JP2023527602A - リソース伝送方法及び端末装置 - Google Patents

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Abstract

本願はリソース伝送方法及び端末装置に関する。該リソース伝送方法は、端末装置はリソースが衝突する場合、満足する条件に基づいてアップリンクリソースを伝送することを含む。本願の実施例では、リソースが衝突する場合の伝送条件を設定することにより、同一の端末装置に対して設定したリソースが時間的に衝突する確率を低減し、同一の端末装置のリソース衝突を低減することができる。

Description

本願は通信分野に関し、より具体的に、リソース伝送方法及び端末装置に関する。
５Ｇ（５ｔｈ－Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ、次世代通信）ＩＩｏＴ（Ｉｎｄｕｓｔｒｉａｌ ｉｎｔｅｒｅｓｔ ｏｆ Ｔｈｉｎｇｓ、産業用モノのインターネット）では、工業の自動化（Ｆａｃｔｏｒｙ ａｕｔｏｍａｔｉｏｎ）、伝送の自動化（Ｔｒａｎｓｐｏｒｔ Ｉｎｄｕｓｔｒｙ）、スマート電力分配（Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌ Ｐｏｗｅｒ Ｄｉｓｔｒｉｂｕｔｉｏｎ）等のサービスの５Ｇシステムでの伝送をサポートする必要がある。サービスの遅延と信頼性の伝送需要に基づいて、ＩＩｏＴでは時間に敏感なネットワーク（ＴＳＮ、Ｔｉｍｅ Ｓｅｎｓｉｔｉｖｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ）又はＴＳＣ（Ｔｉｍｅ ｓｅｎｓｉｔｉｖｅ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ、時間に敏感なコミュニケーション）を導入した。従って、どのようにユーザに対して設定したリソースの衝突を低減するかは解決すべき問題である。
本願の実施例は、同一の端末装置に対して設定したリソースの衝突を低減できるリソース伝送方法及び端末装置を提供する。
本願の実施例はリソース伝送方法を提供し、
端末装置はリソースが衝突する場合、満足する条件に基づいてアップリンクリソースを伝送することを含む。
本願の実施例は端末装置を提供し、
リソースが衝突する場合、満足する条件に基づいてアップリンクリソースを伝送することに用いられる処理ユニットを備える。
本願の実施例は端末装置を提供し、プロセッサ及びメモリを備え、該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行し、該端末装置に上記のリソース伝送方法を実行させることに用いられる。
本願の実施例はネットワーク装置を提供し、プロセッサ及びメモリを備え、該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行し、該ネットワーク装置に上記のリソース伝送方法を実行させることに用いられる。
本願の実施例は、上記のリソース伝送方法を実現するためのチップを提供し、
具体的に、該チップは、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、該チップが取り付けられる装置に上記のリソース伝送方法を実行させることに用いられるプロセッサを備える。
本願の実施例はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該コンピュータプログラムが装置により実行される時、該装置は上記のリソース伝送方法を実行する。
本願の実施例は、コンピュータに上記のリソース伝送方法を実行させるコンピュータプログラム指令を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。
本願の実施例はコンピュータプログラムを提供し、コンピュータにおいて実行される時、コンピュータは上記のリソース伝送方法を実行する。
本願の実施例では、リソースが衝突する場合の伝送条件を設定することにより、同一の端末装置に対して設定したリソースが時間的に衝突する確率を低減し、同一の端末装置のリソース衝突を低減することができる。
図１は本願の実施例による応用シーンの模式図である。 図２は本願の１つの実施例によるリソース伝送方法の模式的なフローチャートである。 図３は本願の１つの実施例によるリソース伝送方法の優先度変更の模式図である。 図４は本願の１つの実施例による端末装置の模式的なブロック図である。 図５は本願の他の実施例による端末装置の模式的なブロック図である。 図６は本願の実施例による通信装置の模式的なブロック図である。 図７は本願の実施例によるチップの模式的なブロック図である。 図８は本願の実施例による通信システムの模式的なブロック図である。
以下、本願の実施例における図面を参照しながら、本願の実施例における技術案を説明する。
本発明の実施例による技術案は様々な通信システム、例えば、グローバル移動体通信（ＧＳＭ、Ｇｌｏｂａｌ Ｓｙｓｔｅｍ ｏｆ Ｍｏｂｉｌｅ ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ）システム、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ、Ｃｏｄｅ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ）システム、広帯域符号分割多元接続（ＷＣＤＭＡ、Ｗｉｄｅｂａｎｄ Ｃｏｄｅ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ）システム、汎用パケット無線サービス（ＧＰＲＳ、Ｇｅｎｅｒａｌ Ｐａｃｋｅｔ Ｒａｄｉｏ Ｓｅｒｖｉｃｅ）、ロングタームエボリューション（ＬＴＥ、Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ）システム、ロングタームエボリューションアドバンス（ＬＴＥ－Ａ、Ａｄｖａｎｃｅｄ ｌｏｎｇ ｔｅｒｍ ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ）システム、新無線（ＮＲ、Ｎｅｗ Ｒａｄｉｏ）システム、ＮＲシステムの進化システム、アンライセンススペクトルにおけるＬＴＥ（ＬＴＥ－Ｕ、ＬＴＥ－ｂａｓｅｄ ａｃｃｅｓｓ ｔｏ ｕｎｌｉｃｅｎｓｅｄ ｓｐｅｃｔｒｕｍ）システム、アンライセンススペクトルにおけるＮＲ（ＮＲ－Ｕ、ＮＲ－ｂａｓｅｄ ａｃｃｅｓｓ ｔｏ ｕｎｌｉｃｅｎｓｅｄ ｓｐｅｃｔｒｕｍ）システム、汎用移動体通信システム（ＵＭＴＳ、Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｍｏｂｉｌｅ Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ Ｓｙｓｔｅｍ）、ワイヤレスローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ、Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋｓ）、ワイヤレスフィデリティ（ＷｉＦｉ、Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｆｉｄｅｌｉｔｙ）、次世代通信（５Ｇ、５ｔｈ－Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ）システム又は他の通信システム等に適用可能である。
一般的に、従来の通信システムのサポートする接続数は限られ、実現され易いが、通信技術の発展に伴って、移動体通信システムは従来の通信をサポートするだけでなく、例えば、デバイスツーデバイス（Ｄ２Ｄ、Ｄｅｖｉｃｅ ｔｏ Ｄｅｖｉｃｅ）通信、マシンツーマシン（Ｍ２Ｍ、Ｍａｃｈｉｎｅ ｔｏ Ｍａｃｈｉｎｅ）通信、マシンタイプ通信（ＭＴＣ、Ｍａｃｈｉｎｅ Ｔｙｐｅ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ）、及び車両間（Ｖ２Ｖ、Ｖｅｈｉｃｌｅ ｔｏ Ｖｅｈｉｃｌｅ）通信等を更にサポートし、本願の実施例はこれらの通信システムにも適用される。
選択肢として、本願の実施例における通信システムはキャリアアグリゲーション（ＣＡ、Ｃａｒｒｉｅｒ Ａｇｇｒｅｇａｔｉｏｎ）シーンに適用されてもよく、デュアル接続（ＤＣ、Ｄｕａｌ Ｃｏｎｎｅｃｔｉｖｉｔｙ）シーンに適用されてもよく、更にスタンドアロン（ＳＡ、Ｓｔａｎｄａｌｏｎｅ）ネットワーキングのシーンに適用されてもよい。
本願の実施例は適用されるスペクトルを限定しない。例えば、本願の実施例はライセンススペクトルに適用されてもよく、アンライセンススペクトルに適用されてもよい。
本願の実施例はネットワーク装置及び端末装置と組合わせて、各実施例を説明する。端末装置は、ユーザ装置（ＵＥ、Ｕｓｅｒ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ）、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザ局、移動基地局、移動局、遠方局、遠隔端末、移動装置、ユーザ端末、端末、無線通信装置、ユーザエージェント又はユーザデバイス等と称されてもよい。端末端末はＷＬＡＮにおけるステーション（ＳＴ、ＳＴＡＩＯＮ）であってもよく、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル（ＳＩＰ、Ｓｅｓｓｉｏｎ Ｉｎｉｔｉａｔｉｏｎ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）電話、ワイヤレスローカルループ（ＷＬＬ、Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｌｏｃａｌ Ｌｏｏｐ）局、パーソナルデジタルアシスタント（ＰＤＡ、Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）装置、無線通信機能を備えるハンドヘルド装置、計算装置又は無線モデムに接続される他の処理装置、車載装置、ウェアラブルデバイス及び次世代通信システム、例えば、ＮＲネットワークにおける端末装置又は将来進化する公衆地上移動通信ネットワーク（ＰＬＭＮ、Ｐｕｂｌｉｃ Ｌａｎｄ Ｍｏｂｉｌｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ）における端末装置等であってもよい。
限定ではなく一例として、本願の実施例において、該端末装置は更にウェアラブルデバイスであってもよい。ウェアラブルデバイスはウェアラブルスマートデバイスと称されてもよく、ウェアラブル技術を利用して日常の着用物をスマート化するように設計して開発した着用可能装置の総称であり、例えば眼鏡、手袋、腕時計、服飾及び靴等である。ウェアラブルデバイスは直接に身につけ、又はユーザの服又はアクセサリーに統合したポータブルデバイスである。ウェアラブルデバイスはハードウェアデバイスの１つだけではなく、ソフトウェアサポート及びデータ交換、クラウド交換により強力な機能を実現するものでもある。広義的に、ウェアラブルスマートデバイスは機能が完全で、サイズが大きく、スマートフォンに依存せずに全部又は一部の機能を実現できるもの、例えば、スマート腕時計又はスマート眼鏡等、及び、ある種類の応用機能のみに集中して、他の装置例えばスマートフォンと組み合わせて使用される必要があるもの、例えば身体的兆候を監視する各種類のスマートブレスレット、スマートアクセサリー等を含む。
ネットワーク装置は移動装置と通信するための装置であってもよく、ネットワーク装置はＷＬＡＮにおけるアクセスポイント（ＡＰ、Ａｃｃｅｓｓ Ｐｏｉｎｔ）、ＧＳＭ又はＣＤＭＡにおける基地局（ＢＴＳ、Ｂａｓｅ Ｔｒａｎｓｃｅｉｖｅｒ Ｓｔａｔｉｏｎ）であってもよく、ＷＣＤＭＡにおける基地局（ＮＢ、ＮｏｄｅＢ）であってもよく、ＬＴＥにおける発展型基地局（ｅＮＢ又はｅＮｏｄｅＢ、Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎａｌ Ｎｏｄｅ Ｂ）、又は中継局又はアクセスポイント、又は車載装置、ウェアラブルデバイス及びＮＲネットワークにおけるネットワーク装置（ｇＮＢ）又は将来発展するＰＬＭＮネットワークにおけるネットワーク装置等であってもよい。
本願の実施例では、ネットワーク装置はセルにサービスを提供し、端末装置は該セルに使用される伝送リソース（例えば、周波数領域リソース又はスペクトルリソース）によりネットワーク装置と通信する。該セルはネットワーク装置（例えば、基地局）に対応するセルであってもよく、セルはマクロ基地局に属してもよく、スモールセル（Ｓｍａｌｌ ｃｅｌｌ）に対応する基地局に属してもよい。ここのスモールセルはメトロセル（Ｍｅｔｒｏ ｃｅｌｌ）、マイクロセル（Ｍｉｃｒｏ ｃｅｌｌ）、ピコセル（Ｐｉｃｏ ｃｅｌｌ）、フェムトセル（Ｆｅｍｔｏ ｃｅｌｌ）等を含んでもよい。これらのスモールセルはカバレッジ範囲が狭く、送信電力が低いという特徴を有し、高速度のデータ伝送サービスを提供することに適する。
図１では１種の通信システム１００を例示する。該通信システム１００は１つのネットワーク装置１１０及び２つの端末装置１２０を備える。選択肢として、該通信システム１００は複数のネットワーク装置１１０を備えてもよく、各ネットワーク装置１１０のカバレッジ範囲内には他の数量の端末装置１２０が含まれてもよく、本願の実施例はこれを制限しない。
選択肢として、該通信システム１００は移動管理エンティティ（ＭＭＥ、Ｍｏｂｉｌｉｔｙ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｅｎｔｉｔｙ）、アクセスと移動管理機能（ＡＭＦ、Ａｃｃｅｓｓ ａｎｄ Ｍｏｂｉｌｉｔｙ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ）等の他のネットワークエンティティを更に備えてもよく、本願の実施例はこれを制限しない。
理解されるように、本明細書における用語の「システム」と「ネットワーク」は、本明細書において常に交換して使用することができる。本明細書における用語の「及び／又は」は、単に関連対象の関連関係を記述するものであり、３つの関係が存在し得ることを示し、例えば、Ａ及び／又はＢは、Ａが単独で存在する場合、ＡとＢが同時に存在する場合、Ｂが単独で存在する場合の３つの場合を表すことができる。また、本明細書における文字の「／」は、一般的に前後関連対象が「又は」の関係であることを示す。
図２は本願の１つの実施例によるリソース伝送方法２００の模式的なフローチャートである。選択肢として、該方法は図１に示すシステムに適用されてもよいが、これに制限されない。該方法は下記の少なくとも一部の内容を含む。
ステップＳ２１０において、端末装置はリソースが衝突する場合、満足する条件に基づいてアップリンクリソースを伝送する。
選択肢として、本願の実施例において、該リソースの衝突状況は、
複数の物理アップリンク共有チャネル（ＰＵＳＣＨ、Ｐｈｙｓｉｃａｌ Ｕｐｌｉｎｋ Ｓｈａｒｅｄ Ｃｈａｎｎｅｌ）が衝突すること、
ＰＵＳＣＨと物理アップリンク制御チャネル（ＰＵＣＣＨ、Ｐｈｙｓｉｃａｌ Ｕｐｌｉｎｋ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｃｈａｎｎｅｌ）が衝突すること、
動的グラント（ＤＧ、Ｄｙｎａｍｉｃ ｇｒａｎｔ）と少なくとも１つの設定グラント（ＣＧ、Ｃｏｎｆｉｇｕｒｅｄ ｇｒａｎｔ）が衝突すること、
複数のＤＧが衝突すること、
複数のＣＧが衝突すること、のうちの少なくとも１つを含む。
選択肢として、本願の実施例において、該ＰＵＣＣＨはスケジューリング要求（ＳＲ、Ｓｃｈｅｄｕｌｉｎｇ Ｒｅｑｕｅｓｔ）を伝送するためのＰＵＣＣＨである。
選択肢として、本願の実施例において、該アップリンクリソースはメディアアクセス制御（ＭＡＣ、Ｍｅｄｉｕｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｃｏｎｔｒｏｌ）層プロトコルデータユニット（ＰＤＵ、Ｐｒｏｔｏｃｏｌ Ｄａｔａ Ｕｎｉｔ）（ＭＡＣ ＰＤＵと略称する）及び／又はＳＲを含む。
ＳＲはＳＲ伝送（ＳＲ ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ）又はＳＲ伝送機会（ＳＲ ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ ｏｃｃａｓｉｏｎ）と称される場合もある。
選択肢として、本願の実施例において、該ＳＲ伝送（ＳＲ ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ）は使用可能なＳＲ伝送リソースであり、該ＳＲ伝送は優先度がキャンセルされたＳＲのＳＲリソースを含まない。また、選択肢として、ＳＲ伝送機会（ＳＲ ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ ｏｃｃａｓｉｏｎ）は使用可能なＳＲ伝送リソースであり、該ＳＲ伝送機会は優先度がキャンセルされたＳＲのＳＲリソースを含む。
選択肢として、本願の実施例において、他の実現態様では、該ＳＲ伝送（ＳＲ ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ）は使用可能なＳＲ伝送リソースであり、該ＳＲ伝送は優先度がキャンセルされたＳＲのＳＲリソースを含んでもよい。また、選択肢として、ＳＲ伝送機会（ＳＲ ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ ｏｃｃａｓｉｏｎ）は使用可能なＳＲ伝送リソースであり、該ＳＲ伝送機会は優先度がキャンセルされたＳＲのＳＲリソースを含む。
選択肢として、本願の実施例において、満足する条件に基づいてアップリンクリソースを伝送することは、
第１条件を満足すれば、１つのアップリンクリソースを伝送することを含む。例えば、１つのＭＡＣ ＰＤＵ又は１つのＳＲ伝送を伝送する。優先度が低いと見なされるリソース又は伝送されていないリソースは優先度がキャンセルされた（ｄｅｐｒｉｏｒｉｔｉｚｅｄ）リソースである。
選択肢として、本願の実施例において、１つのアップリンクリソースを伝送することは、
該端末装置のＭＡＣが１つのアップリンクリソースを生成すること、ハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ、Ｈｙｂｒｉｄ Ａｕｔｏｍａｔｉｃ Ｒｅｐｅａｔ ｒｅＱｕｅｓｔ）プロセスに１つのアップリンクリソースを伝送すること、１つのアップリンクリソースを伝送するようにＨＡＲＱプロセスに指示すること、物理層（ＰＨＹ、Ｐｈｙｓｉｃａｌ Ｌａｙｅｒ）に１つのアップリンクリソースを送信すること、又は１つのアップリンクリソースを伝送するようにＰＨＹに指示すること、を含む。
選択肢として、本願の実施例において、該端末装置のＭＡＣが１つのアップリンクリソースを生成すること、ＨＡＲＱプロセスに１つのアップリンクリソースを伝送すること、１つのアップリンクリソースを伝送するようにＨＡＲＱプロセスに指示すること、ＰＨＹに１つのアップリンクリソースを送信すること、又は１つのアップリンクリソースを伝送するようにＰＨＹに指示することは、
アップリンクリソースが生成されていない場合、該端末装置のＭＡＣが１つのリソースをパッケージングして、１つのアップリンクリソースを取得すること、ＨＡＲＱプロセスに該１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースを伝送すること、該１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースを伝送するようにＨＡＲＱプロセスに指示すること、該１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースをＰＨＹに送信すること、又は該１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースを伝送するようにＰＨＹに指示すること、を含む。
選択肢として、本願の実施例において、該方法は、アップリンクリソースが生成された場合、該端末装置のＭＡＣが他のアップリンクリソースを生成しないことを更に含む。
選択肢として、本願の実施例において、該方法は更に、
アップリンクリソースが生成された場合、パッケージングされることなく、且つ優先に伝送されるものは生成されたアップリンクリソースでなければ、該端末装置のＭＡＣが他のアップリンクリソースを生成することを含む。
選択肢として、本願の実施例において、該第１条件は、
該端末装置がＰＨＹ優先度処理能力を備えなく、又はＰＨＹ優先度処理能力を報告していないこと、
該端末装置の衝突するリソースのＰＨＹ優先度が同じであること、
該端末装置がＰＨＹからの第１指示情報を受信したこと、
該端末装置がネットワークからの第１指示情報を受信したこと、
該端末装置のＰＨＹがキャンセルメカニズム（ｃａｎｃｅｌｌａｔｉｏｎ）をサポートすることなく、又はＰＨＹキャンセルメカニズムが設定されていないこと、
該端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が設定されていないこと、
該端末装置に第１パラメータ（例えば、物理層優先度指示（Ｐｈｙ－ＰｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘ））が設定されていないこと、
少なくとも１つの衝突するリソースに第１パラメータが設定されていないこと、
少なくとも１つの衝突するリソースに設定される第１パラメータの値が同じであること、
該端末装置が１つより多くのリソースの受信又は処理をサポートしないこと、
該端末装置がＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式に基づいて、１つより多くのリソースの受信又は処理をサポートしないこと、
該端末装置がＭＡＣ優先度処理能力を備え、又はＭＡＣ優先度処理能力を報告すること、
該端末装置又は少なくとも１つのリソースにＭＡＣ優先度処理能力が設定されること、のうちの少なくとも１つを含む。
選択肢として、本願の実施例において、該第１指示情報は、該端末装置が１つのアップリンクリソースしか処理できないこと、衝突するリソースが既に伝送されたこと、衝突するリソースがキャンセル不可能であること、ＰＨＹキャンセルの時間要件を満足しないこと、キャンセルの処理要件を満足しないこと、ＰＨＹがＰＨＹ優先度処理能力をサポートしないこと、又はＰＨＹにＰＨＹ優先度処理方式が設定されていないこと、を指示する。
選択肢として、本願の実施例において、該端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が設定されていないことは、
該端末装置が少なくとも１つの衝突するリソースに対して、衝突リソースＰＨＹ優先度指示を設定しておらず、例えば、端末装置が１つ、複数又は全部の衝突するリソースに対して、衝突リソースＰＨＹ優先度指示を設定していないこと、
該端末装置が少なくとも１つの衝突するリソースに対して設定した衝突リソースＰＨＹ優先度指示が同じであり、例えば、端末装置が１つ、複数又は全部の衝突するリソースに対して衝突リソースＰＨＹ優先度指示を設定し、該指示の値が同じであること、
該端末装置が受信したＲＲＣメッセージが、ダウンリンク制御情報（ＤＣＩ、Ｕｐｌｉｎｋ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）に衝突リソースＰＨＹ優先度指示が含まれておらず又は含まれてはいけないことを指示すること、
該端末装置が受信したＲＲＣメッセージが、ＤＣＩに衝突リソースＰＨＹ優先度指示が含まれることが可能であることを指示していないこと、のうちの少なくとも１つを含む。
選択肢として、本願の実施例において、該端末装置にＭＡＣ優先度処理方式が設定されていないことは、ｌｃｈ－ｂａｓｅｄＰｒｉｏｒｉｔｉｚａｔｉｏｎが設定されていないことである。
選択肢として、本願の実施例において、該第１パラメータはＰｈｙ－ＰｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘであり、又はＭＡＣエンティティ／ＵＥに対する特定設定パラメータである。
選択肢として、本願の実施例において、第１条件を満足すれば、リソースが衝突する場合に基づいて１つのアップリンクリソースを伝送する方式は、
ＤＧとＣＧが衝突する場合、ＤＧのＭＡＣ ＰＤＵを生成し、又は、ＣＧが優先度がキャンセルされた（ｄｅｐｒｉｏｒｉｔｉｚｅｄ）ものであり、対応的に、ＤＧリソースが優先的なリソース又は伝送されるリソースであると見なされること、
ＰＵＳＣＨとＳＲが衝突する場合、ＳＲの伝送をＰＨＹに指示することなく、又は、ＳＲが優先度がキャンセルされたものであり、対応的に、ＰＵＳＣＨが優先的なリソース又は伝送されるリソースであると見なされること、
複数のＣＧが衝突し又は複数のＤＧが衝突する場合、伝送されるリソース又は優先であると見なされるリソース以外、他のリソースが優先度がキャンセルされたものであること、
ＣＧとＤＧが衝突する場合、伝送されるリソース又は優先であると見なされるリソース以外、他のリソースが優先度がキャンセルされたものであること、のうちの少なくとも１つを含む。
ここで、優先度がキャンセルされた（ｄｅｐｒｉｏｒｉｔｉｚｅｄ）ものは、優先度が低いものであると見なされてもよい。
例示的に、ＭＡＣエンティティは論理チャネル（ＬＣＨ、Ｌｏｇｉｃａｌ Ｃｈａｎｎｅｌ）に基づく優先度処理（ｌｃｈ－ｂａｓｅｄＰｒｉｏｒｉｔｉｚａｔｉｏｎ）を有するように設定され、且つ少なくとも２つの設定グラント（ｕｐｌｉｎｋ ｇｒａｎｔｓ）のＰＵＳＣＨの継続時間が衝突する場合、この少なくとも２つの設定グラントの、物理層優先度指示（ＰＨＹ－ＰｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘ）により指示される優先度は同じであり、又はＰＨＹ－ＰｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘが設定されていない。１つのＭＡＣ ＰＤＵが既に生成された場合、衝突するＭＡＣ ＰＤＵを生成しない。（When the MAC entity is configured with lch-basedPrioritization, and there is overlapping PUSCH duration of at least two configured uplink grants whose priorities indicated by phy-PriorityIndex are equal or whose phy-PriorityIndex are not configured, the overlapped MAC PDU(s) is not generated if one MAC PDU has already been generated.）
また、例えば、ＭＡＣエンティティは論理チャネルに基づく優先度処理を有するように設定され、且つ１つの動的グラント（ＤＧ）と少なくとも１つの設定グラント（ＣＧ）のＰＵＳＣＨの継続時間が衝突する場合、該ＤＧ及び／又は少なくとも１つのＣＧの、ＰＨＹ－ＰｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘにより指示される優先度は同じであり、又はＰＨＹ－ＰｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘが設定されていない。そうすると、動的グラントに関連するＭＡＣ ＰＤＵを生成する。（Note: When the MAC entity is configured with lch-basedPrioritization, and there is overlapping PUSCH duration of one dynamic grant and at least one configured uplink grant whose priorities indicated by phy-PriorityIndex are equal or whose phy-PriorityIndex are not configured, the MAC PDU associated to dynamic grant is generated.）
更に、例えば、ＭＡＣエンティティは論理チャネルに基づく優先度処理を有するように設定され、且つＳＲ伝送のためのＰＵＣＣＨリソースと任意のＵＬ－ＳＣＨ／ＰＵＳＣＨリソースが衝突する場合、該衝突するリソース（ＰＵＣＣＨリソース及び／又は任意のＵＬ－ＳＣＨ／ＰＵＳＣＨリソース）の、ＰＨＹ－ＰｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘにより指示される優先度は同じであり、又はＰＨＹ－ＰｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘが設定されていない。そうすると、ＳＲの伝送は物理層に指示されず、又はＰＨＹによるＳＲの伝送をサポートしない。（Note: When the MAC entity is configured with lch-basedPrioritization, and there is overlapping PUCCH resource for the SR transmission and any UL-SCH resource(s) whose priorities indicated by phy-PriorityIndex are equal or whose phy-PriorityIndex are not configured, the overlapping SR is not instructed the physical layer to signal.）
選択肢として、本願の実施例において、満足する条件に基づいてアップリンクリソースを伝送することは、
第２条件を満足すれば、少なくとも１つのアップリンクリソースを伝送することを含む。第２条件を満足すれば、端末装置は１つ、複数又は全部のアップリンクリソースを伝送することができる。例えば、少なくとも１つのＭＡＣ ＰＤＵ及び／又は少なくとも１つのＳＲ伝送を伝送する。具体的に、複数のＭＡＣ ＰＤＵを伝送すること、複数のＳＲ伝送を伝送すること、１つのＭＡＣ ＰＤＵと１つのＳＲ伝送を伝送すること、１つのＭＡＣ ＰＤＵと複数のＳＲ伝送を伝送すること、複数のＭＡＣ ＰＤＵと１つのＳＲ伝送を伝送すること、のうちのいずれか１つの例を含む。例示的に、第２条件を満足すれば、各アップリンクリソースを伝送し、又はＭＡＣが各アップリンクリソースを伝送する。
選択肢として、本願の実施例において、少なくとも１つのアップリンクリソースを伝送することは、
該端末装置のＭＡＣが少なくとも１つのリソースをパッケージングし、対応するアップリンクリソースを取得し、例えば、ＭＡＣが各リソースをパッケージングし、各リソースに対応するアップリンクリソースを取得し、また、例えば、ＭＡＣがそのうちの一部のリソースをパッケージングし、該一部のリソースに対応するアップリンクリソースを取得すること、
該端末装置のＭＡＣが少なくとも１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースをＰＨＹに指示し、例えば、ＭＡＣが各リソースのパッケージングによるアップリンクリソースをＰＨＹに指示し、また、例えば、ＭＡＣが該部分のリソースのパッケージングによるアップリンクリソースをＰＨＹに指示すること、
該端末装置のＭＡＣがＨＡＲＱプロセスに少なくとも１回のアップリンクリソースの伝送を指示し、例えば、各アップリンクリソースに対して、ＭＡＣがＨＡＲＱプロセスにアップリンクリソースの伝送を指示し、また、例えば、該部分のアップリンクリソースに対して、ＭＡＣがＨＡＲＱプロセスにアップリンクリソースの伝送を指示すること、
該端末装置のＭＡＣがＰＨＹに少なくとも１回のアップリンクリソースの伝送を指示し、例えば、ＭＡＣがＰＨＹに毎回のアップリンクリソースの伝送を指示し、また、例えば、ＭＡＣがＰＨＹに一部のアップリンクリソースの伝送を指示し、該アップリンクリソースがＭＡＣ ＰＤＵであってもよく、ＳＲであってもよいこと、のうちの少なくとも１つを含む。
選択肢として、本願の実施例において、少なくとも１つのアップリンクリソースを伝送することは更に、
アップリンクリソースが生成された場合、生成されたアップリンクリソースに対応するリソース優先度が低ければ、又は優先に伝送されるリソースでなければ、又はプリセットのタイプのリソースでなければ、又はプリセットのリソースでなければ、該端末装置のＭＡＣが優先度の高いリソース又はプリセットのリソースに対して対応のアップリンクリソースを生成し、又は、該端末装置のＭＡＣが優先度の高いアップリンクリソース伝送又はプリセットのアップリンクリソース伝送を指示すること、を含む。
選択肢として、本願の実施例において、少なくとも１つのアップリンクリソースを伝送することは更に、ＤＧとＣＧが衝突する場合、ＤＧに対応するリソースのみを生成し、又はＤＧのみに対して伝送することを含む。（例えば、端末装置がＭＡＣ優先度処理能力を備えなく、又はＭＡＣ優先度処理能力を報告しておらず、又はＭＡＣ優先度処理方式が設定されていない。）
選択肢として、本願の実施例において、該方法は、ＰＨＹが１つのアップリンクリソースのみを受信した場合、該ＰＨＹが該アップリンクリソースを伝送することを更に含む。
選択肢として、本願の実施例において、該方法は、ＰＨＹが複数のアップリンクリソースを受信した場合、該ＰＨＹがそのうちの１つのアップリンクリソースを選択して伝送することを更に含む。
選択肢として、本願の実施例において、該ＰＨＹが受信した複数のアップリンクリソースから１つのアップリンクリソースを選択する方式は、
ＰＨＹによって実現されること、
ＰＨＹが開始位置が前にあるＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
ＰＨＹが終了位置が前にあるアップリンクリソースを選択して伝送すること、
ＰＨＹが終了位置が後にあるアップリンクリソースを選択して伝送すること、
ＰＨＹが先に到達するＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
ＰＨＹが先に到達するＭＡＣ ＰＤＵを選択して伝送すること、
ＰＨＹがＰＵＣＣＨを選択して伝送すること、
ＰＨＹがＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
ＰＨＹが優先度の高いＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
ＰＨＹが開始位置が後にあるＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
ＰＨＹが後に到達するＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
ＰＨＹが後に到達するＭＡＣ ＰＤＵを選択して伝送すること、
ＰＨＹが開始位置が前にあるリソースを選択して伝送すること、
ＰＨＹが先に到達するリソースを選択して伝送すること、
ＰＨＹが開始位置が後にあるリソースを選択して伝送すること、
ＰＨＹが後に到達するリソースを選択して伝送すること、のうちの少なくとも１つを含む。
例えば、キャンセル条件（第１条件）を満足しない場合、ＰＨＹは開始位置が前にあるＰＵＳＣＨを選択して伝送し、又は、ＰＨＹは先に到達するＰＵＳＣＨを選択して伝送する。
例えば、キャンセル条件を満足する場合、ＰＨＹは開始位置が後にあるＰＵＳＣＨを選択して伝送し、又は、ＰＨＹは後に到達するＰＵＳＣＨを選択して伝送する。
例えば、キャンセル条件（第１条件）を満足しない場合、ＰＨＹは開始位置が前にあるアップリンクリソースを選択して伝送し、又は、ＰＨＹは先に到達するアップリンクリソースを選択して伝送し、又はＰＨＹは終了位置が前にあるアップリンクリソースを選択して伝送する。該アップリンクリソースはＰＵＣＣＨであってもよく、ＰＵＳＣＨであってもよい。
例えば、キャンセル条件を満足する場合、ＰＨＹは開始位置が後にあるアップリンクリソースを選択して伝送し、又は、ＰＨＹは後に到達するアップリンクリソースを選択して伝送し、又はＰＨＹは終了位置が後にあるアップリンクリソースを選択して伝送する。該アップリンクリソースはＰＵＣＣＨであってもよく、ＰＵＳＣＨであってもよい。
選択肢として、本願の実施例において、該第２条件は、
該端末装置がＭＡＣ優先度処理能力を備えなく、又はＭＡＣ優先度処理能力を報告していないこと、
該端末装置にＭＡＣ優先度処理方式が設定されていない（例えば、論理チャネルに基づく優先度処理（Ｌｃｈ－ｂａｓｅｄ ｐｒｉｏｒｉｔｉｚａｔｉｏｎ）が設定されていない）こと、
該端末装置がＭＡＣとＰＨＹ優先度処理能力を同時に備え、又はＭＡＣとＰＨＹ優先度処理能力を同時に報告すること、
該端末装置がＰＨＹからの第２指示情報を受信したこと、
該端末装置がネットワークからの第２指示情報を受信したこと、
該端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式のみが設定されること、
該端末装置に第１パラメータ（例えば、物理層優先度指示（Ｐｈｙ－ＰｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘ））が設定されること、
少なくとも１つの衝突するリソースにいずれも第１パラメータが設定されること、
少なくとも１つの衝突するリソースに設定される第１パラメータの値が異なること、
該端末装置にＭＡＣ優先度処理方式と第１パラメータが同時に設定されること、
該端末装置が少なくとも１つのアップリンクリソースに対してＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式を設定すること、
該端末装置にＰＨＹキャンセルメカニズムのみが設定されること、
該端末装置にＭＡＣとＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が同時に設定されること、
該端末装置にＭＡＣ衝突リソース優先度処理方式とＰＨＹキャンセルメカニズムが同時に設定されること、
該端末装置のＰＨＹがキャンセルメカニズムをサポートし、又はＰＨＹキャンセルメカニズムが設定されること、
該端末装置が１つより多くのリソースの受信／処理をサポートすること、
該端末装置がＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式に基づいて、１つより多くのリソースの受信又は処理をサポートすること、のうちの少なくとも１つを含む。
選択肢として、本願の実施例において、該第２指示情報は、少なくとも１つのアップリンクリソースを処理できること、衝突するリソースが伝送されておらず、又は衝突するリソースがキャンセル可能であること、ＰＨＹキャンセルの時間要件を満足すること、キャンセルの処理要件を満足しないこと、ＰＨＹがＰＨＹ優先度処理能力をサポートし、又はＰＨＹにＰＨＹ優先度処理方式が設定されること、を指示する。
選択肢として、本願の実施例において、該端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が設定されることは、
該端末装置に衝突リソースＰＨＹ優先度指示が設定されること、
該端末装置に設定される衝突リソースＰＨＹ優先度指示が異なること、
該端末装置が受信したＲＲＣメッセージが、ＤＣＩに衝突リソースＰＨＹ優先度指示（ＰＨＹ－ＰｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘ）が含まれ又は含まれることが可能であることを指示すること、のうちの少なくとも１つを含む。
選択肢として、本願の実施例において、該方法は、リソースが衝突する場合、優先度が低いと見なされるリソース又は伝送されていないリソースは、優先度がキャンセルされたものとして設定されることを更に含む。
選択肢として、本願の実施例において、該方法は更に、第１アップリンクリソースの優先度が高くなり、又は第１アップリンクリソースの優先度が、衝突する他のアップリンクリソースの優先度より高くなる場合、該第１アップリンクリソースはＭＡＣ優先度処理方式を実行でき、該第１アップリンクリソースと他のアップリンクリソースは優先度の比較を行うことができ、又は該第１アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかと改めて認定されることができ、又は該第１アップリンクリソースは優先度がキャンセルされた（ｄｅｐｒｉｏｒｉｔｉｚｅｄ）ものであるかそれとも優先度を有する（ｐｒｉｏｒｉｔｉｚｅｄ）ものであるかの判断を改めて実行できることを含む。ここで、該第１アップリンクリソースが、優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかの判断を改めて実行できることは、該第１アップリンクリソースが、優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかの比較を改めて実行できることであると見なされてもよい。（アップリンクグラントの優先度は他の衝突するアップリンクリソースの優先度より高くなる場合、優先度は許可される。）例示的に、該他の衝突するアップリンクリソースはＳＲであってもよく、ＰＵＳＣＨであってもよい。例示的に、他の衝突するアップリンクリソースは、少なくとも１つのアップリンクリソースであってもよく、全部のアップリンクリソースであってもよく、全部のＰＵＳＣＨリソースであってもよい。
選択肢として、本願の実施例において、該方法は更に、
他のアップリンクリソースとの衝突により第２アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであると認定され、且つ該他のアップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであると認定され又は改めて認定された場合、該第２アップリンクリソースはＭＡＣ優先度処理方式を実行でき、該第２アップリンクリソースと他のアップリンクリソースは優先度の比較を行うことができ、又は該第２アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかと改めて認定されることができ、又は該第２アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかの判断を改めて実行できることを含む。ここで、該第２アップリンクリソースが、優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかの判断を改めて実行できることは、該第２アップリンクリソースが、優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかの比較を改めて実行できると見なされてもよい。（アップリンクグラントの優先度は元々他のグラントによりキャンセルされ、且つ他のグラントは優先度がキャンセルされたものに変更された場合、アップリンクグラントの優先度は許可される。）例示的に、該他の衝突するアップリンクリソースはＳＲであってもよく、ＰＵＳＣＨであってもよい。例示的に、他の衝突するアップリンクリソースは、少なくとも１つのアップリンクリソースであってもよく、全部のアップリンクリソースであってもよく、全部のＰＵＳＣＨリソースであってもよい。
選択肢として、本願の実施例において、該第１アップリンクリソース又は該第２アップリンクリソースは、優先度が高いリソースであると認定され又は認定されることができる。
例えば、図３に示すように、１つのリソースの優先度は他の優先度がまだキャンセルされていないアップリンクグラントによりキャンセルされ、且つ該アップリンクグラントは優先度がキャンセルされたものに変更された場合、該リソースは再び優先度を有するものに変更される。例えば、
時刻ｔ１において、リソースＧｒａｎｔ１とＧｒａｎｔ３はＧｒａｎｔ２により優先度がキャンセルされた。ここで、仮にＧｒａｎｔ１とＧｒａｎｔ２が衝突し、Ｇｒａｎｔ３とＧｒａｎｔ２が衝突し、且つＧｒａｎｔ２の優先度が高いと仮定する。
時刻ｔ２において、Ｇｒａｎｔ３の優先度はＧｒａｎｔ２の優先度より高い。Ｇｒａｎｔ３は優先度を有するものと決定され、Ｇｒａｎｔ２は優先度がキャンセルされたものに変更された。従って、Ｇｒａｎｔ１は改めて優先度の認定を行い、又は優先度を変更し、又は優先のリソースであると見なされ、又は優先のものであると見なされることができる。
プロトコルにおいて、下記の変更を行うことができる。
ＭＡＣエンティティは論理チャネルに基づく優先度処理を有するように設定される場合、優先度がまだキャンセルされていないアップリンクグラント、又は優先度が、衝突する他のアップリンクリソースの優先度より高くに変更されたアップリンクグラントに対して、ＭＡＣエンティティは下記ステップＳ１～Ｓ８を実行すべきである。（When the MAC entity is configured, with lch-basedPrioritization, for each uplink grant which is not already a de-prioritized uplink grant or whose priority has changed higher than other the priority of overlapped uplink resource, the MAC entity shall: ）
ステップＳ１において、該アップリンクグラントはＮＤＩ＝１又はＣ－ＲＮＴＩの方式でＣＳ－ＲＮＴＩに送信された場合、ステップＳ２を実行し、そうではない場合、ステップＳ５を実行する。
ステップＳ２において、
同一のＢＷＰにおける、優先度がこのアップリンクグラントより高い１つの設定グラントのＰＵＳＣＨの継続時間とオーバーラップすることなく、且つ、
１つのＳＲ伝送のＰＵＣＣＨリソースとオーバーラップすることなく、該ＳＲの論理チャネルの優先度がこのアップリンクグラントの優先度より高くなるようにトリガーする、という条件を満足するかどうかを判断する。
上記ステップＳ２の条件を満足する場合、ステップＳ３～Ｓ４を実行できる。
ステップＳ３において、該アップリンクグラントを優先のアップリンクグラントと見なし、オーバーラップするアップリンクグラントがある場合、オーバーラップするアップリンクグラントは優先度が低いアップリンクグラントである。
ステップＳ４において、衝突する他のアップリンクグラント（存在する場合）を優先のアップリンクグラントと見なし、元々もう１つのアップリンクグラントとの衝突のため、該アップリンクグラントは優先度が低いリソースであると見なされるが、該もう１つのアップリンクグラントは優先度が低いリソースに変更される。
ステップＳ５において、該アップリンクグラントは設定されたアップリンクグラント（設定グラント）である場合、
ステップＳ６において、該アップリンクグラントが、
同一のＢＷＰにおける、優先度がこのアップリンクグラントより高いもう１つの設定グラントのＰＵＳＣＨの継続時間とオーバーラップすることなく、且つ、
同一のＢＷＰにおける、優先度がこのアップリンクグラント以上の１つのＣＳ－ＲＮＴＩがスクランブリングし且つＮＤＩ＝１のグラントの、又はＣ－ＲＮＴＩがスクランブリングしたグラントのＰＵＳＣＨの継続時間とオーバーラップすることなく、且つ、
１つのＳＲ伝送のＰＵＣＣＨリソースとオーバーラップすることなく、該ＳＲの論理チャネルの優先度がこのアップリンクグラントの優先度より高くなるようにトリガーする、という条件を満足するかどうかを判断する。
上記ステップＳ６の条件を満足する場合、ステップＳ７～Ｓ８を実行できる。
ステップＳ７において、該アップリンクグラントを優先のアップリンクグラントと見なし、オーバーラップするアップリンクグラントがある場合、オーバーラップするアップリンクグラントは優先度が低いアップリンクグラントである。
ステップＳ８において、衝突する他のアップリンクグラント（存在する場合）を優先のアップリンクグラントと見なし、元々もう１つのアップリンクグラントとの衝突のため、該アップリンクグラントは優先度が低いリソースであると見なされるが、該もう１つのアップリンクグラントは優先度が低いリソースに変更される。
（1>if this uplink grant is addressed to CS-RNTI with NDI = 1 or C-RNTI:
2> if there is no overlapping PUSCH duration of a configured uplink grant which was not already de-prioritized, in the same BWP whose priority is higher than the priority of the uplink grant; and
2> if there is no overlapping PUCCH resource with an SR transmission where the priority of the logical channel that triggered the SR is higher than the priority of the uplink grant:
3> consider this uplink grant as a prioritized uplink grant;
3> consider the other overlapping uplink grant(s), if any, as a de-prioritized uplink grant(s).
4> consider the other overlapping uplink grant(s), if any, as a prioritized uplink grant(s), who is originally deprioritized by another grant and the another grant is changed to deprioritized.
1> else if this uplink grant is a configured uplink grant:
2> if there is no overlapping PUSCH duration of another configured uplink grant which was not already de-prioritized, in the same BWP, whose priority is higher than the priority of the uplink grant; and
2> if there is no overlapping PUSCH duration of an uplink grant addressed to CS-RNTI with NDI = 1 or C-RNTI which was not already de-prioritized, in the same BWP, whose priority is higher than or equal to the priority of the uplink grant; and
2> if there is no overlapping PUCCH resource with an SR transmission where the priority of the logical channel that triggered the SR is higher than the priority of the uplink grant:
3> consider this uplink grant as a prioritized uplink grant;
3> consider the other overlapping uplink grant(s), if any, as a de-prioritized uplink grant(s).
4> consider the other overlapping uplink grant(s), if any, as a prioritized uplink grant(s), who is originally deprioritized by another grant and the another grant is changed to deprioritized. ）
１つの応用シーンにおいて、同一のユーザに対して設定したリソースの時間的な衝突は、データチャネルとデータチャネルとの衝突、データチャネルと制御チャネル（又は、アップリンク制御情報（ＵＣＩ、Ｕｐｌｉｎｋ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ））との衝突、及び制御チャネル（又はＵＣＩ）と制御チャネル（又はＵＣＩ）と衝突等を含む。ＵＣＩはＳＲ、ＨＡＲＱフィードバック、チャネル状態情報リソース指示（ＣＳＩ－ＲＳ、Ｃｈａｎｎｅｌ Ｓｔａｔｅ ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ－Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｉｎｄｉｃａｔｏｒ）のうちの少なくとも１つを含んでもよい。
リソースが衝突するシーンには、複数のリソースが衝突する場合が存在することがある。リソースが衝突する場合に、ＭＡＣが２つのＭＡＣ ＰＤＵを生成できる場合があり、ＭＡＣが１つのＭＡＣ ＰＤＵを生成する場合もある。ＭＡＣが２つのＭＡＣ ＰＤＵを生成する場合、ＰＨＹは必ずしも処理できるとは限らない。従って、ＰＨＹがどのように伝送するかを分からず、ＭＡＣがどのようにパッケージングするかを分からない問題となる恐れがある。同様に、リソースが衝突する場合に、ＭＡＣがＰＨＹにＭＡＣ ＰＤＵとＳＲを送信できる場合があり、ＭＡＣがＭＡＣ ＰＤＵ又はＳＲのみを送信する場合もある。ＭＡＣがＰＨＹにＭＡＣ ＰＤＵとＳＲを送信できる場合、ＰＨＹは必ずしも処理できるとは限らない。従って、いつＭＡＣが複数のＭＡＣ ＰＤＵ、又はＳＲとＭＡＣ ＰＤＵをＰＨＹに送信できるか、いつＭＡＣが１つのＭＡＣ ＰＤＵ又は１つのＳＲのみをＰＨＹに送信できるか、を決定する必要がある。
本願の実施例はＭＡＣがパッケージングする条件、又はＭＡＣ ＰＤＵ及び／又はＳＲをＰＨＹに送信する条件を明確にすることができる。それによって、ＭＡＣが複数のものをパッケージングするが、ＰＨＹが１つのものしか処理しない問題を避け、又は、ＭＡＣ ＰＤＵとＳＲがいずれもＰＨＹに送信されるが、物理層が処理できない問題を避け、ＰＨＹとＭＡＣの理解又は処理が一致しない問題を避け、又は、ＰＨＹが複数のリソースを受信したが伝送できない場合に、どのように処理するかを決定できない問題を避けることができる。同時に、ネットワークとＵＥの衝突処理の理解の一致性を確保することもできる。
例１
第１条件を満足する場合、ＵＥ ＭＡＣは１つのＭＡＣ ＰＤＵ又は１つのＳＲ伝送のみを生成する。１つのＭＡＣ ＰＤＵを生成することを例として、具体的なステップは下記の通りである。
１、ネットワークはＵＥのリソース伝送をスケジューリング又は設定する。
２、ネットワークがスケジューリング又は設定するＵＥのリソースは衝突（又はオーバーラップ）する場合、ＵＥは１つのリソースのみをネットワーク側に送信できる。ただし、ＵＥはそのうちの少なくとも１つのリソースをパッケージングし、又はパッケージングをＰＨＹに送信する（又は伝送をＰＨＹに指示する）ことができる。第１条件を満足する場合、リソースが衝突する場合、ＵＥ ＭＡＣは１つのＭＡＣ ＰＤＵのみを生成し、又は該ＭＡＣ ＰＤＵのみをＰＨＹに指示し、又はＳＲ伝送のみを指示し、又はＰＨＹに１回の伝送を指示する。
上記第１条件は、
ＵＥが物理層優先度処理能力（Ｒ１６優先度処理能力）を備えなく、又は物理層優先度処理能力（Ｒ１６優先度処理能力）を報告していないこと、
衝突するリソースの物理層優先度が同じである（例えば、いずれもＰＨＹ－ｐｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘが設定されておらず、又はいずれもＰＨＹ－ｐｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘが設定されるが値が同じ、又は部分的にＰＨＹ－ｐｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘが設定されておらず且つ部分的に値の低いＰＨＹ－ｐｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘが設定される）こと、
物理層又はネットワークからの指示情報（例えば、１つのＭＡＣ ＰＤＵ又はリソースしか処理できないこと、又は、衝突するリソースが既に伝送され又はキャンセル不可能であることを指示する）を受信したこと、
物理層がキャンセルメカニズム（ｃａｎｃｅｌｌａｔｉｏｎ）をサポートすることなく、又は物理層キャンセルメカニズム（ｃａｎｃｅｌｌａｔｉｏｎ）が設定されていないこと、
物理層衝突リソース優先度処理方式が設定されていない（例えば、少なくとも１つの衝突するリソースに対して、衝突リソース物理層優先度指示（ＰＨＹ－ｐｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘ）が設定されておらず、ＲＲＣメッセージはＤＣＩにＰＨＹ－ｐｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘが含まれることが可能であるという指示情報を指示しておらず、又はＲＲＣメッセージはＤＣＩにＰＨＹ－ｐｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘが含まれておらず又は含まれてはいけないという指示情報を指示する）こと、のうちの少なくとも１つを含んでもよい。
例えば、ＭＡＣ ＰＤＵがまだ生成されていない場合、ＵＥ ＭＡＣは１つのリソースのみをパッケージングし、又は該パッケージングをＰＨＹに送信する（又は伝送をＰＨＹに指示する）。ＭＡＣ ＰＤＵが既に生成された場合、たとえパッケージングされたＭＡＣ ＰＤＵに対応するリソースの優先度が低くても、又は、優先的に伝送されるリソースでなくても、他のＭＡＣ ＰＤＵを生成しなくなる。
また、例えば、異なる衝突状況を考慮して処理する。例示的に、
ＤＧとＣＧが衝突する場合、ＤＧのＭＡＣ ＰＤＵを生成し、又は、ＣＧが優先度がキャンセルされた（ｄｅｐｒｉｏｒｉｔｉｚｅｄ）ものであり、対応的に、ＤＧリソースが優先的なリソース又は伝送されるリソースであると見なされる。
ＰＵＳＣＨとＳＲが衝突する場合、ＳＲの伝送をＰＨＹに指示することなく、又は、ＳＲが優先度がキャンセルされたものであり、対応的に、ＰＵＳＣＨが優先的なリソース又は伝送されるリソースであると見なされる。
複数のＣＧが衝突し又は複数のＤＧが衝突する場合、伝送されるリソース又は優先であると見なされるリソース以外、他のリソースが優先度がキャンセルされたものである。
ＣＧとＤＧが衝突する場合、伝送されるリソース又は優先であると見なされるリソース以外、他のリソースが優先度がキャンセルされたものである。
３、ＰＨＹは１つのＭＡＣ ＰＤＵのみを受信し、ＰＨＹはこのＭＡＣ ＰＤＵ（又はＭＡＣ ＰＤＵに対応するリソース）を伝送する。
例２
第２条件を満足する場合、ＵＥ ＭＡＣは少なくとも１つのＭＡＣ ＰＤＵ及び／又は少なくとも１つのＳＲ伝送を生成する。例示的に、ＭＡＣはＳＲ（ＰＵＣＣＨ）とＭＡＣ ＰＤＵ（ＰＵＳＣＨ）の伝送をいずれもＰＨＹに指示することができる。例示的に、第２条件を満足する場合、ＭＡＣはＳＲ（ＰＵＣＣＨ）とＭＡＣ ＰＤＵ（ＰＵＳＣＨ）の伝送をいずれもＰＨＹに指示することができる。
以下、ＰＵＳＣＨの衝突を例として説明する。具体的に、少なくとも１つのＭＡＣ ＰＤＵを生成することを例として、具体的なステップは下記の通りである。
１、ネットワークはＵＥのリソース伝送をスケジューリング又は設定する。
２、ネットワークがスケジューリング又は設定するＵＥのリソースは衝突（又はオーバーラップ）する場合、ＵＥは１つのリソースのみをネットワーク側に送信できる。ただし、ＵＥはそのうちの少なくとも１つのリソースをパッケージングし、又はパッケージングをＰＨＹに送信する（又は伝送をＰＨＹに指示する）ことができる。第２条件を満足する場合、リソースが衝突する場合、ＵＥ ＭＡＣは少なくとも１つのＭＡＣ ＰＤＵを生成し、少なくとも１つのＭＡＣ ＰＤＵを物理層に指示し、又は物理層に少なくとも１回の伝送を指示する。
上記第２条件は、
ＵＥがＭＡＣ／ＰＨＹ優先度処理能力（Ｒ１６優先度処理能力）を同時に備え、又はＭＡＣ／ＰＨＹ優先度処理能力（Ｒ１６優先度処理能力）を同時に報告すること、
ＵＥにＭＡＣ／ＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が同時に設定されること、
ＵＥにＭＡＣ衝突リソース優先度処理方式とＰＨＹキャンセルメカニズム（ｃａｎｃｅｌｌａｔｉｏｎ）が同時に設定されること、
物理層がキャンセルメカニズム（ｃａｎｃｅｌｌａｔｉｏｎ）をサポートし、又は物理層キャンセルメカニズム（ｃａｎｃｅｌｌａｔｉｏｎ）が設定されること、
ＵＥがＭＡＣ優先度処理能力（Ｒ１６優先度処理能力）を備えなく、又はＭＡＣ優先度処理能力（Ｒ１６優先度処理能力）を報告していないこと、
ＭＡＣ衝突リソース優先度処理方式（ｌｃｈ－ｂａｓｅｄＰｒｉｏｒｉｔｉｚａｔｉｏｎ）が設定されていないこと、
少なくとも１つのリソースに設定される衝突リソース物理層優先度指示（ＰＨＹ－ｐｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘ）の値が異なること、
少なくとも１つのリソースに設定される物理層衝突リソース優先度処理方式（例えば、衝突リソース物理層優先度指示（ＰＨＹ－ｐｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘ）が設定され、ＲＲＣメッセージに、ＤＣＩにＰＨＹ－ｐｒｉｏｒｉｔｙＩｎｄｅｘが含まれることが可能であるという指示情報が設定される）、のうちの少なくとも１つを含んでもよい。
ＭＡＣは各リソースに対していずれもＭＡＣ ＰＤＵをパッケージングし、又は、各リソースのパッケージングによるＭＡＣ ＰＤＵを物理層に指示する（又は物理層に毎回の伝送を指示する）ことができる。
対応的に、ＭＡＣ ＰＤＵが既に生成されたか否かにかかわらず、ＵＥ ＭＡＣは各リソースをパッケージングする。又は、ＭＡＣ ＰＤＵが既に生成されたが、パッケージングされたＭＡＣ ＰＤＵに対応するリソースの優先度が低く、又は、優先的に伝送されるリソースではない場合、ＭＡＣは優先度の高いリソースに対して、対応のＭＡＣ ＰＤＵを更に生成する。
３、ＰＨＹは１つより多くのＭＡＣ ＰＤＵを受信することができる。衝突するリソースに対して、ＰＨＹは１つのＭＡＣ ＰＤＵのみを受信した場合、ＰＨＹはこのＭＡＣ ＰＤＵ（又はＭＡＣ ＰＤＵに対応するリソース）を伝送する。ＰＨＹは１つより多くのＭＡＣ ＰＤＵを受信した場合、ＰＨＹはそのうちの１つのＭＡＣ ＰＤＵ（又はＭＡＣ ＰＤＵに対応するリソース）を選択して伝送する。ＵＥの実現によって、優先度の高いもの、ＰＵＳＣＨの開始位置が前にあるもの、ＰＵＳＣＨの開始位置が後にあるものを選択する。
本願の実施例では、ＵＥ ＭＡＣのパッケージングの規則及び条件を設定することにより、ＵＥ ＭＡＣとＰＨＹの処理の一致に寄与する。
図４は本願の１つの実施例による端末装置４００の模式的なブロック図である。該端末装置４００は、
リソースが衝突する場合、満足する条件に基づいてアップリンクリソースを伝送することに用いられる処理ユニット４１０を備えてもよい。
選択肢として、本願の実施例において、該リソースの衝突状況は、
複数の物理アップリンク共有チャネル（ＰＵＳＣＨ）が衝突すること、
ＰＵＳＣＨと物理アップリンク制御チャネル（ＰＵＣＣＨ）が衝突すること、
動的グラント（ＤＧ）と少なくとも１つの設定グラント（ＣＧ）が衝突すること、
複数のＤＧが衝突すること、
複数のＣＧが衝突すること、のうちの少なくとも１つを含む。
選択肢として、本願の実施例において、該ＰＵＣＣＨはスケジューリング要求（ＳＲ）を伝送するためのＰＵＣＣＨである。
選択肢として、本願の実施例において、該アップリンクリソースはメディアアクセス制御層（ＭＡＣ）プロトコルデータユニット（ＰＤＵ）及び／又はＳＲを含む。
選択肢として、本願の実施例において、該処理ユニットは更に、第１条件を満足すれば、１つのアップリンクリソースを伝送することに用いられる。
選択肢として、本願の実施例において、該処理ユニットは更に、１つのアップリンクリソースを生成するようにＭＡＣに指示すること、ハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）プロセスに１つのアップリンクリソースを伝送すること、１つのアップリンクリソースを伝送するようにＨＡＲＱプロセスに指示すること、物理層（ＰＨＹ）に１つのアップリンクリソースを送信すること、又は１つのアップリンクリソースを伝送するようにＰＨＹに指示すること、に用いられる。
アップリンクリソースが生成されていない場合、該処理ユニットは更に、アップリンクリソースが生成されていない場合、１つのリソースをパッケージングして、１つのアップリンクリソースを取得するようにＭＡＣに指示すること、ＨＡＲＱプロセスに該１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースを伝送すること、該１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースを伝送するようにＨＡＲＱプロセスに指示すること、該１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースをＰＨＹに送信すること、又は該１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースを伝送するようにＰＨＹに指示すること、に用いられる。
選択肢として、本願の実施例において、該処理ユニットは更に、アップリンクリソースが生成された場合、他のアップリンクリソースを生成しないようにＭＡＣに指示することに用いられる。
選択肢として、本願の実施例において、該処理ユニットは更に、アップリンクリソースが生成された場合、パッケージングされることなく、且つ優先に伝送されるものは生成されたアップリンクリソースでなければ、他のアップリンクリソースを生成するようにＭＡＣに指示することに用いられる。
選択肢として、本願の実施例において、該第１条件は、
該端末装置がＰＨＹ優先度処理能力を備えなく、又はＰＨＹ優先度処理能力を報告していないこと、
該端末装置の衝突するリソースのＰＨＹ優先度が同じであること、
該端末装置がＰＨＹからの第１指示情報を受信したこと、
該端末装置がネットワークからの第１指示情報を受信したこと、
該端末装置のＰＨＹがキャンセルメカニズムをサポートすることなく、又はＰＨＹキャンセルメカニズムが設定されていないこと、
該端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が設定されていないこと、
該端末装置に第１パラメータが設定されていないこと、
少なくとも１つの衝突するリソースに第１パラメータが設定されていないこと、
少なくとも１つの衝突するリソースに設定される第１パラメータの値が同じであること、
該端末装置が１つより多くのリソースの受信又は処理をサポートしないこと、
該端末装置がＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式に基づいて、１つより多くのリソースの受信又は処理をサポートしないこと、
該端末装置がＭＡＣ優先度処理能力を備え、又はＭＡＣ優先度処理能力を報告すること、
該端末装置又は少なくとも１つのリソースにＭＡＣ優先度処理能力が設定されること、のうちの少なくとも１つを含む。
選択肢として、本願の実施例において、該第１指示情報は、該端末装置が１つのアップリンクリソースしか処理できないこと、衝突するリソースが既に伝送されたこと、衝突するリソースがキャンセル不可能であること、ＰＨＹキャンセルの時間要件を満足しないこと、キャンセルの処理要件を満足しないこと、ＰＨＹがＰＨＹ優先度処理能力をサポートしないこと、又はＰＨＹにＰＨＹ優先度処理方式が設定されていないこと、を指示する。
選択肢として、本願の実施例において、該端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が設定されていないことは、
該端末装置が少なくとも１つの衝突するリソースに対して、衝突リソースＰＨＹ優先度指示を設定していないこと、
該端末装置が少なくとも１つの衝突するリソースに対して設定した衝突リソースＰＨＹ優先度指示が同じであること、
該端末装置が受信したＲＲＣメッセージが、ＤＣＩに衝突リソースＰＨＹ優先度指示が含まれておらず又は含まれてはいけないことを指示すること、
該端末装置が受信したＲＲＣメッセージが、ＤＣＩに衝突リソースＰＨＹ優先度指示が含まれることが可能であることを指示していないこと、のうちの少なくとも１つを含む。
選択肢として、本願の実施例において、第１条件を満足すれば、該処理ユニットがリソースの衝突する場合に基づいて１つのアップリンクリソースを伝送する方式は、
ＤＧとＣＧが衝突する場合、ＤＧのＭＡＣ ＰＤＵを生成し、又は、ＣＧが優先度がキャンセルされたものであること、
ＰＵＳＣＨとＳＲが衝突する場合、ＳＲの伝送をＰＨＹに指示することなく、又は、ＳＲが優先度がキャンセルされたものであること、
複数のＣＧが衝突し又は複数のＤＧが衝突する場合、伝送されるリソース又は優先であると見なされるリソース以外、他のリソースが優先度がキャンセルされたものであること、
ＣＧとＤＧが衝突する場合、伝送されるリソース又は優先であると見なされるリソース以外、他のリソースが優先度がキャンセルされたものであること、のうちの少なくとも１つを含む。
選択肢として、本願の実施例において、該処理ユニットは更に、第２条件を満足すれば、少なくとも１つのアップリンクリソースを伝送することに用いられる。
選択肢として、本願の実施例において、該処理ユニットは更に、
該端末装置のＭＡＣが少なくとも１つのリソースをパッケージングし、対応するアップリンクリソースを取得すること、
該端末装置のＭＡＣが少なくとも１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースをＰＨＹに指示すること、
該端末装置のＭＡＣがＨＡＲＱプロセスに少なくとも１回のアップリンクリソースの伝送を指示すること、
該端末装置のＭＡＣがＰＨＹに少なくとも１回のアップリンクリソースの伝送を指示すること、のうちの少なくとも１つの方式を用いて、少なくとも１つのアップリンクリソースを伝送することに用いられる。
選択肢として、本願の実施例において、該処理ユニットは更に、
アップリンクリソースが生成された場合、生成されたアップリンクリソースに対応するリソース優先度が低ければ、又は優先に伝送されるリソースでなければ、又はプリセットのタイプのリソースでなければ、又はプリセットのリソースでなければ、該端末装置のＭＡＣが優先度の高いリソース又はプリセットのリソースに対して対応のアップリンクリソースを生成し、又は、該端末装置のＭＡＣが優先度の高いアップリンクリソース伝送又はプリセットのアップリンクリソース伝送を指示する、という方式を用いて、少なくとも１つのアップリンクリソースを伝送することに用いられる。
選択肢として、本願の実施例において、該処理ユニットは更に、ＰＨＹが１つのアップリンクリソースのみを受信した場合、該ＰＨＹが該アップリンクリソースを伝送することに用いられる。
選択肢として、本願の実施例において、該処理ユニットは更に、ＰＨＹが複数のアップリンクリソースを受信した場合、該ＰＨＹがそのうちの１つのアップリンクリソースを選択して伝送することに用いられる。
選択肢として、本願の実施例において、該ＰＨＹがアップリンクリソースを選択する方式は、
ＰＨＹが開始位置が前にあるＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
ＰＨＹが先に到達するＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
ＰＨＹがＰＵＣＣＨを選択して伝送すること、
ＰＨＹがＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
ＰＨＹが優先度の高いＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
ＰＨＹが開始位置が後にあるＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
ＰＨＹが後に到達するＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
ＰＨＹが後に到達するＭＡＣ ＰＤＵを選択して伝送すること、
ＰＨＹが開始位置が前にあるリソースを選択して伝送すること、
ＰＨＹが先に到達するリソースを選択して伝送すること、
ＰＨＹが開始位置が後にあるリソースを選択して伝送すること、
ＰＨＹが後に到達するリソースを選択して伝送すること、のうちの少なくとも１つを含む。
選択肢として、本願の実施例において、該第２条件は、
該端末装置がＭＡＣ優先度処理能力を備えなく、又はＭＡＣ優先度処理能力を報告していないこと、
該端末装置にＭＡＣ優先度処理方式が設定されていないこと、
該端末装置がＭＡＣとＰＨＹ優先度処理能力を同時に備え、又はＭＡＣとＰＨＹ優先度処理能力を同時に報告すること、
該端末装置がＰＨＹからの第２指示情報を受信したこと、
該端末装置がネットワークからの第２指示情報を受信したこと、
該端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式のみが設定されること、
該端末装置に第１パラメータが設定されること、
少なくとも１つの衝突するリソースにいずれも第１パラメータが設定されること、
少なくとも１つの衝突するリソースに設定される第１パラメータの値が異なること、
該端末装置にＭＡＣ優先度処理方式と第１パラメータが同時に設定されること、
該端末装置が少なくとも１つのアップリンクリソースに対してＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式を設定すること、
該端末装置にＰＨＹキャンセルメカニズムのみが設定されること、
該端末装置にＭＡＣとＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が同時に設定されること、
該端末装置にＭＡＣ衝突リソース優先度処理方式とＰＨＹキャンセルメカニズムが同時に設定されること、
該端末装置のＰＨＹがキャンセルメカニズムをサポートし、又はＰＨＹキャンセルメカニズムが設定されること、
該端末装置が１つより多くのリソースの受信／処理をサポートすること、
該端末装置がＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式に基づいて、１つより多くのリソースの受信又は処理をサポートすること、のうちの少なくとも１つを含む。
選択肢として、本願の実施例において、該第２指示情報は、少なくとも１つのアップリンクリソースを処理できること、衝突するリソースが伝送されておらず、又は衝突するリソースがキャンセル可能であること、ＰＨＹキャンセルの時間要件を満足すること、キャンセルの処理要件を満足しないこと、ＰＨＹがＰＨＹ優先度処理能力をサポートし、又はＰＨＹにＰＨＹ優先度処理方式が設定されること、を指示する。
選択肢として、本願の実施例において、該端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が設定されることは、
該端末装置に衝突リソースＰＨＹ優先度指示が設定されること、
該端末装置に設定される衝突リソースＰＨＹ優先度指示が異なること、
該端末装置が受信したＲＲＣメッセージが、ダウンリンク制御情報（ＤＣＩ）に衝突リソースＰＨＹ優先度指示が含まれ又は含まれることが可能であることを指示すること、のうちの少なくとも１つを含む。
選択肢として、本願の実施例において、リソースが衝突する場合、優先度が低いと見なされるリソース又は伝送されていないリソースは優先度がキャンセルされたものとして設定される。
選択肢として、本願の実施例において、該ＳＲはＳＲ伝送を含み、該ＳＲ伝送は使用可能なＳＲ伝送リソースであり、該ＳＲ伝送は優先度がキャンセルされたＳＲのＳＲリソースを含まない。
選択肢として、本願の実施例において、図５に示すように、該端末装置は第１変更ユニット４２０を更に備え、
該第１変更ユニット４２０は、第１アップリンクリソースの優先度が高くなり、又は第１アップリンクリソースの優先度が、衝突する他のアップリンクリソースの優先度より高くなる場合、該第１アップリンクリソースはＭＡＣ優先度処理方式を実行でき、該第１アップリンクリソースと他のアップリンクリソースは優先度の比較を行うことができ、又は該第１アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかと改めて認定されることができ、又は該第１アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかの判断を改めて実行できることに用いられる。
選択肢として、本願の実施例において、該端末装置は第２変更ユニット４３０を更に備え、
該第２変更ユニット４３０は、他のアップリンクリソースとの衝突により第２アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであると認定され、且つ該他のアップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであると認定され又は改めて認定された場合、該第２アップリンクリソースはＭＡＣ優先度処理方式を実行でき、該第２アップリンクリソースと他のアップリンクリソースは優先度の比較を行うことができ、又は該第２アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかと改めて認定されることができ、又は該第２アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかの判断を改めて実行できることに用いられる。
選択肢として、本願の実施例において、該第１アップリンクリソース又は該第２アップリンクリソースは、優先度が高いリソースであると認定され又は認定されることができる。
本願の実施例の端末装置４００は、上記の方法実施例における端末装置の対応機能を実現できる。該端末装置４００における各モジュール（サブモジュール、ユニット又はアセンブリ等）に対応するプロセス、機能、実現態様及び有益な効果については、上記の方法実施例における対応説明を参照でき、ここでは繰り返して説明しない。
なお、本願の実施例による端末装置４００における各モジュール（サブモジュール、ユニット又はアセンブリ等）について説明した機能は、異なるモジュール（サブモジュール、ユニット又はアセンブリ等）により実現されてもよく、同一のモジュール（サブモジュール、ユニット又はアセンブリ等）により実現されてもよい。
図６は本願の実施例による通信装置６００の構造模式図である。該通信装置６００はプロセッサ６１０を備え、プロセッサ６１０はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、通信装置６００に本願の実施例における方法を実現させることができる。例えば、上記処理ユニット４１０は１つ又は複数のプロセッサにより実現されてもよい。
選択肢として、図６に示すように、端末装置６００はメモリ６２０を更に備えてもよい。プロセッサ６１０はメモリ６２０からコンピュータプログラムを呼び出して実行し、通信装置６００に本願の実施例における方法を実現させることができる。
メモリ６２０はプロセッサ６１０から独立した１つの独立のデバイスであってもよく、プロセッサ６１０に集積されてもよい。
選択肢として、図６に示すように、通信装置６００は送受信機６３０を更に備えてもよい。プロセッサ６１０は他の装置と通信するように該送受信機６３０を制御でき、具体的に、他の装置に情報又はデータを送信し、又は他の装置から送信された情報又はデータを受信することができる。
ここで、送受信機６３０は送信機と受信機を備えてもよい。送受信機６３０はアンテナを更に備えてもよく、アンテナの数は１つ又は複数であってもよい。
選択肢として、該通信装置６００は本願の実施例のネットワーク装置であってもよく、そして該通信装置６００は本願の実施例の各方法におけるネットワーク装置が実現する対応プロセスを実現できる。簡明のために、ここでは繰り返して説明しない。
選択肢として、該通信装置６００は本願の実施例の端末装置であってもよく、そして該通信装置６００は本願の実施例の各方法における端末装置が実現する対応プロセスを実現できる。簡明のために、ここでは繰り返して説明しない。
図７は本願の実施例によるチップ７００の構造模式図である。該チップ７００はプロセッサ７１０を備え、プロセッサ７１０はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、本願の実施例における方法を実現することができる。
選択肢として、図７に示すように、チップ７００はメモリ７２０を更に備えてもよい。プロセッサ７１０はメモリ７２０からコンピュータプログラムを呼び出して実行し、本願の実施例における端末装置又はネットワーク装置が実行する方法を実現することができる。
メモリ７２０はプロセッサ７１０から独立した１つの独立のデバイスであってもよく、プロセッサ７１０に集積されてもよい。
選択肢として、該チップ７００は入力インタフェース７３０を更に備えてもよい。プロセッサ７１０は他の装置又はチップと通信するように該入力インタフェース７３０を制御でき、具体的に、他の装置又はチップから送信された情報又はデータを受信することができる。
選択肢として、該チップ７００は出力インタフェース７４０を更に備えてもよい。プロセッサ７１０は他の装置又はチップと通信するように該出力インタフェース７４０を制御でき、具体的に、他の装置又はチップに情報又はデータを出力することができる。
選択肢として、該チップは本願の実施例におけるネットワーク装置に適用されてもよく、そして該チップは本願の実施例の各方法におけるネットワーク装置が実現する対応プロセスを実現できる。簡明のために、ここでは繰り返して説明しない。
選択肢として、該チップは本願の実施例における端末装置に適用されてもよく、そして該チップは本願の実施例の各方法における端末装置が実現する対応プロセスを実現できる。簡明のために、ここでは繰り返して説明しない。
ネットワーク装置と端末装置に適用されるチップは同一のチップ又は異なるチップであってもよい。
理解されるように、本願の実施例に記載のチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と称されてもよい。
上記のプロセッサは汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ、ｄｉｇｉｔａｌ ｓｉｇｎａｌ ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ、ｆｉｅｌｄ ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ｇａｔｅ ａｒｒａｙ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ、ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ ｓｐｅｃｉｆｉｃ ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ｃｉｒｃｕｉｔ）又は他のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、個別ハードウェアコンポーネント等であってもよい。上記の汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又は任意の通常のプロセッサ等であってもよい。
上記のメモリは揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、或いは揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含んでもよい。ここで、不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ（ＲＯＭ、ｒｅａｄ－ｏｎｌｙ ｍｅｍｏｒｙ）、プログラマブル読み出し専用メモリ（ＰＲＯＭ、ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ＲＯＭ）、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ（ＥＰＲＯＭ、ｅｒａｓａｂｌｅ ＰＲＯＭ）、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ、ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙ ＥＰＲＯＭ）又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリはランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ、ｒａｎｄｏｍ ａｃｃｅｓｓ ｍｅｍｏｒｙ）であってもよい。
理解されるように、上記メモリの記載は例示的であって制限的なものではない。例えば、本願の実施例におけるメモリは更に、スタティックランダムアクセスメモリ（ＳＲＡＭ、ｓｔａｔｉｃ ＲＡＭ）、ダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＲＡＭ、ｄｙｎａｍｉｃ ＲＡＭ）、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ（ＳＤＲＡＭ、ｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ ＤＲＡＭ）、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＤＲ ＳＤＲＡＭ、ｄｏｕｂｌｅ ｄａｔａ ｒａｔｅ ＳＤＲＡＭ）、拡張型シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ（ＥＳＤＲＡＭ、ｅｎｈａｎｃｅｄ ＳＤＲＡＭ）、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ（ＳＬＤＲＡＭ、ｓｙｎｃｈ ｌｉｎｋ ＤＲＡＭ）及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ（ＤＲ ＲＡＭ、Ｄｉｒｅｃｔ Ｒａｍｂｕｓ ＲＡＭ）等であってもよい。即ち、本発明の実施例におけるメモリはこれらのメモリ及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限らないように意図されている。
図８は本願の実施例による通信システム８００の模式的なブロック図である。該通信システム８００は端末装置８１０とネットワーク装置８２０を備えてもよい。
端末装置８１０は、リソースが衝突する場合、満足する条件に基づいてアップリンクリソースを伝送することに用いられる。ここで、満足する条件については、上記第１条件と第２条件の関連説明を参照してもよい。
選択肢として、ネットワーク装置８２０は端末装置８１０に関連設定を送信してもよい。
該端末装置８１０は上記方法における端末装置が実現する対応機能を実現することに用いられもよく、そして該ネットワーク装置８２０は上記方法におけるネットワーク装置が実現する対応機能を実現することに用いられもよい。簡明のために、ここでは繰り返して説明しない。
上記実施例において、全部又は部分的に、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はそれらの任意の組合せによって実現されてもよい。ソフトウェアで実現する場合、全部又は一部をコンピュータプログラム製品の形態で実現してもよい。該コンピュータプログラム製品は１つ又は複数のコンピュータ指令を含む。コンピュータに該コンピュータプログラム指令をロードして実行する場合、本願の実施例の記載に従うフロー又は機能を全部又は部分的に生成する。該コンピュータは汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は他のプログラマブル装置であってもよい。該コンピュータ指令はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶され、又は１つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から他のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に伝送されてもよく、例えば、該コンピュータ指令は、１つのウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンターから有線（例えば同軸ケーブル、光ファイバ、デジタル加入者回線（ＤＳＬ、Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ Ｌｉｎｅ））又は無線（例えば赤外線、無線、マイクロ波等）により他のウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンターに伝送されてもよい。該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータがアクセスできる任意の利用可能な媒体、又は１つ又は複数の利用可能な媒体を集積したサーバ、データセンター等のデータ記憶デバイスであってもよい。該利用可能な媒体は、磁気媒体（例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ）、光媒体（例えば、ＤＶＤ）、又は半導体媒体（例えば、ソリッドステートディスク（ＳＳＤ、Ｓｏｌｉｄ Ｓｔａｔｅ Ｄｉｓｋ））等であってもよい。
理解できるように、本願の様々な実施例において、上記各過程の番号の大きさは実行順序の前後を意味するものではなく、各過程の実行順序はその機能と内的論理によって決定されるべきであり、本願の実施例の実施過程に対する何ら限定ではない。
当業者が明らかに理解できるように、説明の便宜と簡明のために、上記説明したシステム、装置及びユニットの具体的な動作過程については、前述した方法の実施例における対応の過程を参照でき、ここでは繰り返して説明しない。
上記のものは本願の具体的な実施形態に過ぎなく、本願の保護範囲はこれに限定されるものではなく、いかなる当業者が本願の開示した技術範囲内において容易に想到し得る変化又は置き換えは、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。従って、本願の保護範囲は該請求項の保護範囲を基準とするべきである。

Claims (59)

  1. リソース伝送方法であって、
    端末装置はリソースが衝突する場合、満足する条件に基づいてアップリンクリソースを伝送することを含むリソース伝送方法。
  2. 前記リソースの衝突状況は、
    複数の物理アップリンク共有チャネル（ＰＵＳＣＨ）が衝突すること、
    ＰＵＳＣＨと物理アップリンク制御チャネル（ＰＵＣＣＨ）が衝突すること、
    動的グラント（ＤＧ）と少なくとも１つの設定グラント（ＣＧ）が衝突すること、
    複数のＤＧが衝突すること、
    複数のＣＧが衝突すること、のうちの少なくとも１つを含む請求項１に記載の方法。
  3. 前記ＰＵＣＣＨはスケジューリング要求（ＳＲ）を伝送するためのＰＵＣＣＨである請求項２に記載の方法。
  4. 前記アップリンクリソースはメディアアクセス制御（ＭＡＣ）プロトコルデータユニット（ＰＤＵ）及び／又はＳＲを含む請求項１～３のいずれか１項に記載の方法。
  5. 満足する条件に基づいてアップリンクリソースを伝送することは、
    第１条件を満足すれば、１つのアップリンクリソースを伝送することを含む請求項１～４のいずれか１項に記載の方法。
  6. １つのアップリンクリソースを伝送することは、
    前記端末装置のＭＡＣが１つのアップリンクリソースを生成すること、ハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）プロセスに１つのアップリンクリソースを伝送すること、１つのアップリンクリソースを伝送するようにＨＡＲＱプロセスに指示すること、物理層（ＰＨＹ）に１つのアップリンクリソースを送信すること、又は１つのアップリンクリソースを伝送するようにＰＨＹに指示すること、を含む請求項５に記載の方法。
  7. 前記端末装置のＭＡＣが１つのアップリンクリソースを生成すること、ＨＡＲＱプロセスに１つのアップリンクリソースを伝送すること、１つのアップリンクリソースを伝送するようにＨＡＲＱプロセスに指示すること、ＰＨＹに１つのアップリンクリソースを送信すること、又は１つのアップリンクリソースを伝送するようにＰＨＹに指示することは、
    アップリンクリソースが生成されていない場合、前記端末装置のＭＡＣが１つのリソースをパッケージングして、１つのアップリンクリソースを取得すること、ＨＡＲＱプロセスに前記１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースを伝送すること、前記１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースを伝送するようにＨＡＲＱプロセスに指示すること、前記１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースをＰＨＹに送信すること、又は前記１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースを伝送するようにＰＨＹに指示すること、を含む請求項６に記載の方法。
  8. 前記方法は更に、
    アップリンクリソースが生成された場合、前記端末装置のＭＡＣが他のアップリンクリソースを生成しないことを含む請求項７に記載の方法。
  9. 前記方法は更に、
    アップリンクリソースが生成された場合、パッケージングされることなく、且つ優先に伝送されるものは生成されたアップリンクリソースでなければ、前記端末装置のＭＡＣが他のアップリンクリソースを生成することを含む請求項７に記載の方法。
  10. 前記第１条件は、
    前記端末装置がＰＨＹ優先度処理能力を備えなく、又は前記ＰＨＹ優先度処理能力を報告していないこと、
    前記端末装置の衝突するリソースのＰＨＹ優先度が同じであること、
    前記端末装置がＰＨＹからの第１指示情報を受信したこと、
    前記端末装置がネットワークからの第１指示情報を受信したこと、
    前記端末装置のＰＨＹがキャンセルメカニズムをサポートすることなく、又はＰＨＹキャンセルメカニズムが設定されていないこと、
    前記端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が設定されていないこと、
    前記端末装置に第１パラメータが設定されていないこと、
    少なくとも１つの衝突するリソースに第１パラメータが設定されていないこと、
    少なくとも１つの衝突するリソースに設定される第１パラメータの値が同じであること、
    前記端末装置が１つより多くのリソースの受信又は処理をサポートしないこと、
    前記端末装置がＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式に基づいて、１つより多くのリソースの受信又は処理をサポートしないこと、
    前記端末装置がＭＡＣ優先度処理能力を備え、又は前記ＭＡＣ優先度処理能力を報告すること、
    前記端末装置又は少なくとも１つのリソースにＭＡＣ優先度処理能力が設定されること、のうちの少なくとも１つを含む請求項５～９のいずれか１項に記載の方法。
  11. 前記第１指示情報は、前記端末装置が１つのアップリンクリソースしか処理できないこと、衝突するリソースが既に伝送されたこと、衝突するリソースがキャンセル不可能であること、ＰＨＹキャンセルの時間要件を満足しないこと、キャンセルの処理要件を満足しないこと、ＰＨＹがＰＨＹ優先度処理能力をサポートしないこと、又はＰＨＹにＰＨＹ優先度処理方式が設定されていないこと、を指示する請求項１０に記載の方法。
  12. 前記端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が設定されていないことは、
    前記端末装置が少なくとも１つの衝突するリソースに対して、衝突リソースＰＨＹ優先度指示を設定していないこと、
    前記端末装置が少なくとも１つの衝突するリソースに対して設定した衝突リソースＰＨＹ優先度指示が同じであること、
    前記端末装置が受信したＲＲＣメッセージが、ＤＣＩに衝突リソースＰＨＹ優先度指示が含まれておらず又は含まれてはいけないことを指示すること、
    前記端末装置が受信したＲＲＣメッセージが、ＤＣＩに衝突リソースＰＨＹ優先度指示が含まれることが可能であることを指示していないこと、のうちの少なくとも１つを含む請求項１０に記載の方法。
  13. 第１条件を満足すれば、リソースが衝突する場合に基づいて１つのアップリンクリソースを伝送する方式は、
    ＤＧとＣＧが衝突する場合、ＤＧのＭＡＣ ＰＤＵを生成し、又は、ＣＧが優先度がキャンセルされたものであること、
    ＰＵＳＣＨとＳＲが衝突する場合、ＳＲの伝送をＰＨＹに指示することなく、又は、ＳＲが優先度がキャンセルされたものであること、
    複数のＣＧが衝突し又は複数のＤＧが衝突する場合、伝送されるリソース又は優先であると見なされるリソース以外、他のリソースが優先度がキャンセルされたものであること、
    ＣＧとＤＧが衝突する場合、伝送されるリソース又は優先であると見なされるリソース以外、他のリソースが優先度がキャンセルされたものであること、のうちの少なくとも１つを含む請求項６～１２のいずれか１項に記載の方法。
  14. 満足する条件に基づいてアップリンクリソースを伝送することは、
    第２条件を満足すれば、少なくとも１つのアップリンクリソースを伝送することを含む請求項１～４のいずれか１項に記載の方法。
  15. 少なくとも１つのアップリンクリソースを伝送することは、
    前記端末装置のＭＡＣが少なくとも１つのリソースをパッケージングし、対応するアップリンクリソースを取得すること、
    前記端末装置のＭＡＣが少なくとも１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースをＰＨＹに指示すること、
    前記端末装置のＭＡＣがＨＡＲＱプロセスに少なくとも１回のアップリンクリソースの伝送を指示すること、
    前記端末装置のＭＡＣがＰＨＹに少なくとも１回のアップリンクリソースの伝送を指示すること、のうちの少なくとも１つを含む請求項１４に記載の方法。
  16. 少なくとも１つのアップリンクリソースを伝送することは更に、
    アップリンクリソースが生成された場合、生成されたアップリンクリソースに対応するリソース優先度が低ければ、又は優先に伝送されるリソースでなければ、又はプリセットのタイプのリソースでなければ、又はプリセットのリソースでなければ、前記端末装置のＭＡＣが優先度の高いリソース又はプリセットのリソースに対して対応のアップリンクリソースを生成し、又は、前記端末装置のＭＡＣが優先度の高いアップリンクリソース伝送又はプリセットのアップリンクリソース伝送を指示することを含む請求項１４に記載の方法。
  17. 前記第２条件は、
    前記端末装置がＭＡＣ優先度処理能力を備えなく、又は前記ＭＡＣ優先度処理能力を報告していないこと、
    前記端末装置にＭＡＣ優先度処理方式が設定されていないこと、
    前記端末装置がＭＡＣとＰＨＹ優先度処理能力を同時に備え、又は前記ＭＡＣとＰＨＹ優先度処理能力を同時に報告すること、
    前記端末装置がＰＨＹからの第２指示情報を受信したこと、
    前記端末装置がネットワークからの第２指示情報を受信したこと、
    前記端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式のみが設定されること、
    前記端末装置に第１パラメータが設定されること、
    少なくとも１つの衝突するリソースにいずれも第１パラメータが設定されること、
    少なくとも１つの衝突するリソースに設定される第１パラメータの値が異なること、
    前記端末装置にＭＡＣ優先度処理方式と第１パラメータが同時に設定されること、
    前記端末装置が少なくとも１つのアップリンクリソースに対してＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式を設定すること、
    前記端末装置にＰＨＹキャンセルメカニズムのみが設定されること、
    前記端末装置にＭＡＣとＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が同時に設定されること、
    前記端末装置にＭＡＣ衝突リソース優先度処理方式とＰＨＹキャンセルメカニズムが同時に設定されること、
    前記端末装置のＰＨＹがキャンセルメカニズムをサポートし、又はＰＨＹキャンセルメカニズムが設定されること、
    前記端末装置が１つより多くのリソースの受信／処理をサポートすること、
    前記端末装置がＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式に基づいて、１つより多くのリソースの受信又は処理をサポートすること、のうちの少なくとも１つを含む請求項１４～１６のいずれか１項に記載の方法。
  18. 前記第２指示情報は、少なくとも１つのアップリンクリソースを処理できること、衝突するリソースが伝送されておらず、又は衝突するリソースがキャンセル可能であること、ＰＨＹキャンセルの時間要件を満足すること、キャンセルの処理要件を満足しないこと、ＰＨＹがＰＨＹ優先度処理能力をサポートし、又はＰＨＹにＰＨＹ優先度処理方式が設定されること、を指示する請求項１７に記載の方法。
  19. 前記端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が設定されることは、
    前記端末装置に衝突リソースＰＨＹ優先度指示が設定されること、
    前記端末装置に設定される衝突リソースＰＨＹ優先度指示が異なること、
    前記端末装置が受信したＲＲＣメッセージが、ダウンリンク制御情報（ＤＣＩ）に衝突リソースＰＨＹ優先度指示が含まれ又は含まれることが可能であることを指示すること、のうちの少なくとも１つを含む請求項１７に記載の方法。
  20. 前記方法は更に、
    ＰＨＹが１つのアップリンクリソースのみを受信した場合、前記ＰＨＹが前記アップリンクリソースを伝送することを含む請求項１～１９のいずれか１項に記載の方法。
  21. 前記方法は更に、
    ＰＨＹが複数のアップリンクリソースを受信した場合、前記ＰＨＹがそのうちの１つのアップリンクリソースを選択して伝送することを含む請求項１～２０のいずれか１項に記載の方法。
  22. 前記ＰＨＹがアップリンクリソースを選択する方式は、
    ＰＨＹが開始位置が前にあるＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが終了位置が前にあるアップリンクリソースを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが終了位置が後にあるアップリンクリソースを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが先に到達するＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが先に到達するＭＡＣ ＰＤＵを選択して伝送すること、
    ＰＨＹがＰＵＣＣＨを選択して伝送すること、
    ＰＨＹがＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが優先度の高いＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが開始位置が後にあるＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが後に到達するＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが後に到達するＭＡＣ ＰＤＵを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが開始位置が前にあるリソースを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが先に到達するリソースを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが開始位置が後にあるリソースを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが後に到達するリソースを選択して伝送すること、のうちの少なくとも１つを含む請求項２１に記載の方法。
  23. 前記方法は更に、
    リソースが衝突する場合、優先度が低いと見なされるリソース又は伝送されていないリソースは、優先度がキャンセルされたものとして設定されることを含む請求項１～２２のいずれか１項に記載の方法。
  24. 前記ＳＲはＳＲ伝送を含み、前記ＳＲ伝送は使用可能なＳＲ伝送リソースに対応し、前記ＳＲ伝送は優先度がキャンセルされたＳＲのＳＲリソースを含まない請求項４に記載の方法。
  25. 前記方法は更に、
    第１アップリンクリソースの優先度が高くなり、又は第１アップリンクリソースの優先度が、衝突する他のアップリンクリソースの優先度より高くなる場合、前記第１アップリンクリソースはＭＡＣ優先度処理方式を実行でき、前記第１アップリンクリソースと他のアップリンクリソースは優先度の比較を行うことができ、又は前記第１アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかと改めて認定されることができ、又は前記第１アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかの判断を改めて実行できることを含む請求項１～２４のいずれか１項に記載の方法。
  26. 前記方法は更に、
    他のアップリンクリソースとの衝突により第２アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであると認定され、且つ前記他のアップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであると認定され又は改めて認定された場合、前記第２アップリンクリソースはＭＡＣ優先度処理方式を実行でき、前記第２アップリンクリソースと他のアップリンクリソースは優先度の比較を行うことができ、又は前記第２アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかと改めて認定されることができ、又は前記第２アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかの判断を改めて実行できることを含む請求項１～２４のいずれか１項に記載の方法。
  27. 第１アップリンクリソース又は第２アップリンクリソースは、優先度が高いリソースであると認定され又は認定されることができる請求項２５又は２６に記載の方法。
  28. 端末装置であって、
    リソースが衝突する場合、満足する条件に基づいてアップリンクリソースを伝送することに用いられる処理ユニットを備える端末装置。
  29. 前記リソースの衝突状況は、
    複数の物理アップリンク共有チャネル（ＰＵＳＣＨ）が衝突すること、
    ＰＵＳＣＨと物理アップリンク制御チャネル（ＰＵＣＣＨ）が衝突すること、
    動的グラント（ＤＧ）と少なくとも１つの設定グラント（ＣＧ）が衝突すること、
    複数のＤＧが衝突すること、
    複数のＣＧが衝突すること、のうちの少なくとも１つを含む請求項２８に記載の端末装置。
  30. 前記ＰＵＣＣＨはスケジューリング要求（ＳＲ）を伝送するためのＰＵＣＣＨである請求項２９に記載の端末装置。
  31. 前記アップリンクリソースはメディアアクセス制御（ＭＡＣ）プロトコルデータユニット（ＰＤＵ）及び／又はＳＲを含む請求項２８～３０のいずれか１項に記載の端末装置。
  32. 前記処理ユニットは更に、第１条件を満足すれば、１つのアップリンクリソースを伝送することに用いられる請求項２８～３１のいずれか１項に記載の端末装置。
  33. 前記処理ユニットは更に、１つのアップリンクリソースを生成するようにＭＡＣに指示すること、ハイブリッド自動再送要求（ＨＡＲＱ）プロセスに１つのアップリンクリソースを伝送すること、１つのアップリンクリソースを伝送するようにＨＡＲＱプロセスに指示すること、物理層（ＰＨＹ）に１つのアップリンクリソースを送信すること、又は１つのアップリンクリソースを伝送するようにＰＨＹに指示すること、に用いられる請求項３２に記載の端末装置。
  34. 前記処理ユニットは更に、アップリンクリソースが生成されていない場合、１つのリソースをパッケージングして、１つのアップリンクリソースを取得するようにＭＡＣに指示すること、ＨＡＲＱプロセスに前記１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースを伝送すること、前記１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースを伝送するようにＨＡＲＱプロセスに指示すること、前記１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースをＰＨＹに送信すること、又は前記１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースを伝送するようにＰＨＹに指示すること、に用いられる請求項３３に記載の端末装置。
  35. 前記処理ユニットは更に、アップリンクリソースが生成された場合、他のアップリンクリソースを生成しないようにＭＡＣに指示することに用いられる請求項３４に記載の端末装置。
  36. 前記処理ユニットは更に、アップリンクリソースが生成された場合、パッケージングされることなく、且つ優先に伝送されるものは生成されたアップリンクリソースでなければ、他のアップリンクリソースを生成するようにＭＡＣに指示することに用いられる請求項３４に記載の端末装置。
  37. 前記第１条件は、
    前記端末装置がＰＨＹ優先度処理能力を備えなく、又は前記ＰＨＹ優先度処理能力を報告していないこと、
    前記端末装置の衝突するリソースのＰＨＹ優先度が同じであること、
    前記端末装置がＰＨＹからの第１指示情報を受信したこと、
    前記端末装置がネットワークからの第１指示情報を受信したこと、
    前記端末装置のＰＨＹがキャンセルメカニズムをサポートすることなく、又はＰＨＹキャンセルメカニズムが設定されていないこと、
    前記端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が設定されていないこと、
    前記端末装置に第１パラメータが設定されていないこと、
    少なくとも１つの衝突するリソースに第１パラメータが設定されていないこと、
    少なくとも１つの衝突するリソースに設定される第１パラメータの値が同じであること、
    前記端末装置が１つより多くのリソースの受信又は処理をサポートしないこと、
    前記端末装置がＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式に基づいて、１つより多くのリソースの受信又は処理をサポートしないこと、
    前記端末装置がＭＡＣ優先度処理能力を備え、又は前記ＭＡＣ優先度処理能力を報告すること、
    前記端末装置又は少なくとも１つのリソースにＭＡＣ優先度処理能力が設定されること、のうちの少なくとも１つを含む請求項３２～３６のいずれか１項に記載の端末装置。
  38. 前記第１指示情報は、前記端末装置が１つのアップリンクリソースしか処理できないこと、衝突するリソースが既に伝送されたこと、衝突するリソースがキャンセル不可能であること、ＰＨＹキャンセルの時間要件を満足しないこと、キャンセルの処理要件を満足しないこと、ＰＨＹがＰＨＹ優先度処理能力をサポートしないこと、又はＰＨＹにＰＨＹ優先度処理方式が設定されていないこと、を指示する請求項３７に記載の端末装置。
  39. 前記端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が設定されていないことは、
    前記端末装置が少なくとも１つの衝突するリソースに対して、衝突リソースＰＨＹ優先度指示を設定していないこと、
    前記端末装置が少なくとも１つの衝突するリソースに対して設定した衝突リソースＰＨＹ優先度指示が同じであること、
    前記端末装置が受信したＲＲＣメッセージが、ＤＣＩに衝突リソースＰＨＹ優先度指示が含まれておらず又は含まれてはいけないことを指示すること、
    前記端末装置が受信したＲＲＣメッセージが、ＤＣＩに衝突リソースＰＨＹ優先度指示が含まれることが可能であることを指示していないこと、のうちの少なくとも１つを含む請求項３７に記載の端末装置。
  40. 第１条件を満足すれば、前記処理ユニットがリソースの衝突する場合に基づいて１つのアップリンクリソースを伝送する方式は、
    ＤＧとＣＧが衝突する場合、ＤＧのＭＡＣ ＰＤＵを生成し、又は、ＣＧが優先度がキャンセルされたものであること、
    ＰＵＳＣＨとＳＲが衝突する場合、ＳＲの伝送をＰＨＹに指示することなく、又は、ＳＲが優先度がキャンセルされたものであること、
    複数のＣＧが衝突し又は複数のＤＧが衝突する場合、伝送されるリソース又は優先であると見なされるリソース以外、他のリソースが優先度がキャンセルされたものであること、
    ＣＧとＤＧが衝突する場合、伝送されるリソース又は優先であると見なされるリソース以外、他のリソースが優先度がキャンセルされたものであること、のうちの少なくとも１つを含む請求項３３～３９のいずれか１項に記載の端末装置。
  41. 前記処理ユニットは更に、第２条件を満足すれば、少なくとも１つのアップリンクリソースを伝送することに用いられる請求項２８～３１のいずれか１項に記載の端末装置。
  42. 前記処理ユニットは更に、
    前記端末装置のＭＡＣが少なくとも１つのリソースをパッケージングし、対応するアップリンクリソースを取得すること、
    前記端末装置のＭＡＣが少なくとも１つのリソースのパッケージングによるアップリンクリソースをＰＨＹに指示すること、
    前記端末装置のＭＡＣがＨＡＲＱプロセスに少なくとも１回のアップリンクリソースの伝送を指示すること、
    前記端末装置のＭＡＣがＰＨＹに少なくとも１回のアップリンクリソースの伝送を指示すること、のうちの少なくとも１つの方式を用いて、少なくとも１つのアップリンクリソースを伝送することに用いられる請求項４１に記載の端末装置。
  43. 前記処理ユニットは更に、
    アップリンクリソースが生成された場合、生成されたアップリンクリソースに対応するリソース優先度が低ければ、又は優先に伝送されるリソースでなければ、又はプリセットのタイプのリソースでなければ、又はプリセットのリソースでなければ、前記端末装置のＭＡＣが優先度の高いリソース又はプリセットのリソースに対して対応のアップリンクリソースを生成し、又は、前記端末装置のＭＡＣが優先度の高いアップリンクリソース伝送又はプリセットのアップリンクリソース伝送を指示する、という方式を用いて、少なくとも１つのアップリンクリソースを伝送することに用いられる請求項４１に記載の端末装置。
  44. 前記第２条件は、
    前記端末装置がＭＡＣ優先度処理能力を備えなく、又は前記ＭＡＣ優先度処理能力を報告していないこと、
    前記端末装置にＭＡＣ優先度処理方式が設定されていないこと、
    前記端末装置がＭＡＣとＰＨＹ優先度処理能力を同時に備え、又は前記ＭＡＣとＰＨＹ優先度処理能力を同時に報告すること、
    前記端末装置がＰＨＹからの第２指示情報を受信したこと、
    前記端末装置がネットワークからの第２指示情報を受信したこと、
    前記端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式のみが設定されること、
    前記端末装置に第１パラメータが設定されること、
    少なくとも１つの衝突するリソースにいずれも第１パラメータが設定されること、
    少なくとも１つの衝突するリソースに設定される第１パラメータの値が異なること、
    前記端末装置にＭＡＣ優先度処理方式と第１パラメータが同時に設定されること、
    前記端末装置が少なくとも１つのアップリンクリソースに対してＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式を設定すること、
    前記端末装置にＰＨＹキャンセルメカニズムのみが設定されること、
    前記端末装置にＭＡＣとＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が同時に設定されること、
    前記端末装置にＭＡＣ衝突リソース優先度処理方式とＰＨＹキャンセルメカニズムが同時に設定されること、
    前記端末装置のＰＨＹがキャンセルメカニズムをサポートし、又はＰＨＹキャンセルメカニズムが設定されること、
    前記端末装置が１つより多くのリソースの受信／処理をサポートすること、
    前記端末装置がＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式に基づいて、１つより多くのリソースの受信又は処理をサポートすること、のうちの少なくとも１つを含む請求項４１～４３のいずれか１項に記載の端末装置。
  45. 前記第２指示情報は、少なくとも１つのアップリンクリソースを処理できること、衝突するリソースが伝送されておらず、又は衝突するリソースがキャンセル可能であること、ＰＨＹキャンセルの時間要件を満足すること、キャンセルの処理要件を満足しないこと、ＰＨＹがＰＨＹ優先度処理能力をサポートし、又はＰＨＹにＰＨＹ優先度処理方式が設定されること、を指示する請求項４４に記載の端末装置。
  46. 前記端末装置にＰＨＹ衝突リソース優先度処理方式が設定されることは、
    前記端末装置に衝突リソースＰＨＹ優先度指示が設定されること、
    前記端末装置に設定される衝突リソースＰＨＹ優先度指示が異なること、
    前記端末装置が受信したＲＲＣメッセージが、ダウンリンク制御情報（ＤＣＩ）に衝突リソースＰＨＹ優先度指示が含まれ又は含まれることが可能であることを指示すること、のうちの少なくとも１つを含む請求項４４に記載の端末装置。
  47. 前記処理ユニットは更に、ＰＨＹが１つのアップリンクリソースのみを受信した場合、前記ＰＨＹが前記アップリンクリソースを伝送することに用いられる請求項２８～４６のいずれか１項に記載の端末装置。
  48. 前記処理ユニットは更に、ＰＨＹが複数のアップリンクリソースを受信した場合、前記ＰＨＹがそのうちの１つのアップリンクリソースを選択して伝送することに用いられる請求項２８～４７のいずれか１項に記載の端末装置。
  49. 前記ＰＨＹがアップリンクリソースを選択する方式は、
    ＰＨＹが開始位置が前にあるＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが先に到達するＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
    ＰＨＹがＰＵＣＣＨを選択して伝送すること、
    ＰＨＹがＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが優先度の高いＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが開始位置が後にあるＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが後に到達するＰＵＳＣＨを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが後に到達するＭＡＣ ＰＤＵを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが開始位置が前にあるリソースを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが先に到達するリソースを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが開始位置が後にあるリソースを選択して伝送すること、
    ＰＨＹが後に到達するリソースを選択して伝送すること、のうちの少なくとも１つを含む請求項４８に記載の端末装置。
  50. リソースが衝突する場合、優先度が低いと見なされるリソース又は伝送されていないリソースは優先度がキャンセルされたものとして設定される請求項２８～４９のいずれか１項に記載の端末装置。
  51. 前記ＳＲはＳＲ伝送を含み、前記ＳＲ伝送は使用可能なＳＲ伝送リソースであり、前記ＳＲ伝送は優先度がキャンセルされたＳＲのＳＲリソースを含まない請求項３１に記載の端末装置。
  52. 前記端末装置は第１変更ユニットを更に備え、
    前記第１変更ユニットは、第１アップリンクリソースの優先度が高くなり、又は第１アップリンクリソースの優先度が、衝突する他のアップリンクリソースの優先度より高くなる場合、前記第１アップリンクリソースはＭＡＣ優先度処理方式を実行でき、前記第１アップリンクリソースと他のアップリンクリソースは優先度の比較を行うことができ、又は前記第１アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかと改めて認定されることができ、又は前記第１アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかの判断を改めて実行できることに用いられる請求項２８～５１のいずれか１項に記載の端末装置。
  53. 前記端末装置は第２変更ユニットを更に備え、
    前記第２変更ユニットは、他のアップリンクリソースとの衝突により第２アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであると認定され、且つ前記他のアップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであると認定され又は改めて認定された場合、前記第２アップリンクリソースはＭＡＣ優先度処理方式を実行でき、前記第２アップリンクリソースと他のアップリンクリソースは優先度の比較を行うことができ、又は前記第２アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかと改めて認定されることができ、又は前記第２アップリンクリソースは優先度がキャンセルされたものであるかそれとも優先度を有するものであるかの判断を改めて実行できることに用いられる請求項２８～５１のいずれか１項に記載の端末装置。
  54. 第１アップリンクリソース又は第２アップリンクリソースは、優先度が高いリソースであると認定され又は認定されることができる請求項５２又は５３に記載の端末装置。
  55. 端末装置であって、プロセッサ及びメモリを備え、該メモリはコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、前記プロセッサは前記メモリに記憶されるコンピュータプログラムを呼び出して実行し、前記端末装置に請求項１～２７のいずれか１項に記載の方法を実行させることに用いられる端末装置。
  56. チップであって、メモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行し、前記チップが取り付けられる装置に請求項１～２７のいずれか１項に記載の方法を実行させることに用いられるプロセッサを備えるチップ。
  57. コンピュータプログラムを記憶することに用いられ、前記コンピュータプログラムが装置により実行される時、前記装置は請求項１～２７のいずれか１項に記載の方法を実行するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  58. コンピュータに請求項１～２７のいずれか１項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム指令を備えるコンピュータプログラム製品。
  59. コンピュータに請求項１～２７のいずれか１項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。
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