JP2023526530A - セカンダリセルアクティブ化におけるビーム失敗リカバリ - Google Patents

セカンダリセルアクティブ化におけるビーム失敗リカバリ Download PDF

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Abstract

例示的な実施形態は、セルアクティブ化手順におけるビーム失敗リカバリ(BFR)のための無線通信デバイス、方法、およびシステムに関する。一実施形態によれば、セルアクティブ化のための方法は、端末デバイス(UE)において、UEのために構成されたセルをアクティブ化するための第1の指示をネットワークから受信することと、第1の指示に応じて、セルのためのビーム情報報告をトリガすることと、を含む。

Description

本明細書において説明される例示的な実施形態は、概して、通信技術に関し、より詳細には、セカンダリセルアクティブ化手順(secondary cell activation procedure)におけるビーム失敗リカバリ(BFR:beam failure recovery)のための無線通信デバイス、方法、およびシステムに関する。
説明において、および/または図において見られ得る特定の略語はここに以下のように定義される。
BFD Beam Failure Detection(ビーム失敗検出)
BFI Beam Failure Instance(ビーム失敗インスタンス)
BFR Beam Failure Recovery(ビーム失敗リカバリ)
CA Carrier Aggregation(キャリアアグリゲーション)
DC Dual Connectivity(デュアルコネクティビティ)
gNB 5G Node-B(5GノードB)
MAC Medium Access Control(媒体アクセス制御)
MAC CE MAC Control Element(MAC制御要素)
MCG Master Cell Group(マスタセルグループ)
MIMO Multiple Input Multiple Output(多入力多出力)
NR New Radio(新無線)
PCell Primary Cell(プライマリセル)
PSCell Primary Secondary Cell(プライマリセカンダリセル)
RRC Radio Resource Control(無線リソース制御)
SCell Secondary Cell(セカンダリセル)
SCG Secondary Cell Group(セカンダリセルグループ)
SpCell スペシャルセル、すなわち、PCellまたはPSCell
UE User Equipment(ユーザ機器)
5G新無線(NR)は、7.125GHz未満の第1の周波数範囲(FR1)および約24GHz~86GHzの第2の周波数範囲(FR2)として知られる範囲内の多数の周波数帯域を利用する。ミリ波とも称される、FR2は、その高い周波数のゆえに、非常に高いデータ転送速度および超低遅延を必要とするサービスをサポートすることができる。しかし、ミリ波は、電磁波の分子吸収によって引き起こされる高い経路損失を有し、それゆえ、それは長距離を伝わることができない。加えて、ミリ波のためのアンテナは非常に小さく、放射エネルギーを受信するには不十分な面積(開口)を有する。
マッシブ多入力多出力(MIMO)およびビームフォーミングが、ミリ波に関連する課題を克服するために提案されている。マッシブMIMO技法は、アレイ状に配置された数十個または数百個の個別のアンテナを用い、これは、放射エネルギーを受信するためのアンテナ面積を大幅に増大させる。アンテナアレイ内の複数のアンテナが同一の波長および位相で同じ信号を伝送したとき、それらは、特定の方向に向いた狭い放射ビームを作り出す。これが、放射ビームがはるかにより狭くなるため、カバレッジを増大させ、干渉を低減することができる、いわゆるビームフォーミングである。
様々な実施形態のいくつかの態様の基本的理解を与えるために、以下において、例示的な実施形態の簡潔な要約が与えられる。この要約は、本質的要素の主要特徴を識別すること、または実施形態の範囲を定義することを意図されておらず、その唯一の目的は、いくつかの概念を、以下において提供されるより詳細な説明のための前置きとして、単純化された形で提示することであることに留意されたい。
第1の態様では、セルアクティブ化のための方法の例示的な実施形態が提供される。本方法は、端末デバイス(UE)において、UEのために構成されたセルをアクティブ化するための第1の指示をネットワークから受信することと、第1の指示に応じて、セルのためのビーム情報報告(beam information reporting)をトリガすることと、を含み得る。
第2の態様では、セルアクティブ化のための方法の例示的な実施形態が提供される。本方法は、ネットワーク(NW)から端末デバイス(UE)へ、UEのために構成されたセルをアクティブ化するための第1の指示を送信することと、UEから、セルのための候補基準信号(RS)識別を含むビーム失敗リカバリ(BFR)媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を受信することと、を含み得る。候補RS識別は、セルのための同期信号および物理ブロードキャストチャネルブロック(SSB,Synchronization Signal and Physical Broadcast Channel block)のインデックス、あるいはセルのためのSSBのインデックス、またはネットワークからUEに提供された候補RSリスト内に含まれるRSのインデックスのうちの一方を含み得る。BFR MAC CEは、候補RS識別としてSSBインデックスが用いられるのか、それとも候補RSリストインデックスが用いられるのかを指示するための第2の指示をさらに含み得る。本方法は、BFR MAC CE内の候補RS識別を復号化することをさらに含み得る。
第3の態様では、端末デバイスの例示的な実施形態が提供される。端末デバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え得る。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、端末デバイスに、少なくとも、端末デバイスのために構成されたセルをアクティブ化するための第1の指示をネットワークから受信すること、および第1の指示に応じて、セルのためのビーム情報報告をトリガすること、を遂行させるように構成され得る。
第4の態様では、ネットワークデバイスの例示的な実施形態が提供される。ネットワークデバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え得る。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、ネットワークデバイスに、少なくとも、端末デバイス(UE)へ、UEのために構成されたセルをアクティブ化するための第1の指示を送信することと、UEから、セルのための候補基準信号(RS)識別を含むビーム失敗リカバリ(BFR)媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を受信することと、BFR MAC CE内の候補RS識別を復号化することと、を遂行させるように構成され得る。候補RS識別は、セルのための同期信号および物理ブロードキャストチャネルブロック(SSB)のインデックス、あるいはセルのためのSSBのインデックス、またはネットワークからUEに提供された候補RSリスト内に含まれるRSのインデックスのうちの一方を含み得る。BFR MAC CEは、SSBインデックスが候補RS識別として用いられるのか、それとも候補RSリストインデックスが用いられるのかを指示するための第2の指示をさらに含み得る。
第5の態様では、セルアクティブ化のための装置の例示的な実施形態が提供される。装置は、端末デバイス(UE)において、UEのために構成されたセルをアクティブ化するための第1の指示をネットワークから受信するための手段と、第1の指示に応じて、セルのためのビーム情報報告をトリガするための手段と、を備え得る。
第6の態様では、セルアクティブ化のための装置の例示的な実施形態が提供される。装置は、ネットワーク(NW)から端末デバイス(UE)へ、UEのために構成されたセルをアクティブ化するための第1の指示を送信するための手段と、UEから、セルのための候補基準信号(RS)識別を含むビーム失敗リカバリ(BFR)媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を受信するための手段と、BFR MAC CE内の候補RS識別を復号化するための手段と、を備え得る。候補RS識別は、セルのための同期信号および物理ブロードキャストチャネルブロック(SSB)のインデックス、あるいはセルのためのSSBのインデックス、またはネットワークからUEに提供された候補RSリスト内に含まれるRSのインデックスのうちの一方を含み得る。BFR MAC CEは、SSBインデックスが候補RS識別として用いられるのか、それとも候補RSリストインデックスが用いられるのかを指示するための第2の指示をさらに含み得る。
第7の態様では、コンピュータ可読媒体の例示的な実施形態が提供される。コンピュータ可読媒体は、その上に記憶された命令を有する。命令は、デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、デバイスに、上述された方法のうちの任意のものを遂行させる。
次に、添付の図面を参照していくつかの例示的な実施形態を非限定例として説明する。
本開示の実施形態が実施され得る例示的な通信システムの概略図を示す。 本開示のいくつかの実施形態に係るセルアクティブ化のプロセスを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態に係るビーム情報報告をトリガするための条件を決定するプロセスを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態に係るビーム失敗リカバリ(BFR)媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)の一例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態に係るセルアクティブ化のプロセスを示す図である。 本開示の実施形態が実施され得る例示的な通信システムのブロック図を示す。
図面全体を通じて、同じ、または同様の参照符号は、同じ、または同様の要素を指示する。同じ要素に関する繰り返しの説明は省略されるであろう。
以下において、添付の図面を参照していくつかの例示的な実施形態が詳細に説明される。以下の説明は、様々な概念の完全な理解を与えることを目的とする具体的詳細を含む。しかし、これらの概念はこれらの具体的詳細を有せずに実施され得ることが当業者には明らかであろう。事例によっては、よく知られた回路、技法、および構成要素は、上述の概念および特徴を不明瞭にすることを回避するためにブロック図の形式で示される。
本明細書で使用するとき、用語「ネットワークデバイス」は、端末デバイスがネットワークにアクセスするか、またはサービスを受けることができる、セルまたはカバレッジを提供することができる任意の好適なエンティティまたはデバイスを指す。ネットワークデバイスの例としては、基地局を挙げることができる。本明細書で使用される用語「基地局」は、ノードB(NodeBもしくはNB)、発展型ノードB(eNodeBもしくはeNB)、gNB、リモート無線装置(RRU:remote radio unit)、無線周波数ヘッド(RH:radio frequency head)、リモート無線ヘッド(RRH:remote radio head)、中継、あるいはピコ基地局またはフェムト基地局等などの低電力ノードを表すことができる。
本明細書で使用するとき、用語「端末デバイス」または「ユーザ機器」(UE)は、ネットワークデバイスと、または互いに無線で通信することができる任意のエンティティまたはデバイスを指す。端末デバイスの例としては、移動端末(MT:mobile terminal)、加入者局(SS:subscriber station)、ポータブル加入者局(PSS:portable subscriber station)、移動局(MS:mobile station)、またはアクセス端末(AT:access terminal)、車両上に搭載された上述のデバイス、ならびに通信機能を有する機械または電気器具等を挙げることができる。
用語「含む(include)」およびその変化形は、「~を含むが、これらに限定されない(includes, but is not limited to)」を意味するオープンエンドな用語として読まれるべきである。用語「~に基づく(based on)」は、「~に少なくとも部分的に基づく」と読まれるべきである。用語「一実施形態(one embodiment)」は「少なくとも1つの実施形態」と読まれるべきである。用語「さらなる実施形態」は「少なくとも1つのさらなる実施形態」と読まれるべきである。他の用語に関連する定義は以下の説明において説明されることになる。
図1は、本開示の例示的な実施形態が実施され得る例示的な通信システム100の概略図を示す。図1を参照すると、システム100は、基地局120などのネットワークデバイスと通信する端末デバイスまたはユーザ機器(UE)110を含む。便宜のため、以下においてはgNBがネットワークデバイスの一例として説明されることになるが、ネットワークデバイスはそれに限定されないことが理解されるであろう。
実施形態によっては、UE110はキャリアアグリゲーション(CA)モードで動作し得る。CAモードでは、gNB120によって動作させられる複数のコンポーネントキャリア(CC:component carrier)が、より高いデータ転送速度を達成するためにより広い帯域としてUE110上で集約され得る。図1は、プライマリセル(PCell)のために機能するプライマリCC(PCC:primary CC)11、およびセカンダリセル(SCell)のために機能するセカンダリCC(SCC:secondary CC)12を示す。PCellは、UE110が初期無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続確立手順を遂行するか、またはRRC接続再確立手順を開始するセルである。RRC接続が確立されと、1つまたは複数のSCellがUE110のために構成され得る。構成されたSCellは必要に応じてアクティブ化または非アクティブ化され得る。例えば、大量のデータがUE110へ配信される必要があるとき、またはPCellに最大負荷がかかったとき、ネットワークは、ダウンリンクデータをUE110へ伝送するために1つまたは複数のSCellをアクティブ化することができ、UE110へ配信されるべきデータがもはや存在しなくなったとき、またはSCellが低いチャネル品質を有するとき、ネットワークは、電力消費を節約するためにSCellを非アクティブ化することができる。SCellアクティブ化/非アクティブ化は、媒体アクセス制御制御要素(MAC CE)を用いて、または無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いて行われ得る。
通信システム100は、図1では同じくgNBとして示されているが、それに限定されない、基地局130などのネットワークデバイスをさらに含み得る。基地局120、130は異なる種類のものであり得ることが理解されるであろう。例えば、基地局120、130のうちの一方または両方はeNBであり得る。実施形態によっては、UE110はデュアルコネクティビティモードでgNB120およびgNB130の両方と同時に通信し得る。このような場合には、基地局120、130のうちの一方はマスタNodeBとして動作し得、他方はセカンダリNodeBとして動作し得る。便宜のため、本明細書において、gNB120はマスタNodeB(MgNB)として説明され、gNB130はセカンダリNodeB(SgNB)として説明される。
gNB120と同様に、gNB130(SgNB)によって動作させられる複数のCCが同じくUE110上に集約され得る。図1は、プライマリセカンダリセル(PSCell)のために機能するPCC21、およびセカンダリセル(SCell)のために機能するSCC22を示す。SgNB130のサービングセルは集合的にセカンダリセルグループ(SCG)と称され得、MgNB120のサービングセルは集合的にマスタセルグループ(MCG)と称され得る。PSCellはSCGのためのプライマリセルであり、それは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)を有するように構成され、SCGのSCellは、PUCCHを有するように、または有しないように構成され得る。MCGのPCellおよびSCGのPSCellはスペシャルセル(SpCell)とも称され得る。MCG内のSCellと同様に、SCGのSCellもアクティブ化または非アクティブ化され得る。
カバレッジを増大させ、スペクトル効率を改善するために、UE110と基地局120、130との間の信号伝送および受信は、サービングセル(SpCellおよびSCellを含む)がFR1周波数帯域内で動作するのか、それともFR2周波数帯域内で動作するのかにかかわらず、上述されたとおりのビームフォーミングによって遂行され得る。UE110はビーム管理機構によってビームを管理し、制御し得る。具体的には、UE110は、同期信号およびPBCHブロック(SSB)あるいはチャネル状態情報基準信号(CSI-RS:Channel State Information reference signal)であり得る、ビーム失敗検出基準信号(BFD-RS:beam failure detection reference signal)を検出することによってビームの品質を監視し得る。ビームに関連付けられたBFD-RSが、構成値よりも低い品質を有する場合には、UE110は、ビーム失敗インスタンス(BFI)の指示を決定し、BFIカウンタを1増加させる。連続して検出されたBFIの数が最大値を超えたとき、UE110はビーム失敗事象を宣言し、SCellのための新たなサービングビームを構成するためのビーム失敗リカバリ(BFR)手順をトリガする。
SCellが非アクティブ化されたとき、UE110は、SCellのためのBFR手順がうまく完了したと考え、SCellのためのトリガされたBFR手順を全て中止し、BFIカウンタを0に設定する。SCellが非アクティブ化されている時間の間は、UEはSCellのためのビーム失敗検出を遂行しない。その後、SCellがアクティブ化されたとき、UE110はビーム失敗検出の遂行を開始し、SCell上のビームを監視することになるであろう。しかし、非アクティブ化されたSCellのためにはビーム管理が遂行されないため、SCellのためのサービングビームはもはや有効でなくなり得る。他方で、UE110は、それがより下位の層から受信するBFI指示の数が最大値に達するまで、ビーム失敗を宣言しないであろう。それは、不必要に長い時間を要することになり、SCellの非アクティブ化はシステムの観点からあまり意味がないであろう。
図2は、本開示のいくつかの実施形態に係るセルアクティブ化のプロセス200を示す。プロセス200はUE110などの端末デバイスにおいて実施され得る。UE110は、プロセス200を実施するためのソフトウェアまたはハードウェアモジュールを用いて構成され得る。プロセス200の実施によって、セルがアクティブ化された際に高速のビーム同期が達成され得、最大数のBFI指示を受信するための不必要な時間が回避され得る。
図2を参照すると、プロセス200は、UE110が、UE110のために構成されたセルをアクティブ化するための指示をネットワークから受信する、ステップ210から開始し得る。アクティブ化されるべきセルはMCG内またはSCG内のSCellであり得る。アクティブ化されるべきSCellがMCGからのものである場合には、SCellをアクティブ化するための指示はMgNB120から受信され得、アクティブ化されるべきSCellがSCGからのものである場合には、SCellをアクティブ化するための指示はSgNB130から受信され得る。ネットワークは無線リソース制御(RRC)シグナリングまたは媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)によって指示をUE110へ送信し得る。
実施形態によっては、ネットワークは、ネットワークがRRCシグナリングを介してUE110のためのSCellを構成する際にSCellをアクティブ化するための指示をUE110へ送信し得る。ネットワークは、UE110へ送信されるSCell構成内で暗黙的または明示的な仕方で指示を符号化し得る。例えば、ネットワークは、UE110に、SCellが構成されるとSCellをアクティブ化するよう命令し得る。実施形態によっては、ネットワークは、UE110のためにすでに構成されたSCellをアクティブ化するためのSCellアクティブ化MAC CEをUE110へ送信し得る。
SCellをアクティブ化するための指示を受信すると、UE110は、例えば、SCell上のサウンディング基準信号(SRS:sounding reference signal)伝送、SCellのためのCSI報告、SCellのためのDL/UL帯域幅部分(BWP:bandwidth part)のアクティブ化などを含む通常のSCell動作を適用することによってSCellをアクティブ化し得る。
図2を参照すると、ステップS220において、SCellをアクティブ化するための指示に応じて、UE110は、アクティブ化されたSCellのためのビーム情報報告をトリガし得る。このような実施形態では、UE110は、SCellがアクティブ化された際にSCellのビーム情報をネットワークへ直接報告し得るが、SCellのビーム情報を報告する前にBFI指示の数を受信する必要はない。それゆえ、ネットワークは、アクティブ化されたSCellのためのビーム構成をUE110と速やかに同期させ得、BFI指示の数の検出のための不必要に長い時間が回避され得る。
実施形態によっては、UE110は、SCellアクティブ化に応じて、いくつかの特定の条件の下で、アクティブ化されたSCellのためのビーム情報報告をトリガし得る。図3は、本開示のいくつかの実施形態に係るビーム情報報告をトリガするための条件を決定するプロセス300を示し、プロセス300は、例えば、UE110において実施され得る。図3に示されるステップは例として説明されており、UE110は全てのステップを遂行しなくてもよく、またはステップを、説明された順序で遂行しなくてもよいことが理解されるであろう。
図3を参照すると、ステップ310において、UE110は、それが、アクティブ化されたセルのためのビーム情報報告を遂行するための指示をネットワークから受信したかどうかを決定し得る。例えば、ネットワークがRRCシグナリングを介してUE110のためのSCellを構成する際に、それは、UE110に、SCellをアクティブ化し、アクティブ化されたSCellのためのビーム情報報告を遂行するよう指示し得る。別の例として、ネットワークがSCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEを介してSCellアクティブ化コマンドをUE110へ送信する際に、それは、UE110に、アクティブ化されたSCellのためのビーム情報報告を遂行するよう指示し得る。例えば、この指示は、SCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEに基づいて、アクティブ化されるべきSCellごとに暗黙的なものであり得るか、またはそれはMAC CE内で明示的に指示され得る。ネットワークはまた、UE110のためのBFR構成内で、ビーム情報報告がSCellアクティブ化のために遂行されるべきであると規定し得る。ネットワークは、それが、例えば、応答のないスケジューリングコマンド、SRS信号等によって、SCellのダウンリンクビームが失敗した可能性が高いことを検出したときに、UEのビーム情報報告をトリガし得る。UE110が、ステップ310において、それが、ビーム情報報告を遂行するための指示をネットワークから受信したと決定した場合には、それは、アクティブ化されたSCellのためのビーム情報報告をトリガし得る。例えば、UE110が、ステップ310において、それが、ビーム情報報告を遂行するための指示をネットワークから受信したと決定した場合には、それは、たとえ、指示を受信する前にSCellがアクティブ化状態であったとUE110によって決定された場合でも、アクティブ化されたSCellのためのビーム情報報告をトリガし得る。
実施形態によっては、ネットワークは、セルごと、セルグループごと、またはUEごとにビーム情報報告を遂行するための指示を構成し得る。指示がセルごとに構成される場合には、UE110は、セルがアクティブ化されたときに、指定されたセルのためのビーム情報報告をトリガすることになり、指示がセルグループごとに構成される場合には、UE110は、アクティブ化をセル、例えば、SpCellに適用することができない場合を除いて、セルがアクティブ化されたときに、指定されたセルグループ(例えば、MCGまたはSCG)内の各セルのためのビーム情報報告をトリガすることになり、指示がUEごとに構成される場合には、UE110は、アクティブ化をサービングセル、例えば、SpCellに適用することができない場合を除いて、セルがアクティブ化されたときに、UE110の各サービングセルのためのビーム情報報告をトリガすることになるであろう。
ステップ320において、UE110は、アクティブ化されるべきセルがそのアクティブ化の前に非アクティブ化状態であったかどうかを決定し得る。ネットワークから受信されるSCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEは1つまたは4つのオクテットを含み得る。4つのオクテットのうち、第1のオクテットは7つのCフィールド(Ci)および1つの予約フィールド(R)を含み得、残りの3つのオクテットは8つのCフィールド(Ci)を各々含み得る。Ciフィールドは、SCellインデックスiを有するSCellがアクティブ化されるものとすることを指示するために、1に、またはSCellが非アクティブ化されるものとすることを指示するために、0に設定され得る。UEは、SCellがすでにアクティブであった間にSCellをアクティブ化するSCellアクティブ化/非アクティブ化MAC CEを受信し得る。このような場合には、UE110は、すでにアクティブであるSCellのためのビーム情報報告を不必要にトリガし得る。不必要なビーム情報報告を回避するために、ステップ320において、UE110は、アクティブ化されるべきセルがそのアクティブ化の前に非アクティブ化状態であったかどうかを決定する。そうである場合には、UE110はSCellアクティブ化のためのビーム情報報告をトリガすることになるであろう。さもなければ、UE110はSCellアクティブ化のためのビーム情報報告をトリガしないことになるであろう。
ステップ330において、UE110は、アクティブ化されるべきセルの第1のアクティブダウンリンク(DL:downlink)帯域幅部分(BWP)が非休止(non-dormant)状態であるか、または休止(dormant)BWPでないBWPであるか、または非休止BWPであるかどうかを決定し得る。セルの第1のアクティブDL BWPが休止BWPである場合には、それは、ネットワークはセル上のデータ伝送スケジューリングを有せず、それゆえ、UE110はセルのビーム情報を急いでネットワークに報告することを必要としなくてもよいことを指示し得る。例えば、アクティブ化されるべきセルの第1のアクティブDL BWPが休止BWPである場合には、UE110はネットワークへのセルのビーム情報報告をトリガしなくてもよい。その代わりに、UE110はセルのためのビーム失敗検出を遂行し得る。多数のBFI指示が受信され、ビーム失敗事象がセルのために宣言されたとき、UE110はセルのビーム情報をネットワークに報告することになる。他方で、アクティブ化されるべきセルの第1のアクティブDL BWPが休止BWPでないか、または非休止BWPである場合には、UE110は、セルのための高速ビーム同期を達成するために、アクティブ化されるべきセルのためのビーム情報報告をトリガし得る。
ステップ340において、UE110は、ビーム失敗検出のための基準信号(BFD RS)が、アクティブ化されるべきセル上で構成されているかどうかを決定し得る。場合によっては、アクティブ化されるべきセルはビームを第2のセル(PCell、PSCellまたはSCell)と共有し得る。ビームのためのBFD RSが第2のセル上で構成されており、第2のセルがアクティブであり、ビーム失敗状態でない場合には、UE110は、アクティブ化されたセルのためのビーム情報報告をトリガしないことになるであろう。他方で、BFD RSが、アクティブ化されるべきセル上で構成されている場合には、UE110はセルのアクティブ化時にビーム情報をトリガすることになるであろう。
UE110は全てのステップ310~340を遂行しなくてもよいことが理解されるであろう。上述の条件のうちの任意の1つまたは複数が決定された場合には、UE110は、アクティブ化されるべきセルのためのビーム情報報告をトリガし得る。例えば、アクティブ化されるべきセルの第1のアクティブDL BWPが休止BWPであり、ネットワークがセルアクティブ化後にすぐにセルを休止BWPから非休止BWPへ速やかに移したい場合には、ネットワークは、ビーム情報報告をトリガするための明示的指示をセルアクティブ化MAC CEに含めてUE110へ送信し得る。明示的指示に応じて、UE110は、たとえ、セルの第1のアクティブDL BWPが休止BWPであっても、セルのためのビーム情報報告をトリガすることになるであろう。
UE110が、アクティブ化されたセルのためのビーム情報報告をトリガする際に、UE110は、BFR MAC CEを、アクティブ化されたセルのためのネットワークへ送信することによって、ビーム失敗リカバリ(BFR)手順を用いて、アクティブ化されたセルのビーム情報を報告し得る。例えば、セルのアクティブ化に応じて、またはセルのアクティブ化時に、UE110は、アクティブ化されたセルのためのBFRをトリガし得る。別の例では、トリガされたBFRに基づいて、ビーム失敗情報は、BFR MAC CEをネットワークへ送信することによって報告され得る。別の例では、UE110が、少なくとも1つのBFRがトリガされ、中止されていないと決定した場合、およびBFR MAC CEをネットワークへ伝送するための新たな伝送のためにUL-SCHリソースが利用可能でないと決定された場合には、UE110はビーム失敗リカバリのためのスケジューリング要求手順をトリガし得る。図4は、本開示のいくつかの実施形態に係るBFR MAC CEの一例を示す。図4を参照すると、BFR MAC CEは、1つまたは4つのオクテット(図4には1つのオクテットが示されている)のビットマップ、ならびにビットマップ内で指示されるSCellのためのBFR情報オクテットを含み得る。
ビットマップ内のCiフィールドは、ビーム失敗検出ステータス、およびSCellインデックスiを有するか、もしくはサービングセルインデックスi(例えば、ServCellIndex)を有するSCellのためのBFR情報オクテットの存在を指示する。Ciフィールドが1に設定される場合には、それは、インデックスiを有するSCellがビーム失敗を経験したこと、およびSCellのためのBFR情報オクテットが存在するか、または存在し得ることを指示する。Ciフィールドが0に設定される場合には、それは、インデックスiを有するSCellがビーム失敗を経験しなかったこと、およびSCellのためのBFR情報オクテットが存在しないことを指示する。BFR情報オクテットはSCellインデックスiに基づいて昇順で含まれ、各オクテットは、候補ビーム可用性指示(AC)、および利用可能な場合には候補RS識別(ID)を含む。ACフィールドはこのオクテット内の候補RS IDフィールドの存在を指示する。ACフィールドが1に設定される場合には、候補RS IDフィールドが存在し、さもなければ、Rビットが代わりに存在する。Rは予約ビットを表す。
SCellが非アクティブ化されているとき、能動的ビーム管理は必ずしもSCellのために遂行されない。次に、SCellがアクティブ化されたとき、SCellのためのサービングビームはもはや有効でなくなり得、ネットワークは、セルのアクティブ化時にUE110がセル内で存在する場所に関連付けられた候補ビームRS IDの適切なリストをUE110に提供することができなくなり得る。この事実に鑑みて、UE110は、アクティブ化されたSCellの全ての同期信号およびPBCHブロック(SSB)を、アクティブ化されたSCellのための候補ビームとして考慮し得る。実施形態によっては、BFR MAC CE内の候補RS IDフィールドは、閾値を上回る基準信号受信電力(RSRP:reference signal received power)を有するアクティブ化されたSCellのSSBのみから選択され得、ネットワークからUE110に提供された候補ビームRS IDリストは無視され得る。他の実施形態によっては、BFR MAC CE内の候補RS IDフィールドは、閾値を上回る基準信号受信電力(RSRP)を有する、アクティブ化されたSCellのための、SSB、またはネットワークによって提供された候補RS IDリストから選択され得る。後者の場合には、BFR MAC CEは、ネットワークがそれをうまく復号化することができるよう、SCellのSSB、またはネットワークによって提供された候補RS IDリストのうちのどちらがBFR MAC CE内の候補RS IDとして用いられるのかを指示するためのインジケータ、例えば、BFR情報オクテット内のRビットをさらに含み得る。
実施形態によっては、アクティブ化されたSCellのためのサービングビームが依然として有効である場合には、サービングビームが、好ましくは、BFR MAC CE内に候補RS IDとして含まれ、ネットワークに提供される。ネットワークがサービングビームを受信した場合には、それは、引き続き、アクティブ化されたSCellをサービングビーム上でスケジュールし得る。サービングビームが無効になり、ネットワークが、アクティブ化されたSCellのための新たな候補ビームを受信した場合には、ネットワークはSCellのサービングビームを新たな候補ビームで更新し、次に、SCellを新たなビーム上でスケジュールすることになる。
実施形態によっては、UE110は、ビーム情報報告がトリガされた場合には、BFR MAC CEが伝送される前のアクティブ化されたSCellからの任意のスケジューリンググラントを無視し得る。BFR MAC CEが伝送されて以降は、ネットワークは、BFR MAC CEから、SCellがいつ再び利用可能になるのかを知り、UE110は、アクティブ化されたSCellからのスケジューリンググラントに従って動作し得る。
図5は、本開示のいくつかの実施形態に係るセルアクティブ化のプロセス400を示す。プロセス400は、図1に示されるgNB120、130などのネットワークデバイスにおいて実施され得る。ネットワークデバイスは、プロセス400の実施のためのソフトウェアまたはハードウェアモジュールを用いて構成され得る。プロセス400の実施によって、セルがUEのためにアクティブ化された際に高速ビーム同期がUEとネットワークデバイスとの間で達成され得、複数のBFI指示を受信するための不必要な時間が回避され得る。プロセス400の一部の詳細は、図2に示されたプロセス200を参照した上述の説明から明らかであり、本明細書において、プロセス400は簡単に説明されることになる。
図5を参照すると、ステップ410において、ネットワークは、UEのために構成されたセル、例えば、SCellをアクティブ化するための指示をUE110へ送信する。上述されたように、指示は、MAC CEを介してセルアクティブ化コマンドに含めて、またはRRCシグナリングを介してセル構成に含めてUE110へ送信され得る。
ステップ420において、ネットワークは、アクティブ化されたセルのためのBFR MAC CEをUE110から受信する。実施形態によっては、BFR MAC CEは、図4に示されるフィールドを含み得る。具体的には、BFR MAC CEは、アクティブ化されたセルのための候補RS IDを含み得る。実施形態によっては、候補RS IDはセルのためのSSBのインデックスを含み得る。実施形態によっては、候補RS IDは、SSBインデックス、またはネットワークからUE110に提供された候補RSリストから選択されたRSのインデックスのうちの一方を含み得、BFR MAC CEは、SSBインデックス、およびネットワークによって提供されたRSリストから選択されたRSインデックスのうちのどちらがBFR MAC CE内で用いられるのかを指示するためのインデックスインジケータをさらに含み得る。
ステップ430において、ネットワークはBFR MAC CEを復号化し得る。具体的には、ネットワークは、インデックスインジケータによって指示されたインデックス空間を知り、BFR MAC CE内の候補RS IDをうまく復号化し得る。上述されたように、BFR MAC CEは、アクティブ化されたセルのためのBFR手順を開始し得る。
実施形態によっては、ステップ410においてセルをアクティブ化するための指示を送信する前、またはその時に、ネットワークは、セルアクティブ化のためのビーム情報報告をトリガするための指示をUE110へさらに送信し得る。上述されたように、ビーム情報報告をトリガするための指示は、UE110のためのセルアクティブ化コマンド、セル構成、またはBFR構成に含めて送信され得る。
図6は、本開示の実施形態が実施され得る例示的な通信システム500のブロック図を示す。図6に示されるように、通信システム500は、上述されたUE110として実施され得るユーザ機器(UE)510、上述されたgNB120として実施され得るネットワークデバイス520、および上述されたgNB130として実施され得るネットワークデバイス530を備え得る。ネットワークデバイス530はネットワークデバイス520と実質的に同じ構造ブロックを含み得るため、図6はネットワークデバイス520内のブロックのみを示しており、ネットワークデバイス530内のブロックは図6に示されていない。
図6を参照すると、UE510は、1つまたは複数のバス514を通じて相互接続された1つまたは複数のプロセッサ511、1つまたは複数のメモリ512、および1つまたは複数の送受信器513を含み得る。1つまたは複数のバス514は、アドレス、データ、または制御バスであり得、マザーボードもしくは集積回路上の一連の通信線、ファイバ、光学素子もしくは他の光通信機器、および同様のものなどの任意の相互接続機構を含み得る。1つまたは複数の送受信器513の各々は、1つまたは複数のマッシブMIMOアンテナアレイなどの1つまたは複数のアンテナ516に接続された、受信器および伝送器を含み得る。UE510は1つまたは複数のアンテナ516を通じてネットワークデバイス520、530と無線で通信し得る。例えば、UE510は、上述されたように、デュアルコネクティビティモードでネットワークデバイス520およびネットワークデバイス530の両方と同時に通信し得る。1つまたは複数のメモリ512はコンピュータプログラムコード515を含み得る。1つまたは複数のメモリ512およびコンピュータプログラムコード515は、1つまたは複数のプロセッサ511によって実行されたときに、ユーザ機器510に、上述されたとおりのUE110に関連するプロセスおよびステップを遂行させるように構成され得る。
ネットワークデバイス520は、1つまたは複数のバス524を通じて相互接続された1つまたは複数のプロセッサ521、1つまたは複数のメモリ522、1つまたは複数の送受信器523、および1つまたは複数のネットワークインターフェース527を含み得る。1つまたは複数のバス524は、アドレス、データ、または制御バスであり得、マザーボードもしくは集積回路上の一連の通信線、ファイバ、光学素子もしくは他の光通信機器、および同様のものなどの任意の相互接続機構を含み得る。1つまたは複数の送受信器523の各々は、1つまたは複数のマッシブMIMOアンテナアレイなどの1つまたは複数のアンテナ526に接続された、受信器および伝送器を含み得る。ネットワークデバイス520はUE510のためのマスタ基地局として動作し、1つまたは複数のアンテナ526を通じてUE510と無線で通信し得る。1つまたは複数のネットワークインターフェース527は、ネットワークデバイス520がネットワークデバイス530または他のネットワークエンティティ/機能と通信し得る有線または無線通信リンクを提供し得る。例えば、1つまたは複数のネットワークインターフェース527はネットワークデバイス530との通信のためのXnリンクを提供し得る。1つまたは複数のメモリ522はコンピュータプログラムコード525を含み得る。1つまたは複数のメモリ522およびコンピュータプログラムコード525は、1つまたは複数のプロセッサ521によって実行されたときに、ネットワークデバイス520に、上述されたとおりのgNB120に関連するプロセスおよびステップを遂行させるように構成され得る。
上述されたように、ネットワークデバイス530はネットワークデバイス520と同じ構造ブロックを含み得る。ネットワークデバイス520がUE510のためのマスタ基地局として動作し得、その一方で、ネットワークデバイス530がUE510のためのセカンダリ基地局として動作し得ることを除いて、ネットワークデバイス530は、ネットワークデバイス520と実質的に同じプロセスまたはステップを遂行するように構成され得る。
上述された1つまたは複数のプロセッサ511、521は、ローカルな技術ネットワークのために適した任意の適切な種類のものであり得、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processor)、プロセッサベースのマルチコアプロセッサアーキテクチャ内の1つまたは複数のプロセッサ、ならびにフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)および特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)に基づいて開発されたものなどの専用プロセッサのうちの1つまたは複数を含み得る。1つまたは複数のプロセッサ511、521は、UE/ネットワークデバイスの他の要素を制御し、それらと連携して動作し、上述された手順を実施するように構成され得る。
1つまたは複数のメモリ512、522は、揮発性メモリおよび/または不揮発性メモリなどの、様々な形態の少なくとも1つの記憶媒体を含み得る。揮発性メモリとしては、限定するものではないが、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM:random access memory)またはキャッシュを挙げることができる。不揮発性メモリとしては、限定するものではないが、例えば、リードオンリーメモリ(ROM:read only memory)、ハードディスク、フラッシュメモリ、および同様のものを挙げることができる。さらに、1つまたは複数のメモリ512、522としては、限定するものではないが、電子式、磁気式、光学式、電磁式、赤外線式、または半導体式のシステム、装置、またはデバイス、あるいは上述のものの任意の組み合わせを挙げることができる。
図2~図3、図5~図6におけるブロックは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせを含む、様々な様態で実施され得ることが理解されるであろう。実施形態によっては、1つまたは複数のブロックは、ソフトウェアおよび/またはファームウェア、例えば、記憶媒体内に記憶された機械実行可能命令を用いて実施され得る。機械実行可能命令に加えて、またはそれらの代わりに、図2~図3、図5~図6におけるブロックのうちの部分または全ては、少なくとも部分的に、1つまたは複数のハードウェア論理構成要素によって実施され得る。例えば、限定するものではないが、用いることができるハードウェア論理構成要素の例示的な種類としては、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP:Application-Specific Standard Product)、システムオンチップシステム(SOC:System-on-Chip system)、複合プログラム可能論理デバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)などが挙げられる。
いくつかの例示的な実施形態は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、デバイスまたは装置に、上述された手順を遂行させ得るコンピュータプログラムコードまたは命令をさらに提供する。例示的な実施形態の手順を実施するためのコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれ得る。コンピュータプログラムコードは汎用コンピュータ、専用コンピュータ、またはその他のプログラム可能データ処理装置の1つまたは複数のプロセッサまたはコントローラに提供され得、これにより、プログラムコードは、プロセッサまたはコントローラによって実行されたときに、フローチャートおよび/またはブロック図において指定された機能/動作を実施させる。プログラムコードは完全にマシン上で実行するか、一部マシン上で実行するか、独立型ソフトウェアパッケージとして実行するか、一部マシン上で、且つ一部リモートマシン上で実行するか、または完全にリモートマシンもしくはサーバ上で実行し得る。
いくつかの例示的な実施形態は、コンピュータプログラムコードまたは命令が記憶されたコンピュータプログラム製品またはコンピュータ可読媒体をさらに提供する。コンピュータ可読媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって、またはこれと関連して用いるためのプログラムを包含または記憶し得る任意の有形媒体であり得る。機械可読媒体は機械可読信号媒体または機械可読記憶媒体であり得る。機械可読媒体としては、限定するものではないが、電子式、磁気式、光学式、電磁式、赤外線式、または半導体式のシステム、装置、またはデバイス、あるいは上述のものの任意の好適な組み合わせを挙げることができる。機械可読記憶媒体のより具体的な例としては、1つもしくは複数の配線を有する電気接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM:erasable programmable read-only memory、もしくはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM:compact disc read-only memory)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上述のものの任意の好適な組み合わせが挙げられるであろう。
さらに、動作は特定の順序で示されているが、これは、望ましい結果を達成するために、このような動作が、図示されている特定の順序で、または順番に行われること、あるいは例示されている動作が全て遂行されることを必要とするものと理解されるべきではない。特定の状況では、マルチタスキングおよび並列処理が有利になり得る。同様に、上述の説明にはいくつかの特定の実施の詳細が包含されているが、これらは、本開示の範囲の限定として解釈されるべきではなく、むしろ、特定の実施形態に固有のものであり得る特徴の説明として解釈されるべきである。別個の実施形態の文脈で説明されている一部の特徴はまた、単一の実施形態において組み合わせて実施することもできる。逆に、単一の実施形態の文脈で説明されている様々な特徴はまた、複数の実施形態において、別個に、または任意の好適な部分的組み合わせで実施することもできる。
本主題は、構造的特徴および/または方法の行為に特定的である文言で説明されたが、添付の請求項において定義された本主題は、上述された特定の特徴または行為に限定されないことを理解されたい。逆に、上述の特定の特徴および行為は請求項の実施の一例として開示されている。

Claims (42)

  1. セルアクティブ化のための方法であって、
    端末デバイス(UE)において、前記UEのために構成されたセルをアクティブ化するための第1の指示をネットワークから受信することと、
    前記第1の指示に応じて、前記セルのためのビーム情報報告をトリガすることと、
    を含む方法。
  2. 前記ビーム情報報告が前記セルのためのビーム失敗リカバリ(BFR)手順によって遂行される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記セルが前記UE上のキャリアアグリゲーション(CA)のためのセカンダリセル(SCell)として構成されている、請求項1に記載の方法。
  4. 前記セルのためのビーム情報報告をトリガすることが、以下の条件、
    前記UEが、前記セルアクティブ化のための前記ビーム情報報告を遂行するための第2の指示を前記ネットワークから受信したこと、
    アクティブ化されるべき前記セルがその前記アクティブ化の前に非アクティブ化状態であったこと、
    アクティブ化されるべき前記セルの第1のアクティブダウンリンク(DL)帯域幅部分(BWP)が非休止状態であること、または
    ビーム失敗検出のための基準信号(BFD RS)が、アクティブ化されるべき前記セル上で構成されていること、
    のうちの少なくとも1つを決定すると、前記セルのための前記ビーム情報報告をトリガすることを含む、請求項1に記載の方法。
  5. たとえ、アクティブ化されるべき前記セルの前記第1のアクティブDL BWPが休止状態である場合でも、前記UEが、前記セルアクティブ化のための前記ビーム情報報告を遂行するための前記第2の指示を前記ネットワークから受信した場合に、前記UEが前記セルのための前記ビーム情報報告をトリガする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1の指示が、前記ネットワークから受信されたセルアクティブ化コマンドまたはセル構成のうちの少なくとも1つにおいて構成され、
    前記第2の指示が、前記ネットワークから受信された前記セルアクティブ化コマンド、前記セル構成、またはBFR構成のうちの少なくとも1つにおいて構成される、請求項4に記載の方法。
  7. 前記第2の指示が、セルごと、セルグループごと、またはUEごとに構成される、請求項4に記載の方法。
  8. 前記セルのための候補RS識別を含むBFR媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を前記ネットワークへ送信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記UEが、前記BFR MAC CEを送信した後に、前記セルからのスケジューリングに従って動作する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記候補RS識別が前記セルのための同期信号および物理ブロードキャストチャネルブロック(SSB)のためのインデックスを含むか、あるいは
    前記候補RS識別が、前記セルのための前記SSBの前記インデックス、または前記ネットワークから前記UEに提供された候補RSリスト内に含まれるRSのインデックスのうちの一方を含み、前記BFR MAC CEが、前記候補RS識別として前記SSBインデックスが用いられるのか、それとも前記候補RSリストインデックスが用いられるのかを指示するための第3の指示をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  11. セルアクティブ化のための方法であって、
    ネットワーク(NW)から端末デバイス(UE)へ、前記UEのために構成されたセルをアクティブ化するための第1の指示を送信することと、
    前記UEから、前記セルのための候補基準信号(RS)識別を含むビーム失敗リカバリ(BFR)媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を受信することであって、前記候補RS識別が、
    前記セルのための同期信号および物理ブロードキャストチャネルブロック(SSB)のインデックス、あるいは
    前記セルのための前記SSBの前記インデックス、または前記ネットワークから前記UEに提供された候補RSリスト内に含まれるRSのインデックスのうちの一方であって、前記BFR MAC CEが、前記候補RS識別として前記SSBインデックスが用いられるのか、それとも前記候補RSリストインデックスが用いられるのかを指示するための第2の指示をさらに含む、前記セルのための前記SSBの前記インデックス、または前記ネットワークから前記UEに提供された候補RSリスト内に含まれるRSのインデックスのうちの一方、
    を含む、受信することと、
    前記BFR MAC CE内の前記候補RS識別を復号化することと、
    を含む方法。
  12. 前記第1の指示を送信する前、またはその時に前記セルアクティブ化のためのビーム情報報告をトリガするための第3の指示を前記UEへ送信することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の指示が、前記ネットワークから前記UEへ送信されたセルアクティブ化コマンドまたはセル構成のうちの少なくとも1つにおいて構成され、
    前記第3の指示が、前記ネットワークから前記UEへ送信された前記セルアクティブ化コマンド、前記セル構成、またはBFR構成のうちの少なくとも1つにおいて構成される、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第3の指示が、セルごと、セルグループごと、またはUEごとに構成される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記ビーム情報報告が前記セルのためのビーム失敗リカバリ(BFR)手順によって遂行される、請求項11に記載の方法。
  16. 前記セルが前記UE上のキャリアアグリゲーション(CA)のためのセカンダリセルとして構成されている、請求項11に記載の方法。
  17. 端末デバイスであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記端末デバイスに、少なくとも、
    前記端末デバイスのために構成されたセルをアクティブ化するための第1の指示をネットワークから受信すること、および
    前記第1の指示に応じて、前記セルのためのビーム情報報告をトリガすること、
    を遂行させるように構成されている、端末デバイス。
  18. 前記ビーム情報報告が前記セルのためのビーム失敗リカバリ(BFR)手順によって遂行される、請求項17に記載の端末デバイス。
  19. 前記セルが前記端末デバイス上のキャリアアグリゲーション(CA)のためのセカンダリセル(SCell)として構成されている、請求項17に記載の端末デバイス。
  20. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記端末デバイスに、以下の条件、
    前記端末デバイスが、前記セルアクティブ化のための前記ビーム情報報告を遂行するための第2の指示を前記ネットワークから受信したこと、
    アクティブ化されるべき前記セルがその前記アクティブ化の前に非アクティブ化状態であったこと、
    アクティブ化されるべき前記セルの第1のアクティブダウンリンク(DL)帯域幅部分(BWP)が非休止状態であること、または
    ビーム失敗検出のための基準信号(BFD RS)が、アクティブ化されるべき前記セル上で構成されていること、
    のうちの少なくとも1つを決定すると、前記セルのための前記ビーム情報報告をトリガさせるように構成されている、請求項17に記載の端末デバイス。
  21. たとえ、アクティブ化されるべき前記セルの前記第1のアクティブDL BWPが休止状態である場合でも、前記端末デバイスが、前記セルアクティブ化のための前記ビーム情報報告を遂行するための前記第2の指示を前記ネットワークから受信した場合に、前記端末デバイスが前記セルのための前記ビーム情報報告をトリガする、請求項20に記載の端末デバイス。
  22. 前記第1の指示が、前記ネットワークから受信されたセルアクティブ化コマンドまたはセル構成のうちの少なくとも1つにおいて構成され、
    前記第2の指示が、前記ネットワークから受信された前記セルアクティブ化コマンド、前記セル構成、またはBFR構成のうちの少なくとも1つにおいて構成される、請求項20に記載の端末デバイス。
  23. 前記第2の指示が、セルごと、セルグループごと、またはUEごとに構成される、請求項20に記載の端末デバイス。
  24. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記端末デバイスに、少なくとも、
    前記セルのための候補RS識別を含むBFR媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を前記ネットワークへ送信することを遂行させするようにさらに構成されている、請求項17に記載の端末デバイス。
  25. 前記端末デバイスが、前記BFR MAC CEを送信した後に、前記セルからのスケジューリングに従って動作する、請求項24に記載の端末デバイス。
  26. 前記候補RS識別が前記セルのための同期信号および物理ブロードキャストチャネルブロック(SSB)のためのインデックスを含むか、あるいは
    前記候補RS識別が、前記セルのための前記SSBの前記インデックス、または前記ネットワークから前記UEに提供された候補RSリスト内に含まれるRSのインデックスのうちの一方を含み、前記BFR MAC CEが、前記候補RS識別として前記SSBインデックスが用いられるのか、それとも前記候補RSリストインデックスが用いられるのかを指示するための第3の指示をさらに含む、請求項24に記載の端末デバイス。
  27. ネットワークデバイスであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、
    を備え、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記ネットワークデバイスに、少なくとも、
    端末デバイス(UE)へ、前記UEのために構成されたセルをアクティブ化するための第1の指示を送信することと、
    前記UEから、前記セルのための候補基準信号(RS)識別を含むビーム失敗リカバリ(BFR)媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を受信することであって、前記候補RS識別が、
    前記セルのための同期信号および物理ブロードキャストチャネルブロック(SSB)のインデックス、あるいは
    前記セルのための前記SSBの前記インデックス、またはネットワークから前記UEに提供された候補RSリスト内に含まれるRSのインデックスのうちの一方であって、前記BFR MAC CEが、前記候補RS識別として前記SSBインデックスが用いられるのか、それとも前記候補RSリストインデックスが用いられるのかを指示するための第2の指示をさらに含む、前記セルのための前記SSBの前記インデックス、またはネットワークから前記UEに提供された候補RSリスト内に含まれるRSのインデックスのうちの一方、
    を含む、受信することと、
    前記BFR MAC CE内の前記候補RS識別を復号化することと、
    を遂行させるように構成されている、ネットワークデバイス。
  28. 前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記ネットワークデバイスに、少なくとも、
    前記第1の指示を送信する前、またはその時に前記セルアクティブ化のためのビーム情報報告をトリガするための第3の指示を前記UEへ送信することを遂行させるようにさらに構成されている、請求項27に記載のネットワークデバイス。
  29. 前記第1の指示が、前記ネットワークから前記UEへ送信されたセルアクティブ化コマンドまたはセル構成のうちの少なくとも1つにおいて構成され、
    前記第3の指示が、前記ネットワークから前記UEへ送信された前記セルアクティブ化コマンド、前記セル構成、またはBFR構成のうちの少なくとも1つにおいて構成される、請求項28に記載のネットワークデバイス。
  30. 前記第3の指示が、セルごと、セルグループごと、またはUEごとに構成される、請求項29に記載のネットワークデバイス。
  31. 前記ビーム情報報告が前記セルのためのビーム失敗リカバリ(BFR)手順によって遂行される、請求項27に記載のネットワークデバイス。
  32. 前記セルが前記UE上のキャリアアグリゲーション(CA)のためのセカンダリセルとして構成されている、請求項27に記載のネットワークデバイス。
  33. セルアクティブ化のための装置であって、
    端末デバイス(UE)において、前記UEのために構成されたセルをアクティブ化するための第1の指示をネットワークから受信するための手段と、
    前記第1の指示に応じて、前記セルのためのビーム情報報告をトリガするための手段と、
    を備える装置。
  34. 前記ビーム情報報告が前記セルのためのビーム失敗リカバリ(BFR)手順によって遂行される、請求項33に記載の装置。
  35. 前記セルが前記UE上のキャリアアグリゲーション(CA)のためのセカンダリセル(SCell)として構成されている、請求項33に記載の装置。
  36. 前記UEが、前記セルアクティブ化のための前記ビーム情報報告を遂行するための第2の指示を前記ネットワークから受信したかどうかを決定するための手段、
    アクティブ化されるべき前記セルがその前記アクティブ化の前に非アクティブ化状態であったかどうかを決定するための手段、
    アクティブ化されるべき前記セルの第1のアクティブダウンリンク(DL)帯域幅部分(BWP)が非休止状態であるかどうかを決定するための手段、または
    ビーム失敗検出のための基準信号(BFD RS)が、アクティブ化されるべき前記セル上で構成されているかどうかを決定するための手段、
    のうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項33に記載の装置。
  37. 以下の条件、
    前記UEが、前記セルアクティブ化のための前記ビーム情報報告を遂行するための第2の指示を前記ネットワークから受信したこと、
    アクティブ化されるべき前記セルがその前記アクティブ化の前に非アクティブ化状態であったこと、
    アクティブ化されるべき前記セルの第1のアクティブダウンリンク(DL)帯域幅部分(BWP)が非休止状態であること、または
    ビーム失敗検出のための基準信号(BFD RS)が、アクティブ化されるべき前記セル上で構成されていること、
    のうちの少なくとも1つを決定すると、前記セルのための前記ビーム情報報告がトリガされる、請求項36に記載の装置。
  38. 前記セルのための候補RS識別を含むBFR媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を前記ネットワークへ送信するための手段をさらに備える、請求項33に記載の装置。
  39. 前記候補RS識別が前記セルのための同期信号および物理ブロードキャストチャネルブロック(SSB)のためのインデックスを含むか、あるいは
    前記候補RS識別が、前記セルのための前記SSBの前記インデックス、または前記ネットワークから前記UEに提供された候補RSリスト内に含まれるRSのインデックスのうちの一方を含み、前記BFR MAC CEが、前記候補RS識別として前記SSBインデックスが用いられるのか、それとも前記候補RSリストインデックスが用いられるのかを指示するための第3の指示をさらに含む、請求項38に記載の装置。
  40. セルアクティブ化のための装置であって、
    ネットワーク(NW)から端末デバイス(UE)へ、前記UEのために構成されたセルをアクティブ化するための第1の指示を送信するための手段と、
    前記UEから、前記セルのための候補基準信号(RS)識別を含むビーム失敗リカバリ(BFR)媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)を受信するための手段であって、前記候補RS識別が、
    前記セルのための同期信号および物理ブロードキャストチャネルブロック(SSB)のインデックス、あるいは
    前記セルのための前記SSBの前記インデックス、または前記ネットワークから前記UEに提供された候補RSリスト内に含まれるRSのインデックスのうちの一方であって、前記BFR MAC CEが、前記候補RS識別として前記SSBインデックスが用いられるのか、それとも前記候補RSリストインデックスが用いられるのかを指示するための第2の指示をさらに含む、前記セルのための前記SSBの前記インデックス、または前記ネットワークから前記UEに提供された候補RSリスト内に含まれるRSのインデックスのうちの一方、
    を含む、手段と、
    前記BFR MAC CE内の前記候補RS識別を復号化するための手段と、
    を備える装置。
  41. 前記第1の指示を送信する前、またはその時に前記セルアクティブ化のためのビーム情報報告をトリガするための第3の指示を前記UEへ送信するための手段をさらに備える、請求項40に記載の装置。
  42. 命令が記憶されたコンピュータ可読媒体であって、前記命令が、デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、前記デバイスに、請求項1~16のいずれか1項に記載の方法を遂行させる、コンピュータ可読媒体。
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