JP2023531385A - セルフシール容器 - Google Patents

Abstract

セルフシール容器は、折線に沿って接続された複数のパネル及び複数の端部フラップを含む対象物から形成され、前記複数のパネル及び前記複数の端部フラップは、前記折線に沿って折りたたむことにより前記容器を形成する。前記容器は、閉鎖位置において前記容器を密封する固定構成を含み、前記固定構成が、前記容器が前記閉鎖位置から開封された時に、開封の視覚的表示を提供する。前記容器の開封後、前記固定構成が、前記容器が閉鎖されることを可能にする閉鎖構成を提供する。【選択図】 図１Ａ

Description

調理された食品及び新鮮な食料品の配達はますます普及してきている。

しかしながら、一度食品がレストラン、食料品店、又は他の販売店を離れた後に、食品又は他の品物を意図的に又は誤って開封して改ざんしてしまう機会がたくさんある。

食品又は他の品物を改ざんすること、又は単に内容物を露出させることは、安全性、品質、利用可能な量に影響を与えるだけでなく、配達サービス業者及び提供者の両方にとって運用コスト及び顧客サービス関連費用を増加させる。さらに、コロナウイルスの大流行が、調理（例えば、レストラン、ホテル、娯楽施設、クルーズ船等からの食品）、収集（例えば、他人の為に食料品店で買った品物を配達するサービス）、及び包装（例えば、処方薬の配達）された品物の過程管理に対する関心を高めた。

本願の特許請求の範囲に記載のセルフシール容器及びその使用方法を提供する。

ここに添付した図面は、この明細書の一部を構成し、本開示の例示的な実施形態を図示しており、以下の詳細な説明と共に、本開示の特徴を説明する役割を果たすものである。

第１の実施形態による例示的な容器の組み立て前の平面図である。 図１Ａの例示的な容器の斜視図である。 図１Ｂの線２－２に沿った断面図である。 第２の実施形態による例示的な容器の組み立て前の平面図である。 組み立てられて密封された第２の実施形態の容器の斜視図である。 引き裂きタブが除去されて蓋が開放された第２の実施形態の容器の斜視図である。 第３の実施形態による例示的な容器の組み立て前の平面図である。 組み立てられて密封された第３の実施形態の容器の斜視図である。 引き裂きタブが除去されて蓋が開放された第３の実施形態の容器の斜視図である。 第４の実施形態による例示的な容器の平面図である。 仕切りを有する第４の実施形態による例示的な容器の平面図である。 閉じられている第４の実施形態の容器の側面図である。 組み立てられて密封された第４の実施形態の容器の正面図である。 組み立てられて密封された第４の実施形態の容器の側面図である。 第４の実施形態の容器の閉鎖部の断面図である。 第１又は第２の実施形態による例示的な容器の例示的な使用方法を示す図である。 第３の実施形態による例示的な容器の例示的な使用方法を示す図である。 第４の実施形態による例示的な容器の例示的な使用方法を示す図である。 追跡可能な構成を有する第５の実施形態の容器を示す図である。 追跡可能な構成を有する第５の実施形態の容器を示す図である。

図面を通して、同様の符号は同様の要素を示すものである。ここで使用されている特定の用語は、利便性の為だけに使用されており、本開示を限定するものではない。用語は、実際に記載された単語、その派生語、及び同義語を含む。以下に説明された実施形態は、網羅すること又は開示されている詳細な形式に本開示を限定することを意図するものではない。これらの実際形態は、原理、用途及び実用の最良の説明の為に、そして、当業者が本開示を有効活用する為に、選択されて記載されているものである。

１つの側面において、ここに示されている例示的な実施形態は、食品及び品物及び他の配達物を開封して改ざんすること及び誤って汚染物質に露出させてしまうことをなくす安全な配達メカニズムを提供する。他の利点と共に、ここで詳細に説明されている例示的な実施形態は、食品又は他の品物の配達準備ができた時から食品又は他の品物が意図する受領者に配達されるまでの間、開封及び改ざんされることをなくすものである。ここでは、食品、処方薬、現金、食料品等が記載されているが、例示的な実施形態の利点は、意図する受領者が配達メカニズムにアクセスする前に、任意の内容物に対する接触、汚染、又は個人的又は敏感なことに何らかの影響を与えることから守ることを実現することができる。例示的な実施形態を使用することにより処理及び／又は除去することができる慣習的な事態は以下のことを含む。
例１）食品配達の運転者が輸送中に食品を試食すること、
例２）食品配達の運転者がバッグ又は容器を開封して内容物を見て、そして、輸送中の食品に触り、調整し、又は汚染すること、
例３）食品配達の運転者がバッグ又は容器を開封して内容物を見て、内容物を物理的に触りはしないが、開封されたバッグ又は容器内に埃、細菌、又は任意の微粒子が入ることにより食品を汚染すること、
例４）例えばお店から銀行まで預金する為に現金を輸送している従業員が、お店及び銀行のどちらかで現金を数えていない場合、従業員への疑いを除去すること、
例５）輸送中に包装が誤って落とされ、揺さぶられ、急に移動し、又は車の座席から落下し、それにより、箱が開封されて内容物が露出すること。

また、例示的な実施形態は、安全を確保して配達される製品の信頼を維持し、供給者／送り主及び輸送業者及び社員に対する結果責任を与えることにより、資源及び費用を削減することができる。少なくとも１つの側面において、例示的な実施形態は、配達の安全性が確保され、意図する受領者によってのみ開封される。例えば、注文品を配達の為に取りに来る前に、注文品の完成時に安全配達メカニズムを売り主が適用した場合、少なくとも以下の利点を確認することができる。
・送り主（例えば、売り主）は、注文から抜けている品物の責任が輸送者にあると主張することはできない、
・意図する受領者は、輸送者が注文品を開封して改ざんしたと主張することはできない、
・少なくとも１つの側面において、例示的な実施形態は、意図した受領者により受領された状態で食品／品物がレストラン／お店（例えば、売り主）を出たことを実質的に保証する輸送業者の為の安全なシステムを提供する。また、この安全システムは、配達された食品／品物が注文と異なる場合、配達の運転者、又は配達の運転者を採用している企業が非難されることをなくす。

１つの側面において、本発明の装置は、図１Ａ、図１Ｂ、及び図２に図示されているように、隣接して配置され、又は互いにはめ合わされ、閉鎖されたシェル又は容器を作成する２つのはめ合い部分により形成されたセルフシール容器を含む。図１Ａは、第１の実施形態による例示的な容器の組み立て前の平面図である。図１Ｂは、図１Ａの例示的な容器の斜視図である。図２は、図１Ｂの線２－２に沿った断面図である。

図１Ａには、パネル２２、２４、２６、２８、３０、３２、３４を含む対象物１０が図示されている。これらのパネルは、折線に沿って接続され、折線は、符号８０、８１、８２、８３、８４、８６、８８として示されている横折線と、符号６０及び７０として示されている縦折線を含み、縦折線６０の個別部分は符号６２、６４、６６として示され、縦折線７０の個別部分は符号７２、７４、７６として示されている。パネル２２及び２４は横折線８０に沿って接続され、パネル２４及び２６は横折線８２に沿って接続され、パネル２６及び２８は横折線８４に沿って接続され、パネル２８及び３０は横折線８６に沿って接続され、パネル３０及び３２は横折線８８に沿って接続され、そして、パネル３２及び３４は開封帯線９０に沿って接続される。パネル３０、３２、及び３４は、対象物１０の端部を形成し、対象物１０が折りたたまれて容器１００（図１Ｂ）を形成する時に接合することができ、安全で開封可能で再閉鎖可能な特徴を提供する。図１Ａに図示されているように、開封帯９０は、複数の折線又は追加の特徴を含むことができ、それにより、ここで更に記載される閉鎖特徴を形成する為にパネル３０、３２、３４を接合することができる。

対象物１０は、いくつかのパネルに接続された端部フラップも含む。図１Ａに図示されているように、端部フラップ４４は、第１の縁に沿ってパネル２４に縦折線６６に沿って接続され、端部フラップ４６は、第２の縁に沿ってパネル２４に縦折線７６に沿って接続される。端部フラップ４０は横折線８１に沿って端部フラップ４４に接続され、端部フラップ４２は横折線８３に沿って端部フラップ４６に接続される。また、切れ目、切込み、又は空間６８が端部フラップ４０及びパネル２２の間に示され、そして、切れ目、切込み、又は空間７８が端部フラップ４２及びパネル２２の間に示されている。

図１Ａは、対象物１０の内側１２を示している。必要に応じて対象物１０を容器１００に形成し、対象物１０を容器形状（図１Ｂ）に固定する為に、対象物１０上に接着剤９２を配置することができる。図１Ａに図示されているように、この例示的な実施形態の接着剤９２は、パネル３４に塗られた糊である。

図１Ｂには、複数のパネルが図１Ａに示されている位置から折りたたまれて対象物１０が平行六面体形状に形成され、閉鎖された容器１００を形成することが示されている。対象物１０は折りたたまれているので、図示されている例示的な実施形態において、パネル２８は容器１００の上部になり、実質的に平行に間隔をあけてパネル２４の真上に配置される。パネル２６は後壁となり、パネル２２及びパネル３０、３２、３４の組み合わせが前壁を形成し、前壁は実質的に平行に間隔をあけてパネル２６の反対側に配置される。端部フラップ４０、４２、４４、４６、４８、５０、５２、５４は共に、容器１００の相対する側壁を形成する。特に、端部フラップ４４、５２が、容器１００の内側に折りたたまれた端部フラップ４０及び４８と共に、第１の側壁を形成する。任意で、糊又は他の接着剤をパネル及び端部フラップに沿って任意の位置に塗ることができ、例えば、端部フラップ４０又は４８に接着剤を塗って、容器１００の下半分を固定することができる。容器１００の第２の側壁は、容器１００の内側に折りたたまれた端部フラップ４２及び５０と共に、端部フラップ４６及び５４により形成される。任意で、糊又は他の接着剤をパネル及び端部フラップに沿って任意の位置に塗ることができ、例えば、端部フラップ４２又は５０に接着剤を塗って、容器１００の下半分を固定することができる。図１Ｂ及び図２において、容器１００は入れ子形状に図示されているが、図６～図８に図示されている容器と同様に、容器１００は貝殻形状に形成することができる。

図２は、図１Ｂの線２－２に沿った断面図であり、容器１００の内部２００を示している。図２から分かるように、パネル３０及び３２は、互いに隣接して折りたたまれている。特に、パネル３０は、横折線８６に沿って折りたたまれ、容器１００の内部２００においてパネル２６の反対側に実質的に平行に配置される。パネル３２は、横折線８８に沿って折りたたまれ、パネル３０に隣接して実質的に平行に配置される。パネル３４は、折線９０の少なくとも一部に沿って折りたたまれ、又は接合される。図２に図示されているように、パネル３２及び３４の間の折線９０の厚さ又は幅が、カートンの外部２０２上にパネル３２に沿ってパネル３４を接合することを可能にする。パネル３４の内側に塗られた接着剤９２は、パネル３４をパネル２２の外部に固定することを可能にし、接着剤はシール又は他の固定手段として作用する。少なくとも１つの実施形態において、接着剤９２は、パネル３４の内側をパネル２２の外側に迅速に接着するのに十分な程強く、及び／又は十分な程早く固まる。この方法により、接着剤が塗られると、パネル２２からのパネル３４の分離又は他の剥離は、どのような場合も、パネル３４、パネル２２、又はパネル２２及び３４の両方が少なくとも部分的に引き裂かれることをもたらす。代替的に、パネル２２からのパネル３４の分離又は他の剥離は、一度密封されたカートン１００が、その後開封されたことを示す視覚的表示を提供する。

図１Ａ、図１Ｂ、及び図２に図示されているシールを使用する為の、１つの例示的な開封方法において、パネル３４の少なくとも一部が除去されるか、又は折線９０が折線９０に沿って分離され、横折線８４に沿ってパネル２８を上方に持ち上げることにより、容器１００の内部２００を露出させる。少なくとも１つの例示的な実施形態において、接着剤９２は、（不図示の）タブ又は他のカバーにより覆われることができる。タブは、例えば、はがすことにより、接着剤を露出させる。その後、パネル３４は、折りたたまれて閉じられ、接着剤９２によりパネル３４がパネル２２に固定される。容器１００を開封する時には、タブ９４が引き裂き部を規定し、はめ合い部分がヒンジに沿って移動するか、開放されることを可能にする。

図３Ａは、第２の実施形態による例示的な容器の組み立て前の平面図である。図３Ｂは、組み立てられて密封された第２の実施形態の容器の斜視図である。図３Ｃは、引き裂きタブが除去されて蓋が開放された第２の実施形態の容器の斜視図である。

図３Ａには、パネル３２１、３２２、３２４、３２６、３２８、３３０、３３２、３３４を含む対象物３１０が図示されている。これらのパネルは、折線に沿って接続され、折線は、符号３８０、３８１、３８２、３８３、３８４、３８６、３８８、３９１、３９３、３９６、３９７として示されている横折線と、符号３６０及び３７０として示されている縦折線を含み、縦折線３６０の個別部分は符号３６２、３６４、３６６として示され、縦折線３７０の個別部分は符号３７２、３７４、３７６として示されている。パネル３２１及び３２２は横折線３９６、３９７に沿って接続され、パネル３２２及び３２４は横折線３８０に沿って接続され、パネル３２４及び３２６は横折線３８２に沿って接続され、パネル３２６及び３２８は横折線３８４に沿って接続され、パネル３２８及び３３０は横折線３８６に沿って接続され、パネル３３０及び３３２は横折線３８８に沿って接続され、そして、パネル３３２及び３３４は横折線３９１、３９３に沿って接続される。また、開封帯３９０が横折線３９１、３９３及び引き裂き補助構成３９５により形成される。引き裂きタブ３９４は、開封帯３９０に取り付けられ、掴みやすい大きさで、引き裂き補助構成３９５と共に折線／引き裂き線３９１、３９３に沿って分離される。パネル３３０、３３２、３３４は、対象物３１０の端部を形成し、接合されることにより、安全で開封可能で再閉鎖可能な特徴を提供する。

対象物３１０は、選択されたパネルに接続された端部フラップも含む。図３Ａに図示されているように、端部フラップ３４４は、第１の縁に沿ってパネル３２４に縦折線３６６に沿って接続され、端部フラップ３４６は、第２の縁に沿ってパネル３２４に縦折線３７６に沿って接続される。端部フラップ３４８は、第１の縁に沿ってパネル３２６に縦折線３６４に沿って接続され、端部フラップ３５０は、第２の縁に沿ってパネル３２６に縦折線３７４に沿って接続される。端部フラップ３５２は、第１の縁に沿ってパネル３２８に縦折線３６２に沿って接続され、端部フラップ３５４は、第２の縁に沿ってパネル３２８に縦折線３７２に沿って接続される。また、端部フラップ３４０は横折線３８１に沿って端部フラップ３４４に接続され、端部フラップ３４２は横折線３８３に沿って端部フラップ３４６に接続される。また、切れ目、切込み、又は空間が端部フラップ３４０及びパネル３２２の間に示され、そして、切れ目、切込み、又は空間が端部フラップ３４２及びパネル３２２の間に示されている。

図３Ａは、対象物３１０の内側３１２を示している。また、対象物３１０を容器形状に固定する為に、対象物３１０上に接着剤３９２を配置することができる。図３Ａに図示されているように、この例示的な実施形態の接着剤３９２は、パネル３３４に塗られた糊である。

図３Ｂには、複数のパネルが図３Ａに示されている位置から折りたたまれて対象物３１０が平行六面体形状に形成され、閉鎖された容器３００を形成することが示されている。対象物３１０は折りたたまれているので、図示されている例示的な実施形態において、パネル３２８は容器３００の上部になり、実質的に平行に間隔をあけてパネル３２４の真上に配置される。パネル３２６は後壁となり、パネル３２２及びパネル３２１、３２２、３３０、３３２の組み合わせが前壁を形成し、前壁は実質的に平行に間隔をあけてパネル３２６の反対側に配置される。端部フラップ３４０、３４２、３４４、３４６、３４８、３５０、３５２、３５４は共に、容器３００の相対する側壁を形成する。特に、端部フラップ３４４、３５２が、容器３００の内側に折りたたまれた端部フラップ３４０及び３４８と共に、一方の側壁を形成し、任意で、糊又は他の接着剤をパネル及び端部フラップに沿って任意の位置に塗ることができ、例えば、端部フラップ３４０又は３４８に接着剤を塗って、容器３００の下半分を固定することができる。容器３００の他方の側壁は、容器３００の内側に折りたたまれた端部フラップ３４２及び３５０と共に、端部フラップ３４６及び３５４により形成され、任意で、糊又は他の接着剤をパネル及び端部フラップに沿って任意の位置に塗ることができ、例えば、端部フラップ３４２又は３５０に接着剤を塗って、容器３００の下半分を固定することができる。図３Ｂ及び図３Ｃにおいて、容器３００は入れ子形状に図示されているが、図６～図８に図示されている容器と同様に、容器３００は貝殻形状に形成することができる。

図３Ｃには、パネル３３０及び３３２が互いに隣接するように折りたたまれ、容器３００の内部３０１が見えるように部分的に開放されている図３Ｂの容器３００が図示されている。特に、パネル３３０は、横折線３８６に沿って折りたたまれ、容器３００の内部３０１においてパネル３２６の反対側に実質的に平行に配置される。パネル３３２は、横折線３８８に沿って折りたたまれ、パネル３３０に隣接して実質的に平行に配置される。パネル３３４は、横折線３９１、３９３の少なくとも一部に沿って折りたたまれ、又は接合される。図３Ｃにおいて、パネル３３２及び３３４の間の開封帯３９０の厚さ又は幅が、カートンの外部３０２上にパネル３３２に沿ってパネル３３４を接合することを可能にする。パネル３３４の内側に塗られた接着剤３９２は、パネル３３４をパネル３２２の外部に固定することを可能にし、接着剤はシール又は他の固定手段として作用する。少なくとも１つの実施形態において、接着剤３９２は、パネル３３４の内側をパネル３２２の外側に迅速に接着するのに十分な程強く、及び／又は十分な程早く固まる。この方法により、接着剤が塗られると、例えば開封帯３９０によって引き裂き線３９１、３９３を分離すること等による、パネル３２２からのパネル３３４の分離は、どのような場合も、パネル３３４、パネル３２２、又はパネル３２２及び３３４の両方が少なくとも部分的に引き裂かれることをもたらすか、又は、一度密封されたカートン３００が、その後開封されたことを示す視覚的表示を提供する。少なくとも１つの例において、引き裂き線３９１、３９３に沿った開封帯３９０の分離は、接着剤が一度付着され、その後、容器３００が開封帯３９０に沿って開封されたことを示す視覚的表示を提供する。この例示的な実施形態において、開封帯３９０が無傷のままである限り、接着剤３９２による密封前に容器３００内に配置された食品又は他の品物は、包装されたままの状態で容器３００内に保護されている。

図３Ａ、図３Ｂ、図３Ｃに図示されているシールを使用する為に、開封帯３９０に沿って開封帯３９０を分離することによりパネル３３４の少なくとも一部が除去され、横折線３８４に沿ってパネル３２８を上方に持ち上げることにより、容器３００の内部３０１を露出させる。少なくとも１つの例示的な実施形態において、接着剤３９２は、（不図示の）タブ又は他のカバーにより覆われることができる。タブは、例えば、はがすことにより、接着剤を露出させる。その後、パネル３３４は、折りたたまれて閉じられ、接着剤３９２によりパネル３３４がパネル３２２に固定される。容器３００を開ける時には、タブが引き裂き部を規定し、はめ合い部分がヒンジに沿って移動するか、開放されることを可能にする。

図４Ａは、第３の実施形態による例示的な容器の組み立て前の平面図である。図４Ｂは、組み立てられて密封された第３の実施形態の容器の斜視図である。図４Ｃは、引き裂きタブが除去されて蓋が開放された第３の実施形態の容器の斜視図である。

図４Ａには、パネル４２１、４２２、４２４、４２６、４２８、４３０、４３１、４３２、４３４を含む対象物４１０が図示されている。これらのパネルは、折線に沿って接続され、折線は、符号４８０、４８１、４８２、４８３、４８４、４８６、４８８、４９１、４９３、４９６、４９７として示されている横折線と、符号４６０及び４７０として示されている縦折線を含み、縦折線４６０の個別部分は符号４６２、４６４、４６６として示され、縦折線４７０の個別部分は符号４７２、４７４、４７６として示されている。パネル４２１及び４２２は横折線４９６、４９７に沿って接続され、パネル４２２及び４２４は横折線４８０に沿って接続され、パネル４２４及び４２６は横折線４８２に沿って接続され、パネル４２６及び４２８は横折線４８４に沿って接続され、パネル４２８及び４３０、４３１、４３２は横折線４８６に沿って接続され、パネル４３２及び４９５は横折線４８８に沿って接続され、そして、パネル４３２及び４３４は横折線４９１、４９３に沿って接続される。また、開封帯４９０が横折線４９１、４９３により形成される。引き裂きタブ４９４は、開封帯４９０に取り付けられ、掴みやすい大きさで、横折線／引き裂き線４９１、４９３に沿って分離される。パネル４３０、４３１、４３２、４３４は、対象物４１０の端部を形成し、接合されることにより、安全で開封可能で再閉鎖可能な特徴を提供する。また、図４Ａには、パネル４２１及び４２２の間の横折線４９６、４９７に沿って提供されている逃げ切り欠き又は開口部４９９が図示されている。逃げ切り欠き４９９は、対象物４１０を折りたたんで容器４００形状にすることを容易にし、対象物４１０の他の部分を受け入れること可能にする溝又は他の隙間を提供することができ、図４Ｃに図示されているように、パネル４２１及び４２２は、開封帯４９０が除去された後も容器４００に付着したままになっているパネル４３４の残部上に逃げ切り欠き４９９により形成されたステップを含む。

対象物４１０は、いくつかのパネルに接続された端部フラップも含む。図４Ａに図示されているように、端部フラップ４４４は、第１の縁に沿ってパネル４２４に縦折線４６６に沿って接続され、端部フラップ４４６は、第２の縁に沿ってパネル４２４に縦折線４７６に沿って接続される。端部フラップ４４８は、第１の縁に沿ってパネル４２６に縦折線４６４に沿って接続され、端部フラップ４５０は、第２の縁に沿ってパネル４２６に縦折線４７４に沿って接続される。端部フラップ４５２は、第１の縁に沿ってパネル４２８に縦折線４６２に沿って接続され、端部フラップ４５４は、第２の縁に沿ってパネル４２８に縦折線４７２に沿って接続される。また、端部フラップ４４０は横折線４８１に沿って端部フラップ４４４に接続され、端部フラップ４４２は横折線４８３に沿って端部フラップ４４６に接続される。また、切れ目、切込み、又は空間が端部フラップ４４０及びパネル４２２の間に示され、そして、切れ目、切込み、又は空間が端部フラップ４４２及びパネル４２２の間に示されている。

図４Ａは、対象物４１０の内側４１２を示している。また、対象物４１０を容器形状に固定する為に、対象物４１０上に接着剤４９２を配置することができる。図４Ａに図示されているように、この例示的な実施形態の接着剤４９２は、パネル４３４に塗られた糊である。

図４Ｂには、複数のパネルが図４Ａに示されている位置から折りたたまれて対象物４１０が平行六面体形状に形成され、閉鎖された容器４００を形成することが示されている。対象物４１０は折りたたまれているので、図示されている例示的な実施形態において、パネル４２８は容器４００の上部になり、実質的に平行に間隔をあけてパネル４２４の真上に配置される。パネル４２６は後壁となり、パネル４２２及びパネル４２１、４２２、４３０、４３１、４３２の組み合わせが前壁を形成し、前壁は実質的に平行に間隔をあけてパネル４２６の反対側に配置される。端部フラップ４４０、４４２、４４４、４４６、４４８、４５０、４５２、４５４は共に、容器４００の相対する側壁を形成する。特に、端部フラップ４４４、４５２が、容器４００の内側に折りたたまれた端部フラップ４４０及び４４８と共に、一方の側壁を形成し、任意で、糊又は他の接着剤をパネル及び端部フラップに沿って任意の位置に塗ることができ、例えば、端部フラップ４４０又は４４８に接着剤を塗って、容器４００の下半分を固定することができる。容器４００の他方の側壁は、容器４００の内側に折りたたまれた端部フラップ４４２及び４５０と共に、端部フラップ４４６及び４５４により形成され、任意で、糊又は他の接着剤をパネル及び端部フラップに沿って任意の位置に塗ることができ、例えば、端部フラップ４４２又は４５０に接着剤を塗って、容器４００の下半分を固定することができる。図４Ｂ及び図４Ｃにおいて、容器４００は入れ子形状に図示されているが、図６～図８に図示されている容器と同様に、容器４００は貝殻形状に形成することができる。

図４Ｃには、パネル４３０、４３１及び４３２が互いに隣接するように折りたたまれ、容器４００の内部４０１が見えるように部分的に開放されている図４Ｂの容器４００が図示されている。特に、パネル４３０、４３１は、横折線４８６に沿って折りたたまれ、容器４００の内部４０１においてパネル４２６の反対側に実質的に平行に配置される。パネル４３２は、横折線４８８に沿って折りたたまれ、パネル４３０、４３１に隣接して実質的に平行に配置される。パネル４３４は、横折線４９１、４９３の少なくとも一部に沿って折りたたまれ、又は接合される。図４Ｃにおいて、パネル４３２及び４３４の間の開封帯４９０の厚さ又は幅が、カートンの外部４０２上にパネル４３２に沿ってパネル４３４を接合することを可能にする。パネル４３４の内側に塗られた接着剤４９２は、パネル４３４をパネル４２２の外部に固定することを可能にし、接着剤はシール又は他の固定手段として作用する。少なくとも１つの実施形態において、接着剤４９２は、パネル４３４の内側をパネル４２２の外側に迅速に接着するのに十分な程強く、及び／又は十分な程早く固まる。この方法により、接着剤が塗られると、例えば開封帯４９０によって引き裂き線４９１、４９３を分離すること等による、パネル４２２からのパネル４３４の分離は、どのような場合も、パネル４３４、パネル４２２、又はパネル４２２及び４３４の両方が少なくとも部分的に引き裂かれることをもたらすか、又は、一度密封されたカートン４００が、その後開封されたことを示す視覚的表示を提供する。少なくとも１つの例において、引き裂き線４９１、４９３に沿った開封帯４９０の分離は、接着剤が一度付着され、その後、容器４００が開封帯４９０に沿って開封されたことを示す視覚的表示を提供する。この例示的な実施形態において、開封帯４９０が無傷のままである限り、接着剤４９２による密封前に容器４００内に配置された食品又は他の品物は、包装されたままの状態で容器４００内に保護されている。

図４Ａ、図４Ｂ、図４Ｃに図示されているシールを使用する為に、開封帯４９０に沿って開封帯４９０を分離することによりパネル４３４の少なくとも一部が除去され、横折線４８４に沿ってパネル４２８を上方に持ち上げることにより、容器４００の内部４０１を露出させる。少なくとも１つの例示的な実施形態において、接着剤４９２は、（不図示の）タブ又は他のカバーにより覆われることができる。タブは、例えば、はがすことにより、接着剤を露出させる。その後、パネル４３４は、折りたたまれて閉じられ、接着剤４９２によりパネル４３４がパネル４２２に固定される。容器４００を開ける時には、タブ４９４が引き裂き部を規定し、はめ合い部分がヒンジに沿って移動するか、開放されることを可能にする。

図５Ａは、第４の実施形態による例示的な容器の平面図である。図５Ｂは、仕切りを有する第４の実施形態による例示的な容器の平面図である。図６は、閉じられている第４の実施形態の容器の側面図である。図７は、組み立てられて密封された第４の実施形態の容器の正面図である。図８は、組み立てられて密封された第４の実施形態の容器の側面図である。図９は、第４の実施形態の容器の閉鎖部の断面図である。

図５Ａには、折線５８０、５８６、５８７、５８８、５９１、５９３に沿って接続されているパネル５２２、５２４、５２６、５２８、５３０、５３２、５３４を含む対象物５１０が図示されている。開封帯５９０が折線５９１、５９３により形成される。引き裂きタブ５９４は、開封帯５９０に取り付けられ、掴みやすい大きさで、折線／引き裂き線５９１、５９３に沿って分離される。パネル５３０、５３２、５３４は、対象物５１０の端部を形成し、接合されることにより、安全で開封可能で再閉鎖可能な特徴を提供する。また、図５Ａには、パネル５３０に折線５８６及び５８８の間に提供されている逃げ切り欠き又は開口部５９９が図示されている。逃げ切り欠き５９９は、対象物５１０を折りたたんで容器５００形状にすることを容易にし、対象物５１０の他の部分を受け入れること可能にする溝又は他の隙間を提供することができる。対象物５１０は、貝殻形状に図示されており、容器の第１の半分が容器の第２の半分上に配置されることができる。図示されている貝殻形状において、第１の半分及び第２の半分は同様の外部寸法を有するので、容器を完全に閉鎖することを可能にする。

図５Ａは、対象物５１０の内側５１２を示している。また、対象物５１０を容器形状に固定する為に、対象物５１０上に接着剤５９２を配置することができる。図５Ａに図示されているように、この例示的な実施形態の接着剤５９２は、パネル５３４に塗られた糊である。図５Ｂは、仕切り５２５を有する第４の実施形態による例示的な容器の平面図であるが、仕切り５２５以外は図５Ａと同様の構成を含む。

図６には、容器の第２の半分５０２の上に容器の第１の半分５０１が配置されている閉鎖位置に配置された対象物５１０が図示されている。閉鎖部５０３は、第１の半分５０１の端部に形成されている。第１の半分５０１及び第２の半分５０２は、閉鎖位置へ／から移動する時に折線５８０をヒンジとして移動する。

図７には、対象物５１０から形成され、組み立てられて密封された容器５００の正面図が図示されている。図８には、組み立てられ、第１の半分５０１を第２の半分５０２に固定するシール５０３により密封された容器５００の側面図が図示されている。図９には、容器５００の閉鎖部５０３の断面図が図示されている。

図１０には、第１及び第２の実施形態による例示的な容器を使用する例示的な方法が示されている。まず、ステップ６１０において、食品又は他の品物を容器内に入れる。ステップ６２０において、容器の下部の壁内に側部蓋フラップを挿入することにより容器を閉鎖する。次に、ステップ６３０において、容器の下部の前壁内に２層前方蓋フラップを挿入する。ステップ６４０において、容器の前壁の外側に前方外部密封蓋フラップを配置する。ステップ６５０において、密封フラップの下側の接着剤を露出させ、又は有効化する。ステップ６６０において、外部密封フラップは容器の下部の前壁の外側に対して押し付けられ、容器の下部に蓋を密封し、容器を完全に閉鎖する。ステップ６７０において、容器が密封されると、容器が開封されたことを示す視覚的表示を示すことなく開封することはできない。容器は意図する受領者に配達される。ステップ６８０において、受領者は外部密封フラップの一部を除去して蓋を開放することにより容器を開封することができる。ステップ６９０において、内部フラップにより容器を再度閉めたり開けたりすることができる。

図１１には、第３の実施形態による例示的な容器を使用する例示的な方法が示されている。まず、ステップ７１０において、食品又は他の品物を容器内に入れる。ステップ７２０において、容器の下部の壁内に側部蓋フラップを挿入することにより容器を閉鎖する。次に、ステップ７３０において、容器の下部の前壁内に２つの前方内部蓋フラップを挿入する。ステップ７４０において、容器の前壁の外側に前方外部密封蓋フラップを配置する。ステップ７５０において、密封フラップの下側の接着剤を露出させ、又は有効化する。ステップ７６０において、外部密封フラップは容器の下部の前壁の外側に対して押し付けられ、容器の下部に蓋を密封し、容器を完全に閉鎖する。ステップ７７０において、容器が密封されると、容器が開封されたことを示す視覚的表示を示すことなく開封することはできない。容器は意図する受領者に配達される。ステップ７８０において、受領者は外部密封フラップの一部を除去して蓋を開放することにより容器を開封することができる。ステップ７９０において、内部フラップにより容器を再度閉めたり開けたりすることができる。

図１２には、第４の実施形態による例示的な容器を使用する例示的な方法が示されている。まず、ステップ８１０において、食品又は他の品物を容器の第２の半分内に入れる。ステップ８２０において、容器の第２の半分上に容器の第１の半分を閉鎖する。ステップ８３０において、密封フラップの下側で接着剤を露出させる。ステップ８４０において、外壁上に密封フラップを閉鎖し、容器の第２の半分に容器の第１の半分を密封する。ステップ８５０において、容器の第２の半分の外壁に対して密封フラップを押し付ける。ステップ８６０において、容器が配達されると、受領者は密封フラップの一部を除去することにより、容器を開封することができる。

図１３Ａ及び図１３Ｂには、第５の実施形態の容器９１０が図示されている。容器９１０はパネル９２８を含み、例えば追跡装置９９７、バーコード９９８、及びＱＲコード９９９である追跡可能な構成等を含む追加の任意の構成が図示されている。これらの構成はパネル９２８上に図示されているが、これらの任意の構成は容器９１０の任意のパネル又はフラップに備えられる。

ここに詳細に記載の例示的な容器は、配達されて意図する受領者又は許可された使用者により開封される前に、密封された容器の内容物が改ざん又は露出されることを防止することができる。また、ここに詳細に記載の例示的な容器は、例えば、容器が落下すること、又は配達車両が急停止して密封された容器が移動、傾斜、又は落下すること等の予期せぬ出来事により包装が開封されることを防止することにより、密封された容器の輸送中に内容物を誤って露出して汚染することを防止する。少なくとも１つの実施形態において、容器は追加の前方フラップを含み、前方フラップは、閉じられた蓋を密封する為に使用され、引き裂きプルタブにより蓋から分離されることもできる。引き裂きタブが除去されると、外部前方フラップは、接着剤により下部の前壁に付着されたままであるが、容器の蓋から切断され、容器を自由に開放することを可能にする。ここに詳細に記載の容器は、内部及び外部前方蓋フラップを含み、内部前方蓋フラップが、外部密封フラップが切断された後に容器を再閉鎖することを可能にする。少なくとも１つの実施形態において、内部前方フラップは、容器の上端まで戻るのに十分な材料を含む容器の上方折りたたみ部により形成される。少なくとも１つの実施形態において、外部前方除去可能フラップは、容器の下部の前面まで折りたたまれて伸びるのに十分な材料を含んで形成される。除去可能フラップは、他のフラップよりも短い「フラップ」として形成されることができる。少なくとも１つの実施形態において、前方蓋フラップの一部は、上端上にギザギザのストリップを含み、ギザギザのストリップが引き裂かれて除去されると、前方蓋フラップを蓋から切断し、容器の下部から蓋を開放する。少なくとも１つの実施形態において、容器の下部に付着する蓋フラップは、引き裂きタブを引き裂くことにより解放され、容器の上部／蓋から密封フラップを切断し、フラップの残部は容器の下部に付着したままになる。容器の追加の前方内部蓋フラップが、意図する受領者又は許可された使用者により蓋から密封フラップが除去されて開封された後に、容器を再閉鎖することを可能にする。容器は、単一のボール紙、板紙、又は容器又は箱を製造する為に使用される任意の材料を型で打ち抜いて形成することができる。

少なくとも１つの実施形態において、容器は、バーコード、無線自動識別（ＲＦＩＤ）タグ、マイクロチップ、又は密封された容器及び品物を追跡する為の他の技術を組み込むことができる。追跡は、以下の任意のデータ点：時間、位置、内容物、送り主／発送人／売り主、配達／輸送業者及び他の仲介人、及び意図する受領者／顧客の名前及び連絡先、又はそのいずれかを記録することができる。

容器は、例えば、容器の下部の前壁の上端の逃げ切り欠きを含む追加の構成を含むことができる。逃げ切り欠きは、密封フラップが折りたたまれて閉じられた時に、容器の蓋が水平になるように外部密封フラップに空間を提供することができる。代替的に、少なくとも１つの実施形態において、容器の下部の前壁は、他の側壁よりも短く形成されることができ、外部密封フラップが容器の前面を覆う閉鎖位置においても、蓋が水平になることを可能にする逃げ部を提供する。少なくとも１つの実施形態において、除去可能な外部蓋フラップは、容器の前面の長さに及ぶことができる。少なくとも１つの実施形態において、外部接着蓋フラップ及び内部蓋フラップは、容器のヒンジのない３つの側部の全てに提供されることができる。さらに、容器のヒンジのある側部の代わりに、第４の内部及び外部蓋フラップを提供することができる。１つの例示的な実施形態において、２つの分離した内部前方フラップを、容器材料の同じ部分から外部フラップを切断することにより提供することができ、それにより、容器の製造に必要な材料の量を減少することができる。

任意で、例示的な図面には図示されていないが、外部密封蓋フラップは、容器の残部とは分離して形成されることができる。また、外部蓋フラップは、例えば慣習的なピザの容器上の蓋として、慣習的な容器の下部に蓋として適用することができる。この構成の蓋フラップは、一方の側に折りたたむことができ、或いは、例えば曲げることにより容易に処分することができる材料のストリップを含むことができる。材料のストリップは、側部に沿って伸びることができ、任意でストリップの長さに及ぶことができるミシン目のあるテープ状材料であることができる。ストリップの下側は、ストリップの長さの縁部にわたる２つの接着ストリップを含むことができ、中間部を湾曲したままにし、ミシン目のあるタブを接着剤から離れたままにする。

容器上のプルタブは、容器の側部の全長を含む、容器に沿った任意の長さを含む、任意の所望の長さに伸びることができる。タブは、容器の１つ以上の側部に沿って伸びることができる。タブ又は複数のタブは通常、少なくとも１つの実施形態においては、蝋紙又は他の非粘着性の材料から形成することができる裏張りを除去することにより露出させることができる接着剤を備えている。代替的に、接着剤又は密封手段は、容器の側壁上に配置することもでき、タブ又はフラップを受け入れて容器を密封及び閉鎖位置に配置することができる。さらに、対象物は、容器の上部を折りたたんで上部全体が容器の下部内に収まるように変更することができ、接着剤は、下部の内壁部に提供されてタブ又はフラップの一部を受け入れることができる。さらに、タブは、容器の上半分又は下半分に付着することができ、又は、タブは、容器の上半分及び下半分の両方に部分的に付着することができる。

本開示は、詳細な説明、実施例、及び特許請求の範囲を参照することにより、より容易に理解することができる。本開示は、明示されていない限り、開示されている特定のシステム、装置、及び／又は方法には限定されないものであり、もちろん変更できると理解されるものである。ここで使用されている用語は、特定の側面を説明する目的で使用されているものであり、限定を意図するものではないと理解されるものである。

本記載は、現在知られている最良の側面における本開示の可能な教示として提供されている。関連技術の当業者は、本開示の有益な結果を得たまま、記載されている側面に多くの変更を加えることができると理解するものである。本開示の所望の利点のいくつかは、本開示のいくつかの構成を選択することにより、他の構成を利用することなく、得ることができることは明らかである。したがって、当業者は、本開示に多くの変更及び適合が可能であり、特定の状況においては変更が所望であり、本開示の一部を構成すると理解されるものである。よって、本記載は、本開示の原理を説明する為に提供されているものであり、限定するものではない。

ここで使用されている単数形の単語は、文脈において明確に規定されていない限り、複数形を含むものである。したがって、例えば、「本体」は、文脈において明確に規定されていない限り、２つ以上の本体を含むものである。

ここでは、範囲は、「約」１つの特定値から「約」他の特定値として表されている。そのような範囲が表されると、他の側面では、１つの特定値から他の特定値を含む。同様に、先行詞「約」の使用により、値が近似値で表されると、特定値が他の側面を形成すると理解される。さらに、各範囲の終点は、他の終点との関係において、そして、他の終点とは独立しての両方において重要であると理解されるものである。

ここで使用されている用語「任意の」又は「任意で」は、その後に記載されている出来事又は状況が起こる又は起こらないことを意味し、この記載は、出来事又は状況が起こる場合と、起こらない場合を含む。

本明細書には、本開示のいくつかの側面が開示されているが、当業者には、上述の記載及び添付の図面に提示されている教示の利益を有する、本開示に属する多くの改良及び本開示の他の側面に思い当たると理解されるものである。したがって、本開示は、ここに開示されている特定の側面に限定されるものではなく、多くの改良及び他の側面が添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれることを意図するものである。さらに、明細書及び特許請求の範囲では特定の用語を採用しているが、これらは一般的な記述的な意味においてのみ使用され、記載されている本開示を限定することを目的とするものではない。

１０ 対象物
１２ １０の内側
２２、２４、２６、２８、３０、３２、３４ パネル
４０、４２、４４、４６、４８、５０、５２、５４ 端部フラップ
６０、６２、６４、６６、７０、７２、７４、７６ 縦折線
６８、７８ 空間
８０、８１、８２、８３、８４、８６、８８ 横折線
９０ 開封帯線
９２ 接着剤
１００ 容器
２００ １００の内部
３００ 容器
３１０ 対象物
３１２ ３１０の内側
３２１、３２２、３２４、３２６、３２８、３３０、３３２、３３４ パネル
３４０、３４２、３４４、３４６、３４８、３５０、３５２、３５４ 端部フラップ
３８０、３８１、３８２、３８３、３８４、３８６、３８８、３９１、３９３、３９６、３９７ 横折線
３６０、３６２、３６４、３６６、３７０、３７２、３７４、３７６ 縦折線
３９０ 開封帯
３９２ 接着剤
３９４ 引き裂きタブ
３９５ 引き裂き補助構成
４００ 容器
４１２ ４１０の内側
４１０ 対象物
４２１、４２２、４２４、４２６、４２８、４３０、４３１、４３２、４３４ パネル
４４０、４４２、４４４、４４６、４４８、４５０、４５２、４５４ 端部フラップ
４８０、４８１、４８２、４８３、４８４、４８６、４８８、４９１、４９３、４９６、４９７ 横折線
４６０、４６２、４６４、４６６、４７０、４７２、４７４、４７６ 縦折線
４９０ 開封帯
４９２ 接着剤
４９４ 引き裂きタブ
５００ 対象物
５０１ 第１の半分
５０２ 第２の半分
５０３ 閉鎖部
５２２、５２４、５２６、５２８、５３０、５３２、５３４ パネル
５２５ 仕切り
５８０、５８６、５８７、５８８、５９１、５９３ 折線
５９０ 開封帯
５９２ 接着剤
５９４ 引き裂きタブ
５９９ 逃げ切り欠き
９１０ 容器
９２８ パネル
９９７ 追跡装置
９９８ バーコード
９９９ ＱＲコード

Claims (20)

1. 折線に沿って接続された複数のパネル及び複数の端部フラップを含む対象物を含むセルフシール容器であって、
   前記複数のパネル及び前記複数の端部フラップは前記折線に沿って折りたたむことにより前記容器を形成し、
   前記容器は、閉鎖位置において前記容器を密封する固定構成を含み、
   前記固定構成が、前記容器が前記閉鎖位置から開封された時に、開封の視覚的表示を提供し、
   前記容器はさらに閉鎖構成を含み、前記閉鎖構成が、前記固定構成が開封された後に、前記容器が前記閉鎖位置に戻って前記閉鎖位置に保持されることを可能にすることを特徴とするセルフシール容器。
2. 前記閉鎖構成が、共通の折線に沿って接続された少なくとも２つのフラップを含むことを特徴とする請求項１に記載の容器。
3. 前記少なくとも２つのフラップが、内部フラップ及び外部フラップを含み、前記内部フラップは、前記容器が前記閉鎖位置に配置された時に前記容器の内側に配置され、前記外部フラップは、前記容器が前記閉鎖位置に配置された時に前記容器の外側に配置されることを特徴とする請求項２に記載の容器。
4. 前記外部フラップが、前記閉鎖位置において前記容器を密封する為に、前記容器に前記外部フラップを固定する密封手段を含むことを特徴とする請求項３に記載の容器。
5. 前記外部フラップを前記容器に固定する為に、接着剤が前記外部フラップの内面上に提供されることを特徴とする請求項１に記載の容器。
6. 前記接着剤はカバーにより覆われており、前記カバーが、前記外部フラップを前記容器に固定する前に前記接着剤を露出させる為に除去されることを特徴とする請求項１に記載の容器。
7. 前記密封手段が、前記容器から前記外部フラップの少なくとも一部を分離する引き裂きタブを含み、前記引き裂きタブの分離が開封の前記視覚的表示を提供することを特徴とする請求項１に記載の容器。
8. 前記視覚的表示が、前記外部フラップ又は前記容器の外表面の引き裂き、切り裂き、又は他の変化による、前記容器の変更であることを特徴とする請求項１に記載の容器。
9. 前記容器は、前記容器が開封された後、前記密封手段により再密封することはできないことを特徴とする請求項１に記載の容器。
10. 少なくとも１つの識別子が提供され、前記少なくとも１つの識別子が、バーコード、ＱＲコード、又は無線自動識別（ＲＦＩＤ）タグから選択され、
    前記少なくとも１つの識別子が、注文情報、タイムスタンプ、供給者情報、受領者情報、宣伝メッセージ、除去指示、及びその組み合わせの少なくとも１つを示すことを特徴とする請求項１に記載の容器。
11. セルフシール容器を使用する方法であって、
    折線に沿って折り曲げ可能に接続された複数のパネル及び複数の端部フラップを含む対象物を提供して前記容器を形成し、
    前記容器内に品物を入れて、
    前記容器の下部内に前記容器の蓋を挿入することにより、前記容器の前記蓋を閉鎖し、
    前記容器の前記下部内に前方蓋フラップを挿入し、
    前記容器の前記下部の前壁の外側に密封フラップを配置し、
    前記密封フラップ上の接着剤を露出させ、
    前記容器の前記下部の前記前壁の外側に対して前記密封フラップを押し付け、閉鎖位置において前記容器の前記下部に前記蓋を密封する、
    ことを含む方法において、
    前記容器は、引き裂きタブを除去して開封の視覚的表示を提供することにより、開封され、そして、
    前記容器は再閉鎖することができることを特徴とする方法。
12. 前記密封フラップが、共通の折線に沿って接続された少なくとも２つのフラップを含むことを特徴とする請求項１１に記載の方法。
13. 前記少なくとも２つのフラップが、内部フラップ及び外部フラップを含み、前記内部フラップは、前記容器が前記閉鎖位置に配置された時に前記容器の内側に配置され、前記外部フラップは、前記容器が前記閉鎖位置に配置された時に前記容器の外側に配置されることを特徴とする請求項１１に記載の方法。
14. 前記外部フラップが、前記閉鎖位置において前記容器を密封する為に、前記容器に前記外部フラップを固定する密封手段を含むことを特徴とする請求項１３に記載の方法。
15. 前記密封手段が、前記容器から前記外部フラップの少なくとも一部を分離する引き裂きタブを含み、前記引き裂きタブの分離が開封の前記視覚的表示を提供することを特徴とする請求項１１に記載の方法。
16. 前記視覚的表示が、前記外部フラップ又は前記容器の外表面の引き裂き、切り裂き、又は他の変化による、前記容器の変更であることを特徴とする請求項１１に記載の方法。
17. 前記接着剤が、前記外部フラップを前記容器に固定する為に、前記外部フラップの内面上に提供されることを特徴とする請求項１１に記載の方法。
18. 前記接着剤はカバーにより覆われており、前記カバーが、前記外部フラップを前記容器に固定する前に前記接着剤を露出させる為に除去されることを特徴とする請求項１１に記載の方法。
19. 前記容器は、前記容器が開封された後、前記密封手段により再密封することはできないことを特徴とする請求項１４に記載の方法。
20. 少なくとも１つの識別子が提供され、前記少なくとも１つの識別子が、バーコード、ＱＲコード、又は無線自動識別（ＲＦＩＤ）タグから選択され、
    前記少なくとも１つの識別子が、注文情報、タイムスタンプ、供給者情報、受領者情報、宣伝メッセージ、除去指示、及びその組み合わせの少なくとも１つを示すことを特徴とする請求項１１に記載の方法。

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