JP2023537682A - 眼鏡を備える視覚障害監視装置 - Google Patents

眼鏡を備える視覚障害監視装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、- フレーム(120)、- フレームに固定され、且つ視覚障害の自然進行を変化させることができる少なくとも1つのレンズ(130)、- アイウェアが着用者によって着用されているかどうかを判定することができる着用センサ(140)、及び- 処理ユニット(150)であって、- 着用センサによって判定されたデータを取得し、- そこから、所定の期間中に着用者がアイウェアを着用した時間の長さに関連するパラメータを推測し、- そのパラメータを少なくとも所定のデータと比較して、視覚障害の治療の効率性レベルを判定する、ようにプログラムされた処理ユニット(150)、を含むアイウェア(110)を備える監視装置(100)に関する。

Description

本発明は、視覚領域に関し、より具体的には、眼鏡を着用している時間の測定の領域に関する。
本発明は主に、近視制御レンズを着用している近視及び前近視の子供を対象とする。
近年、近視が世界的に増加しており、深刻な社会問題になりつつある。例えば、東アジアでは、有病率は人口の80%に達し得る。
この背景において、近視の進行を止めたり遅らせたりするために、多くの技術が開発されてきた。これらの技術の中で、特別な矯正眼鏡に基づくいくつかの戦略が効果的であると報告されている。
この進行を低減するための重要なパラメータの1つは、特別な矯正眼鏡を非常に規則的に着用することである。しかし、子供においてこの規則性を制御するのは困難であり、特に、依然として眼鏡なしで遊ぶのに十分に見える場合はなおさらである。
着用時間のこのパラメータを評価することは、治療の結果を予測するために重要である。
更に、眼鏡着用者の環境に関連する他のパラメータも監視するために重要であり得る。実際、いくつかの視覚環境は、他の環境よりも近視進行の影響を受けやすい(屋内では、屋内よりも近視が多く発生する)。
したがって、近視治療の有効性を評価して改善するために、上記のパラメータの測定値を提供することを可能にする技術が必要とされている。
この必要性は、近視のみではなく、例えば、視覚疲労、加齢性黄斑変性症などである、問題の進行を止めたり遅らせたりするために眼鏡の着用が必要とされる場合の、視覚領域における他の問題にも関係している。
特許文献1は、子供の視力の改善が眼鏡を着用している量と強く相関していることを教示している。子供が眼鏡をどの程度着用しているかを監視するために、この文献は、子供が眼鏡を着用しているときを判定することができるセンサを開示している。
このソリューションの問題点は、劣化を防止したい場合(近視予防)又は劣化を回避したい場合(近視安定化)に装置を着用している時間を測定して視力を改善することを目的としているため、上記の問題点には対応していないことである。
更に、この文献は、子供の監視についてのみ教示しており、子供に対してフィードバックを与えることができることについては言及していない。
英国特許発明第2495697号明細書
この背景において、本発明は、眼鏡着用者にフィードバックを与えることによって、視覚劣化に対する最良の影響を確実にするグローバルなソリューションを提供する。
本発明は、
- フレーム、
- フレームに固定され、且つ視覚障害の自然進行を変化させることができる少なくとも1つのレンズ、
- アイウェアが着用者によって着用されているかどうかを判定することができる着用センサ、及び
- 処理ユニットであって、
1- 着用センサによって判定されたデータを取得し、
2- そこから、所定の期間中に着用者がアイウェアを着用した時間の長さに関連するパラメータを推測し、
3- そのパラメータを少なくとも所定のデータと比較して、視覚障害の治療の効率性レベルを判定する、
ようにプログラムされた処理ユニット、
を含むアイウェアを備える監視装置からなる。
好ましくは、第4のステップにおいて、処理ユニットは、この効率性レベルをHMI(ヒューマンマシンインターフェース)に送信し、又はHMIに送信されるデータを生成するためにこの効率性レベルを処理する。このデータは、アイウェアの着用期間に関連する情報、又は着用者が治療の効率性が改善しているかどうかを知ることを可能にするアドバイス、又はアラートなどである。
本発明の他の組み合わせ可能な特徴は、以下の通りである。
- その少なくとも所定のデータは、アイウェアを着用している期間を視覚障害の治療の効率性値とリンクするモデルに属し、
- そのパラメータとその少なくとも所定のデータとの比較の後、処理ユニットは、そこからアイウェアを着用しなければならない期間に関連するアドバイスを推測し、且つヒューマンマシンインターフェースによってこのアドバイスを着用者に提供するようにプログラムされており、
- その少なくとも1つのレンズは、判定された距離において着用者に矯正視力を提供するための第1の光学屈折領域、及び視覚障害の自然進行を変化させるための第2の光学屈折領域を含み、
- アイウェアは、第2の光学屈折のタイプを記憶するコンピュータメモリを含み、そのモデルは、そのタイプの関数として選択されており、
- 第2の光学屈折は、着用者がそのアイウェアを着用しているときに、着用者の網膜の前の眼球伸長信号を低下させるために光線を偏向させるように設計された光学要素、又は光学度数及びプリズム光学度数の加入度、又はレンズ周辺部における追加の正の度数、又はレンズ内の散乱要素、の中から選択されるタイプであり、
- 視覚障害は、近視であり、その少なくとも1つのレンズは、視覚障害の自然進行を遅らせるように設計されており、
- その少なくとも1つの着用センサは、フレームに組み込まれており、
- その少なくとも1つの着用センサは、フレームに取り外し可能に取り付けられるように設計されており、
- その処理ユニットは、アイウェアから離れており、そのアイウェアは、着用センサによって判定されたそのデータを処理ユニットに送信することができる通信ユニットを備え、
- アイウェアは、そのデータに関連付けられる時間情報を判定することができる追加のセンサを備え、そのパラメータは、その時間情報の関数として判定され、
- 処理ユニットは、モバイル電子デバイス、好ましくはスマートフォンに組み込まれており、
- 監視装置は、ヒューマンマシンインターフェースを備え、処理ユニットは、着用者によるアイウェアの着用期間を示すためにそのヒューマンマシンインターフェースに命令することができ、
- その処理ユニットは、着用者によるアイウェアの着用期間から、アイウェアを着用しなければならない期間に関連するアドバイスを推測し、且つヒューマンマシンインターフェースによってこのアドバイスを着用者に提供するようにプログラムされており、
- その処理ユニットは、着用者によるアイウェアの着用期間から、着用者が自分の習慣を変える必要性に関連するアラートを推測し、且つヒューマンマシンインターフェースによってこのアラートを着用者に提供するようにプログラムされており、
- アイウェアは、例えば環境の明るさ及び/又は屋内若しくは屋外での着用者の状況に関連する環境パラメータを判定することができる別のセンサを備え、その効率性レベルは、その環境パラメータに基づいて判定される。
本発明はまた、フレームと、フレームに固定され、且つ視覚障害の自然進行を変化させることができる少なくとも1つのレンズと、アイウェアが着用者によって着用されているかどうかを判定することができる着用センサと、を含む、アイウェアの着用者を監視する方法に関し、その方法は、
- 着用センサによって判定されたデータを取得することと、
- そこから、所定の期間中に着用者がアイウェアを着用した時間の長さに関連するパラメータを推測することと、
- そのパラメータを少なくとも所定のデータと比較して、視覚障害の治療の効率性レベルを判定することと、
からなるステップを含む。
実施例の詳細な説明
非限定的な例として示される添付の図面を参照する以下の説明は、本発明がどのようなものを含み、及びそれをどのように実施することができるのかを明白にする。
本発明による監視装置の第1の実施形態の概略図である。 本発明による監視装置の第2の実施形態の概略図である。 1日あたりの眼鏡の着用期間の関数として、治療の効率性変化を示すグラフである。
本発明は、視覚障害の自然進行を変化させるように設計された少なくとも1つのレンズを有するアイウェアを備える監視装置100に関する。
以下の説明では、考慮される視覚障害は近視であるが、本発明はまた、視覚疲労、時差ぼけ、光毒性、加齢性黄斑変性症など、視力品質の劣化を防止するためにアイウェアの着用を必要とする他のタイプの視覚障害にも適用することができる。眼の伸長及び軸の長さは、近視の自然進行を評価する際に従うべき主要なマーカである。
本発明による監視装置100は、以下の要素、すなわち、
- アイウェア、
- アイウェアが着用者によって着用されているかどうかを判定することができる着用センサ140、及び
- 処理ユニット150
の特定の組み合わせである。
本明細書で使用される場合、用語「アイウェア」は、一般に、視力を改善又は強化する目的のため又は近視予防の目的のためであり得る、眼の上又は上方に着用されるアイテム及びアクセサリを指す。
図1及び図2では、この監視装置100の2つの実施形態を示している。これらの2つの実施形態はいくつかの共通の特徴を有するため、一緒に説明することにする。
これらの実施形態では、アイウェアは、フレーム120と、フレームに固定された2つのレンズ130とを含む、眼鏡110である。変形例では、このアイウェアは、別の形状(ゴーグルなど)を有し得る。
フレーム120は、眼鏡110が着用されているときにこれらのレンズ130が着用者のそれぞれの眼の前に配置され得るように、レンズを受容し、維持し、保持し、及び/又は支持する構造である。
図に示されるように、フレーム120は、レンズ130を受容するための2つのリム121を含む。ここで、2つのリム121の各々は、フルリムである。様々な実施形態によれば、リムはまたハーフリムであってもよく、又はフレーム120はリムなし(レンズがフレーム上にねじ止めされている)であってもよい。したがって、フレーム120は、フルリムフレーム若しくはセミリムレスフレーム又はリムレスフレームであってもよい。
フレーム120は、眼鏡110が着用されているときに着用者の鼻の上方に位置するブリッジ123を含む。
フレーム120はまた、一対のフレームテンプル122を含む。フレームテンプル122の対は、フレーム120の一対の細長い側部片を構成し、眼鏡110が着用されているときに着用者の耳の上に静止される。
レンズ130は、視覚障害、ここでは近視の自然進行を修正するように設計されている。
各レンズ130は、所定の距離において着用者に矯正視力を提供するための第1の光学屈折領域、及び視覚障害の自然進行を変化させるための第2の光学屈折領域を含む。
第1の光学屈折は、例えば、(6メートル超離れて位置する物体を見るために)着用者に矯正遠方視力を提供するための球面度数を含む。この第1の光学屈折はまた、円柱度数及び/又はプリズム度数を含み得る。
第2の光学屈折は、追加の光学特徴を提供する。この屈折は、近視の進行を防止し、又は制限し、又は止めるように特別に設計されている。
近視の進行を遅らせたり止めたりすることができる多くのタイプのレンズが存在し、この第2の光学屈折は、これらの任意のタイプであり得る。例えば、
- 着用者がその眼鏡を着用しているときに、着用者の網膜の前の眼球伸長信号を生成する光学要素、又は
- 光学度数及び/又はプリズム度数の加入度、又は
- レンズ周辺における追加の正の度数、又は
- レンズ内の散乱要素、
の中から選択することができる。散乱要素は、レンズ表面上に配置されるか、レンズ内に配置され得る。
ここで、第2の光学屈折は、第1のタイプのものである。より具体的には、眼球伸長信号を低下させるために光線を偏向させるように設計された光学要素を含む。これらの光学要素は、網膜の前に3次元量の光を生成するように、光線を非線形に連続的に偏向させ、そのような場合、近視の進行が遅くなり得る。これは、近視性デフォーカス量(VoMD)と呼ばれる。
ここで、使用される近視制御レンズ130は、好ましくは、複数の少なくとも3つの光学要素(レンズレット)を含む。そのようなレンズは、例えば文献国際公開第2019166654号パンフレットに記載されている。そのようなレンズは、着用者の眼の前に着用されることを意図しており、
- その眼の異常屈折を矯正するための処方に基づく、第1の屈折度数を有する屈折領域、及び
- 複数の少なくとも3つの光学要素であって、少なくとも1つの光学要素が、眼の異常屈折の進行を遅らせるために、眼の網膜上に画像を集束させない光学関数を有する、光学要素、
を含む。
光学要素は、レンズ表面の少なくとも1つ上に配置され得る。
変形例では、レンズ130は、
- 眼の異常屈折を矯正するための処方に基づく、第1の屈折度数を有する第1の屈折領域、及び
- 第1の屈折度数とは異なる度数を有し、且つ眼の異常屈折の進行を抑制するために眼の網膜以外の位置に画像を集束させる関数を有する第2の屈折領域、
を含み、
第2の屈折領域は、レンズの中心部付近にそれぞれ独立した複数の島状領域として形成され、第1の屈折領域は、第2の屈折領域として形成された領域以外の領域として形成される。
別の変形例では、レンズ130は、
- 着用者の眼の中心窩領域に関連する近視を実質的に矯正するための第1の光学屈折を提供する中央ゾーン、及び
中央ゾーンを取り囲む周辺ゾーンであって、着用者の眼の網膜の周辺領域に関連する近視又は遠視を実質的に矯正するための第2の光学矯正を提供する、周辺ゾーン、を含む。着用センサ140は、眼鏡110が着用者によって着用されているか否かを判定するように設計されている。
このセンサは、好ましくは、フレームに組み込まれる。例えば、フレーム120の一部(例えば、そのテンプルのうちの1つ)内に成形される。
変形例では、この着用センサ140は、フレームに取り付けられ得る。例えば接着剤によって、フレームに恒久的に取り付けられ得る。又は、例えば、スナップ固定手段によって、若しくはVelcro(登録商標)によって、フレームに取り外し可能に取り付けられ得る。
このセンサは、着用状態(「着用された」又は「着用されていない」の状態)を頻繁に検出するように設計されている。
この着用センサは、任意の種類のものであり得る。着用センサは、
- 動きセンサ、例えば、フレームが動いているかどうかを判定するように適合された加速度計、
- フレームが着用者の頭部に接触しているか否かを推測するために温度を判定するように適合された温度センサ、例えば、テンプルの内面の温度を判定する温度センサ、
- フレームのテンプルが着用者の頭部を支えているかどうかを判定するように適合された圧力センサ、
- フレームが着用者の頭部に接触しているかどうかを判定するように適合されたpHセンサ、
- 光センサ、
- 電界センサなど、
であり得る。
図に示される2つの実施形態では、それは、加速度計である。そのような加速度計の使用は、頭部の姿勢も検出できるため有利であり、この姿勢は、着用者の視力姿勢(近方視の姿勢、遠方視の姿勢など)を判定するために、処理ユニット150によって使用され得る。
フレーム120には、処理ユニット150に電流を供給するための電気エネルギーを蓄積又は生成するための手段が優先的に取り付けられている。
これらの手段は、ここでは、いくつかの形態の周囲エネルギーを電気に変換するエネルギー採取変換器151を含む。この変換器151は、例えば、フレームの動きから又は太陽光から電流を生成することができる。
この変換器151は、処理ユニット150によって必要とされるときに電気エネルギーを貯蔵及び送達するエネルギープロセッサと結合される。
変形例では、これらの手段は、バッテリを備え得る。この変形例では、バッテリは、好ましくは、少なくとも6ヶ月のバッテリ寿命を可能にする容量を有するように選択される。
処理ユニット150は、
- 着用センサ140によって判定されたデータを取得し、
- そこから、所定の期間中に着用者が眼鏡110を着用した時間の長さに関連するパラメータP1を推測し、
- そのパラメータP1を少なくとも所定のデータと比較して、視覚障害の治療の効率性レベルを判定する(これらのステップは、以下でより詳細に説明される)、
ようにプログラムされる。
この目的のために、処理ユニット150は、中央処理装置(CPU)、メモリ、及び入出力構成要素を備える。
そのメモリにより、処理ユニットは、以下に説明するプロセスにおいて使用される情報を記憶する。メモリは、特に、命令を含むコンピュータプログラムからなるコンピュータアプリケーションを記憶し、その実行により、以下に説明する方法の処理ユニット150による実施を可能にする。
また、近視の進行を遅らせるために使用されるレンズ130のタイプも記憶する。以下に説明するように、このデータは、比較ステップに役立つことになる。
その入力/出力構成要素により、処理ユニット150は、着用センサ140によって測定されたデータを受信することができる。
また、存在する場合、他のセンサから他の情報を受信することもできる。
例えば、フレーム120は、例えば環境の明るさ及び/又は着用者の状況(屋内にいるか屋外にいるか)に関連する、環境パラメータを判定することができる環境センサ142を備え得る。この実施形態では、環境センサ142は、明るさレベルを判定し、且つこの明るさレベルを処理ユニット150に送信するのに適した光検出器である。
図1に示される第1の実施形態では、この処理ユニット150は、眼鏡110に組み込まれたマイクロコントローラである。
図2に示される第2の実施形態では、この処理ユニット150は、眼鏡110から離れており、コンピュータ、又はスマートフォンなどのモバイルデバイスのコントローラによって形成される。
これらの2つの実施形態では、図面に表された眼鏡110は、異なる特異性を有し、ここで引き続き説明され得る。
第1の実施形態では、眼鏡110は、自律的に動作することができる。
それは、着用者に対していくつかの情報(アドバイス、アラートなど)を与えるHMI(ヒューマンマシンインターフェース)を含み得る。このHMIは、任意の種類のもの(小さいLCDディスプレイ、小さいスピーカなど)であり得る。
しかしここでは、フレーム120は、情報デバイス(コンピュータ、スマートフォン、腕時計など)との無線接続を確立するのに適した通信ユニット160を備える。したがって、処理ユニット150がパラメータP1及び/又は計算された効率性レベルをこの装置に送信することができるため、この情報は、このデバイスによって処理され得る。
この通信ユニット160は、好ましくは、パッシブ又はアクティブRFIDチップである。そのようなチップは、動作するのにバッテリを必要とせず、スキャナから15メートル離れた場所にあるリーダによってスキャンされ得る。
図2に示される第2の実施形態では、眼鏡110は、着用センサ140によって(及び存在する場合は別のセンサよって)判定されたデータを処理ユニット150に送信することができる通信ユニット145を備える。
ここでもまた、この通信ユニット145は、好ましくは、処理ユニット150のリーダ155によってスキャンされ得るパッシブ又はアクティブRFIDチップである。変形例では、Bluetooth又はWIFIが使用され得る。
この実施形態では、フレームはまた、フレーム120に組み込まれた時計を備え、測定値に日付をつけることができる。
その測定値に関連付けられる時間情報は、
- 現在時間、
- 日のタイプ(登校日又は週末)に関連する情報
- 期間(午前、午後、夜)
のいずれかであり得る。
フレームはまた、最後の測定値及び関連する時間情報を記憶するためのメモリを備え得る。
以下に説明するように、両方の実施形態において、処理ユニット150は、眼鏡110の着用者を監視する方法を実行するようにプログラムされており、方法は、
- 着用センサ140によって判定されたデータを取得すること、
- そこから、所定の期間中に着用者が眼鏡110を着用した時間の長さに関連するパラメータP1を推測すること、及び
- そのパラメータP1を少なくとも所定のデータと比較して、視覚障害の治療の効率性レベルを判定することと、
からなる3つの主要なステップを含む。
好ましくは、この方法は、着用者にフィードバックを提供する第4のステップを含み、このフィードバックは、眼鏡が十分に着用されているか、及び/又は治療が効果的であるかどうかについての情報を含む。
第1のステップは、着用センサ140に接続された処理ユニット150によって実行される。このステップにより、処理ユニット150がそのメモリ内に、この加速度の測定値の日付に関連付けられた加速度値を記憶することを可能にする。
加速度値は、測定の瞬間にフレームが経験した加速度の平均値であり得る。しかし、この実施形態では、加速度値は、加速度が所定の閾値よりも低い場合は0に等しく(この時点で眼鏡が着用されていないことを意味する)、そうでない場合は1に等しい、ブール値である。
処理ユニット150はまた、加速度値に関連して、環境データ(ここでは測定された明るさ値)を記憶することができる。
このステップは、好ましくは、所定の頻度で規則的に実行される。この頻度は、電力を節約するために、好ましくは、10分ごとよりも低い。ここでは、測定は、15分ごとに行われる。
これと同じ目的を達成するために、測定は、所定の期間(例えば、午前6時~午後11時)に制限され得る。実際、子供は午後11時~午前6時は就寝していると考えられる。したがって、夜間は、処理ユニット150はスタンバイ状態になる。
電力を節約するために、眼鏡の着用期間がその日の所定の目標閾値に達すると、測定を停止することができる。
この目標閾値は、例えば12時間に等しい。治療は、最大効率を有するのを確実にするように選択されている。その値は、例えば治療の開始時には高すぎず(例えば8時間に等しく)、且つ有効な値に急速に達するために規則的に増加するように変化することができる。
第2のステップは、眼鏡110が「所定の期間」中にどの程度着用されたかを示すパラメータP1を計算することからなる。
所定の期間は、好ましくは、4時間超である。それは、1日の一部(例えば、午前6時~午後11時)、数日、1週間、1か月など)であり得る。好ましい実施形態では、この所定の期間は1日に等しい。その結果、パラメータP1の新しい値は、処理ユニット150によって日ごとに計算される。
ここで、パラメータP1は、眼鏡が着用されていた期間の近似値に等しい。
このパラメータP1の値は、前日中に行われた全ての測定値から推測される。この目的のために、処理ユニットは、眼鏡が測定の瞬間に着用されていた場合、眼鏡110がこの瞬間の前後15分間に着用されていたことを意味すると考える。したがって、パラメータP1を判定するために、処理ユニットは、前日の測定の瞬間に眼鏡が着用されていた回数を判定し、この数に15を乗算して、着用時間を分単位で得る。
したがって、この実施形態では、パラメータP1は、「着用時間」(すなわち、前日中に着用者が眼鏡110を着用していた時間の長さの近似値)に等しい。
変形例では、パラメータP1は、他の意味を有し得る。パラメータP1は、着用時間が所定の1日の閾値(例えば12時間00分)よりも短い場合は0に等しく、そうでない場合は1に等しいブール値であり得る。
別の変形例では、パラメータP1は、2つの値の行列であり得る。第1の値は、着用時間であり得、第2の値は、以下の2つの条件、すなわち、
(i)眼鏡を着用していた、
(ii)明るさレベルが所定の閾値よりも大きかった、
が満たされた時間の長さであり得る。
多数の他の変形例も考えられ得る。
第3のステップは、視覚障害の治療の「効率性レベル」を判定するために、パラメータP1(ここでは着用時間)を少なくとも1つの閾値と比較することからなる。
効率性(又は有効性)レベルは、近視の自然進行を変化させるための手段を有しない制御レンズ(例えば単焦点レンズ)で着用者が遭遇したであろう近視の進行と比較して、その治療レンズによる進行の減少量に関連する。効果は通常、ジオプタ単位(治療グループと制御レンズを着用した制御グループとの間の差)で表される。それはまた、パーセントで表すこともでき、その場合(治療グループと制御グループとの間の進行度の差を表すため)制御グループの進行度によって正規化される。これらの値は、(例えば、1年以上、2年以上など)時間に依存する。
実際には、パラメータP1は、データベースに読み込まれた閾値と比較される。データベース内に記憶された値は所定の値であり、眼鏡の着用期間を視覚障害の治療の効率性値とリンクするモデルから得られる。
このデータベースにより、処理ユニットは、判定された着用時間(パラメータP1)に対応する効率性値を読み取ることができる。
使用されるデータベース(及びモデル)は、着用される屈折レンズ130のタイプに依存する。実際、近視減速の有効性と着用時間とを関連付けるために使用されるモデルは、近視制御ソリューションのタイプに依存し得る。したがって、この比較ステップの前に、処理ユニット150は、使用されるレンズ130のタイプをそのメモリ内に読み込み、次いで、読み込まれたデータの関数としてデータベースを選択する。
効率性レベルはここではパーセンテージで表され、0%は、着用者が制御レンズを用いた場合と同一の近視の進行に対応し、100%は、近視の進行の停止に対応する。ここで、近視が低減した場合、このパーセンテージは100%超になり得る。
変形例では、0%は、眼鏡が日中に着用されなかった場合に対応し、100%は、目標閾値(すなわち、最大の治療有効性に達する着用時間)に対応し得る。
この変形例では、パーセンテージは、数学的法則(例えば、指数)に従って、これら2つの値の間で変化し得る。実際、レンズ130の有効性は、着用時間の関数として指数関数的な進行に従うことが知られている。
この数学的法則を、少なくとも3つの複数の光学要素を含む上記のレンズに対して示すグラフの一例を、図3に示している。この図では、縦軸は、治療の効率性Efを表し、横軸は、1日あたりの眼鏡の着用時間dt(時間)を表している(この眼鏡は1年間の各週の各日に同じ期間だけ着用されていると考えられる)。
別の変形例では、効率性レベルを判定するために、データベースではなく数式を使用することが可能であり得る。
別の変形例では、眼鏡の着用の効率性がある条件では他の条件より大きいことを考慮に入れるように、効率性レベルは、その環境パラメータの関数として判定され得る。実際、屋外での(より明るい場所での)時間は、近視の発症を防ぐ効果があり、細かい作業では近視誘発性がより高くなる。
この変形例では、効率性レベルの計算及び/又は目標閾値の値は、各視覚環境において費やされた時間に基づいて調整され得る。例えば、屋内で費やしている時間よりも屋外で費やしている時間を重視することが可能である。この変形例では、(12時間00分の)目標閾値は、屋外時間に1よりも大きい(例えば、2に等しい)屈折係数を乗算することによって計算され得る。
別の変形例では、効率性レベル及び/又は目標閾値の値は、(加速度計によって判定される)着用者の活動の関数として判定され得る。この変形例ではまた、座って費やしている時間よりも立って費やしている時間を重視することが可能である。
別の変形例では、眼鏡の着用の効率性が別の姿勢(例えば遠方視の姿勢)よりもある姿勢においてより大きいことを考慮するように、効率性レベル及び/又は目標閾値の値は、着用姿勢の関数として判定され得る。
別の変形例では、眼鏡の着用の効率が夜よりも午前中においてより大きいことを考慮するように、効率性レベル及び/又は目標閾値の値は、着用時間の関数として判定され得る。この変形例では、午前中に費やされる時間をより重視することが可能であり、(12時間00分の)目標閾値は、この時間に1よりも大きい(例えば、2に等しい)屈折係数を乗算することによって計算され得る。
次いで、第4のステップの間、処理ユニット150は、HMI(例えばコンピュータの又はスマートフォンの画面)によって、フィードバックを着用者又は着用者の近くの任意の人(両親、検眼医など)に提供するようにプログラムされる。
ここで、処理ユニット150は、ユーザが自分のスマートフォンに記憶されたアプリケーションを使用することによってこのデータを要求すると、このレベルの意味を説明するメッセージと共に効率性レベルを表示するようにプログラムされる。
処理ユニット150はまた、他のデータを表示するようにプログラムされ得る。例えば、画面は、前日又は数日前の日々の着用時間を表示することができる。
好ましい実施形態では、処理ユニット150はまた、治療の良好な性能を確実にするために、当日中に眼鏡を着用しなければならない時間の長さに関連するアドバイスを表示するようにプログラムされる。
例えば、アドバイスは、パラメータP1又は効率性レベルが所定の第1の閾値よりも低い場合に発せられ得る。
存在する場合、処理ユニット150は、着用者が自分の習慣を変える必要性に関連するアラートを表示することができる。
例えば、アラートは、パラメータP1又は効率性レベルが所定の第2の閾値(この第2の閾値は別個のものであり、第1の閾値よりも低い)よりも低い場合に発せられ得る。
例えば、着用時間が目標閾値(1日あたり12時間00分)の70%~85%である場合、この挙動が数日間(例えば7日間にわたって)繰り返されると、リマインダが親に送信され得る。
着用時間が7日間で70%、又は1日で50%を下回って低下すると、その日の終わりにアラートが親に送信され、その結果、親はすぐに行動をとることができる。
反対に、パラメータP1又は効率性レベルが所定の第3の閾値を超えると、祝辞メッセージが発せられ得る。そのようなメッセージは、例えば、着用者が1日あたり12時間以上で5日間、眼鏡を着用した場合に発せられ得る。
変形例では、パラメータP1又は効率性レベルが第3の閾値よりも小さい所定の(例えば、5日間の目標閾値の95%以上に対応する)第4の閾値を超えると、励ましのフィードバックが与えられ得る。
目標閾値に達すると、近視制御を改善するための更なる推奨事項、すなわち、屋外で費やす時間を増やすこと、眼鏡を着用し続けること、コンピュータで作業するときにより頻繁に視覚的休憩を取ること、などが着用者に与えられ得る。
本発明の別の変形例では、着用者が眼鏡を十分に着用していない場合、その日が終わる前(例えば16時)に、メッセージが発せられ得る。このメッセージは、近視制御の70%を達成するには更に1時間、近視制御の85%を達成するには更に2時間が必要であることなどの指示を与えることができる。
全てのメッセージは、モバイルデバイスメッセージ、SMS、インスタントメッセージ、電子メールを介して、任意の方法で提供され得る。
これらのフィードバック及び測定された近視の進行により、検眼医は、レンズ130のタイプを維持するか、これらのレンズを別のタイプのレンズに変更するか、どちらの方が良いかを決定することができる。
各フォローアップ後の近視進行が前のフォローアップよりも速い場合、処理ユニット又は検眼医は、着用者に眼鏡をより長い時間着用するよう求めることができ(1日あたりの閾値を増加させることができ)、及び/又は(例えばより高い非球面性を有する光学要素を有するレンズによる)レンズの変更を推奨することができる。
100 監視装置
110 眼鏡
110 アイウェア
120 フレーム
121 リム
122 フレームテンプル
123 ブリッジ
130 レンズ
140 着用センサ
142 環境センサ
145 通信ユニット
150 処理ユニット
151 エネルギー採取変換器
155 リーダ
160 通信ユニット

Claims (14)

  1. アイウェア(110)を備える監視装置(100)であって、前記アイウェア(110)は、
    - フレーム(120)、
    - 前記フレームに固定され、且つ視覚障害の自然進行を変化させることができる少なくとも1つのレンズ(130)、及び
    - 前記アイウェアが着用者によって着用されているかどうかを判定することができる着用センサ(140)、
    を含み、
    前記監視装置(100)は、
    - 前記着用センサ(140)によって判定されたデータを取得し、
    - そこから、所定の期間中に前記着用者が前記アイウェア(110)を着用した時間の長さに関連するパラメータ(P1)を推測し、
    - 前記パラメータ(P1)を少なくとも所定のデータと比較して、前記視覚障害の治療の効率性レベルを判定し、前記少なくとも所定のデータが、前記アイウェアを着用している期間を前記視覚障害の治療の効率性値とリンクするモデルに属している、
    ようにプログラムされた処理ユニット(150)を更に備える、監視装置(100)。
  2. 前記パラメータ(P1)と前記少なくとも所定のデータとの前記比較の後、前記処理ユニット(150)は、そこから前記アイウェアを着用しなければならない期間に関連するアドバイスを推測し、且つヒューマンマシンインターフェースによってこのアドバイスを前記着用者に提供するようにプログラムされている、請求項1に記載の監視装置(100)。
  3. 前記少なくとも1つのレンズ(130)は、
    - 判定された距離において前記着用者に矯正視力を提供するための第1の光学屈折の領域、及び
    - 前記視覚障害の前記自然進行を変化させるための第2の光学屈折の領域、
    を含む、請求項1に記載の監視装置(100)。
  4. 前記アイウェア(110)は、前記第2の光学屈折のタイプを記憶するコンピュータメモリを含み、前記モデルが、前記タイプの関数として選択されている、請求項3に記載の監視装置(100)。
  5. 前記第2の光学屈折は、
    - 前記着用者が前記アイウェアを着用しているときに、前記着用者の網膜の前の眼球伸長信号を低下させるために光線を偏向させるように設計された光学要素、又は
    - 光学度数及びプリズム光学度数の加入度、又は
    - レンズ周辺部における追加の正の度数、又は
    - レンズ内の散乱要素、
    の中から選択されるタイプである、請求項3又は4に記載の監視装置(100)。
  6. 前記視覚障害は、近視であり、前記少なくとも1つのレンズ(130)が、前記視覚障害の前記自然進行を遅らせるように設計されている、請求項1に記載の監視装置(100)。
  7. 少なくとも1つの前記着用センサ(140)は、前記フレーム(120)に組み込まれている、請求項1に記載の監視装置(100)。
  8. 少なくとも1つの前記着用センサ(140)が、前記フレームに取り外し可能に取り付けられるように設計されている、請求項1に記載の監視装置(100)。
  9. 前記処理ユニット(150)は、前記アイウェア(110)から離れており、前記アイウェア(110)は、前記着用センサ(140)によって判定された前記データを前記処理ユニット(150)に送信することができる通信ユニットを備える、請求項1に記載の監視装置(100)。
  10. 前記アイウェア(110)は、前記データに関連付けられる時間情報を判定することができる追加のセンサ(141)を備え、前記パラメータ(P1)は、前記時間情報の関数として判定される、請求項9に記載の監視装置(100)。
  11. 前記処理ユニット(150)は、前記着用者による前記アイウェアの着用期間から、前記アイウェアを着用しなければならない期間に関連するアドバイスを推測し、且つヒューマンマシンインターフェースによってこのアドバイスを前記着用者に提供するようにプログラムされている、請求項1に記載の監視装置(100)。
  12. 前記処理ユニット(150)は、前記着用者による前記アイウェアの着用期間から、前記着用者が自分の習慣を変える必要性に関連するアラートを推測し、且つヒューマンマシンインターフェースによってこのアラートを前記着用者に提供するようにプログラムされている、請求項1に記載の監視装置(100)。
  13. 前記アイウェアは、例えば環境の明るさ及び/又は屋内若しくは屋外での前記着用者の状況に関連する環境パラメータを判定することができる別のセンサ(142)を備え、前記効率性レベルは、前記環境パラメータに基づいて判定される、請求項1に記載の監視装置(100)。
  14. フレーム(120)と、前記フレームに固定され、且つ視覚障害の自然進行を変化させることができる少なくとも1つのレンズ(130)と、アイウェア(110)が着用者によって着用されているかどうかを判定することができる着用センサ(140)と、を含む、前記アイウェアの前記着用者を監視する方法であって、
    - 前記着用センサ(140)によって判定されたデータを取得するステップと、
    - そこから、所定の期間中に前記着用者が前記アイウェア(110)を着用した時間の長さに関連するパラメータ(P1)を推測するステップと、
    - 前記パラメータ(P1)を少なくとも所定のデータと比較して、前記視覚障害の治療の効率性レベルを判定するステップと、
    を含み、
    前記少なくとも所定のデータが、前記アイウェアを着用している期間を前記視覚障害の治療の効率性値とリンクするモデルに属している、方法。
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