JP2023519695A - エアロゾル生成装置 - Google Patents

Abstract

エアロゾル生成物品を加熱し、エアロゾルを生成するエアロゾル生成装置は、ケース；ケースに配置されて熱を発生させるヒータ；ケースに配置され、エアロゾル生成物品を収容する空洞を含む支持体；支持体の内周面に形成され、空洞に収容されるエアロゾル生成物品の外周面が取り囲まれるように、空洞の円周方向に沿って延びるリブ；及び空気が空洞に流入されるようにケースと支持体との間に形成される気流経路；を含む。

Description

本発明は、エアロゾル生成物品を加熱し、エアロゾルを生成するエアロゾル生成装置に関する。

最近、伝統的なタバコの代替方法に対する要求が増加している。例えば、燃焼なしにエアロゾル生成物質を加熱し、エアロゾルを生成するエアロゾル生成装置に対する要求が増加している。これにより、加熱式エアロゾル生成装置に対する研究が活発に進められている。

エアロゾル生成装置の使用時、エアロゾル生成物品（例えば、シガレット）に熱が加えられることで、エアロゾル生成物品の断面形状が経時的に変形されうる。エアロゾル生成物品の断面形状が不規則に変形されつつ、エアロゾルの成分の移行量が経時的に不規則に変わる。結果として、エアロゾル生成装置を使用する間、タバコ味と霧化量とが一定に保持されない。

また、エアロゾル生成物品とエアロゾル生成装置との間に隙間が形成され、これにより、気流経路が予期せず生成される。特に、エアロゾル生成物品の形状の断面が不規則に変形されるので、隙間に流入される空気の量が不規則になる。その場合、喫煙過程でエアロゾルの生成に使用されるエアロゾル生成物質の量が一定していない場合もある。

また、エアロゾル生成物品がエアロゾル生成装置に正しい方向に挿入されない場合、エアロゾルの成分の移行量が毎度異なってもいる。また、エアロゾル生成物品が唇に付く場合、エアロゾル生成物品が意図せずエアロゾル生成装置の外部に離脱する。

本実施例が解決しようとする課題は、前述したような技術的課題に限定されず、以下の実施例からさらに他の技術的課題が類推されうる。

実施例は、エアロゾル生成物品がエアロゾル生成装置に挿入される方向をエアロゾル生成装置の既設定の整列位置に対して整列し、エアロゾル生成装置に挿入されたエアロゾル生成物品の位置を固定するエアロゾル生成装置を提供する。

実施例は、エアロゾル生成装置の使用過程でエアロゾル生成物品の断面形状を一定に保持し、予期せぬ気流経路の生成を防止するエアロゾル生成装置を提供する。

上述した課題を解決するための一実施例に係わるエアロゾル生成装置は、ケース；前記ケースに配置されて熱を発生させるヒータ；前記ケースに配置され、エアロゾル生成物品を収容する空洞を含む支持体；前記支持体の内周面に形成され、前記空洞に収容されるエアロゾル生成物品の外周面が取り囲まれるように前記空洞の円周方向に沿って延びるリブ；及び空気が空洞内部に流入されるように前記ケースと前記支持体との間に形成される気流経路；を含む。

実施例に係わるエアロゾル生成装置は、エアロゾル生成装置へのエアロゾル生成物品の挿入をガイドしてエアロゾル生成装置に挿入されたエアロゾル生成物品を固定することで、一定のタバコ味と霧化量とを提供することができる。

また、実施例に係わるエアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物品の断面形状を一定に保持し、所望しない気流経路の生成を防止することで、一定成分のエアロゾルを生成することができる。

エアロゾル生成装置にシガレットが挿入された例を示す図面である。 エアロゾル生成装置にシガレットが挿入された例を示す図面である。 エアロゾル生成装置にシガレットが挿入された例を示す図面である。 シガレットの一例を示す図面である。 一実施例に係わるエアロゾル生成装置の断面図である。 図５に図示された支持体の斜視図である。 図５に図示された支持体の断面図である。 比較例として作製されたエアロゾル生成装置の平面図である。 図８ＡのＡ部分の拡大斜視図である。 図８Ａに図示されたエアロゾル生成装置にエアロゾル生成物品が挿入された状態の支持体の断面図である。 一実施例に係わるエアロゾル生成装置の平面図である。 図９ＡのＢ部分の拡大斜視図である。 図９Ａに図示されたエアロゾル生成装置にエアロゾル生成物品が挿入された状態の支持体の断面図である。 他の実施例に係わるエアロゾル生成装置の断面図である。

実施例で使用される用語は、本発明での機能を考慮しながら可能な限り、現在広く使用される一般的な用語を選択したが、それは、当分野に従事する技術者の意図または判例、新たな技術の出現などによっても異なる。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合、当該発明の説明部分において、詳細にその意味を記載する。したがって、本発明で使用される用語は、単なる用語の名称ではない、その用語が有する意味と、本発明の全般にわたる内容とに基づいて定義されねばならない。

明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、それは、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいということを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…モジュール」などの用語は、少なくとも１つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアによって具現されるか、あるいは、ハードウェアとソフトウェアとの結合によっても具現される。

本明細書で使用されたように、「少なくともいずれか１つの」のような表現が配列された構成要素の前に位置するとき、配列されたそれぞれの構成ではない全体構成要素を修飾する。例えば、「ａ、ｂ、及びｃのうち、少なくともいずれか１つ」という表現は、ａ、ｂ、ｃ、またはａとｂ、ａとｃ、ｂとｃ、またはａとｂとｃを含むと解釈せねばならない。

「エアロゾル生成物品」という用語は、エアロゾル生成物品を吸い込む者によって吸煙するように設計された製品を意味する。エアロゾル生成物品は、燃焼なしにエアロゾルを生成するエアロゾル生成材料を含む。例えば、少なくとも１つのエアロゾル生成物品は、エアロゾル生成装置に積載され、エアロゾル生成装置によって加熱されるとき、エアロゾルを生成することができる。エアロゾル生成物品の形状の大きさ、材質及び構造は、実施例によっても異なる。エアロゾル生成物品の例示は、シガレット形状の物質及びカートリッジを含んでもよいが、それに制限されるものではない。以下、「シガレット」（すなわち、「一般的な」、「伝統的な」または「燃焼される」のような修飾語なしに単独で使用される場合）は、伝統の燃焼型シガレットと類似した形状及び大きさを有するエアロゾル生成物品を意味する。

以下、添付図面に基づいて本発明の実施例について本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施可能なように詳細に説明する。しかし、本発明は、様々な互いに異なる形態によって具現され、ここで説明する実施例に限定されない。

以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。

図１ないし図３は、エアロゾル生成装置にシガレットが挿入された例を示す図面である。

図１を参照すれば、エアロゾル生成装置１０は、バッテリ１１、制御部１２及びヒータ２００を含む。図２及び図３を参照すれば、エアロゾル生成装置１０は、蒸気化器１３をさらに含む。また、エアロゾル生成装置１０の内部空間には、シガレット２０が挿入されうる。

図１ないし図３に図示されたエアロゾル生成装置１０には、本実施例に係わる構成要素が図示されている。したがって、図１ないし図３に図示された構成要素以外に他の汎用的な構成要素がエアロゾル生成装置１０にさらに含まれるということを、本実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者であれば、理解できるであろう。

また、図２及び図３には、エアロゾル生成装置１０にヒータ２００が含まれていると図示されているが、必要によって、ヒータ２００は、省略されうる。

図１には、バッテリ１１、制御部１２及びヒータ２００が一列に配置されていると図示されている。また、図２には、バッテリ１１、制御部１２、蒸気化器１３及びヒータ２００が一列に配置されていると図示されている。また、図３には、蒸気化器１３及びヒータ２００が並列に配置されていると図示されている。しかし、エアロゾル生成装置１０の内部構造は、図１ないし図３に図示されたところに限定されない。すなわち、エアロゾル生成装置１０の設計によって、バッテリ１１、制御部１２、ヒータ２００及び蒸気化器１３の配置は、変更されうる。

シガレット２０（ａｅｒｏｓｏｌ ｇｅｎｅｒａｔｉｎｇ ａｒｔｉｃｌｅ）がエアロゾル生成装置１０に挿入されれば、エアロゾル生成装置１０は、ヒータ２００及び／または蒸気化器１３を作動させ、シガレット２０及び／または蒸気化器１３からエアロゾルを発生させうる。ヒータ２００及び／または蒸気化器１３によって発生したエアロゾルは、シガレット２０を通過してユーザに伝達される。

必要によって、シガレット２０がエアロゾル生成装置１０に挿入されていない場合にも、エアロゾル生成装置１０は、ヒータ２００を加熱することができる。

バッテリ１１は、エアロゾル生成装置１０の動作に用いられる電力を供給する。例えば、バッテリ１１は、ヒータ２００または、蒸気化器１３が加熱されるように電力を供給し、制御部１２の動作に必要な電力を供給する。また、バッテリ１１は、エアロゾル生成装置１０に設けられたディスプレイ、センサ、モータなどの動作に必要な電力を供給する。

制御部１２は、エアロゾル生成装置１０の動作を全般的に制御する。具体的に、制御部１２は、バッテリ１１、ヒータ２００及び蒸気化器１３だけではなく、エアロゾル生成装置１０に含まれた他の構成の動作を制御する。また、制御部１２は、エアロゾル生成装置１０の構成それぞれの状態を確認し、エアロゾル生成装置１０が動作可能な状態である否かを判断する。

制御部１２は、少なくとも１つのプロセッサを含む。プロセッサは、多数の論理ゲートのアレイによっても具現され、汎用的なマイクロプロセッサと、該マイクロプロセッサで実行されうるプログラムが保存されたメモリの組合わせによっても具現される。また、他の形態のハードウェアによっても具現されるということを、当該実施例が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、理解できるであろう。

ヒータ２００は、バッテリ１１から供給された電力によって加熱されうる。例えば、シガレットがエアロゾル生成装置１０に挿入されれば、ヒータ２００は、シガレットの外部に位置する。したがって、加熱されたヒータ２００は、シガレット内のエアロゾル生成物質の温度を上昇させうる。

ヒータ２００は、電気抵抗性ヒータでもある。例えば、ヒータ２００には、導電性トラック（ｔｒａｃｋ）を含み、導電性トラックに電流が流れることにより、ヒータ２００が加熱されうる。しかし、ヒータ２００は、上述した例に限定されず、所望温度まで加熱されるものであれば、制限なしに該当しうる。ここで、所望温度は、エアロゾル生成装置１０に予め設定されていてもよく、ユーザによって所望の温度に設定されうる。

一方、他の例として、ヒータ２００は、誘導加熱式ヒータでもある。具体的に、ヒータ２００には、シガレットを誘導加熱方式で加熱するための導電性コイルを含み、シガレットは、誘導加熱式ヒータによって加熱されるサセプタを含む。

例えば、ヒータ２００は、管状加熱要素、板状加熱要素、針状加熱要素または棒状加熱要素を含み、加熱要素の形状によってシガレット２０の内部または外部を加熱することができる。

また、エアロゾル生成装置１０には、ヒータ２００が複数個配置されうる。この際、複数個のヒータ２００は、シガレット２０の内部に挿入されるようにも配置され、シガレット２０の外部にも配置されうる。また、複数個のヒータ２００のうち、一部は、シガレット２０の内部に挿入されるように配置され、残りは、シガレット２０の外部に配置されうる。また、ヒータ２００の形状は、図１ないし図３に図示された形状に限定されず、多様な形状にも作製される。

蒸気化器１３は、液状組成物を加熱し、エアロゾルを生成し、生成されたエアロゾルは、シガレット２０を通過してユーザに伝達されうる。すなわち、蒸気化器１３によって生成されたエアロゾルは、エアロゾル生成装置１０の気流通路に沿って移動し、気流通路は、蒸気化器１３によって生成されたエアロゾルがシガレットを通過してユーザに伝達されるように構成されうる。

例えば、蒸気化器１３は、液体保存部、液体伝達手段及び加熱要素を含んでもよいが、それらに限定されない。例えば、液体保存部、液体伝達手段及び加熱要素は、独立したモジュールとしてエアロゾル生成装置１０に含まれうる。

液体保存部は、液状組成物を保存することができる。例えば、液状組成物は、揮発性タバコ香成分を含むタバコ含有物質を含む液体でもあり、非タバコ物質を含む液体でもある。液体保存部は、蒸気化器１３から／に脱／付着するように作製され、蒸気化器１３と一体として作製されうる。

例えば、液状組成物は、水、ソルベント、エタノール、植物抽出物、香料、香味剤、または、ビタミン混合物を含む。香料は、メントール、ペパーミント、スペアミントオイル、各種果物の香り成分などを含んでもよいが、それらに制限されるものではない。香味剤は、ユーザに多様な香味または風味を提供する成分を含む。ビタミン混合物は、ビタミンＡ、ビタミンＢ、ビタミンＣ及びビタミンＥのうち、少なくとも１つが混合されたものでもあるが、それらに制限されるものではない。また、液状組成物は、グリセリン及びプロピレングリコールのようなエアロゾル形成剤を含む。

液体伝達手段は、液体保存部の液状組成物を加熱要素に伝達する。例えば、液体伝達手段は、綿繊維、セラミック繊維、ガラス繊維、多孔性セラミックのような芯（ｗｉｃｋ）にもなるが、それらに限定されるものではない。

加熱要素は、液体伝達手段によって伝達される液状組成物を加熱するための要素である。例えば、加熱要素は、金属熱線、金属熱板、セラミックヒータなどにもなるが、それらに限定されない。また、加熱要素は、ニクロム線のような伝導性フィラメントで構成され、液体伝達手段に巻かれる構造によって配置されうる。加熱要素は、電流供給によって加熱され、加熱要素と接触された液体組成物に熱を伝達し、液体組成物を加熱することができる。その結果、エアロゾルが生成されうる。

例えば、蒸気化器１３は、カトマイザ（ｃａｒｔｏｍｉｚｅｒ）または霧化器（ａｔｏｍｉｚｅｒ）とも称されるが、それに限定されない。

一方、エアロゾル生成装置１０は、バッテリ１１、制御部１２、ヒータ２００及び蒸気化器１３以外に、汎用的な構成をさらに含んでもよい。例えば、エアロゾル生成装置１０は、視覚情報の出力が可能なディスプレイ及び／または触覚情報の出力のためのモータを含む。また、エアロゾル生成装置１０は、少なくとも１つのセンサ（パフ感知センサ、温度感知センサ、シガレット挿入感知センサなど）を含む。また、エアロゾル生成装置１０は、シガレット２０が挿入された状態でも外部空気が流入されるか、内部気体が流出される構造によっても作製される。

図１ないし図３には、図示されていないが、エアロゾル生成装置１０は、別途のクレードルと共にシステムを構成してもよい。例えば、クレードルは、エアロゾル生成装置１０のバッテリ１１の充電に用いられうる。または、クレードルとエアロゾル生成装置１０が結合された状態でヒータ２００が加熱されうる。

シガレット２０は、一般的な燃焼型シガレットと類似してもいる。例えば、シガレット２０は、エアロゾル生成物質を含む第１部分とフィルタなどを含む第２部分に区分されうる。または、シガレット２０の第２部分にもエアロゾル生成物質が含まれうる。例えば、顆粒またはカプセルの形態に作られたエアロゾル生成物質が第２部分に挿入されうる。

エアロゾル生成装置１０の内部には、第１部分の全体が挿入され、第２部分は、外部に露出されうる。または、エアロゾル生成装置１０の内部に第１部分の一部だけ挿入され、また第１部分の全体及び第２部分の一部が挿入されうる。ユーザは、第２部分を口にした状態でエアロゾルを吸い込む。この際、エアロゾルは、外部空気が第１部分を通過することで生成され、生成されたエアロゾルは、第２部分を通過してユーザの口に伝達される。

一例として、外部空気は、エアロゾル生成装置１０に形成された少なくとも１つの空気通路を介して流入されうる。例えば、エアロゾル生成装置１０に形成された空気通路の開閉及び／または、空気通路の大きさは、ユーザによって調節されうる。これにより、霧化量、喫煙感などがユーザによって調節されうる。他の例として、外部空気は、シガレット２０の表面に形成された少なくとも１つの孔（ｈｏｌｅ）を通じてシガレット２０の内部に流入されうる。

以下、図４を参照して、シガレット２０の一例について説明する。

図４は、シガレットの一例を示す図面である。

図４を参照すれば、シガレット２０は、タバコロッド２１及びフィルタロッド２２を含む。図１ないし図３を参照して上述した第１部分は、タバコロッド２１を含み、第２部分は、フィルタロッド２２を含む。

図４には、フィルタロッド２２が単一セグメントとして図示されているが、それに限定されない。すなわち、フィルタロッド２２は、複数のセグメントで構成されうる。例えば、フィルタロッド２２は、エアロゾルを冷却する第１セグメント及びエアロゾル内に含まれた所定の成分をフィルタリングする第２セグメントを含む。また、必要によって、フィルタロッド２２には、他の機能を遂行する少なくとも１つのセグメントをさらに含んでもよい。

シガレット２０は、少なくとも１枚のラッパ２４によっても包装される。ラッパ２４には、外部空気が流入されるか、内部気体が流出される少なくとも１つの孔（ｈｏｌｅ）が形成されうる。一例として、シガレット２０は、１枚のラッパ２４によっても包装される。他の例として、シガレット２０は、２枚以上のラッパ２４によって重畳して包装されうる。例えば、第１ラッパによってタバコロッド２１が包装され、第２ラッパによってフィルタロッド２２が包装されうる。そして、個別ラッパによって包装されたタバコロッド２１及びフィルタロッド２２が結合され、第３ラッパによってシガレット２０全体が再包装されうる。もし、タバコロッド２１またはフィルタロッド２２それぞれが複数のセグメントで構成されているならば、それぞれのセグメントが個別ラッパによっても包装される。そして、個別ラッパによって包装されたセグメントが結合されたシガレット２０全体が他のラッパによって再包装されうる。

タバコロッド２１は、エアロゾル生成物質を含む。例えば、エアロゾル生成物質は、グリセリン、プロピレングリコール、エチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール及びオレイルアルコールのうち、少なくとも１つを含むが、それらに限定されない。また、タバコロッド２１は、風味剤、湿潤剤及び／または有機酸（ｏｒｇａｎｉｃ ａｃｉｄ）のような他の添加物質を含んでもよい。また、タバコロッド２１には、メントールまたは保湿剤などの加香液が、タバコロッド２１に噴射されることで添加されうる。

タバコロッド２１は、多様にも作製される。例えば、タバコロッド２１は、シート（ｓｈｅｅｔ）状にも、ストランド（ｓｔｒａｎｄ）状にも作製されうる。また、タバコロッド２１は、タバコシートが細かく切られた刻みタバコによって作製されうる。また、タバコロッド２１は、熱伝導物質によっても取り囲まれる。例えば、熱伝導物質は、アルミニウム箔のような金属箔でもあるが、それに限定されない。一例として、タバコロッド２１を取り囲む熱伝導物質は、タバコロッド２１に伝達される熱を均一に分散させてタバコロッドに加えられる熱伝導率を向上させ、これにより、タバコ味を向上させうる。また、タバコロッド２１を取り囲む熱伝導物質は、誘導加熱式ヒータによって加熱されるサセプタとしての機能が行える。この際、図示されていないが、タバコロッド２１は、外部を取り囲む熱伝導物質以外にも追加のサセプタをさらに含んでもよい。

フィルタロッド２２は、酢酸セルロースフィルタでもある。一方、フィルタロッド２２の形状には、制限がない。例えば、フィルタロッド２２は、円柱状ロッドでもあり、内部に中空を含むチューブ状ロッドでもある。また、フィルタロッド２２は、リセス状ロッドでもある。もし、フィルタロッド２２が複数のセグメントで構成された場合、複数のセグメントのうち、少なくとも１つが異なる形状にも作製される。

フィルタロッド２２は、香味が発生するようにも作製される。一例として、フィルタロッド２２に加香液が噴射され、加香液が塗布された別途の繊維がフィルタロッド２２の内部に挿入されうる。

また、フィルタロッド２２には、少なくとも１つのカプセル２３が含まれうる。ここで、カプセル２３は、香味を発生させる機能を遂行し、エアロゾルを発生させる機能を遂行する。例えば、カプセル２３は、香料を含む液体を被膜で覆い包んだ構造でもある。カプセル２３は、球状または円筒状を有するが、それに制限されない。

もし、フィルタロッド２２にエアロゾルを冷却するセグメントが含まれる場合、冷却セグメントは、高分子物質または生分解性高分子物質によっても製造される。例えば、冷却セグメントは、純粋なポリ乳酸（ｐｏｌｙｌａｃｔｉｃ ａｃｉｄ）だけで作製されうるが、それに限定されない。または、冷却セグメントは、複数の孔が形成された酢酸セルロースフィルタによっても作製される。しかし、冷却セグメントは、上述した例に限定されず、エアロゾルが冷却する機能が遂行可能であれば、制限なしに該当しうる。

一方、図４には、図示されていないが、一実施例によるシガレット２０は、前端フィルタをさらに含んでもよい。前端フィルタは、フィルタロッド２２に向かう一側の反対に位置するタバコロッド２１の一側に配置されうる。前端フィルタは、タバコロッド２１の外部への離脱を防止し、喫煙中にタバコロッド２１から液状化されたエアロゾルがエアロゾル生成装置（図１ないし図３の１０）への流入を防止する。

図５は、一実施例に係わるエアロゾル生成装置の断面図であり、図６は、図５に図示された支持体の斜視図である。

図５を参照すれば、一実施例に係わるエアロゾル生成装置１０は、ケース１００、ケース１００に配置されて熱を発生させるヒータ２００、エアロゾル生成物品２０を収容する空洞３１０を含み、ケース１００に配置される支持体３００、空洞３１０の内周面に配置されるリブ４００及び空気が流れる気流経路５００を含む。一実施例に係わるエアロゾル生成装置１０の構成要素は、図面に図示された構成要素に限定されず、エアロゾル生成装置１０の構成要素を追加で含む。

ヒータ２００と支持体３００は、ケース１００の内部に配置されうる。支持体３００は、ケース１００に脱着自在に収容されうる。支持体３００がケース１００の内部に収容されれば、ケース１００の内壁と支持体３００の外壁は、互いに対向しうる。

支持体３００は、エアロゾル生成物品２０を収容するための空洞３１０を含む。空洞３１０は、支持体３００の内部の空き空間でもある。空洞３１０は、エアロゾル生成物品２０が挿入される支持体３００の一端部３０１から一端部３０１に対向する他端部３０２に向かって延びる。一端部３０１は、エアロゾル生成物品２０が挿入されるように開放されうる。エアロゾル生成物品２０は、支持体３００の一端部３０１を通じて空洞３１０に挿入されうる。エアロゾル生成物品２０が空洞３１０に完全に挿入されれば、エアロゾル生成物品２０は、支持体２０の他端部３０２と接触した状態で、空洞３１０に収容されうる。

ヒータ２００は、エアロゾル生成物品２０を加熱するための熱を生成することで、エアロゾルを生成することができる。図５に図示されたように、支持体３００は、他端部３０２に通孔３２０を含み、ヒータ２００は通孔３２０を通じて他端部３０２を貫通して空洞３１０の内部に存在する。エアロゾル生成物品２０が空洞３１０に完全に挿入されれば、ヒータ２００は、エアロゾル生成物品２０と隣接して配置されうる。図５には、ヒータ２００がエアロゾル生成物品２０の内部に挿入される形態に図示されているが、それに限定されるものではない。ヒータ２００は、空洞３１０に収容されたエアロゾル生成物品２０に熱を伝達可能であれば、如何なる形態にもなる。

図６を参照すれば、リブ４００は、空洞３１０の円周方向に沿って配置され、空洞３１０に向かって突出しうる。図５を参照すれば、エアロゾル生成物品２０は、空洞３１０の延長方向に沿って挿入される。ユーザがシガレットのようなエアロゾル生成物品２０を空洞３１０に挿入するとき、エアロゾル生成物品２０が空洞３１０の延長方向に沿って整列されていない状態で前記空洞３１０に挿入される場合、空洞３１０に収容されたエアロゾル生成物品２０がヒータ２００の位置に対して整列されない。その場合、ヒータ２００がエアロゾル生成物品２０の端部の中間部分に挿入されず、エアロゾル生成物品２０の端部の他の部分に挿入されうる。

リブ４００は、空洞３１０の円周方向に沿って配置されることで、エアロゾル生成物品２０が空洞３１０の延長方向に沿って空洞３１０の内部に挿入されるように、エアロゾル生成物品２０の移動を案内する。すなわち、リブ４００は、エアロゾル生成物品２０の挿入方向を案内することで、支持体３００の内部でエアロゾル生成物品２０の位置をヒータ２００の位置に対して整列することができる。このために、リブ４００は、支持体３００の一端部３０１に隣接して配置される。リブ４００は、エアロゾル生成物品２０を損傷させずとも、エアロゾル生成物品２０の移動を案内する柔軟な材質でもある。

リブ４００の一面（ｓｕｒｆａｃｅ）は、エアロゾル生成物品２０の挿入を妨害しないように、空洞３１０の延長方向（すなわち、長手方向）及び空洞３１０の延長方向と垂直な水平方向に対して傾斜してもいる。これにより、リブ４００が空洞３１０に突出しても、エアロゾル生成物品２０が自然にスムースに挿入されうる。また、リブ４００は、エアロゾル生成物品２０のスムースな案内のために、空洞３１０に向かって凸状に湾曲される形状でもある。湾曲される形状は、断面が半円（ｓｅｍｉｃｉｒｃｌｅ）状でもあり、四分円（ｑｕａｄｒａｎｔ）状でもある。但し、リブ４００の形状は、多様でもあり、上述した形状に限定されるものではない。

また、リブ４００は、空洞３１０の延長方向に沿って複数個が配置されうる。複数のリブ４００は、空洞３１０に向かう突出程度が互いに異なってもいる。

エアロゾル生成装置１０が空洞３１０に収容されるとき、リブ４００は、エアロゾル生成物品２０の外周面を取り囲むように配置されうる。リブ４００は、エアロゾル生成物品２０の外周面の円周方向に沿って、エアロゾル生成物品２０と接触する。これにより、リブ４００は、エアロゾル生成装置１０の使用時、エアロゾル生成物品２０の断面形状を保持し、空洞３１０においてエアロゾル生成物品２０の位置を固定させうる。

支持体３００の大きさ及び形状は、エアロゾル生成物品２０の大きさ及び形状に対応しうる。例えば、エアロゾル生成物品２０が円筒状形状を有するとき、支持体３００は、円筒状のエアロゾル生成物品２０を収容するように中空の円筒状でもある。支持体３００が中空の円筒状である場合、支持体３００の内周面から空洞３１０に向かうように配置されるリブ４００は、空洞３１０の円周方向に沿って延びるリング状でもある。

支持体３００とリブ４００は、一体に形成されるように一体にも射出成形され、これは、支持体３００の作製を容易にしうる。または、支持体３００とリブ４００は、独立して作製された後に組立てられてもよい。支持体３００とリブ４００とが別途に作製された後、結合部位が螺合または嵌合によっても組み立てられる。すなわち、リブ４００は、別途に作製した後、支持体３００の内周面に組み込まれてもよい。その場合、リブ４００は、内側端部が空洞３１０に向かって突出するように支持体３００に結合しうる。気流経路５００は、外部空気がエアロゾル生成装置１０の内部に流入されて流れる空気の移動経路である。空気は、気流経路５００によって流れ、エアロゾルと混合された後、ユーザに提供される。

実施例に係わるエアロゾル生成装置１０の気流経路５００は、空気がケース１００と支持体３００との隙間を通じて空洞３１０に流入されるようにも設けられる。すなわち、気流経路５００は、空気がケース１００の内壁と支持体３００の外壁との間で支持体３００の一端部３０１から他端部３０２に向かって流れ、支持体３００の他端部３０２を通じて空洞３１０内部に流入されるようにも形成される。気流経路５００は、空気が上述した通孔３２０を通過して空洞３１０に流入されるようにも設けられる。

エアロゾル生成物品２０が空洞３１０に挿入されるとき、リブ４００がエアロゾル生成物品２０の外周面を取り囲みながら接触するので、空洞３１０とエアロゾル生成物品２０の間に流入される空気が遮断されうる。したがって、実施例に係わるエアロゾル生成装置１０の気流経路５００は、空気がケース１００と支持体３００との間を通じて空洞３１０に流入されるように提供され、空気が支持体３００の一端部３０１を通じて空洞３１０で直接流動することが防止されうる。

図７は、図５に図示された支持体の断面図である。

図７を参照すれば、リブ４００の位置で空洞３１０の直径ａは、エアロゾル生成物品２０の直径ｂよりも小さい。リブ４００の位置で空洞３１０の直径ａは、リブ４００の一地点から、一地点と対向するリブ４００の他地点までの距離に該当し、リブ４００が位置していない空洞３１０の断面の直径よりも小さい。

ユーザがエアロゾル生成物品２０を挿入するとき、ユーザは、エアロゾル生成物品２０が空洞３１０に完全に収容されるように、リブ４００の位置から空洞３１０の延長方向にエアロゾル生成物品２０を加圧する。エアロゾル生成物品２０が空洞３１０に収容されれば、リブ４００とエアロゾル生成物品２０の外周面は、完全に接触する。これにより、リブ４００は、空洞３１０でのエアロゾル生成物品２０の位置を固定し、エアロゾル生成物品２０と空洞３１０との間に直接流動する空気を遮断することができる。

以下、図面を参照して、実施例に係わるエアロゾル生成装置１０の効果について説明する。

図８Ａは、比較例に関するエアロゾル生成装置の平面図であり、図８Ｂは、図８ＡのＡ部分の拡大斜視図であり、図８Ｃは、図８Ａに図示されたエアロゾル生成装置にエアロゾル生成物品が挿入された状態の支持体の断面図である。

図８Ａないし図８Ｃは、複数のリブ４００が空洞３１０の円周方向に互いに離隔配置されたエアロゾル生成装置１０を示す図面である。

エアロゾル生成装置１０を使用するとき、ユーザがエアロゾル生成物品２０の端部を反復的に口にするので、エアロゾル生成物品２０が唇についてエアロゾル生成物品２０が空洞３１０から離脱する状況が発生してしまう。図８Ａに図示されたエアロゾル生成装置１０の場合、リブ４００によるエアロゾル生成物品２０の固定力が不十分である場合、使用時に、エアロゾル生成物品２０がユーザの唇について空洞３１０から除去される状況が発生してしまう。

エアロゾル生成装置１０が作動すれば、ヒータ２００がエアロゾル生成物品２０を加熱し、エアロゾルを生成し、生成されたエアロゾルがエアロゾル生成物品２０を介してユーザに提供されるので、エアロゾル生成物品２０の形状が変形されて断面が拡張されうる。

図８Ｃを参照すれば、エアロゾル生成物品２０の断面が配置された複数のリブ４００の間で不規則に拡張されうる。したがって、エアロゾル生成装置１０を使用するとき、経時的に、エアロゾル生成物品２０の形状が変わり、これは、生成されるエアロゾルの成分の不規則性を引き起こしうる。

また、図８Ａないし図８Ｃに図示されたエアロゾル生成装置１０の場合、エアロゾル生成物品２０を空洞３１０に挿入する度に、エアロゾル生成装置１０を使用する度に、ヒータ２００に対するエアロゾル生成物品２０の位置が一定していない空洞３１０に対するエアロゾル生成物品２０の位置に偏差が発生しうる。これにより、エアロゾル生成物品２０に伝達される熱が一定しておらず、エアロゾル生成物品２０の形状が変形される程度に差が発生する。その結果、生成されたエアロゾルの成分が一定してもいない。

また、互いに離隔されて配置された複数のリブ４００の間に隙間（ｇａｐ）が発生し、外部空気が空洞３１０に直接流入されることで、意図せぬ空気のフロー経路が生成されうる。エアロゾル生成物品２０の変形される断面形状が不規則なので、上述した隙間は、使用中に不規則に発生しうる。したがって、空洞３１０に直接流入されて流れる空気の量が一定していないので、エアロゾル生成物品２０に含まれたエアロゾル生成物質の使用量が一定していない。したがって、エアロゾル生成装置１０で生成されるエアロゾルの成分が一定していない。

すなわち、離隔配置された複数のリブ４００によって、エアロゾル生成物質の形状が不規則に変形されるので、エアロゾル生成物品２０の挿入位置が整列されず、空気が空洞３１０に直接流入される気流経路５００が生成されることで、エアロゾル生成装置１０を使用する度に、タバコ味が一定しておらず、霧化量に偏差が発生しうる。

図９Ａは、一実施例に係わるエアロゾル生成装置の平面図であり、図９Ｂは、図９ＡのＢ部分の拡大斜視図であり、図９Ｃは、図９Ａに図示されたエアロゾル生成装置にエアロゾル生成物品が挿入された状態の支持体の断面図である。

図９Ａ及び図９Ｂを参照すれば、エアロゾル生成物品２０が収容される空洞３１０の円周方向に沿って配置されうる。したがって、リブ４００は、空洞３１０に収容されたエアロゾル生成物品２０の外周面と円周方向に沿って接触しうる。

図９Ｃを参照すれば、リブ４００がエアロゾル生成物品２０の外周面の円周方向に沿って接触するので、エアロゾル生成装置１０の使用時にエアロゾル生成物品２０の形状が変形されても、断面形状が保持されうる。したがって、生成されるエアロゾルの成分が一定にもなる。

また、一実施例に係わるエアロゾル生成装置１０では、エアロゾル生成物品２０が違った方向に空洞３１０に挿入される場合にも、リブ４００がエアロゾル生成物品２０の挿入方向が空洞３１０の延長方向に沿って整列されるように、エアロゾル生成物品２０を案内する。エアロゾル生成物品２０が空洞３１０に挿入される度にリブ４００が空洞３１０に対するエアロゾル生成物品２０の位置を一定にすることで、エアロゾル生成物品２０に伝達される熱が一定にもなる。その結果、生成されたエアロゾルの成分が一定にもなる。

また、一実施例に係わるエアロゾル生成装置１０では、エアロゾル生成物品２０と空洞３１０との間の隙間は、空気が空洞３１０に直接流入されることを防止するように密封されうる。ケース１００と支持体３００との間の気流経路５００を通じて一定量の空気が流れるので、エアロゾル生成物品２０でエアロゾルの生成に使用されるエアロゾル生成物質の量が一定にもなる。したがって、エアロゾル生成装置１０を使用する度に生成されるエアロゾルの成分が一定にもなる。

実験によれば、実施例に係わるエアロゾル生成装置１０は、互いに離隔されて配置された複数のリブ４００を含むエアロゾル生成装置１０に比べて、ニコチン、グリセリンのようなエアロゾル生成物質の移行量が約３％以上増加し、エアロゾルの成分が一定に保持される。したがって、一実施例に係わるエアロゾル生成装置１０は、使用する度に一定のタバコ味と霧化量とを保持する。

図１０は、他の実施例に係わるエアロゾル生成装置の断面図である。下記説明を除いた構成は、上述した実施例に係わるエアロゾル生成装置１０と同一であり、同じ構成について同じ参照番号を使用する。これと関連して、重複説明は、省略される。

図１０を参照すれば、一実施例に係わるエアロゾル生成装置１０は、支持体３００の側面に開口部３３０を含む。支持体３００は、開口部３３０を少なくとも１つ以上含む。開口部３３０は、リブ４００が提供された側面よりも支持体３００の他端部３０２側に位置する。

開口部３３０は、エアロゾル生成装置１０の使用を終了したユーザが、エアロゾル生成物品２０を抽出した後、空洞３１０に残留する残渣を容易に除去させうる。例えば、ユーザは、エアロゾル生成物品２０を空洞３１０から抽出した後、支持体３００をケース１００から分離し、開口部３３０を通じて残渣を除去することができる。

ユーザがエアロゾル生成物品２０を空洞３１０の延長方向に整列されていない方向に空洞３１０に挿入する場合、エアロゾル生成物品２０は、開口部３３０を通じて露出されうる。その場合、ヒータ２００がエアロゾル生成物品２０を均一に加熱できず、香味が弱化され、エアロゾルの霧化量が減少しうる。一実施例によれば、エアロゾル生成物品２０が空洞３１０に挿入されるとき、リブ４００は、エアロゾル生成物品２０が開口部３３０に向かって偏ることを防止する。

リブ４００は、エアロゾル生成物品２０をガイドするために、開口部３３０よりも支持体３００の一端部３０１に近接するように位置し、エアロゾル生成物品２０は、空洞３１０の延長方向に挿入されうる。

図１０を参照すれば、気流経路５００は、メイン気流経路５１０とサブ気流経路５２０を含む。メイン気流経路５１０は、空気が支持体３００の外側において一端部３０１から他端部３０２に向かって流れ、他端部３０２を通過して前記空洞３１０に流入されるように設けられる。

サブ気流経路５２０は、空気が支持体３００の外側において一端部３０１から前記他端部３０２に向かって流れていて、前記開口部３３０を通過して前記空洞３１０に流入されるようにも設けられる。サブ気流経路５２０を流れる空気の量は、開口部３３０の大きさによって調節されうる。他の実施例に係わるエアロゾル生成装置１０は、サブ気流経路５２０が追加されて空洞３１０に流入される空気量が増加するので、エアロゾルの生成量が増加し、吸入が容易になる。

本実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者は、前記記載の本質的な特性から外れない範囲で変形された形態によっても具現されるということを理解できるであろう。したがって、開示された方法は、限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されねばならない。本発明の範囲は、前述した説明ではなく、請求範囲に示されており、それと同等な範囲内にある全ての相違点は、本発明に含まれていると解釈されねばならない。

Claims (10)

1. ケースと、
   前記ケースに配置されて熱を発生させるヒータと、
   前記ケースに配置され、エアロゾル生成物品を収容する空洞を含む支持体と、
   前記支持体の内周面に形成され、前記空洞に収容されるエアロゾル生成物品の外周面が取り囲まれるように前記空洞の円周方向に沿って延びるリブと、
   前記空洞に空気が流入されるように前記ケースと前記支持体との間に形成される気流経路（ａｉｒ ｆｌｏｗ ｐａｔｈ）と、を含む、エアロゾル生成装置。
2. 前記気流経路は、
   空気が前記支持体の一端から前記支持体の外部の他端に流動し、前記支持体の他端を通過して前記空洞に流入されるようにする、請求項１に記載のエアロゾル生成装置。
3. 前記リブの位置で前記空洞の直径は、前記エアロゾル生成物品の直径よりも小径である、請求項１に記載のエアロゾル生成装置。
4. 前記支持体は、その側面において、前記空洞の少なくとも一部を開放する開口部を含む、請求項１に記載のエアロゾル生成装置。
5. 前記気流経路は、
   空気が前記支持体の一端から前記支持体外部の他端に流動し、前記他端を通過して前記空洞に流動するようにする第１気流経路と、
   空気が前記支持体の前記一端から前記構造体の外部の前記他端に流動し、前記開口部を通過して前記空洞に流動するようにする第２気流経路と、を含む、請求項４に記載のエアロゾル生成装置。
6. 前記リブの一面は、前記空洞の延長方向に沿って傾いている、請求項１に記載のエアロゾル生成装置。
7. 前記支持体は、前記ヒータが前記支持体を貫通して前記空洞内に存在するようにする通孔（ｔｈｒｏｕｇｈ ｈｏｌｅ）を含む、請求項１に記載のエアロゾル生成装置。
8. 前記気流経路は、空気が前記通孔を通じて前記空洞に流入されるようにする、請求項７に記載のエアロゾル生成装置。
9. 前記リブは、前記支持体に脱着自在である、請求項１に記載のエアロゾル生成装置。
10. 前記リブは、前記空洞に向かって突出する、請求項１に記載のエアロゾル生成装置。

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