JP2023542634A - 眼科レーザアブレーション手術のための水分状態の調整 - Google Patents

眼科レーザアブレーション手術のための水分状態の調整 Download PDF

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Abstract

特定の実施形態において、眼科レーザアブレーションシステムは、レーザ装置と、液体除去装置と、コンピュータとを含む。レーザ装置は、レーザ放射を治療パターンに従って眼の組織を切削するための複数のショットとして眼へと方向付ける。液体除去装置は、眼の組織の表面から液体を除去する。コンピュータは、水分保持処置を特定し、液体除去装置に、水分保持処置に従って眼のある位置における組織の表面から液体を除去するように命令し、レーザ装置に、治療パターンに従って眼のその位置における組織を切削するように命令する。

Description

本開示は一般に、眼科レーザアブレーションシステムに関し、より詳しくは、眼科レーザアブレーション手術のための水分状態の調整に関する。
レーザフォトアブレーション、又はレーザアブレーションとは、レーザビームをそこに照射することによって表面から物質を除去するプロセスである。眼科手術では、アブレーション手術は典型的に、エキシマレーザを使って角膜を変形させてその屈折特性を変化させる。エキシマレーザビームは、治療パターンに従って角膜へと方向付けられる。ビームにより分子同士が分離させられ、物質が除去されて、所望の角膜形状が得られる。
様々なタイプのレーザアブレーション処置がある。レーザ角膜屈折矯正手術(LASIK:Laser in-situ keratomileusis)では、角膜を切開してフラップが形成され、その後、エキシマレーザを用いて角膜が切削される。光学的角膜切除術(PRK:photo refractive keratectomy)は、LASIKと似ているが、フラップを形成する代わりに、角膜上皮が、例えば化学的又は機械的に除去される点が異なる。
レーザアブレーション処置中、眼は、処置中の瞬きを防止するために開瞼器によって開いた状態に保たれる。元来、涙液層が眼を損傷から保護している。涙液の蒸発はこの生来の保護を失うことにつながるため、眼はその表面の涙液層を保持するために点眼薬で湿潤させられる。
特定の実施形態において、眼科レーザアブレーションシステムは、レーザ装置と、液体除去装置と、コンピュータとを含む。レーザ装置は、レーザ放射を治療パターンに従って眼の組織を切削するために複数のショットとして眼へと方向付ける。液体除去装置は、眼の組織の表面から液体を取り除く。コンピュータは、水分保持処置を特定し、液体除去装置に、水分保持処置に従って眼のある位置における組織の表面から液体を除去するように命令し、レーザ装置に、治療パターンに従って眼のその位置で組織を切削するように命令する。
実施形態は、以下の特徴のうちの、何れも含まないか、1つ、いくつか、若しくはすべてを含んでもよい。
液体除去装置は、液体を変位させるための超音波を発生させる超音波エミッタを含む。
液体除去装置は、液体を乾燥させるための赤外線を発生させる赤外線エミッタを含む。
液体除去装置は、液体を乾燥させるためのレーザビームを発生させるレーザ源を含む。
液体除去装置は、液体を乾燥させるための噴射エアを生成する装置を含む。
水分保持処置は、治療パターンから特定される。
液体は、各ショット又は一連のショットの前に除去される。
眼科レーザアブレーションシステムは、組織の表面に液体を付与する液体ディスペンサをさらに含む。コンピュータはさらに、液体ディスペンサに対し、水分保持処置に従って眼のその位置における組織の表面に液体を付与するように命令する。
液体ディスペンサは、液体を組織の表面に噴霧する噴霧器を含む。
液体ディスペンサは、液体を組織の表面に注入するカニューレを含む。
液体は、各ショット又は一連のショットの後に付与される。
除去された液体は、眼のその位置における組織の表面に再び付与される。
強い冷却効果を有する液体又は創傷治癒のための液体が付与される。代替的に、強力な冷却効果を有する液体が付与され、その後、創傷治癒のための液体が付与される。
特定の実施形態において、眼科レーザアブレーションの方法は、レーザ装置により、レーザ放射を治療パターンに従って眼の組織を切削するための複数のショットとして眼へと方向付けることと、液体除去装置により、その場にある液体を眼の組織の表面から外部へと除去することと、コンピュータにより、水分保持処置を特定すること、液体除去装置に、水分保持処置に従って、その場にある液体を眼のある位置における組織の表面から外部へと除去するように命令すること、及びレーザ装置に、治療パターンに従って眼のその位置における組織を切削するように命令すること、を実行することと、を含む。
実施形態は、以下の特徴のうちの、何れも含まないか、1つ、いくつか、若しくはすべてを含んでもよい。
水分保持処置は、治療パターンから特定される。
液体ディスペンサは、組織の表面に液体を付与する。コンピュータは、液体ディスペンサに、水分保持処置に従って眼のその位置における組織の表面に液体を付与するように命令する。
除去された液体は、眼のその位置における組織の表面に再び付与される。
強力な冷却効果を有する液体と、その後、創傷治癒のための液体が付与される。
特定の実施形態において、眼科レーザアブレーションシステムは、レーザ装置と、液体除去装置と、液体ディスペンサと、コンピュータとを含む。レーザ装置は、レーザ放射を治療パターンに従って眼の組織を切削するための複数のショットとして眼へと方向付ける。液体除去装置は、眼の組織の表面から液体を除去する。液体ディスペンサは、組織の表面に液体を付与する。コンピュータは、治療パターンから水分保持処置を特定し、液体除去装置に、水分保持処置に従って、その場にある液体を眼のある位置における組織の表面から外部へと除去するように命令し、液体は各ショット又は一連のショットの前に除去され、レーザ装置に、治療パターンに従って眼のその位置の組織を切削するように命令し、液体ディスペンサに、水分保持処置に従って眼のその位置の組織の表面により多くの液体を付与するように命令し、液体は各ショット又は一連のショットの後に付与される。より多くの液体を付与することは、強力な冷却効果を有する液体を付与することと、除去された液体を眼のその位置における組織の表面に再び付与することと、創傷治癒のための液体を付与することとを含む。
図1は、標的眼の水分状態を調整する眼科レーザアブレーションシステムの例を示す。 図2は、図1のシステムで使用されてよい液体除去装置と液体ディスペンサの例を示す。 図3は、図1のシステムにより使用されてよい、眼科手術中に適切な水分状態を管理する方法の例を示す。 図4は、図1のシステムにより使用されてよい、眼科手術中に適切な水分状態を管理する方法の例を示す。
次に、説明及び図面を参照して、開示される装置、システム、及び方法の例示的な実施形態を詳細に示す。説明及び図面は、網羅的であることを意図するものでも、図面において示され、説明において開示される特定の実施形態に特許請求の範囲を限定することを意図するものでもない。図面は可能な実施形態を表すが、図面は必ずしも原寸に比例しておらず、実施形態をよりよく示すために特定の特徴を簡略化、誇張、削除、又は部分的に分割している場合がある。
レーザアブレーション処置中、眼は点眼薬により湿潤させられて、眼表面の涙液層が保持される。しかしながら、液体はレーザビームのエネルギ入射束を破壊する可能性がある。ビームが液体の中を通過するとき、エネルギが失われてビームが組織を切削できない。本説明の実施形態は、この問題に対処するために、液体の少なくとも一部をアブレーションの直前に除去してエネルギの減少を回避して、アブレーション後により多くの液体を付与して眼を保護する。
図1は、特定の実施形態による眼科レーザアブレーションシステム10の例を示しており、これは、標的眼22の水分状態を、眼22の組織を切削しながら調整する。図の例において、システム10は、レーザ装置15と、カメラ38と、液体除去装置40と、液体ディスペンサ42と、制御コンピュータ30とを含み、これらは図のように結合されている。レーザ装置15は、図示のように結合されたレーザ源12、スキャナ16、1つ又は複数の光学要素17、及び/又は集束対物レンズ18などの制御可能なコンポーネントを含む。コンピュータ30は、図示のように結合されたロジック36と、(コンピュータプログラム34を記憶する)メモリ32と、ディスプレイ37とを備える。説明しやすくするために、以下のようなxyz座標系を使用する。z方向はレーザビームの伝播方向により画定され、xy平面は伝播方向に垂直である。他の適切なxyz座標系を使用してもよい。
概観として、コンピュータ30はシステム10のコンポーネントに対し、レーザ装置15のレーザビームが眼22への処置を治療パターンに従って実行できるようにするために、以下の動作例により眼22の水分状態を調整するように命令する。この例では、レーザ装置15は、レーザ放射を治療パターンに従って眼22の組織を切削するためのレーザショットとして眼22へと方向付けるように構成される。液体除去装置40は、その場にある液体を眼の組織の表面から外部へと除去するように構成され、液体ディスペンサ42は、より多くの液体を組織の表面に付与するように構成される。コンピュータ30は、水分保持処置を特定する。コンピュータ30はすると、コンポーネントに、水分保持処置に従って、その場にある液体を眼のある位置における組織から外部へと除去し、その位置における組織を治療パターンに従って切削し、水分保持処置に従って、その位置における組織により多くの液体を付与するように命令する。
次に、システム10の部品を見ると、レーザ源12は治療パターンに従って眼22の組織を切削するレーザビームを発生させる。レーザ源12は、波長が300nm未満のレーザビームを発生させるエキシマレーザであってよい。治療パターンは、レーザ放射パルスが方向付けられることになるショット位置に関するx,y(及びおそらくz)座標を画定するショットパターンであってよい。治療パターンは、アブレーションプロファイルから特定されてよく、これは角膜の特定のx,y位置において除去すべき組織の体積を示す。1パルスが切削する組織の体積を考慮し、あるx,y位置に方向付けられることになるパルスの数は、アブレーションプロファイルにより画定される組織の体積から容易に計算できる。
スキャナ16は、レーザビームの焦点を短手方向及び長手方向に誘導する。短手方向とは、ビームの伝播方向に垂直な方向、すなわちx,y方向を意味する。スキャナ16は、レーザビームを任意の適切な手法で短手方向に誘導することができる。例えば、スキャナ16は、相互に垂直な軸の周りでチルトすることができる一対のガルバノメトリック作動式スキャナミラーを含んでもよい。別の例として、スキャナ16は、レーザビームを電気光学的に操作することができる電気光学結晶を含んでもよい。
長手方向とは、レーザビームの伝播方向に平行な方向、すなわちz方向を意味する。スキャナ16は、任意の適切な仕方でレーザビームを縦方向に導き得る。例えば、スキャナ16は、縦方向に調節可能なレンズ、屈折力が可変のレンズ、又はビーム焦点のz位置を制御し得る変形可能なミラーを備えてもよい。スキャナ16の構成要素は、ビーム経路に沿って任意の適切な仕方で、例えば同じ又は異なるモジュール式ユニットに配置されてもよい。
1つ(又は複数)の光学要素17は、集束対物系18に向けてレーザビームを導く。光学要素17は、レーザビームに作用(例えば、透過、反射、屈折、回折、コリメート、調整、整形、集束、変調、及び/又は他の仕方で作用)し得る。光学要素の例としては、レンズ、プリズム、ミラー、回折光学要素(diffractive optical element、DOE)、ホログラフィック光学要素(holographic optical element、HOE)、及び空間光変調器(spatial light modulator、SLM)が挙げられる。本例では、光学要素17はミラーである。集束対物系18は、患者インターフェース20を通してレーザビームの焦点を眼22の一点に向けて集束させる。本例では、集束対物系18は、対物レンズであり、例えばfθ対物系である。
カメラ38は、患者インターフェース20を介して眼22の画像を記録する。カメラ38の例にはビデオ、光干渉断層撮影、又はアイトラッキングカメラが含まれる。カメラ38は、眼22の記録された画像を表す画像データをコンピュータ30に送達する。コンピュータ30は、画像データに対する画像処理を行って、眼22上にある液体の量を識別し得る。画像処理には、記録された画像内の液体を認識し、液体の量を特定することが含まれる。
液体除去装置40は、その場にある液体を眼22の表面から外部へと除去する。液体には、涙液(すなわち、涙)及びそれ以前に眼22に付与された液体が含まれていてよい。液体ディスペンサ42は、より多くの液体を眼22の表面に付与する。液体ディスペンサ42は、眼に対する処置に適している何れの液体も付与してよく、これは例えば生理食塩水及び/又は涙液である。液体は、薬剤(例えば、鎮痛剤)、冷却剤、殺菌剤(例えば、抗菌剤)、及び/又は揮発性成分(例えば、アルコール)等の添加剤を含んでいてもよい。液体除去装置40と液体ディスペンサ42について、図2を参照しながらより詳しく説明する。
コンピュータ30は、システム10のコンポーネントをコンピュータプログラム34に従って制御する。例えば、コンピュータ30は、コンポーネント(例えば、レーザ源12、スキャナ16、光学要素17、及び/又は集束対物レンズ18)を制御して、レーザ装置15のレーザビームを眼22に集束させ、治療パターンに従って眼22の少なくとも一部を切削する。眼22の治療を成功させるためには、眼22は適切な水分状態を有しているべきである。眼22を適切に湿潤させるために、コンピュータ30は、コンポーネントに、水分保持処置に従って眼22から液体を除去し、また付与するように命令する。
水分保持処置は、何れの適当なステップが、何れの適当な順序でも、連続的にも、又は同時にも行われてよい。例えば、処置では、液体が1又は複数のショットの前に除去され、及び/又は液体が1又は複数のショットの後に付与されてよい。他の例として、処置では、次に切削される領域からの液体の除去と、次に切削されない他の領域への液体の付与が同時に行われてもよい。
水分保持処置では、液体の何れの適当な部分が除去されてもよい。例えば、処置では、液体は次のショットの領域のみ、次のショットの領域及びその周囲の領域、レーザ切削領域の一部、又はレーザ切削領域の全部で除去されてもよい。他の例として、処置ではある領域内の液体の一部のみが除去されても、ある領域内の液体の全部が除去されてもよい。
水分保持処置では、何れの適当な手法で液体が付与されてもよい。例えば、処置では貯蔵部からの新しい液体が付与されてもよい。他の例として、処置では、眼から液体が除去され、その後、除去された液体が眼に再び付与されてもよく、それによって液体は再使用される。他の例として、処置では、眼の1つの領域から眼の他の領域へと液体が移動されて、液体の除去と再付与が行われなくてもよい。他の例として、処置では異なる種類の液体、例えばより強力な冷却効果を有する液体(例えば、揮発性の高い液体)又は創傷治癒のための液体(例えば、保護又は薬効液体)が付与される。他の例として、処置では付与される液体の種類が変えられてもよく、例えばまずより強力な冷却効果を有する液体が付与され、その後、創傷治癒のための液体が付与される。
水分保持処置には、処置の特定の部分で、より多くの(又はより少ない)水分をもたらすステップがあってよい。例えば、より多くの水分をもたらすステップでは、除去された液体より多くの液体が付与され、及び/又は液体の除去より頻繁に液体が付与されてもよい。より少ない水分をもたらすステップでは、除去された液体より少ない液体が付与され、及び/又液体の除去より少ない頻度で液体が付与されてもよい。
コンピュータ30は、水分保持処置を何れの適当な手法で特定してもよい。コンピュータ30は、コンピュータ30のメモリ32から水分保持処置を呼び出してもよい。特定の実施形態において、コンピュータ30は、水分保持処置を治療パターンから特定し、処置がパターンに合わせてカスタム化されるようにしてもよい。例えば、パターンの中により多くの水分(例えば、より高い密度のアブレーションショット)を必要とする領域がある場合、処置には、その領域のための、より多くの水分をもたらすステップが含まれていてもよい。特定の実施形態において、コンピュータ30は、処置を調整するために機械学習又は人工知能を使用してもよい。例えば、コンピュータ30は、カメラ28からの画像を介して、ある領域により多くの水分が必要であることを検出してよく、その領域により多くの液体を付与するように処置を調整してもよい。
特定の実施形態において、コンピュータ30は、眼22を適切に湿潤させるために水分保持処置を実行する。コンピュータ30は、任意の適切な手法で処置を実施してもよい。例えば、コンピュータ30は、複数のショットの各ショットの前又は一連のショットの前に、その場にある液体を組織から外部へと除去してよい。他の例として、コンピュータ30は、複数のショットの各ショットの後又は一連のショットの後に、より多くの液体をその位置の組織に付与してよい。
図2は、図1のシステム10で使用されてよい液体除去装置40及び液体ディスペンサ42の例を示す。図の例では、液体除去装置40は除去装置ポインタ46を含み、液体ディスペンサ42はディスペンサポインタ48を含む。
液体除去装置40は、その場にある液体を眼22の表面から外部へと何れの適当な手法で除去する何れの適当な装置でもよい。特定の実施形態において、液体除去装置40は、電磁放射及び/又は機械的エネルギを液体へと向けてその液体を除去する。例えば、液体除去装置40は、超音波を発生させて液体を変位させる超音波エミッタを含んでいてよい。他の例では、液体除去装置40は、液体を乾燥させる赤外線を発生させる赤外線エミッタを含んでいてよい。他の例として、液体除去装置40は、液体を乾燥させるレーザビームを発生させるレーザ源(例えば、アブレーションのために使用されるエキシマレーザ又は別のレーザ)を含んでいてよい。他の例として、液体除去装置40は、液体を乾燥させる噴射エアを生成する装置(例えば、眼圧計)を含んでいてよい。
除去装置ポインタ46は、眼22の表面の特定の位置において液体を除去するように液体除去装置40を方向付ける。特定の実施形態において、除去装置ポインタ46は、放射及び/又は振動を眼22の特定の位置へと方向付ける光学要素又はスキャナを含んでいてよい。
液体ディスペンサ42は、眼22の表面に何れの適当な手法で液体を付与する何れの適当な装置でもよい。例えば、液体ディスペンサ42は、液体を表面に噴霧する噴霧器を含んでいてよい。他の例として、液体ディスペンサ42は、液体の標的を表面の特定の領域へと絞るカニューレを含んでいてよい。液体ディスペンサ42の特徴は、液体の付与の、例えば方向、力、及び/又は範囲を変更するように調整されてよい。
ディスペンサポインタ48は、液体を眼22の表面の特定の位置に付与するように液体ディスペンサ42を方向付ける。特定の実施形態において、ディスペンサポインタ48は、液体を眼22の特定の位置へと方向付ける円筒形のコンポーネントを含んでいてよい。
図3及び4は、図1のシステムにより使用されてよい、眼科手術中に適切な水分状態を管理する方法の例を示す。方法はステップ110から始まり、その中ではコンピュータ30は、眼科手術中に眼22を治療するために使用される治療パターンを受信する。ステップ112で、コンピュータ30は水分保持処置を特定する。コンピュータ30は、保存されていた水分保持処置を呼び出しても、治療パターンから処置を特定してもよい。
コンピュータ30は、液体除去装置40、レーザ装置15、及び液体ディスペンサ42にステップ114及び120を実行するように命令する。ステップ114で、液体除去装置40は水分保持処置に従って、その場にある液体を眼22のある位置から外部へと除去する。ステップ118で、レーザ装置15は治療パターンに従ってその位置で眼の組織を切削する。ステップ120で、液体ディスペンサ42は、水分保持処置に従って眼22のその位置により多くの液体を付与する。
ステップ122で、水分保持処置は治療パターンに従って終了されてよい。処置が終わらなければ、方法はステップ114に戻り、液体を除去して処置を継続する。処置が最後に到達したら、方法はステップ124に進み、処置を終了する。特定の実施形態において、水分保持処置の最後のステップで、レーザアブレーション領域の大部分又は全体に液体が付与されてよい。これで、方法は終了する。
本明細書に開示されるシステム及び装置の(コンピュータ30などの)コンポーネントは、インターフェース、ロジック、及び/又はメモリを含んでもよく、これらのうちの任意のものがコンピュータハードウェア及び/又はソフトウェアを含んでもよい。インターフェースは、コンポーネントへの入力を受信する、及び/又はコンポーネントからの出力を送信することができ、通常、ソフトウェア、ハードウェア、周辺機器、ユーザ、及びこれらの組み合わせなどの間で情報を交換するために使用される。ユーザインターフェース(例えば、グラフィカルユーザインターフェース(GUI))は、ユーザがコンピュータと対話するために利用され得るインターフェースの一種である。ユーザインターフェースの例としては、ディスプレイ、タッチスクリーン、キーボード、マウス、ジェスチャセンサ、マイクロフォン、及びスピーカが挙げられる。
ロジックは、コンポーネントの動作を実行することができる。ロジックは、データを処理する、例えば命令を実行して入力から出力を生成する、1つ又は複数の電子デバイスを含み得る。そのような電子デバイスの例としては、コンピュータ、プロセッサ、マイクロプロセッサ(例えば、中央処理装置(CPU))、及びコンピュータチップが挙げられる。ロジックは、動作を実行するために電子デバイスによって実行され得る命令をエンコードするコンピュータソフトウェアを含み得る。コンピュータソフトウェアの例としては、コンピュータプログラム、アプリケーション、及びオペレーティングシステムが挙げられる。
メモリは、情報を記憶することができ、有形のコンピュータ可読及び/又はコンピュータ実行可能な記憶媒体を含み得る。メモリの例としては、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)又は読み出し専用メモリ(ROM))、マスストレージ媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブルストレージ媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)又はデジタルビデオ若しくは多用途ディスク(DVD))、データベース、ネットワークストレージ(例えば、サーバ)、及び/又は他のコンピュータ可読媒体が挙げられる。特定の実施形態は、コンピュータソフトウェアを用いてエンコードされたメモリを対象とすることができる。
特定の実施形態に関して本開示を説明してきたが、実施形態の修正形態(例えば、変更、置換、追加、省略、及び/又は他の修正形態)が、当業者には明らかになるはずである。したがって、本発明の範囲から逸脱することなく、実施形態に対する修正がなされ得る。例えば、本明細書で開示されたシステム及び装置に対する修正がなされ得る。当業者には明らかであるように、システム及び装置の構成要素が統合されても分離されてもよいし、システム及び装置の動作が、より多くても、より少なくても、他のコンポーネントによって実行されてもよい。別の例として、本明細書で開示された方法に対する修正がなされ得る。当業者には明らかであるように、方法は、より多い、より少ない、又は他のステップを含んでもよく、ステップは、任意の適当な順序で実行されてもよい。
特許庁及び読者が請求項を解釈するのを助けるために、出願人は、特定の請求項において「ための手段」又は「ためのステップ」という単語が明示的に使用されていない限り、請求項又は請求項要素の何れもが、35 U.S.C.§112(f)を想起することを意図していないことを言及しておく。請求項内の他の用語(例えば、「機構」、「モジュール」、「デバイス」、「ユニット」、「コンポーネント」、「要素」、「部材」、「装置」、「機械」、「システム」、「プロセッサ」、又は「コントローラ」)の使用は、出願人により、関連技術における当業者に知られている構造を指すと理解され、35 U.S.C.§112(f)を想起することを意図していない。

Claims (22)

  1. 眼科レーザアブレーションシステムにおいて、
    レーザ放射を治療パターンに従って眼の組織を切削するための複数のショットとして前記眼へと方向付けるように構成されたレーザ装置と、
    その場にある液体を前記眼の前記組織の表面から外部へと除去するように構成された液体除去装置と、
    コンピュータであって、
    水分保持処置を特定し、
    前記液体除去装置に、前記水分保持処置に従って、前記その場にある液体を前記眼のある位置における前記組織の前記表面から外部へと除去するように命令し、
    前記レーザ装置に、前記治療パターンに従って前記眼の前記位置における前記組織を切削するように命令する
    ように構成されたコンピュータと、
    を含む眼科レーザアブレーションシステム。
  2. 前記液体除去装置は、前記液体を変位させる複数の超音波を発生させるように構成された超音波エミッタを含む、請求項1に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  3. 前記液体除去装置は、前記液体を乾燥させる複数の赤外線を発生させるように構成された赤外線エミッタを含む、請求項1に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  4. 前記液体除去装置は、前記液体を乾燥させるレーザビームを発生させるように構成されたレーザ源を含む、請求項1に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  5. 前記液体除去装置は、前記液体を乾燥させる噴射エアを生成するように構成された装置を含む、請求項1に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  6. 前記水分保持処置を特定することは、
    前記治療パターンから前記水分保持処置を特定することを含む、請求項1に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  7. 前記その場にある液体を前記水分保持処置に従って前記眼のある位置における前記組織から外部へと除去することは、
    前記液体を前記複数のショットの各ショットの前に除去することを含む、請求項1に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  8. 前記その場にある液体を前記水分保持処置に従って前記眼のある位置における前記組織から外部へと除去することは、
    前記液体を前記複数のショットの一連のショットの前に除去することを含む、請求項1に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  9. 前記組織の前記表面に液体を付与するように構成された液体ディスペンサをさらに含み、
    前記コンピュータは、
    前記液体ディスペンサに、前記水分保持処置に従って前記眼の前記位置における前記組織の前記表面に液体を付与するように命令するようにさらに構成される、
    請求項1に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  10. 前記液体ディスペンサは、前記組織の前記表面に液体を噴霧するように構成された噴霧器を含む、請求項9に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  11. 前記液体ディスペンサは、液体を前記組織の前記表面に注入するように構成されたカニューレを含む、請求項9に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  12. 前記水分保持処置に従って前記眼の前記位置における前記組織の前記表面に液体を付与することは、
    前記液体を前記複数のショットの各ショットの後に付与することを含む、
    請求項9に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  13. 前記水分保持処置に従って前記眼の前記位置における前記組織の前記表面に液体を付与することは、
    前記液体を前記複数のショットの一連のショットの後に付与することを含む、
    請求項9に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  14. 前記水分保持処置に従って前記眼の前記位置における前記組織の前記表面に液体を付与することは、
    前記除去された液体を前記眼の前記位置における前記組織の前記表面に再び付与することを含む、
    請求項9に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  15. 前記水分保持処置に従って前記眼の前記位置における前記組織の前記表面に液体を付与することは、
    強力な冷却効果を有する液体を付与することを含む、
    請求項9に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  16. 前記水分保持処置に従って前記眼の前記位置における前記組織の前記表面に液体を付与することは、
    創傷治癒のための液体を付与することを含む、
    請求項9に記載の眼科レーザアブレーションシステム。
  17. 眼科レーザアブレーションの方法において、
    レーザ装置により、レーザ放射を眼に向かって治療パターンに従って前記眼の組織を切削する複数のショットとして方向付けることと、
    液体除去装置により、その場にある液体を前記眼の前記組織の表面から外部へと除去することと、
    コンピュータにより、
    水分保持処置を特定すること、
    前記液体除去装置に、前記その場にある液体を前記水分保持処置に従って前記眼のある位置における前記組織の前記表面から外部へと除去するように命令すること、
    前記レーザ装置に、前記治療パターンに従って前記眼の前記位置における前記組織を切削するように命令すること
    を行うことと、を含む方法。
  18. 前記水分保持処置を特定することは、
    前記水分保持処置を前記治療パターンから特定することを含む
    請求項17に記載の方法。
  19. 液体ディスペンサにより、液体を前記組織の前記表面に付与することと、
    前記コンピュータにより、前記液体ディスペンサに、前記水分保持処置に従って前記眼の前記位置における前記組織の前記表面に液体を付与するように命令することと、
    をさらに含む、
    請求項17に記載の方法。
  20. 液体を前記水分保持処置に従って前記眼の前記位置における前記組織の前記表面に付与することは、
    前記除去された液体を前記眼の前記位置における前記組織の前記表面に再び付与することを含む、
    請求項19に記載の方法。
  21. 液体を前記水分保持処置に従って前記眼の前記位置における前記組織の前記表面に付与することは、
    強力な冷却効果を有する液体を付与することと、
    創傷治癒のための液体を付与することと、
    を含む、請求項19に記載の方法。
  22. 眼科レーザアブレーションシステムにおいて、
    レーザ放射を、治療パターンに従って眼の組織を切削するための複数のショットとして前記眼へと方向付けるように構成されたレーザ装置と、
    その場にある液体を前記眼の前記組織の表面から外部へと除去するように構成された液体除去装置と、
    液体を前記組織の前記表面に付与するように構成された液体ディスペンサと、
    コンピュータであって、
    水分保持処置を前記治療パターンから特定し、
    前記液体除去装置に、前記その場にある液体を前記水分保持処置に従って前記眼のある位置における前記組織の前記表面から外部へと除去するように命令し、前記液体は前記複数のショットの各ショット又は一連のショットの前に除去され、
    前記レーザ装置に、前記治療パターンに従って前記眼の前記位置における前記組織を切削するように命令し、
    前記液体ディスペンサに、前記水分保持処置に従って前記眼の前記位置における前記組織の前記表面により多くの液体を付与するように命令し、前記液体は前記複数のショットの各ショット又は一連のショットの後に付与され、前記より多くの液体を付与することは、
    強力な冷却効果を有する液体を付与することと、
    前記除去された液体を前記眼の前記位置における前記組織の前記表面に再び付与することと、
    創傷治癒のための液体を付与することと、
    を含む
    ように構成されたコンピュータと、
    を含む眼科レーザアブレーションシステム。
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