本体59をアーム50に対して遠位方向に付勢するように構成される。より詳細には、スレッド付勢部材67は、運動変換アセンブリ64のスレッド係合ピン112に連結される。図10及び図11を更に参照すると、マニホールド30の継続的な挿入及び近位方向へのスレッド本体59の移動により、入口機構32の吸引出口34がレシーバ出口36と位置合わせされた後、スレッド係合ピン112は、スレッド付勢部材67に対抗して、スロット111の近位壁111aからスロット111の遠位壁111bに向かって移動される。これは、マニホールド30が吸引入口33と流体連通し、ロックアセンブリ48のアーム50がマニホールド30を適所にロックするまで続く。換言すれば、スレッド本体59は、図10の位置から図11の最近位位置まで近位方向に移動し続けて、入口機構32を更に遠位方向に移動させることなく、マニホールド30を吸引入口33と流体連通させる。次いで、スレッド付勢部材67は、アーム50がロック構成にある間、スレッド本体59をアーム50に対して付勢する。
さらに、スレッド係合ピン112とカム中心軸CXとの間の距離は、入口機構係合ピン106とカム中心軸CXとの間の距離よりも大きいものとすることができる。1つの例においては、スレッド係合ピン112とカム中心軸CXとの間の距離は、入口機構係合ピン106とカム中心軸CXとの間の距離よりも少なくとも3倍大きいものとすることができる。相対距離は、有利には、マニホールド30をレシーバ26に挿入する間、ユーザに機械的利点を提供することができ、前述のように、スレッドアセンブリ58及び入口機構32を移動させるのに必要な挿入力がより小さくなる。
相対距離は、マニホールド30をレシーバ26に挿入する間に所望の抵抗プロファイルを提供するように更に調整することができる。換言すれば、マニホールド30を挿入する間に抵抗をほとんど又は全く受けないことは、それが使用のために完全に又は適切に設置されているかどうかに関して、ユーザに不確実性を残す場合がある。レシーバ26の滑らかさ及び頑丈さの触覚フィードバックを提供することは重要であり、本開示の運動変換アセンブリ64は、有利には、上述の機械的利点の利益の実現によってこれらの特性を提供する。ローラ100は、レバー98の第1の端部に回転可能に連結され、レバー98の第2の端部は、レバー付勢部材104によってハウジング40に弾性的に連結される。レバー軸LXは、第1の位置と第2の位置との間の運動変換アセンブリ64の移動中に所望の抵抗を付与するために、レバー98の第1の端部又は第2の端部により近くなるように離間させることができる。ローラ100は、カム108と直接接触し、レバー付勢部材104は、レバー98を第3のピン114の周りで枢動させ、カム本体の全ての位置に対してカム本体108との直接接触を維持する。
引き続き図7~図11及び図19を参照すると、カム108は、カム中心軸CXに対する偏心面116を含む。偏心面116に沿った或る特定の点は、カム中心からの距離が他の点よりも大きく、マニホールド30のレシーバ26に挿入する際の全体にわたって抵抗プロファイルを所望のように調整する。同様に、偏心面116の或る特定のセグメントは、抵抗プロファイルを更に調整するために、より平坦なものとするか、又はより多くの曲線を有するものとすることができる。より具体的には、ローラ100は偏心面116と係合し、偏心面116上に円周方向に配置された或る特定の点の相対距離は、レバー付勢部材104からの付勢に対するレバー98のより大きな枢動をもたらす。例えば、第1の位置(図7及び図8参照)においては、ローラ100は、点Cで偏心面に直接接触することができる。カム本体108がスレッドアセンブリ58によって移動され、カム中心軸の周りで(図7及び図8においては時計回りに)回転すると、ローラ100と偏心面116との間の接触点は、点Cから点Bに向かって移動する。点Bからカム中心軸CXまでの距離は、点Cからカム中心軸CXまでの距離よりも大きく、さらに、カム中心軸CXからの偏心面116の最大距離とすることができる。その結果、ローラ100はカム中心軸CXから離れるように付勢され、それに応じてレバー98がレバー軸LXの周りで枢動する。レバー付勢部材104のおかげで、レバー98は、カム機構96に対して反対の力を提供し、構成要素の積重ねを通して、反対の力は、ユーザによって抵抗として感じられる。この抵抗は、マニホールド30をレシーバ26に挿入しようとするユーザの意図を示す比較的より強力な挿入を必要とする初期段階にとって望ましいものであり得る。
マニホールド30をレシーバ26内へ更に前進させること及びスレッドアセンブリ58が対応して近位方向へ移動することに伴って、カム108は、カム中心軸CXの周りで更に回転する。ローラ100と偏心面116との間の接触点は、点Bから点Aに向かって移動する。点Bからカム中心軸CXまでの距離は、点Aからカム中心軸CXまでの距離よりも大きい。その結果、レバー付勢部材104は、ローラ100とカム108との間の直接的な接触を維持するために、レバー軸LXの周りでレバー98を対応して枢動させる。レバー98からのより少ない反対の力が、カム機構96に伝達され、構成要素の積重ねを通して伝達され、これらは、マニホールド30を取り扱うユーザによってより少ない抵抗として感じられる。低減された抵抗は、より多くの機械的利点を実現するために、後の段階にとって望ましいものであり得る。1つの実施態様においては、運動変換アセンブリ64は、マニホールド30の挿入の開始時及び終了時に力が加えられる比較的短い距離を必要とし得るが、そうでなければ、比較的自由な移動を提供し得る。
上述のように、運動変換アセンブリ64の移動は、入口機構32の遠位方向、すなわち、スレッドアセンブリ58の移動とは反対の方向への移動を提供する。換言すれば、運動変換アセンブリ64は、スレッドアセンブリ58の運動を入口機構32の運動に変換する。入口機構32の遠位方向への移動に伴って、入口機構32の吸引出口34は、レシーバ出口36と位置合わせするように移動する。さらに、運動変換アセンブリ64が、アクチュエータ46を介してロックアセンブリ48をマニホールド30から係合解除した後に、マニホールド30の初期戻り移動を提供し得ることが理解される。ロック構成にあるロックアセンブリ48は、マニホールド30のロック要素82と係合し、スレッドアセンブリ58が対応して遠位方向へ移動することが防止される。したがって、位置エネルギーは、第1の付勢要素102に蓄積されたままである。作動されているアクチュエータ46は、前述のように、ロックアセンブリ48をロック解除構成に移動させ、遠位方向へのスレッドアセンブリ58の移動が再び許容される。ユーザがアクチュエータ46を押すか又は引いてアーム50を係合解除すると、第1の付勢要素102に蓄積された位置エネルギーは、スレッド係合ピン112がスロット111の近位壁111aに接触するまで、スレッドアセンブリ58(及びそれに連結されたマニホールド30)の遠位方向への初期戻り移動を提供するのに十分な大きさである。例えば、簡単に言えば、「取出しボタン」を押すと、マニホールド30がレシーバ26から一定量だけ部分的に取り出される。マニホールド30の部分的な取出しは、マニホールド30がもはやレシーバ26内に完全に挿入されていないという視覚的表示をユーザに提供する。マニホールド30がレシーバ26から部分的に取り出される一定量は、構成要素の積重ねの特性に基づいて選択的に調整することができる(例えば、スレッド付勢部材67のばね定数、又は近位壁111aと遠位壁111bとの間の距離)。いくつかの例においては、初期戻り移動は約1/4インチであるが、より長い又はより短い距離が企図される。一定量は、マニホールド30の長さの小さい割合とすることができ、マニホールド30がレシーバ26から予想外に完全に取り出され得る程度であるべきではない。
電子機器モジュール(図示せず)は、ハウジング40の上壁に連結することができる。電子機器モジュールは、任意の数の電子サブコンポーネント、例えば、センサ、集積回路、プリント回路基板、メモリ、通信手段、及び電気又はデータポートを含むことができる。例えば、電子機器モジュールは、レシーバ26のスレッドアセンブリ58の位置を検出する1つ以上のセンサを含むことができる。検出可能要素120は、スレッドアセンブリ58上に位置決めすることができる。
マニホールド30の部分的な取出しは、スレッドアセンブリ58に連結された検出可能要素120を、電子機器モジュールに連結することができる1つ以上のセンサによる検出可能範囲から離れるように移動させることができる。例えば、1つ以上のセンサは、ホール効果センサを含むことができ、検出可能要素120は、ホール効果センサによって感知される磁場の変化を伴う磁石を含むことができる。代替的な例としては、検出可能要素を光学的、電磁的、高周波によって、及び超音波によって感知することを含むことができる。電子機器モジュールは、システムプロセッサ(特定せず)と電子通信することができ、検出可能要素120の不在を1つ以上のセンサによって検出することは、マニホールド30が完全に挿入されていない(又はマニホールドが存在しない)ことを示すものとすることができる。運動変換アセンブリ64からの初期戻り移動は、1つ以上のセンサがスレッド変化信号を生成する距離だけ、検出可能要素120を1つ以上のセンサから離間させるのに十分な大きさとすることができる。スレッド変化信号は、システムプロセッサに送信することができ、任意のタイプのフロントエンド機能をスレッド変化信号に基づいて実現することができる。例えば、医療廃棄物収集システム20は、マニホールド30が完全に挿入されていないことをユーザに警告するために、視覚的又は聴覚的警告を出力することができる。別の例として、医療廃棄物収集システム20は、スレッド変化信号に基づいて動作を電子的に防止され得る。
別の例においては、1つ以上の他のセンサを、電子機器モジュールに連結し、第1の障壁44に連結された検出可能要素を検出するように構成することができる。例えば、センサは、ホール効果センサ、又は任意の好適な光学、電磁、高周波、及び超音波センサとすることができる。センサが検出可能要素の存在を検出することは、第1の障壁44が開位置にあることを示す。センサは、ドア変化信号を生成し、システムプロセッサに送信することができ、任意のタイプのフロントエンド機能をドア変化信号に基づいて実現することができる。例えば、ドア変化信号は、マニホールド30がレシーバ26内に部分的に挿入されているが完全には挿入されていないことを判定することができるスレッド変化信号と組み合わせて使用することができる(すなわち、第1の障壁44は開いているが、1つ以上のセンサが検出可能要素120を検出しない)。
図5を参照すると、吸引出口34は、レシーバ出口36及び導管38、ひいては廃棄物容器24と流体連通している。入口機構は、吸引出口34とレシーバ出口36との間の流体連結を断つために、入口軸IXに沿って近位方向に移動可能である。入口軸IXは、重力に対する基準水平軸HXに対して傾斜角度で配置することができる。傾斜角度は、ユーザにとって有利な装填角度を促進し、開口部28から排出される余剰の流体を支持することができる。導管38は、レシーバ26から廃棄物容器24に向かって導管軸WXに沿って延在するレシーバ連結部39を備えることができる。導管軸WXは、入口軸IXに対して傾斜したものとすることができる。導管軸WXは、重力に対して鉛直に配置され、カート22上及びレシーバ26の下の導管38及び廃棄物容器24のパッケージングを補助することができる。吸引出口34は、導管軸に対して傾斜した吸引出口軸SXに沿って延在することができる。いくつかの構成においては、吸引出口軸SXは、入口軸IXに対して垂直である。
封止体80をハウジング40に連結し、レシーバ出口36を覆うことができる。封止体80は、ハウジング40と入口機構32の吸引出口34との間に配置することができる。封止体80は、レシーバ連結部39が鉛直角度に方向付けされた状態で傾斜角度を提供するように互いに対して傾斜した上面及び下面を含むことができる。上面及び下面は、2度~7度の範囲内、より具体的には5度の角度で配置することができる。封止体80は、封止体80の上面に沿って繰り返し摺動する入口機構32からの摩擦にもかかわらず封止体を維持するように構成された摩擦リングを含むことができる。摩擦リングは、テフロン(登録商標)又は他の低摩擦材料から少なくとも部分的に形成することができる。
上記の説明は、網羅的であること、又は本発明を任意の特定の形態に限定することを意図するものではない。使用された用語は、限定ではなく、説明の言葉の性質であることが意図される。上記の教示に照らして多くの変更及び変形が可能であり、本発明は、詳細に記載された以外の方法で実施することができる。

Claims (34)

  1. 医療処置中にマニホールドを通して医療廃棄物材料を収集する医療廃棄物収集システムであって、
    廃棄物容器と、
    前記廃棄物容器に真空を提供するように構成された真空源と、
    前記廃棄物容器に連結されたレシーバであって、
    前記マニホールドが挿入されるように構成された開口部を備えたハウジングであって、レシーバ出口を更に備える、ハウジングと、
    入口軸に沿って近位方向及び遠位方向に移動可能であるように前記ハウジングに連結された入口機構であって、吸引入口と、前記吸引入口と流体連通する吸引出口とを備える、入口機構と、
    前記ハウジングに移動可能に連結され、前記入口機構に動作可能に連結されたスレッドアセンブリであって、前記吸引出口と前記レシーバ出口との間の流体連通を確立するために、前記マニホールドを前記レシーバに近位方向に挿入する間に前記近位方向に移動され、前記入口機構が対応して前記遠位方向に移動することを容易にするように構成される、スレッドアセンブリと、
    前記ハウジングに連結され、完全挿入位置において前記レシーバ内に前記マニホールドをロックするように構成されたロックアセンブリと、
    前記ロックアセンブリに連結され、前記ハウジングに対して軸方向に移動可能なアクチュエータであって、ユーザからの軸方向の入力を受けて、前記ロックアセンブリに前記マニホールドをロック解除させるように構成される、アクチュエータと、
    を備えたレシーバと、
    を備える、医療廃棄物収集システム。
  2. 前記ロックアセンブリは、前記ハウジングに回転可能に連結されたアームと、前記アームをロック構成に付勢するアーム付勢部材とを備え、前記アームは、前記マニホールド及び前記スレッドアセンブリの遠位方向への移動を防止するために、前記完全挿入位置において前記マニホールドに当接するように構成される、請求項1に記載の医療廃棄物収集システム。
  3. 前記アクチュエータは、前記アームに当接し、前記付勢部材に対抗して前記アームを前記マニホールドから離れるように回転させて、前記マニホールド及び前記スレッドアセンブリの前記遠位方向への移動を許容するように構成された傾斜面を備える、請求項2に記載の医療廃棄物収集システム。
  4. 前記スレッドアセンブリは、前記マニホールドに当接するように構成されたスレッド本体を備え、前記スレッド本体は、前記マニホールドが前記完全挿入位置にあるときに少なくとも近位位置に移動可能であり、また、遠位位置に移動可能であり、前記スレッド本体は、前記マニホールドが前記レシーバの前記開口部内に配置されている間に前記マニホールドと共に移動可能である、請求項2又は3に記載の医療廃棄物収集システム。
  5. 前記スレッドアセンブリは、前記スレッド本体に連結されたスレッド付勢部材であって、前記アームが前記ロック構成にある間に、前記スレッド本体を前記アームに対して遠位方向に付勢するように構成される、スレッド付勢部材を備え、前記スレッド付勢部材は、前記アームがロック解除構成に移動することに応答して、前記スレッド本体及び前記マニホールドを、それぞれ、前記近位位置及び前記完全挿入位置から遠位方向に移動させるように構成される、請求項4に記載の医療廃棄物収集システム。
  6. 前記スレッド本体は、前記スレッド本体が前記遠位位置にある間、前記ロックアセンブリの前記アームに当接し、前記ロックアセンブリの前記アームをロック解除構成に保持するように構成されたアーム保持面を備える、請求項4~6のいずれか一項に記載の医療廃棄物収集システム。
  7. 医療処置中にマニホールドを通して医療廃棄物材料を収集する医療廃棄物収集システムであって、
    廃棄物容器と、
    前記廃棄物容器に真空を提供するように構成された真空源と、
    前記廃棄物容器に連結されたレシーバであって、
    前記マニホールドが挿入されるように構成された開口部を備えたハウジングであって、レシーバ出口を更に備える、ハウジングと、
    前記ハウジングに連結され、吸引入口と、前記吸引入口と流体連通する吸引出口とを備えた入口機構であって、前記吸引出口と前記レシーバ出口とが流体連通しない第1の位置と、前記吸引出口と前記レシーバ出口とが流体連通する第2の位置との間で移動可能である、入口機構と、
    前記ハウジングに移動可能に連結されるように構成されたラッチと、前記入口機構の前記第2の位置への移動が防止されるロック位置に前記ラッチを付勢する付勢部材とを有する入口ロックアセンブリであって、前記ラッチは、前記マニホールドを前記レシーバに挿入する間の前記マニホールドとの当接係合に応答して、前記ロック位置から、前記入口機構の前記第2の位置への移動が許容されるロック解除位置まで移動可能であるように構成される、入口ロックアセンブリと、
    を備えたレシーバと、
    を備える、医療廃棄物収集システム。
  8. 前記ラッチは、ラッチ軸の周りで前記ハウジングに枢動可能に連結される、請求項7に記載の医療廃棄物収集システム。
  9. 前記ラッチは、ヘッド部と、前記ラッチ軸から前記ヘッド部の反対側にあるテール部とを備え、任意選択で、前記テール部は、前記ヘッド部よりも長い、請求項8に記載の医療廃棄物収集システム。
  10. 前記入口機構は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動可能な入口基部を備え、前記ラッチは、前記入口基部が前記第2の位置に移動することを防止するために、前記ロック位置において前記入口基部に当接するように構成される、請求項7又は8に記載の医療廃棄物収集システム。
  11. 前記入口基部は、前記ラッチが前記ロック解除位置にあって前記入口基部が前記第2の位置にあるときに前記ラッチを受ける空洞を画定する、請求項10に記載の医療廃棄物収集システム。
  12. 前記ハウジングに移動可能に連結され、前記入口機構に動作可能に連結されたスレッドアセンブリを更に備え、前記スレッドアセンブリは、前記マニホールドを前記レシーバに近位方向に挿入する間に前記近位方向に移動され、前記入口機構が対応して遠位方向に前記第2の位置まで移動することを容易にするように構成される、請求項7~11のいずれか一項に記載の医療廃棄物収集システム。
  13. 医療処置中にマニホールドを通して医療廃棄物材料を収集する医療廃棄物収集システムであって、
    廃棄物容器と、
    前記廃棄物容器に真空を提供するように構成された真空源と、
    前記廃棄物容器に連結されたレシーバであって、
    前記マニホールドが挿入されるように構成された開口部を備えたハウジングであって、レシーバ出口を更に備える、ハウジングと、
    近位方向及び遠位方向に移動可能であるように前記ハウジングに連結された入口機構であって、吸引入口と、前記吸引入口と流体連通する吸引出口とを備える、入口機構と、
    前記ハウジングに移動可能に連結され、前記入口機構に動作可能に連結されたスレッドアセンブリであって、前記吸引出口と前記レシーバ出口との間の流体連通を確立するために、前記マニホールドを前記レシーバに近位方向に挿入する間に前記近位方向に移動され、前記入口機構が対応して前記遠位方向に移動することを容易にするように構成される、スレッドアセンブリと、
    カム機構を備えた運動変換アセンブリであって、前記カム機構は、前記スレッドアセンブリと前記入口機構とを動作可能に連結し、前記スレッドアセンブリ及び前記入口機構がそれぞれ対応して前記近位方向及び前記遠位方向に移動することを容易にする、運動変換アセンブリと、
    を備えたレシーバと、
    を備える、医療廃棄物収集システム。
  14. 前記カム機構は、カム中心軸の周りで前記ハウジングに回転可能に連結されたカム本体であって、偏心面を有し、前記偏心面の複数の点が、前記カム中心軸から異なる半径方向距離で離間される、請求項13に記載の医療廃棄物収集システム。
  15. 前記入口機構は、入口スロットを画定する入口基部を備え、前記カム機構は、前記カム本体から延在し、前記入口スロット内に受けられる入口機構係合ピンを備え、前記入口機構係合ピンは、前記カム本体の回転に応答して、前記入口スロット内で移動して前記入口基部に当接し、前記入口機構を近位方向及び遠位方向に移動させるように構成される、請求項14に記載の医療廃棄物収集システム。
  16. 前記スレッドアセンブリは、スレッドスロットを画定するスレッド本体を備え、前記カム機構は、前記カム本体から延在し、前記スレッドスロット内に受けられるスレッド係合ピンを備え、前記スレッド係合ピンは、前記カム本体の回転に応答して、前記スレッドスロット内で移動して前記スレッド本体に当接し、前記スレッドアセンブリを近位方向及び遠位方向に移動させるように構成される、請求項14又は15に記載の医療廃棄物収集システム。
  17. 前記運動変換アセンブリは、前記カム本体の回転に対する抵抗を提供するように構成されたカムフォロワ機構を更に備える、請求項14~16のいずれか一項に記載の医療廃棄物収集システム。
  18. 前記カムフォロワ機構は、前記カム中心軸から離間したレバー軸の周りで前記ハウジングに回転可能に連結されたレバーを備え、前記カムフォロワ機構は、前記レバーに回転可能に連結され、前記カム本体の前記偏心面と直接接触するように構成されたローラを備える、請求項17に記載の医療廃棄物収集システム。
  19. 前記カムフォロワ機構は、前記レバーに連結され、前記ローラを付勢して前記カム本体の前記偏心面と接触させ、前記カム本体の回転に対する抵抗を提供する付勢要素を備える、請求項18に記載の医療廃棄物収集システム。
  20. 前記偏心面は、前記カム中心軸から第1の半径方向距離にある第1の点と、前記カム中心軸から第2の半径方向距離にある第2の点と、前記カム中心軸から第3の半径方向距離にある第3の点とを備え、前記第2の半径方向距離は、前記第1の半径方向距離及び前記第3の半径方向距離よりも大きい、請求項14~19のいずれか一項に記載の医療廃棄物収集システム。
  21. 前記第2の点は、前記第1の点と前記第3の点との間に円周方向に配置される、請求項20に記載の医療廃棄物収集システム。
  22. 医療処置中にマニホールドを通して医療廃棄物材料を収集する医療廃棄物収集システムであって、
    廃棄物容器入口を備えた廃棄物容器と、
    前記廃棄物容器に真空を提供するように構成された真空源と、
    前記廃棄物容器に連結されたレシーバであって、
    前記マニホールドが水平に対して傾斜角度で挿入されるように構成された開口部を備えたハウジングであって、レシーバ出口を更に備える、ハウジングと、
    前記ハウジングに連結され、吸引入口と、前記吸引入口と流体連通する吸引出口とを備えた入口機構であって、前記吸引出口と前記レシーバ出口とが流体連通しない第1の位置と、前記吸引出口と前記レシーバ出口とが流体連通する第2の位置との間で、前記傾斜角度で入口軸に沿って移動可能である、入口機構と、
    前記レシーバ出口及び前記廃棄物容器入口に連結され、かつ前記レシーバ出口及び前記廃棄物容器入口の間に延在し、前記レシーバ出口から前記廃棄物容器への廃棄物材料の移送を容易にする導管であって、前記入口軸に対して傾斜した導管軸に沿って前記レシーバ出口から延在するレシーバ連結部を有する、導管と、
    を備えたレシーバと、
    を備える、医療廃棄物収集システム。
  23. 前記レシーバ出口を覆うために前記ハウジングに連結される封止体を更に備える、請求項22に記載の医療廃棄物収集システム。
  24. 前記吸引出口は、前記導管軸に対して傾斜した吸引出口軸に沿って延在する、請求項22又は23に記載の医療廃棄物収集システム。
  25. 前記吸引出口軸は、前記入口軸に対して垂直である、請求項24に記載の医療廃棄物収集システム。
  26. 前記ハウジングに移動可能に連結され、前記入口機構に動作可能に連結されたスレッドアセンブリを更に備え、前記スレッドアセンブリは、前記マニホールドを前記レシーバ内に近位方向に挿入する間に前記近位方向に移動され、前記入口機構が対応して遠位方向に前記第2の位置まで移動することを容易にするように構成される、請求項22~25のいずれか一項に記載の医療廃棄物収集システム。
  27. 前記スレッドアセンブリは、前記マニホールドを前記レシーバから取り外す間に前記近位方向とは反対の遠位方向に移動され、前記入口機構が対応して前記近位方向に移動して前記吸引出口と前記レシーバ出口との間の流体連通を遮断することを容易にするように構成される、請求項1~7、12、13~21、及び26のいずれか一項に記載の医療廃棄物収集システム。
  28. 前記レシーバは、前記スレッドアセンブリに連結された爪を更に備え、前記爪は、前記マニホールドと選択的に係合するように構成され、前記マニホールドを前記レシーバから取り外す間に、前記スレッドアセンブリの前記遠位方向への移動を容易にする、請求項27に記載の医療廃棄物収集システム。
  29. 前記真空源と通信する電子機器モジュールを更に備え、前記レシーバは、前記電子機器モジュールと通信し、前記近位方向及び前記遠位方向における前記スレッドアセンブリの位置を示す信号を出力するように構成されたセンサを更に備え、前記電子機器モジュールは、前記センサからの前記信号に基づいて前記真空源を制御するように構成される、請求項1~7、12、13~21、及び26~28のいずれか一項に記載の医療廃棄物収集システム。
  30. 前記スレッドアセンブリ上に配置され、前記センサによって検出されるように構成された磁石を更に備える、請求項29に記載の医療廃棄物収集システム。
  31. 前記信号は、前記マニホールドが前記レシーバに完全挿入位置まで挿入されているかどうかを示し、前記電子機器モジュールは、前記マニホールドが前記レシーバに前記完全挿入位置まで挿入されていないとき、前記センサからの前記信号に基づいて前記真空源の動作を防止するように構成される、請求項29に記載の医療廃棄物収集システム。
  32. 前記レシーバは、前記ハウジングに枢動可能に連結された第1の障壁と、前記第1の障壁に連結され、前記レシーバの前記開口部の少なくとも一部を選択的に覆うために前記第1の障壁を閉位置に向かって付勢するように構成された第1の付勢要素とを更に備える、請求項1~7、12、13~21、及び26~31のいずれか一項に記載の医療廃棄物収集システム。
  33. 前記レシーバは、前記スレッドアセンブリに枢動可能に連結され、前記第1の障壁の近位に位置決めされた第2の障壁と、前記第2の障壁に連結され、前記第2の障壁を閉位置に向かって付勢するように構成された第2の付勢要素とを更に備える、請求項32に記載の医療廃棄物収集システム。
  34. 前記入口機構の前記遠位方向への移動は、前記第2の障壁を、前記閉位置から、挿入されている前記マニホールドに対して前記入口機構の前記吸引入口が露出される開位置に移動させることを容易にする、請求項33に記載の医療廃棄物収集システム。
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