JP2023516915A - 配置を支援する視覚的インジケータを有する内視鏡検査用バンド - Google Patents

配置を支援する視覚的インジケータを有する内視鏡検査用バンド Download PDF

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Abstract

被験者の下腹部の周りに配置するための大きさの一次ラップを含む内視鏡検査支持装置。少なくとも1つの弾性ストラップが一次ラップから延在し、一次ラップの少なくとも一部を横切って延在し、一次ラップの第3の部分に留められ、内視鏡検査支持装置によって加えられる圧力の量を調整するように構成されている。内視鏡検査支持装置は、被験者に対する内視鏡検査支持装置の配置又は少なくとも1つの弾性ストラップの調整を示す、一次ラップ又は少なくとも1つの弾性ストラップに提供された少なくとも1つの視覚的インジケータを含む。【選択図】図8

Description

関連出願との相互参照
本出願は、「Endoscopy Band With Visual Indicator to Assist Placement」と題され、2020年2月19日に提出された米国仮特許出願第62/978,797号の利益を主張し、その内容は参照により完全な形で本明細書に明示的に組み込まれる。
結腸鏡検査は、結腸鏡の使用による大腸又は結腸の検査である。結腸鏡は、その先端にカメラを有する柔軟なチューブ状の検査装置である。結腸鏡検査は、炎症組織、潰瘍、異常な成長又はポリープ、及び大腸癌の発見を含む様々な医療上の理由から実施される。結腸鏡検査は、大腸癌を発見するためのスクリーニングツールとしてますます使用されている。
結腸鏡検査の間、患者の直腸に結腸鏡を挿入し、結腸の始まり(盲腸として知られている領域)まで前進させて、大腸の内壁を検査する。この処置の効率及び精度は、結腸鏡を前進させることができる容易さに大きく依存する。処置の間、結腸は過剰に膨張したり、不自然な方向を向いたりして、結腸鏡の前進を妨げるループを形成し、患者の不快感、検査時間の延長、及び潜在的に不正確又は不完全なスクリーニングをもたらす可能性がある。
現在、スコープを前進させることの困難さは、患者の結腸を手で支持するために技師が手で圧力を加えることによって対処されている。手による圧力の印加は時間がかかり、特定の技師の力、技術、持久力、及び訓練によって変化する。差圧を加えるために、技師は、患者を左側から仰臥位又は腹臥位に転がすことがあるが、鎮静状態の患者には難しい作業であり得る。処置の間、患者の結腸を支え、結腸鏡を前進させるために、手で圧力を加え、患者を動かすことは、技師に肉体的な負担をかけることになる。
本開示の一態様において、結腸鏡検査、S状結腸鏡検査、及び腸内視鏡検査を含む腸を検査するために用いられる処置の間に内視鏡の通過を容易にするために、患者の腹部に圧力を加えるための方法及び装置が提供される。本明細書に提示される態様は、腸のループ化を防止及び低減し、手による圧力の印加の必要性を排除し、患者の安全性、快適性、及び満足度を改善し、内視鏡医療従事者の筋骨格系の損傷を防止する目的で、S状結腸に、広範囲にわたる均一な下腹部圧力と、追加の位置特定的圧力の両方を作用させる。
態様には、被験者の下腹部の周りに配置するための大きさの一次ラップと、一次ラップから延び、一次ラップの少なくとも一部を横切って延び、内視鏡支援装置によって加えられる圧力の量を調整するために一次ラップの第3の部分に留めるように構成された少なくとも1つの二次ストラップとが含まれる。視覚的ガイドが、一次ラップ及び/又は少なくとも1つの二次ストラップに設けられ、患者に対してデバイスを適切に配置する際、及び二次ストラップを使用して集中的な支持を調整する際に技師に視覚的支援を提供する。
本発明の態様の追加の利点及び新規の特徴は、以下の記載に部分的に記載され、部分的には、以下の検討により又はその実践による学習により当業者にはより明らかになるであろう。
内視鏡(結腸鏡検査処置のための結腸鏡としても知られている)がそこに部分的に挿入されている結腸の概略図である。 支持されていない結腸壁に対して内視鏡を前進させようとしたためにS状結腸ループが発生した結腸の概略図である。 内視鏡の挿入を容易にするために結腸に手で圧力を加えている様子を示す結腸の概略図である。 張力を保持し、S状結腸、横行結腸、及び盲腸領域を含む結腸に指向性のある力を及ぼすことができ、伸張され、一次ラップに留められる弾性二次ストラップを有する、留められていない内視鏡検査バンドデバイスの図である。 本発明の態様による、患者に適用されたときに現れるような、図2に描かれた内視鏡検査バンドデバイスの斜視図である。 内視鏡検査処置のために張力を保持し、指向性のある力を及ぼすことができる弾性二次ストラップを有する内視鏡検査バンドデバイスの使用方法を示す。 テーパ状の二次ストラップを示す内視鏡検査バンドの一部を示す。 二次ストラップで指向性のある力を調整するための視覚的ガイドを含む内視鏡検査バンドの一部を示す。 患者に対するバンドの配置のための視覚的ガイドを含む内視鏡検査バンドの内側を示す。 二次ストラップで指向性のある力を調整するための視覚的ガイドを有する複数の二次ストラップを有する内視鏡検査バンドを示す。 本明細書に記載される内視鏡検査バンドの使用方法の一例のフローチャートである。 二次ストラップで指向性のある力を調整するための視覚的ガイドを有する複数の二次ストラップを有する内視鏡検査バンドを示す。 二次ストラップで指向性のある力を調整するための視覚的ガイドを有する複数の二次ストラップを有する内視鏡検査バンドを示す。 二次ストラップで指向性のある力を調整するための視覚的ガイドを有する複数の二次ストラップを有する内視鏡検査バンドを示す。
添付図面に関連して以下に述べる詳細な記載は、様々な構成の記載として意図されており、本明細書に記載された概念を実施することができる唯一の構成を表すことを意図していない。詳細な記載は、様々な概念の徹底的な理解を提供する目的で、特定の詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念は、これらの特定の詳細がなくても実施され得ることは、当業者には明らかであろう。
本明細書で提示される態様は、患者の下腹部の周りに固定される一次腹部ラップと、指向性のある力及びS状結腸に対する支持を提供する二次ストラップとを含む。デバイスがしっかりと固定されると、二次ストラップは、S状結腸のための集中支持体又は「添え木」として機能するように調整され得る。本装置は、患者に装置を配置するため、及び/又は二次ストラップを使用して指向性のある力を調整するための視覚的な基準マーク及びガイダンスを提供する視覚的ガイド又はインジケータをさらに含む。
図1A~1Cは、結腸鏡検査の一連のステップを示す。図1Aにおいて、結腸鏡2が患者の直腸に挿入され、結腸の長さを通って前進させられる。オペレータが結腸4のS状領域を通して結腸鏡を通過させるとき、結腸鏡は、図1Bに示すように、衝突して解剖学の膨張及びループ化を引き起こす可能性がある。この膨張は、患者に不快感を与え、結腸鏡検査に要する時間を増加させる。膨張又はループ化した領域を減少させるために、技師は、患者の腹部に手で圧力を加え得る。他の例の中でもとりわけ、技師は、看護師、助手、又は他のスタッフであってもよい。例えば、圧力は、図1Cに示されるように、看護師又は外科助手によって適用されてもよい。
手による圧力の印加は時間がかかり、技師に肉体的な負担をかける。手による圧力の有効性は、特定の技師の力、技術、持久力、及び訓練によって変化する。差圧を加えるために、技師は患者を左側から仰臥位又は腹臥位に転がすことがあるが、これは鎮静状態の患者には難しい作業となる可能性がある。処置場所の間、患者の結腸を支持し、結腸鏡を前進させるために、手で圧力を加え、患者を動かすことは、技師の怪我につながることさえある。
多くの患者は、ストレッチャ又は手術台上で左側側臥位をとりながら結腸鏡検査を受ける。このような手による圧力の使用に関する追加情報は、Prechel JA, Hucke R.Safe and effective abdominal pressure during colonoscopy:forearm versus open hand technique.Gastroenterol Nurs 2009;32:27-30;quiz 31-2に見出すことができ、その内容全体は参照により本明細書に組み込まれる。手による圧力を加える際、技師は、手術台の反対側から患者越しに手を伸ばし、患者のS状結腸に手を当てて圧力を展開し、その後、力を及ぼすために体重をてこにして後方に傾く場合がある。これらの方法は圧力を発生させるのに一般的に有効であるが、内視鏡検査の看護師やスタッフの労災発生率が高い原因として指摘されている。結腸鏡検査を行う医師も同様に特に高い確率で筋骨格系の労災を被る。最も頻繁に医師が負傷する部位は右上肢で、ここは(ループ化した)S状結腸を通してスコープを前進させようとする際に、ピークトルク力を経験する。追加の詳細については、Spanarkel M,Hathorn JP.Looping During Colonoscopy:A Major,Implied Cause of Injury Among Endoscopy Healthcare Providers and a Proposed Solution,2013に見出すことができ、その内容全体は参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書に記載される態様は、S状結腸鏡検査及び逆行性腸内視鏡検査処置などの他の内視鏡処置にも同様に適用され得る。S状結腸鏡検査は、肛門から下行結腸までの結腸の下部のみを検査するものである。内視鏡は、大腸の下部に挿入される。腸内視鏡検査は、小腸の検査である。逆行性腸内視鏡検査の間、内視鏡を肛門に挿入し、大腸、盲腸を通過させて、小腸まで通す。ループ化しやすいS状結腸領域をうまく移動することは、S状結腸鏡検査及び逆行性腸内視鏡検査の両方を完了するために必要であり、したがって、本明細書に記載された態様は、結腸鏡検査、S状結腸鏡検査、逆行性腸内視鏡検査、及び他の内視鏡処置を容易にするのを助けるために使用することができる。
図2は、患者の下腹部の周りに配置するのに十分な長さの一次細長バンド又はラップ10を含む例示的なデバイスを示している。所望の量の広い支持及び圧迫を提供するように患者の周りにデバイスを固定するために、閉鎖機構12が一次バンドの端部に提供されてもよい。留め及び閉鎖を補助するために、一次ラップの一方又は両方の端部の外側に取っ手14を縫い付けてもよい。図5は、ラップ10の端部に設けられた取っ手502を有する例示的なラップ10の一部を示している。取っ手は、一次ラップ10を患者の周りに留める際に、技師がラップを伸張して所望の程度の圧迫を加えるために使用することができる。
一次ラップ10は、患者の様々な腹囲に対応するために、約15~75インチの間の周方向の長さを有し得る。一次ラップ10の幅は、6~10インチの間であり得るが、患者のサイズに応じて、また腹部ヘルニアや大きなパンヌスなどの特別な状況に対応するために、3~20インチの間の幅を有する変形が使用されてもよい。例えば、一次ラップは、ラップの上縁が臍のすぐ下、又は臍の近くにあり、ラップの下縁が恥骨線に沿った又はそれに近い状態で患者の下腹部の周りに留めることを可能にする幅を有するように構成されてもよい。一次ラップの幅は、上縁が臍及び臍より上の腹部の追加領域を隠すほど大きくならないように選択することができる。この構成は、結腸鏡検査中に横隔膜及び胃を圧迫すると、処置中に患者が一般に鎮静状態にあることに起因して、それぞれ酸素欠乏及び誤嚥事象のリスクが高まり得るため、横隔膜又は胃への圧迫を回避するためになされてもよい。一次ラップ10は、全体的又は部分的に、柔軟な生体適合性のある発泡体、ゴム、ネオプレン、ポリエステル、ナイロン、不織布又は織布、メッシュ布、合成布、マイクロファイバ布、シリコン又はビニールプラスチック、或いは医療用生地及び物品に用いられることが一般的に知られている任意の他の材料を含み得る。一次ラップ10は、弾性材料と非弾性材料の両方から構成されてもよい。一例では、一次ラップ10は、積層された複数の層を含んでもよい。例えば、一次ラップ10は、ネオプレン層と、ネオプレン層上に積層された外側の布層とを含んでもよい。布層は、二次ストラップを一次ラップの長さに沿って取り外し可能に留めることを可能にし得、また、ナイロンループ布地などの布地に視覚インジケータを印刷することを可能にし得る。一次ラップはまた、ネオプレン上に積層された内層を含んでいてもよい。内層は、皮膚感受性のために選択された布地又は他の材料を含んでいてもよい。例えば、内層は、ラテックスフリー、生体適合性、及び/又は皮膚感受性のある布地又は他の材料を含んでもよい。内層は、患者の皮膚に対して適用される層であってよい。いくつかの態様において、一次ラップは、圧迫性、弾性、クッション性、通気性、空気透過性、断熱性、温度調節、曲げ/丸めに対する耐性を有する柔軟性、良好なドレーピング、調整可能な蒸気輸送、優れた経年劣化品質、表面及び洗濯耐性、滅菌能力、及び多様な表面デザイン能力を提供し得る3Dスペーサファブリックを含んでもよい。3Dスペーサファブリックは、2つの布層が、パイルヤーンと呼ばれることもあるパイル糸の層によって接続されている人造テキスタイル構造を含み得る。
一次ラップは、材料のタイプが異なる2つ以上のセクションを含んでもよい。一例では、1つ又は複数のセクションの第1のセットは、その内部及び外側の側面に薄いポリエステル又はナイロンが接着された、柔軟で弾性又は半弾性の、中厚の、ラテックスフリーのネオプレンから構成されてもよい。とりわけ、この材料は、患者の腹部領域に広く、堅固で、しかも快適な支持を提供することが可能であり得る。一次ラップ10の別の1つ又は複数のセクションのセットは、織布などの比較的非弾性の材料を含んでもよい。非弾性セクションは、インサートが中に配置される位置又はインサートが下に配置される位置に設けられてもよい。デバイスの展開時に、非弾性セクションは、患者の左下腹部において、S状結腸の上に位置付けられてもよい。
一次ラップが適切な全体的な圧迫及び支持を提供するためには、腹部の周りに留められたときにラップが身体に対して平坦なままであることが重要であり得る。これは、特定の材料及び設計が、腹部の周りに伸張又は巻かれるとき、特にデバイスが大きなパンヌスを有する患者に適用されるとき、ロールアップする傾向を有するので、注目される。ロールアップの発生を防止するために、本発明の態様は、様々な身体サイズの患者に使用されるとき、一次腹部ラップが身体に対して平坦なままであることを保証するための補強材を含み得る。これは、一次腹部バンドの縁部に沿ってサージステッチを適用することによって達成され得る。
一次ラップはまた、S状結腸、横行結腸、及び大腸領域、並びに脾臓及び肝弯曲を含む結腸の1つ又は複数の領域に特定の支持を提供するインサート又はアタッチメントを収容し得る。デバイスがしっかりと留められると、S状結腸、横行結腸、及び大腸領域、並びに脾臓及び肝弯曲を含む結腸の1つ又は複数の領域を支持する又は「添え木を当てる」働きをする方法で、二次ストラップ、インサート又はその両方を身体に押す、引く、又はその他の方法で押し込むことができる。本明細書に記載される態様は、結腸鏡検査を受ける患者のS状結腸、横行結腸、及び大腸領域並びに脾臓及び肝弯曲を含む結腸の1つ又は複数の領域に広い下腹部の支持、及び追加の直接力を提供するように設計することができる。
一次ラップ10は、患者の下腹部の周りに配置され、反対側の取っ手14の位置に近いラップ10の内側に配置されたVELCRO(登録商標)又はフック材料13のストリップからなる閉鎖機構12を使用して固定されてもよい。このフックストリップ13は、一次ラップ10の反対側の端部の外側の側面に留められてもよい。
フックストリップ13の縁部は、一次ラップ10の縁部まで延びないかもしれない。この構造は、VELCRO(登録商標)、又はフック及びパイル材料が医療用手袋を引き裂くことができるという小さいが既知のリスクがあるため、フックストリップ13が患者の皮膚、又はデバイスを展開する看護師又は助手の手袋と接触する機会を最小限にするように設計されてもよい。
患者及び提供者がフック材料に接触する可能性を低減するように設計された追加の特徴。この特徴を組み込んだ態様では、デバイスが包装される前に、薄い材料層が、デバイスに組み込まれるフックストリップに適用され得る。この層は、例えば、紙、プラスチック、布、シリコン、又はヘルスケア製品に典型的に使用される他の任意の生体適合性材料を含み得る。さらに、この層は、患者へのデバイスの適用の直前にエンドユーザによって容易に取り除かれて廃棄されるまで、所定の位置に留まるように、フックストリップに軽く付着させることができる。この特徴は二次ストラップ72の使用において有用であり得る。それというのも、一次ラップ10が留められ適切に位置付けられるまで二次ストラップ72が留められないままであることが有用であり得るからである。二次ストラップ72のフックストリップ75を覆う層を有することは、ユーザが患者の腹部の周りに一次ラップ10を固定している間に二次ストラップが誤って留められないことを保証するのに役立つ。
一次ラップの外側に1つ又は複数の付属物を追加すると、例えば、一次ラップの調整を必要とせずに、追加の指向性のある力を加えることが容易になる。付属物は、非弾性セクションの1つ又は複数の縁部に片側で取り付けられた1つ又は複数のストラップを含み得る。図2~4は、単一の二次ストラップを有する例を示している。図8は、複数の二次ストラップ72a、72bを有する例を示している。これらのストラップの取り付けられていない端部には、閉鎖機構、例えば74a、74bが存在し得る。閉鎖機構は、ストラップの端部付近に取っ手又はループを含んでいてもよく、これにより、目標とする追加の圧迫を加えるために弾性ストラップを引く際に、技師により大きな容易さ、又は追加の安全性が提供され得る。ストラップ72a、72bは、一次ラップの外側に沿って水平に引っ張られ、張力を維持するために十分に安全に閉鎖機構を使用して留められてもよい。1つ又は複数のストラップは、材料の弾性収縮によって目標とする圧迫を加えるために、伸張されて一次ラップに留められるように構成された弾性材料を含み得る。目標とする圧迫の量は、ベルクロファスナを介してなど、取り外し可能な端部が一次ラップに結合される位置の調整を介して調整されてもよい。いくつかの例では、ストラップは、一次ラップの非弾性セクションに固定されてもよく、これらのストラップを留めることによって生じる張力は、患者の身体に向かって非弾性セクション及び/又はインサートの追加の圧迫を引き起こし得る。
図4に描かれているように、二次ストラップ72は、看護師及び技師が、患者が内視鏡検査処置の間にしばしば位置決めされる方法に関連して、これらのスタッフが通常占める処置室又は手術室の位置から、S状結腸及び/又は横行結腸などの患者の腹部の特定の領域に対する力を容易に調整及び再調整することを可能にし得る。本明細書に記載の内視鏡検査圧迫デバイスは、さらに、看護師又は助手が手で腹部圧迫を行う必要性を排除し、それによって、筋骨格系の損傷のリスクを低減する。追加の、手による圧迫は、デバイスからの圧迫と共に適用されてもよい。このデバイスは、必要性が生じた場合に、迅速かつ容易に取り外すことができるように設計されている。
二次ストラップ72は、患者の下腹部の左側の上に配置されるように構成されたラップの部分に結合、例えば、縫い付けられてもよい。一次ラップに結合される二次ストラップ72の部分は、固定端と呼ばれることがあり、ストラップに取り外し不能に結合されてもよく、例えば、縫い付けられるか、一次ラップ材料の延長として形成されてもよい。ストラップは、左から右へ引っ張られるように、例えば、患者の身体の左側から右側に向かって下腹部及び/又は左下腹部を横切って伸張するように構成されることができる。二次ストラップ72のこの配置は、処置中に患者が左側面を下にして横たわっているときに、圧迫を容易に調整することを可能にし得る。ストラップが下腹部を横切って左から右に引っ張られると、ストラップが所定位置にあるときに、患者の身体によって追加のてこ及び圧迫が生成され得る。ストラップが患者の腹部を横切って左から右に伸張するので、デバイスによって生成される圧迫のレベルは、処置中、例えば患者が左側面を下にして横たわっている間、容易に調整することができる。
いくつかの態様では、ストラップ72の固定端は、ストラップの固定端が処置中に患者の下にあるように、ラップ10に接続されてもよい。
図2~4に示されるように、デバイスは、閉鎖機構12と、患者の下腹部の周りに一次ラップを留めるのを補助する少なくとも1つの取っ手14とを備える一次ラップ10を含み得る。デバイスはまた、一次ラップ10の外側側面78に取り付けられた二次ストラップ72を含み得、二次ストラップ72はストラップを、例えば一次ラップ10の外側側面78に留めることを可能にする閉鎖機構74を備える。一態様では、二次ストラップ72の閉鎖機構74は、一次ラップ10の外側側面78に沿ったどこにでも留めることができる二次ストラップ72の内側のフックストリップ75を含み得る。この例では、一次ラップ10の外側側面78は、フックストリップ75を留めることができ、二次ストラップが伸張されて張力がかかっている間留めたままにすることができるフック適合性材料を含み得る。二次ストラップ72は、水平に伸張され、閉鎖機構74を用いて一次ラップ10の外側側面78に留められたときに張力を保持することができる弾性材料又は半弾性材料で構成されてもよい。二次ストラップ72は、一次ラップ10に含まれる材料と同じ材料を含んでもよいし、異なる材料を含んでもよい。二次ストラップ72は、1つ又は複数の材料層を含んでもよい。一例では、二次ストラップ72は、その全長が二次ストラップ72の意図された長さの約2倍に等しい弾性ストラップを含んでもよい。図示されるように、二次ストラップは、ストラップ72の長さに沿ってテーパ状であってもよい。図2~4の例では、弾性ストラップは二重になっていてもよく、両端は同じ垂直線73に沿って一次ラップ10の外側78に縫い付けられ、二次ストラップ72の水平「V」外観を作り出してもよい。二次ストラップを構成する材料を二重にすることは、二次ストラップによって発生する幅と力を増加させる働きをする一方、代わりに背の高い単層のストラップを使用することに関連し得る追加の材料コストの発生を防止することができる。二次ストラップの中間点は、それが伸張されて留められると、患者の左下腹部をほぼ越えて位置決めされ得る。例えば図5、6、及び8に示すものなどの他の例では、二次ストラップ72は、少なくとも1つのテーパ状縁部を有する一体部品であり得る。
図6は、二次ストラップによる目標とする圧迫又は添え木固定の調整を支援するために、視覚ガイド60が二次ストラップ72に提供され得る例を示している。第1のインジケータ62は、横行結腸に集中的な圧迫を加えるために二次ストラップが引っ張られ得る方向を示し得る。インジケータ62は、横行結腸に集中的な圧迫を加えるために二次ストラップ72が伸張され、引っ張られ、又は移動される方向を示す、矢印などの画像を含み得る。インジケータ62は、圧迫の領域を特定する文字、又は集中的な圧迫を加える際に追加の支援を提供する文字を含み得る。図6において、インジケータ62は、横行結腸に集中的な圧力を加えるために、二次ストラップを患者の腹部を横切って伸張し、一次ラップ10に固定する方法を技師に簡単な方法で示す矢印と「横行」という文字を含んでいる。1つより多いインジケータが提供されてもよい。例えば、図6は、S状結腸に集中的な圧迫を加えるために二次ストラップが引っ張られ得る異なる方向を示す第2のインジケータ64を示す。インジケータ64は、インジケータ62と同様に、画像及び/又は文字を含んでもよい。図6のインジケータ62及び64は、概念を説明するための単なる例であり、他の画像又は文字の記載も使用することができる。横行結腸及び/又はS状結腸の目標とする圧迫又は添え木固定の調整のためのインジケータ62及び64について特定の例を提供したが、脾臓弯曲、肝弯曲等などの内視鏡処置に関わる他の領域に対して圧迫を加えるために二次ストラップ72を配置することを支援する視覚的画像及び/又は記載を提供するインジケータが提供されてもよい。
上述したように、複数の二次ストラップをデバイスに設けてもよい。図8は、インジケータ62及び64が異なる二次ストラップに設けられている例を示している。例えば、デバイスは、図8に示されるように、2つの二次ストラップを含んでもよい。第1の弾性ストラップ72bは、被験者の第1の腹部領域(例えば、S状結腸領域)に目標とする圧迫を加えるために、一次ラップから左から右方向に延在し得る。第2の弾性ストラップは、被験者の第2の腹部領域への目標とする圧迫の適用のために、一次ラップから左から右方向に延在し得る。一次ラップは、被験者の臍のライン(例えば、172で示されるような)に対して配置するための上縁と、被験者の臍のラインの下に配置するための下縁とを含み得る。第1の弾性ストラップ及び第2の弾性ストラップは、一次ラップの長さに沿って同じ位置で一次ラップから延在し得る。例えば、2つの二次ストラップは、ストラップの長さに沿った同じ位置から縫い付けられてもよい(又は、他の方法で留められてもよいし、延在してもよい)。第1のストラップは、一次ラップの幅に沿って第2のストラップの下方に位置決めされてもよい。例えば、図8に示すように、第1の弾性ストラップは、一次ラップの幅に沿った第1の位置から延在し得、第2の弾性ストラップは、一次ラップの幅に沿った第2の位置から延在し得、第2の位置は第1の位置よりも上縁に近い。複数の二次ストラップを使用することにより、ユーザは、内視鏡検査処置の間に、異なる腹部領域、例えば、結腸の異なる領域(S状及び/又は横行領域など)の目標とする圧迫を同時に適用することができる。同様に、複数の二次ストラップを有することは、他方の腹部領域の目標とする圧迫を保持しながら、一方の腹部領域に対する目標とする圧迫の調整を可能にする。例えば、技師は、第1及び第2のストラップを使用して目標とする圧迫を適用し得る。内視鏡検査処置の間、技師は、第2のストラップを取り外したり再調整したりすることなく、第1のストラップを調整し得る。
図7は、患者への一次ラップの配置を支援するために、一次ラップ10に視覚的ガイド又はインジケータが提供され得る例を示す。図7は、患者に対する配置のために構成される側、例えば、ラップ10の内側側面と呼ばれ得る側の一次ラップ10の一部を示す。図7において、第1のインジケータ172は、内視鏡検査処置を支援するためのデバイスの正しい配置が、一次ラップ10の上縁を患者の臍のラインと整列させることを含むという視覚的インジケータを技師に提供する。インジケータ172は、患者の臍のラインと整列されるラップ10の縁部を示す1つ又は複数の矢印などの画像を含んでもよく、及び/又は、技師に整列を説明する文字を含んでもよい。例えば、図7において、文字は、「上縁を臍のラインと整列させる」を示す。図7の例示的なインジケータ172は、概念を説明するための単なる例であり、他の画像又は文字記載が、患者に対する一次ラップの配置に関するガイダンスを提供するために使用されてもよい。図7はまた、二次ストラップがS状結腸、横行結腸等に目標とする圧迫を提供する位置にあるように、患者への一次ラップ10の配置に関するガイダンスを提供するインジケータ174を示す。インジケータ174は、患者の左股関節に整列させるラップ10の部分を示す1つ又は複数の矢印などの画像を含んでもよく、及び/又は技師に整列を説明する文字を含んでもよい。例えば、図7において、文字は、「左股関節上の緑色の線」を示している。視覚的インジケータは、一次ラップ10の反対側に固定される二次ストラップ172の端部の視覚的インジケータと組み合わせて使用されてもよい。図7に示されるように、二次ストラップの端部を固定するステッチ176は、ステッチが患者の左股関節に対する一次ラップのそのセクションの配置の視覚的基準を提供するように、一次ラップ10と対照的な色を用いてもよい。図7の例示的なインジケータ174は、概念を説明するための単なる例であり、他の画像又は文字記載が患者に対する一次ラップの配置に関するガイダンスを提供するために使用されてもよい。
関連して記載されたものなど、伸張及び圧迫を示す機構が提供されてもよく、それにより、二次ストラップ72が伸張されて留められたときに伸張して変形する「Logo」と表示されたマーク80など、適用されている力の大きさを視覚的に示す機構をデバイスが含むようにする。この機構により、ユーザは、変形したマークを製品の説明書やパッケージに含まれる写真やイラストと比較して、デバイスが正しく適用されたことを判断し得る。
図10は、一次ラップと2つの弾性二次ストラップ72a及び72bとを含むデバイス1000の追加の図を示している。図10は、二次ストラップ72a及び72bのそれぞれが、テーパ形状を有してよく、図4に示された単一ストラップ72と同様に、二重弾性層、折り返し設計を含んでよいことを示す。あるいは、2つの弾性二次ストラップ72及び72bは、図5の単一ストラップについて示されるものなど、単一弾性層設計を有してもよい。図10は、各弾性ストラップ72a及び72bが、図6に示された単一のストラップについての例と同様に、患者の複数の腹部領域に圧迫を加えるために伸張の方向を示す及び/又は記載する視覚的インジケータを含み得る例を示している。例えば、第1のストラップ72aは、横行結腸領域に目標とする圧迫を加える方向を示す第1のインジケータ62a、及びS状結腸領域に目標とする圧迫を加える方向を示す第2のインジケータ64aを含み得る。同様に、第2のストラップ72bは、横行結腸領域に目標とする圧迫を加える方向を示す第1のインジケータ62b、及びS状結腸領域に目標とする圧迫を加える方向を示す第2のインジケータ64bを含み得る。図10はまた、2つのストラップ72a、72bの可動端におけるVelcroファスナのための配置を示すステッチ1004a及び1004bを示す。閉鎖機構74a、74bは、技師が弾性ストラップ72a、72bをより容易に伸張して留めることを可能にする取っ手に相当し得る。いくつかの態様において、Velcroファスナは、一次ラップの縁部1008の内側側面に設けられてもよく、一次ラップの反対側の端部1010の外側側面向けに構成されてもよい。したがって、端部1010は、一次ラップを留めるために、端部1008の下に巻き付けられてもよい。取っ手502は、端部1010に近い一次ラップの部分に設けられてもよく、一次ラップ10の弾性圧迫を通じてより高いレベルの一次圧迫を加えるために、技師が端部1010を端部1008の下にさらに引っ張るために使用されてもよい。視覚的インジケータ1002は、患者の腹部に対する配置の方向を補助するために、ラップの上縁を示し得る。
図11は、一次ラップ10の、例えば、患者に配置するために構成される一次ラップの側の内側の図1100を示す。視覚的インジケータ1002に加えて、一次ラップ10は、ラップの下又は底側/縁を示す視覚的インジケータをさらに含み得る。上/底インジケータは、一次ラップを反対方向に適用することを回避するのに役立ち得る。底縁が上縁よりも上に適用される場合、二次ストラップ72a、72bは反対方向に延在し、患者の腹部の適切な領域に対して目標とする圧迫を提供しない可能性がある。さらに、一次バンドの幅に沿った正しい配置を示すために視覚的インジケータ1104が提供されてもよい。図11の例では、患者の左股関節に関して視覚的インジケータとして線が提供される。インジケータは、1つ又は複数の矢印及び文字をさらに含んでもよい。図11の例は緑色の線を用いているが、異なる色のインジケータ、破線、二重線、線とは異なる視覚的マーカ等についても概念を適用することができる。視覚的インジケータは、S状結腸領域又は横行結腸領域など、腹部の特定の領域に目標とする圧迫を加えるために、二次ストラップが適切な位置にあるように、技師が一次ラップを患者に適切に配置することを助け得る。図12は、一次ラップの一部の外側の図1200を示し、視覚的インジケータ1202がラップの外側に提供され得ることを示す。図12において、視覚的インジケータ1202は、臍のラインの近くに上縁を有する一次ラップを配置する際に技師を支援する。視覚的インジケータは、ラップが(例えば、一次ラップの内側の視覚的インジケータに従って)適切に配置されたときに、一次ラップの前腹部領域に並ぶように配置されてもよく、一次ラップの閉鎖部を留める前又は留めた時に、技師が、例えば、患者の臍に対する視覚的インジケータの整列を見ることを可能にし得る。図12はまた、ストラップ72a、72bが、一次ラップ10の長さに沿った同じ位置で一次ラップに結合され得ることを示している。例えば、図12は、ストラップ72a、72bの固定端部を一次ラップ10に取り付けるステッチ1204を示している。
いくつかの例では、二次ストラップの一方の垂直側は、一次ラップに固定されてもよく、他方側は、Velcro閉鎖部を介するなどして、一次ラップに取り外し可能に留められてもよい。他の例では、二次ストラップ72は、一次ラップから完全に取り外し可能であってもよく、ストラップを一次ラップの外側側面に固定することを可能にする留め機構を両端部に有していてもよい。この態様における二次ストラップは、再使用可能であっても使い捨てであってもよく、一次バンドに固定されるときに、伸張されて張力を維持することが可能であってもよく、又は圧迫力を及ぼすための別の機構を使用してもよい。この例のストラップは、患者の周りに完全に巻き付けられないかもしれないが、その代わりに、力が望まれる患者の身体の位置の周りに直接伸張されるかもしれない。ストラップは、例えば、ストラップを患者の身体に直接付けることができるように、両端に留め機構を備えてもよい。
内視鏡処置中及びその後の両方で、患者の快適さを向上させ、合併症を低減することは非常に重要である。本明細書で提示される態様は、患者の痛み及び不快感の主たる原因となり得るS状結腸ループ化を防止及び低減するのを助けることによって、患者の不快感及び合併症を低減するものである。
内視鏡処置を受けている間に典型的に着用される病院ガウンなどの衣服に着替えると、患者はしばしば寒くなるか又は不快に冷え込むことがある。多くの患者は毛布を要求し、提供され、いくつかの施設は電気加熱毛布、又は予め暖められた毛布を提供する。加熱された毛布は、物理的な暖かさを提供するだけでなく、患者をリラックスさせ、患者が経験し得る不安又は不快感を和らげる傾向がある。本明細書で提示される態様はまた、患者が処置中に暖かく快適であると感じるのを助け得る。
図10~12に示されるデバイスは、図1~8に関連して記載した追加の態様のいずれかを含み得る。
図9は、内視鏡タイプの処置の間、内視鏡の前進の間に患者の腹部に圧力及び支持を適用するための方法の態様を示す。
902で、本方法は、図2~4に関連して記載したように、患者の股関節と臍の間の患者の腹部の周りに一次ラップを巻くことを含む。一次ラップは、図1~8及び/又は10~12に関連して記載された態様のいずれかを含み得る。
904で、本方法は、一次ラップを患者の腹部の周りに巻いた後、一次ラップの第1の端部を一次ラップの第2の部分に取り付けることによって一次ラップを固定することを含む。
906において、本方法は、一次ラップから延在する少なくとも1つのストラップを一次ラップの少なくとも一部にわたって引っ張り、図4に図示されているように一次ラップの少なくとも第3の部分にストラップを留めることによって患者の腹部に適用される圧迫を調整することを含む。少なくとも1つのストラップは、図1~8及び/又は10~12に関連して記載した態様のいずれかを含み得る。患者の腹部に適用される圧迫の量は、906で一次ラップから延在するストラップを一次ラップの少なくとも一部にわたって引っ張り、ストラップを一次ラップに留めることによって調整されてもよい。ストラップは、被験者の下腹部の左側の上に配置されるように構成された一次ラップの部分に結合されてもよい。これにより、ストラップによって提供される圧迫を調整するために、患者自身の体重を活用することができる。ストラップは、被験者の下腹部の右側に向かう方向に引っ張られ、内視鏡サポート器具によって加えられる圧力の量を調整するように構成され得る。視覚的インジケータの組み合わせは、患者へのデバイスの正しい配置を可能にし、少なくとも1つのストラップの調整を通じて目標とする圧迫を加えることを支援し得る。少なくとも1つの視覚的インジケータは、図1~8及び/又は10~12に関連して記載した態様のいずれかを含み得る。
少なくとも1つの視覚的インジケータを用いて、一次ラップが患者の腹部に対して配置され、及び/又はストラップが延ばされる。少なくとも1つの視覚的インジケータは、図6及び8の例に関連して記載したような、被験者のS状結腸領域に追加の目標とする力を加えるために少なくとも1つの弾性バンドを伸張する方向の視覚的指示を含んでもよい。視覚的指示は、方向を示す矢印及び/又はS状結腸領域を示す文字を含んでもよい。したがって、906において、本方法は、視覚的指示を使用して、被験者のS状結腸に目標とする力を加えるようにストラップを調整することを含んでもよい。
少なくとも1つの視覚的インジケータは、図6及び8の例に関連して記載したような、被験者の横行結腸領域に追加の目標とする力を加えるために少なくとも1つの弾性バンドを伸張する方向の視覚的指示を含んでもよい。視覚的指示は、方向を示す矢印及び/又は横行結腸領域を示す文字を含んでもよい。したがって、906において、本方法は、視覚的指示を使用して、被験者の横行結腸に目標とする力を加えるようにストラップを調整することを含んでもよい。
少なくとも1つの視覚的インジケータは、図7に関連して記載したような、被験者の腹部に対する一次ラップの配置を示す一次ラップ上の視覚的指示を含んでもよい。したがって、902において、本方法は、視覚的指示を使用して、一次ラップを被験者の腹部に対して配置することを含んでもよい。
視覚的指示は、図7に関連して記載したような、一次ラップの長さを延ばす縁部が、被験者の臍のラインに配置されることを示してもよい。視覚的指示は、ラップの縁部を示す矢印及び/又は縁部が被験者の臍のラインに配置されるためのものであることを示し説明する文字を含んでもよい。したがって、902において、本方法は、視覚的指示を使用して、一次ラップの縁部を被験者の臍のラインに整列させて相対的に配置することを含んでもよい。
少なくとも1つの視覚的指示は、図7に関連して記載したような、被験者の左股関節に対する一次ラップの配置を示す一次ラップ上の視覚的指示を含んでもよい。例えば、視覚的指示は、二次ストラップの固定端と被験者の左股関節との整列を示し得る。視覚的指示は、二次ストラップの固定端を示す矢印、二次ストラップの固定端を一次ラップに固定する対照的なステッチ、及び/又は被験者の左股関節に対する配置であることを示し説明する文字を含んでもよい。したがって、902において、本方法は、視覚的指示を使用して、一次ラップの縁部を被験者の左股関節に対して配置することを含んでもよい。
906において、圧迫は、1つより多くのストラップの調整を通じて複数の目標位置に対して調整されてもよい。例えば、図8に関連して記載したように、ユーザは、第1の弾性ストラップを伸張して留めることによって第1の腹部領域での圧迫を調整してもよく、第2の弾性ストラップを伸張して留めることによって第2の腹部領域での圧迫を調整してもよい。複数の弾性ストラップは、結腸の異なる領域、例えば、S状結腸領域及び/又は横行結腸領域に対して目標とする圧迫を加えるために、伸張の方向を示す視覚的インジケータを含んでもよい。複数の二次ストラップの使用は、内視鏡検査処置の間に、異なる腹部領域、例えば、結腸の異なる領域の同時の目標とする圧迫を可能にする。
さらに患者の快適さを高めるために、本発明の特定の態様は、単回使用であり、処置中及び/又は処置後に患者の定位置に留められたままであるように設計される。例えば、処置の引き出し段階の間、及び撮像が行われている間、デバイスによって適用される圧迫を維持することは、腺腫の検出を改善するのに役立つ可能性がある。デバイスは、膨満感及び膨満感によって引き起こされる腹痛という一般的な処置後の合併症を低減するために患者上で維持されてもよい。別にガス膨張として知られている、膨満は内視鏡検査処置後に発生する。これは、医師がしばしば圧縮空気や二酸化炭素を使用して、観察や検査が困難な腸の部分を気腹させるためである。ガスがその領域を開くことで、より完全な視覚化が可能になり、処置の効果が高まる。しかしながら、ガスは吸収されるか排出されるまで患者の体内に残る。吸収は非常に効率の悪いプロセスであるため、排出が主なガス除去メカニズムである。ガス膨張は、処置後の主な合併症であり、患者からの頻繁な病訴である。しかしながら、本明細書に記載されるラップが処置後に適所に留まる場合、デバイスによって生成される下腹部圧迫によって、腸は、過剰なガスを直腸に向けることによって閉じ込められたガスをより迅速に排出することができる。その結果、処置後の膨満感及び関連する腹痛の重症度及び持続時間が減少し得る。
「METHOD AND APPARATUS FOR ENHANCED VISUALIZATION DURING ENDOSCOPY」と題され、2016年9月2日に提出された米国特許出願第15/256,019号;「METHOD AND APPARATUS FOR TENSILE COLONOSCOPY COMPRESSION」と題され、2012年1月6日に提出された米国特許出願第13/344,715号;「ENDOSCOPY BAND WITH SIGMOID SUPPORT APPARATUS」と題され、2014年12月18日に提出された米国特許出願第14/575,860号;「COLONOSCOPY BAND WITH SIGMOID SPLINT」と題され、2013年12月18日に提出された米国仮特許出願第61/917,469号;「ENDOSCOPY BAND WITH SIGMOID SUPPORT APPARATUS」と題され、2014年2月26日に提出された米国仮特許出願第61/944,658号;「IMPROVED BOWEL STABILITY AND ENHANCED VISUALIZATION DURING ENDOSCOPY」と題され、2015年9月4日に提出された米国仮特許出願第62/214,747号のそれぞれの内容は、参照により完全な形で明示的に本明細書に組み込まれる。
本発明の例示的な態様を、上記の利点に従って記載してきた。これらの例は、本発明の態様の単なる例示であることは理解されよう。多くの変形及び修正が当業者には明らかであろう。
開示されたプロセスにおけるステップの特定の順序又は階層は、例示的なアプローチの例示であることが理解される。設計上の好みに基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序又は階層は、再構成されてもよいことが理解される。さらに、いくつかのステップは、組み合わされても、省略されてもよい。添付の方法クレームは、サンプル順序で様々なステップの要素を提示し、提示された特定の順序又は階層に限定されることを意図していない。
これまでの記載は、当業者であれば誰でも、本明細書に記載された様々な態様を実践できるようにするために提供されたものである。これらの態様に対する様々な修正は、当業者には容易に明らかであろうし、本明細書で定義される一般的な原理は、他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示される態様に限定されることを意図するものではなく、言語クレームに一致する全範囲が与えられるべきであり、ここで、単数形の要素への言及は、特にそう述べない限り、「唯一」を意味せず、「1つ又は複数」を意図するものとする。「例示的」という語は、本明細書中、「例、実例、又は説明として機能する」という意味で使用されている。本明細書中「例示的」として記載されるいずれの態様も、必ずしも他の態様よりも好ましい又は有利であると解釈されない。特に断りのない限り、「いくつか」という用語は、1つ又は複数を指す。「A、B、又はCの少なくとも1つ」、「A、B、及びCの少なくとも1つ」、「A、B、C、又はそれらの任意の組み合わせ」などの組み合わせは、A、B、及び/又はCのあらゆる組み合わせを含み、Aの倍数、Bの倍数、又はCの倍数を含み得る。具体的には、「A、B、又はCの少なくとも1つ」、「A、B、及びCの少なくとも1つ」、「A、B、C、又はそれらの任意の組み合わせ」などの組み合わせは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとB、AとC、BとC、又はAとBとCでもよく、いずれのこれらの組み合わせも、A、B又はCの1つ又は複数のメンバーを含んでもよい。当業者に既知であるか、又は後に既知となる、本開示を通じて記載される様々な態様の要素に対する全ての構造的及び機能的等価物は、参照により本明細書に明示的に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されることが意図されている。さらに、本明細書に開示されたものは、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に記載されているかどうかにかかわらず、公に捧げられることを意図していない。いかなる請求項要素も、その要素が「ための手段(means for)」という語句を用いて明示的に記載されていない限り、ミーンズ・プラス・ファンクションとして解釈されることはない。

Claims (20)

  1. 内視鏡検査支持装置であって、
    被験者の下腹部の周りに配置するための大きさの弾性材料のバンドを含む一次ラップと、
    前記一次ラップの端部に設けられ、前記一次ラップの端部を前記一次ラップの第2の部分に取り外し可能に取り付けることによって前記一次ラップを前記被験者の腹部の周りに固定する閉鎖機構と、
    前記一次ラップに固定された第1の端部と、第2の端部を前記一次ラップに取り外し可能に結合するための結合機構を含む第2の端部とを有する少なくとも1つの弾性ストラップであって、前記被験者の腹部の一部に追加の目標とする力を及ぼすために前記一次ラップの前腹部部分を横切って左から右方向に延在するように構成された少なくとも1つの弾性ストラップと、
    前記被験者に対する前記内視鏡検査支持装置の配置、又は目標とする圧迫のための前記少なくとも1つの弾性ストラップの調整の方向のうちの1つ又は複数を示す、前記一次ラップ又は前記少なくとも1つの弾性ストラップに提供された少なくとも1つの視覚的インジケータと
    を備える内視鏡検査支持装置。
  2. 前記少なくとも1つの弾性ストラップが、
    前記被験者の第1の腹部領域に前記目標とする圧迫を加えるための前記一次ラップから前記左から右方向に延在する第1の弾性ストラップと、
    前記被験者の第2の腹部領域に前記目標とする圧迫を加えるための前記左から右方向に延在する前記一次ラップから延在する第2の弾性ストラップと
    を含む、請求項1に記載の内視鏡検査支持装置。
  3. 前記第1の腹部領域がS状結腸領域を含み、前記第2の腹部領域が横行結腸領域を含む、請求項2に記載の内視鏡検査支持装置。
  4. 前記一次ラップが、
    前記被験者の臍のラインに対して配置するための上縁と、
    前記被験者の前記臍のラインより下に配置するための下縁とを含み、
    前記第1の弾性ストラップ及び前記第2の弾性ストラップが、前記一次ラップの長さに沿った同じ位置で前記一次ラップから延在し、
    前記第1の弾性ストラップは前記一次ラップの幅に沿った第1の位置から延在し、前記第2の弾性ストラップは前記一次ラップの幅に沿った第2の位置から延在し、前記第2の位置は前記第1の位置よりも前記上縁に近い、
    請求項2に記載の内視鏡検査支持装置。
  5. 前記少なくとも1つの視覚的インジケータが、前記被験者のS状結腸領域に追加の目標とする力を加えるために前記少なくとも1つの弾性ストラップを伸張する方向の視覚的指示を含む、請求項1に記載の内視鏡検査支持装置。
  6. 前記視覚的指示が、前記方向を示す矢印を含む、請求項5に記載の内視鏡検査支持装置。
  7. 前記視覚的インジケータが、前記S状結腸領域を示す文字を含む、請求項6に記載の内視鏡検査支持装置。
  8. 前記少なくとも1つの視覚的インジケータが、前記被験者の横行結腸領域に追加の目標とする力を加えるために前記少なくとも1つの弾性ストラップを伸張する方向の視覚的指示を含む、請求項1に記載の内視鏡検査支持装置。
  9. 前記視覚的指示が、前記方向を示す矢印を含む、請求項8に記載の内視鏡検査支持装置。
  10. 前記視覚的指示が、前記横行結腸領域を示す文字を含む、請求項8に記載の内視鏡検査支持装置。
  11. 前記少なくとも1つの視覚的インジケータが、前記被験者の腹部に対する前記一次ラップの配置を示す前記一次ラップ上の視覚的指示を含む、請求項1に記載の内視鏡検査支持装置。
  12. 前記視覚的指示が、前記一次ラップの長さを延ばす縁部が前記被験者の臍のラインに配置されることを示す、請求項11に記載の内視鏡検査支持装置。
  13. 前記視覚的指示が、前記一次ラップの前記縁部を示す矢印を含む、請求項12に記載の内視鏡検査支持装置。
  14. 前記視覚的指示が、前記縁部が前記被験者の前記臍のラインに配置されるためのものであることを示して説明する文字を含む、請求項12に記載の内視鏡検査支持装置。
  15. 前記少なくとも1つの視覚的インジケータが、前記被験者の股関節に対する前記一次ラップの配置を示す前記一次ラップ上の視覚的指示を含む、請求項1に記載の内視鏡検査支持装置。
  16. 前記視覚的指示が、前記少なくとも1つの弾性ストラップの前記第1の端部と前記被験者の前記股関節との整列を示す、請求項15に記載の内視鏡検査支持装置。
  17. 前記視覚的指示が、前記少なくとも1つの弾性ストラップの前記第1の端部を示す矢印を含む、請求項16に記載の内視鏡検査支持装置。
  18. 前記視覚的指示が、前記少なくとも1つの弾性ストラップの前記第1の端部を前記一次ラップに固定する対照的なステッチを含む、請求項16に記載の内視鏡検査支持装置。
  19. 前記視覚的指示が、前記被験者の左股関節に対する配置を示して説明する文字を含む、請求項13に記載の内視鏡検査支持装置。
  20. 内視鏡検査中、内視鏡の前進中に腹部に一定の圧力と支持を加えるために患者の腹部に圧力を加える方法であって、
    前記患者の股関節の高さと臍との間で前記患者の腹部に一次ラップを巻き付けること、
    前記一次ラップを前記患者の腹部に巻き付けた後、前記一次ラップの第1の端部を前記一次ラップの第2の部分に取り付けることによって前記一次ラップを固定すること、
    前記一次ラップから延在する少なくとも1つのストラップを前記一次ラップの少なくとも一部を横切って引っ張り、前記ストラップを前記一次ラップの第3の部分に留めることによって、前記患者の腹部に加えられる圧迫を調整すること、
    前記一次ラップ又は前記少なくとも1つのストラップに提供された少なくとも1つの視覚的インジケータを使用して、前記一次ラップを前記患者の腹部に対して配置すること、又は前記少なくとも1つのストラップによって加えられる圧迫を調整すること、
    を含む方法。
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