JP2023536200A - ロング物理サイドリンクフィードバックチャネル(psfch)フォーマットによるpsfchレンジ拡張 - Google Patents

ロング物理サイドリンクフィードバックチャネル(psfch)フォーマットによるpsfchレンジ拡張 Download PDF

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Abstract

ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックによるビークルツーエブリシング(V2X)サイドリンク通信を実行するための装置、システム、及び方法の実施形態が本明細書で提示され、この実施形態は、新しいロング物理サイドリンクフィードバックチャネル(PFSCH)フォーマット、すなわちPFSCHフォーマット1を使用して、既存又はレガシーサイドリンクフィードバックフォーマット、すなわち本明細書ではPFSCHフォーマット0と呼ばれるショートPFSCHフォーマットが、フォーマット設計の制限された性質に起因して有効な肯定応答(ACK)及び否定応答(NACK)をサポートするのに不十分である様々なサイドリンク通信ネットワーク及び環境に、フィードバックリソースを割り当てることを含む。

Description

本出願は、無線デバイスに関し、より詳細には、ビークルツーエブリシング(V2X)無線セルラ通信及び他の潜在的なモノのインターネット(IoT)使用事例において無線デバイスがサイドリンク通信を実行するための装置、システム及び方法に関する。
無線通信システムの使用が急速に増大している。無線通信の提案された用途の1つは、車両アプリケーション、特にV2X(ビークルツーエブリシング)システムにおけるものである。V2Xシステムは、交通活動を調整すること、自律運転を円滑にすること、及び衝突回避を実行することなどの様々な目的のために、(例えば、車両内に収容されるか、又は他の方法で車両によって運搬される通信デバイスを介して)車両と、(サイクリストなど、他の人によって運搬されるUEを含む)歩行者UEと、他の無線通信デバイスとの間の通信を可能にする。3GPP及びニューラジオ(NR)におけるV2X標準化の一環として、集中基地局を介した信号中継を伴わない、2つのユーザ機器(UE)間の直接通信が、ますます重要になってきている。これは、デバイスツーデバイス(D2D)又はピアツーピア(P2P)通信と呼ばれることもある。3GPPサイドリンク通信は、公共の安全及びビークルツーエブリシング(V2X)サービスのためのロングタームエボリューション(LTE)アドバンスト(LTE-A)において重要性を実証している。LTE-Aにおけるこの成功した開発により、サイドリンク通信の進化は、3GPPニューラジオ(NR)において継続し、これは、基地局とのダウンリンク及びアップリンク通信を使用する従来のセルラトポロジに加えて、サイドリンク通信を不可避の構成要素にしている。サイドリンクは、高度な運転ユースケースのために低レイテンシ、高信頼性、及び高スループットのV2Xサービスを提供することを目標とする。フィードバックチャネル、グラントフリーアクセス、拡張チャネル検知手順、及び新規制御チャネル設計を含む、LTE-Aで提供されないいくつかの新規サイドリンク機能が、NRでサポートされている。よって、このような開発及び設計をサポートする、この分野における改善が望まれる。
本明細書では、カバレッジ改善のために拡張物理サイドリンクフィードバックチャネルを利用してサイドリンク無線セルラ通信を実行するための装置、システム、及び方法の実施形態が提示される。
特に、本発明の様々な実施形態は、基地局を介した信号中継なしに2つのユーザ機器(UE)間の直接通信におけるサイドリンク無線通信を拡張するための技法に関する。サイドリンク送信の進化は、3GPPニューラジオ(NR)において継続している。上述したように、フィードバックチャネル、グラントフリーアクセス、拡張チャネル検知手順、及び新しい制御チャネル設計を含む、LTE-Aで提供されないいくつかの新しいサイドリンク機能が、NRでサポートされている。これらの新しい機能を完全に理解するために、本明細書で開示される実施形態は、物理層構造、リソース配分機構、リソース検知及び選択手順、同期、並びにサービス品質(QoS)管理を含む、3GPP NRサイドリンク送信に関する。更に、実施形態は、新しい制御チャネル設計への拡張を企図する。NRサイドリンク送信は、将来のリリースにおいてV2Xに加えて高度なサービス(例えば、高度なリレー)を提供するための基盤と見なされてきたため、この進行中の作業における緊急の需要に応えるための潜在的な拡張も検討されている。
サイドリンクコンポーネントキャリアでの送信は、受信側UEによる応答において肯定応答又は否定応答(ACK/NACK)メッセージを使用して、独立して肯定応答され得る。これは、一般に、LTE及びNRにおいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)と呼ばれ、各コンポーネントキャリア上で、受信されているデータのトランスポートブロックが、送信デバイスへの戻りリンク上で1つ又は2つのビットを送信することによって肯定応答される。空間多重化がない場合、送信時間間隔(TTI)内に単一のトランスポートブロックのみが存在し、したがって、応答において単一の肯定応答ビットのみが必要とされる。しかしながら、送信が空間多重化を使用する場合、TTIごとに2つのトランスポートブロックがあり、それぞれがそれ自体のハイブリッドARQ肯定応答ビットを必要とする。したがって、ハイブリッドARQ肯定応答に必要とされるビットの総数は、コンポーネントキャリアの数及びコンポーネントキャリアのそれぞれの送信モードに依存する。各サイドリンクコンポーネントキャリアは、それ自体のPSCCHとは別個にスケジューリングされるので、ハイブリッドARQプロセス番号は、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)の指定された領域でコンポーネントキャリアごとに独立してシグナリングされる。NRでは、現在、「フォーマット0」すなわち肯定応答のショートフォーマット(PSFCH)と呼ばれる基本肯定応答フォーマットのみが存在する。この非適応的で静的なフォーマットは、UEが遭遇し得るサイドリンク通信を使用する全ての様々なタイプのネットワーキングに対応するには不十分である。更に、静的フォーマットは、再送信の断片化及び衝突において問題を引き起こす可能性があり、したがって、ACK/NACKを表現するためのより適応的な可変フォーマットが望ましい。
実施形態は、「ロング」PSFCHフォーマットリソース構成を使用してサイドリンクフィードバックチャネルを介して肯定応答(ACK)又は「否定」若しくは「非」肯定応答(NACK)メッセージを送信するために、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)のための無線リソースを構成することができる、UEなどの無線デバイスに関し得る。無線デバイスは、ロングPSFCHフォーマットで使用するための周波数リソースを、a)物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)及び物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)のサイドリンク送信に使用されるリソースプールの残りの未使用物理リソースブロック(PRB)、b)リソースプールの最後のいくつかのサブチャネル、又はc)リソースプールの高PRBと低PRBの両方、のうちの1つから割り当て得る。ロングPSFCHフォーマットは、PSFCHフォーマット1と呼ばれることがあり、HARQ ACKに関する1ビット又は2ビットの情報を含み得る。更に、PSFCHフォーマット1は、時間ドメインにおいて無線フレームの単一スロットに収まることができ、周波数ドメインにおける1つのPRBである。
無線デバイスは、PSSCHとロングPSFCHフォーマット構成との間のリソースマッピングを様々な方法で更に決定し得る。例えば、PSSCHのサブチャネルの数がスロット内のPSFCHの数に等しいとき、PSSCHがi番目のサブチャネルを使用するときにi番目のPSFCHがハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックのために使用されるように、周波数ドメインで1対1マッピングが使用され得る。更に、PSSCHのサブチャネルの数がスロット内のPSFCHの数と等しくないとき、無線デバイスは、第1に周波数、第2に時間のインデックス付け、第1に時間、第2に周波数のインデックス付け、又は第1に周波数、第2に時間、及び第3にコードのインデックス付けのうちの1つにより、PSFCHリソースをインデックス付けし得る。
無線デバイスは、サイドリンク制御チャネル(PSCCH)内に存在するサイドリンク制御情報(SCI)内の様々なシグナリング並びに無線デバイスによって受信される信号の潜在的な測定値によってロングPSFCHフォーマットが使用されるべきであると決定するように更に動作し得る。
ある実施形態では、PSFCHフォーマット1は、リソース構成において排他的に使用される。
無線デバイスは、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)及び物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)のサイドリンク送信のために使用される同じリソースプールにおいて、PSFCHフォーマット1リソースをPSFCHフォーマット0リソースと一緒に更に構成し得る。
本明細書に記載された技法は、基地局、アクセスポイント、セルラ電話、ポータブルメディアプレーヤ、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイス、及び様々な他のコンピューティングデバイスを含むがこれらに限られない、複数の異なるタイプのデバイス内に実施され、及び/又はそれらデバイスと共に用いられてもよいことに留意されたい。
この発明の概要は、本文書に記載の主題のいくつかの簡易的な概要を提供することが意図されている。よって、上記の特徴は単なる一例に過ぎず、本明細書に記載の主題の範囲又は趣旨を狭めるものとして解釈されるべきでないことを理解されたい。本明細書に記載の主題の他の特徴、態様、及び利点は、以下の詳細な説明、図面、及び特許請求の範囲から明らかになる。
各種実施形態の以下の詳細な説明が、以下の図面と共に考察されたときに、本主題のより良い理解が得られ得る。
いくつかの実施形態による、例示的なビークルツーエブリシング(V2X)通信システムを示す図である。 いくつかの実施形態による、ユーザ機器(UE)デバイスと通信する基地局を示す図である。 いくつかの実施形態による、UEの例示的なブロック図である。 いくつかの実施形態による、基地局の例示的なブロック図である。 様々な実施形態による、例示的な新しい「ロング物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)フォーマット」のためにリソースプールのリソースを割り当てる例示的な実施形態を示す図である。 様々な実施形態による、例示的な新しい「ロング物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)フォーマット」のためにリソースプールのリソースを割り当てる例示的な実施形態を示す図である。 他の実施形態による、側波帯フィードバックチャネルのリソース割り当てのための例示的な構成を示す図である。 他の実施形態による、側波帯フィードバックチャネルのリソース割り当てのための例示的な構成を示す図である。 様々な実施形態による、ロングPSFCHフォーマットのための例示的な無線スロットコンテンツを示す図である。 PSSCHサブチャネルとPSFCHフォーマット1スロットとの間の、3スロットのタイムギャップを有する例示的な1対1リソースマッピングを示す図である。 PSSCHのサブチャネルの数がスロット内のPSFCHの数に等しくないときのPSFCHインデックス付けの例示的な実施形態を示す図である。 PSFCHの決定のためのモード2でのスペクトル検知の例示的な実施形態を示す図である。
本明細書に記載の特徴は、様々な変更形態及び代替的形態が可能ではあるが、その特定の実施形態を例として図面に示し、本明細書において詳細に説明する。しかしながら、図面及びその詳細な説明は、開示されている特定の形態に限定することを意図しておらず、むしろ、添付の特許請求の範囲によって定義されている本主題の趣旨及び範囲内の全ての修正、等価物、及び代替案を包含することが意図されていることを理解されたい。
用語
以下は、本開示で使用されている用語の解説である。
メモリ媒体-様々な種類の非一時的メモリデバイス又は記憶デバイスのうちの任意のもの。用語「メモリ媒体」は、例えば、CD-ROM、フロッピーディスク、又はテープデバイス等のインストール媒体、DRAM、DDR RAM、SRAM、EDO RAM、Rambus RAM等のコンピュータシステムメモリ又はランダムアクセスメモリ;フラッシュ、ハードドライブなどの磁気媒体、又は光学ストレージなどの不揮発性メモリ;レジスタ、又は他の類似のタイプのメモリ要素などを含むことが意図されている。メモリ媒体は、他のタイプの非一時的メモリも含んでもよく、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。加えて、メモリ媒体は、プログラムが実行される第1のコンピュータシステムに配置されてもよく、又はインターネット等のネットワークを介して第1のコンピュータシステムに接続する第2の異なるコンピュータシステムに配置されてもよい。後者の事例では、第2のコンピュータシステムは、実行するために、プログラム命令を第1のコンピュータに提供することができる。用語「メモリ媒体」は、異なる場所において、例えば、ネットワークを介して接続された異なるコンピュータシステムにおいて存在することができる2つ以上のメモリ媒体を含んでもよい。メモリ媒体は、1つ以上のプロセッサによって実行され得る(例えば、コンピュータプログラムとして具現化された)プログラム命令を記憶してもよい。
プログラム可能ハードウェア要素-プログラム可能相互接続子を介して接続された複数のプログラム可能機能ブロックを備える、様々なハードウェアデバイスを含む。例として、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、プログラム可能論理デバイス(Programmable Logic Device、PLD)、フィールドプログラム可能オブジェクトアレイ(Field Programmable Object Array、FPOA)、及び複合PLD(Complex PLD、CPLD)が挙げられる。プログラム可能機能ブロックは、細かい粒度のもの(組み合わせ論理又はルックアップテーブル)から粗い粒度のもの(演算論理装置又はプロセッサコア)にまで及ぶことができる。プログラム可能ハードウェア要素はまた、「再構成可能論理」と称され得る。
コンピュータシステム-パーソナルコンピュータシステム(PC)、メインフレームコンピュータシステム、ワークステーション、ネットワーク装置、インターネット装置、携帯情報端末(PDA)、テレビシステム、グリッドコンピューティングシステム、又はその他のデバイス若しくはデバイスの組み合わせ、を含む様々な種類のコンピューティング又は処理システムのうちの任意のもの。一般的に、用語「コンピュータシステム」は、メモリ媒体からの命令を実行する少なくとも1つのプロセッサを有する任意のデバイス(又はデバイスの組み合せ)を包含するように広義に定義することができる。
ユーザデバイス-本明細書で使用される場合、概して、V2Xシステムのコンテキストにおいて、基地局、路側ユニット(RSU)、及びサーバなどのインフラストラクチャデバイスとは対照的に、V2Xシステムにおけるモバイルアクター又はトラフィック参加者に関連付けられたデバイス、すなわち、車両及び歩行者ユーザ機器(PUE)デバイスなどのモバイル(移動可能な)通信デバイスを指し得る。
インフラストラクチャデバイス-本明細書で使用される場合、概して、V2Xシステムのコンテキストにおいて、ユーザデバイスではなく、トラフィックアクター(すなわち、歩行者、車両、又は他のモバイルユーザ)によって運搬されないが、ユーザデバイスのV2Xネットワークへの参加を容易にする、V2Xシステム内の特定のデバイスを指し得る。インフラストラクチャデバイスは、基地局及び路側ユニット(RSU)を含む。
ユーザ機器(User Equipment、UE)(又は、「UEデバイス」)-モバイル又はポータブルであり、無線通信を実行する様々なタイプのコンピュータシステム又はデバイスのうちの任意のもの。UEデバイスの例としては、携帯電話若しくはスマートフォン(例えば、iPhone(商標)、Android(商標)ベースの電話)、ポータブルゲーミングデバイス(例えば、Nintendo DS(商標)、PlayStation Portable(商標)、Gameboy Advance(商標)、iPhone(商標))、ラップトップ、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ、スマートグラス)、PDA、ポータブルインターネットデバイス、音楽プレーヤ、データ記憶デバイス、又は他のハンドヘルドデバイスなどが挙げられる。一般に、用語「UE」又は「UEデバイス」は、ユーザによって容易に持ち運ばれ、無線通信が可能なあらゆる電子、コンピューティング及び/又は電気通信デバイス(又はデバイスの組み合わせ)を包含するように広義に定義することができる。
歩行者UE(PUE)デバイス-道路の近くを歩く人の厳密な意味での歩行者だけでなく、交通環境における特定の他の周辺若しくはマイナーな参加者、又は潜在的な参加者を含む、様々な人によって装着又は運搬され得る、V2Xシステムのコンテキストで見なされるユーザ機器(UE)デバイス。これらは、静止している人、必ずしも交通又は道路の近くにいるとは限らない、車両に乗っていない人、ジョギング、ランニング、スケートなどをしている人、又は自転車、スクーター、若しくはある種の自動車など、UEの電力能力を実質的に高めない車両に乗っている人を含む。
基地局-用語「基地局」は、その通常の意味の全範囲を有し、少なくとも、固定場所に設置され、無線電話システム又は無線システムの一部として通信するために使用される無線通信局を含む。
処理要素(又はプロセッサ)-ユーザ機器又はセルラネットワークデバイス等のデバイスにおいて機能を実行することが可能である様々な要素又は要素の組み合わせを指す。処理要素は、例えば、プロセッサ及び関連付けられたメモリ、個々のプロセッサコアの部分又は回路、プロセッサコア全体、個々のプロセッサ、ASIC(特定用途向け集積回路)などの回路、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)などのプログラム可能ハードウェア要素、及び上記のものの様々な組み合わせのうちのいずれかを含み得る。
チャネル-送信側(送信機)から受信機に情報を伝達するために使用される媒体。用語「チャネル」の特性は、異なる無線プロトコルに従って異なり得るため、本明細書に使用される場合、用語「チャネル」は、この用語が関連して使用されるデバイスのタイプの規格に一致するように使用されると見なされることに留意されたい。いくつかの規格では、チャネル幅は、(例えば、デバイス能力、帯域条件等に依存して)可変であり得る。例えば、LTEは、1.4MHz~20MHzのスケーラブルなチャネル帯域幅をサポートしてもよい。対照的に、WLANのチャネルは、22MHz幅を有することができ、Bluetoothのチャネルは、1Mhz幅を有することができる。他のプロトコル及び規格は、異なるチャネルの定義を含み得る。更に、いくつかの規格は、複数のタイプのチャネル、例えば、アップリンク若しくはダウンリンクのための異なるチャネル、及び/又は、データ、制御情報等の異なる使用のための異なるチャネルを定義及び使用することができる。
ように構成されている-様々な構成要素が、タスクを実行する「ように構成されている」と説明され得る。このようなコンテキストにおいて、「ように構成されている」は、動作中にタスク又は複数のタスクを実行する「構造を有していること」を一般に意味する広範な記述である。したがって、構成要素は、構成要素がタスクを現在実行していないときでも、このタスクを実行するように構成されていてもよい(例えば、導電体のセットは、2つのモジュールが接続されていないときでも、モジュールを別のモジュールに電気的に接続するように構成されていてもよい)。いくつかのコンテキストにおいて、「ように構成されている」は、動作中にタスク又は複数のタスクを実行する「回路を有していること」を一般に意味する構造の広範な記述であってもよい。したがって、構成要素は、構成要素が現在オンでないときでも、タスクを実行するように構成されていてもよい。一般に、「ように構成されている」に対応する構造を形成する回路は、ハードウェア回路を含み得る。
本明細書の記載では、便宜上、タスク又は複数のタスクを実行するとして様々な構成要素を説明することができる。そのような説明は、語句「ように構成されている」を含むように解釈されるべきである。1つ以上のタスクを実行するように構成されている構成要素の説明は、米国特許法112条第6パラグラフのその構成要素についての解釈が適用されないことが明確に意図されている。
V2X通信システム
図1は、いくつかの実施形態による、例示的なビークルツーエブリシング(V2X)通信システムを示す。図1のシステムは、可能なシステムの単なる一例であり、本開示の特徴は、様々なシステムのうちのいずれかにおいて所望に応じて実装されてもよいことに留意されたい。
ビークルツーエブリシング(V2X)通信システムは、他の可能な目的の中でもとりわけ、トラフィックアクティビティを調整するために、車両、UE、及び/又は他のデバイス及びネットワークエンティティが通信を交換するネットワークとして特徴付けられ得る。V2X通信は、車両(例えば、車両の一部を構成する、又は車両に含まれる、若しくは他の方法で車両によって運搬される無線デバイス又は通信デバイス)と様々な他のデバイスとの間で伝達される通信を含む。V2X通信は、車両対歩行者(V2P)、車両対インフラストラクチャ(V2I)、車両対ネットワーク(V2N)、及び車両対車両(V2V)通信、並びに車両と他の可能なネットワークエンティティ又はデバイスとの間の通信を含む。V2X通信はまた、V2X関連情報を共有する目的でV2Xネットワークに参加する他の非車両デバイス間の通信を指すことがある。
V2X通信は、例えば、3GPPセルラV2X(C-V2X)仕様、又は、車両及びその他のデバイス及びネットワークエンティティが通信し得る1つ以上のその他又は後続の規格に準拠し得る。V2X通信では、長距離(例えば、セルラ)通信並びに短中距離(例えば、非セルラ)通信の両方を利用することができる。セルラ対応V2X通信は、セルラV2X(C-V2X)通信と呼ばれることがある。C-V2Xシステムは、4G LTE又は5G NR RATなど、様々なセルラ無線アクセス技術(RAT)を使用し得る。V2Xシステムにおいて使用可能なある種のLTE規格は、LTE-Vehicle(LTE-V)規格と呼ばれることがある。
図に示すように、例示的なV2Xシステムは、いくつかのユーザデバイスを含む。V2Xシステムのコンテキストにおいて本明細書で使用される場合、「ユーザデバイス」は、一般に、V2Xシステムにおけるモバイルアクター又はトラフィック参加者に関連付けられたデバイス、すなわち、車両及び歩行者ユーザ機器(PUE)デバイスなどのモバイル(移動可能)通信デバイスを指すことがある。例示的なV2Xシステムにおけるユーザデバイスは、PUE104A及び104B並びに車両106A及び106Bを含む。
車両106は、様々なタイプの車両を構成することができる。例えば、車両106Aは、路上車両若しくは自動車、大量輸送車両、又は別のタイプの車両であり得る。車両106は、様々な手段によって無線通信を行うことができる。例えば、車両106Aは、車両の一部として、又は車両に収容された通信機器を含み得、あるいは、数ある可能性の中でも特に、運転者、乗客、又は車両に乗っている他の人によって携行又は装着されるユーザ機器(UE)デバイス(例えば、スマートフォン又は同様のデバイス)など、車両内に現在含まれているか、又は他の方法で車両によって運搬される無線通信デバイスを通じて通信し得る。簡略化のために、本明細書で使用される「車両」という用語は、車両を表し、その通信を行う無線通信機器を含み得る。したがって、例えば、車両106Aが無線通信を行うと言われるとき、より具体的には、車両106Aに関連付けられ、車両106Aによって運搬される特定の無線通信機器がその無線通信を行っていることが理解される。
歩行者UE(PUE)104は、様々なタイプのユーザ機器(UE)デバイス、すなわち、スマートフォン、スマートウォッチなど、無線通信が可能なポータブルデバイスを構成してよく、様々なタイプのユーザに関連付けられ得る。したがって、PUE104はUEであり、UE又はUEデバイスと呼ばれることがある。UE104はPUE(歩行者UE)と呼ばれることがあるが、それらは必ずしも道路又は通りの近くを活発に歩いている人によって運搬されるとは限らないことに留意されたい。PUEは、V2Xシステムに参加しているUEであって、静止している人によって、歩いている若しくは走っている人によって、又は自転車、スクーター、若しくはある種の自動車など、デバイスの電力能力を実質的に高めない可能性がある車両に乗っている人によって運搬されるUEを指すことがある。また、V2Xシステムに参加する全てのUEが必ずしもPUEであるとは限らないことに留意されたい。
ユーザデバイスは、複数の無線通信規格を使用して通信することができる場合がある。例えば、UE104Aは、少なくとも1つのセルラ通信プロトコル(例えば、GSM、UMITS、LTE、LTE-A、LTE-V、HSPA、3GPP2 CDMA2000、5G NRなど)に加えて、無線ネットワーキング(例えば、Wi-Fi)及び/又はピアツーピア無線通信プロトコル(例えば、Bluetooth、Wi-Fiピアツーピアなど)を使用して通信するように構成され得る。UE104Aは、更に、又は代替的に、所望であれば、1つ以上のグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS、例えばGPS又はGLONASS)、1つ以上のモバイルテレビ放送規格(例えば、ATSC-M/H)、及び/又は任意の他の無線通信プロトコルを使用して通信するように構成され得る。(3つ以上の無線通信規格を含む)無線通信規格の他の組み合わせもまた、可能である。
3GPPリリース12~15では、サイドリンク送信は、LTE-Aのエアインターフェースに基づいて設計されたが、これは、国際移動体通信-2020(IMT-2020)によって課されるサービス要件を満たさない可能性がある。第5世代(5G)ネットワークに移行するために、3GPPは、その後、2018年6月のリリース16において、NRサイドリンク送信の標準化の進展を開始した。リリース16のNRサイドリンク送信の主要なシナリオもV2Xを対象とするが、サービスはもはや、V2Xで利用される協調認識メッセージング(CAM)及び分散環境通知(DENM)に限定されない。代わりに、次世代運転ユースケース(高度運転、車両隊列走行、拡張センサ、及び遠隔運転を含む)を維持することが主な目標である。これらのユースケースは、低レイテンシ、高信頼性、及び高スループット伝送、並びに高接続密度を要求する。これらの新しい要件を満たすために、以下の4つの新しい拡張が、NRサイドリンク送信に導入された。ブロードキャストだけでなく、ユニキャスト及びグループキャストもサイドリンク送信においてサポートされる。ユニキャスト及びグループキャストの場合、受信UEが復号ステータスを送信UEに返信するために、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)が新たに導入された。更に、レイテンシ性能を改善するために、NRアップリンク送信において採用されるグラントフリー送信が、NRサイドリンク送信においても提供される。加えて、異なるUEによって開始された異なるサイドリンク送信間のリソース衝突を緩和するために、物理サイドリンク制御チャネルの新しい設計を必要とする拡張チャネル検知及びリソース選択手順が追加された。最後に、高い接続密度及び輻輳制御を達成するために、NRサイドリンク送信においてQoS管理機能がサポートされる。リリース16のサイドリンク送信は単にV2Xに焦点を当てているが、3GPPは、サイドリンクシナリオを対話型ゲーム、拡張公共安全、拡張V2X、高度なリレー、及びその他の使用シナリオに拡張するための更なる拡張を計画している。したがって、V2Xネットワーキングのコンテキストで説明されているが、様々な実施形態は、任意の特定の使用モデル又はネットワークに限定されない。
図示のように、いくつかのユーザデバイスは、互いに直接、すなわち、基地局102A又はRSU110Aなどの中間インフラストラクチャデバイスなしに、通信を行うことが可能であり得る。図示のように、車両106Aは、車両106Bと直接V2X関連通信を行うことができる。同様に、車両106Bは、PUE104Bと直接V2X関連通信を行い得る。そのようなピアツーピア(P2P)通信は、「サイドリンク通信」と呼ばれることがあり、いくつかのLTE実施形態の場合、PC5インターフェースなどの「サイドリンク」インターフェースを利用することがある。あるLTE実施形態では、PC5インターフェースは、ユーザデバイス間(例えば、車両106間)の直接セルラ通信をサポートし、Uuインターフェースは、基地局などのインフラストラクチャデバイスとのセルラ通信をサポートする。LTE PC5/Uuインターフェースは、例としてのみ使用され、本明細書で使用されるPC5は、ユーザデバイス間の直接サイドリンク通信を可能にする様々な他の可能な無線通信技術を表すことができ、Uuは、ユーザデバイスと基地局などのインフラストラクチャデバイスとの間で行われるセルラ通信を表すことができる。例えば、少なくともいくつかの実施形態によれば、NR V2Xサイドリンク通信技術を使用して、デバイスツーデバイス通信を実行することもできる。また、V2Xシステム内のいくつかのユーザデバイス(例えば、1つの可能性として、PUE104A)は、例えば、そのような通信を行うために必要な特定のハードウェアを欠いているため、サイドリンク通信を行うことができない場合があることに留意されたい。
図に示すように、例示的なV2Xシステムは、上述のユーザデバイスに加えて、いくつかのインフラストラクチャデバイスを含む。本明細書で使用される場合、V2Xシステムのコンテキストにおける「インフラストラクチャデバイス」はユーザデバイスではなく、トラフィックアクター(すなわち、歩行者、車両、又は他のモバイルユーザ)によって運搬されないが、V2Xネットワークへのユーザデバイスの参加を容易にする、V2Xシステム内のある種のデバイスを指す。例示的なV2Xシステムにおけるインフラストラクチャデバイスは、基地局102A及び路側ユニット(RSU)110Aを含む。
基地局(BS)102Aは、ベーストランシーバ局(BTS)又はセルサイト(「セルラ基地局」)であってよく、ユーザデバイスとの、例えば、ユーザデバイス104A及び106Aとの無線通信を可能にするハードウェアを含み得る。
基地局の通信領域(すなわちカバレッジ領域)は、「セル」又は「カバレッジ」と称され得る。基地局102A及びPUE104Aなどのユーザデバイスは、GSM、UMTS、LTE、LTEアドバンスト(LTEーA)、LTE-Vehicle(LTE-V)、HSPA、3GPP2 CDMA2000、5G NRなどの無線通信技術又は電気通信規格とも呼ばれる様々な無線アクセス技術(RAT)のいずれかを使用して伝送媒体を介して通信するように構成され得る。基地局102AがLTEのコンテキストで実施される場合、それは代替的に「eNodeB」又はeNBと呼ばれることがあることに留意されたい。基地局102AがNRのコンテキストにおいて実装される場合、基地局102Aは、代替として、「gNodeB」又はgNBと称され得ることに留意されたい。
図に示すように、基地局102Aはまた、ネットワーク100(例えば、様々な可能性の中でもとりわけ、V2Xネットワーク、並びにセルラサービスプロバイダのコアネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)などの電気通信ネットワーク、及び/又はインターネット)と通信するように装備され得る。したがって、基地局102Aは、ユーザデバイス間の通信、及び/又は、ユーザデバイスとネットワーク100との間の通信を容易にし得る。特に、セルラ基地局102Aは、音声、SMS、及び/又はデータサービスなどの様々な電気通信機能をUE104Aなどのユーザデバイスに提供し得る。特に、基地局102Aは、UE104A及び車両106Aなどの接続されたユーザデバイスに、V2Xネットワークへのアクセスを提供し得る。
したがって、基地局102Aは、図1に示されるように、ユーザデバイス104A及び106Aのための「サービングセル」として動作し得るが、ユーザデバイス104B及び106Bは、基地局102Aと通信することが可能であり得る。図示のユーザデバイス、すなわち、ユーザデバイス104A、104B、106A、及び106Bはまた、1つ以上の他のセル(基地局102B~102N及び/又は任意の他の基地局によって提供され得る)から、(場合によってはその通信範囲内にある)信号を受信することもできる可能性があり、これは「隣接セル」と呼ばれることがある。このようなセルはまた、ユーザデバイス間の通信、及び/又はユーザデバイスとネットワーク100との間の通信を容易にすることが可能である。このようなセルは、「マクロ」セル、「マイクロ」セル、「ピコ」セル、及び/又はサービスエリアサイズの様々な他の粒度のいずれかを提供するセルを含んでもよい。例えば、図1に示す基地局102A~102Bは、マクロセルであってもよく、基地局102Nは、マイクロセルであってもよい。他の構成も可能である。
路側ユニット(RSU)110Aは、特定のユーザデバイスにV2Xネットワークへのアクセスを提供するために使用可能な別のインフラストラクチャデバイスを構成する。RSU110Aは、基地局、例えばトランシーバ局(BTS)若しくはセルサイト(「セルラ基地局」)、又はユーザデバイスとの無線通信を可能にし、V2Xネットワークへのそれらの参加を容易にするハードウェアを含む別のタイプのデバイスなど、様々なタイプのデバイスのうちの1つであり得る。
RSU110Aは、1つ以上の無線ネットワーキング通信プロトコル(例えば、Wi-Fi)、セルラ通信プロトコル(例えば、LTE、LTE-V等)、及び/又は他の無線通信プロトコルを使用して通信するように構成され得る。いくつかの実施形態では、RSU110Aは、LTE PC5又はNR V2Xサイドリンク通信技術などの「サイドリンク」技術を使用してデバイスと通信することが可能であり得る。
RSU110Aは、図示の車両106A及び106Bなどのユーザデバイスと直接通信することができる。RSU110Aはまた、基地局102Aと通信し得る。場合によっては、RSU110Aは、特定のユーザデバイス、例えば車両106Bに、基地局102Aへのアクセスを提供し得る。RSU110Aは、車両106と通信するように示されているが、PUE 104と通信することも(又は他の方法で)可能であり得る。同様に、RSU110Aは、必ずしもユーザデバイス通信を基地局102Aに転送しなくてもよい。いくつかの実施形態では、RSU110Aは、基地局自体を構成することができ、かつ/又は通信をサーバ120に転送することができる。
サーバ120は、図に示すように、V2Xシステムのネットワークエンティティを構成し、クラウドサーバと呼ばれることがある。基地局102A及び/又はRSU110Aは、ユーザデバイス104及び106とサーバ120との間のいくつかのV2X関連通信を中継し得る。サーバ120は、複数のユーザデバイスから収集された特定の情報を処理するために使用され得、トラフィックアクティビティを調整するために、ユーザデバイスへのV2X通信を管理し得る。V2Xシステムの様々な他の実施形態では、クラウドサーバ120の様々な機能は、基地局102A又はRSU110Aなどのインフラストラクチャデバイスによって実行されてもよく、1つ以上のユーザデバイスによって実行されてもよく、及び/又は全く実行されなくてもよい。
図2
図2は、いくかの実施形態による、基地局102(例えば、図1の基地局102A)と通信するユーザ機器(UE)デバイス104(例えば、図1のPUE104A又は104Bのうちの1つ)を示す。UE104は、携帯電話、ハンドヘルドデバイス、コンピュータ若しくはタブレット、又は実質上あらゆるタイプのポータブル無線デバイスなどのセルラ通信能力を有するデバイスであり得る。
UE104は、メモリに記憶されたプログラム命令を実行するように構成されているプロセッサ(処理要素)を含んでもよい。UE104は、そのような記憶された命令を実行することによって、本明細書に記載の方法の実施形態のうちのいずれかを実行することができる。代替として又は加えて、UE104は、FPGA(フィールドプログラム可能ゲートアレイ)、集積回路、及び/又は本明細書に記載の方法の実施形態のいずれか、又は本明細書に記載の方法の実施形態のうちのいずれかの任意の部分を実行するように構成されている様々な他の可能なハードウェア構成要素のうちのいずれかなどのプログラム可能ハードウェア要素を含んでもよい。
UE104は、1つ以上の無線通信プロトコル又は技術を使用して通信するための1つ以上のアンテナを含み得る。いくつかの実施形態では、UE104は、例えば、単一の共用無線機を使用するCDMA2000(1xRTT/1xEV-DO/HRPD/eHRPD)若しくはLTEを使用して、及び/又は、単一の共用無線機を使用するGSM若しくはLTEを使用して、通信するように構成されていてもよい。共用無線機は、無線通信を実行するために、単一のアンテナに結合してもよく、又は(例えば、MIMOについて)複数のアンテナに結合してもよい。一般に、無線機は、ベースバンドプロセッサ、(例えば、フィルタ、ミキサ、発振器、増幅器などを含む)アナログRF信号処理回路、又は(例えば、デジタル変調及び他のデジタル処理のための)デジタル処理回路の任意の組み合わせを含み得る。類似して、無線機は、上記のハードウェアを使用して1つ以上の受信及び送信チェーンを実装してもよい。例えば、UE104は、上記の技術などの複数の無線通信技術間で、受信及び/又は送信チェーンの1つ以上の部分を共用し得る。
いくつかの実施形態では、UE104は、UE104がそれで通信するように構成されている各無線通信プロトコルについて、(例えば、別個のアンテナ及び他の無線機構成要素を含む)別個の送信及び/又は受信チェーンを含み得る。更なる可能性として、UE104は、複数の無線通信プロトコル間で共用される1つ以上の無線機、及び単一の無線通信プロトコルによって排他的に使用される1つ以上の無線機を含み得る。例えば、UE104は、LTE若しくは5G NRのいずれか(又は様々な可能性の中で、LTE若しくは1xRTTのいずれか、又はLTE若しくはGSMのいずれか)を使用して通信するための共用無線機、並びにWi-Fi及びBluetoothの各々を使用して通信するための別個の無線機を含み得る。他の構成も可能である。
図3-UEブロック図
図3は、いくつかの実施形態による、UE104の例示的なブロック図を示す。図に示すように、UE104は、様々な目的のための部分を含み得る、システムオンチップ(SOC)300を含み得る。例えば、図に示すように、SOC300は、UE104のためにプログラム命令を実行し得るプロセッサ(単数又は複数)302、及び、グラフィック処理を実行し表示信号をディスプレイ360へ供給し得る表示回路304を含み得る。プロセッサ(単数又は複数)302は、メモリ管理ユニット(memory management unit、MMU)340に連結してもよく、MMU340は、プロセッサ(単数又は複数)302からアドレスを受信し、それらのアドレスを、メモリ(例えば、メモリ306、読み出し専用メモリ(read only memory、ROM)350、NANDフラッシュメモリ310)内の位置に変換し、並びに/又は表示回路304、無線通信回路330、コネクタI/F320、及び/若しくはディスプレイ360などの、その他の回路若しくはデバイスに変換するように構成されてもよい。MMU340は、メモリ保護及びページテーブル変換又はセットアップを実行するように構成されていてもよい。いくつかの実施形態では、MMU340は、プロセッサ(単数又は複数)302の一部分として含まれていてもよい。
図に示すように、SOC300は、UE104の様々な他の回路に結合され得る。例えば、UE104は、(例えば、NANDフラッシュメモリ310を含む)様々なタイプのメモリ、(例えば、コンピュータシステム、ドック、充電ステーションなどに結合するための)コネクタインターフェース320、ディスプレイ360、及び(例えば、LTE、LTE-A、LTEーV、5G NR、CDMA2000、Bluetooth、Wi-Fi、GPSなどのための)無線通信回路330を含んでもよい。UEは、少なくとも1つのSIMデバイスを含むこともでき、個別の国際モバイル加入者識別(IMSI)及び関連付けられた機能をそれぞれ提供する2つのSIMデバイスを含むことができる。
図に示すように、UEデバイス104は、基地局、アクセスポイント、及び/又は他のデバイスと無線通信を実行するための少なくとも1つのアンテナ(おそらくは、様々な可能性のうち、例えば、MIMO用の、及び/又は異なる無線通信技術を実施するための、複数のアンテナ)を含み得る。例えば、UEデバイス104は、アンテナ335を使用して無線通信を実行し得る。
UE104はまた、1つ以上のユーザインターフェース要素を含むことができ、かつ/又は1つ以上のユーザインターフェース要素と共に使用するために構成することができる。ユーザインターフェース要素は、(タッチスクリーンディスプレイであってもよい)ディスプレイ360、(分離キーボードであってもよく、又はタッチスクリーンディスプレイの一部分として実装されてもよい)キーボード、マウス、マイクロフォン、及び/若しくはスピーカ、1つ以上のカメラ、1つ以上のボタン、並びに/又は情報をユーザに提供すること及び/又はユーザ入力を受信若しくは解釈することが可能である様々な他の要素のうちのいずれかなどの様々な要素のうちのいずれかを含んでもよい。
本明細書に記載のように、UE104は、V2Xサイドリンク通信を実行するための機能を実装するための、本明細書に記載されるようなハードウェア及びソフトウェア構成要素を含んでもよい。UEデバイス104のプロセッサ302は、例えば、メモリ媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読メモリ媒体)に記憶されたプログラム命令を実行することによって、本明細書に記載される方法の一部又は全てを実装するように構成することができる。他の実施形態では、プロセッサ302は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのプログラム可能ハードウェア要素として、又は特定用途向け集積回路(ASIC)として構成されてもよい。代替として(又は加えて)、UEデバイス104のプロセッサ302は、他の構成要素300、304、306、310、320、330、335、340、350、360のうちの1つ以上と連携して、本明細書で説明する機能の一部又は全てを実施するように、構成することができる。
図4-基地局ブロック図
図4は、いくつかの実施形態による、基地局102(例えば、図1の基地局102A)の例示的なブロック図を示す。図4の基地局は、あり得る基地局の単なる一例に過ぎないことに留意されたい。図に示すように、基地局102は、基地局102のためのプログラム命令を実行することができるプロセッサ(単数又は複数)404を含んでもよい。プロセッサ(単数又は複数)404はまた、プロセッサ(単数又は複数)404からアドレスを受信して、それらのアドレスをメモリ(例えば、メモリ460及び読み出し専用メモリ(ROM)450)内の位置又は他の回路若しくはデバイスに変換するように構成されていてもよいメモリ管理ユニット(MMU)440に結合されてもよい。
基地局102は、少なくとも1つのネットワークポート470を含んでもよい。ネットワークポート470は、電話網に結合し、UEデバイス104などの複数のデバイスに電話網へのアクセスを提供するように構成され得る。
ネットワークポート470(又は追加のネットワークポート)は、更に、又は代替的に、例えば、セルラサービスプロバイダのコアネットワーク等のセルラネットワークに結合するように構成されていてもよい。コアネットワークは、モビリティ関連サービス及び/又は他のサービスを、UEデバイス104などの複数のデバイスに提供し得る。場合によっては、ネットワークポート470は、コアネットワークを介して電話網に結合することができ、かつ/又はコアネットワークは、(例えば、セルラサービスプロバイダによってサービスを提供される他のUEデバイス間で)電話網を提供することができる。
基地局102は、少なくとも1つのアンテナ434、可能な場合、複数のアンテナを含んでもよい。少なくとも1つのアンテナ434は、無線送受信機として動作するように構成されてもよく、無線機430を介してUEデバイス104と通信するように更に構成されてもよい。アンテナ434は、通信チェーン432を介して無線機430と通信する。通信チェーン432は、受信チェーン、送信チェーン、又はその両方であってもよい。無線機430は、LTE、LTE-A、LTE-V、GSM、UMTS、CDMA2000、5G NR、Wi-Fiなどを含むがこれらには限定されない種々の無線通信規格によって、通信するように構成され得る。
基地局102は、複数の無線通信規格を使用して無線通信するように構成することができる。場合によっては、基地局102は、複数の無線機を含むことができ、複数の無線機は、基地局102が複数の無線通信技術に従って通信することを可能にすることができる。例えば、ひとつの可能性として、基地局102は、LTEに従って通信を実行するためのLTE無線機、並びに、Wi-Fiに従って通信を実行するためのWi-Fi無線機を備えてもよい。このような場合、基地局102は、LTE基地局及びWi-Fiアクセスポイントの両方として動作することができる。別の可能性として、基地局102は、マルチモード無線機を含むことができ、マルチモード無線機は、複数の無線通信技術(例えば、LTE及びNR、LTE及びWi-Fi、LTE及びUMTS、LTE及びCDMA2000、UMTS及びGSMなど)のうちのいずれかに従って、通信を実行することが可能である。
本明細書に以下に更に説明するように、BS102は、本明細書に記載の特徴を実装する、又はそれらの実装をサポートするためのハードウェア及びソフトウェア構成要素を含むことができる。基地局102のプロセッサ404は、例えば、メモリ媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読メモリ媒体)に記憶されたプログラム命令を実行することによって、本明細書に記載の方法のうちの一部又は全部を実装する又はこれらの実装をサポートするように構成され得る。代替として、プロセッサ404は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのプログラム可能ハードウェア要素として、又は特定用途向け集積回路(ASIC)として、又はこれらの組み合わせとして構成されてもよい。代替として(又は加えて)、BS102のプロセッサ404は、他の構成要素430、432、434、440、450、460、470のうちの1つ以上と共に、本明細書に記載の特徴のうちの一部又は全てを実装する又はこれらの実装をサポートするように構成され得る。
V2Xサイドリンク通信
様々な実施形態によれば、サイドリンク通信は、例えばeNB/gNBなどの基地局を介して伝送されないデバイス間の特別な種類の通信メカニズムを表す。言い換えれば、デバイスは、通信が基地局を経由することなく互いに通信する。ある意味では、デバイスは、互いに直接通信している、すなわち、D2D通信又はピアツーピアP2P通信が利用されると言うことができる。しかしながら、前述したように、そのような通信に対応するには、新しい物理層設計を必要とする場合がある。
多くの最近の研究では、サイドリンクユニキャスト、サイドリンクグループキャスト、及びサイドリンクブロードキャストのサポートを含む高度なV2Xサービスの要件を満たすために、サイドリンク設計、例えば5G-NRにおけるサイドリンク設計のための技術的ソリューションの必要性が確認されている。車両隊列走行、拡張センサ、高度運転、及び遠隔運転など、いくつかの特定ユースケースが、高度V2Xサービスのために確認されている。
LTE V2Xでは、通信中の無線デバイスの上位レイヤ(例えば、アプリケーションレイヤ、非アクセスストラタムレイヤなど)間で通信されるキープアライブメッセージを使用してサイドリンク接続の維持が実行される、ブロードキャストサイドリンク通信がサポートされる。NR V2Xは、例えば、ブロードキャストサイドリンク通信に加えて、ユニキャスト及びグループキャストサイドリンク通信をサポートする。
このようなV2X又はD2Dサイドリンク通信をサポートするために、様々な通信チャネル(例えば、制御チャネル、データチャネル)が提供される必要があり得る。したがって、様々な可能なV2Xチャネル設計機能及び考慮事項を含む、V2Xサイドリンク通信をサポートする様々な可能な技術が、本明細書で提案される。本明細書の様々な実施形態は、NRにおけるサイドリンク送信の範囲拡張をサポートするための新しい物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)フォーマット及び修正を提案する。本発明の実施形態を説明するために、V2XのためのNRフォーマットのいくつかの基本的な考慮事項が以下のように含まれる。
NRリリース16では、サイドリンク送信のための論理層、トランスポート層及び物理層のパラメータが定義された。物理層は、物理サイドリンク(SL)制御チャネル(PSCCH)、物理SL共有チャネル(PSSCH)、及び物理SLフィードバックチャネル(PSFCH)を含む。物理SL制御チャネル(PSCCH)は、インターフェースUuを介したセルラトラフィックにおいて、ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)と等価である。これは、サイドリンク制御情報(SCI)の一部を含み、受信側UEがPSSCHを受信して復調できるようにするために必要な情報が提供される。
PSSCH:PSSCHは、サイドリンク送信UEによって送信され、サイドリンク送信データ、無線リソース制御(RRC)構成のためのシステム情報ブロック(SIB)、及びサイドリンク制御情報(SCI)の一部を伝送する。
PSFCH:PSFCHは、ユニキャスト及びグループキャストのためにサイドリンク受信UEによって送信され、HARQ肯定応答(ACK)及び否定ACK(NACK)のために1-RB上で1ビット情報を伝送する。更に、チャネル状態情報(CSI)は、PSFCHの代わりにPSSCHを介してメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)で搬送される。
PSCCH:受信UEに送信されるトラフィックが送信UEに到着すると、送信UEはまずPSCCHを送信すべきであり、このPSCCHは、送信のために予約された時間-周波数リソース、復調基準信号(DMRS)パターン及びアンテナポートなどを含む、チャネル検知目的で任意のUEによって復号されるSCIの一部を伝達する。PSCCHの場合、SCIは四位相シフトキーイング(QPSK)を使用して送信される
サイドリンク送受信の中心は、リソースプール(RP)の概念である。リソースプールは、サイドリンク動作に割り当てられたリソースのセットである。リソースプールは、サブフレーム及びその中に物理リソースブロック(PRB)を含み得る。リソース割り当てには2つのモードがある。モード1では、eNBは、RP内のリソースを含む、送信のために使用されるべきリソースを指示する。モード2では、UEは、割り当てられたプールのセットからRP及びその中のリソースを選択する。
サイドリンク制御情報(SCI)ペイロード/2つの部分(又はステージ)に分離
SCIステージ1
ステージ1 SCIは、そのペイロードに、優先度、PSSCH周波数リソース割り当て、PSSCH時間リソース割り当て、リソース予約期間、DMRSパターン、SCIステージ2フォーマット、ベータオフセットインジケータ、DMRSポート数、変調及びコーディング方式(MCS)、MCSテーブルインデックス、PSFCHオーバーヘッドインジケーション、及び予約ビットを含む。いくつかの実施形態では、リソースプールごとに単一のSCIステージ1フォーマットが許可され得る。ステージ1 SCIは、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)において搬送され得る。
SCIステージ2
ステージ2 SCIには、以下を含む2つのフォーマットがあり、それは、ユニキャスト、グループキャストHARQオプション2、ブロードキャストのためのフォーマットAであり、そのペイロードはHARQプロセス番号、新規データインジケータ、冗長性バージョン、ソースID、宛先ID、HARQフィードバック有効化/無効化インジケータ、/キャストタイプインジケータ、及びCSI要求を含み、また、グループキャストHARQオプション1のためのフォーマットBであり、そのペイロードは、HARQプロセス番号、新規データインジケータ、冗長性バージョン、ソースID、宛先ID HARQフィードバック有効化/無効化インジケータ、ゾーンID、及び通信範囲の要件を含み得る。SCI ステージ2は、物理/サイドリンク共有チャネル(PSSCH)で搬送される。
PSFCHフォーマット
PSFCHフォーマットは、シーケンスベースのショートフォーマットであり得る。PSFCHフォーマットは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)フォーマット0と同じシーケンスを有し得る。時間ドメインにおいて、リソースは、2つの連続するシンボルに対するPSFCHフォーマットの繰り返しを含む。第1のシンボルは、AGCトレーニングのために使用することができ、別のシンボルは、PSFCH送信の直後にGAP(すなわち、Tx/Rx切り替え)のために使用される。周波数ドメインにおいては、ショートフォーマットは単一のPRBであり、すなわちサブチャネル全体は使用されない。
PSFCHリソース
各PSFCHは、時間、周波数、及びコードリソースにマッピングされ得る。時間ドメインにおいて、スロットオフセットは、対応するPSSCHから2又は3であり、リソースプールは、事前に構成され得る。周波数ドメインにおいては、リソースは、対応するPSSCH開始サブチャネルインデックス及びスロットインデックスによって決定され得る。コードドメインリソースは、グループキャストHARQフィードバックオプション2のために探索される。
本発明の実施形態はまた、オフグリッド無線システム(OGRS)及び3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)ネットワーキングシステムなどの狭帯域デバイスツーデバイス無線通信ネットワークにおけるカバレッジを拡張するために、物理側波帯フィードバックチャネル(PSFCH)フォーマットを拡張し得る。狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)は、幅広いセルラデバイス及びサービスを可能にするために3GPPによって開発された低電力ワイドエリアネットワーク(LPWAN)無線技術規格である。この仕様は、2016年6月に、3GPPリリース13(LTE Advanced Pro)で凍結された。NB-IoTは、特に、屋内カバレッジ、低コスト、長いバッテリ寿命、及び高い接続密度に重点を置いている。NB-IoTは、LTE規格のサブセットを使用するが、帯域幅を200kHzの単一の狭帯域に制限する。それは、ダウンリンク通信にOFDM変調を使用し、アップリンク通信にSC-FDMAを使用する。
オフグリッド無線システム(OGRS)考慮事項
3GPPにおけるOGRS代替設計は、900MHzにおいて2kmでのTS37.885における3GPPモデルに基づいて、最大結合損失(MCL)160dB超、かつ140dBを上回り得る経路損失を考慮する必要があり得る。NRでは、UE設計は、140dBiのリンクバジェットを対象とし得る。しかしながら、少なくともgNodeB(gNB)/UE受信アンテナ差により、20dBより大きいカバレッジ損失が考慮されるべきである。12/21dBのアンテナ利得差では、gNBアンテナ利得値は約8/17dBであり、UEアンテナ利得は-4dBiである。4dBの差の雑音指数損失では、gNB雑音指数は約5dBであり、UE雑音指数は約9dBである。
3GPP LTEでは、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)ソリューションが、NRサイドリンクカバレッジ拡張のために考慮され得る。例えば、LTE NB-IoTは、20dBカバレッジ拡張をもつ160dB MCLをサポートすることができ、プライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(SSS)、並びにプライマリブロードキャストチャネル(PBCH)の反復及び周期性の増加で、3.75kHz SCSをサポートする。制御及びデータ信号は、最大2048回の反復を有する狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル(NPDCCH)及び最大128回の反復を有するフォーマット1(UL-SCH)狭帯域物理アップリンク共有チャネル(NPUSCH)を容易にする、時間ドメインにおいて反復され得る。更に、リソースユニット(RU)は、最大32msのより長い持続時間と、最大128回の反復のNPUSCHフォーマット2UCIで定義され得る。
前述の考察を考慮すると、実施形態は、NR V2X PSFCHを拡張してカバレッジを拡張し、側波帯フィードバックを容易にして、側波帯送信を利用する様々なネットワーキング環境及びプロトコルの必要性を満たすことに関する。したがって、様々な実施形態は、リソース構成、及びそれらの使用を決定するためのメカニズム、並びに本発明の実施形態の新しいPSFCHフォーマットを利用するためのシグナリングフォーマットを含む新しいPSFCHフォーマット(単数又は複数)を定義する。本明細書で説明されるように、実施形態は、ロングPSFCHフォーマット及びショートPSFCHフォーマットを参照し、ここで、ショートフォーマットは、様々な3GPP V2X、D2D、及び/又は狭帯域ネットワーキング仕様及び条件へのNRにおける側波帯フィードバックの拡張を容易にするために、前述したような既存のフォーマット0設計、及び本発明の実施形態のロングPSFCHフォーマット1を参照する。提案された本発明の実施形態は、本明細書で「PSFCHフォーマット1」又は「ロングPSFCHフォーマット」と呼ばれる拡張PSFCHフォーマットに関する。
本発明の実施形態のいくつかの態様によるPSFCHを介して送信される肯定応答及び/又は否定応答(ACK/NACK)メッセージは、必要なACK/NACKフィードバックを提供し、それに応じてネットワーキングパラメータを調整するために、レガシー「ショートPSFCHフォーマット」又は「PSFCHフォーマット0」又は「ロングPSFCHフォーマット」又は「PSFCHフォーマット1」のいずれかを有することができる。いくつかの実施形態では、シーケンスベースのショートPSFCHフォーマットが、サイドリンクACK/NACKメッセージングのために使用され得、ここで、1つ又は2つのみのシンボルがACK/NACKメッセージのために使用される。代替的に、様々な実施形態によって説明されるようなロングPSFCHフォーマットがここで使用され得、ここで、スロット全体のサイズまで(例えば、14シンボルスロット構造の場合、14シンボルまで)、2つよりも多くのシンボルがACK/NACKメッセージのために使用される。ロングPSFCHフォーマット又はショートPSFCHフォーマットのいずれかにおいて、ACK/NACKメッセージは、受信デバイスによる受信の成功の可能性を高めるためにシンボルごとに繰り返され得る。
図5及び図6
図5及び図6を参照すると、PSFCHフォーマット1(又はロングPSFCHフォーマット)のための例示的なリソース構成が示されている。図5の第1の例では、物理アップリンク制御チャネルPUCCHフォーマット1が新しいPSFCHフォーマット1として使用されるロングPSFCHリソース構成500が示されている。1つの例示的な実施形態では、PSFCHフォーマット1の周波数リソースは、リリース16 NR V2Xで使用されないリソースプール500の残りの物理リソースブロック(PRB)510であり得る。例えば、リソースプール500は、65個のPRB510を構成し、そのサブチャネル520のサイズは、10個のPRB510である。残りの5個のPRBはサイドリンク送信では使用されず、したがって、これらの残りのPRB510は、PSFCH ACK/NACK送信のための周波数リソースとして使用され得る。
追加又は代替として、ある実施形態では、PSFCHフォーマット1の周波数リソースは、リソースプール500の最後のいくつかのサブチャネル520として単純配分され得る。
図6を参照すると、更に他の例示的な実施形態では、PSFCHフォーマット1に利用される周波数リソースは、リソースプール600の高PRB612及び低PRB614の両方にあり得る。更に、PSFCHフォーマット1リソースは、必要に応じて、周波数ダイバーシティ利得のためにリソースプール600の中央(図示せず)に配分され得る。
いくつかの実施形態では、サイドリンク制御情報(SCI)は、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)630を介して送信され得、データペイロードは、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)635を介して送信され得る。例として、サイドリンク制御情報(SCI)は、データペイロードに関連付けられた次回のPSFCH ACK/NACKメッセージのために使用されるリソースを指定し得る。いくつかの実施形態では、SCIは、特定の時間、周波数、及び/又はコードリソースを指定し得る。典型的には、PSFCHリソースは、対応するPSSCHから2又は3スロットだけオフセットされ得る(すなわち、PSFCHは、PSSCHの2又は3スロット後に生じるようにスケジュールされ得る)が、本発明の実施形態は、このように限定されない。
図7及び図8
図7及び図8を参照すると、特別な場合の状況におけるPSFCHリソースのリソース構成のための追加の実施形態が示され、ここで説明される。図7は、PSFCHフォーマット1(ロングフォーマット)リソースを排他的に使用して周波数プールリソース700が構成される例示的な実施形態を示す。この実施形態において構成されたPRB710は、ACK/NACKメッセージのために排他的に、PSFCHフォーマット1の指定されたリソースを利用する。例えば、時間リソースにおいて、タイムスロット内の2つの連続するシンボルに対するPSFCHフォーマット1の繰り返しは、最初のシンボルが自動利得制御(AGC)トレーニングのために使用され得、1つのシンボルがACK/NACKメッセージのPSFCH送信直後のGAP(すなわち、Tx/Rx切り替え)のために使用される構成を可能にする。
周波数リソースの構成では、サブチャネル730全体ではなく、単一の物理リソースブロック(PRB)714のみが使用され得る。PSFCHフォーマット0周期性が0に等しくない場合、PSFCHフォーマット1リソースが構成され得る。
図8
図8は、PSFCHフォーマット0及びフォーマット1リソースの両方が同じリソースプール800において同時に共同で割り当てられ得る例示的な実施形態を示す。
この実施形態では、PSFCHフォーマット1リソースは、PSFCHフォーマット0リソース構成に対して独立して構成される。分かるように、PSFCHフォーマット1リソースは、前の実施形態に関して説明したように、ACK/NACKメッセージングのためにロングPSFCHフォーマットを必要とする決定のためにPRB814を使用して構成され得、レガシーPSFCHサブスロットタイミングに準拠する側波帯送信を使用する決定のために、ショートPSFCHフォーマットは、PSCCH及びPSSCHサブチャネル830内のサブスロット824を使用して構成され得る。このようにして、PSFCHは、柔軟で適応的なリソース構成を使用して拡張され得る。
図9
図9を参照すると、ロングPSFCHフォーマット又はPSFCHフォーマット1のコンテンツ900の例示的な実施形態が記載されている。PSFCHフォーマット1は、ハイブリッド自動再送要求HARQ肯定応答ACKに関する1ビット又は2ビットの情報905、910を含み得る。この例示的な実施形態では、ロングPSFCHフォーマットは、時間ドメインにおいて1つのスロットのみを使用し、周波数ドメインにおいて1つのリソースブロック(RB)のみを使用し得る。AGCシンボル915及びGAPシンボル920を除いて、スロット全体がPSFCH送信のために使用され得、スロットは長さ6までであり、OCCが適用される。ある実施形態では、PSFCHフォーマット1に対するスロット内周波数ホッピングがサポートされている。
ロングPSFCHフォーマットリソースの決定
次に、図10のリソースプール1000を参照して、PSSCH1030とPSFCHフォーマット1 1014との間のリソースマッピングについて説明する。ある実施形態では、サブチャネルの数は、スロット内のPSFCHの数に等しく、周波数ドメインでの1対1マッピングが存在する。例えば、PSSCHがi番目のサブチャネルを使用する場合、i番目のPSFCHがHARQフィードバックのために使用され得る。ある実施形態では、PSSCH1030とPSFCHフォーマット1 1014との間にタイムギャップが維持される。そのようなタイムギャップは、リソースプールごとに(事前)構成され得るか、又は事前定義され得る。このタイムギャップは、PSSCHに関連付けられたSCIにおいて指示され得る。
1対1マッピングは、ユニキャスト又はグループキャストHARQオプション1に好適であり得る。グループキャストHARQオプション2の場合、より多くのリソースが必要とされ得る。様々な実施形態では、複数のPSFCHをサポートするためにコードドメイン(OCC)が適用され得、2つ以上のPSFCH時間/周波数リソースが1つのPSSCHリソースに関連付けられる。代替実施形態では、サブチャネルの数は、スロット内のPSFCHの数に等しい必要はない。
図11:PSFCHリソースのインデックス付け
図11を参照すると、PSFCHリソースをインデックス付けするための2つのオプションは、第1に周波数及び第2に時間によるインデックス付けを含み、PSFCHリソースインデックス1110は、スロット番号に依存する。例えば、i番目のスロット番号におけるPSFCHリソースは、[(i-1)*N,i*N-1]によるインデックスであり、ここで、Nは、スロット当たりのPSFCHリソースの数である。
スロットjにおけるPSSCH送信の場合、対応するPSFCHリソースインデックスは、(j+k-1)*Nよりも大きく、ここで、kは、PSSCHとPSFCHとの間の構成された最小スロットオフセットである。図11は、PSFCHリソースインデックス1150を更に示し、ここで、PSFCHは、第1に時間及び第2に周波数によってインデックス付けされる。他の実施形態では、PSFCHは、第1に周波数、第2に時間、及び第3にコードによってインデックス付けされ得る(図示せず)。
ショート及びロングPSFCHフォーマットのシグナリング
ショートPSFCHフォーマットリソースとロングPSFCHフォーマットリソースの両方が構成される。ショートPSFCHフォーマットリソース又はロングPSFCHフォーマットリソースの使用は、いくつかの要因に依存し得る。例えば、グループキャストセッション構成及び通信範囲要件(グループキャストHARQオプション1)では、通信範囲要件がしきい値よりも大きい場合、構成されたロングPSFCHリソースでロングPSFCHフォーマットが使用され得、通信範囲要件がしきい値よりも小さい場合、構成されたショートPSFCHリソースでショートPSFCHフォーマットが使用され得る。様々な実施形態では、しきい値は、リソースプールごとに、又はデータ優先度ごとのリソースプールごとに、(事前)構成され得る。例えば、ユニキャストPC5-RRC構成では、データ優先度は指示を与え得る。データ優先度がしきい値よりも高い場合、ロングPSFCHフォーマットは、構成されたロングPSFCHリソースで使用され得、データ優先度がしきい値よりも低い場合、ショートPSFCHフォーマットは、構成されたショートPSFCHリソースで使用され得る。この場合も、しきい値は、リソースプールごとに、又はデータ優先度ごとのリソースプールごとに、(事前)構成され得る。
いくつかの実施形態では、ショートPSFCHフォーマットリソース又はロングPSFCHフォーマットリソースの使用は、Rx UEにおけるSL-RSRP測定に依存し得る。例えば、測定されたSL-RSRPがしきい値よりも高い場合、ショートPSFCHフォーマットが使用され得、一方で、測定されたSL-RSRPがしきい値よりも低い場合、ロングPSFCHフォーマットが使用され得る。SL-RSRPしきい値は、リソースプールごとに、又はデータ優先度ごとのリソースプールごとに、又はMAC CE指示に基づいて、(事前)構成され得る。
開ループ電力制御のためのRx UEからTx UEへのL3フィルタ処理されたサイドリンクRSRP報告では、報告されたサイドリンクRSRPがしきい値よりも大きい場合、Tx UEは、ショートPSFCHフォーマットを決定/指示し得る。これに対し、報告されたサイドリンクRSRPがしきい値よりも小さい場合、Tx UEは、ロングPSFCHフォーマットを決定/指示し得る。
適応変調及び符号化(AMC)のためのRx UEからTx UEへのサイドリンクCSIフィードバックは、インジケータであり得る。例えば、報告されたCQIがあるレベルよりも低い場合、Tx UEは、ロングPSFCHフォーマットを決定/指示し得、報告されたCQIがあるレベルよりも高い場合、Tx UEは、ショートPSFCHフォーマットを決定/指示し得る。
他の実施形態では、ショートPSFCHフォーマットリソース又はロングPSFCHフォーマットリソースの使用は、SCI指示に依存し得る。例えば、SCIステージ2は、ロングPSFCHフォーマットが使用されるかショートPSFCHフォーマットが使用されるかを指示し得る。
SCIフォーマット2-A又はSCIフォーマット2-Bの場合、ロングPSFCHフォーマットが使用され得るかショートPSFCHフォーマットが使用され得るかを指示するために、明示的フィールドが使用され得る。例えば、SCIフォーマット2-Aは、ロングPSFCHフォーマット又はショートPSFCHフォーマットを指示するために「キャストタイプインジケータ」フィールドを再使用する。更に、SCIフォーマット2-Bは、ロングPSFCHフォーマット又はショートPSFCHフォーマット指示するために「通信範囲要件」フィールドを再使用することができる。
一実施形態では、サイドリンクユニキャスト内の位置情報を適用して決定を行うことができる。SCIフォーマット2-Bは、ユニキャスト又はグループキャストHARQフィードバックオプション1の両方に適用され得る。ユニキャストの場合、Tx UEの位置(例えば、ゾーンID)が送信される。「通信範囲要件」は、サイドリンクユニキャストに対して有効であっても有効でなくてもよい。Rx UEは、自身の位置に基づいて、Tx-Rx距離を計算する。距離がしきい値よりも大きい場合、ロングPSFCHフォーマットが使用される。それ以外の場合は、ショートPSFCHフォーマットが使用される。Rx UEがそれ自体の位置を有していない場合、データ優先度レベルに基づいてロングPSFCHフォーマット又はショートPSFCHフォーマットを決定することができる。ショートPSFCHフォーマットリソース又はロングPSFCHフォーマットリソースの使用は、サイドリンクユニキャストに位置情報を適用することに依存し得る。
ロングPSFCHフォーマットをサポートするために、新しいSCIフォーマット(例えば、SCIフォーマット2-C)を適用することができる。一実施形態では、PSFCHフォーマットのSCIフォーマットベースの決定が実行される。Rx UEは、このSCIフォーマットを受信すると、自動的にロングPSFCHフォーマットを使用し、一方でRx UEは、レガシーSCIフォーマット(例えば、SCIフォーマット2-A又は2-B)を受信すると、自動的にショートPSFCHフォーマットを使用する。
別の実施形態では、距離ベースの決定は、SCIフォーマットに含まれる位置情報からPSFCHフォーマットを決定し得る。(ゾーンID以外の)より正確な地理的位置情報もまた使用され得る。
ペイロードが12ビットを超える可能性がある場合には、新SCIフォーマットに「通信範囲要件」に含まれない場合がある。したがって、Rx UEは、自身の位置に基づいてTx-Rx距離を計算することができる。距離がしきい値よりも大きい場合、ロングPSFCHフォーマットが使用され得る。そうでない場合、ショートPSFCHフォーマットが使用され得る。
一実施形態では、Rx UEがそれ自体の位置を有しない場合、Rx UEは、データ優先度レベルに基づいてロングPSFCHフォーマット又はショートPSFCHフォーマットを決定し得る。これらの例のいずれか又は組み合わせを設定して、どのPSFCHフォーマットを使用するかを決定し得る。
モード2のためのスペクトル検知
NR SLリリース16は、V2Xパケット送信のための2つの動作モードをサポートし、これは、1)gNBがSLリソースをスケジューリングし、UEがネットワークカバレッジ内でSLを介してV2X通信を開始するたびに、gNBからスケジューリング決定を取得することをUEに要求するNRモード-1と、2)V2X UEが構成されたリソースセットから自律的にリソース選択を実行し、V2X UE(単数又は複数)がネットワークカバレッジ内/外の両方で通信できるようにするV2Xメッセージ送信の衝突を回避するために、地理的ゾーン概念を使用してリソースプールの大きさを決めることができるNRモード-2である。
NR SL設計では、サイドリンク制御情報(SCI)を搬送する物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)は、関連付けられた物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)と時間多重化され得る。NR V2Xは、SCIペイロードのコンテンツを2つの部分に分割することができ、ここで、SCIの第1の部分は、V2X UEの検知動作に関連する情報を搬送する。周囲のUEにブロードキャストされる第1のSCIペイロードは、検知動作中の復号の複雑度を低減することの一部として、データのQoS優先度、占有リソースブロック、リソース予約間隔などに関係する情報を搬送し得る。第2のSCI送信は、物理SL共有チャネル(PSSCH)のデータ復号に関連する情報を搬送し得る。物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)フォーマット0、又はショートフォーマットは、スロットの最後の1つ又は2つのOFDMシンボルを占有するSL-HARQフィードバックを搬送するように設計され得る。gNBは、PSFCHリソースを用いるか又は用いずに構成する柔軟性を有するリソースプール(単数又は複数)を構成し得る。RX UEからTX UEに非周期的なSLチャネル状態情報報告を搬送するように設計されたサイドリンクMAC制御要素(MAC-CE)は、リンク適応のためのチャネル品質情報及び2つ以上のレイヤ送信を可能にするためのランクインジケータに関する情報を含む。NRモード-1の場合、gNBは、SLHARQフィードバック報告に関連する情報を搬送するダウンリンク制御情報(DCI)をgNBに送信し、それによってトランスポートブロック(TB)の再送信リソースを要求する。DCIは、フィードバックタイミングと、フィードバック報告のためにTX UEが必要とする対応するアップリンクリソースを含む。
図12 HARQフォーマットの検知ベースの決定
図12を参照すると、PSFCHにショートフォーマットを使用するかロングフォーマットを使用するかを判断するための方法1200が説明される。ここで、側波帯送信におけるフィードバックのためにPSFCHフォーマット0を使用するかフォーマット1を使用するかの判断は、一般に、他のgNB又はUEから受信された周波数リソースの評価に基づいて実行される。例えば、UEは、復号するときに、受信された信号から、側波帯制御チャネル又はPSCCHにおいてリソースプール構成を受信し得る(1202)。すなわち、受信UEは、上記で説明したように、受信された実際の信号の物理特性、QoS優先度、どのリソースブロックが占有されているか、又は受信信号中のインジケータに基づいて、どのタイプのフィードバックフォーマットを使用すべきかを決定するために、受信信号を監視し得る(1204)。
したがって、様々な実施形態では、どのPSFCHフィードバックフォーマットを使用すべきかの決定に関連する2ステージの側波帯制御情報(SCI)が存在する。SCIの第1の部分は、V2X UEの検知動作1200に関連する情報をそのペイロードで搬送する。第1ステージのSCIは、PSCCHの一部として周囲のUEにブロードキャストされ、検知動作1200中に復号の複雑度を低減することの一部として、データのQoS優先度、占有リソースブロック、リソース予約間隔などに関する情報を搬送することができる。
上述のように、PSFCHフォーマット0又はフォーマット1フィードバックを使用することを決定するためにUEが使用し得る多くのタイプの指示が存在する。例えば、制御チャネルのペイロード内のSCI情報が、この目的で使用され得、UEは、受信信号内のPSCCH/PSSCH周波数リソースのみの監視周波数領域を設定して(1204)、どの側波帯フィードバックフォーマット及びリソースプール内のどのリソースを利用すべきかを判断する際に検知するようにし得る。したがって、一実施形態では、1206において、UEは、受信信号のPSCCH/PSSCH周波数リソースに対してのみ検知を実行することができ、したがって、UEは、どのフィードバックフォーマットを使用するかを検知する際に、ロングPSFCHリソース又は他の信号成分は調べず、PSCCH及びPSSCHリソースだけを調べる。
様々な実施形態では、図に示す方法の要素のうちのいくつかは、同時に実行されてもよく、示される順序とは異なる順序で実行されてもよく、他の方法要素によって置換されてもよく、又は省略されてもよい。
更なる例示的な実施形態が以下に提供されている。
実施形態の1つのセットは、第1の無線デバイスに、上記で説明した物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)のためのリソースを構成させるように構成されたプロセッサを備える、装置を含み得る。その上、PSFCHフォーマット0又はPSFCHフォーマット1を使用するかどうか、及び/又はどのフォーマットを使用するかをどのようにシグナリングするかの判断は、更に、又は代替的に、前に説明した例に従って、第1の無線デバイスにそれらのタスクを個別に又は組み合わせて達成させるように構成されたプロセッサによって実行され得る。
更なる例示的な実施形態は方法を含んでもよく、方法は、無線デバイスによって、前述の実施例の任意の又は全ての部分を実行することを含む。
別の例示的な実施形態は、アンテナと、アンテナに結合された無線機と、無線機に動作可能に結合されたプロセッサとを備えるデバイスであって、前述の実施例の任意の又は全ての部分を実行又は実施するように構成されているデバイスを含み得る。
実施形態の更なる例示的なセットは、デバイスにおいて実行されると、デバイスに、前述の実施例のいずれかの任意の又は全ての部分を実施させるプログラム命令を含む、非一時的コンピュータアクセス可能メモリ媒体を含むことができる。
実施形態のまた更なる例示的なセットは、前述の実施例のいずれかの任意の又は全ての部分を実行する命令を含む、コンピュータプログラムを含むことができる。
実施形態のまた別の例示的なセットは、前述の実施例のいずれかの要素のいずれか又は全てを実行する手段を備える、装置を含むことができる。
実施形態の更なる例示的なセットは、無線デバイスに、前述の実施例のうちの任意の実施例の任意の又は全ての要素を実行させるように構成されているプロセッサを備える、装置を含むことができる。
個人情報の使用は、ユーザのプライバシーを維持するための業界又は政府の要件を満たす又は超えるとして一般に認識されているプライバシーポリシー及びプラクティスに従うべきであることに十分に理解されている。特に、個人を特定可能な情報データは、意図されない又は許可されていないアクセス又は使用のリスクを最小限に抑えるように管理及び取り扱いされるべきであり、許可された使用の性質はユーザに明確に示されるべきである。
本開示の実施形態は、任意の様々な形態で実現されてもよい。例えば、いくつかの実施形態は、コンピュータにより実施される方法、コンピュータ可読メモリ媒体、又はコンピュータシステムとして実現することができる。他の実施形態は、ASICなどの1つ以上のカスタム設計されたハードウェアデバイスを使用して実現されてもよい。更なる他の実施形態は、FPGAなどの1つ以上のプログラム可能ハードウェア要素を使用して実現されてもよい。
いくつかの実施形態では、非一時的コンピュータ可読メモリ媒体は、非一時的コンピュータ可読メモリ媒体がプログラム命令及び/又はデータを記憶するように構成されてもよく、プログラム命令は、コンピュータシステムによって実行された場合、コンピュータシステムに、方法、例えば、本明細書に記載の方法実施形態のうちのいずれか、又は本明細書に記載の方法実施形態の任意の組み合わせ、又は本明細書に記載の方法実施形態のうちのいずれかの任意のサブセット、又はこのようなサブセットの任意の組み合わせを実行させる。
いくつかの実施形態では、デバイス(例えば、UE104)は、プロセッサ(又はプロセッサのセット)及びメモリ媒体を含むように構成されてもよく、ここで、メモリ媒体は、プログラム命令を記憶し、プロセッサは、メモリ媒体からプログラム命令を読み込み、実行するように構成され、プログラム命令は、本明細書に記載された種々の方法の実施形態の任意のもの(又は、本明細書に記載された方法の実施形態の任意の組み合わせ、又は、本明細書に記載された方法の実施形態のいずれかの任意のサブセット、又は、このようなサブセットの任意の組み合わせ)を実施するために実行可能である。デバイスは、様々な形態のいずれにおいて実現されてもよい。
上記の実施形態は、かなり詳細に記載されているが、上記の開示が完全に理解されれば、多数の変形形態及び修正形態が当業者には明らかになる。以下の特許請求の範囲は、全てのそのような変形形態及び修正形態を包含すると解釈されることが意図されている。

Claims (20)

  1. 第1の無線デバイスに、ロング物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)フォーマットリソース構成を使用してサイドリンクフィードバックチャネルを介して肯定応答(ACK)又は否定応答(NACK)メッセージを送信するために、PSFCHのための無線リソースを構成させるように構成されたプロセッサを備え、前記ロングPSFCHフォーマットリソース構成は、ロングPSFCHフォーマットで使用するための周波数リソースを、
    a)物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)及び物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)のサイドリンク送信に使用されるリソースプールの残りの未使用物理リソースブロック(PRB)、
    b)前記リソースプールの最後のいくつかのサブチャネル、又は
    c)前記リソースプールの高PRBと低PRBの両方
    のうちの1つから割り当てることを含む、
    装置。
  2. 前記プロセッサは、前記第1の無線デバイスに、
    前記PSSCHのサブチャネルの数がスロット内のPSFCHの数に等しいとき、PSSCHがi番目のサブチャネルを使用するときに前記i番目のPSFCHがハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックのために使用されるように、周波数ドメインで1対1マッピングを使用することによって、及び
    前記PSSCHのサブチャネルの前記数が前記スロット内の前記PSFCHの前記数と等しくないとき、第1に周波数、第2に時間のインデックス付け、第1に時間、第2に周波数のインデックス付け、又は第1に周波数、第2に時間、及び第3にコードのインデックス付けのうちの1つによりPSFCHリソースをインデックス付けすることによって、
    前記PSSCHと前記ロングPSFCHフォーマット構成との間のリソースマッピングを決定させるように更に構成されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ロングPSFCHフォーマットは、PSFCHフォーマット1と呼ばれ、HARQ ACKに関する1ビット又は2ビットの情報を含み、前記PSFCHフォーマット1は、時間ドメインにおいて無線フレームの単一スロットに収まり、周波数ドメインにおける1つのPRBである、請求項1に記載の装置。
  4. PSFCHフォーマット1のスロット内周波数ホッピングがサポートされている、請求項3に記載の装置。
  5. 前記プロセッサは、前記第1の無線デバイスに、
    無線リソースを構成する前に、前記物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)のサイドリンク制御情報(SCI)ペイロードに含まれる情報に基づいて、前記ロングPSFCHフォーマットリソースが使用されるべきであると決定させるように更に構成されており、前記リソースプールは、前記物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)内のサブチャネルの数に等しい前記物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)内のPRBの数を含むように構成されており、前記リソースプールは、前記PSSCHの各サブチャネルと対応するPSFCH PRBとの間の固定タイムギャップを含む、請求項1に記載の装置。
  6. 前記プロセッサは、前記第1の無線デバイスに、
    無線リソースを構成する前に、
    グループキャストセッション構成、
    通信範囲要件、
    ユニキャストPC5-無線リソース制御(RRC)構成、
    データ優先度、
    前記無線デバイスにおけるサイドリンク基準信号受信電力(SL-RSRP)測定、
    前記無線デバイスによって受信されたレイヤ3(L3)フィルタ処理されたサイドリンクRSRP報告、
    前記無線デバイスによって受信されたサイドリンクチャネル品質インジケータ(CQI)フィードバック、又は
    前記リソースプールの前記物理サイドリンク制御チャネルからのサイドリンク制御情報ペイロードに存在するインジケータ
    のうちの少なくとも1つから、前記ロングPSFCHフォーマットが使用されるべきであることを、識別させるように更に構成されている、請求項1に記載の装置。
  7. 前記プロセッサは、前記第1の無線デバイスに、
    無線リソースを構成する前に、前記物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)におけるサイドリンク制御情報から前記ロングPSFCHフォーマットが使用されるべきであることと、前記リソースプールにおいて前記ロングPSFCHフォーマットをどのように構成すべきかを識別するための信号を受信させるように更に構成されている、請求項6に記載の装置。
  8. 無線通信デバイスであって、
    無線通信ネットワークの電磁信号を放射又は受信するための少なくとも1つのアンテナと、
    前記少なくとも1つのアンテナに結合された無線機と、
    前記無線機に結合されたプロセッと、
    を備え、
    前記無線通信デバイスは、ロング物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)フォーマットを使用してハイブリッド自動再送要求(HARQ)メッセージを送信するためにPSFCHの無線リソースを構成するように構成されており、無線リソースは、
    a)物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)及び物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)のサイドリンク送信に使用されるリソースプールの残りの未使用物理リソースブロック(PRB)、
    b)前記リソースプールの最後のいくつかのサブチャネル、又は
    c)前記リソースプールの高PRBと低PRBの両方
    のうちの1つから構成されている、無線通信デバイス。
  9. 前記PSSCHのサブチャネルの数がスロット内のPSFCHの数に等しいとき、PSSCHがi番目のサブチャネルを使用するときに前記i番目のPSFCHがハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックのために使用されるように、周波数ドメインで1対1マッピングを使用することによって、及び
    前記PSSCHのサブチャネルの前記数が前記スロット内の前記PSFCHの前記数と等しくないとき、第1に周波数、第2に時間のインデックス付け、第1に時間、第2に周波数のインデックス付け、又は第1に周波数、第2に時間、及び第3にコードのインデックス付けのうちの1つによりPSFCHリソースをインデックス付けすることによって、
    前記PSSCHと前記ロングPSFCHフォーマット構成との間のリソースマッピングを決定するように更に構成されている、請求項8に記載の無線通信デバイス。
  10. 前記ロングPSFCHフォーマットは、PSFCHフォーマット1と呼ばれ、HARQ ACKに関する1ビット又は2ビットの情報を含み、前記PSFCHフォーマット1は、時間ドメインにおいて無線フレームの単一スロットに収まり、周波数ドメインにおける1つのPRBである、請求項8に記載の無線通信デバイス。
  11. PSFCHフォーマット1のスロット内周波数ホッピングがサポートされている、請求項10に記載の無線通信デバイス。
  12. 第1の肯定応答メッセージが、PSFCHフォーマット0と呼ばれるショートPSFCHフォーマットに従って通信されるべきであると決定し、
    第2の肯定応答メッセージが、PSFCHフォーマット1と呼ばれる前記ロングPSFCHフォーマットに従って通信されるべきであると決定するように更に構成されており、
    PSFCHフォーマット0周期性が0に等しくない場合、前記PSFCHフォーマット1リソースは、PSFCHフォーマット0リソースのみによるサイドリンク送信のために構成され得る、請求項9に記載の無線通信デバイス。
  13. PSFCHフォーマット1リソースを、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)及び物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)のサイドリンク送信のために使用される同じリソースプール内のPSFCHフォーマット0リソースと一緒に割り当てるように、更に構成されている、請求項8に記載の無線通信デバイス。
  14. 前記PSFCHフォーマット1を割り当てられたリソースは、前記リソースプールの複数のPRBを含み、前記PSFCHフォーマット0を割り当てられたリソースは、前記リソースプールのサブチャネル内の複数のサブスロットを含む、請求項13に記載の無線通信デバイス。
  15. サイドリンクフィードバック前方誤り訂正(FEC)を用いてサイドリンク送信を使用して無線ネットワークで通信する方法であって、
    所定の基準に基づいて、側波帯送信を使用して送信デバイスに肯定応答(ACK)又は否定応答(NACK)フィードバック指示を与えるために無線リソースを指定するロング物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)フォーマット、PSFCHフォーマット1を使用することを決定することと、
    前記ロングPSFCHフォーマット1で使用する周波数リソースを、
    a)物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)及び物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)のサイドリンク送信に使用されるリソースプールの残りの未使用物理リソースブロック(PRB)、
    b)前記リソースプールの最後のいくつかのサブチャネル、又は
    c)前記リソースプールの高PRBと低PRBの両方
    のうちの1つから割り当てることによって、前記PSFCHフォーマット1物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)の無線リソースを構成することと、を含む、方法。
  16. 前記PSFCHフォーマット1は、無線フレームスロット内に収まるようにサイズ設定された情報を含み、かつ自動利得制御、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答(ACK)に関する反復可能な1ビット又は2ビットの情報、及びGAPを含み、前記PSFCHフォーマット1が適合するのは、周波数ドメインにおける1つのPRBである、請求項15に記載の方法。
  17. PSFCHフォーマット0周期性が0に等しくない場合、PSFCHフォーマット1リソースは、PSFCHフォーマット0リソースと排他的に構成される、又は
    PSFCHフォーマット1リソースは、PSFCHフォーマット0リソース構成に対して独立して構成される、請求項15に記載の方法。
  18. 事前構成されたリソースプールの複数のサブチャネルに存在する物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)間の前記PSFCHフォーマット1リソース構成におけるHARQフィードバックのリソースマッピングと、
    PSSCHサブチャネルの数がスロット内のPSFCHの数と等しい場合、対応するHARQフィードバックスロットとPSSCHサブチャネルとの間にタイムギャップが存在する前記周波数ドメインで前記PSFCHの1対1マッピングを実行することと、
    を更に含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記タイムギャップは、リソースプールごとに事前設定され、PSFCHフォーマット1リソースは、PSFCHフォーマット0リソースと排他的に構成され得る、請求項18に記載の方法。
  20. PSSCHのサブチャネルの前記数は、スロット当たりのPSFCHフィードバックの前記数に等しくなく、リソースのマッピングにおいて、スロットごとに前記PSFCHリソースをインデックス付けすることを含み、i番目のスロット番号は、[(i-1)*N,i*N-1]によるインデックスであり、Nは、スロット当たりのPSFCHリソースの数である、請求項17に記載の方法。
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