JP2023520810A - 5gシステムにおける近接性ベースサービスのためのユーザ機器ルート選択ポリシー情報を提供する方法および装置 - Google Patents

5gシステムにおける近接性ベースサービスのためのユーザ機器ルート選択ポリシー情報を提供する方法および装置 Download PDF

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Abstract

デバイス間(D2D)通信をサポートする無線通信システムのネットワークノードであって、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備え、コンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、ネットワークノードに、少なくとも、無線通信システムのユーザ機器(UE)に対して、UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子を含むUEルート選択ポリシーを提供させ、トラフィック記述子はD2D通信のための使用を示す情報を含む、ネットワークノード。【選択図】図5

Description

本明細書に記載の主題は、一般に、無線通信システムに関し、より詳細には、デバイス間(D2D)通信をサポートする無線通信システムに関する。より詳細には、本明細書に記載の主題は、5Gシステムにおける近接性ベースサービスのためのユーザ機器(UE)ルート選択ポリシー情報を提供および使用することに関する。
5Gシステムにおいて、無線通信を使用してデバイス間で直接通信を行うためのデバイス間(D2D)通信を実装することができる。D2D通信はユーザ機器(UE)間またはデバイス間の近接性に基づいて行われるため、D2D通信サービスを近接性ベースサービス(ProSe)と呼ぶことができる。ProSeは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって提案されたD2D通信を使用する近接性ベースサービスである。D2D通信では、UE間の直接通信を通じてサービスを使用することができる。
ProSeをサポートするために、5Gシステムのアーキテクチャ強化が必要である。5Gシステムは、特に、カバレッジ内およびカバレッジ外を含む、同一の公衆陸上移動体通信網(PLMN)または異なるPLMN内における、他のProSe対応UEによるProSe対応UEの直接の発見、カバレッジ内およびカバレッジ外を含む、ProSe対応UEのUu経路とPC5経路との間でユーザトラフィックを切り換えるときのProSe通信およびシームレスなサービス継続性、PC5経路とUu経路との間の経路選択、または2つのPC5経路間の経路選択/切換え、例えばUE-ネットワーク間リレーもしくはUE間リレーの経路選択/切換え、ProSe対応UEのサービス承認およびプロビジョニング、UE-ネットワーク間リレー機能、ならびにUE間リレー機能をサポートする。ProSeに関する5Gシステムのアーキテクチャ強化および3GPPの考察については、参照により本明細書に全体が組み込まれているTR23.752(2020年1月版)を参照されたい。
UE-ネットワーク間リレー機能において、ネットワークに基づいて5Gシステムに接続可能なUEは、例えば、5GシステムネットワークのNGRAN/基地局の無線カバレッジ外にあるため自身で5GシステムにアクセスできないリモートUEの代わりに、5Gシステムに向かって/5Gシステムからトラフィックを中継する。このようなUE-ネットワーク間リレーは、公衆安全デバイスに5Gシステムを使用するのに特に有用である。しかしながら、5Gシステムのアーキテクチャ強化は、UE-ネットワーク間リレーの設定の問題をもたらす。
一態様によれば、デバイス間(D2D)通信をサポートする無線通信システムのネットワークノードであって、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えるネットワークノードを提供することができる。コンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、ネットワークノードに、少なくとも、無線通信システムのユーザ機器(UE)に対して、UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子を含むUEルート選択ポリシーを提供させ、トラフィック記述子はD2D通信のための使用を示す情報を含む。
ネットワークノードの一部の実施形態において、トラフィック記述子は、使用する接続の能力を示す接続能力情報を含むことができる。接続能力情報は、D2D通信のための使用を示す情報を表す値を含むことができる。一部の実施形態において、値は、無線通信システムの近接性ベースサービスを、使用する接続の能力として示す。
ネットワークノードの一部の実施形態において、トラフィック記述子は、D2D通信のための使用を示す情報を表すテザリング能力情報を含むことができる。テザリング能力情報は、D2D通信のために使用するテザリング方法を各々示す1つまたは複数の値を含むことができる。一部の実施形態において、1つまたは複数の値は、無線通信システムの近接性ベースサービスをテザリング方法として示す値、およびBluetoothをテザリング方法として示す値を含むことができる。
ネットワークノードの一部の実施形態において、UEルート選択ポリシーは、D2D通信を中継するための使用を示す情報を含むトラフィック記述子に関連付けられた1つまたは複数のルート選択記述子をさらに含むことができる。各ルート選択記述子は、D2D通信を中継するためにUEが使用する接続を設定するためのパラメータを定義することができる。一部の実施形態において、パラメータは、シングルネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)、データネットワーク名(DNN)、PC5接続を介した直接近接性ベースサービス通信と間接近接性ベースサービス通信との間の経路選択規則、セキュリティ証明書、ならびに無線通信システムの近接性ベースサービスのPC5接続のためのパラメータのうちの1つまたは複数を含むことができる。
ネットワークノードの一部の実施形態において、コンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、ネットワークノードに、UEが無線通信システムに登録したこと、UEが別の公衆陸上移動体通信網(PLMN)にローミングすること、UEのUEルート選択ポリシーが変更されたこと、UEがUEルート選択ポリシーを提供するように要求すること、および期間が経過したことのうちの1つを判定したことに応答して、UEルート選択ポリシーを提供させることができる。
ネットワークノードの一部の実施形態において、UEは、UEを無線通信システムに接続し、かつリモートUEの代わりに無線通信システムに向かって/無線通信システムからトラフィックを中継するUE-ネットワーク間リレーとして機能することができ、または、UEは、リモートUEのためのテザリングを実行することができる。リモートUEは、UEに接続することができるが、無線通信システムにアクセスすることはできない。
ネットワークノードの一部の実施形態において、無線通信システムは5Gシステムであってよく、D2D通信は近接性ベースサービスであってよい。
別の態様によれば、デバイス間(D2D)通信をサポートする無線通信システムのユーザ機器(UE)であって、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えるユーザ機器を提供することができる。コンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、UEに、少なくとも、UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子を含むUEルート選択ポリシーを、無線通信システムのネットワークノードから受信させ、または少なくとも1つのメモリに格納させ、トラフィック記述子はD2D通信のための使用を示す情報を含む。
UEの一部の実施形態において、トラフィック記述子は、使用する接続の能力を示す接続能力情報を含むことができる。接続能力情報は、D2D通信のための使用を示す情報を表す値を含むことができる。一部の実施形態において、値は、無線通信システムの近接性ベースサービスを、使用する接続の能力として示すことができる。
UEの一部の実施形態において、トラフィック記述子は、D2D通信のための使用を示す情報を表すテザリング能力情報を含むことができる。テザリング能力情報は、D2D通信のために使用するテザリング方法を各々示す1つまたは複数の値を含むことができる。一部の実施形態において、1つまたは複数の値は、無線通信システムの近接性ベースサービスをテザリング方法として示す値、およびBluetoothをテザリング方法として示す値を含むことができる。
UEの一部の実施形態において、UEルート選択ポリシーは、D2D通信を中継するための使用を示す情報を含むトラフィック記述子に関連付けられた1つまたは複数のルート選択記述子をさらに含むことができる。各ルート選択記述子は、D2D通信を中継するためにUEが使用する接続を設定するためのパラメータを定義することができる。一部の実施形態において、パラメータは、シングルネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)、データネットワーク名(DNN)、PC5接続を介した直接近接性ベースサービス通信と間接近接性ベースサービス通信との間の経路選択規則、セキュリティ証明書、ならびに無線通信システムの近接性ベースサービスのPC5接続のためのパラメータのうちの1つまたは複数を含むことができる。
UEの一部の実施形態において、コンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、UEに、さらにD2Dまたはテザリングの要求をD2D通信のための使用を示す情報と照合させて、UEルート選択ポリシーを選択するかどうかを判定させる。
UEの一部の実施形態において、UEは、UEを無線通信システムに接続し、かつリモートUEの代わりに無線通信システムに向かって/無線通信システムからトラフィックを中継するUE-ネットワーク間リレーとして機能することができ、または、UEは、リモートUEのテザリングを実行することができる。リモートUEは、UEに接続することができるが、無線通信システムにアクセスすることはできない。
UEの一部の実施形態において、無線通信システムは5Gシステムであってよく、D2D通信は近接性ベースサービスであってよい。
別の態様によれば、デバイス間(D2D)通信をサポートする無線通信システムのネットワークノードにおける方法を提供することができる。方法は、無線通信システムのユーザ機器(UE)に対して、UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子を含むUEルート選択ポリシーを提供することを含む。トラフィック記述子はD2D通信のための使用を示す情報を含む。
別の態様によれば、デバイス間(D2D)通信をサポートする無線通信システムのユーザ機器(UE)における方法を提供することができる。方法は、UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子を含むUEルート選択ポリシーを、無線通信システムのネットワークノードから受信すること、またはUEの少なくとも1つのメモリに格納することを含み、トラフィック記述子はD2D通信のための使用を示す情報を含む。
ネットワークノードにおける方法の一部の実施形態において、UEが無線通信システムに登録したこと、UEが別の公衆陸上移動体通信網(PLMN)にローミングすること、UEのUEルート選択ポリシーが変更されていること、UEがUEルート選択ポリシーを提供するように要求すること、および期間が経過したことのうちの1つを判定したことに応答して、UEルート選択ポリシーが提供される。
UEにおける方法の一部の実施形態において、方法は、D2Dまたはテザリングの要求をD2D通信のための使用を示す情報と照合して、UEルート選択ポリシーを選択するかどうかを判定することをさらに含むことができる。
方法の一部の実施形態において、トラフィック記述子は、使用する接続の能力を示す接続能力情報を含むことができ、接続能力情報は、D2D通信のための使用を示す情報を表す値を含む。一部の実施形態において、値は、無線通信システムの近接性ベースサービスを、使用する接続の能力として示すことができる。
方法の一部の実施形態において、トラフィック記述子は、D2D通信のための使用を示す情報を表すテザリング能力情報を含むことができる。テザリング能力情報は、D2D通信のために使用するテザリング方法を各々示す1つまたは複数の値を含むことができる。一部の実施形態において、1つまたは複数の値は、無線通信システムの近接性ベースサービスをテザリング方法として示す値、およびBluetoothをテザリング方法として示す値を含むことができる。
方法の一部の実施形態において、UEルート選択ポリシーは、D2D通信を中継するための使用を示す情報を含むトラフィック記述子に関連付けられた1つまたは複数のルート選択記述子をさらに含むことができる。各ルート選択記述子は、D2D通信を中継するためにUEが使用する接続を設定するためのパラメータを定義することができる。
方法の一部の実施形態において、パラメータは、シングルネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)、データネットワーク名(DNN)、PC5接続を介した直接近接性ベースサービス通信と間接近接性ベースサービス通信との間の経路選択規則、セキュリティ証明書、ならびに無線通信システムの近接性ベースサービスのPC5接続のためのパラメータのうちの1つまたは複数を含むことができる。
方法の一部の実施形態において、UEは、UEを無線通信システムに接続し、かつリモートUEの代わりに無線通信システムに向かって/無線通信システムからトラフィックを中継するUE-ネットワーク間リレーとして機能することができ、または、UEは、リモートUEのテザリングを実行することができる。リモートUEは、UEに接続することができるが、無線通信システムにアクセスすることはできない。
方法の一部の実施形態において、無線通信システムは5Gシステムであってよく、D2D通信は近接性ベースサービスであってよい。
さらなる態様によれば、コンピュータプログラム製品は、プログラムがコンピュータ上で実行されたときに、上記の方法の実施形態のいずれか1つによるステップを実行するための、コンピュータ可読媒体に格納されたプログラム命令を含む。
上記の態様および特徴は、所望の構成に応じて、システム、装置、方法、物品、および/または非一過性のコンピュータ可読媒体に実装されてよい。本明細書に記載の主題は、限定されないが、携帯電話、タブレットコンピュータ、ウェアラブルコンピューティングデバイス、携帯型メディアプレーヤ、および様々な他のコンピューティングデバイスのいずれかを含む、いくつかの異なる種類のデバイスに実装されてよく、かつ/または、これらと共に使用されてよい。
本概要は、本明細書に記載の主題による態様および特徴の一部の簡単な概要を示すことを意図している。したがって、上記の特徴は例に過ぎず、本明細書に記載の主題の範囲をいかなる方法によっても狭めるものと解釈すべきではないことを理解されたい。本明細書に記載の主題の他の特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明、図面、および特許請求の範囲から明らかになろう。
様々な実施形態の以下の詳細な説明を以下の図面と組み合わせて考察すれば、本明細書に記載の主題をより良く理解することができる。
一部の実施形態による簡略化した無線通信システムを示す図である。 一部の実施形態による、ユーザ機器ルート選択ポリシーをサポートする例示的な5Gネットワークを示す図である。 一部の実施形態によるUEの簡略化したブロック図である。 一部の実施形態によるネットワークノードの簡略化したブロック図である。 一部の実施形態による、ProSeをサポートする例示的な5Gシステムのアーキテクチャ強化を示す図である。 一部の実施形態による、UEルート選択ポリシーを提供または更新するための、UEとネットワークノードとの間の簡略化したシーケンスフローを示す図である。 一部の実施形態による、UEルート選択ポリシーを提供する方法のフローチャートである。 一部の実施形態による、UEルート選択ポリシーを提供する方法のフローチャートである。
図1は、一部の実施形態による、簡略化した無線通信システム100を示す。図1のシステムは可能なシステムの一例に過ぎず、本明細書に記載の主題の特徴を、希望に応じて、様々なシステムのいずれかに実装してもよいことに留意されたい。
図示のように、無線通信システム100は、伝送媒体を介して1つまたは複数のユーザデバイス120と通信する基地局110-1を含む。図1では、3つのユーザデバイス120-1、120-2、120-3のみが示されているが、これに限定されない。ユーザデバイス120-1、120-2、120-3の各々を、本明細書で「ユーザ機器」(UE)と呼ぶことができる。したがって、ユーザデバイス120はUEまたはUEデバイスと呼ばれる。
本明細書で使用するとき、「ユーザ機器」という用語は、モバイルまたは携帯型であり、無線通信を行う様々な種類のコンピュータシステムデバイスのうちのいずれかを指すことができる。UEの例として、携帯電話もしくはスマートフォン、携帯型ゲームデバイス、ラップトップ、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ、スマートグラス)、携帯情報端末(PDA)、携帯型インターネットデバイス、音楽プレーヤ、データ記憶デバイス、または他のハンドヘルドデバイスなどが挙げられる。一般に、「UE」または「UEデバイス」という用語は、ユーザによって容易に持ち運ばれ、かつ無線通信が可能なあらゆる電子デバイス、コンピューティングデバイス、および/または電気通信デバイス(またはデバイスの組合せ)を包含するように広く定義され得る。
基地局(BS)110-1は、トランシーバ基地局(BTS)またはセルサイト(「セルラ基地局」)であってよく、UE120との無線通信を可能にするハードウェアを含むことができる。
本明細書で使用されるとき、「基地局」という用語は、その通常の意味の全範囲を有し、固定位置に設置され、かつ無線電話システムまたは無線システムの一部として通信するために使用される無線通信局を少なくとも含む。
基地局110の通信エリア(またはカバレッジエリア)を「セル」と呼ぶことができる。基地局110およびUE120は、無線通信技術または電気通信規格とも呼ばれる様々な無線アクセス技術(RAT)、例えば、GSM、UMTS(例えば、WCDMAもしくはTD-SCDMAエアインターフェースに関連付けられた)、LTE、LTE-Advanced(LTE-A)、5G新無線(5GNR)、HSPA、3GPP2 CDMA2000(例えば、1xRTT、1xEV-DO、HRPD、eHRPD)などのいずれかを使用して、伝送媒体を介して通信するように構成されてよい。基地局110-1がLTEのコンテキストにおいて実装される場合、基地局110-1を代わりに「eノードB」または「eNB」と呼ぶこともある。基地局110-1が5G NRのコンテキストにおいて実装される場合、基地局110-1を代わりに「gノードB」または「gNB」と呼ぶこともある。
図示のように、基地局110-1は、ネットワーク130(例えば、様々な可能性の中で、セルラサービスプロバイダのコアネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)などの電気通信ネットワーク、および/またはインターネット)と通信するように装備されていてもよい。したがって、基地局110-1は、ユーザデバイス120間の通信、および/または、ユーザデバイス120とネットワーク130との間の通信を容易にすることができる。特に、セルラ基地局110-1は、音声、SMS、および/またはデータサービスなどの様々な電気通信能力をUE120に提供することができる。
したがって、基地局110-1および同一のまたは異なるセルラ通信規格に従って動作する他の同様の基地局(基地局110-2、110-3など)は、1つまたは複数のセルラ通信規格を介して、地理的エリアにわたって、UE120および同様のデバイスに、連続性のあるまたは略連続性のある重複するサービスを提供することができる、セルのネットワークとして提供されてよい。
したがって、図1に示すように、基地局110-1は、UE120の「サービングセル」として機能することができる一方、各UE120は、「隣接セル」と呼ぶことができる1つまたは複数の他のセル(基地局110および/または任意の他の基地局によって提供され得る)から信号を受信する(場合によっては、1つまたは複数の他のセルの通信範囲内にある)こともできる。そのようなセルは、ユーザデバイス120間、および/またはユーザデバイス120とネットワーク130との間の通信を容易にすることが可能であってもよい。そのようなセルとして、「マクロ」セル、「マイクロ」セル、「ピコ」セル、および/または様々な他の粒度のサービスエリアサイズのいずれかを提供するセルが挙げられる。例えば、図1に示す基地局110-1、110-2はマクロセルであってよく、基地局110-3はマイクロセルであってよい。他の構成も可能である。
一部の実施形態において、基地局110-1は、次世代基地局、例えば、5G新無線(5G NR)基地局または「gNB」であってよい。一部の実施形態において、gNBは、レガシー発展型パケットコア(EPC)ネットワークおよび/またはNRコア(NRC)ネットワークに接続されてよい。加えて、gNBセルは、1つまたは複数の遷移および受信点(TRP)を含むことができる。加えて、5G NRに従って動作可能なUEが、1つまたは複数のgNB内の1つまたは複数のTRPに接続されてもよい。
UE120は、複数の無線通信規格を使用して通信可能であってよい。例えば、UE120は、少なくとも1つのセルラ通信プロトコル(例えば、GSM、UMTS(例えば、WCDMAもしくはTD-SCDMAエアインターフェースに関連付けられた)、LTE、LTE-A、5G NR、HSPA、3GPP2 CDMA2000(例えば、1xRTT、1xEV-DO、HRPD、eHRPD)など)に加えて、無線ネットワークプロトコル(例えば、Wi-Fi)および/またはピアツーピア無線通信プロトコル(例えば、Bluetooth、Wi-Fiピアツーピアなど)を使用して通信するように構成されてよい。UE120はまた、あるいは代わりに、1つまたは複数のグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS、例えばGPSもしくはGLONASS)、1つまたは複数のモバイルテレビ放送規格(例えば、ATSC-M/HもしくはDVB-H)、および/または、希望に応じて、任意の他の無線通信プロトコルを使用して通信するように構成されてもよい。無線通信規格の他の組合せ(3つ以上の無線通信規格を含む)も可能である。
図2は、一部の実施形態よる、ユーザ機器ルート選択ポリシー(URSP)をサポートする例示的な5Gネットワーク200を示す図である。5G新無線(NR)ネットワーク200は、ユーザ機器(UE)201、基地局(gNB)202、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)203、セッション管理機能(SMF)204、ポリシー制御機能(PCF)205、ならびに統一データ管理(UDM)206を含む。図2の例では、UE201およびそのサービング基地局(gNB)202は、無線アクセスネットワーク(RAN)220の一部に属している。アクセス層(AS)で、RAN220は、無線アクセス技術(RAT)を介してUE201に無線アクセスを提供する。非アクセス層(NAS)で、AMF203は、5Gネットワーク200における無線アクセスデバイスのアクセスおよびモビリティ管理のために、gNB202および5GC204と通信する。UE201は、無線周波(RF)トランシーバ、または異なるRAT/CNを介した異なるアプリケーションサービスのための複数のRFトランシーバを備えることができる。
5Gネットワーク200は、パケット交換(PS)インターネットプロトコル(IP)ネットワークであってよい。これは、ネットワークがIPパケット内のすべてのデータトラフィックを配信し、ユーザにIP常時接続を提供することを意味する。UE201が5Gネットワーク200に加入すると、パケットデータネットワーク(PDN)アドレス(すなわち、PDNで使用可能なアドレス)が、PDNへの接続のためにUE201に割り当てられる。4Gでは、EPSが、常時接続であるIP接続を提供するためのデフォルトEPSベアラを定義していた。5Gでは、プロトコルデータユニット(PDU)セッション確立手順は、4GのPDN接続手順の並列手順である。PDUセッション(例えば、130)は、UE201とPDU接続サービスを提供するデータネットワークとの関連を定義する。各PDUセッション130は、PDUセッションIDによって識別され、複数のQoSフローおよびQoS規則を含むことができる。
5Gネットワークのためのユーザ機器ポリシーは、ユーザ機器ルート選択ポリシー(URSP)と、アクセスネットワーク発見および選択ポリシー(ANDSP)とを含む。ユーザ機器ポリシーを、PCF205からUE201に配信することができる。PCF205は、ネットワーク挙動を管理するためのネットワークポリシーを処理する。PCF205は、サブスクリプション情報をUDM206から得る。PCF205は、モビリティコンテキストを管理するためのAMF203とセッションコンテキストを管理するためのSMF204との両方にインターフェースする。PCF205はまた、ネットワークスライシングおよびローミングのためのスキームを提供する際に重要な役割を果たす。PCF205は、URSPをトリガして、既存のまたは新しいプロトコルデータユニット(PDU)セッションのコンテキストにおいて、一定のアプリケーションをどのように処理すべきかを、UE201が決定できるようにする。ユーザ機器ポリシーを、UE201に事前設定してもよい。事前設定されたポリシーは、UE201が同一の種類のポリシーをPCF205から受信していないときにのみ、UE201によって適用されるべきである。
図3は、一部の実施形態によるUE120の簡略化したブロック図である。図3のUE120のブロック図は、可能なユーザデバイスの一例に過ぎないことに留意されたい。実施形態によれば、UE120は、他のデバイスの中でも特に、ユーザデバイス、モバイルデバイスもしくは移動局、無線デバイスもしくは無線局、デスクトップコンピュータもしくはコンピューティングデバイス、モバイルコンピューティングデバイス(例えば、ラップトップ、ノートブック、もしくは携帯型コンピューティングデバイス)、タブレット、および/またはデバイスの組合せであってよい。
図示のように、UE120は、コア機能を実行するように構成されたコンポーネントのセットを含むことができる。例えば、このコンポーネントのセットは、システムオンチップ(SOC)として実装されてよく、様々な目的のための部分を含むことができる。あるいは、このコンポーネントのセットは、様々な目的のための別個のコンポーネントまたはコンポーネントのグループとして実装されてもよい。コンポーネントのセットは、UE120の様々な他の回路に(例えば、通信可能に、直接または間接的に)接続されてもよい。
UE120は、送信機314および受信機316と通信する少なくとも1つのアンテナ312を含むことができる。あるいは、送信アンテナと受信アンテナとが別個であってもよい。UE120は、送信機314および受信機316に信号を提供し、送信機314および受信機316から信号を受信し、かつUE120の機能を制御するように構成されたプロセッサ320を含むこともできる。プロセッサ320は、送信機314および受信機316への電気リード線を介して制御信号伝送を行うことによって、送信機314および受信機316の機能を制御するように構成されてよい。同様に、プロセッサ320は、プロセッサ320をディスプレイまたはメモリなどの他の要素に接続する電気リード線を介して制御信号伝送を行うことによって、UE120の他の要素を制御するように構成されてもよい。プロセッサ320は、例えば、回路、少なくとも1つの処理コア、付属デジタル信号プロセッサを含む1つまたは複数のマイクロプロセッサ、付属デジタル信号プロセッサのない1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のコプロセッサ、1つまたは複数のマルチコアプロセッサ、1つまたは複数のコントローラ、処理回路、1つまたは複数のコンピュータ、集積回路(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)など)を含む様々な他の処理要素、あるいはこれらの組合せを含む様々な方法で具体化されてよい。したがって、図3には単一のプロセッサとして示されているが、一部の例示的な実施形態において、プロセッサ320は複数のプロセッサまたは処理コアを含むことができる。
UE120は、1つまたは複数のエアインターフェース規格、通信プロトコル、変調型、アクセス型などによって動作可能であってよい。プロセッサ320によって送受信される信号は、適用可能なセルラシステムのエアインターフェース規格、および/または、限定されないが、Wi-Fi、電気電子技術者協会(IEEE)802.11、802.16、802.3などの無線ローカルアクセスネットワーク(WLAN)技術、ADSL、DOCSISなどを含む、任意の数の異なる有線もしくは無線ネットワーク技術に従った信号伝送情報を含むことができる。加えて、これらの信号は、音声データ、ユーザ生成データ、ユーザ要求データなどを含むことができる。
例えば、UE120および/またはUE120内のセルラモデムは、様々な第1世代(1G)通信プロトコル、第2世代(2Gまたは2.5G)通信プロトコル、第3世代(3G)通信プロトコル、第4世代(4G)通信プロトコル、第5世代(5G)通信プロトコル、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)通信プロトコル(例えば、セッション初期化プロトコル(SIP))などに従って動作可能であってよい。例えば、UE120は、2G無線通信プロトコルIS-136、時分割多元接続(TDMA)、モバイル通信用グローバルシステム、GSM、IS-95、符号分割多元接続(CDMA)などに従って動作可能であってよい。加えて、例えば、UE120は、2.5G無線通信プロトコル汎用パケット無線サービス(GPRS)、エンハンストデータGSM環境(EDGE)などに従って動作可能であってよい。さらに、例えば、UE120は、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)、符号分割多元接続2000(CDMA2000)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、時分割-同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの3G無線通信プロトコルに従って動作可能であってよい。UE120は、さらに、ロングタームエボリューション(LTE)、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)などの3.9G無線通信プロトコルに従って動作可能であってよい。さらに、例えば、UE120は、LTE Advancedなどの4G無線通信プロトコル、5Gなど、および今後開発され得る同様の無線通信プロトコルに従って動作可能であってよい。
プロセッサ320は、UE120の音声/画像および論理機能を実装するための回路を含むことができることを理解されたい。例えば、プロセッサ320は、デジタル信号プロセッサデバイス、マイクロプロセッサデバイス、アナログ-デジタルコンバータ、デジタル-アナログコンバータなどを含むことができる。UE120の制御機能および信号処理機能を、それぞれの能力に従ってこれらのデバイス間で割り当てることができる。プロセッサ320は、内部音声符号器(VC)320a、内部データモデム(DM)320bなどをさらに含むことができる。さらに、プロセッサ320は、メモリに格納され得る1つまたは複数のソフトウェアプログラムを動作させる機能を含むことができる。一般に、プロセッサ320および格納されるソフトウェア命令は、UE120にアクションを実行させるように構成されてよい。例えば、プロセッサ320は、ウェブブラウザなどの接続プログラムを動作させることが可能であってよい。接続プログラムにより、UE120は、無線アプリケーションプロトコル(WAP)、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)などのプロトコルに従って、位置ベースのコンテンツなどのウェブコンテンツを送受信することができる。
UE120は、例えば、イヤホンまたはスピーカ324、リンガ322、マイクロフォン326、ディスプレイ328、ユーザ入力インターフェースなどを含む、プロセッサ320に動作可能に接続され得るユーザインターフェースを含むこともできる。ディスプレイ328は、前述したように、タッチセンサ式ディスプレイを含むことができ、ユーザは、選択を行う、値を入力するなどのためにタッチおよび/またはジェスチャすることができる。プロセッサ320は、スピーカ324、リンガ322、マイクロフォン326、ディスプレイ328などのユーザインターフェースの1つまたは複数の要素の少なくともいくつかの機能を制御するように構成されたユーザインターフェース回路を含むこともできる。プロセッサ320および/またはプロセッサ320を含むユーザインターフェース回路は、プロセッサ320がアクセス可能なメモリ、例えば、揮発性メモリ340、不揮発性メモリ342などに格納されたコンピュータプログラム命令、例えば、ソフトウェアおよび/またはファームウェアを通じて、ユーザインターフェースの1つまたは複数の要素の1つまたは複数の機能を制御するように構成されてよい。UE120は、モバイル端子に関連する様々な回路、例えば、機械的振動を検出可能な出力として提供する回路に電力供給するためのバッテリを含むことができる。ユーザ入力インターフェースは、キーパッド330(ディスプレイ328に示される仮想キーボードまたは外部接続されたキーボードであり得る)および/または他の入力デバイスなどの、UE120がデータを受信できるデバイスを含むことができる。
図3に示すように、UE120は、データを共有および/または取得するための1つまたは複数の機構を含むこともできる。例えば、UE120は、近距離無線周波(RF)トランシーバおよび/または質問機364を含むことができるため、RF技術に従って、データを電子デバイスと共有および/または電子デバイスから取得することができる。UE120は、赤外線(IR)トランシーバ366、Bluetooth(商標)(BT)無線技術を使用して動作するBluetooth(商標)トランシーバ368、無線ユニバーサルシリアルバス(USB)トランシーバ370、Bluetooth(商標)低エネルギートランシーバ、ジグビートランシーバ、ANTトランシーバ、セルラデバイス間トランシーバ、無線ローカルエリアリンクトランシーバなどの他の近距離トランシーバ、および/または任意の他の近距離無線技術を含むことができる。UE120および特に近距離トランシーバは、例えば10メートル以内のように装置の近くで、データを電子デバイスに送信し、かつ/またはデータを電子デバイスから受信可能であってよい。Wi-Fiまたは無線ローカルエリアネットワークモデムを含むUE120は、6LoWpan、Wi-Fi、低電力Wi-Fi、IEEE802.11技術、IEEE802.15技術、IEEE802.16技術などのWLAN技術を含む様々な無線ネットワーク技術に従って、データを電子デバイスに送信し、かつ/またはデータを電子デバイスから受信することが可能であってもよい。
UE120は、モバイル加入者に関連する情報要素を格納可能な、加入者識別モジュール(SIM)338、着脱式ユーザ識別モジュール(R-UIM)、eUICC、UICCなどのメモリを含むことができる。SIMに加えて、UE120は、他の着脱式および/または固定メモリを含むことができる。UE120は、揮発性メモリ340および/または不揮発性メモリ342を含むことができる。例えば、揮発性メモリ340は、ダイナミックおよび/またはスタティックRAM、オンチップまたはオフチップキャッシュメモリなどを含むランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。組込みおよび/または着脱式であり得る不揮発性メモリ342として、例えば、読み取り専用メモリ、フラッシュメモリ、磁気記憶デバイス、例えば、ハードディスク、フロッピディスクドライブ、磁気テープ、光ディスクドライブおよび/または媒体、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)などが挙げられる。揮発性メモリ340と同様に、不揮発性メモリ342は、データの一時記憶のためのキャッシュエリアを含むことができる。揮発性および/または不揮発性メモリの少なくとも一部は、プロセッサ320に組み込まれてよい。メモリは、本明細書に開示された動作を実行するための装置によって使用され得る、1つまたは複数のソフトウェアプログラム、命令、情報、データなどを格納することができる。
メモリは、UE120のモバイル機器を一意的に識別可能な国際モバイル機器識別(IMEI)コードまたはPEI(3GPP TS 23.501で定義された永久機器識別子)などの識別子を含むことができる。例示的な実施形態において、プロセッサ320は、メモリ340および/または342に格納されたコンピュータコードを使用して、プロセッサ320に本明細書に開示された動作を実行させるように構成されてよい。
本明細書に開示された実施形態の一部は、ソフトウェア、ハードウェア、アプリケーション論理、またはソフトウェア、ハードウェア、およびアプリケーション論理の組合せに実装されてよい。ソフトウェア、アプリケーション論理、および/またはハードウェアは、例えば、メモリ340、プロセッサ320、または電子コンポーネントに常駐することができる。一部の例示的な実施形態において、アプリケーション論理、ソフトウェア、または命令セットは、様々な従来のコンピュータ可読媒体のうちのいずれか1つにおいて維持される。本明細書の文脈で、「コンピュータ可読媒体」は、コンピュータもしくはデータプロセッサ回路などの命令実行システム、装置、もしくはデバイスによって使用される命令、またはそれに関連する命令を含み、格納し、通信し、伝搬し、あるいは伝送することができる任意の非一過性の媒体であってよく、図3に示す例では、コンピュータ可読媒体は、コンピュータなどの命令実行システム、装置、もしくはデバイスよって使用される命令、またはそれに関連する命令を含み、あるいは格納することができる任意の媒体であり得る非一過性のコンピュータ可読記憶媒体を含むことができる。
図4は、一部の実施形態によるネットワークノード411の簡略化したブロック図である。ネットワークノード411は、MMEまたはAMFと組み合わせた基地局であってよい。ネットワークノード411は、無線信号を送受信するアンテナ415を有する。アンテナに接続された無線周波(RF)トランシーバモジュール414は、RF信号をアンテナ415から受信し、RF信号をベースバンド信号に変換して、プロセッサ413に送信する。RFトランシーバ414はまた、プロセッサ413から受信したベースバンド信号を変換し、ベースバンド信号をRF信号に変換して、アンテナ415に送信する。プロセッサ413は、受信したベースバンド信号を処理し、ネットワークノード411において機能を実行するための異なる機能モジュールを呼び出す。メモリ412は、ネットワークノード411の動作を制御するためのプログラム命令およびデータ420を格納する。図4の例では、ネットワークノード411はまた、プロトコルスタック480と、制御機能モジュールおよび回路のセット490とを含む。PDUセッション処理回路431は、PDUセッション確立および修正手順を処理する。ポリシー制御モジュール432は、UEのポリシー規則を設定する。設定および制御回路433は、モビリティ管理およびセッション管理を含む関連する機能のUEを設定および制御するための異なるパラメータを提供する。適切なプロセッサとしては、例として、専用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連付けられた1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、および他の種類の集積回路(IC)、ならびに/または状態機械が挙げられる。
図5は、一部の実施形態による、ProSeをサポートする例示的な5Gシステムのアーキテクチャ強化を示す図である。
5Gコアネットワーク540にアクセスできないリモートUE510が、NR PC5接続515を介して、UE-ネットワーク間リレーとして機能するUE520に接続される。UE520は、NR Uu接続525を介して基地局(gNB)530に接続され、5Gコアネットワーク540にアクセスすることができる。UE-ネットワーク間リレーとして機能するUE520は、リモートUE510の代わりに、5Gコアネットワーク540および/またはデータネットワーク(DN)550に向かって/5Gコアネットワーク540および/またはデータネットワーク(DN)550から、トラフィックを中継する。一部の実施形態において、UE520は、リモートUE510のためのテザリングを実行することができる。
図6は、一部の実施形態による、UEルート選択ポリシーを提供または更新するための、UEとネットワークノードとの間の簡略化したシーケンスフローを示す図である。UEは、図1に示すUE120であっても、図5に示すUE-ネットワーク間リレー520として機能するUEであってもよい。ネットワークノードは、図1に示す基地局110であっても、図5に示すgNB530であっても、PCF(図2に示すPCF205など)を実装する任意のエンティティであってもよい。
任意にまたは加えて、ステップ610で、UEは、UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子を含むUEルート選択ポリシーを、UEのメモリに格納することができる。ステップ620で、UEは、登録し、別のPLMNにローミングし、または、UEルート選択ポリシーを提供するように要求することができる。より詳細には、ネットワークノードは、限定されないが、ステップ620のこれらの例に応答して、UEルート選択ポリシーをUEに提供するかどうかを判定する(図6には示さず)。また、ネットワークノードは、UEのUEルート選択ポリシーが変更されていること、および/または、UEルート選択ポリシーを提供/更新するための期間が経過したことを判定することができる。
ステップ630で、ネットワーク(例えば、AMFおよびgNBを介したPCF)は、UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子を含むUEルート選択ポリシーをUEに提供する。トラフィック記述子は、D2D通信のための使用を示す情報を含む。UEルート選択ポリシーおよびUEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子の例については後述する。UEは、UEルート選択ポリシーを受信し、受信したUEルート選択ポリシーを初期設定として格納するか、または以前に受信したもしくは事前に格納されたUEルート選択ポリシーを更新する。
ステップ640で、UEは、D2Dまたはテザリングの要求をD2D通信のための使用を示すURSP情報(ステップ630で受信)と照合して、UEルート選択ポリシーを選択するかどうかを判定する。ステップ640は、UE520がリモートUE510から受信したネットワークリレーとして機能するようにとの要求に応答して、またはテザリングプロセスの開始に応答して実行されてよい。
ステップ650で、UEは、UEがD2Dおよびテザリング通信をサポートするために使用する接続を設定する。例えば、UEは、PC5と5Gコアとの間でトラフィックを中継するために、リモートUE510とのNR PC5接続515および/またはgNB530とのNR Uu接続525を設定することができる。UEは、D2Dおよび/またはテザリングに関連する情報を含むトラフィック記述子に関連付けられたルート選択記述子によって定義されたパラメータを使用することができる。パラメータの例として、限定されないが、S-NSSAI、DNN、SSCモード、PDUセッション型、NR PC5接続を介した直接ProSe通信と間接ProSe通信との間の経路選択規則、セキュリティ証明書、ならびにNR PC5接続のためのパラメータが挙げられる。
図7Aは、一部の実施形態による、UEルート選択ポリシーを提供する方法のフローチャートである。方法は、デバイス間(D2D)通信(例えば、ProSeまたはUE-ネットワーク間リレー)をサポートする無線通信システム(図1に示す無線通信システム100または図2に示す5Gシステム200など)のネットワークノード(図1に示す基地局110または図2に示すPCF205など)によって実行されてよい。
ステップ710で、ネットワークノード110は、UEルート選択ポリシーをUE120に提供するかどうかを判定する。一部の例において、ネットワークノードは、UE120が無線通信システム100に登録したこと、またはUE120が別のPLMNにローミングすることを判定することができる。他の例において、ネットワークノード110は、UE120のUEルート選択ポリシーが変更されたこと、または期間が経過したことを判定することができる。言い換えると、ネットワークノードは、所与の期間にUEルート選択ポリシーを更新することができる。また、UE120は、ネットワークノード110にUEルート選択ポリシーを提供するように要求することができる。
ステップ720で、ネットワークノード110は、ステップ710の判定に応答して、UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子を含むUEルート選択ポリシーをUE120に提供する。トラフィック記述子は、D2D通信のための使用を示す情報を含む。UEルート選択ポリシーおよびUEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子の例については後述する。
図7Bは、一部の実施形態による、UEルート選択ポリシーを受信する方法のフローチャートである。方法は、デバイス間(D2D)通信(例えば、ProSeまたはUE-ネットワーク間リレー)をサポートする無線通信システム(図1に示す無線通信システム100または図2に示す5Gシステム200など)のUE(図1に示すUE120または図2に示すUE201など)によって実行されてよい。
ステップ730で、UE120は、UE120がD2D通信のために使用するトラフィック記述子を含むUEルート選択ポリシーをネットワークノード110から受信する。他の例において、加えてまたは任意で、UE120は、UEルート選択ポリシーをメモリに事前に格納することができる。トラフィック記述子は、D2D通信のための使用を示す情報を含む。UEルート選択ポリシーおよびUEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子の例については後述する。
UE120が無線通信システム100に登録したとき、UE120が別のPLMNにローミングするとき、および/またはUE120がネットワークノード110にUEルート選択ポリシーを提供するように要求するときに、UE120は、ネットワークノード110を介して無線通信システム100からUEルート選択ポリシーを受信することができる。また、UEルート選択ポリシーが変更されたとき、および/または期間が経過したときに、UE120は、ネットワークノード110からUEルート選択ポリシーを受信することができる。
ステップ740で、UEは、D2Dまたはテザリングの要求をD2D通信のための使用を示すURSP情報(ステップ730で受信)と照合して、UEルート選択ポリシーを選択するかどうかを判定する。ステップ740は、UE520がリモートUE510から受信したネットワークリレーとして機能するようにとの要求に応答して、またはテザリングプロセスの開始に応答して実行されてよい。UEルート選択ポリシーまたはトラフィック記述子を選択すると、UE120は、UEルート選択ポリシーまたはトラフィック記述子に含まれるパラメータを使用して、PC5と5Gコアとの間でトラフィックを中継するために、リモートUE510とのNR PC5接続515および/またはgNB530とのNR Uu接続525を設定することができる。
このようにして、UE120は、UE120を無線通信システム100に接続するUE-ネットワーク間リレーとして機能することができ、UE120に接続されているが無線通信システム100にアクセスできないリモートUE510の代わりに、無線通信システム100に向かって/無線通信システム100からトラフィックを中継する。他の実施形態において、UE120は、リモートUE510のためのテザリングを実行する。
一部の実施形態において、以下でより詳細に説明するように、トラフィック記述子は、使用する接続の能力を示す接続能力情報を含む。接続能力情報は、D2D通信のための使用を示す情報(例えば、「ProSe」、テザリングなど)を表す値を含むことができる。したがって、値は、ProSe(またはテザリング)を、使用する接続の能力として示す。他の実施形態において、トラフィック記述子は、D2D通信のための使用を示す情報を表すテザリング能力情報を含む。テザリング能力情報は、D2D通信のために使用するテザリング方法(例えば、ProSe、Bluetooth(商標)など)を各々示す1つまたは複数の値を含む。
一部の実施形態において、UEルート選択ポリシーは、D2D通信を中継するための使用を示す情報を含むトラフィック記述子に関連付けられた1つまたは複数のルート選択記述子を含む。ルート選択記述子は、D2D通信を中継するためにUEが使用する接続を設定するためのパラメータを定義する。例示的なパラメータとして、S-NSSAI、DNN、SSCモード、PDUセッション型、PC5接続を介した直接近接性ベースサービス通信と間接近接性ベースサービス通信との間の経路選択規則、セキュリティ証明書、ならびにProSeのPC5接続のためのパラメータが挙げられる。
UEルート選択ポリシー情報に関し、参照により本明細書に全体が組み込まれているTR23.503を参照する。TS23.503の6.6.2項に、UEルート選択ポリシー情報が規定されている。このUEルート選択ポリシー情報は、無線通信ネットワーク(例えば5Gシステムネットワーク)においてPCFによって維持されるデータ要素であり、特にUEがネットワークから要求するPDUセッションのパラメータに関するUEの決定を導くために、UEに配信される。必要なとき、すなわち、新しいUEが最初に登録されたとき、UEが別のPLMNにローミングするとき、または特定のUEのポリシーが可能性の一部のみを指定するように変更されたときに、PCFは、現在のUE位置における最新の適用可能なポリシーによりUEを更新する。
UEルート選択ポリシーにより、PCFは、TS23.503の表6.6.2.1-2に例示されている一定のトラフィック記述子に基づいて適用する、優先ルート選択ポリシーを設定することができる。トラフィック記述子として、特に、オペレーティングシステムおよびアプリケーション記述子、ターゲットアドレス、ターゲットDNN、および接続能力を識別するIP記述子ならびに非IP記述子などのパラメータが挙げられる。
3GPPまたは非3GPPを介した接続を設定するときに、UEは、意図した接続要求をトラフィック記述子と照合し、トラフィック記述子が意図した通信パラメータにマッチする場合に、最優先のUEルート選択ポリシー規則を識別する。有効な最優先のUEルート選択ポリシー規則が識別されると、UEは、所望の接続を設定するためのルート選択記述子の関連リスト内のプロトコルパラメータを使用する。ルート選択記述子パラメータは、TS23.503の表6.6.2.1-3に例示され、SSCモード、S-NSSAIによって識別されたネットワークスライス、PDUセッション型、ノンシームレスのオフロード表示、3GPPと非3GPPとの間のアクセス型の選好を含む。
例えば、TS23.503、6.6.2項に規定されたUEルート選択ポリシーは、以下で説明するように拡張されてよい。UEルート選択ポリシーは、UEがUE-ネットワーク間リレーとして機能する場合、またはUEがテザリングを行う場合に特定のポリシーを定義するように拡張されてよい。前述したように、UEルート選択ポリシーは、UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子を含み、トラフィック記述子はD2D通信のための使用を示す情報を含むように拡張されてよい。
一部の例において、トラフィック記述子部分(トラフィック記述子とも呼ぶ)は、例えば、限定されないが、UE-ネットワーク間リレーとして機能するとき、または他の形態のトラフィックテザリングをサポートするとき(UEがホストするWiFi/WLANAP(アクセスポイント)に接続されたPCなどの別のデバイスの代わりに、UEがトラフィックを中継するときなど)に、UEがProSe接続を使用すべきであることのトラフィック記述子を識別するように拡張されてよい。トラフィック記述子部分は、ProSe接続に対して適用するルート選択記述子パラメータを判定するためにどのトラフィック記述子を使用するかを判定するときに、UEによって適用される。
一部の例において、ルート選択記述子部分(ルート選択記述子とも呼ぶ)は、ProSe接続に必要な追加のパラメータを含むように拡張されてよい。ルート選択記述子部分は、TS23.503に記載されたルート選択記述子のリストが、必要なProSe通信パラメータ(PC5インターフェースを介したProSe UE-ネットワーク間接続を設定するために必要な認証情報など)をすべて網羅しているわけではない場合に、ルート選択記述子の拡張部となる。
トラフィック記述子部分の例を表1に示す。表1に示すように、接続能力記述子は、D2D通信のための使用を示す新しい値を有することができる。非限定的な例によれば、「ProSe」を新しい値として使用することができる(表1の注4参照)。
Figure 2023520810000002

Figure 2023520810000003
トラフィック記述子部分の別の例を表2に示す。表2に示すように、UEルート選択ポリシー規則は、任意の種類のテザリング接続のために使用可能な新しいトラフィック記述子(指定されたテザリング能力)によって拡張されてよい。新しいトラフィック記述子は、UEにより、ProSeおよびBluetooth(商標)を含むがこれらに限定されない意図したテザリング方法に関連する情報と照合されてよい。
Figure 2023520810000004

Figure 2023520810000005
UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子を、表1または表2に示すように、2つの代替的方法で符号化することができる。UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子をどちらの方法で符号化するかに関わらず、UEは、マッチする規則を識別するときに、この新しい情報も評価する。ルート選択記述パラメータの関連するリストは、ProSeまたはテザリング接続確立(例えば、S-NSSAI、DNN、PC5を介した直接通信と間接ProSe通信との間の経路選択規則など)のためのパラメータを含む。
ルート選択記述子部分の例を表3に示す。表3に示すように、ルート選択記述子部分のリストは、例えばProSePC5を介してテザリング特有のルート選択記述パラメータを示すテザリングパラメータを含むように拡張されてよい。ルート選択記述パラメータは、セキュリティ証明書、経路選択の選好などを含むことができる。UEは、適用可能なトラフィック記述子に関連付けられたルート選択記述のリストを識別すると、そのルート選択記述のリスト内のパラメータを使用して接続を設定し、UEは、ProSeのために使用されるDNNおよびS-NSSAIなどのProSe関連パラメータ(直接3GPPまたは非3GPP接続を介して同一の適用のために使用されるものとは異なっていてよい)、およびProSe(および他の)テザリングの場合に特有のテザリングパラメータも使用する。
Figure 2023520810000006

Figure 2023520810000007
本明細書に記載の主題は、所望の構成に応じて、システム、装置、方法、および/または物品において具体化することができる。例えば、本明細書に記載のユーザ機器(またはその中の1つまたは複数のコンポーネント)および/またはプロセスは、プロセッサ実行プログラムコード、特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、組込みプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および/またはそれらの組合せのうちの1つまたは複数を使用して実装されてよい。これらの様々な実装形態は、1つまたは複数のコンピュータプログラムにおける実装形態を含むことができ、1つまたは複数のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのプログラム可能プロセッサを含むプログラム可能システムで実行可能および/または解釈可能であり、少なくとも1つのプログラム可能プロセッサは、専用または汎用であり、記憶システム、少なくとも1つの入力デバイス、および少なくとも1つの出力デバイスに接続されて、これらからデータおよび命令を受信し、これらにデータおよび命令を送信することができる。これらのコンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、アプリケーション、コンポーネント、プログラムコード、またはコードとしても知られる)は、プログラム可能プロセッサ用の機械命令を含み、高次手続き型言語および/またはオブジェクト指向プログラミング言語で、ならびに/あるいはアセンブリ/機械言語で実装されてよい。本明細書で使用されるとき、「コンピュータ可読媒体」という用語は、機械命令を受信する機械可読媒体を含むプログラム可能プロセッサに機械命令および/またはデータを提供するために使用される任意のコンピュータプログラム製品、機械可読媒体、コンピュータ可読記憶媒体、装置および/またはデバイス(例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD))を指す。同様に、プロセッサと、プロセッサに接続されたメモリとを含むことができるシステムも、本明細書に記載される。メモリは、プロセッサに本明細書に記載の動作のうちの1つまたは複数を実行させる1つまたは複数のプログラムを含むことができる。
いくつかの変形形態を詳細に前述したが、他の修正または追加が可能である。特に、本明細書に記載の特徴および/または変形形態に加えて、さらなる特徴および/または変形形態を提供することができる。さらに、上記の実装態様は、開示された特徴の様々な組合せおよび部分的組合せ、ならびに/または上記に開示された、いくつかのさらなる特徴の組合せおよび部分的組合せを対象とすることができる。他の実施形態が、以下の特許請求の範囲に含まれていてよい。
必要に応じて、本明細書に記載の様々な機能は、異なる順序で実行されても、かつ/または互いに同時に実行されてもよい。さらに、必要に応じて、前述の機能のうちの1つまたは複数は、任意であってもよく、または組み合わされてもよい。一部の実施形態の様々な態様が、独立請求項において説明されるが、一部の実施形態の他の態様は、特許請求の範囲において明示的に説明される組合せだけでなく、説明される実施形態および/または従属請求項の特徴と独立請求項の特徴との他の組合せを含む。本明細書において、上記は例示的な実施形態を説明するが、これらの説明は、限定的な意味で考察されるべきではないことにも留意されたい。むしろ、添付の特許請求の範囲において定義される一部の実施形態の範囲から逸脱することなく、いくつかの変形および修正を行うことができる。他の実施形態が、以下の特許請求の範囲に含まれていてよい。「~に基づいて」という用語は、「少なくとも~に基づいて」を含む。「~など」の句の使用は、別段の指示がない限り「例えば~など」を意味する。

Claims (23)

  1. デバイス間(D2D)通信をサポートする無線通信システムのネットワークノードであって
    少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備え、
    前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ネットワークノードに、少なくとも、
    前記無線通信システムのユーザ機器(UE)に対して、前記UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子を含むUEルート選択ポリシーを提供させ、前記トラフィック記述子はD2D通信のための使用を示す情報を含む、ネットワークノード。
  2. 前記トラフィック記述子は、使用する接続の能力を示す接続能力情報を含み、前記接続能力情報は、D2D通信のための使用を示す前記情報を表す値を含む、請求項1に記載のネットワークノード。
  3. 前記値は、前記無線通信システムの近接性ベースサービスを、前記使用する接続の能力として示す、請求項2に記載のネットワークノード。
  4. 前記トラフィック記述子は、D2D通信のための使用を示す前記情報を表すテザリング能力情報を含み、前記テザリング能力情報は、D2D通信のために使用するテザリング方法を各々示す1つまたは複数の値を含む、請求項1に記載のネットワークノード。
  5. 前記1つまたは複数の値は、前記無線通信システムの近接性ベースサービスを前記テザリング方法として示す値、およびBluetoothを前記テザリング方法として示す値を含む、請求項4に記載のネットワークノード。
  6. 前記UEルート選択ポリシーは、D2D通信を中継するための使用を示す情報を含む前記トラフィック記述子に関連付けられた1つまたは複数のルート選択記述子をさらに含み、各ルート選択記述子は、D2D通信を中継するために前記UEが使用する接続を設定するためのパラメータを定義する、請求項1~5のいずれか1項に記載のネットワークノード。
  7. 前記パラメータは、シングルネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)、データネットワーク名(DNN)、PC5接続を介した直接近接性ベースサービス通信と間接近接性ベースサービス通信との間の経路選択規則、セキュリティ証明書、ならびに前記無線通信システムの近接性ベースサービスの前記PC5接続のためのパラメータのうちの1つまたは複数を含む、請求項6に記載のネットワークノード。
  8. 前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記ネットワークノードに、前記UEが前記無線通信システムに登録したこと、前記UEが別の公衆陸上移動体通信網(PLMN)にローミングすること、前記UEの前記UEルート選択ポリシーが変更されたこと、前記UEが前記UEルート選択ポリシーを提供するように要求すること、および期間が経過したことのうちの1つを判定したことに応答して、前記UEルート選択ポリシーを提供させる、請求項1~7のいずれか1項に記載のネットワークノード。
  9. 前記UEは、前記UEを前記無線通信システムに接続し、かつリモートUEの代わりに前記無線通信システムに向かって/前記無線通信システムからトラフィックを中継するUE-ネットワーク間リレーとして機能し、または、前記UEは、前記リモートUEのためのテザリングを実行し、前記リモートUEは、前記UEに接続されるが、前記無線通信システムにアクセスすることはできない、請求項1~8のいずれか1項に記載のネットワークノード。
  10. 前記無線通信システムは5Gシステムであり、前記D2D通信は近接性ベースサービスである、請求項1~8のいずれか1項に記載のネットワークノード。
  11. デバイス間(D2D)通信をサポートする無線通信システムのユーザ機器(UE)であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備え、
    前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記UEに、少なくとも、
    前記UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子を含むUEルート選択ポリシーを、前記無線通信システムのネットワークノードから受信させ、または前記少なくとも1つのメモリに格納させ、前記トラフィック記述子はD2D通信のための使用を示す情報を含む、ユーザ機器。
  12. 前記トラフィック記述子は、使用する接続の能力を示す接続能力情報を含み、前記接続能力情報は、D2D通信のための使用を示す前記情報を表す値を含む、請求項11に記載のUE。
  13. 前記値は、前記無線通信システムの近接性ベースサービスを、前記使用する接続の能力として示す、請求項12に記載のUE。
  14. 前記トラフィック記述子は、D2D通信のための使用を示す前記情報を表すテザリング能力情報を含み、前記テザリング能力情報は、D2D通信のために使用するテザリング方法を各々示す1つまたは複数の値を含む、請求項11に記載のUE。
  15. 前記1つまたは複数の値は、前記無線通信システムの近接性ベースサービスを前記テザリング方法として示す値、およびBluetoothを前記テザリング方法として示す値を含む、請求項14に記載のUE。
  16. 前記UEルート選択ポリシーは、D2D通信を中継するための使用を示す情報を含む前記トラフィック記述子に関連付けられた1つまたは複数のルート選択記述子をさらに含み、各ルート選択記述子は、D2D通信を中継するために前記UEが使用する接続を設定するためのパラメータを定義する、請求項11~15のいずれか1項に記載のUE。
  17. 前記パラメータは、シングルネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)、データネットワーク名(DNN)、PC5接続を介した直接近接性ベースサービス通信と間接近接性ベースサービス通信との間の経路選択規則、セキュリティ証明書、ならびに前記無線通信システムの近接性ベースサービスの前記PC5接続のためのパラメータのうちの1つまたは複数を含む、請求項16に記載のUE。
  18. 前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記UEに、さらにD2Dまたはテザリングの要求をD2D通信のための使用を示す前記情報と照合させて、前記UEルート選択ポリシーを選択するかどうかを判定させる、請求項11~17のいずれか1項に記載のUE。
  19. 前記UEは、前記UEを前記無線通信システムに接続し、かつリモートUEの代わりに前記無線通信システムに向かって/前記無線通信システムからトラフィックを中継するUE-ネットワーク間リレーとして機能し、または、前記UEは、前記リモートUEのテザリングを実行し、前記リモートUEは、前記UEに接続されるが、前記無線通信システムにアクセスすることはできない、請求項11~18のいずれか1項に記載のUE。
  20. 前記無線通信システムは5Gシステムであり、前記D2D通信は近接性ベースサービスである、請求項11~18のいずれか1項に記載のUE。
  21. デバイス間(D2D)通信をサポートする無線通信システムのネットワークノードにおける方法であって、
    前記無線通信システムのユーザ機器(UE)に対して、前記UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子を含むUEルート選択ポリシーを提供することを含み、前記トラフィック記述子はD2D通信のための使用を示す情報を含む、方法。
  22. デバイス間(D2D)通信をサポートする無線通信システムのユーザ機器(UE)における方法であって、
    前記UEがD2D通信のために使用するトラフィック記述子を含むUEルート選択ポリシーを、前記無線通信システムのネットワークノードから受信すること、または前記UEの少なくとも1つのメモリに格納することを含み、前記トラフィック記述子はD2D通信のための使用を示す情報を含む、方法。
  23. プログラムがコンピュータ上で実行されたときに、請求項21または22に記載の方法を実行するための、コンピュータ可読媒体に格納されたプログラム命令を含む、コンピュータプログラム製品。
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