JP2023542667A - 無線通信における非アクティブ状態での後続送信のための基地局の方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

動作を実行するように構成されたプロセッサを備える基地局(BS)が説明される。例示的な実施形態では、動作は、UEがRRC_INACTIVE状態からRRC_CONNECTED状態に遷移しない間、RRC_INACTIVE状態にあるUEから初期データを受信することを含む。加えて、動作は、UEがRRC INACTIVE状態にある間に、アクティブ期間中の後続データの送信又は受信のためのUE専用スケジューリングのための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信することを含む。更に、動作は、専用スケジューリングに基づいて後続データの送信を受信又は送信することを含む。動作は更に、後続データの送信又は受信のための1つ以上の設定を送信することを含む。1つ以上の設定は、RRC解放メッセージの一部として送信される。1つ以上の設定は、システム情報ブロック(SIB)の一部として送信される。

Description

本発明は、概して無線技術に関し、より詳細には、ユーザ機器(user equipment、UE)が非アクティブ状態にある間の基地局(base station、BS)の後続データの送信のための方法及び装置に関する。
無線通信ネットワークにおいて、5G新無線(New radio、NR)は、リアルタイムネットワーク性能が重要であるアプリケーションにおけるリモートデバイスなどのモノのインターネット(Internet of Things、IoT)の制御を容易にすることができる、より高い容量を有するより高速なネットワークを提供する。より高速なデータ交換及びシームレスな通信に対する需要が高まるにつれて、5G NR技術の性能を維持するそのような需要をサポートする際に、待ち時間及びバッテリ消費を低減することが極めて重要になってきた。
5G NRは、RRC CONNECTED、RRC INACTIVE、及びRRC IDLEを含む3つのRRC状態をサポートする。5G NRプロトコルスタックは、制御プレーン及びユーザプレーンを含み、UEとgNB又はコアネットワーク(core network、CN)との間の接続性を提供する。Release-15 INACTIVE状態のための制御プレーンに関して、UEは、CNへの非アクセス層(on-access stratum、NAS)接続を有する。加えて、UEは、専用アクセス層(access stratum、AS)リソースを有しておらず、UEは、UEがINACTIVE状態に入る前にRRC設定を維持する。Release-15 INACTIVE状態のためのユーザプレーンに関して、UEは、いかなる専用データ送信/受信も実行することができない。UEが専用データ送信/受信を有する場合、UEは、CONNECTED状態に入るべきである。具体的には、DLデータ送信の場合、gNodeBは、RANページング機構を介してUEをページングして、CONNECTED状態に入るようにUEをトリガする。アップリンク(uplink、UL)データ送信の場合、UEは、RACH手順をトリガして、CONNECTED状態に入る。Release-15 INACTIVE状態に対するモビリティの観点で、INACTIVE状態のUEは、NG-RANに通知せずにRNA(すなわち、RAN通知エリア)内で移動することができる。セル選択/再選択手順は、RRC_IDLE状態と同じである。
INACTIVE状態とCONNECTED状態との間には、3つの一般的な状態遷移シナリオがある。まず、CONNECTED状態からINACTIVE状態への状態遷移は、サスペンド情報を伴うRRC解放を含む。INACTIVE状態からCONNECTED状態への状態遷移は、RRC再開手順を含む。INACTIVE状態からIDLE状態への状態遷移は、(1)RRC解放と、(2)異常な場合(キャンピングのためのセルを見つけることができない)とを含む。
小規模かつ低頻度のデータ送信を有するUEは、一般に、ネットワークによってRRC_INACTIVE状態に維持される。インスタントメッセージングサービスからのトラフィック及びモバイルアプリケーションからのプッシュ通知などのスマートフォンアプリケーションは、小規模かつ低頻度のデータトラフィックのいくつかの例である。接続セットアップ及びその後のINACTIVE状態への解放は、各データ送信に対して生じ、不必要な電力消費及びシグナリングオーバーヘッドをもたらす。
通常、アップリンク又はダウンリンク(downlink、DL)送信は、DL/ULにおけるフィードバック送信(例えば、TCP ACK、又はRLCステータス報告)を伴う。UEが最初のUL送信を実行し、次いでINACTIVE状態に直接戻る場合、NWは、NWがダウンリンク方向にフィードバックを送信するとき、フィードバック受信のためにCONNECTED状態に戻るようにUEをトリガするために、RANページングを実行しなければならない。そのような手順は、INACTIVE状態における直接送信の利点を排除する可能性がある。
したがって、UEがINACTIVE状態における最初のデータ送信の後に潜在的なNWスケジューリングを監視し続け、それによって、データ送信待ち時間及び状態遷移中に発生するシグナリングオーバーヘッドの量を低減するための拡張された機構が必要とされている。したがって、この拡張された機構は、INACTIVE状態における直接送信の利点を活用することができる。
基地局の観点からの方法及び装置が説明される。例示的な実施形態では、UEから初期データを受信することを含む動作を実行するように構成されたプロセッサを有する基地局は、UEがRRC_INACTIVE状態からRRC_CONNECTED状態に遷移しない間、RRC_INACTIVE状態にある。動作は更に、UEがRRC INACTIVE状態にある間に、アクティブ期間中の後続データの送信又は受信のためのUE専用スケジューリングのための物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel、PDCCH)を送信することを含む。更に、動作は、専用スケジューリングに基づいて後続データの送信を受信又は送信することを含む。
いくつかの実施形態では、プロセッサは、後続データの送信又は受信のための1つ以上の設定を送信することを含む動作を実行するように更に構成されている。いくつかの実施形態では、1つ以上の設定は、RRC解放メッセージの一部として送信される。
いくつかの他の実施形態では、1つ以上の設定は、システム情報ブロック(System Information Block、SIB)の一部として送信される。
いくつかの実施形態では、プロセッサは、設定のうちの1つ以上の中から後続データの送信又は受信のために使用する設定を示す指示を送信することを含む動作を実行するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、プロセッサは、アクティブ期間のタイマーの値を送信することを含む動作を実行するように更に構成されている。タイマーの値は、1つ以上の設定の一部である。加えて、後続データの送信又は受信のためのPDCCHの監視は、アクティブ期間のタイマーの満了時に停止する。
いくつかの実施形態では、プロセッサは、
後続データの送信又は受信のための既定の設定を送信することを含む動作を実行するように更に構成されている。
いくつかの実施形態では、プロセッサは、
初期データ送信の後に、基地局からアクティブ期間の開始指示を送信することを含む動作を実行するように更に構成されている。後続データの送信又は受信のためのPDCCHの監視は、UEにおけるアクティブ期間の停止指示の受信時に停止する。
いくつかの実施形態では、プロセッサは、
初期データ送信の後に、アクティブ期間の開始指示をUEに送信することを含む動作を実行するように更に構成されている。開始指示は、アクティブ期間のタイマーの値を含む。加えて、後続データの送信又は受信のためのPDCCHの監視は、アクティブ期間のタイマーの満了時に停止する。
いくつかの実施形態では、開始指示は、レイヤ1(layer 1、L1)シグナリングである。
いくつかの他の実施形態では、開始指示は、メディアアクセス制御(medium access control、MAC)制御要素(control elements、CE)である。
いくつかの他の実施形態では、開始指示は、RRCシグナリングである。RRCシグナリングは、後続データの送信又は受信のための1つ以上の設定を含む。
いくつかの実施形態では、プロセッサは、
RNTIのTC-RNTIタイプ、I-RNTIタイプ、又はCG-RNTIタイプに基づいて、アクティブ期間中の後続データの送信又は受信のためのUE専用スケジューリングのためのPDCCHをスクランブルすることを含む動作を実行するように更に構成されている。
本開示の別の態様では、本開示の実施形態はまた、上述した方法を提供する。
本開示は、例として示されるものであり、添付図面の図中のものに限定されるものではなくなく、添付図面の図中において、同様の参照符号は同様の要素を示す。
いくつかの実施形態に係る、例示的な無線通信システムを示す図である。 いくつかの実施形態に係る、ユーザ機器(User Equipment、UE)デバイスと通信する基地局(BS)を示す図である。 いくつかの実施形態に係る、UEの例示的なブロック図である。 いくつかの実施形態に係る、BSの例示的なブロック図である。 いくつかの実施形態に係る、セルラ通信回路の例示的なブロック図である。 いくつかの実施形態に係る、RRC_INACTIVE状態からRRC_CONNECTED状態へのUEトリガ遷移のいくつかの実施形態の図である。 いくつかの実施形態に係る、従来の手順のいくつかの実施形態の図である。 いくつかの実施形態に係る、小規模データ送信のいくつかの実施形態の図である。 いくつかの実施形態に係る、アップリンク/ダウンリンク送信及びフィードバック送信のいくつかの実施形態の図である。 いくつかの実施形態に係る、後続データの送信/受信のための設定のいくつかの実施形態の図である。 いくつかの実施形態に係る、後続データの送信/受信のための設定のいくつかの実施形態の図である。 いくつかの実施形態に係る、後続データの送信/受信のための設定のいくつかの実施形態の図である。 いくつかの実施形態に係る、INACTIVE状態における後続のアクティブ期間中のUE挙動のいくつかの実施形態の図である。 いくつかの実施形態に係る、測定イベントがトリガされたことに基づくUE動作のいくつかの実施形態の図である。 いくつかの実施形態に係る、測定イベントがトリガされたことに基づくUE動作のいくつかの実施形態の図である。 いくつかの実施形態に係る、測定イベントがトリガされたことに基づくUE動作のいくつかの実施形態の図である。 いくつかの実施形態に係る、測定イベントがトリガされたことに基づくUE動作のいくつかの実施形態の図である。
デバイスの装置が、UEがINACTIVE状態にある間に初期データ送信後に潜在的なネットワークスケジューリングを監視することを可能にする方法及び装置について説明する。基地局は、UEがRRC_INACTIVE状態からRRC_CONNECTED状態に遷移しない間、RRC_INACTIVE状態にあるUEから初期データを受信する。基地局は、UEがRRC INACTIVE状態にある間に、アクティブ期間中の後続データの送信又は受信のためのUE専用スケジューリングのための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信する。基地局は、専用スケジューリングに基づいて後続データの送信を受信又は送信する。このようにして、UEは、UEがINACTIVE状態にある間、初期データ送信後に潜在的なネットワークスケジューリングを監視し続けることができ、それによって、データ送信待ち時間及び状態遷移中に発生するシグナリングオーバーヘッドの量を低減する。したがって、この拡張された機構は、RRC_INACTIVE状態からRRC_CONNECTED状態に遷移することなく、UEがINACTIVE状態にある間のデータ送信の利点を活用することができる。
以下の説明では、本発明の実施形態の完全な説明を提供するために、数多くの具体的な詳細が記載される。しかしながら、本発明の実施形態は、これらの具体的な詳細を伴わずとも実践することができる点が、当業者には明らかとなるであろう。他の例では、本説明の理解を妨げることがないように、周知の構成要素、構造及び技術は、詳細には示されていない。
本明細書中での「いくつかの実施形態」又は「実施形態」への言及は、その実施形態に関連して説明される特定の機構、構造、又は特性を、本発明の少なくとも1つの実施形態に含めることができることを意味する。本明細書の様々な箇所に出てくる、語句「いくつかの実施形態では」は、必ずしも全てが同じ実施形態に言及しているものではない。
以下の説明及び請求項において、「結合している」及び「接続されている」と共にこれらの派生語が使用される場合がある。これらの言葉は、互いに同義語として意図されていないことを理解すべきである。「結合している」は、相互に物理的又は電気的に直接接触しているかもしれず、していないかもしれない2つ以上の要素が、互いに協働し、又は相互作用することを示すために使用される。「接続されている」は、相互に結合している2つ以上の要素間の通信の確立を示すために使用される。
以下の図で示されるプロセスは、ハードウェア(例えば、回路機構、専用論理など)、ソフトウェア(汎用コンピュータシステム、又は専用機械上で実行されるものなど)、又は両方の組み合わせを含む、処理論理によって実行される。それらのプロセスは、いくつかの逐次動作の観点から以下で説明されるが、説明される動作の一部は、異なる順序で実行することができる点を理解するべきである。更には、一部の動作は、逐次的にではなく、並列して実行することができる。
「サーバ」、「クライアント」、「デバイス」という用語は、サーバ、クライアント及び/又はデバイスに特定のフォームファクタよりも、一般的にデータ処理システムに言及することを意図している。
図1は、いくつかの実施形態に係る、簡略化された例示的な無線通信システムを示す。図1のシステムは、考えられ得るシステムの単なる一例であり、本開示の特徴は、所望に応じて、様々なシステムのうちのいずれかにおいて実装され得ることに留意されたい。
図に示すように、例示的な無線通信システムは、基地局102Aを含み、基地局102Aは、伝達媒体を介して、1つ以上のユーザデバイス106A、106Bなど~106Nと通信する。ユーザデバイスの各々は、本明細書では、「ユーザ機器」(UE)と称され得る。したがって、ユーザデバイス106は、UE又はUEデバイスと称される。
基地局(BS)102Aは、ベーストランシーバ局(base transceiver station、BTS)又はセルサイト(cellular base station、「セルラ基地局」)であってもよく、UE106A~106Nとの無線通信を可能にするハードウェアを含んでもよい。
基地局の通信領域(又は、カバレッジ領域)は、「セル」と称され得る。基地局102A及びUE106は、(例えば、WCDMA、又はTD-SCDMAエアインタフェースに関連付けられた)GSM、UMTS、LTE、LTEアドバンスト(LTE-Advanced、LTE-A)、5G新無線(5G New Radio、5G NR)、HSPA、3GPP2 CDMA2000(例えば、1xRTT、1xEV-DO、HRPD、eHRPD)などの、無線通信技術又は電気通信規格とも称される様々な無線アクセス技術(Radio Access Technology、RAT)のうちのいずれかを使用して、伝達媒体を介して通信するように構成され得る。基地局102AがLTEのコンテキストにおいて実装される場合、基地局102Aは、代替として、「eNodeB」又は「eNB」と称されることがあることに留意されたい。基地局102Aが5G NRのコンテキストにおいて実装される場合、基地局102Aは、代替として、「gNodeB」又は「gNB」と称されることがあることに留意されたい。
図に示すように、基地局102Aはまた、ネットワーク100(例えば、様々な可能性の中でもとりわけ、セルラサービスプロバイダのコアネットワーク、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network、PSTN)などの電気通信ネットワーク、及び/又はインターネット)と通信するように装備されてもよい。したがって、基地局102Aは、ユーザデバイス間の通信、及び/又は、ユーザデバイスとネットワーク100との間の通信を容易にすることができる。特に、セルラ基地局102Aは、音声、SMS、及び/又はデータサービス等の様々な電気通信能力をUE106に提供することができる。
同一の又は異なるセルラ通信規格に従って動作する基地局102A及び他の同様の基地局(基地局102B...102Nなど)は、したがって、1つ以上のセルラ通信規格を介して、地理的エリアにわたってUE106A~106N及び同様のデバイスに連続性のある又はほぼ連続性のある重複するサービスを提供することができる、セルのネットワークとして提供され得る。
したがって、図1に示すように、基地局102Aは、UE106A~106Nについて「サービングセル」として機能することができ、各UE106はまた、信号を、「近隣のセル」と称され得る(基地局102B~102N及び/又は任意の他の基地局によって提供され得る)1つ以上の他のセルから(可能な場合、これらの通信範囲内で)受信することが可能である。このようなセルはまた、ユーザデバイス間の通信、及び/又はユーザデバイスとネットワーク100との間の通信を容易にすることが可能である。このようなセルは、「マクロ」セル、「マイクロ」セル、「ピコ」セル、及び/又はサービスエリアサイズの様々な他の粒度のいずれかを提供するセルを含んでもよい。例えば、図1に示す基地局102A~102Bは、マクロセルであってもよく、基地局102Nは、マイクロセルであってもよい。他の設定も可能である。
いくつかの実施形態では、基地局102Aは、次世代基地局、例えば、5G新無線(5G NR)基地局、又は「gNB」であってよい。いくつかの実施形態では、gNBは、従来の進化型パケットコア(Evolved Packet Core、EPC)ネットワーク及び/又はNRコア(NR Core、NRC)ネットワークに接続され得る。加えて、gNBセルは、1つ以上の遷移及び受信点(Transition and Reception Point、TRP)を含むことができる。加えて、5G NRに従って動作することが可能であるUEは、1つ以上のgNB内の1つ以上のTRPに接続されてもよい。
UE106は、複数の無線通信規格を使用して通信することが可能であり得ることに留意されたい。例えば、UE106は、少なくとも1つのセルラ通信プロトコル(例えば、GSM、(例えば、WCDMA又はTD-SCDMAエアインタフェースに関連付けられた)UMTS、LTE、LTE-A、5G NR、HSPA、3GPP2 CDMA2000(例えば、1xRTT、1xEV-DO、HRPD、eHRPD)など)に加えて、無線ネットワーキング(例えば、Wi-Fi)及び/又はピアツーピア無線通信プロトコル(例えば、Bluetooth、Wi-Fiピアツーピアなど)を使用して通信するように構成され得る。UE106は、加えて又は代替として、1つ以上のグローバルナビゲーション衛星システム(Global Navigational Satellite System、GNSS、例えば、GPS又はGLONASS)、1つ以上のモバイルテレビ放送規格(例えば、ATSC-M/H又はDVB-H)、及び/又は、所望であれば、任意の他の無線通信プロトコルを使用して通信するように構成され得る。(3つ以上の無線通信規格を含む)無線通信規格の他の組み合わせもまた、可能である。
図2は、(デバイスツーデバイス又はサイドリンクとしても知られる)互いに直接通信することができるユーザ機器106A及び106Bを示す。サイドリンク通信は、デバイス間の直接通信を容易にするために、専用のサイドリンクチャネル及びサイドリンクプロトコルを利用することができる。例えば、デバイス間の実際のデータ送信のために物理サイドリンク制御チャネル(physical sidelink control channel、PSCCH)を使用することができ、サイドリンク制御情報(sidelink control information、SCI)を搬送するために物理サイドリンク共有チャネル(physical sidelink shared channel、PSSCH)を使用することができ、HARQフィードバック情報のために物理サイドリンクフィードバックチャネル(physical sidelink feedback channel、PSFCH)を使用することができ、同期のために物理サイドリンクブロードキャストチャネル(physical sidelink broadcast channel、PSBCH)を使用することができる。更なる詳細は、他のセクションで論じられる。
加えて、サイドリンク通信は、車両対車両(V2V)、車両対インフラストラクチャ(V2I)、車両対人間(V2P)、車両対ネットワーク(V2N)、及び他のタイプの直接通信間の通信のために使用され得る。
いくつかの実施形態によれば、UE106Aはまた、アップリンク通信及びダウンリンク通信を介して基地局102と通信することができる。UEはそれぞれ、携帯電話、ハンドヘルドデバイス、コンピュータ、若しくはタブレットなどのセルラ通信能力を有するデバイス、又は実質上任意のタイプの無線デバイスであってもよい。UE106A~Bは、メモリに記憶されたプログラム命令を実行するように構成されているプロセッサを含んでもよい。UE106A~Bは、そのような記憶された命令を実行することによって、本明細書に記載の方法の実施形態のうちのいずれかを実行することができる。代替として又はそれに加えて、UE106A~Bは、本明細書に記載の方法の実施形態のうちのいずれか、又は本明細書に記載の方法の実施形態のうちのいずれかの任意の部分を実行するように構成されている、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array、FPGA)などのプログラム可能ハードウェア要素を含んでもよい。
UE106A~Bは、1つ以上の無線通信プロトコル又は技術を使用して通信するための1つ以上のアンテナを含むことができる。いくつかの実施形態では、UE106A~Bは、例えば、単一の共用無線機を使用するCDMA2000(1xRTT/1xEV-DO/HRPD/eHRPD)若しくはLTEを使用して、及び/又は単一の共用無線機を使用するGSM若しくはLTEを使用して、通信するように構成することができる。共用無線機は、無線通信を実行するために、単一のアンテナに結合してもよく、又は(例えば、MIMOについて)複数のアンテナに結合してもよい。一般に、無線機は、ベースバンドプロセッサ、(例えば、フィルタ、ミキサ、発振器、増幅器などを含む)アナログRF信号処理回路、又は(例えば、デジタル変調及び他のデジタル処理のための)デジタル処理回路の任意の組み合わせを含み得る。類似して、無線機は、上記のハードウェアを使用して1つ以上の受信及び送信チェーンを実装してもよい。例えば、UE106A~Nは、上記で説明した技術などの複数の無線通信技術間で、受信及び/又は送信チェーンの1つ以上の部分を共用することができる。
いくつかの実施形態では、UE106A~Bは、UEがそれを用いて通信するように構成されている各無線通信プロトコルに対して(例えば、別個のアンテナ及び他の無線機構成要素を含む)別個の送信及び/又は受信チェーンを含んでもよい。更なる可能性として、UE106A~Bは、複数の無線通信プロトコル間で共用される1つ以上の無線機、及び単一の無線通信プロトコルにより独占的に使用される1つ以上の無線機を含んでもよい。例えば、UE106A~Bは、LTE若しくは5G NR(又は、LTE若しくは1xRTT、又はLTE若しくはGSM)のいずれかを使用して通信するための共用無線機、並びにWi-Fi及びBluetoothの各々を使用して通信するための別個の無線機を含んでもよい。他の設定も可能である。
図3は、いくつかの実施形態に係る、通信デバイス106の例示的な簡略化されたブロック図を示す。図3の通信デバイスのブロック図は、可能な通信デバイスの単なる一例であることに留意されたい。実施形態によれば、通信デバイス106は、他のデバイスの中でもとりわけ、ユーザ機器(UE)デバイス、モバイルデバイス若しくは移動局、無線デバイス若しくは無線局、デスクトップコンピュータ若しくはコンピューティングデバイス、モバイルコンピューティングデバイス(例えば、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、又はポータブルコンピューティングデバイス)、タブレット、及び/又はデバイスの組み合わせであってもよい。図に示すように、通信デバイス106は、コア機能を行うように構成された構成要素のセット300を含んでもよい。例えば、構成要素のこのセットは、様々な目的のための部分を含み得るシステムオンチップ(System On Chip、SOC)として実装されてもよい。代替として、構成要素のこのセット300は、様々な目的での別個の構成要素又は構成要素のグループとして実装されてもよい。構成要素のセット300は、通信デバイス106の様々な他の回路に(例えば、直接又は間接的に通信可能に)結合されてもよい。
例えば、通信デバイス106は、(例えば、NANDフラッシュ310を含む)様々なタイプのメモリと、(例えば、コンピュータシステム、ドック、充電ステーション、マイクロフォン、カメラ、キーボードなどの入力デバイス、スピーカなどの出力デバイスなどに接続するための)コネクタI/F320などの入出力インタフェースと、通信デバイス106と一体化されてもよく又は通信デバイス106の外部にあってもよいディスプレイ360と、5G NR、LTE、GSMなどのためのセルラ通信回路330と、近中距離無線通信回路329(例えば、Bluetooth(登録商標)及びWLAN回路)と、を含み得る。いくつかの実施形態では、通信デバイス106は、例えばイーサネットのためのネットワークインタフェースカードなどの有線通信回路(図示せず)を含み得る。
セルラ通信回路330は、図に示すように、アンテナ335及び336などの1つ以上のアンテナに(例えば、通信可能に、直接又は間接的に)結合し得る。近中距離無線通信回路329はまた、図に示すように、アンテナ337及び338などの1つ以上のアンテナに(例えば、通信可能に、直接又は間接的に)結合することができる。代替として、近中距離無線通信回路329は、アンテナ337及び338に(例えば、直接又は間接的に通信可能に)結合することに加えて又はこの代わりに、アンテナ335及び336に(例えば、直接又は間接的に通信可能に)結合していてもよい。近中距離無線通信回路329及び/又はセルラ通信回路330は、多重入出力(Multiple-Input Multiple Output)(MIMO)設定などにおける複数の空間ストリームを受信及び/又は送信するための複数の受信チェーン及び/又は複数の送信チェーンを含み得る。
いくつかの実施形態では、以下で更に説明するように、セルラ通信回路330は、複数の無線アクセス技術(RAT)のための(例えば、通信可能に、直接又は間接的に含む及び/又は結合されている。専用プロセッサ及び/又は無線機)専用受信チェーン(例えば、LTEのための第1の受信チェーン、及び5G NRのための第2の受信チェーン)を含んでもよい。加えて、いくつかの実施形態では、セルラ通信回路330は、特定のRATに専用の無線機間で切り替えられ得る単一の送信チェーンを含み得る。例えば、第1の無線機は、第1のRAT、例えばLTEに専用であってもよく、専用受信チェーン、及び追加の無線機、例えば第2の無線機と共用される送信チェーンと通信してもよく、第2の無線機は、第2のRAT、例えば5G NRに専用であってもよく、専用受信チェーン及び共用される送信チェーンと通信してもよい。
通信デバイス106はまた、1つ以上のユーザインタフェース要素を含む、及び/又は1つ以上のユーザインタフェース要素との使用のために構成され得る。ユーザインタフェース要素は、(タッチスクリーンディスプレイであってもよい)ディスプレイ360、(分離キーボードであってもよく、又はタッチスクリーンディスプレイの一部分として実装されてもよい)キーボード、マウス、マイクロフォン、及び/若しくはスピーカ、1つ以上のカメラ、1つ以上のボタン、並びに/又は情報をユーザに提供すること及び/又はユーザ入力を受信若しくは解釈することが可能である様々な他の要素のうちのいずれかなどの様々な要素のうちのいずれかを含んでもよい。
通信デバイス106は、1つ以上のUICC(単数又は複数)(Universal Integrated Circuit Card、ユニバーサル集積回路カード(単数又は複数))カード345などの、SIM(Subscriber Identity Module、加入者識別モジュール)機能を含む1つ以上のスマートカード345を更に含んでもよい。
図に示すように、SOC300は、通信デバイス106のためのプログラム命令を実行し得るプロセッサ(単数又は複数)302と、グラフィック処理を行って、表示信号をディスプレイ360に提供し得る表示回路304と、を含んでもよい。プロセッサ(単数又は複数)302は、メモリ管理ユニット(Memory Management Unit、MMU)340に結合されていてもよく、MMU340は、アドレスをプロセッサ(単数又は複数)302から受信し、これらのアドレスを、メモリ(例えば、メモリ306、読み出し専用メモリ(Read Only Memory、ROM)350、NANDフラッシュメモリ310)、並びに/又は、表示回路304、近距離無線通信回路229、セルラ通信回路330、コネクタI/F320、及び/若しくはディスプレイ360などの、他の回路若しくはデバイス内の位置に変換するように構成され得る。MMU340は、メモリ保護及びページテーブル変換又はセットアップを実行するように構成されていてもよい。いくつかの実施形態では、MMU340は、プロセッサ(単数又は複数)302の一部分として含まれていてもよい。
上記のように、通信デバイス106は、無線及び/又は有線通信回路を使用して通信するように構成され得る。通信デバイス106はまた、ユーザ機器デバイス及び基地局のための物理ダウンリンク共有チャネルスケジューリングリソースを判定するように構成され得る。更に、通信デバイス106は、無線リンクからCCをグループ化して選択し、選択されたCCのグループから仮想CCを判定するように構成され得る。無線デバイスはまた、CCのグループのアグリゲートリソースマッチングパターンに基づいて物理ダウンリンクリソースマッピングを実行するように構成され得る。
本明細書に記載されているように、通信デバイス106は、通信デバイス106及び基地局のための物理ダウンリンク共有チャネルスケジューリングリソースを判定するための上記の特徴を実装するためのハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素を含み得る。通信デバイス106のプロセッサ302は、例えば、メモリ媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読メモリ媒体)に記憶されたプログラム命令を実行することによって、本明細書に記載の特徴のうちの一部又は全部を実装するように構成され得る。代替として(又は加えて)、プロセッサ302は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのプログラム可能ハードウェア要素として、又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)として構成することができる。代替として(又は加えて)、通信デバイス106のプロセッサ302は、他の構成要素300、304、306、310、320、329、330、340、345、350、360のうちの任意の1つ以上と共に、本明細書に記載の特徴のうちの一部又は全部を実装するように構成され得る。
加えて、本明細書に記載されているように、プロセッサ302は、1つ以上の処理要素を含み得る。したがって、プロセッサ302は、プロセッサ302の機能を実行するように構成されている1つ以上の集積回路(Integrated Circuit、IC)を含み得る。加えて、各集積回路は、プロセッサ(単数又は複数)302の機能を実行するように構成された回路(例えば、第1の回路、第2の回路など)を含むことができる。
更に、本明細書に記載されているように、セルラ通信回路330及び近距離無線通信回路329はそれぞれ、1つ以上の処理要素を含むことができる。換言すれば、1つ以上の処理要素は、セルラ通信回路330内に含められてもよく、同様に、1つ以上の処理要素は、近距離無線通信回路329内に含まれ得る。したがって、セルラ通信回路330は、セルラ通信回路330の機能を実行するように構成された1つ以上の集積回路(IC)を含んでもよい。加えて、各集積回路は、セルラ通信回路230の機能を実行するように構成された回路(例えば、第1の回路、第2の回路など)を含んでもよい。同様に、近距離無線通信回路329は、近距離無線通信回路32の機能を実行するように構成された1つ以上のICを含んでもよい。加えて、各集積回路は、近距離無線離通信回路329の機能を実行するように構成された回路(例えば、第1の回路、第2の回路など)を含んでもよい。
図4は、いくつかの実施形態による基地局102の例示的なブロック図を示す。図4の基地局は、単に、可能な基地局の一例であることに留意されたい。図に示すように、基地局102は、基地局102のためのプログラム命令を実行することができるプロセッサ(単数又は複数)404を含んでもよい。プロセッサ(単数又は複数)404はまた、メモリ管理ユニット(MMU)440に結合されてもよく、メモリ管理ユニット440は、プロセッサ(単数又は複数)404からアドレスを受信して、それらのアドレスをメモリ(例えば、メモリ460及び読み出し専用メモリ(ROM)450)内の場所又は他の回路若しくはデバイスに変換するように構成されてもよい。
基地局102は、少なくとも1つのネットワークポート470を含んでもよい。ネットワークポート470は、電話網に結合し、図1及び図2における上記のように、電話網へのアクセスをUEデバイス106などの複数のデバイスに提供するように構成され得る。
ネットワークポート470(又は追加のネットワークポート)はまた、又は代替として、例えば、セルラサービスプロバイダのコアネットワーク等のセルラネットワークに結合するように構成されていてもよい。コアネットワークは、モビリティ関連サービス及び/又は他のサービスを、UEデバイス106等の複数のデバイスに提供することができる。一部の場合には、ネットワークポート470は、コアネットワークを介して電話網に結合することができ、及び/又はコアネットワークは、(例えば、セルラサービスプロバイダによってサービスを提供される他のUEデバイス間で)電話網を提供することができる。
いくつかの実施形態では、基地局102は、次世代基地局、例えば、5G新無線(5G NR)基地局、又は「gNB」であってもよい。このような実施形態では、基地局102は、従来型進化型パケットコア(EPC)ネットワーク及び/又はNRコア(NRC)ネットワークに接続されてもよい。加えて、基地局102は、5G NRセルとみなされてもよく、1つ以上の遷移及び受信ポイント(TRP)を含んでもよい。加えて、5G NRに従って動作することが可能であるUEは、1つ以上のgNB内の1つ以上のTRPに接続されてもよい。
基地局102は、少なくとも1つのアンテナ434、可能な場合、複数のアンテナを含んでもよい。少なくとも1つのアンテナ434は、無線送受信機として動作するように構成されてもよく、無線機430を介してUEデバイス106と通信するように更に構成されてもよい。アンテナ434は、通信チェーン432を介して無線機430と通信する。通信チェーン432は、受信チェーン、送信チェーン、又はその両方であってもよい。無線機430は、5G NR、LTE、LTE-A、GSM、UMTS、CDMA2000、Wi-Fiなどを含むがこれらには限定されない様々な無線通信規格を介して通信するように構成され得る。
基地局102は、複数の無線通信規格を使用して無線通信するように構成することができる。場合によっては、基地局102は、複数の無線機を含むことができ、複数の無線機は、基地局102が複数の無線通信技術に従って通信することを可能にすることができる。例えば、1つの可能性として、基地局102は、LTEに従って通信を実行するためのLTE無線機、並びに5G NRに従って通信を実行するための5G NR無線機を含んでもよい。このような場合、基地局102は、LTE基地局及び5G NR基地局の両方として動作することが可能であってもよい。別の可能性として、基地局102は、マルチモード無線機を含んでもよく、マルチモード無線機は、複数の無線通信技術(例えば、5G NR及びWi-Fi、LTE及びWi-Fi、LTE及びUMTS、LTE及びCDMA2000、UMTS及びGSMなど)のうちのいずれかに従って、通信を実行することが可能である。
本明細書に以下に更に説明するように、BS102は、本明細書に記載の特徴を実装する、又はそれらの実装をサポートするためのハードウェア及びソフトウェア構成要素を含むことができる。基地局102のプロセッサ404は、例えば、メモリ媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読メモリ媒体)に記憶されたプログラム命令を実行することによって、本明細書に記載の方法のうちの一部又は全部を実装する又はこれらの実装をサポートするように構成され得る。代替として、プロセッサ404は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのプログラム可能ハードウェア要素として、又は特定用途向け集積回路(ASIC)として、又はこれらの組み合わせとして構成されてもよい。代替として(又は加えて)、BS102のプロセッサ404は、他の構成要素430、432、434、440、450、460、470のうちの1つ以上と共に、本明細書に記載の特徴のうちの一部又は全てを実装する又はこれらの実装をサポートするように構成され得る。
加えて、本明細書に記載されているように、プロセッサ(単数又は複数)404は、1つ以上の処理要素から構成されてもよい。換言すれば、1つ以上の処理要素は、プロセッサ(単数又は複数)404内に含まれ得る。したがって、プロセッサ(単数又は複数)404は、プロセッサ(単数又は複数)404の機能を実行するように構成されている1つ以上の集積回路(IC)を含むことができる。加えて、各集積回路は、プロセッサ(単数又は複数)404の機能を実行するように構成された回路(例えば、第1の回路、第2の回路など)を含むことができる。
更に、本明細書に記載されているように、無線機430は、1つ以上の処理要素から構成されてもよい。換言すれば、1つ以上の処理要素は、無線機430内に含まれ得る。したがって、無線機430は、無線機430の機能を実行するように構成されている1つ以上の集積回路(IC)を含むことができる。加えて、各集積回路は、無線機430の機能を実行するように構成されている回路(例えば、第1の回路、第2の回路など)を含んでもよい。
図5は、いくつかの実施形態によるセルラ通信回路の例示的な簡略化されたブロック図を示す。図5のセルラ通信回路のブロック図は、可能なセルラ通信回路の単なる一例であることに留意されたい。実施形態によると、セルラ通信回路330は、上述した通信デバイス106などの通信デバイスに含まれてもよい。上記のように、通信デバイス106は、他のデバイスの中でもとりわけ、ユーザ機器(UE)デバイス、モバイルデバイス若しくは移動局、無線デバイス若しくは無線基地局、デスクトップコンピュータ若しくはコンピューティングデバイス、モバイルコンピューティングデバイス(例えば、ラップトップ、ノートブック、若しくはポータブルコンピューティングデバイス)、タブレット、及び/又はデバイスの組み合わせであってもよい。
セルラ通信回路330は、(図3に)示すように、アンテナ335a~b及び336などの1つ以上のアンテナに(例えば、直接又は間接的に通信可能に)結合していてもよい。いくつかの実施形態では、セルラ通信回路330は、複数のRATのための(例えば、専用プロセッサ及び/若しくは無線機を含む、かつ/又は専用プロセッサ及び/若しくは無線機に通信可能に、直接若しくは間接的に結合されている)専用受信チェーン(例えば、LTEのための第1の受信チェーン、及び5G NRのための第2の受信チェーン)を含み得る。例えば、図5に示すように、セルラ通信回路330は、モデム510及びモデム520を含んでもよい。モデム510は、第1のRAT、例えば、LTE又はLTE-Aなどに従った通信のために構成されてもよく、モデム520は、第2のRAT、例えば、5G NRなどに従った通信のために構成され得る。
図に示すように、モデム510は、1つ以上のプロセッサ512、及びプロセッサ512と通信するメモリ516を含み得る。モデム510は、無線周波数(Radio Frequency、RF)フロントエンド530と通信してもよい。RFフロントエンド530は、無線信号を送信及び受信するための回路を含むことができる。例えば、RFフロントエンド530は、受信回路(receive circuitry、RX)532及び送信回路(transmit circuitry、TX)534を含み得る。いくつかの実施形態では、受信回路532は、アンテナ335aを介して無線信号を受信するための回路を含み得るダウンリンク(downlink、DL)フロントエンド550と通信してもよい。
類似して、モデム520は、1つ以上のプロセッサ522、及びプロセッサ522と通信するメモリ526を含み得る。モデム520は、RFフロントエンド540と通信してもよい。RFフロントエンド540は、無線信号を送信及び受信するための回路を含むことができる。例えば、RFフロントエンド540は、受信回路542及び送信回路544を含み得る。いくつかの実施形態では、受信回路542は、アンテナ335bを介して無線信号を受信するための回路を含み得るDLフロントエンド560と通信してもよい。
いくつかの実施形態では、スイッチ570は、送信回路534をアップリンク(uplink、UL)フロントエンド572に結合し得る。加えて、スイッチ570は、送信回路544をULフロントエンド572に結合し得る。ULフロントエンド572は、アンテナ336を介して無線信号を送信するための回路を含み得る。したがって、セルラ通信回路330が(例えば、モデム510を介してサポートされるように)第1のRATに従って送信するための命令を受信したときに、スイッチ570は、モデム510が第1のRATに従って信号を(例えば、送信回路534及びULフロントエンド572を含む送信チェーンを介して)送信することを可能にする第1の状態に切り替えられてもよい。類似して、セルラ通信回路330が(例えば、モデム520を介してサポートされるように)第2のRATに従って送信するための命令を受信したときに、スイッチ570は、モデム520が第2のRATに従って信号を(例えば、送信回路544及びULフロントエンド572を含む送信チェーンを介して)送信することを可能にする第2の状態に切り替えられてもよい。
本明細書に説明するように、モデム510は上記の特徴、又はユーザ機器デバイス及び基地局に対する周期リソース部分を選択するための、並びに本明細書に説明する様々な他の技法を実装するハードウェア及びソフトウェア構成要素を含み得る。プロセッサ512は、例えば、メモリ媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読メモリ媒体)に記憶されたプログラム命令を実行することによって、本明細書に記載の特徴のうちの一部又は全部を実行するように構成することができる。代替として(又は加えて)、プロセッサ512は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのプログラム可能ハードウェア要素として、又は特定用途向け集積回路(ASIC)として構成することができる。代替として(又は加えて)、プロセッサ512は、他の構成要素530、532、534、550、570、572、335、及び336のうちの1つ以上と共に、本明細書に記載の特徴のうちの一部又は全部を実行するように構成することができる。
加えて、本明細書に記載されているように、プロセッサ512は、1つ以上の処理要素を含むことができる。したがって、プロセッサ512は、プロセッサ512の機能を実行するように構成された1つ以上の集積回路(IC)を含んでもよい。加えて、各集積回路は、プロセッサ512の機能を実行するように構成された回路(例えば、第1の回路、第2の回路など)を含んでもよい。
本明細書で説明するように、モデム520は、UEと基地局との間の無線リンク上で周期的リソースを選択するための上記の機能、並びに本明細書で説明する様々な他の技法を実装するためのハードウェア及びソフトウェア構成要素を含み得る。プロセッサ522は、例えば、メモリ媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読メモリ媒体)に記憶されたプログラム命令を実行することによって、本明細書に記載の特徴のうちの一部又は全部を実装するように構成することができる。代替として(又は加えて)、プロセッサ522は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのプログラム可能ハードウェア要素として、又は特定用途向け集積回路(ASIC)として構成され得る。代替として(又は加えて)、プロセッサ522は、他の構成要素540、542、544、550、570、572、335、及び336のうちの1つ以上と共に、本明細書に記載の特徴のうちの一部又は全部を実装するように構成され得る。
加えて、本明細書に記載されているように、プロセッサ522は、1つ以上の処理要素を含み得る。したがって、プロセッサ522は、プロセッサ522の機能を実行するように構成された1つ以上の集積回路(IC)を含んでもよい。加えて、各集積回路は、プロセッサ522の機能を実行するように構成された回路(例えば、第1の回路、第2の回路など)を含んでもよい。
図6は、UE(例えば、602)によってトリガされたRRC_INACTIVE状態610からRRC_CONNECTED状態620への状態遷移を示す。RRC_INACTIVE状態610は、無線ネットワークとコアネットワークとの間のシグナリングオーバーヘッド及びトンネル確立を低減するために、無線接続状態をコアネットワークから隠す。スマートフォンでは、例えば、インスタントメッセンジャーなどのバックグラウンドアプリケーションは、スマートフォンの画面がオフにされている場合であっても、頻繁に接続を生きて維持するためにネットワークとデータを交換し続ける。
ネットワーク(例えば、604)は、「suspendConfig」を含むRRC解放メッセージを用いて、RRC_INACTIVE状態610に遷移するようにUE602に命令することができる。UEがRRC_INACTIVE状態610からRRC_CONNECTED状態620に遷移する必要があるとき、中断されたRRC接続の再開は、RNA更新を実行するために上位層によって、若しくはRRC層によって、又はNG-RANからのRANページングによって開始することができる。RRC接続再開手順は、ASセキュリティを再アクティブ化し、SRB(単数又は複数)及びDRB(単数又は複数)を再確立する。
RRC_INACTIVE状態610からRRC_CONNECTED状態620に遷移するための手順は、例えば、ページングに応じて、UE602がアップリンクデータを有するとき、のいずれかでUEによってトリガされる。UE602がRRC_INACTIVE状態にある間、UEは、RRCResumeRequestをネットワーク(例えば、基地局又はgNB604)に送信することによって、RRC接続再アクティブ化手順をトリガする。RRC_INACTIVE状態の間、UE602は、CM-CONNECTEDのままである。RRCResumeRequest 612を受信すると、ネットワーク604は、UEコンテキストIDに基づいてUEコンテキスト要求616を取り出し、必要なモビリティアクションを実行し、UEコンテキスト応答618で応答する。RRCResume 614を受信すると、UE602は、AMモードを使用してSRB1上でRRCResumeComplete(DCCH)メッセージ622を送信することによって、RRC接続再開手順の正常な完了を確認する。
図7Bは、UE702がINACTIVE状態706にあるときの後続データの送信710のための従来の手順(例えば、図7A)とは対照的に、本開示において説明される実施形態700の拡張を示す。従来の手順とは対照的に、本開示で説明される実施形態700は、初期データ送信708の後に、UE702がINACTIVE状態にあるときの後続の送信710のために使用することができ、それによって、フィードバック受信のためにCONNECTED状態に入るようにUE702をトリガするためにネットワーク704がRANページングを実行することを回避する。説明される実施形態700は、RRC_CONNECTED状態への状態遷移を伴わずに、RRC_INACTIVE状態におけるデータ(例えば、小規模データ)送信を可能にする。このようにして、小規模データがRRC INACTIVE状態で送信されるときに、UEエネルギー効率を高めることができる。
図8に示すように、アップリンク(UL)又はダウンリンクデータ送信は、フィードバック送信(例えば、TCP ACK、又はRLCステータス報告)を伴う。UE802がINACTIVE状態にある間に初期UL送信を実行する場合、次いでINACTIVE状態に戻る。UEがINACTIVE状態に戻った後、ネットワークがダウンリンク方向にフィードバックを送信するとき、ネットワークは、フィードバック受信のためにCONNECTED状態に入るようにUEをトリガするために、RANページングを実行しなければならない。そのような手順は、INACTIVE状態における直接送信の利点を損なう。対照的に、本明細書で説明される実施形態は、UEが初期アップリンク(UL)データ送信を実行した後に、潜在的な後続データの送信又は受信のために、ある期間(すなわち、アクティブ期間)の間、UEがUE専用スケジューリングのための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を監視し続けることを可能にする。ネットワークは、明示的な設定又はタイマーベースの制御に基づいて、後続データの送信又は受信を制御することができる。
図9Aは、いくつかの実施形態に係る、UE902とネットワーク904との間の通信フロー900を示す。いくつかの実施形態では、例えば、UE902は、906において、基地局904から無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)解放メッセージを受信する。RRC解放メッセージは、UEをRRC_INACTIVE状態908に遷移させるためのサスペンド設定を含む。UE902がRRC解放メッセージを受信した後、UE902は、RRC_INACTIVE状態908に入る。次いで、UE902は、UEがRRC_INACTIVE状態908にある間に、910において、RRC_INACTIVE状態からRRC_CONNECTED状態に遷移することなく、初期データ送信を実行する。UEがRRC INACTIVE状態908にある間に、UE902は、アクティブ期間912中の後続データの送信又は受信のためのUE専用スケジューリングのための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を監視する。その後、UE902は、PDCCHの監視に基づいて、後続データの送信又は受信を実行する。
いくつかの他の実施形態では、基地局904は、UE902がRRC_INACTIVE状態908からRRC_CONNECTED状態に遷移しない間、RRC_INACTIVE状態908にあるUE902から初期データを受信する。基地局904は、UE902がRRC INACTIVE状態908にある間に、アクティブ期間912中の後続データの送信又は受信のためのUE専用スケジューリングのための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信する。基地局904は、専用スケジューリングに基づいて後続データの送信を受信又は送信する。
いくつかの他の実施形態では、基地局904は、設定のうちの1つ以上の中から後続データの送信又は受信のために使用する設定を示す指示を送信する。
図9Bは、いくつかの実施形態に係る、UE902とネットワーク904との間の通信フロー920を示す。いくつかの実施形態では、UE902は、基地局904から、後続データの送信又は受信のための1つ以上の設定を受信する。これらの実施形態では、1つ以上の設定は、922においてRRC解放メッセージの一部として受信される。これらの実施形態では、1つ以上の設定はまた、924においてシステム情報ブロック(SIB)の一部として受信される。SIBは、基地局904によってブロードキャストされる。
いくつかの実施形態では、UEは、基地局から、設定のうちの1つ以上の中から後続データの送信又は受信のために使用する設定を示す指示を受信する。
図9Cは、いくつかの実施形態に係る、UE902とネットワーク904との間の通信フロー940を示す。いくつかの実施形態では、UE902は、942において、アクティブ期間のタイマー924の値を受信する。タイマー924の値は、1つ以上の設定の一部である。次いで、UE902は、アクティブ期間のタイマー924の満了時に、後続データの送信又は受信のためのPDCCHを監視することを停止する。
いくつかの実施形態では、基地局904は、アクティブ期間のタイマーの値を送信する。タイマーの値は、1つ以上の設定の一部である。後続データの送信又は受信のためのPDCCHの監視は、アクティブ期間のタイマーの満了時に停止する。いくつかの実施形態では、基地局904は、後続データの送信又は受信のための既定の設定を送信する。
いくつかの実施形態では、UE902は、後続データの送信又は受信のための既定の設定を適用する。
いくつかの実施形態では(図9A参照)、UE902は、初期データ送信910の後、914において、基地局904からアクティブ期間の開始指示を受信する。UE902は、916において基地局904からアクティブ期間の停止指示の受信時に、後続データの送信又は受信のためのPDCCHを監視することを停止する。
いくつかの実施形態では(図9C参照)、UE902は、初期データ送信の後に、基地局からアクティブ期間の開始指示を受信する。開始指示は、アクティブ期間のタイマー924の値を含む。UEは、アクティブ期間のタイマー924の満了時に、後続データの送信又は受信のためのPDCCHを監視することを停止する。
いくつかの実施形態では、基地局904は、初期データ送信の後に、基地局からアクティブ期間の開始指示を送信する。後続データの送信又は受信のためのPDCCHの監視は、UEにおけるアクティブ期間の停止指示の受信時に停止する。
いくつかの実施形態では、基地局904は、初期データ送信の後に、アクティブ期間の開始指示をUEに送信する。開始指示は、アクティブ期間のタイマーの値を含む。後続データの送信又は受信のためのPDCCHの監視は、アクティブ期間のタイマーの満了時に停止する。
いくつかの実施形態では、開始指示は、レイヤ1(L1)シグナリングである。
いくつかの他の実施形態では、開始指示は、メディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)である。
いくつかの実施形態では、開始指示は、RRCシグナリングである。RRCシグナリングは、後続データの送信又は受信のための1つ以上の設定を含む。
いくつかの実施形態では、ベースバンド904は、RNTIのTC-RNTIタイプ、I-RNTIタイプ、又はCG-RNTIタイプに基づいて、アクティブ期間中の後続データの送信又は受信のためのUE専用スケジューリングのためのPDCCHをスクランブルする。
いくつかの実施形態では、UEは、RNTIのTC-RNTIタイプ、I-RNTIタイプ、又はCG-RNTIタイプに基づいて、アクティブ期間中の後続データの送信又は受信のためのUE専用スケジューリングのためのPDCCHを検証する。UEがアクティブ期間にある間のUE挙動は、CONNECTEDモードにおける従来のものと同じである。例えば、UE専用スケジューリングは、1つ以上のRNTIを介してスクランブルすることができる。(1)T-C-RNTI(初期送信を介してネットワークによって割り当てられる)、(2)I-RNTI又は短縮I-RNTI、及び(3)CG-RNTI(初期送信が1つ以上の事前CG設定に基づいて事前CGリソースを介して実行される場合)。1つ以上の事前CG設定は、事前に設定された物理アップリンク共有チャネル(physical uplink shared channel、PUSCH)リソース設定を指す。
いくつかの実施形態では、UEは、初期帯域幅部分(bandwidth part、BWP)内のUE専用スケジューリングを監視する。UEはまた、アクティブ期間中の後続データの送信又は受信のための共通探索空間内のUE専用スケジューリングを監視する。
UEがアクティブ期間にある間のレイヤ1(L1)挙動は、従来のCONNECTEDモード設定と同じである。L1は、CA/DCをサポートしないが、Nta維持、電力制御、L1 CSI報告、L1 ACK/NACK、BFDなどをサポートする。送信は、初期BWPに制限され、及び/又はPDCCHスケジューリングは、UEの複雑さを低減するために共通探索空間においてのみである。
UEがアクティブ期間にある間のL2挙動は、従来のCONNECTEDモード設定と同じである。MAC:BSR、PHR、DRX、UL/DL HARQ、TA、CG/SPS、新しいLCP制限。RLC/PDCP態様に関して:重複/分割ベアラをサポートしない。SDAPは、従来のCONNECTEDモードに従う。
サービングセル測定の場合、測定要件は、CONNECTEDモード、任意選択のサポートL3フィルタ、任意選択的に測定報告と同様である。隣接セル測定については、従来のIDLE/INACTIVE測定と同じである。
いくつかの実施形態では、RLMは、CONNECTEDモードRLM手順と同じである。
いくつかの他の実施形態では、それはRLMをサポートしない、又は設定に基づかない。
図11は、いくつかの実施形態に係る、UE1102と基地局との間の通信フロー1100を示す。いくつかの実施形態では、1108において、UE1102は、初期データ送信後の現在のセル1104の基地局からの後続データの送信又は受信のためのアクティブ期間の開始指示と、測定設定を示す指示とを受信する。測定設定は、IDLE又はINACTIVE状態にあるUEに関連付けられたSIB3又はSIB4設定に基づく。測定設定は、少なくとも所定の閾値を含む。
いくつかの実施形態では、UEは、アクティブ期間中の測定のための測定設定を含む専用シグナリングを受信する。
図10は、UE1002と基地局との間の通信フロー1000を示す。いくつかの実施形態では、UEは、RLM及びIDLE/INACTIVE状態測定1010を保持する。例えば、UE無線品質が閾値よりも低い(又はRLFがトリガされる)場合、UE1002は、1008において再開手順をトリガする。UE1002が別のセル1006に移動する場合、UE1002は、1012において、新しいアクセスされたセル1006で再開手順/直接データ送信をトリガする。
いくつかの実施形態では、UE1102は、測定イベントをトリガするための1つ以上の条件1110が満たされるかどうかを判定し、1つ以上の条件1110は、現在のセルの無線品質が受信された所定の閾値よりも低く、隣接セルの無線品質が所定の閾値よりも高いことを含む。UE1102は、測定イベントをトリガするための1つ以上の条件が満たされていると判定したことに応じて、隣接セル測定を実行する。
いくつかの実施形態では、1112において、UE1102は、測定イベントをトリガするための1つ以上の条件が満たされていると判定したことに応じて、測定報告をトリガする。1114において、RRC再開メッセージを含む専用RRCメッセージを受信する。専用RRCメッセージは、CONNECTED状態1116に遷移するようにUE1102をトリガする。UE1102は、CONNECTED状態1116に入る。1118において、UE1102は、現在のキャンピングセル1104の基地局にRRC ResumeCompleteメッセージを送信する。1120において、UE1102は、隣接セル1106へのUE1102のハンドオーバを開始するためのハンドオーバ(handover、HO)コマンドを受信する。1122において、UE1102は、ハンドオーバCommandCompleteメッセージを隣接セル1106の基地局に送信する。
図12は、いくつかの実施形態に係る、UE1202と基地局との間の通信フロー1200を示す。いくつかの実施形態では、1208において、UE1202は、測定イベントをトリガするための1つ以上の条件1212が満たされていると判定したことに応じて、測定報告をトリガする。1210において、UE1202は、RRC再開メッセージと、隣接セル1206へのUE1202のハンドオーバを開始するためのHOコマンドとを含む専用RRCメッセージを受信する。専用RRCメッセージは、CONNECTED状態1214に遷移するようにUE1202をトリガする。UE1202は、CONNECTED状態1214に入る。1216において、UE1202は、隣接セル1206の基地局にRRC ResumeCompleteメッセージを送信する。
図13は、いくつかの実施形態に係る、UE1302と基地局との間の通信フロー1300を示す。いくつかの実施形態では、UE1302は、測定イベントをトリガするための1つ以上の条件1308が満たされていると判定したことに応じて、測定報告をトリガする。UE1302は、1310において、隣接セル1306の基地局にRRC再開要求メッセージを送信する、又はデータ送信を実行する。
図14は、いくつかの実施形態に係る、UE1402と基地局との間の通信フロー1400を示す。いくつかの実施形態では、1408において、UE1402は、現在のセル1404の基地局にUE選好を送信する。UEは、1410において、隣接セル1406へのUE1402のハンドオーバを開始するために、RRC再開メッセージとHOコマンドとを含む専用RRCメッセージを受信する。専用RRCメッセージは、CONNECTED状態1412に遷移するようにUE1402をトリガする。UEは、CONNECTED状態に入る。UE1402は、隣接セル1406の基地局にRRC ResumeCompleteメッセージを送信する。
上述されたものの諸部分は、専用論理回路などの論理回路で、又はプログラムコード命令を実行する、マイクロコントローラ若しくは他の形態のプロセッシングコアで実行することができる。それゆえ、上記の考察によって教示される処理は、機械実行可能命令などのプログラムコードで実行することができ、このプログラムコードは、これらの命令を実行するマシンに特定の機能を実行させる。この関連では、「マシン」は、中間形態(又は「抽象」)命令を、プロセッサ固有命令に変換するマシン(例えば、「仮想マシン」(例えば、Java仮想マシン)、インタープリタ、共通言語ランタイム、高級言語仮想機械などの、抽象的実行環境)、並びに/あるいは、汎用プロセッサ及び/又は専用プロセッサなどの、命令を実行するように設計された、半導体チップ上に配置される電子回路(例えば、トランジスタで実装される「論理回路」)とすることができる。上記の考察によって教示されるプロセスはまた、プログラムコードを実行することなく、それらのプロセス(又は処理の一部分)を実行するよう設計された、電子回路によって(機械の代わりに、又は機械と組み合わせて)実行することもできる。
本発明はまた、本明細書で説明される動作を実行するための装置にも関する。この装置は、必要とされる目的のために特別に構築することができ、又は、コンピュータ内に記憶されたコンピュータプログラムによって選択的に起動若しくは再構成されている汎用コンピュータも含み得る。そのようなコンピュータプログラムは、限定するものではないが、フロッピーディスク、光ディスク、CD-ROM、及び磁気光ディスクを含めた任意のタイプのディスク、読み出し専用メモリ(ROM)、RAM、EPROM、EEPROM、磁気若しくは光カード、又は電子命令の記憶に好適な任意のタイプの媒体などの、それぞれがコンピュータシステムバスに結合される、コンピュータ可読記憶媒体内に記憶することができる。
機械読取可能な媒体は、機械(例えばコンピュータ)によって読取可能な型で情報を記憶又は送信するための任意の方式を含む。例えば、機械読取可能な媒体は、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス等を含む。
製造品を使用して、プログラムコードを記憶することができる。プログラムコードを記憶する製造品は、限定するものではないが、1つ以上のメモリ(例えば、1つ以上のフラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(スタティック、ダイナミック、若しくはその他のもの))、光ディスク、CD-ROM、DVD ROM、EPROM、EEPROM、磁気若しくは光カード、又は電子命令の記憶に適したその他の種類の機械可読媒体として具体化されてもよい。プログラムコードはまた、伝搬媒体中に具体化されるデータ信号によって(例えば、通信リンク(例えば、ネットワーク接続)を介して)、遠隔コンピュータ(例えば、サーバ)から要求側コンピュータ(例えば、クライアント)にダウンロードすることもできる。
上記の「発明を実施するための形態」は、コンピュータメモリ内部のデータビット上での動作の、アルゴリズム及びシンボリックな表現の観点から提示されている。これらのアルゴリズムの説明及び表現は、データ処理技術の当業者によって、その作業内容の本質を他の当業者に最も効果的に伝えるために使用されるツールである。アルゴリズムとは、本明細書では、また概して、所望の結果をもたらす、自己矛盾のない動作のシーケンスであると考えられる。それらの動作は、物理量の物理的操作を必要とするものである。通常は、必須ではないが、これらの量は、記憶、転送、組み合わせ、比較、及び他の方式での操作が可能な、電気信号若しくは磁気信号の形態を取る。主として一般的な使用の理由から、これらの信号を、ビット、値、要素、記号、文字、用語、数字などと称することが、好都合な場合があることが判明している。
しかしながら、これらの用語、及び同様の用語の全ては、適切な物理量と関連付けられるものであり、これらの量に適用される便宜的な標識にすぎない点に留意するべきである。特に具体的な記述がない限り、上記の論考から明らかであるように、説明全体を通して、「選択する」、「判定する」、「受信する」、「形成する」、「グループ化する」、「集約する」、「生成する」、「削除する」又は類似の用語を利用する論考は、コンピュータシステムのレジスタ若しくはメモリ内の物理(電子)量として表されるデータを操作して、コンピュータシステムメモリ又はレジスタ、あるいは他のそのような情報記憶装置、送信デバイス、又は表示デバイス内の物理量として同様に表される他のデータへと変換する、コンピュータシステム又は同様の電子コンピューティングデバイスの、動作並びにプロセスを指すことが理解されよう。
本明細書で提示されるプロセス及び表示は、いずれかの特定のコンピュータ若しくは他の装置に、固有に関連するものではない。様々な汎用システムを、本明細書での教示に従ったプログラムで使用することができ、又は、説明される動作を実行するための、より特殊化された装置を構築することが、好都合であると判明する場合もある。様々なこれらのシステムに関して必要とされる構造は、以下の説明から明らかであろう。更には、本発明は、いずれかの特定のプログラミング言語に関連して説明されるものではない。様々なプログラミング言語を使用して本明細書に述べられるような本発明の教示を実施することが可能であることが理解されるであろう。
個人特定可能な情報の使用は、ユーザのプライバシーを維持するための業界又は政府の要件を満たす又は超えるとして一般に認識されているプライバシーポリシ及びプラクティスに従うべきであることに十分に理解されたい。特に、個人特定可能な情報データは、意図されない又は許可されていないアクセス又は使用のリスクを最小限に抑えるように管理及び取り扱いされるべきであり、許可された使用の性質はユーザに明確に示されるべきである。
前述の説明は、本発明のいくつかの例示的な実施形態を説明しているにすぎない。当業者は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、種々の改変がなされ得ることを、このような議論、添付の図面及び特許請求の範囲から容易に認識する。

Claims (26)

  1. UEがRRC_INACTIVE状態からRRC_CONNECTED状態に遷移しない間、前記RRC_INACTIVE状態にある前記UEから初期データを受信することと、
    前記UEが前記RRC INACTIVE状態にある間に、アクティブ期間中の後続データの送信又は受信のためのUE専用スケジューリングのための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信することと、
    前記専用スケジューリングに基づいて前記後続データの送信を受信又は送信することと、
    を含む動作を実行するように構成されたプロセッサを備える、基地局(BS)。
  2. 前記プロセッサが、
    前記後続データの前記送信又は受信のための1つ以上の設定を送信すること、
    を含む動作を実行するように更に構成されている、請求項1に記載のBS。
  3. 前記1つ以上の設定が、前記RRC解放メッセージの一部として送信される、請求項2に記載のBS。
  4. 前記1つ以上の設定が、システム情報ブロック(SIB)の一部として送信される、請求項2に記載のBS。
  5. 前記プロセッサが、
    設定のうちの前記1つ以上の中から前記後続データの前記送信又は受信のために使用する設定を示す指示を送信すること、
    を含む動作を実行するように更に構成されている、請求項2から4のいずれか一項に記載のBS。
  6. 前記プロセッサが、
    前記アクティブ期間のタイマーの値であって、前記タイマーの前記値が、前記1つ以上の設定の一部であり、前記後続データの前記送信又は受信のための前記PDCCHの監視が、前記アクティブ期間の前記タイマーの満了時に停止する、タイマーの値を送信すること、
    を含む動作を実行するように更に構成されている、請求項2に記載のBS。
  7. 前記プロセッサが、
    前記後続データの前記送信又は受信のための既定の設定を送信すること、
    を含む動作を実行するように更に構成されている、請求項1に記載のBS。
  8. 前記プロセッサが、前記初期データ送信の後に、前記基地局から前記アクティブ期間の開始指示を送信することを含む動作を実行するように更に構成されており、前記後続データの前記送信又は受信のための前記PDCCHの監視が、前記UEにおける前記アクティブ期間の停止指示の受信時に停止する、請求項1に記載のBS。
  9. 前記プロセッサが、
    前記初期データ送信の後に、前記アクティブ期間の開始指示であって、前記開始指示が、前記アクティブ期間のタイマーの値を含み、前記後続データの前記送信又は受信のための前記PDCCHの監視が、前記アクティブ期間の前記タイマーの満了時に停止する、開始指示を前記UEに送信すること、
    を含む動作を実行するように構成されている、請求項1に記載のBS。
  10. 前記開始指示が、レイヤ1(L1)シグナリングである、請求項8又は9に記載のBS。
  11. 前記開始指示が、メディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)である、請求項8又は9に記載のBS。
  12. 前記開始指示が、RRCシグナリングであり、前記RRCシグナリングが、前記後続データの前記送信又は受信のための1つ以上の設定を含む、請求項8又は9に記載のBS。
  13. 前記プロセッサが、
    RNTIのTC-RNTIタイプ、I-RNTIタイプ、又はCG-RNTIタイプに基づいて、アクティブ期間中の前記後続データの前記送信又は受信のための前記UE専用スケジューリングのための前記PDCCHをスクランブルすること、
    を含む動作を実行するように構成されている、請求項1に記載のBS。
  14. UEがRRC_INACTIVE状態からRRC_CONNECTED状態に遷移しない間、前記RRC_INACTIVE状態にある前記UEから初期データを受信することと、
    前記UEが前記RRC INACTIVE状態にある間に、アクティブ期間中の後続データの送信又は受信のためのUE専用スケジューリングのための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信することと、
    前記専用スケジューリングに基づいて前記後続データの送信を受信又は送信することと、
    を含む、方法。
  15. 前記後続データの前記送信又は受信のための1つ以上の設定を送信すること、
    を更に含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記1つ以上の設定が、前記RRC解放メッセージの一部として送信される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記1つ以上の設定が、システム情報ブロック(SIB)の一部として送信される、請求項15に記載の方法。
  18. 設定のうちの前記1つ以上の中から前記後続データの前記送信又は受信のために使用する設定を示す指示を送信すること、
    を更に含む、請求項15から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記アクティブ期間のタイマーの値であって、前記タイマーの前記値が、前記1つ以上の設定の一部であり、前記後続データの前記送信又は受信のための前記PDCCHの監視が、前記アクティブ期間の前記タイマーの満了時に停止する、タイマーの値を送信すること、
    を更に含む、請求項15に記載の方法。
  20. 前記後続データの前記送信又は受信のための既定の設定を送信すること、
    を更に含む、請求項14に記載の方法。
  21. 前記初期データ送信の後に、前記基地局から前記アクティブ期間の開始指示を送信することを更に含み、前記後続データの前記送信又は受信のための前記PDCCHの監視が、前記UEにおける前記アクティブ期間の停止指示の受信時に停止する、
    請求項14に記載の方法。
  22. 前記初期データ送信の後に、前記アクティブ期間の開始指示であって、前記開始指示が、前記アクティブ期間のタイマーの値を含み、前記後続データの前記送信又は受信のための前記PDCCHの監視が、前記アクティブ期間の前記タイマーの満了時に停止する、開始指示を前記UEに送信すること、
    を更に含む、請求項14に記載の方法。
  23. 前記開始指示が、レイヤ1(L1)シグナリングである、請求項20又は21に記載の方法。
  24. 前記開始指示が、メディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)である、請求項20又は21に記載の方法。
  25. 前記開始指示が、RRCシグナリングであり、前記RRCシグナリングが、前記後続データの前記送信又は受信のための1つ以上の設定を含む、請求項20又は21に記載の方法。
  26. RNTIのTC-RNTIタイプ、I-RNTIタイプ、又はCG-RNTIタイプに基づいて、アクティブ期間中の前記後続データの前記送信又は受信のための前記UE専用スケジューリングのための前記PDCCHをスクランブルすること、
    を更に含む、請求項14に記載の方法。
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