JP2023546012A - セル間多重送受信ポイント動作のためのレートマッチング - Google Patents

セル間多重送受信ポイント動作のためのレートマッチング Download PDF

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Abstract

本特許出願は、ワイヤレス通信システムにおけるセル間多重送受信ポイント動作にレートマッチングを提供するための装置、システム、及び方法を含むデバイス及び構成要素に関する。

Description

第3世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project、3GPP)のリリース16は、2つのモードでサポートされるセル内多重送受信ポイント(Transmit-Receive Point、TRP)動作を提供している。単一ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)モードでは、gNBは、単一のDCIによって2つのTRPからの物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared CHannel、PDSCH)をスケジューリングすることができる。マルチDCIモードでは、2つのTRPからのPDSCHは、2つのDCIによってスケジューリングされ得る。
いくつかの実施形態に係るネットワーク環境を示す。
いくつかの実施形態に係る追加セル同期信号ブロックの配置を示す図である。
いくつかの実施形態に係る信号パターンを示す。
いくつかの実施形態に係る別の信号パターンを示す。
いくつかの実施形態に係る動作フロー/アルゴリズム構造を示す。
いくつかの実施形態に係る別の動作フロー/アルゴリズム構造を示す。
いくつかの実施形態に係る別の動作フロー/アルゴリズム構造を示す。
いくつかの実施形態に係るユーザ機器を示す。
いくつかの実施形態に係る基地局を示す。
以下の詳細な説明は、添付の図面を参照する。同じ参照番号が、同じ又は類似の要素を識別するために、異なる図面において使用される場合がある。以下の記載において、限定するためではなく説明の目的上、様々な実施形態の様々な態様の完全な理解を提供するために、特定の構造、アーキテクチャ、インタフェース、技法などの具体的な詳細を説明する。しかし、様々な実施形態の様々な態様が、これらの具体的な詳細から逸脱した他の例において実施され得ることは、本開示の利益を有する技術分野の当業者には明らかであろう。場合によっては、様々な実施形態の説明を不必要な詳細によって不明瞭にしないように、周知のデバイス、回路、及び方法の説明は省略される。本開示の目的のために、「A又はB」は、(A)、(B)、又は(A及びB)を意味する。
以下は、本開示で使用され得る用語の用語集である。
本明細書で使用するとき、「回路構成」という用語は、電子回路、論理回路、(共有、専用又はグループ)プロセッサ又は(共有、専用又はグループ)メモリ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルデバイス(Field-Programmable Device、FPD)(例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device、PLD)、複合PLD(Complex PLD、CPLD)、大容量PLD(High-Capacity、HCPLD)、構造化ASIC、プログラマブルシステムオンチップ(System-on-a-Chip、SoC))又はデジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)の説明した機能を提供するように構成されたハードウェア構成要素を指すか、その一部であるか、又は含む。いくつかの実施形態では、回路構成は、1つ以上のソフトウェアプログラム又はファームウェアプログラムを実行して、上記機能性の少なくともいくつかを提供することができる。「回路構成」という用語はまた、プログラムコードの機能を実行するために使用されるプログラムコードを有する、1つ以上のハードウェア要素の組み合わせ(又は、電気システム若しくは電子システムにおいて使用される回路の組み合わせ)を指し得る。これらの実施形態では、ハードウェア要素とプログラムコードとの組み合わせは、特定のタイプの回路構成と呼ばれ得る。
本明細書で使用するとき、「プロセッサ回路構成」という用語は、一連の算術演算若しくは論理演算又はデジタルデータの記録、記憶又は転送を順次自動的に実行することができる回路構成を指すか、その一部であるか、又は含む。「プロセッサ回路構成」という用語は、アプリケーションプロセッサ、ベースバンドプロセッサ、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、グラフィック処理装置、シングルコアプロセッサ、デュアルコアプロセッサ、トリプルコアプロセッサ、クアドコアプロセッサ、あるいはプログラムコード、ソフトウェアモジュール又は機能プロセスなどのコンピュータ実行可能命令を実行し、又は別様に動作させることができる任意の他のデバイスを指し得る。
本明細書で使用するとき、「インタフェース回路構成」という用語は、2つ以上の構成要素又はデバイス間の情報の交換を可能にする回路構成を指すか、その一部であるか、又は含む。用語「インタフェース回路構成」は、例えば、バス、I/Oインタフェース、周辺構成要素インタフェース、ネットワークインタフェースカードなど、1つ以上のハードウェアインタフェースを指し得る。
本明細書で使用するとき、「ユーザ機器」又は「UE」という用語は、無線通信機能を有するデバイスを指し、通信ネットワーク内のネットワークリソースのリモートユーザを指し得る。「ユーザ機器」又は「UE」という用語は、クライアント、モバイル、モバイルデバイス、モバイル端末、ユーザ端末、モバイルユニット、モバイルステーション、モバイルユーザ、加入者、ユーザ、リモートステーション、アクセスエージェント、ユーザエージェント、受信機、無線機器、再構成可能な無線機器、再構成可能なモバイルデバイスなどと同義であると見なされ得、又はそのように呼ばれ得る。更に、「ユーザ機器」又は「UE」という用語は、任意のタイプのワイヤレス/ワイヤードデバイス又はワイヤレス通信インタフェースを含む任意のコンピューティングデバイスを含んでもよい。
本明細書で使用するとき、用語「コンピュータシステム」は、任意のタイプの相互接続された電子デバイス、コンピュータデバイス、又はそれらの構成要素を指す。加えて、「コンピュータシステム」又は「システム」という用語は、互いに通信可能に結合されたコンピュータの様々な構成要素を指し得る。更に、「コンピュータシステム」又は「システム」という用語は、互いに通信可能に結合され、コンピューティング又はネットワーキングリソースを共有するように構成された複数のコンピュータデバイス又は複数のコンピューティングシステムを指し得る。
本明細書で使用するとき、「リソース」という用語は、例えば、コンピュータデバイス、機械的デバイス、メモリ空間、プロセッサ/CPU時間、プロセッサ/CPU使用量、プロセッサ及びアクセラレータの負荷、ハードウェアの時間又は使用量、電力、入出力動作、ポート又はネットワークソケット、チャネル/リンク割り振り、スループット、メモリ使用量、ストレージ、ネットワーク、データベース及びアプリケーション、ワークロードユニットなどのような、物理又は仮想デバイス、コンピューティング環境内の物理構成要素又は仮想構成要素、及び/又は特定のデバイス内の物理又は仮想構成要素、を指す。「ハードウェアリソース」は、物理的ハードウェア要素によって提供される計算リソース、記憶リソース又はネットワークリソースを指し得る。「仮想化リソース」は、仮想化インフラストラクチャによってアプリケーション、デバイス、システムなどに提供される、計算リソース、ストレージリソース、及び/又はネットワークリソースを指すことができる。「ネットワークリソース」又は「通信リソース」という用語は、通信ネットワークを介してコンピュータデバイス/システムによってアクセス可能なリソースを指し得る。「システムリソース」という用語は、サービスを提供するための任意の種類の共有エンティティを指し得、コンピューティングリソース又はネットワークリソースを含み得る。システムリソースは、そのようなシステムリソースが単一のホスト又は複数のホスト上に存在し、明確に識別可能であるサーバを介してアクセスできるコヒーレント機能、ネットワークデータオブジェクト又はサービスのセットと見なすことができる。
本明細書で使用するとき、用語「チャネル」は、データ又はデータストリームを通信するために使用される有形又は非有形のいずれかの送信媒体を指す。「チャネル」という用語は、「通信チャネル」、「データ通信チャネル」、「送信チャネル」、「データ送信チャネル」、「アクセスチャネル」、「データアクセスチャネル」、「リンク」、「データリンク」、「キャリア」、「無線周波数キャリア」又はデータ通信用の経路又は媒体を表す任意の他の同様の用語と同義又は同等であり得る。加えて、本明細書で使用するとき、用語「リンク」は、情報の送受信を目的とする2つのデバイス間の接続を指す。
本明細書で使用するとき、「インスタンス化する」、「インスタンス化」などの用語は、インスタンスの作成を指す。「インスタンス」はまた、例えばプログラムコードの実行中に発生し得るオブジェクトの具体的な発生を指す。
「接続済み」という用語は、共通の通信プロトコルレイヤにある2つ以上の要素が、通信チャネル、リンク、インタフェース又は基準ポイントを介して互いに確立されたシグナリング関係を有していることを意味し得る。
本明細書で使用するとき、「ネットワーク要素」という用語は、ワイヤード又はワイヤレス通信ネットワークサービスを提供するために使用される物理的な又は仮想化された機器又はインフラストラクチャを指す。「ネットワーク要素」という用語は、ネットワーク化コンピュータ、ネットワーク用ハードウェア、ネットワーク機器、ネットワークノード又は仮想化ネットワーク機能などと同義であると見なされ得、又はそのように呼ばれ得る。
「情報要素」という用語は、1つ以上のフィールドを含む構造要素を指す。「フィールド」という用語は、情報要素、又はコンテンツを含むデータ要素の個々のコンテンツを指す。情報要素は、1つ以上の更なる情報要素を含み得る。
3GPPのリリース17は、セル間動作をサポートするためにマルチDCI動作を拡張している。セル間マルチTRP動作では、PDSCHは、異なるセル識別子を有する異なるセルから送信され得る。異なるセルからのPDSCHは、時間/周波数領域においてオーバーラップされ得る。
PDSCHの物理レイヤ処理は、チャネル符号化に続いて、レートマッチングを含み得る。レートマッチング機能は、チャネル符号化から出力を受信し、各符号化ブロックを別々に処理する。レートマッチングは、ビット選択ステージ及びビットインターリービングステージを含み得る。ビット選択ステージは、割り振られたリソースの容量に一致するように、チャネル符号化されるビットの数を低減し得る。ビットインターリービングは、ビットシーケンスを並べ替えることができる。
リリース16では、同期信号ブロック(Synchronization Signal Block、SSB)を有する物理リソースブロック(Physical Resource Block、PRB)が、SSBが送信される直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボル内のPDSCHに利用できないようなPDSCHレートマッチングが提供される。リリース16では、SSBパターンは、2つのTRPからのPDSCHに共通である。しかしながら、リリース17のセル間動作では、異なるセルにおけるSSBパターンが互いに異なってもよい。これは、セル間マルチTRP動作におけるPDSCHレートマッチングに影響を及ぼし得る。
本開示の実施形態は、異なるSSBパターンが異なるセルにおいて使用され得る、セル間マルチTRP動作のためのPDSCHレートマッチングに対する拡張を説明する。説明される実施形態の態様は、物理セル識別子(IDentifier、ID)と制御リソースセット(COntrol REsource SET、CORESET)プールインデックスの関連付け、異なるセルにおけるSSBパターン用の制御シグナリング、異なるセルからのPDSCHに対するレートマッチング挙動、及びセル内マルチTRP動作のための他のレートマッチングパターンの拡張を含む。これらの態様又はその一部分は、任意の組み合わせで使用することができる。
図1は、いくつかの実施形態に係るネットワーク環境100を示す。ネットワーク環境100は、UE104と基地局108とを含み得る。基地局108は、例えば、3GPP新無線(New Radio、NR)セルなど、UE104が基地局108との通信で経由し得る1つ以上のワイヤレスアクセスセルを提供し得る。UE104と基地局108は、第5世代(Fifth Generation、5G)NRシステム規格を定義する3GPP技術仕様などに準拠したエアインタフェースを介して通信することができる。基地局108は、5Gコアネットワークに結合された次世代無線アクセスネットワーク(Next-Generation-Radio Access Network、NG-RAN)ノードであり得る。NG-RANノードは、UE104に向けてNRユーザプレーン及び制御プレーンのプロトコル終端を提供するgNB、又はUE104に向けて進化型ユニバーサル地上波無線アクセス(Evolved Universal Terrestrial Radio Access、E-UTRA)ユーザプレーン及び制御プレーンのプロトコル終端を提供するng-eNBのいずれかであり得る。
基地局108は、例えば、TRP112、116、及び120など、1つ以上のTRPと結合され得る。一般に、基地局108は、通信プロトコルスタックの動作の大部分を実行することができ、TRP112、116、及び120は、分散型アンテナとしての役割を果たす。いくつかの実施形態では、TRP116及び120は、通信プロトコルスタックのいくつかの下位レベルの動作(例えば、アナログ物理(PHYsical、PHY)レイヤ動作)を実行し得る。基地局108は、TRP112とローカルに結合されてよく、それぞれのバックホール124及び128を介してTRP116及び120と通信してもよい。バックホール124及び128は、理想的なバックホール又は非理想的なバックホールであり得る。
基地局108は、TRP112、116、及び122を使用して、信号がUE104に送信され得る、又はUE104から受信され得るポイントを地理的に分離し得る。これは、UE104と通信するために多入力、多出力、及びビームフォーミングの拡張を使用する柔軟性を向上させ得る。TRP116及び120は、UE104にダウンリンク送信を送信し、UE104からアップリンク送信を受信するために使用され得る。いくつかの実施形態では、TRP116及び120によって提供される分散送信/受信能力は、協調マルチポイント又はキャリアアグリゲーションシステムのために使用され得る。
様々な実施形態では、基地局108は、シングルDCIモード又はマルチDCIモードで動作し得る。シングルDCIモードでは、1つのTRPが、複数のTRPからのPDSCH送信をスケジューリングするためにDCIを送信し得る。例えば、TRP112は、TRP112からのPDSCH及びTRP116からのPDSCHをスケジューリングするためにDCIを送信し得る。マルチDCIモードでは、各TRPは、それ自体のPDSCH送信をスケジューリングするためにそれ自体のDCIを送信することができる。例えば、TRP112は、TRP112からの第1のPDSCHをスケジューリングするために第1のDCIを送信することができ、TRP116は、TRP116からの第2のPDSCHをスケジューリングするために第2のDCIを送信することができる。
ネットワーク環境100は、TRP112、116、及び122の各々がそれぞれのサービングセルを提供するように構成された、セル間マルチTRP構成を表し得る。例えば、TRP112はセル1を提供することができ、TRP116はセル2を提供することができ、TRP120はセル3を提供することができる。
基地局108は、基準信号(例えば、SSB又はCSI-RS)のために使用されるアンテナポートと、ダウンリンクデータ又は制御シグナリング、例えば、PDSCH又はPDCCHとの間の擬似コロケーション(Quasi-Co-Location、QCL)関係を示すために、送信構成指示(Transmission Configuration Indication、TCI)状態情報をUE104に提供し得る。基地局108は、RRCシグナリング、MAC制御要素シグナリングとDCIの組み合わせを使用して、これらのQCL関係をUE104に通知することができる。
最初に、基地局108は、RRCシグナリングを通して複数のTCI状態でUE104を構成し得る。いくつかの実施形態では、最大128個のTCI状態が、例えば、PDSCH-config情報要素を通して、PDSCH用に構成され得、最大64個のTCI状態が、例えば、PDCCH-config情報要素を通して、PDCCH用に構成され得る。各TCI状態は、物理セルID、帯域幅部分識別子、関連SSB又はCSI-RSの指示、及びQCLタイプの指示を含み得る。3GPPは、どの特別のチャネル特性が共有されるかを示すために、4つのタイプのQCLを規定している。例えば、QCLタイプAでは、アンテナポートは、ドップラシフト、ドップラ拡散、平均遅延、及び遅延拡散を共有する。QCLタイプBでは、アンテナポートは、ドップラシフトを共有し、ドップラ拡散が共有される。QCLタイプCでは、アンテナポートは、ドップラシフト及び平均遅延を共有する。QCLタイプDでは、アンテナポートは、空間受信機パラメータを共有する。
TCI状態は、初期構成後に非アクティブに設定され得る。次いで、基地局108は、例えば、MAC制御要素を通してアクティブ化コマンドを送信し得る。アクティブ化コマンドは、DCI内のTCIフィールドの8つの符号点に対応する1つ又は2つのTCI状態の最大8つの組み合わせをアクティブ化し得る。次いで、1つ以上の特定のTCI状態が、アクティブなTCI状態のうちのどれがPDSCHリソース割り振りに適用可能であるかを示すために動的に選択され、DCI内のTCIフィールドを使用してシグナリングされ得る。
基地局108は、制御リソースセット(CORESET)に属するリソース要素を使用して、TRP112、116、及び120のうちの1つ以上を通してPDCCHを送信し得る。探索空間構成は、探索空間、例えば、UE104がPDCCHを復号することを試みるべきリソースブロック及びシンボルの特定のセットを定義するために、特別のCORESETを指し得る。基地局108は、サービングセルのアクティブダウンリンク帯域幅部分について最大3つのCORESETを構成することができる。CORESETは、CORESET割り振られたリソースブロックを示すための周波数領域リソースを定義するControlResourceSet情報要素、CORESETに割り振られたシンボルの数(1、2、又は3個の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルであってもよい)を示すための持続時間、及びPDCCHの正常な受信をサポートするためのQCL情報によって構成され得る。
ControlResourceSet情報要素内のQCL情報は、TCI状態のアイデンティティをリストアップすることによって提供され得る。ControlResourceSet情報要素において識別されるTCI状態は、CORESETが属するアクティブダウンリンク帯域幅部分内にあるPDSCH-configにおいて定義されるTCI状態のサブセットであり得る。ControlResourceSet情報要素が単一のTCI状態のみを提供する場合、UE104は、PDCCHと、そのTCI状態によって指定される基準信号との間のQCL関係を仮定し得る。複数のTCI状態がリストアップされている場合、UE104は、適用すべきTCI状態を識別するために、上記で説明したようなアクティブ化コマンドに頼ることができる。
上記の説明は、QCL情報がTCI状態の指示を送信することによって通信されることを説明しているが、QCL情報は他の方法でも伝達され得る。例えば、いくつかの実施形態では、TCI状態指示がない(又は指示を処理するのに時間が不十分である)場合、UE104は、デフォルト又は暗示的な仮定のQCL情報の下で動作し得、例えば、特定のダウンリンク基準信号が別の信号又はポートとQCLされる。したがって、様々な実施形態は、TCI/QCL状態又はその指示に言及する。本明細書で使用するとき、TCI/QCL状態は、TCI状態又はQCL関係に関連付けられた別の状態を指し得る。また、本説明では、ダウンリンク通信に関するTCI/QCL状態について説明するが、TCI/QCL状態はアップリンク通信にも適用可能である。
いくつかの実施形態では、基地局108は、ネットワーク環境100のセルのうちの1つ以上における送信をスケジューリングし得る複数のPDCCHの使用を容易にするために、1つ以上のCORESETプールを構成することができる。スケジューリングされる送信は、PDSCH送信、PUSCH送信、PUCCH送信、又は非周期的チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)であり得る。CORESETプールを構成するために、gNB108は、CORESETプールインデックスをControlResourceSet IEに含めて、CORESETを対応するCORESETプールに関連付けることができる。いくつかの実施形態では、gNB108は、サービングセルごとに最大2つの異なるCORESETプールを構成することができる。
基地局108は、セル間のマルチTRP動作を容易にするために、ネットワーク環境100のセル全体にわたってCORESET構成を管理することができる。例えば、いくつかの実施形態では、基地局108は、異なるCORESETプールインデックスを異なるセルアイデンティティにマッピングし得る。これは、同じCORESETプールインデックスを共有するCORESETに対する、異なる物理セルアイデンティティ(ID)に関連付けられたTCI/QCL状態指示を防止し得る。
例えば、第1の複数のTCI/QCL状態がセル1においてアクティブであること(Cell_1 TCI/QCL状態)と、第2の複数のTCI/QCL状態がセル2においてアクティブであること(Cell_2 TCI/QCL状態)を考えて見る。基地局108は、1つ以上のCORESETプールを第1のセルに専用化し(Cell_1 CORESETプール)、1つ以上のCORESETプールを第2のセルに専用化し(Cell_2 CORESETプール)得る。基地局108は、Cell_1 CORESETプールに関連付けられたすべてのCORESETがCell_1 TCI/QCL状態にのみ関連付けられ、Cell_2 CORESETプールに関連付けられたすべてのCORESETがCell_2 TCI/QCL状態にのみ関連付けられることを保証することができる。
基地局108が、同じCORESETプールインデックスを共有するCORESETに、異なる物理セルIDに関連付けられたQCL/TCI状態指示を提供する場合、それはエラーケースと見なされ得る。
他の動作モード、例えば、シングルDCIモード又はシングルTRPモードでは、アップリンク/ダウンリンクチャネルのアクティブTCI/QCL状態は、異なる物理セルIDに関連付けられてはならない。
様々な実施形態は、セル内スケジューリング又はセル間スケジューリングに関して2つの異なるタイプのスケジューリングを可能にし得る。第1のスケジューリングオプションでは、セル内スケジューリングのみが可能にされ得る。第2のスケジューリングオプションでは、クロスセルスケジューリングとも呼ばれ得るセル間スケジューリングが可能にされ得る。
第1のスケジューリングオプションでは、スケジューリング中のPDCCHのTCI/QCL状態とスケジューリングされる送信のTCI/QCL状態の両方が同じ物理セルIDに関連付けられることになる。例えば、セル1における送信をスケジューリングするセル1におけるPDCCH送信を考えて見る。PDCCH送信とスケジューリングされる送信の両方が、cell_1 TCI/QCL状態に関連付けられるべきである。この実施形態では、PDCCH送信がcell_1 TCI/QCL状態に関連付けられていて、スケジューリングされる送信がcell_2 TCI/QCL状態に関連付けられている場合、又はその逆の場合、エラーケースと見なすことができる。
第2のスケジューリングオプションでは、スケジューリング中のPDCCHのTCI/QCL状態は、スケジューリングされる送信のTCI/QCL状態とは異なる物理セルIDに関連付けられ得る。例えば、セル2における送信をスケジューリングするセル1におけるPDCCH送信を考えて見る。PDCCH送信は、cell_1 TCI/QCL状態に関連付けられ得るが、スケジューリングされる送信は、cell_2 TCI/QCL状態に関連付けられる。
いくつかの実施形態では、UE104は、「異なるセルID」の場合をサポートするかどうかを示すために、能力シグナリングを送信し得る。UE104が異なるセルIDをサポートする場合、基地局108は、必要に応じて、セル間スケジューリング又はセル内スケジューリングを使用し得る。UE104が異なるセルIDをサポートしない場合、基地局108は、セル内スケジューリングを使用し得る。
TRPは、セル探索手順を容易にするために、SSBを送信し得る。例えば、UE104は、SSB内の同期信号を検出するために、周波数帯域幅を走査し得る。次いで、UE104は、マスタ情報ブロック(Master Information Block、MIB)内の初期システム情報と、PDSCH上で送信され得る追加のシステム情報(例えば、システム情報ブロック1(System Information Block 1、SIB1))に関する情報とを検出するために、SSBの物理ブロードキャストチャネル(Physical Broadcast CHannel、PBCH)を復号し得る。SSBはまた、基準信号受信電力(Reference Signal Receive Power、RSRP)、基準信号受信品質(Reference Signal Receive Quality、RSRQ)、及び信号対干渉プラスノイズ比(Signal-to-Interference plus Noise Ratio、SINR)などを含むが、これらに限定されない信号測定のために使用され得る。SSBは、周波数領域において20個のリソースブロックを占有し、時間領域において4個のシンボルを占有することができる。
1つ以上のSSBは、ビームフォーミング及びビーム掃引を容易にするために、SSBバーストにおいて送信され得る。例えば、バーストの複数のSSBは、異なるビームに割り振られ、順次送信され得る。UE104及び基地局108は、SSBのUE測定に基づいて所望のビームを決定し得る。
いくつかの実施形態では、基地局108は、隣接セルSSBパターンからの情報をUE104に提供し得る。UE104は、SSBの周りで隣接セルPDSCHをレートマッチングするために、この情報を使用し得る。基地局108は、RRCシグナリングなどを含むが、これに限定されない上位レイヤシグナリングを使用して、この情報を提供し得る。
一例では、マルチTRP動作のための隣接セルからのSSBロケーションを示すために、新しいRRCパラメータssb-PositionsInBurst1がRRCシグナリングによって構成され得る。このパラメータは、バースト内の各SSBの時間領域ロケーションを提供する。パラメータは、次のようにPDSCH IEに含めることができる。
Figure 2023546012000002
Figure 2023546012000003
ssb-PositionsInBurst1内のビットマップは、隣接セル内のSSBがアクティブであるかどうかを明示的に示し得る。例えば、基地局108は、(TRP112を使用して)セル1内でPDSCH-config IEを送信し得、ビットマップは、(TRP116によって送信される)セル2内のSSBがアクティブであるかどうかを示し得る。
周波数領域において、隣接セルからのSSBバースト内のすべてのSSBの周波数ロケーションは、ブラインド検出に基づいて検出することができ、SSBの絶対周波数ロケーションは、以下の2つのオプションのうちの1つを使用して特定することができる。
第1のオプションでは、RRCパラメータoffsetToPointA1又はabsoluteFrequencyPointA1を使用して、隣接セルリソースブロックの絶対リソースブロックを計算することができる。
offsetToPointA1は、次のようにPDSCH構成 IE内で提供することができる。
Figure 2023546012000004
Figure 2023546012000005
図2は、いくつかの実施形態に係る、周波数領域における追加セルSSB204の配置を示す図200である。追加セルSSB204は、構成要素が送信されるセル以外のセル(例えば、隣接セル)からのSSBであり得る。
offsetToPointA1値は、共通リソースブロック0と、図2で共通リソースブロック21として示される、追加セルSSB204の開始とオーバーラップする共通リソースブロックとの間のリソースブロックオフセットを提供する。サブキャリアオフセットkSSBは、offsetToPointA1によって識別される共通リソースブロック、例えば共通リソースブロック21のサブキャリア0から、追加セルSSB204のサブキャリア0へのオフセットであり得る。サブキャリアオフセットkSSBは、MIBによって提供され得る。
あるいは、隣接セルSSBの周波数ロケーションは、1対の絶対周波数を用いて指定することができる。例えば、帯域幅インジケータabsoluteFrequencyPointA1は、第1のNR絶対無線周波数チャンネル番号(Absolute Radio-Frequency Channel Number、ARFCN)を使用してSSBを含むチャネル帯域幅の位置を示すことができる。SSBインジケータabsoluteFrequencySSB1は、第2のARFCNを使用してチャネル帯域幅内のSSBの位置を示すことができる。
SSBの周波数ロケーションを特定するための第2のオプションは、共通リソースブロック0が両方のセルについて同じであると仮定する、UE104によるものであり得る。したがって、UE104は、サービングセルSSBを構成するRRCパラメータに基づいて、隣接セルSSB用の特定の周波数ロケーションを特定し得る。
異なるセルは、異なる構成に関して異なるレートマッチングパターンを使用し得る。よって、いくつかの実施形態は、他のレートマッチングパターン用の制御シグナリングを説明する。いくつかの実施形態では、PDSCH構成IEは、隣接セル用の追加のレートマッチングパターンを提供するRRCパラメータを含むように更新され得る。例えば、PDSCH構成情報IEは次の通りであり得る。
Figure 2023546012000006
レートマッチングパターンは、UE104がその周りでPDSCHをレートマッチングすべきリソースパターンであり得る。上記のPDSCH構成情報IEなどの上位レイヤシグナリングは、どのリソース要素がPDSCH用に利用可能でないかを示すパラメータでUE104を構成し得る。上記PDSCH構成情報IEに、レートマッチパターングループ3及びグループ4内のレートマッチングが、1つ以上の隣接セルに対応するように追加される。例えば、基地局108は、TRP112によってセル1においてPDSCH構成IEを送信させ、レートマッチパターングループ3及び4をセル2又はセル3に対応させることができる。次いで、PDSCHをスケジューリングするDCIフォーマット、例えば、DCIフォーマット1_1は、レートマッチパターングループ3又はレートマッチパターングループ4に基づく、隣接セルに対応するPDSCH用のフィールドマッチングパターンインジケータを含み得る。
本明細書で別様に説明される場合を除いて、レートマッチングパターンに基づくPDSCHのレートマッチングは、3GPP TS 38.214 v16.3.0(2020-09)の第5.1.4.1節における説明と一致し得る。
様々な実施形態は、セル間マルチTRP動作のためのPDSCHレートマッチングの以下のオプションを提供し得る。
図3は、いくつかの実施形態に係る、セル間マルチTRP動作のためのPDSCHレートマッチングの第1のオプション(オプション1)を示す信号パターン300を示す。信号パターン300は、同じレートマッチングパターンを共有する両方のセル(例えば、セル1とセル2)に関連付けられたPDSCHを示す。すなわち、各信号パターン304及び308は、PDSCHがそれらの周りでマッピングされ得る同じ4つの領域を含み得る。
特に、セル1の信号パターン304は、PDSCH用に利用可能でない4つの領域312、316、320、及び324を示す。第1の領域312及び第2の領域316は、SSBがセル2において送信されるエリアに対応するので、利用可能でないことがある。第3の領域320及び第4の領域324は、SSBがセル1において送信されるエリアに対応するので、利用可能でないことがある。
同様に、セル2の信号パターン308は、PDSCH用に利用可能でない4つの領域328、332、336、及び340を示す。第1の領域328及び第2の領域332は、SSBがセル2において送信されるエリアに対応するので、利用可能でないことがある。第3の領域336及び第4の領域340は、SSBがセル1において送信されるエリアに対応するので、利用可能でないことがある。したがって、オプション1では、両方のセルからのSSB用のすべてのPRBは、「利用可能でない」と仮定される。
図4は、いくつかの実施形態に係る、セル間マルチTRP動作のためのPDSCHレートマッチングの第2のオプション(オプション2)を示す信号パターン400を示す。信号パターン400は、独立したレートマッチングパターンに基づいて両方のセル(例えば、セル1とセル2)に関連付けられたPDSCHを示す。すなわち、各信号パターン404及び408は、PDSCHがそれらの周りでマッピングされ得る異なる領域を含み得る。
特に、セル1の信号パターン404は、PDSCH用に利用可能でない2つの領域412及び416を示す。第1の領域412及び第2の領域416は、SSBがセル1において送信されるエリアに対応するので、利用可能でないことがある。同様に、セル2の信号パターン408は、PDSCHに利用可能でない2つの領域420及び424を示す。第1の領域420及び第2の領域424は、SSBがセル2において送信されるエリアに対応するので、利用可能でないことがある。したがって、セルからのPDSCHに対して、同じセルからのSSB用のPRBのみが「利用可能でない」と仮定される。
いくつかの実施形態では、基地局108は、図3に説明されるようなオプション1又は図4に説明されるようなオプション2のいずれかを使用するようにUE104を構成し得る。この構成は、RRC又はいくつかの他の制御シグナリングによるものであり得る。いくつかの実施形態では、UE104がオプション1を使用するべきか、それともオプション2を使用するべきかは、UE能力に基づき得る。例えば、UE104は、それが独立したレートマッチングパターンを利用することが可能であるかどうかを示し得る。UE104がこれらの独立したレートマッチングパターンを使用することが可能である場合、基地局108は、オプション1又はオプション2のいずれかを用いてUE104を構成する柔軟性を有し得る。そうでない場合、基地局108は、オプション1を用いて(明示的に又は暗黙的に)UE104を構成し得る。いくつかの実施形態では、オプション1は、デフォルト構成と見なされ得る。
様々な実施形態では、上記の図3及び図4に関して上記で説明したオプションは、他のレートマッチングパターンにも拡張され得る。
物理レイヤ処理は、物理チャネル上で送信される符号語のスクランブリングを含む。スクランブリングは、スクランブリング識別子nIDに基づき得る。リリース16では、nIDのデフォルト値は、3GPP TS 38.211 v16.3.0(2020-10-01)の第7.3.1.1節において物理セルIDとして定義されている。異なるセル識別アイデンティティを有するネットワーク環境100におけるマルチTRP動作に対処するために、いくつかの実施形態に係る、信号生成のためのスクランブリングアイデンティティの定義は、以下のように更新され得る。
いくつかの実施形態では、デフォルトスクランブリング識別子は、以下のオプションのうちの1つを使用して決定され得る。本明細書で使用するとき、デフォルトスクランブリングIDは、上位レイヤ信号が、仮想セルIDと呼ばれることがあるスクランブリングIDを明示的に構成するためのパラメータ、例えば、dataScramblingIdentityPDSCHやadditionalDataScramblingIdentityPDSCHを提供しない場合に使用されるべきスクランブリングIDであり得る。
第1のオプションでは、デフォルトスクランブリングIDは、送信に関連付けられた物理セルIDに基づいて選択され得る。例えば、スクランブリングIDがPDSCH用に明示的に構成されていない場合、スクランブリングIDは、PDSCHに関連付けられたTCI/QCL状態の物理セルIDに設定され得る。したがって、例えば、PDSCHがセル2においてスケジューリングされる場合、デフォルトスクランブリングIDは、PDSCHをスケジューリングするDCIがセル1において送信される場合であっても、セル2の物理セルIDであり得る。
第2のオプションでは、スクランブリングIDは、共通サービングセル構成servingCellConfigCommonにおいて示される物理セルID、physCellIdによって構成される物理セルIDに基づいて選択されてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、仮想セルIDが構成されているかどうかにかかわらず、UE104は、スクランブリングIDを計算するために物理セルIDを引き続き使用することができる。
デフォルトスクランブリング識別子を構成するオプションは、いくつかの異なる信号の物理レイヤ処理に適用され得る。例えば、デフォルトスクランブリング識別子は、PDSCH、PDCCH、DMRS、CSI-RS、PUCCH、PUSCH、又はSRSを送信するために使用され得る。
様々な実施形態は、ネットワーク環境100において基準信号を送信/受信するために使用され得る物理レイヤ処理の変更を提供し得る。基準信号、例えば、PDSCH/PUSCH DMRS、CSI-RS、又はSRSを送信するために、送信ノードはまずシーケンスを生成し、次いで、シーケンスを物理リソースにマッピングし得る。生成されたシーケンスの物理リソースへのマッピングは、物理セルにおいて定義された共通リソースブロックに依存し得る。上記で説明したように、ネットワーク環境100において発生し得るセル間マルチTRP動作は、異なるセル用の異なる共通リソースブロックを含み得る。これらの状況に対処するために、いくつかの実施形態は、生成された基準信号シーケンスを、信号に関連付けられた物理セルに対応する共通リソースブロックにマッピングすることを含む。いくつかのマッピング定義更新は、以下のように行われ得る。
3GPP TS 38.211 v16.3.0(2020-09)の7.4.1.1.2節における物理リソースへのPDSCH DMRSシーケンスのマッピングの定義は、PDSCH DMRSシーケンスが、PDSCHのTCI/QCLに関連付けられたセルと同じセルにおけるPDSCH送信のために割り振られた共通リソースブロック内のリソース要素にマッピングされるべきことを記述するように更新され得る。
3GPP TS 38.211の第7.4.1.5.3節における物理リソースへのCSI-RSシーケンスのマッピングの定義は、k=0に対する基準ポイントが、CSI-RSのTCI/QCLに関連付けられたセルと同じセル内の共通リソースブロック0内のサブキャリア0であることを記すように更新され得る。
3GPP TS 38.211の第6.4.1.1.3節における物理リソースへのPUSCH DMRSシーケンスのマッピングの定義は、PUSCH DMRSシーケンスが、PUSCHのTCI/QCLに関連付けられたセルと同じセルにおけるPUSCH送信のために割り振られた共通リソースブロック内のリソース要素にマッピングされるべきことを記述するように更新され得る。
3GPP TS 38.211の第6.4.1.4.3節における物理リソースへのSRSシーケンスのマッピングの定義は、
Figure 2023546012000007
の場合、
Figure 2023546012000008
に対する基準ポイントは、SRSのTCIに関連付けられたセルと同じセル内の共通リソースブロック0内のサブキャリア0であり、そうでない場合、基準ポイントはBWPの最も低いサブキャリアであることを記述するように更新され得る。ここで、
Figure 2023546012000009
は、帯域幅部分の開始であり、
Figure 2023546012000010
は周波数領域シフト値であり、
Figure 2023546012000011
は、周波数領域開始位置である。
図5は、いくつかの実施形態に係る動作フロー/アルゴリズム構造500の例を含み得る。動作フロー/アルゴリズム構造500は、例えば、基地局108若しくはgNB900などの基地局、又はその構成要素、例えば、ベースバンドプロセッサ904Aによって実行又は実装され得る。
動作フロー/アルゴリズム構造500は、504で、第1のCORESETプールインデックスを第1のサービングセルIDにマッピングすることを含み得る。第1のCORESETプールインデックスは、第1のCORESETプールに対応し得、第1のサービングセルIDは、ネットワーク環境100などのセル間マルチTRP環境の複数のサービングセルのうちの第1のサービングセルに対応し得る。
動作フロー/アルゴリズム構造500は、508で、第2のCORESETプールインデックスを第2のサービングセルIDにマッピングすることを更に含み得る。第2のCORESETプールインデックスは、第2のCORESETプールに対応し得、第2のサービングセルIDは、複数のサービングセルのうちの第2のサービングセルに対応し得る。
動作フロー/アルゴリズム構造500は、512で、マルチTRP環境のセルにおいてPDSCH送信をスケジューリングするために、第1/第2のCORESETプールインデックスに関連付けられたCORESETのリソース要素を使用してPDCCH送信を送信することを更に含み得る。
このマッピングは、異なるCORESETプールインデックスが異なるセルアイデンティティにマッピングされることを確実にすることによって、複数のサービングセル間のセル間マルチTRP動作を容易にすることができる。特に、本明細書で説明されるようなCORESETプールインデックスを異なるサービングセルIDにマッピングすることは、基地局が、同じCORESETプールインデックスを共有するCORESETに、異なる物理セル識別子に関連付けられたTCI/QCL状態指示を提供しないことを確実にし得る。したがって、異なる物理セルアイデンティティに関連付けられた基準信号は、同じCORESETプールインデックスで構成することができない。
図6は、いくつかの実施形態に係る動作フロー/アルゴリズム構造600の例を示す。動作フロー/アルゴリズム構造600は、例えば、基地局108若しくはgNB900などの基地局、又はその構成要素、例えば、ベースバンドプロセッサ904Aによって実行又は実装され得る。
動作フロー/アルゴリズム構造600は、604で、それぞれのTRPによって提供される、セルに対応するSSB情報を記憶することを含み得る。いくつかの実施形態では、制御中の基地局は、ネットワーキング環境100などのセル間マルチTRP環境内の複数のサービングセルに関するSSB情報を記憶することができる。
動作フロー/アルゴリズム構造600は、608で、複数のセルのうちの第1のセルに対応するSSB情報を含むように構成情報要素を生成することを更に含み得る。
動作フロー/アルゴリズム構造600は、612で、第2のセル内のUEに構成情報要素を送信することを更に含み得る。第1と第2のセルは、セル間マルチTRP環境における隣接セルと見なされ得る。基地局は、本明細書で説明されるようなPDSCHレートマッチングを容易にするために、複数のセルの間でSSB情報を分配し得る。
いくつかの実施形態では、SSB情報は、UEによる時間領域又は周波数領域におけるSSBのロケーション特定を容易にするための情報であり得る。例えば、SSB情報は、バースト内の各SSBの時間領域ロケーション(例えば、ssb-positionsInBurstビットマップ)、l,the first transmission to incluSSBバースト内のSSBの周波数領域ロケーション(例えば、offsetToPointA1、kSSB、absoluteFrequencyPointA1、又はabsoluteFrequencySSB1パラメータ)、レートマッチングパターン又はグループ情報、を提供するパラメータを含むことができる。
このようにして、UEは、セル間マルチTRP環境全体にわたるPDSCH受信を容易にするためのPDSCHレートマッチング情報を特定することが可能であり得る。
図7は、いくつかの実施形態に係る動作フロー/アルゴリズム構造700を含み得る。いくつかの実施形態では、動作フロー/アルゴリズム構造700は、例えば、UE104若しくはUE800などのUE、又はその構成要素、例えば、ベースバンドプロセッサ804Aによって実行又は実装され得る。
動作フロー/アルゴリズム構造700は、704で、1つ以上のセル用のPDSCHレートマッチングを構成するためのレートマッチング構成要素を受信することを含み得る。いくつかの実施形態では、PDSCHレートマッチングは、セル間マルチTRP環境の複数のサービングセルに対して構成され得る。PDSCHレートマッチングは、SSB情報又は他のレートマッチング構成情報を送信することによって構成され得る。いくつかの実施形態では、PDSCHレートマッチングは、図6に関して又は本明細書の他の個所で説明されるようなSSB情報によって構成され得る。
動作フロー/アルゴリズム構造700は、708で、PDSCH送信をスケジューリングするためのDCIを受信することを更に含み得る。様々な実施形態では、DCIは、PDSCH送信がスケジューリングされるセルと同じセルにおいて送信され得る。他の実施形態では、DCIは、PDSCH送信とは異なるセルにおいて送信され得る。
動作フロー/アルゴリズム構造700は、712で、PDSCH送信を受信することを更に含み得る。UEは、704で構成されたレートマッチング情報に基づいてPDSCH送信を受信し得る。
図8は、いくつかの実施形態に係るUE800を示す。UE800は、図1のUE104と同様であり、実質的に置き替え可能であり得る。
UE800は、携帯電話、コンピュータ、タブレット、産業用ワイヤレスセンサ(例えば、マイクロフォン、二酸化炭素センサ、圧力センサ、湿度センサ、温度計、動きセンサ、加速度計、レーザスキャナ、液面センサ、在庫センサ、電圧/電流計、アクチュエータなど)、ビデオ監視/モニタリングデバイス(例えば、カメラ、ビデオカメラなど)、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ)、リラクゼーション用のIoTデバイスなどの任意のモバイルコンピューティングデバイス又は非モバイルコンピューティングデバイスであり得る。いくつかの実施形態では、UEは、RedCap UE、すなわちNR-Light UEであり得る。
UE800は、プロセッサ804、RFインタフェース回路構成808、メモリ/ストレージ812、ユーザインタフェース816、センサ820、ドライバ回路構成822、電源管理用集積回路(Power Management Integrated Circuit、PMIC)824、アンテナ構造826、及びバッテリ828を含み得る。UE800の構成要素は、集積回路(Integrated Circuit、IC)、その一部分、個別の電子デバイス、若しくは他のモジュール、ロジック、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれらの組み合わせとして実装され得る。図8のブロック図は、UE800の構成要素のいくつかのハイレベル図を示すことを意図するものである。しかしながら、示されている構成要素のいくつかは省略されてもよく、追加の構成要素が存在してもよく、示されている構成要素の異なる配置が他の実施態様で存在してもよい。
UE800の構成要素は、(共通の又は異なるチップ又はチップセット上の)様々な回路構成要素を互いに相互作用させ得る、任意の種類のインタフェース、入力/出力部、(ローカル、システム又は拡張)バス、送信線、トレース、光学接続部などを表し得る1つ以上の相互接続部832を介して、様々な他の構成要素と結合され得る。
プロセッサ804は、例えば、ベースバンド(BaseBand、BB)プロセッサ回路構成804A、中央処理装置(Central Processor Unit、CPU)回路構成804B及びグラフィック処理装置(Graphics Processor Unit、GPU)回路構成804Cなどのプロセッサ回路構成を含み得る。プロセッサ804は、メモリ/ストレージ812からのプログラムコード、ソフトウェアモジュール又は機能プロセスなどのコンピュータ実行可能命令を実行させ、又は別様に動作させて、本明細書に記載の動作をUE800に実行させる、任意のタイプの回路構成又はプロセッサ回路構成を含み得る。
いくつかの実施形態では、ベースバンドプロセッサ回路構成804Aは、3GPP準拠ネットワークを介して通信するために、メモリ/ストレージ812内の通信プロトコルスタック836にアクセスし得る。一般に、ベースバンドプロセッサ回路構成804Aは、通信プロトコルスタックにアクセスして、PHYレイヤ、MACレイヤ、RLCレイヤ、PDCPレイヤ、SDAPレイヤ及びPDUレイヤにてユーザプレーン機能を実行し、PHYレイヤ、MACレイヤ、RLCレイヤ、PDCPレイヤ、RRCレイヤ及び非アクセス層レイヤにて制御プレーン機能を実行し得る。いくつかの実施形態では、PHYレイヤの動作は、追加的/代替的に、RFインタフェース回路構成808の構成要素によって実行され得る。
ベースバンドプロセッサ回路構成804Aは、3GPP準拠ネットワーク内で情報を搬送するベースバンド信号又は波形を生成又は処理し得る。いくつかの実施形態では、NRのための波形は、アップリンク又はダウンリンクにおけるサイクリックプレフィックスOFDM「CP-OFDM」、及びアップリンクにおける離散フーリエ変換拡散OFDM「DFT-S-OFDM」に基づき得る。
メモリ/ストレージ812は、本明細書に記載の様々な動作をUE800に実行させるためにプロセッサ804の1つ以上によって実行され得る命令を含む、1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体(例えば、通信プロトコルスタック836)を含み得る。メモリ/ストレージ812は、UE800の全体に分散し得る任意の種類の揮発性又は不揮発性メモリを含む。いくつかの実施形態では、メモリ/ストレージ812のいくつかは、プロセッサ804自体に配置され得る一方で(例えば、L1及びL2キャッシュ)、他のメモリ/ストレージ812は、プロセッサ804の外部にあるが、メモリインタフェースを介してアクセス可能である。メモリ/ストレージ812は、非限定的に、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic Random Access Memory、DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(Static Random Access Memory、SRAM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Eraseable Programmable Read Only Memory、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically Eraseable Programmable Read Only Memory、EEPROM)、フラッシュメモリ、ソリッドステートメモリ、又は任意の他のタイプのメモリデバイス技術を含むが、これらに限定されない任意の好適な種類の揮発性又は不揮発性メモリを含み得る。
RFインタフェース回路構成808は、無線アクセスネットワークを介してUE800が他のデバイスと通信することを可能にする送受信器回路構成及び無線周波数フロントモジュール(Radio Frequency Front Module、RFEM)を含み得る。RFインタフェース回路構成808は、送信経路又は受信経路に配置された様々な要素を含み得る。これらの要素は、例えば、スイッチ、混合器、増幅器、フィルタ、合成器回路構成、制御回路構成などを含み得る。
受信経路では、RFEMは、アンテナ構造826を介してエアインタフェースから放射信号を受信し、信号のフィルタリング及び(低ノイズ増幅器を用いた)増幅に進み得る。信号は、プロセッサ804のベースバンドプロセッサに提供されるベースバンド信号にRF信号をダウンコンバートする送受信器の受信器に提供され得る。
送信経路では、送受信器の送信器は、ベースバンドプロセッサから受信されたベースバンド信号をアップコンバートし、RF信号をRFEMに提供する。RFEMは、アンテナ826を介してエアインタフェースを横切って信号が放射される前に、電力増幅器によってRF信号を増幅し得る。
様々な実施形態では、RFインタフェース回路構成808は、NRアクセス技術に準拠した方法で信号を送信/受信するように構成され得る。
アンテナ826は、電気信号を空気中で伝搬する電波に変換し、受信された電波を電気信号に変換するアンテナ要素を備え得る。アンテナ要素は、1つ以上のアンテナパネルに配置され得る。アンテナ826は、ビームフォーミング及び多入力多出力通信を可能にするための、全方向性、指向性又はそれらの組み合わせであるアンテナパネルを有し得る。アンテナ826は、マイクロストリップアンテナ、1つ以上のプリント回路基板の表面上に作製されたプリントアンテナ、パッチアンテナ、フェーズドアレイアンテナなどを含み得る。アンテナ826は、FR1又はFR2内の帯域を含む特定の周波数帯域用に設計された1つ以上パネルを有し得る。
ユーザインタフェース回路構成816は、UE800とのユーザ相互作用を可能にするように設計された様々な入力/出力(Input/Output、I/O)デバイスを含む。ユーザインタフェース816は、入力デバイス回路構成及び出力デバイス回路構成を含む。入力デバイス回路構成は、とりわけ、1つ以上の物理又は仮想ボタン(例えば、リセットボタン)、物理キーボード、キーパッド、マウス、タッチパッド、タッチスクリーン、マイクロフォン、スキャナ、ヘッドセットなどを含む、入力を受け付けるための任意の物理的手段又は仮想手段を含む。出力デバイス回路構成は、センサ読み取り値、アクチュエータ位置(単数又は複数)、又は他の同様の情報などの情報を表示し、又は別様に情報を伝達するための任意の物理的手段又は仮想手段を含む。出力デバイス回路構成は、とりわけ、文字、グラフィック、マルチメディアオブジェクトなどの出力が、UE800の動作から生成若しくは作成される、1つ以上の単純な視覚出力/インジケータ(例えば、発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)などのバイナリ状態インジケータ及び多文字の視覚出力など)、又はディスプレイデバイス若しくはタッチスクリーン(例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、LEDディスプレイ、量子ドットディスプレイ、プロジェクタなど)のようなより複雑な出力を含む、任意の数又は組み合わせのオーディオディスプレイ又は視覚ディスプレイを含み得る。
センサ820は、環境内のイベント又は変化を検出し、検出したイベントに関する情報(センサデータ)をいくつかの他のデバイス、モジュール、サブシステムなどに送信することを目的とするデバイス、モジュール又はサブシステムを含み得る。そのようなセンサの例としては、とりわけ、加速度計、ジャイロスコープ又は磁力計を含む慣性計測ユニット;3軸加速度計、3軸ジャイロスコープ又は磁力計を含む微小電気機械システム又はナノ電気機械システム;レベルセンサ;流量センサ;温度センサ(例えば、サーミスタ);圧力センサ;気圧センサ;重力計;高度計;画像キャプチャデバイス(例えば、カメラ又はレンズ無し絞り);光検出及び測距センサ;近接センサ(例えば、赤外線検出器など);深度センサ;周囲光センサ;超音波送受信機、マイクロフォン又は他の同様の音声キャプチャデバイス、などが挙げられる。
ドライバ回路構成822は、UE800に組み込まれ、UE800にアタッチされ、又は別様にUE800と通信可能に結合された特定のデバイスを制御するように動作するソフトウェア及びハードウェア要素を含み得る。ドライバ回路構成822は、他の構成要素が、UE800内に存在し得るか、又はそれに接続され得る様々な入力/出力(I/O)デバイスと相互作用するか、又はそれらを制御することを可能にする個々のドライバを含み得る。例えば、ドライバ回路構成822は、ディスプレイデバイスへのアクセスを制御し可能にするためのディスプレイドライバと、タッチスクリーンインタフェースへのアクセスを制御し可能にするためのタッチスクリーンドライバと、センサ回路構成820のセンサ読み取り値を取得し、センサ回路構成820へのアクセスを制御し可能にするためのセンサドライバと、電子機械構成要素のアクチュエータ位置を取得し、又は電気機械構成要素へのアクセスを制御し可能にするためのドライバと、埋め込み型画像キャプチャデバイスへのアクセスを制御し可能にするためのカメラドライバと、1つ以上のオーディオデバイスへのアクセスを制御し可能にするためのオーディオドライバと、を含み得る。
PMIC824は、UE800の様々な構成要素に供給される電力を管理し得る。特に、プロセッサ804に関して、PMIC824は、電源選択、電圧スケーリング、バッテリ充電、又はDC-DC変換を制御し得る。
いくつかの実施形態では、PMIC824は、UE800の様々な省電力機構を制御し、又は別様にその一部であり得る。例えば、プラットフォームUEが、トラフィックを間もなく受信することが予期されるのでRANノードに依然として接続されているRRC_Connected状態にある場合、一定期間の非アクティブ状態の後、UEは、間欠受信モード(Discontinuous Reception Mode、DRX)として知られる状態に入ることができる。この状態の間に、UE800は、電力を短い間隔で落として節電することができる。長期間にデータトラフィックアクティビティがない場合、UE800は、ネットワークから接続を切断し、チャネル品質フィードバック、ハンドオーバなどの動作を実行しないRRC_Idle状態に遷移し得る。UE800は、非常に低い電力状態になり、ページングを実行し、再び周期的にウェイクアップしてネットワークにリッスンし、そして再びパワーダウンする。UE800は、この状態でデータを受信することができず、データを受信するためには、元のRRC_Connected状態に遷移し戻る必要がある。更なる省電力モードでは、デバイスはページング間隔(数秒から数時間に及ぶ)より長期間、ネットワークから利用できなくなることを許容され得る。この間、デバイスは、ネットワークに全く到達できず、完全に電力が落とされ得る。この間に送信されたデータがあれば大幅な遅延が生じるが、遅延は許容できるものとみなされる。
バッテリ828は、UE800に電力を供給し得るが、いくつかの例では、UE800は、固定場所に装着配備され得、送電網に結合された電源を有し得る。バッテリ828は、リチウムイオンバッテリ、空気-亜鉛バッテリ、アルミニウム-空気バッテリ、リチウム-空気バッテリなどの金属-空気バッテリ、などであり得る。車両ベースの応用のようないくつかの実装形態では、バッテリ828は、典型的な自動車用鉛酸バッテリであり得る。
図9は、いくつかの実施形態に係るgNB900を示す。gNBノード900は、図1の基地局108と同様であり、実質的に相互置換可能であり得る。
gNB900は、プロセッサ904、RFインタフェース回路構成908、コアネットワーク(Core Network、CN)インタフェース回路構成912、メモリ/ストレージ回路構成916、及びアンテナ構造926を含み得る。
gNB900の構成要素は、1つ以上の相互接続部928を介して、その他の様々な構成要素と結合され得る。
プロセッサ904、RFインタフェース回路構成908、(通信プロトコルスタック910を含む)メモリ/ストレージ回路構成916、アンテナ構造926及び相互接続部928は、図7に関して図示及び説明した同じ名称の要素と同様であり得る。
CNインタフェース回路構成912は、キャリアイーサネットプロトコル又はいくつかの他の適切なプロトコルなどの5GC準拠ネットワークインタフェースプロトコルを使用して、コアネットワーク、例えば第5世代コア(5th Generation Core、5GC)ネットワークに対する接続性を提供し得る。ネットワーク接続性は、光ファイバ又はワイヤレスバックホールを介してgNB900に/から提供され得る。CNインタフェース回路構成912は、前述したプロトコルのうちの1つ以上を使用して通信するための1つ以上の専用プロセッサ又はFPGAを含み得る。いくつかの実装形態では、CNインタフェース回路構成912は、同じ又は異なるプロトコルを使用して他のネットワークへの接続性を提供するための複数のコントローラを含み得る。
個人特定可能な情報の使用は、ユーザのプライバシーを維持するための業界又は政府の要件を満たす又は超えるとして一般に認識されているプライバシーポリシ及びプラクティスに従うべきであることに十分に理解されたい。特に、個人特定可能な情報データは、意図されない又は許可されていないアクセス又は使用のリスクを最小限に抑えるように管理及び取り扱いされるべきであり、許可された使用の性質はユーザに明確に示されるべきである。
1つ以上の実施形態については、前述の図のうちの1つ以上に記載されている構成要素のうちの少なくとも1つは、以下の例示的なセクションに記載されているような1つ以上の動作、技術、プロセス又は方法を実行するように構成され得る。例えば、前述の図のうちの1つ以上に関連して上述したベースバンド回路構成は、以下に記載の例のうちの1つ以上に従って動作するように構成され得る。別の例として、前述の図のうちの1つ以上に関連して上述したようなUE、基地局、ネットワーク要素などと関連付けられた回路構成は、実施例節において以下に記載の例のうちの1つ以上に従って動作するように構成され得る。
実施例
以下のセクションには、更なる例示的な実施形態が提示される。
実施例1は、第1のCORESETプールに関連付けられた第1の制御リソースセット(CORESET)プールインデックスを、第1のサービングセルに関連付けられた第1のサービングセル識別子(ID)にマッピングすることと、第2のCORESETプールに関連付けられた第2のCORESETプールインデックスを、第2のサービングセルに関連付けられた第2のサービングセルIDにマッピングすることと、第1のサービングセル又は第2のサービングセルにおいて、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信、又は非周期的チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)を含む第1の送信をスケジューリングするために、第1のCORESETプールからの第1のCORESETのリソース要素を使用して、第1の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信をユーザ機器(UE)に送信することと、を含む方法、を含む。
実施例2は、PDCCH送信が、第1のサービングセルにおいて第1の送信をスケジューリングするための第1のPDCCH送信であり、方法が、第2のサービングセルにおいて第2の送信をスケジューリングするために、第2のCORESETプールからの第2のCORESETのリソース要素を使用して、第2のPDCCH送信をUEに送信することを更に含む、実施例1又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例3は、第1の送信の第1の送信構成指示(TCI)/擬似コロケーション(QCL)状態と第1のPDCCH送信の第2のTCI/QCL状態の両方が、第1のサービングセルに関連付けられている、実施例1又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例4は、PDCCH送信が、第2のサービングセルにおいて第1の送信をスケジューリングするためのものであり、第1の送信の第1の送信構成指示(TCI)/擬似コロケーション(QCL)状態が、第2のサービングセルに関連付けられている、実施例1又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例5は、UEから、UEがクロスセルスケジューリングされるダウンリンク送信を処理することが可能であることを示すための能力指示を受信することを更に含む、実施例4又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例6は、基地局を動作させる方法であって、方法が、それぞれの複数の送受信ポイント(TRP)によって提供される複数のセルに対応する同期信号ブロック(SSB)情報を記憶することであって、SSB情報が複数のセルのうちの第1のセルに対応する第1セルSSB情報を含む、ことと、第1セルSSB情報を含む構成情報要素を生成することと、複数のセルのうちの第2のセル内のユーザ機器に構成情報要素を送信することと、を含む、基地局を動作させる、方法、を含む。
実施例7は、第1セルSSB情報が、第1のセルのSSB送信のパターンの指示を含む、実施例6又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例8は、パターンの指示が、SSBバーストの1つ以上のアクティブなSSBを示すためのビットマップを含む、実施例7又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例9は、ビットマップが、4、8、又は64ビットを含む、実施例8又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例10は、構成情報要素を送信することが、無線リソース制御信号(RRC)を送信することを含む、実施例6又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例11は、第1セルSSB情報が、第1のセルにおけるSSBの周波数領域位置を示すための1つ以上の周波数基準を含む、実施例6又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例12は、1つ以上の周波数基準が、共通リソースブロック0と、SSBの開始とオーバーラップする共通リソースブロックとの間のオフセットを示すためのリソースブロックオフセットを含む、実施例11又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例13は、1つ以上の周波数基準が、SSBの開始の周波数ロケーションを識別するための1対の絶対無線周波数チャネル番号を含む、実施例11又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例14は、UEを動作させる方法であって、方法が、第1のセルを提供する第1の送受信ポイント(TRP)から、第2のTRPによって提供される第2のセルにおいて物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)レートマッチングを構成するためのレートマッチング構成要素を受信することと、第2のセルにおいてPDSCH送信をスケジューリングするためにダウンリンク制御情報を受信することと、PDSCHレートマッチングを使用して第2のセルにおいてPDSCH送信を受信することと、を含む方法、を含む。
実施例14.1は、リソース要素が、物理送信の送信構成インジケータ/擬似コロケーション状態に関連付けられたセルと同じセル内の物理送信のために割り振られた共通リソースブロック内にあると判定することを更に含む、実施例14又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例15は、レートマッチング構成要素が、PDSCH構成情報要素内のレートマッチパターングループ構成である、実施例14又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例16は、ダウンリンク制御情報から、レートマッチパターングループ構成に関連付けられたレートマッチングパターンの指示を特定することを更に含む、実施例15又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例17は、レートマッチング構成要素が、第1のレートマッチング構成要素であり、方法が、サービングセルにおいてPDSCHレートマッチングを構成するための第2のレートマッチング構成要素を受信することを更に含む、実施例14又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例18は、サービングセルにおけるPDSCHレートマッチングが、隣接セルにおけるPDSCHレートマッチングから独立している、実施例17又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例19は、サービングセルにおけるPDSCHレートマッチングが、隣接セルにおけるPDSCHレートマッチングと同じである、実施例17又は本明細書のいくつかの他の例の方法、を含む。
実施例20は、隣接セルの物理セル識別子であるスクランブリング識別子に基づいて、隣接セルにおいて物理送信を受信/送信することを更に含む、実施例14の方法、を含む。
実施例21は、実施例1~20のいずれかに記載又は関連する方法、又は本明細書に記載のいずれかの他の方法若しくはプロセスの1つ以上の要素を実行するための手段を備える装置、を含み得る。
実施例22は、電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されると、電子デバイスに、実施例1~20のいずれかに記載又は関連する方法、又は本明細書に記載のいずれかの他の方法若しくはプロセスの1つ以上の要素を実行させる命令を含む1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体、を含み得る。
実施例23は、実施例1~20のいずれかに記載又は関連する方法、又は本明細書に記載のいずれかの他の方法若しくはプロセスの1つ以上の要素を実行するためのロジック、モジュール又は回路構成を備える装置、を含み得る。
実施例24は、実施例1~20のいずれかに記載又は関連する方法、技法、若しくはプロセス、又はその一部分若しくは部分、を含み得る。
実施例25は、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されると、1つ以上のプロセッサに、実施例1~20のいずれかに記載又は関連する方法、技法、若しくはプロセス、又はその一部分を実行させる命令を含む1つ以上のコンピュータ可読媒体と、を備える装置、を含み得る。
実施例26は、実施例1~20のいずれかに記載又は関連する信号、又はその一部分若しくは部分、を含み得る。
実施例27は、実施例1~20のいずれかに記載又は関連する、若しくは本開示に記載の、データグラム、情報要素、パケット、フレーム、セグメント、PDU又はメッセージ、又はその一部分若しくは部分、を含み得る。
実施例28は、実施例1~20のいずれかに記載又は関連する、若しくは本開示に記載の、データによって符号化された信号、又はその一部分若しくは部分、を含み得る。
実施例29は、実施例1~20のいずれかに記載又は関連する、若しくは本開示に記載の、データグラム、IE、パケット、フレーム、セグメント、PDU又はメッセージによって符号化された信号、又はその一部分若しくは部分、を含み得る。
実施例30は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、1つ以上のプロセッサに、実施例1~20のいずれかに記載又は関連する方法、技法又はプロセス、若しくはその一部分を実行させるコンピュータ可読命令を搬送する電磁信号、を含み得る。
実施例31は、処理要素によって実行されると、処理要素に、実施例1~20のいずれかに記載又は関連する方法、技法又はプロセス、若しくはその一部分を実行させる命令を含むコンピュータプログラム、を含み得る。
実施例32は、本明細書に例示又は記載のワイヤレスネットワーク内の信号、を含み得る。
実施例33は、本明細書に例示又は記載のワイヤレスネットワーク内での通信方法、を含み得る。
実施例34は、本明細書に例示又は記載のワイヤレス通信を提供するためのシステム、を含み得る。
実施例35は、本明細書に例示又は記載のワイヤレス通信を提供するためのデバイス、を含み得る。
上記の実施例のいずれも、特に明記しない限り、任意の他の実施例(又は実施例の組み合わせ)と組み合わせることができる。1つ以上の実装形態の前述の説明は、例示及び説明を提供するが、網羅的であることを意図するものではなく、又は、実施形態の範囲を開示される正確な形態に限定することを意図するものではない。修正及び変形は、上記の教示を踏まえて可能であり、又は様々な実施形態の実践から習得することができる。
上記の実施形態は、かなり詳細に記載されているが、上記の開示が完全に理解されれば、多数の変形形態及び修正形態が当業者には明らかになる。以下の特許請求の範囲は、全てのそのような変形形態及び修正形態を包含すると解釈されることが意図されている。

Claims (21)

  1. 1つ以上のプロセッサによって実行されると、基地局に、
    第1の制御リソースセット(CORESET)プールに関連付けられた第1のCORESETプールインデックスを、第1のサービングセルに関連付けられた第1のサービングセル識別子(ID)にマッピングさせ、
    第2のCORESETプールに関連付けられた第2のCORESETプールインデックスを、第2のサービングセルに関連付けられた第2のサービングセルIDにマッピングさせ、
    前記第1のサービングセル又は前記第2のサービングセルにおいて、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信、又は非周期的チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)を含む第1の送信をスケジューリングするために、前記第1のCORESETプールからの第1のCORESETのリソース要素を使用して、第1の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信をユーザ機器(UE)に送信させる、命令を有する、1つ以上のコンピュータ可読媒体。
  2. 前記PDCCH送信が、前記第1のサービングセルにおいて前記第1の送信をスケジューリングするための第1のPDCCH送信であり、前記命令が、実行されると、前記基地局に更に、
    前記第2のサービングセルにおいて第2の送信をスケジューリングするために、前記第2のCORESETプールからの第2のCORSETのリソース要素を使用して、第2のPDCCH送信を前記UEに送信させる、請求項1に記載の1つ以上のコンピュータ可読媒体。
  3. 前記第1の送信の第1の送信構成指示(TCI)/擬似コロケーション(QCL)状態と前記第1のPDCCH送信の第2のTCI/QCL状態の両方が、前記第1のサービングセルに関連付けられている、請求項1又は2に記載の1つ以上のコンピュータ可読媒体。
  4. 前記PDCCH送信が、前記第2のサービングセルにおいて前記第1の送信をスケジューリングするためのものであり、前記第1の送信の第1の送信構成指示(TCI)/擬似コロケーション(QCL)状態が、前記第2のサービングセルに関連付けられている、請求項1又は2に記載の1つ以上のコンピュータ可読媒体。
  5. 前記命令が、実行されると、前記基地局に更に、前記UEから、前記UEがクロスセルスケジューリングされるダウンリンク送信を処理することが可能であることを示すための能力指示を受信させる、請求項4に記載の1つ以上のコンピュータ可読媒体。
  6. それぞれの複数の送受信ポイント(TRP)によって提供される複数のセルに対応する同期信号ブロック(SSB)情報であって、前記SSB情報が前記複数のセルのうちの第1のセルに対応する第1セルSSB情報を含む、記憶するメモリと、
    前記メモリに結合された処理回路構成であって、前記処理回路構成が、
    前記第1セルSSB情報を含む構成情報要素を生成し、
    前記複数のセルのうちの第2のセル内のユーザ機器に前記構成情報要素を送信する、処理回路構成と、
    を備える、基地局。
  7. 前記第1セルSSB情報が、前記第1セルのSSB送信のパターンの指示を含む、請求項6に記載の基地局。
  8. 前記パターンの指示が、SSBバーストの1つ以上のアクティブなSSBを示すためのビットマップを含む、請求項6又は7に記載の基地局。
  9. 前記ビットマップが、4、8、又は64ビットを含む、請求項8に記載の基地局。
  10. 前記構成情報要素を送信するために、前記処理回路構成が無線リソース制御信号(RRC)を送信する、請求項6、7及び9のいずれか一項に記載の基地局。
  11. 前記第1セルSSB情報が、前記第1セルにおけるSSBの周波数領域位置を示すための1つ以上の周波数基準を含む、請求項6、7、及び9のいずれか一項に記載の基地局。
  12. 前記1つ以上の周波数基準が、共通リソースブロック0と、前記SSBの開始とオーバーラップする共通リソースブロックとの間のオフセットを示すためのリソースブロックオフセットを含む、請求項11に記載の基地局。
  13. 前記1つ以上の周波数基準が、前記SSBの開始の周波数ロケーションを識別するための1対の絶対無線周波数チャネル番号を含む、請求項11に記載の基地局。
  14. ユーザ機器(UE)を動作させる方法であって、
    第1のセルを提供する第1の送受信ポイント(TRP)から、第2のTRPによって提供される第2のセルにおいて物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)レートマッチングを構成するためのレートマッチング構成要素を受信することと、
    前記第2のセルにおいてPDSCH送信をスケジューリングするためにダウンリンク制御情報を受信することと、
    前記PDSCHレートマッチングを使用して、前記第2のセルにおいて前記PDSCH送信を受信することと、を含む、方法。
  15. 前記レートマッチング構成要素が、PDSCH構成情報要素内のレートマッチパターングループ構成である、請求項14に記載の方法。
  16. 前記ダウンリンク制御情報から、前記レートマッチパターングループ構成に関連付けられたレートマッチングパターンの指示を特定することを更に含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記レートマッチング構成要素が、第1のレートマッチング構成要素であり、前記方法が、
    前記サービングセルにおいてPDSCHレートマッチングを構成するための第2のレートマッチング構成要素を受信することを更に含む、請求項14から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記サービングセルにおける前記PDSCHレートマッチングが、前記隣接セルにおける前記PDSCHレートマッチングから独立している、請求項17に記載の方法。
  19. 前記サービングセルにおける前記PDSCHレートマッチングが、前記隣接セルにおける前記PDSCHレートマッチングと同じである、請求項17に記載の方法。
  20. 前記隣接セルの物理セル識別子であるスクランブリング識別子に基づいて、前記隣接セルにおいて物理送信を受信/送信することを更に含む、請求項14から16及び請求項18から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. リソース要素が、物理送信の送信構成インジケータ/擬似コロケーション状態に関連付けられたセルと同じセル中の前記物理送信のために割り振られた共通リソースブロック内にあると判定することを更に含む、請求項14から16及び18から19のいずれか一項に記載の方法。
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