JP2023541610A - 抽出容器のための流入弁および抽出容器 - Google Patents

Abstract

抽出乾燥物質を収容するための抽出容器（２０）のための流入弁（１０）ならびに抽出容器（２０）。流入弁（１０）は、閉鎖キャップ（１１）と弁体（１２）とを有している。閉鎖キャップ（１１）と弁体（１２）とは、材料肉薄個所（１３）を介して互いに分離可能に結合されている。

Description

本発明は、独立請求項の上位概念に記載の形式の抽出容器のための流入弁ならびに流入弁を有した抽出容器に関する。

抽出飲料とは、本発明の関連では、抽出乾燥物質から出発して、低温または高温の抽出液と接触することにより調製することができるあらゆる種類の飲料であると理解される。典型的な抽出飲料は、例えば、茶葉またはハーブに熱湯を注ぐことにより調製される茶である。

様々な種類の茶は、その芳香を最適に発揮するために、数分間継続する比較的長い抽出を必要とすることが知られている。したがって、茶葉と抽出水との接触時間は十分に長くなければならない。

欧州特許第３１１９２４５号明細書により、抽出乾燥物質の測定された量を、所定の接触継続期間にわたって抽出液と接触させることができる茶調製装置および方法が公知である。これは、拡張可能な抽出容器により可能とされている。抽出液を容器内にもたらすために、この容器のカバーは充填針で穿刺され、この充填針を通して抽出液が容器内にもたらされる。

このようなプロセスは、少なくない労力を伴う。充填針は鈍化する場合があり、これにより穿刺するための労力が増大し、したがって誤操作につながるおそれがある。充填針としての中空針の必要性によっては、抽出容器内への流量が制限される。

本発明の課題は、従来技術の少なくとも１つのまたは複数の欠点を解消することである。特に、確実かつ簡単な、そして特に再現可能な操作を可能にし、好ましくは抽出液を抽出容器内に導入するための十分に大きな開口部を提供することができる、注入容器のための流入弁が提供されることが望ましい。

この課題は、独立請求項で規定された装置によって解決される。さらなる実施形態は、従属請求項に記載されている。

本発明による、抽出乾燥物質を収容するための抽出容器のための流入弁は、閉鎖キャップと弁体とを有している。閉鎖キャップと弁体とは、材料肉薄個所を介して互いに分離可能に結合されている。

閉鎖キャップが弁体に材料肉薄個所を介して結合されていることにより、これらの両エレメントを僅かな労力で互いに分離させることができ、破断した材料肉薄個所に沿って充填開口を提供することができ、この充填開口を通して、抽出液を抽出容器内に導入することができる。

さらに、閉鎖キャップにより、この閉鎖キャップを相応の対応部材上で、例えば載置部上でガイドかつ／または保持することができる。

閉鎖キャップは、基体と、基体から延び、基体に沿って環状に延在する壁とを有していることが想定されていてよい。

環状の壁により、閉鎖キャップを相応の対応部材上で、均一に、特に位置に関係なくガイドすることができる。基体を形成することにより、壁の方向での閉鎖キャップの運動を制限する規定されたストッパを提供することができる。

したがって、壁は特に中空円筒状に形成されていてよく、第１の端部と第２の端部とを有していてよい。第１の端部は基体に接続され、第２の端部は材料肉薄個所に接続されている。

これにより、簡単かつ安価な、特に再現可能な製造が可能である。

好ましくは、材料肉薄個所は、閉鎖キャップの周囲に環状に形成されている。

閉鎖キャップは、したがって完全に弁体から分離することができ、これにより、弁体と閉鎖キャップとの間のその後の相対運動が可能となる。

材料肉薄個所は、裂断フィルムとして形成されていてよい。裂断フィルムは、幅に対してより小さな高さまたは厚さを有する材料の個所である。裂断フィルムは、典型的には、１０μｍよりも厚く、好ましくは５００μｍの厚さを超えない。裂断フィルムは特に、最大でも、裂断フィルムに接続されている壁の半分の厚さである。

弁体は、流入弁の中心に向かって半径方向で延在する弁基部を有していてよく、弁基部は材料肉薄個所に接続されている。

したがって、弁体は、この弁基部を介して材料肉薄個所に対して間隔を置いて位置している。これにより、材料肉薄個所に接近することができる。

弁基部には、段部を形成するために、弁基部から延び、弁基部に沿って環状に延在する壁が配置されていてよい。すなわち、この壁は、弁体の構成部分である。

環状の壁により、弁体において、相応の対応部材、例えば充填管片を収容することができ、この充填管片を弁基部に沿ってガイドすることができる。壁の環状の配置により、相応の充填管片を、特に位置に関係なくガイドすることができる。さらに、この壁と相応の充填管片との間に環状のシール部を簡単に提供することができる。

この壁は特に中空円筒状に形成されていてよく、第１の端部と第２の端部とを有していてよい。第１の端部は弁体基部に接続されており、第２の端部は、この第２の端部から半径方向外側に向かって延在するベース体に接続されている。

これにより、簡単かつ安価な、特に再現可能な製造が可能である。

好ましくは、弁体の壁および閉鎖キャップの壁は実質的に互いに同心に配置されている。

この場合、これらの壁は、好ましくは実質的に同じ長さにわたって延在している。

弁体の壁および閉鎖キャップの壁は、弁体基部と共に、実質的にＵ字型の横断面プロフィールを有していてよい。材料肉薄個所は、相応に、Ｕ字型のプロフィールの底部に配置されている。

このような形式の構造により、相応の流入弁を、抽出容器のカバー部分に、流入弁がカバー部分の内側に凹設されてカバー部分を越えて突出しないように、配置することができる。

両壁は、材料肉薄個所の方向で互いに向かって近付いていくように延びていてもよく、すなわち円錐状に形成されていてよい。この場合、各壁は、５°までの傾斜を有していてよい。

これにより、一方では製造が容易になり、他方では、このような形式の円錐状の構成により、壁と、相応の対応部材、例えば載置部または充填管片との間の確実な接続を提供することができる。

特に、閉鎖キャップの基体は、弁体のベース体と実質的に同一平面内に配置されており、好ましくは、抽出容器の内部の方向に向かってずらされている。

ベース体はこの場合、特に、抽出容器のカバー部分と一体の構成部分として形成されていてよい。

ベース体および／または弁基部には、１つまたは複数の載置エレメントが形成されていてよい。

これにより、規定された間隔を提供することができ、かつ／または相応のエレメントの移動を制限することができる。

このような載置エレメントは、抽出容器における、特に抽出容器の底面部分における相応の対応部材とそれぞれ協働することができる。

流入弁、特に閉鎖キャップおよび／または弁体は、射出成形法でプラスチックから、特に生分解性のプラスチックから、好ましくはバイオマス起源のプラスチックから製造することができる。

本発明のさらなる態様は、抽出飲料を調製するための抽出乾燥物質を収容するための抽出容器に関する。抽出容器は、底面部分、カバー部分、底面部分とカバー部分とを接続する壁部分、およびここに記載したような流入弁を有している。この流入弁は、カバー部分に形成されている。

これにより、抽出容器の少なくともカバー部分の簡単かつ一体の製造が可能となる。相応の弁を取り付けるための付加的な作業ステップは不要である。

抽出容器は、好ましくは拡張可能であり、特に壁部分は可変の長さを有している。

これにより、一方では、抽出容器内に存在する抽出乾燥物質の膨張を可能にし、他方では、使用前の抽出容器を僅かな所要スペースで搬送し保管することができる。

抽出容器は、本明細書に記載した流入弁以外は、特に欧州特許第３１１９２４５号明細書に記載されかつ特許請求された抽出容器に相応に構成されていてよい。したがって抽出容器は、特に、抽出液を収容するために液密に形成されていて、抽出液の導入により、収縮形状から拡張形状へと膨張するように形成されている。抽出容器には、好ましくは、抽出容器内の過圧の超過の際に開放される流出弁が設けられている。この流出弁は、底面部分に配置されている。しかしながら、流出弁は、機械的に開放可能な弁として形成されていてもよい。

本発明に記載の抽出容器は、特に、欧州特許第３１１９２４５号明細書に記載されかつ特許請求された方法の実施に適している。その方法は、特に、測定された量の抽出乾燥物質を、測定された量の抽出液と接触させ、それにより抽出飲料を生成するという方法である。抽出乾燥物質を、最初は収縮形状にあり拡張形状へと膨張可能な抽出容器内に準備する。抽出液を、抽出容器内に導入する。抽出容器が拡張し、これにより抽出容器内の抽出乾燥物質は、抽出飲料を形成するために、接触時間にわたって抽出液との接触状態に保持される。次いで、抽出容器は圧縮により少なくとも部分的に収縮形状へと戻され、このときに、抽出飲料が少なくとも部分的に抽出容器から放出される。

抽出容器の底面部分には、閉鎖キャップを載置するための載置部を配置することができる。

このような形式の載置部により、閉鎖キャップを、底面部分に対して特定の位置に保持することができる。さらに、このような形式の載置部により、例えば閉鎖キャップに作用する力を、底面部分を介して吸収することができる。

閉鎖キャップのガイドも、このような形式の載置部により提供することができる。

この場合、特に、載置部は、流入弁の弁キャップの相応の壁と協働することが想定されていてよい。このために、載置部は、例えば、実質的に円筒状の壁を有していてよく、この壁は、閉鎖キャップの、相応に形成された中空円筒状の壁と、ここに記載したように協働する。

両壁は、相補的にやや円錐状に形成されていてよく、これにより、これらの壁の互いに対する運動は、これらの壁をクランプすることになる。

載置部はさらに、載置部が閉鎖キャップの運動を制限するように形成されていてよい。

載置部は、抽出容器の放出開口に配置されていてよく、少なくとも所定の領域でフィルタスクリーンとして形成されていてよい。

このような構成により、一方では、抽出乾燥物質が抽出飲料と共に抽出容器から放出されることが阻止され、他方では、載置部としての相応の構成により二重の機能を提供することができ、この場合、載置部は特に、ここに記載したガイドと、閉鎖キャップの運動の制限とを提供することができる。さらに、このような形式の構成により、抽出容器を簡単に収縮された形態に保持することができる。

すなわち、載置部は、閉鎖キャップをガイドするためのガイドエレメントを有していてよい。

好ましくは、弁体は壁部分に接続されており、この場合、特に弁体のベース体が、壁部分に接続されている。

このような構成により、流入弁を内包するカバー部分が提供されている。換言すると、流入弁は一体的に形成され、カバー部分を提供している。

これにより、簡単かつ安価な製造が可能であり、さらなるエレメントおよび／または構成部分を省くことができる。

概略的な図面に基づき、本発明を以下に実施例につき詳しく説明する。

抽出容器の断面を示す斜視図である。 収縮した形態で図１の抽出容器を示す斜視図である。 拡張した形態で図２Ａの抽出容器を示す斜視図である。 図１の流入弁の詳細図である。 破断された流入弁と共に示す図３の詳細図である。

より見やすくするために、すべての図面において、場合によっては抽出容器２０内に存在する抽出乾燥物質の図示は省かれている。

図１は、抽出容器２０の断面を示す斜視図である。抽出容器２０は、流入弁１０と、放出開口２１２を備えた流出弁３０とを有している。抽出容器自体は、底面部分２１と、カバー部分２２と、壁部分２３とを有している。壁部分２３は、拡張可能であり、ここではベローズの形態で形成されており、柔軟なプラスチックから製造されている。壁部分２３は一方では液密に底面部分２１に結合されており、他方では液密にカバー部分２２に結合されている。この壁部分２３は、底面部分２１とカバー部分２２とによって取り囲まれている。このために、底面部分２１には、その周囲に、カバー部分２２の方向で延在する壁が設けられている。図１からわかるように、流入弁１０は、カバー部分２２と一体の構成部分として形成されている。

流入弁１０は、載置部２１１上に配置されており、ひいては底面部分２１に対して相応に離隔されている。載置部２１１は、この場合、底面部分２１と一体の構成部分として形成されている。

図１の抽出容器２０は、実質的に回転対称に形成されていて、中心軸線Ｌを有している。この中心軸線は軸方向も規定している。抽出容器２０の構成が回転対称ではない場合も、中心軸線は存在する。この中心軸線は、実質的に、流入弁１０と流出弁３０との接続により規定される。流入弁１０と流出弁３０とによって、流入弁１０から流出弁３０へと流れる流れ方向も規定されている。

図２Ａは、図１の抽出容器２０の斜視図を、収縮形態で示している。図２Ａおよび図１から明らかであるように、収縮形態では、底面部分２１は、相応の破断エレメントを備える周囲に配置された壁を介して、カバー部分２２に結合されている。

図２Ｂは、図２Ａの抽出容器２０の斜視図を、拡張形態で示している。流入弁１０（図１参照）を介して過圧を加えることにより、底面部分２１の壁の破断エレメントが破断して、抽出容器２０に抽出液を充填することにより壁部分２３が拡張した。図３および図４を参照して後述するように、過圧をかける前に、流入弁１０の材料肉薄個所１３は破断していることがわかる。抽出容器２０は、以後、予め規定された時間にわたってこのような拡張形態で留まり、次いで、抽出飲料を放出するために圧縮される。圧縮または付加的な装置によって、流出弁３０（これについては図１参照）は開放され、抽出飲料はこの流出弁３０を通って放出される。

図３は、図１の断面図における図１の流入弁１０の詳細図を示している。流入弁１０は、閉鎖キャップ１１と弁体１２とを有している。閉鎖キャップ１１は、基体１１１と、この基体１１１から延在する壁１１２とを有している。壁１１２は、抽出容器２０の内部の方向に、この場合、流出弁３０（これについては図１参照）が配置されている底面部分２１の方向に延在している。壁１１２は中空円筒状の壁として形成されており、壁１１２の第１の端部は基体１１１に接続され、壁１１２の第２の端部は材料肉薄個所１３に接続されている。材料肉薄個所１３は、閉鎖キャップ１１と弁体１２との間に配置されている。材料肉薄個所１３は、壁１１２に沿って環状に形成されている。材料肉薄個所は、流入弁１０の中心から半径方向に延在する弁体基部１２１に続いている。弁体基部１２１は、弁体１２の一部である。弁体１２は、すなわち、弁体基部１２１と、この弁体基部１２１に沿って延びる環状の壁１２２とを有している。この壁１２２は、ベース体１２３に続いている。ベース体１２３は、この場合、カバー部分２２（図１参照）と一体の構成部分として形成されている。

ベース体１２３と基体１１１とは、実質的に一平面内に位置している。各壁１２２と１１２とは、この平面から、流出弁３０の方向に、したがって材料肉薄個所１３の方向に延在している。両壁１２２と１１２とは、弁体基部１２１と共に、実質的にＵ字型の横断面を形成しており、材料肉薄個所１３は、この横断面の底部に形成されている。Ｕ字型の両脚は、壁１２２と１１２によって形成されており、材料肉薄個所１３の方向で、やや円錐状に先細りしている。

閉鎖キャップ１１は、全体として、実質的に帽子型の構成を有している。閉鎖キャップ１１は、載置部２１１と作用結合しており、載置部で軸方向にガイドされている。このために、載置部２１１はガイドエレメント２１４（図４参照）を有している。図３に示されているように、材料肉薄個所１３が接続されている壁１１２の端部は、載置部２１１の相応の対応部材に対して軸方向で離隔されている。載置部２１１における対応部材は、環状の肩部２１５として形成されている。

図３は、全体として抽出容器２０が収縮されている構造を示しており、材料肉薄個所１３はまだ破断しておらず、換言するとこれは納品状態に相当する。

図４は、図３の詳細図を、破断した流入弁１０または破断した材料肉薄個所１３と共に示している。材料肉薄個所１３を破断するためには、閉鎖キャップ１１が、載置部２１１の方向で、閉鎖キャップ１１の壁１１２の下端部が載置部２１１の環状の肩部２１５に当接するまで押される。弁体１２に対する閉鎖キャップ１１のこのような相対運動により、材料肉薄個所１３は破断する。破断した材料肉薄個所１３に沿って充填開口が生じる。

載置部２１１はフィルタスクリーン２１３を有しており、流れ方向で流出弁３０（これについては図１参照）の上流に配置されている。載置部２１１には、壁１１２と作用結合し、壁１１２のために軸方向のガイドを提供するガイドエレメント２１４が形成されている。弁体１２のベース体１２３は、カバー部分２２と一体の構成部分として形成されており、弁体１２は、底面部分２１（これについては図１参照）の環状の壁に支持されている。弁体１２に作用する力は、すなわち、底面部分２１に吸収される。したがって、載置部２１１に関しては、弁体１２はその相対位置を保持することができる。閉鎖キャップ１１に力が作用する場合、軸方向での閉鎖キャップ１１の摺動により、材料肉薄個所１３において材料肉薄個所を破断する剪断力が生じる。

例えば付加的に、載置部２１１の肩部２１５の領域で、材料肉薄個所１３の半径方向外側に、例えば弁基部１２１を支持することができる別のエレメントが設けられていることが想定されていてよい。代替的には、弁基部１２１に、特に肩部２１５と協働し、弁基部１２１を肩部２１５上に支持する載置エレメントを設けることが想定されてもよい。

Claims (15)

1. 抽出乾燥物質を収容するための抽出容器（２０）のための流入弁（１０）であって、
   前記流入弁（１０）は、閉鎖キャップ（１１）と弁体（１２）とを有しており、前記閉鎖キャップ（１１）と前記弁体（１２）とは、材料肉薄個所（１３）を介して互いに分離可能に結合されていることを特徴とする、流入弁（１０）。
2. 前記閉鎖キャップ（１１）は、基体（１１１）と、前記基体から延び該基体（１１１）に沿って環状に延在する壁（１１２）とを有している、請求項１記載の流入弁（１０）。
3. 前記壁（１１２）は、中空円筒状に形成され、第１の端部と第２の端部とを有しており、前記第１の端部は前記基体（１１１）に接続され、前記第２の端部は前記材料肉薄個所（１３）に接続されている、請求項２記載の流入弁（１０）。
4. 前記材料肉薄個所（１３）は、前記閉鎖キャップ（１１）の周囲に環状に形成されている、請求項１から３までのいずれか１項記載の流入弁（１０）。
5. 前記材料肉薄個所（１３）は、裂断フィルムとして形成されている、請求項１から４までのいずれか１項記載の流入弁（１０）。
6. 前記弁体（１２）は、半径方向で中心に向かって延在する弁基部（１２１）を有しており、前記弁基部は前記材料肉薄個所（１３）に接続されている、請求項１から５までのいずれか１項記載の流入弁（１０）。
7. 前記弁基部（１２１）には、段部を形成するために、前記弁基部から延び該弁基部（１２１）に沿って環状に延在する壁（１２２）が配置されている、請求項６記載の流入弁（１０）。
8. 前記壁（１２２）は、中空円筒状に形成され、第１の端部と第２の端部とを有しており、前記第１の端部は前記弁基部（１２１）に接続され、前記第２の端部は、前記第２の端部から半径方向外側に向かって延在するベース体（１２３）に接続されている、請求項７記載の流入弁（１０）。
9. 前記ベース体（１２３）にかつ／または前記弁基部（１２１）に、１つ以上の載置エレメントが形成されている、請求項８記載の流入弁（１０）。
10. 抽出飲料を調製するための抽出乾燥物質を収容するための抽出容器（２０）であって、底面部分（２１）、カバー部分（２２）、前記底面部分（２１）と前記カバー部分（２２）とを接続する壁部分（２３）、および請求項１から９までのいずれか１項記載の流入弁（１０）を有している、抽出容器（２０）において、
    前記流入弁（１０）は前記カバー部分（２２）に形成されていることを特徴とする、抽出容器（２０）。
11. 前記抽出容器（２０）は拡張可能であって、特に、前記壁部分（２３）は可変の長さを有している、請求項１０記載の抽出容器（２０）。
12. 前記底面部分（２１）には、閉鎖キャップ（１１）を載置するための載置部（２１１）が配置されている、請求項１０または１１記載の抽出容器（２０）。
13. 前記載置部（２１１）は放出開口（２１２）に配置されていて、少なくとも所定の領域でフィルタスクリーン（２１３）として形成されている、請求項１０から１２までのいずれか１項記載の抽出容器（２０）。
14. 前記載置部（２１１）は、前記閉鎖キャップ（１１）をガイドするためのガイドエレメント（２１４）を有している、請求項１２または１３記載の抽出容器（２０）。
15. 前記弁体（１２）は前記壁部分（２３）に接続されており、特に前記ベース体（１２３）は前記壁部分（２３）に接続されている、請求項１０から１４までのいずれか１項記載の抽出容器（２０）。

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