JP2023528106A - データ送信方法及び装置、データ受信方法及び装置 - Google Patents

データ送信方法及び装置、データ受信方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023528106A
JP2023528106A JP2022526821A JP2022526821A JP2023528106A JP 2023528106 A JP2023528106 A JP 2023528106A JP 2022526821 A JP2022526821 A JP 2022526821A JP 2022526821 A JP2022526821 A JP 2022526821A JP 2023528106 A JP2023528106 A JP 2023528106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sta
mld
time
data
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022526821A
Other languages
English (en)
Inventor
ルー,リウミン
ユアン,リーチュアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZTE Corp
Original Assignee
ZTE Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ZTE Corp filed Critical ZTE Corp
Publication of JP2023528106A publication Critical patent/JP2023528106A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0808Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA]
    • H04W74/0816Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA] with collision avoidance
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0453Resources in frequency domain, e.g. a carrier in FDMA
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • H04W72/541Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using the level of interference
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • H04W72/542Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using measured or perceived quality
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/15Setup of multiple wireless link connections

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

本発明の実施例は、データ送信方法及び装置、データ受信方法及び装置を提供し、データ送信方法は、指示送信メッセージを第2のSTAに送信するステップであって、指示送信メッセージは、第1のSTAが予め取得された第1の伝送機会TXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するように準備することを指示し、第2のSTAは、第2のMLDに付属するステップと、第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて以下の操作を実行するステップであって、第1のTXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するか、又はデータユニットの第2のSTAへの送信を停止し、第3のSTAは、第1のMLDに付属するステップと、を含む。【選択図】図5

Description

本発明の実施例は、通信の分野に関し、具体的には、データ送信方法及び装置、データ受信方法及び装置に関する。
次世代無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Fidelity、WIFI)標準では、柔軟なマルチリンク(Multi-link)操作及び通信技術が提案され、図1は、関連技術に係るマルチリンクデバイスのデータ伝送の概略図であり、図1に示すように、マルチリンクデバイス(Multi-link Device、MLD)は、複数の付属サイト(Station、STA)を有し、MLDにおいて、付属サイトがいずれも無線アクセスポイント(Access Point、AP)であるMLDは、APマルチリンクデバイス(AP MLD)であり、付属サイトがいずれも非アクセスポイント(non-AP)であるMLDは、非APマルチリンクデバイス(non-AP MLD)である。図1に示すようなnon-AP MLDにおけるSTAは、それぞれAP MLDにおける対応するAPに関連付けることができ、STA及び関連付けられるAPで構成されたリンク(Link)は、自身に対応する通信チャネルを有することができる。
上記WIFIマルチリンク操作において、同時送受信(Synchronous Transmit Receive、STR)とは、同一MLDの2つのリンク上で同一時間にそれぞれ送受信を行うことができることを指し、上記状況で、MLDにおける通信チャネル間のアイソレーションが低いと、MLDデバイス内の共存干渉(In Device Coexistence、IDC)を引き起こしやすい。上記共存干渉現象の発生を回避するために、一部のMLDは、2つのリンクの同時送受信をサポートせず、該MLDがnon-STR MLDとして定義されてもよく、すなわちSTRをサポートしないMLDである。
non-STR MLDに対して、MLDの2つのリンク上で同時にデータ送受信を行うことにより共存干渉を形成して、さらにデバイスの通信に深刻な影響を与えることを回避するために、マルチリンク操作を行う場合にSTR現象の発生を回避すべきである。図2は、関連技術に係るnon-STRによって制約されるマルチリンクデバイスのデータ伝送の概略図であり、図2に示すように、non-STRによって制約されるMLDは、データ伝送を行う過程において、2つのリンクの同時送受信をサポートすることができない。関連技術において、現在、送信要求(Request To Send、RTS)メカニズム又は送信許可(Clear to send、CTS)メカニズムにより上記non-STR MLDにおけるSTR現象の発生を回避することが多いが、上記メカニズムには、いずれも占有された通信リソースが多すぎ、通信効率が高くないという問題があり、さらにSTR現象の発生を効果的に回避することができない。
上記関連技術におけるnon-STR MLDがマルチリンク動作時にSTR現象の発生を効果的に回避できないという問題に対して、関連技術において効果的な解決手段は、まだ提案されていない。
本発明の実施例は、少なくとも関連技術におけるnon-STR MLDがマルチリンク動作時にSTR現象の発生を効果的に回避できないという問題を解決するために、データ送信方法及び装置、データ受信方法及び装置を提供する。
本発明の一実施例によれば、第1のSTAに適用され、前記第1のSTAが第1のMLDに付属するデータ送信方法が提供され、前記方法は、
指示送信メッセージを第2のSTAに送信するステップであって、前記指示送信メッセージは、前記第1のSTAが予め取得された第1の伝送機会TXOPにおいてデータユニットを前記第2のSTAに送信するように準備することを指示し、前記第2のSTAは、第2のMLDに付属するステップと、
第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて、前記第1のTXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するか、又はデータユニットの第2のSTAへの送信を停止する操作を実行するステップと、を含み、前記第3のSTAは、前記第1のMLDに付属する。
本発明の別の実施例によれば、さらに、第2のSTAに適用され、前記第2のSTAが第2のMLDに付属するデータ受信方法が提供され、前記方法は、
第1のSTAから送信された指示送信メッセージを受信するステップであって、前記指示送信メッセージは、前記第1のSTAが予め取得された第1のTXOPにおいてデータを前記第2のSTAに送信するように準備することを指示し、前記第1のSTAは、第1のMLDに付属するステップと、
第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて前記第1のTXOPにおいて前記第1のSTAが送信したデータユニットを受信するステップであって、前記第3のSTAは、前記第1のMLDに付属するステップと、を含む。
本発明の別の実施例によれば、さらに、第1のSTAに適用され、前記第1のSTAが第1のMLDに付属するデータ送信装置が提供され、前記装置は、
指示送信メッセージを第2のSTAに送信するように構成される第1の送信モジュールであって、前記指示送信メッセージは、前記第1のSTAが予め取得された第1の伝送機会TXOPにおいてデータユニットを前記第2のSTAに送信するように準備することを指示し、前記第2のSTAは、第2のMLDに付属する第1の送信モジュールと、
第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて、前記第1のTXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するか、又はデータユニットの第2のSTAへの送信を停止する操作を実行するように構成される第2の送信モジュールと、を含み、前記第3のSTAは、前記第1のMLDに付属する。
本発明の別の実施例によれば、さらに、第2のSTAに適用され、前記第2のSTAが第2のMLDに付属するデータ受信装置が提供され、前記装置は、
第1のSTAから送信された指示送信メッセージを受信するように構成される第1の受信モジュールであって、前記指示送信メッセージは、前記第1のSTAが予め取得された第1のTXOPにおいてデータを前記第2のSTAに送信するように準備することを指示し、前記第1のSTAは、第1のMLDに付属する第1の受信モジュールと、
第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて前記第1のTXOPにおいて前記第1のSTAが送信したデータユニットを受信するように構成される第2の受信モジュールであって、前記第3のSTAは、前記第1のMLDに付属する第2の受信モジュールと、を含む。
本発明の別の実施例によれば、さらに、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供され、前記コンピュータプログラムは、実行される場合に上記いずれかの方法の実施例におけるステップを実行するように構成される。
本発明の別の実施例によれば、さらに、コンピュータプログラムが記憶されているメモリと、前記コンピュータプログラムを実行して上記いずれかの方法の実施例におけるステップを実行するように構成されるプロセッサとを含む、電子装置が提供される。
関連技術に係るマルチリンクデバイスのデータ伝送の概略図である。 関連技術に係るnon-STRによって制約されるマルチリンクデバイスのデータ伝送の概略図である。 本発明の実施例に係るデータ伝送のアーキテクチャ概略図である。 本発明の実施例におけるデータ送信方法を実施する移動端末のハードウェア構成のブロック図である。 本発明の実施例に係るデータ送信方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係る指示送信メッセージのフレーム構成の概略図である。 本発明の例示的な実施例に係るデータ伝送シーンの概略図(その1)である。 本発明の例示的な実施例に係るデータ伝送シーンの概略図(その2)である。 本発明の例示的な実施例に係るデータ伝送シーンの概略図(その3)である。 本発明の例示的な実施例に係るデータ伝送シーンの概略図(その4)である。 本発明の実施例に係るデータ受信方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係るデータ送信装置のブロック構成図である。 本発明の実施例に係るデータ受信装置のブロック構成図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら実施例を挙げて詳細に説明する。
なお、本発明の明細書、特許請求の範囲及び上記図面における「第1」、「第2」などの用語は、特定の順序又は前後順を記述するために使用されるのではなく、類似の対象を区別するために用いられるものである。
本発明の実施例におけるデータ送信方法及び装置、データ受信方法及び装置の動作方式をさらに説明するために、以下、本発明の実施例におけるデータ送信方法及び装置、データ受信方法及び装置の適用シーンを説明する。
本発明の実施例は、複数のMLDの間に適用してデータ伝送を行うことができ、図3は、本発明の実施例に係るデータ伝送のアーキテクチャ概略図であり、図3に示すように、本発明の実施例のシステムアーキテクチャは、少なくとも1つのネットワークデバイス101及び複数の通信デバイス110、通信デバイス120、通信デバイス130を含む。上記通信デバイス110、通信デバイス120、通信デバイス130は、いずれもMLDであってもよい。通信デバイス110、通信デバイス120、通信デバイス130のうちの任意の2つの通信デバイスの間にデータ伝送を行うことができるために、ネットワークデバイス101は、通信デバイス110、通信デバイス120及び通信デバイス130にネットワークサービスを提供するように構成され、上記通信デバイス110、通信デバイス120、通信デバイス130のうちの任意の2つのデータ伝送を行う通信デバイスのうちの任意の1つがnon-STRによって制約されるMLDである場合、該データ伝送過程における送信側と受信側は、本発明の実施例における第1のMLDと第2のMLDを構成することができる。
本発明の実施例に係るデータ送信方法の実施例は、MLDにおける任意のSTA、例えば、移動端末、コンピュータ端末又は類似の演算装置において実行することができる。移動端末上で動作することを例とし、図4は、本発明の実施例におけるデータ送信方法を実施する移動端末のハードウェア構成のブロック図であり、図4に示すように、移動端末は、1つ又は複数(図1に1つのみを示す)のプロセッサ102(プロセッサ102は、マイクロプロセッサMCU又はプログラマブルロジックデバイスFPGAなどの処理装置を含むが、これらに限定されない)及びデータを記憶するように構成されるメモリ104を含み、上記移動端末は、さらに、通信機能を果たすように構成される伝送装置106及び入出力装置108を含んでもよい。当業者であれば理解できるように、図4に示すような構造は、概略的なものであり、上記移動端末の構造を限定するものではない。例えば、移動端末は、さらに、図4に示されるより多いか又はより少ないコンポーネントを含むか、又は図4に示されるものと異なる構成を有することができる。
メモリ104は、アプリケーションソフトウェアのソフトウェアプログラム及びモジュール、例えば、本発明の実施例におけるデータ送信方法に対応するコンピュータプログラムを記憶するように構成されてもよく、プロセッサ102は、メモリ104内に記憶されるコンピュータプログラムを実行することにより、様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、つまり上記方法を実現する。メモリ104は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、さらに、例えば、1つ又は複数の磁気記憶装置、フラッシュメモリ、又は他の不揮発性固体メモリなどの不揮発性メモリを含んでもよい。いくつかの実施例において、メモリ104は、プロセッサ102に対して遠隔的に設置されるメモリをさらに含んでもよく、これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して移動端末に接続され得る。上記ネットワークの例は、インターネット、企業イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク及びそれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。
送信装置106は、1つのネットワークを介してデータを送受信するように構成される。上記ネットワークの具体例は、移動端末の通信事業者が提供する無線ネットワークを含んでもよい。一実施例において、伝送装置106は、基地局により他のネットワークデバイスに接続されてインターネットと通信することができるネットワークアダプタ(Network Interface Controller、NIC)を含む。一実施例において、伝送装置106は、無線方式によりインターネットと通信するように構成される無線周波数(Radio Frequency、RFと略称される)モジュールであってもよい。
以下、本発明の実施例におけるデータ送信方法及び装置、データ受信方法及び装置の動作方式を説明する。
本発明の一実施例によれば、第1のサイトSTAに適用され、第1のSTAが第1のMLDに付属するデータ送信方法が提供され、図5は、本発明の実施例に係るデータ送信方法のフローチャートであり、図5に示すように、本実施例におけるデータ送信方法は、以下のステップS102~S104を含む。
S102では、第1のSTAは、指示送信メッセージを第2のSTAに送信し、指示送信メッセージは、第1のSTAが予め取得された第1の伝送機会TXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するように準備することを指示し、第2のSTAは、第2のMLDに付属し、
S104では、第1のSTAは、第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて以下の操作を実行する。第1のTXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するか、又はデータユニットの第2のSTAへの送信を停止し、第3のSTAは、第1のMLDに付属する。
なお、本発明の実施例における第1のSTAは、第3のSTAと同様に、第1のMLDに付属し、第1のSTAは、第1のMLDにおける予めデータ伝送を行うSTAを指示し、第3のSTAは、1つ又は複数であってもよく、第3のSTAは、第1のMLDにおける第1のSTA以外のSTAを指示する。同様に、本発明の実施例における第2のSTAは、第4のSTAと同様に、第2のMLDに付属し、第2のSTAは、第2のMLDにおける予めデータ伝送を行うSTAを指示し、第4のSTAは、1つ又は複数であってもよく、第4のSTAは、第2のMLDにおける第2のSTA以外のSTAを指示する。
なお、上記第1のMLDと第2のMLDのうちの少なくとも1つがnon-STR MLDであり、すなわち、第1のMLDがSTRをサポートするMLDで、かつ第2のMLDがnon-STR MLDであってもよく、第1のMLDがnon-STR MLDで、かつ第2のMLDがSTRをサポートするMLDであってもよく、第1のMLDと第2のMLDがいずれもnon-STR MLDであってもよく、本発明の実施例は、これに限定されない。
本発明の実施例により、第1のMLDに付属する第1のSTAは、指示送信メッセージを第2のMLDに付属する第2のSTAに送信して、前記第1のSTAが予め取得された第1の伝送機会(Transmit Opportunity、TXOP)内にデータユニットを前記第2のSTAに送信するように準備することを指示し、さらに、第1のSTAは、同様に第1のMLDに付属する第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて以下の操作を実行することができる。第1のTXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するか、又はデータユニットの第2のSTAへの送信を停止する。したがって、本発明の実施例は、関連技術におけるnon-STR MLDがマルチリンク動作時にSTR現象の発生を効果的に回避できないという問題を解決することにより、第1のMLDと第2のMLDとの間にデータ伝送を行う場合にSTR現象の発生を回避する効果を達成することができる。
本発明の実施例において、第1のSTAは、予め競合して第1のTXOPを取得することにより、第2のSTAにデータを伝送することができる。第1のTXOPを取得した後、第1のSTAは、データユニットを第2のSTAに送信する前に、指示送信メッセージを第2のSTAに送信することにより、第1のSTAと第2のSTAが第1のTXOPにおいてデータユニットの伝送を行うことを指示し、第2のSTAが付属する第2のMLDは、上記指示送信メッセージの内容に基づいて第2のMLDにおける残りの付属するSTAを制御することができ、好ましい一実施例において、第1のSTAは、指示送信メッセージを第2のSTAに送信した後、第2のSTAにより該指示送信メッセージを第2のMLDの管理エンティティに伝送して、第2のMLDの管理エンティティが指示送信メッセージに基づいて所定の期間内にデータユニットの第1のSTA及び/又は第3のSTAへの送信を停止するように第4のSTAを指示し、第4のSTAは、第2のMLDに付属し、所定の期間は、第1のTXOPの時間に対応する期間を指示する。
これにより、第1のSTAは、データユニットを第2のSTAに送信する前に、第1のMLDにおける残りのSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて第1のTXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するか否かを判断するか、又はデータユニットの第2のSTAへの送信を停止するように選択し、一例において、第1のMLDにおける残りのSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信しない状況で、第1のSTAは、第1のTXOPにおいてデータを第2のSTAに送信し、第1のMLDにおける残りのSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況で、第1のSTAは、データユニットの第2のSTAへの送信を停止する。これにより、第1のMLDと第2のMLDとの間のSTRの生成を回避するために、第1のSTAが第1のTXOPにおいてデータを第2のSTAに送信する過程において、第1のMLDと第2のMLDとの間の他のリンクにデータ伝送がないことを確保することができる。
好ましい一実施例において、第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて上記第1のSTAが以下の操作を実行するステップであって、第1のTXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するか、又はデータユニットの第2のSTAへの送信を停止するステップは、
第1のMLDが同時送受信をサポートしないnon-STR MLDであり、第2のMLDがSTRをサポートするMLDであり、かつ第3のSTAが、フレーム間隔時間内にターゲットアドレスが第3のSTAであるデータユニット又は指示送信メッセージを受信しない場合、第1のSTAが第1のTXOPにおいてデータを第2のSTAに送信するステップ、又は、
第1のMLDがSTRをサポートするMLDであり、第2のMLDがnon-STR MLDであり、かつ第3のSTAがフレーム間隔時間内に第4のSTAから送信されたデータユニット又は指示送信メッセージを受信しない場合、第1のSTAが第1のTXOPにおいてデータを第2のSTAに送信するステップであって、第4のSTAは、第2のMLDに付属するステップ、又は、
第1のMLDが同時送受信をサポートしないnon-STR MLDであり、第2のMLDがnon-STR MLDであり、かつ以下の条件を満たす場合、第1のSTAが第1のTXOPにおいてデータを第2のSTAに送信するステップであって、
第3のSTAが、フレーム間隔時間内にターゲットアドレスが第3のSTAであるデータユニット又は指示送信メッセージを受信せず、第3のSTAがフレーム間隔時間内に第4のSTAから送信されたデータユニット又は指示送信メッセージ受信しないステップを含む。
好ましい一実施例において、第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて以下の操作を実行するステップであって、第1のTXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するか、又はデータユニットの第2のSTAへの送信を停止するステップは、
第1のMLDがnon-STR MLDであり、かつ第3のSTAがフレーム間隔時間内にターゲットアドレスが第3のSTAであるデータユニット又は指示送信メッセージを受信した場合、第1のSTAがデータユニットの第2のSTAへの送信を停止し、及び/又は、第3のSTAが確認ACKフレームを返信した後、第1のSTAが指示送信メッセージを第2のSTAに再送信するステップ、又は、
第2のMLDがnon-STR MLDであり、かつ第3のSTAがフレーム間隔時間内に第4のSTAから送信されたデータユニット又は指示送信メッセージを受信した場合、第1のSTAがデータユニットの第2のSTAへの送信を停止し、及び/又は、第3のSTAが確認ACKフレームを返信した後、第1のSTAが指示送信メッセージを第2のSTAに再送信するステップをさらに含む。
なお、上記所定のフレーム間隔時間内に、第3のSTAは、さらに第2のMLD以外のMLD、例えば、第3のMLDにおけるSTAから送信されたデータユニット又は指示送信メッセージを受信する可能性があり、上記状況で、第1のSTAは、第1のTXOPにおいて第2のSTAにデータユニットを送信することができ、STRを生成することもない。
好ましい一実施例において、第2のMLDの管理エンティティが指示送信メッセージに基づいて所定の期間内にデータユニットの第1のSTA及び/又は第3のSTAへの送信を停止するように第4のSTAを指示する過程において、例えば、第4のSTAが第2のTXOPにおいてデータユニットを第1のSTA及び/又は第3のSTAに送信している場合、第2のMLDの管理エンティティは、以下の操作を実行するように第4のSTAを指示し、
現在のデータユニットを第1のSTA及び/又は第3のSTAに送信し、第1のSTA及び/又は第3のSTAがデータユニットに基づいて返信した確認BAフレームを受信し、
第2のTXOPが終了していない場合、第1のTXOPが終了するまでデータの第1のSTA及び/又は第3のSTAへの送信を停止するか、又は所定のアイドル時間内にデータの第1のSTA及び/又は第3のSTAへの送信を停止し、アイドル時間は、第4のSTAが送信しているデータにおけるSIFS時間以上である。
指示送信メッセージが、第1のSTAが第1のTXOPにおいてデータを第2のSTAに送信するように準備することを指示することを可能にし、同時に指示送信メッセージの占有する通信リソースを制御するために、指示送信メッセージは、
第1のSTAのメディアアクセス制御層(Media Access Control Address、MAC)アドレス、第2のSTAのMACアドレス、指示送信メッセージのフレームタイプ、第1のTXOP時間、フレームチェックシーケンス、及び第1のMLDのSTR指示情報のうちの少なくとも1つを含み、
第1のMLDのSTR指示情報は、第1のMLDがSTRをサポートするMLDであるか否かを指示する。
図6は、本発明の実施例に係る指示送信メッセージのフレーム構成の概略図であり、図6に示すように、指示送信メッセージは、Typeフィールド、フレーム制御、時間、送信アドレス、受信アドレス、フレームチェックシーケンスで構成されてもよく、なお、図6に示すような指示送信メッセージのフレーム構成において、指示送信メッセージのフレームタイプがTypeに搬送され、時間が第1のTXOP時間を指示し、送信アドレスが第1のSTAのMACアドレスを指示し、受信アドレスが第2のSTAのMACアドレスを指示する。上記第1のMLDのSTR指示情報、又は他の搬送する必要がある情報は、図6に示すようなフレーム構成で拡張することができ、本発明の実施例は、ここでは繰り返し説明を省略する。
好ましい一実施例において、上記第1のTXOP時間は、
第1のSTAが指示送信メッセージを第2のSTAに送信する時間、短フレームのフレーム間隔SF-IFS時間、第1のSTAがデータユニットを第2のSTAに送信する時間、第1のSTAから送信されたデータユニット後の短フレーム間隔SIFS時間、及びデータパケットの送受信状況を指示する確認ACKパケットの送信時間のうちの少なくとも1つを含み、
SF-IFS時間は、フレーム間隔時間を指示する。
一例において、上記第1のTXOP時間は、すなわち上記第1のSTAが指示送信メッセージを第2のSTAに送信する時間、短フレームのフレーム間隔SF-IFS時間、第1のSTAがデータユニットを第2のSTAに送信する時間、第1のSTAから送信されたデータユニット後の短フレーム間隔SIFS時間、及びデータパケットの送受信状況を指示する確認ACKパケットの送信時間という5つの対象の和である。
好ましい一実施例において、上記SF-IFS時間は、
指示送信メッセージの許容される最も遠い間隔の2つのSTAの間の送信時間、及びMLDの指示送信メッセージに対する処理時間という対象に基づいて決定される。
一例において、上記SF-IFS時間は、指示送信メッセージの許容される最も遠い間隔の2つのSTAの間の送信時間の2倍と、MLD(例えば、第2のMLD)の指示送信メッセージに対する処理時間との和により決定されてもよい。
好ましい一実施例において、指示送信メッセージを第2のSTAに送信するステップは、
変調次数が所定の変調次数閾値以下である変調符号化方式MCSにより指示送信メッセージを第2のSTAに送信するステップ、及び/又は、
耐干渉性が所定の耐干渉閾値以上であり、及び/又は信号対雑音比SNRが所定のSNR閾値以上であるサブキャリア帯域により指示送信メッセージを第2のSTAに送信するステップを含む。
上記好ましい実施例に記載の技術的解決手段によれば、指示送信メッセージの送信過程のロバスト性を保証することにより、その伝送中にフレームロスが発生することを回避することができる。
以下、複数の例示的な実施例により、本発明の実施例におけるデータ送信方法をさらに説明する。
(例示的な実施例1)
本例示的な実施例において、送信側のMLD2は、non-STR MLDであり、受信側のMLD1は、STRをサポートするMLD1であり、図7は、本発明の例示的な実施例に係るデータ伝送シーンの概略図(その1)であり、図7に示すように、本例示的な実施例に示されるシーンでのデータ伝送の過程は、具体的には、以下のとおりである。
MLD2のSTA1がTXOPを取得する場合、MLD2におけるSTA1とnon-STR制約がある他のSTA(例えば、STA2)がいずれもターゲットアドレスが自身であるデータ又は指示送信短フレーム又はCTSフレームを受信しないと、データをMLD1における対応するSTA(STA3とする)に送信するように準備し、MLD2に同時送受信STRが発生することを回避するために、先に指示送信短フレーム(notice-to-send Short Frame)すなわち本発明の実施例における指示送信メッセージをSTA3に送信する必要があり、STA3にデータを送信することをMLD1に通知し、STA1が取得したTXOP送信時間を指示する。
STA3がSTA1から送信された指示送信短フレームを受信した後、MLD1における他のSTA(例えば、STA4)が、MLD2における「STA1-STA3」リンクとnon-STR制約があるSTA(例えば、STA2)にデータを送信しないと、MLD1は、STA4に次のTXOP時刻にデータをSTA2に送信しないように指示し、具体的な方法は、STA3がMLD1の管理エンティティに「STA3に対応するリンク(LINK)のSTA1がデータを送信する」ことを通知することにより、MLD1の管理エンティティが、STA1がnon-STR MLDに属することを知ると、STA4に関連操作を行うように指示するステップと、STA4がMLD2のSTA2にデータを送信している場合、A-MPDUを送信完了し、STA2のBAを受信した後、STA4のTXOPにおいてあると、STA1の送信TXOPが終了するまでデータのSTA2への送信を停止するか、又はMLD2のSTA2にデータを送信することができるまでxIFS間隔より長いアイドル時間を待つ必要があるステップと、を含んでもよい。
上記xIFS間隔は、本来受信したBA確認フレームの末端とA-MPDUフレームの送信開始との間のフレーム間隔、すなわちSTA4がSTA2に送信しているデータのSIFS時間を指示する。
MLD2が指示送信短フレームを送信完了した後のSF-IFS時間間隔内に、MLD2におけるSTA1とnon-STR制約がある他のSTA(例えば、STA2)が、それ自身に送信されたデータを受信しないと、STA1は、STA3にデータ(A-MPDU)を送信し、TXOP内の続く時間内にSTA1がSTA3にデータを送信すると、指示送信短フレームを送信する必要がなく、TXOP内の続く時間内にSTAが他のMLDのSTAにデータを送信すると、先に指示送信短フレームを、対応するターゲットサイトに送信する必要がある。
MLD2が指示送信短フレームを送信完了した後のSF-IFS時間間隔内に、MLD2におけるSTA1とnon-STR制約がある他のSTA(例えば、STA2)が、ターゲットアドレスがそれ自身であるデータ又は指示送信短フレーム又はCTSフレームを受信すると、STA2がBAフレームを送信完了するまで、STA1はSTA3へのデータ(A-MPDU)の送信を停止する。図8は、本発明の例示的な実施例に係るデータ伝送シーンの概略図(その2)であり、図8に示すように、STA2がBAフレームを送信完了した後、STA1は、指示送信短フレームを送信する。
(例示的な実施例2)
本例示的な実施例において、送信側のMLDは、STRをサポートするMLD2であり、受信側のMLDは、non-STRを有するMLDであり、図9は、本発明の例示的な実施例に係るデータ伝送シーンの概略図(その3)であり、図9に示すように、本例示的な実施例に示されるシーンでのデータ伝送の過程は、具体的には、以下のとおりである。
MLD2のSTA1がTXOPを取得する場合、non-STRを有するMLDにおける対応するSTA(STA3とする)にデータを送信するように準備し、MLD1にSTRが発生することを回避するために、先に指示送信短フレームをSTA3に送信する必要があり、STA3にデータを送信することをMLD1に通知し、STA1が取得したTXOP送信時間を指示する。
STA3がSTA1から送信された指示送信短フレームを受信した後、MLD1における「STA1-STA3」リンクとnon-STR制約がある1つ又は複数のSTA(例えば、STA4)が他のSTA(MLD2におけるSTA2を含む)にデータを送信しないと、MLD1は、STA4に次のTXOP時刻にデータを送信しないように指示し、具体的な方法は、STA3がMLD1の管理エンティティに「STA3に対応するリンク(LINK)のSTA1がデータを送信する」ことを通知することにより、MLD1の管理エンティティがSTA4に関連操作を行うように指示するステップと、STA4が他のSTAにデータを送信している場合、A-MPDUを送信完了し、BAを受信した後、STA4の送信TXOPにおいてあると、STA1の送信TXOPが終了するまでデータの他のSTAへの送信を停止するか、又は他のSTAにデータを送信することができるまでxIFS間隔より長いアイドル時間を待つ必要があるステップと、を含んでもよく、上記xIFS間隔は、本来受信したBA確認フレームの末端とA-MPDUフレームの送信開始との間のフレーム間隔、すなわちSTA4が他のSTAに送信しているデータのSIFS時間を指示する。
MLD2が指示送信短フレームを送信完了した後のSF-IFS時間間隔内に、MLD2における他のSTA(例えば、STA2)が、STA4からの、それ自身に送信されたデータを受信しないと、STA1は、データ(A-MPDU)をSTA3に送信し、TXOP内の続く時間内にSTA1がデータをSTA3に送信すると、指示送信短フレームを送信する必要がない。
MLD2が指示送信短フレームを送信完了した後のSF-IFS時間間隔内に、STA2がSTA4からの、それ自身に送信されたデータ又は指示送信短フレームを受信すると、STA2がBAフレームを送信完了するまで、STA1はSTA3へのデータ(A-MPDU)の送信を停止する。
(例示的な実施例3)
本例示的な実施例において、送信側のMLDは、non-STR MLDを有し、受信側のMLDは、non-STR MLDを有し、図10は、本発明の例示的な実施例に係るデータ伝送シーンの概略図(その4)であり、図10に示すように、本例示的な実施例に示されるシーンでのデータ伝送の過程は、具体的には、以下のとおりである。
non-STR MLDのSTA(STA1とする)がTXOPを取得する場合、MLD2におけるSTA1とnon-STR制約がある他のSTAがいずれもデータを受信しないと、MLD1における対応するSTA(STA3とする)にデータを送信するように準備し、MLD2にSTRが発生することを回避するために、先に指示送信短フレームをSTA3に送信する必要があり、STA3にデータを送信することをMLD1に通知し、STA1が取得したTXOP送信時間を指示する。
STA3がSTA1から送信された指示送信短フレームを受信した後、MLD1における「STA1-STA3」リンクとnon-STR制約がある1つ又は複数のSTA(例えば、STA4)が他のSTA(MLD2におけるSTA2を含む)にデータを送信しないと、MLD1は、STA4に次のTXOP時刻にデータを送信しないように指示し、具体的な方法は、STA3がMLD1の管理エンティティに「STA3に対応するリンク(LINK)のSTA1がデータを送信する」ことを通知することにより、MLD1の管理エンティティがSTA4に関連操作を行うように指示するステップと、STA4が他のSTAにデータを送信している場合、A-MPDUを送信完了し、BAを受信した後、STA4の送信TXOPにおいてあると、STA1の送信TXOPが終了するまでデータのSTA2への送信を停止するか、又は他のSTAにデータを送信することができるまでxIFS間隔より長いアイドル時間を待つ必要があるステップと、を含んでもよく、上記xIFS間隔は、本来受信したBA確認フレームの末端とA-MPDUフレームの送信開始との間のフレーム間隔、すなわちSTA4が他のSTAに送信しているデータのSIFS時間を指示する。
MLD2が指示送信短フレームを送信完了した後のSF-IFS時間間隔内に、MLD2におけるSTA1とnon-STR制約がある他のSTA(例えば、STA2)が、それ自身に送信されたデータを受信しないと、STA1は、STA3にデータ(A-MPDU)を送信し、TXOP内の続く時間内にSTA1がSTA3にデータを送信すると、指示送信短フレームを送信する必要がなく、TXOP内の続く時間内にSTAが他のMLDのSTAにデータを送信すると、先に指示送信短フレームを、対応するターゲットサイトに送信する必要がある。
MLD2が「指示送信短フレーム」を送信完了した後のSF-IFS時間間隔内に、MLD2におけるSTA1とnon-STR制約がある他のSTA(例えば、STA2)が、それ自身に送信されたデータ又は指示送信短フレームを受信すると、STA2がBAフレームを送信完了するまで、STA1はSTA3へのデータ(A-MPDU)の送信を停止する。
以上の実施形態の説明により、当業者は、上記実施例に係る方法がソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームを組み合わせることにより実現されてもよく、当然ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者が好適な実施形態であることを明確に理解できる。このような理解に基づいて、本発明の技術案の実質又は従来技術に貢献のある部分は、ソフトウェア製品の形態で体現され、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えば、ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、1台の端末機器(携帯電話や、コンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであってもよい)に本発明の各実施例で説明した方法を実行させるいくつかの命令を含む。
本発明の実施例では、さらに、第2のSTAに適用され、第2のSTAが第2のMLDに付属するデータ受信方法が提供され、図11は、本発明の実施例に係るデータ受信方法のフローチャートであり、図11に示すように、本実施例におけるデータ受信方法は、以下のステップS202~S204を含む。
S202では、第2のSTAは、第1のSTAから送信された指示送信メッセージを受信し、指示送信メッセージは、第1のSTAが予め取得された第1のTXOPにおいてデータを第2のSTAに送信するように準備することを指示し、第1のSTAは、第1のMLDに付属し、
S204では、第2のSTAは、第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて第1のTXOPにおいて第1のSTAが送信したデータユニットを受信し、第3のSTAは、第1のMLDに付属する。
好ましい一実施例において、上記ステップS204では、第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて第1のTXOPにおいて第1のSTAが送信したデータユニットを受信するステップは、
第1のMLDが同時送受信をサポートしないnon-STR MLDであり、第2のMLDがSTRをサポートするMLDであり、かつ第3のSTAが、フレーム間隔時間内にターゲットアドレスが第3のSTAであるデータユニット又は指示送信メッセージを受信しない場合、第1のTXOPにおいて第1のSTAが送信したデータユニットを受信するステップ、又は、
第1のMLDがSTRをサポートするMLDであり、第2のMLDがnon-STR MLDであり、かつ第3のSTAがフレーム間隔時間内に第4のSTAから送信されたデータユニット又は指示送信メッセージを受信しない場合、第1のTXOPにおいて第1のSTAが送信したデータユニットを受信するステップであって、第4のSTAは、第2のMLDに付属するステップ、又は、
第1のMLDが同時送受信をサポートしないnon-STR MLDであり、第2のMLDがnon-STR MLDであり、かつ以下の条件を満たす場合、第1のTXOPにおいて第1のSTAが送信したデータユニットを受信するステップであって、
第3のSTAが、フレーム間隔時間内にターゲットアドレスが第3のSTAであるデータユニット又は指示送信メッセージを受信せず、第3のSTAがフレーム間隔時間内に第4のSTAから送信されたデータユニット又は指示送信メッセージ受信しないステップを含む。
好ましい一実施例において、指示送信メッセージは、
第1のSTAのメディアアクセス制御層MACアドレス、第2のSTAのMACアドレス、指示送信メッセージのフレームタイプ、第1のTXOP時間、フレームチェックシーケンス、及び第1のMLDのSTR指示情報のうちの少なくとも1つを含み、
第1のMLDのSTR指示情報は、第1のMLDが2つのリンクの同時送受信STRをサポートするMLDであるか否かを指示する。
好ましい一実施例において、第1のTXOP時間は、
第1のSTAが指示送信メッセージを第2のSTAに送信する時間、短フレームのフレーム間隔SF-IFS時間、第1のSTAがデータユニットを第2のSTAに送信する時間、第1のSTAから送信されたデータユニット後の短フレーム間隔SIFS時間、及びデータパケットの送受信状況を指示する確認ACKパケットの送信時間のうちの少なくとも1つを含み、
SF-IFS時間は、フレーム間隔時間を指示する。
好ましい一実施例において、SF-IFS時間は、
指示送信メッセージの許容される最も遠い間隔の2つのSTAの間の送信時間、及びMLDの指示送信メッセージに対する処理時間という対象に基づいて決定される。
好ましい一実施例において、第1のSTAから送信された指示送信メッセージを受信するステップは、
変調次数が所定の変調次数閾値以下である変調符号化方式MCSにより第1のSTAから送信された指示送信メッセージを受信するステップ、及び/又は、
耐干渉性が所定の耐干渉閾値以上であり、及び/又は信号対雑音比SNRが所定のSNR閾値以上であるサブキャリア帯域により第1のSTAから送信された指示送信メッセージを受信するステップを含む。
好ましい一実施例において、上記ステップS202では、第1のSTAから送信された指示送信メッセージを受信するステップは、
第1のSTAから送信された指示送信メッセージを受信して、第2のMLDの管理エンティティが指示送信メッセージに基づいて所定の期間内にデータユニットの第1のSTA及び/又は第3のSTAへの送信を停止するように第4のSTAを指示するステップを含み、
第4のSTAは、第2のMLDに付属し、所定の期間は、第1のTXOP時間に対応する期間を指示する。
好ましい一実施例において、上記ステップS202では、第2のMLDの管理エンティティが指示送信メッセージに基づいて所定の期間内にデータユニットの第1のSTA及び/又は第3のSTAへの送信を停止するように第4のSTAを指示するステップは、
第4のSTAが第2のTXOPにおいてデータユニットを第1のSTA及び/又は第3のSTAに送信している場合、第2のMLDの管理エンティティが以下の操作を実行するように第4のSTAを指示するステップであって、
現在のデータユニットを第1のSTA及び/又は第3のSTAに送信し、第1のSTA及び/又は第3のSTAがデータユニットに基づいて返信した確認BAフレームを受信するステップと、
第2のTXOPが終了していない場合、第1のTXOPが終了するまでデータの第1のSTA及び/又は第3のSTAへの送信を停止するか、又は所定のアイドル時間内にデータの第1のSTA及び/又は第3のSTAへの送信を停止するステップであって、アイドル時間は、第4のSTAが送信しているデータにおけるSIFS時間以上であるステップと、を含む。
好ましい一実施例において、第1のMLDと第2のMLDのうちの少なくとも1つは、non-STR MLDである。
なお、本発明の実施例におけるデータ受信方法の好ましい実施例及び技術的効果は、いずれも前述のデータ送信方法に対応するため、ここでは繰り返し説明を省略する。
以上の実施形態の説明により、当業者は、上記実施例に係る方法がソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームを組み合わせることにより実現されてもよく、当然ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者が好適な実施形態であることを明確に理解できる。このような理解に基づいて、本発明の技術案の実質又は従来技術に貢献のある部分は、ソフトウェア製品の形態で体現され、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えば、ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、1台の端末機器(携帯電話や、コンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであってもよい)に本発明の各実施例で説明した方法を実行させるいくつかの命令を含む。
本発明の実施例では、さらに、第1のSTAに適用され、第1のSTAが第1のMLDに付属するデータ送信装置が提供され、該装置は、上記実施例及び好ましい実施形態を実現することに用いられ、既に説明され、そのため繰り返し説明を省略する。以下に用いられる用語「モジュール」は、所定の機能のソフトウェア及び/又はハードウェアの組み合わせを実現することができる。以下の実施例に説明される装置は、好ましくは、ソフトウェアで実現されるが、ハードウェア、又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせで実現されてもよい。
図12は、本発明の実施例に係るデータ送信装置のブロック構成図であり、図12に示すように、本実施例におけるデータ送信装置は、
指示送信メッセージを第2のSTAに送信するように構成される第1の送信モジュール302であって、指示送信メッセージは、第1のSTAが予め取得された第1の伝送機会TXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するように準備することを指示し、第2のSTAは、第2のMLDに付属する第1の送信モジュール302と、
第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて以下の操作を実行するように構成される第2の送信モジュール304であって、第1のTXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するか、又はデータユニットの第2のSTAへの送信を停止し、第3のSTAは、第1のMLDに付属する第2の送信モジュール304を含む。
なお、本発明の実施例におけるデータ送信装置の好ましい実施例及び技術的効果は、いずれも前述のデータ送信方法に対応するため、ここでは繰り返し説明を省略する。
なお、上記各モジュールは、ソフトウェア又はハードウェアにより実現することができ、後者である場合、上記モジュールがいずれも同一のプロセッサに位置する方式、又は、上記各モジュールが任意の組み合わせでそれぞれ異なるプロセッサに位置する方式で実現することができるが、これらに限定されない。
本発明の実施例では、さらに、第2のSTAに適用され、第2のSTAが第2のMLDに付属するデータ受信装置が提供され、該装置は、上記実施例及び好ましい実施形態を実現することに用いられ、既に説明され、そのため繰り返し説明を省略する。以下に用いられる用語「モジュール」は、所定の機能のソフトウェア及び/又はハードウェアの組み合わせを実現することができる。以下の実施例に説明される装置は、好ましくは、ソフトウェアで実現されるが、ハードウェア、又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせで実現されてもよい。
図13は、本発明の実施例に係るデータ受信装置のブロック構成図であり、図13に示すように、本実施例におけるデータ受信装置は、
第1のSTAから送信された指示送信メッセージを受信するように構成される第1の受信モジュール402であって、指示送信メッセージは、第1のSTAが予め取得された第1のTXOPにおいてデータを第2のSTAに送信するように準備することを指示し、第1のSTAは、第1のMLDに付属する第1の受信モジュール402と、
第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて第1のTXOPにおいて第1のSTAが送信したデータユニットを受信するように構成される第2の受信モジュール404であって、第3のSTAは、第1のMLDに付属する第2の受信モジュール404を含む。
なお、本発明の実施例におけるデータ受信装置の好ましい実施例及び技術的効果は、いずれも前述のデータ送信方法に対応するため、ここでは繰り返し説明を省略する。
なお、上記各モジュールは、ソフトウェア又はハードウェアにより実現することができ、後者である場合、上記モジュールがいずれも同一のプロセッサに位置する方式、又は、上記各モジュールが任意の組み合わせでそれぞれ異なるプロセッサに位置する方式で実現することができるが、これらに限定されない。
本発明の実施例では、さらに、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供され、該コンピュータプログラムは、実行される場合に上記いずれかの方法の実施例におけるステップを実行するように構成される。
例示的な一実施例において、上記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、USBディスクや、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROMと略称される)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略称される)、モバイルハードディスク、磁気ディスク又は光ディスクなどのプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含むことができるが、これらに限定されない。
本発明の実施例では、さらに、コンピュータプログラムが記憶されているメモリと、コンピュータプログラムを実行して上記いずれかの方法の実施例におけるステップを実行するように構成されるプロセッサとを含む電子装置が提供される。
例示的な一実施例において、上記電子装置は、伝送デバイス及び入出力デバイスをさらに含んでもよく、該伝送デバイスは、上記プロセッサに接続され、該入出力デバイスは、上記プロセッサに接続される。
本実施例における具体的な例は、上記実施例及び例示的な実施形態に説明される例を参照できるので、本実施例は、ここでは繰り返し説明を省略する。
明らかに、当業者は、上述した本発明の実施例における各モジュール又は各ステップが汎用コンピューティングデバイスで実現されてもよく、それらが単一のコンピューティングデバイスに集中されてもよく、又は複数のコンピューティングデバイスで構成されたネットワークに分布されてもよく、それらがコンピューティングデバイスで実行可能なプログラムコードで実現されてよいので、それらを記憶装置に記憶してコンピューティングデバイスで実行し、かついくつかの場合で、本明細書とは異なる順序で、図示又は記載されたステップを実行することができ又はそれらをそれぞれ各集積回路モジュールに作り、又はそれらのうちの複数のモジュール又はステップを単一の集積回路に作って実現することを理解すべきである。これにより、本発明は、いかなる特定のハードウェアとソフトウェアの組み合わせに限定されない。
以上は、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、当業者であれば、本発明に対する様々な変更と変化を行うことができる。本発明の原則内で行われるいかなる修正、同等置換及び改善などは、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (23)

  1. 第1のサイトSTAに適用され、前記第1のSTAが第1のマルチリンクデバイスMLDに付属するデータ送信方法であって、
    指示送信メッセージを第2のSTAに送信するステップであって、前記指示送信メッセージは、前記第1のSTAが予め取得された第1の伝送機会TXOPにおいてデータユニットを前記第2のSTAに送信するように準備することを指示し、前記第2のSTAは、第2のMLDに付属するステップと、
    第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて、前記第1のTXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するか、又はデータユニットの第2のSTAへの送信を停止する操作を実行するステップと、を含み、
    前記第3のSTAは、前記第1のMLDに付属する、データ送信方法。
  2. 第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて、第1のTXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するか、又はデータユニットの第2のSTAへの送信を停止する操作を実行する前記ステップは、
    前記第1のMLDが同時送受信をサポートしないnon-STR MLDであり、前記第2のMLDがSTRをサポートするMLDであり、かつ前記第3のSTAが、前記フレーム間隔時間内にターゲットアドレスが前記第3のSTAであるデータユニット又は指示送信メッセージを受信しない場合、前記第1のSTAが前記第1のTXOPにおいてデータを第2のSTAに送信するステップ、又は、
    前記第1のMLDがSTRをサポートするMLDであり、前記第2のMLDがnon-STR MLDであり、かつ前記第3のSTAが前記フレーム間隔時間内に第4のSTAから送信されたデータユニット又は指示送信メッセージを受信しない場合、前記第1のSTAが前記第1のTXOPにおいてデータを第2のSTAに送信するステップであって、前記第4のSTAは、前記第2のMLDに付属するステップ、又は、
    前記第1のMLDが同時送受信をサポートしないnon-STR MLDであり、前記第2のMLDがnon-STR MLDであり、かつ以下の条件を満たす場合、前記第1のSTAが前記第1のTXOPにおいてデータを第2のSTAに送信するステップであって、
    前記第3のSTAが、前記フレーム間隔時間内にターゲットアドレスが前記第3のSTAであるデータユニット又は指示送信メッセージを受信せず、前記第3のSTAが前記フレーム間隔時間内に第4のSTAから送信されたデータユニット又は指示送信メッセージ受信しないステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて、第1のTXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するか、又はデータユニットの第2のSTAへの送信を停止する操作を実行する前記ステップは、
    前記第1のMLDがnon-STR MLDであり、かつ前記第3のSTAが前記フレーム間隔時間内にターゲットアドレスが前記第3のSTAであるデータユニット又は指示送信メッセージを受信した場合、前記第1のSTAがデータユニットの前記第2のSTAへの送信を停止し、及び/又は、前記第3のSTAが確認ACKフレームを返信した後、前記第1のSTAが前記指示送信メッセージを前記第2のSTAに再送信するステップ、又は、
    前記第2のMLDがnon-STR MLDであり、かつ前記第3のSTAが前記フレーム間隔時間内に前記第4のSTAから送信されたデータユニット又は指示送信メッセージを受信した場合、前記第1のSTAがデータユニットの前記第2のSTAへの送信を停止し、及び/又は、前記第3のSTAが確認ACKフレームを返信した後、前記第1のSTAが前記指示送信メッセージを前記第2のSTAに再送信するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記指示送信メッセージは、
    前記第1のSTAのメディアアクセス制御層MACアドレス、前記第2のSTAのMACアドレス、前記指示送信メッセージのフレームタイプ、第1のTXOP時間、フレームチェックシーケンス、及び前記第1のMLDのSTR指示情報のうちの少なくとも1つを含み、
    前記第1のMLDのSTR指示情報は、前記第1のMLDがSTRをサポートするMLDであるか否かを指示する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のTXOP時間は、
    前記第1のSTAが前記指示送信メッセージを前記第2のSTAに送信する時間、短フレームのフレーム間隔SF-IFS時間、前記第1のSTAがデータユニットを前記第2のSTAに送信する時間、前記第1のSTAから送信された前記データユニット後の短フレーム間隔SIFS時間、及びデータパケットの送受信状況を指示する確認ACKパケットの送信時間のうちの少なくとも1つを含み、
    前記SF-IFS時間は、前記フレーム間隔時間を指示する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記SF-IFS時間は、
    前記指示送信メッセージの許容される最も遠い間隔の2つのSTAの間の送信時間、及びMLDの前記指示送信メッセージに対する処理時間という対象に基づいて決定される、請求項5に記載の方法。
  7. 指示送信メッセージを第2のSTAに送信する前記ステップは、
    変調次数が所定の変調次数閾値以下である変調符号化方式MCSにより前記指示送信メッセージを前記第2のSTAに送信するステップ、及び/又は、
    耐干渉性が所定の耐干渉閾値以上であり、及び/又は信号対雑音比SNRが所定のSNR閾値以上であるサブキャリア帯域により前記指示送信メッセージを前記第2のSTAに送信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 指示送信メッセージを第2のSTAに送信する前記ステップは、
    前記指示送信メッセージを前記第2のSTAに送信して、前記第2のMLDの管理エンティティが前記指示送信メッセージに基づいて所定の期間内にデータユニットの前記第1のSTA及び/又は前記第3のSTAへの送信を停止するように第4のSTAを指示するステップを含み、
    前記第4のSTAは、前記第2のMLDに付属し、前記所定の期間は、前記第1のTXOP時間に対応する期間を指示する、請求項4~6のいずれか1項に記載の方法。
  9. 第2のMLDの管理エンティティが前記指示送信メッセージに基づいて所定の期間内にデータユニットの前記第1のSTA及び/又は前記第3のSTAへの送信を停止するように第4のSTAを指示する前記ステップは、
    前記第4のSTAが第2のTXOPにおいてデータユニットを前記第1のSTA及び/又は前記第3のSTAに送信している場合、前記第2のMLDの管理エンティティが以下の操作を実行するように前記第4のSTAを指示するステップであって、
    現在のデータユニットを前記第1のSTA及び/又は前記第3のSTAに送信し、前記第1のSTA及び/又は前記第3のSTAが前記データユニットに基づいて返信した確認BAフレームを受信するステップと、
    前記第2のTXOPが終了していない場合、前記第1のTXOPが終了するまでデータの前記第1のSTA及び/又は前記第3のSTAへの送信を停止するか、又は、所定のアイドル時間内にデータの前記第1のSTA及び/又は前記第3のSTAへの送信を停止するステップであって、前記アイドル時間は、前記第4のSTAが送信しているデータにおけるSIFS時間以上であるステップと、を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1のMLDと前記第2のMLDのうちの少なくとも1つは、non-STR MLDである、請求項1に記載の方法。
  11. 第2のSTAに適用され、前記第2のSTAが第2のMLDに付属するデータ受信方法であって、
    第1のSTAから送信された指示送信メッセージを受信するステップであって、前記指示送信メッセージは、前記第1のSTAが予め取得された第1のTXOPにおいてデータを前記第2のSTAに送信するように準備することを指示し、前記第1のSTAは、第1のMLDに付属するステップと、
    第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて前記第1のTXOPにおいて前記第1のSTAが送信したデータユニットを受信するステップであって、前記第3のSTAは、前記第1のMLDに付属するステップと、を含む、データ受信方法。
  12. 第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて前記第1のTXOPにおいて前記第1のSTAが送信したデータユニットを受信する前記ステップは、
    前記第1のMLDが同時送受信をサポートしないnon-STR MLDであり、前記第2のMLDがSTRをサポートするMLDであり、かつ前記第3のSTAが、前記フレーム間隔時間内にターゲットアドレスが前記第3のSTAであるデータユニット又は指示送信メッセージを受信しない場合、前記第1のTXOPにおいて前記第1のSTAが送信したデータユニットを受信するステップ、又は、
    前記第1のMLDがSTRをサポートするMLDであり、前記第2のMLDがnon-STR MLDであり、かつ前記第3のSTAが前記フレーム間隔時間内に第4のSTAから送信されたデータユニット又は指示送信メッセージを受信しない場合、前記第1のTXOPにおいて前記第1のSTAが送信したデータユニットを受信するステップであって、前記第4のSTAは、前記第2のMLDに付属するステップ、又は、
    前記第1のMLDが同時送受信をサポートしないnon-STR MLDであり、前記第2のMLDがnon-STR MLDであり、かつ以下の条件を満たす場合、前記第1のTXOPにおいて前記第1のSTAが送信したデータユニットを受信するステップであって、
    前記第3のSTAが、前記フレーム間隔時間内にターゲットアドレスが前記第3のSTAであるデータユニット又は指示送信メッセージを受信せず、前記第3のSTAが前記フレーム間隔時間内に第4のSTAから送信されたデータユニット又は指示送信メッセージ受信しないステップを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記指示送信メッセージは、
    前記第1のSTAのメディアアクセス制御層MACアドレス、前記第2のSTAのMACアドレス、前記指示送信メッセージのフレームタイプ、第1のTXOP時間、フレームチェックシーケンス、及び前記第1のMLDのSTR指示情報のうちの少なくとも1つを含み、
    前記第1のMLDのSTR指示情報は、前記第1のMLDが2つのリンクの同時送受信STRをサポートするMLDであるか否かを指示する、請求項11に記載の方法。
  14. 前記第1のTXOP時間は、
    前記第1のSTAが前記指示送信メッセージを前記第2のSTAに送信する時間、短フレームのフレーム間隔SF-IFS時間、前記第1のSTAがデータユニットを前記第2のSTAに送信する時間、前記第1のSTAから送信された前記データユニット後の短フレーム間隔SIFS時間、及びデータパケットの送受信状況を指示する確認ACKパケットの送信時間のうちの少なくとも1つを含み、
    前記SF-IFS時間は、前記フレーム間隔時間を指示する、請求項13に記載の方法。
  15. 前記SF-IFS時間は、
    前記指示送信メッセージの許容される最も遠い間隔の2つのSTAの間の送信時間、及びMLDの前記指示送信メッセージに対する処理時間という対象に基づいて決定される、請求項14に記載の方法。
  16. 第1のSTAから送信された指示送信メッセージを受信する前記ステップは、
    変調次数が所定の変調次数閾値以下である変調符号化方式MCSにより前記第1のSTAから送信された前記指示送信メッセージを受信するステップ、及び/又は、
    耐干渉性が所定の耐干渉閾値以上であり、及び/又は信号対雑音比SNRが所定のSNR閾値以上であるサブキャリア帯域により前記第1のSTAから送信された前記指示送信メッセージを受信するステップを含む、請求項11に記載の方法。
  17. 第1のSTAから送信された指示送信メッセージを受信する前記ステップは、
    前記第1のSTAから送信された前記指示送信メッセージを受信して、前記第2のMLDの管理エンティティが前記指示送信メッセージに基づいて所定の期間内にデータユニットの前記第1のSTA及び/又は前記第3のSTAへの送信を停止するように第4のSTAを指示するステップを含み、
    前記第4のSTAは、前記第2のMLDに付属し、前記所定の期間は、前記第1のTXOP時間に対応する期間を指示する、請求項13~16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記第2のMLDの管理エンティティが前記指示送信メッセージに基づいて所定の期間内にデータユニットの前記第1のSTA及び/又は前記第3のSTAへの送信を停止するように第4のSTAを指示する前記ステップは、
    前記第4のSTAが第2のTXOPにおいてデータユニットを前記第1のSTA及び/又は前記第3のSTAに送信している場合、前記第2のMLDの管理エンティティが以下の操作を実行するように前記第4のSTAを指示するステップであって、
    現在のデータユニットを前記第1のSTA及び/又は前記第3のSTAに送信し、前記第1のSTA及び/又は前記第3のSTAが前記データユニットに基づいて返信した確認BAフレームを受信するステップと、
    前記第2のTXOPが終了していない場合、前記第1のTXOPが終了するまでデータの前記第1のSTA及び/又は前記第3のSTAへの送信を停止するか、又は、所定のアイドル時間内にデータの前記第1のSTA及び/又は前記第3のSTAへの送信を停止するステップであって、前記アイドル時間は、前記第4のSTAが送信しているデータにおけるSIFS時間以上であるステップと、を含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1のMLDと前記第2のMLDのうちの少なくとも1つは、non-STR MLDである、請求項11に記載の方法。
  20. 第1のSTAに適用され、前記第1のSTAが第1のMLDに付属するデータ送信装置であって、
    指示送信メッセージを第2のSTAに送信するように構成される第1の送信モジュールであって、前記指示送信メッセージは、前記第1のSTAが予め取得された第1の伝送機会TXOPにおいてデータユニットを前記第2のSTAに送信するように準備することを指示し、前記第2のSTAは、第2のMLDに付属する第1の送信モジュールと、
    第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて、前記第1のTXOPにおいてデータユニットを第2のSTAに送信するか、又はデータユニットの第2のSTAへの送信を停止する操作を実行するように構成される第2の送信モジュールと、を含み、前記第3のSTAは、前記第1のMLDに付属する、データ送信装置。
  21. 第2のSTAに適用され、前記第2のSTAが第2のMLDに付属するデータ受信装置であって、
    第1のSTAから送信された指示送信メッセージを受信するように構成される第1の受信モジュールであって、前記指示送信メッセージは、前記第1のSTAが予め取得された第1のTXOPにおいてデータを前記第2のSTAに送信するように準備することを指示し、前記第1のSTAは、第1のMLDに付属する第1の受信モジュールと、
    第3のSTAが所定のフレーム間隔時間内にデータユニット又は指示送信メッセージを受信する状況に基づいて前記第1のTXOPにおいて前記第1のSTAが送信したデータユニットを受信するように構成される第2の受信モジュールであって、前記第3のSTAは、前記第1のMLDに付属する第2の受信モジュールと、を含む、データ受信装置。
  22. コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムは、実行される場合に前記請求項1~10のいずれか1項に記載の方法を実行するか、又は請求項11~19のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成される、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  23. コンピュータプログラムが記憶されているメモリと、前記コンピュータプログラムを実行して前記請求項1~10のいずれか1項に記載の方法を実行するか、又は請求項11~19のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成されるプロセッサとを含む、電子装置。
JP2022526821A 2020-06-01 2021-03-09 データ送信方法及び装置、データ受信方法及び装置 Pending JP2023528106A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN202010486017.8A CN112492682A (zh) 2020-06-01 2020-06-01 数据发送方法及装置、数据接收方法及装置
CN202010486017.8 2020-06-01
PCT/CN2021/079773 WO2021244090A1 (zh) 2020-06-01 2021-03-09 数据发送方法及装置、数据接收方法及装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023528106A true JP2023528106A (ja) 2023-07-04

Family

ID=74921042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022526821A Pending JP2023528106A (ja) 2020-06-01 2021-03-09 データ送信方法及び装置、データ受信方法及び装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20240057160A1 (ja)
JP (1) JP2023528106A (ja)
CN (1) CN112492682A (ja)
WO (1) WO2021244090A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116546442B (zh) * 2020-05-08 2024-02-13 华为技术有限公司 基于非同时收发多链路设备的通信方法及装置
CN113099544B (zh) * 2021-03-26 2022-08-16 珠海泰芯半导体有限公司 数据传输方法、装置、存储介质及无线节点
CN115486172A (zh) * 2021-04-09 2022-12-16 北京小米移动软件有限公司 多连接下的通信方法和通信装置
CN115442919B (zh) * 2021-06-04 2024-04-09 成都极米科技股份有限公司 多链路系统中数据传输方法、设备、系统及存储介质
KR20240023093A (ko) * 2021-06-24 2024-02-20 광동 오포 모바일 텔레커뮤니케이션즈 코포레이션 리미티드 매체 액세스 복원 방법 및 무선 스테이션
CN116528287B (zh) * 2021-07-23 2024-01-05 华为技术有限公司 缓冲区报告发送、接收方法及装置
CN116133147A (zh) * 2021-11-12 2023-05-16 华为技术有限公司 数据传输方法及装置、存储介质、程序产品
WO2023092487A1 (zh) * 2021-11-26 2023-06-01 Oppo广东移动通信有限公司 无线通信的方法和设备

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015023143A1 (ko) * 2013-08-14 2015-02-19 엘지전자 주식회사 무선랜에서 데이터를 전송하는 방법 및 장치
US10959153B2 (en) * 2017-09-11 2021-03-23 Qualcomm Incorporated Techniques for multi-link aggregation signaling
CN109587052B (zh) * 2019-01-30 2022-03-15 展讯通信(上海)有限公司 一种多链路数据传输方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN112492682A (zh) 2021-03-12
US20240057160A1 (en) 2024-02-15
WO2021244090A1 (zh) 2021-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2023528106A (ja) データ送信方法及び装置、データ受信方法及び装置
JP7309030B2 (ja) マルチリンク通信方法及び装置
US10542557B2 (en) System and method for digital communications with interference avoidance
JP6387132B2 (ja) 同時送受信ネットワークモードのための装置および方法
JP6392338B2 (ja) ワイヤレスネットワークにおいて応答インジケーション延期を動的に設定するためのシステム、方法、及びデバイス
KR102212170B1 (ko) 무선 네트워크에서 업링크 다중 사용자 다중 입출력 통신의 승인, 오류 복구 및 백오프 동작
US8730884B2 (en) Method for managing resources in high capacity wireless communication system
US10057747B2 (en) 5G MB connectivity acknowledgement aggregation
EP4207937A1 (en) Parameter feedback method, parameter update method, association method, communication node, communication system, and medium
US20220182206A1 (en) Retransmission feedback method and device for sidelink communication, and storage medium
JP6549739B2 (ja) チャネル状態情報を送信する方法、アクセスポイント、およびステーション
JP7383161B2 (ja) データフレームの受信状況を決定するための方法および通信装置
KR102148315B1 (ko) 웨이크업 프레임 전송 방법, 및 노드 웨이크업 후에 제1 프레임을 전송하기 위한 방법, 디바이스 및 장비
US20230283330A1 (en) Coordinated transmission control method, apparatus, and system
JP2023011925A (ja) Txopを使用する無線通信方法及びそれを使用する無線通信端末
WO2015109438A1 (zh) 数据传输方法及装置
TW201622369A (zh) 用於聚合媒體接取控制協定資料單元(a-mpdu)之適應性區塊應答機制
CN109803392B (zh) 数据传输方法及装置
KR20220097893A (ko) 정보 전송 방법 및 관련 제품
JP2018523355A (ja) 効率的なランダムスケジューリング型チャネルアクセス
US20210376968A1 (en) Feedback method and apparatus
CN107509251B (zh) 一种退避方法和装置
CN114760012A (zh) 组播反馈方法、装置及系统
US20230284215A1 (en) Method and apparatus for traffic identifier-based uplink triggering operation
WO2023130270A1 (zh) 一种无线通信方法及装置、通信设备

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221202

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240116