JP2023531057A - 使用セッションを通した進行の触覚フィードバックを提供するエアロゾル発生装置 - Google Patents

使用セッションを通した進行の触覚フィードバックを提供するエアロゾル発生装置 Download PDF

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Abstract

エアロゾル発生装置は、使用セッション中にエアロゾルを発生するように構成される。使用セッションは、使用セッション開始と使用セッション停止との間の複数の連続的なフェーズを通して進行する。エアロゾル発生装置は、タイマーと、触覚出力ユニットと、コントローラと、を備える。複数の連続的なフェーズを通した使用セッションの進行は、タイマーからのタイミング信号に応答し、かつモニターされたユーザー相互作用パラメータを表す信号に応答して、コントローラによって制御される。コントローラは、使用セッションの進行を示すために、触覚出力ユニットを制御して、複数の連続的なフェーズの各々の間に異なる触覚出力を発するように構成される。【選択図】図6

Description

本発明は、使用セッション中にエアロゾルを発生するように構成されたエアロゾル発生装置、およびこうした装置を使用する方法に関する。
エアロゾルを、たばこ含有基体などのエアロゾル形成基体から発生するように構成されたエアロゾル発生装置が、当業界で知られている。典型的に、吸入可能なエアロゾルは、熱源から、熱源の内部、周囲、または下流に位置してもよい物理的に分離されたエアロゾル形成基体または材料への熱の伝達によって発生される。エアロゾル形成基体は、貯蔵部の中に含有される液体基体であってもよい。エアロゾル形成基体は、固体基体であってもよい。エアロゾル形成基体は、エアロゾルを形成するために、エアロゾル発生装置と係合するように構成された、別個のエアロゾル発生物品の一部の構成要素であってもよい。消費中、揮発性化合物は、熱源からの熱伝達によってエアロゾル形成基体から放出され、そしてエアロゾル発生物品を通して引き出される空気中に同伴される。放出された化合物が冷めるにつれて、化合物は凝縮してエアロゾルを形成し、これが消費者によって吸い込まれる。
一部のエアロゾル発生装置は、有限の持続時間を有するユーザー体験を提供するように構成される。例えば、エアロゾル発生装置は、任意の単一の使用セッションにおいて所定の期間の間動作するように構成されてもよい。別個のエアロゾル発生物品とともに使用されるように構成されたエアロゾル発生装置は、個々のエアロゾル発生物品内のエアロゾル形成基体を枯渇させるのにかかる時間よりも長く続かない、個別の使用セッションで動作するように構成されてもよい。
従来の可燃性紙巻たばこは、消費されるにつれて紙巻たばこに沿って移動する燃焼線を有し、それによって、ユーザーの体験を通して進行の視覚的な表示をユーザーに常に提供する。それ故に、ユーザーは、任意の時点で、どの程度の紙巻たばこを消費するために使用可能かを判断することができる。多くのエアロゾル発生装置では、こうした判断はより困難である。一部の装置は、かかるセッションの終了の前に、使用セッションがもうすぐ終了するという表示を提供するが、これは、使用セッションの進行に関連する情報を使用セッション中にユーザーに提供するものではない。進行に関する情報は、使用セッションの持続時間が二つ以上のパラメータによって制御される場合、ユーザーにとって特に有用である。
本発明の一態様によると、エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生するためのエアロゾル発生装置が提供される。エアロゾル発生装置は、使用セッション開始と使用セッション停止との間の複数の連続的なフェーズを通して進行する使用セッション中にエアロゾルを発生するように構成される。エアロゾル発生装置は、タイマーと、触覚出力ユニットと、コントローラと、を備える。複数の連続的なフェーズを通した使用セッションの進行は、タイマーからのタイミング信号に応答し、かつモニターされたユーザー相互作用パラメータを表す信号に応答して、コントローラによって制御される。コントローラは、使用セッションの進行を示すために、触覚出力ユニットを制御して、複数の連続的なフェーズの各々の間に異なる触覚出力を発するように構成される。
触覚出力ユニットは、ユーザー入力に応答して、現在の使用セッションフェーズを表す触覚出力を発するように構成されてもよい。例えば、ユーザーは、例えば、エアロゾル発生装置上のボタンを押すことによって、ステータスクエリを開始してもよい。次いで、現在の使用セッションを代表する触覚出力は、ステータスクエリに応答して発せられてもよい。
触覚出力ユニットは、例えば、偏心回転質量アクチュエータなどの触覚アクチュエータまたは触覚モーターを備えてもよい。触覚出力は、装置を保持するユーザーによって検出可能な一つ以上の振動またはバズ音の形態であってもよい。
触覚出力ユニットは、複数の連続的なフェーズの一つから、後続の複数の連続的なフェーズの一つへの移行に応答して、現在の使用セッションフェーズを代表する触覚出力を発するように構成されてもよい。それ故に、触覚信号は、一つのフェーズから後続のフェーズへの移行に際して自動的に発せられてもよい。これは、使用セッションの進行の持続する触覚表示をユーザーに提供してもよい。
使用セッションは、有限の使用セッションであり、すなわち開始および終了を有する使用セッションである。時間によって測定したときに使用セッションの持続時間は、使用セッション中の使用によって影響を受ける場合がある。使用セッションの持続時間は、使用セッションの開始からの最大時間によって決定される最大持続時間を有してもよい。一つ以上のモニターされたパラメータが、使用セッションの開始からの最大時間の前に所定の閾値に到達した場合、使用セッションの持続時間は、最大持続時間より短い場合がある。
エアロゾル発生装置は、典型的に手持ち式装置である。エアロゾル発生装置は、例えば、従来の葉巻たばこまたは従来の紙巻たばこと同様の寸法を有してもよい。手持ち式エアロゾル発生装置は、その上にインジケータなどの情報ディスプレイを据え付けるか、または別の方法で位置するのに、限られた表面積しか有しない。それ故に、多数の発光ユニットなどの多数のディスプレイユニットを備えるディスプレイは、典型的なエアロゾル発生装置の表面上のかなりの面積を占める。さらに、多数のディスプレイユニットを備えるディスプレイはまた、大量のエネルギーも消費する。典型的なエアロゾル発生装置は、電池などの電源用には限られたスペースしか有さず、そしてそれ故に、高いエネルギー消費を必要とする特徴は、より大きい容量、したがって物理的により大きい電源を必要とする。画面などのより複雑な表示は、幅広く様々な情報を表示するために構成可能である場合があるが、ディスプレイに対して適切な電力を提供し、かつ表示装置によって生成した熱を散逸する、複雑な電子アーキテクチャおよび要件の必要性に起因する、大量のエネルギーも消費し、またその他の関連する設計の複雑さも提示する。
ユーザーは、エアロゾル発生装置を使用している間に、例えば、会話などの他の活動に従事している場合がある。こうした状況では、ユーザーが自分の装置を常にチェックして、使用セッションの進行をモニターすることが適切ではない場合がある。したがって、ユーザーが個別の、かつ押し付けがましくない様態で使用セッションの進行をモニターすることができる場合、これは有利である場合がある。例えば、ユーザーが、視覚的な表示をチェックする必要なく、使用セッションの進行を判定することができる場合、有益である場合がある。
ユーザーが適切なフィードバックを有しない場合、ユーザーがより高い頻度でエアロゾル発生装置と相互作用を消費する傾向がある場合がある。例えば、ユーザーが、使用セッションのうちどの程度が残っているか定かでない場合、ユーザーはより頻繁に吸煙する場合があり、結果としてエアロゾル形成基体のより急速な枯渇、そして潜在的にはユーザーが望まないであろう使用セッションのより早い終結をもたらす場合がある。使用セッションの進行をモニターする能力は、使用セッション中にユーザーをよりリラックスさせる場合があり、したがって、ユーザー体験をより楽しいものにする場合がある。
使用セッションの進行を示す触覚フィードバックを提供する能力を有するエアロゾル発生装置は、ユーザーが、他者と会話するなど、他の活動を継続する一方で、使用セッションの進行をモニターすることを可能にする場合がある。
使用セッションは、ユーザーがユーザー体験を得ることができる有限の持続時間の期間として決定されてもよい。使用セッションは、例えば、使用セッションの開始(例えば、セッション開始と呼ばれてもよい)と、使用セッションの終了(例えば、セッション停止と呼ばれてもよい)との間に及んでもよい。セッション開始は、エアロゾル発生装置が作動する瞬間になるように決定されてもよい。例えば、ユーザーは、例えば、エアロゾル発生装置を作動させるボタンを押すことによって、エアロゾル発生装置を作動させることによって、使用セッションを手動で開始してもよい。エアロゾル発生装置は、例えば、エアロゾル発生装置と係合しているエアロゾル発生物品に応答して、使用セッションを自動的に開始するよう構成されてもよい。
エアロゾル発生装置は、使用セッションがタイマーによって決定される最大持続時間を有するように構成されてもよい。最大持続時間は、ユーザーからのさらなる入力を有することなく、使用セッションが終了されることを確実にしてもよい。最大持続時間を有する使用セッションを提供するように構成されたエアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体が枯渇した時に、ユーザーがエアロゾルを生成しようと試みることを防止することによって、ユーザー体験の質を維持するために役立つ。最大持続時間を有する使用セッションはまた、典型的にはヒーターを伴う作動システムが、使用セッションが開始されたことをユーザーが忘れた場合でも起動した状態に放置されないため、安全性を確保するためにも役立つ。最大持続時間を有する使用セッションはまた、ユーザーがさらに使用セッションを開始する意識的な決定を行うことを必要とし、これはユーザーがエアロゾル摂取量を制御するためにも役立つ場合がある。
エアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するように構成されてもよい。例えば、エアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体、例えば、液体エアロゾル形成基体を含有するカートリッジを受容するように構成されてもよい。エアロゾル発生装置は、固体エアロゾル形成基体を含む加熱式エアロゾル発生物品を受容するように構成されてもよい。
エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品の存在を検出するように構成されてもよい。装置内のセンサーまたは検出器は、物品の存在を検出してもよく、また装置とともに使用されるように構成された一つの物品と、装置とともに使用されるように構成された別の物品とを区別することが可能であってもよい。装置は、その装置で使用するように構成された物品と、その装置で使用するように構成されていない他の物品とを区別することが可能であってもよい。装置は、エアロゾル発生物品がその装置で使用するように構成された物品でない場合、使用セッションの開始を防止することが可能であってもよい。
エアロゾル発生装置は、エアロゾル発生物品がエアロゾル発生装置から取り外された場合に、使用セッションが終結するように構成されてもよい。それ故に、こうした構成では、ユーザーが使用セッション中に装置から物品を取り外した場合には、使用セッションは、最大持続時間の前に終了する場合がある。これは安全性、およびユーザーの体験を改善する場合がある。
エアロゾル発生装置は、使用セッション中のエアロゾル発生装置の使用を示すユーザー相互作用パラメータをモニターするように構成されてもよい。使用セッションは、ユーザー相互作用パラメータが所定の閾値に到達した場合に終結されるように構成されてもよい。それ故に、こうした構成では、モニターされたユーザー相互作用パラメータが使用セッションの最大持続時間に達する前に閾値に到達した場合には、使用セッションが最大持続時間の前に終了される場合がある。ユーザーが使用セッション中に装置を多用した場合には、エアロゾル形成基体は、ユーザーが装置を多用していない場合よりも早く枯渇する場合がある。それ故に、ユーザー相互作用パラメータが所定の閾値に達したときに、使用セッションをモニターおよび終結する能力は、枯渇したエアロゾル発生物品からのエアロゾル発生を防止することによって、ユーザー体験を改善する場合がある。使用を継続するために、ユーザーは物品を交換し、そしてさらなる使用セッションを開始する必要がある場合がある。
一例として、ユーザー相互作用パラメータは、使用セッションの間にユーザーが吸煙したことを表示してもよい。エアロゾル発生装置は、使用セッション中にユーザーが吸煙した回数を決定するための吸煙計数機構を備えてもよい。エアロゾル発生装置は、使用セッション中にユーザーが吸煙した回数が所定の閾値に達したときに、使用セッションを終結するように構成されてもよい。それ故に、使用セッションは、ユーザーが行える限定された吸煙回数を含んでもよい。使用セッションは、使用セッション中の吸煙回数がタイマーによって決定される最大持続時間の前に所定の閾値に到達した場合に、タイマーによって決定される最大持続時間の前に終結してもよい。それ故に、短い間隔の時間内でのユーザーの吸煙回数が多いことによってエアロゾル形成基体を枯渇させる場合には、エアロゾル形成基体が枯渇した後に吸煙することを防止することによって、ユーザー体験が維持される。
使用セッションの長さが、例えば、時間閾値によって決定される最大持続時間、および一つ以上のユーザー相互作用パラメータによって決定される閾値などの、二つ以上の閾値によって決定される場合、使用セッションを通した進行の代表的な表示はより複雑になる。
使用セッションは、複数の連続的なフェーズを含むように決定される。全体としての使用セッションの進行は、複数の連続的なフェーズを通した進行に対して決定されてもよい。複数の連続的なフェーズは、少なくとも三つの連続的なフェーズ、または少なくとも四つの連続的なフェーズであってもよい。例えば、複数の連続的なフェーズは、少なくとも五つの連続的なフェーズ、または少なくとも六つの連続的なフェーズを含んでもよい。使用セッションが分割されるフェーズの数が多いほど、セッション中の進行表示の精度がより高くなる。しかしながら、フェーズの数が大きすぎる場合、進行の表示は混乱し、ユーザーにとってほとんど事実上の恩恵がない場合がある。
エアロゾル発生装置は、複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々が、フェーズ開始およびフェーズ終了によって定義されるフェーズ持続時間を有するように構成されてもよい。エアロゾル発生装置は、複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々が、タイマーによって決定される最大フェーズ持続時間を有するように構成されてもよい。それ故に、複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々は、モニターされた期間がフェーズに対して所定の閾値に到達した時に、フェーズがより早く終了していない場合、終了してもよい。
複数の連続的なフェーズのうちの第一のフェーズは、例えば、第一のフェーズ開始および第一のフェーズ終了によって定義される第一のフェーズ持続時間を有してもよい。第一のフェーズは、使用セッションのセッション開始時に開始すると見なされる場合がある。
エアロゾル発生装置がヒーターを備える場合、第一のフェーズは、発熱体がエアロゾルを生成するための周囲温度から動作温度へと温度を増加する加熱期間を含んでもよい。
複数の連続的なフェーズのうちの第一のフェーズは、第一のフェーズ持続時間を有してもよく、例えば、第一のフェーズ開始および第一のフェーズ終了によって定義され、ここで第一のフェーズは、フェーズ前の加熱期間の終了時に開始すると見なされてもよく、フェーズ前の加熱期間は、セッション開始時に開始する。フェーズ前の加熱期間は、発熱体が周囲温度からエアロゾルを生成するための動作温度へと温度を増加する加熱期間であってもよい。
複数の連続的なフェーズのうちの第二のフェーズは、第二のフェーズ開始および第二のフェーズ終了によって定義される第二のフェーズ持続時間を有してもよい。第二のフェーズは、第一のフェーズの終了時に開始してもよい。
複数の連続的なフェーズのうちの第三のフェーズは、第三のフェーズ開始および第三のフェーズ終了によって定義される第三のフェーズ持続時間を有してもよい。第三のフェーズは、第二のフェーズの終了時に開始してもよい。使用セッションは、第三のフェーズの終了時に終了してもよい。それ故に、使用セッションは、三つのフェーズへと分割されてもよく、各フェーズは、それ自身の持続時間を有し、使用セッションは、第三のフェーズの終了時に終了する。使用セッションを通した進行は、その後、使用セッション中の任意の時点で、使用セッションがどのフェーズにあるかを決定することによって決定されてもよい。
使用セッションは、四つ以上のフェーズへと分割されてもよい。
複数の連続的なフェーズのうちの第四のフェーズは、第四のフェーズ開始および第四のフェーズ終了によって定義される第四のフェーズ持続時間を有してもよい。第四のフェーズは、第三のフェーズの終了時に開始してもよい。
使用セッションは、第四のフェーズの終了時に終了してもよい。それ故に、使用セッションは、四つのフェーズへと分割されてもよく、各フェーズは、それぞれの持続時間を有し、使用セッションは、第四のフェーズの終了時に終了する。次に、使用セッションを通した進行は、使用セッションが、使用セッション中の任意の時間でどのフェーズにあるかを判定することによって判定され得る。
使用セッションは、五つ以上のフェーズへと分割されてもよい。複数の連続的なフェーズのうちの第五のフェーズは、第五のフェーズ開始および第五のフェーズ終了によって定義されてもよい第五のフェーズ持続時間を有する。第五のフェーズは、第四のフェーズの終了時に開始してもよい。使用セッションは、第五のフェーズの終了時に終了してもよい。
使用セッションは、六つ以上のフェーズへと分割されてもよい。複数の連続的なフェーズのうちの第六のフェーズは、第六のフェーズ開始および第六のフェーズ終了によって定義される第六のフェーズ持続時間を有してもよい。第六のフェーズは、第五のフェーズの終了時に開始してもよい。使用セッションは、第六のフェーズの終了時に終了してもよい。
エアロゾル発生装置は、使用セッション中のエアロゾル発生装置の使用を示すユーザー相互作用パラメータをモニターするように構成されてもよい。複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々の持続時間は、モニターされたユーザー相互作用パラメータに関して制御されてもよい。好ましくは、複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々の持続時間は、ユーザー相互作用パラメータおよび少なくとも一つのさらなるパラメータに関して制御される。少なくとも一つのさらなるパラメータは、好ましくは、タイマーによって決定される時間の経過である。
それ故に、複数の連続的なフェーズの各々を通した使用セッションの進行は、各フェーズに対する最大持続時間を提供するタイマーと、モニターされたユーザー相互作用パラメータが所定の閾値に到達した場合に、そのフェーズに対して可能な最大持続時間より早くフェーズを終了する場合があるモニターされたユーザー相互作用パラメータとの両方を参照することによって決定されてもよい。
ユーザー相互作用パラメータは、使用セッションの間にユーザーが吸煙したことの表示であってもよい。
ユーザー相互作用パラメータは、エアロゾル形成基体によって放出されるエアロゾル量またはエアロゾル体積の表示であってもよい。ユーザー相互作用パラメータは、ユーザーへと送達されるエアロゾル量またはエアロゾル体積の表示であってもよい。ユーザー相互作用パラメータは、ユーザーへと送達されるエアロゾルの累積体積であってもよい。
ユーザー相互作用パラメータは、使用セッション中に発熱体へと供給される電力の表示であってもよい。
エアロゾル発生装置は、使用セッション中に行われたユーザー吸煙の回数を判定するための吸煙計数機構を備えてもよい。ユーザーによる吸煙は、例えば、使用セッション中に電源によって供給される電力をモニターすることによって、または使用セッション中に発熱体の温度をモニターすることによって、決定されてもよい。ユーザーによる吸煙は、使用セッション中に装置を通る空気流をモニターすることによって決定されてもよい。したがって、複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々の持続時間は、使用セッション中にユーザーが吸煙した回数に関して制御されてもよい。
エアロゾル発生装置は、使用セッションがタイマーによって決定される最大使用セッション持続時間を有するように構成されてもよく、またエアロゾル発生装置は、使用セッション中に少なくとも一つのユーザー相互作用パラメータを記録するように構成される。複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々のフェーズ持続時間は、ユーザー相互作用パラメータの値が、そのフェーズの終了の前に所定の閾値に到達した場合、最大フェーズ持続時間より短い持続時間を有してもよい。
使用セッションは、例えば、第一のフェーズ、第二のフェーズ、第三のフェーズ、および第四のフェーズを含んでもよい。第一のフェーズは、使用セッションのセッション開始時に開始してもよい。モニター開始時に開始するモニターされる期間が所定の第一のフェーズ時間閾値に到達した後、または、第一の所定の値が所定の第一のフェーズ時間閾値に先行する時間に到達する場合、記録されたユーザー相互作用パラメータが第一の所定の値に到達した後、第一のフェーズは終了してもよく、したがって第二のフェーズが開始してもよい。
モニター開始時に開始するモニターされる時間が所定の第二のフェーズ時間閾値に到達した後、または、第二の所定の値が所定の第二のフェーズ時間閾値に先行する時間に到達する場合、記録されたユーザー相互作用パラメータが第二の所定の値に到達した後、第二のフェーズは終了してもよく、したがって第三のフェーズが開始してもよい。
モニター開始時に開始するモニターされる時間が所定の第三のフェーズ時間閾値に到達した後、または、第三の所定の値が所定の第三のフェーズ時間閾値に先行する時間に到達する場合、記録されたユーザー相互作用パラメータが第三の所定の値に到達した後、第三のフェーズは終了してもよく、したがって第四のフェーズが開始してもよい。
モニター開始時に開始するモニターされる時間が所定の第四のフェーズ時間閾値に到達した後、または、第四の所定の値が所定の第四のフェーズ時間閾値に先行する時間に到達する場合、記録されたユーザー相互作用パラメータが第四の所定の値に到達した後、第四のフェーズが終了してもよい。
モニター開始時間は、好都合なことに、使用セッションのセッション開始であってもよい。記録されたユーザー相互作用パラメータは、使用セッションの間のユーザーの吸煙回数を代表してもよい。
第一のフェーズ時間閾値は、使用セッションのセッション開始から75秒~105秒の値であってもよい。第一の所定の値は、3回の吸煙または4回の吸煙であってもよい。
第二のフェーズ時間閾値は、使用セッションのセッション開始から150秒~210秒の値であってもよい。第二の所定の値は、6回の吸煙または7回の吸煙であってもよい。
第三のフェーズ時間閾値は、使用セッションのセッション開始から225秒~315秒の値であってもよい。第三の所定の値は、9回の吸煙または10回の吸煙であってもよい。
第四のフェーズ時間閾値は、使用セッションのセッション開始から300秒~420秒の値であってもよい。第四の所定の値は、12回の吸煙または13回の吸煙であってもよい。
別の実施例では、記録されたユーザー相互作用パラメータは、使用セッション中にユーザーに送達されるエアロゾルの体積を代表してもよい。このパラメータは、例えば、電力信号をモニターし、ユーザーの吸煙の開始点および終了点を検出し、かつ統合して、ユーザーの吸煙中に提供される総電力を決定することによって算出されてもよい。提供されるこの総電力から、送達されるエアロゾルの体積を算出することが可能である場合がある。
例えば、装置は、エアロゾル発生装置の動作中にヒーターへと供給された電力などのエアロゾル発生を表示するパラメータをモニターし、モニターされたパラメータを分析してユーザーの吸煙を識別し、ユーザーの吸煙は吸煙開始および吸煙終了によって定義され、ユーザーの吸煙の間にモニターされたパラメータを分析して吸煙体積を算出し、吸煙体積はユーザーの吸煙の間に発生したエアロゾルの体積であり、かつ吸煙体積をユーザー相互作用パラメータとして使用するように構成されてもよい。
第一のフェーズ時間閾値は、使用セッションのセッション開始から75秒~105秒の値であってもよい。第一の所定の値は、50ml~200mlのエアロゾルであってもよい。
第二のフェーズ時間閾値は、使用セッションのセッション開始から150秒~210秒の値であってもよい。第二の所定の値は、100ml~400mlのエアロゾルであってもよい。
第三のフェーズ時間閾値は、使用セッションのセッション開始から225秒~315秒の値であってもよい。第三の所定の値は、150ml~600mlのエアロゾルであってもよい。
第四のフェーズ時間閾値は、使用セッションのセッション開始から300秒~420秒の値であってもよい。第四の所定の値は、200ml~800mlのエアロゾルであってもよい。
使用セッションは、第四のフェーズまたは後続のフェーズであってもよい最終フェーズを含んでもよく、また最終フェーズは、モニターされた期間の後、例えば、使用セッションのセッション開始時に開始した時間が所定の最終フェーズ時間閾値に到達した後、または所定の最終フェーズ時間閾値の前に最終的な所定の値に到達した場合、記録されたユーザー相互作用パラメータが最終的な所定の値に到達した後、終了してもよい。
したがって、最終フェーズに入る使用セッションは、使用セッションが終了しつつあることのユーザーに対する表示であってもよい。最終フェーズは、先行するフェーズの最大持続時間より短い最大の持続時間を有してもよい。
エアロゾル発生装置は、使用セッションが少なくとも四つの連続的なフェーズを含むように構成されてもよく、また触覚出力ユニットは、少なくとも四つの連続的なフェーズの各々の間に異なる触覚出力を発するように構成されてもよい。触覚出力は、装置を保持するユーザーに対して知覚可能な一つ以上の振動またはバズ音の形態であってもよい。
第一のフェーズの間、触覚出力ユニットは、第一の数の振動を含む出力を発してもよい。例えば、単一振動、二重振動、三重振動、および四重振動から成るリストから選択される。
第二のフェーズの間、触覚出力ユニットは、第二の数の振動、例えば、単一振動、二重振動、三重振動、および四重振動を含むリストから選択される第二の数の振動を含む出力を発してもよく、第二のフェーズの間に発せられる触覚出力は、第一のフェーズの間に発せられる触覚出力とは異なる。
第三のフェーズの間、触覚出力ユニットは、第三の数の振動、例えば、単一振動、二重振動、三重振動、および四重振動を含むリストから選択される第三の数の振動を含む出力を発してもよく、第三のフェーズの間に発せられる触覚出力は、第一のフェーズおよび第二のフェーズの両方の間に発せられる触覚出力とは異なる。
第四のフェーズの間、触覚出力ユニットは、第四の数の振動、例えば、単一振動、二重振動、三重振動、および四重振動を含むリストから選択される第四の数の振動を含む出力を発してもよく、第四のフェーズの間に発せられる触覚出力は、第一のフェーズ、第二のフェーズ、および第三のフェーズのうちのいずれかの間に発せられる触覚出力とも異なる。
それ故に、エアロゾル発生装置は、有限の使用セッションの間、エアロゾルを発生するように構成されてもよい。使用セッションは、複数の連続的なフェーズへと分割されてもよい。コントローラは、モニターされたパラメータに関して、使用セッションの持続時間を決定および制御するように構成されてもよい。コントローラはまた、モニターされたパラメータに関して、複数のフェーズの各々の持続時間を決定および制御してもよい。使用セッションの長さおよび使用セッション内の任意のフェーズの長さは、タイミング閾値によって決定される最大持続時間または最新の終了点を有してもよい。使用セッションの長さおよび使用セッション中の任意のフェーズの長さは、一つ以上のモニターされたパラメータが閾値に到達した場合に、タイミング閾値によって許容される最大持続時間より短い持続時間を有してもよい。コントローラは、装置が使用セッションのどのフェーズにあるかを決定し、そしてそのフェーズを代表する表示を発するように触覚出力ユニットを制御することが可能であってもよい。それ故に、使用セッションを複数の連続的なフェーズへと分割することによって、ユーザーは、使用セッション中の任意の時点で、使用セッションのそのフェーズを決定することができる。それによって、ユーザーは、使用セッションにどの程度の時間が残っているか、または使用セッションが終了する前に、ユーザーがどの程度のさらなる相互作用を装置と有することができるかの表示を有してもよい。これは、使用セッションの持続時間が、装置とのユーザー相互作用のレベルの程度に依存する、特定の利点である場合がある。
エアロゾル発生装置は、エアロゾルを形成するために、エアロゾル形成基体を加熱するためのヒーターを備えてもよい。ヒーターは誘導ヒーターであってもよい。誘導ヒーターは、サセプタを加熱するよう設計された変動磁界を生成するように構成されたインダクタを備えてもよい。ヒーターは抵抗ヒーターであってもよい。
ヒーターは、消耗品のエアロゾル発生物品を加熱するための発熱体を備えてもよい。発熱体は、消耗品のエアロゾル発生物品の中へと挿入されるように設計された内部ヒーター、例えば、消耗品のエアロゾル発生物品内に位置するエアロゾル形成基体の中へと挿入することができるピンまたはブレードの形態の抵抗発熱体またはサセプタであってもよい。発熱体は、消耗品のエアロゾル発生物品の外部表面を加熱するように設計された外部ヒーターであってもよく、例えば、抵抗発熱体、または消耗品のエアロゾル発生物品を受容するための基体を受容する空洞の周辺に位置する、もしくはそれを包囲するサセプタであってもよい。
エアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を収容する交換可能な基体セクションを備えてもよい。交換可能な基体セクションは、エアロゾル発生装置の本体の一部分を形成してもよく、またそれ自体が消費のためにエアロゾル形成基体の一部分を装置内に位置させてもよく、または収容してもよい。交換可能な基体セクションは、装置の近位端の遠位、例えば、マウスピースの遠位に位置してもよい。交換可能な基体セクションは、装置の遠位端の近位に位置してもよい。交換可能な基体セクションは、ねじ山、またはバヨネット継手、または磁気的接続、またはスナップ嵌めもしくは締まり嵌めなどの機械的ラッチ手段などの連結手段によって、エアロゾル発生装置の本体を形成する一つ以上の他のセクションに連結されてもよい。
交換可能な基体セクションは、液体エアロゾル形成基体の貯蔵部を備えてもよい。例えば、交換可能な基体セクションは、ニコチンおよびプロピレングリコールまたはグリセリンなどのエアロゾル形成体を含む液体貯蔵部を備えてもよい。別の方法として、交換可能な基体セクションは、固体エアロゾル形成基体の容器、またはゲル状基体などのコロイド状エアロゾル形成基体の容器を備えてもよい。
エアロゾル発生装置は、組み合わせられた時にエアロゾルを形成する二つ以上の構成成分を収容する、交換可能な基体セクションを備えてもよい。
交換可能な基体セクションは、エアロゾル形成基体を加熱するための、または組み合わせられた時にエアロゾルを形成する二つ以上の構成成分のうちの少なくとも一つを加熱するための、発熱体などのアトマイザーを備えてもよい。それ故に、交換可能な基体セクションは、カトマイザーの形態であってもよく、またエアロゾル形成基体と霧化構成要素との両方を含んでもよい。こうした実施形態では、交換可能な基体セクションは、アトマイザーの作動のための電力を提供するために、エアロゾル発生装置の電池部分上の対応する電気接点と接触するように構成された電気接点を含むことが好ましいことになる。
一実施例では、アトマイザーは、抵抗ワイヤまたは基体上の抵抗トラックなどの抵抗ヒーターであってもよい。他の実施例では、アトマイザーは、誘導コイルによって生成される変動磁界内にある時に加熱の能力を有する誘導サセプタであってもよい。
エアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するように構成されてもよい。エアロゾル形成基体は固体エアロゾル形成基体であってもよい。例えば、エアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を含む消耗品のエアロゾル発生物品を受容するための基体を受容する空洞を備えてもよい。エアロゾル発生物品の例としては、液体エアロゾル形成基体またはコロイド状エアロゾル形成基体の、シガレットペーパーなどのラッパー、カプセル、もしくは容器内に収容された、エアロゾル形成基体を含む、固体エアロゾル形成基体、紙巻たばこ、および紙巻たばこ様の物品が充填されたサシェが挙げられる。消耗品のエアロゾル発生物品は、組み合わせられた時にエアロゾルを形成する二つ以上の構成成分を収容する交換可能な基体セクションを備えてもよい。
消耗品のエアロゾル発生物品は、エアロゾル形成基体を加熱するための、または組み合わせられた時にエアロゾルを形成する二つ以上の構成成分のうちの少なくとも一つを加熱するための、発熱体などのアトマイザーを備えてもよい。それ故に、消耗品のエアロゾル発生物品は、カトマイザーの形態であってもよく、またエアロゾル形成基体と霧化構成要素との両方を備えてもよい。こうした実施形態では、消耗品のエアロゾル発生物品は、アトマイザーの作動のための電力を提供するために、エアロゾル発生装置の電池部分上の対応する電気接点と接触するように構成された電気接点を含むことが好ましいことになる。
実施例では、アトマイザーは、抵抗ワイヤまたは基体上の抵抗トラックなどの抵抗ヒーターであってもよい。他の実施形態では、アトマイザーは、誘導コイルによって生成される変動磁界内にある時に加熱の能力を有する誘導サセプタであってもよい。
エアロゾル発生装置は、使用セッション中にヒーターを所定の温度に維持するために、電力がヒーターへと供給されるように構成されてもよい。
ヒーターへと電力を供給して、エアロゾルを発生するためにヒーター要素の温度を動作温度範囲まで上昇させてもよく、ヒーター要素は、使用セッションの終了まで動作温度範囲内に留まる。使用セッション中は、ユーザーが吸煙している時と、ユーザーが吸煙していない時との両方で、電力がヒーターに供給されてもよい。こうした構成では、吸煙と吸煙との間にヒーターの温度を維持するためにはより少ない電力しか必要とないことになるため、ユーザーの吸煙中に供給される電力は、ユーザーが吸煙していないときに供給される電力より大きくなる可能性がある。
好ましい消耗品のエアロゾル発生物品は、ラッパー内に収容された固体エアロゾル形成基体を含む紙巻たばこまたは紙巻たばこ様の物品の形態であってもよい。こうした物品は、物品の消費のためにユーザーの口の中へと挿入されることが意図される口側端を含むことが好ましい。口側端は、従来の調整された紙巻たばこを模倣するフィルターを含むことが好ましい。消耗品のエアロゾル発生物品は、エアロゾル発生装置の本体内に位置するアトマイザー、好ましくはヒーターと相互作用するように構成されることが好ましい。それ故に、抵抗発熱体などの加熱手段は、消耗品のエアロゾル発生物品を受容するための基体を受容する空洞内またはその周りに位置してもよい。基体を受容する空洞は、装置の近位端に位置してもよい。例えば、基体を受容する空洞に対する開口部は、装置の近位端に位置してもよい。
エアロゾル発生システムは、上述のようなエアロゾル発生と、エアロゾル発生装置によって受容されるように構成されたエアロゾル発生物品と、を備えてもよく、エアロゾル発生物品はエアロゾル形成基体を備える。
エアロゾル発生システムは、エアロゾル発生装置を充電するための充電装置をさらに備えてもよい。充電装置は、一次電源を含んでもよく、またエアロゾル発生装置と係合するように構成されたドッキング配設を有してもよい。
本発明の態様によると、エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生させるためのエアロゾル発生装置における使用セッションの進行を表示する方法が提供される。エアロゾル発生装置は、触覚出力ユニットと、コントローラと、を備える。方法は、使用セッションのセッション開始点を決定する工程と、タイマーによって生成されるタイミング信号をモニターする工程と、ユーザー相互作用パラメータをモニターする工程と、タイミング信号およびモニターされたユーザー相互作用パラメータに基づいて使用セッションの進行を決定する工程と、異なる触覚出力を発して使用セッションの進行を表示するために触覚出力ユニットを制御する工程と、を含む。
使用セッションを複数の連続的なフェーズへと分割することによって、装置は、使用セッションの進行を決定し、かつユーザーに表示する能力を有する。ユーザーは、触覚表示を受容することによって、使用セッションのフェーズを決定することができる。それによって、ユーザーは、使用セッションにどの程度の時間が残っているか、または使用セッションが終了する前に、ユーザーがどの程度のさらなる相互作用を装置と有することができるかの表示を有してもよい。これは、使用セッションの持続時間が、装置とのユーザー相互作用のレベルの程度に依存する、特定の利点である場合がある。
エアロゾル発生装置は、使用セッション中にエアロゾルを発生するように構成されてもよく、また使用セッションは、使用セッション開始と使用セッション停止との間の複数の連続的なフェーズを通して進行する。方法は、触覚出力ユニットを、使用セッションの進行を表示するために、複数の連続的なフェーズの各々の間に異なる触覚出力を発するように制御する工程を含んでもよい。
方法は、使用セッションのセッション開始点を決定する工程と、使用セッションの進行を決定する工程と、触覚出力を発して使用セッションの進行を表示するために触覚出力ユニットを制御する工程と、を含んでもよい。
方法は、セッション開始とセッション停止との間に少なくとも四つの連続的なフェーズを定義する工程と、連続的なフェーズの各々の間に異なる触覚出力を発するように、触覚出力ユニットを制御する工程と、のさらなる工程を含んでもよい。
方法は、使用セッション中にユーザー相互作用パラメータを記録する工程と、タイミング情報およびユーザー相互作用パラメータの値に基づいて、使用セッションおよび/または複数の連続的なフェーズの各々の持続時間を決定する工程と、のさらなる工程を含んでもよい。
ユーザー相互作用パラメータは、ユーザーが吸煙した回数を代表してもよく、また使用セッションの総持続時間は、タイマーによって決定される最大持続時間へと、または使用セッション中の吸煙回数が、使用セッション中に許容される最大吸煙回数を超える場合は、最大持続時間より短い持続時間へと決定されてもよい。
ユーザー相互作用パラメータは、ユーザーが吸煙した回数を代表してもよく、また各フェーズの総持続時間は、タイマーによって決定される最大フェーズ持続時間へと、またはフェーズ中の吸煙回数が、フェーズ中に許容される最大吸煙回数を超える場合は、最大フェーズ持続時間より短い持続時間へと決定されてもよい。
本発明の態様によると、エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生するためのエアロゾル発生装置が提供され、エアロゾル発生装置は、使用セッション開始と使用セッション停止との間の複数の連続的なフェーズを通して進行する使用セッション中にエアロゾルを発生するように構成される。エアロゾル発生装置は、タイマーと、触覚出力ユニットと、コントローラと、を備える。エアロゾル発生装置は、使用セッションのセッション開始点を決定し、タイマーによって生成されるタイミング信号をモニターし、ユーザー相互作用パラメータをモニターし、タイミング信号およびモニターされたユーザー相互作用パラメータに基づいて使用セッションの進行を決定し、かつ異なる触覚出力を発して使用セッションの進行を表示するために触覚出力ユニットを制御する方法を実行するための命令を含むコンピュータ可読媒体を備える。
本明細書で使用される場合、「エアロゾル発生装置」という用語は、エアロゾル形成基体と相互作用して、ユーザーの口を通してユーザーの肺の中へと直接吸入可能なエアロゾルを生成する装置を指す。ある特定の実施形態では、エアロゾル発生装置はエアロゾル形成基体を加熱して揮発性化合物の放出を促進する場合がある。エアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品、またはエアロゾル形成基体を含むカートリッジと相互作用してもよい。電気的に作動するエアロゾル発生装置は、エアロゾル形成基体を加熱してエアロゾルを形成するための、電気ヒーターなどのアトマイザーを備えてもよい。
本明細書で使用する「エアロゾル発生物品」という用語は、エアロゾルを形成することができる揮発性化合物を放出することができるエアロゾル形成基体を備える物品を指す。ある特定の実施形態では、エアロゾル発生物品は、エアロゾルを形成することができる、揮発性化合物を加熱に伴い放出する能力を有するエアロゾル形成基体を備えてもよい。
本明細書で使用される場合、「使用セッション」という用語は、有限の持続時間を有するエアロゾル発生装置の動作期間を指す。使用セッションは、ユーザーの行為によって開始されてもよい。使用セッションは、使用セッションの開始から所定の期間が経過した後に終結してもよい。使用セッションは、モニターされたパラメータが使用セッション中に閾値に到達した後、終結してもよい。典型的には、使用セッションは、ユーザーが単一のユーザー体験を享受することを可能にする持続時間を有する。例えば、ある特定のエアロゾル発生装置では、使用セッションは、ユーザーが単一の使い捨てエアロゾル発生物品を消費することを可能にする持続時間を有してもよい。使用セッションが終結した後、ユーザーによる後続の使用セッションを開始するためのさらなる行為が必要とされる。
本明細書で使用される場合、「触覚出力ユニット」という用語は、触覚の形態で表示を装置のユーザーに対して発する能力を有するエアロゾル発生装置の要素を指す。触覚出力ユニットは、例えば、偏心回転質量アクチュエータなどの振動モーターまたは触覚モーターを備えてもよい。
本発明は特許請求の範囲で定義される。しかしながら、以下に非限定的な実施例の非網羅的なリストを提供する。これらの実施例の特徴のうちのいずれか一つ以上は、本明細書に記述される別の実施例、実施形態、または態様のうちのいずれか一つ以上の特徴と組み合わされてもよい。
[実施例i]
エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生するためのエアロゾル発生装置であって、使用セッション中にエアロゾルを発生するように構成され、使用セッションの進行をモニターし、かつ使用セッションの進行を表示するためのインジケータを制御するように構成されたコントローラを備える、エアロゾル発生装置。
[実施例ii]
エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生するためのエアロゾル発生装置であって、使用セッション中にエアロゾルを発生するように構成され、触覚出力ユニットと、使用セッションの進行を表示するために触覚出力ユニットを制御するように構成されたコントローラと、を備える、エアロゾル発生装置。
[実施例iii]
エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生するためのエアロゾル発生装置であって、使用セッション開始と使用セッション停止との間の複数の連続的なフェーズを通して進行する使用セッション中に、エアロゾルを発生するように構成され、
触覚出力ユニットと、
コントローラと、を備え、
複数の連続的なフェーズを通した使用セッションの進行が、モニターされたパラメータに応答してコントローラによって制御され、かつ
コントローラが、触覚出力ユニットを制御して、複数の連続的なフェーズの各々の間に異なる触覚出力を発して、使用セッションの進行を表示するように構成される、エアロゾル発生装置。
[実施例iv]
モニターされるパラメータが時間またはユーザー相互作用パラメータである、実施例iiiによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex1]
エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生するためのエアロゾル発生装置であって、使用セッション開始と使用セッション停止との間の複数の連続的なフェーズを通して進行する使用セッション中に、エアロゾルを発生するように構成され、
タイマーと、
触覚出力ユニットと、
コントローラと、を備え、
複数の連続的なフェーズを通した使用セッションの進行が、タイマーからのタイミング信号に応答して、かつモニターされるユーザー相互作用パラメータを代表する信号に応答して、コントローラによって制御され、かつ
コントローラが、触覚出力ユニットを制御して、複数の連続的なフェーズの各々の間に異なる触覚出力を発して、使用セッションの進行を表示するように構成される、エアロゾル発生装置。
[実施例Ex2]
触覚出力ユニットが、ユーザー入力に応答して、現在の使用セッションフェーズを代表する触覚出力を発するように構成される、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex3]
触覚出力ユニットが、複数の連続的なフェーズのうちの一つから、複数の連続的なフェーズのうちの後続の一つへの移行に応答して、現在の使用セッションフェーズを代表する触覚出力を発するように構成される、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex4]
複数の連続的なフェーズが、少なくとも三つの連続的なフェーズである、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex5]
複数の連続的なフェーズが、少なくとも四つの連続的なフェーズまたは少なくとも五つの連続的なフェーズである、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex6]
エアロゾル発生装置が、タイマーによって決定される最大持続時間を使用セッションが有するように、構成される、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex7]
エアロゾル発生装置が、エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するように構成される、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex8]
エアロゾル発生装置が、エアロゾル発生物品の存在を検出するように構成される、実施例Ex7によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex9]
使用セッションが、エアロゾル発生物品がエアロゾル発生装置から取り外された場合に終結する、実施例Ex7またはEx8によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex10]
ユーザー相互作用パラメータが、使用セッション中に、エアロゾル発生装置の使用を表示する、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex11]
使用セッションが、ユーザー相互作用パラメータが所定の閾値に到達した場合に、終結されるように構成される、実施例Ex10によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex12]
ユーザー相互作用パラメータが、使用セッション中にユーザーが吸煙したことを表示する、または、ユーザー相互作用パラメータが、使用セッション中にエアロゾル形成基体によって放出された、またはユーザーに送達されたエアロゾルの体積を表示する、実施例Ex10またはEx11によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex13]
エアロゾル発生装置が、使用セッション中にユーザーが吸煙した回数を決定するために吸煙計数機構を備える、いずれかの先行する実施例による、エアロゾル発生装置。
[実施例Ex14]
使用セッション中にユーザーが吸煙した回数が所定の閾値に到達した時に、エアロゾル発生装置が使用セッションを終結するように構成される、実施例Ex13によるエアロゾル発生装置。
[実施例14A]
エアロゾル発生装置の動作中にエアロゾル発生を表示するパラメータをモニターし、モニターされたパラメータを分析してユーザーの吸煙を識別し、ユーザーの吸煙が吸煙開始および吸煙終了によって定義され、ユーザーの吸煙の間にモニターされたパラメータを分析して吸煙体積を算出し、吸煙体積はユーザーの吸煙の間に発生したエアロゾルの体積であり、かつ吸煙体積をユーザー相互作用パラメータとして使用するように構成された、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex15]
複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々が、フェーズ開始およびフェーズ終了によって定義されるフェーズ持続時間を有するように構成される、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex16]
複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々が、タイマーによって決定される最大フェーズ持続時間を有するように構成される、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex17]
複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々が、フェーズ開始およびフェーズ終了によって決定されるフェーズ持続時間を有する、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex18]
複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々が、タイマーによって決定される最大フェーズ持続時間を有する、実施例Ex17によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex19]
複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、または各々が、モニターされた期間が、フェーズがより早く終了していない場合、フェーズに対する所定の閾値に到達した時に終了する、実施例Ex17またはEx18によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex20]
複数の連続的なフェーズのうちの第一のフェーズが、第一のフェーズ開始および第一のフェーズ終了によって定義される第一のフェーズ持続時間を有し、第一のフェーズが、使用セッション開始時に開始する、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex21。第一のフェーズが、エアロゾルを発生するために発熱体が周囲温度から動作温度へと温度を上昇する加熱期間を含む、実施例Ex20によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex22]
複数の連続的なフェーズのうちの第一のフェーズが、第一のフェーズ開始および第一のフェーズ終了によって定義され、第一のフェーズ持続時間を有し、第一のフェーズが、フェーズ前の加熱期間の終了時に開始し、フェーズ前の加熱期間が、セッション開始時に開始する、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex23]
フェーズ前の加熱期間が、エアロゾルを発生するために発熱体が周囲温度から動作温度へと温度を上昇する加熱期間である、実施例Ex22によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex24]
複数の連続的なフェーズのうちの第二のフェーズが、第二のフェーズ開始および第二のフェーズ終了によって定義される第二のフェーズ持続時間を有し、第二のフェーズが、第一のフェーズの終了時に開始する、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex25]
複数の連続的なフェーズのうちの第三のフェーズが、第三のフェーズ開始および第三のフェーズ終了によって定義される第三のフェーズ持続時間を有し、第三のフェーズが、第二のフェーズの終了時に開始する、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex26]
複数の連続的なフェーズのうちの第四のフェーズが、第四のフェーズ開始および第四のフェーズ終了によって定義される第四のフェーズ持続時間を有し、第四のフェーズが、第三のフェーズの終了時に開始する、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex27]
使用セッションが第四のフェーズの終了時に終了する、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex28]
複数の連続的なフェーズのうちの第五のフェーズが、第五のフェーズ開始および第五のフェーズ終了によって定義される第五のフェーズ持続時間を有し、第五のフェーズが、第四のフェーズの終了時に開始する、実施例Ex1~Ex26のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex29]
使用セッションが第五のフェーズの終了時に終了する、実施例Ex28によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex30]
複数の連続的なフェーズのうちの第六のフェーズが、第六のフェーズ開始および第六のフェーズ終了によって定義される第六のフェーズ持続時間を有し、第六のフェーズが、第五のフェーズの終了時に開始する、実施例Ex1~Ex26およびEx28のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex31]
使用セッションが第六のフェーズの終了時に終了する、実施例Ex30によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex32]
エアロゾル発生装置が、使用セッション中にエアロゾル発生装置の使用を表示するユーザー相互作用パラメータをモニターするように構成されたモニター設備を備える、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex33]
複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々の持続時間が、ユーザー相互作用パラメータに関して制御される、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex34]
複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々の持続時間が、ユーザー相互作用パラメータおよび少なくとも一つのさらなるパラメータに関して制御される、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex35]
少なくとも一つのさらなるパラメータが、タイマーによって決定される時間の経過である、実施例Ex34によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex36]
ユーザー相互作用パラメータが、使用セッション中にユーザーが吸煙したことを表示する、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex37]
ユーザー相互作用パラメータが、使用セッション中に発熱体へと供給された電力を表示する、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex38]
エアロゾル発生装置が、使用セッション中にユーザーが吸煙した回数を決定するために吸煙計数機構を備え、かつ複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々の持続時間が、使用セッション中にユーザーが吸煙した回数に関して制御される、いずれかの先行する実施例による、エアロゾル発生装置。
[実施例Ex39]
使用セッションがタイマーによって決定される最大使用セッション持続時間を有するように構成され、かつ使用セッション中に少なくとも一つのユーザー相互作用パラメータを記録するように構成され、ユーザー相互作用パラメータの値が所定の閾値に到達した場合、複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々のフェーズ持続時間が、最大フェーズ持続時間より短い持続時間を有する、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex40]
使用セッションが第一のフェーズ、第二のフェーズ、第三のフェーズ、および第四のフェーズを含む、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex41]
第一のフェーズが、使用セッションのセッション開始時に開始する、実施例Ex40によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex42]
モニター開始時間に開始するモニターされる期間が所定の第一のフェーズ時間閾値に到達した後、または、第一の所定の値が所定の第一のフェーズ時間閾値に先行する時間に到達する場合、記録されたユーザー相互作用パラメータが第一の所定の値に到達した後、第一のフェーズが終了し、かつ第二のフェーズが開始する、実施例Ex40またはEx41によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex43。モニター開始時間に開始するモニターされる時間が所定の第二のフェーズ時間閾値に到達した後、または、第二の所定の値が所定の第二のフェーズ時間閾値に先行する時間に到達する場合、記録されたユーザー相互作用パラメータが第二の所定の値に到達した後、第二のフェーズが終了し、かつ第三のフェーズが開始する、実施例Ex40~Ex42のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex44]
モニター開始時間に開始するモニターされる時間が所定の第三のフェーズ時間閾値に到達した後、または、第三の所定の値が所定の第三のフェーズ時間閾値に先行する時間に到達する場合、記録されたユーザー相互作用パラメータが第三の所定の値に到達した後、第三のフェーズが終了し、かつ第四のフェーズが開始する、実施例Ex40~Ex43のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex45]
モニター開始時間に開始するモニターされる時間が所定の第四のフェーズ時間閾値に到達した後、または、第四の所定の値が所定の第四のフェーズ時間閾値に先行する時間に到達する場合、記録されたユーザー相互作用パラメータが第四の所定の値に到達した後、第四のフェーズが終了する、実施例Ex40~Ex44のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex46]
モニター開始時間が、使用セッションのセッション開始である、実施例Ex42~Ex45のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex47]
第一のフェーズ時間閾値が、使用セッションのセッション開始から75秒~105秒の値である、実施例Ex42~Ex46のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex48]
記録されたユーザー相互作用パラメータが、使用セッション中のユーザーの吸煙回数を代表し、
第一の所定の値が、3回の吸煙または4回の吸煙である、実施例Ex42~Ex47のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex49]
第二のフェーズ時間閾値が、使用セッションのセッション開始から150秒~210秒の値である、実施例Ex42~Ex48のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex50]
記録されたユーザー相互作用パラメータが、使用セッション中のユーザーの吸煙回数を代表し、
第二の所定の値が、6回の吸煙または7回の吸煙である、実施例Ex42~Ex49のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex51]
第三のフェーズ時間閾値が、使用セッションのセッション開始から225秒~315秒の値である、実施例Ex42~Ex50のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex52]
記録されたユーザー相互作用パラメータが、使用セッション中のユーザーの吸煙回数を代表し、
第三の所定の値が、9回の吸煙または10回の吸煙である、実施例Ex42~Ex51のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex53]
第四のフェーズ時間閾値が、使用セッションのセッション開始から300秒~420秒の値である、実施例Ex42~Ex52のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex54]
記録されたユーザー相互作用パラメータが、使用セッション中のユーザーの吸煙回数を代表し、
第一の所定の値が、12回の吸煙または13回の吸煙である、実施例Ex42~Ex52のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex55]
使用セッションが、第四のフェーズまたは後続のフェーズであってもよい最終フェーズを含み、また最終フェーズが、使用セッションのセッション開始時に開始したモニターされた時間が所定の最終フェーズ時間閾値に到達した後、または所定の最終フェーズ時間閾値の前に最終的な所定の値に到達した場合、記録されたユーザー相互作用パラメータが最終的な所定の値に到達した後、終了する、実施例Ex42~Ex54のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex56]
最終フェーズが、先行するフェーズの最大持続時間より短い最大持続時間を有する、実施例55によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex57]
使用セッションが少なくとも四つの連続的なフェーズを含み、かつ触覚出力ユニットが少なくとも四つの連続的なフェーズの各々の間に異なる触覚出力を発するように構成される、先行するいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex58]
第一のフェーズの間、触覚出力ユニットが、第一の数の振動、例えば、単一振動、二重振動、三重振動、および四重振動から成るリストから選択される、第一の数の振動またはバズ音を含む出力を発する、実施例Ex57によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex59]
第二のフェーズの間、触覚出力ユニットが、第二の数の振動、例えば、単一振動、二重振動、三重振動、および四重振動を含むリストから選択される第二の数の振動を含む出力を発し、第二のフェーズの間に発せられる触覚出力が、第一のフェーズの間に発せられる触覚出力とは異なる、実施例Ex58によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex60]
第三のフェーズの間、触覚出力ユニットが、第三の数の振動、例えば、単一振動、二重振動、三重振動、および四重振動を含むリストから選択される第三の数の振動を含む出力を発し、第三のフェーズの間に発せられる触覚出力が、第一のフェーズおよび第二のフェーズの両方の間に発せられる触覚出力とは異なる、実施例Ex59によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex61]
第四のフェーズの間、触覚出力ユニットが、第四の数の振動、例えば、単一振動、二重振動、三重振動、および四重振動を含むリストから選択される第四の数の振動を含む出力を発し、第四のフェーズの間に発せられる触覚出力が、第一のフェーズ、第二のフェーズ、および第三のフェーズのうちのいずれかの間に発せられる触覚出力とも異なる。実施例Ex60によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex62]
装置がヒーターを備える、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex63]
ヒーターが誘導ヒーターである、実施例Ex62によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex64]
ヒーターが抵抗ヒーターである、実施例Ex62によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex64i]
使用セッションの間ヒーターを所定の温度に維持するために、ヒーターに電力が供給される、実施例Ex22~Ex64のいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例64ii]
エアロゾルを発生するための動作温度範囲までヒーター要素の温度を上昇させるために、電力がヒーターへと供給され、ヒーター要素が、使用セッションの終了まで動作温度範囲内に留まる、実施例Ex62~Ex64iのいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例64iii]
使用セッション中に、ユーザーが吸煙している時、およびユーザーが吸煙していない時の両方で、電力がヒーターに供給される、実施例62~Ex64iiのいずれかによるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex65]
エアロゾル形成基体を含むエアロゾル発生物品を受容するように構成される、いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex66]
エアロゾル形成基体が固体エアロゾル形成基体である、実施例Ex65によるエアロゾル発生装置。
[実施例Ex67]
いずれかの先行する実施例によるエアロゾル発生装置と、エアロゾル発生装置によって受容されるように構成されたエアロゾル発生物品と、を備え、エアロゾル発生物品がエアロゾル形成基体を備える、エアロゾル発生システム。
[実施例Ex68]
エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生するためのエアロゾル発生装置における使用セッションの進行を表示する方法であって、エアロゾル発生装置が、触覚出力ユニットおよびコントローラを備え、
方法が、
使用セッションのセッション開始点を決定する工程と、
タイマーによって生成されるタイミング信号をモニターする工程と、
ユーザー相互作用パラメータをモニターする工程と、
タイミング信号およびモニターされたユーザー相互作用パラメータに基づいて、使用セッションの進行を決定する工程と、
触覚出力ユニットを制御する工程であって、異なる触覚出力を発して、使用セッションの進行を表示する、工程と、を含む、方法。
[実施例Ex69]
エアロゾル発生装置が、使用セッション中にエアロゾルを生成するように構成され、かつ使用セッションが、使用セッション開始と使用セッション停止との間の複数の連続的なフェーズを通して進行し、方法が、触覚出力ユニットを制御する工程であって、複数の連続的なフェーズの各々の間に異なる触覚出力を発して、使用セッションの進行を表示する、工程を含む、実施例Ex68による方法。
[実施例Ex70]
使用セッションのセッション開始点を決定する工程と、
使用セッションの進行を決定する工程と、
触覚出力ユニットを制御する工程であって、触覚出力を発して、使用セッションの進行を示す、工程と、を含む、実施例Ex1~Ex66のいずれかによるエアロゾル発生装置において、実施例Ex68またはEx69による使用セッションの進行を示す方法。
[実施例Ex71]
セッション開始とセッション停止との間に少なくとも四つの連続的なフェーズを定義する工程と、
触覚出力ユニットを制御して、連続的なフェーズの各々の間に異なる触覚出力を発する工程と、を含む、実施例Ex68~Ex70のいずれかによる方法。
[実施例Ex72]
エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生するためのエアロゾル発生装置であって、使用セッション開始と使用セッション停止との間の複数の連続的なフェーズを通して進行する使用セッション中に、エアロゾルを発生するように構成され、
タイマーと、
触覚出力ユニットと、
コントローラと、を備え、
使用セッションのセッション開始点を決定し、
タイマーによって生成されるタイミング信号をモニターし、
ユーザー相互作用パラメータをモニターし、
タイミング信号およびモニターされたユーザー相互作用パラメータに基づいて、使用セッションの進行を決定し、かつ
触覚出力ユニットを制御して、異なる触覚出力を発して、使用セッションの進行を表示する、方法を実行するための命令を含むコンピュータ可読媒体を備える、エアロゾル発生装置。
[実施例Ex73]
エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生するためのエアロゾル発生装置であって、使用セッション開始と使用セッション停止との間の複数の連続的なフェーズを通して進行する使用セッション中に、前記エアロゾルを発生するように構成され、
タイマーと、
触覚出力ユニットと、
コントローラと、を備え、
実施例Ex68~Ex72のいずれかによる方法の工程を実行するための命令を含むコンピュータ可読媒体を含む、エアロゾル発生装置。
本発明の具体的な実施形態が、ここで図を参照しながら記述される。
図1は、エアロゾル発生装置の概略側面図を例証する。 図2は、図1のエアロゾル発生装置の概略上端図を例証する。 図3は、図1のエアロゾル発生装置および装置で使用するエアロゾル発生物品の概略断面側面図を例証する。 図4は、エアロゾル発生装置の様々な電子構成要素およびその相互作用の概略図を提供するブロック図である。 図5は、残りの使用セッション数の表示をユーザーに提供することに関与する方法工程を例証する流れ図である。 図6は、使用セッションの進行をユーザーに表示することに関与する方法工程を例証する流れ図であり、ここで進行は、時間および吸煙計数によって決定される。 図7は、使用セッションの進行をユーザーに表示することに関与する方法工程を例証する流れ図であり、ここで進行は、時間および発生したエアロゾル体積によって決定される。 図8は、ステータスクエリに応答して、使用セッションの進行の表示をユーザーに提供することに関与する方法工程を例証する流れ図である。 図9~図11は、残りの使用セッションの数を表示するために発光インジケータによって提供されてもよい例示的な表示の概略図を提供する。 図12~図16は、使用セッションの進行に対して発光インジケータによって提供されてもよい例示的な表示の概略図を提供する。
エアロゾル発生装置10は、手持ち式のエアロゾル発生装置であり、また実質的に円形の円筒状の形状のハウジング20によって定義される細長い形状を有する。エアロゾル発生装置10は、エアロゾル形成基体31を備えるエアロゾル発生物品30を受容するために、ハウジング20の近位端21に位置する開放空洞25を備える。エアロゾル発生装置10は、装置のハウジング20内に位置する電池(図示せず)と、エアロゾル発生物品30が空洞25内に受容された時にエアロゾル発生物品30の少なくともエアロゾル形成基体部分31を加熱するように配設された電気的に作動するヒーター40と、をさらに備える。
エアロゾル発生装置は、消耗品のエアロゾル発生物品30を受容するように構成される。エアロゾル発生物品30は、円筒状ロッドの形態であり、またエアロゾル形成基体31を備える。エアロゾル形成基体は、たばこを含む固体エアロゾル形成基体である。エアロゾル発生物品30は、円筒状ロッド内のエアロゾル形成基体と同軸整列で配設されたフィルター32などのマウスピースをさらに備える。エアロゾル発生物品30は、装置10の空洞25の直径と実質的に等しい直径と、空洞25の深さより長い長さとを有し、これにより、物品30が装置10の空洞25内に受容された時、マウスピース32は、空洞25の外に延び、また従来の紙巻たばこと同様に、ユーザーによって引き出されてもよい。
使用時に、ユーザーは、物品30をエアロゾル発生装置10の空洞25の中へと挿入し、そして使用セッションを開始するためにユーザーボタン50を押してヒーター40を起動することによって装置10をオンにする。ヒーター40は、物品30のエアロゾル形成基体を加熱し、これによりエアロゾル形成基体31の揮発性化合物が放出され、かつ霧化されてエアロゾルを形成する。ユーザーは、物品30のマウスピースを吸い、かつ加熱されたエアロゾル形成基体から発生したエアロゾルを吸入する。起動後、ヒーター40の温度は、エアロゾル形成基体を加熱するために周囲温度から所定の温度へと上昇する。装置10の制御電子機器は、電池からヒーターに電力を供給して、ユーザーがエアロゾル発生物品30を吸煙するにつれて、ヒーターの温度をほぼ一定のレベルに維持する。ヒーターは、ヒーターが停止され冷却する、使用セッションの終了時まで、エアロゾル発生物品を加熱し続ける。
使用セッションの終了時に、物品30は、廃棄のために装置10から取り外され、そして装置10は、装置10の電池の充電のために外部電源へと連結されてもよい。
エアロゾル発生装置10は、第一の発光ユニット61および第二の発光ユニット62を有する発光インジケータ60をさらに備える。第一の発光ユニット61および第二の発光ユニット62から発せられる光は、エアロゾル発生装置10のハウジング20を通して見える。第一の発光ユニット61および第二の発光ユニット62は、両方とも、白色、緑色、赤色、および黄褐色の四つの色で光を発する能力を有する発光ダイオード(LED)装置である。LEDは、ハウジング20を通して見ることができてもよく、またはLEDから放射された光は、光透過チャネルを通して(例えば、導波管または類似の構造を介して)ハウジング20の外側から目に見ることができてもよい。各々が異なる色で光を発することができることに加えて、第一の発光ユニットおよび第二の発光ユニットは両方とも、完全に消灯、完全に点灯、または点滅するように独立して制御される能力を有する。
図4は、エアロゾル発生装置の様々な電子構成要素およびその相互作用の概略図を提供する。
ハウジング20内に位置するコントローラ420は、電池410、ヒーター40、タイマー430、加速度計440、触覚モーター450、および発光インジケータ60に接続される。
電池410は、ヒーター40を加熱し、また他の電気構成要素を動作するためにエネルギーを供給する。電池410は、完全に充電された時、エアロゾル発生装置の二つの完全な使用セッションに電力を供給するために十分なエネルギーを有する。電池410は、再充電可能電池であり、また再充電される外部電源に接続することができる。
ヒーター40は、エアロゾルを形成するために、電池によって供給されたエネルギーを熱へと変換して、エアロゾル発生装置を十分に加熱する。動作中、コントローラは、電池からのエネルギーの供給を制御して、ヒーターを実質的に一定のエアロゾル発生温度に維持する。
タイマー430は、タイミング信号をコントローラへと提供する。
加速度計440は、装置の動きを検出するように構成される。動きが検出されると、コントローラに信号が送られ、そしてコントローラは、検出された動きが所定のパターンまたはジェスチャに適合するかどうかを決定する。それ故に、ユーザーは、特定のパターンおよびジェスチャで移動させることによって、装置と相互作用することができる。
触覚モーター450は、装置のユーザーに対する触覚出力を生成する。触覚モーターは、コントローラ420からの制御信号に応答して、触覚出力を発するように構成される。
発光インジケータ60は、ユーザーに対する視覚的な表示を生成する。発光インジケータは、コントローラ420からの制御信号に応答して、視覚的な表示を発するように構成される。
この特定の実施形態のエアロゾル発生装置10は、装置10を用いてユーザーによってなされる特定のジェスチャの形態でユーザークエリを受け入れるように構成される。ユーザークエリに応答して、装置10は、装置の電池を再充電が必要になる前の残りの使用セッションの数を表示する信号を出力し、また使用セッション中に、使用セッションの進行を表示する信号を出力するように構成される。
完全に充電された時、電池は、少なくとも1回のフル使用セッションのために十分なエネルギーを提供することができる。電池は、2回以上の使用セッション(例えば、20回の使用セッション)のために十分なエネルギーを提供してもよい。ユーザーは、使用セッションを開始しようとする前に、何回の使用セッションが利用可能かを知りたいと望む場合がある。
図5は、残りの使用セッション数の表示をユーザーに提供することに関与する方法工程を例証する流れ図である。
工程500:エアロゾル発生装置が使用セッションに従事していない時、ユーザーは装置を取り上げ、そして所定のジェスチャで装置を移動させる。
工程510:所定のジェスチャと関連付けられた装置の動きは、加速度計によって検出され、これはコントローラに信号を送信する。所定のジェスチャは、例えば、装置を持ち上げ、そして装置を垂直位置の向きにすることであってもよい。
工程520:加速度計によって提供される信号を分析して、検出されたジェスチャが電池のステータスクエリを示すジェスチャであるかを決定する。
工程530:検出された信号が電池のステータスクエリであると決定された場合、コントローラは電池と通信して、電池の充電レベルを決定する。
工程540:コントローラは、発光インジケータ60に信号を送信して、残りの使用セッションの数の表示を発する。
工程550:発光インジケータ60は、残りの使用セッションの数を表示する視覚的な信号を発する。
図9~図11は、残りの使用セッションの数を表示するために発光インジケータ60によって提供されてもよい例示的な表示の概略図を提供する。コントローラが、電池が2回の使用セッションのために十分な充電を有すると決定する場合、発光インジケータは、2回の使用セッションが残っているという表示を発する。例えば、第一の発光ユニット61および第二の発光ユニット62は、両方とも白色の光で照射されてもよい。
コントローラが、電池が1回の使用セッションのために十分な充電を有すると決定する場合、発光インジケータ60は、1回の使用セッションが残っているという表示を発する。例えば、第一の発光ユニット61は、両方とも白色の光で照射されてもよく、かつ第二の発光ユニット62は点灯していなくてもよい。
コントローラが、電池が使用セッションのために不十分な充電しか有しないと決定する場合、発光インジケータ60は、いかなる使用セッションも利用可能ではなく、再充電が必要であるという表示を発する。例えば、第一の発光ユニット61は、両方とも黄色の光で照射されてもよく、かつ第二の発光ユニット62は点灯していなくてもよい。
装置とともに使用するためのエアロゾル発生物品は、有限量のエアロゾル形成基体を有し、そしてそれ故に、使用セッションは、エアロゾル形成基体が枯渇した時にユーザーがエアロゾルを生成しようとするのを防止するために、有限の持続時間を有する必要がある。使用セッションは、使用セッションの開始からの期間によって決定される最大持続時間を有するように構成される。使用セッションはまた、使用セッション中に記録されたユーザー相互作用パラメータが、タイマーによって決定される最大持続時間の前に閾値に到達した場合、最大持続時間より短い持続時間を有するようにも構成される。
特定の実施形態では、ユーザー相互作用パラメータは、使用セッション中のユーザーの吸煙回数である。それ故に、エアロゾル発生装置は、各使用セッションが使用セッションの開始から6分の持続時間を有するように構成され、または使用セッションの開始から6分以内に14回吸煙する場合は、ユーザーが14回吸煙するように構成される。
使用セッション中に、ユーザーは、使用セッションを通して進行の表示を有することを望む場合がある。例えば、ユーザーは、使用セッションにおよそ何回の吸煙が自分には残っているか、またはおよそどれくらいの時間が残っているかを知りたいと望む場合がある。
コントローラは、使用セッション中の吸煙回数をモニターするために、吸煙カウンターを備える。ユーザーが吸煙した回数は、使用セッション中にヒーターに供給された電力をモニターすることによって決定される。ユーザーが吸煙する時、空気の流れはヒーターを冷却し、したがって、より大きい量のエネルギーが電池によって供給されて、ヒーターの温度をその動作温度に維持する。それ故に、ヒーターによって供給される電力をモニターすることによって、コントローラは、使用セッション中の吸煙回数を決定することができる。
進行をモニターするために、使用セッションは、使用セッションが開始した時に第一のフェーズ開始から開始し、そして使用セッションが終了する時に最終フェーズで終了し、一つのフェーズから次のフェーズへの通過が使用セッションと同様に時間および吸煙回数によって決定される、いくつかの連続的なフェーズへと分割される。使用セッションがその連続的なフェーズを通して進行するにつれて、コントローラは、発光インジケータおよび触覚モーターに、各連続的なフェーズを表示する信号を発するよう命令する。それ故に、ユーザーは、使用セッションのおよその進行を把握する。
特定の実施例では、使用セッションは、表示目的のために五つの連続的なフェーズに分割されてもよい。図6は、ユーザーに対する使用セッションの進行の表示に関与する方法工程を例証する。
工程600:ユーザーは、エアロゾル発生物品30を装置10の空洞25の中へと挿入し、そしてユーザーボタン50を押すことによって使用セッションを開始する。
工程605:タイマーは、使用セッション中に経過した時間を記録するように開始され、また吸煙カウンターは、使用セッション中の吸煙回数を記録するように開始される。
工程610:使用セッションの第一のフェーズは、使用セッションが開始した時に開始されたと見なされる。
第一のフェーズの間、コントローラは、発光インジケータ60に、使用セッションが第一のフェーズにあることを表示する信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、図12で例証するように、両方が連続的な白色光を発する、第一の発光ユニット61および第二の発光ユニット62である。
第一のフェーズの間、コントローラは、触覚モーターに、使用セッションが第一のフェーズにあることを表示する触覚信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、4回の連続的なバズ音を発する触覚モーターである。
工程615:第一のフェーズが終了し、そして第二のフェーズは、使用セッションの開始から1.5分が経過した後、または使用セッションの開始から1.5分が経過する前に3回の吸煙をした場合は使用セッションの開始以来ユーザーが3回吸煙した後、開始する。
工程620:使用セッションの第二のフェーズは、第一のフェーズが終了した時に開始されたと見なされる。
第二のフェーズの間、コントローラは、発光インジケータ60に、使用セッションが第二のフェーズにあることを表示する信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、図13で例証するように、連続的な白色光を発する、第一の発光ユニット61、および点滅する白色光を発する、第二の発光ユニット62である。
第二のフェーズの間、コントローラは、触覚モーターに、使用セッションが第二のフェーズにあることを表示する触覚信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、3回の連続的なバズ音を発する触覚モーターである。
工程625:第二のフェーズが終了し、そして第三のフェーズは、使用セッションの開始から3分が経過した後、または使用セッションの開始から3分が経過する前に6回の吸煙をした場合は使用セッションの開始以来ユーザーが6回吸煙した後、開始する。
工程630:使用セッションの第三のフェーズは、第二のフェーズが終了した時に開始されたと見なされる。
第三のフェーズの間、コントローラは、発光インジケータ60に、使用セッションが第三のフェーズにあることを表示する信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、図14で例証するように、連続的な白色光を発する、第一の発光ユニット61および点灯していない第二の発光ユニット62である。
第三のフェーズの間、コントローラは、触覚モーターに、使用セッションが第三のフェーズにあることを表示する触覚信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、2回の連続的なバズ音を発する触覚モーターである。
工程635:第三のフェーズが終了し、そして第四のフェーズは、使用セッションの開始から4.5分が経過した後、または使用セッションの開始から4.5分が経過する前に8回の吸煙をした場合は使用セッションの開始以来ユーザーが8回吸煙した後、開始する。
工程640:使用セッションの第四のフェーズは、第三のフェーズが終了した時に開始されたと見なされる。
第四のフェーズの間、コントローラは、発光インジケータ60に、使用セッションが第四のフェーズにあることを表示する信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、図15に例証するように、点滅する白色光を発する、第一の発光ユニット61および点灯していない第二の発光ユニット62である。
第四のフェーズの間、コントローラは、触覚モーターに、使用セッションが第四のフェーズにあることを表示する触覚信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、単一のバズ音を発する触覚モーターである。
工程645:第四のフェーズが終了し、そして第五のフェーズは、使用セッションの開始から5.5分が経過した後、または使用セッションの開始から5.5分が経過する前に11回の吸煙をした場合は使用セッションの開始以来ユーザーが11回吸煙した後、開始する。
工程650:使用セッションの第五のフェーズは、第四のフェーズが終了した時に開始されたと見なされる。
第五のフェーズの間、コントローラは、発光インジケータ60に、使用セッションが第五のフェーズにあることを表示する信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、図16で例証するように、点滅する黄色光を発する、第一の発光ユニット61および点灯していない第二の発光ユニット62である。
工程655:第五のフェーズは、使用セッションの開始から6分が経過した後、または使用セッションの開始から6分が経過する前に14回の吸煙をした場合は使用セッションの開始以来ユーザーが14回吸煙した後、終了する。
工程660:第五のフェーズの終了時に、使用セッションは終了する。ヒーターは機能停止し、そしてエアロゾルはそれ以上発生しない。ユーザーは、ここで、エアロゾル発生物品を装置から取り外すことができ、そして必要な場合、装置を再充電することができる。
さらなる特定の実施形態では、ユーザー相互作用パラメータは、使用セッション中にユーザーに送達されるエアロゾルの体積を算出する。それ故に、エアロゾル発生装置は、各使用セッションが、使用セッションの開始から6分の持続時間を有する、または、その所定の体積のエアロゾルが使用セッションの開始から6分以内にユーザーに送達される場合、所定の最大体積のエアロゾルの送達を有するように構成される。エアロゾルの所定の最大体積は、例えば、660mlのエアロゾルであってもよい。
使用セッション中に、ユーザーは、使用セッションを通した進行の表示を有することを望む場合がある。例えば、ユーザーは、使用セッションにおよそどれくらいの潜在的な送達可能なエアロゾルが自分には残っているか、またはおよそどれくらいの時間が残っているかを知りたいと望む場合がある。
コントローラは、使用セッション中に行われた吸煙を検出するように構成される。検出された各吸煙に対する吸煙開始点および吸煙終了点は、使用セッション中にヒーターに供給される電力をモニターすることによって決定される。ユーザーが吸煙を行うと、空気の流れがヒーターを冷却し、それ故に、ヒーターの温度をその動作温度に維持するために、より大きな量のエネルギーが電池によって供給される。それ故に、ヒーターによって供給される電力をモニターすることによって、コントローラは、使用セッション中に行われた吸煙の開始点および終了点を決定することができる。検出された吸煙開始点と検出された吸煙終了点との間のモニターされた電力を統合することによって、送達されたエアロゾルの算出値が得られる場合がある。使用セッション中に送達されたエアロゾルの算出値を合計することによって、使用セッション中に送達されたエアロゾルの累積値が得られる場合がある。
進行をモニターするために、使用セッションは、使用セッションが開始した時に第一のフェーズ開始で開始し、そして使用セッションが終了する時に最終フェーズで終了し、一つのフェーズから次のフェーズへの通過が、時間および送達されるエアロゾルの累積体積によって決定される、いくつかの連続的なフェーズへと分割される。使用セッションがその連続的な段階を通して進行するにつれて、コントローラは、発光インジケータおよび触覚モーターに、各連続的な段階を示す信号を発するように命令する。それ故に、ユーザーは、使用セッションのおよその進行を知る。
特定の実施例では、使用セッションは、表示目的のために五つの連続的なフェーズに分割されてもよい。図7は、ユーザーに対する使用セッションの進行の表示に関与する方法工程を例証する。
工程700:ユーザーが、エアロゾル発生物品30を装置10の空洞25の中に挿入し、ユーザーボタン50を押すことによって使用セッションを開始する。
工程705:タイマーは、使用セッション中に経過した時間を記録するために開始され、またコントローラは、使用セッション中に行われた吸煙を特定し、そして各々の吸煙の間に送達されたエアロゾルの体積を算出するために開始される。
工程710:使用セッションの第一のフェーズは、使用セッションが開始した時に開始されたと見なされる。
第一のフェーズの間、コントローラは、発光インジケータ60に、使用セッションが第一のフェーズにあることを表示する信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、図11で例証するように、両方が連続的な白色光を発する、第一の発光ユニット61および第二の発光ユニット62である。
第一のフェーズの間、コントローラは、触覚モーターに、使用セッションが第一のフェーズにあることを表示する触覚信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、4回の連続的なバズ音を発する触覚モーターである。
工程715:第一のフェーズが終了し、そして第二のフェーズは、使用セッションの開始から1.5分が経過した後、または使用セッションの開始から1.5分が経過する前に第一の所定の体積のエアロゾルが送達された場合は使用セッションの開始以来第一の所定の体積のエアロゾルが送達された後、開始する。エアロゾルの第一の所定の体積は、例えば、150mlであってもよい。
工程720:使用セッションの第二のフェーズは、第一のフェーズが終了した時に開始されたと見なされる。
第二のフェーズの間、コントローラは、発光インジケータ60に、使用セッションが第二のフェーズにあることを表示する信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、図12で例証するように、連続的な白色光を発する、第一の発光ユニット61、および点滅する白色光を発する、第二の発光ユニット62である。
第二のフェーズの間、コントローラは、触覚モーターに、使用セッションが第二のフェーズにあることを表示する触覚信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、3回の連続的なバズ音を発する触覚モーターである。
工程725:第二のフェーズが終了し、そして第三のフェーズは、使用セッションの開始から3分が経過した後、または使用セッションの開始から3分が経過する前に第二の所定の体積のエアロゾルが送達された場合は使用セッションの開始以来第二の所定の体積のエアロゾルが送達された後、開始する。エアロゾルの第一の所定の体積は、例えば、300mlであってもよい。
工程730:使用セッションの第三のフェーズは、第二のフェーズが終了した時に開始されたと見なされる。
第三のフェーズの間、コントローラは、発光インジケータ60に、使用セッションが第三のフェーズにあることを表示する信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、図13で例証するように、連続的な白色光を発する、第一の発光ユニット61および点灯していない第二の発光ユニット62である。
第三のフェーズの間、コントローラは、触覚モーターに、使用セッションが第三のフェーズにあることを表示する触覚信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、2回の連続的なバズ音を発する触覚モーターである。
工程735:第三のフェーズが終了し、そして第四のフェーズは、使用セッションの開始から4.5分が経過した後、または使用セッションの開始から4.5分が経過する前に第三の所定の体積のエアロゾルが送達された場合は使用セッションの開始以来第三の所定の体積のエアロゾルが送達された後、開始する。エアロゾルの第三の所定の体積は、例えば、450mlであってもよい。
工程740:使用セッションの第四のフェーズは、第三のフェーズが終了した時に開始されたと見なされる。
第四のフェーズの間、コントローラは、発光インジケータ60に、使用セッションが第四のフェーズにあることを表示する信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、図14で例証するように、点滅する白色光を発する、第一の発光ユニット61および点灯していない第二の発光ユニット62である。
第四のフェーズの間、コントローラは、触覚モーターに、使用セッションが第四のフェーズにあることを表示する触覚信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、単一のバズ音を発する触覚モーターである。
工程745:第四のフェーズが終了し、そして第五のフェーズは、使用セッションの開始から5.5分が経過した後、または使用セッションの開始から5.5分が経過する前に第四の所定の体積のエアロゾルが送達された場合は使用セッションの開始以来第四の所定の体積のエアロゾルが送達された後、開始する。エアロゾルの第四の所定の体積は、例えば、600mlであってもよい。
工程750:使用セッションの第五のフェーズは、第四のフェーズが終了した時に開始されたと見なされる。
第五のフェーズの間、コントローラは、発光インジケータ60に、使用セッションが第五のフェーズにあることを表示する信号を発するように命令する。こうした信号の一実施例は、図15で例証するように、点滅する黄色光を発する、第一の発光ユニット61および点灯していない第二の発光ユニット62である。
工程755:第五のフェーズが終了し、そして使用セッションの開始から6分が経過した後、または使用セッションの開始から6分が経過する前に第五の所定の体積のエアロゾルが送達された場合は使用セッションの開始以来第五の所定の体積のエアロゾルが送達された後、開始する。エアロゾルの第五の所定の体積は、例えば、660mlであってもよい。
工程760:第五のフェーズの終了時に、使用セッションは終了する。ヒーターは機能停止し、そしてエアロゾルはそれ以上発生しない。ユーザーは、ここで、エアロゾル発生物品を装置から取り外すことができ、そして必要な場合、装置を再充電することができる。
異なるフェーズの表示は、連続的に提供されてもよい。例えば、発光インジケータからの表示は、使用セッション中、連続的にオンにし続けてもよい。代替として、異なるフェーズの表示は、断続的にのみ、例えば、一つのフェーズから別のフェーズへの移行時にのみ、提供されてもよい。さらなる代替として、使用セッション中にユーザーからのステータスクエリに応答して、異なるフェーズの表示が提供されてもよい。
図8は、ステータスクエリに応答して、使用セッションの進行の表示をユーザーに提供することに関与する方法工程を例証する流れ図である。
工程800:エアロゾル発生装置が使用セッションに従事している時、ユーザーは装置を所定のジェスチャで移動させる。
工程810:所定のジェスチャと関連付けられた装置の動きは、加速度計によって検出され、これはコントローラに信号を送信する。所定のジェスチャは、例えば、装置を2回激しく叩いてもよい。
工程820:加速度計によって提供される信号を分析して、検出されたジェスチャが使用セッション進行クエリを示すジェスチャであるかを決定する。
工程830:検出された信号が、使用セッション進行クエリであると決定される場合、コントローラは、使用セッションの現在のフェーズを決定する。
工程840:コントローラは、発光ユニットに信号を送信して、使用セッションの進行の表示を発する。
工程850:コントローラは、触覚モーターに信号を送信して、使用セッションの進行の表示を発する。
装置は、視覚的な表示信号および触覚表示信号の両方が進行の表示として自動的に発せられるように構成されてもよい。代替として、装置は、視覚的な表示信号が使用セッション中に連続的に提供され、一方で触覚信号はユーザーからのクエリに応答してのみ提供されるように構成されてもよい。例えば、使用の進行を表示する触覚信号は、ユーザーが所定のジェスチャで装置を移動させることによってステータスクエリを開始した後にのみ発せられてもよい。さらなる代替として、装置は、使用セッションの進行に関連する信号が、使用中に連続的に発せられるのではなく、ユーザーからのクエリに応答してのみ発せられるように構成されてもよい。例えば、使用の進行を表示する視覚的な信号および/または触覚信号は、ユーザーが所定のジェスチャで装置を移動させることによってステータスクエリを開始した後にのみ発せられてもよい。

Claims (15)

  1. エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生するためのエアロゾル発生装置であって、使用セッション開始と使用セッション停止との間の複数の連続的なフェーズを通して進行する使用セッション中に、前記エアロゾルを発生するように構成され、
    タイマーと、
    触覚出力ユニットと、
    コントローラと、を備え、
    前記複数の連続的なフェーズを通した前記使用セッションの進行が、前記タイマーからのタイミング信号に応答して、かつモニターされたユーザー相互作用パラメータを代表する信号に応答して、前記コントローラによって制御され、
    前記コントローラが、前記触覚出力ユニットを制御して、前記複数の連続的なフェーズの各々の間に異なる触覚出力を発して、前記使用セッションの進行を表示するように構成される、エアロゾル発生装置。
  2. 前記触覚出力ユニットが、ユーザー入力に応答して、現在の使用セッションフェーズを代表する触覚出力を発するように構成される、請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  3. 前記触覚出力ユニットが、前記複数の連続的なフェーズのうちの一つから、前記複数の連続的なフェーズのうちの後続の一つへの移行に応答して、現在の使用セッションフェーズを代表する触覚出力を発するように構成される、請求項1または2に記載のエアロゾル発生装置。
  4. 前記複数の連続的なフェーズが、少なくとも四つの連続的なフェーズまたは少なくとも五つの連続的なフェーズである、請求項1~3のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
  5. 前記エアロゾル発生装置が、前記タイマーによって決定される最大持続時間を前記使用セッションが有するように構成される、請求項1~4のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
  6. 前記ユーザー相互作用パラメータが、前記使用セッション中に前記エアロゾル発生装置の使用を表示する、請求項1~5のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
  7. 前記使用セッションが、前記ユーザー相互作用パラメータが所定の閾値に到達した場合に終結されるように構成される、請求項6に記載のエアロゾル発生装置。
  8. 前記ユーザー相互作用パラメータが、前記使用セッション中にユーザーが吸煙したことを表示する、請求項6または7に記載のエアロゾル発生装置。
  9. 前記複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々が、フェーズ開始およびフェーズ終了によって決定されるフェーズ持続時間を有する、請求項1~8のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
  10. 前記複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々が、タイマーによって決定される最大フェーズ持続時間を有する、請求項9に記載のエアロゾル発生装置。
  11. 前記使用セッションがタイマーによって決定される最大使用セッション持続時間を有するように構成され、かつ前記使用セッション中に少なくとも一つのユーザー相互作用パラメータを記録するように構成され、前記ユーザー相互作用パラメータの値が所定の閾値に到達した場合、前記複数の連続的なフェーズのうちのいずれか、またはその各々の前記フェーズ持続時間が、前記最大フェーズ持続時間より短い持続時間を有する、請求項1~10のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
  12. 前記触覚出力ユニットが、第一のフェーズの間に、第一の数の振動、例えば、単一振動、二重振動、三重振動、および四重振動を含むリストから選択される第一の数の振動を含む出力を発する、請求項11に記載のエアロゾル発生装置。
  13. 第二のフェーズの間、前記触覚出力ユニットが、第二の数の振動、例えば、単一振動、二重振動、三重振動、および四重振動を含むリストから選択される第二の数の振動を含む出力を発し、前記第二のフェーズの間に発せられる前記触覚出力が、前記第一のフェーズの間に発せられる前記触覚出力とは異なる、請求項12に記載のエアロゾル発生装置。
  14. 第三のフェーズの間、前記触覚出力ユニットが、第三の数の振動、例えば、単一振動、二重振動、三重振動、および四重振動を含むリストから選択される第三の数の振動を含む出力を発し、前記第三のフェーズの間に発せられる前記触覚出力が、前記第一のフェーズおよび前記第二のフェーズの両方の間に発せられる前記触覚出力とは異なる、請求項13に記載のエアロゾル発生装置。
  15. 第四のフェーズの間、前記触覚出力ユニットが、第四の数の振動、例えば、単一振動、二重振動、三重振動、および四重振動を含むリストから選択される第四の数の振動を含む出力を発し、前記第四のフェーズの間に発せられる前記触覚出力が、前記第一のフェーズ、前記第二のフェーズ、および前記第三のフェーズのうちのいずれかの間に発せられる前記触覚出力とは異なる、請求項14に記載のエアロゾル発生装置。
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