JP2023523419A - 拡張された早期測定報告 - Google Patents

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Abstract

ユーザ機器における拡張された早期測定報告手順のための方法、装置、およびコンピュータ可読記憶媒体が提供される。例示的な実装では、本方法は、ユーザ機器が、拡張された早期測定報告のために構成されることを決定するステップと、ユーザ機器が、拡張された早期測定報告のために構成される場合、指示に基づいて、早期測定報告測定を開始するかどうかを決定するステップと、早期測定報告測定を開始することを決定するステップに応答して、早期測定報告測定を開始するステップとを含んでもよい。追加の例示的な実装では、本方法は、ネットワークノードがユーザ機器に拡張された早期測定報告構成を送信するステップと、ユーザ機器から早期測定報告測定値を受信するステップとを含み得る。ユーザ機器において実行される早期測定報告測定は、拡張された早期測定報告構成に少なくとも基づく。【選択図】図2

Description

本明細書は、ワイヤレス通信に関し、特に、早期測定報告に関する。
通信システムは、2つ以上のノードまたは固定または移動通信デバイスのようなデバイス間の通信を可能にする設備であり得る。信号は、有線またはワイヤレスキャリア上で搬送することができる。
セルラー通信システムの例は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって規格化されているアーキテクチャである。この分野の最近の開発は、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)無線アクセス技術のロングタームエボリューション(LTE)と呼ばれることが多い。E-UTRA(進化型UMTS地上無線アクセス)は、モバイルネットワークのための3GPP(登録商標)のロングタームエボリューション(LTE)更新経路のエアインターフェースである。LTEでは、拡張ノードAPまたは進化ノードB(eNB)と呼ばれる基地局またはアクセスポイント(AP)は、カバレージエリアまたはセル内のワイヤレスアクセスを提供する。LTEでは、モバイルデバイスまたは移動局はユーザ機器(UE)と呼ばれる。LTEは、いくつかの改良または発展を含む。
第5世代(5G)新無線(NR)開発は、3Gおよび4Gワイヤレスネットワークの以前の進化と同様に、5Gの要件を満たすための継続的なモバイルブロードバンド進化プロセスの一部である。加えて、5Gはまた、モバイルブロードバンドに加えて新しい新生ユースケースを対象とする。5Gの目標は、新しいレベルのデータレート、レイテンシ、信頼性、およびセキュリティを含み得るワイヤレス性能の著しい改善を提供することである。5G NRはまた、大量のモノのインターネット(IoT)を効率的に接続するようにスケーリングすることができ、新しいタイプのミッションクリティカルサービスを提供することができる。超信頼性および低レイテンシ通信(URLLC)デバイスは、高い信頼性および非常に低いレイテンシを必要とし得る。
様々な例示的な実装が説明および/または図示される。実施の1つまたは複数の例の詳細は、添付の図面および以下の詳細な説明に記載されている。他の特徴は、詳細な説明および図面、ならびに特許請求の範囲から明らかになるであろう。
ユーザ機器における拡張された早期測定報告手順のための方法、装置、およびコンピュータ可読記憶媒体が提供される。例示的な実装では、本方法は、ユーザ機器によって、前記ユーザ機器が拡張された早期測定報告のために構成されると決定するステップと、前記ユーザ機器によって、前記ユーザ機器が拡張された早期測定報告のために構成される場合の指示に基づいて、早期測定報告測定を開始するかどうかを決定するステップと、前記ユーザ機器によって、前記早期測定報告測定を開始することを決定するステップに応答して、前記早期測定報告測定を開始するステップとを備える。
追加の例示的な実装では、方法は、ネットワークノードがユーザ機器に拡張された早期測定報告構成を送信するステップと、前記ユーザ機から早期測定報告測定を受信することとを含み得る。ユーザ機器において実行される早期測定報告測定は、拡張された早期測定報告構成に少なくとも基づく。
図1は、例示的な実装によるワイヤレスネットワークのブロック図である。 図2は、例示的な実装による、拡張された早期測定報告(EMR)手順を示す図である。 図3は、追加の例示的な実装による、別の拡張された早期測定報告(EMR)手順を示す図である。 図4は、例示的な実装による、拡張早期測定報告(EMR)手順を示すフローチャートである。 図5は、例示的な実装による、別の拡張早期測定報告(EMR)手順を示すフローチャートである。 図6は、例示的な実装形態による、ノードまたはワイヤレス局(例えば、基地局/アクセスポイントまたは移動局/ユーザデバイス/UE)のブロック図である。
図1は、例示的な実装によるワイヤレスネットワーク130のブロック図である。図1のワイヤレスネットワーク130では、移動局(MS)またはユーザ機器(UE)とも呼ばれ得るユーザデバイス(UD)131、132、133および135は、アクセスポイント(AP)、拡張ノードB(eNB)、次世代ノードB(gNB)またはネットワークノードとも称される場合がある基地局(BS)134と接続(および通信)され得る。アクセスポイント(AP)、基地局(BS)、(拡張)ノードB(eNB)、またはgNBの機能の少なくとも一部はまた、リモートラジオヘッドなどのトランシーバに動作可能に結合され得る任意のノード、サーバ、またはホストによって実行され得る。BS(またはAP)134は、ユーザデバイス131、132、133および135を含む、セル136内のワイヤレスカバレージを提供する。4つのユーザデバイスのみがBS134に接続されるかまたは取り付けられるものとして示されているが、任意の数のユーザデバイスが提供され得る。BS134はまた、S1インターフェース151を介してコアネットワーク150に接続される。これは、無線ネットワークの単純な例にすぎず、他のものが使用されてもよい。
ユーザデバイス(ユーザ端末、ユーザ機器(UE))は、加入者識別モジュール(SIM)とともに、または加入者識別モジュール(SIM)なしで動作するワイヤレスモバイル通信デバイスを含み、加入者識別モジュール(SIM)とともに、または加入者識別モジュール(SIM)なしで動作するワイヤレスモバイル通信デバイスを含むポータブルコンピューティングデバイスを指し得る。例として、移動局(MS)、モバイルフォン、セルラーフォン、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ハンドセット、ワイヤレスモデム(アラームまたは測定デバイスなど)を使用するデバイス、ラップトップおよび/またはタッチスクリーンコンピュータ、タブレット、ファブレット、ゲームコンソール、ノートブック、およびマルチメディアデバイスがある。または任意の他のワイヤレスデバイスのタイプのデバイスを含むがこれらに限定されない、ポータブルコンピューティングデバイスを指し得る。ユーザデバイスは、ほぼ排他的なアップリンクのみのデバイスでもよく、その例は、画像またはビデオクリップをネットワークにロードするカメラまたはビデオカメラであることを理解されたい。
LTE(一例として)では、コアネットワーク150は、進化パケットコア(EPC)と称されることがあり、これは、BS間のユーザデバイスのモビリティ/ハンドオーバを処理または支援し得るモビリティ管理エンティティ(MME)と、BSとパケットデータネットワークまたはインターネットとの間でデータおよび制御信号を転送し得る1つまたは複数のゲートウェイと、他の制御機能またはブロックとを含み得る。
加えて、例示的な例として、本明細書で説明される様々な例示的な実装または技術は、様々なタイプのユーザデバイスまたはデータサービスタイプに適用され得るか、あるいは異なるデータサービスタイプであり得る、本明細書で実行中の複数のアプリケーションを有し得るユーザデバイスに適用され得る。新無線(5G)開発は、例えば、マシンタイプ通信(MTC)、拡張マシンタイプ通信(eMTC)、モノのインターネット(IoT)、および/または狭帯域IoTユーザデバイス、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、ならびに超信頼性および低レイテンシ通信(URLLC)などのいくつかの異なるアプリケーションまたはいくつかの異なるデータサービスタイプをサポートし得る。
IoTは、インターネットまたはネットワーク接続性を有し得るオブジェクトの絶えず成長しているグループを指す場合があり、したがって、これらのオブジェクトは、他のネットワークデバイスに情報を送信し、他のネットワークデバイスから情報を受信し得る。例えば、多くのセンサタイプのアプリケーションまたはデバイスは、物理的条件または状態を監視してもよく、例えば、イベントが発生したときに、サーバまたは他のネットワークデバイスに報告を送信してもよい。マシンタイプコミュニケーション(MTCまたはマシンツーマシンコミュニケーション)は、例えば、人間の介入の有無にかかわらず、インテリジェントマシン間の完全自動データ生成、交換、処理及び作動によって特徴付けることができる。拡張モバイルブロードバンド(eMBB)は、LTEにおいて現在利用可能であるよりもはるかに高いデータレートをサポートし得る。
超信頼性および低レイテンシ通信(URLLC)は、新しいデータサービスタイプまたは新しい使用シナリオであり、新無線(5G)システムのためにサポートされ得る。これにより、産業オートメーション、自動運転、車両安全性、電子健康サービスなどの新しいアプリケーションおよびサービスの出現が可能になる。3GPP(登録商標)は、例示的な例として、1~1e-5の信頼性を有する例えば1msまでのUプレーン(ユーザ/データプレーン)レイテンシ接続性を提供することを目標としている。したがって、例えば、URLLCユーザデバイス/UEは、他のタイプのユーザデバイス/UEよりも著しく低いブロックエラーレートならびに低いレイテンシを必要とし得る。したがって、例えば、URLLC UE(またはUE上のURLLCアプリケーション)は、eMBB UE(またはUE上で実行されるeMBBアプリケーション)と比較して、はるかに短いレイテンシを必要とし得る。
様々な例示的な実装は、LTE、LTE-A、5G、IoT、MTC、eMTC、eMBB、URLLCなど、または任意の他のワイヤレスネットワークもしくはワイヤレス技術のような多種多様なワイヤレス技術またはワイヤレスネットワークに適用され得る。これらの例示的なネットワーク、技術、またはデータサービスタイプは、例示的な例としてのみ提供される。
多入力多出力(MIMO)は、マルチパス伝搬を利用するために複数の送信アンテナおよび受信アンテナを使用して無線リンクのキャパシティを増加させるための技術を指し得る。MIMOは、送信機および/または受信機における複数のアンテナの使用を含み得る。MIMOは、1つの無線チャネルを介して2つ以上の固有のデータストリームを送受信する多次元アプローチを含むことができる。例えば、MIMOは、マルチパス伝搬を利用することによって、同じ無線チャネル上で同時に複数のデータ信号を送信および受信するための技術を指すことがある。例示的な例によれば、マルチユーザ多入力多出力(マルチユーザMIMOまたはMU-MIMO)は、基地局(BS)または他のワイヤレスノードが異なるユーザデバイスまたはUEに複数のストリームを同時に送信または受信することを可能にすることによってMIMO技術を強化し、これは、物理リソースブロック(PRB)(例えば、各PRBは時間周波数リソースのセットを含み得る)の同じ(または共通もしくは共有の)セットを介して、第1のUEに第1のストリームを、第2のUEに第2のストリームを同時に送信することを含み得る。
また、BSは、(UEのためのプリコーダ行列またはプリコーダベクトルに基づいて)プリコーディングを用いてデータをUEに送信することができる。例えば、UEは、基準信号またはパイロット信号を受信してもよく、DLチャネル推定の量子化されたバージョンを決定してもよく、次いで、量子化されたDLチャネル推定の指示をBSに与えてもよい。BSは、量子化されたチャネル推定値に基づいてプリコーダ行列を決定することができ、プリコーダ行列を使用して、送信された信号エネルギーをUEにとって最良のチャネル方向に集中または向けることができる。また、各UEは、例えば、UEがBSから基準信号を受信し、DLチャネルのチャネル推定を決定し、次いでDLチャネル推定に基づいてDLチャネルのためのデコーダ行列を決定し得る場合、決定され得るデコーダ行列を使用し得る。例えば、プリコーダ行列は、送信ワイヤレスデバイスのアンテナアレイに適用されるべきアンテナ重み(例えば、各重みに対する振幅/ゲインおよび位相)を示し得る。同様に、デコーダ行列は、受信ワイヤレスデバイスのアンテナアレイに適用されるべきアンテナ重み(例えば、各重みに対する振幅/ゲイン及び位相)を示し得る。これは、UEがBSにデータを送信している場合にも同様にULに適用される。
例えば、例示的な態様によれば、受信ワイヤレスユーザデバイスは、例えば、所望の信号の信号対干渉ノイズ比(SINR)を増加させるために、干渉信号の方向にヌル(null)(または非常に低いアンテナゲイン)を提供することによって、ユーザデバイスがいくつかのBS(例えば、各BSから受信された信号に対する信号強度、信号電力、または他の信号パラメータを測定し得る)から基準信号(または他の信号)を受信し得る干渉除去合成(IRC)を使用してプリコーダ行列を決定することができ、1つまたは複数の干渉源(または干渉セルまたはBS)からの信号を抑制または低減し得るデコーダ行列を生成することができる。いくつかの異なる干渉源からの全体的な干渉を低減するために、受信機は、たとえば、復号行列を決定するために線形最小平均二乗干渉除去結合(LMMSE-IRC)受信機を使用し得る。IRC受信機およびLMMSE-IRC受信機は単なる例であり、デコーダ行列を決定するために他のタイプの受信機または技術が使用され得る。デコーダ行列が決定された後、受信UE/ユーザデバイスは、デコーダ行列に基づいて、受信UEまたはデバイスにおける複数のアンテナにアンテナ重み(例えば、振幅および位相を含む各アンテナ重み)を適用し得る。同様に、プリコーダ行列は、送信ワイヤレスデバイスまたはノードのアンテナに適用され得るアンテナ重みを含み得る。これは受信BSでも同様である。
ユーザ機器(UE)は、タイマ、例えば、T331タイマが動作している間に、TS38.331で定義されるような早期測定報告(EMR)測定またはアイドル/非アクティブ測定を実行し得る。これは、UEのバッテリ電力を消費する。UEは、測定が必要とされるときにのみEMR測定を実行することが望ましい。現在、例えば、gNB/NRなどのネットワークノードは、UEが高電力無線リソース制御(RRC)状態(例えば、RRC_CONNECTED)から低電力RRC状態(例えば、INACTIVE、IDLEなど)に遷移するとき、およびT331タイマが依然として動作しており、依然として不必要な電力消費を引き起こすときのみ、EMR測定を実行するようにUEを構成することができる。
いくつかの実装では、T331タイマは、ネットワークノードから無線リソース制御リリースメッセージ(例えば、measIdleDurationを伴うRRCReleaseメッセージ)を受信すると開始され得る。T331タイマが動作しているとき、UEは測定(例えば、初期測定報告設定、例えば、VarMeasIdleConfigに従う)を実行することができる。T331タイマは、アイドル/非アクティブ測定構成を伴うRRCSetup、RRCResume、またはRRCReleaseメッセージを受信すると、有効性エリアに属さないセルに再選択すると(構成される場合)、または別の無線アクセス技術(RAT)へのセル再選択すると停止され得る。T331タイマが満了する(または停止する)とき、UEは、早期測定報告構成(例えば、VarMeasIdleConfig)をリリースすることができる。
例えば、ワイヤレスネットワークでは、ネットワークノード(例えば、gNB/eNB)は、RRCリリースメッセージ中のシステム情報(SI)または専用測定構成を介して、非アクティブ(INACTIVE)/アイドル(IDLE)状態で新無線(NR)および/または発展型ユニバーサル地上波無線アクセス(E-UTRA)キャリアを測定するようにUEに要求することができる。UEがIDLE状態にある間にNR/E-UTRAキャリアの測定を実行するように構成される場合、UEは、対応する測定結果の利用可能性の指示をRRCSetupCompleteメッセージにおいてネットワークに提供し得る。ネットワークは、セキュリティアクティブ化後に測定を報告するようにUEに要求し得る。測定の要求は、セキュリティモードコマンドを送信した直後(例えば、UEからのセキュリティモード完了の受信の前)にネットワークによって送信することができる。しかしながら、UEがINACTIVE状態にある間にNR/E-UTRAキャリアの測定を実行するようにUEが構成される場合、ネットワークは、対応する測定結果をRRCResumeメッセージに提供するようにUEに要求することができ、次いで、UEは、利用可能な測定結果をRRCResumeCompleteメッセージに含めることができる。代替として、UEは、RRCResumeCompleteメッセージにおいて測定結果の利用可能性の指示をネットワークに提供してもよく、次いで、ネットワークは、これらの測定結果を提供するようにUEに要求してもよい。
RRC_CONNECTED状態のUEがRRC_INACTIVEまたはRRC_IDLE状態に遷移する場合であって、UEは、USがINACTIVE/IDLE状態にあるとき、およびT331タイマが動作しているとき、早期測定報告測定値を収集し、UEがRRC_CONNECTEDモードに遷移すると、測定値をネットワークに報告し得る。したがって、EMR測定値を収集し、EMR測定値を報告したいという要望および/または必要性がある。
本開示は、例示的な拡張された早期測定報告(EMR)手順について説明する。例示的な実装におけるeEMR手順は、ユーザ機器がeEMRのために構成されると決定することと、ユーザ機器が拡張された早期測定報告のために構成されると決定したことに応答して、指示に基づいて早期測定報告測定を開始すべきかどうかを決定することとを含み得る。eEMR手順は、eEMR測定を開始することを決定することに応答してEMR測定を開始することをさらに含み得る。
図2は、例示的な実装による拡張された早期測定報告(eEMR)手順200を示す。
210において、UE、例えばUE202は、RRC_CONNECTED状態にあってもよく、ネットワークノード、例えばgNB/gNB204と通信してもよい。
212において、UE202は、RRCリリースメッセージをgNB204から受信することができる。例示的な実装では、RRCリリースメッセージは、UEがRRC_CONNECTED状態にあるとき、(例えば、RRC_INACTIVE状態のための構成を示し得るsuspendConfigを用いて)RRC接続のリリースまたは中断を命令するためにgNBによってUEに送信(または送信)され得る。例示的な実装では、RRCリリースメッセージは、UEがRRC_IDLE状態に遷移し得るように、RRC接続のリリースを命令してもよい。別の例示的な実装では、RRCリリースメッセージは、UEがRRC_INACTIVE状態に遷移し得るように、RRC接続の中断を命令してもよい。
いくつかの実装では、RRCリリースメッセージは、いくつかの情報要素(IE)またはパラメータを含み得る。例示的な実装では、RRCリリースメッセージは、システム情報(SI)、EMR構成、eEMR構成、T331タイマ値などを含み得る。例示的な実装では、eEMR構成は、T331タイマの満了時に、212において受信される、EMR構成を保存(または保持)するためのUEへの指示を含んでもよい。例示的な実装では、RRCリリースメッセージは、EMR測定のための情報、例えば、MeasIdleConfig情報要素(IE)を含んでもよい。MeasIdleConfig IEは、UEがRRC_IDLEまたはRRC_INACTVE状態にある間に実行されるべき測定についての情報をUEに伝達するために使用され得る。
214において、gNBからRRCリリースメッセージを受信すると、UE202は、例えば、UE電力/バッテリおよび/またはネットワークリソースを節約するために、UE202をRRC_IDLEまたはRRC_INACTIVE状態に遷移し得る。
UEがRRC_IDLE状態またはRRC_INACTIVE状態に遷移すると、216において、UE202は、TS38.331において定義されているように、EMR測定を実行することができる。例えば、TS38.331の5.7.8は、UEがアイドル/非アクティブ測定構成を有するときにRRC_IDLEおよびRRC_INACTIVE状態でUEによって行われる測定と、RRC_IDLEおよびRRC_INACTIVE状態でUEによる利用可能な測定の記憶とを指定する手順を説明している。いくつかの実装では、例えば、UE202は、T331タイマが動作している(例えば、T331タイマが満了していない)とき、EMR測定を実行し得る。UEは、(例えば、RRCメッセージまたはSIB11を介して)212においてgNB204から受信されたEMR構成に少なくとも基づいてEMR測定を実行することができる。
218において、T331タイマの満了時に、UE202は、EMR測定を停止することができる。言い換えれば、UEは、少なくともEMR構成に基づいてEMR測定を実行し、T331タイマが満了するとEMR測定の実行(例えば、測定、収集など)を停止し得る。
T331タイマが満了すると、220において、UE202は、212において受信されたEMR構成を保存し得る。UEは、T331タイマが満了すると、gNBから受信されたEMR構成を削除し得るので、いくつかの実装では、例えば、UE202は、UEがeEMR構成を用いて構成される場合、212において受信されたEMR構成を保存し得る。これは、UEが、T331タイマの満了後でさえも、少なくともEMR構成に基づいてEMR測定を実行することを可能にする。いくつかの実装では、例えば、UE202は、UEがeEMRのために構成される場合、EMR構成を保存し得る。
いくつかの実装では、UEは、UEがeEMR構成を用いて構成されるか、またはeEMRをサポートする場合、T331タイマの満了時にEMR構成を保存することを決定し得る。
222においてある時間が経過すると、UE202は、224において、gNB204からウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージを受信し得る。いくつかの実装では、UEは、ページングメッセージを受信するためにウェイクアップするためのウェイクアップ信号/指示を受信し得る。いくつかの実装では、例えば、ウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージは、UEにおいてEMR測定を開始し、および/またはEMR測定をgNBに報告するための指示を含み得る。いくつかの実装では、例えば、ウェイクアップ信号(WUS)は、UEが、IDLE/INACTIVE状態(またはモード)のときのページング受信について、またはCONNECTEDモードで行われるべきデータ送信がないときのOnDurationについて、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視をスキップすることを可能にし得る。ネットワークノードがページングメッセージをUEに送信するか、またはUEをスケジュールすることを意図する場合、ネットワークノードは、UEをウェイクアップするためにWUS機会中にウェイクアップシグナリングをUEに送信してもよく、次いで、UEは、到来するOnDurationにおいてページング受信またはスケジューリングデータについて通常のPDCCHを監視する。WUSは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))において、電力節約無線ネットワーク一時的識別子(PS-RNTI)(DCP)によってスクランブルされた巡回冗長検査(CRC)を有するダウンリンク制御情報(DCI)と呼ばれることもある。WUSは、UEによって受信/復号される参照信号またはシーケンスであり得る。WUSは、個々のUE、UEのグループ、またはWUSを復号するすべてのUEをウェイクアップし得る特別なダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットであり得る。
226において、ウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージの受信に応答して、UE202は、EMR測定を開始または初期化し得る。いくつかの実装では、例えば、UE202は、212において受信されたEMR構成に少なくとも基づいてEMR測定を開始し得る。いくつかの実装では、例えば、ウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージはさらに、EMR測定を実行することをUEに示し得る。加えて、いくつかの実装では、例えば、ウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージはまた、EMR測定をgNBに報告するようにUEに指示し得る。例示的な実装では、UEは、UEがRRC_CONNECTED状態に遷移するとき、EMR測定をgNBに報告してもよい。
228において、UE202は、gNBとの接続確立を実行することができ、gNBは、キャリアアグリゲーション(CA)またはデュアルコネクティビティ(DC)構成を構成し、EMR測定(例えば、EMR報告またはEMR結果)をgNBに送信することができる。
230において、UE202は、接続が確立されると、RRC_CONNECTED状態に遷移し得る。いくつかの実装では、例えば、UEは、CAまたはDCを用いて構成され得る。例えば、UEがCAまたはDCに対して充分に良いEMR結果を提供する場合、gNBはUEに対してCAまたはDCを構成することができる。例示的な実装では、報告されたRSRPがセルa、b、およびcに対して充分に良好である場合、gNBは、セルa、b、および/またはcを用いてCAまたはDCを構成することができる。
したがって、RRC_IDLEまたはRRC_INACTIVE状態に遷移した後のUEは、ウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージに応答して、T331タイマの満了時にEMR測定を実行することができる。UEは、EMR測定を実行し、UEによって保存されたEMR構成に少なくとも基づいて、T331タイマの満了後に測定結果を収集することができる。UEは、gNBからeEMR構成を受信したことに応答して、EMR構成を保存することができる。言い換えると、UEは、T331タイマが満了しているにもかかわらず、EMR構成を保存することができる。いくつかの実装では、UEは、例えば、3GPP(登録商標)仕様に基づいて、UEがeEMR構成のために構成されるか、またはUEがeEMR構成をサポートする場合、EMR構成を保存してもよい。
図3は、追加の例示的な実装による、別の拡張された早期測定報告(EMR)手順300を示す。
いくつかの実装では、たとえば、図3に示す210~222および226~230における動作は、図2に示す210~222および226~230における動作と同じまたは同様であり得る。
324において、UE202は、gNB204への送信のためのUEにおけるバッファ内のアップリンクデータの利用可能性(存在)を検出し得る。送信のためのアップリンクデータの利用可能性の検出に応答して、UE202は、図2の226を参照して前に説明したように、EMR測定を開始し、測定結果を収集し得る。
したがって、RRC_IDLE状態またはRRC_INACTIVE状態に遷移した後のUEは、gNBへの送信のためのアップリンクデータの利用可能性を検出したことに応答して、T331タイマの満了時/満了後にEMR測定を実行することができる。UEは、図2を参照して前に説明したように、UEによって保存されたEMR構成に少なくとも基づいて、T331タイマの満了後にEMR測定を実行し得る。
図4は、例示的な実装による、拡張された早期測定報告(EMR)手順を示すフローチャート400である。
ブロック410において、UE、例えば、UE202は、ユーザ機器が拡張された早期測定報告のために構成されると決定し得る。
いくつかの実装では、例えば、UEは、gNBから受信されたRRCメッセージに基づいてeEMR構成のために構成され得る。追加の例示的な実装では、RRCメッセージは、RRCリリースメッセージまたはSIBであり得る。別の追加の例示的な実装では、UEは、UEがeEMRをサポートするかどうかに基づいて、UEがeEMRのために構成されると決定し得る。
ブロック420において、UEは、ユーザ機器が拡張された早期測定報告のために構成されるとき、指示に基づいて早期測定報告測定を開始するかどうかを決定し得る。いくつかの実装では、例えば、UEが拡張された早期測定報告のために構成されるとき、UEは、指示、例えば、gNBからウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージを受信したことに応答してEMR測定を開始し得る。追加の例示的な実装では、UEは、EMR測定を開始し、gNBへの送信のためのUEにおけるバッファ中のアップリンクデータの利用可能性であり得る指示に応答して測定結果を収集し得る。追加の例示的な実装では、ウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージはまた、EMR測定をgNBに報告するようにUEに指示し得る。
ブロック430において、UEは、早期測定報告測定を開始し、測定結果を収集することができる。例示的な実装では、UEは、EMR測定が開始されるべきであると決定したことに応答して、EMRを開始し得る。例示的な実装では、UEは、接続確立、接続再開、および/またはランダムプロシージャの前、間、および/または後に、EMR測定を開始してもよい。
任意選択で、いくつかの実装では、例えば、ブロック440において、UEはEMR測定値をgNBに送信し得る。
したがって、RRC_IDLEまたはRRC_INACTIVE状態に遷移した後のUEは、T331タイマの満了時/後にEMR測定を実行することができ、測定をgNBに報告することができる。
図5は、例示的な実装による、拡張された早期測定報告(EMR)手順を示すフローチャート500である。
ブロック510において、ネットワークノード、例えばgNB204は、拡張された早期測定報告構成をユーザ機器、例えばUE202に送信することができる。
ブロック520において、ネットワークノードは、早期測定報告測定を受信し得る。いくつかの実装では、例えば、早期測定報告測定は、gNBによって送信された早期測定報告構成に少なくとも基づいてUEにおいて収集され得る。
したがって、gNBは、ユーザ機器に送信された拡張された早期測定報告構成に少なくとも基づいて早期測定報告測定を受信することができる。
追加の例示的な実装が本明細書で説明される。
[例1]
通信方法であって、ユーザ機器によって、前記ユーザ機器が拡張された早期測定報告のために構成されると決定するステップと、前記ユーザ機器によって、前記ユーザ機器が拡張された早期測定報告のために構成される場合の指示に基づいて、早期測定報告測定を開始するかどうかを決定するステップと、前記ユーザ機器によって、前記早期測定報告測定を開始することを決定するステップに応答して、前記早期測定報告測定を開始するステップとを備える方法。
[例2]
前記ユーザ機器によって前記ネットワークノードから受信されるウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージ、または前記ユーザ機器における送信のために利用可能となるアップリンクデータとを前記指示が含むことを特徴とする例1に記載の方法。
[例3]
ネットワークノードに前記早期測定報告測定を送信するステップをさらに備えることを特徴とする例1または例2に記載の方法。
[例4]
前記早期測定報告測定の利用可能性を示すメッセージを前記ネットワークノードに送信するステップと、前記利用可能な早期測定報告測定を送信する要求を前記ネットワークノードから受信するステップと、前記早期測定報告測定を前記ネットワークノードに送信するステップとをさらに備えることを特徴とする例1乃至例3のいずれか1つの例に記載の方法。
[例5]
前記ウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージは、前記ネットワークノードへの前記早期測定報告測定の前記開始するステップおよび/または前記送信するステップを実行することを前記ユーザ機器にさらに示すことを特徴とする例1乃至例4のいずれか1つの例に記載の方法。
[例6]
前記早期測定報告測定は、アイドル/非アクティブ測定であることを特徴とする例1乃至例5のいずれか1つの例に記載の方法。
[例7]
前記ユーザ機器は、前記ネットワークノードからの無線リソース制御メッセージに少なくとも基づいて、拡張された早期測定報告のために構成されることを特徴とする例1乃至例6のいずれか1つの例に記載の方法。
[例8]
前記無線リソース制御メッセージは、無線リソース制御リリースメッセージであることを特徴とする例1乃至例7のいずれか1つの例に記載の方法。
[例9]
前記ユーザ機器は、前記ユーザ機器が拡張された早期測定報告をサポートするかどうかに基づいて、拡張された早期測定報告のために構成されることを特徴とする例1乃至例8のいずれか1つの例に記載の方法。
[例10]
前記ユーザ機器によって、前記ネットワークノードから早期測定報告構成を受信するステップと、前記ユーザ機器が拡張された早期測定報告のために構成されたと決定するステップに応答して、T331タイマーの満了時に、前記ユーザ機器によって前記ネットワークノードから受信された前記早期測定報告構成を保存するステップとをさらに備えることを特徴とする例1乃至例9のいずれか1つの例に記載の方法。
[例11]
前記ユーザ機器は、接続確立、接続再開、およびランダムアクセスプロシージャの1つまたは複数の前、間、および/または後に、早期測定報告測定を開始し、収集し、または測定することを特徴とする例1乃至例10のいずれか1つの例に記載の方法。
[例12]
前記早期測定報告測定を前記ネットワークノードに報告すると、早期測定報告測定を終了するステップをさらに備えることを特徴とする例1乃至例11のいずれか1つの例に記載の方法。
[例13]
前記ネットワークノードはgNBであることを特徴とする例1乃至例12のいずれか1つの例に記載の方法。
[例14]
通信方法であって、ネットワークノードによって、拡張された早期測定報告構成をユーザ機器に送信するステップと、前記ネットワークノードによって、前記ユーザ機器から早期測定報告測定を受信するステップであって、前記早期測定報告測定は、前記拡張された早期測定報告構成に少なくとも基づいて、前記ユーザ機器で実行されるステップとを備える方法。
[例15]
拡張された早期測定報告構成をユーザ機器に送信するステップとをさらに備え、前記ユーザ機器からの前記早期測定報告測定の前記受信するステップは、前記拡張された測定報告構成および前記早期測定報告構成に少なくとも基づくステップであることを特徴とする例14に記載の方法。
[例16]
ウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージを前記ユーザ機器に送信するステップをさらに備えることを特徴とする例14または例15に記載の方法。
[例17]
前記ウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージは、早期測定報告測定を開始するための指示を含むことを特徴とする例14乃至例16のいずれか1つの例に記載の方法。
[例18]
前記ネットワークノードはgNBであることを特徴とする例14乃至例17のいずれか1つの例に記載の方法。
[例19]
例1乃至例18のいずれか1つの例に記載の方法を実行するための手順を備える装置。
[例20]
非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記非一時的コンピュータ可読記憶媒体に記憶された命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、コンピューティングシステムに例1乃至例18のいずれか1つの例に記載の方法を実行させることを特徴とする非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[例21]
少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備える装置であって、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサとともに前記装置に例1乃至例18のいずれか1つの例に記載の方法を少なくとも実行させることを特徴とする装置。
図6は、例示的な実装によるワイヤレス局(例えば、ユーザ機器(UE)/ユーザデバイスまたはAP/gNB/MgNB/SgNB)600のブロック図である。ワイヤレス局600は、例えば、1つまたは複数のRF(無線周波数)またはワイヤレストランシーバ602A、602Bを含むことができ、各ワイヤレストランシーバは、信号を送信するための送信機と信号を受信するための受信機とを含む。ワイヤレス局はまた、命令またはソフトウェアを実行し、信号の送受信を制御するプロセッサまたは制御ユニット/エンティティ(コントローラ)604/608と、データおよび/または命令を記憶するメモリ606とを含む。
プロセッサ604はまた、決定または判定を行い、送信のためにフレーム、パケット、またはメッセージを生成し、さらなる処理のために受信されたフレームまたはメッセージを復号し、本明細書で説明される他のタスクまたは機能を行い得る。例えば、ベースバンドプロセッサであり得るプロセッサ604は、ワイヤレストランシーバ602(602Aまたは602B)を介した送信のためのメッセージ、パケット、フレーム、または他の信号を生成し得る。プロセッサ604は、ワイヤレスネットワークを介した信号またはメッセージの送信を制御することができ、(例えば、ワイヤレストランシーバ602によってダウンコンバートされた後に)ワイヤレスネットワークを介した信号またはメッセージの受信などを制御することができる。プロセッサ604は、上述のタスクまたは方法のうちの1つまたは複数など、上述の様々なタスクおよび機能を実行するために、プログラム可能であり、メモリまたは他のコンピュータ媒体に記憶されたソフトウェアまたは他の命令を実行することが可能であり得る。プロセッサ604は、例えば、ハードウェア、プログラマブルロジック、ソフトウェアもしくはファームウェアを実行するプログラマブルプロセッサ、および/またはこれらの任意の組合せであり得る(またはそれらを含み得る)。他の用語を使用して、プロセッサ604およびトランシーバ602は共に、例えば、ワイヤレス送信機/受信機システムと見なされ得る。
加えて、図6を参照すると、コントローラ(またはプロセッサ)608は、ソフトウェアおよび命令を実行してもよく、局600のための全体的制御を提供してもよく、入力/出力デバイス(例えば、ディスプレイ、キーパッド)を制御すること等の図6に示されない他のシステムのための制御を提供してもよく、および/または、たとえば、電子メールプログラム、オーディオ/ビデオアプリケーション、ワードプロセッサ、ボイスオーバーIPアプリケーション、または他のアプリケーションもしくはソフトウェアなど、ワイヤレス局600上に提供され得る1つまたは複数のアプリケーションのためのソフトウェアを実行してもよい。さらに、コントローラまたはプロセッサによって実行されると、プロセッサ604、または他のコントローラまたはプロセッサに、上記で説明した機能またはタスクのうちの1つまたは複数を実行させることができる、記憶された命令を含む記憶媒体を提供することができる。
別の例示的な実装によれば、RFまたはワイヤレストランシーバ602A/602Bは、信号またはデータを受信すること、および/または信号またはデータを送信もしくは送信することができる。プロセッサ604(および場合によってはトランシーバ602A/602B)は、信号またはデータを受信、送信、ブロードキャスト、または送信するようにRFまたはワイヤレストランシーバ602Aまたは602Bを制御することができる。
しかしながら、複数の態様は、例として与えられるシステムに限定されず、当業者は、解決策を他の通信システムに適用し得る。適切な通信システムの別の例は、5Gコンセプトである。5Gにおけるネットワークアーキテクチャは、LTE-advancedのネットワークアーキテクチャと全く同様であると仮定される。5Gは、多入力多出力(MIMO)アンテナ、LTEよりも多くの基地局またはノード(いわゆるスモールセルコンセプト)を使用する可能性が高く、マクロサイトは、より小さい局と協働して動作し、おそらく、より良好なカバレージおよび向上したデータレートのために様々な無線技術も使用する。
将来のネットワークは、ネットワークノード機能を「ビルディングブロック」に仮想化することを提案するネットワークアーキテクチャ概念であるネットワーク機能仮想化(NFV)、またはサービスを提供するために一緒に動作可能に接続されるかまたはリンクされ得るエンティティを最も利用する可能性が高いことを理解されたい。仮想化ネットワーク機能(VNF)は、カスタマイズされたハードウェアの代わりに標準または汎用サーバを使用してコンピュータプログラムコードを実行する1つまたは複数の仮想マシンを備え得る。クラウドコンピューティングまたはデータストレージを利用することもできる。無線通信では、これは、ノード動作が、少なくとも部分的に、遠隔無線ヘッドに動作可能に結合されるサーバ、ホスト、またはノード内で行われ得ることを意味し得る。ノード動作は、複数のサーバ、ノードまたはホスト間で分散されることも可能である。また、コアネットワーク動作と基地局動作との間の労力の分散は、LTEのものとは異なるか、または存在しないことさえあり得ることを理解されたい。
本明細書で説明する様々な技術の実装は、デジタル電子回路において、またはコンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアにおいて、またはそれらの組合せにおいて実装され得る。実装は、コンピュータプログラム製品、すなわち、データ処理装置、例えば、プログラマブルプロセッサ、コンピュータ、または複数のコンピュータによる実行のため、またはデータ処理装置、例えば、プログラマブルプロセッサ、コンピュータ、または複数のコンピュータの動作を制御するために、情報キャリアに、例えば、機械可読記憶デバイスに、またはキャリア信号に有形に具体化されたコンピュータプログラムとして実装され得る。実装はまた、非一時的媒体であり得るコンピュータ可読媒体またはコンピュータ可読記憶媒体上に提供され得る。様々な技術の実装はまた、一時的な信号もしくは媒体を介して提供される実装形態、ならびに/またはインターネットもしくは他のネットワーク、有線ネットワークおよび/もしくはワイヤレスネットワークのいずれかを介してダウンロード可能なプログラムおよび/もしくはソフトウェアの実装を含み得る。加えて、実装は、マシンタイプ通信(MTC)を介して、またモノのインターネット(IoT)を介して提供され得る。
コンピュータプログラムは、ソースコード形式、オブジェクトコード形式、または何らかの中間形式であってもよく、プログラムを搬送することができる任意のエンティティまたはデバイスであり得る、何らかの種類のキャリア、配信媒体、またはコンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。そのようなキャリアは、例えば、記録媒体、コンピュータメモリ、読み取り専用メモリ、光電および/または電気キャリア信号、電気通信信号、およびソフトウェア配信パッケージを含む。必要とされる処理能力に応じて、コンピュータプログラムは、単一の電子デジタルコンピュータで実行されてもよく、またはいくつかのコンピュータに分散されてもよい。
さらに、本明細書で説明する様々な技術の実装は、サイバー物理システム(CPS)(物理エンティティを制御する計算要素を協働させるシステム)を使用し得る。CPSは、異なる位置の物理的物体に埋め込まれた大量の相互接続されたICTデバイス(センサ、アクチュエータ、プロセッサ、マイクロコントローラなど)の実装および利用を可能にし得る。物理システムが固有のモビリティを有するモバイルサイバー物理システムは、サイバー物理システムのサブカテゴリである。モバイル物理システムの例は、人間または動物によって輸送される移動ロボット及び電子機器を含む。スマートフォンの人気の上昇により、モバイルサイバー物理システムの分野への関心が高まっている。したがって、本明細書で説明する技法の様々な実装形態は、これらの技術のうちの1つまたは複数を介して提供され得る。
コンピュータプログラムであって、上述のコンピュータプログラムなどは、コンパイル言語またはインタープリタ言語を含む任意の形態のプログラミング言語で書くことができ、スタンドアロンプログラムとして、またはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、もしくはコンピューティング環境での使用に適したその他のユニットもしくは部分として含む任意の形態で展開することができる。コンピュータプログラムは、1つのサイトにおいて1つのコンピュータ上で、または複数のコンピュータ上で実行されるように展開されるか、または複数のサイトにわたって分散され、通信ネットワークによって相互接続されることができる。
方法ステップは、入力データに作用し、出力を生成することによって機能を実行するために、コンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム部分を実行する1つまたは複数のプログラマブルプロセッサによって実行され得る。方法ステップはまた、専用論理回路、例えば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)またはASIC(特定用途向け集積回路)によって実行されてもよく、装置は、専用論理回路、例えば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)またはASIC(特定用途向け集積回路)として実装されてもよい。
コンピュータプログラムの実行に適したプロセッサは、例として、汎用マイクロプロセッサおよび専用マイクロプロセッサの両方、ならびに任意の種類のデジタルコンピュータ、チップまたはチップセットの任意の1つまたは複数のプロセッサを含む。概して、プロセッサは、読み取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリまたは両方から命令およびデータを受信するであろう。コンピュータの要素は、命令を実行するための少なくとも1つのプロセッサと、命令およびデータを記憶するための1つまたは複数のメモリデバイスとを含み得る。概して、コンピュータはまた、データを記憶するための1つまたは複数の大容量記憶デバイス、例えば、磁気、光磁気ディスク、または光ディスクを含むか、またはそれらからデータを受信するか、それらにデータを転送するか、あるいはそれらの両方を行うように動作可能に結合されてもよい。コンピュータプログラム命令およびデータを具体化するのに適した情報キャリアは、例として、半導体メモリデバイス、例えば、EPROM、EEPROM、およびフラッシュメモリデバイスを含む、すべての形態の不揮発性メモリを含み、磁気ディスク、例えば、内蔵ハードディスクまたはリムーバブルディスク、光磁気ディスク、ならびにCD ROMおよびDVD-ROMディスクなどである。プロセッサおよびメモリは、専用論理回路によって補足されるか、または専用論理回路に組み込まれ得る。

Claims (20)

  1. 通信方法であって、
    ユーザ機器によって、前記ユーザ機器が拡張された早期測定報告のために構成されると決定するステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記ユーザ機器が拡張された早期測定報告のために構成される場合の指示に基づいて、早期測定報告測定を開始するかどうかを決定するステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記早期測定報告測定を開始することを決定するステップに応答して、前記早期測定報告測定を開始するステップとを備える方法。
  2. 前記ユーザ機器によって前記ネットワークノードから受信されるウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージ、または
    前記ユーザ機器における送信のために利用可能となるアップリンクデータを前記指示が含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. ネットワークノードに前記早期測定報告測定を送信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記早期測定報告測定の利用可能性を示すメッセージを前記ネットワークノードに送信するステップと、
    前記利用可能な早期測定報告測定を送信する要求を前記ネットワークノードから受信するステップと、
    前記早期測定報告測定を前記ネットワークノードに送信するステップとをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記ウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージは、前記ネットワークノードへの前記早期測定報告測定の前記開始するステップおよび/または前記送信するステップを実行することを前記ユーザ機器にさらに示すことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記早期測定報告測定は、アイドル/非アクティブ測定であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記ユーザ機器は、前記ネットワークノードからの無線リソース制御メッセージに少なくとも基づいて、拡張された早期測定報告のために構成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記無線リソース制御メッセージは、無線リソース制御リリースメッセージであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記ユーザ機器は、前記ユーザ機器が拡張された早期測定報告をサポートするかどうかに基づいて、拡張された早期測定報告のために構成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記ユーザ機器によって、前記ネットワークノードから早期測定報告構成を受信するステップと、
    前記ユーザ機器が拡張された早期測定報告のために構成されたと決定するステップに応答して、T331タイマーの満了時に、前記ユーザ機器によって前記ネットワークノードから受信された前記早期測定報告構成を保存するステップとをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記ユーザ機器は、接続確立、接続再開、およびランダムアクセスプロシージャの1つまたは複数の前、間、および/または後に、早期測定報告測定を開始し、収集し、または測定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記早期測定報告測定を前記ネットワークノードに報告すると、早期測定報告測定を終了するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記ネットワークノードはgNBであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 通信方法であって、
    ネットワークノードによって、拡張された早期測定報告構成をユーザ機器に送信するステップと、
    前記ネットワークノードによって、前記ユーザ機器から早期測定報告測定を受信するステップであって、前記早期測定報告測定は、前記拡張された早期測定報告構成に少なくとも基づいて、前記ユーザ機器で実行されるステップとを備える方法。
  15. 拡張された早期測定報告構成をユーザ機器に送信するステップとをさらに備え、
    前記ユーザ機器からの前記早期測定報告測定の前記受信するステップは、前記拡張された測定報告構成および前記早期測定報告構成に少なくとも基づくステップであることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. ウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージを前記ユーザ機器に送信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  17. 前記ウェイクアップ信号/指示またはページングメッセージは、早期測定報告測定を開始するための指示を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  18. 前記ネットワークノードはgNBであることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  19. 非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記非一時的コンピュータ可読記憶媒体に記憶された命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、コンピューティングシステムに請求項1に記載の方法を実行させることを特徴とする非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  20. 少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備える装置であって、
    前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサとともに前記装置に請求項1に記載の方法を少なくとも実行させることを特徴とする装置。
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