JP2023539058A - 無線通信システムにおける中継動作のための方法及びその装置 - Google Patents

無線通信システムにおける中継動作のための方法及びその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023539058A
JP2023539058A JP2023509807A JP2023509807A JP2023539058A JP 2023539058 A JP2023539058 A JP 2023539058A JP 2023509807 A JP2023509807 A JP 2023509807A JP 2023509807 A JP2023509807 A JP 2023509807A JP 2023539058 A JP2023539058 A JP 2023539058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
qos
link
indicator
value
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023509807A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022035212A5 (ja
Inventor
マームード ワトファ,
メルダッド シャリアト,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GBGB2012511.8A external-priority patent/GB202012511D0/en
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2023539058A publication Critical patent/JP2023539058A/ja
Publication of JPWO2022035212A5 publication Critical patent/JPWO2022035212A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/0268Traffic management, e.g. flow control or congestion control using specific QoS parameters for wireless networks, e.g. QoS class identifier [QCI] or guaranteed bit rate [GBR]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • H04W28/24Negotiating SLA [Service Level Agreement]; Negotiating QoS [Quality of Service]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/53Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on regulatory allocation policies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • H04W72/542Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using measured or perceived quality
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/15Setup of multiple wireless link connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/04Terminal devices adapted for relaying to or from another terminal or user
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/18Interfaces between hierarchically similar devices between terminal devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】無線通信システムにおける中継ノードによって遂行される方法及び中継ノードを提供する。【解決手段】本発明の中継ノードを介してユーザ端末(UE)とネットワークとの間のアップリンク(UL)通信に対するエンドツーエンド(e2e)サービス品質(QoS:Quality of Service)を支援するための中継ノードによって実行される方法は、ネットワークから、UEに対するダウンリンク(DL)パケットを受信する段階と、QoS規則を生成するか又は更新する段階と、を有し、DLパケットは、中継ノードとネットワークとの間の第1リンク上のQoSフローの第1指示子の値を含み、QoS規則は、第1指示子の値に基づいて導出され、選択事項として、生成されるか又は更新されたQoS規則は、UEに対応するか又はUEとの第2リンク上のQoSフローに該当する。【選択図】図6

Description

本発明は、ネットワーク中継にユーザ端末(UE)に対する反映されたQoS(Quality of Service)のための方法、その装置、及びそのシステムに関し、より詳細には、3GPP(登録商標)(3rd generation partnership project) 5G(5th generation)通信システムにおけるネットワーク中継器にUEに対する反映されたQoSのための方法、その装置、及びそのシステムに関する。
4世代(4G)通信システムの商用化以後、増大する無線データトラフィックを求める需要を満足させるために、向上した第5世代(5G)通信システム又は予備5G通信システムを開発する相当な努力がなされてきた。
このため、「5G通信システム」又は「予備5G通信システム」が「4G以後の(beyond 4G)ネットワーク通信システム」又は「ポストLTE(post long term evolution)システム」と呼ばれる所以である。
迅速なデータ伝送速度を得るために、超高周波帯域(ミリメートル(mmWave)、例えば60GHz帯域)上において、5G通信システムの具現が考慮されている。ミリメートル波帯域内の電波経路損失を軽減し、電波の伝播距離を延長させるために、ビームフォーミング、巨大配列多重入出力(massive MIMO(multiple-input multiple-output))、全次元多重入出力(FD(full dimensional)-MIMO)、アレイアンテナ(array antenna)、アナログビームフォーミング、及び大規模アンテナ(large scale antenna)システムのような5G通信システムの技術が論議されている。
また、5G通信システムのためのシステムネットワークを改善するために、進化型(evolved)小型セル、進歩型(advanced)小型セル、クラウドRAN(cloud radio access network)、超密接(ultra-dense)ネットワーク、装置間(D2D(device-to-device))通信、無線バックホール(wireless backhaul)、移動(moving)ネットワーク、協業(cooperative)通信、CoMP(coordinated multi-points)、及び受信干渉除去のような技術も開発されている。
更に、5G通信システムにおいて、アドバンストコーディング変調(ACM)方式であるFQAM(ハイブリッドFSK(frequency shift keying)-QAM(quadrature amplitude modulation))及びスライディングウィンドウ重畳コーディング(SWSC)、並びにアドバンストアクセス技術であるフィルタバンクマルチキャリア(FBMC)、非直交多重化アクセス(NOMA)、及びSCMA(sparse code multiple access)が開発されてきた。
インターネットは、人が情報を生成して消費する人中心の連結網において、分散された事物のような構成要素間で情報を交換して処理する事物インターネット(IoT:Internet of Things)網に進化してきた。IoT関連技術が、例えばクラウドサーバとの連結を介してビッグデータを処理するための技術に結合される万物インターネット(IoE:Internet of everything)技術が登場している。IoTを具現するために、センシング技術、有無線通信及びネットワークインフラ、サービスインターフェース技術、セキュリティ技術のような多様な技術要素が要求される。最近何年かの間、事物を連結するためのセンサーネットワーク、装置間(M2M:machine-to-machine)通信、マシンタイプ通信(MTC)などを含む技術が研究されてきた。IoT環境では、互いに連結された事物から獲得されるデータを収集して解釈し、それにより人間生活に新たな価値を作り出すインテリジェントインターネット技術(IT)サービスが提供される。既存の情報技術(IT)及び多様な産業は互いに融合されて結合されるため、IoTは、スマートホーム、スマートビルディング、スマートシティ、スマートカー又はコネクティッド(connected)カー、スマートグリッド、ヘルスケア、スマートホーム家電、高品質医療サービスのような多様な分野に適用される。
5G通信システムをIoTネットワークに適用するための多様な試みがなされている。例えば、センサーネットワーク、M2M通信、MTCなどに関する技術がビームフォーミング、MIMO、アレイアンテナなどを含む5G通信技術を利用して具現される。上述のビッグデータ処理技術として、クラウドRAN(cloud RAN)を適用することが5G通信技術とIoT技術との融合の一例である。
モバイル通信システムの発展により、多様なサービスを提供することが可能であるため、無線通信システムにおいて、基準信号を効率的に送受信する方法が必要である。
上述の情報は、単に本発明の理解の一助とするための背景情報として提供される。本発明に関し、上述の内容のうちのいずれが先行技術として適用されか否かということについては、いかなる判断も下されることはなく、いかなる主張も断定されるものではない。
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、無線通信システムにおける中継ノードによって遂行される方法及び中継ノードを提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による中継ノードを介してユーザ端末(UE)とネットワークとの間のアップリンク(UL)通信に対するエンドツーエンド(e2e)サービス品質(QoS:Quality of Service)を支援するための前記中継ノードによって実行される方法は、前記ネットワークから、前記UEに対するダウンリンク(DL)パケットを受信する段階と、QoS規則を生成するか又は更新する段階と、を有し、前記DLパケットは、前記中継ノードと前記ネットワークとの間の第1リンク上のQoSフローの第1指示子の値を含み、前記QoS規則は、第1指示子の値に基づいて導出される。
本発明によれば、無線通信システムにおいて基準信号を効率的に送信及び受信する方法を提供することができる。
本発明の実施形態の上述の形態、及びその他の態様、特性及び利点は、図面と連繋して実施される以下の説明から、更に自明になるであろう。
関連技術による、5GS(fifth generation system)における一般的なQoS(Quality of Service)モデル-アップリンク(UL)パケットマッチング及びアクセスネットワーク資源へのQoSフローのマッピングを示す図である。 関連技術による、上位階層によるパケットマッチング及び下位階層によるデータ無線ベアラ(DRB)へのマッピングに続くデータのUL伝送の使用例を示す図である。 関連技術による、反映された(reflective)QoS及び導出された(derived)QoS規則の使用例を示す図である。 関連技術による、中継UEを介するリモートユーザ端末(UE)と5Gコアネットワーク(5GC)との間の通信を示す図である。 関連技術による、2個のPC5ユニキャストリンクを有する2台のUEの例を示す図である。 本発明の一実施形態による中継UE、リモートUE、及び無線アクセスネットワーク(RAN)によるメッセージ送受信のフローチャートである。 本発明の一実施形態による所定技法に関する問題について説明するための図である。 本発明の一実施形態によるネットワークエンティティ(entity)を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による基地局(BS)を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による端末装置(UE)を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。図面全体において、同じ参照符号は、同じ部品、構成要素、及び構造を示すものと把握される。
本発明の態様は、少なくとも上述の問題及び/又は短所を扱い、少なくとも以下に記述する利点を提供する。従って、本発明の一態様は、無線通信システムにおけるネットワーク中継にユーザ端末(UE)に対する反映された(reflective)QoS(Quality of Service)のための装置及びその方法を提供する。
更なる態様については、後続の内容で一部を記述し、部分的にそのような内容から明確になるか又は提示する実施形態の態様を介して習得されるであろう。
本発明の一態様によると、中継ノード(例えば、中継UE)を介してユーザ端末(UE)(例えば、リモートUE)とネットワーク(例えば、5Gコアネットワーク(5GC))との間のアップリンク(UL)通信に対するエンドツーエンド(e2e)サービス品質(QoS)を支援する方法を提供する。該方法は、中継ノードによって遂行され、ネットワークから(例えば、無線アクセスネットワーク(RAN)から)、UEに対するダウンリンク(DL)パケットを受信する段階と、QoS規則(例えば、導出される(derived)QoS規則)を生成するか又は更新する段階と、を有し、DLパケットは、中継ノードとネットワークとの間の第1リンク(例えば、アクセス(Uu)リンク)上のQoSフローの第1指示子(例えば、QoSフロー識別子(QFI))の値を含み、QoS規則は、第1指示子の値に基づいて導出されるか、或いは選択事項として、生成されるか又は更新されたQoS規則は、UEに対応するか又はUEとの第2リンク(例えば、第1 PC5リンク)上のQoSフローに該当する。
本発明の一態様によると、中継ノードを介するユーザ端末(UE)とネットワークとの間のアップリンク(UL)通信に対するエンドツーエンド(e2e)サービス品質(QoS)を支援する中継ノードが提供される。中継ノードは、送受信機と、送受信機に連結された少なくとも1つのプロセッサと、を備え、少なくとも1つのプロセッサは、ネットワークから、UEに対するダウンリンク(DL)パケットを受信し、QoS規則を生成するか又は更新するように構成され、DLパケットは、中継ノードとネットワークとの間の第1リンク上のQoSフローの第1指示子の値を含み、QoS規則は、第1指示子の値に基づいて導出されるか、或いは選択事項として、生成されるか又は更新されたQoS規則は、UEに対応するか又はUEとの第2リンク上のQoSフローに該当する。
当業者であるならば、図面と共に実施される本発明の多様な実施形態を開示する以下の詳細説明から、本発明の他の態様、利点、及び主な特性が自明に示されるであろう。
図面を参照した以下の説明は、特許請求の範囲及びその均等物によって定義されるような本発明の多様な実施形態の包括的理解の一助とするために提供される。その内容は、理解の一助とするための多様な特定の細部事項を含むが、それらは単に例として見なされなければならない。従って、当業者であるならば、本発明の範疇及び概念から外れない状態で、ここで説明する多様な実施形態に関する多様な変更及び変形がなされるということを認知することができるであろう。また、周知の機能及び構造に関する説明は、明確さ及び簡潔さのために省略される。
以下の説明及び特許請求の範囲で使用する用語及び単語は、辞書的な意味にのみ限られるものではなく、単に本発明の明確であって一貫する理解が可能であるように発明者によって使用される。従って、当業者であるならば、本発明の多様な実施形態に関する以下の内容は、単に例示目的に与えられるのみであり、特許請求の範囲及びその均等物によって定義されるような本発明を限定する目的で与えられたものではないということを明確に知ることができるであろう。
単数形は、関連文脈が明白に他のものを指示しない限り、複数の対象を含むということを知らなければならない。従って、例えば、「1の構成要素表面」という言及は、そのような表面のうちの1以上に関する言及を含む。
ここに使用する用語は、単に本発明の特定の実施形態に対する説明に使用され、本発明の他の実施形態の範囲を制限するものではない。単数の表現は、文脈が明白に異なって指示しない限り、複数の表現を含む。技術的及び科学的な用語を含む本明細書に使用する用語は、当該分野の熟練者に一般的に理解されるものと同一の意味を有する。ここに使用する用語のうちの一般辞書に定義された用語は、関連技術の脈絡における意味に一致するか又はそれに類似する意味として解釈される。本発明において、明示的に定義されるものではない限り、そのような用語は、理想的であったり過度に形式的であったりする意味に解釈されるものではない。一部の場合、本発明で定義する用語が本発明の実施形態の範囲に入らないこともある。
本明細書の詳細な説明及び特許請求の範囲に亘り、「具備する」及び「含む」という用語、「具備するものの」及び「含むものの」というような派生語は、「含む」が「局限する」ものではないという意味であり、他の特性、構成要素、整数、プロセス、動作、機能、特徴、及びそのようなものなどの群を排除するものではない。
本明細書の詳細な説明及び特許請求の範囲に亘り、「具備する」及び「含む」という用語、「具備するものの」及び「含むものの」というような派生語は、「含む」が「局限する」ものではないという意味であり、他の特性、構成要素、整数、プロセス、動作、機能、特徴、及びそのようなものなどの群を排除するものではない。
以下で記述する多様な実施形態において、ハードウェア基盤の方式を一例として記述する。しかし、本発明の多様な実施形態は、ハードウェア及びソフトウェアの両方使用する技術を含むため、本発明の多様な実施形態がソフトウェアを基盤とする方式を排除するものではない。
本発明の効果、特徴、及びそれらを達成する方法は、図面を参照して以下で詳細に説明する実施形態を参照すると、明確になるであろう。それに関し、本発明の実施形態は、それぞれ異なる形式を有し、本明細書に開示する内容に局限されると類推されるものではい。そのようにすることにより、本発明の実施形態は、本発明が徹底的であって完全であり、本発明の実施形態の概念を当業者に十分に伝えるために提供される。本明細書に亘り、同一参照符号は、同一構成要素を示す。
また、本明細書において、「a、b、又はcのうちの少なくとも一つを含む」というのは、「aだけを含むか、bだけを含むか、cだけを含むか、a及びbを含むか、b及びcを含むか、a及びcを含むか、或いはa、b及びcの両方を含む」ということを意味する。
端末の例としては、UE(user equipment)、MS(mobile station)、セルラフォン、スマートフォン、コンピュータ、又は通信機能を遂行するマルチメディアシステムが含まれる。
本明細書において、制御部は、プロセッサと称される。
本明細書において、階層(又は、階層装置)は、エンティティ(entity)と称される。
フローチャート内のそれぞれのブロックやフローチャートの組み合わせは、コンピュータプログラム命令語によって遂行されるということを知らなければならない。そのようなコンピュータプログラム命令語は、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、又は他のプログラマブルデータプロセッシング装置のプロセッサ上に内蔵されるため、コンピュータや他のプログラマブルデータプロセッシング装置のプロセッサを介して実行される命令語は、フローチャートブロック内で記述された機能を遂行するモジュールを生成する。そのようなコンピュータプログラム命令語は、コンピュータや他のプログラマブルデータプロセッシング装置に特定の方式で機能を具現させるコンピュータ実行可能又はコンピュータ読み取り可能なメモリに保存されるため、コンピュータ実行可能又はコンピュータ読み取り可能なメモリに保存された命令語がフローチャートブロック内に記述された機能を遂行するための命令語モジュールを含む製造品を生成することもできる。コンピュータプログラム命令語は、コンピュータ上や他のプログラマブルデータプロセッシング装置上に内蔵されるため、一連の動作がそのコンピュータや他のプログラマブルデータプロセッシング装置で遂行されることにより、コンピュータによって具現されるプロセスを生成し、コンピュータや他のプログラマブルデータプロセッシング装置に実行させるための命令語がフローチャートブロックに記述された機能を実行するための動作を提供する。
また、それぞれのブロックは、特定された論理的機能を実行するための1以上の実行可能な命令語を含むモジュール、セグメント、又はコードの一部を示す。一部の代案的具現例において、ブロック内に記述された動作は、図面に表示された順序とは異なるように発生するということも知らなければならない。例えば、関連機能により連続して見える2つのブロックが事実上実質的に同時発生的に実行されるか又はそのブロックが時には反対の順序によって実行される。
本実施形態で使用する「モジュール」又は「~部/機(又は、器)」という用語は、ソフトウェア構成要素、或いはFPGA(field programmable gate array)又はASIC(application specific integrated circuit)のようなハードウェア構成要素を意味し、「モジュール」又は「~部/機」は、対応する機能を遂行する。しかし、「モジュール」又は「~部/機」がソフトウェア又はハードウェアに限定されるものではない。「モジュール」又は「~部/機」という用語は、アドレス可能な保存媒体内に設定されるか、或いは1以上のプロセッサを再生するように設定される。従って、一例として「モジュール」又は「~部/機」は、ソフトウェア構成要素、オブジェクト指向ソフトウェア要素、クラス構成要素及びタスク構成要素と、プロセス、関数、属性、手続き、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバ、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ、及び変数のような構成要素と、を含む。構成要素及び「モジュール」又は「~部/機」で提供される機能は、更に少数の構成要素と「モジュール」又は「~部/機」とに結合されるか、或いは追加構成要素と「モジュール」又は「~部/機」とに分離される。また、構成要素及び「モジュール」又は「~部/機」は、装置内やセキュリティマルチメディアカード内の1以上のCPU(central processing unit)を再生させるように具現される。また、本発明の実施形態において、「モジュール」又は「~部/機」は、1以上のプロセッサを含む。
本明細書の記述において、関連周知の機能や設定に関する詳細な説明が、本発明の趣旨を必要以上に曖昧にさせると判断される場合、その詳細説明を省略する。以下で、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
アクセス(接続)ノードを識別するための用語、ネットワークエンティティ(network entity)を称する用語、メッセージを称する用語、ネットワークエンティティ間のインターフェースを称する用語、多様な識別情報を称する用語は、説明の便宜のために例示する。従って、本発明は、以後に説明する用語に限られるものではなく、等価の技術的意味を有するエンティティを称する他の用語を使用する。
説明の便宜のために、3GPP(登録商標) LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)規格で定義されている用語及び名称を本明細書で使用する。しかし、本発明は、そのような用語及び名称によって限定されるものではなく、他の規格によるシステムにも同一に適用される。本明細書で使用するeNB(evolved Node B)という用語は、説明の便宜のためにgNB(next generation Node B)という用語と混用して使用される。即ち、eNBと記述される基地局は、gNBを示す。また、「端末」という用語は、モバイルフォン、NB-IoT(事物インターネット)機器、及びセンサだけではなく、他の無線通信機器も意味する。
以下において、基地局は、端末に資源を割り当て、gNodeB、eNodeB、NodeB、BS(基地局)、無線アクセスユニット、基地局制御器、又はネットワーク上のあるノードのうちの少なくとも一つを含む。端末の例としては、UE(user equipment)、MS(mobile station)、セルラフォン、スマートフォン、コンピュータ、又は通信機能を遂行するマルチメディアシステムが含まれる。ここで、本発明が上述の例に限られるものではないということは、言うまでもない。
特に、本発明は、3GPP(登録商標) NR(New Radio(5世代移動通信標準))に適用される。また、本発明は、5G通信技術及びIoT関連技術に基づいて知能型サービス(例えば、スマートホーム、スマートビルディング、スマートシティ、スマートカー又はコネクティドカー、健康管理、デジタル教育、小売業、セキュリティ関連、及び安全関連のサービスなど)に適用される。本発明で使用する「eNB」という用語は、説明の便宜のために「gNB」という用語と混用して使用される。即ち、eNBと記述する基地局は、gNBを示す。また、「端末」という用語は、モバイルフォン、NB-IoT機器、及びセンサだけではなく、他の無線通信機器も意味する。
また、以下において、一例として、LTE(long term evolution)、LTE-A(long term evolution-advanced)、LTE Pro、又は5G(fifth generation)(又は、NR(次世代モバイル通信))のシステムを以下で記述するが、本発明の実施形態は、類似する技術的背景又はチャネル形態を有する他の通信システムにも適用される。本発明は、また本発明の範囲を外れずに多少の変形を介して他の通信システムにも適用される。
本発明の一実施形態によると、本発明は、UEからネットワークへの中継器にUEに対する反映されたQoS(RQoS)のための方法、その装置、及びそのシステムを提供する。以下の例は、3GPP(登録商標) 5Gに適用され、それに関する用語を使用する。しかし、当業者であるならば、ここに開示する技法が、そのような例や3GPP(登録商標) 5Gに限られるものではなく、全ての適切なシステムや規格、例えば1以上の既存及び/又は次世代の無線通信システムや規格にも適用されるということを予想することができるであろう。
例えば、ここに開示する多様なネットワークエンティティの機能及び他の特性が、他の通信システム内や規格内に対応するか、或いは等価的なエンティティや特性に適用される。対応するか、或いは等価的なエンティティ又は特性は、ネットワーク内において同一であるか又は類似する役割、機能、動作、又は目的を遂行するエンティティや特性であると見なされる。
当業者であるならば、本発明がここに開示する特定の例に限られるものではないということを知るであろう。例えば、次の通りである。
ここに開示する技法は、3GPP(登録商標) 5Gに限られるものではない。
ここに開示する例において、1以上のエンティティは、等価的であるか、或いは対応する機能、プロセス、又は動作を遂行する1以上の他のエンティティで代替される。
ここに開示する例において、1以上のメッセージは、等価的であるか、或いは対応する情報を伝送する1以上の他のメッセージ、信号、又は他タイプの情報伝達者で代替される。
1以上の追加構成要素、エンティティ、及び/又はメッセージがここに開示する例に追加される。
1以上の必須ではない構成要素、エンティティ、及び/又はメッセージは、一実施形態において省略される。
一例において、特定のエンティティの機能、プロセス、又は動作は、他の例において、2以上の独立したエンティティ間に分割される。
一例において、2以上の独立したエンティティの機能、プロセス、又は動作が、他の例において、単一のエンティティによって遂行される。
一例において、特定のメッセージが伝達される情報は、他の例において、2以上の独立したメッセージによって伝達される。
一例において、2以上の独立したメッセージが伝達される情報は、他の例において、1つのメッセージとして伝達される。
動作が遂行される順序は、他の例において、可能である場合、変更される。
ネットワークエンティティ間における情報の伝送は、ここに開示する例に関して記述されるメッセージの特定の形式、タイプ、及び/又は順序に限られるものではない。
本発明の一実施形態によると、本発明は、1以上の定義されたネットワーク機能及び/又は該方法を遂行するように構成された装置/機器/ネットワークエンティティの形態で提供される。本発明の一実施形態は、1以上のそのような装置/機器/ネットワークエンティティ、及び/又は該方法を含むシステム(例えば、ネットワーク)の形態で提供される。
本明細書では、以下のような文書が参照される。
[1]3GPP(登録商標) TS 24.501 V16.5.1
[2]3GPP(登録商標) TS 23.501 V16.3.0
[3]3GPP(登録商標) TS 23.752 V0.4.0
[4]3GPP(登録商標) TS 23.287 V16.3.0
[5]3GPP(登録商標) TS 24.587 V16.1.0
本発明で使用する多様な略語、略称、及び定義は、本記述の終わり部分で定義される。
本発明において、以下のような略語、略称、及び定義が使用される。
3GPP(登録商標):3rd Generation Partnership Project
5G:5th Generation
5GC:5G Core
5GCN:5G Core Network
5GS:5G System
5GSM:5G Session Management(5Gセッション管理)
5QI:QoS on Uu link(UuリンクのQoS)
AN:Access Network(アクセスネットワーク)
DL:DownLink(ダウンリンク)
DRB:Data Radio Bearer(データ無線ベアラ)
e2e end-to-end(エンドツーエンド)
ID:Identity/Identification(識別子)
IE:Information Element(情報要素)
IP:Internet Protocol(インターネットプロトコル)
L2:Layer 2
N1 mode:UEが、5Gアクセスネットワークを介し、5Gコアネットワークへのアクセスを許容するモード
NAS:Non-Access Stratum
NB:NarrowBand(狭帯域)
NR:New Radio
PC5:Direct communication link between capable ProSe UEs(可能なProSeUE間の直接通信リンク)
PC5-S:PC5 Signaling(PC5シグナリング)
PDU:Protocol Data Unit(プロトコルデータユニット)
PFI/PQFI:PC5 QoS Flow Identifier(PC5 QoSフロー識別子)
PQI:PC5 QFI
ProSe:Proximity Services(近接サービス)
QFI:QoS Flow Identifier(QoSフロー識別子)
QoS:Quality of Service(サービス品質)
QRI:QoS Rule Identifier(QoS規則識別子)
RAN:Radio Access Network(無線アクセスネットワーク)
Rel:Release(リリース)
RQ Timer:RQoS Timer(RQoSタイマ)
RQI:RQoS Indication(RQoS指示子)
RQoS:Reflective QoS(反映されたQoS)
SMF:Session Management Function(セッション管理機能)
TS:Technical Specification(技術仕様)
UE:User Equipment(ユーザ端末)
UL:UpLink(アップリンク)
UPF:User Plane Function(ユーザ平面機能)
Uu interface:端末と基地局/アクセスポイントとの間の空中インターフェース
V2X:Vehicle-to-Everything
WB:WideBand(広帯域)
≪シグナリングされて導き出されたQoS規則に関する概要≫
5GQoSモデルは、PDUセッションのQoS区別の微細単位であるQoSフローに基づく。QoSフローは、QoSフロー識別子(QFI)によって識別される。QoSフローは、QoS規則及び他のQoSパラメータのオプションに関連する。
一般的に、5GSにおける2種類のQoS規則、即ちシグナリングされたQoS規則及び導出されたQoS規則が存在する。
名称が提示するように、シグナリングされたQoS規則は、5GSセッション管理(5GSM)メッセージを使用して、UEとネットワーク(SME)との間でシグナリングされるか又は交換されるQoS規則である。シグナリングされたQoS規則は、例えばQoS規則が基本QoS規則であるか又は基本ではないQoS規則であるかということを示す。TS 24.501[1]に明示されるように、それぞれのシグナリングされたQoS規則は、以下のようなものを含む。
a)QoS規則が基本QoS規則であるか否かということに関する指示;
b)QoS規則識別子(QRI);
c)QoSフロー識別子(QFI);
d)オプションとして、パケットフィルタの集合;及び
e)選好値
QoS規則及びパケットフィルタが、IPv4、IPv6、IPv4v6のプロトコルデータユニット(PDU)セッション、又はイーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))プロトコルデータユニット(PDU)セッションタイプにマッチングするアップリンク(UL)ユーザデータパケットのために使用される、即ち、そのような規則及びパケットフィルタは、データとQoSフローとの間の連結を可能にすることにより、データがQFIによって識別されるQoSフローの特徴に基づいて処理される。それを、以後ここで説明するパケットマッチングと称する。
一方、導出される規則は、シグナリングされるものではなく、状況によって導出されるQoS規則である。導出規則は、反映されたQoS(RQoS)を支援するUEによって使用される。RQoSを支援するUEは、PDUセッション設定要請メッセージの5GSM能力IE内において、RQoSビットを「Reflective QoS supported(反映されたQoSを支援する)」にセッティングすることにより、そのようなことを指示しなければならない。RQoSは、UEがダウンリンク(DL)で受信されたQoS処理(treatment)に基づいてULデータパケットの処理を反映させるということを意味する。そうするために、UEは、(RQoSが適用される)受信されたDLパケットに基づいてQoS規則を導き出し、それにより、ULデータは、次に記述するように、導出されたQoS規則に基づいて処理されて伝送される。
RQoSを支援するUEにおいて、UEの下位階層がQFI及びDLフローに関するデータがRQoSの対象であるということを示すRQI(RQoS指示子)を有するDLパケットを受信する。下位階層は、QFI及びRQIをNASに提供し、それによりNASが次のようにUL伝送のためのQoS規則を導き出す。
a)導出されたQoSのQFIが受信されたQFIに設定される。
b)導出されたQoS規則の優先値が(十進数)80に設定される。
c)導出されたQoS規則のUL方向に関するパケットフィルタがUL方向について導出されるパケットフィルタに設定される。
UEがQoS規則を導出するとき、UEは、導出規則が維持される間の期間を守るタイマT3583(RQタイマと称する)を連結及び始動させる。タイマの値が5GSMメッセージを利用してUEにシグナリングされるか、或いはUEが[1]で記述されるように基本値を適用する。
UEは、次のように、導出規則を更新する([1]参照)。
a)UEは、PDUセッションのUE要請PDUセッション設定手続きやPDUセッションのネットワーク要請PDUセッション変更手続きの間、最後に受信されたRQタイマ値を利用して導出されたQoS規則に関連するタイマT3583を再始動させなければならない。RQタイマ値がPDUセッションのUE要請PDUセッション設定手続きやPDUセッションのネットワーク要請PDUセッション変更手続きで受信されない場合、基本規格RQタイマ値が使用される。
b)DLユーザデータパケットに関するQFI値が導出されたQoS規則について保存されたQFI値とは異なる場合、UEは、導出されたQoS規則に関する新たなQFI値で導出されたQoS規則のために保存されたQFI値を代替しなければならない。
導出されたQoS規則を削除する条件は、[1]から下記のように示される。


Figure 2023539058000002
UEは、シグナリングされたQoS規則及び導出されたQoS規則の両方を有する。そのうちの1又は2のいずれかを介して、UEは、アップリンクパケットマッチングのために、即ちデータを特定のQoSフローにマッチングさせて、QoSプロファイルやQoSフローの特徴により、例えば関連QFIに基づいて伝送及び処理されるようにそのような規則を使用する。
UL方向のパケットマッチングは、TS 24.501[1]から、以下に示すようにUEによって行われる。
Figure 2023539058000003
データパケットがQoSフローにマッチングされた後、UEは、データパケットとデータパケットがマッチングされた当該QoSフローのQFIとを提供する。それにより、下位階層がアクセスネットワーク資源でQoSフロー(QFIとは識別される)のマッピングを行い、それにより、QoSフロー(QFIとは識別される)にマッチングされたデータパケットが、マッピングされたアクセスネットワーク資源を利用して伝送され、従ってその伝送は、データパケットがフローのQoSプロファイルによりQFIに関連する処理がなされる。
図1は、本発明の一実施形態において、関連技術による、5GSにおける一般的なQoSモデル-アップリンク(UL)パケットマッチング及びアクセスネットワーク資源へのQoSフローのマッピングを示す図である。
図1(TS 23.501[2]から)を参照すると、5GSの全般的QoSモデルが示されており、ここで、ULパケットマッチング及び資源へのマッピングの両方が視覚的に記述されている。
多数のQoS規則は、同一QFIを有し、それにより、そのような異なるQoS規則に基づいてマッチングされたパケットが同一QFIにより同一管理を受けることを知らなければならない。
次に、シグナリング及び導出されたQoS規則の両方がUEによりどのように使用されるかを提案する。
例として挙げるために、UEがQoS規則識別子(QRI) A及びQoS規則識別子QRI Bとして識別される2つのQoS規則を有するPDUセッション#1を有すると仮定する。QRI Aは基本QoS規則に関するものであり、QRI Bは基本ではないQoS規則に関するものと仮定する。QRI Aの優先値は2であり、QRI Bの優先値は1であると仮定するが、それは更に低い優先値が更に高い優先順位を意味するため、QRI BがQRI Aに先立ってチェックされるという意味である。
PDUセッションはIPv6タイプに対するものであるため、UEがQRI Bによって識別されるQoS規則のパケットフィルタに対して、以下のような構成要素を有すると仮定する。
-ソースIPアドレス:IP-Src-Y
-宛先IPアドレス:IP-Dst-Z
-ソースポート:#222
-宛先ポート:#333
-次の(next)ヘッダ:「someHeader」
また、QRI Bによって識別されるQoS規則が関連QFI#20を有すると仮定する。
上記パラメータの値は、単に例として使用されるということを知らなければならない。
図2は、上位階層によるパケットマッチング及び下位階層によるデータ無線ベアラ(DRB)へのマッピングに続くデータのUL伝送の使用例を示す図である。
図2を参照すると、上述と共に、図2の段階210において、UEは、上記で示したソースIPアドレス及びポートナンバーから上記で示した宛先IP及びポートナンバーに送られるULデータ及び上記で示した値に設定された次のヘッダフィールドを有する場合、段階220において、そのULデータをQFI#20により識別されるQoSフローにマッチングさせる。それは、伝送されるデータの情報をマッチングするPFがQRI Bの一部であるからである。
それにより、UEは、ULデータパケットを下位階層に提供してQFIが#20であることを示す。それにより、図2の段階S230において、下位階層は、QFIに関するデータを対応するデータ無線ベアラ(DRB)、この場合DRB 5にマッピングする。
DLにおいて、ある当該DLパケットがQFI 20によって定義されるQoSプロファイルによるQoS処理を必要とする場合、アクセスネットワーク(AN)は、通常そのパケットをDRB 5を介して伝送する。
単純さのために、ANとUPFとの間の相互動作は、図2で示していない。
以上、上述の例は、UEがシグナリングQoS規則、即ちQRI A及びQRI Bを使用したと仮定する。
図3は、関連技術による、反映された(reflective)QoS及び導出された(derived)QoS規則の使用例を示す図である。
図3を参照すると、反映されたQoSがこのPDUセッションに適用されると仮定すると、アクセスネットワークは、反映されたQoSがDLパケットに使用されなければならないという指示子を有するDLパケットを受信する([2]のセクション5.7.5.3参照)。図3の段階S310に示すように、DLパケットに対して異なるQFIを使用すると決定したANは、DLパケットをDRB 6を介して伝送し、UEにRQoSを該フローに適用しなければならないということを示す。図示していないが、ANは、UEに当該ULトラフィックに使用しなければならないQFIを更に示す。
この例では、DRB 6が、QFI 18に関連するQoSプロファイルによって処理されなければならないDLパケットを伝送するために使用されることを示すが、異なるQFIが同じDRBにマッピングされることが可能であるということを知らなければならない。従って、DLパケットは、異なるQFI、例えばQFI 18を有するが、依然として、同じDRB、例えばDRB 5を利用することが可能であり、DRB 5がQFI 20に関連するデータを送受信するために使用される場合にも、そのようなことが可能である。
UEの下位階層がDLパケットを受信してRQI指示子を確認すると、下位階層は、そのパケットを上位階層に伝達し、次に対応するULパケットに使用されなければならないRQI及びQFIを提供する。RQIは、RQoSがULに適用されなければならないことを示し、関連するQFIがどのULパケットが送られなければならないQFIであるということを示す。それを、図3の段階S320に示す。
受信された指示に基づき、UE(の上位階層)は、導出されたQoS規則を生成し、[1]に記述されるように、タイマT3583を連結して始動させる。
それを、図3の段階S330に示す。
図3には示していないが、RQIが指示されたDLパケットに対応するいかなるULパケットも、UEが導出されたQoS規則を削除するまで、例えばT3583が満了された後、QFI 18に連結される。
≪5G近接サービス(ProSe)の概要≫
5GSのための近接サービス(ProSe)は、TR 23.752[3]で研究されている。研究中の主要議題のうちの一つは、リモートUEが5GSに連結されるようにする手段(この場合、リモートUEは、カバレージ(coverage)外にあると見なされる)で作動するUEからネットワークへの中継器(以下、「中継UE」と称する)のための支援である。そのように、リモートUEは無線を介する(具体的には、3GPP(登録商標) NR(new radio)アクセス技術を利用する)直接連結を経て中継UEに連結され、中継UEは階層3タイプの中継器として作用する。中継UEが階層2の中継器として作用する他の提案が存在するが、本明細書は、中継UEが実質的に階層3の中継エンティティとして作用すると仮定する。
全ての可能なProSe UEの間、例えばリモートUEと中継UEとの間の直接通信は、NRアクセスを利用する直接リンクであるいわゆるPC5を介してなされる。一方、中継UEは、ネットワークと通信するためにUuインターフェースを使用する。
図4は、関連技術による、中継UEを介するリモートユーザ端末(UE)と5Gコアネットワーク(5GC)との間の通信を示す図である。
([3]から)図4を参照すると、リモートUEが中継UEを介して5Gコア(5GC)に連結される例を示す。
図3を参照すると、リモートUEと5GCとの間の通信は、使用中のサービスがデータパケットの処理に関して満足されるために、エンドツーエンド(e2e)QoSを支援しなければならない。
e2e QoS要件を満足させるために、PC5リンク上のQoS、即ちPQIは、Uuリンク上のQoS、即ち5QIに対応しなければならない。例えば、e2eサービスが、所定の要件及び期待値の集合を満足させるように、当該インターフェースで使用中である5QIとPQIとの間に所定のマッチングがなければならない。従って、あるリンク(例えば、Uuリンク)上のQoSレベルに関する変化は、PC5リンク上のQoS(即ち、PQI)が不変であるとしても、全般的なe2e QoSに影響を及ぼすことが予想される。
以下の内容は、図2を参照してモデルのe2e QoS処理に関する[3]の解法#24で説明される。
Figure 2023539058000004
表3で引用されたテキストに基づく場合、知られたUuインターフェース上の5QIに対して、中継UEは、リモートUEとのPC5リンクのためにマッチングされるQoSレベル、即ちPQIを選択すると予想される。そうするために、中継UEが5QI値を適切な対応PQI値にマッチングすることを可能にする情報に適切に設定され、e2e通信が予想経験品質を遂行することも予想される。
PC5リンクに関し、5G ProSeは、例えば2台の車両間の直接リンクの設定及び変更を一部が支援するV2X(vehicle-to-everything)通信のために定義された既存又は類似する解法を使用する可能性が非常に高い。例えば、TS 23.287[4]は、PC5リンクの設定及び変更に関する異なる手続きを記述する一方、関連メッセージに関する細部事項は、TS 24.587[5]に見出される。
図5は、関連技術による、2個のPC5ユニキャストリンクを有する2台のUEの例を示す図である。
([4]から)図5を参照すると、2つのUE間で設定されるPC5ユニキャストリンクの一例を示す。
図5は、PC5リンクを使用する応用例がV2X通信に関するものと仮定するが、PC5リンクは、Rel-17のProSeにも使用される。従って、V2Xの例は、現在のPC5リンクがどのように作用するかということを理解するための説明目的のためであるが、V2XサービスのためのPC5通信のみに限られるものと見なされるものではない。以下の内容は、V2X通信のためのPC5リンクの使用に関するものである。
2つのUE間のPC5ユニキャストリンクは、このUEにおいて1以上のピア(peer)V2Xサービス間のV2X通信を可能にする。同一PC5ユニキャストリンクを利用するUE内の全てのV2Xサービスは、同一アプリケーション階層IDを使用する。
1以上のV2Xサービスタイプが1つのPC5ユニキャストリンクのピアアプリケーション階層IDに少なくとも関連する場合、1つのPC5ユニキャストリンクは、上述の1以上のV2Xサービスタイプを支援する。例えば、図5に示すように、UE A及びUE Bは2つのPC5ユニキャストリンクを有するが、1つのリンクはピアアプリケーション階層ID1/UE Aとアプリケーション階層ID2/UE Bとの間であり、一つはピアアプリケーション階層ID3/UE Aとアプリケーション階層ID4/UE Bとの間である。
多数のV2XサービスタイプがPC5ユニキャストリンクを利用する場合、PFI(PC5 QoSフロー識別子であり、PQFIとも略称される)によって識別される1つのPC5 QoSフローは、2以上のV2Xサービスタイプに関連する。
上述の情報は、単に本発明の理解の一助とするための背景情報として提供される。本発明に関し、上述の内容のうちのいずれが先行技術として適用されるか否かについては、いかなる判断もなされたり、いかなる主張も断定されたりするものではない。
先行技術としては、少なくとも、以下のような問題が存在する。
≪Uuリンク上の反映されたQoSが、PC5リンク上のQoSに、どのように影響を及ぼすかということが特定されていない≫
e2e QoSの真正の支援のために、通信の1つのレッグ(leg)/リンク上におけるQoSの変化は、通信の他のレッグ/リンク上におけるQoSの変化を必要とする。特に、Uuリンク、即ち中継UEとRANとの間におけるQoSがRQoSの使用によって変化する。そのようなことが生じると、中継UEは、Uuインターフェース上のUL伝送のために異なるQFI及びそれによるQoS処理を利用し始める。しかし、PC5上で使用されるQoSに関してそのようなUEの現在の動作は明示されていない。
それは、RQoSが適用されると、真のe2e QoSは、まだ明示されたり支援されたりしていないということを意味する。
従って、要約すると、中継UEによるRQoSの使用及びPC5リンクQoSに関するその影響は明示されていない。
本発明の一実施形態がこの問題に関する解法を提供する。例えば、上述の問題に照らして、本発明の一実施形態は、以下のような解法のうちの1以上を提供する。
本発明の一実施形態において、中継UEは、リモートUEに関するULデータに対する中継UEによるRQoSの使用及び適用に続いて、リモートUEと通信するために使用されるPC5のQoSを調整する。
例えば、中継UEとリモートUEとの間でPC5 QoSを調整することは、以下のうちの1以上により中継UEによって行われる。
-異なるPC5 QFI(PQI)が使用されるように、リモートUEと共に設定された現在のPC5リンクの変更(PQIは、RQoSが使用されるUuリンクのQFI(又は、5QI)に対応する)。使用される当該PQIは、中継UE内の設定情報に基づく。
-現在のPC5リンク内において、RQoSの結果としてUuリンクに適用されているQFI(又は、5QI)に対応するPQIを有する既存PC5フローを使用。
-RQoSにより、UuリンクのQFI(又は、5QI)に対応するPQIを有する新たなPC5 QoSフローを生成。
本発明の一実施形態を、以下で更に詳細に記述する。
当業者であるならば、ここに開示する技法が、任意の適切な組み合わせを介して使用されるということを予想することができるであろう。
≪1.Uuリンク上のRQoS使用によりPC5 QoSを調整≫
本解法は、中継UE(即ち、UEからネットワークへの中継器)がUuリンクのQoSプロファイルとPC5リンクのQoSプロファイルとの間のマッピングを含む必須情報に設定されると仮定する。QoSプロファイル情報は、当該リンクのQFI又はPFIの形式であり、このとき、Uu上の各々のQFIは5QIに関連付けられ、それに応じてPC5リンク上の各々のPFIは、PC5 5QI(PQI)に関連付けられる。一例として、中継UEがUu上のQFIとPC5上のPFIとの間のQFIマッピングに関する以下のような設定情報を有すると仮定する。
Figure 2023539058000005
中継UEがUuリンク上でULを介してデータを伝送するときにQFI A1を利用していると仮定し、データは、特定のリモートUEに関連付けられる。そのように、リモートUEと中継UEとの間におけるフローのマッチングPC5 QoS(即ち、PFI X1)は、上記の表により、PQI Xを有する。
中継UEは、当該リモートUEのUu上のDLパケット(DLパケットは、RQIビットを伴う、即ちRQoSが使用されなければならないということを示す)とUL方向に適用されなければならないQFIとを受信する。一例として、指示されるQFIは、Uuを介する5QI Bに関連するB2であると仮定する。
そのようなことが起こる場合、UL Uuに対する導出されたQoS規則以外に、中継UEは、オプションとしてPC5導出されたQoS規則を生成し、PC5の導出されたQoSは、当該リモートUEに対応する。そうするために、中継器は、RQoSによりDL Uu上で指示された5QIに対応するPQIを決定する。中継UEは、そのような決断を下すために任意の設定情報を使用する。中継UEは、当該リモートUE(又は、リモートUEを有するPC5 QoSフロー)を、導出されたPC5 QoS規則、及び/又は導出されたPC5 QoS規則に対応するRQoSタイマに局地的に連結する。そのような連結は、非制限的なものとしてリモートUEの宛先階層2ID、PFI、ProSeサービスID、アプリケーション階層ID、IPアドレス、又はプレフィックス(prefix)など、或いはそのような識別子の任意の組み合わせのようなリモートUEに関する1つの識別子を使用して行われる。
それにより、中継UEは、関連するPC5 QoSフロー又はリモートUEに向かうUuフロートPC5 QoSフローとの間のマッピングを修正し、PQIリンク/フローのPQIをUu上の5QI(及び、Uu上に示されたQFI)にマッチングさせるようにしなければならない。上述の例に戻ると、中継UEは、今やリモートUEとのPC5 QoSフロー又はPQIYが設定されるようにマッピングを修正し、QFI B2に関する5QI Bへのマッチングを変更し、このとき、後者は、Uuリンク上の(UL方向の)RQoSの一部として使用される。
Uu上の異なるQFIによるPC5 QoSフローを変更するために、例えばRQoSの使用により、又はRQoSによるQoS規則の導出により、中継UEは、以下に記述する以下のようなオプションのうちの1以上を取る。
≪オプション1:リモートUEとの現在のPC5 QoSフローのPFIを修正≫
本オプションにおいて、中継UEは、RQoSにより(又は、RQoSのために)示されたUuレベル5QIをマッチングするために、リモートUEとの現在のPC5 QoSフローのPQIを修正する。例えば、それは、中継UEがRQoSによって導出されたQoS規則を生成した後で遂行される。
中継UEは、(例えば、PFIを使用して)PQIが更新されなければならない当該PC5 QoSフローを中継UEが識別しなければならないPC5メッセージを、リモートUEに送る。中継UEは、また使用されるPC5 QoSフローに更新されたPQIを含めなければならない(このとき、PQIは、RQoSによって示されるように、Uuリンク上における5QI要件にマッチングされる)。中継UEは、またそのような変更が適用されるProSeサービスのような他タイプの情報を、PC5メッセージを介して伝送する。リモートUEに送られるPC5メッセージは、PC5シグナリング(PC5-S)メッセージである。PC5メッセージは、PC5 QoSフローの特徴を変更するように定義される新たなタイプのメッセージであるか、或いはV2X通信について使用される直接リンク変更要請メッセージと同じであるか、或いは類似したものである(例えば、[5]参照)。直接リンク変更要請メッセージが再使用される場合、中継UEは、例えば[5]で定義されているように、「既存PC5 QoSフローのPC5 QoSパラメータを変更せよ」との動作を設定するか、或いは新たな動作が「RQoSにより、既存PC5 QoSフローのPC5 QoSパラメータを変更せよ」というように定義される。この新たな動作は、中継UEがリモートUEにPC5レベルPQIに関する変更はRQoSによって(又は、RQoSのために)示されるUuレベル5QIに基づくと知らせる必要がある場合に使用される。
ProSe通信のために、V2Xメッセージ、例えば直接リンク変更要請メッセージ又は[5]のその他のメッセージが使用される場合、「V2Xサービス識別子」フィールドが新たな値に設定され、当該メッセージがProSeサービスのためであるということを示す。本発明の一実施形態は、例えば[5]における任意のPC5-Sメッセージに適用され、必ずしも直接リンクを変更するためのメッセージに限られるものではない。それにより、中継UEは、またPC5メッセージが送られる特定のProSeサービスを識別する。
中継UEがRQoSに基づいて示されたUuレベル5QIにマッチングするPQIを有するその他の既存のPC5 QoSフローを有さない場合、中継UEは、上記で開示されたように(例えば、前記オプション1に基づいて)動作する。
≪オプション2:RQoSによりUuレベル5QIにマッチングするPQIを有する既存のPC5 QoSフローを使用≫
本オプションにおいて、PQIがRQoSに基づいて示されたUuレベル5QIにマッチングする他の既存のPC5 QoSフローが存在するか否かということを中継UEが確認する。例えば、それは、中継UEがRQoSによって導き出されたQoS規則を生成した後で遂行される。
そのような既存のPC5 QoSフローが利用可能である場合、上述の例で、PC5 QoSフローは、QoSプロファイルが(Uu上の5QI Bにマッチングする)PQIYを有するフローになり、中継UEは、Uu上のフローB2パケットがPC5上のPFIY2に向けられるように、PC5 QoS規則のパケットフィルタを変更する。即ち、中継UEは、今やDLデータをリモートUEに伝送するために、そのPC5 QoSフロー(即ち、本例において、PQIYを有する)を使用する。中継UEは、PC5 QoSフローY2をフローX1で代替するProSeサービスに連結させるため(既に連結されている場合ではない)、またオプションとして(必要な場合)X1に連結されたProSeサービスを除去するためのPC5メッセージ、例えばPC5-Sメッセージ(オプションとして、該メッセージは、直接リンク変更要請メッセージである(例えば、[5]参照)))をリモートUEに送る。そうするために、中継UEは、識別されたQoSフロー、即ちY2に加わるProSeサービス識別子を含める。
また、中継UEは、QoSフロー(即ち、上記例のX1)が他の関連するProSeサービスで依然として使用中ではない限り、Uuリンク上のRQoSの使用の前にデータを交換するために使用された前のQoSフローを解除するためのPC5メッセージ、例えばPC5-Sメッセージ(オプションとして、該メッセージは、直接リンク変更要請メッセージである(例えば、[5]参照)))をリモートUEに送る。それにより、中継UEは、リモートUEとのPC5リンク上のQoSフロー(即ち、上述の例でX1)を解除する。オプションとして、中継UEは、PC5フローX1上で利用中であったProSeサービスが除去されるように、そのPC5リンクを変更する。そのように、PC5 QoSフローX1は、依然として維持され、今後再使用される。今後、そのQoSフローを再使用するために、例えばPC5で導出されたQoS規則を除去し、シグナリングされたQoS規則を再設定した後、中継UEは、PC5リンクを(例えば、関連PC5メッセージをリモートUEに伝送して)変更し、ProSeサービスを更にPC5 QoSフローX1上に追加し、それは、中継UE及びリモートUEの両方が当該ProSeサービスをPC5リンク上の識別されたQoSフローを介して再開すること(即ち、当該ProSeサービスに対するデータを交換するということ)を意味する。
中継UEは、上記で開示されたように、先ずPC5リンクを変更した後、他のQoSフロー(PQIがXである、即ち上述の例でX1)を解除するか、そのようなアクションを同時に行うか、QoSフローを先ず解除して残りを上述で開示したように変更するか、或いは上述の提案の任意の組み合わせを任意順序で遂行する。中継UEが上述の開示された1以上の動作を介して、即ちPC5リンクを修正して他のものを解除するために1つのメッセージを伝送することも可能である。
≪オプション3:RQoSによりUuレベル5QIにマッチングされるPQIを有する新たなPC5 QoSフローを生成≫
本オプションにおいて、中継UEは、PC5リンク上に新たなPC5 QoSフローを生成したり設定したりして、新たなフローのPQIがRQoSによるUuリンクの5QIにマッチングするか又は対応するようにする。例えば、それは、中継UEがRQoSによって導出されたQoS規則を生成した後で遂行される。
そうするために、中継UEは、PC5メッセージをリモートUEに伝送しなければならない、例えば、それは、PC5-Sメッセージであるか、オプションとして直接リンク設定要請メッセージであるか、或いは直接リンク変更要請メッセージである(例えば、[5]参照)。中継UEは、このQoSフローに関するPQIを含み、ここで、そのPQI(上述の例で、それはPC5 QoSフローIDがY2であるPQI Yである)は、RQoSによるUuリンクの5Qiに対応する(上述の例で、それは5QI Bである)。
中継UEは、リモートUEに伝送されるPC5メッセージを介してPC5 QoSフロー上で使用されなければならないProSeサービスを示す。
また、中継UEは、Uuリンク上のRQoSの使用前に、データを交換するために使用された前のPC5 QoSフロー(即ち、上述の例でX1)を解除するためにPC5メッセージ、例えばPC5-Sメッセージ(オプションとして、このメッセージは直接リンク解除要請メッセージである(例えば、[5]参照))をリモートUEに送る。そのように、中継UEは、RQoSによるQoS規則の導出前に使用されたPC5リンク上のPC5 QoSフロー(即ち、上述の例でX1)(そして、オプションとして、シグナリングされたQoS規則内のパケットフィルタ)を解除する。オプションとして、中継UEは、PC5リンク/フロー(即ち、X1)を修正し、その上で、使用中であったProSeサービスが今や除去されるようにする。そのように、QoSフローが維持されて、今後再使用される。今後、そのQoSフロー(即ち、上述の例でX1)を再使用するために、例えば導出されたQoS規則を除去し、シグナリングされたQoS規則を再使用した後、中継UEは、PC5リンクを(関連するPC5メッセージをリモートUEに伝送して)変更し、同一のProSeサービスをQoSフロー上に追加し、それは、中継UE及びリモートUEがいずれも当該ProSeサービスをPC5リンク上の識別されたQoSフロー(即ち、上述の例でX1)を介して再開すること(即ち、当該ProSeサービスについてデータを交換する)を意味する。
中継UEは、先ず上記で開示されたようにPC5リンクを生成した後、他の(既存の)QoSフロー(PQIがXである、即ち上述の例でX1)を解除するか、そのようなアクションを同時に遂行するか、QoSフローを先ず解除して残りを上記で開示されたように生成するか、或いは上述の技法の任意の組み合わせを任意の順序で遂行する。中継UEが上述の開示された1以上の動作を介して、即ちPC5リンクを生成して他を解除するために1つのメッセージを伝送することも可能である。
図6は、本発明一実施形態による中継UE、リモートUE、及び無線アクセスネットワーク(RAN)によるメッセージ送受信のフローチャートである。
図6は、中継UE 62及びその動作に対して上記で開示された技法を下記のように整理したものである。
図6を参照すると、動作S610-Aにおいて、中継UE 62は、リモートUE 60と共にPQIがX(即ち、PFI X1)であるPC5リンク及びPC5 QoSフローを有する。
動作S610-Bで、中継UE 62は、5QI A(即ち、QFI A1)を有する対応するUuレベルQoSフローを有する。
そのように、ProSeサービスは、PQI X及び5QI Aを有するPC5リンク及びUuリンクを介して実行される。
動作S620において、中継UE 62は、RAN 64からリモートUE 60によって使用中であるProSeサービスのためのDLパケットを受信する。中継UE 62は、RQoS(RQIビットがセッティングされる)及びRQoSと共に使用されるQFIを適用せよという指示と共に、DLパケットを受信する。上述の例で、QFI(又は、5QI)は、B1(又は、5QI B)と仮定する(それは、単なる例であるということを知らなければならない)。
動作S630において、中継UE 62は、RQoSに対してPC5で導出されたQoS規則を生成し、このとき、該規則は、当該リモートUE 60に関連付けられる。中継UE 62は、当該リモートUE 60を非制限的なものとしてリモートUE 60の宛先の階層2ID、PFI、ProSeサービスID、アプリケーション階層ID、IPアドレス又はプレフィックス(prefix)など、又はそのような識別子の任意の組み合わせのようなリモートUE 60に関する1つの識別子を使用し、PC5で導出されたQoS規則にローカルで連結する。
動作S640において、中継UE 62は、RQoSが使用されるUuレベル5QIにマッチングするように使用されなければならないPQIを決定する。そのような決定は、Uuレベル5QIとPC5レベルPQIとの間でマッピングを有するローカル情報(例えば、設定情報)を利用する。
動作S650において、中継UE 62はリモートUE 60にPC5メッセージを伝送し、そのメッセージは、(PC5 QoSフローに関して)決定されたPQIの使用を可能にし、PC5レベルPQIが動作S640で説明したようにUuレベル5QIに対応(又は、マッチング)するようにする。PC5メッセージは、上述の他のオプションに開示されたメッセージのうちのいずれか一つである。例えば、メッセージは、ProSeサービスのために使用されるPC5 QoSフローのPQIを変更せよという要請である。
動作S660において、中継UE 62は、(オプションとして)当該ProSeサービスに関する前のPQIの使用を中断させるために、PC5メッセージをリモートUE 60に伝送する。この要請は、前のPQIを有するPC5 QoSフローを解除するか、或いは該PC5 QoSフローを維持するが前のPQIに関するProSeサービスを除去する形式である。
当業者であるならば、上記で開示された動作は、単にここに開示した技法がどのように使用されるかということに関する例であり、限定されるものと見なされるものではない。
また、当業者であるならば、本発明の例が、特定の動作や図面に開示された動作の特定の順序に限られるものではないということを知ることができるであろう。そのように、当業者であるならば、中継UEが、ここに開示した特定の例ではなく、他のアクションを異なる順序と任意の組み合わせで遂行することができるということを知ることができるであろう。
中継UEは、Uuリンク上のRQoSの使用が終わるまで、決定されたPQIを有するPC5 QoSフローを続けて使用する。中継UEは、RQoSタイマT3583の満了や(リモートUEに関する)導出されたQoS規則が削除された後のような、異なる条件でUuリンク上におけるRQoSの使用を終了させる。
≪2.Uuリンク上におけるRQoSの使用が終わった後のPC5 QoSの調整≫
中継UEは、Uuリンク上におけるRQoS使用を中断し、このとき、RQoSは、リモートUEとのPC5 QoSフロー上で交換されるトラフィックに関連付けられる。中継UEは、例えばRQoSタイマが満了したときにRQoSの使用を中断する。
RQoSの使用が中断されるとき、中継UEは、リモートUEトラフィックのために、Uuリンク上でシグナリングQoS規則(及びオプションとして、リモートUEに関するパケットフィルタ)の使用を再開する。そのようなことが生じると、中継UEは、例えば設定情報に基づいてシグナリングQoS規則のQFI(又は、5QI)に対応(又は、マッチング)するPC5レベルPQIを再び決定する。上述の例において、中継UEは、5QI BであるRQoSの使用を中断し、再び(シグナリングQoS規則に関する)5QI Aの使用を再開する。それにより、UEは、PC5フローを介してPQI Xを5QI Aのマッチングとして使用すると決定する。
以上で開示したように使用されなければならないPQIを決定した場合、中継UEは、リモートUEで使用中であるQoSフローのPQIをPQI Xに変更する。そのように、中継UEは、新たなPQIがシグナリングQoS規則の5QIにマッチングされる限り、上記オプションのうちの一つに開示されたように動作する。
中継UEは、RQoSが使用されたときにPC5 QoSを調整するために中継器が取った前のアクションに基づいて、上記で開示されたオプションのうちの一つを使用する。例えば、中継UEがPC5リンク上の既存のQoSフローを変更して異なるPQIを使用する場合、該PQIがRQoSによる5QIに対応するために、中継UEは、今や再びリモートUEとのPC5リンク上のQoSフローを変更し、PQIも変更されるようにしなければならないが、具体的に、該PQIは、RQoSの使用終了により、シグナリングQoS規則の5QIに対応するPQIでなければならない。UEが設定情報によって適切なPQIを使用することにより他のオプションも遂行され、このとき、PQIは、RQoSの使用が中断された後に現在使用されるシグナリングQoS規則の5QIに対応する。
≪3.中継UEで導出されたQoS規則を削除するためのトリガー≫
以下のうちのいずれか一つであるか又はそれ以上が生じるとき、中継UEは、PC5リンク上のQoSフロー、及び/又は特定のリモートUEに関するPC5で導出されたQoSを削除する(このとき、関連するものは、ここに開示された識別子のうちのいずれか一つに基づく)。
-関連PC5 QoSフローが(リモートUEや中継UEによって)削除される;
-関連PC5 QoSフローを介して実行されるProSeサービスが(リモートUEや中継UEによって)除去される;
-リモートUEと中継UEとの間のPC5リンクが解除される;
-Uuリンクを介する(リモートUEに関する)RQoSタイマT3583の満了。
本発明において、PFIという用語は、例えば[5]で定義されるようにPQFI(PC5 QoSフロー識別子)と称される。
本発明の一実施形態は、ネットワーク中継に関するUEを使用するリモートUEに対して真のe2e QoSを可能にする。
一実施形態は、RQoSが適用される(又は適用されるのを中断する)ときに変わるUuリンクのQoSにマッチングされるように、中継UEがPC5リンク上のQoSを最適化することができるようにする。
本発明の一実施形態は、動的PCCの支援なしに動的QoS処理に適用される。
特に、一実施形態は、SMFからのいかなる明示的な仲裁も必要としない。それは、(例えば、ANレベルパケット遅延バジェット(budget)の変化を収容するために、Uuレベル5QIが動的に変化する場合)Uuを介する中継PDUセッションを頻繁に修正するためにSMFと中継UEとの間のシグナリングを暫定的に節約する。
図7は、本発明の一実施形態による所定技法に関する問題について説明するための図である。
以下は、関連技法に関連する所定問題を解決するために、本発明の一実施形態が提案する多様な技法を整理する。当業者であるならば、本発明が、以下のような例に限られるものではないということを知ることができるであろう。
1.図7を参照すると、リモートUE(ネットワークのカバレージ外にある)は、PDUセッションにアクセスして使用するために、UEからネットワークへの中継器(ネットワークのカバレージ内にある)を使用する。
(a)リモートUEと中継UEとの間のリンクは、PC5リンクである。UEからネットワークへの中継器とネットワークとの間のリンクは、Uuインターフェースである。
(b)リモートUEにサービスを提供するとき、セッションのQoSがエンドツーエンドに支援されるように保証するのが望ましい、即ち、PC5リンク(PQIと称する)のQoSがUuリンク(5QI(又は、QFI)と称する)のQoSに対応しなければならない。
2.QoS規則は、シグナリングされたQoS規則又は導出されたQoS規則である。反映されたQoS(RQoS)がネットワークで使用される場合、導出されたQoS規則が使用される。
(a)RQoSは、ネットワーク及びUEが「状況により」、即ちNASプロトコルを介してシグナリングされずに異なるQoSハンドリングを(即ち、異なるQFIを使用して)適用することができるようにする。
(b)例えば、ネットワークは、QFI AからQFI BにダウンリンクフローのQFIを変更すると決定し、更にUEがアップリンク方向にQFI Bを更に使用しなければならないということを示す。
i.RQoSを適用するために、ネットワークは、RQoSがUEによって使用されなければならないということを指示するためにダウンリンクパケットを伝送し、RQIビットをセッティングする。ネットワークは、使用されるQFI(例えば、QFI B)を更に示す。
ii.UEの下位階層は、ダウンリンクパケットのQFI(例えば、QFI B)と共にRQoS指示子をNASに提供する。
iii.UE(NAS)は、下位階層によって示されたQFI(例えば、QFI B)を介してアップリンクパケットが処理されるようにQoS規則を導出する。
3.RQoSは、UE内の導出されたQoS規則の生成につながる。導出された規則は、RQoSタイマによって定義される期間の間使用される。タイマが満了されると、UEは、導出規則を削除し、存在するシグナリングQoS規則を使用する。問題を把握するために、以下のような初期状況を仮定する。
-UEからネットワークへの中継器72は、ネットワークと共にPDUセッションを有し、ネットワーク74とリモートUE70に関するデータを交換するために「QFI A」のQoSを使用する(図7の動作S710-1A参照)。
-リモートUE70は、UEからネットワークへの中継器72と共にPC5リンクを有し、QoSは「PQI X」である(図7の動作S710-1Bを参照)。
-エンドツーエンドQoSは、<PC5 link QoS><Uu interface QoS>=<PQI X><QFI A>である(図7の動作S710-1A及びS710-1B参照)。
以上の仮定は、Uuリンク上(UEからネットワークへの中継器72とネットワーク74との間)で、パケットがQFI Aを有するQoSを使用していることを意味する。
それに対応して、PC5リンク(リモートUE70とUEからネットワークへの中継器72との間)は、PQI Xを使用している。それは、PQI XがQFI Aに最も良好に対応する選択肢であるためである。
従って、エンドツーエンドQoSは、<PQI X><QFI A>によって得られる。
問題:UEからネットワークへの中継器72のPDUセッションの間、ネットワーク74は、ダウンリンクパケットのためにRQoSを使用すると決定する(図7の動作S720参照)。例えば、ネットワーク74は、ダウンリンクパケットにRQoSを適用すると決定し、それにより、既存のQFI Aの代わりに、QFI Bを適用すると決定する(図7の動作S730-A参照)。そのようなことが起こると、エンドツーエンドQoSは、<PQI X><QFI B>になる(図7の動作S730-A及びS730-Bを参照)。
問題は、<PQI X>が<QFI A>に対応するが、今度は<QFI B>に対して対応するPQI、即ち、エンドツーエンドQoSが何でなければならないか<PQIであるか><QFI Bであるか>ということである。
要約すると、QFIが変更されるようにRQoSがUuリンク上で使用されるときにUEからネットワークへの中継器72がPQIを変更しない場合、真のエンドツーエンドQoSは、可能ではない。UEからネットワークへの中継器72がRQoSから始まるエンドツーエンドQoSを決定して具現するために新たな動作が要求される。
本発明の一実施形態は、上述の問題を解決するために、以下の動作のうちの1以上を使用する。
1)UEからネットワークへの中継器72が、反映されたQoS指示子(RQI)を有するDLパケットを受信するとき、UEからネットワークへの中継器72は、UL方向に関連するリモートUE70のQoS規則を導出/更新する。
2)RQoSによるUu上の新たなQFIに基づいてPC5 QoSが(RQoSから)新たなQFIに対応するPC5が存在する場合、UEからネットワークへの中継器72は、新たなQFIにマッチングされるPQIを有するPC5 QoSフロー上でDLトラフィックを移動させるL2リンク変更手続きを遂行する。
3)RQoSによるUu上の新たなQFIに基づいてPC5 QoSが(RQoSから)新たなQFIに対応するPC5が存在しない場合、UEからネットワークへの中継器72は、新たなQFIに基づいて新たなPQIを決定する。
4)新たなQFIに対して新たなPQIが決定されると、UEからネットワークへの中継器72は、L2リンク変更手続きを利用して、決定されたPQIを有する新たなPC5 QoSフローを設定する。
5)例えば、RQoSタイマが満了した後、導出されたQoS規則が削除されると、UEからネットワークへの中継器72は、Uuリンクに対してシグナリングQoS規則を利用する。UEからネットワークへの中継器72は、PC5 QoSフローに関するQoSが更にシグナリングQoS規則のQFIにマッチングするようにL2リンク変更手続きを再び遂行する。
上述の動作1は、図6の動作S630に該当する。上述の動作3は、図6の動作S640に該当する。上述の動作2は、図6の動作S650に該当する。上述の動作4も、図6の動作S650に該当する。上述の動作5は、図6の動作S650に類似する動作に該当する。本発明の一例において、上述の動作4に該当する手続きは、上述の動作5の状況についても使用される。
図4を参照すると、TS 23.501の5.6.5.3節で定義されたように、Uu上の反映されたQoS制御が、SMFと5G ProSe階層3 UEからネットワークへの中継器との間のシグナリングを節約するためのリモートUE70の動的QoSハンドリングのために使用される。リモートUE70に関するUu上におけるRQIを有するDLパケットの受信時、指示されたQFIに基づいて5G ProSe UEからネットワークへの中継器72は、導出されたQoS規則を生成するか、或いはTS 23.501に定義されているように、リモートUE70に対応する既存の導出されたQoS規則を更新する。導出されたQoS規則は、UuインターフェースにおけるリモートUE70からのULパケットに対するものである。
(SMFを介する)シグナリングQoS規則又は導出されたQoS規則(反映されたQoSを介するアップリンクUu)に基づいて、5G ProSe UEからネットワークへの中継器72は、TS 23.304(V1.0.0)の6.4.3.4節に定義されているようなL2リンク変更手続きを使用して、既存のPC5 QoSフローを更新するか、或いは(QFIからPC5 QoSへのフローマッピングが存在しない場合)新たなPC5 QoSフローを設定する。
例えば、RQタイマが満了した後、5G ProSe UEからネットワークへの中継器が導出されたQoS規則を削除するとき、5G ProSe UEからネットワークへの中継器は、TS 23.304(V1.0.0)の6.4.3.4節で定義され、それにより、導出されたQoS規則の削除後、現在使用されるQoS規則の5QIからマッピングされるPQIを利用するL2リンク変更手続きを遂行する。
本発明の一実施形態において、中継ノード(例えば、中継UE)を介してユーザ端末(UE)(例えば、リモートUE)とネットワーク(例えば、5GC)との間のアップリンク(UL)通信に対するエンドツーエンド(e23)サービス品質(QoS:Quality of Service)を支援するための中継ノードによって遂行される方法は、ネットワークから(例えば、RANから)UEに対するダウンリンク(DL)パケットを受信する段階と、QoS規則(例えば、導出(される)QoS規則)を生成するか又は更新する段階と、を有し、DLパケットは、中継ノードとネットワークとの間の第1リンク(例えば、Uu)上のQoSフローに関する第1指示子(例えば、QFI)の値を含み、導出されたQoS規則は、第1指示子の値に基づいて導き出され、選択事項として上述の生成又は更新されたQoS規則は、UEに対応するか、或いはUEとの第2リンク(例えば、第1 PC5リンク)上のQoSフローに該当する。
一実施形態において、上記方法は、UEとのリンク上におけるQoSフローの第2指示子(例えば、PFI)の値を決定する段階を更に含み、上述の決定された第2指示子の値は、(例えば、所定e2e QoS要件を満足させるために)上述の受信された第1指示子の値に対応する。
一実施形態において、上記方法は、UEとの第3リンク(例えば、第2 PC5リンク)上に、QoSが上述の決定された第2指示子の値に対応するQoSフローが存在する場合、第2リンク上のDLトラフィックを既存のQoSフローに移動させるための手続き(例えば、L2リンク変更手続き)を遂行する段階を更に含む。
一実施形態において、上記方法は、QoSが上述の決定された第2指示子の値に対応するQoSフローが存在しない場合、DLトラフィックに対するUEとの第3リンク(例えば、PC5リンク)上に上述の決定された第2指示子の値を有する新たなQoSフローを生成する手続き(例えば、L2リンク変更手続き)を遂行する段階を更に含む。
一実施形態において、手続きを遂行する段階は、決定された第2指示子の値を含むメッセージをUEに伝送する段階を含む。
一実施形態において、手続きを遂行する段階は、第2リンク及び/又は第3リンクに関連するサービス(例えば、ProSeサービス)(例えば、サービスが第2リンクから第3リンクに移動するとき、手続きの前に第2リンクに関連し、手続きの後に第3リンクに関連するサービス)をUEに指示する段階を含む。
一実施形態において、第2指示子の値は、第1指示子の値と第2指示子の値との間の所定のマッピングに基づいて決定される。
一実施形態において、パケットは、ULに対するQoS処理がDLに対するQoS処理を反映させなければならない(例えば、反映されたQoSが使用されなければならない)ことを示す値を有する第3指示子(例えば、RQI)を含む。
一実施形態において、UE及び中継ノードは、近接サービス(ProSe)を支援する。
一実施形態において、QoS規則は、ULパケットに対するUEに対応する導出されたQoS規則である。
一実施形態において、上記方法は、QoS規則を削除する段階を更に含む。
一実施形態において、上記方法は、QoS規則が生成されるか又は更新される場合、タイマ(例えば、タイマT3583)を始動させる段階を更に含み、QoS規則は、タイマが満了するときに削除される。
一実施形態において、上記方法は、QoS規則が削除された場合、第1リンクに対してシグナリングされたQoS規則を適用する段階と、UEとのリンク上のQoSフローの第2指示子(例えば、PFI)の第2値を決定する段階と、を更に含み、上述の決定された第2指示子の第2値は、シグナリングされたQoS規則に関連付けられた第1指示子の値に対応する。
一実施形態において、上記方法は、第2リンク上のDLトラフィックを、UEとの第4リンク(例えば、第3 PC5リンク)上でQoSが上述の決定された第2指示子の第2値に対応する既存のQoSフローに移動させる手続き(例えば、L2リンク変更手続き)を遂行する段階を更に含む。
一実施形態において、上記方法は、UEとの第4リンク上で上述の決定された第2指示子の第2値を有するDLトラフィックに関する新たなQoSフローを生成する手続き(例えば、L2リンク変更手続き)を遂行する段階を更に含む。
一実施形態において、手続きを遂行する段階は、第2リンク又は第4リンクのうちの少なくとも一つに関連するサービス(例えば、ProSeサービス)(例えば、サービスが第2リンクから第4リンクに移動するとき、手続きの前に第2リンクに関連し、手続きの後に第4リンクに関連するサービス)をUEに指示する段階を含む。
本発明の一実施形態は、ここに開示した全ての態様、例、実施形態、及び/又は特許請求の範囲の方法によって動作するように構成された中継ノードを提供する。
本発明の一実施形態は、上述の例による中継ノード及びUEを含むネットワーク(又は、無線通信システム)を提供する。
本発明の一実施形態は、コンピュータやプロセッサによって実行され、コンピュータやプロセッサに、ここに開示した全ての態様、例、実施形態、及び/又は特許請求の範囲の方法を実行させる命令語を含むコンピュータプログラムを提供する。
本発明の一実施形態は、上述の例によるコンピュータプログラムを保存するコンピュータ又はプロセッサ読み取り可能なデータキャリアを提供する。
図8は、本発明の一実施形態によるネットワークエンティティを概略的に示す図である。
図8を参照すると、本発明の例で使用されるネットワークエンティティのブロック図を示す。当業者であるならば、図8に示したネットワークエンティティが、例えば専用ハードウェア上のネットワーク要素、専用ハードウェア上で実行されるソフトウェアインスタンス、又はクラウドインフラのような適切なプラットホーム上で実現される仮想化機能として具現することができる。
エンティティ800は、プロセッサ(又は、制御器)801、送信機803、及び受信機805を含む。受信機805は、1以上の他のネットワークエンティティから1以上のメッセージや信号を受信するように構成される。送信機803は、1以上の他のネットワークエンティティに1以上のメッセージや信号を伝送するように構成される。プロセッサ801は、上述のように1以上の動作及び/又は機能を遂行するように構成される。
図9は、本発明の一実施形態による基地局(BS)を概略的に示す図である。
図9を参照すると、基地局900は、プロセッサ910、送受信機920、及びメモリ930を含む。しかし、図示した構成要素の全てが、必須なのではない。基地局900は、図9に示したものよりも多いか又はそれよりも少ない構成要素によって具現される。また、プロセッサ910、送受信機920、及びメモリ930が他の実施形態により単一チップに具現される。
上述の構成要素を、以下で詳細に記述する。
プロセッサ910は、提案した機能、プロセス及び/又は方法を制御する1以上のプロセッサ又は他のプロセッシング装置を含む。基地局900の動作は、プロセッサ910によって具現される。
送受信機920は、伝送される信号をアップコンバート及び増幅するためのRF送信機、及び受信された信号の周波数をダウンコンバートするRF受信機を含む。
しかし、他の実施形態により、送受信機920は、図示した構成要素よりも多いか又はそれよりも少ない構成要素によって具現される。
送受信機920は、プロセッサ910に連結されて信号を送信及び/又は受信する。
信号は、制御情報及びデータを含む。
また、送受信機920は、無線チャネルを介して信号を受信し、その信号をプロセッサ910に出力する。
送受信機920は、プロセッサ910から出力された信号を、無線チャネルを介して送信する。
メモリ930は、基地局900によって得られた信号に含まれる制御情報やデータを保存する。メモリ930は、プロセッサ910に連結されて提案した機能、プロセス、及び/又は方法に関する少なくとも1つの命令語、プロトコル、又はパラメータを保存する。メモリ930は、ROM(read-only memory)及び/又はRAM(random access memory)及び/又はハードディスク及び/又はCD-ROM(compact disc read-only memory)及び/又はDVD(digital versatile disc)及び/又は他の保存素子を含む。
一実施形態で、プロセッサ910は、第1優先順位でデータを伝送するためのチャネルの電力制御パラメータ集合に関する指示情報を生成し、その指示情報をユーザ機器(UE)に伝送するように構成される。
図10は、本発明の一実施形態による端末装置(UE)を示す図である。
UE 1000は、リモートUE 60、中継UE 62、リモートUE 70、又はUEからネットワークへの中継器72である。
図10を参照すると、UE 1000は、プロセッサ1010、送受信機1020、及びメモリ1030を含む。しかし、図示した構成要素の全てが必須なものではない。UE 1000は、図10に示したものよりも多いか又はそれよりも少ない構成要素によって具現される。また、プロセッサ1010、送受信機1020、及びメモリ1030が、他の実施形態により単一チップに具現される。
上述の構成要素を、以下で詳細に記述する。
プロセッサ1010は、提案した機能、プロセス、及び/又は方法を制御する1以上のプロセッサ又は他のプロセッシング装置を含む。UE 1000の動作は、プロセッサ1010によって具現される。
送受信機1020は、伝送される信号をアップコンバート及び増幅するためのRF送信機、及び受信された信号の周波数をダウンコンバートするRF受信機を含む。しかし、他の実施形態により、送受信機1020は、図示した構成要素よりも多いか又はそれよりも少ない構成要素によって具現される。
送受信機1020は、プロセッサ1010に連結されて信号を送信及び/又は受信する。信号は、制御情報及びデータを含む。また、送受信機1020は、無線チャネルを介して信号を受信し、その信号をプロセッサ1010に出力する。送受信機1020は、プロセッサ1010から出力された信号を、無線チャネルを介して送信する。
メモリ1030は、UE 1000によって得られた信号に含まれる制御情報やデータを保存する。
メモリ1030は、プロセッサ1010に連結されて提案した機能、プロセス、及び/又は方法に関する少なくとも1つの命令語、プロトコル、又はパラメータを保存する。メモリ1030は、ROM及び/又はRAM及び/又はハードディスク及び/又はCD-ROM及び/又はDVD及び/又は他の保存素子を含む。
ここで記述した技法は、適切に構成された任意の装置及び/又はシステムを利用して具現される。そのような装置及び/又はシステムは、ここに開示した全ての態様、実施形態、例、又は特許請求の範囲による方法を遂行するように構成される。そのような装置は、1以上の構成要素、例えば受信機、送信機、送受信機、プロセッサ、制御器、モジュール、ユニットなどのうちの1以上を含み、それぞれの構成要素は、ここで記述した技法を具現するための1以上の対応プロセス、演算、及び/又は方法の動作を遂行するように構成される。例えば、Xの動作/機能は、Xを遂行するように構成されたモジュール(又は、Xモジュール)によって遂行される。1以上の構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせの形態に具現される。
本発明の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ形式によって具現されるということを知ることができるであろう。そのようなソフトウェアは、例えば削除可能であるか又は再作成可能であるかということにより、ROMのような不揮発性又は揮発性の保存部の形式、例えばRAM、メモリチップ、素子又は集積回路のようなメモリの形式、又は例えばCD、DVD、マグネチックディスクやマグネチックテープのような光学的又は磁気的な読み取り可能な記録媒体上に保存される。
保存素子及び記録媒体は、実行時に、本発明の実施形態を具現する命令語を含むプログラムを保存するのに適する装置読み取り可能な保存部に関する実施形態であるということを知ることができるであろう。従って、実施形態は、ここに開示された全ての例、実施形態、態様、及び/又は特許請求の範囲による方法、装置又はシステムを具現するためのコードを含むプログラム、及び/又はそのようなプログラムを保存する装置読み取り可能な保存部を提供する。更には、そのようなプログラムは、任意の媒体を介して、例えば有無線連結を介して伝達される通信信号を電気的に伝達する。
本発明は、一実施形態を参照して示して記述したが、当業者であるならば、特許請求の範囲で規定されるような本発明の範囲から外れずに、形式及び細部内容において、多様な変更がなされるということを知ることができるであろう。
当業者であるならば、コンピュータプログラム命令語が、構造図及び/又はブロック図及び/又はフローチャートのそれぞれのブロック、並びに構造図及び/又はブロック図及び/又はフローチャートのブロックの組み合わせを具現するのに使用されるということを知ることができるであろう。当業者であるならば、そのようなコンピュータプログラム命令語が具現されるために、汎用コンピュータ、特殊用途のコンピュータ、又は他のプログラマブルデータ処理手段のプロセッサに提供されることにより、構造図及び/又はブロック図及び/又はフローチャートのブロック内に示した解法が、コンピュータや他のプログラマブルデータ処理手段のプロセッサによって遂行されるということを知ることができるであろう。
当業者であるならば、本明細書で論議した演算、方法、フローチャート内の動作、測定値、及び解法が置換、変更、結合、又は削除されるということを知ることができるであろう。また、本明細書において、既に論議された演算、方法、フローチャート内の他の動作、測定値、及び解法も、置換、変更、再整列、分解、結合、又は削除される。また、本明細書で論議された演算、方法、フローチャート内の動作、測定値、及び解法を有する従来技術も、置換、変更、再整列、分解、結合又は削除される。
上述のものは、本発明の実施形態のうちの一部であり、当業者であるならば、本出願の原理から外れずに様々な改善及び修正を行うことができるということをまた知らなければならない。それが、本発明の保護範囲と見なされるであろう。
特許請求の範囲や、明細書で記述した本発明の実施形態による方法は、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせによって具現される。
ソフトウェアとして具現される場合、1以上のプログラム(ソフトウェアモジュール)を保存する非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体に保存される1以上のプログラムは、電子装置内の1以上のプロセッサによって実行されるように設定される。1以上のプログラムは、電子装置に本発明の実施形態による本発明の特許請求の範囲や明細書に記述した方法を実行させる命令語を含む。
1以上のプログラム(ソフトウェアモジュール、ソフトウェアなど)は、RAM、フラッシュ(flash)メモリを含む不揮発性(non-volatile)メモリ、ROM、電気的消去可能なプログラム可能なROM(EEPROM:electrically erasable programmable read only memory)、磁気ディスク保存装置(magnetic disc storage device)、CD-ROM、DVD、又は他形態の光学保存装置、マグネチックカセット(magnetic cassette)に保存される。それとは異なり、1以上のプログラムは、そのような装置全体や一部の組み合わせを介して提供されるメモリに保存される。また、それぞれのメモリは、複数個の設定メモリによって構成される。
また、1以上のプログラムは、インターネット(Internet)、イントラネット(Intranet)、LAN(local area network)、WLAN(wireless local area network)、又はSAN(storage area network)のような通信ネットワーク、又はそれらの組み合わせによって構成された通信ネットワークを介してアクセス(access)される付着可能な(attachable)保存装置(storage device)に保存される。そのような保存装置は、外部ポートを介して、本発明の実施形態を遂行する装置に連結される。また、通信ネットワーク上の別途の保存装置が本発明の実施形態を遂行する装置に接続される。
本発明の多様な実施形態によると、無線通信システムにおいて基準信号を効率的に送信及び受信する方法が提供される。
本発明によって解決されなければならない技術的問題は、上述のものに限られるものではなく、ここに記述していない他の技術的問題は、当業者であるならば、当該内容から明確に把握することができるであろう。
本発明の特定の実施形態において、本発明に含まれる構成要素は、提案した本発明の特定の実施形態により、単数形や複数形で表現した。しかし、単数形や複数形の表現は、説明の便宜のために提示した状況によって適切に選択され、本発明を単数や複数の構成要素に限定するものではない。所定の構成要素が複数形に表現されても1つの構成要素で提供され、所定の構成要素が単数形に表現されても複数の構成要素で提供されうる。
本発明は、多様な実施形態を参照して示して記述したが、当業者であるならば、特許請求の範囲及びその均等物で規定されるような本発明の概念及び範囲から外れずに形式及び細部内容において多様な変更がなされるということを知ることができるであろう。
60、70 リモートUE
62 中継UE
64 RAN
72 UEからネットワークへの中継器
74 ネットワーク/RAN
800 エンティティ
801、910、1010 プロセッサ
803 送信機
805 受信機
900 基地局
920、1020 送受信機
930、1030 メモリ
1000

Claims (15)

  1. 中継ノードを介してユーザ端末(UE)とネットワークとの間のアップリンク(UL)通信に対するエンドツーエンド(e2e)サービス品質(QoS:Quality of Service)を支援するための前記中継ノードによって遂行される方法であって、
    前記ネットワークから、前記UEに対するダウンリンク(DL)パケットを受信する段階と、
    QoS規則を生成するか又は更新する段階と、を有し、
    前記DLパケットは、前記中継ノードと前記ネットワークとの間の第1リンク上のQoSフローの第1指示子の値を含み、
    前記QoS規則は、前記第1指示子の値に基づいて導出されることを特徴とする方法。
  2. 前記UEとのリンク上のQoSフローの第2指示子の値を決定する段階を更に含み、
    前記決定された第2指示子の値は、前記受信された第1指示子の値に対応することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記UEとの第3リンク上に、前記QoSが前記決定された第2指示子の値に対応するQoSフローが存在する場合、第2リンク上のDLトラフィックを既存のQoSフローに移動させる手続きを遂行する段階を更に含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記QoSが前記決定された第2指示子の値に対応するQoSフローが存在しない場合、DLトラフィックに対する前記UEとの第3リンク上に前記決定された第2指示子の値を有する新たなQoSフローを生成する手続きを遂行する段階を更に含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記手続きを遂行する段階は、前記決定された第2指示子の値を含むメッセージを前記UEに伝送する段階を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 前記手続きを遂行する段階は、第2リンク又は前記第3リンクに関連するサービスを前記UEに指示する段階を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記第2指示子の値は、前記第1指示子の値と前記第2指示子の値との間の所定のマッピングに基づいて決定されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  8. 前記パケットは、前記ULに対するQoS処理が前記DLに対するQoS処理を反映させなければならないことを示す第3指示子を含み、
    前記UE及び前記中継ノードは、近接サービス(ProSe)を支援し、
    前記QoS規則は、前記ULに対する前記UEに対応する導出されたQoS規則であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記QoS規則を削除する段階を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記QoS規則が生成されるか又は更新される場合、タイマを始動させる段階を更に含み、
    前記QoS規則は、前記タイマが満了するときに削除されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記QoS規則が削除された場合、
    前記第1リンクに対してシグナリングされたQoS規則を適用する段階と、
    前記UEとのリンク上のQoSフローの第2指示子の第2値を決定する段階と、を更に含み、
    前記決定された第2指示子の第2値は、前記シグナリングされたQoS規則に関連付けられた前記第1指示子の値に対応することを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. ユーザ端末(UE)とネットワークとの間のアップリンク(UL)通信に対するエンドツーエンド(e2e)サービス品質(QoS:Quality of Service)を支援するための中継ノードであって、
    送受信機と、
    前記送受信機に連結された少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記ネットワークから、前記UEに対するダウンリンク(DL)パケットを受信し、QoS規則を生成するか又は更新するように構成され、
    前記DLパケットは、前記中継ノードと前記ネットワークとの間の第1リンク上のQoSフローの第1指示子の値を含み、
    前記QoS規則は、前記第1指示子の値に基づいて導出されることを特徴とする中継ノード。
  13. 前記少なくとも1以上のプロセッサは、
    前記UEとのリンク上のQoSフローの第2指示子の値を決定するように更に構成され、
    前記決定された第2指示子の値は、前記受信された第1指示子の値に対応することを特徴とする請求項12に記載の中継ノード。
  14. 前記パケットは、前記ULに対するQoS処理が前記DLに対するQoS処理を反映させなければならないことを示す第3指示子を含むことを特徴とする請求項12に記載の中継ノード。
  15. 前記UE及び前記中継ノードは、近接サービス(ProSe)を支援することを特徴とする請求項12に記載の中継ノード。

JP2023509807A 2020-08-11 2021-08-11 無線通信システムにおける中継動作のための方法及びその装置 Pending JP2023539058A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB2012511.8 2020-08-11
GBGB2012511.8A GB202012511D0 (en) 2020-08-11 2020-08-11 Reflective QoS for UE to network relay
GB2111471.5 2021-08-09
GB2111471.5A GB2601875B (en) 2020-08-11 2021-08-09 Reflective QoS for UE to network relay
PCT/KR2021/010640 WO2022035212A1 (en) 2020-08-11 2021-08-11 Method and apparatus for relay operation in wireless communication system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023539058A true JP2023539058A (ja) 2023-09-13
JPWO2022035212A5 JPWO2022035212A5 (ja) 2023-10-11

Family

ID=80247418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023509807A Pending JP2023539058A (ja) 2020-08-11 2021-08-11 無線通信システムにおける中継動作のための方法及びその装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20220086682A1 (ja)
EP (1) EP4197223A4 (ja)
JP (1) JP2023539058A (ja)
CN (1) CN116018877A (ja)
WO (1) WO2022035212A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117221239A (zh) * 2018-08-13 2023-12-12 苹果公司 用于反射服务质量的分组过滤器的灵活范围
US11903059B2 (en) * 2022-07-11 2024-02-13 Asus Technology Licensing Inc. Method and apparatus for quality of service (QOS) flow establishment in a wireless communication system

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102047058B1 (ko) * 2016-10-11 2019-11-20 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서의 반영형 서비스 퀼리티 적용 방법 및 이를 위한 장치
US20180324631A1 (en) * 2017-05-05 2018-11-08 Mediatek Inc. Using sdap headers for handling of as/nas reflective qos and to ensure in-sequence packet delivery during remapping in 5g communication systems
WO2019161269A1 (en) * 2018-02-16 2019-08-22 Idac Holdings, Inc. Methods and devices to determine the quality of service mechanisms for vehicle-to-everything mobile device communications
US11246054B2 (en) * 2019-04-02 2022-02-08 Mediatek Inc. Interworking between evolved packet system (EPS) session management (ESM) and 5G session management (5GSM)
KR102339018B1 (ko) * 2019-08-02 2021-12-14 아서스테크 컴퓨터 인코포레이션 무선 통신 시스템에서 사이드링크 라디오 베어러를 해제하기 위한 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP4197223A1 (en) 2023-06-21
US20220086682A1 (en) 2022-03-17
CN116018877A (zh) 2023-04-25
EP4197223A4 (en) 2024-02-21
WO2022035212A1 (en) 2022-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110447302B (zh) 用于在无线通信系统中管理会话以改变用户平面功能的方法和装置
US11658913B2 (en) Method and apparatus for redundant transmission for ultra-reliable services in 5G wireless network system
EP3942896B1 (en) Apparatus and method for providing direct communication services in wireless communication system
CN107113593A (zh) 使用ue到ue中继的发现和通信
KR20230042127A (ko) 비구조화 트래픽을 중계하기 위한 방법 및 릴레이 ue
US11950231B2 (en) Method and apparatus for managing information in a wireless communication system
US20230276295A1 (en) Method and apparatus for quality of service handling in wireless communication system
US20210392538A1 (en) Method and device for configuring node to transmit and receive data
WO2020206582A1 (zh) 一种用于中继通信的方法和装置
US20220303836A1 (en) Method and apparatus for handover
JP2023539058A (ja) 無線通信システムにおける中継動作のための方法及びその装置
CN113748644A (zh) 用于管理无线通信系统中的数据会话的方法和装置
WO2015055142A1 (zh) 发现信号的发送和接收方法、以及发送和接收装置
CN108781403B (zh) 终端设备、接入网设备、空口配置方法和无线通信系统
CN114365540B (zh) 通信方法、设备及系统
CN110636636A (zh) 一种信令传输方法、装置及网络设备
CN113412636B (zh) 支持对dn授权的pdu会话进行重新认证并根据dn授权数据的改变管理pdu会话的方法和装置
US20230171619A1 (en) Method and apparatus for informing changes in coverage enhancement usage in a network
JP2022520838A (ja) 無線通信システムにおいて、データを伝送するための方法及びその装置
CN111586767A (zh) 一种终端信息的通信处理方法和相关设备
KR101922041B1 (ko) D2d 통신에서의 ip 주소 할당 방법 및 사용자 기기
US11950133B2 (en) Method and apparatus for performing header compression in a wireless system
CN113728722B (zh) 用于提供无线通信系统中的直接通信服务的装置和方法
WO2024087745A1 (en) Method and apparatus of supporting burst arrival time (bat) reporting
WO2023184542A1 (zh) 配置信息的方法、装置和通信系统

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230927