JP2023521299A - 単一周波数ネットワークの同期信号ブロックプロパティの指示 - Google Patents

単一周波数ネットワークの同期信号ブロックプロパティの指示 Download PDF

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Abstract

本開示の様々な態様は概して、ワイヤレス通信に関する。いくつかの態様では、ユーザ機器(UE)が、1つまたは複数の同期信号ブロック(SSB)の各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を受信してよい。UEは、SSBを監視し、SSB情報に少なくとも部分的に基づいて、SSBを提供する1つまたは複数のビームを判断し、1つまたは複数の受信ビームを1つまたは複数のビームの方へ向けてよい。数多くの他の態様が提供される。

Description

関連出願の相互参照
本特許出願は、参照により本明細書に明確に組み込まれる、「INDICATION OF SYNCHRONIZATION SIGNAL BLOCK PROPERTIES OF SINGLE FREQUENCY NETWORKS」と題する、2020年4月8日に出願された米国仮特許出願第63/007,050号、および「INDICATION OF SYNCHRONIZATION SIGNAL BLOCK PROPERTIES OF SINGLE FREQUENCY NETWORKS」と題する、2021年4月5日に出願された米国非仮特許出願第17/222,661号の優先権を主張する。
本開示の態様は概して、ワイヤレス通信に関し、また、単一周波数ネットワークの同期信号ブロックプロパティを示すための技法および装置に関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなど、様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を利用する場合がある。そのような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システム、およびロングタームエボリューション(LTE)を含む。LTE/LTEアドバンストは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表されたユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)モバイル規格への拡張のセットである。
ワイヤレスネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができる、いくつかの基地局(BS)を含み得る。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介してBSと通信し得る。「ダウンリンク」または、「順方向リンク」は、BSからUEへの通信リンクを指し、「アップリンク」または、「逆方向リンク」は、UEからBSへの通信リンクを指す。本明細書においてより詳細に記載するように、BSは、ノードB、gNB、アクセスポイント(AP)、無線ヘッド、送信受信ポイント(TRP)、新無線(NR)BS、または5GノードBと呼ばれる場合がある。
上記の多元接続技術は、都市レベル、国家レベル、地域レベル、さらには世界レベルで様々なユーザ機器が通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。NRは、5Gと呼ばれることもあり、3GPPによって公表されたLTEモバイル規格に対する拡張のセットである。NRは、スペクトル効率を改善すること、コストを減らすこと、サービスを改善すること、新たなスペクトルを利用すること、およびサイクリックプレフィックス(CP)付き直交周波数分割多重化(OFDM)(CP-OFDM)をダウンリンク(DL)上で使用し、CP-OFDMおよび/またはSC-FDM(たとえば、離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-s-OFDM)とも呼ばれる)をアップリンク(UL)上で使用して、他のオープン規格とよりよく統合すること、ならびにビームフォーミング、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術、およびキャリアアグリゲーションをサポートすることによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをよりよくサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE、NR、および他の無線アクセス技術におけるさらなる改善が必要である。
いくつかの態様では、ユーザ機器(UE)によって実施される、ワイヤレス通信の方法は、1つまたは複数の同期信号ブロック(SSB)の各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を受信するステップを含み得る。この方法は、SSBを監視するステップと、SSB情報に少なくとも部分的に基づいて、SSBを提供する1つまたは複数のビームを判断するステップと、1つまたは複数の受信ビームを1つまたは複数のビームの方へ向けるステップとを含み得る。
いくつかの態様では、基地局によって実施される、ワイヤレス通信の方法は、1つまたは複数のSSBの各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を判断するステップと、SSB情報をUEへ送信するステップとを含み得る。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のためのUEは、メモリと、メモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを含み得る。メモリおよび1つまたは複数のプロセッサは、1つまたは複数のSSBの各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を受信するように構成されてよい。UEは、SSBを監視し、SSB情報に少なくとも部分的に基づいて、SSBを提供する1つまたは複数のビームを判断し、1つまたは複数の受信ビームを1つまたは複数のビームの方へ向けてよい。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための基地局は、メモリと、メモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを含み得る。メモリおよび1つまたは複数のプロセッサは、1つまたは複数のSSBの各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を判断し、SSB情報をUEへ送信するように構成されてよい。
いくつかの態様では、非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶し得る。1つまたは複数の命令は、UEの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、1つまたは複数のSSBの各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を受信することと、SSBを監視することと、SSB情報に少なくとも部分的に基づいて、SSBを提供する1つまたは複数のビームを判断することと、1つまたは複数の受信ビームを1つまたは複数のビームの方へ向けることとを行わせてよい。
いくつかの態様では、非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶し得る。1つまたは複数の命令は、基地局の1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、1つまたは複数のSSBの各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を判断することと、SSB情報をUEへ送信することとを行わせてよい。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、1つまたは複数のSSBの各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を受信するための手段と、SSBを監視するための手段と、SSB情報に少なくとも部分的に基づいて、SSBを提供する1つまたは複数のビームを判断するための手段と、1つまたは複数の受信ビームを1つまたは複数のビームの方へ向けるための手段とを含み得る。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、1つまたは複数のSSBの各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を判断するための手段と、SSB情報をUEへ送信するための手段とを含み得る。
態様は、全体的に、図面を参照して本明細書で十分に説明し、図面および本明細書によって示すような、方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、非一時的コンピュータ可読媒体、ユーザ機器、基地局、ワイヤレス通信デバイス、および/または処理システムを含む。
上記は、以下の発明を実施するための形態がよりよく理解され得るように、本開示による例の特徴と技術的利点とをかなり広範に概説している。追加の特徴および利点が以下で説明される。開示される概念および具体例は、本開示の同じ目的を遂行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に使用されてよい。そのような等価な構造は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特性、それらの編成と動作方法の両方が、添付の図面に関連して検討されれば、以下の説明から、関連する利点とともにより良く理解されるであろう。図の各々は、特許請求の範囲の限定の定義としてではなく、例示および説明のために提供される。
いくつかの例に対する例示によって本出願で態様および実施形態が説明されるが、多くの異なる構成およびシナリオにおいて追加の実装形態および使用事例が生じ得ることを当業者は理解されよう。本明細書で説明する革新は、多くの異なるプラットフォームタイプ、デバイス、システム、形状、サイズ、パッケージング構成にわたって実装され得る。たとえば、実施形態および/または用途は、集積チップ実施形態および他の非モジュール構成要素ベースデバイス(たとえば、エンドユーザデバイス、車両、通信デバイス、コンピューティングデバイス、産業機器、小売/購買デバイス、医療デバイス、AI対応デバイスなど)を介して生じ得る。いくつかの例は、使用事例または適用例を明確に対象とすることもあり、対象としないこともあるが、説明する革新の適用可能性の広範な取り合わせが発生し得る。実装形態は、チップレベルまたはモジュール式の構成要素から非モジュール式、非チップレベルの実装形態まで、さらには、説明する革新の1つまたは複数の態様を組み込む、集約型、分散型、または相手先商標製造会社(OEM)デバイスまたはシステムまで範囲が及ぶ場合がある。いくつかの実践的な設定では、説明する態様および特徴を組み込むデバイスはまた、特許請求および説明する実施形態の実装および実践のために、追加の構成要素および特徴を必然的に含み得る。たとえば、ワイヤレス信号の送信および受信は、アナログおよびデジタル目的のいくつかの構成要素(たとえば、アンテナ、RFチェーン、電力増幅器、変調器、バッファ、プロセッサ、インターリーバ、加算器(adder)/アナログ加算器(summer)などを含むハードウェア構成要素)を必然的に含む。本明細書で説明する革新が、様々なサイズ、形状、および構造の、多種多様なデバイス、チップレベル構成要素、システム、分散型構成、エンドユーザデバイスなどにおいて実践され得ることが意図される。
本開示の上述の特徴が詳細に理解され得るように、添付の図面にその一部が示される態様を参照することによって、上記で簡潔に要約した内容について、より具体的な説明を行う場合がある。しかしながら、本説明は他の等しく効果的な態様を許容する場合があるので、添付の図面が、本開示のいくつかの典型的な態様しか示さず、したがって、その範囲の限定と見なされるべきではないことに留意されたい。異なる図面における同じ参照番号は、同じかまたは類似の要素を識別し得る。
本開示によるワイヤレス通信ネットワークの例を示す図である。 本開示による、ワイヤレス通信ネットワークの中で基地局がユーザ機器(UE)と通信している例を示す図である。 本開示の態様による、分散型無線アクセスネットワークの例示的な論理アーキテクチャを示す図である。 本開示による複数送信受信ポイント(TRP)通信の例を示す図である。 本開示による、同じ周波数リソース上でデータを送信するTRPの例を示す図である。 本開示による、高速列車上のUEへ同期信号ブロック(SSB)を送信するTRPの例を示す図である。 本開示による、UEにとって単一周波数ネットワーク(SFN)透過でないビームの例を示す図である。 本開示による、SFNのSSBプロパティを示す例を示す図である。 本開示による、SFNのSSBプロパティを示す例を示す図である。 本開示による、SFNのSSBプロパティを示す例を示す図である。 本開示による、たとえばUEによって実施される例示的なプロセスを示す図である。 本開示による、たとえば基地局によって実施される例示的なプロセスを示す図である。
本開示の様々な態様について、添付の図面を参照して以下でより十分に説明する。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきでない。むしろ、これらの態様は、本開示が網羅的で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように構成される。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本開示の任意の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の任意の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する本開示の任意の態様を包含するものであることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載する任意の数の態様を使用して、装置が実装されてよく、または方法が実践されてよい。加えて、本開示の範囲は、本明細書に記載する本開示の様々な態様に加えて、またはそれらの態様以外の、他の構造、機能性、または構造および機能性を使用して実践される装置または方法を包含するものである。本明細書で開示する本開示のいかなる態様も、特許請求の範囲の1つまたは複数の要素によって具現され得ることを理解されたい。
次に、様々な装置および技法を参照して、電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および技法は、以下の詳細な説明において説明され、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなど(「要素」と総称される)によって添付図面に示される。これらの要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、具体的な適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
態様について、5GまたはNR無線アクセス技術(RAT)に一般的に関連付けられた用語を使用して本明細書で説明する場合があるが、本開示の態様は、3G RAT、4G RAT、および/または5Gに続くRAT(たとえば、6G)など他のRATに適用され得ることに留意されたい。
図1は、本開示による、ワイヤレスネットワーク100の例を示す図である。ワイヤレスネットワーク100は、他の例の中でも、5G(NR)ネットワークおよび/またはLTEネットワークの要素であるか、またはそれらを含んでよい。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの基地局110(BS110a、BS110b、BS110c、およびBS110dとして示される)と、他のネットワークエンティティとを含み得る。基地局(BS)は、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、NR BS、ノードB、gNB、5GノードB(NB)、アクセスポイント、または送信受信ポイント(TRP)と呼ばれる場合もある。各BSは、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。3GPP(登録商標)では、「セル」という用語は、用語が使用される文脈によって、BSのカバレージエリア、および/またはこのカバレージエリアにサービスするBSサブシステムを指すことができる。
BSは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または別のタイプのセルのための通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーしてよく、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることがある。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーしてよく、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーしてよく、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)の中のUE)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルのためのBSは、マクロBSと呼ばれることがある。ピコセルのためのBSは、ピコBSと呼ばれることがある。フェムトセルのためのBSはフェムトBSまたはホームBSと呼ばれることがある。図1に示す例では、BS110aはマクロセル102a用のマクロBSであってよく、BS110bはピコセル102b用のピコBSであってよく、BS110cはフェムトセル102c用のフェムトBSであってよい。BSは、1つまたは複数(たとえば、3つ)のセルをサポートし得る。「eNB」、「基地局」、「NR BS」、「gNB」、「TRP」、「AP」、「ノードB」、「5G NB」、および「セル」という用語が、本明細書では互換的に使用されてよい。
いくつかの態様では、セルは、必ずしも静止しているとは限らない場合があり、セルの地理的エリアは、モバイルBSの位置に従って移動する場合がある。いくつかの態様では、BSは、直接物理接続、または任意の適切なトランスポートネットワークを使用した仮想ネットワークなどの様々なタイプのバックホールインターフェースを通して、互いと、および/またはワイヤレスネットワーク100の中の1つもしくは複数の他のBSもしくはネットワークノード(図示せず)に相互接続されてよい。
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含んでよい。中継局は、上流局(たとえば、BSまたはUE)からデータの伝送を受信でき、そのデータの伝送を下流局(たとえば、UEまたはBS)に送ることができるエンティティである。中継局はまた、他のUEのための送信を中継できるUEであってよい。図1に示す例では、中継BS110dは、マクロBS110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、BS110aおよびUE120dと通信し得る。中継BSは、中継局、中継基地局、またはリレーと呼ばれる場合もある。
ワイヤレスネットワーク100は、マクロBS、ピコBS、フェムトBS、および/または中継BSの異なるタイプのBSを含む異種ネットワークであってよい。これらの異なるタイプのBSは、ワイヤレスネットワーク100において、異なる送信電力レベル、異なるカバレージエリア、および干渉に対する異なる影響を有する場合がある。たとえば、マクロBSは、高い送信電力レベル(たとえば、5~40ワット)を有する場合があるが、ピコBS、フェムトBS、および中継BSは、より低い送信電力レベル(たとえば、0.1~2ワット)を有する場合がある。
ネットワークコントローラ130は、BSのセットに結合してよく、これらのBSのための協調および制御を行ってよい。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してBSと通信し得る。BSはまた、ワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを介して、直接または間接的に互いと通信し得る。
UE120(たとえば、120a、120b、120c)はワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散されることがあり、各UEは固定式または移動式であることがある。UEは、アクセス端末、端末、移動局、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン(たとえば、スマートフォン)、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、カメラ、ゲームデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、医療デバイスもしくは医療機器、生体センサー/デバイス、ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ、スマートクロージング、スマートグラス、スマートリストバンド、スマートジュエリー(たとえば、スマートリング、スマートブレスレット))、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽もしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、車両構成要素もしくはセンサー、スマートメーター/センサー、産業用製造機器、全地球測位システムデバイス、または、ワイヤレスもしくはワイヤード媒体を介して通信するように構成される任意の他の好適なデバイスであり得る。
いくつかのUEは、マシンタイプ通信(MTC)UE、または発展型もしくは拡張マシンタイプ通信(eMTC)UEと見なされてよい。MTC UEおよびeMTC UEは、たとえば、基地局、別のデバイス(たとえば、リモートデバイス)、またはいくつかの他のエンティティと通信し得る、ロボット、ドローン、リモートデバイス、センサー、メーター、モニタ、および/またはロケーションタグを含む。ワイヤレスノードは、たとえば、ワイヤードまたはワイヤレスの通信リンクを介して、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなどのワイドエリアネットワーク)のための接続性またはネットワークへの接続性を提供し得る。いくつかのUEは、モノのインターネット(IoT)デバイスと見なされてよく、かつ/またはNB-IoT(狭帯域モノのインターネット)デバイスとして実装されてよい。いくつかのUEは、顧客構内機器(CPE)と見なされ得る。UE120は、プロセッサ構成要素および/またはメモリ構成要素など、UE120の構成要素を収容するハウジングの内部に含まれてよい。いくつかの態様では、プロセッサ構成要素とメモリ構成要素は互いに結合されてよい。たとえば、プロセッサ構成要素(たとえば、1つまたは複数のプロセッサ)とメモリ構成要素(たとえば、メモリ)は、動作可能に結合され、通信可能に結合され、電子的に結合され、かつ/または電気的に結合されてよい。
一般に、任意の数のワイヤレスネットワークが、所与の地理的エリアの中で展開され得る。各ワイヤレスネットワークは、特定のRATをサポートしてよく、1つまたは複数の周波数で動作してよい。RATは、無線技術、および/またはエアインターフェースと呼ばれることもある。周波数は、キャリア、および/または周波数チャネルと呼ばれることもある。各周波数は、異なるRATのワイヤレスネットワーク間の干渉を回避するために、所与の地理的エリアの中で単一のRATをサポートし得る。いくつかの場合、NRまたは5G RATネットワークが展開され得る。
いくつかの態様では、2つ以上のUE120(たとえば、UE120aおよびUE120eとして示される)は、1つまたは複数のサイドリンクチャネルを使って(たとえば、互いに通信するための媒介として基地局110を使わずに)直接通信してよい。たとえば、UE120は、ピアツーピア(P2P)通信、デバイス間(D2D)通信、(たとえば、車車間(V2V)プロトコルまたは路車間(V2I)プロトコルを含んでよい)ビークルツーエブリシング(V2X)プロトコル、および/またはメッシュネットワークを使用して通信し得る。この場合、UE120は、スケジューリング動作、リソース選択動作、および/または基地局110によって実施されるものとして本明細書の中の他の場所で説明する他の動作を実施し得る。
上記で示したように、図1は例として与えられる。他の例は、図1に関して説明される例とは異なってよい。
ワイヤレスネットワーク100のデバイスは、電磁スペクトルを使って通信する場合があり、このスペクトルは、周波数または波長に基づいて、様々なクラス、帯域、チャネルなどに下位分割され得る。たとえば、ワイヤレスネットワーク100のデバイスは、410MHzから7.125GHzにわたり得る、第1の周波数範囲(FR1)を有する動作帯域を使って通信する場合があり、かつ/または24.25GHzから52.6GHzにわたり得る第2の周波数範囲(FR2)を有する動作帯域を使って通信する場合がある。FR1とFR2との間の周波数は、中間帯域周波数と呼ばれることがある。FR1の一部分は6GHzより高いが、FR1はしばしば、「サブ6GHz」帯域と呼ばれる。同様に、FR2は、国際電気通信連合(ITU)によって「ミリメートル波」帯域として識別される極高周波(EHF)帯域(30GHz~300GHz)とは異なるにもかかわらず、しばしば、「ミリメートル波」帯域と呼ばれる。したがって、別段に明記されていない限り、「サブ6GHz」などの用語は、本明細書において使われる場合、6GHz未満の周波数、FR1内の周波数、および/または中間帯域周波数(たとえば、7.125GHzよりも大きい)を広く表し得ることを理解されたい。同様に、別段に明記されていない限り、「ミリメートル波」などの用語は、本明細書において使用される場合、EHF帯域内の周波数、FR2内の周波数、および/または中間帯域周波数(たとえば、24.25GHz未満)を広く表し得ることを理解されたい。FR1およびFR2に含まれる周波数は修正されてよいことが企図され、本明細書に記載する技法は、それらの修正された周波数範囲に適用可能である。
図2は、本開示による、ワイヤレスネットワーク100における、UE120と通信している基地局110の例200を示す図である。基地局110は、T個のアンテナ234a~234tを装備してよく、UE120は、R個のアンテナ252a~252rを装備してよく、ここで、一般にT≧1およびR≧1である。
基地局110において、送信プロセッサ220は、1つまたは複数のUE向けのデータをデータソース212から受信し、UEから受信されたチャネル品質インジケータ(CQI)に少なくとも部分的に基づいて、UEごとに1つまたは複数の変調およびコーディング方式(MCS)を選択し、UE用に選択されたMCSに少なくとも部分的に基づいて、UEごとにデータを処理(たとえば、符号化および変調)し、データシンボルをすべてのUEに提供してよい。送信プロセッサ220はまた、(たとえば、半静的リソース区分情報(SRPI)のための)システム情報、および制御情報(たとえば、CQI要求、許可、上位レイヤシグナリング)を処理してよく、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを提供してよい。送信プロセッサ220はまた、基準信号(たとえば、セル固有基準信号(CRS)、復調基準信号(DMRS))および同期信号(たとえば、1次同期信号(PSS)または2次同期信号(SSS))のための基準シンボルを生成してよい。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実施してよく、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)232a~232tに提供し得る。各変調器232は、(たとえば、OFDMのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器232は、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログにコンバート、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器232a~232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ234a~234tを介して送信され得る。
UE120において、アンテナ252a~252rは、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信してよく、それぞれ、受信された信号を復調器(DEMOD)254a~254rに提供してよい。各復調器254は、受信された信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器254は、入力サンプルを(たとえば、OFDMのために)さらに処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器256は、すべてのR個の復調器254a~254rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実施し、検出されたシンボルを提供してよい。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調および復号)し、UE120のための復号されたデータをデータシンク260に提供し、復号された制御情報およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に提供し得る。「コントローラ/プロセッサ」という用語は、1つもしくは複数のコントローラ、1つもしくは複数のプロセッサ、またはそれらの組合せを指す場合がある。チャネルプロセッサは、他の例の中でも、基準信号受信電力(RSRP)、受信信号強度インジケータ(RSSI)、基準信号受信品質(RSRQ)、および/またはCQIを判断し得る。いくつかの態様では、UE120の1つまたは複数の構成要素は、ハウジングに含まれ得る。
ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294、コントローラ/プロセッサ290、およびメモリ292を含んでよい。ネットワークコントローラ130は、たとえば、コアネットワークの中の1つまたは複数のデバイスを含み得る。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294により基地局110と通信してよい。
アンテナ(たとえば、アンテナ234a~234tおよび/またはアンテナ252a~252r)は、他の例の中でも、1つまたは複数のアンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/またはアンテナアレイを含んでよく、またはそれらの内部に含まれてよい。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/またはアンテナアレイは、1つまたは複数のアンテナ要素を含み得る。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/またはアンテナアレイは、共平面アンテナ要素のセットおよび/または非共平面アンテナ要素のセットを含み得る。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/またはアンテナアレイは、単一ハウジング内のアンテナ要素および/または複数のハウジング内のアンテナ要素を含み得る。アンテナパネル、アンテナグループ、アンテナ要素のセット、および/またはアンテナアレイは、図2の1つまたは複数の構成要素など、1つまたは複数の送信および/または受信構成要素に結合された1つまたは複数のアンテナ要素を含み得る。
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からのデータおよびコントローラ/プロセッサ280からの(たとえば、RSRP、RSSI、RSRQ、および/またはCQIを含む報告用の)制御情報を受信し、処理し得る。送信プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされてよく、変調器254a~254rによって(たとえば、DFT-s-OFDM、CP-OFDM用に)さらに処理されてよく、基地局110へ送信されてよい。いくつかの態様では、UE120の変調器および復調器(たとえば、MOD/DEMOD254)は、UE120のモデムに含まれてよい。いくつかの態様では、UE120はトランシーバを含む。トランシーバは、アンテナ252、変調器および/または復調器254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、および/またはTX MIMOプロセッサ266のどの組合せを含んでもよい。トランシーバは、(たとえば、図1~図12に関して記載するように)、プロセッサ(たとえば、コントローラ/プロセッサ280)およびメモリ282によって、本明細書に記載する方法のいずれかの態様を実施するのに使われてよい。
基地局110において、UE120および他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE120によって送られた、復号されたデータおよび制御情報を取得し得る。受信プロセッサ238は、復号データをデータシンク239に、また復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供し得る。基地局110は、通信ユニット244を含み、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130と通信し得る。基地局110は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク通信のためにUE120をスケジュールするためのスケジューラ246を含み得る。いくつかの態様では、基地局110の変調器および復調器(たとえば、MOD/DEMOD232)が、基地局110のモデムに含まれてよい。いくつかの態様では、基地局110はトランシーバを含む。トランシーバは、アンテナ234、変調器および/または復調器232、MIMO検出器236、受信プロセッサ238、送信プロセッサ220、および/またはTX MIMOプロセッサ230のどの組合せを含んでもよい。トランシーバは、(たとえば、図1~図12に関して記載するように)、プロセッサ(たとえば、コントローラ/プロセッサ240)およびメモリ242によって、本明細書に記載する方法のいずれかの態様を実施するのに使われてよい。
基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、および/または図2の任意の他の構成要素は、本明細書の他の箇所でより詳細に説明するように、単一周波数ネットワーク(SFN)の同期信号ブロック(SSB)プロパティを示すことに関連付けられた1つまたは複数の技法を実施してよい。たとえば、基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、および/または図2のどの他の構成要素も、たとえば、図11のプロセス1100、図12のプロセス1200、および/または本明細書で説明されるような他のプロセスの動作を実施または指示し得る。メモリ242およびメモリ282は、それぞれ、基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。いくつかの態様では、メモリ242および/またはメモリ282は、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令(たとえば、コードおよび/またはプログラムコード)を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体を含んでよい。たとえば、1つまたは複数の命令は、基地局110および/またはUE120の1つまたは複数のプロセッサによって(たとえば、直ちに、またはコンパイルし、コンバートし、かつ/もしくは解釈した後)実行されると、1つもしくは複数のプロセッサ、UE120、および/または基地局110に、たとえば、図12のプロセス1100、図12のプロセス1200および/または本明細書で説明するような他のプロセスの動作を実施または指示させてよい。いくつかの態様では、命令を実行することは、他の例の中でも、命令を稼動すること、命令をコンバートすること、命令をコンパイルすること、および/または命令を解釈することを含み得る。
いくつかの態様では、UE120は、1つもしくは複数のSSBの各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を受信するための手段、SSBを監視するための手段、SSB情報に少なくとも部分的に基づいて、SSBを提供する1つもしくは複数のビームを判断するための手段、および/または1つもしくは複数の受信ビームを1つもしくは複数のビームの方へ向けるための手段を含み得る。
いくつかの態様では、基地局110は、1つもしくは複数のSSBの各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を判断するための手段、および/またはSSB情報をUEへ送信するための手段を含み得る。いくつかの態様では、そのような手段は、アンテナ234、DEMOD232、MIMO検出器236、受信プロセッサ238、コントローラ/プロセッサ240、送信プロセッサ220、TX MIMOプロセッサ230、および/またはMOD232など、図2に関して説明した基地局110の1つまたは複数の構成要素を含んでよい。
2のブロックは異なる構成要素として図示されるが、ブロックに関して上記で説明した機能は、単一のハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、もしくは組合せ構成要素で、または構成要素の様々な組合せで実装され得る。たとえば、送信プロセッサ264、受信プロセッサ258、および/またはTX MIMOプロセッサ266に関して説明した機能は、コントローラ/プロセッサ280によって実施されてよく、またはコントローラ/プロセッサ280の制御下にあってよい。いくつかの態様では、そのような手段は、コントローラ/プロセッサ280、送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、MOD254、アンテナ252、DEMOD254、MIMO検出器256、および/または受信プロセッサ258など、図2に関して説明したUE120の1つまたは複数の構成要素を含んでよい。
上記で示したように、図2は例として与えられる。他の例は、図2に関して説明するものとは異なる場合がある。
図3は、本開示の態様による、分散型無線アクセスネットワーク(RAN)300の例示的な論理アーキテクチャを示す。
5Gアクセスノード305は、アクセスノードコントローラ310を含んでよい。アクセスノードコントローラ310は、分散型RAN300の中央ユニット(CU)であってよい。いくつかの態様では、5Gコアネットワーク315へのバックホールインターフェースが、アクセスノードコントローラ310において終端してよい。5Gコアネットワーク315は、5G制御プレーン構成要素320および5Gユーザプレーン構成要素325(たとえば、5Gゲートウェイ)を含んでよく、5G制御プレーンおよび5Gユーザプレーンの一方または両方のためのバックホールインターフェースは、アクセスノードコントローラ310において終端してよい。追加または代替として、1つまたは複数のネイバーアクセスノード330(たとえば、別の5Gアクセスノード305、LTEアクセスノードなど)へのバックホールインターフェースは、アクセスノードコントローラ310において終端してよい。
アクセスノードコントローラ310は、1つもしくは複数のTRP335を含んでよく、かつ/またはそれらと(たとえば、F1制御(F1-C)インターフェースおよび/もしくはF1ユーザ(F1-U)インターフェースを介して)通信してよい。TRP335は、分散型RAN300の分散ユニット(DU)であってよい。いくつかの態様では、TRP335は、図1に関して上記で説明した基地局110に対応し得る。たとえば、異なるTRP335が、異なる基地局110中に含められてよい。追加または代替として、複数のTRP335が、単一の基地局110中に含められてよい。いくつかの態様では、基地局110は、CU(たとえば、アクセスノードコントローラ310)および/または1つもしくは複数のDU(たとえば、1つもしくは複数のTRP335)を含み得る。いくつかの場合には、TRP335は、セル、パネル、アンテナアレイ、アレイなどと呼ばれ得る。
TRP335は、単一のアクセスノードコントローラ310に、または複数のアクセスノードコントローラ310に接続されてよい。いくつかの態様では、分割された論理機能の動的構成が、分散型RAN300のアーキテクチャ内に存在することがある。たとえば、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤ、無線リンク制御(RLC)レイヤ、および/または媒体アクセス制御(MAC)レイヤが、アクセスノードコントローラ310において、またはTRP335において終端するように構成されてよい。
いくつかの態様では、複数のTRP335が、異なる擬似コロケーション(QCL)関係(たとえば、異なる空間パラメータ、異なる送信構成インジケータ(TCI)状態、異なるプリコーディングパラメータ、異なるビームフォーミングパラメータ)を使って、同じ送信時間間隔(TTI)(たとえば、スロット、ミニスロット、サブフレーム、シンボルなど)または異なるTTI中に、通信(たとえば、同じ通信または異なる通信)を送信してよい。いくつかの態様では、TCI状態が、1つまたは複数のQCL関係を示すのに使われてよい。TRP335は、UE120にトラフィックを個別に(たとえば、動的選択を使って)または一緒に(たとえば、1つもしくは複数の他のTRP335とのジョイント送信を使って)サービスするように構成され得る。
上記で示したように、図3は例として与えられる。他の例は、図3に関して説明された例とは異なってよい。
図4は、本開示による、マルチTRP通信(マルチパネル通信と呼ばれることがある)の例400を示す図である。図4に示すように、複数のTRP405が、同じUE120と通信し得る。TRP405は、図3に関して上記で説明したTRP335に対応し得る。
複数のTRP405(TRP AおよびTRP Bとして示される)は、信頼性を改善する、スループットを高めるなどのために、協調して(たとえば、多地点協調送信などを使用して)同じUE120と通信してよい。TRP405は、そのような通信を、TRP405の間のインターフェース(たとえば、バックホールインターフェース、アクセスノードコントローラ310)を介して協調させてよい。インターフェースは、同じ基地局110においてTRP405がコロケートされているとき(たとえば、TRP405が、同じ基地局110の異なるアンテナアレイまたはパネルであるとき)は、より小さい遅延および/またはより高容量を有してよく、異なる基地局110にTRP405が置かれているときは、(コロケーションと比較して)より大きい遅延および/またはより低容量を有してよい。異なるTRP405は、異なるQCL関係(たとえば、異なるTCI状態)、異なるDMRSポート、および/または(たとえば、マルチレイヤ通信の)異なるレイヤを使って、UE120と通信してよい。
第1のマルチTRP送信モード(たとえば、モード1)では、単一の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)は、単一の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)用のダウンリンクデータ通信をスケジュールするのに使われてよい。この場合、複数のTRP405(たとえば、TRP AおよびTRP B)が、同じPDSCH上でUE120へ通信を送信してよい。たとえば、異なるTRP405用に異なる空間レイヤをもつ単一のコードワードを使って通信が送信されてよい(たとえば、1つのコードワードが、第1のTRP405によって送信されるレイヤの第1のセットにマップし、第2のTRP405によって送信されるレイヤの第2のセットにマップする)。別の例として、複数のコードワードを使って通信が送信されてよく、ここで、異なるコードワードは異なるTRP405によって(たとえば、レイヤの異なるセットを使って)送信される。いずれのケースでも、異なるTRP405は、異なるレイヤに対応する異なるDMRSポート用に、異なるQCL関係(たとえば、異なるTCI状態)を使ってよい。たとえば、第1のTRP405は、レイヤの第1のセットに対応するDMRSポートの第1のセット用に、第1のQCL関係または第1のTCI状態を使ってよく、第2のTRP405は、レイヤの第2の(異なる)セットに対応するDMRSポートの第2の(異なる)セット用に、第2の(異なる)QCL関係または第2の(異なる)TCI状態を使ってよい。いくつかの態様では、(たとえば、DCIフォーマット1_0、DCIフォーマット1_1などの、PDCCH上で送信される)ダウンリンク制御情報(DCI)の中のTCI状態が、第1のQCL関係(たとえば、第1のTCI状態を示すことによって)および第2のQCL関係(たとえば、第2のTCI状態を示すことによって)を示し得る。第1および第2のTCI状態は、DCI中のTCIフィールドを使って示されてよい。概して、TCIフィールドは、このマルチTRP送信モード(たとえば、モード1)において、単一のTCI状態(単一TRP送信用)または複数のTCI状態(ここで論じるマルチTRP送信用)を示すことができる。
第2のマルチTRP送信モード(たとえば、モード2)では、複数のPDCCHが、複数の対応するPDSCH(たとえば、各PDSCHに対して1つのPDCCH)用にダウンリンクデータ通信をスケジュールするのに使われてよい。この場合、第1のPDCCHが、第1のTRP405によって送信されるべき第1のコードワードをスケジュールしてよく、第2のPDCCHが、第2のTRP405によって送信されるべき第2のコードワードをスケジュールしてよい。さらに、第1のDCI(たとえば、第1のTRP405によって送信される)が、第1のTRP405に対する第1のQCL関係(たとえば、第1のTCI状態によって示される)をもつDMRSポートの第1のセットに関連付けられた第1のPDSCH通信をスケジュールしてよく、第2のDCI(たとえば、第2のTRP405によって送信される)が、第2のTRP405に対する第2のQCL関係(たとえば、第2のTCI状態によって示される)をもつDMRSポートの第2のセットに関連付けられた第2のPDSCH通信をスケジュールしてよい。この場合、DCI(たとえば、DCIフォーマット1_0、DCIフォーマット1_1を有する)は、DCIに対応するTRP405についての対応するTCI状態を示し得る。DCIのTCIフィールドは、対応するTCI状態を示す(たとえば、第1のDCIのTCIフィールドは第1のTCI状態を示し、第2のDCIのTCIフィールドは第2のTCI状態を示す)。
上記で示したように、図4は例として与えられる。他の例は、図4に関して説明される例とは異なってよい。
図5は、本開示による、同じ周波数リソース上でデータを送信するTRPの例500、502、および504を示す図である。
図5は、送信(Tx)ビーム上のSSBをUEへ送信するTRPの例500を示す。UEは、高速列車(HST)上にあってよい。基地局(たとえば、gNB)は、PDCCHおよびPDSCHが、SSBを提供するビームとQCLされていることを、UEに対して示してよい。言い換えると、HST上のUEは、SSBを提供する同じ送信ビーム上でPDCCHおよびPDSCHを期待してよい。UEは、受信ビームを、TRPからの送信ビームに向けてよい。これは、ビーム構成(空間フィルタ)を、TRPからの送信ビームと整合させることを含み得る。
いくつかの態様では、複数のTRPが、同じ時間および/または周波数リソース上で同じデータを送信してよい。たとえば、データはSFNにおいて送信されてよく、ここでは、単一周波数が、複数のTRPからの複数のビームの各々のために使われる。図5に、および参照番号502によって示すように、第1のTRPおよび第2のTRPは両方とも、同じ周波数のビームを使って、HST上のUEへ同じSSB(SSB1)を送信してよい。ただし、UEは、SFNが使われているかどうかを知らない。たとえば、UEは、SSB1(およびPDCCH/PDSCH)が1つのビームから提供されるか2つのビームから提供されるかを知らない。このシナリオは、透過SFNと呼ばれ得る。
図5に、および参照番号504によって示すように、HST上のUEへ、第1のTRPは第1のSSB(SSB1)を送信してよく、第2のTRPは第2のSSB(SSB2)を送信してよい。このシナリオでは、gNBは、PDCCHおよびPDSCHが、SSB1を提供する第1のビームおよびSSB2を提供する第2のビームとQCLされていることを示してよい。このシナリオは、非透過SFNと呼ばれ得る。
上記のように、図5はいくつかの例を提供する。他の例は、図5に関して説明したこととは異なる場合がある。
図6は、本開示による、HST上のUEへSSBを送信するTRPの例600、602、および604を示す図である。
図6は、HST用の線路沿いの複数のTRPのためのSSBマッピングの例600を示す。たとえば、各TRPは、異なる方向にポイントされるビーム上で異なるSSB(SSB1~SSB7)を送信してよい。SSBのためのビームの順序は、あるTRPから次のTRPまで、同じである。第1のTRP境界において、TRP1はUEに向けてSSB7を送信中であり、TRP2はUEに向けてSSB1を送信中である。SSBは同じではなく、したがって、例600におけるパターンはSFNに適さず、またはSFNを使うことから得るものはほとんどない。
図6は、HST用の線路沿いの複数のTRPのための逆順SSBマッピングの例602を示す。例602によって示されるように、TRP1用のビーム順序はSSB1からSSB7であり、TRP2用のビーム順序はSSB7からSSB1であり、TRP3用のビーム順序はSSB1からSSB7である。第1のTRP境界において、TRP1はUEへ向けてSSB7を送信中であり、TRP2もUEへ向けてSSB7を送信中である。第2のTRP境界において、TRP2はUEへ向けてSSB1を送信してよく、TRP3もUEへ向けてSSB1を送信してよい。UEは2つのビームから同じSSBを受信し得るので、TRP境界のためにSFNが使われてよい。
図6は、同じである複数のビームが中心領域にある、逆順SSBマッピングの例604を示す。例604によって示されるように、TRP1用のビーム順序とTRP2用のビーム順序は同じであるが、同じSSB(SSB3)を送信する複数のビームが、各TRPの中心領域にある。これにより、UEが複数のビームからSSBを受信する機会が増し得る。
上記のように、図6はいくつかの例を提供する。他の例は、図6に関して説明したこととは異なる場合がある。
図7は、本開示による、UEにとってSFN透過であるビームの例700を示す図である。
図7は、1つのTRPから1つのビーム上で送信されるSSBを、2つのTRPから2つのSFNビーム上で送信されるSSBと比較して示す。SSBは2つのSFNビーム上で送信されてよいが、SFNがUEにとって完全に透過である(知られない)場合、UEは、SSBが1つのビーム上で受信されるか複数のSFNビーム上で受信されるかを区別することができない可能性がある。言い換えると、UEは、複数のビーム上でSSBを受信することから得られるいかなる利益も利用できない。
たとえば、典型的な動作(図7の左側に示す)では、UEは、1つのTRPからのSSBの送信ビームに関連付けられた受信ビームを判断してよい。UEは、1つのTRPからの送信ビームを使って、チャネルを推定し、かつ/またはドップラーシフト(負もしくは正)を判断してよい。2つのTRPを伴う動作(図7の右側に示す)では、各TRPは、送信ビーム上でSSBを送信してよい。ただし、UEが、SSBが2つの送信ビームに関連付けられていることを知らない場合、UEは典型的な動作に従えばよい。つまり、UEは、送信ビームのうちの1つの方へ受信ビームを向けてよく、その送信ビームは、2つの送信ビームのうちの優れた方でなくてよい。UEはしたがって、TRPとの間の通信を改善する機会を逸し得る。この逸失機会は、HST上のUEにとってより顕著であり得る。通信の改善のための機会を利用しないことによって、UEは、電力、処理リソース、およびシグナリングリソースを浪費し得る。
上記のように、図7は例として与えられる。他の例は、図7に関して説明したこととは異なる場合がある。
図8は、本開示による、SFNのSSBプロパティを示す例800を示す図である。
図8は、半透過SFN中の2つのTRPからの2つの送信ビームを示す。いくつかの態様では、特定のSSBが1つのビーム、2つのビーム、3つのビーム、またはそれ以上から受信されてよいことを示すSSB情報を、gNBがUEに与えてよい。SSB情報は、複数のビームについて、複数のビームが同じTRPからのものであるか異なるTRPからのものであるかを示してもよい。このようにして、UEは、SSBが複数の送信ビームから受信されるかどうかを、SSB情報から判断してよい。その結果、UEは、たとえば、1つの受信ビームを、2つの送信ビームのうちの強い方のビームに向け、または2つの受信ビームを2つの送信ビームに向けてよい。UEは、各ビームから、チャネルを推定し、かつ/またはドップラーシフトを判断し、2つのビームから別々に推定されたパラメータを使って復号性能を改善してよい。その結果、SSBならびにQCLされたPDCCHおよび/またはPDSCHが、より大きい利得およびより少ない劣化とともに受信され得る。より良好な通信、より大きい利得、およびより少ない劣化により、UEは、電力、処理リソース、およびシグナリングリソースを節約する。
上記のように、図8は例として与えられる。他の例は、図8に関して説明したこととは異なる場合がある。
図9は、本開示による、SFNのSSBプロパティを示す例900を示す図である。図9は、互いと通信し得る基地局(BS)910(たとえば、図1および図2に示すBS110など)ならびにUE920(図1および図2に示すUE120など)を示す。UE920は、複数のTRPを通過するHST上にあってよい。TRPは各々、1つまたは複数のビームを送信してよい。ビームのうちの1つまたは複数はSFNビームであってよい。
参照番号930によって示されるように、BS910は、1つまたは複数のSSBの各SSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかを示すSSB情報を判断してよい。図9は、図6の例604に示すSSBビーム順序に対応し得る例示的SSB情報935を示す。SSB情報935は、複数のSSB(SSB1~SSB5)についてのSSB情報を示す。たとえば、SSB1は、異なるTRPからの2つのビームに関連付けられる。SSB2は、1つのビームに関連付けられる。SSB3は、同じTRPからの3つのビームに関連付けられる。SSB4は、1つのビームに関連付けられる。SSB5は、異なるTRPからの2つのビームに関連付けられる。
参照番号940によって示されるように、BS910はUE920へSSB情報を送信し得る。いくつかの態様では、BS910は、システム情報または無線リソース制御(RRC)メッセージによりSSB情報を送信してよい。SSB情報は、各SSB用のビームの量を示す1つまたは複数のビットを含み得る。たとえば、1つのビットが、SSB用に1つのビームがあるか複数のビームがあるかを示し得る。いくつかの態様では、複数のビットが、何個のビームがSSBに関連付けられるかを示すのに使われてよい。いくつかの態様では、SSB情報は、広いビーム、狭いビーム、またはそれらの組合せを示し得る。
上記のように、図9は例として与えられる。他の例は、図9に関して説明したこととは異なる場合がある。
図10は、本開示による、SFNのSSBプロパティを示す例1000を示す図である。図10は、図6の例604に示すビーム順序と同様のSSBビーム順序に従う複数のTRPを通過するHST上のUE920を示す。UE920は、図9との関連で記載したように、BS910からSSB情報を受信した。
参照番号1005によって示されるように、UE920はSSBを監視してよい。SSBを監視する間、UE920は、SSB1~SSB5など、1つまたは複数のSSBを受信し得る。UE920が受信する各SSBは、1つのビームまたは複数のビームからであってよい。複数のビームは、複数のTRPからであってよい。参照番号1010によって示されるように、UE920は、BS910から受信されたSSB情報に少なくとも部分的に基づいて、特定のSSBを提供する1つまたは複数のビームを判断してよい。たとえば、図10に示すように、HSTは、TRP2とTRP3の境界にある。HST上のUE920は、SSB5を受信し得る。UE920は、SSB情報(たとえば、図9のSSB情報935)から、SSB5が異なるTRPからの2つのビームに関連付けられていると判断してよい。UE920はこのように、TRP2からの1つのビームおよびTRP3からの1つのビームという、SSB5を提供する2つの送信ビームがあると判断してよい。
いくつかの態様では、UE920は、各ビームについて、チャネルを推定し、かつ/またはドップラーシフトを判断してよい。UE920は、どのビームが、より大きい利得、より正確なチャネル推定、および/またはより小さいドップラーシフトを有するかを判断してよい。参照番号1015によって示されるように、UE920は、そのようなビームの方へ受信ビームを向ければよい。いくつかの態様では、UE920は、送信ビームのうちの一方へ、ある受信ビームを向け、他方の送信ビームの方へ別の受信ビームを向ければよい。その結果、UE920は、対応するPDCCHおよび/またはPDSCHを介して、改善した通信を受け得る。UE920は、物理アップリンクチャネルおよび/または改善した基準信号を介して、改善した通信も受け得る。
上記のように、図10は例として与えられる。他の例は、図10に関して説明したこととは異なる場合がある。
図11は、本開示による、たとえばUEによって実施される例示的なプロセス1100を示す図である。例示的プロセス1100は、UE(たとえば、図1および図2に示すUE120、図9および図10に示すUE920)が、SFNのSSBプロパティを示すことに関連付けられた動作を実施する例である。
図11に示すように、いくつかの態様では、プロセス1100は、1つまたは複数のSSBの各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を受信すること(ブロック1110)を含み得る。たとえば、UEが(たとえば、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、コントローラ/プロセッサ280、メモリ282を使って)、上述したように、1つまたは複数のSSBの各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を受信してよい。
図11にさらに示すように、いくつかの態様では、プロセス1100は、SSBを監視すること(ブロック1120)を含み得る。たとえば、UEが(たとえば、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、コントローラ/プロセッサ280、メモリ282を使って)、上述したように、SSBを監視してよい。
図11にさらに示すように、いくつかの態様では、プロセス1100は、SSB情報に少なくとも部分的に基づいて、SSBを提供する1つまたは複数のビームを判断すること(ブロック1130)を含み得る。たとえば、UEが(たとえば、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、コントローラ/プロセッサ280、メモリ282を使って)、上述したように、SSB情報に少なくとも部分的に基づいて、SSBを提供する1つまたは複数のビームを判断してよい。
図11にさらに示すように、いくつかの態様では、プロセス1100は、1つまたは複数の受信ビームを1つまたは複数のビームの方へ向けること(ブロック1140)を含み得る。たとえば、UEが(たとえば、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、コントローラ/プロセッサ280、メモリ282を使って)、上述したように、1つまたは複数の受信ビームを1つまたは複数のビームの方へ向けてよい。
プロセス1100は、以下でおよび/または本明細書の他の箇所に記載する1つもしくは複数の他のプロセスに関して説明する、任意の単一の態様または態様の任意の組合せなど、追加の態様を含んでよい。
第1の態様では、量は2つ以上のビームを示し、SSB情報は、2つ以上のビームが同じTRPからのものであるか異なるTRPからのものであるかを示し、1つまたは複数のビームを判断することは、2つ以上のビームが同じTRPからのものであるか異なるTRPからのものであるかに少なくとも部分的に基づいて、2つ以上のビームを判断することを含む。
第2の態様では、単独で、または第1の態様との組合せで、SSB情報は、異なるTRPからの、SSB用の第1のビームおよびSSB用の第2のビームを示し、1つまたは複数の受信ビームを1つまたは複数のビームの方へ向けることは、第1のビームの方へ第1の受信ビームを向け、第2のビームの方へ第2の受信ビームを向けることを含む。
第3の態様では、単独で、または第1および第2の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、プロセス1100は、2つ以上のビームの各々について、チャネル推定またはドップラーシフトのうちの1つまたは複数を判断することを含む。
第4の態様では、単独で、または第1~第3の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、量は、1つまたは複数のビットによって示される。
第5の態様では、単独で、または第1~第4の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、SSB情報は、それぞれのSSBに対応する各ビームが広いビームであるか狭いビームであるかを示す。
第6の態様では、単独で、または第1~第5の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、1つまたは複数のビームは、1つまたは複数のSFNビームを含む。
図11は、プロセス1100の例示的ブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス1100は、図11に示されるブロックと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または異なるように並べられたブロックを含んでよい。追加または代替として、プロセス1100のブロックのうちの2つ以上が並行して実施されてよい。
図12は、本開示による、たとえば基地局によって実施される例示的なプロセス1200を示す図である。例示的プロセス1200は、基地局(たとえば、図1および図2に示すBS110、図9に示すBS910)が、SFNのSSBプロパティを示すことに関連付けられた動作を実施する例である。
図12に示すように、いくつかの態様では、プロセス1200は、1つまたは複数のSSBの各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を判断すること(ブロック1210)を含み得る。たとえば、基地局が(たとえば、送信プロセッサ220、受信プロセッサ238、コントローラ/プロセッサ240、メモリ242を使って)、上述したように、1つまたは複数のSSBの各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を判断してよい。
図12にさらに示すように、いくつかの態様では、プロセス1200は、SSB情報をUEへ送信すること(ブロック1220)を含み得る。たとえば、基地局が(たとえば、送信プロセッサ220、受信プロセッサ238、コントローラ/プロセッサ240、メモリ242を使って)、上述したように、SSB情報をUEへ送信してよい。
プロセス1200は、以下でおよび/または本明細書の他の箇所に記載する1つもしくは複数の他のプロセスに関して説明する、任意の単一の態様または態様の任意の組合せなど、追加の態様を含んでよい。
第1の態様では、SSB情報を送信することは、システム情報または無線リソース制御メッセージのうちの1つまたは複数により、SSB情報を送信することを含む。
第2の態様では、単独で、または第1の態様との組合せで、量は2つ以上のビームを示し、SSB情報は、2つ以上のビームが同じTRPからのものであるか異なるTRPからのものであるかを示す。
第3の態様では、単独で、または第1および第2の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、量は、1つまたは複数のビットによって示される。
第4の態様では、単独で、または第1~第3の態様のうちの1つもしくは複数との組合せで、SSB情報は、それぞれのSSBに対応する各ビームが広いビームであるか狭いビームであるかを示す。ビームは、1つまたは複数のSFNビームを含み得る。
図12は、プロセス1200の例示的ブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス1200は、図12に図示されるブロックと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または異なるように並べられたブロックを含んでよい。追加または代替として、プロセス1200のブロックのうちの2つ以上が並行して実施されてよい。
上記の開示は例示および説明を提供するが、網羅的であることまたは開示する精密な形態に態様を限定することを意図しない。修正および変形が、上記の開示に照らして行われてよく、または態様の実践から獲得され得る。
以下は、本開示のいくつかの態様の概要を提供する。
態様1:ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、1つまたは複数の同期信号ブロック(SSB)の各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を受信するステップと、SSBを監視するステップと、SSB情報に少なくとも部分的に基づいて、SSBを提供する1つまたは複数のビームを判断するステップと、1つまたは複数の受信ビームを1つまたは複数のビームの方へ向けるステップとを含む方法。
態様2:量は2つ以上のビームを示し、SSB情報は、2つ以上のビームが同じ送信受信ポイント(TRP)からのものであるか異なるTRPからのものであるかを示し、1つまたは複数のビームを判断するステップは、2つ以上のビームが同じTRPからのものであるか異なるTRPからのものであるかに少なくとも部分的に基づいて、2つ以上のビームを判断するステップを含む、態様1の方法。
態様3:SSB情報は、異なるTRPからの、SSB用の第1のビームおよびSSB用の第2のビームを示し、1つまたは複数の受信ビームを1つまたは複数のビームの方へ向けるステップは、第1のビームの方へ第1の受信ビームを向け、第2のビームの方へ第2の受信ビームを向けるステップを含む、態様2の方法。
態様4:2つ以上のビームの各々について、チャネル推定またはドップラーシフトのうちの1つまたは複数を判断するステップをさらに含む、態様2の方法。
態様5:量は、1つまたは複数のビットによって示される、態様1~4のいずれかの方法。
態様6:SSB情報は、それぞれのSSBに対応する各ビームが広いビームであるか狭いビームであるかを示す、態様1~5のいずれかの方法。
態様7:1つまたは複数のビームは1つまたは複数の単一周波数ネットワーク(SFN)ビームを含む、態様1~6のいずれかの方法。
態様8:基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、1つまたは複数の同期信号ブロック(SSB)の各それぞれのSSBについて、何個のビームがそれぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を判断するステップと、SSB情報をユーザ機器(UE)へ送信するステップとを含む方法。
態様9:SSB情報を送信するステップは、システム情報または無線リソース制御メッセージのうちの1つまたは複数により、SSB情報を送信するステップを含む、態様8の方法。
態様10:量は2つ以上のビームを示し、SSB情報は、2つ以上のビームが同じ送信受信ポイント(TRP) からのものであるか異なるTRPからのものであるかを示す、態様8または9の方法。
態様11:量は、1つまたは複数のビットによって示される、態様8~10のいずれかの方法。
態様12:SSB情報は、それぞれのSSBに対応する各ビームが広いビームであるか狭いビームであるかを示す、態様8~11のいずれかの方法。
態様13:デバイスにおけるワイヤレス通信のための装置であって、プロセッサと、プロセッサと結合されたメモリと、メモリ内に記憶され、態様1~12のうちの1つまたは複数の態様の方法を装置に実施させるようにプロセッサによって実行可能な命令とを備える、装置。
態様14:メモリと、メモリに結合された1つまたは複数のプロセッサとを備える、ワイヤレス通信のためのデバイスであって、メモリまたは1つもしくは複数のプロセッサは、態様1~12のうちの1つまたは複数の態様の方法を実施するように構成される、デバイス。
態様15:態様1~12のうちの1つまたは複数の態様の方法を実施するための少なくとも1つの手段を備える、ワイヤレス通信のための装置。
態様16:ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、コードは、態様1~12のうちの1つまたは複数の態様の方法を実施するようにプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
態様17:ワイヤレス通信のための命令のセットを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令のセットは、デバイスの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、デバイスに、態様1~12のうちの1つまたは複数の態様の方法を実施させる1つまたは複数の命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
本明細書で使用する「構成要素」という用語は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはハードウェアとソフトウェアの組合せとして広く解釈されるものとする。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれ以外として呼ばれるかどうかにかかわらず、他の例の中でも、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、および/または関数を意味するものと広く解釈されるものとする。本明細書で使用するとき、プロセッサは、ハードウェア、ファームウェア、および/またはハードウェアとソフトウェアの組合せにおいて実装される。
本明細書で説明するシステムおよび/または方法は、様々な形のハードウェア、および/またはハードウェアとソフトウェアとの組合せで実装されてよいことが明らかであろう。これらのシステムおよび/または方法を実装するために使用される実際の専用の制御ハードウェアまたはソフトウェアコードは、態様を限定するものではない。したがって、システムおよび/または方法の動作および挙動が、特定のソフトウェアコードを参照することなく本明細書で説明された。ソフトウェアおよびハードウェアが、本明細書での説明に少なくとも部分的に基づいてシステムおよび/または方法を実装するように設計され得ることを理解されたい。
本明細書で使用する「閾を満たすこと」は、文脈に応じて、値が、閾よりも大きいこと、閾以上であること、閾未満であること、閾以下であること、閾に等しいこと、閾に等しくないことなどを指す場合がある。
特徴の特定の組合せが特許請求の範囲において記載され、かつ/または本明細書の中で開示されても、これらの組合せは、様々な態様の開示を限定するものではない。実際には、これらの特徴の多くが、特許請求の範囲において具体的に記載されないやり方で、および/または本明細書で開示されないやり方で組み合わされてよい。以下に列挙する各従属クレームは、1つのクレームのみに直接従属する場合があるが、様々な態様の開示は、クレームセットの中のあらゆる他のクレームと組み合わせた各従属クレームを含む。本明細書で使用する項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-c、ならびに複数の同じ要素を有する組合せ(たとえば、a-a、a-a-a、a-a-b、a-a-c、a-b-b、a-c-c、b-b、b-b-b、b-b-c、c-c、およびc-c-c、または、a、b、およびcの任意の他の順序)を包含するものとする。
本明細書で使用する要素、行為、または命令はいずれも、そのように明示的に説明されない限り、重要または必須として解釈されるべきでない。また、本明細書で使用するとき、冠詞「a」および「an」は、1つまたは複数の項目を含むものであり、「1つまたは複数の」と互換的に使用されてよい。さらに、本明細書で使用する冠詞「the」は、冠詞「the」とともに言及される1つまたは複数の項目を含むものとし、「1つまたは複数の」と互換的に使用されてもよい。さらに、本明細書で使用するとき、「セット」および「グループ」という用語は、1つまたは複数の項目(たとえば、関連する項目、関連しない項目、関連する項目と関連しない項目との組合せ)を含むものとし、「1つまたは複数の」と互換的に使用されてよい。1つの項目だけが意図される場合、「ただ1つの」という句または類似の言葉が使用される。また、本明細書で使用するとき、「有する(has、have)」、「有すること(having)」などの用語は、オープンエンドな用語であるものとする。さらに、「に基づいて」という句は、明示的に明記されていない限り、「に少なくとも部分的に基づいて」を意味するものとする。また、本明細書で使用する「または(or)」という用語は、連続して使用されるときには包含的であるものとし、別段に明記されていない限り(たとえば、「いずれか(either)」または「のうちの1つのみ(only one of)」と組み合わせて使用される場合)、「および/または(and/or)」と互換的に使用されてもよい。
100 ワイヤレスネットワーク
110 BS、基地局
110a BS、マクロBS
110b BS
110c BS
110d BS、中継BS
120 UE
120b UE
120c UE
120d UE
120e UE
130 ネットワークコントローラ
212 データソース
220 送信プロセッサ
230 送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ
232 変調器(MOD)、復調器、DEMOD
234 アンテナ
236 MIMO検出器
238 受信プロセッサ
239 データシンク
240 コントローラ/プロセッサ
242 メモリ
244 通信ユニット
246 スケジューラ
252 アンテナ
254 復調器(DEMOD)、変調器、MOD
256 MIMO検出器
258 受信プロセッサ
260 データシンク
262 データソース
264 送信プロセッサ
266 TX MIMOプロセッサ
280 コントローラ/プロセッサ
282 メモリ
290 コントローラ/プロセッサ
292 メモリ
294 通信ユニット
300 分散型無線アクセスネットワーク(RAN)
305 5Gアクセスノード
310 アクセスノードコントローラ
315 5Gコアネットワーク
320 5G制御プレーン構成要素
325 5Gユーザプレーン構成要素
330 ネイバーアクセスノード
335 TRP
405 TRP
910 基地局(BS)
920 UE

Claims (24)

  1. ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
    メモリと、
    前記メモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、
    1つまたは複数の同期信号ブロック(SSB)の各それぞれのSSBについて、何個のビームが前記それぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を受信することと、
    SSBを監視することと、
    前記SSB情報に少なくとも部分的に基づいて、SSBを提供する1つまたは複数のビームを判断することと、
    1つまたは複数の受信ビームを前記1つまたは複数のビームの方へ向けることとを行うように構成される、UE。
  2. 前記量は2つ以上のビームを示し、前記SSB情報は、前記2つ以上のビームが同じ送信受信ポイント(TRP)からのものであるか異なるTRPからのものであるかを示し、前記メモリおよび前記1つまたは複数のプロセッサは、前記2つ以上のビームが前記同じTRPからのものであるか異なるTRPからのものであるかに少なくとも部分的に基づいて、2つ以上のビームを判断するように構成される、請求項1に記載のUE。
  3. 前記SSB情報は、異なるTRPからの、前記SSB用の第1のビームおよび前記SSB用の第2のビームを示し、前記メモリおよび前記1つまたは複数のプロセッサは、前記第1のビームの方へ第1の受信ビームを向け、前記第2のビームの方へ第2の受信ビームを向けるように構成される、請求項2に記載のUE。
  4. 前記メモリおよび前記1つまたは複数のプロセッサは、前記2つ以上のビームの各々について、チャネル推定またはドップラーシフトのうちの1つまたは複数を判断するようにさらに構成される、請求項2に記載のUE。
  5. 前記量は、1つまたは複数のビットによって示される、請求項1に記載のUE。
  6. 前記SSB情報は、それぞれのSSBに対応する各ビームが広いビームであるか狭いビームであるかを示す、請求項1に記載のUE。
  7. 前記1つまたは複数のビームは1つまたは複数の単一周波数ネットワーク(SFN)ビームを含む、請求項1に記載のUE。
  8. ワイヤレス通信のための基地局であって、
    メモリと、
    前記メモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、
    1つまたは複数の同期信号ブロック(SSB)の各それぞれのSSBについて、何個のビームが前記それぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を判断することと、
    前記SSB情報をユーザ機器(UE)へ送信することとを行うように構成される、基地局。
  9. 前記メモリおよび前記1つまたは複数のプロセッサは、システム情報または無線リソース制御メッセージのうちの1つまたは複数により、前記SSB情報を送信するように構成される、請求項8に記載の基地局。
  10. 前記量は2つ以上のビームを示し、前記SSB情報は、前記2つ以上のビームが同じ送信受信ポイント(TRP) からのものであるか異なるTRPからのものであるかを示す、請求項8に記載の基地局。
  11. 前記量は、1つまたは複数のビットによって示される、請求項8に記載の基地局。
  12. 前記SSB情報は、それぞれのSSBに対応する各ビームが広いビームであるか狭いビームであるかを示す、請求項8に記載の基地局。
  13. ユーザ機器(UE)によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
    1つまたは複数の同期信号ブロック(SSB)の各それぞれのSSBについて、何個のビームが前記それぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を受信するステップと、
    SSBを監視するステップと、
    前記SSB情報に少なくとも部分的に基づいて、SSBを提供する1つまたは複数のビームを判断するステップと、
    1つまたは複数の受信ビームを前記1つまたは複数のビームの方へ向けるステップとを含む方法。
  14. 前記量は2つ以上のビームを示し、前記SSB情報は、前記2つ以上のビームが同じ送信受信ポイント(TRP)からのものであるか異なるTRPからのものであるかを示し、前記1つまたは複数のビームを判断するステップは、前記2つ以上のビームが前記同じTRPからのものであるか異なるTRPからのものであるかに少なくとも部分的に基づいて、2つ以上のビームを判断するステップを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記SSB情報は、異なるTRPからの、前記SSB用の第1のビームおよび前記SSB用の第2のビームを示し、前記1つまたは複数の受信ビームを前記1つまたは複数のビームの方へ向けるステップは、前記第1のビームの方へ第1の受信ビームを向け、前記第2のビームの方へ第2の受信ビームを向けるステップを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記2つ以上のビームの各々について、チャネル推定またはドップラーシフトのうちの1つまたは複数を判断するステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  17. 前記量は、1つまたは複数のビットによって示される、請求項13に記載の方法。
  18. 前記SSB情報は、それぞれのSSBに対応する各ビームが広いビームであるか狭いビームであるかを示す、請求項13に記載の方法。
  19. 前記1つまたは複数のビームは1つまたは複数の単一周波数ネットワーク(SFN)ビームを含む、請求項13に記載の方法。
  20. 基地局によって実施されるワイヤレス通信の方法であって、
    1つまたは複数の同期信号ブロック(SSB)の各それぞれのSSBについて、何個のビームが前記それぞれのSSBに関連付けられるかという量を示すSSB情報を判断するステップと、
    前記SSB情報をユーザ機器(UE)へ送信するステップとを含む方法。
  21. 前記SSB情報を送信するステップは、システム情報または無線リソース制御メッセージのうちの1つまたは複数により、前記SSB情報を送信するステップを含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記量は2つ以上のビームを示し、前記SSB情報は、前記2つ以上のビームが同じ送信受信ポイント(TRP)からのものであるか異なるTRPからのものであるかを示す、請求項20に記載の方法。
  23. 前記量は、1つまたは複数のビットによって示される、請求項20に記載の方法。
  24. 前記SSB情報は、それぞれのSSBに対応する各ビームが広いビームであるか狭いビームであるかを示す、請求項20に記載の方法。
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