JP2023533096A - Rfチャンバのアノード-カソード比を改良するための装置 - Google Patents
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Abstract
本明細書には、プラズマプロセスチャンバ内で使用するプロセスキットの実施形態が記載されている。いくつかの実施形態では、プロセスチャンバ内で使用するプロセスキットが、上部ならびに上部から下方および半径方向内側へ延びる下部を有する環状本体を含み、この環状本体は内面を含み、この内面は、下方へ延びる第1のセグメント、第1のセグメントから半径方向外側へ延びる第2のセグメント、第2のセグメントから下方へ延びる第3のセグメント、第3のセグメントから半径方向外側へ延びる第4のセグメント、第4のセグメントから下方へ延びる第5のセグメント、第5のセグメントから半径方向内側へ延びる第6のセグメント、第6のセグメントから下方へ延びる第7のセグメントおよび第7のセグメントから半径方向内側へ延びる第8のセグメントを有する。
Description
本開示の実施形態は一般に基板処理機器に関する。
プラズマプロセスチャンバは通常、基板を支持するための基板支持体、および基板支持体と向かい合わせに配されたターゲットを含む。ターゲットは、処理中に基板上にスパッタリングする材料の供給源となる。プラズマプロセスチャンバにRF電力を供給して、ターゲットと基板支持体の間に配された処理容積内でプラズマを発生させる。プラズマプロセスチャンバは通常、望まれていない堆積からチャンバ壁を保護するためおよびプラズマを閉じ込めるためのプロセスキットを含む。プロセスキットは一般にプロセスシールドを含む。高RF電力プロセスについては、プロセスシールドのプラズマに面した面が損耗を受けやすく、その結果、プロセスシールドを構成している材料の望まれていない粒子生成、およびプロセスシールド上に配されたターゲット材料の望まれていない再スパッタリングが起こる。ターゲットと基板の間の間隔を短くすると汚染および再スパッタリングの問題が増大することを本発明の発明者は認めた。
したがって、本発明の発明者は、改良されたプロセスキットを提供した。
本明細書には、プラズマプロセスチャンバ内で使用するプロセスキットの実施形態が記載されている。いくつかの実施形態では、プロセスチャンバ内で使用するプロセスキットが、上部ならびに上部から下方および半径方向内側へ延びる下部を有する環状本体を含み、この環状本体は内面を含み、この内面は、下方へ延びる第1のセグメント、第1のセグメントから半径方向外側へ延びる第2のセグメント、第2のセグメントから下方へ延びる第3のセグメント、第3のセグメントから半径方向外側へ延びる第4のセグメント、第4のセグメントから下方へ延びる第5のセグメント、第5のセグメントから半径方向内側へ延びる第6のセグメント、第6のセグメントから下方へ延びる第7のセグメントおよび第7のセグメントから半径方向内側へ延びる第8のセグメントを有する。
いくつかの実施形態では、プロセスチャンバ内で使用するプロセスキットが、上部および下部を有するプロセスシールドであり、下部が、上部から下方へ垂直に延びる第1の部分、第1の部分から半径方向内側へ水平に延びる第2の部分、および第2の部分から上方へ延びる第1の内側リップを有し、上部の内面が、プロセスシールドのプロセス量に面した面を大きくするために下部を超えて半径方向外側へ延びる環状溝を含む、プロセスシールドと、プロセスシールドの上部に結合された冷却材リングであり、冷却材リング内で冷却材を流すように構成された冷却材リングとを含む。
いくつかの実施形態では、プロセスチャンバが、内部容積をその中に有するチャンバ本体と、内部容積内に配された基板支持体と、基板支持体との間にプロセス量を少なくとも部分的に画定するために、内部容積内に基板支持体と向かい合わせに配されているターゲットであって、ターゲットのプロセス量に面した面によって画定されたカソード面を含む、ターゲットと、プロセス量の外側境界を画定するために基板支持体およびターゲットの周囲に配されたプロセスシールドであり、このプロセスシールドが、プロセスシールドのプロセス量に面した面によって画定されたアノード面を含み、アノード面の表面積が、カソード面の表面積の2倍よりも大きい、プロセスシールドとを含む。
以下では、本開示の他の実施形態および追加の実施形態を説明する。
以上に概要を簡潔に示し、以下により詳細に論じる本開示の実施形態は、添付図面に示された本開示の例示的な実施形態を参照することによって理解することができる。しかしながら、添付図面は、本開示の典型的な実施形態だけを示しており、したがって、添付図面を、範囲を限定するものとみなすべきではない。これは、本開示が、等しく有効な他の実施形態を受け入れる可能性があるためである。
理解を容易にするため、可能な場合には、図に共通する同一の要素を示すために、同一の参照符号を使用した。図は、一定の倍率では描かれておらず、明瞭にするために簡略化されていることがある。特段の言及がなくとも、1つの実施形態の要素および特徴が、他の実施形態に有益に組み込まれることがある。
本明細書には、プラズマプロセスチャンバ内で使用するプロセスキットの実施形態が記載されている。本明細書に記載されたプロセスキットはプロセスシールドを含む。プロセスシールドのプラズマに面した表面積とプラズマプロセスチャンバ内に配されたターゲットのプラズマに面した表面積の比を大きくする(すなわちアノード/カソード比を大きくする)と、汚染および再スパッタリングの問題が有利に低減することを本発明の発明者は認めた。新規のプロセスシールドは、約2以上、例えば約2~約3のアノード/カソード比を提供する。いくつかの実施形態では、アノードの表面積を増大させるため、プロセスシールドが、内面に、1つまたは複数の環状溝を含む。アノードの表面積を増大させるため、プロセスシールドはさらに、基板支持体の基板を受け取る面よりも下方に延びる。このプロセスシールドは、プロセスシールドの温度を制御するためにプロセスシールドに結合された冷却リングを含むことができる。プロセスキットはさらに、処理位置においてプロセスシールドの上に載るカバーリングを含むことができ、このカバーリングは、プロセスキットを通り抜けてプラズマが漏れることを低減させまたは防ぐためにカバーリングとプロセスシールドの間に蛇行した経路を画定するように構成されている。
図1は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による、プロセスキットを有するプロセスチャンバ100(例えばプラズマ処理チャンバ)の概略側面図を示している。いくつかの実施形態では、プロセスチャンバ100がエッチング処理チャンバである。しかしながら、異なるプロセス向けに構成された他のタイプの処理チャンバが本明細書に記載されたプロセスキットの実施形態を使用することもでき、または異なるプロセス向けに構成された他のタイプの処理チャンバを、本明細書に記載されたプロセスキットの実施形態とともに使用するように変更することもできる。
プロセスチャンバ100は、内部容積120内の大気圧よりも低い圧力を基板処理の間、維持するように適当に適合された真空チャンバである。プロセスチャンバ100は、内部容積120の上半分に位置する処理容積119を囲うリッドアセンブリ104によってふたがされたチャンバ本体106を含む。チャンバ本体106およびリッドアセンブリ104は、アルミニウムなどの金属でできたものとすることができる。グラウンド115への結合によってチャンバ本体106を接地することができる。
内部容積120内には、例えば半導体ウエハまたは静電的に保持することができる他の基板などの基板122を支持および保持するために、基板支持体124が配されている。基板支持体124は一般に、ペデスタル136上に配された静電チャック150、ならびにペデスタル136および静電チャック150を支持するための中空支持シャフト112を備えることができる。静電チャック150は、1つまたは複数の電極154がその中に配された誘電体プレートを備える。ペデスタル136は一般にアルミニウムなどの金属でできている。ペデスタル136はバイアス可能であり、プラズマ操作の間、ペデスタル136を、電気的浮遊電位に維持することまたは接地することができる。中空支持シャフト112は、例えば裏側ガス、プロセスガス、流体、冷却材、電力などを静電チャック150に供給するための導管を提供する。
いくつかの実施形態では、中空支持シャフト112が、アクチュエータまたはモータなどのリフト機構113に結合されており、リフト機構113は、上位の処理位置(図1に示されている)と下位の移送位置(図示せず)との間の静電チャック150の垂直移動を提供する。中空支持シャフト112の周囲にはベローズアセンブリ110が配されており、ベローズアセンブリ110は、フレキシブルシールを提供するために、静電チャック150とプロセスチャンバ100の底面126との間に結合されており、このフレキシブルシールは、静電チャック150の垂直運動を可能にし、同時に、プロセスチャンバ100内の真空度の低下を防ぐ。ベローズアセンブリ110はさらに下部ベローズフランジ164を含み、下部ベローズフランジ164は、底面126と接触してチャンバ真空度の低下を防ぐのに資するOリング165または他の適当なシーリング要素と接触している。
中空支持シャフト112は、チャック電源140およびRF源(例えばRF電源174およびRFバイアス電源117)を静電チャック150に結合するための導管を提供する。いくつかの実施形態では、RF電源174およびRFバイアス電源117が、対応するそれぞれのRFマッチネットワーク(RFマッチネットワーク116だけが示されている)を介して静電チャック150に結合されている。いくつかの実施形態では、基板支持体124が、ACバイアス電力またはDCバイアス電力を二者択一的に含むことができる。
基板リフト130は、プラットホーム108上に装着されたリフトピン109を含むことができ、プラットホーム108はシャフト111に接続されており、シャフト111は、基板リフト130を上げ下げして、基板122を静電チャック150上に置くことまたは基板122を静電チャック150から取り外すことができるようにするための第2のリフト機構132に結合されている。プラットホーム108は、フープリフト(hoop lift)の形態をとることができる。静電チャック150は、リフトピン109を受け取るための貫通穴を含むことができる。基板リフト130が垂直運動している間、チャンバ真空を維持するフレキシブルシールを提供するため、基板リフト130と底面126の間にベローズアセンブリ131が結合されている。
処理容積119内には、処理の間、カソードとして機能するターゲット138が、ターゲット138と基板支持体124との間にプロセス量を少なくとも部分的に画定するために、基板支持体124と向かい合わせに配されている。ターゲット140は、ターゲット138の処理容積に面した面によって画定されたカソード面を含む。基板支持体124は、ターゲット138のスパッタリング面に対して実質的に平行な平面を有する支持面を有する。ターゲット138は、DC電源190および/またはRF電源174の一方または両方に接続されている。DC電源190は、ターゲット138に、プロセスシールド105に対するバイアス電圧を印加することができる。
ターゲット138は、バッキングプレート144に装着されたスパッタリングプレート142を備える。スパッタリングプレート142は、基板122上にスパッタリングする材料を含む。バッキングプレート144は、例えばステンレス鋼、アルミニウム、銅-クロムまたは銅-亜鉛などの金属から製造されている。バッキングプレート144は、ターゲット138内で発生した熱を放散させるのに十分な大きさの熱伝導率を有する材料から製造することができ、このような熱は、スパッタリングプレート142およびバッキングプレート144内に生じた渦電流によって、さらに、発生したプラズマからの高エネルギーイオンのスパッタリングプレート142上への衝撃によって生じる。
いくつかの実施形態では、プロセスチャンバ100が、ターゲット138のスパッタリングを改良するようにターゲット138の周囲の磁場を整形するための磁場発生装置156を含む。容量的に発生させたプラズマを、磁場発生装置156によって強化することができ、磁場発生装置156では、例えば複数の磁石151(例えば永久磁石または電磁コイル)が、基板122の平面に対して直角な回転軸を有する回転磁場を有する磁場をプロセスチャンバ100内に提供することができる。それに加えてまたはその代わりに、プロセスチャンバ100は、処理容積119内のイオン密度を増大させてターゲット材料のスパッタリングを改良するために、ターゲット138の近くに磁場を発生させる磁場発生装置156を備えることができる。複数の磁石151は、リッドアセンブリ104の空洞153の中に配することができる。ターゲット138を冷却するために、水などの冷却材を空洞153の中に配すること、または水などの冷却材を空洞153を通して循環させることができる。
さまざまなチャンバ部品とイオン化したプロセス材料との間の望まれていない反応を防ぐため、プロセスチャンバ100は、このようなチャンバ部品の境界に位置するプロセスキットを含む。処理容積119を少なくとも部分的に画定するために、プロセスキット102は、基板支持体124およびターゲット138を取り囲むプロセスシールド105を含む。例えば、プロセスシールド105は、処理容積119の外側境界を画定することができる。プロセスシールド105は、プロセスシールド105の処理容積に面した面によって画定されたアノード面を含む。いくつかの実施形態では、プロセスシールド105がアルミニウムなどの金属でできている。
いくつかの実施形態では、プロセスキット102が、静電チャック150の外縁の上に載った堆積リング170を含む。いくつかの実施形態では、プロセスキット102がカバーリング180を含み、カバーリング180は、カバーリング180とプロセスシールド105との間に蛇行したガス流経路を形成するためにプロセスシールド105上に配されている。いくつかの実施形態では、カバーリング180と堆積リング170の間を通ってプラズマが漏れることを低減させまたは防ぐために、処理位置において、カバーリング180の半径方向内側の部分が堆積リング170の上に載っている。
いくつかの実施形態では、基板支持体124が処理位置にあるときのターゲット138と基板支持体124の間の距離が約60.0mm~約160.0mmである。いくつかの実施形態では、基板支持体124が処理位置にあるときのターゲット138と基板122の間の距離158が約90.0mm~約110.0mmである。ターゲット138と基板122の間の間隔を短くすると、アノード表面積が縮小するために、汚染および再スパッタリングの問題が増大することを本発明の発明者は認めた。ターゲット138と基板122の間の間隔を増大させることなくアノードの表面積を増大させると、ターゲット138と基板122の間の間隔が短いことの利点が有利に提供され、同時に、汚染および再スパッタリングの問題が縮小する。いくつかの実施形態では、汚染および再スパッタリングの問題を低減するために、アノード面の表面積が、カソード面の表面積の約2倍よりも有利に大きい。
いくつかの実施形態では、プロセスシールド105とペデスタル136の間に複数のグラウンドループ172が配されている。グラウンドループ172は一般に、基板支持体124が処理位置にあるときにプロセスシールド105をペデスタル136に接地するように構成された、導電性材料のループ、あるいは代わりに、導電性ストラップ、ばね部材などを含むことができる。いくつかの実施形態では、プロセスシールド105を接地するために、複数のグラウンドループ172がペデスタル136の外側リップに、処理位置においてグラウンドループ172がプロセスシールド105と接触するように結合されている。いくつかの実施形態では、移送位置において、グラウンドループ172がプロセスシールド105から間隔を置いて配置される。
プロセスチャンバ100は真空システム19に結合されており、かつ真空システム19と流体連結しており、真空システム19は、プロセスチャンバ100から排気するために使用されるスロットルバルブ(図示せず)および真空ポンプ(図示せず)を含む。スロットルバルブおよび/または真空ポンプを調整することによって、プロセスチャンバ100の内側の圧力を調節することができる。プロセスチャンバ100はさらに、プロセスガス供給118に結合されており、かつプロセスガス供給118と流体連結しており、プロセスガス供給118は、プロセスチャンバ100の中に配された基板122を処理するために1種または数種のプロセスガスをプロセスチャンバ100に供給することができる。チャンバ本体106内およびチャンバ本体106外に基板122を移送することを容易にするために、チャンバ本体106にスリットバルブ148を結合し、スリットバルブ148をチャンバ本体106の側壁の開口と位置合わせすることができる。
使用時、DC電源190が、ターゲット138およびDC電源190に接続された他のチャンバ部品に電力を供給している間に、RF電源174が、(例えばプロセスガス供給118からの)スパッタリングガスに電力を供給して、スパッタリングガスのプラズマを形成する。形成されたプラズマは、ターゲット138のスパッタリング面に衝突し、ターゲット138のスパッタリング面を衝撃して、材料をターゲット138から基板122上にスパッタリングする。いくつかの実施形態では、RF電源174によって供給されるRFエネルギーの周波数を約2MHz~約60MHzの範囲とすることができ、または例えば2MHz、13.56MHz、27.12MHzもしくは60MHzなどの非限定的な周波数を使用することができる。いくつかの実施形態では、上記の複数の周波数のRFエネルギーを供給するために、複数の(すなわち2つ以上の)RF電源を提供することができる。基板支持体124にバイアス電圧を供給してプラズマからのイオンを基板122の方へ引きつけるために、追加のRF電源(例えばRFバイアス電源117)を使用することもできる。
図2は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による、プロセスキットを有するプロセスチャンバの部分側断面図を示している。いくつかの実施形態では、プロセスシールド105が、上部206および上部206から下方および半径方向内側へ延びる下部208を有する環状本体204を含む。いくつかの実施形態では、下部208が、上部206から下方へ垂直に延びる第1の部分214、および第1の部分214から半径方向内側へ水平に延びる第2の部分216を有する。環状本体204の内面212、または環状本体204の処理容積に面した面に対応するアノード面が、上部206に環状溝215を含む。いくつかの実施形態では、内面212の表面積を増大させるため、環状溝215が下部208を超えて半径方向外側へ延びている。いくつかの実施形態では、環状溝215が、約0.9インチ~約3.0インチの幅Wを有する。いくつかの実施形態では、環状溝215が、約0.8インチ~約2.0インチの幅Wを有する。いくつかの実施形態では、幅Wが、約0.9インチ~約1.1インチである。いくつかの実施形態では、環状溝215が、約0.8インチ~約2.0インチの深さDを有する。いくつかの実施形態では、深さDが、約1.0インチ~約1.5インチである。
いくつかの実施形態では、内面212が、環状本体204の最上位面218から下方へ延びる第1のセグメント220を含む。いくつかの実施形態では、内面212が、第1のセグメント220から半径方向外側へ延びる第2のセグメント222を含む。いくつかの実施形態では、内面212が、第2のセグメント222から下方へ延びる第3のセグメント224を含む。いくつかの実施形態では、内面212が、第3のセグメント224から半径方向外側へ延びる第4のセグメント226を含む。いくつかの実施形態では、内面212が、第4のセグメント226から下方へ延びる第5のセグメント228を含む。いくつかの実施形態では、内面212が、第5のセグメント228から半径方向内側へ延びる第6のセグメント230を含む。いくつかの実施形態では、内面212が、第6のセグメント230から下方へ延びる第7のセグメント232を含む。いくつかの実施形態では、内面212が、第7のセグメント232から半径方向内側へ延びる第8のセグメント234を含む。いくつかの実施形態では、プロセスシールド105が、第8のセグメント234または下部208の第2の部分216から上方へ延びる第1の内側リップ240を含む。いくつかの実施形態では、内面212が、第1のセグメント220から最上位面218まで延びる第9のセグメント236を含む。いくつかの実施形態では、第9のセグメント236が、半径方向外側および上方へ延びている。
アノードをカソードから分離するため、ターゲット138とプロセスシールド105の間には間隙252が配されている。例えば、間隙252は、第9のセグメント236とターゲット138の間およびターゲット138とプロセスシールド105の最上位面218の間に延びている。いくつかの実施形態では、ターゲット138をプロセスシールド105から電気的分離するために、ターゲット138とプロセスシールド105の間に分離リング260が配されている。いくつかの実施形態では、プロセスシールド105の上面と分離リング260の下面の間に第1のOリング262が配されている。いくつかの実施形態では、分離リング260の上面とターゲット138の下面の間に第2のOリング264が配されている。
いくつかの実施形態では、環状本体204の上部206に複数のセラミックプラグ242が結合されており、複数のセラミックプラグ242は、間隙252が実質的に均一であることを保証するためにターゲット238を環状本体204の中央に置くことを容易にするように構成されている。いくつかの実施形態では、複数のセラミックプラグ242が、等間隔に配置された3つのセラミックプラグを含む。いくつかの実施形態では、複数のセラミックプラグ242が、プロセスシールド105の最上位面218を超えて延びている。いくつかの実施形態では、複数のセラミックプラグ242を収容するために、分離リング260が、複数のセラミックプラグ242の位置に対応する複数の凹部266を含む。いくつかの実施形態では、複数のセラミックプラグ242を収容するために、ターゲット138が、複数のセラミックプラグ242の位置に対応する複数の凹部276を含む。
いくつかの実施形態では、カバーリング180が環状本体を有する。いくつかの実施形態では、カバーリング180の第1のレッグ282が、環状本体の半径方向外側の縁から下方へ延びている。いくつかの実施形態では、第1のレッグ282とプロセスシールドの第1の内側リップ240の間に蛇行したガス流経路を画定するために、第1のレッグ282が、プロセスシールドの第1の内側リップ240の半径方向外側に配されている。いくつかの実施形態では、カバーリング180が、実質的に平らな上面を有する外側部分284、ならびに半径方向内側および下方へ延びる上面を有する内側部分286を含む。いくつかの実施形態では、内側部分286の下面が、堆積リング170の上に載るように構成されている。いくつかの実施形態では、内側部分286の下面が、堆積リング170の上に載らない凹んだ部分606(図6参照)を含む。
いくつかの実施形態では、堆積リング170が、静電チャック150の周囲ノッチの上に載っている。いくつかの実施形態では、堆積リング170が、堆積リング170の外側部分272よりも一段高い内側部分274を含む。いくつかの実施形態では、カバーリング180の内側部分286が、堆積リング170の外側部分272の上に載るように構成されている。いくつかの実施形態では、カバーリング180と堆積リング170の間を通って漏れることがあるプラズマのための蛇行した経路を形成するために、堆積リング170の外側部分272の上面が、カバーリング180の凹んだ部分606の中へ延びる隆起部608(図6参照)を有する。
図3は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による、プロセスキットを有するプロセスチャンバの部分側断面図を示している。いくつかの実施形態では、環状本体204を冷却するために、環状本体204の上部206に冷却材リング302が結合されている。いくつかの実施形態では、冷却材リング302が、冷却材リング302の中に配されたまたは冷却材リング302に埋め込まれた冷却材管320を含み、冷却材管320は、冷却材管320を通して冷却材を循環させるように構成されている。いくつかの実施形態では、冷却材リング302が、上部206の下面304から延びる環状チャネル306の中に配されている。いくつかの実施形態では、上部206が、環状本体204を冷却材リング302に(例えばファスナ336によって)装着するために頂面318から延びる穴316を含む。いくつかの実施形態では、穴316が、8つ以上の穴、例えば16個の穴を含む。
いくつかの実施形態では、上部206が、環状本体204をチャンバ本体106に(例えばファスナ338によって)装着するために頂面318から延びる穴326を含む。いくつかの実施形態では、穴326が、4つ以上の穴、例えば8つの穴を含む。いくつかの実施形態では、上部206が、穴316と穴326の間に配された壁312を有する。いくつかの実施形態では、プロセスシールド105をチャンバ本体106と位置合わせするために、チャンバ本体106と上部206の間に1つまたは複数の位置決め特徴を配することができる。例えば、上部206に1本または数本の位置決めピンを結合することができ、この1本または数本の位置決めピンは、プロセスシールド105をチャンバ本体106と位置合わせするために、上部206の下面304を超えてチャンバ本体の対応する開口の中へ延びることができる
いくつかの実施形態では、外側ハウジング308を接地するために、上部206とリッドアセンブリ104の外側ハウジング308の間に導電性ばね部材310、例えばRFガスケットを配することができる。いくつかの実施形態では、下部208とチャンバ本体106の間を密封するため、下部208とチャンバ本体106の間に第3のOリング340が配されている。いくつかの実施形態では、下部208とチャンバ本体106の間を密封するため、下部208とチャンバ本体106の間に第4のOリング350が配されている。
図4は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による、プロセスシールドの等角上面図を示している。冷却材管320は、冷却材管320を通して冷却材を循環させるための入口410および出口420を含む。いくつかの実施形態では、環状本体204の頂面318が、第2のOリング264を収容するための第1の環状溝402を含む。いくつかの実施形態では、環状本体204の頂面318が、導電性ばね部材310を収容するための第2の環状溝406を含む。いくつかの実施形態では、穴316が、第2の環状溝406から環状チャネル306まで延びている。いくつかの実施形態では、穴326が、少なくとも部分的に、第2の環状溝406からプロセスシールド105の上部206の下面304まで延びている。
いくつかの実施形態では、環状本体204の頂面318が、リッドアセンブリ104の空洞153から環状本体204上へ漏れる冷却材を集めるように構成された環状トラップ溝404を含む。いくつかの実施形態では、環状トラップ溝404が、半径方向に第1の環状溝402と第2の環状溝406の間に配されている。いくつかの実施形態では、複数のセラミックプラグ242が、部分的に環状トラップ溝404の中に配されている。いくつかの実施形態では、環状トラップ溝404が、約0.35インチ~約0.50インチの幅を有する。いくつかの実施形態では、環状トラップ溝404の外側側壁と複数のそれぞれのセラミックプラグ242の間に約0.05インチ~約0.10インチの間隙がある。いくつかの実施形態では、環状トラップ溝404が、複数のセラミックプラグ242の近くに終端を有する複数のトラップ溝弧セグメントを含む。そのような実施形態では、複数のセラミックプラグ242が環状トラップ溝404の中に配されていない。いくつかの実施形態では、頂面318が、プロセスシールド105の設置および取り外しを容易にするための複数のリフティング穴430を含む。
図5は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による、プロセスキットを有するプロセスチャンバの部分側断面図を示している。いくつかの実施形態では、プロセスシールド105の下部208が、第8のセグメント234から上方へ延び、第1の内側リップ240から半径方向内側へ延びる第2の内側リップ504を含む。いくつかの実施形態では、第2の内側リップ504が、第1の内側リップ240に対して実質的に平行に延びている。いくつかの実施形態では、カバーリング180が、第1のレッグ282と環状本体の半径方向内側の表面508との間の位置に、カバーリング180の環状本体から下方へ延びる第2のレッグ506を含む。カバーリング180がプロセスシールド105上に配されているとき、第2のレッグ506は、第1の内側リップ240と第2の内側リップ504の間に延びる。いくつかの実施形態では、カバーリング180が、カバーリング180の環状本体から下方へ延びる、第2のレッグ506から半径方向内側に配された第3のレッグ510を含む。第2の内側リップ504および第2のレッグ506は、強化されたプラズマ閉じ込めを有利に提供する。
図6は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による、図5のプロセスキットを有するプロセスチャンバの部分断面図を示している。いくつかの実施形態では、カバーリング180の第1のレッグ282とプロセスシールド105の第2の内側リップ504の間に、1つまたは複数のセンタリングブシュ(centering bushing)602が配されており、1つまたは複数のセンタリングブシュ602は、処理位置にあるときにカバーリング180をプロセスシールド105の中央に置くように構成されている。いくつかの実施形態では、第1の内側リップ240が、1つまたは複数のセンタリングブシュ602を収容するための1つまたは複数のカットアウト610を含む。いくつかの実施形態では、カバーリング180の第2のレッグ506が、1つまたは複数のセンタリングブシュ602を収容するための1つまたは複数のカットアウト612を含む。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のセンタリングブシュ602が、対応する1つまたは複数のファスナ604によってプロセスシールド105に結合されている。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のセンタリングブシュ602が3つのセンタリングブシュである。
以上の説明は、本開示の実施形態を対象としているが、その基本的範囲を逸脱しない範囲で、本開示の他の実施形態および追加の実施形態が考案される可能性がある。
Claims (20)
- プロセスチャンバ内で使用するプロセスキットであって、
上部ならびに前記上部から下方および半径方向内側へ延びる下部を含む環状本体を有するプロセスシールドであり、前記環状本体が内面を含み、前記内面が、下方へ延びる第1のセグメント、前記第1のセグメントから半径方向外側へ延びる第2のセグメント、前記第2のセグメントから下方へ延びる第3のセグメント、前記第3のセグメントから半径方向外側へ延びる第4のセグメント、前記第4のセグメントから下方へ延びる第5のセグメント、前記第5のセグメントから半径方向内側へ延びる第6のセグメント、前記第6のセグメントから下方へ延びる第7のセグメントおよび前記第7のセグメントから半径方向内側へ延びる第8のセグメントを有する、前記プロセスシールド
を備えるプロセスキット。 - 前記第8のセグメントから上方へ延びる第1の内側リップをさらに備える、請求項1に記載のプロセスキット。
- 前記第8のセグメントから上方へ延び、前記第1の内側リップから半径方向内側へ延びる第2の内側リップをさらに備える、請求項2に記載のプロセスキット。
- 前記内面が、前記第1のセグメントから半径方向外側および上方へ延びる第9のセグメントを含む、請求項1に記載のプロセスキット。
- 前記環状本体の前記上部に結合された冷却材リングをさらに備える、請求項1に記載のプロセスキット。
- 前記環状本体の上面に結合された複数のセラミックプラグであり、前記環状本体を前記プロセスチャンバのターゲットの中央に置くことを容易にするように構成された前記複数のセラミックプラグをさらに備える、請求項1~5のいずれかに記載のプロセスキット。
- 前記上部が、前記環状本体を前記プロセスチャンバのチャンバ壁に装着するための穴を含む、請求項1~5のいずれかに記載のプロセスキット。
- 前記環状本体の頂面が、第1の環状溝および第2の環状溝を含む、請求項1~5のいずれかに記載のプロセスキット。
- 前記環状本体の頂部が、前記環状本体上へ漏れる冷却材を集めるように構成された環状トラップ溝を含む、請求項1~5のいずれかに記載のプロセスキット。
- 前記上部に対応する前記環状本体の前記内面が、前記内面の表面積を増大させるために前記下部を超えて半径方向外側へ延びる環状溝を含む、請求項1~5のいずれかに記載のプロセスキット。
- 前記環状溝の幅が約0.8インチ~約2.0インチ、深さが約0.8インチ~約2.0インチである、請求項10に記載のプロセスキット。
- 環状本体を有するカバーリングをさらに備え、前記カバーリングの第1のレッグが、前記環状本体の半径方向外側の縁から下方へ延びており、前記第1のレッグと前記プロセスシールドの前記第1の内側リップとの間に蛇行したガス流経路を画定するために、前記第1のレッグが、前記プロセスシールドの前記第1の内側リップの半径方向外側に配されている、請求項1~5のいずれかに記載のプロセスキット。
- 前記プロセスシールドが、前記第1の内側リップに対して実質的に平行な、前記第1の内側リップの半径方向内側にある第2の内側リップを含み、前記カバーリングが、前記第1のレッグと前記環状本体の半径方向内側の表面との間の位置に、前記環状本体から下方へ延びる第2のレッグを含み、前記カバーリングが前記プロセスシールド上に配されているとき、前記第2のレッグが、前記第1の内側リップと前記第2の内側リップの間に延びる、請求項12に記載のプロセスキット。
- 前記カバーリングの第1のレッグと前記プロセスシールドの前記第2の内側リップの間に配され、前記カバーリングが前記プロセスシールド上に配されているときに前記カバーリングを前記プロセスシールドの中央に置くための1つまたは複数のセンタリングブシュをさらに備える、請求項13に記載のプロセスキット。
- 内部容積をその中に有するチャンバ本体と、
前記内部容積内に配された基板支持体と、
前記基板支持体との間にプロセス量を少なくとも部分的に画定するために、前記内部容積内に、前記基板支持体と向かい合わせに配されているターゲットであって、前記ターゲットのプロセス量に面した面によって画定されたカソード面を含む、ターゲットと、
前記プロセス量の外側境界を画定するために前記基板支持体および前記ターゲットの周囲に配された、請求項1~5のいずれかに記載のプロセスシールドであり、前記プロセスシールドが、前記プロセスシールドのプロセス量に面した面によって画定されたアノード面を含み、前記アノード面の表面積が、前記カソード面の表面積の2倍よりも大きい、前記プロセスシールドと
を備えるプロセスチャンバ。 - 処理位置における前記ターゲットと前記基板支持体の間の距離が約60.0mm~約160.0mmである、請求項15に記載のプロセスチャンバ。
- 前記上部の内面が、前記アノード面の表面積を増大させるために前記下部を超えて半径方向外側へ延びる環状溝を含む、請求項15に記載のプロセスチャンバ。
- 前記プロセスシールドの頂面に結合された複数のセラミックプラグであり、前記プロセスシールドを前記ターゲットと位置合わせするための前記複数のセラミックプラグをさらに備える、請求項15に記載のプロセスチャンバ。
- 環状本体を有するカバーリングをさらに備え、前記カバーリングの第1のレッグが、前記環状本体の半径方向外側の縁から下方へ延びており、前記第1のレッグと前記プロセスシールドの前記第1の内側リップとの間に蛇行したガス流経路を画定するために、前記第1のレッグが、前記第1の内側リップの半径方向外側に配されている、請求項15に記載のプロセスチャンバ。
- 前記基板支持体に結合された複数のグラウンドループであり、前記基板支持体が処理位置にあるときに前記プロセスシールドを接地するために前記プロセスシールドと接触するように構成された前記複数のグラウンドループをさらに備える、請求項15に記載のプロセスチャンバ。
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