JP2023546247A - 小規模データ伝送の指示 - Google Patents

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Abstract

【課題】小規模データ伝送のための機構。【解決手段】本願発明は、とりわけ、非接続状態における小規模データ伝送手順において、第1データをネットワークに送信するように構成された手段を備えるユーザ機器に関し、前記非接続状態における前記小規模データ伝送手順中に、第2データの送信のための表示を前記ネットワークに送信し、前記第2データは、前記第1データが送信された後に送信のために利用可能になる。【選択図】図5b

Description

本開示は、3GPP(登録商標)規格、具体的には新無線(NR)とも呼ばれる5G規格によって定義される通信ネットワークなどの通信ネットワークに関連するが、これらに限定されない。より具体的には、本開示は、RRC非アクティブ状態などの非アクティブ状態における小規模データ(いわゆる小規模データ伝送(SDT))の送信のための機構に関する。
基本的に、5G NRシステムの無線リソース制御(RRC)非アクティブ状態においてアップリンクユーザプレーンデータの小規模データ伝送(SDT)を可能にするための3つのアプローチを識別することができる。
1つのアプローチは、4ステップランダムアクセスチャネル(RACH)ベースのSDTであり得る。このアプローチでは、ユーザプレーン(UP)データが4ステップRACH手順のメッセージ3(Msg3)で送信される。具体的には、小規模ペイロードが例えば、RRC接続再開要求と多重化される。このアプローチを、図2aに示す。
さらなるアプローチは、2ステップRACHベースのSDTであり得る。このアプローチでは、UPデータ送受信が、2ステップRACH手順のメッセージA(MsgA)を用いて、より具体的には、基地局(gNB)によって事前構成され、関連する物理送信パラメータを有するシステム情報としてブロードキャストされる物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)リソース上で行われる。このようなアプローチを、図2bに示す。
さらなるアプローチは、設定された許可ベースのSDTであり得る。この場合、RRC接続状態にあるUEは、関連する有効性条件が満たされる限り、例えば、タイミングアライメントが有効である限り、RRC非アクティブ(Inactive)状態でULデータ送受信に使用される特定の事前構成PUSCHリソースを示すCG構成、例えば、CG構成タイプ1を受信することができる。このようなアプローチを図2cに示す。
図2のこれらのアプローチは、RRCベースのアプローチを仮定する。それは、ユーザ機器(UE)がUEアイデンティおよびその認証トークン(すなわち、MAC-I)に関する情報を含むRRCメッセージを送信することを伴う。図2に示すアプローチでは、RRC再開要求メッセージがこの目的のために使用される。図3は、対応するUL MAC PDU、すなわち、RRCベースの方法のためのSDT Msg3/MsgAまたはCGベースのSDT伝送のためのUL MAC PDUの例示的なコンテンツを示す。逆に、RRCなしのアプローチは、RRCレイヤがSDT動作に関与する必要がなく、UEアイデンティティおよび/またはUE認証トークンなどの必要な情報が、UEによって、たとえば、MACヘッダ中で、またはMAC制御要素(MAC CE)として提供されると仮定する。一般に、両方の方法を使用することができる。RRCベースの方法はベースラインとして仮定されるが、非RRC方法はより限定された使用事例(たとえば、同じサービングセルおよび/またはCGのための)のために考慮される。SDTを全く行うか、またはむしろレガシー再開手順を行うかを決定するために、データボリューム閾値がUEのために使用され得る。
単一のSDT手順(すなわち、マルチショットSDT)内で、複数の小規模データ伝送が可能であり、小規模データの複数のULおよび/またはDL送信(SDT伝送)が、UEをRRC接続状態に遷移させることなく、第1のUL SDTに続いて送信されることを伴うことが望ましい。しかしながら、UEが第1のSDT伝送をすでに伝送した後にのみ、追加データがUEバッファにおいて利用可能になる可能性があるという問題がある。そのケースでは、UEは、追加データの存在を示す手段を持たず、代わりに、進行中のSDT手順が終了した後に新たなSDT手順を開始する必要があるこれは、例えば、PRACHプリアンブルリソースの非効率性をもたらし、PRACH衝突確率を増加させ得るので、非効率的である。さらに、SDTが新たなサービングgNB(最後のサービングgNBとは異なる)で行われるとき、UEコンテキスト検索手順はネットワークによる最初のSDT伝送の受信後(すなわち、例えば、Msg3/MsgAの受信後)にトリガされなければならず、したがって、UEがSDTトランザクション(MsgB/Msg4)を終了するネットワーク応答を受信する前に、大きな遅延に遭遇する可能性がある。新しいデータがUEバッファにおいて利用可能になる可能性はそのような遅延に依存し、そのような遅延とともに増加し、それは、Xn待ち時間(2ウェイXn待ち時間とネットワーク処理遅延)の関数であり、最大20~30msであり得る。このシナリオを図4に示す。
加えて、ネットワークは、たとえば、DLデータが到着するかどうか(UL SDTへのアプリケーションレベルフィードバックを含む)を見るのを待つこと、またはUEコンテキストがフェッチされるのを待つことに起因して、競合解決とともに同じMACペイロード中でRRCリリースメッセージを必ずしも送り得ない。
さらに、UEはRRCリリースメッセージ(MsgB/Msg4)とともに、さらなる小規模データを送信するための追加のリソース構成を受信することができる(すなわち、ネットワークは構成された許可などの専用の事前構成されたPUSCHリソースを構成することができる)が、これはUEが進行中の小規模データ伝送をすでに終了しているRRCリリースメッセージを受信した後にのみ、リソースの割振りを可能にする。したがって、UEは、潜在的に非効率的な信号につながる完了SDT手順を繰り返す必要がある。
いくつかの実施形態は、ユーザ機器は、リソースの非効率性、追加のパケット遅延、および追加の電力消費を回避するために、ユーザ機器が進行中の小規模データ伝送手順中に新しいデータの指示を送信し、同じ進行中の小規模データ伝送手順中にそれぞれの新しいデータも潜在的に送信することを可能にするという効果を有し得る。
第1の例示的な態様によれば、非接続状態における小規模データ伝送手順において第1データをネットワークに送信するように構成され得る手段を備えるユーザ機器が開示される。ユーザ機器は、非接続状態における前記小規模データ伝送手順中に、第2データの送信のための指示をネットワークに送信するようにさらに構成され得る。第2データは前記第1データが伝送された後にのみ、伝送のために利用可能になり得る。
第1の例示的な態様によれば、ユーザ機器によって少なくとも実行される方法も開示される。本方法は、非接続状態において、小規模データ伝送手順で第1データをネットワークに送信することを備え得る。本方法は、また、小規模データ伝送手順中に、第2データの送信のための指示をネットワークに送信することを備え得る。第2データは前記第1データが伝送された後にのみ、伝送のために利用可能になり得る。
第2の例示的な態様によれば、非接続状態にあるユーザ機器から、小規模データ伝送手順において第1データを受信するように構成され得る手段を備える、ネットワークエンティティが開示される。ネットワークエンティティは、小規模データ伝送手順中に生じるべき第2データの指示の送信および/または第2データの送信に関係するリソース構成をユーザ機器に送信するようにさらに構成され得る。ネットワークエンティティは、小規模データ伝送手順中に、非接続状態にあるユーザ機器から、第2データの送信のための指示を受信するようにさらに構成され得る。
第2の例示的な態様によれば、ネットワークエンティティによって少なくとも実行される方法も開示される。本方法は非接続状態にあるユーザ機器から、小規模データ伝送手順において第1データを受信することを備え得る。本願方法は、第2データの指示の送信、および/または、小規模データ伝送手順中に生じるべき第2データの送信に関係するリソース構成をユーザ機器に送信することを備え得る。本方法は、小規模データ伝送手順中に、非接続状態にあるユーザ機器から、第2データの送信のための指示を受信することをさらに備え得る。
第1の例示的な態様のユーザ機器(UE)は、モバイルデバイスまたは移動局などの電子デバイスであり得る。ユーザ機器は特に、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル、スマートウォッチなどのデバイスであってもよい。ユーザ機器は、また、IoT装置(例えば、センサ装置、スマートホーム装置など)であってもよく、特に、低電力またはバッテリ駆動装置であってもよい。そのような装置は、通常、少量のデータを定期的に送信する必要があるので、本明細書に記載されるアプローチは特に有利である。ユーザ機器は、ネットワークと通信するためにエンドユーザによって直接使用される任意の装置として理解され得る。しかしながら、装置はまた、ネットワークと自律的に機能し、通信し得る。第2の例示的な態様のモバイルデバイスは、第1の例示的な態様のネットワークエンティティと直接的または間接的に通信することができる。
第2の例示的な態様のネットワークエンティティは、無線アクセスネットワークのエンティティまたは通信システムのコアネットワークなどの電子デバイスであり得る。たとえば、ネットワークエンティティは基地局(たとえば、gNodeBまたはgNB)であり得るか、またはそれを備え得るか、または基地局と通信している。この点に関して、以下でより詳細に説明するように、ネットワークエンティティは、最後のサービング(またはアンカー)基地局または新しいサービング基地局であり得る。一般に、ネットワークエンティティは、特定の機能を実装するハードウェアまたはソフトウェアコンポーネントであり得る。一例では、ネットワークエンティティが3GPP 5G規格によって定義されるようなネットワークエンティティであり得る。ネットワークエンティティは、単一のデバイスまたはモジュールで実装されるか、または単一のデバイスまたはモジュールであると理解され得るが、ネットワークエンティティはまた、複数のデバイスまたはモジュールにわたって実装されるか、または複数のデバイスまたはモジュールを備え得る。したがって、ネットワークエンティティは特に、固定デバイス内に実装されてもよく、または固定デバイスであってもよい。第1の例示的な態様の複数のネットワークエンティティは、特に、通信システムまたはネットワークを確立することができ、通信システムまたはネットワークは特に、新無線(NR)または5Gシステム、または過去または将来の標準によって定義された任意の他のモバイル通信システム、特に、現在の3GPP標準の後継であり得る。第1の例示的な態様のネットワークエンティティは、第2の例示的な態様のモバイルデバイスと直接または間接通信することができる。
開示された装置(ユーザ機器およびネットワークエンティティ)のいずれかの手段は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアで実装され得る。それらは、例えば、必要な機能を実行するためのコンピュータプログラムコードを実行するための少なくとも1つのプロセッサ、プログラムコードを記憶する少なくとも1つのメモリ、またはその両方を備え得る。あるいは、それらは例えば、必要な機能を実装するように設計された回路を含むことができ、例えば、集積回路のようなチップセットまたはチップで実装される。概して、手段はたとえば、1つ以上の処理手段またはプロセッサを備え得る。
したがって、本開示のそれぞれの例示的な態様によれば、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えるそれぞれの装置(すなわち、ネットワークエンティティおよびユーザ機器デバイス)も開示され、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは。少なくとも1つのプロセッサとともに、装置に、本開示のそれぞれの例示的な態様による方法を少なくとも実行させ、および/または制御させるように構成される。
上記で開示された装置のいずれも、デバイス、例えば、チップのためのモジュールまたは構成要素であり得る。開示される装置は、開示される構成要素、例えば、手段、プロセッサ、メモリを備えてもよく、または、1つ以上の追加の構成要素をさらに備えてもよい。
それぞれの態様の方法は、たとえば、それぞれの態様による装置、すなわち、それぞれネットワークエンティティまたはモバイルデバイスによって実行および/または制御され得る。しかしながら、一般に、それぞれの方法は、2つ以上の装置によって実行および/または制御されてもよい。第2の例示的な態様による方法が複数のネットワークエンティティによって実行され得る。
さらに、第1の方法と第2の方法との組合せも開示されるものとし、これは、ユーザ機器と1つ以上のネットワークエンティティとによって一緒に実行される。同様に、本開示の態様を実行するために協働する、第1の例示的な態様のユーザ機器および第2の例示的な態様のネットワークエンティティのシステムも開示される。
本開示の第1および第2の例示的な態様によれば、それぞれの場合に、コンピュータプログラムも開示され、コンピュータプログラムは、装置のプロセッサによって実行されたときに、前記装置に、それぞれ、第1および第2の態様による方法を実行させる。
コンピュータプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体、特に有形および/または非一時的媒体に記憶され得る。コンピュータ可読記憶媒体は例えば、ディスクまたはメモリなどであり得る。コンピュータプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体を符号化する命令の形成でコンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、コンピュータのROM(Read-Only Memory)またはハードディスクなどの内部または外部メモリなどの装置の動作に参加することを意図されてもよく、または光ディスクなどのプログラムの配布を意図されてもよい。
以下では、本開示の異なる態様のさらなる例示的な特徴および例示的な実施形態をより詳細に説明する。
非接続状態は、完全な通信機能を有さないか、または提供しないが、依然として一定の制限された機能を維持する状態であり得る。一例では、非接続状態がアイドル状態(たとえば、RRCアイドル)であり得る。たとえば、非接続状態は非アクティブ状態(たとえば、RRC非アクティブ)であり得る。その中で、ユーザ機器は、それぞれの無線接続(通常、アイドル状態と呼ばれる)を完全にリリースする必要はなく、それぞれの接続(通常、接続状態と呼ばれる)を完全に維持する必要もない。非接続状態、特に非アクティブ状態から、ユーザ機器は、すぐに接続状態に戻ることができる。しかしながら、ここで説明されるアプローチでは、ユーザ機器がデータ転送のために非接続状態を残さないことが好ましい。むしろ、ユーザ機器は、接続状態に完全に戻ることなく、非接続状態に全時間留まることができ、それにもかかわらず、ある量のデータをネットワークに送信することができる。これは、例えば、以下でより詳細に説明するように、送信されるデータが大きすぎるため、接続状態に戻るようにネットワークによって指示されない限りである。
具体的には、非アクティブ状態(接続状態またはアイドル状態と比較される)が以下の特徴のうちの1つ以上によって特徴付けられ得る。たとえば、コンテキスト情報はUEが接続状態から非アクティブ状態に移動するとき、UEおよびネットワークによって維持され得る。たとえば、RAN/CN接続が維持され得、それは、RAN/CNインタフェースを介した状態遷移待ち時間およびシグナリングオーバーヘッドを低減し得る。たとえば、UEアクセスストラタムコンテキスト、たとえば、ASセキュリティコンテキストおよびDRB/SRB構成は、UE中およびRAN中に記憶され得る。これは、再開時に、状態遷移待ち時間およびエアインタフェース上のシグナリングオーバーヘッドを低減することを可能にし得る。たとえば、UEモビリティは自律的セル再選択に基づくことができ、UEはネットワークに向かってそのロケーションを更新することなく、そのトラッキングエリアまたは同様のもの(たとえば、RAN通知エリア)内を移動することができる。これは、ネットワーク制御モビリティと比較して、下側UE電力およびネットワークリソース消費を可能にし得る。たとえば、ページングは、UEに到達するために使用され得る。たとえば、非アクティブ状態におけるUE挙動は、UEにおいて実行されるアプリケーションの要件に基づいて構成され得る。例えば、ユーザ機器は(第1の)接続リリースメッセージを用いて(suspendConfigなどの)情報を取得することができ、それは、UEが(アイドル状態または切断状態の代わりに)非接続状態に入ることを命令または許可し、非接続状態のために必要な構成を提供する。次いで、構成を適用することができ、その結果、UEは非接続状態に入る。
第1データ(特に、第1の小規模データと呼ばれ得る)は、小規模データ伝送を使用して、UEによる小規模データ伝送手順において送信される。ネットワークエンティティは、第1データを受信する。小規模データ伝送のデータは、小規模データと呼ばれることもある。第1データは、好ましくは単一のメッセージで送信され得る。たとえば、データは、再開要求などの別の情報/メッセージと一緒に送信されるか、または多重化される。小規模データ伝送手順は、RACHベースのSDTの場合、ユーザ機器がランダムアクセス手順を開始することによって開始されると考えられ得る。たとえば、小規模データ伝送手順は、それぞれ、4ステップおよび2ステップRACH手順のMsg1またはMsgAで始まり得る。たとえば、小規模データ伝送手順は、UEがRACHプリアンブルをネットワークに送信することから開始し得る。たとえば、小規模データ伝送手順は、CGベースのPUSCH送信から開始し得る。小規模データ伝送手順は、ネットワークが(第2の)メッセージ、たとえば、非接続状態に戻るようにUEに命令するリリースメッセージを送信することで終了し得る。しかしながら、第2のメッセージはたとえば、接続状態に戻るようにUEに命令することもできる。本明細書で説明する手法では、ユーザ機器が、第1データのデータ送受信小規模データ伝送手順全体の間、非接続状態のままであり、好ましくは小規模データ手順中に第2データを送信することができ、好ましくは非接続状態にも戻る。
UEは、第2データ(以下では追加またはさらなるデータとも呼ばれる)の伝送のための指示をネットワークに伝送する。ネットワークは、第2データの送信のための指示を受信する。たとえば、指示は、送信される必要がある追加データの存在または期待に関するUEの指示と見なされ得る。指示は、UEにおいて、たとえば、UEのバッファ中に、利用可能な第2データ(すなわち、すでに送信された第1データに追加のデータ)が存在することを示し得る。代替的に、指示はまた、第2データが予想されるが、たとえば、UEのバッファにおいてまだ利用可能ではないことを示し得る。たとえば、指示を用いて、UEは、非接続状態においても、および/または進行中の小規模データ伝送プロシージャ中にも、第2データを送信することを望むことを示し得る。一例では、指示が第2データの送信のために(ネットワークから)リソースを要求するための指示であると見なされ得る。一例では、指示が、第2データが利用可能であるか、または送信されるべきであることのみを示し得、それは1ビット情報技術分野を提供することによって実現される最も単純な形態であり得る。しかしながら、指示は、さらなる情報を含むこともできる。たとえば、指示はまた、第2データの(既知または予想される)サイズを示し得る。以下でさらに説明されるように、説明される指示は、スケジューリング要求またはバッファ状態報告によって実現され得る。
小規模データ伝送手順中に指示が送信されることは、指示が小規模データ伝送手順の完了前に送信されることを意味すると理解される。上記で説明したように、これは、特に、UEが小規模データ伝送手順を終了すると考えられる(第2の)メッセージを受信する前に、指示が送信されることを意味すると理解される。上記で説明したように、UEは、指示を送信するために未接続状態のままであり得る。
指示はまた、さらなるデータ、たとえば、第3、第4などのデータの伝送のための指示であり得る。例えば、UEはまた、(例えば、データ送受信がUEのバッファに繰り返し到着するため)非接続状態における前記小規模データ伝送手順中に指示の送信を繰り返し、単一の小規模データ伝送手順中に複数の指示をもたらすことができる。
指示がネットワークで受信されると、これにより、ネットワークは、同じ小規模データ伝送手順中に第2データの送信のために、リソースを提供し、かつ/または既に提供されたリソースを監視することが可能になる(以下でより詳細に説明する)。
したがって、説明する手法は、UEが進行中の小規模データ伝送手順中に新しいデータの存在を示す手段を提供し、したがって、UEが、リソースの非効率性および余分なパケット遅延を回避するために、同じ進行中の小規模データ伝送中にそれぞれの新しいデータを送信することも可能にする。本開示は、例えば、スケジューリング要求が、元々はRRC接続状態においてのみ定義され、RRC非接続状態またはアイドル状態のUEに適用可能であるとは考えられなかったとしても、進行中の小規模データ伝送手順中に、非接続状態において、スケジューリング要求などの指示を可能にすることが有利であることを認識した。
すでに上で説明したように、(PUSCH)リソース構成はたとえば、MsgBまたはMsg4中で送信されるリリースメッセージ中に含まれ得る。しかしながら、これは、UEが、第1データを搬送し、RRCリリースメッセージを受信し、したがって、小規模データ伝送を終了した第1のSDT伝送においてさらなるデータの存在を示した後にのみ、リソースの割振りにつながる。対照的に、本手法は、第1データを搬送する第1のSDT伝送の後の時間隔において、すなわち、SDTペイロード(たとえば、4ステップRACH手順におけるMsg3または2ステップRACH手順におけるMsgA)の最初の送信と、SDT手順を終了するネットワークからの第2のメッセージの受信との間で、生成されるかまたは利用可能にされる新しいデータを考慮することを可能にし、ここで、追加のSDTデータは、小規模データ伝送手順の持続時間に応じてUEにおいて生成され得る。
説明されるアプローチは異なる層、接続、およびプロトコルに適用可能であり得るが、一例ではUEとネットワークとの間の説明される通信のために使用されるプロトコルがRRCプロトコルである。したがって、非接続状態は、RRC非接続状態である。
したがって、小規模データ伝送手順において送信される(第1、第2などの)データは、小規模データと見なされ得る。例えば、そのような小規模データ伝送の(第1、第2等)データはそれらが最大キロバイトのオーダーであるとき、特に小規模と見なされ得る。例えば、データは、10キロバイトまで、8キロバイトまで、1キロバイトもしくは0.5キロバイトまで、または50キロバイトなど、数キロバイトまでのデータに対して小さいと見なされ得る。しかしながら、1つのSDT手順を用いて複数のSDTで送信される場合、より大量のデータが可能であり得、一方、単一のSDT手順内の送信の数は、次いで、再び制限され得る。
第1および/または第2データは特に、ユーザプレーンデータであってもよい。例えば、データは、アプリケーション層から生じてもよい。例えば、データは、少量のデータを定期的に送信する必要があるIoT装置のセンサデータ、または、スマートフォンのバックグラウンドトラフィック/キープアライブトラフィックであってもよい。一例では、第1および/または第2データが制御プレーンデータであり、特に、RAN通知エリア更新である。
以下でより詳細に説明されるように、第1および/または第2(および潜在的にさらなる)データは、2ステップまたは4ステップRACH手順で送信され得る。代替として、CGベースの手順も使用され得、すなわち、第1および/または第2(および潜在的にさらなる)データが特に、CGベースのPUSCH送信において送信され得る。
第1の態様のネットワークは少なくともネットワークエンティティ、例えば、第2の態様のネットワークエンティティを備える。ネットワークは特に、以下でより詳細に説明されるように、最後のサービング基地局および/または新しいサービング基地局を備え得る。
すでに述べたように、第2データは第1データがすでに伝送された後にのみ、伝送のために利用可能になり得る。たとえば、UEは、バッファ内に利用可能な新しいデータがあるかどうかを通知されるか、または定期的にチェックすることができる。記載されたアプローチは有利にはこの場合を処理することができ、なぜなら、UEは現在、指示を送信することができ、または、データが予想された場合には指示をすでに送信していることができ、したがって、ネットワークに通知し、進行中の小規模データ伝送手順中に少なくとも第2データ送受信可能にするからである。
一例では、第2データの送信を要求するための指示が、ネットワークから、(第2の)メッセージ、たとえば、リリースメッセージを受信する前に送信される。第2のリリースメッセージは、小規模データ伝送手順を終了するものと見なされ得る。したがって、UEはそのようなリリースメッセージが受信される前に、指示をネットワークに送信すべきである。
追加または代替として、第2データの送信のための指示は、第1データを送信した後にのみ送信され得る。これは、特に、第1データの送信後にのみ追加のデータが利用可能になる場合、および/またはそのような追加のデータが予期されない場合であり得る。
一例では、第2データの伝送のための指示が、第1の競合解決メッセージ(4ステップRACH手順の場合、Msg4または2ステップRACH手順の場合、MsgBと見なされ得る)を受信した後に伝送され、これは、PRACHプリアンブルおよび第1データの伝送に応答して受信され得る、ネットワークが競合解決メッセージのみを、すなわち、同時に、または同じMACペイロードで、リリースメッセージを送信することなく、送信することができる理由は、ネットワークが、DLデータが到着するかどうか(UL SDTへのアプリケーションレベルフィードバックを含む)を確認するのを待っていること、および/または、ネットワークが、UEコンテキストがフェッチされるのを待っていることのためであり得る。
代替的に、さらなる例では、第2データの送信のための指示が第1データを備えるメッセージの一部として送信される。たとえば、UEは追加のデータを予期することができるが、それは第1データを伝送するときに伝送のためにまだ利用可能ではない。したがって、より多くのデータが予期されることを示す第2データの送信のための指示は、第1データとともに、特に第1データを備えるメッセージの一部として、すでに提供され得る。
一例では、第2データの送信のための指示がスケジューリング要求であるか、またはスケジューリング要求を備える。すでに説明したように、スケジューリング要求は前に定義され、RRC接続状態で使用されただけであり、特に、RRC非接続状態にあるUEに適用可能であるとは想定されていなかった。しかしながら、非接続状態のためのスケジューリング要求の概念を利用することは、さらなるデータの存在または期待をネットワークに示すこと、および/またはさらなるデータを送信するためのスケジューリング許可、すなわちリソースを取得することを可能にする。一般に、スケジューリング要求(およびスケジューリング許可)が使用され得、たとえばRRC接続状態からすでに知られているようなフォーマットを有し得る。
さらなる例では、第2データの送信のための指示がバッファ状態報告であるか、またはバッファ状態報告を備える。バッファ状態報告は特に、どのデータおよびどのくらいのデータがUEのバッファに送出されるかに関する情報を含み得る。これは、バッファ内のデータを送信するために必要とされるリソースのみが割り当てられ得るので、リソースの効率的なスケジューリングを可能にし得る。
さらなる例では、第2データの送信のための指示がより多くのデータが予想されるという標示である。例えば、これは、データが期待されるかどうかを示す1ビットフィールドのみであり得る最も単純な形態である特定の情報フィールドによって示され得る。
一例では、非接続状態に入るための(第1の)リリースメッセージがユーザ機器に送信される。したがって、非接続状態に入るための第1のリリースメッセージは、ネットワークからユーザ機器において受信される。リリースメッセージは、UEがアイドル状態または切断状態ではなく非接続状態に入るべきであることを示す情報とともに送信される。したがって、ユーザ機器は、次いで、ネットワークから受信された(第1の)リリースメッセージを適用することによって、非接続状態に入り得る。たとえば、リリースメッセージはUEが非接続状態に適用する情報(たとえば、命令またはパラメータ)を備え得る。たとえば、リリースメッセージは、いわゆるsuspendConfigとともに送信され、suspendConfigは、フルI-RNTI、ショートI-RNTI、RANページングサイクルなどの情報を備え得る。(第1の)リリースメッセージおよび後続の通信はすべて同じ基地局(アンカー基地局)に送信され、同じ基地局(アンカー基地局)から受信され得るが、例えば、アンカー基地局(または最後のサービング基地局)から新しいサービング基地局への(第1の)リリースメッセージの送信後に、例えば、ユーザ機器が非接続状態に入った後に異なる基地局のカバレージエリアに移動したために、基地局が切り替わる場合もあり得る。
一例では、第1データの伝送が4ステップRACH手順で行われる。
このために、UEが非接続状態にあるとき、第1のPRACHプリアンブルがUEからネットワークに送信され得る。したがって、第1のPRACHプリアンブルは、ユーザ機器からネットワークにおいて受信され得る。
さらに、第1のプリアンブルに応答して、第1ランダムアクセス応答(RAR)がネットワークからユーザ機器に送信され得る。したがって、第1ランダムアクセス応答は、第1ランダムアクセスプリアンブルに応答してネットワークからUEにおいて受信され得る。
さらに、第1データは、次いで、第1ランダムアクセス応答に応答して、非接続状態のUEからネットワークに送信され得る。したがって、第1データは、次いで、第1ランダムアクセス応答に応答してユーザ機器からネットワークにおいて受信され得る。
次いで、第1データの送信に応答して、競合解決メッセージがネットワークからユーザ機器に送信され得る。したがって、次いで、競合解決メッセージは、第1データの伝送に応答してネットワークからUEにおいて受信され得る。競合解決メッセージはランダムアクセスプロシージャの成功裏の完了の肯定応答と見なされ得る(また、例えば、それぞれ、Msg3(4ステップRACHの場合)およびMsgA(2ステップRACHの場合)に含まれる、第1データ送受信の受信に関しても)。このメッセージのペイロードは、たとえば、Msg3(4ステップRACHの場合)またはMsgA PUSCH(2ステップRACHの場合)において送信されたPUSCHペイロードの第1のバイト数を備え得る。
一般に、第1データを送信するために、2ステップRACH手順も同じように採用され得る。代替的に、CGベースの小規模データ伝送手順も使用され得る。一般に、第2(および潜在的なさらなる)データは、同じまたは同様の方法で送信されてもよい。
たとえば、第1データは第1のPRACHプリアンブルの直後にネットワークに送信され得、したがって、ネットワークエンティティは第1データと第1のプリアンブルとを受信し得る。第1データはたとえば、2ステップRACHプロシージャのMsgAにおいて送信され得る。したがって、この例は特に、第1データが2ステップRACH手順の一部として送信される場合に適用可能であり得る。
ネットワークエンティティは、第2データの伝送のための指示を伝送すべきかどうかの閾値情報をユーザ機器に伝送するように構成され得、ユーザ機器は、第2データの伝送のための指示を伝送すべきかどうかの閾値情報をネットワークから受信するように構成され得る。たとえば、一例では、閾値情報が、データが小データ送受信くらいの大きさであることを許可されるかに関する情報を備え得る。別の例では、閾値情報が、より多くのデータが予想されるという標示をUEが送信するために、追加のデータが送信される(たとえば、UEバッファに現れる)確率についての閾値に関する情報または閾値を表す情報を備え得る。たとえば、閾値情報は、たとえば、ある時間期間内に(たとえば、SDTの伝送およびRRCリリースメッセージの受信に対応して)UEの上位レイヤからデータを受信するというUEの予想に基づくことができる。この持続時間がある(事前定義または決定された)期間または時間隔(たとえば、x ms)に対応すると仮定すると、UEは、上位レイヤから生成されているペイロードのある(たとえば、事前定義または計算された)確率(たとえば、y%)よりも高い確率があると推定する場合、UEは、予想されるより多くのデータの指示をトリガする。したがって、この閾値はある確率(たとえば、事前定義された確率)であり得るか、またはx ms期間に対するy%確率に関連し得る。
ネットワークエンティティは、第2データの伝送(すなわち、第2データの指示の伝送、および/または第2データ自体の伝送のいずれか)に関係するリソース構成をユーザ機器に伝送するように構成され得る。同様に、ユーザ機器は、第2データの送信に関するリソース構成をネットワークから受信するように構成され得る。たとえば、リソース構成は、第2データを送信するために直接使用され得るリソースを示し得る。代替的に、リソース構成は、第2データのための指示を送信するためのリソース(たとえば、スケジューリング要求またはバッファステータスレポートのためのリソース)を示し得、それは、次いで、第2データを送信するために、(たとえば、アップロード許可などの)リソースを取得することになり得る。第2データの伝送またはその指示に関連するリソース構成の伝送は、第1データを受信する前または後に行われ得ることに留意されたい。
この点に関して、一例では、ユーザ機器が、リソース構成に基づいて、非接続状態における小規模データ伝送手順における第2データをネットワークに送信するように構成され、したがって、ネットワークエンティティは小規模データ伝送手順における第2データを、リソース構成に基づいて、ユーザ機器から受信するようにさらに構成される。別の例では、ユーザ機器が、リソース構成に基づいて第2データの伝送のための指示をネットワークに伝送するように構成され、次いで、ネットワークエンティティは、リソース構成に基づいて、第2データの伝送のための指示をユーザ機器から受信するようにさらに構成される。
たとえば、ユーザ機器は、第1データの送信に応答して受信されたことがある第1の競合解決メッセージを受信した後に、リソース構成をアクティブ化するように構成され得る。UEのバッファ内に新しいデータがあるとすぐに、UEは、第2データの送信を開始するためにリソース構成によって示されるリソースを使用することができる。
この点に関して、一例では、リソース構成がスケジューリング要求を送信するためのリソース構成であり得るか、またはそれを備え得る。リソース構成はまた、バッファステータスレポートを送信するリソース構成であるか、またはそれを備え得る。スケジューリング要求およびバッファ状態報告はそれぞれ、第2データを送信するための指示の一例であり得る。同時に、スケジューリング要求およびバッファステータスレポートはそれぞれ、UEが、第2データの実際の送信のためのリソースを取得することを可能にする。
リソース構成はまた、設定された許可に対するリソース構成であるか、またはそれを含むことができる。リソース構成はまた、アップリンク許可であるか、またはアップリンク許可を含むことができる。設定された許可リソースおよびアップリンク許可はそれぞれ、第2データを直接送信するために使用され得る。さらに、リソース構成はまた、(第2の)ランダムアクセスプリアンブルのためのリソース構成であるか、またはそれを備え得る。ランダムアクセスプリアンブルは、たとえば、以下でさらに詳細に説明するように、第2データを送信するための(たとえば、第2の)2ステップまたは4ステップRACH手順を(進行中の小規模データ伝送手順の一部として)開始し得る。(第2の)ランダムアクセスプリアンブルは、(上記で説明したようにリソース構成とともに送信され得る)設定された許可リソースに関連付けられ得、設定された許可リソースをアクティブ化するために使用され得る。
概して、リソース構成は、1つ以上のPUCCHおよび/または1つ以上のPUSCHリソースを含むリソース構成であるか、またはそれを含むことができる。
一例では、ネットワークエンティティが、(たとえば、第1の)リリースメッセージの一部としてリソース構成を送信するように構成され、したがって、ユーザ機器は(第1の)リリースメッセージの一部としてリソース構成を受信するように構成される。追加または代替として、ネットワークエンティティは(たとえば、第1の)リリースメッセージの一部として上述の閾値情報を送信するように構成され、したがって、ユーザ機器は、(第1の)リリースメッセージの一部として閾値情報を受信するように構成される。別の例では、ネットワークエンティティが、第1データの伝送に応答して(第1の)競合解決メッセージの一部としてリソース構成を伝送するように構成され、したがって、ユーザ機器は、第1データの伝送に応答して(第1の)競合解決メッセージの一部としてリソース構成を受信するように構成される。
別の例では、ネットワークエンティティがリソース構成をブロードキャストとして送信するように構成され、したがって、ユーザ機器はリソース構成をブロードキャストとして受信するように構成される。一例では、リソース構成がシステム情報ブロック(SIB:system information block)に含まれ得る。
別の例では、ネットワークエンティティが、指示の受信後に(第2の)リリースメッセージの一部としてリソース構成を伝送するように構成され、したがって、ユーザ機器は指示の伝送後に第2のリリースメッセージの一部としてリソース構成を受信するように構成される。その場合、UEは(第2の)リリースメッセージを無視し、適用せず(したがって、小規模データ伝送手順を継続する)、リソース構成によって示されるリソース(UL許可など)を使用して、小規模データ伝送手順中に第2データを送信することができる。その後、ネットワークは小規模データ伝送手順を終了するさらなる(すなわち、第3の)リリースメッセージを送信することができる。代替的に、UEはまた、リリースメッセージ(またはそれからのそれぞれの情報)を記憶し、リリースメッセージを後で(たとえば、第2データを送信した後、および/またはさらなるデータが送信されないとき)適用し得る。
一例では、ユーザ機器が、第2データがユーザ機器において利用可能であるかどうかをチェックするようにさらに構成される。第2データがユーザ機器において利用可能である場合、第2データの送信のための指示が送信され、および/または第2データが、非接続状態でネットワークに送信される。
さらに、一例では、UEが閾値条件を分析し得る。(第1および/または第2の)データのサイズが所定の閾値を下回るか、または超えない場合にのみ、UEは本明細書で説明するように、非接続状態でそれぞれのデータを送信しようと試みる。(第1および/または第2の)データのサイズが事前定義された閾値を超える場合、UEは、非接続状態でそれぞれのデータを送信しようと試みないことがある。むしろ、UEは、接続状態に戻るように遷移することを要求することができる。また、ネットワークは、同様の分析を実行してもよい。たとえば、ネットワークが伝送されるべきデータが事前定義された閾値を超えると(たとえば、受信されたバッファステータスレポートに基づいて)決定する場合、ネットワークは非接続状態における(さらなる)伝送を拒否し、たとえば、UEの接続状態への遷移を強制し得る。
一例では、ユーザ機器が非接続状態における小規模データ伝送手順における第2データをネットワークに送信するようにさらに構成される。この例では、ネットワークエンティティが、したがって、非接続状態にあるユーザ機器から、小規模データ伝送手順中の第2データを受信するようにさらに構成される。説明されるように、開示される手法は、完全な新しい小規模データ伝送手順を開始することなく、非接続状態における小規模データ伝送手順中に、第2データの送信のための指示だけでなく、第2データも送信されることを許容する。上述のように、同様に、さらなるデータ(例えば、第3データ、第4データなど)もまた、第2データと同様に指示され、送信され得る。
一例では、ネットワークエンティティが第2のリリースメッセージをユーザ機器に送信するようにさらに構成される。この例では、ユーザ機器がしたがって、ネットワークから第2のリリースメッセージを受信するように構成される。たとえば、第2のリリースメッセージは、小規模データ伝送手順において第2(および任意の潜在的なさらなるデータ)を受信した後に、ネットワークによって送信され得る。言い換えれば、さらなるリリースメッセージは、すべてのさらなる小規模データ伝送が完了した後に、ネットワークによって送信される(およびUEによって受信される)だけであり得る。(第2の)リリースメッセージは、次いで、小規模データ伝送手順を終了する。しかしながら、一例では、たとえば、送信のためのリソース構成は、例えば、リリースメッセージとともに、またはリリースメッセージの後にのみ提供され得るので、第2データ送受信は(第2の)リリースメッセージを受信した後にのみUEによって送信される場合もあり得る。しかしながら、その場合、UEが送信されるべき第2データを有する場合、UEはリリースメッセージを破棄することができ、すなわち、リリースメッセージを適用せず、第2データを最初に送信することができる。次いで、UEはネットワークからの第3(またはそれぞれのさらなる)リリースメッセージを待機し得、それはさらなるデータが送信されない場合に適用され得る。代替的に、UEはまた、受信された(第2の)リリースメッセージを記憶し、後でそれを適用するだけであり得る。
すでに述べたように、第2(および任意のさらなる)データは、異なるように、特に、第1データの伝送と同様に、より具体的には、RACHプロシージャに基づいて伝送され得る。一例では、第2(および任意のさらなる)データが4ステップRACH手順に基づいて送信され得る。その例では、ユーザ機器は、第2ランダムアクセスプリアンブルをネットワークに送信し、第2ランダムアクセスプリアンブルに応答して第2ランダムアクセス応答をネットワークから受信し、第2ランダムアクセス応答に応答して非接続状態の第2データをネットワークに送信し、および/または、第2の競合解決メッセージをネットワークから受信するようにさらに構成される。その例では、ネットワークエンティティがしたがって、第2ランダムアクセスプリアンブルをユーザ機器から受信し、第1ランダムアクセスプリアンブルに応答して第2ランダムアクセス応答をユーザ機器に送信し、非接続状態にあるユーザ機器から、第2ランダムアクセス応答に応答して第2データを受信し、および/または第2の競合解決メッセージをユーザ機器に送信するようにさらに構成される。
一般に、2ステップRACH手順も、第2データを送信するために同じように採用され得る。具体的には、2ステップRACH手順の場合、ユーザ機器は第2ランダムアクセスプリアンブルを有する第2データをネットワークに送信することができ、したがって、ネットワークエンティティは第2ランダムアクセスプリアンブルを有する第2データを受信することができる。
一例では、ネットワークエンティティが、第2データの送信に関係する送信されたリソース構成によって示されるリソースを監視するようにさらに構成される。たとえば、ネットワークエンティティは、第1データの受信に応答して送信され得る(第1の)競合解決メッセージを送信した後に、(たとえば、SR)リソースの監視を開始し得る。たとえば、ネットワークエンティティは関連付けられたランダムアクセスプリアンブルを受信した後に、(たとえば、CG)リソースの監視を開始し得る。
すでに述べたように、(第1の)リリースメッセージおよび後続の通信はすべて、同じネットワークエンティティ(たとえば、アンカー基地局)に送信され、そこから受信され得るが、たとえば、非接続状態に入った後にユーザ機器が異なる基地局のカバレージエリアに移動したので、基地局がたとえば、(第1の)リリースメッセージをアンカー基地局(または最後のサービング基地局)から新しいサービング基地局に送信した後に変化する場合もあり得る。具体的には、後者の場合、ネットワークエンティティは最後のサービング基地局にユーザ機器コンテキスト要求を送信し、最後のサービング基地局からユーザ機器コンテキスト応答を受信するようにさらに構成され得る。
本明細書に開示される実施形態の提示は単なる例であり、非限定的であることを理解されたい。
ここで、方法ステップの開示は、それぞれの方法ステップを実行するための手段の開示とも考えられる。同様に、方法ステップを実行するための手段の開示も、方法ステップそのもの開示とみなされるべきである。
本開示の他の特徴は、添付図面と併せて考慮される以下の詳細な説明から明らかになる。しかしながら、図面は単に例示の目的のために設計されており、添付の特許請求の範囲を参照すべき本開示の限定の定義としてではないことを理解されたい。さらに、図面は一定の縮尺で描かれておらず、それらは、単に、本明細書に記載される構造および手順を概念的に図示することを意図していることを理解されたい。
図1は、本開示の例示的な実施形態が実行され得る例示的な無線環境を示す模式図である。 図2a-cは、本開示のアプローチが採用され得る、3つの小規模データ伝送アプローチを示す例示的なシグナリングチャートである。 図2a-cは、本開示のアプローチが採用され得る、3つの小規模データ伝送アプローチを示す例示的なシグナリングチャートである。 図2a-cは、本開示のアプローチが採用され得る、3つの小規模データ伝送アプローチを示す例示的なシグナリングチャートである。 図3は、UL MAC PDUのコンテンツの例示的な図であり、これは、RRCベースの小規模データ伝送においてデータを送信するために使用され得る。 図4は、本開示のアプローチを実施しないときにRRC非アクティブにあるUEのための小規模データ伝送手順中にUEバッファに現れる新しいデータの取り扱いを示す比較シグナリングチャートである。 図5a-dは、本開示の異なる態様の例を示す例示的なシグナリングチャートである。 図5a-dは、本開示の異なる態様の例を示す例示的なシグナリングチャートである。 図5a-dは、本開示の異なる態様の例を示す例示的なシグナリングチャートである。 図5a-dは、本開示の異なる態様の例を示す例示的なシグナリングチャートである。 図6a-bは、本開示の異なる態様の例を示す例示的なシグナリングチャートである。 図6a-bは、本開示の異なる態様の例を示す例示的なシグナリングチャートである。 図6a-bは、本開示の異なる態様の例を示す例示的なシグナリングチャートである。 図6a-bは、本開示の異なる態様の例を示す例示的なシグナリングチャートである。 図7a-dは、本開示の異なる態様の例を示す例示的なシグナリングチャートである。 図7a-dは、本開示の異なる態様の例を示す例示的なシグナリングチャートである。 図7a-dは、本開示の異なる態様の例を示す例示的なシグナリングチャートである。 図7a-dは、本開示の異なる態様の例を示す例示的なシグナリングチャートである。 図8は、本開示によるUEの例示的な実施形態のブロック図である。 図9は、基地局の例示的な実施形態のブロック図である。 図10は、有形で非一時的なコンピュータ可読記憶媒体の例の概略図である。
以下の説明は本開示の理解を深めるのに役立つものであり、本明細書の上記の概要セクションにおいて提供されるように、本開示の例示的な実施形態の説明を補足し、それらと併せて読まれるものと理解されるべきである。
以下の例における特定の無線システムは5Gであるが、これは非限定的な例にすぎないと考えられるべきである。また、以下の例では、非接続状態の一例として、RRC非アクティブ状態について説明する。しかしながら、これらの例は一般に、例えば、RRCアイドル状態などの他の非接続状態にも適用され得る。
図1は、本開示が適用され得る例示的な環境を示す。図1は、5G通信ネットワークを示し、これは、新無線技術と、RANの異なるサブレイヤが、分散ユニット(DU)および中央ユニット(CU)と呼ばれる、(BSまたはgNBのように)通信ネットワーク制御要素内の2つの論理エンティティに分割され得るアーキテクチャとを導入する。たとえば、CUは、フロントホールインタフェース(F1インタフェースと呼ばれる)を介して1つ以上のDUの動作を制御する論理ノードである。DUは、機能分割オプションに応じて、gNB機能のサブセットを含む論理ノードである。
図1に示すように、移動機等のユーザ機器(UE)10は、セル1の通信ビームを介して、基地局のセル1、gNB20に接続される。図1に示す例では、gNB 20がCU 23と、CU 23にF1インタフェースで接続された2つのDU21,22とを備える。さらに、図1の例に示されるように、UE10が接続することができる複数のさらなるセル(図1では、説明のために、2つのセル、すなわち、セル2およびセル3が示される)がある。セル1と同様に、セル2、3は、それぞれgNB 25、26によって制御され、それぞれ複数のビーム1~3を提供する。5Gネットワークの異なるビームは、ビームダイバーシティまたはビームホッピングのために使用され得る。
図1に示されるように、セルの各基地局またはgNBは、NGインタフェースとして示されるそれぞれのインタフェースを介して、5GCなどのコアネットワークに接続される。また、セルのgNB同士は、例えばXn-Cインタフェースとインタフェースインタフェースの手段によインタフェースいる。
gNB、gNB-DU、gNB-CU、および/または5GCなどのネットワークエンティティのいずれも、個々にまたは一緒に、本発明の第2の態様によるネットワークエンティティの一例であり得る。
一般的なレベルでは、NRでは小規模データ伝送がDRBごとにネットワークによって構成されることに留意されたい。UEがNRにおいて現在サポートすべきDRBの最小数は重複なしで16であり、重複を伴うMACエンティティごとに8である。DRB-ToAddModListには最大29個のDRBを追加することができ、各DRBはそのDRB-Identityによって識別される。また、設定された全てのDRBは、SuspendConfigを有するRRC Releaseメッセージを受信すると、UEによって中断される。UEからgNBにMAC CEを介して送信され、アップリンクバッファ内の保留データの量を示すバッファサイズ報告(BSR)は、NRにおける論理チャネルグループ(LCG)ごとの明示的なバッファサイズビットフィールドを可能にする。専用MAC CEフォーマットは、1つ以上のLCGの実際のバッファサイズレベル(バイト単位)に対応するバッファサイズインデックスを示す、ショート(切り詰め)BSRおよびロング(切り詰め)BSRを送信することを可能にする。次いで、ネットワーク(gNB)は、BSRによる対応するDRBのQoS特性に基づいて、各UEへのアップリンクリソースをスケジュールすることができる。LCGはシグナリングオーバーヘッド効率のためのバッファステータスの統合報告を構築するために使用される(すなわち、バッファステータスは、同じLCGに割り当てられたLCHのグループにわたってデータを集約することを報告される)。逆に、リソース割り当ては、論理チャネルに従って行われる。論理チャネルグループへの無線ベアラおよび論理チャネルのマッピングは、RRC信号を介してgNBによって無線ベアラセットアップ時間に行われ、無線ベアラの対応するQoS属性に基づく。電流BSRトリガは、新しいデータが以前に空のバッファに到着することと、UEがBSRをすでに送信した後により高い優先度のデータが到着し、許可を待っていることと、UEがバッファのステータスについて、例えば周期的BSRタイマに従って周期的にgNBを更新する必要があることと、BSRロバスト性を提供するために、BSR再送信がretxBSRタイマに従って送信されなければならないこととを含む。
RRC接続状態では、動的ULスケジューリングを用いて、UEが新しいデータパケットを送信したいとき、UEは、PUCCHリソースが割り当てられている場合、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に割り当てられた物理リソース上でスケジューリング要求(SR)の送信をトリガして、スケジューリング許可(SG)をネットワークに要求する。現在の仕様によれば、UEはSRを送信するためのPUCCHフォーマット0または1で構成される。また、複数のアップリンク制御情報(UCI)タイプ(例えば、CSI、HARQ-ACK)を送信するために、UEは他のPUCCHフォーマット(例えば、フォーマット2~4)でSRを送信するように構成され得る。UCIおよびPUSCH送信が、UL-SCHトランスポートブロックの送信に起因して、またはUL-SCHトランスポートブロックなしのA-CSI送信のトリガリングに起因して、時間的に一致するとき、SRは、PUSCHにおけるUCI多重化を介しても送信され得る。
RRC非アクティブ状態にある間、および最後のサービングgNB(以下ではアンカーgNBまたは古いNG-RANノードとも呼ばれる)でUEに記憶されるUE ASコンテキストは、
- 中断されたRRC構成(およびUE無線能力)を含む現在のRRCコンテキスト、
- 現在のASセキュリティコンテキスト(UEセキュリティ機能およびセキュリティ情報を含む)、
- サスペンドされたDRBの現在の構成(以下を含む)、
- ROHC状態を含むPDCP状態、
- SDAP構成、および
- RLC構成、
- ソースPCell、cellIdentity、およびソースPcellの物理セル識別情報(PCI)において使用されるC-RNTI、
を含むことができる。
その中で、最後のサービングgNBは、RRC非アクティブUEのためのアンカーとして働き、UE ASコンテキストを記憶し、たとえばコアネットワーク機能(CNレベルページング、CNへの利用者プレーン接続性など)を維持するgNBである。
ここで図2a~cを参照すると、これらは、本開示のアプローチが使用され得る3つのSDTアプローチを示す例示的なシグナリングチャートを示す。図2aはRRCベースの4ステップSDTを示し、図2bはRRCベースの2ステップSDTを示し、図2cは、RRCベースのCGベースのSDTを示す。本開示の説明される態様は、これらのアプローチのいずれかにおいて実装され得る。
図3は、UL MAC PDUのコンテンツの例示的な図であり、これは、本開示において説明される態様において、例えば、図2に示されるように、Msg3、MsgAにおいて、またはCGベースの小規模データ伝送において、または図5~7のMsg3のいずれかにおいて、RRCベースの小規模データ伝送においてデータを送信するために使用され得る。この場合、PDUは、データ(RLCヘッダ、PDCPヘッダ、およびデータを含むDTCH SDU2)と組み合わされたRRC再開要求(resumeID、sRMAC-I、およびresume Causeを含むCCCH SDU1)である。
図4は、本開示の態様のアプローチが実施されない場合の、RRC非アクティブにおけるUEのための小規模データ伝送手順中にUEバッファに現れる新しいデータの取り扱いを示す比較シグナリングチャートである。まず、UEは、RRC接続状態にある。次いで、UEは、(非アクティブ状態のための関連パラメータを備える)suspendConfigを有する(第1の)RRCリリースメッセージを受信し、RRC非アクティブ状態に遷移するようにUEに命令する。RRCリリースメッセージは、また、SDTのための第1の専用無線ベアラ(DRB)のための小規模データ伝送構成を備える。UEが非アクティブ状態に遷移した後、新しいペイロードデータが、第1のDRBのためのUEバッファに現れる。これはUEが、PRACHプリアンブル(Msg1)をgNB、この場合はランダムアクセス応答(Msg2)で応答する新たなサービングgNBに送信するSDT手順をトリガする。次いで、UEは、第1のSDT-DRB(Msg3)を介して第1データ(ULペイロード)を新たなサービングgNBに送信する。一方、新たなサービングgNBはUEコンテキスト要求を送信し、最後のサービングgNBからUEコンテキスト応答を受信する。さらに、新しいペイロードはULペイロードを送信した後であるが、SDT手順が依然として進行中である間に、UEバッファに再び現れる。次いで、UEは、UEを非アクティブ状態に遷移させる(または維持する)ためのsuspendConfigを有する(第2の)RRCリリースメッセージを受信する。UEはリリースメッセージを適用し、SDT手順は終了し、UEは非アクティブ状態にある。SDTにおいて新しいペイロードを送信するために、UEは図4に示すように、Msg1~Msg4を含む上記の手順を繰り返す必要がある。言い換えれば、第2の新たなSDT手順を開始する必要がある。
次に、進行中の小規模データ伝送(SDT)手順中に新しいデータが利用可能になったことを示すためにUEがRRC非アクティブ状態でどのように構成されるか、具体的には、UEが最初のUL小規模データをすでに送信した後(たとえば、ランダムアクセス手順のMsg3もしくはMsgAにおいて、またはCG送信において)について、図5~図7を参照して説明する。明らかになるように、これはUEが進行中のSDT手順を完了した後に、新たな後続のSDT手順をトリガしなければならないことを回避し、これはリソース非効率的である。
図5a~dは、本開示の様々な態様の例を示す例示的なシグナリングチャートを示す。これらの例では、第2データ(たとえば、SR/BSR)の指示を送るための物理リソースの構成は、第1のUL小規模データの送信に関連する競合解決の完了時にアクティブ化される。
図5aおよび5bは、1つのgNB(アンカーgNB)のみが関与するSDTの場合を示す。これらの2つの例では、SRおよび/またはBSRのための事前構成されたリソースが(第1の)RRCリリース時に非アクティブ状態に事前に割り当てられ、SDT手順中に、すなわち競合解決メッセージを受信した後に、UEによって使用される。
より詳細には図5aの例では、まず、UEはRRC接続状態にある。次いで、UEは、(非アクティブ状態のためのパラメータを備える)suspendConfigを有する(第1の)RRCリリースメッセージを受信し、RRC非アクティブ状態に遷移するようにUEに命令する。RRCリリースメッセージはまた、第1データのSDTのための第1の専用無線ベアラ(DRB)のための小規模データ伝送構成を備える。さらに、第1のリリースメッセージはまた、SDTプロシージャ中のスケジューリング要求のためのリソース構成を備える。UEが非アクティブ状態に遷移した後、新しいペイロードデータが、第1のDRBのためのUEバッファに現れる。これは、UEがPRACHプリアンブル(Msg1)をgNBに送信するSDT手順をトリガし、この場合、アンカーgNBは第1のRRCリリースメッセージも送信し、ランダムアクセス応答(Msg2)で応答する。次いで、UEは、第1のSDT-DRB(Msg3)を介して第1データ(ULペイロード)をアンカーgNBに送信する。アンカーgNBは、コンテンツ解決メッセージ(Msg4)で応答する。次いで、UEは、第1のRRCリリースメッセージを用いて、すでに以前に受信されたSRリソースをアクティブ化する。また、アンカーgNBは、第1のULペイロードを受信した後、いつでもUEから第2データを受信する準備をするために、SRリソースの監視を既に開始している。
ネットワークが競合解決メッセージ(Msg4)のみを送信する、すなわち、(UEをRRC非アクティブ状態に移動させるために)RRCリリースメッセージを同じMACペイロードで送信しない理由は、例えば、アンカーgNBがDLデータが到着する(UL SDTへのアプリケーションレベルフィードバックを含む)か、または、UEコンテキストがフェッチされるのを待っているかを見るのを待っていることに起因し得る。
次いで、第1のULペイロードを送信した後、新しいペイロード(第2データ)がUEバッファに現れ、一方、SDT手順は依然として進行中である。UEは、次いで、(PUCCHまたはPUSCHを介して)スケジューリング要求をアンカーgNBに送信するためのSRリソースを使用することによって、指示をアンカーgNBに送信する。代替的に、UEは、(PUSCHを介して)バッファステータスレポートを送信するためにリソースを使用し得る。いずれの場合も、図5aの例では、gNBが(受信SR/BSRに基づいて)第2データが大きすぎる、すなわち、第2データが所定の閾値を超えていると判断し、UEをRRC接続状態に遷移させることを決定する。したがって、gNBは、(suspendConfigなしで)RRC再開メッセージを送信する。UEは、RRC再開メッセージを受信する。UEは再開メッセージを適用し、第2データを送信するためにRRC接続状態に遷移する。
対照的に、図5bに示される例では、第2データが小規模データ伝送手順で送信されるのに十分に小規模である。したがって、アンカーgNBは、UEのSRまたはBSRに応答してスケジューリンググラントを送信する。次いで、UEは、同じSDT手順内でアンカーgNBに新しいペイロード(第2データ)を送信することができる。その後のみ、gNBはUEにRRC非アクティブ状態で移動するように指示するために、suspendConfigと共に(第2の)RRCリリースメッセージを送信する。UEはリリースメッセージを受信して適用し、RRC非アクティブ状態に遷移するか、またはRRC非アクティブ状態に留まる。したがって、UEは非アクティブ状態を決して残していないと考えることができるが、非アクティブ状態(非アクティブ一時識別子(I-RNTI)および/またはRRCリリースメッセージ(すなわち、suspendConfig)の一部としてそれに提供される次ホップ連鎖カウンタ(NCC)など)のために、新たなまたは異なる構成されたパラメータを適用することができる。
図5cおよび5dはSDT手順が異なる(非アンカーまたは新たなサービング)gNBにおいて実行されるときに、関与する2つの基地局が存在する場合に関する。図5cは、基本的に、ネットワークが競合解決メッセージをUEに送信するときに、SRおよび/またはBSRのための専用リソースを提供することができる、一例を説明する。
より詳細には、図5cの例では最初に、UE(一般に任意の状態であり得る)は、(非アクティブ状態のためのパラメータを備える)suspendConfigを有する(第1の)RRCリリースメッセージを受信し、RRC非アクティブ状態に遷移するようにUEに命令する。RRCリリースメッセージはまた、第1データのSDTのための第1のDRBのための小規模データ伝送構成を備える。UEが非アクティブ状態に遷移した後、新しいペイロードデータが、第1のDRBのためのUEバッファに現れる。これは、UEが現在gNBにPRACHプリアンブル(Msg1)を送信するSDT手順をトリガし、この場合、新たなサービングgNBを送信する(例えば、UEがアンカーgNBのカバレッジ外に移動した可能性があるため)。新たなサービングgNBは、ランダムアクセス応答(Msg2)で応答する。次いで、UEは、第1のSDT-DRB(Msg3)を介して第1データ(ULペイロード)を新たなサービングgNBに送信する。新たなサービングgNBはUEコンテキスト要求をアンカーgNBに送信し、また、コンテンツ解決メッセージ(Msg4)でUEに応答する。コンテンツ解決メッセージはまた、SRおよび/またはBSRリソースのためのリソース構成を備え、UEはそれぞれのリソースをアクティブ化する。また、新たなサービングgNBは、第1のULペイロードを受信した後、いつでもUEから第2データを受信する準備をするために、SRリソースの監視を既に開始している。
次いで、第1のULペイロードを送信した後、新しいペイロード(第2データ)がUEバッファに現れ、一方、SDT手順は依然として進行中である。次いで、UEは、(PUCCHまたはPUSCHを介して)スケジューリング要求または(PUSCHを介して)バッファステータスレポートを新たなサービングgNBに送信するためのSRリソースを使用することによって、新たなサービングgNBに指示を送信する。それに応答して、新たなサービングgNBは、スケジューリンググラントを送信する。次いで、UEは、同じSDT手順内で、新たなペイロード(第2データ)を新たなサービングgNBに送信することができる。一方、新たなサービングgNBは、UEコンテキスト応答も受信している。次いで、新たなサービングgNBは、RRC非アクティブ状態で移動するようにUEに命令するために、suspendConfigを有する(第2の)RRCリリースメッセージをUEに送信する。UEはリリースメッセージを受信して適用し、RRC非アクティブ状態に遷移するか、またはRRC非アクティブ状態に留まる。
図5dの例は図5cと同じであるが、図5dの例では、競合解決メッセージでリソース構成を送信する代わりに、ネットワークは競合解決メッセージの受信後のSDT手順中にUEによって使用されるSR/BSRリソース構成(たとえば、PRACHプリアンブル、PUCCH機会)をブロードキャストする。次いで、UEは、他の装置との衝突を回避するために、(ネットワークにも知られているTC-RNTIなどの)一意の識別子に基づいて、示されたSR/BSRリソースのうちの1つを選択することができる。
上記のケースのいずれかについて、UEは複数の動的UL許可を取得するために複数のSRを送信することができ、このようにして、2つ以上の後続のULペイロード(すなわち、第3、第4などのデータも送信すること)を伴うマルチショットSDT手順を可能にすることに留意されたい。実際には、SR/BSRの伝送のための構成されたリソース(たとえば、リソース機会)の数が制限されるので、それは、マルチショットSDT手順内で有効にサポートされる後続のSDT UL伝送の最大数を有効に制限することに対応する。
図6aおよび6bは、本開示の様々な態様の例を示すさらなる例示的なシグナリングチャートを示す。これらの例では、第2データを送信するための物理リソースの構成が、(競合解決の完了時に)初期SDTとSDTプロシージャの完了との間の時間期間において有効であるようにアクティブ化される(すなわち、RRCリリースまたは再開メッセージがUEによって受信され適用されるまで、リリースメッセージに応じて、RRCアイドル、RRC非アクティブ、またはRRC接続に遷移し得る)。
図6aの例は、1つのgNBのみが含まれる場合に関する。この実施形態では、事前に構成されたCGリソースが、UEが特別なPRACHプリアンブルを送信することによって、およびネットワークが、そのような専用PRACHプリアンブル(たとえば、新たなUL SDTペイロードがUEのバッファに到着したという標示とペアにされた、または関連付けられたコンテンションフリープリアンブル)またはSR/PUCCHリソースを受信すると、アクティブ化される。RARは、そのような特別なプリアンブルには必要ではない。
より詳細には、図6aの例ではUEはRRC接続状態にある。次いで、UEは(非アクティブ状態のためのパラメータを備える)suspendConfigを有する(第1の)RRCリリースメッセージを受信し、RRC非アクティブ状態に遷移するようにUEに命令する。RRCリリースメッセージはまた、第1データのSDTのための第1のDRBのための小規模データ伝送構成を備える。さらに、第1のリリースメッセージは、後続のULデータ(第2データ)のために使用されるべきCGリソースのためのリソース構成と、CGリソースアクティブ化のための対にされた専用の第2のPRACHプリアンブルとをも備える。UEが非アクティブ状態に遷移した後、新しいペイロードデータが、第1のDRBのためのUEバッファに現れる。これは、UEがPRACHプリアンブル(Msg1)をgNBに送信するSDT手順をトリガし、この場合、アンカーgNBは第1のRRCリリースメッセージも送信し、ランダムアクセス応答(Msg2)で応答する。次いで、UEは、第1のSDT-DRB(Msg3)を介して第1データ(ULペイロード)をアンカーgNBに送信する。このメッセージはまた、より多くのデータが予想されることを示す、第2データの送信のための指示を備える。アンカーgNBは、コンテンツ解決メッセージ(Msg4)で応答する。新しいペイロード(第2データ)がUEバッファに現れ、一方、SDT手順は依然として進行中である。これは、(CGリソースに関連する)第2のPRACHプリアンブルをアンカーgNBに送信するようにUEをトリガする。gNBは第2のPRACHプリアンブルを検出し、CG機会の監視をアクティブ化する。次いで、UEは、同じSDT手順内でアンカーgNBに新しいペイロード(第2、第3などのデータ)を送信するために、設定された許可のリソースを使用する。その後のみ、gNBはUEにRRC非アクティブ状態で移動するように指示するために、suspendConfigと共に(第2の)RRCリリースメッセージを送信する。UEはリリースメッセージを受信して適用し、RRC非アクティブ状態に遷移するか、またはRRC非アクティブ状態に留まる。
図6bは、異なる(非アンカー)gNBを有するSDT手順の場合に関する。図6aの実施形態と同様に、RAベースのSDTは、専用のPRACH機会およびプリアンブルを使用して実行される。しかしながら、このPRACH機会/プリアンブルに関連するリソース構成は、この場合、現在のサービングgNBによってブロードキャストされる。
より詳細には、図6bの例では、UEが(非アクティブ状態のためのパラメータを備える)suspendConfigを有する(第1の)RRCリリースメッセージを受信し、RRC非アクティブ状態に遷移するようにUEに命令する。RRCリリースメッセージはまた、第1データのSDTのための第1のDRBのための小規模データ伝送構成を備える。UEはRRCリリースメッセージを適用し、非アクティブ状態に遷移する。新たなサービングgNBによって送信され、UEによって受信されるブロードキャストメッセージ(ここではシステム情報ブロック、SIBを介して)は、競合解決の完了時にSDT手順中に使用されるべき専用の第2のPRACHプリアンブルのためのリソースのためのリソース構成を備える。新しいペイロードデータがUEバッファに現れる。前述のように、これは、第1のRRCリリースメッセージからの情報に基づいて、UEが新たなサービングgNBにPRACHプリアンブル(Msg1)を送信するSDT手順をトリガする。新たなサービングgNBは、ランダムアクセス応答(Msg2)で応答する。次いで、UEは、第1のSDT-DRB(Msg3)を介して第1データ(ULペイロード)を新たなサービングgNBに送信する。このメッセージはまた、より多くのデータが予想されることを示す、第2データの送信のための指示を備える。新たなサービングgNBはUEコンテキスト要求をアンカーgNBに送信し、コンテンツ解決メッセージ(Msg4)でUEに応答する。これは、新たなサービングgNBにおいて、追加の第2データの伝送のための制限されたPRACHリソースのアクティブ化をトリガする。そのような新たなペイロード(第2データ)がUEバッファに現れると、これは、(ブロードキャストにおいて指示されたように)第2の制限されたPRACHプリアンブルを新たなサービングgNB(第2のMsg1)に送信するようにUEをトリガする。gNBはこのPRACHプリアンブルを検出し、ランダムアクセス応答(第2のMsg2)で応答する。次いで、UEは、同じSDT手順内で、新たなペイロードを新たなサービングgNB(第2のMsg3)に送信する。新たなサービングgNBは最後のサービングgNBからUEコンテキストを再度要求し、取り出すことができる。任意選択で、ネットワークは、競合解決メッセージ(第2のMsg4)でUEに応答することができる。gNBはUEにRRC非アクティブ状態で移動するように指示するために、suspendConfigで(第2の)RRCリリースメッセージを送信する。UEはリリースメッセージを受信して適用し、RRC非アクティブ状態に遷移するか、またはRRC非アクティブ状態に留まる。
図7a~dは、本開示の様々な態様の例を示すさらなる例示的なシグナリングチャートを示す。これらの例では、ネットワークがRRCリリースメッセージとともに(MAC CEにおいて)ULグラントを送信する。次いで、UEは(たとえば、同じ目的を有するBSRまたは他のMAC CEを介して)任意のSDTデータがその間に到着したかどうかを示すために、許可されたリソースを使用する。これらの実施形態はそれぞれ、アンカーgNBおよび非アンカーgNBにおけるSDT手順の両方に適用可能である。
図7aおよび7bは、UEのバッファが空でない場合に関する。
より詳細には図7aにおいて、UEはRRC接続状態にある。次いで、UEは(非アクティブ状態のためのパラメータを備える)suspendConfigを有する(第1の)RRCリリースメッセージを受信し、RRC非アクティブ状態に遷移するようにUEに命令する。RRCリリースメッセージはまた、第1データのSDTのための第1のDRBのための小規模データ伝送構成を備える。さらに、第1のリリースメッセージはまた、第2データの送信のための指示をトリガするための閾値に関する情報を備える。たとえば、この閾値は、SDTの伝送およびRRCリリースメッセージの受信に対応する時間期間内にUEがUEの上位レイヤからデータを受信するという予想に基づくことができる。この持続時間がある(事前定義または決定された)期間または時間隔(たとえば、x ms)に対応すると仮定すると、UEが、上位レイヤから生成されているペイロードのある(たとえば、事前定義または計算された)確率(たとえば、y %)よりも高い確率があると推定する場合、UEは、より多くのデータが予想されるという指示をトリガする。したがって、この閾値はある確率(たとえば、事前定義された確率)であり得るか、またはx ms期間に対するy%確率に関連し得る。
UEが非アクティブ状態に遷移した後、新しいペイロードデータが、第1のDRBのためのUEバッファに現れる。UEは、ネットワークによって提供される情報に基づいて閾値条件を分析し、SDT手順は既に説明したようにトリガされ、すなわち、UEは、PRACHプリアンブル(Msg1)をgNBに、この場合、ランダムアクセス応答(Msg2)で応答する新たなサービングgNB(ただし、アンカーgNBの場合には同じことが適用される)に送信する。次いで、UEは、第1のSDT-DRB(Msg3)を介して第1データ(ULペイロード)をgNBに送信する。閾値条件が満たされる場合、このメッセージは、より多くのデータが予想されることを示す、第2データの送信のための指示も備える。担当gNBは、コンテンツ解決メッセージ(Msg4)で応答する。gNBが新しいサービングgNBである場合、前に説明したように、gNBはUEコンテキストを要求することができる。次いで、新しいペイロード(第2データ)がUEバッファに現れ、一方、SDT手順は依然として進行中である。また、gNBはタイマを開始しており、その間に、より多くのデータがUEのバッファにおける伝送のために利用可能であることを予期する。タイマの満了は、(suspendConfigを用いて)RRCリリースメッセージと共にUL許可を送信するようにgNBをトリガする。UEはRRCリリースメッセージを破棄し、同じSDT手順内でアンカーgNBに新しいペイロード(第2データ)を送信するためにUL許可を使用する。UEはまた、さらなるデータが利用可能でないこと(BSR(0))を示すバッファステータスレポートを送り得る。UEは、gNBからのフィードバックを待つ。gNBは、(suspendConfigとともに)さらなるRRCリリースメッセージを送信する。UEはリリースメッセージを受信して適用し、RRC非アクティブ状態に遷移するか、またはRRC非アクティブ状態に留まる。
図7bの例では、唯一の違いは、(第2の)RRCリリースメッセージを破棄する代わりに、UEがRRCリリースメッセージの含有量を記憶し、以前と同様に、第2データの送信のために受信されたULグラントを使用することである。UEは次いで、たとえば、ネットワーク指示に基づいて、またはタイマに従って、記憶されたRRCリリースメッセージを適用し得る。
図7cおよび7dは、UEのバッファが空である場合に関する。まず、図7aおよび図7bの例を参照することができる。しかしながら、これらの例とは対照的に、図7cでは、新しいペイロードはUEのバッファに到着しない。したがって、UEは受信されたUL許可を無視し、RRC非アクティブ状態に遷移するか、またはRRC非アクティブ状態に留まるために、受信されたRRCリリースメッセージ(suspendConfigを伴う)を適用する。図7dの代替実施形態では、まったく応答しない代わりに、UEは、UL許可に応答して、0バイト(BSR(0))に対応するバッファサイズインデックスを有するBSRをネットワークに送り返し、次いで、RRCリリースメッセージを適用して、RRC非アクティブ状態に遷移するか、またはRRC非アクティブ状態に留まる。
次に図8を参照すると、ユーザ機器800の形態の図1のUE10などの、本開示によるユーザ機器の例示的な実施形態のブロック図が示されている。たとえば、ユーザ機器800は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、スマートウォッチ、スマートバンド、およびIoT装置のうちの1つであり得る。
ユーザ機器800は、プロセッサ801を備える。プロセッサ801は例えば、バスを介して、例えば、少なくとも部分的に結合される、単一のプロセッサまたは2つ以上のプロセッサを表し得る。プロセッサ801は、プログラムメモリ802に記憶されたプログラムコードを実行し(例えば、プロセッサ801上で実行されたとき、ユーザ機器800に、任意選択でネットワークエンティティ900と共に、本開示による方法の実施形態またはその一部のうちの1つ以上を実行させるプログラムコード)、メインメモリ803とインタフェース接続する。プログラムメモリ802はまた、プロセッサ801のためのオペレーティングシステムを含むことができる。メモリ802および803の一部または全部は、プロセッサ801に含まれてもよい。
プロセッサ(例えば、プログラムメモリ802および主メモリ803)の主メモリおよびプログラムメモリの一方または両方は、プロセッサ(例えば、プロセッサ801)に固定的に接続され得るか、または、例えば、メモリカードまたはスティックの形成で、プロセッサから少なくとも部分的に取り外し可能であり得る。
プログラムメモリ(例えば、プログラムメモリ802)は例えば、不揮発性メモリであってもよい。例えば、それは、いくつか例を挙げると、FLASH(登録商標)メモリ(またはその一部)、ROM、PROM、EPROM、MRAM、またはFeRAM(またはその一部)、またはハードディスク(またはその一部)のいずれかであってもよい。プログラムメモリは、例えば、固定して設置される第1のメモリセクションと、例えば、取り外し可能なSDメモリカードの形成で取り外し可能な第2のメモリセクションとを備えてもよい。
メインメモリ(例えば、メインメモリ803)は例えば、揮発性メモリであってもよい。例えば、非限定的な例を挙げると、DRAMメモリであってもよい。それは、例えば、オペレーティングシステム、用途、プログラムなどを実行するときに、プロセッサ801のためのワーキングメモリとして使用され得る。
プロセッサ801はさらに、データおよび/または情報を受信および/または送信するように構成された通信インタフェース804(たとえば、無線インタフェース)を制御する。たとえば、通信インタフェース804は、基地局などの無線ノードから無線信号を送信および/または受信するように構成され得る。無線信号を受信および/または評価するために必要とされる任意のコンピュータプログラムコードベースの処インタフェースタフェース804の独自のメモリに記憶され、通信インタフェース804の独自のプロセッサによって実行されてもよく、または、例えば、メモリ803に記憶され、例えば、プロセッサ801によって実行されてもよいことを理解されたい。
通信インタフェース804は、特に、2G/3G/4G/5Gまたは将来の世代のセルラー通信システムのようなセルラー通信システムに従って通信するように構成され得る。ユーザ機器800は無線インタフェース804を使用して、基地局、例えば、図1に示される基地局20と通信することができる。
たとえば、通信インタフェース804は、BLE送信機、受信機、またはトランシーバを含むBLEおよび/またはBluetooth(登録商標)無線インタフェースをさらに備え得る。たとえば、無線インタフェース804は、追加または代替として、少なくともWLAN送信機、受信機、またはトランシーバを含むWLAN無線インタフェースを備え得る。
ユーザ機器800の成分802~804はたとえば、1つ以上のシリアルバスおよび/またはパラレルバスの手段によってプロセッサ801と接続され得る。
ユーザ機器800は、様々な他の成分を備え得ることを理解されたい。例えば、ユーザ機器800はユーザインタフェース(例えば、タッチセンシティブディスプレイ、キーボード、タッチパッド、ディスプレイなど)を随意に備え得る。
図9は、図1の基地局20および/またはコアネットワーク30(またはその一部)などのネットワークエンティティの例示的な実施形態のブロック図である。たとえば、ネットワークエンティティ900は、上記で説明したように、測位基準信号をユーザ機器にスケジューリングおよび/または送信するように構成され得る。
ネットワークエンティティ900は、プロセッサ901を備える。プロセッサ901は例えば、バスを介して、例えば、少なくとも部分的に結合される、単一のプロセッサまたは2つ以上のプロセッサを表し得る。プロセッサ901は、プログラムメモリ902に記憶されたプログラムコードを実行し(例えばネットワークエンティティ900に、単独で、または本開示によるユーザ機器800の実施形態もしくはその一部とともに実行させるプログラムコード)、メインメモリ903とインタフェースする。
プログラムメモリ902はまた、プロセッサ901のためのオペレーティングシステムを備え得る。メモリ902および903の一部または全部は、プロセッサ901に含まれてもよい。
さらに、プロセッサ901は、例えば、2G/3G/4G/5Gセルラー通信システムのようなセルラー通信システムに従って通信するように構成された通信インタフェース904を制御する。ネットワークエンティティ900の通信インタフェース904は、例えば無線ヘッド30によって実現されてもよく、図1の基地局20とUE 10との間の通信のために提供されてもよい。
ネットワークエンティティ900の成分902~904は、例えば、1つ以上のシリアルバスおよび/またはパラレルバスの手段によってプロセッサ901と接続され得る。
ユーザ機器800は、通信インタフェース804とともに、特に、本明細書で説明する手法スキームに従ってネットワークエンティティ900から信号を受信するように構成され得る。
装置800、900は、様々な他の成分を備え得ることを理解されたい。
図10は、例えば、図8のメモリ802または図9のメモリ902を実装するために使用され得る、本開示による有形で非一時的なコンピュータ可読記憶媒体の例の概略図である。この目的のために、図10は、例えば、プリント回路基板にはんだ付けまたは接合され得るフラッシュメモリ1000、複数のメモリチップ(例えば、フラッシュメモリチップ)を備えるソリッドステート駆動1001、磁気ハード駆動1002、セキュアデジタル(SD)カード1003、ユニバーサルシリアルバス(USB)メモリスティック1004、光記憶媒体1005(例えば、CD-ROMまたはDVDなど)、および磁気記憶媒体1006を表示する。
以下の実施形態も開示される。
形態1.
非接続状態において、第1データを、小規模データ伝送手順でネットワークに送信し前記非接続状態における前記小規模データ伝送手順中に、第2データの送信のための表示を前記ネットワークに送信し、前記第2データは、前記第1データが送信された後に送信のために利用可能になるように構成された手段を備えるユーザ機器。
形態2.
第2データの送信のための前記指示は、リリースメッセージを前記ネットワークから受信する前に送信される、第2データの送信のための前記指示は、前記第1データが送信された後に送信される、第2データの送信のための前記指示は、第1競合解決メッセージを受信した後に送信される、および/または、第2データの送信のための前記指示は、前記第1データを含むメッセージの一部として送信される、のうちの1つ以上である、実施形態1に記載のユーザ機器。
形態3.
第2データの送信のための前記指示は、スケジューリング要求、バッファ状態報告、および/または、より多くのデータが期待されることを示す指示、のうちの1つ以上であるか、または、1つ以上を含む、実施形態1または2に記載のユーザ機器。
形態4.
接続されていない状態に入るためのリリースメッセージをネットワークから受信することと、ネットワークから受信したリリースメッセージを適用して非接続状態にすることと、第1ランダムアクセスプリアンブルをネットワークに送信することと、第1ランダムアクセスプリアンブルを有する第1データをネットワークに送信することと、第1ランダムアクセスプリアンブルに応答して第1ランダムアクセス応答をネットワークから受信することと、第1ランダムアクセス応答に応答して非接続状態にある第1データをネットワークに送信することと、および/または、第1データの送信に応答して、競合解決メッセージをネットワークから受信することと、のうちの1つ以上をさらに実行するように構成される、実施形態1ないし3のいずれか1つに記載のユーザ機器。
形態5.
第2データの指示の伝送および/または第2データの伝送に関係するリソース構成をネットワークから受信することと、および/または、第2データの送信のための指示を送信するかどうかの閾値情報をネットワークから受信することと、のうちの1つ以上をさらに実行するように構成される実施形態1ないし4のいずれか1つに記載のユーザ機器。
形態6.
前記資源構成が、スケジューリング要求を送信するためのリソース構成と、バッファ状態報告を送信するリソース構成と、設定された許可のリソース構成と、ランダムアクセスプリアンブルのためのリソース構成と、アップリンク許可と、および/または、1つ以上のPUCCHおよび/または1つ以上のPUSCHリソースを含むリソース構成と、のうちの1つ以上であるか、または、含む、実施形態5に記載のユーザ機器。
形態7.
リリースメッセージの一部として閾値情報を受信することと、リリースメッセージの一部としてリソース構成を受け取ることと、第1データの送信に応答して競合解決メッセージ(Msg4)の一部としてリソース構成を受信することと、リソース構成をブロードキャストメッセージとして受信することと、および/または、指示の送信後、リリースメッセージの一部としてリソース構成を受信することと、のうちの1つ以上をさらに実行するように構成される、実施形態5または6に記載のユーザ機器。
形態8.
第1データの送信に応答して第1競合解決メッセージを受信した後にリソース構成をアクティブ化することと、リソース構成に基づいて、非接続状態で小規模データ伝送手順における第2データをネットワークに送信することと、および/または、リソース構成に基づいて、第2データの送信のための指示をネットワークに送信することと、のうちの1つ以上をさらに実行するように構成される、実施形態5ないし7のいずれか1つに記載のユーザ機器。
形態9.
第2データがユーザ機器で利用可能であるかどうかをチェックし、第2データがユーザ機器において利用可能である場合、第2データの送信のための指示をネットワークに送信する、および/または、第2データを非接続状態で送信するようにさらに構成される、実施形態1ないし8のいずれか1つに記載のユーザ機器。
形態10.
非接続状態における小規模データ伝送手順における第2データをネットワークに送信するステップと、および/または、リリースメッセージをネットワークから受信するステップと、のうちの1つ以上を実行するようにさらに構成される、実施形態1ないし9のいずれか1つに記載のユーザ機器。
形態11.
第2ランダムアクセスプリアンブルをネットワークに送信するステップと、第2ランダムアクセスプリアンブルまたは第2ランダムアクセスプリアンブルを用いて、またはその後に、第2データをネットワークに送信するステップと、第2ランダムアクセスプリアンブルに応答して第2ランダムアクセス応答をネットワークから受信するステップと、第2ランダムアクセス応答に応答して非接続状態にある第2データをネットワークに送信するステップと、および/または、第2の競合解決メッセージをネットワークから受信するステップと、のうちの1つ以上を実行するようにさらに構成される、実施形態1ないし10のいずれか1つに記載のユーザ機器。
形態12.
非接続状態はRRC非アクティブ状態である、第1および/または第2データは制御プレーンデータである、第1および/または第2データはRAN通知領域更新である、第1および/または第2データはユーザプレーンデータである、第1および/または第2データは2ステップまたは4ステップRACH手順で送信される、第1および/または第2データがCGベースのPUSCH送信とともに送信される、および/または、ネットワークは最後のサービング基地局および/または新しいサービング基地局を備える、のうちの1つ以上である、実施形態1ないし11のいずれか1つに記載のユーザ機器。
形態13.
ユーザ機器によって少なくとも実行される方法であって、接続されていない状態での小規模データ伝送手順での第1データのネットワークへの送信ステップと、小規模データ伝送手順の間、第2データ送受信のための指示をネットワークに送信するステップであって、前記第1データが送信された後に、前記第2データが送信のために利用可能になる、ステップと、を備える方法。
形態14.
接続されていない状態にあるユーザ機器から、第1データを小規模データ伝送手順で受信し、第2データの表示の送信および/または、小規模データ伝送手順中に生じるべき第2データの送信に関係するリソース構成をユーザ機器に送信し、小規模データ伝送手順中に、非接続状態にあるユーザ機器から、第2データの送信のための指示を受信するように構成された手段を備える、ネットワークエンティティ。
形態15.
非接続状態に入るための第1リリースメッセージをユーザ機器に送信するステップと、第1ランダムアクセスプリアンブルをユーザ機器から受信するステップと、第1ランダムアクセスプリアンブルに応答して第1ランダムアクセス応答をユーザ機器に送信するステップと、第1ランダムアクセス応答に応答して第1データをユーザ機器から受信するステップと、および/または、第1データの送信に応答して、競合解決メッセージをユーザ機器に送信するステップと、のうちの1つ以上をさらに実行するように構成される、実施形態14に記載のネットワークエンティティ。
形態16.
ユーザ機器に、第2データの送信のための指示を送信するかどうかの閾値情報を送信するように、さらに構成された、実施形態14または15のネットワークエンティティ。
形態17.
リリースメッセージの一部として前記閾値情報を送信するステップと、リリースメッセージの一部としてリソース構成を送信するステップと、第1データの送信に応答して競合解決メッセージの一部として前記リソース構成を送信するステップと、リソース構成をブロードキャストメッセージとして送信するステップと、および/または、指示の受信後、リリースメッセージの一部としてリソース構成を送信するステップと、のうちの1つ以上を、さらに実行するように構成される、実施形態16に記載のネットワークエンティティ。
形態18.
さらに、第2データの指示の伝送および/または第2データの伝送に関係する伝送されたリソース構成によって示されるリソースを監視するように構成される、実施形態16または17のネットワークエンティティ。
形態19.
非接続状態にあるユーザ機器から、小規模データ伝送手順における第2データを受信するステップと、リリースメッセージをユーザ機器に送信するステップと、のうちの1つ以上をさらに実行するように構成される、実施形態14ないし18のいずれか1つに記載のネットワークエンティティ。
形態20.
第2ランダムアクセスプリアンブルをユーザ機器から受信するステップと、第2ランダムアクセスプリアンブルを有する第2データをユーザ機器から受信するステップと、第1ランダムアクセスプリアンブルに応答して第2ランダムアクセス応答をユーザ機器に送信するステップと、非接続状態にあるユーザ機器から、第2ランダムアクセス応答に応答して第2データを受信するステップと、および/または、第2の競合解決メッセージをユーザ機器に送信するステップと、のうちの1つ以上をさらに実行するように構成される、実施形態14ないし19のいずれか1つに記載のネットワークエンティティ。
形態21.
最後のサービング基地局にユーザ機器コンテキスト要求を送信し、最後のサービング基地局からユーザ機器コンテキスト応答を受信するようにさらに構成される、実施形態14ないし20のいずれか1つに記載のネットワークエンティティ。
形態22.
少なくともネットワークエンティティによって実行される方法であって、接続されていない状態にあるユーザ機器から、小規模データ伝送手順で第1データを受信するステップと、第2データの表示の送信および/または小規模データ伝送手順中に生じるべき第2データの送信に関係するリソース構成をユーザ機器に送信するステップと、小規模データ伝送手順中に、非接続状態にあるユーザ機器から、第2データの送信のための指示を受信するステップと、を備える、方法。
形態23.
コンピュータプログラムコードは装置のプロセッサによって実行されると、装置に、実施形態13ないし22のいずれか1つに記載の方法を実行させる、コンピュータプログラムコード。形態24.実施形態23にしたがうコンピュータプログラムコードを含むコンピュータ可読記憶媒体。
説明される実施形態において提示されるいかなる関連も、関連する成分が動作可能に結合される方法で理解されるべきである。したがって、接続は、任意の数または組み合わせの介在要素を用いて直接的または間接的であり得、構成要素間に単に機能的関係が存在し得る。
さらに、本文で使用される場合、「回路」という用語は、以下のいずれかを指す。
(a)ハードウェアのみの回路実装(アナログおよび/またはデジタル回路のみの実装など)
(b)(i)プロセッサの組み合わせ、または、(ii)プロセッサ/ソフトウェア(デジタル信号プロセッサを含む)、ソフトウェア、および、携帯電話のような装置に様々な機能を実行させるために協働するメモリのセクション・のような回路およびソフトウェア(および/またはファームウェア)の組み合わせ、および
(c)ソフトウェアまたはファームウェアが物理的に存在しない場合であっても、動作のためにソフトウェアまたはファームウェアを必要とする回路、例えばマイクロプロセッサまたはマイクロプロセッサのセクション。
「回路」のこの定義は、任意の特許請求の範囲を含む、本文におけるこの用語のすべての使用に適用される。さらなる例として、本文で使用されるように、用語「回路」は、また、単にプロセッサ(または複数のプロセッサ)またはプロセッサのセクションならびにその(またはそれらの)付随するソフトウェアおよび/またはファームウェアの実装を網羅する。「回路」という用語は例えば、携帯電話用のベースバンド集積回路またはアプリケーションプロセッサ集積回路も含む。
本文で言及されるプロセッサのいずれか、特に、限定されないが、図8および図9のプロセッサ801および901は任意の適切なタイプのプロセッサとすることができる。任意のプロセッサは、限定はしないが、1つ以上のマイクロプロセッサ、付随するデジタル信号プロセッサを伴う1つ以上のプロセッサ、付随するデジタル信号プロセッサを伴わない1つ以上のプロセッサ、1つ以上の専用コンピュータチップ、1つ以上のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGAS)、1つ以上のコントローラ、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASICS)、または1つ以上のコンピュータを備え得る。関連する構造/ハードウェアは、記載された機能を実行するようにプログラムされている。
さらに、本明細書で説明メモリ図示されるアクションメモリステップのいずれも、汎用メモリ専用プロセッサ内の実行可能命令を使用して実装され、そのようなプロセッサによって実行されるコンピュータ可読記憶媒体(たとえば、ディスク、メモリなど)に記憶され得る。「コンピュータ可読記憶媒体」への基準は、FPGA、ASIC、信号処理デバイス、および他の装置などの専用回路を包含すると理解されるべきである。
さらに、本明細書で説明メモリ図示される動作のいずれも、目的メモリ専用プロセッサ内の実行可能命令を使用して実装され、そのようなプロセッサによって実行されるコンピュータ可読記憶媒体(たとえば、ディスク、メモリなど)に記憶され得る。「コンピュータ可読記憶媒体」への基準は、FPGA、ASIC、信号処理デバイス、および他の装置などの専用回路を包含すると理解されるべきである。
「A、またはB、またはC、またはそれらの組み合わせ」または「A、BおよびCの少なくとも1つ」という表現は、包括的ではなく、少なくとも以下を含むと理解され得る:(i)A、または(ii)B、または(iii)C、または(iv)AおよびB、または(v)AおよびC、または(vi)BおよびC、または(vii)AおよびBおよびC。
本明細書に開示される実施形態は例示に過ぎず、特定の例示的な実施形態のために提示される任意の特徴は、それ自体で、または、同じもしくは別の特定の例示的な実施形態のために提示される任意の特徴と組み合わせて、および/または言及されていない任意の他の特徴と組み合わせて、本開示の任意の態様とともに使用され得ることが理解される。特定のカテゴリの例示的な実施形態について提示される任意の特徴は、任意の他のカテゴリの例示的な実施形態において対応する方法で使用されてもよいことがさらに理解される。
略語一覧:
AMF:アクセスおよびモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)
BSR:バッファステータスレポート(Buffer Status Report)
CG:コンフィグアドグラント(Configured Grant)
CP:コントロールプレーン(Control Plane)
DRB:データ無線ベアラ(Data Radio Bearer)
gNB:5GノードB
I-RNTI:非アクティブ無線ネットワーク仮識別子(Inactive Radio network temporary identifier)
LCG:論理チャネルグループ(Logical Channel Group)
LCH:論理チャネル(Logical Channel)
NCC:nextHopChainingCount
NG-RAN:次世代無線アクセスネットワーク(Next Generation - Radio Access Network)
NR:新無線(New Radio)
PRACH:物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random access channel )
RACH:ランダムアクセスチャネル(Random access channel )
RAN:ランダムアクセスチャネル(Radio Access Network)
RNA:RAN通知領域(RAN Notification area)
RNAU:RAN通知領域更新(RAN Notification area Update)
RRC:無線リソース制御プロトコル(Radio Resource Control protocol)
SDT:小規模データ伝送(Small Data Transmission)
UE:ユーザ機器(User Equipment)
UP:ユーザプレーン(user plane)
Xn:Xnネットワークインタフェース(Xn network interface)

Claims (15)

  1. 非接続状態において、第1データを、小規模データ伝送手順でネットワークに送信し、 前記非接続状態での前記小規模データ伝送手順において、第2データの送信のための指示を前記ネットワークに送信するように構成された手段を備えるユーザ機器であって、
    前記第2データは、前記第1データが送信された後に送信のために利用可能になる、ユーザ機器。
  2. 第2データの送信のための前記指示は、リリースメッセージを前記ネットワークから受信する前に送信される、
    第2データの送信のための前記指示は、前記第1データを送信した後に送信される、
    第2データの送信のための前記指示は、第1競合解決メッセージを受信した後に送信される、および/または、
    第2データの送信のための前記指示は、前記第1データを含むメッセージの一部として送信される、
    のうちの1つ以上である、請求項1に記載のユーザ機器。
  3. 第2データの送信のための前記指示は、
    スケジューリング要求、
    バッファ状態報告、および/または、
    より多くのデータが期待されることを示す標示、
    のうちの1つ以上を含む、請求項1または2に記載のユーザ機器。
  4. 前記第2データの指示の前記送信および/または前記第2データの前記送信に関係するリソース構成を前記ネットワークから受信することと、および/または、
    第2データの送信のための前記指示を送信するかどうかの閾値情報を前記ネットワークから受信することと、
    のうちの1つ以上を実行するように構成される、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載のユーザ機器。
  5. 前記リソース構成は、
    スケジューリング要求を送信するためのリソース構成、
    バッファ状態報告を送信するリソース構成、
    構成された許可のリソース構成、
    ランダムアクセスプリアンブルのためのリソース構成、
    アップリンク許可、および/または、
    1つ以上のPUCCHおよび/または1つ以上のPUSCHリソースを含むリソース構成
    のうちの1つ以上を含む、請求項4に記載のユーザ機器。
  6. リリースメッセージの一部として閾値情報を受信する、
    リリースメッセージの一部としてリソース構成を受信する、
    前記第1データの前記送信に応答して競合解決メッセージの一部として前記リソース構成を受信する、
    前記リソース構成をブロードキャストメッセージとして受信する、および/または、
    前記指示の前記送信後、リリースメッセージの一部として前記リソース構成を受信する、
    のうちの1つ以上でさらに構成される、
    請求項4または5に記載のユーザ機器。
  7. 前記第1データを送信する応答を受信した後、前記リソース構成をアクティブ化する、 前記リソース構成に基づいて、前記非接続状態で、前記小規模データ伝送手順において前記第2データを前記ネットワークに送信する、および/または、
    前記リソース構成に基づいて、前記第2データの送信のための前記指示を前記ネットワークに送信する、
    のうちの1つ以上でさらに構成される、
    請求項4ないし6のいずれか1項に記載のユーザ機器。
  8. さらに、
    第2データが前記ユーザ機器において、利用可能であるかどうかをチェックする、
    第2データが前記ユーザ機器において利用可能である場合、第2データの送信のための前記指示を前記ネットワークに送信する、および/または、
    前記非接続状態で、前記第2データを送信する、
    ように構成される、
    請求項1ないし7のいずれか1項に記載のユーザ機器。
  9. 第2ランダムアクセスプリアンブルをネットワークに送信する、
    第2ランダムアクセスプリアンブルを用いて、または、第2ランダムアクセスプリアンブルの後に、前記第2データを前記ネットワークに送信する、
    第2ランダムアクセスプリアンブルに応答して、第2ランダムアクセス応答を前記ネットワークから受信する、
    前記第2ランダムアクセス応答に応答して、前記非接続状態の前記第2データを前記ネットワークに送信する、および/または、
    第2競合解決メッセージを前記ネットワークから受信することのうちの1つ以上を実行する
    ようにさらに構成される、
    請求項1ないし8のいずれか1項に記載のユーザ機器。
  10. 前記非接続状態はRRC非アクティブ状態である、
    前記第1および/または第2データは、ユーザプレーンデータである、
    前記第1および/または第2データは、制御プレーンデータである、
    前記第1および/または第2データは、RAN通知領域更新である、
    前記第1および/または第2データは、2ステップまたは4ステップRACH手順で送信される、
    前記第1および/または第2データは、CGベースのPUSCH送信を用いて送信される、および/または
    ネットワークは、最後のサービング基地局および/または新しいサービング基地局を備える、
    のうちの1つ以上である、
    請求項1ないし9のいずれか1項に記載のユーザ機器。
  11. ユーザ機器によって少なくとも実行される方法であって、前記方法は、
    非接続状態において、第1データを、小規模データ伝送手順で前記ネットワークに送信するステップと、
    前記小規模データ伝送手順の間、第2データの送信のための指示を前記ネットワークに送信するステップであって、該第2データは、前記第1データが送信された後に送信のために利用可能になる、ステップと、
    を含む、方法。
  12. 接続されていない状態にあるユーザ機器から、第1データを小規模データ伝送手順で受信し、
    第2データの指示の送信、および/または、前記小規模データ伝送手順中に発生する前記第2データの送信に関係するリソース構成を前記ユーザ機器に送信し、
    前記小規模データ伝送手順中に、前記非接続状態にある前記ユーザ機器から、第2データの送信のための前記指示を受信する
    ように構成された手段を含む、ネットワークエンティティ。
  13. 少なくとも、ネットワークエンティティによって実行される方法であって、
    接続されていない状態にあるユーザ機器から、小規模データ伝送手順で第1データを受信するステップと、
    第2データの指示の送信、および/または、前記小規模データ伝送手順中に生じる前記第2データの送信に関係するリソース構成を前記ユーザ機器に送信するステップと、
    前記小規模データ伝送手順において、前記非接続状態にある前記ユーザ機器から、第2データの送信のための前記指示を受信するステップと
    を含む方法。
  14. コンピュータプログラムコードは装置のプロセッサによって実行されると、該装置に、請求項11または13に記載の方法を実行させるコンピュータプログラムコード。
  15. 請求項14に記載のコンピュータプログラムコードを含む、コンピュータ可読記憶媒体。
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