JP2023543308A - ビーコン信号を複数回再ブロードキャストする主電源供給デバイス - Google Patents

ビーコン信号を複数回再ブロードキャストする主電源供給デバイス Download PDF

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Abstract

主電源供給電子デバイス(1)、例えば、照明デバイスは、バッテリ供給センサデバイス(11)からのビーコン信号(201)のワイヤレスブロードキャストを受信するように構成される。ビーコン信号は、バッテリ供給センサデバイスのセンサデータを含む。主電源供給電子デバイスはさらに、複数の二次ビーコン信号(211~215)を異なる時点においてブロードキャストするように構成される。二次ビーコン信号の各々は、センサデータを含む。

Description

本発明は、複数のビーコンをワイヤレスでブロードキャストするための主電源供給電子デバイス(mains-powered electronic device)に関する。
本発明はさらに、複数のビーコンをワイヤレスでブロードキャストする方法に関する。
本発明はまた、コンピュータシステムがこのような方法を実行することを可能にするコンピュータプログラムプロダクトに関する。
プロフェッショナル照明市場(professional lighting market)では、(リモート)スケジューリング、エネルギモニタリング、センサベースの照明制御、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)ベースの屋内ロケーションサービス及びアセットマネジメント等のあらゆる種類の新しい機能を可能にする、(ワイヤレス)コネクテッド照明システム((wirelessly) connected lighting system)への移行が進んでいる。このようなプロフェッショナルコネクテッド照明システムは、すでにノードのきめ細かいネットワークを提供しているため、これは、照明システムによって提供される通信インフラストラクチャに便乗することができる、照明に関連しないモダリティの統合の追加の可能性を提供することができる。
同時に、あらゆるものを検出するバッテリ供給センサデバイスの普及が進んでいる。屋外において、これらのアプリケーションは、駐車場又は立体駐車場での空駐車スポットを発見すること、電気自動車充電ステーションの存在/利用可能性を検出することから、空気品質、地下の霜付きを決定することへと多岐にわたる。例えば、農業アプリケーションでは、地中の水分レベル、空気中の温度及び湿度等を測定するセンサが存在する。屋内において、センサは、例えば、オープンオフィス空間、又は会議室等で動き/存在、実際の室温、又は席の占有状態等を測定することができる。
ビーコンがセンサデータのアドホックメッセージングに使用される場合、例えば、BLEビーコンが空き駐車スポットを示すために使用される場合、インターネットに向けて情報を中継するインフラストラクチャはない可能性がある。この場合、ビーコンが、駐車スポットが空いていることを直接ユーザに知らせるために使用されることができる。このようなシステムの利点は、クラウドインフラストラクチャが組織化される必要がなく、システムの導入及び維持が非常にシンプルになることである。
バッテリ供給センサを使用する主な利点は、その配置の位置的な自由度である。これらは、電源接続を必要としないため、任意の位置に配置されることができる。しかしながら、バッテリの寿命という、不利な点がある。BLEは(ほとんどの時間スリープモードにとどまるアビリティに主に起因して)非常に電力効率の良いラジオを提供するが、これは、バッテリが定期的に交換されなければならないことを意味し、これらのセンサデバイスを使用する総費用に加わる、手作業が多くなることを意味する。それゆえ、電力消費を低減することが望まれている。
ビーコンがデバイスの存在を示すためにのみブロードキャストされ、その後の通信が双方向通信を介して行われる場合、US 9,402,269 B2に述べられているように、単純なデバイス自身がビーコンを送信することを必要とせずに、選択されたデバイスが、単純なデバイスのグループの存在を示すために単純化されたビーコンをブロードキャストする可能性がある。これは、単純なデバイスの電力消費を低減することになる。
しかしながら、ビーコンがデータを搬送するためにブロードキャストされる場合、これは適切な解決策ではない。連続したブロードキャストの間に比較的大きな間隔を置いてビーコンをブロードキャストすることにより、バッテリ寿命は保たれることができるが、これは、ユーザ(デバイス)がビーコンを受信しても、その行動に間に合わないことを意味する可能性がある。
本発明の第1の目的は、照明デバイスである、主電源供給電子デバイスであって、バッテリ供給センサデバイスが、電力消費を低減する一方、著しい遅延なくブロードキャストを介してターゲットデバイスにセンサデータを送信することを支援することができる、主電源供給電子デバイスを提供することである。
本発明の第2の目的は、バッテリ供給センサデバイスが、電力消費を低減する一方、著しい遅延なくブロードキャストを介してターゲットデバイスにセンサデータを送信することを支援するために用いられることができる、方法を提供することである。
本発明の第1の態様において、照明デバイスは、ワイヤレスレシーバと、ワイヤレストランスミッタと、前記ワイヤレスレシーバを介して、バッテリ供給センサデバイス(battery-powered sensor device)からのビーコン信号のワイヤレスブロードキャストを受信し、前記ビーコン信号は、バッテリ供給センサデバイスのセンサデータを含む、前記ワイヤレストランスミッタを介して、複数の二次ビーコン信号を異なる時点においてブロードキャストし、前記二次ビーコン信号の各々は、前記センサデータを含む、ように構成される少なくとも1つのプロセッサとを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのプロセッサが前記バッテリ供給センサデバイスからの他のビーコン信号を受信するまで前記複数の二次ビーコン信号をブロードキャストし、前記他のビーコン信号は、前記センサデータ又は第2のセンサデータを含む、及び、複数の他の二次ビーコン信号を異なる時点においてブロードキャストし、前記他の二次ビーコン信号の各々は、前記他のビーコン信号からの前記センサデータ又は前記第2のセンサデータを含む、ように構成される。
この照明デバイスの助けにより、バッテリ供給センサデバイスは、連続したブロードキャストの間に比較的大きな間隔を置いてビーコンをブロードキャストし、これによってバッテリ寿命を保つことができる一方、照明デバイスは、バッテリ供給センサデバイスからの各ビーコンを複数回再ブロードキャストすることによって、センサデータが著しい遅延なしにターゲットデバイスに送信されることを保証する。これは、インターネットゲートウェイがないことに起因してローカルネットワークからデータを入手する手立てがなく、典型的には、数キロバイトを超えるローカル中央データストレージを有さないスタンドアロンメッシュネットワーク(例えば、Signify MasterConnectシステム)にとって特に有益である。
バッテリ供給センサデバイスによるビーコン信号のブロードキャストは、照明デバイスが受信することをとりわけ意図していないが、照明デバイスは、ビーコン信号をオーバーヒアし(overhear)、バッテリ供給センサデバイスがセンサデータをターゲットデバイスに到達させるのを支援する。さらなる利点として、センサデータは、バッテリ供給センサデバイスの範囲外にあるターゲットデバイスに到達することができ得る。
さらに、当該電子デバイスは、環境を照らすための光源を含んでもよい。一般照明デバイスは、通常主電源供給され、多くの空間に位置する電子デバイスの一例である。他の例としては、スピーカデバイス、アクチュエータデバイス、暖房デバイス、HVAC(Heating, Ventilation, Air Conditioning)、ブリッジデバイス、及びディスプレイデバイス等が挙げられる。
前記少なくとも1つのプロセッサは、時間量(amount of time)を決定する、及び、指定された前記時間量の間、前記複数の二次ビーコン信号をブロードキャストするように構成されてもよい。第1の例として、前記ビーコン信号は、前記時間量を指定してもよく、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ビーコン信号から前記時間量を決定するように構成されてもよい。第2の例として、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記バッテリ供給センサデバイスからの他のビーコン信号を受信する、前記ビーコン信号を受信してから該他のビーコン信号を受信するまでの間隔を決定する、及び、前記間隔に基づいて前記時間量を決定するように構成されてもよい。
同様の効果は、時間量を明示的に決定することなく達成されてもよい。例えば、前述のように、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのプロセッサが前記バッテリ供給センサデバイスからの他のビーコン信号を受信するまで前記複数の二次ビーコン信号をブロードキャストし、前記他のビーコン信号は、前記センサデータ又は第2のセンサデータを含む、及び、複数の他の二次ビーコン信号を異なる時点においてブロードキャストし、前記他の二次ビーコン信号の各々は、前記他のビーコン信号からの前記センサデータ又は前記第2のセンサデータを含む、ように構成されてもよい。
追加的に又は代替的に、前記少なくとも1つのプロセッサは、再ブロードキャスト間隔を決定する、及び、前記複数の二次ビーコン信号を、前記二次ビーコン信号のそれぞれのブロードキャストの間に前記再ブロードキャスト間隔を置いてブロードキャストするように構成されてもよい。前記ビーコン信号は、前記再ブロードキャスト間隔を指定してもよく、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ビーコン信号から前記再ブロードキャスト間隔を決定するように構成されてもよい。前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ビーコン信号を以前に受信したビーコン信号と比較することによって前記再ブロードキャスト間隔を決定するように構成されてもよい。例えば、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ビーコン信号のセンサデータと前記以前に受信したビーコン信号のセンサデータとの差が予め定められた閾値を超えない場合、前記再ブロードキャスト間隔を、例えば、デフォルト再ブロードキャスト間隔又は前記ビーコン信号において指定される再ブロードキャスト間隔と比較して、低減してもよい。
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ワイヤレスレシーバを介して、他の照明デバイスからの再ブロードキャストされたビーコン信号のワイヤレスブロードキャストを受信し、前記再ブロードキャストされたビーコン信号は、さらなるセンサデータを含み、前記さらなるセンサデータは、元のビーコン信号(original beacon signal)の一部として他のバッテリ供給センサデバイスから前記他の照明デバイスによって受信されている、及び、前記ワイヤレストランスミッタを介して、さらなる二次ビーコン信号をブロードキャストし、前記さらなる二次ビーコン信号は、さらなるビーコン信号からの前記さらなるセンサデータを含む、ように構成されてもよい。他の照明デバイスから既に再ブロードキャストされたビーコン信号を再ブロードキャストすることにより、センサデータが伝送される距離が(さらに)増加される(「シングルホップ」距離は、典型的には、せいぜい数十メートルである)。これは、ユーザデバイスが、より遠くにあるセンサデバイスからの情報を受信して、例えば、より遠くにある駐車スポットを見つけることを可能にする。
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記再ブロードキャストされたビーコン信号から繰り返し数(number of repetitions)を決定する、前記繰り返し数を1インクリメントする、及び、前記インクリメントされた繰り返し数を前記さらなる二次ビーコン信号に含めるように構成されてもよい。再ブロードキャストされた信号に繰り返し数を示すエントリを含ませる、再ブロードキャスト前にこのエントリをインクリメントする、及びこのエントリから繰り返し数を決定することにより、ビーコン信号が再ブロードキャストされる回数を制限して帯域幅使用を減らすことが可能となる。
例えば、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記繰り返し数を閾値と比較する、及び、前記繰り返し数が前記閾値を超えないことに依存して前記さらなる二次ビーコン信号をブロードキャストするように構成されてもよい。閾値は、例えば、予め設定されてもよく、又は、ビーコン信号又は別のメッセージから決定されてもよい。
このようなメカニズムがない場合、センサデバイスによってブロードキャストされ、電子デバイスによって再ブロードキャストされるビーコン信号の数は、メッセージが飛び交ってエリアが飽和状態になるほど多くなる可能性があり、これにより、衝突に起因してメッセージが失われる可能性がある。帯域幅使用を減らす別のやり方は、ブロードキャストされる関連性の低い又は無関係なメッセージの数を減らすことである。例えば、駐車スポットアプリケーションの場合、エンドユーザ(空いているスポットを探しているドライバ)にとって、それらが占有されていることを示す多くのメッセージをセンサから入手することはあまり興味がない可能性がある。帯域幅使用を減らすために、少なくとも1つのプロセッサは、例えば、センサデバイスによってカバーされる(複数の)駐車スポットが占有されている場合、関連性の低い又は無関係なセンサデータをあまり頻繁に又はまったく再ブロードキャストしないように構成されてもよい。センサデバイスによってブロードキャストされるビーコン信号は、ブロードキャスト信号が再ブロードキャストされる必要があるか否かを示してもよく、又はセンサデータの関連性を示してもよい。
前記ビーコン信号は、前記バッテリ供給センサデバイスのロケーションを示すロケーション情報を含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ロケーション情報を前記複数の二次ビーコン信号に含めるように構成されてもよい。これは、ユーザが、例えば、センサデバイスがフリー駐車スポットを検出した場合、センサデバイスがどこに位置しているかを知ることを可能にする。ロケーション情報は、例えば、ユーザが認識可能な参照、例えば、壁にも描かれている番号、又は、「駐車スポットA56の近く」等の記述を含んでもよい。
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ワイヤレスレシーバを介して、ユーザデバイスからのユーザビーコン信号のワイヤレスブロードキャストを受信し、前記ユーザビーコン信号は、デバイス識別子を含む、前記受信したデバイス識別子をローカルに記憶されたデバイス識別子と比較する、及び、前記デバイス識別子が前記ローカルに記憶されたデバイス識別子とマッチする(match)ことに依存して視覚的フィードバックを提供するように構成されてもよい。これは、例えば、ビーコン信号がロケーション情報を含まない場合に有益である。センサデバイスの正確なロケーションを決定することができない場合、これは、センサデバイスに最も近い(複数の)照明デバイスを位置特定することを可能にする。
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ワイヤレストランスミッタを介して、三次ビーコン信号をブロードキャストするように構成され、前記三次ビーコン信号は、前記受信したデバイス識別子を含んでもよい。これは、ユーザデバイスが、視覚的フィードバックを提供すべきより遠くにある照明デバイスに達することを可能にする。
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ローカルに記憶されたデバイス識別子を前記複数の二次ビーコン信号に含めるように構成されてもよい。ビーコン信号を受信する照明デバイスが、そのローカルに記憶されたデバイス識別子を再ブロードキャストされた/二次ビーコン信号に含めることにより、ユーザ(デバイス)は、どのデバイス識別子をユーザビーコン信号に含めるべきか決定することができる。
例えば、センサデバイスがフリー駐車スポットを示すビーコン信号を送信する場合、このビーコン信号を受信する第1の照明デバイスは、ビーコン信号をブロードキャストする前に、すなわち、ビーコン信号を再ブロードキャストする前に、二次ビーコン信号に自身のローカルに記憶されたデバイス識別子を含める。この再ブロードキャストされたビーコン信号を受信する第2の照明デバイスは、ビーコン信号を再ブロードキャストする前に、自身のローカルに記憶されたデバイス識別子を含めない。ユーザが、ユーザデバイス上で、フリー駐車スポットに行きたいことを示す場合、ユーザデバイスは、受信したデバイス識別子を含むユーザビーコン信号をブロードキャストし、第1の照明デバイスは、ユーザビーコン信号を受信すると視覚的フィードバックを提供する。
本発明の第2の態様において、複数のビーコンをワイヤレスでブロードキャストする方法は、照明デバイスにおいてバッテリ供給センサデバイスからのビーコン信号のワイヤレスブロードキャストを受信することであって、前記ビーコン信号は、センサデータを含む、ことと、複数の二次ビーコン信号を異なる時点においてワイヤレスでブロードキャストすることであって、前記二次ビーコン信号の各々は、前記センサデータを含む、こととを含む。当該方法は、プログラマブルデバイスで動作するソフトウェアによって実行されてもよい。このソフトウェアは、コンピュータプログラムプロダクトとして提供されてもよい。
さらに、本明細書で説明される方法を実践するためのコンピュータプログラム、並びに、そのコンピュータプログラムを記憶している非一時的コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータプログラムは、例えば、既存のデバイスによってダウンロードされるか、又は、既存のデバイスにアップロードされてもよく、あるいは、これらのシステムの製造時に記憶されてもよい。
非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つのソフトウェアコード部分を記憶し、ソフトウェアコード部分は、コンピュータによって実行又は処理されると、複数のビーコンをワイヤレスでブロードキャストするための実行可能オペレーション(executable operation)を実行するように構成される。
実行可能オペレーションは、照明デバイスにおいてバッテリ供給センサデバイスからのビーコン信号のワイヤレスブロードキャストを受信することであって、前記ビーコン信号は、センサデータを含む、ことと、複数の二次ビーコン信号を異なる時点においてワイヤレスでブロードキャストすることであって、前記二次ビーコン信号の各々は、前記センサデータを含む、こととを含む。
当業者には理解されるように、本発明の諸態様は、デバイス、方法、又はコンピュータプログラムプロダクトとして具現化されてもよい。したがって、本発明の諸態様は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)、あるいは、ソフトウェアの態様とハードウェアの態様とを組み合わせた実施形態の形態を取ってもよく、それらは全て、本明細書では「回路」、「モジュール」、又は「システム」と総称されてもよい。本開示で説明される機能は、コンピュータのプロセッサ/マイクロプロセッサによって実行される、アルゴリズムとして実装されてもよい。さらには、本発明の諸態様は、1つ以上のコンピュータ可読媒体として具現化されている、コンピュータプログラムプロダクトの形態を取ってもよく、1つ以上のコンピュータ可読媒体は、その上に具現化されている、例えば記憶されている、コンピュータ可読プログラムコードを有する。
1つ以上のコンピュータ可読媒体の任意の組み合わせが、利用されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、限定するものではないが、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は半導体の、システム、装置、若しくはデバイス、あるいは、上述の任意の好適な組み合わせであってもよい。より具体的なコンピュータ可読記憶媒体の例としては、限定するものではないが、1つ以上のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(random access memory;RAM)、読み出し専用メモリ(read-only memory;ROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(erasable programmable read-only memory;EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(portable compact disc read-only memory;CD-ROM)、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上述の任意の好適な組み合わせを挙げることができる。本発明の文脈では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、若しくはデバイスによって、又はそれらに関連して使用するためのプログラムを含むか、又は記憶することが可能な、任意の有形媒体であってもよい。
コンピュータ可読信号媒体としては、例えばベースバンド内又は搬送波の一部として、その内部に具現化されているコンピュータ可読プログラムコードを有する、伝搬データ信号を挙げることができる。そのような伝搬信号は、限定するものではないが、電磁気、光学、又はこれらの任意の好適な組み合わせを含めた、様々な形態のうちのいずれを取ってもよい。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体ではなく、命令実行システム、装置、若しくはデバイスによって、又はそれらに関連して使用するためのプログラムを、通信、伝搬、又は伝送することが可能な、任意のコンピュータ可読媒体であってもよい。
コンピュータ可読媒体上に具現化されているプログラムコードは、限定するものではないが、ワイヤレス、有線、光ファイバ、ケーブル、RF等、又は上述の任意の好適な組み合わせを含めた、任意の適切な媒体を使用して送信されてもよい。本発明の諸態様に関する動作を実施するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Smalltalk(登録商標)、C++等のオブジェクト指向プログラミング言語、及び、「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語等の従来の手続き型プログラミング言語を含めた、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書き込まれてもよい。このプログラムコードは、スタンドアロン型ソフトウェアパッケージとして、完全にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で実行されてもよく、部分的にユーザのコンピュータ上かつ部分的にリモートコンピュータ上で、又は完全にリモートコンピュータ若しくはサーバ上で実行されてもよい。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN:local area network)若しくはワイドエリアネットワーク(WAN:wide area network)を含めた任意のタイプのネットワークを通じて、ユーザのコンピュータに接続されてもよく、又は、この接続は、外部コンピュータに対して(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを通じて)実施されてもよい。
本発明の実施形態による方法、装置(システム)、及びコンピュータプログラムプロダクトの、フローチャート図及び/又はブロック図を参照して、本発明の諸態様が以下で説明される。フローチャート図及び/又はブロック図の各ブロック、並びに、フローチャート図及び/又はブロック図内のブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実装されることができる点が理解されるであろう。これらのコンピュータプログラム命令は、マシンを作り出すために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータ処理装置の、プロセッサ、特にマイクロプロセッサ又は中央処理ユニット(central processing unit;CPU)に提供されてもよく、それにより、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイスのプロセッサを介して実行される命令が、フローチャート及び/又はブロック図のブロック内で指定されている機能/行為を実施するための手段を作り出す。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイスに、特定の方式で機能するように指示することが可能な、コンピュータ可読媒体内に記憶されてもよく、それにより、コンピュータ可読媒体内に記憶されている命令が、フローチャート及び/又はブロック図のブロック内で指定されている機能/行為を実施する命令を含む、プロダクトを作り出す。
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ実施プロセスを作り出すために、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイス上にロードされて、それらのコンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、又は他のデバイス上で一連の動作ステップを実行させてもよく、それにより、コンピュータ又は他のプログラマブル装置上で実行される命令が、フローチャート及び/又はブロック図のブロック内で指定されている機能/行為を実施するためのプロセスを提供する。
図におけるフローチャート及びブロック図は、本発明の様々な実施形態によるデバイス、方法、及びコンピュータプログラムプロダクトの可能な実装の、アーキテクチャ、機能性、及び動作を示す。この点に関して、フローチャート又はブロック図内の各ブロックは、指定されている論理関数を実施するための1つ以上の実行可能命令を含む、コードのモジュール、セグメント、又は部分を表してもよい。また、一部の代替的実装形態では、ブロック内に記されている機能は、それらの図に記されている順序と異なる順序で行われてもよい点にも留意されたい。例えば、連続して示されている2つのブロックは、実際には、実質的に同時に実行されてもよく、又は、それらのブロックは、関与している機能性に応じて、逆の順序で実行される場合があってもよい。また、ブロック図及び/又はフローチャート図の各ブロック、並びに、それらブロック図及び/又はフローチャート図内のブロックの組み合わせは、指定されている機能若しくは行為を実行する専用ハードウェアベースのシステム、又は、専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実施されることができる点にも留意されたい。
本発明のこれらの及び他の態様は、以下の図面から明らかであり、例として、それらの図面を参照してさらに解明されるであろう。図面中の対応する要素は、同じ参照番号によって示される。
主電源供給電子デバイスの一実施形態のブロック図である。 複数の主電源供給電子デバイス及び複数のバッテリ供給センサデバイスを含む駐車場を示す。 方法の第1の実施形態のフロー図である。 方法の第2の実施形態のフロー図である。 方法の第3の実施形態のフロー図である。 図5の方法を実行する図2の2つの主電源供給デバイス及び1つのバッテリ供給デバイスによってブロードキャストされるビーコンの一例を示す。 方法の第4の実施形態のフロー図である。 本発明の方法を実行するための例示的なデータ処理システムのブロック図である。
図1は、主電源供給電子デバイスの一実施形態、照明デバイス1を示している。照明デバイス1は、主電源17に接続される。照明デバイス1は、ワイヤレスレシーバ3と、ワイヤレストランスミッタ4と、プロセッサ5と、環境を照らすための光源9とを含む。光源9は、例えば、1つ以上のLEDを含んでもよい。
プロセッサ5は、ワイヤレスレシーバ3を介して、バッテリ供給センサデバイス11からのビーコン信号のワイヤレスブロードキャストを受信するように構成される。ビーコン信号は、バッテリ供給センサデバイス11のセンサデータを含む。プロセッサ5はさらに、ワイヤレストランスミッタ4を介して、複数の二次ビーコン信号を異なる時点においてブロードキャストするように構成される。二次ビーコン信号の各々は、センサデータを含む。
バッテリ供給センサデバイス11は、ワイヤレスレシーバ13と、ワイヤレストランスミッタ14と、プロセッサ15と、バッテリ16と、センサ18とを含む。センサ18は、例えば、モーションセンサ、モイスチャセンサ、又は温度計であってもよい。ユーザデバイス21、例えば、モバイルデバイスは、バッテリ供給センサデバイス11からのビーコン信号及び照明デバイス1からの二次ビーコン信号を受信するように構成される。
電力消費を低減するために、バッテリ供給センサデバイス11は、連続するビーコン信号の間に低い間隔(lower interval)を置いてビーコン信号を送信する。主電源供給照明デバイス1は同様に電力消費を低減する必要がないため、主電源供給照明デバイス1は、バッテリ供給センサデバイス11によってブロードキャストされるビーコン信号を二次ビーコン信号として、連続する二次ビーコン信号の間に高い間隔(higher interval)を置いて再ブロードキャストすることができ、これによってユーザデバイス21がセンサデータをより速く受信することを可能にする。
バッテリ供給センサデバイス11は、(以前のセンサデータと同じ又は異なってもよい)最新のセンサデータを新しいビーコン信号においてインターバルごとに送信してもよく、又は新しいセンサデータを有するかどうかをインターバルごとにチェックし、(例えば、ある閾値を超える値を検出する場合、又はバイナリ状態の変化、例えば、人の存在又は駐車スポットの占有を検出する場合等)新しいセンサデータを有する場合にのみ新しいビーコン信号を送信してもよい。
照明デバイス1は、典型的には、(例えば、Signify Interact又はMasterConnect Zigbee(登録商標)システム等)メッシュネットワークを形成するコネクテッド照明システムの一部であり、照明システムのノードは、永続的に給電され、それゆえ常時アクティブであることができる。これらの照明ノードは、その時間の一部においてバッテリ供給センサデバイスの(例えば、BLE)ビーコンをスキャンしてもよい。
バッテリ供給センサデバイスからのビーコン信号を受信すると、照明ノードは、例えば、指定された時間量の間、複数回ビーコンを再ブロードキャストする。このようにして、このビーコン信号を受信したいユーザ(デバイス)は、センサバッテリの寿命を脅かすことなく時間内にビーコン信号を受信するチャンスが向上する。照明ノードによってビーコンが繰り返される回数は、照明ノードがセンサビーコンを受信する繰り返し間隔(repetition interval)に依存するようにしてもよく、これは、設置者がこれを設定する必要性を回避する。
さらに、照明ノードは、センサビーコン信号の有効範囲を広げるために他の照明ノードから受信される二次ビーコン信号も再ブロードキャストするように構成されてもよい。範囲を制限するために、カウンタが、ビーコンが既に何回繰り返されたかを示すためにビーコン信号の各々に加えられてもよい。これは、ノードが、ビーコン信号の再ブロードキャスティングをある繰り返し数に制限することを可能にする。
帯域幅使用を減らす別のやり方は、ブロードキャストされる関連性の低い又は無関係なメッセージの数を減らすことである。帯域幅使用を減らすために、プロセッサ5は、関連性の低い又は無関係なセンサデータをあまり頻繁に又はまったく再ブロードキャストしないように構成されてもよい。センサデバイスによってブロードキャストされるビーコン信号は、ブロードキャスト信号が再ブロードキャストされる必要があるか否かを示してもよく、又はセンサデータの関連性を示してもよい。
ユーザデバイスがビーコン信号(バッテリ供給センサデバイスによってブロードキャストされる元のビーコン信号又は照明ノードによってブロードキャストされる再ブロードキャストされた/二次ビーコン信号)を受信する場合、ユーザ(デバイス)は、センサデータがどこから来ているのかを知るために様々なタイプの情報、例えば、
・ センサデバイスから発信される、専用のロケーション情報、
・ ユーザデバイスが元のビーコン信号を受信する場合、元のセンサビーコン信号のRSSI、
・ 再送信された/二次ビーコン信号に含まれる繰り返しカウンタ(repetition counter)、
を利用することができる。
ユーザは、元のセンサビーコン信号のRSSI及び/又は(複数の)繰り返しカウンタを利用して、移動しながら、この情報の変化をチェックし、「正解に近づいている(getting warmer)」かどうかを確かめることができる。
照明グリッドが(多くの場合そうである)比較的密である場合、ユーザデバイスは、同じセンサデバイスに由来する複数のビーコン信号(元のビーコン信号及び二次ビーコン信号の両方)を受信する可能性がある。センサデバイスのロケーションのより良い推定を得るために、ユーザデバイス上で動作するアプリケーションは、異なる照明ノードからのビーコン信号を比較する、及び、受信した場合は元のビーコン信号又はそうでない場合は最も低い繰り返しカウンタを有する二次ビーコン信号を選択することにより、センサデバイスがどのくらい遠くにあるかをより良く推定することが可能であってもよい。
代替的に又は追加的に、ユーザデバイスは、特定の照明ノード、すなわち、センサデバイスに最も近い照明ノード(例えば、最も低い繰り返しカウンタを有する二次ビーコン信号をブロードキャストしている照明ノード)を探していることを示す、それ自身のビーコン信号、すなわち、ユーザビーコン信号を送信することが可能であってもよい。このユーザビーコン信号は、この特定の照明ノードを識別することになる。このユーザビーコンは、指定された照明ノードに到達するまで、センサビーコンと同様に照明ノードによって繰り返されてもよい。その後、この照明ノードは、識別可能なやり方(色、調光レベル、ブリンキングパターン(blinking pattern))で自身の照明出力を変えることによりユーザに自身を識別させてもよく、これは、ユーザが空の駐車スポットを見つけやすくする。
さらに、ユーザは、専用のモバイルデバイスアプリを使用して特定のビーコン信号を自身のユーザデバイスに送信させることによって緊急事態を知らせてもよく、これは、最も近い出口に向かう方向を示すためにこの特定のビーコン信号を受信する近くの照明ノードをトリガしてもよい。この場合、このビーコン信号を受信する各照明ノードは、何らかの内部ロジックを使用して、ユーザに対して(例えば、ブリンキング、色の変化、又は他の方法によって)この光学的インディケーション(optical indication)を開始し、任意選択的に、確認ビーコン(confirmation beacon)を送信する、及び/又は、単に元のビーコンを再ブロードキャストして施設管理者に警告する必要があるかどうかを判断してもよい。アプリにおいて、この確認ビーコンの受信は、何を探すべきかをユーザに説明するメッセージをトリガしてもよい。代替的に、このメッセージは、斯かる確認ビーコンがなくても提示されてもよい。
図1に示される照明デバイス1の実施形態では、照明デバイス1は、1つのプロセッサ5を含む。代替的な実施形態では、照明デバイス1は、複数のプロセッサを含む。照明デバイス1のプロセッサ5は、汎用プロセッサ、又は特定用途向けプロセッサであってもよい。ワイヤレスレシーバ3及びワイヤレストランスミッタ4は、バッテリ供給センサデバイス11及びユーザデバイス21と通信するために、1つ以上のワイヤレス通信技術、例えば、BLEを使用してもよい。代替的な実施形態では、単一のレシーバ及び単一のトランスミッタの代わりに、複数のレシーバ及び/又は複数のトランスミッタが使用される。
図1に示される実施形態では、別個のレシーバ及び別個のトランスミッタが使用されている。代替的な実施形態では、レシーバ3及びトランスミッタ4は、トランシーバにまとめられる。照明デバイス1は、電源コネクタ及びメモリ等、コネクテッド照明デバイス(connected lighting device)に典型的な他の構成要素を含んでもよい。本発明は、1つ以上のプロセッサで動作するコンピュータプログラムを使用して実装されてもよい。
図1の実施形態では、本発明の主電源供給電子デバイスは、照明デバイスである。代替的な実施形態では、本発明の主電源供給電子デバイスは、主電源供給される異なるデバイス、例えば、スピーカデバイス、アクチュエータデバイス、暖房デバイス、HVAC、ブリッジデバイス、又はディスプレイデバイスである。
図2は、非限定的な例による、複数の主電源供給電子デバイス及び複数のバッテリ供給センサデバイスを含む駐車場を示している。この駐車場には、図1の照明デバイス1及びバッテリ供給センサデバイス11が設置されている。さらに、照明デバイス1と同様に構成される、照明デバイス41~44、及び、バッテリ供給センサデバイス11と同様に構成される、バッテリ供給センサデバイス51~57が、駐車場に設置されている。
図2の例において、照明デバイス1は、バッテリ供給センサデバイス11及び51からのビーコン信号、並びに、照明デバイス41及び44からの再ブロードキャストされた/二次ビーコン信号を再ブロードキャストすることが可能な位置に設置されている。車が駐車場に入る際、バッテリ供給センサデバイス11が、フリー駐車スポットを検出している可能性がある。バッテリ寿命を保つために、バッテリ供給センサデバイス11は、連続するブロードキャストの間に比較的大きな間隔をおいてビーコンをブロードキャストする。ユーザがこの情報を著しい遅延なしに受けることを確実にするために、照明デバイス1は、これらのビーコンの各々を複数回再ブロードキャストする。
照明デバイス41は、バッテリ供給センサデバイス52及び53からのビーコン信号、並びに、照明デバイス1、42及び43からの再ブロードキャストされた/二次ビーコン信号を再ブロードキャストすることが可能な位置に設置されている。照明デバイス42は、バッテリ供給センサデバイス53及び55からのビーコン信号、並びに、照明デバイス41及び43からの再ブロードキャストされた/二次ビーコン信号を再ブロードキャストすることが可能な位置に設置されている。
照明デバイス43は、バッテリ供給センサデバイス54及び55からのビーコン信号、並びに、照明デバイス41、42及び44からの再ブロードキャストされた/二次ビーコン信号を再ブロードキャストすることが可能な位置に設置されている。照明デバイス44は、バッテリ供給センサデバイス56及び57からのビーコン信号、並びに、照明デバイス1及び43からの再ブロードキャストされた/二次ビーコン信号を再ブロードキャストすることが可能な位置に設置されている。バッテリ供給センサデバイス56がフリー駐車スポット場を検出した場合、照明デバイス44は、このセンサデータを含むビーコンを再ブロードキャストする。これらの再ブロードキャストされたビーコンは、照明デバイス1によって受信され、再び再ブロードキャストされ、自身の車で駐車場に入るユーザによって受けられる。
複数のビーコンをワイヤレスでブロードキャストする方法の第1の実施形態が図3に示されている。ステップ101は、主電源供給電子デバイスにおいてワイヤレスブロードキャストを受信することを含む。ステップ102は、ステップ101において、センサデータを含む、新たなビーコン信号がバッテリ供給センサデバイスから受信されたかどうかを判断することを含む。そうである場合、ステップ103が実行される。ステップ103は、二次ビーコン信号をワイヤレスでブロードキャストすることを含む。二次ビーコンは、ステップ101において受信されたセンサデータを含む。ステップ102は、先ずステップ101において新たなビーコン信号が受信されない限り、タイマが満了する場合にステップ103の後に直接実行される。ステップ102がステップ103の後に直接実行される場合、ステップ105がステップ102の後に実行される。
ステップ102において、新たなビーコン信号が受信されていないと判断される場合、ステップ105が実行される。ステップ105は、例えば、ステップ101において受信されたビーコン信号と同じビーコン信号を再ブロードキャストすることにより、ステップ101の直近の繰り返し(most recent iteration)において受信されたセンサデータを含む二次ビーコン信号をワイヤレスブロードキャストすることを含む。その結果、複数の二次ビーコン信号が、異なる時点においてワイヤレスブロードキャストされ、これらの二次ビーコン信号の各々は、同一のセンサデータを含む。ステップ101又はステップ102が、ステップ105の後に実行される。
図3の実施形態では、複数の二次ビーコン信号が、ステップ101においてバッテリ供給センサデバイスから受信された各ビーコン信号についてブロードキャストされる。受信されたビーコン信号からののセンサデータは、このバッテリ供給センサデバイスから他のビーコン信号が受信されるまで再ブロードキャストされる。この他のビーコン信号は、同じセンサデータ又は異なるセンサデータを含んでもよい。ビーコン信号は、バッテリ供給センサデバイスのロケーションを示すロケーション情報を含んでもよい。この場合、このロケーション情報も、ステップ103及び105においてブロードキャストされる複数の二次ビーコン信号に含まれてもよい。
図3の実施形態では、主電源供給電子デバイスは、単一のバッテリ供給センサデバイスからのビーコン信号しか受信しない。代替的な実施形態では、主電源供給電子デバイスは、複数のバッテリ供給センサデバイスからのビーコン信号を受信する。この代替的な実施形態では、例えば、複数のプロセスが並行して動作し、各々が図3の方法を実行してもよい。
複数のビーコンをワイヤレスでブロードキャストする方法の第2の実施形態が図4に示されている。ステップ101は、主電源供給電子デバイスにおいてワイヤレスブロードキャストを受信することを含む。ステップ121は、ステップ101においてビーコン信号がバッテリ供給センサデバイスから受信されたかどうかを判断することを含む。そうである場合、ステップ123が実行される。そうでない場合、ステップ101が繰り返され、方法は図4に示されるように進行する。
ステップ123は、時間量を決定することを含む。図3の実施形態では、ステップ123は、ステップ125並びに/又はステップ127及び129によって実施される。ビーコン信号が時間量を指定する場合、ステップ125が実行される。ステップ125は、ビーコン信号から時間量を決定することを含む。ビーコン信号が時間量を指定しない場合、ステップ127及び129が実行されてもよい。ステップ127は、(同じ)バッテリ供給センサデバイスから2つの連続したビーコン信号を受信する間の間隔を決定することを含む。ステップ129は、ステップ127において決定された間隔に基づいて時間量を決定することを含む。
ステップ103が、ステップ123の後に実行される。 ステップ103は、二次ビーコン信号をワイヤレスでブロードキャストすることを含む。二次ビーコンは、ステップ101において受信されたビーコン信号に含まれるセンサデータを含む。次に、ステップ131は、ステップ123において決定された時間量が、ステップ101におけるワイヤレスブロードキャストの受信から経過したかどうかを判断することを含む。そうでない場合、ステップ103が繰り返される。その結果、複数の二次ビーコン信号が、決定された時間量、例えば、ビーコン信号において指定される時間量の間、ブロードキャストされる。ステップ131において、ステップ123において決定された時間量が、ステップ101におけるワイヤレスブロードキャストの受信から経過したと判断される場合、ステップ101が繰り返され、方法は図4に示されるように進行する。
複数のビーコンをワイヤレスでブロードキャストする方法の第3の実施形態が図5に示されている。ステップ101は、主電源供給電子デバイスにおいてワイヤレスブロードキャストを受信することを含む。ステップ121は、ステップ101においてビーコン信号がバッテリ供給センサデバイスから受信されたかどうかを判断することを含む。そうである場合、ステップ123が実行される。ステップ123は、例えば、ビーコン信号から、時間量を決定することを含む。ステップ103が、ステップ123の後に実行される。ステップ103は、二次ビーコン信号をワイヤレスでブロードキャストすることを含む。二次ビーコンは、ステップ101において受信されたビーコン信号に含まれるセンサデータを含む。
ステップ159が、ステップ103の後に実行される。ステップ159は、ステップ101において受信されたビーコン信号について複数のタイマ値を登録する(register)ことを含む。タイマ値/タイマは、このビーコン信号に含まれるセンサデータと関連付けられる。ステップ101がステップ159の後に繰り返され、方法は図5に示されるように進行する。
ステップ161は、ステップ159において登録されたタイマ値の1つが経過したかどうかを判断することを含む。そうでない場合、ステップ161が、ステップ159において登録されたタイマ値の1つが経過するまで繰り返される。ステップ161は、例えば、ステップ101においてワイヤレスブロードキャストが他の主電源供給電子デバイス又は他のバッテリ供給センサデバイスから受信されると同時に、又は斯かるワイヤレスブロードキャストを待っている間に実行されてもよい。ステップ161において、ステップ159において登録されたタイマ値の1つが経過したと判断される場合、ステップ163が実行される。
ステップ163は、経過したタイマに関連する、センサデータ、及び、任意選択的に、他の情報を得ることを含む。次に、ステップ165が実行される。ステップ165は、ステップ103と同様である。ステップ165は、二次ビーコン信号をワイヤレスでブロードキャストすることを含む。二次ビーコンは、ステップ163において得られたセンサデータを含む。ステップ161がステップ165の後に繰り返され、方法は図5に示されるように進行する。
ステップ121において、ステップ101においてビーコン信号がバッテリ供給センサデバイスから受信されなかったと判断される場合、ステップ151が実行される。ステップ151は、ステップ101において再ブロードキャストされたビーコン信号が他の主電源供給電子デバイスから受信されたかどうかを判断することを含む。そうである場合、ステップ153が実行される。そうでない場合、ステップ101が繰り返され、方法は図5に示されるように進行する。
ステップ153は、ステップ101において受信された再ブロードキャストされたビーコン信号から、例えば、ビーコン信号に含まれるフィールドから、繰り返し数を決定することを含む。次に、ステップ155は、ステップ153において決定された繰り返し数を閾値と比較することを含む。ステップ155において、繰り返し数が閾値を超えると判断される場合、ステップ101が繰り返され、方法は図5に示されるように進行する。ステップ155において、繰り返し数が閾値を超えないと判断される場合、ステップ156が実行される。
ステップ156は、繰り返し数を1インクリメントすることを含む。次に、ステップ157が実行される。ステップ157は、さらなる二次ビーコン信号をブロードキャストすることを含む。さらなる二次ビーコンは、ステップ101において受信された再ブロードキャストされたビーコン信号に含まれるさらなるセンサデータを含む。このさらなるセンサデータは、他の主電源供給電子デバイスによって、元のビーコン信号の一部として他のバッテリ供給センサデバイスから受信されたものである。ステップ156において決定されるインクリメントされた繰り返し数が、ステップ157においてブロードキャストされるさらなる二次ビーコン信号に含まれる。ステップ101がステップ157の後に繰り返され、方法は図5に示されるように進行する。
図6は、図5の方法を実行する図2の2つの主電源供給デバイス(照明デバイス1及び44)及び1つのバッテリ供給デバイス(バッテリ供給センサデバイス11)によってブロードキャストされるビーコンの一例を示している。バッテリ供給センサデバイス11は、ビーコン信号201をブロードキャストし、その後、スリープ状態に入る、又はトランスミッタをスリープ状態に切り替える。照明デバイス1は、(図5のステップ101において)ビーコン信号201を受信すると、(図5のステップ103及び165において)決定された時間量の間二次ビーコン信号211~215としてビーコン信号201を再ブロードキャストする。スリープ状態が解除された後、バッテリ供給センサデバイス11は、ビーコン信号241を送信する。
照明デバイス1は、ビーコン信号241を受信すると、(図5のステップ103及び165において)同じ又は異なる時間量の間二次ビーコン信号としてビーコン信号241を再ブロードキャストする。これらの二次ブロードキャスト信号のうち、二次ビーコン信号251が図6に示されている。照明デバイス44が再ブロードキャストされた/二次ビーコン信号を受信するたびに、照明デバイス44は、(図5のステップ157において)さらなる二次ビーコン信号として該再ブロードキャストされた/二次ビーコン信号を再ブロードキャストする。さらなる二次ビーコン信号221~225及び261は、それぞれ、再ブロードキャストされた/二次ビーコン信号211~215及び251に対応する。
複数のビーコンをワイヤレスでブロードキャストする方法の第4の実施形態が図7に示されている。ステップ101は、主電源供給電子デバイスにおいてワイヤレスブロードキャストを受信することを含む。ステップ121は、ステップ101においてビーコン信号がバッテリ供給センサデバイスから受信されたかどうかを判断することを含む。そうである場合、ステップ123、103、159が、図5に関連して述べられるように実行される。ステップ161~165が、図5に関連して述べられるように実行される。
ステップ121において、ステップ101においてビーコン信号がバッテリ供給センサデバイスから受信されなかったと判断される場合、ステップ181が実行される。ステップ181は、ステップ101においてユーザビーコン信号がユーザデバイスから受信されたかどうかを判断することを含む。そうである場合、ステップ183が実行される。そうでない場合、ステップ101が繰り返され、方法は図7に示されるように進行する。
ステップ183は、受信したユーザビーコン信号に含まれるデバイス識別子を、ローカルに記憶されたデバイス識別子と比較することを含む。ステップ183において、受信したデバイス識別子がローカルに記憶されたデバイス識別子とマッチすると判断される場合、ステップ185が実行される。そうでない場合、ステップ187が実行される。ステップ185は、例えば、光の色若しくは強さを変えることによって又はフラッシング(flashing)によって、視覚的フィードバックを提供することを含む。ステップ187は、受信したデバイス識別子を含む1つ以上の三次ビーコン信号をブロードキャストすることを含む。図7の実施形態では、ローカルに記憶されたデバイス識別子も、ステップ103及び165においてブロードキャストされる二次ビーコン信号に含まれてもよい。ステップ101が、ステップ185又はステップ187が実行された後に繰り返され、方法は図7に示されるように進行する。
図3~図5及び図7の実施形態は、複数の態様において互いに異っている、すなわち、複数のステップが追加又は置換されている。これらの実施形態に対する変形例では、これらのステップのサブセットのみが追加又は置換される、及び/又は、1つ以上のステップが省略される。例えば、ステップ123が図5及び図7の実施形態から省略されてもよい。代わりに、例えば、ステップ165が、例えば、図3に関連して述べられのと同様に、他のビーコン信号が同じ主電源供給電子デバイスから受信されるまでビーコン信号に対して繰り返されてもよい。複数の実施形態が組み合わされてもよい。例えば、図5及び図7の実施形態が組み合わされてもよい。
図8は、図3~5及び7を参照して述べられたような方法を実行し得る、例示的なデータ処理システムを示すブロック図を示している。
図8に示されるように、データ処理システム300は、システムバス306を介してメモリ要素304に結合される、少なくとも1つのプロセッサ302を含んでもよい。それゆえ、データ処理システムは、メモリ要素304内にプログラムコードを記憶してもよい。さらに、プロセッサ302は、システムバス306を介してメモリ要素304からアクセスされるプログラムコードを実行してもよい。一態様では、データ処理システムは、プログラムコードを記憶及び/又は実行するために好適なコンピュータとして実装されてもよい。しかしながら、データ処理システム300は、本明細書内で述べられる機能を実行することが可能な、プロセッサ及びメモリを含む任意のシステムの形態で実装されてもよい点を理解されたい。
メモリ要素304は、例えば、ローカルメモリ308及び1つ以上の大容量記憶デバイス310等の、1つ以上の物理メモリデバイスを含んでもよい。ローカルメモリとは、プログラムコードの実際の実行中に一般に使用される、ランダムアクセスメモリ又は他の非永続的メモリデバイスを指してもよい。大容量記憶デバイスは、ハードドライブ又は他の永続的データ記憶デバイスとして実装されてもよい。処理システム300はまた、実行中に大容量記憶デバイス310からプログラムコードが取得されなければならない回数を低減するために、少なくとも一部のプログラムコードの一時記憶を提供する、1つ以上のキャッシュメモリ(図示せず)を含んでもよい。また、処理システム300は、例えば、処理システム300がクラウドコンピューティングプラットフォームの一部である場合、別の処理システムのメモリ要素を使用することができてもよい。
入力デバイス312及び出力デバイス314として示される、入出力(I/O:input/output)デバイスが、オプションとして、データ処理システムに結合されることができる。入力デバイスの例としては、限定するものではないが、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、(例えば、ボイス及び/又はスピーチ認識のための)マイク等を挙げることができる。出力デバイスの例としては、限定するものではないが、モニタ又はディスプレイ、スピーカ等を挙げることができる。入力デバイス及び/又は出力デバイスは、直接、又は介在I/Oコントローラを介して、データ処理システムに結合されてもよい。
一実施形態では、入力デバイス及び出力デバイスは、複合型入力/出力デバイス(入力デバイス312及び出力デバイス314を取り囲む破線で図8に示されるもの)として実装されてもよい。そのような複合型デバイスの一例は、「タッチスクリーンディスプレイ」又は単に「タッチスクリーン」と称される場合もある、タッチセンシティブディスプレイである。そのような実施形態では、デバイスへの入力は、タッチスクリーンディスプレイ上、又はタッチスクリーンディスプレイの近くでの、例えばスタイラス又はユーザの指等の、物理的実体の移動によって提供されてもよい。
ネットワークアダプタ316もまた、データ処理システムに結合されて、介在する私設ネットワーク又は公衆ネットワークを介して、そのデータ処理システムが、他のシステム、コンピュータシステム、リモートネットワークデバイス、及び/又はリモート記憶デバイスに結合されることを可能にしてもよい。ネットワークアダプタは、上述のシステム、デバイス、及び/又はネットワークによってデータ処理システム300に送信されるデータを受信するための、データレシーバと、データ処理システム300から上述のシステム、デバイス、及び/又はネットワークにデータを送信するための、データトランスミッタとを含んでもよい。モデム、ケーブルモデム、及びEthernet(登録商標)カードは、データ処理システム300と共に使用されてもよい、種々のタイプのネットワークアダプタの例である。
図8に示されるように、メモリ要素304は、アプリケーション318を記憶してもよい。様々な実施形態では、アプリケーション318は、ローカルメモリ308、1つ以上の大容量記憶デバイス310内に記憶されてもよく、あるいは、それらローカルメモリ及び大容量記憶デバイスとは別個であってもよい。データ処理システム300はさらに、アプリケーション318の実行を容易にすることが可能なオペレーティングシステム(図8には示さず)を実行してもよい点を理解されたい。アプリケーション318は、実行可能プログラムコードの形態で実装されており、データ処理システム300によって、例えばプロセッサ302によって、実行されることができる。アプリケーションの実行に応答して、データ処理システム300は、本明細書で述べられる1つ以上の動作又は方法ステップを実行するように構成されてもよい。
図8は、入力デバイス312及び出力デバイス314を、ネットワークアダプタ316とは別個のものとして示している。しかしながら、追加的又は代替的に、入力はネットワークアダプタ316を介して受けられてもよく、出力はネットワークアダプタ316を介して送られてもよい。例えば、データ処理システム300は、クラウドサーバであってもよい。この場合、入力は、端末として機能するユーザデバイスから受けられてもよく、出力は、斯かるユーザデバイスに送られてもよい。
本発明の様々な実施形態は、コンピュータシステムと共に使用するためのプログラムプロダクトとして実装されてもよく、このプログラムプロダクトのプログラムは、(本明細書で説明される方法を含めた)実施形態の機能を定義する。一実施形態では、このプログラムは、様々な非一時的コンピュータ可読記憶媒体上に含まれることができ、本明細書で使用されるとき、「非一時的コンピュータ可読記憶媒体」という表現は、全てのコンピュータ可読媒体を含むが、唯一の例外は一時的な伝搬信号である。別の実施形態では、このプログラムは、様々な一時的コンピュータ可読記憶媒体上に含まれることができる。例示的なコンピュータ可読記憶媒体としては、限定するものではないが、(i)情報が永続的に記憶される、書き込み不可記憶媒体(例えば、CD-ROMドライブによって読み取り可能なCD-ROMディスク、ROMチップ、又は任意のタイプの不揮発性固体半導体メモリ等の、コンピュータ内部の読み出し専用メモリデバイス)、及び(ii)変更可能な情報が記憶される、書き込み可能記憶媒体(例えば、フラッシュメモリ、ディスケットドライブ若しくはハードディスクドライブ内部のフロッピーディスク、又は任意のタイプのランダムアクセス固体半導体メモリ)が挙げられる。コンピュータプログラムは、本明細書で述べられるプロセッサ302上で実行されてもよい。
本明細書で使用される用語法は、特定の実施形態を説明することのみを目的とするものであり、本発明を限定することを意図するものではない。本明細書で使用されるとき、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈がそうではないことを明確に示さない限り、複数形も含むことが意図される。本明細書で使用されるとき、用語「含む」及び/又は「含んでいる」は、記述された特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指定するものであるが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらの群の存在若しくは追加を排除するものではない点が、さらに理解されるであろう。
以下の請求項における全てのミーンズプラスファンクション又はステッププラスファンクションの要素の、対応する構造、材料、行為、及び均等物は、具体的に特許請求される他の特許請求要素と組み合わせて機能を実行するための、任意の構造、材料、又は行為を含むことが意図される。本発明の実施形態の説明は、例示を目的として提示されてきたが、網羅的であるか、又は開示された形態の実装形態に限定されることを意図するものではない。本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、多くの修正形態及び変形形態が当業者には明らかとなるであろう。実施形態は、本発明の原理及び一部の実際的応用を最良に説明し、想到される特定の用途に適するような様々な修正を有する様々な実施形態に関して、他の当業者が本発明を理解することを可能にするために、選択及び説明されるものとした。

Claims (14)

  1. 照明デバイスであって、当該照明デバイスは、
    ワイヤレスレシーバと、
    ワイヤレストランスミッタと、
    前記ワイヤレスレシーバを介して、バッテリ供給センサデバイスからのビーコン信号のワイヤレスブロードキャストを受信し、前記ビーコン信号は、前記バッテリ供給センサデバイスのセンサデータを含む、
    前記ワイヤレストランスミッタを介して、複数の二次ビーコン信号を異なる時点においてブロードキャストし、前記二次ビーコン信号の各々は、前記センサデータを含む、
    ように構成される少なくとも1つのプロセッサと、
    を含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのプロセッサが前記バッテリ供給センサデバイスからの他のビーコン信号を受信するまで前記複数の二次ビーコン信号をブロードキャストし、前記他のビーコン信号は、前記センサデータ又は第2のセンサデータを含む、及び、複数の他の二次ビーコン信号を異なる時点においてブロードキャストし、前記他の二次ビーコン信号の各々は、前記他のビーコン信号からの前記センサデータ又は前記第2のセンサデータを含む、ように構成される、照明デバイス。
  2. 当該照明デバイスは、環境を照らすための光源を含む、請求項1に記載の照明デバイス。
  3. 前記少なくとも1つのプロセッサは、時間量を決定する、及び、指定された前記時間量の間、前記複数の二次ビーコン信号をブロードキャストするように構成される、請求項1又は2に記載の照明デバイス。
  4. 前記ビーコン信号は前記時間量を指定し、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ビーコン信号から前記時間量を決定するように構成される、請求項3に記載の照明デバイス。
  5. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記バッテリ供給センサデバイスからの他のビーコン信号を受信する、前記ビーコン信号を受信してから該他のビーコン信号を受信するまでの間隔を決定する、及び、前記間隔に基づいて前記時間量を決定するように構成される、請求項3に記載の照明デバイス。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記ワイヤレスレシーバを介して、他の照明デバイスからの再ブロードキャストされたビーコン信号のワイヤレスブロードキャストを受信し、前記再ブロードキャストされたビーコン信号は、さらなるセンサデータを含み、前記さらなるセンサデータは、元のビーコン信号の一部として他のバッテリ供給センサデバイスから前記他の照明デバイスによって受信されている、及び
    前記ワイヤレストランスミッタを介して、さらなる二次ビーコン信号をブロードキャストし、前記さらなる二次ビーコン信号は、さらなるビーコン信号からの前記さらなるセンサデータを含む、
    ように構成される、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の照明デバイス。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記再ブロードキャストされたビーコン信号から繰り返し数を決定する、前記繰り返し数を1インクリメントする、及び、前記インクリメントされた繰り返し数を前記さらなる二次ビーコン信号に含めるように構成される、請求項6に記載の照明デバイス。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記繰り返し数を閾値と比較する、及び、前記繰り返し数が前記閾値を超えないことに依存して前記さらなる二次ビーコン信号をブロードキャストするように構成される、請求項7に記載の照明デバイス。
  9. 前記ビーコン信号は、前記バッテリ供給センサデバイスのロケーションを示すロケーション情報を含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ロケーション情報を前記複数の二次ビーコン信号に含めるように構成される、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の照明デバイス。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記ワイヤレスレシーバを介して、ユーザデバイスからのユーザビーコン信号のワイヤレスブロードキャストを受信し、前記ユーザビーコン信号は、デバイス識別子を含む、
    前記受信したデバイス識別子をローカルに記憶されたデバイス識別子と比較する、及び
    前記デバイス識別子が前記ローカルに記憶されたデバイス識別子とマッチすることに依存して視覚的フィードバックを提供する、
    ように構成される、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の照明デバイス。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ワイヤレストランスミッタを介して、三次ビーコン信号をブロードキャストするように構成され、前記三次ビーコン信号は、前記受信したデバイス識別子を含む、請求項10に記載の照明デバイス。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ローカルに記憶されたデバイス識別子を前記複数の二次ビーコン信号に含めるように構成される、請求項10又は11に記載の照明デバイス。
  13. 複数のビーコンをワイヤレスでブロードキャストする方法であって、当該方法は、
    主電源供給電子デバイスにおいてバッテリ供給センサデバイスからのビーコン信号のワイヤレスブロードキャストを受信することであって、前記ビーコン信号は、センサデータを含む、ことと、
    複数の二次ビーコン信号を異なる時点においてワイヤレスでブロードキャストすることであって、前記二次ビーコン信号の各々は、前記センサデータを含む、ことと、
    を含む、方法。
  14. コンピューティングデバイスのためのコンピュータプログラムであって、当該コンピュータプログラムが前記コンピューティングデバイスの処理ユニットで実行された場合、請求項13に記載の方法を実行するためのコンピュータプログラムコードを含む、コンピュータプログラム。
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