JP2023524952A - ホバリング可能な航空機 - Google Patents

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マルコ・ブラギローリ
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Abstract

モーターベイ(8)、排出ダクト(17)をもつモーターシステム(6)、前記モーターシステム(6)の外側に配置された熱交換器(20)、第1の空気取り入れ口(25)、それに沿って熱交換器(20)が配置される第1のダクト(26)、排出ダクト(17)と第1のダクト(26)とに流体的に接続された下流セクション(39)を有し、熱交換器(20)を冷却するように適合した空気の第1の流量を生成するような第1の先細ノズル(15)、モーターベイ(8)で開いており第1の空気取り入れ口(25)とは別個の第2の空気取り入れ口(10)、排出ダクト(17)とモーターベイ(8)とに流体的に接続された第2の下流セクション(49)を有し、第2の空気取り入れ口(10)から排出ダクト(17)に向けられ、モーターシステム(6)を迂回するモーターベイ(8)の冷却空気の第2の流量を生成するような第2の先細ノズル(16)、を備える航空機(1)が記載されている。

Description

関連出願の相互参照
本特許出願は、2020年4月27日出願のイタリア特許出願第20171458.1号に対する優先権を主張するものであり、当該出願の内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、ホバリング可能な航空機に関し、特にヘリコプタまたは転換式航空機に関する。
ヘリコプタは、本質的に、胴体、第1の軸を中心に回転可能で胴体の上部に配置されたメインロータ、およびヘリコプタのテールエンドに配置され、第1の軸を横切って第2の軸を中心に回転可能なアンチトルクロータを備えることが知られている。
既知のタイプのヘリコプタはまた、モーターシステムと、モーターシステムの出口シャフトからメインロータに運動を伝達するための伝達グループとを備える。
より詳細には、この分野で「ターボシャフト」として知られているモーターシステムは、オープン熱力学サイクルを作りだす。
モーターシステムは、
- 支持体と、
- 空気の第1の流量の流入を可能にするように適合した空気取り入れ口と、
- 空気取り入れ口に流体的に接続され、前記空気の第1の流量が供給され、前記空気の第1の流量を圧縮するように適合した、圧縮機と、
- 圧縮機からの圧縮空気の第1の流量が、その中で燃料の第2の流量と混合され高温排気ガスの第3の流量を生成する燃焼プロセスを経る、燃焼室と、
- 1つまたは複数のタービンであって、燃焼室を出る高温排気ガスの第3の流量が、圧縮機とモーターシステムの出口シャフトとを互いに独立して回転駆動することによってその内部で膨張する、1つまたは複数のタービンと
を備える。
それぞれのモーターシステムはまた、
- それぞれのタービンの下流に配置され、排気ガスの第3の流量を加速するように適合した、先細ノズルと、
- 支持体のそれぞれの開口部で終わり、その内部に先細ノズルが配置された、排気ガス排出ダクトと
を備える。
既知のタイプのヘリコプタはまた、モーターシステムの潤滑を可能にし、モーターシステム自体の冷却に寄与するように適合した潤滑システムを備える。
より詳細には、潤滑システムは、
- 潤滑液、例えば油のための収集タンクと、
- モーターシステムの特定の領域に潤滑液を分配し、前記潤滑液をタンクに戻すことができるように構成された分配回路と
を備える。
この循環中に、潤滑液はモーターシステムの可動構成要素と接触し、その結果、潤滑液の温度が上昇する。
潤滑液の温度が過度に上昇しないように、潤滑システムは、既知の解決策において、
- 外気の第4の流れを生成するように適合したファンと、
- ファンによって生成された空気の第4の流れとの熱交換によって潤滑液を冷却できるようにする熱交換器と
を備える。
ファンまたは同様のアクティブシステムを使用すると、ヘリコプタの重量が増加することになる。
前記ファンまたはアクティブタイプの同様のシステムの作動には、例えば、車載システムから直接抽出された電気的な動力速度、またはモーターシステムによって利用可能であり、モーターシャフトで利用可能な機械動力の実際の値から差し引かれる機械的な動力速度も必要である。
ファンおよび関連する駆動グループはまた、ヘリコプタ内部にそれぞれのハウジングが必要であり、これにより、他のシステムとの統合、ならびに/または胴体自体の構造および形状との統合の問題が生じることがある。
最後に、ファンおよび関連する駆動グループは、必然的に故障のリスクにさらされ、したがって、ヘリコプタのモーターシステムの全体的な信頼性が低下する。既知のタイプのそのような解決策はまた、より頻繁な検査およびメンテナンス間隔を必要とし、したがってヘリコプタの全体的な運用コストを増加させる。
WO-A-2003/037715は、航空機の補助動力装置のための受動冷却システムを説明している。
補助動力装置は、航空機に搭載されたさまざまなシステムに電力と圧縮空気とを供給するように設計されている。
補助動力装置は基本的に、ナセル内部に収容された一対の圧縮機を備えるガスタービンシステムである。
前記補助動力装置は、潤滑液を冷却するための熱交換器も備える。
ガスタービンは、既知の方法では、ナセル内部に収容された排気ガスの混合物のためのさらなる排出ダクトを備える。
第1の実施形態では、ナセルは
- 圧縮機と熱交換器とに空気の流れを供給するための、単一の空気取り入れ口と、
- ガスタービンのさらなる排出ダクトの出口と
を定義する。
ナセルはまた、
- 単一の空気取り入れ口の下流に配置された第1のダクトと、
- 第1のダクトのそれぞれの分岐を画定する、第2のダクトおよび第3のダクトと
を収容する。
より詳細には、第2のダクトは、第1のダクトと圧縮機の1つの第1の吸引口との間に延びる。
第3のダクトは、次に、第1のダクトの下流に配置された第1のセクションと第2のセクションとに分岐する。
第1のセクションは、第1のダクトと圧縮機のもう一方の第2の吸引口とを流体的に接続する。
第2のセクションは、第1のダクトを流体的に接続し、ナセルの内容積内部に配置される。熱交換器は、第2のセクションに沿って介在する。
ガスタービンのさらなる排出ダクトは、次第に面積が減少していく先細ノズルを有する。ノズルは、次に、第2のセクションの下流でナセルの内容積と流体的に接続された下流セクションを有する。
このようにして、排出ダクト内の排気ガスの流れは、ノズルの下流セクションで排気ガスの速度を低下させ、それに伴う減圧を引き起こし、その結果、第2セクションの下流に位置するナセル領域内での減圧を引き起こす。
前記減圧により、熱交換器を通過する空気の第1の流れと、圧縮機の第1および第2の吸引口に向かう空気の第2の流れが生じる。
言い換えれば、ノズルはその下流セクションでエジェクタを画定する。
第2のセクションはナセルの容積内部で開いているので、第1の空気の流れは、熱交換器とナセルの内容積との両方を冷却する。
したがって、熱交換器の冷却とナセルの内容積の冷却を独立して制御することはできない。
WO-A-2003/037715は、さらなる実施形態を説明しており、そのそれぞれにおいて、ナセルの内容積の冷却空気の流れは、エジェクタによってモーターシステムの排出ダクト中に駆動される。
その結果、同じ空気の流れが熱交換器とナセルの内容積との両方を冷却する。
この分野では、モーターシステムのケーシングと熱交換器との冷却を独立して最適に制御する必要性が感じられる。
これは、寸法的および機能的な観点から、モーターシステムのナセルと熱交換器との冷却を最適化することを目的としている。
イタリア特許出願第20171458.1号 国際公開第2003/037715号
本発明の目的は、ホバリング可能な航空機を実現することであり、これにより、前述の要件を簡単で経済的な方法で満たすことができる。
本発明をよりよく理解するために、非限定的な例として、添付の図面を参照して、好ましい実施形態を以下に記載する。
本発明によるヘリコプタの斜視図である。 図1のヘリコプタおよび相対的なモーターシステムを大幅に拡大し、明確にするために部品を削除し大幅に拡大した上からの図である。 図1および図2のヘリコプタのモーターシステムのいくつかの構成要素を、第1の視角によりさらに拡大した正面斜視図である。 図3のモーターシステムの構成要素の分解図である。 図3および図4のモーターシステムの構成要素を、図3からのさらなる視角によりさらに拡大した後方斜視図である。 明確にするために部品を削除し図3から図5の構成要素をさらに拡大した斜視図である。 明確にするために部品を削除し図3から図5の構成要素をさらに拡大した斜視図である。 図3から図7のモーターシステムの構成要素の背面図である。 図1から図8のモーターシステムの構成要素の分解図である。 図3から図9のモーターシステムの構成要素の上面図である。 図3から図9のモーターシステムの構成要素の斜視図である。 図1から図11のモーターシステムのさらなる構成要素の正面図である。 図12のさらなる構成要素のさらなる実施形態を示す図である。 図13のさらなる構成要素のさらなる実施形態を示す図である。
図1を参照すると、符号1は、本質的に、フロントノーズ5を備えた胴体2、胴体2の上部に配置され第1の軸を中心に回転可能なメインロータ3、およびノーズ5とは反対側で胴体2から突出するドリフトによって担持され、第1の軸を横切る第2の軸を中心に回転可能なテールロータ4を備える、ヘリコプタを示す。
以下の本明細書では、「上」、「下」、「前」、「後」などの表現は、図1に示すヘリコプタ1の高度な飛行または「ホバリング」状態を参照して使用され、図1ではメインロータ3は胴体2の上方に配置され、ノーズ5はテールロータ4の前方に配置されることに留意されたい。
ヘリコプタ1は、支持体7によって区切られたモーターベイ8に収容されたモーターシステム6を備える。
モーターベイ8は、冷却空気の流れをモーターベイ8自体に取り込むことができるように適合した空気取り入れ口10と流体的に接続されている。
ヘリコプタ1はまた、モーターシステム6の出口シャフト(図示せず)を、軸Aを中心に回転可能なメインロータ3を駆動するためのシャフトに接続するように適合した伝達グループ(それ自体が既知であり、本発明の一部ではないので、図示せず)を備える。
モーターシステム6は、オープンジュール・ブレイトン(Joule-Brayton)熱力学サイクルを実現するガスタービンプラントのように動作する。
モーターシステム6は本質的に、
- 胴体2の側面に設けられた空気取り入れ口9であって、それを通して低温空気の第1の流量をモーターベイ8中に吸い込む、空気取り入れ口9と、
- 空気取り入れ口9と流体的に接続され、前記空気の第1の流量を圧縮するように適合した、空気の第1の流量の吸入ダクト(図示せず)を備える、圧縮機11(概略的にのみ図示)と、
- 圧縮機11によって圧縮された空気の第1の流量が燃料の第2の流量と反応して、高温排気ガスの第3の流量を生成する、燃焼室13(概略的にのみ図示)と、
- 一対のタービン14(概略的にのみ図示)であって、燃焼室13を出る高温排気ガスの第3の流量が、圧縮機11と出口シャフトを回転駆動することによりその内部で膨張する、一対のタービン14と
を備える(図2)。
特に、圧縮機11、タービン14、および出口シャフトは、軸Aを中心に回転可能である。
空気取り入れ口9は、軸Aに対して横方向に配置され、空気取り入れ口10とは別個の。
モーターシステム6は、支持体7のそれぞれの口18で終わる排気ガスの第3の流量を排出するためのダクト17をさらに備える。
ヘリコプタ1はまた、潤滑を可能にし、モーターシステム6の冷却に寄与するように適合した潤滑システム(それ自体は既知であり、詳細には図示せず)を備える。
より詳細には、潤滑システムは、潤滑液の回収タンク(図示せず)と、モーターシステム6の特定の領域に潤滑液を分配し、前記潤滑液をタンクに戻すことができるように構成された分配回路(これも図示せず)とを備える。
前記循環中、潤滑液はモーターシステム6の可動構成要素と接触し、その温度が上昇する。
潤滑システムは、空気の流れとの熱交換によって潤滑液を冷却することができるようにする熱交換器20をさらに備える。
言い換えると、熱交換器20は、潤滑液によって交差され空気の流れによって冷却されるラジエータである。
熱交換器20は、モーターシステム6の外側に配置される。
ヘリコプタ1はさらに、
- 胴体2の側面に開いており空気の第4の流量を吸い込むように適合した、さらなる空気取り入れ口25と、
- 熱交換器20がそれに沿って介在し空気の第4の流量がそれを通して流れる、ダクト26と
を備える。
空気取り入れ口25は空気取り入れ口10とは別個の。
次に、ダクト26は、
- 吸気口25と熱交換器20との間に延びる入口セクション27と、
- 熱交換器20から延び熱交換器20に対してセクション27の反対側に配置される、一対のチャネル28(図2、図4、および図7から図10)と
を備える。
ヘリコプタ1はさらに、タービン14の下流に配置され排気ガスの第3の流量によって横切られる先細ノズル15を備える。
ノズル15は、軸Aの管状形状を有し、
- 軸Aに対して半径方向内側にあり先細りの円錐のような形のタービン14から排出ダクト17に向かって延びる、表面31と、
- 軸Aの周りに角度的に等間隔に配置され表面31から軸A自体に向かって片持ち式に突出する、複数のローブ32と
を備える。
ノズル15は、
- タービン14に流体的に接続された上流セクション38と、
- 上流セクション38の反対側にあり排出ダクト17の側に配置された下流セクション39と
を備える(図3、図4、および図6から図9)。
ノズル15の下流セクション39は、ダクト26のチャネル28と排出ダクト17とに流体的に接続される。
図2を参照すると、ヘリコプタ1は、ノズル15の下流セクション39とダクト26のチャネル28とによって形成されたエジェクタ80を備える。
エジェクタまたはジェット・ポンプという用語は、本明細書において、流体の第1の流れがその内部に運ばれる先細ノズルによって形成され、ダクトに流体的に接続された下流セクションを有するポンプを意味する。ノズルの先細りの形状により、ノズルの下流セクションで静圧が低下し、ダクトを通して第2の流れを吸い込むことができるようになる。前記第1の流れと第2の流れはノズルの出口セクションで混合する。
チャネル28は、熱交換器20の反対側にそれぞれの開口部43(図8)を備え、ノズル15の下流セクション39で開いている。
より正確には、ノズル15は、下流セクション39でタービン14を出る排気ガスの第3の流量の静圧の低下を引き起こす。前記静圧の低下により、熱交換器20を冷却し、下流セクション39を通る排気ガスおよび空気の第5の流量を生じさせる排気ガスの第3の流量と下流セクションで混合する空気の第4の流量が、ダクト26を通して引き込まれる。
ノズル15は、ノズル16の内部に部分的に収容され、排出ダクト17の上流に配置される。
ノズル15の下流セクション39はチャネル28と流体的に接続される。
有利には、ヘリコプタ1は、排出ダクト17とモーターベイ8とに流体的に接続された下流セクション49を有し、空気取り入れ口10から排出ダクト17に向けられ、モーターシステム6を迂回する、モーターベイ8自体の冷却空気の第6の流量を作り出すような、さらなる先細ノズル16(図2から図7および図9から図11)を備える。
この空気の第6の流量は、モーターベイ8を冷却する。
より詳細には、ノズル16は、下流セクション49の反対側にあり、ノズル15の下流セクション39と流体的に接続された上流セクション48を備える。
下流セクション49は、以下で詳細に説明するように、モーターベイ8と流体的に接続される。
ヘリコプタ1は、ノズル16とモーターベイ8とによって形成されるさらなるエジェクタ90を備える。
より正確には、ノズル16は、下流セクション49で空気および排気ガスの第5の流量の静圧の低下を引き起こす。前記静圧の低下により、モーターベイ8自体を冷却し、下流セクション49を通る排気ガスおよび空気の第7の流量を生じさせる排気ガスおよび空気の第5の流量と、下流セクション49で混合する空気の第6の流量が、モーターベイ8を通して引き込まれる。
図3から図11を参照すると、ノズル15は、ノズル16の上流に配置され、タービン14から排出ダクト17に向かって延びる。
ノズル15およびノズル16は、軸Aと同軸に配置される。
ノズル15は、ノズル16の内部に部分的に収容され、排出ダクト17の上流に配置される。
ノズル15はまた、ノズル16から放射状に間隔を置いて配置される。
図3から図8、図10および図11を参照すると、ヘリコプタ1は、熱交換器20を支持する支持体40も備える。
支持体40は、チャネル28とノズル16とを一体的に画定し、ノズル15を収容する。
より詳細には、支持体40は、タービン14から排出ダクト17に向かって延び、
- 軸Aに対して突出し、その内部にはノズル15が収容されダクト17のチャネル28を画定する、部分44と、
- 部分44内部に部分的に収容され、排出ダクト17内部に部分的に収容され、それとともにノズル16を画定する軸Aに対する管状部分45と
を一体的に備える。
部分44は、熱交換器20を支持し、チャネル28を画定する。
特に、部分44は、
- 軸Aに直交し、タービン14の側で支持体40を画定する円盤状壁46と、
- 軸Aと半径方向反対側にある壁46の終端70から排出ダクト17に向かって、片持ち式に突出する湾曲した壁47と
を備える。
壁46、壁47は、部分45の下部を取り囲み、部分45の上で開いている。
壁46はさらに、終端70の半径方向内側で反対側の終端72を備える。ノズル15は終端72(図7)の周囲に固定される。
壁46はさらに、軸Aに対して直線的であり直交し、部分45の下で閉じている上端41を備える。
壁47は、軸Aに平行で、端部41に接続された一対の上端42を備える。壁47はまた、部分45の下で閉じられる。
支持体40は、さらに
- 対応する壁47のそれぞれの部分51(図8)に面する一対の壁50と、
- 壁46と軸方向に反対にある壁52と
を備える(図7)。
壁47と壁50は、壁46と壁52との間の軸方向に介在する位置に延びる。
壁47と壁50は、軸Aに直交し、使用時に垂直に配置された軸Bに関して互いに対称
に延びる。
より正確には、それぞれの壁50は、
- 熱交換器20に固定された端部57と、
- 自由であり、それぞれの端部57の反対側にある端部59と
を備える。
それぞれの壁52は、熱交換器20に固定され、それぞれの端部57に接続された端部58を備える。
壁50は、それぞれの共通端部57から、自由であり間が離れているそれぞれの端部59(図8)に向かって延びる発散カスプを画定する。
支持体40は、開いていて熱交換器20に固定された周辺縁部60を画定する(図4)。
縁部60は、壁46の端部41と壁57の端部58とによって、互いに軸方向に対向するそれぞれの部分によって区切られている。
縁部60はまた、壁47の端部42によって画定される。
縁部60は、図の場合、長方形である。
壁50の端部57は、端部42に平行に配置され、縁部60を横切る。
より詳細には、壁50の端部57は、縁部60を2つの等しいエリアに分割し、それぞれの開口部43に対向するそれぞれのチャネル28のそれぞれの入口セクションを画定する。
端部41、端部58は互いに軸方向に対向している。
端部42と端部57とは互いに対向し、端部41と端部42との間に軸方向に介在する。
特に図8を参照すると、それぞれの開口部43は、それぞれの壁50の端部59によって、および端部58とは反対側のそれぞれの壁52の端部によって、軸方向に画定される。
チャネル28は、それぞれの壁50に対して直交する方向に次第に薄くなり、端部57からそれぞれの端部59に向かって、すなわち熱交換器20からそれぞれの開口部43に向かって延びる。
部分45は、タービン14から排出ダクト17に向かって延び(図6、図8および図11)、
- ノズル15を取り囲む壁65と、
- ノズル15に対して軸方向にオフセットされた壁66と
を備え、壁66自体の半径方向内側69から軸Aに向かって片持ち式に突出する複数のローブ67と、複数の貫通開口部68とを与える。
特に図8を参照すると、壁65は、軸Aと同軸の円弧のような形状をしている。
壁65は、それぞれの壁51の端部59の間に延びる。
壁65は、ノズル15の対応する角度幅の弓形部分を取り囲む。
図の場合、壁65は、約90度の円弧に渡って延び、軸Aに直交する軸Bに対して対称的に延び、ヘリコプタ1の通常の飛行構成において垂直に配置される。
壁66は壁52にフィレットされる。
ローブ67は、軸Aの周りに角度を成して等間隔に配置され、ノズル15のそれぞれのローブ32に配置され、軸Aに平行に延びる。
開口部68は、軸Aの周りに角度を成して等間隔に配置され、軸Aに沿って細長くなっている。
それぞれの開口部68は、それぞれのローブ67に関連付けられる。
ローブ67は、それぞれの開口部68において壁66から片持ち式に突出する。
壁66は、排出ダクト17の内部に部分的に収容される。
より具体的には、排出ダクト17は、口18の反対側に環状端部71を備える。端部71は、壁46と軸方向に反対側の壁65をもつ環状溝81を画定する。
特に、排出ダクト17は、端部71から口18に向かって延び、軸Aに関して収束する部分73、一定の直径をもつ部分74、および軸Aに関して放射状に広がる部分75を有する。
溝81および開口部68は、モーターベイ8をノズル16の下流セクション49と流体的に接続する。
壁66は、排出ダクト17の内側に収容され、前記排出ダクト17から放射状に間隔を置いて配置された、壁46と軸方向反対側の環状端部82を備える。
特に(図12)、部分44は、軸Aに直交する軸Bに対して対称的に延び、ヘリコプタ1の通常の動作構成に関して、軸Aの上方に配置される。空気取り入れ口25は、メインロータ3の下に配置される。このようにして、メインロータ3によって生成された下降流は、空気取り入れ口25内部に動的な流れを引き起こし、これは熱交換器20の冷却にさらに寄与する。
図13に示す別の実施形態によると、部分44は、軸Aに対して傾斜した軸Cに対して対称的に延び、ヘリコプタ1の通常の動作構成を基準として、軸Aの上部に配置される。
図14に示す別の実施形態によると、部分44は、軸Aに対して傾斜した軸Dに対して対称的に延び、ヘリコプタ1の通常の動作構成を基準として、軸Aの下部に配置される。
支持体40はまた、モーターシステム6によって伝達される熱が引き起こす可能性のある損傷から熱交換器20を保護するために提供される、放熱装置100を備える。
より詳細には、装置100は、
- 熱交換器20とノズル15との間に放射状に介在する位置で壁65に適用されるグリッド101と、
- 壁66と壁52との間に介在するグリッド102と
を備える(図7)。
特に、グリッド101は、軸Aに対して対称形の円弧のような形状であり壁65のより低い角度延長を有する。
グリッド101は壁50の下部に配置される。
グリッド102は軸Aに対して斜めに延びる。
ヘリコプタ1はまた、熱交換器20中に存在するオイルを一時的に過熱することがある、起こり得る「ヒートショック」から熱交換器20を保護するための装置55を備える。前記過剰な熱は高温のガスによって引き起こされることがあり、したがって、モーターシステム6が非作動状態になると、ノズル15の中、または排出ダクト17に沿ってわずかに停滞する傾向がある。熱交換器20の予期しない過熱が発生する別の状況は、例えば、モーターシステム6の故障および/またはモーターベイ8での火災に続く、チャネル28内部での火災の発生である。
より詳細には、装置55は、
- 熱交換器20と排出ダクト17との間の流体的な接続を可能にする開放構成と、
- 熱交換器20と排出ダクト17との間の流体的な接続を遮断する閉鎖構成と
の間で、選択的に移動可能である。
より正確には、装置55は、モーターシステム6の通常動作中および/またはチャネル28内部に火災が発生していないとき、開放構成で配置される。
逆に、装置55は、モーターシステム6が非作動状態であるとき、またはチャネル28内部に火災が発生しているとき、閉鎖構成で配置される。
本発明の一実施形態によれば、装置55は、パッシブシステム(例えば、弾性要素、形状記憶金属合金など)を通して、または、アクティブシステム(例えば、電気、油圧もしくは空気圧のアクチュエータ、または本明細書で言及された原理の適切な組み合わせ)を通して、開放構成から閉鎖構成に可逆的に移動可能である。
ヘリコプタ1はさらに、
- モーターシステム6が非作動状態である、および/またはチャネル28内部に火災が発生しているという事実を検出するように適合した、センサー54(図8に概略的にのみ図示)と、
- センサーによって制御され、センサーによって検出されたものに従って、装置55を開放構成と閉鎖構成との間で変位させるように適合した、アクチュエータ(図示せず)と
を備える。
図8の場合、装置55は壁50によって形成され、軸Aに平行な共通軸の周りで支持体40にヒンジで取り付けられ、それぞれの壁50の共通端部57と一致する。
端部59は、装置55が閉鎖構成にあるときそれぞれの開口部43を自由にしておき、装置55が開放構成にあるとき前記開口部43を自由にしておく。
使用時、空気の第1の流量は、空気取り入れ口9から吸い込まれ、吸気ダクトを通ってモーターシステム6の圧縮機11に到達する。
空気取り入れ口10はモーターベイ8への空気の流れの流入を可能にする。
空気の第1の流量は圧縮機11の内部で圧縮され、燃焼室13の内部で燃料の第2の流量と反応して、高温高圧の排気ガスおよび空気の第3の流量を生成する。
続いて、排気ガスおよび空気の第3の流量は、圧縮機11と出口シャフトを軸Aの周りで回転駆動することによって、タービン14内部で膨張する。
前記第3の流量は、下流セクション39においてその静圧を低下させることによって、ノズル15中にさらに膨張する。
下流セクション39における前記静圧の低下により、空気取り入れ口25とダクト26とを通して空気の第4の流量が引き込まれる。前記第4の流量は、ノズル15の下流セクション39と流体的に接続しているチャネル28の開口部43に達する。
前記空気の第4の流量は、熱交換器20を横断し、これを冷却し、ノズル15の下流セクション39で第3の流量と混合して、第5の流量を形成する。
排気ガスおよび空気の第5の流量は、ノズル16中でさらに膨張し、したがってノズル16自体の下流セクション49におけるそれ自体の静圧を低下させる。
前記静圧の低下のおかげで、エジェクタ90は、下流セクション49において、モーターベイ8の内部で空気取り入れ口10を通して低温の空気の第6の流量を生成する。
前記空気の第6の流量は、圧縮機11、燃焼室13およびタービン14をバイパスし、モーターベイ8を冷却する。
前記空気の第6の流量は、モーターベイ8を冷却するように、溝81および部分45の開口部68を通ってモーターベイ8から下流セクション49に流れる(図2)。
前記空気の第6の流量は、下流セクション49で空気の第5の流量と混合し空気の第7の流量を形成する。
前記空気の第7の流量は、排出ダクト17を横断して口18に到達し、口18を通って大気中に放出される。
装置55は、モーターシステム6の通常作動中、および/またはチャネル28内に火災が発生していない時、開放構成で配置される。
前記開放構成では、装置55は、チャネル28中の空気の流れを妨げない。
センサー54が、モーターシステム6が非作動状態であるか、チャネル28内部で火災が発生していることを識別した場合、装置55は、例えば相対アクチュエータによって、例えば支持体40にヒンジで取り付ける壁50を共通軸の周りに回転させることによって、閉鎖構成で配置される。
前記閉鎖構成では、装置55は、チャネル28を通って熱交換器20に向かう火災の戻りを防ぎ、チャネル28と熱交換器20との完全性を維持する。
装置100は、好ましくはモーターベイ8内のモーターシステム6によって生成された熱の放散に有利に働き、熱交換器20の完全性を維持することにさらに寄与する。
より正確には、モーターシステム6によって加熱された空気は、グリッド101、102に到達するまでノズル15内部で上昇し、それにより空気を逃がして廃棄することができる。
本発明に従って製造されたヘリコプタ1の特性を調べると、得られる利点は明らかである。
特に、ノズル15の下流セクション39は熱交換器20と流体的に接続され、ノズル16の下流セクション49はモーターベイ8と流体的に接続される。
その結果、エジェクタ80は、熱交換器20を横断して冷却する空気の第4の流量を生成する。
エジェクタ90は、モーターベイ8を横断して冷却する空気の第6の流量を生成する。
空気の第4および第6の流量は、排出ダクト17の上流のそれぞれ別の経路を通って移動するので、既知のタイプの解決策とは異なり、本明細書の導入部で説明されているように、熱交換器20の冷却とモーターベイ8の冷却とを独立して制御することが可能である。
その結果、既知のタイプの解決策に見られることがあり、本明細書の導入部で説明されているような、追加の装置をインストールすることなく、モーターシステム6および/またはモーターベイ8の温度をより精密で正確に制御することが可能になる。
ローブ67は、ノズル15、ノズル16の延長を画定する。特にローブ67は、ノズル15とノズル16との間の相互作用の流体力学的観点からの完成を表す。
実際、前述のように、ローブ67は、軸Aに平行に延びるノズル15のそれぞれのローブ32に配置されることが好ましい。
このおかげで、ノズル15内部の空気および排気ガスの第3の流量、およびノズル16内部の空気および排気ガスの第5の流量の流れによる乱流および流体力学的損失を低減することが可能である。
装置100は、モーターベイ8内部のモーターシステム6の動作によって生成された熱を放散することを可能にし、熱交換器20への損傷のリスクを低減する。
熱放散は対流によって起こり、グリッド101がモーターシステム6の上部に位置するという事実によってより効率的になる。前記位置のおかげで、「熱い」空気、したがって、モーターベイ8に存在する密度が低い空気とモーターシステム6に存在する空気は、当然、グリッド101、グリッド102に向かって移動し、熱交換器20から離れる傾向にある。
装置55は、
- チャネル28を通して熱交換器20と排出ダクト17との間の流体的な接続を可能にする開放構成と、
- チャネル28を通して熱交換器20と排出ダクト17との間の流体的な接続を遮断する閉鎖構成と
の間で、選択的に移動可能である。
このようにして、直火の存在下でモーターシステム6が非作動状態になると、チャネル28内部の熱気の停滞に続く、熱交換器20の損傷リスクをさらに低減することが可能である。
添付の図12に詳細が示されているように、部分44は、軸Aに直交する軸Bに対して対称的に延び軸Aの上部に配置される。したがって、空気取り入れ口25を通る外気の流入は、メインロータ3によって生成された下向きの空気取り入れ口25に向かう流れによって引き起こされる動的な流れから利益を得る。前記動的な流れは、熱交換器20を通してエジェクタ80で生成される第4の流量、およびモーターベイ8を通してエジェクタ90によって生成される第6の流量と同じオーダーである。
特に、図13を参照すると、部分44は軸Aに対して傾斜した軸Cに対称的に延びる。この状態では、前述の動的な流れの寄与は図12の構成よりも小さく、エジェクタ80は熱交換器20を通して第4の流量の大部分を生成し、エジェクタ90はモーターベイ8を通して第6の流量の大部分を生成する。
図14を参照すると、部分44は、ヘリコプタ1の通常の動作構成に関して、軸Aに対して傾斜し、軸Aの下部に配置された軸Dに対称的に延びる。
この前記構成では、ロータ3の動的寄与は実質的に無視できる。したがって、空気の第4の流量の引き込みはエジェクタ80を通して、空気の第6の流量の引き込みはエジェクタ90を通してのみ効果的に得られる。
最後に、前述のヘリコプタ1に対して修正および変更を加えることができることは明らかであり、これにより、本発明の保護範囲から逸脱するものではない。
特に、ヘリコプタ1は、メインロータ3に動作可能に接続されたそれぞれの出口シャフトを有する一対のモーターシステム6を備えることができる。
ホバリング可能な航空機は、ヘリコプタ1の代わりに転換式飛行機である可能性がある。
1 ヘリコプタ
2 胴体
3 メインロータ
4 テールロータ
5 フロントノーズ
6 モーターシステム
7、40 支持体
8 モーターベイ
9、10、25 空気取り入れ口
11 圧縮機
13 燃焼室
14 タービン
15、16 先細ノズル
17、26 ダクト
18 口
20 熱交換器
27 入口セクション
28 チャネル
31 表面
32、67 ローブ
38、48 上流セクション
39、49 下流セクション
41、42 上端
43、68 開口部
44、51、74、75 部分
45 管状部分
46 円盤状壁
47、50、52 壁
54 センサー
57、58、59、68 端部
60 周辺縁部
69 半径方向内側
70、72 終端
71、82 環状端部
80、90 エジェクタ
81 環状溝
100 放熱装置
101、102 グリッド

Claims (15)

  1. ホバリング可能な航空機(1)であって、
    モーターベイ(8)と、
    前記モーターベイ(8)の内側に部分的に収容され、前記モーターベイ(8)の外側に少なくとも部分的に延びる排出ダクト(17)を備える、モーターシステム(6)と、
    前記モーターシステム(6)の外側に配置された熱交換器(20)と、
    前記熱交換器(20)に流体的に接続された第1の空気取り入れ口(25)と、
    前記第1の空気取り入れ口(25)と前記排出ダクト(17)との間に延び、それに沿って前記熱交換器(20)が配置される、第1のダクト(26)と、
    前記排出ダクト(17)と前記第1のダクト(26)とに流体的に接続された下流セクション(39)を有し、前記熱交換器(20)を冷却し、使用時に前記第1のダクト(26)を横切るように適合した空気の第1の流量を生成するような、第1の先細ノズル(15)と、
    前記モーターベイ(8)内で開いており、前記第1の空気取り入れ口(25)とは別個の第2の空気取り入れ口(10)と、
    を備え、前記排出ダクト(17)と前記モーターベイ(8)とに流体的に接続された第2の下流セクション(49)を有し、前記第2の空気取り入れ口(10)から前記排出ダクト(17)に向けられ、前記モーターシステム(6)を迂回する前記モーターベイ(8)の冷却空気の第2の流量を生成するような、第2の先細ノズル(16)を備えることを特徴とする、航空機。
  2. 前記第1のノズル(15)と前記第2のノズル(16)とが互いに同軸であることを特徴とする、請求項1に記載の航空機。
  3. 前記第1のノズル(15)が、前記第2のノズル(16)内部に少なくとも部分的に収容されることを特徴とする、請求項1または2に記載の航空機。
  4. 前記第2の下流セクション(49)と前記排出ダクト(17)との間に介在し、前記空気の第2の流量の第1の通過経路を画定するために前記モーターベイ(8)と流体連通する、第1の環状開口部(81)を備えることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の航空機。
  5. 前記第2のノズル(16)を通過し前記モーターベイ(8)と流体的に接続され、前記空気の第2の流量の第2の通過経路を画定するための複数の第2の開口部(68)を備えることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の航空機。
  6. 前記第1のノズル(15)が、使用時に前記空気の第1の流量と相互作用する複数の第1のローブ(32)を備え、
    前記第2のノズル(16)が、使用時に前記空気の第2の流量と相互作用し、それぞれの前記第1のローブ(32)のそれぞれの延長を画定する、複数の第2のローブ(67)を備えることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の航空機。
  7. それぞれの前記第2のローブ(67)が、それぞれの前記第2の開口部(68)に配置される、請求項5に従属する請求項6に記載の航空機。
  8. 前記第2のノズル(16)を画定し前記熱交換器(20)が固定される単一の支持体(40)を備え、前記単一の支持体(40)は、前記第2の空気取り入れ口(25)に関して前記熱交換器(20)の反対側にある前記第1のダクト(26)の少なくとも1つのチャネル(28)をさらに画定することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の航空機。
  9. 前記単一の支持体(40)が、
    前記第2のノズル(16)を画定する第1の壁(46)と、
    前記第1のノズル(15)を少なくとも部分的に取り囲み、前記熱交換器(20)と流体連通する一対のチャネル(28)と、
    を備え、前記チャネル(28)は、前記熱交換器(20)の反対側の開口部(43)で前記第1の下流セクション(39)と流体連通していることを特徴とする、請求項8に記載の航空機。
  10. 前記支持体(40)が、前記第1の壁(46)を横切る一対の第2の壁(50)を備え、前記第2の壁(50)は、それぞれの前記チャネル(28)を画定し、前記熱交換器(20)から延び、それぞれの前記開口部(43)で中断されることを特徴とする、請求項9に記載の航空機。
  11. 前記支持体(40)が、前記モーターベイ(8)に向かって開いており、前記第1のノズル(15)と前記第2のノズル(16)のうちの少なくとも1つと熱的に結合された放熱装置(100)を備え、前記モーターシステム(6)から前記熱交換器(20)への熱の伝達を封じ込めることを特徴とする、請求項8から10のいずれか一項に記載の航空機。
  12. 前記モーターシステム(6)が非作動状態である、および/または前記チャネル(28)の1つの内部で火災が発生しているという事実を検出するように適合したセンサー(54)と、
    前記センサー(54)の検出に基づいて、選択的に
    前記チャネル(28)を通して前記交換器(20)と前記排出ダクト(17)との間の流体的な接続を可能にする開放構成と、
    前記チャネル(28)を通して前記交換器(20)と前記排出ダクト(17)との間の流体的な接続を遮断する閉鎖構成と
    の間で移動可能な前記第2の壁(50)と、
    を備えることを特徴とする、請求項10または11に記載の航空機。
  13. 前記熱交換器(20)が、使用時に前記モーターシステム(6)を潤滑する前記流体を冷却するように適合したラジエータであることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の航空機。
  14. 前記モータシステム(6)が、
    前記第1の空気取り入れ口(25)および第2の空気取り入れ口(10)とは別個の第3の空気取り入れ口(9)と、
    使用時に前記第3の空気取り入れ口(9)から空気の第3の流量を吸い込む圧縮機(11)と、
    使用時に前記圧縮機(11)から圧縮空気の第3の流量を受け取り、使用時に出口で前記空気および排気ガスの第4の流量を提供する、燃焼器(13)と、
    使用時に前記空気および排気ガスの第4の流量を膨張させるように適合した、少なくとも1つのタービン(14)と、
    使用時に前記少なくとも1つのタービン(14)によって前記第4の流量を供給される、前記第1のノズル(15)と、
    使用時に、前記第1のノズル(15)によって前記第4の流量と前記第1の流量とを供給され、出口で第5の流量を提供する、前記第2のノズル(16)と、
    使用時に前記第1のノズル(15)によって前記第5の流量と前記第2の流量とを供給され、出口で第6の流量を提供する、前記第2のノズル(16)と、
    前記第2のノズル(16)によって前記第6の流量を供給される、前記排出ダクト(17)と
    を備えることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の航空機。
  15. ヘリコプタまたは転換式航空機であることを特徴とし、および/または使用時に前記第1のダクト(26)を通る空気の流れを生成するように、前記第1の空気取り入れ口(25)の上部に配置されたメインロータ(3)を備えることを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載の航空機。
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