JP2023536622A - 中継サービスのためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

中継サービスのためのシステム、方法、装置、またはコンピュータ読み取り可能な媒体が、提示される。第1の無線通信デバイスの近くの第2の無線通信デバイスが、中継デバイスの選択のために使用されるべき情報を受信し得る。第2の無線通信デバイスは、中継デバイスとしての第1の無線通信デバイスと無線で接続すべきかどうかを決定し得る。一実施形態において、第2の無線通信デバイスによって、中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを選択するかどうかを決定することは、第2の無線通信デバイスによって、無線通信ノードから、中継デバイスとして無線で接続すべき少なくとも1つの無線通信デバイスの指示を受信することと、第2の無線通信デバイスによって、指示に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき第1の無線通信デバイスを選択することを決定することとを含む。

Description

本開示は、概して、限定ではないが、中継サービスのためのシステムおよび方法のためのシステムおよび方法を含む無線通信に関する。
標準化機関である第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))は、現在、5G新規無線(5G NR)および次世代パケットコアネットワーク(NG-CNまたはNGC)と呼ばれる新しい無線インターフェースを規定する段階にある。5G NRは、3つの主要なコンポーネントを有するであろう:5Gアクセスネットワーク(5G-AN)、5Gコアネットワーク(5GC)、およびユーザ機器(UE)。異なるデータサービスおよび要件の使用可能性を促進するために、ネットワーク機能とも呼ばれる5GCの要素は、簡単化されており、それらのうちの一部は、必要性に従って適合され得るように、ソフトウェアベースである。
本明細書に開示される例示的実施形態は、従来技術に提示される問題のうちの1つ以上に関連する問題を解決し、かつ添付の図面と関連して検討されるときに以下の発明を実施するための形態を参照することによって容易に明白であろう追加の特徴を提供することを対象とする。種々の実施形態によると、例示的システム、方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品が、本明細書に開示される。しかしながら、これらの実施形態は、限定ではなく、一例として提示されることが理解され、開示される実施形態に対する種々の修正が、本開次の範囲内に留まったまま行われることができることが、本開示を熟読する当業者に明白であろう。
少なくとも1つの側面は、システム、方法、装置、またはコンピュータ読み取り可能な媒体を対象とする。第1の無線通信デバイスの近くの第2の無線通信デバイスが、中継デバイスの選択のために使用されるべき情報を受信し得る。第2の無線通信デバイスは、中継デバイスとしての第1の無線通信デバイスと無線で接続すべきかどうかを決定し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスを選択するかどうかを決定することは、無線通信ノードから、中継デバイスとして無線で接続すべき少なくとも1つの無線通信デバイスの指示を受信することを含み得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスを選択するかどうかを決定することは、指示に従って、中継デバイスとして無線で接続すべき第1の無線通信デバイスを選択することを決定することを含み得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードに、サポートされる少なくとも1つの中継タイプを送信し、少なくとも1つの中継タイプは、層2中継または層3中継のうちの少なくとも1つを備え得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードに、サポートされる少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上に関する選好を送信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上で第1の無線通信デバイスを構成するための構成を受信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、第1の無線通信デバイスが構成されている少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を送信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスから、好ましい中継タイプまたはサポートされる中継タイプの指示を受信し得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスから、情報を受信し得る。情報は、第1の無線通信デバイスが構成されている少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスがサポートする1つ以上の中継タイプに従って、かつ第1の無線通信デバイスが構成されている少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示に従って、中継デバイスとして無線で接続すべき第1の無線通信デバイスを選択することを決定し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードに、第1の無線通信デバイスが構成されている周波数リストを送信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、第1の無線通信デバイスを構成するための着目周波数リストを受信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、着目周波数リストを送信し得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスから、情報を受信し得る。情報は、着目周波数リストを含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、着目周波数リストに従って、無線で接続するための第1の無線通信デバイスを選択することを決定し得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、中継デバイスとして無線通信デバイスを選択し得、無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスの着目周波数と共通するそれらの最大数を有するか、または、最も高いサービスの質(QoS)または優先順位を有する第2の無線通信デバイスのサービス宛先識別子において標的とされている着目周波数と共通するそれらの最大数を有する。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を受信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、優先順位情報を送信し得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスから、情報を受信し得る。情報は、第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、優先順位情報に従って、無線で接続するための第1の無線通信デバイスを選択することを決定し得、第1の無線通信デバイスは、候補中継デバイスの中で最も高い優先順位を有する。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、トラフィックを中継するための第1の無線通信デバイスによってサポートされるサービスの質(QoS)についての情報を受信し得る。情報は、ホワイトQoSフロー識別子(QFI)リスト、ブラックQFIリスト、またはデフォルト優先順位閾値のうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、トラフィックを中継するための第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての情報を送信し得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスから、情報を受信し得る。情報は、トラフィックを中継するための第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての情報を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、無線で接続するための第1の無線通信デバイスを選択することを決定し得、選択することは、第1の無線通信デバイスがホワイトQFIリストによってサポートされるまたはブラックQFIリストによって除外される中継トラフィックの少なくとも1つのQoSプロファイルを有することに従うか、または、第1の無線通信デバイスがデフォルト優先順位閾値を満足させる優先順位値を有すことに従う。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードに、第1の無線通信デバイスの補助情報を送信し得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、ネットワーク中継モードにおいて中継デバイスと直接接続すべきかどうかを決定し得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、情報を受信し得る。情報は、少なくとも第1の無線通信デバイスの補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、候補中継デバイスの1つ以上の識別子に従って、中継デバイスとして無線で接続すべき第1の無線通信デバイスを選択することを決定し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信ノードと通信し得る。第1の無線通信は、第2の無線通信ノードに、第1の無線通信ノードのXnまたはX2インターフェースを用いて、第1の無線通信デバイスの補助情報を送信し得る。
いくつかの実施形態において、ネットワーク解放メッセージにおける第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、情報を受信し得る。情報は、少なくとも第1の無線通信デバイスの補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、候補中継デバイスの1つ以上の識別子に従って、中継デバイスとして無線で接続すべき第1の無線通信デバイスを選択することを決定し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信し得る。いくつかの実施形態において、第3の無線通信デバイスは、RSRP測定値および構成された平均RSRP閾値に従って、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信し得る。いくつかの実施形態において、第3の無線通信デバイスは、閾値、RSRP測定値、および第1の無線通信デバイスと第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値に従って、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信し得る。いくつかの実施形態において、第3の無線通信デバイスは、RSRP測定値および第1の閾値、および第1の無線通信デバイスと第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値、および第2の閾値に従って、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける失敗を決定し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、リンクの失敗のタイプの指示を送信し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける劣化が閾値を超えることを決定し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、リンクのリンク品質情報を送信し得る。
少なくとも1つの側面は、システム、方法、装置、またはコンピュータ読み取り可能な媒体を対象とする。第2の無線通信デバイスの近くの第1の無線通信デバイスが、中継デバイスの選択のために使用されるべき情報を送信し得る。第2の無線通信デバイスは、中継デバイスとしての第1の無線通信デバイスと無線で接続すべきかどうかを決定させられ得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、中継デバイスとして無線で接続すべき少なくとも1つの無線通信デバイスの指示を受信することを含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、指示に従って、中継デバイスとして無線で接続すべき第1の無線通信デバイスを選択することを決定することを含み得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードに、サポートされる少なくとも1つの中継タイプを送信し、少なくとも1つの中継タイプは、層2中継または層3中継のうちの少なくとも1つを備え得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードに、サポートされる少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上に関する選好を送信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上で第1の無線通信デバイスを構成するための構成を受信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、第1の無線通信デバイスが構成されている少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を送信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスから、好ましい中継タイプまたはサポートされる中継タイプの指示を受信し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、情報を送信し得る。情報は、第1の無線通信デバイスが構成されている少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスがサポートする1つ以上の中継タイプに従って、かつ第1の無線通信デバイスが構成されている少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示に従って、中継デバイスとして無線で接続すべき第1の無線通信デバイスを選択することを決定させられ得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードに、第1の無線通信デバイスが構成されている周波数リストを送信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、第1の無線通信デバイスを構成するための着目周波数リストを受信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、着目周波数リストを送信し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、情報を送信し得る。情報は、着目周波数リストを含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、着目周波数リストに従って、無線で接続するための第1の無線通信デバイスを選択することを決定させられ得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、中継デバイスとして無線通信デバイスを選択させられ得、無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスの着目周波数と共通するそれらの最大数を有するか、または、最も高いサービスの質(QoS)または優先順位を有する第2の無線通信デバイスのサービス宛先識別子において標的とされている着目周波数と共通するそれらの最大数を有する。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を受信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、優先順位情報を送信し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、情報を送信し得る。情報は、第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、優先順位情報に従って、無線で接続するための第1の無線通信デバイスを選択することを決定させられ得、第1の無線通信デバイスは、候補中継デバイスの中で最も高い優先順位を有する。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、トラフィックを中継するための第1の無線通信デバイスによってサポートされるサービスの質(QoS)についての情報を受信し得る。情報は、ホワイトQoSフロー識別子(QFI)リスト、ブラックQFIリスト、またはデフォルト優先順位閾値のうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、トラフィックを中継するための第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての情報を送信し得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスから、情報を受信し得る。情報は、トラフィックを中継するための第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての情報を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、無線で接続するための第1の無線通信デバイスを選択することを決定させられ得、選択することは、第1の無線通信デバイスがホワイトQFIリストによってサポートされるまたはブラックQFIリストによって除外される中継トラフィックの少なくとも1つのQoSプロファイルを有することに従うか、または、第1の無線通信デバイスがデフォルト優先順位閾値を満足させる優先順位値を有すことに従う。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードに、第1の無線通信デバイスの補助情報を送信し得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、ネットワーク中継モードにおいて中継デバイスと直接接続すべきかどうかを決定し得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、情報を受信し得る。情報は、少なくとも第1の無線通信デバイスの補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、候補中継デバイスの1つ以上の識別子に従って、中継デバイスとして無線で接続すべき第1の無線通信デバイスを選択することを決定し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信ノードと通信し得る。第1の無線通信は、第2の無線通信ノードに、第1の無線通信ノードのXnまたはX2インターフェースを用いて、第1の無線通信デバイスの補助情報を送信し得る。
いくつかの実施形態において、ネットワーク解放メッセージにおける第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、情報を受信し得る。情報は、少なくとも第1の無線通信デバイスの補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、候補中継デバイスの1つ以上の識別子に従って、中継デバイスとして無線で接続すべき第1の無線通信デバイスを選択することを決定し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信し得る。いくつかの実施形態において、第3の無線通信デバイスは、RSRP測定値および構成された平均RSRP閾値に従って、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定させられ得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信し得る。いくつかの実施形態において、第3の無線通信デバイスは、閾値、RSRP測定値、および第1の無線通信デバイスと第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値に従って、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定させられ得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信し得る。いくつかの実施形態において、第3の無線通信デバイスは、RSRP測定値および第1の閾値、および第1の無線通信デバイスと第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値、および第2の閾値に従って、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定させられ得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける失敗を決定し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、リンクの失敗のタイプの指示を送信し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、閾値を超える、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける劣化を決定し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、リンクのリンク品質情報を送信し得る。
少なくとも1つの側面は、システム、方法、装置、またはコンピュータ読み取り可能な媒体を対象とする。無線通信ノードが、第1の無線通信デバイスの近くの第2の無線通信デバイスに、中継デバイスの選択のために使用されるべき情報を送信し得る。第2の無線通信デバイスは、中継デバイスとしての第1の無線通信デバイスと無線で接続すべきかどうかを決定させられ得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、中継デバイスとして無線で接続すべき少なくとも1つの無線通信デバイスの指示を受信することを含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、指示に従って、中継デバイスとして無線で接続すべき第1の無線通信デバイスを選択することを決定することを含み得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードに、サポートされる少なくとも1つの中継タイプを送信し、少なくとも1つの中継タイプは、層2中継または層3中継のうちの少なくとも1つを備え得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードに、サポートされる少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上に関する選好を送信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上で第1の無線通信デバイスを構成するための構成を受信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、第1の無線通信デバイスが構成されている少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を送信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスから、好ましい中継タイプまたはサポートされる中継タイプの指示を受信し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、情報を送信し得る。情報は、第1の無線通信デバイスが構成されている少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスがサポートする1つ以上の中継タイプに従って、かつ第1の無線通信デバイスが構成されている少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示に従って、中継デバイスとして無線で接続すべき第1の無線通信デバイスを選択することを決定させられ得る。
いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、第1の無線通信デバイスから、第1の無線通信デバイスが構成されている周波数リストを受信し得る。いくつかの実施形態において、無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスに、第1の無線通信デバイスを構成するための着目周波数リストを送信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、着目周波数リストを送信させられ得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、情報を送信し得る。情報は、着目周波数リストを含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、着目周波数リストに従って、無線で接続するための第1の無線通信デバイスを選択することを決定させられ得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、中継デバイスとして無線通信デバイスを選択させられ得、無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスの着目周波数と共通するそれらの最大数を有するか、または、最も高いサービスの質(QoS)または優先順位を有する第2の無線通信デバイスのサービス宛先識別子において標的とされている着目周波数と共通するそれらの最大数を有する。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を受信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、優先順位情報を送信し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、情報を送信し得る。情報は、第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、優先順位情報に従って、無線で接続するための第1の無線通信デバイスを選択することを決定させられ得、第1の無線通信デバイスは、候補中継デバイスの中で最も高い優先順位を有する。
いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、第1の無線通信デバイスに、トラフィックを中継するための第1の無線通信デバイスによってサポートされるサービスの質(QoS)についての情報を送信し得る。情報は、ホワイトQoSフロー識別子(QFI)リスト、ブラックQFIリスト、またはデフォルト優先順位閾値のうちの少なくとも1つを含み得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに、トラフィックを中継するための第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての情報を送信させられ得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスから、情報を受信し得る。情報は、トラフィックを中継するための第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての情報を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、無線で接続するための第1の無線通信デバイスを選択することを決定させられ得、選択することは、第1の無線通信デバイスがホワイトQFIリストによってサポートされるまたはブラックQFIリストによって除外される中継トラフィックの少なくとも1つのQoSプロファイルを有することに従うか、または、第1の無線通信デバイスがデフォルト優先順位閾値を満足させる優先順位値を有すことに従う。
いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、第1の無線通信デバイスから、第1の無線通信デバイスの補助情報を受信し得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、ネットワーク中継モードにおいて中継デバイスと直接接続すべきかどうかを決定し得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、情報を受信し得る。情報は、少なくとも第1の無線通信デバイスの補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、候補中継デバイスの1つ以上の識別子に従って、中継デバイスとして無線で接続すべき第1の無線通信デバイスを選択することを決定し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信ノードと通信し得る。第1の無線通信は、第2の無線通信ノードに、第1の無線通信ノードのXnまたはX2インターフェースを用いて、第1の無線通信デバイスの補助情報を送信し得る。
いくつかの実施形態において、ネットワーク解放メッセージにおける第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、情報を受信し得る。情報は、少なくとも第1の無線通信デバイスの補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を含み得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、候補中継デバイスの1つ以上の識別子に従って、中継デバイスとして無線で接続すべき第1の無線通信デバイスを選択することを決定し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信し得る。いくつかの実施形態において、第3の無線通信デバイスは、RSRP測定値および構成された平均RSRP閾値に従って、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定させられ得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信し得る。いくつかの実施形態において、第3の無線通信デバイスは、閾値、RSRP測定値、および第1の無線通信デバイスと第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値に従って、候補中継デバイスとして候補中継デバイスを含むかどうかを決定させられ得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信し得る。いくつかの実施形態において、第3の無線通信デバイスは、RSRP測定値および第1の閾値、および第1の無線通信デバイスと第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値、および第2の閾値に従って、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定させられ得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける失敗を決定し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、リンクの失敗のタイプの指示を送信し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける劣化が閾値を超えていることを決定し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、リンクのリンク品質情報を送信し得る。
本解決策の種々の例示的実施形態は、以下の図または図面を参照して下記に詳細に説明される。図面は、例証目的のためだけに提供され、単に、本解決策の読者の理解を促進するための本解決策の例示的実施形態を描写する。したがって、図面は、本解決策の範疇、範囲、または可用性の限定と見なされるべきではない。明確にするため、かつ例証の容易性のため、これらの図面は、必ずしも、正確な縮尺で描かれていないことに留意されたい。
図1は、本開示のある実施形態による本明細書に開示される技法が実装され得る例示的セルラー通信ネットワークを図示する。 図2は、本開示のいくつかの実施形態による例示的基地局およびユーザ機器デバイスのブロック図を図示する。 図3は、例証的実施形態によるサイドリンクおよび中継サービスに関する例示的環境のブロック図を図示する。 図4は、例証的実施形態による中継サービスを構成するために、中継タイプ構成を通信するためのシステムに関する例示的プロシージャのシーケンス略図を図示する。 図5は、例証的実施形態による中継サービスを構成するために、周波数リストを通信するためのシステムに関する例示的プロシージャのシーケンス略図を図示する。 図6は、例証的実施形態による中継サービスを構成するために、基準信号受信電力(RSRP)測定値を使用するためのシステムに関する例示的プロシージャのシーケンス略図を図示する。 図7は、例証的実施形態による中継補助情報に基づいて中継モードを切り替えるためのシステムに関する例示的プロシージャのシーケンス略図を図示する。 図8は、例証的実施形態による中継サービスにハンドオフすることによって負荷バランシングを実施するシステムのブロック図を図示する。 図9は、例証的実施形態による中継サービスにハンドオフすることによる負荷バランシングのためのシステムに関する例示的プロシージャのシーケンス略図を図示する。 図10は、例証的実施形態による中継サービスに関する例示的方法のフロー図を図示する。
本解決策の種々の例示的実施形態は、当業者が本解決策を作製および使用することを可能にするために、付随の図を参照して下記に説明される。当業者に明白であろうように、本開示を熟読後、本明細書に説明される例の種々の変更または修正が、本解決策の範囲から逸脱することなく、行われることができる。したがって、本解決策は、本明細書に説明および図示される例示的実施形態および用途に限定されない。加えて、本明細書に開示される方法におけるステップの具体的順序または階層は、単に、例示的アプローチである。設計選好に基づいて、開示される方法またはプロセスのステップの具体的順序または階層は、本解決策の範囲内に留まったまま、並べ替えられることができる。したがって、当業者は、本明細書に開示される方法および技法が、種々のステップまたは行為をサンプル順序において提示し、本解決策が、明示的にそうではないことが述べられない限り、提示される具体的順序または階層に限定されないことを理解するであろう。
以下の頭字語は、本開示全体を通して使用される。
(1. モバイル通信技術および環境)
図1は、本開示の実施形態による本明細書に開示される技法が実装され得る例示的無線通信ネットワークおよび/またはシステム100を図示する。以下の議論では、無線通信ネットワーク100は、セルラーネットワークまたは狭帯域モノのインターネット(NE-IoT)ネットワーク等の任意の無線ネットワークであり得、本明細書では「ネットワーク100」と称される。そのような例示的ネットワーク100は、基地局102(以降、「BS102」、無線通信ノードとも称される)と、通信リンク110(例えば、無線通信チャネル)を用いて互いに通信し得るユーザ機器デバイス104(以降、「UE104」、無線通信デバイスとも称される)と、地理的エリア101にオーバーレイする、セル126、130、132、134、136、138、および140のクラスタとを含む。図1では、BS102およびUE104は、セル126のそれぞれの地理的境界内に含まれる。他のセル130、132、134、136、138、および140の各々は、少なくとも1つの基地局を含み得、基地局は、その配分された帯域幅で動作し、適正な無線サービスエリアをその意図されるユーザに提供する。
例えば、BS102は、配分されたチャネル伝送帯域幅で動作し、適正なサービスエリアをUE104に提供し得る。BS102およびUE104は、それぞれ、ダウンリンク無線フレーム118およびアップリンク無線フレーム124を用いて通信し得る。各無線フレーム118/124は、サブフレーム120/127にさらに分割され得、サブフレームは、データシンボル122/128を含み得る。本開示では、BS102およびUE104は、概して、本明細書に開示される方法を実践し得る「通信ノード」の非限定的例として本明細書に説明される。そのような通信ノードは、本解決策の種々の実施形態によると、無線および/または有線通信することが可能であり得る。
図2は、本解決策のいくつかの実施形態による無線通信信号(例えば、OFDM/OFDMA信号)を伝送および受信するための例示的無線通信システム200のブロック図を図示する。システム200は、本明細書に詳細に説明される必要はない公知または従来の動作特徴をサポートするように構成されたコンポーネントおよび要素を含み得る。一例証的実施形態において、システム200は、上で説明されるように、図1の無線通信環境100等の無線通信環境内でデータシンボルを通信(例えば、伝送および受信)するために使用されることができる。
システム200は、概して、基地局202(以降、「BS202」)と、ユーザ機器デバイス204(以降、「UE204」)とを含む。BS202は、BS(基地局)送受信機モジュール210と、BSアンテナ212と、BSプロセッサモジュール214と、BSメモリモジュール216と、ネットワーク通信モジュール218とを含み、各モジュールは、必要に応じて、データ通信バス220を介して、互いに結合および相互接続される。UE204は、UE(ユーザ機器)送受信機モジュール230と、UEアンテナ232と、UEメモリモジュール234と、UEプロセッサモジュール236とを含み、各モジュールは、必要に応じて、データ通信バス240を介して、互いに結合および相互接続される。BS202は、任意の無線チャネルまたは本明細書に説明されるようなデータの伝送のために好適な他の媒体であり得る通信チャネル250を用いてUE204と通信する。
当業者によって理解されるであろうように、システム200は、図2に示されるモジュール以外の任意の数のモジュールをさらに含み得る。当業者は、本明細書に開示される実施形態に関連して説明される種々の例証的ブロック、モジュール、回路、および処理論理が、ハードウェア、コンピュータ読み取り可能なソフトウェア、ファームウェア、または任意の実践的それらの組み合わせにおいて実装され得ることを理解するであろう。ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアのこの可換性および互換性を明確に例証示するために、種々の例証的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概して、その機能性の観点から説明される。そのような機能性が、ハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとして実装されるかどうかは、特定の用途および全体的システム上に課される設計制約に依存し得る。本明細書に説明される概念に精通する者は、そのような機能性を特定の用途毎に好適な様式で実装し得るが、そのような実装決定は、本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
いくつかの実施形態によると、UE送受信機230は、本明細書では、各々がアンテナ232に結合される回路を備えた無線周波数(RF)送信機およびRF受信機を含む「アップリンク」送受信機230と称され得る。デュプレックススイッチ(図示せず)が、代替として、時間デュプレックス方式において、アップリンク送信機または受信機をアップリンクアンテナに結合し得る。同様に、いくつかの実施形態によると、BS送受信機210は、本明細書では、各々がアンテナ212に結合される回路を備えているRF送信機およびRF受信機を含む「ダウンリンク」送受信機210と称され得る。ダウンリンクデュプレックススイッチは、代替として、時間デュプレックス方式において、ダウンリンク送信機または受信機をダウンリンクアンテナ212に結合し得る。2つの送受信機モジュール210および230の動作は、アップリンク受信機回路が無線伝送リンク250を介した伝送の受信のためにアップリンクアンテナ232に結合されると同時に、ダウンリンク送信機がダウンリンクアンテナ212に結合されるように、時間的に調整され得る。逆に言えば、2つの送受信機210および230の動作は、ダウンリンク受信機が無線伝送リンク250を介した伝送の受信のためにダウンリンクアンテナ212に結合されると同時にアップリンク伝送機がアップリンクアンテナ232に結合されるように、時間的に調整され得る。いくつかの実施形態において、デュプレックス方向における変化間に最小の保護時間を伴う近接時間同期が、存在する。
UE送受信機230および基地局送受信機210は、無線データ通信リンク250を用いて通信し、特定の無線通信プロトコルおよび変調スキームをサポートし得る好適に構成されたRFアンテナ配置212/232と協働するように構成される。いくつかの例証的実施形態において、UE送受信機210および基地局送受信機210は、ロングタームエボリューション(LTE)および新しい5G規格等の産業規格をサポートするように構成される。しかしながら、本開示は、必ずしも、特定の規格および関連付けられるプロトコルに用途が限定されないことを理解されたい。むしろ、UE送受信機230および基地局送受信機210は、将来的規格またはその変形例を含む代替または追加の無線データ通信プロトコルをサポートするように構成され得る。
種々の実施形態によると、BS202は、例えば、進化型ノードB(eNB)、サービングeNB、標的eNB、フェムトステーション、またはピコステーションであり得る。いくつかの実施形態において、UE204は、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、タブレット、ラップトップコンピュータ、ウェアラブルコンピューティングデバイス等の種々のタイプのユーザデバイスにおいて具現化され得る。プロセッサモジュール214および236は、本明細書に説明される機能を実施するように設計される、汎用プロセッサ、コンテンツアドレス可能メモリ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、任意の好適なプログラマブル論理デバイス、別々のゲートまたはトランジスタ論理、別々のハードウェアコンポーネント、または任意のそれらの組み合わせを用いて実装または実現され得る。このように、プロセッサは、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機械、または同等物として実現され得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、デジタル信号プロセッサおよびマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサコアと併せた1つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成の組み合わせとしても実装され得る。
さらに、本明細書に開示される実施形態と関連して説明される方法またはアルゴリズムのステップは、直接、それぞれ、プロセッサモジュール214および236によって実行されるハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、または任意の実践的それらの組み合わせにおいて具現化され得る。メモリモジュール216および234は、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野において公知の任意の他の形態の記憶媒体として実現され得る。この点において、メモリモジュール216および234は、それぞれ、プロセッサモジュール210および230が、それぞれ、メモリモジュール216および234から情報を読み取り、それらに情報を書き込み得るように、プロセッサモジュール210および230に結合され得る。さらに、メモリモジュール216および234は、それらのそれぞれのプロセッサモジュール210および230の中に統合され得る。いくつかの実施形態において、メモリモジュール216および234の各々は、それぞれ、プロセッサモジュール210および230によって実行される命令の実行中に一時的変数または他の中間情報を記憶するために、キャッシュメモリを含み得る。メモリモジュール216および234の各々も、それぞれ、プロセッサモジュール210および230によって実行されるための命令を記憶するために、不揮発性メモリを含み得る。
ネットワーク通信モジュール218は、概して、基地局202のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、処理論理、および/または他のコンポーネントを表し、それらは、基地局送受信機210と、基地局202と通信するように構成された他のネットワークコンポーネントおよび通信ノードとの間の双方向通信を可能にする。例えば、ネットワーク通信モジュール218は、インターネットまたはWiMAXトラフィックをサポートするように構成され得る。典型的展開では、限定ではないが、ネットワーク通信モジュール218は、基地局送受信機210が従来のイーサネット(登録商標)ベースのコンピュータネットワークと通信し得るように、802.3イーサネット(登録商標)インターフェースを提供する。このように、ネットワーク通信モジュール218は、コンピュータネットワーク(例えば、移動交換局(MSC))への接続のための物理インターフェースを含み得る。規定された動作または機能に対する用語「~のために構成される(configured for)」、「~のように構成される(configured to)」、およびその活用形は、本明細書で使用されるように、規定された動作または機能を実施するように物理に構築され、プログラムされ、フォーマット化され、および/または配置されるデバイス、コンポーネント、回路、構造、機械、信号等を指す。
開放型システム間相互接続(OSI)モデル(本明細書では、「開放型システム間相互接続モデル」と称される)は、他のシステムと相互接続および通信するように開放されたシステム(例えば、無線通信デバイス、無線通信ノード)によって使用されるネットワーク通信を定義する概念的および論理的レイアウトである。モデルは、それらの各々が、その上方および下方の層に提供されるサービスの概念的集合を表す7つサブコンポーネントまたは層に分けられる。OSIモデルはまた、論理的ネットワークを定義し、異なる層プロトコルを使用することによって、コンピュータパケット転送を効果的に説明する。OSIモデルは、7層OSIモデルまたは7層モデルとも称され得る。いくつかの実施形態において、第1の層が、物理層であり得る。いくつかの実施形態において、第2の層が、媒体アクセス制御(MAC)層であり得る。いくつかの実施形態において、第3の層が、無線リンク制御(RLC)層であり得る。いくつかの実施形態において、第4の層が、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)層であり得る。いくつかの実施形態において、第5の層が、無線リソース制御(RRC)層であり得る。いくつかの実施形態において、第6の層が、非アクセス層(NAS)層またはインターネットプロトコル(IP)層であり、第7の層が、他の層であり得る。
(2. 中継サービスのためのシステムおよび方法)
次世代通信における技術的課題のうちの1つは、中継UEの選択を実施する遠隔UE(例えば、UE104)と、中継UE発見および通信を実施するように遠隔UEをトリガするための条件とを伴い得る。無線通信の分野では、スマート端末およびモバイルインターネットアプリケーションの急速な発展に伴って、ユーザ体験、高速、および大データ量に関するますます高い要件が存在し得る。データ転送ノードセンターとして基地局を伴うセルラーネットワークは、高データレートおよび近接サービスサポートの観点から、限界を有し得る。
この需要を考慮することにおいて、サイドリンク通信技術が、実装され得る。技術は、ProSe技術とも称され得る。サイドリンク技術の適用は、セルラーネットワーク上の負担を低減させ、UEのバッテリ電力消費を低減させ、データレートを増加させ、かつネットワークインフラストラクチャのロバスト性を改良し、その間ずっと、前述の高データレートサービスおよび近接サービスの要件を満足させることができる。
サイドリンク技術は、(1)サイドリンク発見技術と、(2)サイドリンク通信技術とを含み得る。サイドリンク発見技術は、(例えば、サイドリンク直接通信の範囲内の)2つ以上のサイドリンクUEの近接を決定するためのプロセス、または、第1のUEが第2のUEに隣接していることを決定するためのプロセスを含み得る。一般に、サイドリンクUEは、発見信号または情報を送信または受信することによって、互いに発見することができる。セルラーネットワークのサービスエリアの下で、ネットワークは、サイドリンク発見において、サイドリンクUEを補助することができる。加えて、サイドリンク通信技術は、ネットワークインフラストラクチャを経ずに直接通信し得るサイドリンクUE間のデータの通信の一部または全てにおける技術を含み得る。サイドリンク技術は、ライセンスまたは非ライセンス周波数帯域内で機能することができ、ネットワークサービスエリアを伴って、または伴わず、複数のUEがサイドリンク機能をサポートし、直接発見または直接通信を実施することを可能にする。
ここで図3を参照すると、サイドリンクおよび中継サービスに関するシステムまたは環境300のブロック図が、描写される。描写されるように、環境300は、少なくとも1つのネットワークノード310(例えば、BS102)と、1つ以上のUE320A-G(例えば、UE104)(概して、UE320と称される)とを含み得る。ネットワークノード310は、サービスを維持し得、または、そうでなければ、少なくとも1つのネットワーク315を提供し得る。ネットワーク315は、一部のUEを対象にし、他のUEを対象にしないこともある。環境300のためのサイドリンク技術に関する3つのユースケース305A-Cが、存在し得る。
ユースケース305Aのもとで、UE320AおよびUE320Bは、ネットワークノード310のセルラーネットワーク315のサービスエリアの下で、サイドリンク発見または通信を実施し得る。ユーザプレーンデータは、ネットワークインフラストラクチャを通過しないこともある。このユースケース305Aは、以下の2つのブランチをさらに含み得る:(a)サイドリンク発見、および、(b)サイドリンク通信。発見のもとで、ブランチは、制限のないサイドリンク発見と、制限されたサイドリンク発見とにさらに分割され得る。通信のもとで、ブランチは、サイドリンクブロードキャスト通信と、サイドリンクマルチキャスト通信と、サイドリンクユニキャスト通信とにさらに分割され得る。
ユースケース305Bのもとでは、弱い対象とされないエリア(例えば、ネットワーク315外)におけるUEからネットワークへの中継伝送は、不良な信号品質を伴うUE320Dが、ネットワークサービスエリアを伴うすぐ近くのUE320Cを通して、ネットワークと通信することを可能にし得る。これは、オペレータが、サービスエリアを拡大し、容量を増加させることに役立ち得る。
ユースケース305Cのもとでは、UE320E-G間のマルチホップ通信(UEからUEへの中継)が、可能にされ得る。例えば、地震または緊急の場合、セルラーネットワーク315は、通常、機能することができないか、または、そうでなければ、UE320E-Gに到達することができないこともある。この場合、通信は、制御プレーンおよびUE320E-G間で行われ得る。ワンホップまたはマルチホップデータ通信は、ネットワークインフラストラクチャ(例えば、ネットワークノード310またはネットワーク315)を経ずには機能しないこともある。
全てのユースケース320A-Cでは、サイドリンク通信が、サービス連続性を維持し得る。UE320が移動すると、サイドリンク通信におけるUE320間の相対的距離は、変化し得る。もはやサイドリンク通信に好適ではなくなり得るか、または、UE320は、ネットワークサービスエリア315が存在する場所に戻り得る。結果として、サイドリンクを通してデータを中継する必要がなくなり得る。加えて、互いに通信する2つのUE320が、それらが互いに近いことを見出す。
セルラーネットワーク315への負荷を低減させ、伝送遅延を低減させるために、データ通信は、セルラーからサイドリンクに切り替えられ得る。これらの場合、サイドリンク経路とセルラー経路との間で、サイドリンクUEの間のトラフィックを切り替えることが、検討され得る。サービスフロー切り替えのプロセスでは、サービス連続性を確実にすることが、維持されるべきであり、通信の品質の劣化が、回避されるべきである。
UEからネットワークへの中継およびUEからUEへの中継シナリオの通常動作を確実にするために、中継UE320は、UE320が中継サービス伝送を実施できるかどうかを決定するために、明確な基地局命令を使用し得る。遠隔UE320に関して、遠隔UE320は、下記の本明細書で詳述されるプロシージャに従って中継データを伝送するために、好適な中継UE3320を選択し得る。本開示全体を通して、用語「第1のUE320A」は、中継UEを指し得、用語「第2のUE320B」は、遠隔UE1を指し得、用語「第3のUE320C」は、別の遠隔UE2を指し得る。
(A. 中継サービスを構成するための中継タイプ構成)
ここで図4を参照すると、第1のUE320Aと第2のUE320Bとの間で中継サービスを構成するための中継タイプ構成を通信するためのシステム300に関するプロシージャ400のシーケンス略図が、描写される。プロシージャ400のもとで、第1のUE320Aは、ネットワーク315のサービスエリア内にあり得、無線リソース制御(RRC)接続モードにあり得る。第2のUE320Bは、ネットワーク315のサービスエリア内またはサービスエリア外にあり得、第2のUE320bは、RRC接続モードまたはRRC非アクティブモードまたはRRCアイドルモードにあり得る。
第1のUE320Aが、第2のUE320Bに中継タイプ指示をブロードキャストする前、第1のUE320Aは、サポートされる中継タイプ情報を(UE能力情報として)ネットワークノード310に向かって報告し得る(405)。ネットワークがその中継タイプで第1のUE320Aを構成することに先立って、第1のUE320Aは、中継タイプの使用上の選好もネットワークノード310に向かって示し得る(410)。指示は、第1のUE320Aが後の中継サービス(例えば、層2中継および層3中継)の中で使用することを好む中継タイプを識別し得る。ネットワークノード310は、中継タイプ構成を返し得る(415)。第1のUE320Aが、2つ以上の中継タイプ(例えば、層2中継および層3中継の両方)をサポートする場合、ネットワークノード310は、1つ以上の中継タイプ(例えば、層2中継および層3中継)を使用するように、第1のUE320Aをさらに構成し得る。
第1のUE320Aは、次に、中継タイプ指示をブロードキャストし得る(420)。指示は、第1のUE320Aが層2中継または層3中継をサポートするかどうかを識別し得る。指示は、発見メッセージまたは直接通信要求メッセージ内で搬送され得る。第2のUE320Bは、最も適切な第1のUE320Aを選択し得る。選択は、第2のUE320Bの現在サポートされている中継タイプと、発見メッセージまたは直接通信要求メッセージにおいてブロードキャストされた受信された中継タイプとに従い得る。いくつかの実施形態において、第2のUE320Bが、PC5-RRC/PC5-S接続設定をトリガするとき、第2のUE320Bは、第1のUE320Aに向かってその好ましい中継タイプまたはサポートされる中継タイプを示すことができる(第1のUE320Aが、複数の中継タイプをサポートすることができる場合)。
(B. 中継UEを識別するための周波数リスト)
ここで図5を参照すると、第1のUE320Aと第2のUE320Bとの間の中継サービスにおいて使用するために、周波数リストを通信するためのシステム300に関するプロシージャ500のシーケンス略図が、描写される。プロシージャ500のもとで、第1のUE320Aは、ネットワーク315のサービスエリア内にあり得、RRC接続モードにあり得る。第2のUE320Bは、ネットワーク315のサービスエリア内またはサービスエリア外にあり得、RRC接続モード、RRC非アクティブモード、またはRRCアイドルモードにあり得る。
第1のUE320Aは、周波数リストで事前に構成され得る。周波数リストは、異なるサービスコード、または宛先ID、または第1のUE320AのUE IDに関連付けられ得る。第1のUE320Aは、事前に構成された周波数リストをネットワークノード310に報告し得る(505)。いくつかの実施形態において、報告された周波数リストは、サービスコードまたは宛先ID、または第1のUE320AのUE IDに関連付けられ得る。第1のUE320Aが事前に構成された周波数リストをネットワークノード310に報告した後、ネットワークノード310が、着目周波数リストを構成し、送信することができる(510)。リストは、異なるサービスコード、宛先ID、またはUE IDに関連付けられ得る。着目周波数リストは、事前に構成された周波数リストの中で選択され得る。
併せて、第2のUE320Bが、サービスエリア内にあり、RRC接続モードにある場合、第2のUE320Bも、ネットワークノード310に向かって事前に構成された周波数リストを報告し得る(515)。第2のUE320Bも、ネットワークノード310からの着目周波数リストで構成され得る((520)。他方では、第2のUE320Bが、サービスエリア外にあり、RRCアイドルモードにある場合、第2のUE320Bは、事前に構成された周波数リストを使用することができる。ネットワークノード310から受信した後、第1のUE320Aは、着目周波数リストをブロードキャストし得る(525)。いくつかの実施形態において、着目周波数は、異なるサービスコード、宛先ID、またはUE IDに関連付けられ得る。ブロードキャストされた周波数リストは、発見メッセージにおいて、または直接通信要求メッセージにおいて搬送され得る。
第1のUE320Aのブロードキャストされた着目周波数リストを受信した後、第2のUE320Bは、最も適切な第1のUE320Aを選択するために、着目周波数リストを参照し得る(530)。選択することにおいて、第2のUE320Bは、第1のUE320Aの着目周波数リストと第2のUE320Bの着目周波数リストとの間の着目周波数の交点の数が可能な限り高い第1のUE320Aを識別し得る。いくつかの実施形態において、第2のUE320Bは、最も高いQoSまたはデフォルト優先順位を伴うそれ自身の現在のサービス宛先IDを決定し得る。第2のUE320Bは、このサービス宛先IDを標的とした着目周波数の最も多くの交点を有する第1のUE320Aを選択し得る。
(C. 中継UEを選択するための優先順位情報)
いくつかの実施形態において、優先順位情報は、中継サービスのためにUEを選択するために使用され得る。本このアプローチのもとで、第1のUE320Aは、ネットワーク315のサービスエリア内にあり得、かつRRC接続モードにあり得る。第2のUE320Bは、ネットワーク315のサービスエリア内またはサービスエリア外にあり得、かつRRC接続モード、RRC非アクティブモード、またはRRCアイドルモードにあり得る。ネットワークノード310は、異なる優先順位値を各中継UE(例えば、第1のUE320A)に割り当てること、または異なる優先順位値で各中継UEを構成することができる。例えば、値が小さくいほど、優先順位は、高くあり得る。逆に言えば、値が大きいほど、優先順位は、低くあり得る。優先順位値は、中継サービスを実施するための中継UEとして選定されるように、中継UEとしての役割を果たすための第1のUE320Aの能力を示し得る。優先順位値は、とりわけ、システム情報ブロック(SIB)またはRRC専用シグナリング、またはダウンリンク媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を通して、またはダウンリンク制御指示(DCI)内で構成され得る。
いくつかの実施形態において、第1のUE320Aに関する優先順位値の割り当て前、第1のUE320Aは、ネットワークノード310に条件情報を報告し得る。第1のUE320Aの条件情報は、とりわけ、以下のうちの1つ以上を含み得る:残りのバッテリ指示、PC5リンク接続の最大数、ホップ数(例えば、第1のUE320Aがネットワークノード310に接続するために使用する、ホップ(または接続UE)の数)、PC5リンクサービス優先順位、現在の既存のPC5リンク接続、現在の速度(例えば、データ伝送レート)、および、サイドリンク伝送リソースプール上のチャネルビジー率(CBR)測定値。
ネットワークノード310からの優先順位値構成の受信時、第1のUE320Aは、第2のUE320Bを含む他のUEに中継優先順位をブロードキャストまたは送信し得る。中継優先順位は、発見メッセージまたは直接通信要求または応答メッセージを通し得る。第1のUE320Aからの優先順位値のブロードキャストの受信後、第1のUEのPC5-RSRP測定結果が構成されたPC5-RSRP閾値より高い場合、第2のUE320Bは、優先順位値に従って、最も高い優先順位を与えられたUE(例えば、第1のUE320A)を選択することができる。
(D. 中継サービスのためのUEをチェックするためのQoS情報)
いくつかの実施形態において、サービスの質(QoS)情報は、中継サービスのためにUEを選択するように、使用され得る。本このアプローチのもとでは、第1のUE320Aは、ネットワーク315のサービスエリア内にあり、かつRRC接続モードにあり得る。第2のUE320Bは、ネットワーク315のサービスエリア内またはサービスエリア外にあり得、かつRRC接続モード、RRC非アクティブモード、またはRRCアイドルモードにあり得る。ネットワークノード310は、QoS指示で第1のUE320Aを構成することができる。いくつかの実施形態において、QoS指示は、ホワイトQoSフロー識別子(QFI)リストであり得る。リストは、第1のUE320Aが、各QFIに関連付けられているそのようなQoSプロファイルを伴う中継サービストラフィックをサポートし得ることを示し得る。いくつかの実施形態において、QoS指示は、ブラックQFIリストであり得る。リストは、第1のUE320Aが、各QFIに関連付けられているそのようなQoSプロファイルを伴う中継サービストラフィックをサポートできないことを示し得る。いくつかの実施形態において、QoS指示は、中継サービストラフィックのためのUEを選択すべき優先順位値を定義するデフォルト優先順位閾値であり得る。構成されたデフォルト優先順位閾値を上回る(またはそれより低い)デフォルト優先順位値が、第1のUE320Aによって中継サービストラフィックのためにサポートされ得る。
QoS指示は、QoSプロファイル、QoSフロー識別子、デフォルト優先順位値であり得る。QoS指示は、とりわけ、SIB、RRCメッセージ、ダウンリンクMAC CE、またはDCIを通して、構成され得る。ネットワークノード310が、QoS指示で第1のUE320Aを構成した後、第1のUE320Aは、QoS指示をブロードキャストし得る。QoS指示は、発見メッセージまたは直接通信要求メッセージ内でブロードキャストされ得る。ブロードキャストQoS指示の受信後、第2のUE320Bは、第1のUE320Aが選択されることができるかどうかをチェックするために、第2のUE320Bに関する現在のサービスのQoSプロファイルを第1のUE320AからのQoS指示と比較し得る。
(E. 中継サービスを選択するための基準信号受信電力(RSRP)測定値)
ここで図6を参照すると、RSRP測定値を使用して、中継サービスのためのUEを選択するためのシステム300に関するプロシージャ600のシーケンス略図が、描写される。UEからUEへの中継シナリオに関して、第1のUE320Aは、ネットワーク315のサービスエリア内またはサービスエリア外にあり得、かつRRC接続モード、RRC非アクティブモード、またはRRCアイドルモードにあり得る。第2のUE320Bは、ネットワーク315のサービスエリア内またはサービスエリア外にあり得、かつRRC接続モード、RRC非アクティブモード、またはRRCアイドルモードにあり得る。第3のUE320Cは、ネットワーク315のサービスエリア内またはサービスエリア外にあり得、かつRRC接続モード、RRC非アクティブモード、またはRRCアイドルモードにあり得る。第1のUE320Aおよび第2のUE320Bは、PC5-S/PC5-RRC接続をすでに設定しており、第3のUE320Cは、中継UE選択を実施している。
第1のUE320Aは、第1のUE320Aと第2のUE320Bとの間のリンクに関するそのRSRP測定値を第3のUE320Cに報告し得る(605)。報告は、発見メッセージまたは直接通信要求メッセージ内で行われ得る。報告は、サイドリンクRRCメッセージ、MAC CE、または選択的制御情報(SCI)に従い得る。第3のUE320Cが、中継UE選択を実施するとき、第3のUE320Cは、第3のUE320Cと第1のUE320Aとの間のリンクの測定を行い得る。第3のUE320Cは、中継UE選択に関する2つのリンクのRSRP測定結果全体を検討し得る。第3のUE320Cは、RSRP測定を行うために、異なる技法を使用し得る。
いくつかの実施形態において、平均RSRP閾値610が、第3のUE320Cに接続されたネットワークノード310によって構成され得るか、または、事前に構成され得る。第1のUE320Aから、第1のUE320Aと第2のUE320Bとの間のリンクに関するRSRP測定報告の受信後、第3のUE320Cは、以下の計算を実施し得る。
第3のUE320Cは、次いで、平均RSRP測定結果を構成された平均RSRP閾値610と比較し得る。平均RSRP測定結果が、構成された平均RSRP閾値610より高い場合、第3のUE320Cは、候補選択的中継UEとして、第1のUE320Aを含み得る。他の測定値を比較すると、第3のUE320Cは、候補UEから最も高い測定UE(例えば、第1のUE320A)を選択し得る(625)。
いくつかの実施形態において、RSRP閾値615が、第3のUE320Cに接続された接続ネットワークノード310によって、決定または構成され得るか、または、事前に構成され得る(RSRP Threshとして示される)。第3のUE320Cは、第1のUE320Aから、第1のUE320Aと第2のUE320Bとの間のリンクに関するRSRP測定報告を受信し得る(RSPR meas1として示される)。加えて、第3のUE320Cは、第1のUE320Aと第3のUE320Cとの間のリンクに関するRSRPも測定し得る(RSRP meas2として示される)。第3のUE320Cは、RSRP meas1>=RSRP ThreshかつRSRP meas2>=RSRP Threshである場合のみ、第1のUE320Aを候補選択的中継UEとして見なし得る。最後に、第3のUE320Cは、中継UEの候補の中から、最も高いRSRP meas1または最も高いRSRP meas2を伴うUE(例えば、第1のUE320A)を選択し得る(625)。
いくつかの実施形態において、2つのRSRP閾値620Aおよび620Bが、第3のUE320Cに接続ネットワークノード310によって、決定または構成され得るか、または、事前に構成され得る(RSRP thresh1およびRSRP thresh2として示される)。第3のUE320Cは、第1のUE320Aから、第1のUE320Aと第2のUE320Bとの間のリンクに関するRSRP測定報告を受信し得る(RSRP meas1として示される)。さらに、第3のUE320Cは、第1のUE320Aと第3のUE320Cとの間のリンクに関するRSRPも測定し得る(RSRP meas2として示される)。第3のUE320Cは、RSRP meas1>=RSRP thresh1かつRSRP meas2>=RSRP thresh2である場合のみ、第1のUE320Aを候補選択的中継UEとして見なし得る。最後に、第3のUE320Cは、中継UEの候補の中から、最も高いRSRP meas1または最も高いRSRP meas2を伴うUE(例えば、第1のUE320A)を選択し得る(625)。
(F. 接続リンクにおける失敗に対する対策)
いくつかの実施形態において、UEは、接続リンクにおける失敗に対して対策するためのプロシージャを実施し得る。UEからUEへの中継シナリオに関して、第1のUE320Aは、ネットワーク315のサービスエリア内またはサービスエリア外にあり得、かつRRC接続モード、RRC非アクティブモード、またはRRCアイドルモードにあり得る。第2のUE320Bは、ネットワーク315のサービスエリア内またはサービスエリア外にあり得、かつRRC接続モード、RRC非アクティブモード、またはRRCアイドルモードにあり得る。第3のUE320Cは、ネットワーク315のサービスエリア内またはサービスエリア外にあり得、かつRRC接続モード、RRC非アクティブモード、またはRRCアイドルモードにあり得る。第1のUE320Aと第2のUE320Bとは、接続リンク(例えば、PC5-S/PC5-RRC接続)をすでに設定している。第3のUE320Cは、中継UE選択を実施しつつあり得る。
任意の数の理由に起因して、第1のUE320Aと第2のUE320Bとの間のリンク(リンク1として示される)が、接続失敗を有し得る。そのようなシナリオでは、第3のUE320Cが第2のUE320Bと通信することを望むであろうから、第1のUE320Aおよび第3のUE320Cに関して、PC5-RRC/PC5-Sリンク(リンク2として示される)を維持することは、無意味であり得る。リンク1が、失敗状況に陥った後、第1のUE320Aは、失敗タイプの指示(リンク1失敗として示される)を搬送するPC5-RRCまたはサイドリンクMAC CEを通して、リンク1失敗タイプ情報を第3のUE320Cに示し得る。いくつかの実施形態において、第3のUE320Cを識別する宛先IDは、リンク失敗指示内で搬送され得る。
第1のUE320Aは、(第1のUE320Aと第3のUE320Cとの間の)リンク2に関するリンク品質が構成された閾値より不良になりつつあることを検出すると、第1のUE320Aは、リンク品質情報を第2のUE320Bに送信し得る。リンク品質情報は、とりわけ、以下のうちの1つ以上を含み得る:PC5 RSRP測定結果;または、リンク2またはリンク2伝送リソースプールに関する測定CBR結果。いくつかの実施形態において、第1のUE320Aは、直接、第2のUE320Bが中継UE再選択を実施することを示し得る。
失敗タイプは、種々の理由に従って区別され得、例えば、: 無線リンク失敗(RLF)に起因するリンク1失敗、それは、リンク1がリンク品質が不良でありRLFをもたらしたことに起因して失敗したことを示す;サービス終了に起因するリンク1失敗、それは、リンク1が第2のUE320Bによる任意のサービス伝送がないことに起因して失敗したことを示す。第3のUE320Cは、第3のUE320Cがサービスエリア内にあり、かつRRC接続モードにある場合、第1のUE320Aから、リンク失敗指示を受信し得る。第3のUE320Cは、リンク2失敗情報をネットワークノードに報告し得る。報告は、失敗タイプを含み得る。
(G. ネットワーク中継モードの切り替え)
ここで図7を参照すると、中継UE補助情報を使用してネットワーク中継モードを切り替えるためのシステム300に関するプロシージャ700のシーケンス略図が、描写される。各第1のUE320A、320’A、320”A(概して、本明細書では、UE320Aと称される)は、ネットワーク315のサービスエリア内にあり得、かつRRC接続モードにあり得る。第2のUE320Bは、ネットワーク315のサービスエリア内にあり得、かつRRC接続モードにあり得る。
ネットワークノード310は、RSRP閾値で第2のUE320Bを構成するであろう(705)。RSRPは、UEがネットワークノード310への直接接続からネットワーク中継モードに切り替えるべきであるかどうかを決定するために、使用され得る。RSRP閾値は、異なるQoSプロファイル、デフォルト優先順位レベル、またはQFI(とりわけ、例えば、RSRP-優先順位閾値1およびRSRP-優先順位閾値2として)を使用して、構成され得る。
第2のUE320Bが構成されたRSRP閾値を受信した後、第2のUE320Bは、構成された閾値をそのRSRP測定結果と比較し、ネットワーク中継モードに切り替えるべきるかどうかを決定し得る(715)。RSRP閾値が、異なるQoSプロファイル、デフォルト優先順位レベル、またはQFIを用いて構成されている場合、第2のUE320Bは、現在のサービスまたは最も高いデフォルト優先順位レベルのQoSプロファイルを用いてRSRP閾値をチェックし得る。
決定が、セルラーインターフェース(Uu)モードからネットワーク中継モードに切り替えるべきであるとき、第2のUE320Bは、ネットワークノード310に、モード切り替え要求を送信し得る(715)。モード切り替え要求は、専用RRCシグナリング、アップリンクMAC CE、またはUCIを用いて送信され得る。いくつかの実施形態において、モード切り替え要求を受信すると、ネットワークノード310は、モード切り替え応答メッセージで応答し得る(720)。応答メッセージは、専用RRCシグナリング、ダウンリンクMAC CE、またはDCIを用いて送信され得る。
併せて、(また、サービスエリア内にあり、RRC接続モードにある)第1のUE320A(また、320’Aおよび320”A)は、その補助情報をネットワークノード310(725、725’、および725”)に報告し得る。第1のUE320Aの各々からの補助情報は、以下のうちの1つ以上を含み得る:残りのバッテリ指示、PC5リンク接続の最大数、ネットワークノード310に接続するためのホップ数(第1のUE320Aとネットワークノード320との間にあるネットワーク要素の数によって参照される)、PC5リンクサービス優先順位、現在の既存のPC5リンク接続、現在の速度、およびサイドリンク伝送リソースプール上のCBR測定。
続いて、ネットワークノード310は、第2のUE320Bに関して最も適切な第1のUE320Aをフィルタリングして選別し得る(730)。フィルタリングして選別することは、第1のUE320Aから補助情報を受信し、かつ第2のUE320Bからモード切り替え指示を受信した後、またはモード切り替え応答メッセージに応答した後、実施され得る。フィルタリングして選別されると、ネットワークノード310は、第1のUE320AのUE IDを第2のUE320Bに示し得る(735)。いくつかの実施形態において、ネットワークノード310は、適切な第1のUE320Aのグループをフィルタリングして選別し、第1のUE320AのUE IDリストのグループを第2のUE320Bに示し得る。いくつかの実施形態において、候補中継UE IDリストは、モード切り替え応答メッセージ内に含まれ得る。いくつかの実施形態において、モード切り替え応答は、とりわけ、以下の情報のうちの少なくとも1つを含み得る:各中継サービスまたは宛先IDに関連付けられている当該周波数リスト、各周波数上の中継サービス伝送リソースプール構成、中継サービス優先順位-CBR伝送パラメータ構成リスト、各周波数上の中継サービス受信リソースプール構成、および各中継サービスに関するSLRB構成。
第1のUE320AのUE IDのリストの受信時、第2のUE320Bは、近傍の第1のUE320Aの発見メッセージを受信し得る(740)。第2のUE320Bはまた、構成されたUE IDリスト内にある、第1のUE320Aをフィルタリングして選別し得る(745)。フィルタリングから、第2のUE320Bは、候補中継UEとして第1のUE320Aを選択し得る。候補中継UE組の中で、第2のUE320Bは、中継UEとして最も適切な第1のUE320Aを選択するであろう。いくつかの実施形態において、第2のUE320Bはまた、最初に、中継UE発見を実施し、候補中継UEリストのグループを選択することができる。次いで、第2のUE320Bは、ネットワークノード310に向かって候補中継UEリストを報告し得る。第2のUE320Bの報告候補中継UEリストの受信後、ネットワークノード310は、第2のUE320Bが最終の中継UE(例えば、第1のUE320A)を選択することを促進し得る。
(H. 中継サービスにハンドオフすることによる負荷バランシング)
ここで図8を参照すると、中継サービスにハンドオフすることによって負荷バランシング800を実施するシステム300のブロック図が、描写される。第1のUE320Aは、ネットワーク315Aのサービスエリア内にあり得、かつRRC接続モードにあり得る。第2のUE320Bは、ネットワーク315Bのサービスエリア内にあり得、かつRRC接続モードにあり得る。負荷バランシングを考慮して、ある場合、1つのネットワークノード310Aの負荷は、比較的によりいっぱいであり得るが、近傍のネットワークノード(例えば、ネットワークノード310B)は、依然として、ネットワーク容量を有し得る。このシナリオでは、ネットワークノード310Aは、ネットワーク中継モードへの変更を第2のUE320Bに要求し得る(805)。第2のUE320Bは、近傍のネットワークノード310Bによってサービスまたは制御される第1のUE320Aに接続し得る。
ここで図9を参照すると、中継サービスにハンドオフすることによって負荷バランシングするためのシステム300に関するプロシージャ900のシーケンス略図が、描写される。プロシージャ900のもとでは、ネットワークノード310Aは、第1のUE320Aおよび320’Aから補助情報を収集し得る(905および905’)。第1のUE320Aおよび320’Aは、ネットワークノード310Bの制御下にあり得る。ネットワークノード310Aは、ネットワークノード310Bによって収集された補助情報を受信し得る。補助情報は、Xn/X2インターフェースを通して、近傍のネットワークノード310Bによって伝送されるUE IDに関連付けられ得る。
いくつかの実施形態において、ネットワークノード310Aが、中継発見を通して第2のUE320Bの選択された候補中継UE IDリストを受信している場合、ネットワークノード310Aは、Xn/X2インターフェースを用いて近似ネットワークノード310Bに候補中継UE IDリストを報告し得る(910)。中継UE IDリストの受信後、ネットワークノード310Aは、ネットワーク315A(915)のサービスエリアのもとにある中継UEをフィルタリングして選別し得る。ネットワークノード315Aは、第2のUE320Bに関して、最も適切な中継UE(例えば、第1のUE320A)を選択し得る。いくつかの実施形態において、ネットワークノード310Bは、ネットワークノード310Aに向かって、中継UEの条件情報に関連付けられている、最終的に選択された中継UE IDを送信し得る。いくつかの実施形態において、ネットワークノード310Aは、異なる近傍のセルを用いて複数の中継UE IDを受信し得る。いくつかの実施形態において、ネットワークノード310Aは、最も適切な中継UEを選択し、第2のUE320Bに示し得る。
ネットワークノード310Aは、中継UEハンドオーバ要求メッセージを第2のUE320Bに送信し得る(920)。中継UEハンドオーバ要求メッセージは、とりわけ、以下のうちの1つ以上を含み得る:RRC解放原因値(例えば、networkOverload)、(Uu接続からネットワーク中継接続への)モード切り替え要求、セルIDを伴う候補中継UE ID(例えば、NRセルグローバル識別(NCGI)または進化型地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)セルグローバル識別(ECGI))、および候補中継UE IDリスト。UE IDリストでは、各中継UE IDは、セルID NCGIまたはECGIに関連付けられ得る。いくつかの実施形態において、中継UEハンドオーバ要求メッセージは、とりわけ、RRC専用シグナリング、ダウンリンクMAC CE、またはDCIを用いて、送信され得る。
ネットワーク解放メッセージの受信後、第2のUE320Bは、第2のUE320Bの近くにある第1のUE320Aを見出すためのサイドリンク発見を実施し得る(925)。加えて、第2のUE320Bは、候補中継UEとして構成された中継UE IDリスト上にある第1のUE320Aまたは320’Aをフィルタリングして選別し得る。サイドリンク発見に先立って、それと併せて、またはそれに続いて、第2のUE320Bは、ネットワークノード310Aにネットワーク解放確認を送信し得る。ネットワーク解放確認メッセージは、とりわけ、以下のうちの1つ以上を含み得る:確認指示および最終的に選択された中継UE ID。いくつかの実施形態において、解放確認メッセージは、RRC専用シグナリング、アップリンクMAC CE、UCIを用いて、送信され得る。
併せて、第2のUE320Bは、最終的に選択された中継UE(例えば、第1のUE320A)に関連して、PC5を開始し得る(940)。PC5接続設定後、最終的に選択された中継UE(例えば、第1のUE320A)は、遠隔UE接続情報をネットワークノード310Aに送信し得る。
(I. 中継再選択および経路切り替え)
あるシナリオのもとでは、第1のUE320Aは、L2 UEからネットワークへの中継UEであり得る。第2のUE320Bは、遠隔UEであり得、第1のUE320Aを介して、ネットワークノード310に接続し得る。第2のUE320Bと第1のUE320Aとの間のPC5リンク品質が不良であるとき、第2のUE320Bが直接Uuへの中継再選択または経路切り替えのためのネットワーク(NW)システム情報ブロック(SIB)メッセージを監視することが、より良くあり得る。第2のUE320BがNW SIBメッセージを入手するために、以下が検討され得る。
第2のUE320Bは、第1のUE320AがNW SIBメッセージを転送することを要求するように、第1のUE320Aに、SIB要求メッセージを送信し得る。SIB要求メッセージは、PC5-RRCメッセージを用いて、送信され得る。SIB要求メッセージは、以下のうちの少なくとも1つを含み得る:SIB転送指示、要求されるSIBリスト、および転送モード。SIB要求メッセージの転送モードは、第2のUE320Bが、サイドリンクマスタ情報ブロック(SL-MIB)、ブロードキャスト、ユニキャスト、またはPC5-RRCメッセージを用いて第1のUE320AがNW SIBメッセージを転送することを予期すべきであることを示し得る。SIB要求メッセージを受信すると、第1のUE320Aは、第2のUE320Bに、NW(例えば、ネットワークノード310)から受信された要求されたNW SIBメッセージを転送することを決定し得る。第1のUE320Aは、PC5-RRCメッセージ、ユニキャスト、ブロードキャスト、またはSL-MIBを用いて、要求されたNW SIBメッセージを転送し得る。
いくつかの実施形態において、第2のUE320Bが、第1のUE320AにSIB要求メッセージを送信する前、第1のUE320Aは、第2のUE320Bに有効SIBリストを示すことができる。SIBリストは、NWから受信された、SIBメッセージを含み得る。第2のUE320Bが要求することを意図するSIBが、第1のUE320Aによって示される有効SIBリストに含まれる場合、第2のUE320Bは、第1のUE320Aが第2のUE320BにSIBメッセージを転送することを要求し得る。そうでなければ、第2のUE320Bは、RRC専用シグナリングを用いて第1のUE320Aを経てSIBメッセージを送信することをNWに要求し得る。
(J. UEのRRC状態を構成する)
第1のUE320Aは、L2 UEからネットワークへの中継UEであり得る。第2のUE320Bは、第1のUE320Aを経てネットワークノード310に接続する、遠隔UEであり得る。ネットワーク315を用いて通信すべき(例えば、伝送または受信すべき)データが存在しないとき、ネットワークノード310は、第2のUE320BがRRC非アクティブまたはRRCアイドル状態に入るように構成し得る。第2のUE320Bが、RRC非アクティブまたはアイドル状態にあるとき、第1のUE320Aは、第2のUE320Bに関するページングメッセージの監視を促進し、第2のUE320Bにページングメッセージを転送し得る。
第1のUE320Aが、ページングメッセージを監視し、それを第2のUE320Bに転送するために、第1のUE320Aは、第2のUE320Bに関するUE ID(例えば、5G短一時モバイルサブスクライバ識別(S-TMSI)または5G-S-TMSI mod1024)および第2のUE320BのUu DRX構成を識別し得る。第2のUE320Bは、第2のUE320BがRRCアイドルまたは非アクティブ状態に入る(NWからRRC解放または構成を受信する)とき、第1のUE320Aに情報を送信することができる。NW(例えば、ネットワーク315またはネットワークノード310)は、NWが第2のUE320BがRRCアイドルまたは非アクティブ状態に入るように構成することを決定するとき、第1のUE320Aに、上記の情報を送信することができる。
第1のUE320Aは、第2のUE320BのRRC状態を識別し得る。識別を用いて、第1のUE320は、第2のUE320BがRRCアイドルまたは非アクティブ状態にあるとき、第2のUE320Bに関するページングメッセージを監視し得る。第2のUE320BのRRC状態が移行しているとき、第2のUE320Bは、第1のUE320Aに知らせ得る。第2のUE320Bは、以下のうちの1つ以上を用いて、第1のUE320Aに知らせ得る:RRC状態指示(例えば、RRC接続、アイドル、または非アクティブ状態)、およびページング監視または転送指示。いくつかの実施形態において、NWが、第2のUE320Bが新しいRRC状態に移行するように構成することを決定するとき、NWは、第1のUE320Aに知らせ得る。NWは、第2のUE320BのRRC状態または第2のUE320Bに関するページング監視または転送指示を第1のUE320Aに送信し得る。
(K. 中継UEがRRC接続モードに入るための条件)
第1のUE320Aは、ネットワーク315のサービスエリア内にあり、RRCアイドルまたはRRC非アクティブモードにあり得る。第2のUE320Bは、サービスエリア内またはサービスエリア外にあり得る。ネットワークノード310は、SIBを用いて、中継UE開始構成内で、第1のUE320Aがサイドリンク発見メッセージを伝送することに関して使用される伝送リソースプールを送信し得る。しかしながら、AS層において、専用発見物理チャネルは、存在しないこともある。したがって、サイドリンク発見メッセージ、通常データパケット、および他のPC5-S/PC5-RRCシグナリング間で区別する方法は、存在しないこともある。結果として、第1のUE320Aは、サイドリンク発見メッセージ伝送に関して構成された伝送リソースプールを使用するだけではなく、データ伝送およびPC5シグナリング伝送に関するリソースプールも使用し得、その場合、それは、ネットワークの元の意図ではない。この場合、AS層において、発見メッセージを認識するためのある方法があるべきである。
いくつかの実施形態において、1つのSL-SRBが、サイドリンク発見メッセージをマッピングするために使用され得る。ネットワークノード310が、SIBにおいて発見メッセージ伝送のためにのみ使用されるサイドリンク伝送リソースプールを構成するとき、伝送リソースプールは、特定のSL-SRBインデックスに関連付けられ得る。いくつかの実施形態において、サイドリンク発見メッセージは、1つの特定のQoSプロファイルまたはQFIに関連付けられ得る。ネットワークノード310が、SIBにおいて発見メッセージ伝送のためのみに使用されるサイドリンク伝送リソースプールを構成するとき、伝送リソースプールは、特定のQoSプロファイルまたはQFIに関連付けられ得る。
いくつかの実施形態において、サイドリンク中継サービスとサイドリンクV2Xサービスとを区別するために、異なる宛先IDが、使用されることができる。したがって、ネットワークノード310が、SIBにおいて発見メッセージ伝送のためのみに使用されるサイドリンク伝送リソースプールを構成するとき、伝送リソースプールは、サイドリンク中継サービスを示すために使用される特定の宛先IDに関連付けられ得る。
他方では、ネットワークノード310は、第1のUE320Aの中継開始のために、SIBにおいて任意の伝送リソースプールを構成しないこともある。ネットワークの中継UE開始構成の第1のUE320Aの受信と、それ自身が中継UEにることができることの決定との後、第1のUE320は、RRC接続モードの中にアクセスし、サイドリンク発見メッセージを伝送するためのサイドリンク伝送リソースプールを入手し得る(例えば、中継UEがRRC接続モードに入るための1つの条件が、追加される)。第1のUE320Aが、SIBを用いて中継UE開始構成を受信し、それ自身が中継UEになることができることを決定すると、第1のUE320Aは、RRC接続モードに入り得る。
(L. 中継サービスのための方法)
ここで図10を参照すると、中継サービスのための方法1000の機能的帯状略図が、描写される。方法1000は、ネットワークノード310、ネットワーク315、第1のUE320A、および第2のUE320B等の図1-9と併せて、本明細書に詳述されるコンポーネントのいずれかによって実施されるか、または、それらを使用して実装され得る。概要として、第1の無線通信デバイスが、構成設定を送信し得る(1005)。無線通信ノードが、構成設定を受信し得る(1010)。無線通信ノードは、選択情報を送信し得る(1015)。第1の無線通信デバイスは、選択情報を受信し得る(1020)。第1の無線通信デバイスは、選択情報を送信し得る(1025)。第2の無線通信デバイスが、第1の無線通信デバイスから選択情報を受信し得る(1030)。第2の無線通信デバイスは、構成設定を送信し得る(1035)。無線通信ノードは、構成設定を受信し得る(1040)。無線通信ノードは、選択情報を送信し得る(1045)。第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードから選択情報を受信し得る(1050)。第2の無線通信デバイスは、中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを選択するかどうかを決定し得る(1055)。選択されない場合、第2の無線通信デバイスは、別の無線通信デバイスを見出し得る(1060)。選択される場合、第2の無線通信デバイスは、中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを選択し得る(1065)。第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスとリンクを確立し得る(1070および1070’)。
さらに詳細には、第1の無線通信デバイス(例えば、第1のUE320A)が、無線通信ノード(例えば、ネットワークノード310)に、構成設定を提供、伝送、または別様に送信し得る(1005)。第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードによって維持および提供されるネットワーク(例えば、ネットワーク315)のサービスエリア内または外にあり得る。構成設定は、第2の無線通信デバイス(例えば、第2のUE320B)との中継サービスをサポートすることに関係する第1の無線通信デバイスに関する1つ以上の特質、属性、または特性を示し得る。第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードによって維持および提供されるネットワークのサービスエリア内または外にあり得る。第1の無線通信デバイスおよび第2の無線通信デバイスは、相互に近く(例えば、伝送範囲内)に位置するか、または、位置付けられ得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、1つ以上の特質、属性、または特性を決定または識別し得る。識別に基づいて、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードへの提供のための構成設定を発生させ得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスによって送信される構成設定は、中継発見または接続設定プロセス中にサポートされる中継タイプの組を識別し得るか、または含み得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、中継発見または接続設定プロセス中にサポートされる中継タイプの組を無線通信ノードに送信し得る。中継タイプは、例えば、層2中継または層3中継、または両方を含み得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信は、無線通信ノードにサポートされる、中継タイプのうちの1つ以上に関する選好を送信し得る。選好は、層2中継または層3中継、または両方のうちの少なくとも1つを識別し得る。
いくつかの実施形態において、構成設定は、周波数リストを識別し得るか、または含み得、第1の無線通信デバイスは、周波数リストで構成されている。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、周波数リストを無線通信ノードに送信し得る。周波数リストは、中継サービスをサポートするために、第1の無線通信デバイスに関して事前に構成された1つ以上の周波数を含み得る。いくつかの実施形態において、周波数リストは、第1の無線通信デバイスに関するサービスコード、宛先識別子、または識別子に関連付けられ得る。
いくつかの実施形態において、構成設定は、中継補助情報を識別し得るか、または含み得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、中継補助情報を無線通信ノードに送信し得る。中継補助情報は、とりわけ、以下のうちの1つ以上を識別し得るか、または含み得る:残りのバッテリ指示、PC5リンク接続の最大数、ホップ数(無線通信ノードに接続するために第1のUEと無線通信ノードとの間にあるネットワーク要素の数によって参照する)、PC5リンクサービス優先順位、現在の既存のPC5リンク接続、現在の速度、およびサイドリンク伝送リソースプール上のCBR測定。中継補助情報は、第1の無線通信デバイスに関する識別子に関連付けられ得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、無線通信ノード(例えば、ネットワークノード310A)のエアインターフェース(例えば、XnまたはX2インターフェース)を用いて別の無線通信ノード(例えば、ネットワークノード310B)に補助情報を送信し得る。
無線通信ノードは、第1の無線通信デバイスから構成設定を読み出し得るか、識別し得るか、または別様に受信し得る(1010)。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、中継発見または接続設定プロセス中、第1の無線通信デバイスから、第1の無線通信デバイスによってサポートされる中継タイプの組を受信し得る。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、第1の無線通信デバイスから無線通信ノードまでサポートされる中継タイプのうちの1つ以上に関する選好を受信し得る。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、第1の無線通信デバイスから、中継補助情報を受信し得る。
無線通信ノードは、第1の無線通信デバイスに選択情報を提供、伝送、または別様に送信し得る(1015)。選択情報は、中継デバイスとして第1の無線通信デバイスと接続すべきかどうかを決定することにおいて、第2の無線通信デバイスのための中継デバイスの選択のために使用され得る。第1の無線通信デバイスから受信された構成設定に基づいて、無線通信ノードは、選択情報を識別、発生、または決定し得る。いくつかの実施形態において、選択情報のタイプは、構成設定内の第1の無線通信デバイスによって提供される情報のタイプに依存し得る。いくつかの実施形態において、提供される選択情報のタイプは、第1の無線通信デバイスからの構成設定から独立し得る。
いくつかの実施形態において、選択情報は、中継タイプのうちの1つ以上で第1の無線通信デバイスを構成するための構成を識別し得るか、または含み得る。構成は、中継サービスのために第1の無線通信デバイスによって使用されるべき中継タイプを識別し得る。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、中継タイプのうちの1つ以上で無線通信デバイスを構成するための構成を送信し得る。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、中継タイプ内に提供される構成設定の組から、1つ以上の中継タイプを選択し得る。
いくつかの実施形態において、選択情報は、着目周波数リストを識別し得るか、または含み得る。着目周波数リストは、第1の無線通信デバイスが中継サービスのために使用すべき1つ以上の周波数を識別し得るか、または含み得る。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、着目周波数リストを第1の無線通信デバイスに送信し得る。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、構成設定内に提供される周波数リストから、着目周波数リストに関する1つ以上の周波数を選択し得る。
いくつかの実施形態において、選択情報は、第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を識別し得るか、または含み得る。優先順位情報は、第1の無線通信デバイスが中継サービスとして使用するために選択されるべき順序を示す優先順位値を識別し得るか、または含み得る。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、任意の数の要因に基づいて、無線通信デバイスに関する優先順位情報を割り当てるか、または決定し得る。要因は、第1の無線通信デバイスによって提供される中継補助情報、または無線通信ノードによって実施される第1の無線通信デバイスに対する測定を含み得る。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、第1の無線通信デバイスに優先順位情報を送信し得る。
いくつかの実施形態において、選択情報は、トラフィックを中継するための第1の無線通信デバイスによってサポートされるべきサービスの質(QoS)を識別し得るか、含み得るか、それに関連し得る。無線通信ノードは、第1の無線通信デバイスにQoSについての情報を送信し得る。いくつかの実施形態において、QoSに関する情報は、ホワイトQoSフロー識別子(QFI)リストを識別し得るか、または含み得る。ホワイトQFIリストは、中継サービスのために可能にされるべき異なるQoSプロファイルに対応する1つ以上のQFIを識別し得るか、または含み得る。いくつかの実施形態において、QoSについての情報は、ブラックQFIリストを識別し得るか、または含み得る。ブラックQFIリストは、中継サービスを提供することから制限されるべき異なるQoSプロファイルに対応する1つ以上のQFIを識別し得るか、または含み得る。いくつかの実施形態において、QoSについての情報は、優先順位閾値(例えば、デフォルト優先順位閾値)を含み得る。優先順位閾値は、対応する無線通信デバイスが中継サービストラフィックをサポートするとして識別されるべき優先順位値を定義または識別し得る。
第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードから選択情報を読み出し得るか、識別し得るか、または別様に受信し得る(1020)。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、中継サービスのために使用されるべき中継タイプのうちの1つ以上で第1の無線通信を構成するための構成を受信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスを構成するための着目周波数リストを受信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を受信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、トラフィックを中継するために第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての情報を受信し得る。QoSについての情報は、とりわけ、ホワイトQFIリスト、ブラックQFIリスト、または優先順位閾値のうちの1つ以上を識別し得るか、または含み得る。
第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに選択情報を転送、提供、または別様に送信し得る(1025)。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、選択情報をブロードキャストし得る。選択情報の受信時、第1の無線通信デバイスは、選択情報を送信またはブロードキャストし得る。選択情報は、とりわけ、中継タイプの構成、着目周波数リスト、優先順位情報、およびQoSについての情報のうちの1つ以上を識別し得るか、または含み得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスが構成されている中継タイプのうちの1つ以上の指示を送信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに着目周波数リストを送信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスに優先順位情報を送信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、トラフィックを中継するために第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての情報を送信し得る。
第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスから、選択情報を読み出し得るか、識別し得るか、または別様に受信し得る(1030)。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスによってブロードキャストされる選択情報を受信し得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスが構成されている中継サービスのための1つ以上の中継タイプの指示に関する情報を受信し得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、着目周波数リストを識別または含む情報を受信し得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を識別または含む情報を受信し得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、トラフィックを中継するために第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSに関する情報を識別または含む情報を受信し得る。
併せて、第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードに、構成設定を提供、伝送、または別様に送信し得る(1035)。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードによって維持および提供されるネットワークのサービスエリア内にあり得る。構成設定は、別の無線通信デバイス(例えば、第1のUE320A)との中継サービスに接続することに関係した第2の無線通信デバイスに関する1つ以上の特質、属性、または特性を示し得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、別の無線通信デバイスとの中継サービスに切り替わる(例えば、モード切り替え要求)ための指示を無線通信ノードに伝送、提供、または送信する。
第2の無線通信デバイスによって送信される構成設定は、第1の無線通信デバイスによって無線通信ノードに送信される構成設定に類似し得る。いくつかの実施形態において、構成設定は、第2の無線通信デバイスが構成されている周波数リストを識別し得るか、または含み得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、周波数リストを無線通信ノードに送信し得る。周波数リストは、中継サービスに接続するために第2の無線通信デバイスに関して事前に構成された1つ以上の周波数を含み得る。いくつかの実施形態において、周波数リストは、第2の無線通信デバイスに関するサービスコード、宛先識別子、または識別子に関連付けられ得る。
無線通信ノードは、第2の無線通信デバイスから、構成設定を読み出し得るか、識別し得るか、または別様に受信し得る(1040)。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、第2の無線通信デバイスから、周波数リストを受信し得る。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、第2の無線通信デバイスから、別の無線通信デバイスへの中継サービスに切り替えわるための指示を受信し得る。
無線通信ノードは、第2の無線通信デバイスに選択情報を提供、伝送、または別様に送信し得る(1045)。選択情報は、第2の無線通信デバイスが中継デバイスとして別の無線通信デバイス(例えば、第1のUE320A)と接続すべきかどうかを決定することにおいて、中継デバイスの選択のために使用され得る。第1の無線通信デバイスまたは第2の無線通信デバイスから受信された構成設定に基づいて、無線通信ノードは、選択情報を識別し、発生させ、または決定し得る。いくつかの実施形態において、選択情報のタイプは、構成設定内に提供される情報のタイプに依存し得る。いくつかの実施形態において、提供される選択情報のタイプは、構成設定から独立し得る。いくつかの実施形態において、選択情報は、中継デバイスとしてどの無線通信デバイスと無線で接続すべきかの指示を含み得る。
いくつかの実施形態において、選択情報は、着目周波数リストを識別し得るか、または含み得る。着目周波数リストは、第2の無線通信デバイスが中継サービスのために使用すべき1つ以上の周波数を識別し得るか、または含み得る。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、第2の無線通信デバイスに着目周波数リストを送信し得る。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、第2の無線通信デバイスから、構成設定内に提供される周波数リストから着目周波数リストに関する1つ以上の周波数を選択し得る。
いくつかの実施形態において、選択情報は、それに対して第2の無線通信デバイスが中継サービスのために接続されるべき候補中継デバイスの1つ以上の識別子を識別し得るか、または含み得る。無線通信ノードは、無線通信デバイスから受信された中継補助情報に従って、1つ以上の無線通信デバイスを識別または選択し得る。選択は、中継サービスに切り替わるための指示の受信に応答し得る。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、中継補助情報を中継サービスのための仕様(例えば、QoSまたはRSRP)と比較し得る。中継補助情報が、満足させることが決定される場合、無線通信ノードは、対応する無線通信デバイスの識別子を情報の中に含み得る。そうでなければ、中継補助情報が、満足させないことが決定される場合、無線通信ノードは、対応する識別子を除外し得る。いくつかの実施形態において、無線通信ノードは、候補中継デバイスの1つ以上の識別子を第2の無線通信デバイスに送信し得る。いくつかの実施形態において、候補中継デバイスの1つ以上の識別子に関する情報は、ネットワーク解放メッセージにおいて第2の無線通信デバイスに送信され得る。
第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、選択情報を読み出し得るか、識別し得るか、または別様に受信し得る(1050)。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、中継デバイスとして無線で接続するための少なくとも1つの無線通信デバイス(例えば、UE320Aに関する識別子)の指示を受信し得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスを構成するための着目周波数リストを受信し得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、補助情報に基づいて、選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を識別または含む情報を受信し得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードから、ネットワーク解放メッセージにおいて、候補中継デバイスの1つ以上の識別子を受信し得る。
第2の無線通信デバイスは、中継デバイスとして接続するために第1の無線通信デバイスを選択すべきかどうかを決定し得る(1055)。選択は、とりわけ、接続すべき無線通信デバイスの指示、サポートされる中継タイプ、着目周波数リスト、候補中継デバイスの1つ以上の識別子に関する情報、優先順位情報、およびQoSについての情報等の任意の数の要因に従い得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、指示に従って、第1の無線通信デバイスと接続すべきかどうかを決定し得る。無線通信ノードからの指示が第1の無線通信デバイスを識別するとき、第2の無線通信デバイスは、中継サービスとして第1の無線通信デバイスと接続すべきことを決定し得る。逆に言えば、無線通信ノードからの指示が第1の無線通信デバイスを識別しないとき、第2の無線通信デバイスは、中継サービスとして第1の無線通信デバイスと接続しないことを決定し得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、1つ以上のサポートされる中継タイプに従って、中継デバイスとして第1の無線通信デバイスと接続すべきかどうかを決定し得る。中継タイプは、第1の無線通信デバイスが構成されている中継タイプのうちの1つ以上を識別し得るか、または含み得る。加えて、中継タイプは、第2の無線通信デバイスがサポートする1つ以上の中継タイプを識別し得るか、または含み得る。第1の無線通信デバイスの中継タイプのいずれも、第2の無線通信デバイスの中継タイプのいずれとも合致しない場合、第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスを選択しないことを決定し得る。
逆に言えば、第1の無線通信デバイスの中継タイプのうちの少なくとも1つが第2の無線通信デバイスの中継タイプのうちの1つに合致するとき、第2の無線通信デバイスは、中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを選択することを決定し得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、好ましい中継タイプまたはサポートされる中継タイプの指示を第1の無線通信デバイスに送信し得る。次に、第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスから、好ましい中継タイプまたはサポートされる中継タイプの指示を受信し得る。好ましい中継タイプまたはサポートされる中継タイプは、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間のリンクを確立するために、使用され得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、着目周波数リストに従って、中継デバイスとして第1の無線通信デバイスと接続すべきかどうかを決定し得る。決定は、第1の無線通信デバイスからの着目周波数リストと、無線通信ノードからの着目周波数リストとに従い得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、第2の無線通信デバイスの着目周波数と共通する多数の着目周波数を伴う無線通信デバイスを識別または選択し得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、最も高いQoSまたは優先順位を伴う第2の無線通信デバイスに対応する宛先識別子上の着目周波数と共通する多数の着目周波数を伴う無線通信デバイスを識別または選択し得る。識別された無線通信デバイスが第1の無線通信デバイスに対応するとき、第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスを選択し得る。そうでなければ、識別された無線通信が別の無線通信に対応するとき、第2の無線通信デバイスは、他を選択し得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、優先順位情報に従って、中継デバイスとして第1の無線通信デバイスと接続すべきかどうかを決定し得る。優先順位情報は、第2の無線通信デバイスが中継サービスのために接続し得る無線通信デバイスの優先順位または順序を示し得る。選択は、第1の無線通信デバイスが候補中継デバイスの中で最も高い優先順位を有するかどうかに基づき得る。第1の無線通信デバイスが最も高い優先順位を有するとき、第2の無線通信デバイスは、中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを選択し得る。そうでなければ、第1の無線通信デバイスが最も高い優先順位を有していないとき、第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスを選択しないこともある。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、QoSに関する情報に従って、中継デバイスとして第1の無線通信デバイスと接続すべきかどうかを決定し得る。選択は、ホワイトQFIリストによってサポートされる中継トラフィックのQoSプロファイル、またはブラックQFIリストによって除外されるQoSプロファイルに基づき得る。QoSプロファイルがホワイトQFIリストによってサポートされるか、または、ブラックQFIリストに含まれないとき、第2の無線通信デバイスは、中継サービスとして第1の無線通信デバイスを選択し得る。そうでなければ、QoSプロファイルがホワイトQFIリストによってサポートされないか、または、ブラックQFIリストに含まれるとき、第2の無線通信デバイスは、中継サービスとして第1の無線通信デバイスを選択しないこともある。選択は、QoSに関する情報によって定義された優先順位閾値を満足させる優先順位レベルを有する、第1の無線通信デバイスに基づき得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、ネットワーク中継モードにおいて中継デバイスと直接接続すべきかどうかを決定し得る。決定は、RSRP閾値と、第2の無線通信デバイスと無線通信ノードとの間の接続のRSRP測定値との間の比較に基づき得る。RSRP測定値が閾値を満足させないとき、第2の無線通信デバイスは、ネットワーク中継モードにおいて中継デバイスと直接接続することを決定し得る。そうでなければ、RSRP測定値が閾値を満足させるとき、第2の無線通信デバイスは、ネットワーク中継モードにおいて中継デバイスと接続しないことを決定し得る。
いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードによって選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子に従って、中継デバイスとして第1の無線通信デバイスと接続すべきかどうかを決定し得る。決定は、ネットワーク中継モードにおいて中継デバイスと直接接続すべきであることの決定に応答し得る。いくつかの実施形態において、第2の無線通信デバイスは、1つ以上の無線通信デバイスを識別するために、発見を実施し得る。第1の無線通信デバイスに関する識別子が候補中継デバイスの1つ以上の識別子の1つと合致するとき、第2の無線通信デバイスは、中継サービスとして第1の無線通信デバイスを選択し得る。そうでなければ、第1の無線通信デバイスに関する識別子が候補中継デバイスの1つ以上の識別子のいずれにも合致しないとき、第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスを選択しないことを決定し得る。
選択されない場合、第2の無線通信デバイスは、中継サービスのために接続されるべき別の無線通信デバイスを識別または見出し得る(1060)。他の無線通信デバイスは、上で説明される機能性に従って、識別し得る。例えば、第1の無線通信デバイスが最も高い優先順位を有していないとき、第2の無線通信デバイスは、中継サービスのために使用するために最も高い優先順位を伴う無線通信デバイスを選択し得る。そうでなければ、第2の無線通信デバイスは、中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを選択し得る(1065)。選択は、上で説明されるような様式において行われ得る。
第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスとリンクを確立し得る(1070および1070’)。リンクは、中継サービスのために第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間で確立され得る。リンクを確立することにおいて、第2の無線通信デバイスは、無線通信ノードとの直接接続を中止し得る。リンクの確立時、第2の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスを用いて無線通信ノードと通信し得る。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイス(例えば、UE320C)に、測定情報(例えば、RSRP測定値)を提供、伝送、または別様に送信し得る。測定情報は、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間のリンクに関するものであり得る。第3の通信デバイスは、無線通信ノードのネットワークのサービスエリア内または外にあり得る。測定情報を使用して、第3の無線通信デバイスは、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定し得る。
いくつかの実施形態において、決定は、測定情報と、測定閾値(例えば、平均RSRP閾値)とに従い得る。測定情報が、閾値を満足させるとき、第3の無線通信デバイスは、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを選択し得る。そうでなければ、測定情報が閾値を満足させないとき、第3の無線通信デバイスは、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを選択しないこともある。
いくつかの実施形態において、決定は、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信との間の測定情報と、閾値(例えば、構成されたRSRP閾値)と、第1の無線通信デバイスと第3の無線通信デバイスとの間の測定情報とに従い得る。第1の無線通信デバイスと第3の無線通信デバイスとの間の測定情報と、第1の無線通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の測定情報とが閾値を満足させるとき、第3の無線通信デバイスは、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを選択し得る。そうでなければ、第3の無線通信デバイスは、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを選択しないこともある。
いくつかの実施形態において、決定は、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信との間の測定情報と、第1の無線通信デバイスと第3の無線通信デバイスとの間の測定情報と、それぞれのリンクに関する閾値(例えば、RSRP閾値)とに従い得る。第1の無線通信デバイスと第3の無線通信デバイスとの間の測定情報と、第1の無線通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の測定情報とがそれぞれの閾値を満足させるとき、第3の無線通信デバイスは、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを選択し得る。そうでなければ、第3の無線通信デバイスは、候補中継デバイスとして第1の無線通信デバイスを選択しないこともある。
リンクを維持することにおいて、第1の通信デバイスは、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間のリンクにおける接続の品質を監視し得る。監視から、いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、リンクにおける失敗を識別または決定し得る。失敗の決定に応答して、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスまたは無線通信ノードに、失敗の指示を送信し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、閾値を超えるリンクにおける劣化を計算、識別、または決定し得る。劣化が、閾値を上回るとき、第1の無線通信デバイスは、リンクのリンク品質情報を第3の無線通信デバイスまたは無線通信ノードに送信し得る。
本解決策の種々の実施形態が、上で説明されたが、それらは、限定としてではなく、例としてのみ提示されたことを理解されたい。同様に、種々の略図は、例示的アーキテクチャまたは構成を描写し得、これは、当業者が、本解決策の例示的特徴および機能を理解することを可能にするために提供される。しかしながら、そのような当業者は、本解決策が、図示される例示的アーキテクチャまたは構成に制限されず、種々の代替アーキテクチャおよび構成を使用して実装されることができることを理解するであろう。加えて、当業者によって理解されるであろうように、一実施形態の1つ以上の特徴は、本明細書に説明される別の実施形態の1つ以上の特徴と組み合わせられることができる。したがって、本開示の範疇および範囲は、上で説明される例証的実施形態のいずれかによって限定されるべきではない。
「第1」、「第2」等の指定を使用した本明細書における要素の任意の参照が、概して、それらの要素の量または順序を限定するものではないことも理解されたい。むしろ、これらの指定は、本明細書では、2つ以上の要素または要素のインスタンス間で区別する便宜的手段として使用されることができる。したがって、第1および第2の要素の参照は、2つのみの要素が採用され得るか、または、第1の要素がある様式において第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。
加えて、当業者は、情報および信号が種々の異なる技術および技法のいずれかを使用して表されることができることを理解するであろう。上記の説明において参照され得る例えば、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、およびシンボルは、例えば、電圧、電流、電磁波、磁場または粒子、光学場または粒子、または任意のそれらの組み合わせによって表されることができる。
当業者は、本明細書に開示される側面に関連して説明される種々の例証的論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、方法、および機能のいずれかが、電子ハードウェア(例えば、デジタル実装、アナログ実装、またはその2つの組み合わせ)、ファームウェア、命令を組み込む種々の形態のプログラムまたは設計コード(本明細書では、便宜上、「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュールと称され得る)、またはこれらの技法の任意の組み合わせによって実装されることができることをさらに理解するであろう。ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアの本可換性を明確に図示するために、種々の例証的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、概して、その機能性の観点から上で説明される。そのような機能性が、ハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェア、またはこれらの技法の組み合わせとして実装されるかどうかは、特定の用途および全体的システム上に課される設計制約に依存する。当業者は、説明される機能性を特定の用途毎に種々の方法で実装することができるが、そのような実装決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じさせるものではない。
さらに、当業者は、本明細書に説明される種々の例証的論理ブロック、モジュール、デバイス、コンポーネント、および回路が、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス、または任意のそれらの組み合わせを含み得る集積回路(IC)内に実装される、またはそれによって実施されることができることを理解するであろう。論理ブロック、モジュール、および回路はさらに、アンテナおよび/または送受信機を含み、ネットワークまたはデバイス内の種々のコンポーネントと通信することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであることができるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、または状態機械であることができる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイス、例えば、DSPおよびマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併せた1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、または本明細書に説明される機能を実施するための任意の他の好適な構成の組み合わせとして実装されることができる。
ソフトウェア内に実装される場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読み取り可能な媒体上に記憶されることができる。したがって、本明細書に開示される方法またはアルゴリズムのステップは、コンピュータ読み取り可能な媒体上に記憶されるソフトウェアとして実装されることができる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含み、コンピュータプログラムまたはコードを1つの場所から別の場所に転送することを可能にされ得る任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であることができる。限定ではなく、一例として、そのようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、または所望のプログラムコードを命令またはデータ構造の形態で記憶するために使用され得、かつコンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含むことができる。
本書では、用語「モジュール」は、本明細書で使用されるように、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、および本明細書に説明される関連付けられる機能を実施するためのこれらの要素の任意の組み合わせを指す。加えて、議論の目的のために、種々のモジュールは、別々のモジュールとして説明される。しかしながら、当業者に明白となるであろうように、2つ以上のモジュールが、組み合わせられ、本解決策の実施形態に従って関連付けられる機能を実施する、単一モジュールを形成し得る。
加えて、メモリまたは他の記憶装置および通信コンポーネントが、本解決策の実施形態において採用され得る。明確にする目的のために、上記の説明は、異なる機能ユニットおよびプロセッサを参照して本解決策の実施形態を説明していることを理解されたい。しかしながら、異なる機能ユニット、処理論理要素、またはドメイン間の機能性の任意の好適な分散が、本解決策から逸脱することなく使用され得ることが明白であろう。例えば、別個の処理論理要素またはコントローラによって実施されるように例証される機能性は、同一処理論理要素またはコントローラによって実施され得る。故に、具体的機能ユニットの参照は、厳密な論理または物理構造または編成を示すのではなく、説明される機能性を提供するための好適な手段の参照にすぎない。
本開示に説明される実施形態の種々の修正が、当業者に容易に明白となり、本明細書に定義された一般的原理は、本開示の範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用されることができる。したがって、本開示は、本明細書に示される実施形態に限定されることを意図するものではなく、下記の請求項において制限されるように、本明細書に開示される新規特徴および原理と一致する最広範囲と見なされる。
いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける劣化が閾値を超えていることを決定し得る。いくつかの実施形態において、第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、リンクのリンク品質情報を送信し得る。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
方法であって、前記方法は、
第1の無線通信デバイスの近くの第2の無線通信デバイスによって、中継デバイスの選択のために使用されるべき情報を受信することと、
前記第2の無線通信デバイスによって、前記中継デバイスとしての前記第1の無線通信デバイスと無線で接続すべきかどうかを決定することと
を含む、方法。
(項目2)
前記第2の無線通信デバイスによって、前記中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを選択するかどうかを決定することは、
前記第2の無線通信デバイスによって、無線通信ノードから、前記中継デバイスとして無線で接続すべき少なくとも1つの無線通信デバイスの指示を受信することと、
前記第2の無線通信デバイスによって、前記指示に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
を含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記第1の無線通信デバイスは、
無線通信ノードに、サポートされる少なくとも1つの中継タイプを送信することであって、前記少なくとも1つの中継タイプは、層2中継または層3中継のうちの少なくとも1つを備えている、ことと、
前記無線通信ノードに、前記サポートされる少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上に関する選好を送信することと、
前記無線通信ノードから、前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上で前記第1の無線通信デバイスを構成するための構成を受信することと、
前記第2の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を送信することと、
前記第2の無線通信デバイスから、好ましい中継タイプまたはサポートされる中継タイプの指示を受信することと
を行うように構成されている、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記第2の無線通信デバイスによって、前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を備えている、ことと、
前記第2の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスがサポートする1つ以上の中継タイプに従って、かつ前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
を含む、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記第1の無線通信デバイスは、
無線通信ノードに、前記第1の無線通信デバイスが構成されている周波数リストを送信することと、
前記無線通信ノードから、前記第1の無線通信デバイスを構成するための前記周波数リストから選択された着目周波数リストを受信することと、
前記第2の無線通信デバイスに、前記着目周波数リストを送信することと
を行うように構成されている、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記第2の無線通信デバイスによって、前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記着目周波数リストを備えている、ことと、
前記第2の無線通信デバイスによって、前記着目周波数リストに従って、無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
を含む、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記第2の無線通信デバイスによって、前記中継デバイスとして、無線通信デバイスを選択することを含み、前記無線通信デバイスは、前記第2の無線通信デバイスの着目周波数と共通するそれらの最大数を有するか、または、最も高いサービスの質(QoS)または優先順位を有する前記第2の無線通信デバイスのサービス宛先識別子において標的とされている着目周波数と共通するそれらの最大数を有する、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記第1の無線通信デバイスは、
前記無線通信ノードから、前記第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を受信することと、
前記第2の無線通信デバイスに、前記優先順位情報を送信することと
を行うように構成されている、項目1に記載の方法。
(項目9)
前記第2の無線通信デバイスによって、前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記第1の無線通信デバイスに関する前記優先順位情報を備えている、ことと、
前記第2の無線通信デバイスによって、前記優先順位情報に従って、無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択し、前記第1の無線通信デバイスが候補中継デバイスの中で最も高い優先順位を有するかどうかを決定することと
を含む、請求項8に記載の方法。
(項目10)
前記第1の無線通信デバイスは、
前記無線通信ノードから、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるサービスの質(QoS)についての情報を受信することであって、前記情報は、ホワイトQoSフロー識別子(QFI)リスト、ブラックQFIリスト、またはデフォルト優先順位閾値のうちの少なくとも1つを備えている、ことと、
前記第2の無線通信デバイスに、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての前記情報を送信することと
を行うように構成されている、項目1に記載の方法。
(項目11)
前記第2の無線通信デバイスによって、前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての前記情報を備えている、ことと、
前記第2の無線通信デバイスによって、無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
を含み、
前記選択することは、前記第1の無線通信デバイスが前記ホワイトQFIリストによってサポートされるまたは前記ブラックQFIリストによって除外される中継トラフィックの少なくとも1つのQoSプロファイルを有することに従うか、または、前記第1の無線通信デバイスが前記デフォルト優先順位閾値を満足させる優先順位値を有することに従う、項目10に記載の方法。
(項目12)
前記第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードに、前記第1の無線通信デバイスの補助情報を送信するように構成されている、項目1に記載の方法。
(項目13)
前記第2の無線通信デバイスによって、ネットワーク中継モードにおいて前記中継デバイスと直接接続すべきかどうかを決定することと、
前記第2の無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記候補中継デバイスに対応する無線通信デバイスの補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を備えている、ことと、
前記第2の無線通信デバイスによって、候補中継デバイスの前記1つ以上の識別子に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
を含む、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信ノードと通信しており、
前記第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信ノードに、前記第1の無線通信ノードのXnまたはX2インターフェースを用いて、前記第1の無線通信デバイスの補助情報を送信するように構成されている、項目1に記載の方法。
(項目15)
ネットワーク解放メッセージにおいて、前記第2の無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードから前記情報を受信することであって、前記情報は、少なくとも前記第1の無線通信デバイスの前記補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を備えている、ことと、
前記第2の無線通信デバイスによって、候補中継デバイスの前記1つ以上の識別子に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
を含む、項目14に記載の方法。
(項目16)
前記第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信するように構成され、
前記第3の無線通信デバイスは、前記RSRP測定値および構成された平均RSRP閾値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定するように構成されている、項目1に記載の方法。
(項目17)
前記第1の無線通信デバイスは、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信するように構成され、
前記第3の無線通信デバイスは、閾値、前記RSRP測定値、および前記第1の無線通信デバイスと前記第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定するように構成されている、項目1に記載の方法。
(項目18)
前記第1の無線通信デバイスは、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信するように構成され、
前記第3の無線通信デバイスは、前記RSRP測定値、第1の閾値、前記第1の無線通信デバイスと前記第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値、および第2の閾値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定するように構成されている、項目1に記載の方法。
(項目19)
前記第1の無線通信デバイスは、
前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける失敗を決定することと、
前記第3の無線通信デバイスに、前記リンクの前記失敗のタイプの指示を送信することと
を行うように構成されている、項目1に記載の方法。
(項目20)
前記第1の無線通信デバイスは、
前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける劣化が閾値を超えていることを決定することと、
前記第3の無線通信デバイスに、前記リンクのリンク品質情報を送信することと
を行うように構成されている、項目1に記載の方法。
(項目21)
方法であって、前記方法は、
第2の無線通信デバイスの近くの第1の無線通信デバイスによって、中継デバイスの選択のために使用されるべき情報を送信することと、
前記中継デバイスとしての前記第1の無線通信デバイスと無線で接続すべきかどうかを前記第2の無線通信デバイスに決定させることと
を含む、方法。
(項目22)
前記中継デバイスとしての前記第1の無線通信デバイスと無線で接続すべきかどうかを前記第2の無線通信デバイスに決定させることは、
前記第2の無線通信デバイスによって、無線通信ノードから、前記中継デバイスとして無線で接続すべき少なくとも1つの無線通信デバイスの指示を受信することと、
前記第2の無線通信デバイスによって、前記指示に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
をさらに含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記第1の無線通信デバイスによって、無線通信ノードに、サポートされる少なくとも1つの中継タイプを送信することであって、前記少なくとも1つの中継タイプは、層2中継または層3中継のうちの少なくとも1つを備えている、ことと、
前記第1の無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードに、前記サポートされる少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上に関する選好を送信することと、
前記第1の無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードから、前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上で前記第1の無線通信デバイスを構成するための構成を受信することと、
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を送信することと、
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスから、好ましい中継タイプまたはサポートされる中継タイプの指示を受信することと
を含む、項目21に記載の方法。
(項目24)
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスに、前記情報を送信することであって、前記情報は、前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を備えている、ことと、
前記第2の無線通信デバイスがサポートする1つ以上の中継タイプに従って、かつ前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを前記第2の無線通信デバイスに決定させることと
を含む、項目23に記載の方法。
(項目25)
前記第1の無線通信デバイスによって、無線通信ノードに、前記第1の無線通信デバイスが構成されている周波数リストを送信することと、
前記第1の無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードから、前記第1の無線通信デバイスを構成するための前記周波数リストから選択された着目周波数リストを受信することと、
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスに、前記着目周波数リストを送信することと
を含む、項目21に記載の方法。
(項目26)
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第1の第2の通信デバイスに前記情報を送信することであって、前記情報は、前記着目周波数リストを備えている、ことと、
前記第2の無線通信デバイスによって、前記着目周波数リストに従って、無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
を含む、項目25に記載の方法。
(項目27)
前記中継デバイスとして無線通信デバイスを前記第2の無線通信デバイスに選択させることを含み、前記無線通信デバイスは、前記第2の無線通信デバイスの着目周波数と共通するそれらの最大数を有するか、または、最も高いサービスの質(QoS)または優先順位を有する前記第2の無線通信デバイスのサービス宛先識別子において標的とされている着目周波数と共通するそれらの最大数を有する、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記第1の無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードから、前記第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を受信することと、
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスに、前記優先順位情報を送信することと
を含む、項目21に記載の方法。
(項目29)
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスに、前記情報を送信することであって、前記情報は、前記第1の無線通信デバイスに関する前記優先順位情報を備えている、ことと、
前記優先順位情報に従って、無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択し、前記第1の無線通信デバイスが候補中継デバイスの中で最も高い優先順位を有するかどうかを前記第2の無線通信デバイスに決定させることと
を含む、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記第1の無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードから、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるサービスの質(QoS)についての情報を受信することであって、前記情報は、ホワイトQoSフロー識別子(QFI)リスト、ブラックQFIリスト、またはデフォルト優先順位閾値のうちの少なくとも1つを備えている、ことと、
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスに、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての前記情報を送信することと
を含む、項目21に記載の方法。
(項目31)
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスに、前記情報を送信することであって、前記情報は、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての前記情報を備えている、ことと、
無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを前記第2の無線通信デバイスに決定させることと
を含み、
前記決定させることは、前記第1の無線通信デバイスがホワイトQFIリストによってサポートされるまたは前記ブラックQFIリストによって除外される中継トラフィックの少なくとも1つのQoSプロファイルを有することに従うか、または、前記第1の無線通信デバイスが前記デフォルト優先順位閾値を満足させる優先順位値を有することに従う、項目30に記載の方法。
(項目32)
前記第1の無線通信デバイスによって、無線通信ノードに、前記第1の無線通信デバイスの補助情報を送信することを含む、項目21に記載の方法。
(項目33)
前記第2の無線通信デバイスは、
ネットワーク中継モードにおいて前記中継デバイスと直接接続すべきかどうかを決定することと、
前記無線通信ノードから、前記情報を受信することであって、前記情報は、少なくとも前記第1の無線通信デバイスの前記補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を備えている、ことと、
候補中継デバイスの前記1つ以上の識別子に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
を行うように構成されている、項目32に記載の方法。
(項目34)
前記第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信ノードと通信しており、
前記第1の無線通信デバイスは、前記第1の無線通信ノードのXnまたはX2インターフェースを用いて、前記第1の無線通信デバイスの補助情報を第2の無線通信ノードに送信するように構成されている、項目21に記載の方法。
(項目35)
前記第2の無線通信デバイスは、
ネットワーク解放メッセージにおいて、前記無線通信ノードから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記候補中継デバイスに対応する無線通信デバイスの補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を備えている、ことと、
候補中継デバイスの前記1つ以上の識別子に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
を行うように構成されている、項目24に記載の方法。
(項目36)
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信することと、
前記RSRP測定値および構成された平均RSRP閾値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを前記第3の無線通信デバイスに決定させることと
を含む、項目21に記載の方法。
(項目37)
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信することと、
閾値、前記RSRP測定値、および前記第1の無線通信デバイスと前記第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを前記第3の無線通信に決定させることと
を含む、項目21に記載の方法。
(項目38)
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信することと、
前記RSRP測定値および第1の閾値、および前記第1の無線通信デバイスと前記第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値、および第2の閾値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを前記第3の無線通信デバイスに決定させることと
を含む、項目21に記載の方法。
(項目39)
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける失敗を決定することと、
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第3の無線通信デバイスに、前記リンクの前記失敗のタイプの指示を送信することと
を含む、項目21に記載の方法。
(項目40)
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける劣化が閾値を超えていることを決定することと、
前記第1の無線通信デバイスによって、前記第3の無線通信デバイスに、前記リンクのリンク品質情報を送信することと
を含む、項目21に記載の方法。
(項目41)
方法であって、前記方法は、
無線通信ノードによって、第1の無線通信デバイスの近くの第2の無線通信デバイスに、中継デバイスの選択のために使用されるべき情報を送信することと、
前記中継デバイスとしての前記第1の無線通信デバイスと無線で接続すべきかどうかを前記第2の無線通信デバイスに決定させることと
を含む、方法。
(項目42)
前記中継デバイスとしての前記第1の無線通信デバイスと無線で接続すべきかどうかを前記第2の無線通信デバイスに決定させることは、
前記第2の無線通信デバイスによって、無線通信ノードから、前記中継デバイスとして無線で接続すべき少なくとも1つの無線通信デバイスの指示を受信することと、
前記第2の無線通信デバイスによって、前記指示に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
をさらに含む、項目41に記載の方法。
(項目43)
前記第1の無線通信デバイスは、
無線通信ノードに、サポートされる少なくとも1つの中継タイプを送信することであって、前記少なくとも1つの中継タイプは、層2中継または層3中継のうちの少なくとも1つを備えている、ことと、
前記無線通信ノードに、前記サポートされる少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上に関する選好を送信することと、
前記無線通信ノードから、前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上で前記第1の無線通信デバイスを構成するための構成を受信することと、
前記第2の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を送信することと、
前記第2の無線通信デバイスから、好ましい中継タイプまたはサポートされる中継タイプの指示を受信することと
を行うように構成されている、項目41に記載の方法。
(項目44)
前記第2の無線通信デバイスは、
前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を備えている、ことと、
前記第2の無線通信デバイスがサポートする1つ以上の中継タイプに従って、かつ前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
を行うように構成されている、項目43に記載の方法。
(項目45)
無線通信ノードによって、前記第1の無線通信デバイスから、前記第1の無線通信デバイスが構成されている周波数リストを受信することと、
前記無線通信ノードによって、前記無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスを構成するための前記周波数リストから選択された着目周波数リストを送信することと、
前記第2の無線通信デバイスに対して、前記着目周波数リストを前記第1の無線通信デバイスに送信させることと
を含む、項目41に記載の方法。
(項目46)
前記第2の無線通信デバイスは、
前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記着目周波数リストを備えている、ことと、
前記着目周波数リストに従って、無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
を行うように構成されている、項目25に記載の方法。
(項目47)
前記第2の無線通信デバイスは、前記中継デバイスとして無線通信デバイスを選択するように構成され、前記無線通信デバイスは、前記第2の無線通信デバイスの着目周波数と共通するそれらの最大数を有するか、または、最も高いサービスの質(QoS)または優先順位を有する前記第2の無線通信デバイスのサービス宛先識別子において標的とされている着目周波数と共通するそれらの最大数を有する、項目26に記載の方法。
(項目48)
前記第1の無線通信デバイスは、
前記無線通信ノードから、前記第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を受信することと、
前記第2の無線通信デバイスに、前記優先順位情報を送信することと
を行うように構成されている、項目41に記載の方法。
(項目49)
前記第2の無線通信デバイスは、
前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記第1の無線通信デバイスに関する前記優先順位情報を備えている、ことと、
前記優先順位情報に従って、無線で接続するための前記第1の無線通信デバイスを選択し、前記第1の無線通信デバイスが候補中継デバイスの中で最も高い優先順位を有するかどうかを決定することと
を行うように構成されている、項目48に記載の方法。
(項目50)
前記無線通信ノードによって、前記第1の無線通信デバイスに、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるサービスの質(QoS)についての情報を送信することであって、前記情報は、ホワイトQoSフロー識別子(QFI)リスト、ブラックQFIリスト、またはデフォルト優先順位閾値のうちの少なくとも1つを備えている、ことと、
前記第2の無線通信デバイスに、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての前記情報を前記第1の無線通信デバイスに送信させることと
を含む、項目41に記載の方法。
(項目51)
前記第2の無線通信デバイスは、
前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての前記情報を備えている、ことと
前記第1の無線通信デバイスに従って、無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
を行うように構成され、
前記選択することは、前記第1の無線通信デバイスが前記ホワイトQFIリストによってサポートされるまたは前記ブラックQFIリストによって除外される中継トラフィックの少なくとも1つのQoSプロファイルを有することに従うか、または、前記第1の無線通信デバイスが前記デフォルト優先順位閾値を満足させる優先順位値を有することに従う、項目50に記載の方法。
(項目52)
前記無線通信ノードによって、前記第1の無線通信デバイスから、前記第1の無線通信デバイスの補助情報を受信することを含む、項目40に記載の方法。
(項目53)
前記第2の無線通信デバイスは、
ネットワーク中継モードにおいて前記中継デバイスと直接接続すべきかどうかを決定することと、
前記無線通信ノードから、前記情報を受信することであって、前記情報は、少なくとも前記第1の無線通信デバイスの前記補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を備えている、ことと、
候補中継デバイスの前記1つ以上の識別子に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
を行うように構成されている、項目52に記載の方法。
(項目54)
前記第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信ノードと通信しており、
前記第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信ノードに、前記第1の無線通信ノードのXnまたはX2インターフェースを用いて、前記第1の無線通信デバイスの補助情報を送信するように構成されている、項目41に記載の方法。
(項目55)
前記第2の無線通信デバイスは、
ネットワーク解放メッセージにおいて、前記無線通信ノードから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記候補中継デバイスに対応する無線通信デバイスの補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を備えている、ことと、
候補中継デバイスの前記1つ以上の識別子に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
を行うように構成されている、項目54に記載の方法。
(項目56)
前記第1の無線通信デバイスは、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信するように構成され、
前記第3の無線通信デバイスは、前記RSRP測定値および構成された平均RSRP閾値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定するように構成されている、項目41に記載の方法。
(項目57)
前記第1の無線通信デバイスは、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信するように構成され、
前記第3の無線通信デバイスは、閾値、前記RSRP測定値、および前記第1の無線通信デバイスと前記第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定するように構成されている、項目41に記載の方法。
(項目58)
前記第1の無線通信デバイスは、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信するように構成され、
前記第3の無線通信デバイスは、前記RSRP測定値、第1の閾値、前記第1の無線通信デバイスと前記第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値、および第2の閾値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定するように構成されている、項目41に記載の方法。
(項目59)
前記第1の無線通信デバイスは、
前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける失敗を決定することと、
前記第3の無線通信デバイスに、前記リンクの前記失敗のタイプの指示を送信することと
を行うように構成されている、項目41に記載の方法。
(項目60)
前記第1の無線通信デバイスは、
前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける劣化が閾値を超えていることを決定することと、
前記第3の無線通信デバイスに、前記リンクのリンク品質情報を送信することと
を行うように構成されている、項目41に記載の方法。
(項目61)
命令を記憶している非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、項目1-60のいずれか1項に記載の方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実施させる、非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目62)
項目1-60のいずれか1項に記載の方法を実施するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備えている装置。

Claims (62)

  1. 方法であって、前記方法は、
    第1の無線通信デバイスの近くの第2の無線通信デバイスによって、中継デバイスの選択のために使用されるべき情報を受信することと、
    前記第2の無線通信デバイスによって、前記中継デバイスとしての前記第1の無線通信デバイスと無線で接続すべきかどうかを決定することと
    を含む、方法。
  2. 前記第2の無線通信デバイスによって、前記中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを選択するかどうかを決定することは、
    前記第2の無線通信デバイスによって、無線通信ノードから、前記中継デバイスとして無線で接続すべき少なくとも1つの無線通信デバイスの指示を受信することと、
    前記第2の無線通信デバイスによって、前記指示に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の無線通信デバイスは、
    無線通信ノードに、サポートされる少なくとも1つの中継タイプを送信することであって、前記少なくとも1つの中継タイプは、層2中継または層3中継のうちの少なくとも1つを備えている、ことと、
    前記無線通信ノードに、前記サポートされる少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上に関する選好を送信することと、
    前記無線通信ノードから、前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上で前記第1の無線通信デバイスを構成するための構成を受信することと、
    前記第2の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を送信することと、
    前記第2の無線通信デバイスから、好ましい中継タイプまたはサポートされる中継タイプの指示を受信することと
    を行うように構成されている、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2の無線通信デバイスによって、前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を備えている、ことと、
    前記第2の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスがサポートする1つ以上の中継タイプに従って、かつ前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1の無線通信デバイスは、
    無線通信ノードに、前記第1の無線通信デバイスが構成されている周波数リストを送信することと、
    前記無線通信ノードから、前記第1の無線通信デバイスを構成するための前記周波数リストから選択された着目周波数リストを受信することと、
    前記第2の無線通信デバイスに、前記着目周波数リストを送信することと
    を行うように構成されている、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2の無線通信デバイスによって、前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記着目周波数リストを備えている、ことと、
    前記第2の無線通信デバイスによって、前記着目周波数リストに従って、無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2の無線通信デバイスによって、前記中継デバイスとして、無線通信デバイスを選択することを含み、前記無線通信デバイスは、前記第2の無線通信デバイスの着目周波数と共通するそれらの最大数を有するか、または、最も高いサービスの質(QoS)または優先順位を有する前記第2の無線通信デバイスのサービス宛先識別子において標的とされている着目周波数と共通するそれらの最大数を有する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1の無線通信デバイスは、
    前記無線通信ノードから、前記第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を受信することと、
    前記第2の無線通信デバイスに、前記優先順位情報を送信することと
    を行うように構成されている、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2の無線通信デバイスによって、前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記第1の無線通信デバイスに関する前記優先順位情報を備えている、ことと、
    前記第2の無線通信デバイスによって、前記優先順位情報に従って、無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択し、前記第1の無線通信デバイスが候補中継デバイスの中で最も高い優先順位を有するかどうかを決定することと
    を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1の無線通信デバイスは、
    前記無線通信ノードから、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるサービスの質(QoS)についての情報を受信することであって、前記情報は、ホワイトQoSフロー識別子(QFI)リスト、ブラックQFIリスト、またはデフォルト優先順位閾値のうちの少なくとも1つを備えている、ことと、
    前記第2の無線通信デバイスに、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての前記情報を送信することと
    を行うように構成されている、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第2の無線通信デバイスによって、前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての前記情報を備えている、ことと、
    前記第2の無線通信デバイスによって、無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    を含み、
    前記選択することは、前記第1の無線通信デバイスが前記ホワイトQFIリストによってサポートされるまたは前記ブラックQFIリストによって除外される中継トラフィックの少なくとも1つのQoSプロファイルを有することに従うか、または、前記第1の無線通信デバイスが前記デフォルト優先順位閾値を満足させる優先順位値を有することに従う、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の無線通信デバイスは、無線通信ノードに、前記第1の無線通信デバイスの補助情報を送信するように構成されている、請求項1に記載の方法。
  13. 前記第2の無線通信デバイスによって、ネットワーク中継モードにおいて前記中継デバイスと直接接続すべきかどうかを決定することと、
    前記第2の無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記候補中継デバイスに対応する無線通信デバイスの補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を備えている、ことと、
    前記第2の無線通信デバイスによって、候補中継デバイスの前記1つ以上の識別子に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    を含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信ノードと通信しており、
    前記第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信ノードに、前記第1の無線通信ノードのXnまたはX2インターフェースを用いて、前記第1の無線通信デバイスの補助情報を送信するように構成されている、請求項1に記載の方法。
  15. ネットワーク解放メッセージにおいて、前記第2の無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードから前記情報を受信することであって、前記情報は、少なくとも前記第1の無線通信デバイスの前記補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を備えている、ことと、
    前記第2の無線通信デバイスによって、候補中継デバイスの前記1つ以上の識別子に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    を含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1の無線通信デバイスは、第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信するように構成され、
    前記第3の無線通信デバイスは、前記RSRP測定値および構成された平均RSRP閾値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定するように構成されている、請求項1に記載の方法。
  17. 前記第1の無線通信デバイスは、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信するように構成され、
    前記第3の無線通信デバイスは、閾値、前記RSRP測定値、および前記第1の無線通信デバイスと前記第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定するように構成されている、請求項1に記載の方法。
  18. 前記第1の無線通信デバイスは、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信するように構成され、
    前記第3の無線通信デバイスは、前記RSRP測定値、第1の閾値、前記第1の無線通信デバイスと前記第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値、および第2の閾値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定するように構成されている、請求項1に記載の方法。
  19. 前記第1の無線通信デバイスは、
    前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける失敗を決定することと、
    前記第3の無線通信デバイスに、前記リンクの前記失敗のタイプの指示を送信することと
    を行うように構成されている、請求項1に記載の方法。
  20. 前記第1の無線通信デバイスは、
    前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける劣化が閾値を超えていることを決定することと、
    前記第3の無線通信デバイスに、前記リンクのリンク品質情報を送信することと
    を行うように構成されている、請求項1に記載の方法。
  21. 方法であって、前記方法は、
    第2の無線通信デバイスの近くの第1の無線通信デバイスによって、中継デバイスの選択のために使用されるべき情報を送信することと、
    前記中継デバイスとしての前記第1の無線通信デバイスと無線で接続すべきかどうかを前記第2の無線通信デバイスに決定させることと
    を含む、方法。
  22. 前記中継デバイスとしての前記第1の無線通信デバイスと無線で接続すべきかどうかを前記第2の無線通信デバイスに決定させることは、
    前記第2の無線通信デバイスによって、無線通信ノードから、前記中継デバイスとして無線で接続すべき少なくとも1つの無線通信デバイスの指示を受信することと、
    前記第2の無線通信デバイスによって、前記指示に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    をさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1の無線通信デバイスによって、無線通信ノードに、サポートされる少なくとも1つの中継タイプを送信することであって、前記少なくとも1つの中継タイプは、層2中継または層3中継のうちの少なくとも1つを備えている、ことと、
    前記第1の無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードに、前記サポートされる少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上に関する選好を送信することと、
    前記第1の無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードから、前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上で前記第1の無線通信デバイスを構成するための構成を受信することと、
    前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を送信することと、
    前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスから、好ましい中継タイプまたはサポートされる中継タイプの指示を受信することと
    を含む、請求項21に記載の方法。
  24. 前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスに、前記情報を送信することであって、前記情報は、前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を備えている、ことと、
    前記第2の無線通信デバイスがサポートする1つ以上の中継タイプに従って、かつ前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを前記第2の無線通信デバイスに決定させることと
    を含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記第1の無線通信デバイスによって、無線通信ノードに、前記第1の無線通信デバイスが構成されている周波数リストを送信することと、
    前記第1の無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードから、前記第1の無線通信デバイスを構成するための前記周波数リストから選択された着目周波数リストを受信することと、
    前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスに、前記着目周波数リストを送信することと
    を含む、請求項21に記載の方法。
  26. 前記第1の無線通信デバイスによって、前記第1の第2の通信デバイスに前記情報を送信することであって、前記情報は、前記着目周波数リストを備えている、ことと、
    前記第2の無線通信デバイスによって、前記着目周波数リストに従って、無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    を含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記中継デバイスとして無線通信デバイスを前記第2の無線通信デバイスに選択させることを含み、前記無線通信デバイスは、前記第2の無線通信デバイスの着目周波数と共通するそれらの最大数を有するか、または、最も高いサービスの質(QoS)または優先順位を有する前記第2の無線通信デバイスのサービス宛先識別子において標的とされている着目周波数と共通するそれらの最大数を有する、請求項26に記載の方法。
  28. 前記第1の無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードから、前記第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を受信することと、
    前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスに、前記優先順位情報を送信することと
    を含む、請求項21に記載の方法。
  29. 前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスに、前記情報を送信することであって、前記情報は、前記第1の無線通信デバイスに関する前記優先順位情報を備えている、ことと、
    前記優先順位情報に従って、無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択し、前記第1の無線通信デバイスが候補中継デバイスの中で最も高い優先順位を有するかどうかを前記第2の無線通信デバイスに決定させることと
    を含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記第1の無線通信デバイスによって、前記無線通信ノードから、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるサービスの質(QoS)についての情報を受信することであって、前記情報は、ホワイトQoSフロー識別子(QFI)リスト、ブラックQFIリスト、またはデフォルト優先順位閾値のうちの少なくとも1つを備えている、ことと、
    前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスに、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての前記情報を送信することと
    を含む、請求項21に記載の方法。
  31. 前記第1の無線通信デバイスによって、前記第2の無線通信デバイスに、前記情報を送信することであって、前記情報は、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての前記情報を備えている、ことと、
    無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを前記第2の無線通信デバイスに決定させることと
    を含み、
    前記決定させることは、前記第1の無線通信デバイスがホワイトQFIリストによってサポートされるまたは前記ブラックQFIリストによって除外される中継トラフィックの少なくとも1つのQoSプロファイルを有することに従うか、または、前記第1の無線通信デバイスが前記デフォルト優先順位閾値を満足させる優先順位値を有することに従う、請求項30に記載の方法。
  32. 前記第1の無線通信デバイスによって、無線通信ノードに、前記第1の無線通信デバイスの補助情報を送信することを含む、請求項21に記載の方法。
  33. 前記第2の無線通信デバイスは、
    ネットワーク中継モードにおいて前記中継デバイスと直接接続すべきかどうかを決定することと、
    前記無線通信ノードから、前記情報を受信することであって、前記情報は、少なくとも前記第1の無線通信デバイスの前記補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を備えている、ことと、
    候補中継デバイスの前記1つ以上の識別子に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    を行うように構成されている、請求項32に記載の方法。
  34. 前記第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信ノードと通信しており、
    前記第1の無線通信デバイスは、前記第1の無線通信ノードのXnまたはX2インターフェースを用いて、前記第1の無線通信デバイスの補助情報を第2の無線通信ノードに送信するように構成されている、請求項21に記載の方法。
  35. 前記第2の無線通信デバイスは、
    ネットワーク解放メッセージにおいて、前記無線通信ノードから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記候補中継デバイスに対応する無線通信デバイスの補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を備えている、ことと、
    候補中継デバイスの前記1つ以上の識別子に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    を行うように構成されている、請求項24に記載の方法。
  36. 前記第1の無線通信デバイスによって、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信することと、
    前記RSRP測定値および構成された平均RSRP閾値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを前記第3の無線通信デバイスに決定させることと
    を含む、請求項21に記載の方法。
  37. 前記第1の無線通信デバイスによって、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信することと、
    閾値、前記RSRP測定値、および前記第1の無線通信デバイスと前記第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを前記第3の無線通信に決定させることと
    を含む、請求項21に記載の方法。
  38. 前記第1の無線通信デバイスによって、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信することと、
    前記RSRP測定値および第1の閾値、および前記第1の無線通信デバイスと前記第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値、および第2の閾値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを前記第3の無線通信デバイスに決定させることと
    を含む、請求項21に記載の方法。
  39. 前記第1の無線通信デバイスによって、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける失敗を決定することと、
    前記第1の無線通信デバイスによって、前記第3の無線通信デバイスに、前記リンクの前記失敗のタイプの指示を送信することと
    を含む、請求項21に記載の方法。
  40. 前記第1の無線通信デバイスによって、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける劣化が閾値を超えていることを決定することと、
    前記第1の無線通信デバイスによって、前記第3の無線通信デバイスに、前記リンクのリンク品質情報を送信することと
    を含む、請求項21に記載の方法。
  41. 方法であって、前記方法は、
    無線通信ノードによって、第1の無線通信デバイスの近くの第2の無線通信デバイスに、中継デバイスの選択のために使用されるべき情報を送信することと、
    前記中継デバイスとしての前記第1の無線通信デバイスと無線で接続すべきかどうかを前記第2の無線通信デバイスに決定させることと
    を含む、方法。
  42. 前記中継デバイスとしての前記第1の無線通信デバイスと無線で接続すべきかどうかを前記第2の無線通信デバイスに決定させることは、
    前記第2の無線通信デバイスによって、無線通信ノードから、前記中継デバイスとして無線で接続すべき少なくとも1つの無線通信デバイスの指示を受信することと、
    前記第2の無線通信デバイスによって、前記指示に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    をさらに含む、請求項41に記載の方法。
  43. 前記第1の無線通信デバイスは、
    無線通信ノードに、サポートされる少なくとも1つの中継タイプを送信することであって、前記少なくとも1つの中継タイプは、層2中継または層3中継のうちの少なくとも1つを備えている、ことと、
    前記無線通信ノードに、前記サポートされる少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上に関する選好を送信することと、
    前記無線通信ノードから、前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上で前記第1の無線通信デバイスを構成するための構成を受信することと、
    前記第2の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を送信することと、
    前記第2の無線通信デバイスから、好ましい中継タイプまたはサポートされる中継タイプの指示を受信することと
    を行うように構成されている、請求項41に記載の方法。
  44. 前記第2の無線通信デバイスは、
    前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示を備えている、ことと、
    前記第2の無線通信デバイスがサポートする1つ以上の中継タイプに従って、かつ前記第1の無線通信デバイスが構成されている前記少なくとも1つの中継タイプのうちの1つ以上の指示に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    を行うように構成されている、請求項43に記載の方法。
  45. 無線通信ノードによって、前記第1の無線通信デバイスから、前記第1の無線通信デバイスが構成されている周波数リストを受信することと、
    前記無線通信ノードによって、前記無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスを構成するための前記周波数リストから選択された着目周波数リストを送信することと、
    前記第2の無線通信デバイスに対して、前記着目周波数リストを前記第1の無線通信デバイスに送信させることと
    を含む、請求項41に記載の方法。
  46. 前記第2の無線通信デバイスは、
    前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記着目周波数リストを備えている、ことと、
    前記着目周波数リストに従って、無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    を行うように構成されている、請求項25に記載の方法。
  47. 前記第2の無線通信デバイスは、前記中継デバイスとして無線通信デバイスを選択するように構成され、前記無線通信デバイスは、前記第2の無線通信デバイスの着目周波数と共通するそれらの最大数を有するか、または、最も高いサービスの質(QoS)または優先順位を有する前記第2の無線通信デバイスのサービス宛先識別子において標的とされている着目周波数と共通するそれらの最大数を有する、請求項26に記載の方法。
  48. 前記第1の無線通信デバイスは、
    前記無線通信ノードから、前記第1の無線通信デバイスに関する優先順位情報を受信することと、
    前記第2の無線通信デバイスに、前記優先順位情報を送信することと
    を行うように構成されている、請求項41に記載の方法。
  49. 前記第2の無線通信デバイスは、
    前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記第1の無線通信デバイスに関する前記優先順位情報を備えている、ことと、
    前記優先順位情報に従って、無線で接続するための前記第1の無線通信デバイスを選択し、前記第1の無線通信デバイスが候補中継デバイスの中で最も高い優先順位を有するかどうかを決定することと
    を行うように構成されている、請求項48に記載の方法。
  50. 前記無線通信ノードによって、前記第1の無線通信デバイスに、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるサービスの質(QoS)についての情報を送信することであって、前記情報は、ホワイトQoSフロー識別子(QFI)リスト、ブラックQFIリスト、またはデフォルト優先順位閾値のうちの少なくとも1つを備えている、ことと、
    前記第2の無線通信デバイスに、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての前記情報を前記第1の無線通信デバイスに送信させることと
    を含む、請求項41に記載の方法。
  51. 前記第2の無線通信デバイスは、
    前記第1の無線通信デバイスから、前記情報を受信することであって、前記情報は、トラフィックを中継するための前記第1の無線通信デバイスによってサポートされるQoSについての前記情報を備えている、ことと
    前記第1の無線通信デバイスに従って、無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    を行うように構成され、
    前記選択することは、前記第1の無線通信デバイスが前記ホワイトQFIリストによってサポートされるまたは前記ブラックQFIリストによって除外される中継トラフィックの少なくとも1つのQoSプロファイルを有することに従うか、または、前記第1の無線通信デバイスが前記デフォルト優先順位閾値を満足させる優先順位値を有することに従う、請求項50に記載の方法。
  52. 前記無線通信ノードによって、前記第1の無線通信デバイスから、前記第1の無線通信デバイスの補助情報を受信することを含む、請求項40に記載の方法。
  53. 前記第2の無線通信デバイスは、
    ネットワーク中継モードにおいて前記中継デバイスと直接接続すべきかどうかを決定することと、
    前記無線通信ノードから、前記情報を受信することであって、前記情報は、少なくとも前記第1の無線通信デバイスの前記補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を備えている、ことと、
    候補中継デバイスの前記1つ以上の識別子に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    を行うように構成されている、請求項52に記載の方法。
  54. 前記第1の無線通信デバイスは、第1の無線通信ノードと通信しており、
    前記第1の無線通信デバイスは、第2の無線通信ノードに、前記第1の無線通信ノードのXnまたはX2インターフェースを用いて、前記第1の無線通信デバイスの補助情報を送信するように構成されている、請求項41に記載の方法。
  55. 前記第2の無線通信デバイスは、
    ネットワーク解放メッセージにおいて、前記無線通信ノードから、前記情報を受信することであって、前記情報は、前記候補中継デバイスに対応する無線通信デバイスの補助情報に従って選択された候補中継デバイスの1つ以上の識別子を備えている、ことと、
    候補中継デバイスの前記1つ以上の識別子に従って、前記中継デバイスとして無線で接続すべき前記第1の無線通信デバイスを選択することを決定することと
    を行うように構成されている、請求項54に記載の方法。
  56. 前記第1の無線通信デバイスは、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信するように構成され、
    前記第3の無線通信デバイスは、前記RSRP測定値および構成された平均RSRP閾値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定するように構成されている、請求項41に記載の方法。
  57. 前記第1の無線通信デバイスは、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信するように構成され、
    前記第3の無線通信デバイスは、閾値、前記RSRP測定値、および前記第1の無線通信デバイスと前記第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定するように構成されている、請求項41に記載の方法。
  58. 前記第1の無線通信デバイスは、前記第3の無線通信デバイスに、前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間のリンクの基準信号受信電力(RSRP)測定値を送信するように構成され、
    前記第3の無線通信デバイスは、前記RSRP測定値、第1の閾値、前記第1の無線通信デバイスと前記第3の無線通信デバイスとの間のリンクのRSRP測定値、および第2の閾値に従って、候補中継デバイスとして前記第1の無線通信デバイスを含むべきかどうかを決定するように構成されている、請求項41に記載の方法。
  59. 前記第1の無線通信デバイスは、
    前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける失敗を決定することと、
    前記第3の無線通信デバイスに、前記リンクの前記失敗のタイプの指示を送信することと
    を行うように構成されている、請求項41に記載の方法。
  60. 前記第1の無線通信デバイスは、
    前記第1の無線通信デバイスと前記第2の無線通信デバイスとの間で確立されたリンクにおける劣化が閾値を超えていることを決定することと、
    前記第3の無線通信デバイスに、前記リンクのリンク品質情報を送信することと
    を行うように構成されている、請求項41に記載の方法。
  61. 命令を記憶している非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、請求項1-60のいずれか1項に記載の方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実施させる、非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体。
  62. 請求項1-60のいずれか1項に記載の方法を実施するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備えている装置。
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