JP2023537147A

JP2023537147A - 物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法、及び傍受装置

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Publication number: JP2023537147A
Application number: JP2023510410A
Authority: JP
Inventors: チアン、ターチエ; シェン、シアオトン; リー、トンルー; リー、ナー
Original assignee: Vivo Mobile Communication Co Ltd
Current assignee: Vivo Mobile Communication Co Ltd
Priority date: 2020-08-31
Filing date: 2021-08-31
Publication date: 2023-08-30
Also published as: EP4192188A1; US20230189291A1; EP4192188A4; CN114124293A; WO2022042752A1

Abstract

物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法、装置及び機器を提供し、通信分野に属する。この方法は、端末機器が設定情報を受信するステップであって、設定情報が複数組のＣＤＲＸパラメータを含み、複数組のＣＤＲＸパラメータが複数のターゲットオブジェクトと対応関係を有するステップ（２０１）と、端末機器が設定情報内の第１オブジェクトに対応する第１組のＣＤＲＸパラメータに基づいて第１オブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨを傍受するステップであって、第１オブジェクトが複数のターゲットオブジェクトのうちの１つであるステップ（２０３）と、を含み、複数のターゲットオブジェクトは、ＤＣＩフォーマットと、アップリンクグラントと、ダウンリンクグラントと、所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットと、ＲＮＴＩと、サーチスペースと、制御リソースセットと、帯域幅部分と、のうちの少なくとも１つを含む。

Description

本願は、通信分野に関し、特に、物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法、装置及び機器に関する。

ロングタームエボリューション（ＬｏｎｇＴｅｒｍＥｖｏｌｕｔｉｏｎ，ＬＴＥ）システム又は新たな無線（ＮｅｗＲａｄｉｏ，ＮＲ）システムのような移動通信システムには、不連続受信（ＤｉｓｃｏｎｔｉｎｕｏｕｓＲｅｃｅｐｔｉｏｎ，ＤＲＸ）機構が導入される。よって、ＤＲＸのオン（ｏｎ）時間とＤＲＸのオフ（ｏｆｆ）時間を設定することでユーザ機器（ＵｓｅｒＥｑｕｉｐｍｅｎｔ，ＵＥ；端末機器、ユーザ端末、モバイル端末等と呼ばれてもよい）の省電力化の目的を達成する。

ＤＲＸを設定する際に、接続モードＤＲＸオンデュレーションタイマー（ｏｎＤｕｒａｔｉｏｎＴｉｍｅｒ）、ＤＲＸインアクティビティタイマー（ｄｒｘ－ＩｎａｃｔｉｖｉｔｙＴｉｍｅｒ）、ＤＲＸ再伝送タイマー（ｄｒｘ－ＲｅｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＴｉｍｅｒ）及び長ＤＲＸサイクル開始オフセット（ｌｏｎｇＤＲＸ－ＣｙｃｌｅＳｔａｒｔＯｆｆｓｅｔ）等のパラメータを設定する。さらには、ｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒの動作中、又は、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒが起動されてからタイムアウトする前に、ＵＥは、ネットワーク側機器によって設定される物理ダウンリンク制御チャネル（ＰｈｙｓｉｃａｌＤｏｗｎｌｉｎｋＣｏｎｔｒｏｌＣｈａｎｎｅｌ，ＰＤＣＣＨ）を傍受する。

そこで、如何に不要なＰＤＣＣＨのブラインド検出を回避してＵＥの消費電力を節約するかが、緊急に解決すべき技術課題となっている。

本願の実施例は、不要なＰＤＣＣＨのブラインド検出によるＵＥの高消費電力の問題を解決できる物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法、装置及び機器を提供する。

第１側面において、端末機器が設定情報を受信するステップであって、前記設定情報が複数組の接続モード不連続受信ＣＤＲＸパラメータを含み、前記複数組のＣＤＲＸパラメータが複数のターゲットオブジェクトと対応関係を有するステップと、前記端末機器が前記設定情報内の第１オブジェクトに対応する第１組のＣＤＲＸパラメータに基づいて前記第１オブジェクトに関連付けられた物理ダウンリンク制御チャネルＰＤＣＣＨを傍受するステップであって、前記第１オブジェクトが前記複数のターゲットオブジェクトのうちの１つであるステップと、を含み、前記複数のターゲットオブジェクトは、ダウンリンク制御情報ＤＣＩフォーマットと、アップリンクグラントと、ダウンリンクグラントと、所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットと、無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩと、サーチスペースと、制御リソースセットと、帯域幅部分と、のうちの少なくとも１つを含む物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法を提供する。

第２側面において、設定情報を受信することに用いられる受信モジュールであって、前記設定情報が複数組の接続モード不連続受信ＣＤＲＸパラメータを含み、前記複数組のＣＤＲＸパラメータが複数のターゲットオブジェクトと対応関係を有する受信モジュールと、前記設定情報内の第１オブジェクトに対応する第１組のＣＤＲＸパラメータに基づいて前記第１オブジェクトに関連付けられた物理ダウンリンク制御チャネルＰＤＣＣＨを傍受することに用いられる処理モジュールであって、前記第１オブジェクトが前記複数のターゲットオブジェクトのうちの１つである処理モジュールと、を備え、前記複数のターゲットオブジェクトは、ダウンリンク制御情報ＤＣＩフォーマットと、アップリンクグラントと、ダウンリンクグラントと、所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットと、無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩと、サーチスペースと、制御リソースセットと、帯域幅部分と、のうちの少なくとも１つを含む物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置を提供する。

第３側面において、第１トリガ条件を満たす場合、端末機器が第１オブジェクトに対応する第１サーチスペースグループから前記第１オブジェクトに対応する第２サーチスペースグループに切り換えるステップであって、前記第１オブジェクトが複数のターゲットオブジェクトのうちの１つであり、前記複数のターゲットオブジェクトが少なくとも２つのサーチスペースグループと対応関係を有するステップと、前記端末機器が前記第２サーチスペースグループに基づいて第１オブジェクトに関連付けられた第１ＰＤＣＣＨを傍受するステップと、を含み、前記複数のターゲットオブジェクトは、ダウンリンク制御情報ＤＣＩフォーマットと、アップリンクグラントと、ダウンリンクグラントと、所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットと、無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩと、サーチスペースと、制御リソースセットと、帯域幅部分と、のうちの少なくとも１つを含む物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法を提供する。

第４側面において、端末機器に適用される物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置であって、第１トリガ条件を満たす場合、第１オブジェクトに対応する第１サーチスペースグループから前記第１オブジェクトに対応する第２サーチスペースグループに切り換えることに用いられる切換モジュールであって、前記第１オブジェクトが複数のターゲットオブジェクトのうちの１つであり、前記複数のターゲットオブジェクトが少なくとも２つのサーチスペースグループと対応関係を有する切換モジュールと、前記第２サーチスペースグループに基づいて第１オブジェクトに関連付けられた第１ＰＤＣＣＨを傍受することに用いられる処理モジュールと、を備え、前記複数のターゲットオブジェクトは、ダウンリンク制御情報ＤＣＩフォーマットと、アップリンクグラントと、ダウンリンクグラントと、所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットと、無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩと、サーチスペースと、制御リソースセットと、帯域幅部分と、のうちの少なくとも１つを含む物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置を提供する。

第５側面において、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又は命令とを備え、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行されると、第１側面に記載の方法のステップが実現される、或いは前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行されると、第３側面に記載の方法のステップが実現される端末機器を提供する。

第６側面において、プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行されると、第１側面に記載の方法のステップが実現される、或いは前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行されると、第３側面に記載の方法のステップが実現される可読記憶媒体を提供する。

第７側面において、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又は命令とを備え、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行されると、第１側面に記載の方法のステップが実現される、或いは前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行されると、第３側面に記載の方法のステップが実現されるコンピュータプログラム製品を提供する。

第８側面において、プロセッサと、前記プロセッサに結合される通信インタフェースとを備えるチップであって、前記プロセッサは、端末機器又はネットワーク側機器のプログラム又は命令を実行して第１側面に記載の方法のステップを実現する、或いは第３側面に記載の方法のステップを実現することに用いられるチップを提供する。

本願の実施例では、受信した設定情報に基づいて、異なるオブジェクトに設定される異なる接続モード（Ｃｏｎｎｅｃｔｅｄ）不連続受信ＤＲＸパラメータを取得することができ、即ち、設定情報により複数組のＣＤＲＸパラメータと複数のターゲットオブジェクトの対応関係を指示することができ、当該複数のターゲットオブジェクトは、同じタイプに属する異なるオブジェクトでも、異なるタイプに属する異なるオブジェクトでも構わなく、さらに、異なるオブジェクトにそれぞれ対応するＣＤＲＸパラメータに基づいて、関連付けられたＰＤＣＣＨを傍受することができる。このように、異なるＣＤＲＸパラメータの設定に基づいて異なるオブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨを異なる傍受モードで傍受することができ、不要なＰＤＣＣＨのブラインド検出を回避し、端末機器の電力の無駄を回避し、端末の消費電力を節約する。

本願の実施例が適用可能な無線通信システムのブロック図を示す。本願の実施例における物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法の手順模式図である。本願の実施例における別の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法の手順模式図である。本願の実施例における物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置の構造模式図である。本願の実施例における別の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置の構造模式図である。本願の実施例における通信機器の構造模式図である。本願の実施例における端末機器の構造模式図である。

以下において、本願の実施例における図面を参照しながら、本願の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本願の実施例の一部であり、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本願の保護範囲に属するものとする。

本願の明細書及び特許請求の範囲における用語「第１」、「第２」等は、特定の順序又は先後順序を記述するためのものではなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用される用語は、本願の実施例をここで図示又は説明する以外の順番で実施できるように、場合によっては互換してもよく、「第１」、「第２」によって区別される対象は、一般的に同じ種類に属し、対象の個数が限定されるものではなく、例えば、第１対象は、１つであってもよく、複数であってもよいことを理解すべきである。また、明細書及び請求項において、「及び／又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、符号の「／」は、一般的に前後の関連する対象が「又は」の関係にあることを表す。

本願の実施例に記載された技術は、ロングタームエボリューション（ＬｏｎｇＴｅｒｍＥｖｏｌｕｔｉｏｎ，ＬＴＥ）／ＬＴＥの進化型（ＬＴＥ－Ａｄｖａｎｃｅｄ，ＬＴＥ－Ａ）システムに限定されず、符号分割多元接続（ｃｏｄｅｄｉｖｉｓｉｏｎｍｕｌｔｉｐｌｅａｃｃｅｓｓ，ＣＤＭＡ）、時分割多元接続（ｔｉｍｅｄｉｖｉｓｉｏｎｍｕｌｔｉｐｌｅａｃｃｅｓｓ，ＴＤＭＡ）、周波数分割多元接続（ｆｒｅｑｕｅｎｃｙｄｉｖｉｓｉｏｎｍｕｌｔｉｐｌｅａｃｃｅｓｓ，ＦＤＭＡ）、直交周波数分割多元接続（ｏｒｔｈｏｇｏｎａｌｆｒｅｑｕｅｎｃｙｄｉｖｉｓｉｏｎｍｕｌｔｉｐｌｅａｃｃｅｓｓ，ＯＦＤＭＡ）、シングルキャリア周波数分割多元接続（ｓｉｎｇｌｅ－ｃａｒｒｉｅｒｆｒｅｑｕｅｎｃｙ－ｄｉｖｉｓｉｏｎｍｕｌｔｉｐｌｅａｃｃｅｓｓ，ＳＣ－ＦＤＭＡ）及び他のシステム等の他の無線通信システムに使用されてもよいことに留意されたい。本願の実施例における用語「システム」と「ネットワーク」は、しばしば、互換的に使用され、本願に記載された技術は、上記で言及されたシステム及び無線技術に使用され得るとともに、他のシステム及び無線技術にも使用され得る。しかしながら、以下の説明は、例示を目的に新たな無線（ｎｅｗｒａｄｉｏ，ＮＲ）システムについて説明し、以下の説明の大部分においてＮＲ用語が使用され、これらの技術は、第６世代（６ｔｈＧｅｎｅｒａｔｉｏｎ，６Ｇ）通信システムのようなＮＲシステムアプリケーション以外のアプリケーションに適用されてもよい。

図１に、本願の実施例が適用可能な無線通信システムのブロック図が示された。無線通信システムは、端末１１と、ネットワーク側機器１２とを備える。端末１１は、端末機器又はユーザ端末（ＵｓｅｒＥｑｕｉｐｍｅｎｔ，ＵＥ）と呼ばれてもよく、携帯電話、タブレットコンピュータ（ＴａｂｌｅｔＰｅｒｓｏｎａｌＣｏｍｐｕｔｅｒ）、ラップトップコンピュータ（ＬａｐｔｏｐＣｏｍｐｕｔｅｒ）（ノートパソコンとも呼ばれる）、パーソナルディジタルアシスタント（ＰｅｒｓｏｎａｌＤｉｇｉｔａｌＡｓｓｉｓｔａｎｔ，ＰＤＡ）、パームトップコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルピーシー（ｕｌｔｒａ－ｍｏｂｉｌｅｐｅｒｓｏｎａｌｃｏｍｐｕｔｅｒ，ＵＭＰＣ）、モバイルインターネットデバイス（ＭｏｂｉｌｅＩｎｔｅｒｎｅｔＤｅｖｉｃｅ，ＭＩＤ）、ウェアラブルデバイス（ＷｅａｒａｂｌｅＤｅｖｉｃｅ）又は車載機器（ＶｅｈｉｃｌｅＵＥ，ＶＵＥ）、歩行者端末（ＰｅｄｅｓｔｒｉａｎＵＥ，ＰＵＥ）等の端末側機器であってもよく、ウェアラブルデバイスは、ブレスレット、イヤホン、メガネ等を含む。なお、本願の実施例では、端末１１の具体的な種類が限定されない。ネットワーク側機器１２は、基地局又はコアネットワークであってもよく、基地局は、ノードＢ、進化型ノードＢ、アクセスポイント、ベーストランシーバ基地局（ＢａｓｅＴｒａｎｓｃｅｉｖｅｒＳｔａｔｉｏｎ，ＢＴＳ）、無線基地局、無線トランシーバ、基本サービスセット（ＢａｓｉｃＳｅｒｖｉｃｅＳｅｔ，ＢＳＳ）、拡張サービスセット（ＥｘｔｅｎｄｅｄＳｅｒｖｉｃｅＳｅｔ，ＥＳＳ）、Ｂノード、進化型Ｂノード（ｅＮＢ）、ホームＢノード、ホーム進化型Ｂノード、ＷＬＡＮアクセスポイント、ＷｉＦｉノード、送受信ポイント（ＴｒａｎｓｍｉｔｔｉｎｇＲｅｃｅｉｖｉｎｇＰｏｉｎｔ，ＴＲＰ）又は上記の分野における他の何らかの適切な用語と呼ばれてもよく、同様な技術効果を達成できれば、前記基地局は、特定の技術用語に限定されない。なお、本願の実施例では、単にＮＲシステムにおける基地局を例とするが、基地局の具体的な種類が限定されない。

以下、図面を参照し、具体的な実施例及びその適用シナリオにより、本願の実施例で提供される物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法を詳しく説明する。

図２を参照し、本願の実施例は、端末機器により実行される物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法を提供し、この端末機器は、Ｒ１７バージョン以降のＵＥを含み、この方法は、以下の流れ、ステップを含む。

ステップ２０１：端末機器が設定情報を受信し、前記設定情報が複数組の接続モード不連続受信ＣＤＲＸパラメータを含み、前記複数組のＣＤＲＸパラメータが複数のターゲットオブジェクトと対応関係を有する。

任意に、前記複数組のＣＤＲＸパラメータと前記複数のターゲットオブジェクトとは一対一に対応し、即ち、各組のＣＤＲＸパラメータは、１つのターゲットオブジェクトに対応する。

任意に、ＣＤＲＸパラメータは、ＣＤＲＸオンデュレーションタイマー（ｏｎＤｕｒａｔｉｏｎＴｉｍｅｒ）とＣＤＲＸインアクティビティタイマー（ｄｒｘ－ＩｎａｃｔｉｖｉｔｙＴｉｍｅｒ）とのうちの少なくとも１つを含む。

さらに、任意に、前記複数組のＣＤＲＸパラメータのうちのいずれか１組は、ＣＤＲＸオンデュレーションタイマーと、ＣＤＲＸインアクティビティタイマーとのうちの少なくとも１つを含む。つまり、前記複数のターゲットオブジェクトの各々に対応するＣＤＲＸパラメータは、ＣＤＲＸオンデュレーションタイマーと、ＣＤＲＸインアクティビティタイマーとを含むが、これらに限定されない。

任意に、前記複数組のＣＤＲＸパラメータのうちのいずれか１組は、ｄｒｘスロットオフセット値ｄｒｘ－ＳｌｏｔＯｆｆｓｅｔと、ｄｒｘ長サイクル開始オフセット値ｄｒｘ－ＬｏｎｇＣｙｃｌｅＳｔａｒｔＯｆｆｓｅｔと、ｄｒｘ短サイクルｄｒｘ－ＳｈｏｒｔＣｙｃｌｅと、ｄｒｘ短サイクルタイマーｄｒｘ－ＳｈｏｒｔＣｙｃｌｅＴｉｍｅｒと、のうちの少なくとも１つをさらに含む。

任意に、前記複数組のＣＤＲＸパラメータのうちのいずれか１組は、ｄｒｘダウンリンク再伝送タイマーｄｒｘ－ＲｅｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＴｉｍｅｒＤＬと、ｄｒｘアップリンク再伝送タイマーｄｒｘ－ＲｅｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＴｉｍｅｒＵＬと、ｄｒｘダウンリンクＨＡＲＱ往復時間差タイマーｄｒｘ－ＨＡＲＱ－ＲＴＴ－ＴｉｍｅｒＤＬと、ｄｒｘアップリンクＨＡＲＱ往復時間差タイマーｄｒｘ－ＨＡＲＱ－ＲＴＴ－ＴｉｍｅｒＵＬと、のうちの少なくとも１つをさらに含む。

ステップ２０３：前記端末機器が前記設定情報内の第１オブジェクトに対応する第１組のＣＤＲＸパラメータに基づいて前記第１オブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨを傍受し、前記第１オブジェクトが前記複数のターゲットオブジェクトのうちの１つである。

前記複数のターゲットオブジェクトは、以下の少なくとも１つを含む。

（１）ダウンリンク制御情報（ＤｏｗｎｌｉｎｋＣｏｎｔｒｏｌＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ，ＤＣＩ）フォーマット。
任意に、当該ＤＣＩフォーマットは対応するＤＣＩセットに属し、当該ＤＣＩセットには少なくとも１つのＤＣＩフォーマット（ＤＣＩｆｏｒｍａｔ）が含まれる。

（２）アップリンクグラント。
任意に、当該アップリンクグラントは対応するアップリンクグラントセットに属し、当該アップリンクグラントセットには少なくとも１つのアップリンクグラントが含まれる。
さらに、任意に、前記アップリンクグラントに対応するＤＣＩフォーマットは、ＤＣＩフォーマット０＿１と、ＤＣＩフォーマット０＿２と、ＤＣＩフォーマット０＿０とのうちの少なくとも１つを含むが、これらに限定されない。

（３）ダウンリンクグラント。
任意に、当該ダウンリンクグラントは対応するダウンリンクグラントセットに属し、当該ダウンリンクグラントセットには少なくとも１つのダウンリンクグラントが含まれる。
さらに、任意に、前記ダウンリンクグラントに対応するＤＣＩフォーマットは、ＤＣＩフォーマット１＿１と、ＤＣＩフォーマット１＿２と、ＤＣＩフォーマット１＿０とのうちの少なくとも１つを含む。

（４）所定のＤＣＩサイズ（ＤＣＩｓｉｚｅ）を有するＤＣＩフォーマット。
任意に、当該所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットは、対応する所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットセットに属し、当該所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットセットには少なくとも１つのＤＣＩフォーマットが含まれる。

（５）無線ネットワーク一時識別子（ＲａｄｉｏＮｅｔｗｏｒｋＴｅｍｐｏｒａｒｙＩｄｅｎｔｉｆｉｅｒ，ＲＮＴＩ）。
任意に、当該ＲＮＴＩは対応するＲＮＴＩセットに属し、当該ＲＮＴＩセットには、セルＲＮＴＩ（ＣｅｌｌＲＮＴＩ）、設定スケジューリングＲＮＴＩ（ＣＳ－ＲＮＴＩ）、ページングＲＮＴＩ（ＰａｇｉｎｇＲＮＴＩ）、ランダムアクセスＲＮＴＩ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＲＮＴＩ，ＲＡ－ＲＮＴＩ）、一時的セルＲＮＴＩ（ＴｅｍｐｏｒａｒｙＣｅｌｌＲＮＴＩ，ＴＣ－ＲＮＴＩ）、伝送中断ＲＮＴＩ（ＩｎｔｅｒｒｕｐｔｉｏｎＴｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎＲａｄｉｏＮｅｔｗｏｒｋＴｅｍｐｏｒａｒｙＩｄｅｎｔｉｔｙ，ＩＮＴ－ＲＮＴＩ）、スロットフォーマット指示ＲＮＴＩ（ＳｌｏｔＦｏｒｍａｔＩｎｄｉｃａｔｉｏｎＲａｄｉｏＮｅｔｗｏｒｋＴｅｍｐｏｒａｒｙＩｄｅｎｔｉｔｙ，ＳＦＩ－ＲＮＴＩ）、ＰＵＳＣＨ伝送電力制御（ＴｒａｎｓｍｉｔＰｏｗｅｒＣｏｎｔｒｏｌ，ＴＰＣ）ＲＮＴＩ（ＴＰＣｏｆＰＵＳＣＨＲＮＴＩ，ＴＰＣ－ＰＵＳＣＨ－ＲＮＴＩ）、半永続的ＲＮＴＩ（Ｓｅｍｉ－ｐｅｒｓｉｓｔｅｎｔＲＮＴＩ，ＳＰ－ＲＮＴＩ）等のような、少なくとも１つのＲＮＴＩが含まれる。

（６）サーチスペース（ＳｅａｒｃｈＳｐａｃｅ，ＳＳ）。
任意に、当該ＳＳは対応するＳＳセットに属し、当該ＳＳセットには少なくとも１つのＳＳが含まれる。

（７）制御リソースセット（ＣｏｎｔｒｏｌＲｅｓｏｕｒｃｅＳｅｔ，ＣＯＲＥＳＥＴ）。
任意に、当該ＣＯＲＥＳＥＴは対応するＣＯＲＥＳＥＴセットに属し、当該ＣＯＲＥＳＥＴセットには、ＣＯＲＥＳＥＴ＃０等のような少なくとも１つのＣＯＲＥＳＥＴが含まれる。

（８）帯域幅部分（ＢａｎｄｗｉｄｔｈＰａｒｔ，ＢＷＰ）。
任意に、当該ＢＷＰは対応するＢＷＰセットに属し、当該ＢＷＰセットには少なくとも１つのＢＷＰが含まれる。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法において、前記第１オブジェクトは、上記の（１）～（８）のうちの２つ以上を含む。

なお、端末機器では、少なくとも２（組）のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（Ｓ）について、少なくとも２つのＣＤＲＸプロセスがそれぞれ設定され、前記２つのＣＤＲＸプロセスにおいて少なくとも１つのパラメータの値が異なり、少なくとも２（組）のＲＮＴＩ（Ｓ）について、少なくとも２つのＣＤＲＸプロセスがそれぞれ設定され、前記２つのＣＤＲＸプロセスにおいて少なくとも１つのパラメータの値が異なり、少なくとも２（組）のｓｅａｒｃｈｓｐａｃｅ（Ｓ）について、少なくとも２つのＣＤＲＸプロセスがそれぞれ設定され、前記２つのＣＤＲＸプロセスにおいて少なくとも１つのパラメータの値が異なり、少なくとも２（組）のＣＯＲＥＳＥＴ（Ｓ）について、少なくとも２つのＣＤＲＸプロセスがそれぞれ設定され、前記２つのＣＤＲＸプロセスにおいて少なくとも１つのパラメータの値が異なり、少なくとも２（組）のＢＷＰ（Ｓ）について、少なくとも２つのＣＤＲＸプロセスがそれぞれ設定され、前記２つのＣＤＲＸプロセスにおいて少なくとも１つのパラメータの値が異なる。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法において、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中に、新しい伝送の前記第１オブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨを受信した場合、前記端末機器が前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーを起動又は再起動すること、をさらに含んでもよい。つまり、当該第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーは、第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中に、新しい伝送の当該第１オブジェクトに対応するＰＤＣＣＨを受信したという条件を満たす場合にのみ、起動又は再起動される。

なお、上記の新しい伝送とは、第１回伝送又は初回伝送を指す場合があり、また、上記の新しい伝送の前記第１オブジェクトに対応するＰＤＣＣＨは、再伝送される又は非初回に伝送されるＰＤＣＣＨに対するものである。

さらに、任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法において、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中に、前記第１オブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨと異なるＰＤＣＣＨを受信した場合、前記端末機器が前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーを起動又は再起動しないこと、をさらに含んでもよい。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法において、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーの動作中に、ターゲット時間ユニットで前記第１オブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨを受信しなかった場合、前記端末機器が前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーを継続して動作させること、をさらに含んでもよい。

任意に、前記ターゲット時間ユニットは、スロット（ｓｌｏｔ）又は１ミリ秒などを含んでもよい。

任意に、前記第１オブジェクトに対応するターゲットシグナリングを受信した場合、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーを停止するとともに、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーを停止し、前記第１オブジェクトに対応するターゲットシグナリングは、ＤＲＸＣｏｍｍａｎｄＭＡＣＣＥ（ｃｏｎｔｒｏｌｅｌｅｍｅｎｔ）、又はＬｏｎｇＤＲＸＣｏｍｍａｎｄＭＡＣＣＥ、又は他のタイプのシグナリングである。

或いは、ターゲットシグナリングを受信した場合、全てのオブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーを停止するとともに、前記全てのオブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーを停止し、前記ターゲットシグナリングは、ＤＲＸＣｏｍｍａｎｄＭＡＣＣＥ（ｃｏｎｔｒｏｌｅｌｅｍｅｎｔ）、又はＬｏｎｇＤＲＸＣｏｍｍａｎｄＭＡＣＣＥ、又は他のタイプのシグナリングである。

以下、別の例示を参照し、本願の実施例において異なるＣＤＲＸパラメータの設定に基づいて異なるオブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨを異なる傍受モードで傍受する方案を説明し、本願の実施例における方案の基本的な思想は、以下のとりである。各セルグループ（ＣｅｌｌＧｒｏｕｐ，ＣＧ）、例えばマスターセルグループ（Ｍａｓｔｅｒｃｅｌｌｇｒｏｕｐ，ＭＣＧ）又はセカンダリーセルグループ（ＳｅｃｏｎｄａｒｙＣｅｌｌＧｒｏｕｐ，ＳＣＧ）について、端末機器ＵＥのＣＤＲＸパラメータＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒ（即ち、ＣＤＲＸインアクティビティタイマー）及びｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒ（即ち、ＣＤＲＸオンデュレーションタイマー）は、それぞれ２セットあり、それぞれＤＣＩｆｏｒｍａｔ（Ｓ）のような少なくとも２（組）のオブジェクトに対応し、各（組）のオブジェクトは、それぞれ独自のパラメータの値を持ち、２セットのパラメータは独立して動作する。

例示１において、ＣＤＲＸパラメータＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒ及びｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１及びＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１についてそれぞれ独自のパラメータを持ち、即ち、第１オブジェクトと第２オブジェクトは異なるＤＣＩフォーマットであり、詳細は以下のとおりである。
（１）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１。
（２）ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１。
（３）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１。
（４）ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１。
（５）他のＣＤＲＸパラメータは、３ＧＰＰ（登録商標）バージョン１５（Ｒ１５）、バージョン１６（Ｒ１６）規格のＣＤＲＸパラメータと同じである。

ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１について、ＵＥは、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１の動作中にＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を検出し、ＤＲＸｏｆｆ中にＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を検出しない。ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を起動又は再起動し、他のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１ではないＤＣＩｆｏｒｍａｔ）を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を起動又は再起動せず、ｓｌｏｔ（即ち、ターゲット時間ユニット）でＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を検出しなかった場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１から１を引く。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１が満了（タイムアウト）した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１の非動作中に、ＵＥは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１に対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を検出しない。

ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１について、ＵＥは、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１の動作中にＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を検出し、ＤＲＸｏｆｆ中にＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を検出しない。ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を起動又は再起動し、他のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１ではないＤＣＩｆｏｒｍａｔ）を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を起動又は再起動せず、ｓｌｏｔ（即ち、ターゲット時間ユニット）でＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を検出しなかった場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１から１を引く。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１が満了（タイムアウト）した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１の非動作中に、ＵＥは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１に対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を検出しない。

例示２において、ＣＤＲＸパラメータＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒ及びｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１及びＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１についてそれぞれ独自のパラメータを持ち、即ち、第１オブジェクトと第２オブジェクトは異なるＤＣＩフォーマットであり、Ｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは１つだけあり、詳細は以下のとおりである。
（１）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１。
（２）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１。
（３）他のＣＤＲＸパラメータは、Ｒ１５、Ｒ１６のＣＤＲＸパラメータと同じである。

ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１について、ＵＥは、Ｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒの時間内にＰＤＣＣＨＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を検出する。ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を起動又は再起動し、他のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１ではないＤＣＩｆｏｒｍａｔ）を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を起動又は再起動せず、ｓｌｏｔでＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を検出しなかった場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒから１を引く。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１が満了（タイムアウト）した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒの非動作中に、ＵＥは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１に対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を検出しない。

ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１について、ＵＥは、Ｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒの時間内にＰＤＣＣＨＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を検出する。ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を起動又は再起動し、他のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１ではないＤＣＩｆｏｒｍａｔ）を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を起動又は再起動せず、ｓｌｏｔでＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を検出しなかった場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒから１を引く。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１が満了（タイムアウト）した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒの非動作中に、ＵＥは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１に対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を検出しない。

例示３において、ＣＤＲＸパラメータＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒ及びｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１及びＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１についてそれぞれ独自のパラメータを持ち、即ち、第１オブジェクトと第２オブジェクトは異なるＤＣＩフォーマットであり、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒは１つだけあり、詳細は以下のとおりである。
（１）ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１。
（２）ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１。
（３）他のＣＤＲＸパラメータは、Ｒ１５、Ｒ１６のＣＤＲＸパラメータと同じである。

ＵＥは、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１の時間内にＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を検出し、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１の時間内にＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を検出する。ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１又は１＿１を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒを起動又は再起動する。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒが満了した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１の非動作中に、ＵＥは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１に対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を検出しない。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒが満了した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１の非動作中に、ＵＥは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１に対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を検出しない。

例示４において、ＣＤＲＸパラメータＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒ及びｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは、ＵＬｇｒａｎｔ（アップリンクグラント）及びＤＬｇｒａｎｔ（ダウンリンクグラント）についてそれぞれ独自のパラメータを持ち、即ち、第１オブジェクトと第２オブジェクトは異なるＵＬｇｒａｎｔ又はＤＬｇｒａｎｔであり、詳細は以下のとおりである。
（１）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔ；ＵＬｇｒａｎｔは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１、０＿２、０＿０等のスケジューリングダウンリンクの少なくとも１つのＤＣＩｆｏｒｍａｔを含む。
（２）ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔ；ＵＬｇｒａｎｔは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１、０＿２、０＿０等のスケジューリングダウンリンクの少なくとも１つのＤＣＩｆｏｒｍａｔを含む。
（３）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔ；ＤＬｇｒａｎｔは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１、１＿２、１＿０の少なくとも１つのＤＣＩｆｏｒｍａｔを含む。
（４）ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔ；ＤＬｇｒａｎｔは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１、１＿２、１＿０の少なくとも１つのＤＣＩｆｏｒｍａｔを含む。
（５）他のＣＤＲＸパラメータは、Ｒ１５、Ｒ１６のＣＤＲＸパラメータと同じである。

ＵＬｇｒａｎｔについて、ＵＥは、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔの動作中にＵＬｇｒａｎｔを検出し、ＤＲＸｏｆｆ（即ち、ＤＲＸサイクル内のＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔを除く時間）中にＵＬｇｒａｎｔを検出しない。ＵＬｇｒａｎｔを検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔを起動又は再起動し、他のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（ＵＬｇｒａｎｔではない）を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔを起動又は再起動せず、ｓｌｏｔでＵＬｇｒａｎｔを検出しなかった場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔから１を引く。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔが満了（タイムアウト）した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔの非動作中に、ＵＥは、ＵＬｇｒａｎｔに対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＵＬｇｒａｎｔを検出しない。

ＤＬｇｒａｎｔについて、ＵＥは、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔの動作中にＤＬｇｒａｎｔを検出し、ＤＲＸｏｆｆ（即ち、ＤＲＸサイクル内のＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔを除く時間）中にＤＬｇｒａｎｔを検出しない。ＤＬｇｒａｎｔを検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔを起動又は再起動し、他のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（ＤＬｇｒａｎｔではない）を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔを起動又は再起動せず、ｓｌｏｔでＤＬｇｒａｎｔを検出しなかった場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔから１を引く。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔが満了（タイムアウト）した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔの非動作中に、ＵＥは、ＤＬｇｒａｎｔに対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＤＬｇｒａｎｔを検出しない。

例示５において、ＣＤＲＸパラメータＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒ及びｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは、ＵＬｇｒａｎｔ（アップリンクグラント）及びＤＬｇｒａｎｔ（ダウンリンクグラント）についてそれぞれ独自のパラメータを持ち、即ち、第１オブジェクトと第２オブジェクトは異なるＵＬｇｒａｎｔ又はＤＬｇｒａｎｔであり、Ｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは１つだけあり、詳細は以下のとおりである。
（１）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔ；ＵＬｇｒａｎｔはＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１、０＿２、０＿０等のスケジューリングアップリンクの少なくとも１つのＤＣＩｆｏｒｍａｔを含む。
（２）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔ；ＤＬｇｒａｎｔは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１、１＿２、１＿０の少なくとも１つのＤＣＩｆｏｒｍａｔを含む。
（３）他のＣＤＲＸパラメータは、Ｒ１５、Ｒ１６のＣＤＲＸパラメータと同じである。

ＵＬｇｒａｎｔについて、ＵＥは、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔの動作中にＵＬｇｒａｎｔを検出する。ＵＬｇｒａｎｔを検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔを起動又は再起動し、他のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（ＵＬｇｒａｎｔではないＤＣＩｆｏｒｍａｔ）を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔを起動又は再起動せず、ｓｌｏｔでＵＬｇｒａｎｔを検出しなかった場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔから１を引く。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔが満了（タイムアウト）した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒの非動作中に、ＵＥは、ＵＬｇｒａｎｔに対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＵＬｇｒａｎｔを検出しない。

ＤＬｇｒａｎｔについて、ＵＥは、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔの動作中にＤＬｇｒａｎｔを検出する。ＤＬｇｒａｎｔを検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔを起動又は再起動し、他のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（ＤＬｇｒａｎｔではないＤＣＩｆｏｒｍａｔ）を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔを起動又は再起動せず、ｓｌｏｔでＤＬｇｒａｎｔを検出しなかった場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔから１を引く。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔが満了（タイムアウト）した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒの非動作中に、ＵＥは、ＤＬｇｒａｎｔに対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＤＬｇｒａｎｔを検出しない。

例示６において、ＣＤＲＸパラメータＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒ及びｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは、ＵＬｇｒａｎｔ（アップリンクグラント）及びＤＬｇｒａｎｔ（ダウンリンクグラント）についてそれぞれ独自のパラメータを持ち、即ち、第１オブジェクトと第２オブジェクトは異なるＵＬｇｒａｎｔ又はＤＬｇｒａｎｔであり、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒは１つだけあり、詳細は以下のとおりである。
（１）ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔ；ＵＬｇｒａｎｔは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１、０＿２、０＿０等のスケジューリングアップリンクの少なくとも１つのＤＣＩｆｏｒｍａｔを含む。
（２）ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔ；ＤＬｇｒａｎｔは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１、１＿２、１＿０の少なくとも１つのＤＣＩｆｏｒｍａｔを含む。
（３）他のＣＤＲＸパラメータは、Ｒ１５、Ｒ１６のＣＤＲＸパラメータと同じである。

ＵＥは、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔの時間内にＵＬｇｒａｎｔを検出し、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔの時間内にＤＬｇｒａｎｔを検出する。ＵＬｇｒａｎｔ又はＤＬｇｒａｎｔを検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒを起動又は再起動する。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒが満了した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＵＬｇｒａｎｔの非動作中に、ＵＥは、ＵＬｇｒａｎｔに対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＵＬｇｒａｎｔを検出しない。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒが満了した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＬｇｒａｎｔの非動作中に、ＵＥは、ＤＬｇｒａｎｔに対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＤＬｇｒａｎｔを検出しない。

例示７において、ＣＤＲＸパラメータＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒ及びｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは、ＤＣＩｓｉｚｅの異なるＤＣＩｆｏｒｍａｔｓについてそれぞれ独自のパラメータを持ち、即ち、第１オブジェクトと第２オブジェクトはＤＣＩｓｉｚｅの異なるＤＣＩｆｏｒｍａｔであり、詳細は以下のとおりである。
（１）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１；ＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ１のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓはＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿０、１＿０を含む。
（２）ＤＲＸ－ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１；ＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ１のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓはＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿０、１＿０を含む。
（３）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ２；ＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ２のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓはＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を含む。
（４）ＤＲＸ－ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ２；ＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ２のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓはＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を含む。
（５）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ３；ＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ３のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓはＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を含む。
（６）ＤＲＸ－ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ３；ＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ３のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓはＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を含む。
（７）他のＣＤＲＸパラメータは、Ｒ１５、Ｒ１６のＣＤＲＸパラメータと同じである。

ＤＣＩｓｉｚｅ１について、ＵＥは、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１の動作中に、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿０、１＿０を含むＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ１のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓを含むターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出し、ＤＲＸｏｆｆ（即ち、ＤＲＸサイクル内のＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１を除く時間）中にターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出しない。ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１を起動又は再起動し、他のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔではない）を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１を起動又は再起動せず、ｓｌｏｔでターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出しなかった場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１から１を引く。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１が満了（タイムアウト）した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１の非動作中に、ＵＥは、ＤＣＩｓｉｚｅ１に対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出しない。

ＤＣＩｓｉｚｅ２及びＤＣＩｓｉｚｅ３の対応するパラメータの流れは、ＤＣＩｓｉｚｅ１と同様であるので、ここで説明を省略する。

例示８において、ＣＤＲＸパラメータＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒ及びｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは、ＤＣＩｓｉｚｅの異なるＤＣＩｆｏｒｍａｔｓについてそれぞれ独自のパラメータを持ち、即ち、第１オブジェクトと第２オブジェクトはＤＣＩｓｉｚｅの異なるＤＣＩｆｏｒｍａｔであり、Ｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは１つだけあり、詳細は以下のとおりである。
（１）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１；ＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ１のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓはＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿０、１＿０を含む。
（２）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ２；ＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ２のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓはＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を含む。
（３）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ３；ＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ３のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓはＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を含む。
（４）他のＣＤＲＸパラメータは、Ｒ１５、Ｒ１６のＣＤＲＸパラメータと同じである。

ＤＣＩｓｉｚｅ１について、ＵＥは、Ｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒの動作中に基地局によって設定されるＤＣＩｓｉｚｅの異なるＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出する。ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１を起動又は再起動し、ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿０、１＿０を含むＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ１のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓを含む。他のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔではない）を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１を起動又は再起動せず、ｓｌｏｔでターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出しなかった場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１から１を引く。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１が満了（タイムアウト）した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒの非動作中に、ＵＥは、ＤＣＩｓｉｚｅ１に対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出しない。

例示９において、ＣＤＲＸパラメータＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒ及びｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは、ＤＣＩｓｉｚｅの異なるＤＣＩｆｏｒｍａｔｓについてそれぞれ独自のパラメータを持ち、即ち、第１オブジェクトと第２オブジェクトはＤＣＩｓｉｚｅの異なるＤＣＩｆｏｒｍａｔであり、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒは１つだけあり、詳細は以下のとおりである。
（１）ＤＲＸ－ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１；ＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ１のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓはＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿０、１＿０を含む。
（２）ＤＲＸ－ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ２；ＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ２のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓはＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を含む。
（３）ＤＲＸ－ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ３；ＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ３のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓはＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を含む。
（４）他のＣＤＲＸパラメータは、Ｒ１５、Ｒ１６のＣＤＲＸパラメータと同じである。

ＵＥは、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１の時間内に、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿０、１＿０を含むＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ１のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓを含む第１ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出し、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ２の時間内に、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１を含むＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ２のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓを含む第２ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出し、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅの３時間内に、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１を含むＤＣＩｓｉｚｅがＤＣＩｓｉｚｅ３のＤＣＩｆｏｒｍａｔｓを含む第３ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出する。第１、２又は３ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒを起動又は再起動する。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒが満了した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ１の非動作中に、ＵＥは、第１ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔに対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、第１ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出しない。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒが満了した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ２の非動作中に、ＵＥは、第２ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔに対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、第２ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出しない。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒが満了した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｓｉｚｅ３の非動作中に、ＵＥは、第３ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔに対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、第３ターゲットＤＣＩｆｏｒｍａｔを検出しない。

例示１０において、ＣＤＲＸパラメータＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒ及びｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは、異なるＢＷＰについてそれぞれ独自のパラメータを持ち、例えば、第１オブジェクトと第２オブジェクトはＢＷＰ１とＢＷＰ２であり、詳細は以下のとおりである。
（１）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１。
（２）ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１。
（３）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２。
（４）ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２。
（５）他のＣＤＲＸパラメータは、Ｒ１５、Ｒ１６のＣＤＲＸパラメータと同じである。

ＢＷＰ１について、ＵＥは、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１の動作中にＢＷＰ１を検出し、ＤＲＸｏｆｆ中にＢＷＰ１を検出しない。ＢＷＰ１を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１を起動又は再起動し、他のＢＷＰ（ＢＷＰ１ではないＢＷＰ）を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１を起動又は再起動せず、ｓｌｏｔ（即ち、ターゲット時間ユニット）でＢＷＰ１を検出しなかった場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１から１を引く。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１が満了（タイムアウト）した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１の非動作中に、ＵＥは、ＢＷＰ１に対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＢＷＰ１を検出しない。

ＢＷＰ２について、ＵＥは、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２の動作中にＢＷＰ２を検出し、ＤＲＸｏｆｆ中にＢＷＰ２を検出しない。ＢＷＰ２を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２を起動又は再起動し、他のＢＷＰ（ＢＷＰ２ではないＢＷＰ）を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２を起動又は再起動せず、ｓｌｏｔ（即ち、ターゲット時間ユニット）でＢＷＰ２を検出しなかった場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２から１を引く。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２が満了（タイムアウト）した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２の非動作中に、ＵＥは、ＢＷＰ２に対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＢＷＰ２を検出しない。

例示１１において、ＣＤＲＸパラメータＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒ及びｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは、異なるＢＷＰについてそれぞれ独自のパラメータを持ち、例えば、第１オブジェクトと第２オブジェクトはＢＷＰ１とＢＷＰ２であり、Ｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは１つだけあり、詳細は以下のとおりである。
（１）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１。
（２）ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２。
（３）他のＣＤＲＸパラメータは、Ｒ１５、Ｒ１６のＣＤＲＸパラメータと同じである。

ＢＷＰ１について、ＵＥは、Ｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒの時間内にＰＤＣＣＨＢＷＰ１を検出する。ＢＷＰ１を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１を起動又は再起動し、他のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（ＢＷＰ１ではないＢＷＰ）を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１を起動又は再起動せず、ｓｌｏｔでＢＷＰ１を検出しなかった場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒから１を引く。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１が満了（タイムアウト）した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒの非動作中に、ＵＥは、ＢＷＰ１に対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＢＷＰ１を検出しない。

ＢＷＰ２について、ＵＥは、Ｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒの時間内にＰＤＣＣＨＢＷＰ２を検出する。ＢＷＰ２を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２を起動又は再起動し、他のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（ＢＷＰ２ではないＢＷＰ）を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２を起動又は再起動せず、ｓｌｏｔでＢＷＰ２を検出しなかった場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒから１を引く。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２が満了（タイムアウト）した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒの非動作中に、ＵＥは、ＢＷＰ２に対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＢＷＰ２を検出しない。

例示１２において、ＣＤＲＸパラメータＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒ及びｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒは、異なるＢＷＰについてそれぞれ独自のパラメータを持ち、例えば、第１オブジェクトと第２オブジェクトはＢＷＰ１とＢＷＰ２であり、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒは１つだけあり、詳細は以下のとおりである。
（１）ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１。
（２）ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２。
（３）他のＣＤＲＸパラメータは、Ｒ１５、Ｒ１６のＣＤＲＸパラメータと同じである。

ＵＥは、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１の時間内にＢＷＰ１を検出し、ＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２の時間内にＢＷＰ２を検出する。ＢＷＰ１又はＢＷＰ２を検出した場合、ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒを起動又は再起動する。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒが満了した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ１の非動作中に、ＵＥは、ＢＷＰ１に対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＢＷＰ１を検出しない。ＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒが満了した時、且つＯｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＢＷＰ２の非動作中に、ＵＥは、ＢＷＰ２に対応するＤＲＸｏｆｆに入り、この時、ＵＥは、ＢＷＰ２を検出しない。

ＲＮＴＩセット、ＳＳセット及びＣＯＲＥＳＥＴセット等のオブジェクトに対応するパラメータの関連する流れは、上記の異なる例示におけるＤＣＩｆｏｒｍａｔ、一定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩｆｏｒｍａｔセット、ＵＬｇｒａｎｔセット、ＤＬｇｒａｎｔセット、ＢＷＰセットなどと同様であるので、ここで説明を省略する。

以上をまとめると、本願の実施例では、異なるＤＣＩｆｏｒｍａｔ（又は他のオブジェクト）に異なるＣＤＲＸパラメータ、例えば異なるＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒとｏｎｄｕｒａｔｉｏｎｔｉｍｅｒを設定することにより、ＵＥは、異なるＤＣＩｆｏｒｍａｔを異なる傍受モード（例えば、パラメータ値の異なるＤＲＸ－ｉｎａｃｔｉｖｉｔｙｔｉｍｅｒメカニズム）で傍受し、特に、異なるＤＣＩｆｏｒｍａｔのＤＣＩｓｉｚｅが異なる場合、不要なＰＤＣＣＨのブラインド検出を回避し、電力を節約することができる。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法において、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの非動作中に、且つ前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーがタイムアウトした場合、前記端末機器が前記第１オブジェクトに対応するＤＲＸ非アクティブ期間に入ることを決定すること、をさらに含んでもよい。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法において、前記ターゲットオブジェクトのうちのいずれか１つに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマー又はＣＤＲＸインアクティビティタイマーが起動された場合、前記端末機器がＤＲＸアクティブ期間に入ることを決定すること、をさらに含んでもよい。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法において、前記ステップ２０３の前に、前記端末機器がウェイクアップ信号（Ｗａｋｅ－ＵｐＳｉｇｎａｌ，ＷＵＳ）を受信することをさらに含んでもよく、前記ウェイクアップ信号は以下の１つを指示することに用いられる。

（１）前記ウェイクアップ信号は、前記複数組のＣＤＲＸパラメータに対応する全てのＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中にＰＤＣＣＨを傍受するか否かを指示することに用いられ、前記複数組のＣＤＲＸパラメータに関連付けられた。つまり、当該ウェイクアップ信号により、前記複数組のＣＤＲＸパラメータと対応関係を有する複数のターゲットオブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨの傍受行為を同時に指示することができる。

一例示において、ＷＵＳは、ＵＥが全てのｏｎｄｕｒａｔｏｎｔｉｍｅｒ（例えば、ｏｎｄｕｒａｔｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１ａｎｄｏｎｄｕｒａｔｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１）の作動時間内でＰＤＣＣＨを検出するかしないかを指示する。

（２）前記ウェイクアップ信号は、前記複数組のＣＤＲＸパラメータのうちの第１組のＣＤＲＸパラメータに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中にＰＤＣＣＨを傍受するか否かを指示することに用いられ、前記第１組のＣＤＲＸパラメータに関連付けられた。つまり、当該ウェイクアップ信号により、前記複数組のＣＤＲＸパラメータと対応関係を有する複数のターゲットオブジェクトのうちの特定の１つに関連付けられたＰＤＣＣＨの傍受行為を指示することができる。

一例示において、ＷＵＳは、ＵＥが異なるｏｎｄｕｒａｔｏｎｔｉｍｅｒ（例えば、ｏｎｄｕｒａｔｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１ａｎｄｏｎｄｕｒａｔｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１）の作動時間内でＰＤＣＣＨをそれぞれ検出するかしないかを指示する。例えば、ＷＵＳのＤＣＩには、ＵＥがｏｎｄｕｒａｔｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１ａｎｄｏｎｄｕｒａｔｏｎｔｉｍｅｒｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１の動作中にＰＤＣＣＨを検出するか否かをそれぞれ指示する少なくとも２ビットが含まれる。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法において、第１トリガ条件を満たす場合、前記端末機器が第１オブジェクトに対応する第１サーチスペースグループから前記第１オブジェクトに対応する第２サーチスペースグループに切り換え、前記複数のターゲットオブジェクトが少なくとも２つのサーチスペースグループと対応関係を有し、前記端末機器が前記第２サーチスペースグループに基づいて第１オブジェクトに関連付けられた第１ＰＤＣＣＨを傍受すること、をさらに含んでもよい。

本願の実施例では、異なるオブジェクトのうちのいずれか１つに少なくとも２つの異なるサーチスペースグループを設定し、例えば、複数のターゲットオブジェクトのうちの第１オブジェクトに少なくとも第１サーチスペースグループ及び第２サーチスペースグループを設定してもよく、当該複数のターゲットオブジェクトが、同じタイプに属する異なるオブジェクトでも、異なるタイプに属する異なるオブジェクトでも構わなく、これによって、さらに予め設定された条件、即ち第１トリガ条件を満たす場合、当該第１オブジェクトに対応する第１サーチスペースグループに基づく関連付けられた第１ＰＤＣＣＨの傍受から、当該第１オブジェクトに対応する第２サーチスペースグループに基づく関連付けられた第１ＰＤＣＣＨの傍受に切り換えることができる。このように、異なるオブジェクトにそれぞれ対応する少なくとも２つの異なるサーチスペースグループの設定に基づいて、異なるオブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨを傍受することができ、不要なＰＤＣＣＨのブラインド検出を回避し、端末機器の電力の無駄を回避し、端末の消費電力を節約する。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法において、前記第１トリガ条件は、以下の１つを含む。

（１）前記第１ＰＤＣＣＨを受信した。第１ＰＤＣＣＨを受信した場合、第１オブジェクトに対応するサーチスペースグループを切り換えるこの方案は、当該第１ＰＤＣＣＨの受信により第１オブジェクトに対応するサーチスペースグループの切り換えを暗黙的にトリガすると理解できる。

（２）ターゲットＰＤＣＣＨを受信し、前記ターゲットＰＤＣＣＨのＤＣＩに前記端末機器が前記第１サーチスペースグループから前記第２サーチスペースグループに切り換えることを指示するビットが運ばれる。端末機器が第１オブジェクトに対応するサーチスペースグループを切り換えることを指示するＤＣＩを運ぶターゲットＰＤＣＣＨを受信した場合、第１オブジェクトに対応するサーチスペースグループを切り換えるこの方案は、当該ターゲットＰＤＣＣＨに運ばれる前記ＤＣＩにより第１オブジェクトに対応するサーチスペースグループを明示的にトリガすると理解できる。

（３）第１タイマーがタイムアウトし、前記第１タイマーは前記第１サーチスペースグループが有効になった後に起動され、前記第１ＰＤＣＣＨを受信した時に再起動され、前記第１ＰＤＣＣＨを受信していない時に継続して動作する。

以下、端末機器ＵＥが以下のパラメータを保持する場合を例として説明する。第１オブジェクトはＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１であり、対応する第１サーチスペースグループはＳＳｇｒｏｕｐ１であり、第２サーチスペースグループはＳＳｇｒｏｕｐ２である。第２オブジェクトはＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１であり、対応する第１サーチスペースグループはＳＳｇｒｏｕｐ１であり、第２サーチスペースグループはＳＳｇｒｏｕｐ２である。そうすると、異なるＳＳｇｒｏｕｐの切り換えのトリガ条件は、以下のとおりであってもよい。

一例示において、ＵＥは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１のような特定のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（ｓ）を受信した場合、ＳＳｇｒｏｕｐ１ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１からＳＳｇｒｏｕｐ２ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１に切り換え（即ち、この時、当該ＳＳｇｒｏｕｐ１を停止するとともに、当該ＳＳｇｒｏｕｐ２をアクティブにすることができる）、ＳＳｇｒｏｕｐ１ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１及びＳＳｇｒｏｕｐ２ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１は、ネットワーク側機器（例えば、基地局）によって事前に設定されたものであってもよい。ＵＥは、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１のような特定のＤＣＩｆｏｒｍａｔ（ｓ）を受信した場合、ＳＳｇｒｏｕｐ１ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１からＳＳｇｒｏｕｐ２ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１に切り換え（即ち、この時、当該ＳＳｇｒｏｕｐ１を停止するとともに、当該ＳＳｇｒｏｕｐ２をアクティブにすることができる）、ＳＳｇｒｏｕｐ１ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１及びＳＳｇｒｏｕｐ２ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１は、ネットワーク側機器（例えば、基地局）によって事前に設定されたものであってもよい。

別の例示において、ＵＥは、ＳＳｇｒｏｕｐ２ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１に切り換えた後に、ｔｉｍｅｒ１を起動しカウントダウンする。ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１のような特定のフォーマットのＤＣＩｆｏｒｍａｔを受信しなかった場合、ｔｉｍｅｒ１を１回カウントさせ（ｔｉｍｅｒ１から１を引く）、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１のような特定のフォーマットのＤＣＩｆｏｒｍａｔを受信した場合、ｔｉｍｅｒ１を再起動し、ｔｉｍｅｒ１が満了した場合、ＳＳｇｒｏｕｐ１ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１に切り換える。ＵＥは、ＳＳｇｒｏｕｐ２ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１に切り換えた後に、ｔｉｍｅｒ２を起動しカウントダウンする。ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１のような特定のフォーマットのＤＣＩｆｏｒｍａｔを受信しなかった場合、ｔｉｍｅｒ２を１回カウントさせ（ｔｉｍｅｒ２から１を引く）、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１のような特定のフォーマットのＤＣＩｆｏｒｍａｔを受信した場合、ｔｉｍｅｒ２を再起動し、ｔｉｍｅｒ２が満了した場合、ＳＳｇｒｏｕｐ１ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１に切り換える。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法において、
前記第１トリガ条件を満たす場合、前記端末機器が前記第１サーチスペースグループに基づく前記第１ＰＤＣＣＨの傍受を停止すること、をさらに含んでもよい。つまり、前記第１トリガ条件を満たす場合、前記第１オブジェクトに対応する前記第１サーチスペースグループに基づいて前記第１ＰＤＣＣＨを傍受しない。

図３を参照し、本願の実施例は、端末機器により実行される物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法を提供し、この端末機器は、Ｒ１７バージョン以降のＵＥを含み、この方法は、以下の流れ、ステップを含む。

ステップ３０１：第１トリガ条件を満たす場合、端末機器が第１オブジェクトに対応する第１サーチスペースグループから前記第１オブジェクトに対応する第２サーチスペースグループに切り換え、前記第１オブジェクトが複数のターゲットオブジェクトのうちの１つであり、前記複数のターゲットオブジェクトが少なくとも２つのサーチスペースグループと対応関係を有する。

任意に、前記複数のターゲットオブジェクトが少なくとも２つのサーチスペースグループと対応関係を有することは、前記複数のターゲットオブジェクトの各々がいずれも少なくとも２つのサーチスペースグループと対応関係を有すると理解できる。

ステップ３０３：前記端末機器が前記第２サーチスペースグループに基づいて第１オブジェクトに関連付けられた第１ＰＤＣＣＨを傍受する。

（１）ダウンリンク制御情報ＤＣＩフォーマット。
任意に、当該ＤＣＩフォーマットは対応するＤＣＩセットに属し、当該ＤＣＩセットには少なくとも１つのＤＣＩフォーマットが含まれる。

（４）所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマット。
任意に、当該所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットは、対応する所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットセットに属し、当該所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットセットには少なくとも１つのＤＣＩフォーマットが含まれる。

（５）無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩ。
任意に、当該ＲＮＴＩは対応するＲＮＴＩセットに属し、当該ＲＮＴＩセットには、セルＲＮＴＩ、設定スケジューリングＲＮＴＩ、ページングＲＮＴＩ、ランダムアクセスＲＮＴＩ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＲＮＴＩ）、一時的セルＲＮＴＩ、伝送中断ＲＮＴＩ、スロットフォーマット指示ＲＮＴＩ、ＰＵＳＣＨ伝送電力制御ＲＮＴＩ、半永続的ＲＮＴＩ等のような、少なくとも１つのＲＮＴＩが含まれる。

（６）サーチスペースＳＳ。
任意に、当該ＳＳは対応するＳＳセットに属し、当該ＳＳセットには少なくとも１つのＳＳが含まれる。

（７）制御リソースセットＣＯＲＥＳＥＴ。
任意に、当該ＣＯＲＥＳＥＴは対応するＣＯＲＥＳＥＴセットに属し、当該ＣＯＲＥＳＥＴセットには、ＣＯＲＥＳＥＴ＃０等のような少なくとも１つのＣＯＲＥＳＥＴが含まれる。

（８）帯域幅部分ＢＷＰ。
任意に、当該ＢＷＰは対応するＢＷＰセットに属し、当該ＢＷＰセットには少なくとも１つのＢＷＰが含まれる。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法において、前記第１トリガ条件は、以下の１つを含む。（１）前記第１ＰＤＣＣＨを受信した。第１ＰＤＣＣＨを受信した場合、第１オブジェクトに対応するサーチスペースグループを切り換えるこの方案は、当該第１ＰＤＣＣＨの受信により第１オブジェクトに対応するサーチスペースグループの切り換えを暗黙的にトリガすると理解できる。

別の例示において、ＵＥは、ＳＳｇｒｏｕｐ２ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１に切り換えた後に、ｔｉｍｅｒ１を起動しカウントダウンする。ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１のような特定のフォーマットのＤＣＩｆｏｒｍａｔを受信しなかった場合、ｔｉｍｅｒを１回カウントさせ（ｔｉｍｅｒ１から１を引く）、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１のような特定のフォーマットのＤＣＩｆｏｒｍａｔを受信した場合、ｔｉｍｅｒ１を再起動し、ｔｉｍｅｒ１が満了した場合、ＳＳｇｒｏｕｐ１ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ０＿１に切り換える。ＵＥは、ＳＳｇｒｏｕｐ２ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１に切り換えた後に、ｔｉｍｅｒ２を起動しカウントダウンする。ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１のような特定のフォーマットのＤＣＩｆｏｒｍａｔを受信しなかった場合、ｔｉｍｅｒ２を１回カウントさせ（ｔｉｍｅｒ２から１を引く）、ＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１のような特定のフォーマットのＤＣＩｆｏｒｍａｔを受信した場合、ｔｉｍｅｒ２を再起動し、ｔｉｍｅｒ２が満了した場合、ＳＳｇｒｏｕｐ１ｆｏｒＤＣＩｆｏｒｍａｔ１＿１に切り換える。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法において、前記第１トリガ条件を満たす場合、前記端末機器が前記第１オブジェクトに対応する前記第１サーチスペースグループに基づく前記第１ＰＤＣＣＨの傍受を停止すること、をさらに含んでもよい。つまり、前記第１トリガ条件を満たす場合、前記第１オブジェクトに対応する前記第１サーチスペースグループに基づいて前記第１ＰＤＣＣＨを傍受しない。

なお、本願の実施例で提供される端末機器により実行される物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法は、物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置、又は、当該物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置における物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法を実行するための制御モジュールにより実行されてもよい。本願の実施例では、物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置により物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法が実行される場合を例として本願の実施例で提供される物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置を説明する。

図４を参照し、本願の実施例は、端末機器に適用される物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置４００であって、受信モジュール４０１と、処理モジュール４０３とを備える物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置４００を提供する。

前記受信モジュール４０１は、設定情報を受信することに用いられ、前記設定情報が複数組の接続モード不連続受信ＣＤＲＸパラメータを含み、前記複数組のＣＤＲＸパラメータが複数のターゲットオブジェクトと対応関係を有し、前記処理モジュール４０３は、前記設定情報内の第１オブジェクトに対応する第１組のＣＤＲＸパラメータに基づいて前記第１オブジェクトに関連付けられた物理ダウンリンク制御チャネルＰＤＣＣＨを傍受することに用いられ、前記第１オブジェクトが前記複数のターゲットオブジェクトのうちの１つであり、前記複数のターゲットオブジェクトは、ダウンリンク制御情報ＤＣＩフォーマットと、アップリンクグラントと、ダウンリンクグラントと、所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットと、無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩと、サーチスペースと、制御リソースセットと、帯域幅部分と、のうちの少なくとも１つを含む。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置４００において、前記ＣＤＲＸパラメータは、ＣＤＲＸオンデュレーションタイマーと、ＣＤＲＸインアクティビティタイマーとのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置４００において、前記複数組のＣＤＲＸパラメータのうちのいずれか１組は、ＣＤＲＸオンデュレーションタイマーと、ＣＤＲＸインアクティビティタイマーとのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置４００において、前記処理モジュール４０３は、さらに、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中に、新しい伝送の前記第１オブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨを受信した場合、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーを起動又は再起動することに用いられてもよい。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置４００において、前記処理モジュール４０３は、さらに、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中に、前記第１オブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨと異なるＰＤＣＣＨを受信した場合、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーを起動又は再起動しないことに用いられてもよい。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置４００において、前記アップリンクグラントに対応するＤＣＩフォーマットは、ＤＣＩフォーマット０＿１と、ＤＣＩフォーマット０＿２と、ＤＣＩフォーマット０＿０とのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置４００において、前記ダウンリンクグラントに対応するＤＣＩフォーマットは、ＤＣＩフォーマット１＿１と、ＤＣＩフォーマット１＿２と、ＤＣＩフォーマット１＿０とのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置４００において、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中に、ターゲット時間ユニットで前記第１オブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨを受信しなかった場合、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーを継続して動作させる。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置４００は、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの非動作中に、且つ前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーがタイムアウトした場合、前記第１オブジェクトに対応するＤＲＸ非アクティブ期間に入ることを決定することに用いられる第１決定モジュールをさらに備えてもよい。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置４００は、前記ターゲットオブジェクトのうちのいずれか１つに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマー又はＣＤＲＸインアクティビティタイマーが起動された場合、ＤＲＸアクティブ期間に入ることを決定することに用いられる第２決定モジュールをさらに備えてもよい。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置４００において、前記受信モジュールは、さらに、前記処理モジュールが前記設定情報内の前記第１オブジェクトに対応する前記第１組のＣＤＲＸパラメータに基づいて前記第１オブジェクトに関連付けられた物理ダウンリンク制御チャネルＰＤＣＣＨを傍受するの前に、ウェイクアップ信号を受信することに用いられてもよく、前記ウェイクアップ信号は、前記複数組のＣＤＲＸパラメータに対応する全てのＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中にＰＤＣＣＨを傍受するか否かを指示することに用いられ、前記複数組のＣＤＲＸパラメータに関連付けられ、又は、前記複数組のＣＤＲＸパラメータのうちの第１組のＣＤＲＸパラメータに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中にＰＤＣＣＨを傍受するか否かを指示することに用いられ、前記第１組のＣＤＲＸパラメータに関連付けられた。

本願の実施例では、受信した設定情報に基づいて、異なるオブジェクトに設定される異なる接続モード（Ｃｏｎｎｅｃｔｅｄ）不連続受信ＣＤＲＸパラメータを取得することができ、即ち、設定情報により複数組のＣＤＲＸパラメータと複数のターゲットオブジェクトの対応関係を指示することができ、当該複数のターゲットオブジェクトは、同じタイプに属する異なるオブジェクトでも、異なるタイプに属する異なるオブジェクトでも構わなく、さらに、異なるオブジェクトにそれぞれ対応するＣＤＲＸパラメータに基づいて、関連付けられたＰＤＣＣＨを傍受することができる。このように、異なるＣＤＲＸパラメータの設定に基づいて異なるオブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨを異なる傍受モードで傍受することができ、不要なＰＤＣＣＨのブラインド検出を回避し、端末機器の電力の無駄を回避し、端末の消費電力を節約する。

本願の実施例における物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置は、装置であってもよく、端末機器における部材、集積回路又はチップであってもよい。この装置は、モバイル端末であってもよく、非モバイル端末であってもよい。例示的に、モバイル端末は、以上に挙げられた端末１１の種類を含んでもよいが、これらに限定されない。非モバイル端末は、サーバ、ネットワーク接続ストレージ（ｎｅｔｗｏｒｋａｔｔａｃｈｅｄｓｔｏｒａｇｅ，ＮＡＳ）、パーソナルコンピュータ（ｐｅｒｓｏｎａｌｃｏｍｐｕｔｅｒ，ＰＣ）、テレビジョン（ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ，ＴＶ）、現金自動預払機又はキオスク等であってもよく、本願の実施例では具体的に限定しない。

本願の実施例における物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。このオペレーティングシステムは、アンドロイド（登録商標）（Ａｎｄｒｏｉｄ（登録商標））オペレーティングシステムであってもよく、ｉＯＳオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本願の実施例では具体的に限定しない。

本願の実施例で提供される物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置は、図２の方法実施例の実現する各工程を実現し、同様な技術効果を達成することができ、繰り返して説明することを回避するために、ここで説明を省略する。

図５を参照し、本願の実施例は、端末機器に適用される物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置５００であって、切換モジュール５０１と、処理モジュール５０３とを備える物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置５００を提供する。

前記切換モジュール５０１は、第１トリガ条件を満たす場合、第１オブジェクトに対応する第１サーチスペースグループから前記第１オブジェクトに対応する第２サーチスペースグループに切り換えることに用いられ、前記第１オブジェクトが複数のターゲットオブジェクトのうちの１つであり、前記複数のターゲットオブジェクトが少なくとも２つのサーチスペースグループと対応関係を有し、前記処理モジュール５０３は、前記第２サーチスペースグループに基づいて第１オブジェクトに関連付けられた第１ＰＤＣＣＨを傍受することに用いられ、前記複数のターゲットオブジェクトは、ダウンリンク制御情報ＤＣＩと、アップリンクグラントと、ダウンリンクグラントと、所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットと、無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩと、サーチスペースと、制御リソースセットと、帯域幅部分と、のうちの少なくとも１つを含む。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置５００において、前記処理モジュール５０３は、さらに、前記第１トリガ条件を満たす場合、前記第１サーチスペースグループに基づく前記第１ＰＤＣＣＨの傍受を停止することに用いられてもよい。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置５００において、前記アップリンクグラントに対応するＤＣＩフォーマットは、ＤＣＩフォーマット０＿１と、ＤＣＩフォーマット０＿２と、ＤＣＩフォーマット０＿０とのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置５００において、前記ダウンリンクグラントに対応するＤＣＩフォーマットは、ＤＣＩフォーマット１＿１と、ＤＣＩフォーマット１＿２と、ＤＣＩフォーマット１＿０とのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、本願の実施例の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置５００において、前記第１トリガ条件は、前記第１ＰＤＣＣＨを受信したことと、ターゲットＰＤＣＣＨを受信し、前記ターゲットＰＤＣＣＨのＤＣＩに前記端末機器が前記第１サーチスペースグループから前記第２サーチスペースグループに切り換えることを指示するビットが運ばれることと、第１タイマーがタイムアウトし、前記第１タイマーは前記第１サーチスペースグループが有効になった後に起動され、前記第１ＰＤＣＣＨを受信した時に再起動され、前記第１ＰＤＣＣＨを受信していない時に継続して動作することと、のうちの１つを含む。

本願の実施例で提供される物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置は、図３の方法実施例の実現する各工程を実現し、同様な技術効果を達成することができ、繰り返して説明することを回避するために、ここで説明を省略する。

任意に、図６に示すように、本願の実施例は、プロセッサ６０１と、メモリ６０２と、メモリ６０２に記憶され前記プロセッサ６０１上で実行可能なプログラム又は命令とを備える通信機器６００をさらに提供し、例えば、当該通信機器６００が端末である場合、当該プログラム又は命令がプロセッサ６０１により実行されると、前記図２に対応する物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法の実施例の各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成でき、或いは、当該プログラム又は命令がプロセッサ６０１により実行されると、前記図３に対応する物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法の実施例の各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成できる。繰り返して説明することを回避するために、ここで説明を省略する。

図７は、本願の実施例を実現する端末のハードウェアの構造模式図である。

当該端末７００は、高周波ユニット７０１、ネットワークモジュール７０２、オーディオ出力ユニット７０３、入力ユニット７０４、センサ７０５、表示ユニット７０６、ユーザ入力ユニット７０７、インタフェースユニット７０８、メモリ７０９、及びプロセッサ７１０等の部材を含むが、これらに限定されない。

当業者であれば、端末７００は、各部材に給電する電源（例えば、電池）をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムを介してプロセッサ７１０に論理的に接続され、電源管理システムによって充放電の管理、及び電力消費の管理等の機能を実現することができることが理解可能である。図７に示す端末の構造は端末を限定するものではなく、端末は、図示より多い又は少ない部材を含んだり、一部の部材を組み合わせたり、部材の配置を変更したりしてもよいが、ここで説明を省略する。

本願の実施例では、入力ユニット７０４は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードで画像キャプチャ装置（例えば、カメラ）によって取得されたスチル画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット（ＧｒａｐｈｉｃｓＰｒｏｃｅｓｓｉｎｇＵｎｉｔ，ＧＰＵ）７０４１、及びマイクロホン７０４２を含んでもよいことを理解すべきである。表示ユニット７０６は、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形態で配置されてもよい表示パネル７０６１を含んでもよい。ユーザ入力ユニット７０７は、タッチパネル７０７１及び他の入力機器７０７２を含む。タッチパネル７０７１はタッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル７０７１は、タッチ検出装置及びタッチコントローラの２つの部分を含んでもよい。他の入力機器７０７２は、物理キーボード、機能ボタン（例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等）、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、これらに限定されず、ここで説明を省略する。

本願の実施例では、高周波ユニット７０１は、ネットワーク側機器からのダウンリンクデータを受信した後、プロセッサ７１０で処理し、また、アップリンクのデータをネットワーク側機器に送信する。通常、高周波ユニット７０１は、アンテナ、少なくとも１つの増幅器、受送信機、カプラー、低騒音増幅器、デュプレクサ等を含むが、これらに限定されない。

メモリ７０９は、ソフトウェアプログラム又は命令及び様々なデータを記憶することに用いることができる。メモリ７０９は、オペレーティングシステム、少なくとも１つの機能に必要なアプリケーション又は命令（例えば、音声再生機能、画像再生機能等）等を記憶可能なプログラム又は命令記憶領域と、データ記憶領域とを主に含んでもよい。また、メモリ７０９は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、不揮発性メモリを含んでもよく、不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ（Ｒｅａｄ－ＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ，ＲＯＭ）、プログラマブル読み出し専用メモリ（ＰｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅＲＯＭ，ＰＲＯＭ）、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ（ＥｒａｓａｂｌｅＰＲＯＭ，ＥＰＲＯＭ）、電気消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ（ＥｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙＥＰＲＯＭ，ＥＥＰＲＯＭ）又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも１つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスである。

プロセッサ７１０は、１つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。任意に、プロセッサ７１０は、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション又は命令等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、ベースバンドプロセッサのような無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合してもよい。前記モデムプロセッサは、プロセッサ７１０に統合されなくてもよいことが理解可能である。

プロセッサ７１０は、少なくとも以下の物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法の少なくとも１つを実現することに用いることができる。任意に、一実施例では、高周波ユニット７０１は、設定情報を受信することに用いられ、前記設定情報が複数組の接続モード不連続受信ＣＤＲＸパラメータを含み、前記複数組のＣＤＲＸパラメータが複数のターゲットオブジェクトと対応関係を有し、プロセッサ７１０は、前記設定情報内の第１オブジェクトに対応する第１組のＣＤＲＸパラメータに基づいて前記第１オブジェクトに関連付けられた物理ダウンリンク制御チャネルＰＤＣＣＨを傍受することに用いられ、前記第１オブジェクトが前記複数のターゲットオブジェクトのうちの１つであり、前記複数のターゲットオブジェクトは、ダウンリンク制御情報ＤＣＩフォーマットと、アップリンクグラントと、ダウンリンクグラントと、所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットと、無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩと、サーチスペースと、制御リソースセットと、帯域幅部分と、のうちの少なくとも１つを含む。

任意に、別の実施例では、プロセッサ７１０は、第１トリガ条件を満たす場合、第１オブジェクトに対応する第１サーチスペースグループから前記第１オブジェクトに対応する第２サーチスペースグループに切り換えることに用いられ、前記第１オブジェクトが複数のターゲットオブジェクトのうちの１つであり、前記複数のターゲットオブジェクトが少なくとも２つのサーチスペースグループと対応関係を有し、前記第２サーチスペースグループに基づいて第１オブジェクトに関連付けられた第１ＰＤＣＣＨを傍受し、前記複数のターゲットオブジェクトは、ダウンリンク制御情報ＤＣＩと、アップリンクグラントと、ダウンリンクグラントと、所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットと、無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩと、サーチスペースと、制御リソースセットと、帯域幅部分と、のうちの少なくとも１つを含む。

本願の実施例は、プログラム又は命令が記憶されており、当該プログラム又は命令がプロセッサにより実行されると、前記物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法のいずれか１つの実施例の各工程が実現され、同様な技術効果を達成できる可読記憶媒体をさらに提供し、繰り返して説明することを回避するために、ここで説明を省略する。

前記プロセッサは、上記実施例における前記端末又はネットワーク側機器内のプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ読み出し専用メモリ（Ｒｅａｄ－ＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ，ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ，ＲＡＭ）、磁気ディスク又は光ディスク等のようなコンピュータ可読記憶媒体を含む。

本願の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又は命令とを備え、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行されると、前記物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法のいずれか１つの実施例の各工程が実現され、同様な技術効果を達成できるコンピュータプログラム製品をさらに提供し、繰り返して説明することを回避するために、ここで説明を省略する。

本願の実施例は、プロセッサと、前記プロセッサに結合された通信インタフェースとを備えるチップであって、前記プロセッサは、端末機器又はネットワーク側機器のプログラム又は命令を実行して前記物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法のいずれか１つの実施例の各工程を実現することに用いられ、同様な技術効果を達成できるチップをさらに提供し、繰り返して説明することを回避するために、ここで説明を省略する。

なお、本願の実施例に記載されたチップは、システムオンチップ、システムチップ、チップシステム又はＳｏＣ等と呼ばれてもよい。

説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は、非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「１つの……を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。また、本願の実施形態における方法及び装置の範囲は、ここで示された又は議論された順番に機能を実行することに限定されず、関連する機能によっては、ほぼ同時に、或いは反対の順番に機能を実行することを含んでもよい。例えば、説明順と異なる順番に上記の方法を実行してもよく、さらに、各ステップを添加し、省略し、又は組み合わせてもよい。また、一部の例示を参照して説明した特徴を、他の例示に組み合わせてもよい。

以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体（例えばＲＯＭ／ＲＡＭ、磁気ディスク、光ディスク）に記憶され、端末（携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい）に本願の各実施例に記載の方法を実行させる複数の命令を含む。

以上、図面を参照しながら本願の実施例を説明したが、本願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本願の示唆をもとに、当業者が本願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本願の保護範囲に属するものとする。

（関連出願の相互参照）
本発明は、２０２０年０８月３１日に中国特許庁に出願された出願番号２０２０１０９０１１５２．４、発明の名称「物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法、装置及び機器」の中国特許出願の優先権を主張し、この出願の全ての内容は引用により本発明に取り込まれる。

第８側面において、プロセッサと、前記プロセッサに結合される通信インタフェースとを備えるチップであって、前記プロセッサは、端末機器のプログラム又は命令を実行して第１側面に記載の方法のステップを実現する、或いは第３側面に記載の方法のステップを実現することに用いられるチップを提供する。

本願の実施例は、プロセッサと、前記プロセッサに結合された通信インタフェースとを備えるチップであって、前記プロセッサは、端末機器のプログラム又は命令を実行して前記物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法のいずれか１つの実施例の各工程を実現することに用いられ、同様な技術効果を達成できるチップをさらに提供し、繰り返して説明することを回避するために、ここで説明を省略する。

Claims

端末機器が設定情報を受信するステップであって、前記設定情報が複数組の接続モード不連続受信ＣＤＲＸパラメータを含み、前記複数組のＣＤＲＸパラメータが複数のターゲットオブジェクトと対応関係を有するステップと、
前記端末機器が前記設定情報内の第１オブジェクトに対応する第１組のＣＤＲＸパラメータに基づいて前記第１オブジェクトに関連付けられた物理ダウンリンク制御チャネルＰＤＣＣＨを傍受するステップであって、前記第１オブジェクトが前記複数のターゲットオブジェクトのうちの１つであるステップと、を含み、
前記複数のターゲットオブジェクトは、
ダウンリンク制御情報ＤＣＩフォーマットと、
アップリンクグラントと、
ダウンリンクグラントと、
所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットと、
無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩと、
サーチスペースと、
制御リソースセットと、
帯域幅部分と、のうちの少なくとも１つを含む物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法。
ＣＤＲＸパラメータは、ＣＤＲＸオンデュレーションタイマーと、ＣＤＲＸインアクティビティタイマーとのうちの少なくとも１つを含む請求項１に記載の方法。
前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中に、新しい伝送の前記第１オブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨを受信した場合、前記端末機器が前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーを起動又は再起動するステップをさらに含む
請求項２に記載の方法。
前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中に、前記第１オブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨと異なるＰＤＣＣＨを受信した場合、前記端末機器が前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーを起動又は再起動しないステップをさらに含む
請求項２に記載の方法。
前記アップリンクグラントに対応するＤＣＩフォーマットは、ＤＣＩフォーマット０＿１と、ＤＣＩフォーマット０＿２と、ＤＣＩフォーマット０＿０とのうちの少なくとも１つを含む請求項１に記載の方法。
前記ダウンリンクグラントに対応するＤＣＩフォーマットは、ＤＣＩフォーマット１＿１と、ＤＣＩフォーマット１＿２と、ＤＣＩフォーマット１＿０とのうちの少なくとも１つを含む請求項１に記載の方法。
前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーの動作中に、ターゲット時間ユニットで前記第１オブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨを受信しなかった場合、前記端末機器が前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーを継続して動作させるステップをさらに含む
請求項２から６のいずれか１項に記載の方法。
前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの非動作中に、且つ前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーがタイムアウトした場合、前記端末機器が前記第１オブジェクトに対応するＤＲＸ非アクティブ期間に入ることを決定するステップをさらに含む
請求項２から６のいずれか１項に記載の方法。
前記ターゲットオブジェクトのうちのいずれか１つに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマー又はＣＤＲＸインアクティビティタイマーが起動された場合、前記端末機器がＤＲＸアクティブ期間に入ることを決定するステップをさらに含む
請求項２から６のいずれか１項に記載の方法。
前記端末機器が前記設定情報内の第１オブジェクトに対応する第１組のＣＤＲＸパラメータに基づいて前記第１オブジェクトに関連付けられた物理ダウンリンク制御チャネルＰＤＣＣＨを傍受するステップの前に、
前記端末機器がウェイクアップ信号を受信するステップをさらに含み、前記ウェイクアップ信号は、
前記複数組のＣＤＲＸパラメータに対応する全てのＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中にＰＤＣＣＨを傍受するか否かを指示することに用いられ、前記複数組のＣＤＲＸパラメータに関連付けられ、又は、
前記複数組のＣＤＲＸパラメータのうちの第１組のＣＤＲＸパラメータに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中にＰＤＣＣＨを傍受するか否かを指示することに用いられ、前記第１組のＣＤＲＸパラメータに関連付けられた請求項２に記載の方法。
第１トリガ条件を満たす場合、端末機器が第１オブジェクトに対応する第１サーチスペースグループから前記第１オブジェクトに対応する第２サーチスペースグループに切り換えるステップであって、前記第１オブジェクトが複数のターゲットオブジェクトのうちの１つであり、前記複数のターゲットオブジェクトが少なくとも２つのサーチスペースグループと対応関係を有するステップと、
前記端末機器が前記第２サーチスペースグループに基づいて第１オブジェクトに関連付けられた第１ＰＤＣＣＨを傍受するステップと、を含み、
前記複数のターゲットオブジェクトは、
ダウンリンク制御情報ＤＣＩフォーマットと、
アップリンクグラントと、
ダウンリンクグラントと、
所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットと、
無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩと、
サーチスペースと、
制御リソースセットと、
帯域幅部分と、のうちの少なくとも１つを含む物理ダウンリンク制御チャネルの傍受方法。
前記第１トリガ条件を満たす場合、
前記端末機器が前記第１サーチスペースグループに基づく前記第１ＰＤＣＣＨの傍受を停止するステップをさらに含む請求項１１に記載の方法。
前記アップリンクグラントに対応するＤＣＩフォーマットは、ＤＣＩフォーマット０＿１と、ＤＣＩフォーマット０＿２と、ＤＣＩフォーマット０＿０とのうちの少なくとも１つを含む請求項１１に記載の方法。
前記ダウンリンクグラントに対応するＤＣＩフォーマットは、ＤＣＩフォーマット１＿１と、ＤＣＩフォーマット１＿２と、ＤＣＩフォーマット１＿０とのうちの少なくとも１つを含む請求項１１に記載の方法。
前記第１トリガ条件は、
前記第１ＰＤＣＣＨを受信したことと、
ターゲットＰＤＣＣＨを受信し、前記ターゲットＰＤＣＣＨのＤＣＩに前記端末機器が前記第１サーチスペースグループから前記第２サーチスペースグループに切り換えることを指示するビットが運ばれることと、
第１タイマーがタイムアウトし、前記第１タイマーは前記第１サーチスペースグループが有効になった後に起動され、前記第１ＰＤＣＣＨを受信した時に再起動され、前記第１ＰＤＣＣＨを受信していない時に継続して動作することと、のうちの１つを含む請求項１１に記載の方法。
設定情報を受信することに用いられる受信モジュールであって、前記設定情報が複数組の接続モード不連続受信ＣＤＲＸパラメータを含み、前記複数組のＣＤＲＸパラメータが複数のターゲットオブジェクトと対応関係を有する受信モジュールと、
前記設定情報内の第１オブジェクトに対応する第１組のＣＤＲＸパラメータに基づいて前記第１オブジェクトに関連付けられた物理ダウンリンク制御チャネルＰＤＣＣＨを傍受することに用いられる処理モジュールであって、前記第１オブジェクトが前記複数のターゲットオブジェクトのうちの１つである処理モジュールと、を備え、
前記複数のターゲットオブジェクトは、
ダウンリンク制御情報ＤＣＩフォーマットと、
アップリンクグラントと、
ダウンリンクグラントと、
所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットと、
無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩと、
サーチスペースと、
制御リソースセットと、
帯域幅部分と、のうちの少なくとも１つを含む物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置。
ＣＤＲＸパラメータは、ＣＤＲＸオンデュレーションタイマーと、ＣＤＲＸインアクティビティタイマーとのうちの少なくとも１つを含む請求項１６に記載の装置。
前記処理モジュールは、さらに、
前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中に、新しい伝送の前記第１オブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨを受信した場合、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーを起動又は再起動することに用いられる請求項１７に記載の装置。
前記処理モジュールは、さらに、
前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中に、前記第１オブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨと異なるＰＤＣＣＨを受信した場合、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーを起動又は再起動しないことに用いられる請求項１７に記載の装置。
前記アップリンクグラントに対応するＤＣＩフォーマットは、ＤＣＩフォーマット０＿１と、ＤＣＩフォーマット０＿２と、ＤＣＩフォーマット０＿０とのうちの少なくとも１つを含む請求項１６に記載の装置。
前記ダウンリンクグラントに対応するＤＣＩフォーマットは、ＤＣＩフォーマット１＿１と、ＤＣＩフォーマット１＿２と、ＤＣＩフォーマット１＿０とのうちの少なくとも１つを含む請求項１６に記載の装置。
前記処理モジュールは、さらに、
前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中に、ターゲット時間ユニットで前記第１オブジェクトに関連付けられたＰＤＣＣＨを受信しなかった場合、前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーを継続して動作させることに用いられる、請求項１７から２１のいずれか１項に記載の装置。
前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの非動作中に、且つ前記第１オブジェクトに対応するＣＤＲＸインアクティビティタイマーがタイムアウトした場合、前記第１オブジェクトに対応するＤＲＸ非アクティブ期間に入ることを決定することに用いられる第１決定モジュールをさらに備える
請求項１７から２１のいずれか１項に記載の装置。
前記ターゲットオブジェクトのうちのいずれか１つに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマー又はＣＤＲＸインアクティビティタイマーが起動された場合、ＤＲＸアクティブ期間に入ることを決定することに用いられる第２決定モジュールをさらに備える
請求項１７から２１のいずれか１項に記載の装置。
前記受信モジュールは、さらに、
前記処理モジュールが、設定情報内の前記第１オブジェクトに対応する前記第１組のＣＤＲＸパラメータに基づいて前記第１オブジェクトに関連付けられた物理ダウンリンク制御チャネルＰＤＣＣＨを傍受する前に、ウェイクアップ信号を受信することに用いられ、
前記ウェイクアップ信号は、
前記複数組のＣＤＲＸパラメータに対応する全てのＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中にＰＤＣＣＨを傍受するか否かを指示することに用いられ、前記複数組のＣＤＲＸパラメータに関連付けられ、又は、
前記複数組のＣＤＲＸパラメータのうちの第１組のＣＤＲＸパラメータに対応するＣＤＲＸオンデュレーションタイマーの動作中にＰＤＣＣＨを傍受するか否かを指示することに用いられ、前記第１組のＣＤＲＸパラメータに関連付けられた請求項１６に記載の装置。
第１トリガ条件を満たす場合、第１オブジェクトに対応する第１サーチスペースグループから前記第１オブジェクトに対応する第２サーチスペースグループに切り換えることに用いられる切換モジュールであって、前記第１オブジェクトが複数のターゲットオブジェクトのうちの１つであり、前記複数のターゲットオブジェクトが少なくとも２つのサーチスペースグループと対応関係を有する切換モジュールと、
前記第２サーチスペースグループに基づいて第１オブジェクトに関連付けられた第１ＰＤＣＣＨを傍受することに用いられる処理モジュールと、を備え、
前記複数のターゲットオブジェクトは、
ダウンリンク制御情報ＤＣＩと、
アップリンクグラントと、
ダウンリンクグラントと、
所定のＤＣＩサイズを有するＤＣＩフォーマットと、
無線ネットワーク一時識別子ＲＮＴＩと、
サーチスペースと、
制御リソースセットと、
帯域幅部分と、のうちの少なくとも１つを含む物理ダウンリンク制御チャネルの傍受装置。
前記処理モジュールは、さらに、
前記第１トリガ条件を満たす場合、前記第１サーチスペースグループに基づく前記第１ＰＤＣＣＨの傍受を停止することに用いられる請求項２６に記載の装置。
前記アップリンクグラントに対応するＤＣＩフォーマットは、ＤＣＩフォーマット０＿１と、ＤＣＩフォーマット０＿２と、ＤＣＩフォーマット０＿０とのうちの少なくとも１つを含む請求項２６に記載の装置。
前記ダウンリンクグラントに対応するＤＣＩフォーマットは、ＤＣＩフォーマット１＿１と、ＤＣＩフォーマット１＿２と、ＤＣＩフォーマット１＿０とのうちの少なくとも１つを含む請求項２６に記載の装置。
前記第１トリガ条件は、
前記第１ＰＤＣＣＨを受信したことと、
ターゲットＰＤＣＣＨを受信し、前記ターゲットＰＤＣＣＨのＤＣＩに端末機器が前記第１サーチスペースグループから前記第２サーチスペースグループに切り換えることを指示するビットが運ばれることと、
第１タイマーがタイムアウトし、前記第１タイマーは前記第１サーチスペースグループが有効になった後に起動され、前記第１ＰＤＣＣＨを受信した時に再起動され、前記第１ＰＤＣＣＨを受信していない時に継続して動作することと、のうちの１つを含む請求項２６に記載の装置。
メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又は命令とを備え、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行されると、請求項１から１０のいずれか１項に記載の方法のステップが実現される、或いは前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行されると、請求項１１から１５のいずれか１項に記載の方法のステップが実現される端末機器。
プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行されると、請求項１から１０のいずれか１項に記載の方法のステップが実現される、或いは前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行されると、請求項１１から１５のいずれか１項に記載の方法のステップが実現される可読記憶媒体。