JP2023528443A - 軟組織インプラントシステム、器具、および関連する方法 - Google Patents

軟組織インプラントシステム、器具、および関連する方法 Download PDF

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Abstract

本開示は、骨および/または組織部分を接合するための器具、インプラントシステム、および方法に関する。器具は、ハンドル部と、挿入部と先端部都を含むインサーター部と、内側端コンポーネントと遠位端コンポーネントを含むガイド部であって、ハンドル部の遠位端部分からインサーター部の骨係合端部まで延びるガイド部と、ハンドル部の遠位端からインサーター部の骨係合端部にまでインサータ部を通って延びる通路と、ハンドル部とガイド部との外面から通路に延びる穴と、を備え、ハンドル部とインサーター部とガイド部とが嵌合したときに、インサーター部の挿入部と先端部とがガイド部の遠位端コンポーネントを超えて配置される。

Description

(関連出願への相互参照)
本出願は、2020年6月3日に出願された、「軟組織インプラントシステム、器具、および関連する方法」という名称の米国仮特許出願第63/034,066号の優先権の利益を主張し、その開示内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は軟組織インプラントシステム、器具、および関連する方法に関する。本開示は、軟組織および/または骨の修復に関連する足病学および整形外科のインプラントおよび手術に関する。より具体的には、本開示は、軟組織と軟組織、軟組織と骨、および骨と骨を接合するための器具、インプラント、システム、アセンブリ、および方法に関するものであるが、これに限定されない。
底側靱帯(plantar plate)は、中足指節関節(MTP関節)の下の足の裏にある厚い靱帯(線維軟骨)の構造物である。底側靱帯は中足骨と対応する近位指骨(phalanx bone)の骨に付着している。底側靱帯は、中足骨頭からの圧縮荷重とつま先軸(toe axis)に沿った引張荷重とに耐えることにより、MTP関節を安定させる。底側靱帯はまた、立ったり、歩いたり、走ったりするときなどに、MTP関節の底部と中足骨の遠位側の骨頭との緩衝となる。底側靱帯はまた、立った状態で対応するつま先を床に近づけるのにも役立つ。
底側靱帯は、中足骨および/またはMTP関節のいずれかに過負荷をもたらす足の生体力学的異常および/または不均衡などにより、断裂またはその他の障害を起こす可能性がある。生体力学的異常および/または不均衡の例としては、長い第1中足骨、短い第2中足骨、短い第3中足骨、未治療の中足骨内転変形(例えば、ピジョントゥ(pigeon toe)変形)、親指の関節炎(第一中足骨、第一基節骨(proximal phalanx)および/または第一末節骨(distal phalanx))、底側靱帯への過去のコルチゾン注射などが挙げられる。
底側靱帯の組織自体が、対応する中足骨と基節骨との間のその長さに沿って、減衰、断裂、またはそうでなければ分断されることがある。あるいは、底側靱帯は、対応する中足骨または基節骨の骨から引き裂かれるか、別の方法で切り離される可能性がある。底側靱帯の断裂は、一般的に持続的な母指球の痛み、および/または、影響を受けた足指および/または隣接する足指の位置/アライメントの変化(例えば、ハンマートゥ)を引き起こす。底側靱帯の急性傷害、および、より一般的な慢性傷害は、不安定性(特に、例えば、第2および第3MTP関節における、足指の内側偏位、「クロスオーバートゥ」、痛みや不快感など)など、様々な傷害タイプを引き起こす可能性がある。
足の他の組織および/または骨、ならびに哺乳類(例えば、ヒト)の身体のその他の部分も同様に、組織および/または骨の部分の接合が解剖学的および/または生理学的に有利または望ましい場合があるように、分裂したり、そうでなければ、分断または分離されたりすることがある。例えば、ヒトの手は、手掌板(palmar plate)を含む。手掌板は底側靱帯と類似の構造である。手掌板は、手のそれぞれの中手指節関節(MCP関節)およびそれぞれの指節間関節に関連付けられている。底側靱帯と同様に、手掌板が分裂することがある。
代表的な底側靱帯の修復方法としては、底側靱帯の組織の裂け目を縫合/再接近(re-approximating)して治癒を促すこと、または、基節骨の基部の挿入部に組織を再接着(re-attaching)すること、を含む。底側靱帯の修復(および足の他の組織および/または骨、および人体のその他の部分の修復)のための現在のシステムは、かさばるおよび/または複雑なものになる傾向にある。また、現在のシステムは、一般的に、一部を接合/修復するために、組織および/または骨の接続部ごとに形成される複数のおよび/または比較的大きな貫通孔を形成する必要があり、これは、構築物を弱める可能性がある。
オールスーチャーソフトアンカーインプラント(all-suture soft anchor implants)は、一般に、展開のために骨の質と一貫性に依存している。インプラントのアンカーに張力が加わると、アンカーは海綿骨内で変形し、皮質骨に対して展開することで確実に固定される。骨の質または一貫性が最適でない場合、これらのアンカーは展開に失敗することがある。製品は、最大約10%の非展開率を有することがある。
したがって、コンパクトで操縦性が高く、使用が簡単な、底側靱帯の修復、および足および哺乳類(例えば、ヒト)の身体の他の組織および/または骨とその他の部分の接合のための器具、インプラント、システム、アセンブリ、および方法が必要とされている。また、接合された組織および/または骨のセグメントのそれぞれに形成された複数のおよび/または比較的大きな貫通孔を必要としない、インプラント、システム、アセンブリ、および方法の展開のための組織および/または骨の修復/接合器具も必要とされている。
本開示は、技術におけるこれらおよびその他の欠陥を克服することを目的としている。
第1の態様は、器具に関する。器具は、ハンドル部と、挿入部(insertion portion)と先端部(tip portion)とを含むインサーター部(inserter portion)と、内側端コンポーネント(medial end component)と遠位端コンポーネント(distal end component)とを含むガイド部であって、ハンドル部の遠位端部分からインサーター部の骨係合端部(bone engagement end)まで延びるガイド部と、ハンドル部の遠位端からインサーター部の骨係合端部までインサーター部を通って延びる通路と、ハンドル部とガイド部との外面から通路に延びる穴と、を備え、ハンドル部とインサーター部とガイド部とが嵌合したときに、インサーター部の挿入部と先端部とがガイド部の遠位端コンポーネントを越えて配置されるよう、ガイド部が構成される。
一実施形態において、ガイド部は、ガイドハンドルをさらに含む。別の実施形態において、ハンドル部は、第1連結部を含む。別の実施形態において、ハンドル部は、第2連結部を含む。一実施形態において、器具は、エンドキャップ部(end cap portion)をさらに備える。
一実施形態において、器具は、ハンドル部の近位端からハンドル部の遠位端に延びる空洞をさらに備える。別の実施形態において、ハンドル部の第2連結部の遠位端は、開口部を含む。一実施形態において、先端部は、少なくとも1本の歯(tooth)を含む。一実施形態において、先端部は、分岐した自由端を含む。別の実施形態において、先端部は、一対のタイン(tine)と、その間に延びるベース部と、を含む。別の実施形態において、先端部は、分岐した自由端のベース部から近位に延びる一対の溝を含む。一実施形態において、先端部は、その上にインプラントのアンカーチューブを保持するように構成される。
一実施形態において、器具は、インプラントシステムをさらに備え、インプラントシステムの第1の柔軟なアンカーチューブまたは第2の柔軟なアンカーチューブは、先端部に保持される。別の実施形態において、先端部に保持された第1の柔軟なアンカーチューブまたは第2の柔軟なアンカーチューブの1つまたは複数の端部が、先端部の一対の溝内に延び、その内側部分が一対のタインの間のベース部を越えて延びる。
第2の態様は、骨および/または組織接合インプラントシステムに関する。システムは、ハンドル部と、挿入部と先端部とを含むインサーター部と、内側端コンポーネントと遠位端コンポーネントとを含むガイド部であって、ハンドル部の遠位端部分からインサーター部の骨係合端部まで延びるガイド部と、ハンドル部の遠位端からインサーター部の骨係合端部までインサーター部を通って延びる通路と、ハンドル部とガイド部との外面から通路に延びる穴と、を備える器具であって、ハンドル部とインサーター部とガイド部とが嵌合したときに、インサーター部の挿入部と先端部とがガイド部の遠位端コンポーネントを越えて配置されるよう、ガイド部が構成される器具と、1つまたは複数のスーチャー(sutures)と、を備える。
一実施形態において、ガイド部は、ガイドハンドルをさらに含む。別の実施形態において、ハンドル部は、第1連結部を含む。別の実施形態において、ハンドル部は、第2連結部を含む。一実施形態において、骨および/または組織接合インプラントシステムは、エンドキャップ部をさらに含む。
一実施形態において、骨および/または組織接合インプラントシステムは、ハンドル部の近位端からハンドル部の遠位端に延びる空洞をさらに備える。別の実施形態において、ハンドル部の第2連結部の遠位端は、開口部を含む。一実施形態において、先端部は、少なくとも1本の歯を含む。別の実施形態において、先端部は、分岐した自由端を含む。一実施形態において、先端部は、一対のタインと、その間に延びるベース部と、を含む。別の実施形態において、先端部は、分岐した自由端のベース部から近位に延びる一対の溝を含む。さらに別の実施形態において、先端部は、その上にインプラントのアンカーチューブを保持するように構成される。
一実施形態において、骨および/または組織接合インプラントシステムは、先端部に保持されたインプラントシステムの第1の柔軟なアンカーチューブまたは第2の柔軟なアンカーチューブをさらに備える。別の実施形態において、先端部に保持された第1の柔軟なアンカーチューブまたは第2の柔軟なアンカーチューブの1つまたは複数の端部が、先端部の一対の溝内に延び、その内側部分が一対のタインの間のベース部を越えて延びる。
第3の態様は、器具を使用して骨および/または組織接合インプラントシステムを展開する方法に関する。この方法は、器具を提供することを含み、器具は、ハンドル部と、挿入部と先端部とを含むインサーター部と、内側端コンポーネントと遠位端コンポーネントとを含むガイド部であって、ハンドル部の遠位端部分からインサーター部の骨係合端部まで延びるガイド部と、ハンドル部の遠位端からインサーター部の骨係合端部までインサーター部を通って延びる通路と、ハンドル部とガイド部との外面から通路に延びる穴と、を備える器具であって、ハンドル部とインサーター部とガイド部とが嵌合したときに、インサーター部の挿入部と先端部とがガイド部の遠位端コンポーネントを越えて配置されるよう、ガイド部が構成される。この方法は、第1の骨または組織セグメントの少なくとも一部に第1のアンカーチューブを通すことと、第2の骨または組織セグメントの第1の部分に少なくとも1つのスーチャーの第1端部を通すことと、第2の骨または組織セグメントの第2の部分に少なくとも1つのスーチャーの第2端部を通すことと、をさらに含む。
一実施形態において、方法は、少なくとも1つのスーチャーの第1および第2端部に分岐方向に張力をかけて、第1のアンカーチューブを第1の骨または組織セグメントに対して固定して第1のアンカーチューブを変形させることと、第1の骨または組織セグメントと第2の骨または組織セグメントを一緒に引き寄せることと、をさらに含む。さらなる実施形態において、方法は、少なくとも1つのスーチャーの第1および第2端部に結び目を作り、第1の骨または組織セグメントと第2の骨または組織セグメントとの関係を固定すること、をさらに含む。さらに別の実施形態において、第1のアンカーチューブを第1の骨または組織セグメントの少なくとも一部に通すことは、第1のアンカーチューブをその皮質を超えて第1の骨セグメントに部分的に通すことを含む。
一実施形態において、少なくとも1つのスーチャーの第1端部を第2の骨または組織セグメントの第1の部分に通すことは、少なくとも1つのスーチャーの第1端部に結合した器具を第2の骨または組織セグメントの第1の部分に通すことを含み、少なくとも1つのスーチャーの第2端部を第2の骨または組織セグメントの第2の部分に通すことは、少なくとも1つのスーチャーの第2端部に結合した器具を第2の骨または組織セグメントの第2の部分に通すことを含む。
一実施形態において、少なくとも1つのスーチャーの第1端部を第2の骨または組織セグメントの第1の部分に通すことは、第1の骨または組織セグメントに隣接する第2の骨または組織セグメントの第1の表面から第1の骨または組織セグメントの遠位にある第2の骨または組織セグメントの第2の表面に、少なくとも1つのスーチャーの第1端部を第2の骨または組織セグメントの第1の部分に最初に通すことを含み、少なくとも1つのスーチャーの第2端部を第2の骨または組織セグメントの第2の部分に通すことは、第2の骨または組織セグメントの第1の表面から第2の表面に、少なくとも1つのスーチャーの第2端部を第2の骨または組織セグメントの第2の部分に最初に通すことを含む。
一実施形態において、第1の骨または組織セグメントは基節骨を含み、第2の骨または組織セグメントは底側靱帯を含む。別の実施形態において、ガイド部は、ガイドハンドルをさらに含む。別の実施形態において、ハンドル部は、第1連結部を含む。さらに別の実施形態において、ハンドル部は、第2連結部を含む。一実施形態において、方法は、エンドキャップ部をさらに含む。別の実施形態において、方法は、ハンドル部の近位端からハンドル部の遠位端に延びる空洞をさらに含む。一実施形態において、第2連結部のハンドル部の遠位端は、開口部を含む。
一実施形態において、先端部は、少なくとも1つの歯を含む。別の実施形態において、先端部は、分岐した自由端を含む。別の実施形態において、先端部は、一対のタインと、その間に延びるベース部と、を含む。さらに別の実施形態において、先端部は、分岐した自由端のベース部から近位に延びる一対の溝を含む。一実施形態において、先端部は、その上にインプラントのアンカーチューブを保持するように構成される。一実施形態において、方法は、インプラントシステムをさらに含み、インプラントシステムの第1の柔軟なアンカーチューブまたは第2の柔軟なアンカーチューブは、先端部に保持される。一実施形態において、先端部に保持された第1の柔軟なアンカーチューブまたは第2の柔軟なアンカーチューブの1つまたは複数の端部は、先端部の一対の溝内に延びる。
本開示は、組織および/または骨セグメントまたは部分を接合するためのデバイスおよび方法を対象とする。軟組織と軟組織、軟組織と骨、骨と骨を接合するための器具、インプラント、システム、アセンブリ、および方法は、裂けた底側靱帯を修復するために使用することができる。しかしながら、器具、インプラント、システム、アセンブリ、および方法は、哺乳類(例えば、ヒト)の身体の足またはその他の部分の任意の他の組織および/または骨セグメントまたは部分を修復/接合するために、同様に採用することができる。
本開示は、使用するために生来の骨だけに依存しない付属の器具または機能を使用するソフトアンカーを展開することに関する。特に、本開示は、インプラントの展開を補助するインサーター用の機能に関する。例えば、アンカーの後ろに用意された骨の穴に挿入され、挿入フォーク(insertion fork)が取り除かれている間、所定の位置に維持されるように設計された薄肉スリーブであってもよい。このように、アンカーは、アンカー展開のために皮質壁に依存せず、スリーブに対して展開する。本開示によると、オペレーターがアンカー展開の触覚確認を行うことができ、展開のために生来の骨の質および一貫性だけに依存しない。
本明細書に開示された態様のこれらおよび他の目的、特徴、および利点は、添付の図面と組み合わせて解釈される発明の種々の態様についての以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、発明の実施形態を示し、本明細書の詳細な説明とともに、発明の原理を説明するのに役立つ。業界の標準的な慣行に従って、様々な特徴が正確な比率で描かれている場合もあれば、そうでない場合もあることを強調する。実際には、議論を明確にするために、様々な特徴の寸法を任意に増加または減少させることができる。図面は、本開示の発明の実施形態を説明するためのものであり、発明を限定するものとして解釈されるものではない。
本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステムの側面図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステムの側面図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステムの上面斜視図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステムの底面斜視図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステムの正面図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステムの背面図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステムの背面立面斜視図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステムの背面立面斜視図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステムの分解側面図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステムの分解側面図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステムの分解上面図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステムの分解底面図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステムの正面立面斜視図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステムの正面立面斜視図 本開示にかかる図1のインプラントシステムの移植を容易にするためのドリルガイドおよびインサーターシステムのインサーターのインプラント保持先端部の斜視図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするためのドリルガイドおよびインサーターシステムを介した、骨の穴からアンカーを挿入する例示的な方法を説明する図 本開示にかかるインプラントシステムの移植を容易にするためのドリルガイドおよびインサーターシステムを介した、挿入フォークの後退時のアンカー展開について説明する図
この詳細な説明および以下の請求項において、近位(proximal)、遠位(distal)、前方(anterior)または足底(plantar)、後方(posterior)または背面(dorsal)、内側(medial)、横(lateral)、上方(superior)および下方(inferior)という用語は、生来の骨の相対的配置または方向性の参照用語に従って骨またはインプラントの特定の部分または一部を示すためのそれらの標準的用法によって定義される。例えば、「近位(proximal)」とは、胴体に近いデバイスまたはインプラントの一部を意味し、「遠位(distal)」とは、胴体から最も遠いデバイスまたはインプラントの一部を意味する。方向性のある用語としては、「前方(anterior)」は身体の前面側に向かう方向、「後方(posterior)」は身体の背面側に向かう方向、「内側(medial)」は身体の正中線に向かう方向、「横(lateral)」は身体の側面または正中線から離れる方向、「上方(superior)」は他の物体または構造物の上、「下方(inferior)」は他の物体または構造物の下に向かう方向である。さらに、足に関しては具体的に、足の甲を「背面(dorsal)」、足の裏を「足底(plantar)」と称する。
同様に、本明細書では、解剖学的構造または表面を基準として、位置または方向を使用できる。例えば、現在のインプラント、デバイス、器具、および方法は、足の骨との使用を参照して本明細書に記載されているので、足、足首および下腿の骨は、インプラント、デバイス、器具および方法の表面、位置、方向(directions)または向き(orientations)を説明するために使用することができる。さらに、本明細書に開示されるインプラント、デバイス、器具、および方法、ならびに態様、構成要素、特徴などは、簡潔にするために、身体の片側に関して記載されている。しかしながら、人体は対称線(正中線)に対して比較的対称的または鏡映的(mirrored)であるため、本明細書に記載および/または図示されたインプラント、デバイス、器具、および方法、ならびに態様、構成要素、特徴などは、発明の精神および範囲から逸脱せずに同一または同様の目的のために身体の別の側と使用または関連付けるために変更、変形、修正、再構成またはその他の変更を行うことができることが、本明細書に明示的に企図されている。例えば、右足に関して本明細書に記載されたインプラント、デバイス、器具、および方法、ならびに態様、構成要素、特徴などは、それらが同様に左足で機能するようにミラーリングされることがある。さらに、本明細書に開示されるインプラント、デバイス、器具、および方法、ならびにその態様、構成要素、特徴などは、簡潔にするために足に関して説明されるが、インプラント、デバイス、器具、および方法は、同様の構造を有する身体の他の骨とともに使用され得ることが理解されるべきである。
一般に、本明細書で開示されるのは、軟組織と軟組織、軟組織と骨、および骨と骨を接合するための器具、インプラント、システム、アセンブリ、および方法である。本発明のインプラント、システム、アセンブリおよび方法は、中足指節関節(MTP関節)の断裂した底側靱帯を修復するために使用することができる。器具、インプラント、システム、アセンブリ、および方法は、本開示において底側靱帯の修復の文脈で図示および説明されていることがあるが、器具、インプラント、システム、アセンブリ、および方法は、同様に、任意の軟組織と任意の軟組織、任意の軟組織と任意の骨、または任意の骨と任意の骨の接合に過度の実験なしに採用または適合することができる。例えば、器具、インプラント、システム、アセンブリ、および方法は、哺乳類(例えば、ヒト)の身体の足またはその他の部分の任意の他の組織および/または骨のセグメントまたは部分、例えば、分裂した手掌板を修復/接合するために同様に採用されてもよいが、これらに限定されない。
本開示の軟組織と軟組織、軟組織と骨、および骨と骨を接合するための器具、インプラント、システム、アセンブリ、および関連する方法は、2020年1月31日に出願され、「無結節組織インプラントシステムおよび関連する方法」と題された米国仮特許出願第62/968,765号、2018年12月5日に出願され、「インプラントシステムおよび使用方法」と題された米国仮特許出願第62/775,591号、2019年8月6日に出願され、「軟組織インプラントシステム、器具、および関連する方法」と題された米国仮特許出願第62/883,429号、および/または2019年12月5日に出願され、「軟組織インプラントシステム、器具、および関連する方法」と題された国際出願番号PCT/US2019/064741号、に開示されたインプラント、システム、アセンブリ、および関連する方法の少なくとも1つの特徴または態様と同様であってもよく、これらは、その全体が参照により本明細書に組み入れられる。同様に、本開示の軟組織と軟組織、軟組織と骨、および骨と骨を接合するための器具、インプラント、システム、アセンブリ、および関連する方法は、2020年1月31日に出願され、「無結節軟組織インプラントシステムおよび関連する方法」と題された米国仮特許出願第62/968,765号、2019年8月6日に出願され、「軟組織インプラントシステム、器具、および関連する方法」と題された米国仮特許出願第62/883,429号、および/または2019年12月5日に出願され、「軟組織インプラントシステム、器具、および関連する方法」と題された国際出願番号PCT/US2019/064741号、に開示された1つまたは複数の器具(例えば、1つまたは複数の挿入および/またはインプラント器具)を含んでもよく、これらは、その全体が参照により本明細書に組み入れられる。
図面を参照すると、いくつかの図を通して、同様の参照符号が同様のまたは類似の構成要素を示すために使用され、特に図1~図17を参照すると、本開示による軟組織と軟組織、軟組織と骨、または骨と骨を接合するためのドリルガイドおよびインサーターシステム100の例示的実施形態が例示されている。
図1~図17は、本開示によるインプラントシステムの植え込みを容易にするための例示的なドリルガイドおよびインサーターシステム、器具(instrument)、デバイス(device)または装置(apparatus)100を説明する図である。ドリルガイドおよびインサーターシステム100は、1つまたは複数の骨または組織に1つまたは複数の貫通孔を形成し、1つまたは複数の骨または組織の1つまたは複数の貫通孔に/を介してインプラントシステムを移植するように構成される。
図1~図4および図9~図14に示すように、ドリルガイドおよびインサーターシステム100は、入れ子になるかまたは他の方法で結合するように構成された、ハンドル部またはコンポーネント108、インサーター部またはコンポーネント138(例えば、図9~図13参照)、およびガイド部またはコンポーネント122を備える。図1~図4に示すように、ハンドル部108は手動で係合可能であり、ハンドル部108の第1連結部118とハンドル部108の第2連結部120と、を含む。ハンドル部108は、インサーター部138、またはハンドル部108(例えば、第2連結部)の遠位端112からまたはそれを越えて延びて骨係合自由端130を画定する構成要素に、さらに近接していてもよい。
図1~図4に示すように、ドリルガイドおよびインサーターシステム100のハンドル部108は、ハンドル部108の近位端110とハンドル部108の遠位端112との両方を含む。ハンドル部108は、ユーザが片手でハンドル部108を確実に把持し、ガイド部122と、挿入部132および/またはインサーター部138の骨係合自由端130とを骨(例えば、基節骨の足底側)に対して位置付けることができるよう構成される。一実施形態において、ハンドル部は、ユーザが片手でハンドル部108を確実に把持し、ガイド部122と、挿入部132および/またはインサーター部138の自由端とを骨(例えば、基節骨の足底側)に対して位置付けることをさらに可能にする遠位突起を含んでもよい。また、ハンドル部108は、ハンドルの近位側に対してユーザの親指を介してドリルガイドおよびインサーターシステム100に圧力をかけ、骨の反対側(例えば、患者さんの足の背側面)にユーザの手の1本以上の指を潜在的に巻き付けて背圧を提供することにより、ユーザが一方の手(例えば、基節骨の測定側)を介してガイド部122とインサーター部138の先端部134とを骨に対して固定できるよう構成されている。
図1、図2、図9、および図10にさらに示すように、例えば、インサーター部138の挿入部132の先端部134は、使用中、ガイド部122がインサーター部138を囲んでいる間、ドリルガイドおよびインサーターシステム100とインサーター部138の骨に対する配置の安定性を提供するために骨と確実に係合することができる少なくとも一つの比較的鋭い点(point)、先端(tip)、または歯(tooth)を提供してもよい。例えば、一実施形態において、図1、図2、図9および図10に示すように、挿入部132の先端部134は、骨と係合するように構成された角度的にまたは円周方向に離間した複数の歯を含む。
ハンドル部108は、ハンドル部108の近位端110上に、第1連結部118を含んでもよい。第1連結部118は、ハンドルの近位端112に隣接し得る遠位端117を含んでいてもよく、エンドキャップ部102に隣接し得る近位端115をさらに含んでいてもよい。ハンドル部108は、ハンドル部108の遠位端112上に、第2連結部120をさらに含んでもよい。第2連結部120は、インサーター部138に隣接し得る遠位端121を含んでもよく、ハンドル部108の遠位端110に隣接し得る近位端119をさらに含んでいてもよい。
ハンドル部108は、ハンドル部108の近位端110からハンドル部108の遠位端112に延び、インサーター部138およびガイド部122に向かうインサーター開口部または空洞116(図4参照)を含んでもよく、例えば、図4および図14に示すように、ハンドル部108の近位端110で第1連結部118、および、ハンドル部108の遠位端112で第2連結部120、をその中に受け入れるか、またはそれらと嵌合するように構成されてもよい。空洞116は、ハンドル部108の遠位端112で開放または露出されてもよく、ハンドル部108の近位端110で開放または露出されてもよい。空洞116は、さらにハンドル部108の第2連結部120の遠位端121で開放または露出されてもよく、ハンドル部108の第2連結部120の近位端119で開放または露出され、それによって第2連結部120の遠位端121でスロットまたは開口136(図13および図14参照)が形成されてもよい。
図5および図13~図15に示すように、インサーター部138およびハンドル部108は、カニュレーションされている(cannulated)、中空である、またはさもなければ、インサーター部138の先端部134および挿入部132の先端部からハンドル部108の近位端110にインサーター部138を貫通して延びることができる内部通路または貫通孔140を形成する協働貫通孔を含む。また、内部通路140は、インサーター部138の先端部134および挿入部132の先端部で開放または露出されてもよく、ハンドル部108の近位端110でも開放または露出されている。ハンドル部108を貫通する内部通路142は、ハンドル部108の長さにわたって延びていてもよく、ハンドル部108の第1連結部118とハンドル部108の第2連結部120との長さにわたって延びていてもよい。インサーター部138は、インプラント手術中にアンカーの展開を補助するためにガイド部122によって囲まれてもよい。
内部通路140は、そこを通して対応するドリル部材(K-ワイヤ、ドリルビット、または他の細長いドリル機構など)を受け入れるように構成される。挿入部132の先端部134を骨に係合させた状態で、インサーター部138を、ハンドル部108の近位端110で内部通路140に導入して、インサーター部138をガイド部122に近接させたまま、ハンドル部108の内部通路140とインサーター部138を介して骨まで前進させてもよい。その後、ドリル部材を回転させる、または別の方法で使用して、骨に、そして潜在的には骨を貫通する穴または開口部を形成することができる。インサーター部138の内部通路140の少なくとも一部は、ドリル部材の断面サイズ(例えば、直径)に近似して、ドリル部材をガイドし、ドリル部材がドリル操作中にさまようこと(wandering)および/または曲がること(angling)を防止することができる。
インサーター部138、ハンドル部108、およびガイド部122は、その外面を貫通して内部通路140まで延びる1つまたは複数の穴、スロット、または開口を含んでもよい。また、インサーター部138、ハンドル部108、およびガイド部122は、インサーター部138の挿入部132の先端部134からハンドル部108の近位端110まで延びる穴を含んでもよい。また、1つまたは複数の穴は、内部通路140および内部通路142への、およびそこからのアクセスを提供するために、ドリルガイドおよびインサーターシステム100の外部(例えば、ハンドル部108の外部および/またはガイド部122の外部)と内部通路140および内部通路142とを連通してもよい。穴の幅は、ドリル操作中にドリル部材が内部通路140および内部通路142から外れないように、ドリル部材の断面サイズより小さい。一実施形態において、穴の幅は、テンションスーチャーのストランドおよびインサーター部138に結合または装填されたインプラントのシャトルスーチャーのストランドの断面サイズより大きくてもよい。
図1~図4および図7~図12に示すように、インサーター部138の一端は、手動係合可能なハンドル部108に取り付けられ、インサーター部138の反対端は、ハンドル部108の遠位端112からまたはそれを越えて延び、インプラントホルダの自由端または先端部134を画定する挿入部132に取り付けられている。挿入部132、先端部134、およびインサーター130の骨係合自由端は、ガイド部122を越えて延在してもよい。上述したように、ハンドル部108の遠位端112は、第2連結部120を含んでもよい。第2連結部120は、インサーター部138に隣接する遠位端121を有し、またハンドル部108の遠位端112に隣接する近位端119も有する。第2連結部120は、ハンドル部108の近位端110からドリルガイドおよびインサーターシステム100のハンドル部108の遠位端112まで延びる空洞116内に延び、それに確実に嵌合するように構成される。また、ハンドル部108は、ハンドル部108の第2連結部120が空洞116内に完全に固定されたときに、ドリルガイドおよびインサーターシステム100のハンドル部108の遠位端110に対して隣接するように構成されたハンドル部108の第2連結部120に近接する停止面を含んでいてもよい。また、ハンドル部108は、ハンドル部108の第1連結部118が空洞116内に完全に固定されたときに、ドリルガイドおよびインサーターシステム100のハンドル部108の近位端110に対して隣接するように構成されたハンドル部108の第1連結部118に近接する停止面を含んでいてもよい。
ドリルガイドおよびインサーターシステム100のハンドル部108は、インサーター部138がハンドル部108と完全に嵌合したときにインサーター部138の通路140と連通する内部空洞または通路142を含んでもよい。ハンドル部108は、ハンドル部108の外面から内部通路142まで延びる1つまたは複数のスロット、穴、または開口114を含んでもよい。インサーター部138は、インサーター部138の挿入部132の先端部134からハンドル部108の近位端110まで延びていてもよいし、インサーター部138の挿入部132の先端部134からハンドル部108の第2連結部120の近位端119まで延びていてもよい内部通路140を含んでもよい。内部通路140は、ハンドル部108の外部と内部通路140とを連通していてもよい。また、スロット114は、内部通路140との間のアクセスを提供してもよい。
ハンドル部108の近位端110は、インサーター部138に圧力を加えるために利用できる端面を画定してもよい。いくつかの実施形態において、ハンドル部108の近位端110は、ハンドル部108の内部通路142内で閉鎖するおよび/または嵌合する取り外し可能なエンドキャップ部102によって画定されてもよい。エンドキャップ部102は、ハンドル部108の第1連結部118に隣接し得るエンドキャップ部の遠位端106を含んでもよい。ハンドル部108の第1連結部118は、ハンドル部108の近位端110にさらに隣接している。エンドキャップ部102は、エンドキャップ部102の近位端104をさらに含んでもよい。エンドキャップ部102は、固体不透明エンドキャップ、固体透明エンドキャップであってもよく、および/または、任意に1つまたは複数の穴を含んでもよい。
挿入部132は、堅く細長いポストまたは同様の部材または部分を含む。図1~図4、図7、および図8に示すように、ハンドル部108の第2連結部120がインサーター部138を介して内部通路140内に完全に固定されたときに、挿入部132は、ハンドル部108の近位端110から、またはエンドキャップ部102の近位端104から先端部134を介してインサーター部138の通路140の全体を通って延びるように構成されている(すなわち、ハンドル部108の通路142の全体およびインサーター部138の通路140の全体を通って延びてもよい)。
また、図1~図4および図7~図12に示すように、ガイド部またはコンポーネント122は、インサーター部138を包囲し(envelope)または囲み、ドリルガイドおよびインサーターシステム100の第2連結部120を介して、ハンドル部108と入れ子状にまたはそうでなければ結合するよう構成されていてもよい。ガイド部122は内側端コンポーネント126の遠位端に近接し、内側端コンポーネント126は遠位端コンポーネント128の遠位端にさらに近接する。これにより、内側端コンポーネント126は、ガイド部122と遠位端コンポーネント128との中間となる。ガイド部122、内側端コンポーネント126、および遠位端コンポーネント128は、一実施形態において、インサーター部138を囲み、ハンドル部108の第2連結部120の遠位端121に付着してもよい。ガイド部122は、展開中にガイド部を静止させて保持する機能をさらに含んでもよい。例えば、ガイド部122は、アンカーの展開を補助するのに有用なガイドハンドル124を含んでもよい。ガイド部122は、インプラントの挿入のために準備された骨穴に挿入されてもよく、したがって、そのような機能を果たすのに適した任意の材料で構成されてもよい。材料の例としては、ポリマー、プラスチック、および/または金属が挙げられるが、これらに限定されない。一実施形態において、ガイド部122は、薄肉で、任意に柔軟な材料で構成される。ガイド部122は、ガイド部122の表面全体にスロットが形成され、穴を含んでいてもよい。
図16および図17に示すように、ガイド部122は、インプラントのアンカーの後に挿入されてもよく、さらに、インサーター部138および挿入部132がインプラント適用中に除去される間、所定の位置に維持されてもよい。アンカーは、そのような展開のために骨の皮質壁に頼る必要がなく、ガイド部122に対して展開でき、移植中のアンカー展開のために生来の骨の品質および一貫性にのみ依存する必要性を排除できる。ガイド部122は、(例えば、図16および図17に示すように)別個の付属品器具であってもよいし、ガイド部122はインサーター部138の取り外し可能または取り外し不可能な機能であってもよい。ガイド部122は、一実施形態において、スリーブの形態であってもよく、あるいは、代替的に、尖っていないオブチュレータ(blunt obturator)、ねじ付きスロットねじ(threaded slotted screw)、および/またはカニューレ付きネジ/ボタン(cannulated screw/button)、またはそれらの任意の組み合わせなど、スリーブ以外の形態をとってもよい。アンカーから来るスーチャーは、インサーター部138の内部通路140の内側に行ってもよいし、代替の実施形態において、スーチャーはインサーター部138の外部に行ってもよい。
挿入部132のインプラントホルダー先端部134は、インプラントシステムのテンションアンカーおよび/またはシャトルアンカーなどのインプラントのアンカーを保持(hold)または維持(retain)するように構成される。インプラントのアンカーは、それによって、先端部134に予め装填されてもよく、インプラントの1つまたは複数の他の部分は、挿入部132の中/上に結合されるか、または提供されてもよい。例えば、インサーター部138の先端部134にテンションアンカーおよび/またはシャトルアンカーを保持し、ハンドル部108内の通路142を貫通してテンションスーチャーおよび/またはシャトルスーチャーを設ける/延在させることができる。先端部134および/またはインプラントの針に保持されないテンションアンカーまたはシャトルアンカーは、例えば、インサーター部138の通路140内に収容されてもよいし、インサーター部138の外部に結合されてもよい。テンションスーチャーおよび/またはシャトルスーチャーは、先端部134上にあるテンションアンカーまたはシャトルアンカーに張力を加えてテンションアンカー/シャトルアンカーを先端部134上に解放可能に保持できるように、テンションスーチャーおよび/またはシャトルスーチャー、および/または針は、インサーター部138のクリップ、ポストまたは他の部分もしくは機構に取り外し可能に結合されてもよい。ドリルガイドとインサーターシステム100には、インプラントシステムが予め装填されていてもよい。
インサーター部138がハンドル部108と完全に嵌合する場合、ドリルガイドおよびインサーターシステム100は、先端部134に保持されるインプラントのテンションアンカーおよび/またはシャトルアンカーがインサーター部138の先端部134を超えて配置されて、任意のテンションスーチャーおよび/またはシャトルスーチャーがインサーター部138の通路140およびハンドル部108の通路142を介して延びるように構成される。しかし、テンションスーチャーおよび/またはシャトルスーチャーをハンドル部108の穴114およびハンドル部108の第2連結部120の遠位端にある開口136のスロットに通すことにより、インサーター部138の通路140とハンドル部108の通路142から、テンションスーチャーおよびシャトルスーチャーを取り除くことができる。
図15に示すように、インサーター部138の挿入部132のインプラントホルダー先端部134は、分岐した自由端144と、挿入部132の異なる(例えば、対向する)側面に沿って分岐した自由端144の基部から近位に延びる一対の溝146と、を含んでもよい。分岐した自由端144および少なくとも1つの溝146は、そのタインまたはアームの間の分岐した自由端144の基部上に延びるアンカーの内側部分と、溝146の内部およびそれに沿って延びるアンカーの端部とでインプラントシステムのアンカー(例えば、インプラントシステムのテンションアンカーまたはシャトルアンカー)を保持または嵌合するように構成される。インプラントホルダー先端部134は、インプラントホルダー先端部134が堅く、それによって、その上に保持されたアンカーを少なくとも軟組織および/または骨の穴に挿入または通すために利用されるように構成されてもよい。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明するためのものであり、発明を限定することを意図したものではない。本明細書で使用される場合、単数形「a」、「an」および「the」は、文脈上明らかにそうでない場合を除き、複数形も含むことを意図している。さらに、用語「含む(comprise)」(および「comprises」および「comprising」などのcompriseの任意の形態が含まれる)、「有する(have)」(および「has」および「having」などのhaveの任意の形態が含まれる)、「備える(include)」(および「includes」および「including」などのincludeの任意の形態が含まれる)、「含有する(contain)」(および「contains」および「containing」などのcontainの任意の形態が含まれる)は、オープンエンドの連結動詞であることが理解されるであろう。その結果、1つまたは複数のステップまたは要素を「含む(comprises)」、「有する(has)」、「備える(includes)」、または「含有する(contains)」方法またはデバイスは、それらの1つまたは複数のステップまたは要素を保有するが、それらの1つまたは複数のステップまたは要素のみを保有することに限定されるものではない。同様に、1つまたは複数の特徴を「含む(comprises)」、「有する(has)」、「備える(includes)」、または「含有する(contains)」方法のステップまたはデバイスの要素は、それらの1つまたは複数の特徴を保有するが、それらの1つまたは複数の特徴のみを保有することに限定されるものではない。さらに、ある方法で構成されているデバイスや構造物は、少なくともその方法で構成されているが、記載されていない方法で構成されている場合もある。
本発明について、好ましい実施形態を参照して説明した。本明細書に記載されたアーキテクチャおよび動作の実施形態は、同じ一般的な特徴、特性、および一般的なシステム動作を提供するための複数の可能な構成の例示であることが理解されるであろう。このような場合、前述の詳細な説明を読んで理解することにより、他のへの修正および変更も可能となるであろう。本発明は、そのようなすべての修正および変更を含むものとして解釈されることを意図している。

Claims (48)

  1. ハンドル部と、
    挿入部と先端部とを含むインサーター部と、
    内側端コンポーネントと遠位端コンポーネントとを含むガイド部であって、前記ハンドル部の遠位端部分から前記インサーター部の骨係合端部まで延びるガイド部と、
    前記ハンドル部の前記遠位端から前記インサーター部の前記骨係合端部まで前記インサーター部を通って延びる通路と、
    前記ハンドル部および前記ガイド部の外面から前記通路まで延びる穴と、
    を備え、
    前記ガイド部は、前記ハンドル部、前記インサーター部および前記ガイド部が嵌合したときに、前記インサーター部の前記挿入部と前記先端部とが前記ガイド部の前記遠位端コンポーネントを越えて配置されるように構成される、
    器具。
  2. 前記ガイド部は、ガイドハンドルをさらに含む、
    請求項1に記載の器具。
  3. 前記ハンドル部は、第1連結部を含む、
    請求項1に記載の器具。
  4. 前記ハンドル部は、第2連結部を含む、
    請求項1に記載の器具。
  5. さらに、エンドキャップ部、を含む、
    請求項1に記載の器具。
  6. さらに、前記ハンドル部の近位端から前記ハンドル部の遠位端まで延びる空洞、を含む、
    請求項1に記載の器具。
  7. 前記ハンドル部の第2連結部の遠位端は、開口を含む、
    請求項1に記載の器具。
  8. 前記先端部は、少なくとも1本の歯を含む、
    請求項1に記載の器具。
  9. 前記先端部は、分岐した自由端を含む、
    請求項1に記載の器具。
  10. 前記先端部は、一対のタインと、その間に延びるベース部と、を含む、
    請求項1に記載の器具。
  11. 前記先端部は、分岐した自由端のベース部から近位に延びる一対の溝を含む、
    請求項1に記載の器具。
  12. 前記先端部は、その上にインプラントのアンカーチューブを維持するように構成される、
    請求項1に記載の器具。
  13. さらに、インプラントシステムであって、前記インプラントシステムの第1の柔軟なアンカーチューブまたは第2の柔軟なアンカーチューブが前記先端部に維持されているインプラントシステム、を含む、
    請求項1に記載の器具。
  14. 前記先端部に維持された第1の柔軟なアンカーチューブまたは第2の柔軟なアンカーチューブの1つまたは複数の端部が、前記先端部の前記一対の溝内に延び、その内側部分が一対のタインの間のベース部を越えて延びる、
    請求項11に記載の器具。
  15. ハンドル部と、
    挿入部と先端部とを含むインサーター部と、
    内側端コンポーネントと遠位端コンポーネントとを含むガイド部であって、前記ハンドル部の遠位端部分から前記インサーター部の骨係合端部まで延びるガイド部と、
    前記ハンドル部の前記遠位端から前記インサーター部の前記骨係合端部まで前記インサーター部を通って延びる通路と、
    前記ハンドル部と前記ガイド部との外面から前記通路に延びる穴と、
    を備える器具であって、
    前記ハンドル部と前記インサーター部と前記ガイド部とが嵌合したときに、前記インサーター部の前記挿入部と前記先端部とが前記ガイド部の前記遠位端コンポーネントを越えて配置されるよう、前記ガイド部が構成される器具と、
    1つまたは複数のスーチャーと、
    を備える、
    骨および/または組織接合インプラントシステム。
  16. 前記ガイド部は、ガイドハンドルをさらに含む、
    請求項15に記載の骨および/または組織接合インプラントシステム。
  17. 前記ハンドル部は、第1連結部を含む、
    請求項15に記載の骨および/または組織接合インプラントシステム。
  18. 前記ハンドル部は、第2連結部を含む、
    請求項15に記載の骨および/または組織接合インプラントシステム。
  19. さらに、エンドキャップ部、を含む、
    請求項15に記載の骨および/または組織接合インプラントシステム。
  20. さらに、前記ハンドル部の近位端から前記ハンドル部の遠位端まで延びる空洞、を含む
    請求項15に記載の骨および/または組織接合インプラントシステム。
  21. 前記ハンドル部の第2連結部の遠位端は、開口を含む、
    請求項15に記載の骨および/または組織接合インプラントシステム。
  22. 前記先端部は、少なくとも1本の歯を含む、
    請求項15に記載の骨および/または組織接合インプラントシステム。
  23. 前記先端部は、分岐した自由端を含む、
    請求項15に記載の骨および/または組織接合インプラントシステム。
  24. 前記先端部は、一対のタインと、その間に延びるベース部と、を含む、
    請求項15に記載の骨および/または組織接合インプラントシステム。
  25. 前記先端部は、分岐した自由端のベース部から近位に延びる一対の溝を含む、
    請求項15に記載の骨および/または組織接合インプラントシステム。
  26. 前記先端部は、その上にインプラントのアンカーチューブを維持するように構成される、
    請求項15に記載の骨および/または組織接合インプラントシステム。
  27. さらに、インプラントシステムであって、前記インプラントシステムの第1の柔軟なアンカーチューブまたは第2の柔軟なアンカーチューブが前記先端部に維持されているインプラントシステム、を含む、
    請求項15に記載の骨および/または組織接合インプラントシステム。
  28. 前記先端部に維持された第1の柔軟なアンカーチューブまたは第2の柔軟なアンカーチューブの1つまたは複数の端部が、前記先端部の前記一対の溝内に延び、その内側部分が一対のタインの間のベース部を越えて延びる、
    請求項25に記載の骨および/または組織接合インプラントシステム。
  29. 器具を使用して骨および/または組織接合インプラントシステムを展開する方法であって、
    器具を提供することと、
    第1の骨または組織セグメントの少なくとも一部に第1のアンカーチューブを通すことと、
    第2の骨または組織セグメントの第1の部分に少なくとも1つのスーチャーの第1端部を通すことと、
    第2の骨または組織セグメントの第2の部分に少なくとも1つのスーチャーの第2端部を通すことと、
    を含み、
    前記器具は、
    ハンドル部と、
    挿入部と先端部とを含むインサーター部と、
    内側端コンポーネントと遠位端コンポーネントとを含むガイド部であって、前記ハンドル部の遠位端部分から前記インサーター部の骨係合端部まで延びるガイド部と、
    前記ハンドル部の前記遠位端から前記インサーター部の前記骨係合端部まで前記インサーター部を通って延びる通路と、
    前記ハンドル部と前記ガイド部との外面から前記通路に延びる穴と、
    を備え、
    前記ハンドル部と前記インサーター部と前記ガイド部とが嵌合したときに、前記インサーター部の前記挿入部と前記先端部とが前記ガイド部の前記遠位端コンポーネントを越えて配置されるよう、前記ガイド部が構成される、
    方法。
  30. さらに、
    前記少なくとも1つのスーチャーの前記第1端部および前記第2端部に分岐方向に張力をかけて、前記第1の骨または組織セグメントに対して前記第1のアンカーチューブを固定して前記第1のアンカーチューブを変形させることと、前記第1の骨または組織セグメントと前記第2の骨または組織セグメントを一緒に引き寄せることと、
    を含む、
    請求項29に記載の方法。
  31. さらに、
    前記少なくとも1つのスーチャーの前記第1端部および前記第2端部に結び目を作り、前記第1の骨または組織セグメントと前記第2の骨または組織セグメントとの関係を固定すること、
    を含む、
    請求項30に記載の方法。
  32. 前記第1のアンカーチューブを前記第1の骨または組織セグメントの少なくとも一部に通すことは、前記第1のアンカーチューブをその皮質を超えて前記第1の骨セグメントに部分的に通すことを含む、
    請求項29に記載の方法。
  33. 前記少なくとも1つのスーチャーの前記第1端部を前記第2の骨または組織セグメントの前記第1の部分に通すことは、前記少なくとも1つのスーチャーの前記第1端部に結合した器具を前記第2の骨または組織セグメントの前記第1の部分に通すことを含み、前記少なくとも1つのスーチャーの前記第2端部を前記第2の骨または組織セグメントの前記第2の部分に通すことは、前記少なくとも1つのスーチャーの前記第2端部に結合した器具を前記第2の骨または組織セグメントの前記第2の部分に通すことを含む、
    請求項29に記載の方法。
  34. 前記少なくとも1つのスーチャーの前記第1端部を前記第2の骨または組織セグメントの前記第1の部分に通すことは、前記第1の骨または組織セグメントに隣接する前記第2の骨または組織セグメントの第1の表面から前記第1の骨または組織セグメントから遠位にある前記第2の骨または組織セグメントの第2の表面に、前記少なくとも1つのスーチャーの前記第1端部を前記第2の骨または組織セグメントの前記第1の部分に最初に通すことを含み、前記少なくとも1つのスーチャーの前記第2端部を前記第2の骨または組織セグメントの前記第2の部分に通すことは、前記第2の骨または組織セグメントの前記第1の表面から前記第2の表面に、前記少なくとも1つのスーチャーの前記第2端部を前記第2の骨または組織セグメントの前記第2の部分に最初に通すことを含む、
    請求項29に記載の方法。
  35. 前記第1の骨または組織セグメントが基節骨を含み、前記第2の骨または組織セグメントが底側靱帯を含む、
    請求項29に記載の方法。
  36. 前記ガイド部は、ガイドハンドルをさらに含む、
    請求項29に記載の方法。
  37. 前記ハンドル部は、第1連結部を含む、
    請求項29に記載の方法。
  38. 前記ハンドル部は、第2連結部を含む、
    請求項29に記載の方法。
  39. さらに、エンドキャップ部、を含む、
    請求項29に記載の方法。
  40. さらに、前記ハンドル部の近位端から前記ハンドル部の遠位端まで延びる空洞、を含む、
    請求項29に記載の方法。
  41. 前記ハンドル部の第2連結部の遠位端は、開口を含む、
    請求項29に記載の方法。
  42. 前記先端部は、少なくとも1本の歯を含む、
    請求項29に記載の方法。
  43. 前記先端部は、分岐した自由端を含む、
    請求項29に記載の方法。
  44. 前記先端部は、一対のタインと、その間に延びるベース部と、を含む、
    請求項29に記載の方法。
  45. 前記先端部は、分岐した自由端のベース部から近位に延びる一対の溝を含む、
    請求項29に記載の方法。
  46. 前記先端部は、その上にインプラントのアンカーチューブを維持するように構成される、
    請求項29に記載の方法。
  47. さらに
    インプラントシステムであって、前記インプラントシステムの第1の柔軟なアンカーチューブまたは第2の柔軟なアンカーチューブが前記先端部に維持されているインプラントシステム、を含む、
    請求項29に記載の方法。
  48. 前記先端部に保持された第1の柔軟なアンカーチューブまたは第2の柔軟なアンカーチューブの1つまたは複数の端部が、前記先端部の一対の溝内に延びる、
    請求項45に記載の方法。
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