JP2023513904A - ビーム管理レポーティングのための方法および装置 - Google Patents

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Abstract

ビーム管理(BM)レポーティングのためのシステム、方法、装置、およびコンピュータプログラム製品が提供される。一方法は、UEにおいて、レポーティング設定がアクティブ化される必要があることを判断することと、ネットワークに、レポーティング設定をアクティブ化する指示を提供することとを含んでもよい。【選択図】図5b

Description

いくつかの例示の実施形態は、一般的に、ロングタームエボリューション(LTE)または第5世代(5G)無線アクセス技術もしくは新無線(NR)アクセス技術、または他の通信システムなどのモバイルまたは無線電気通信システムに関する場合がある。例えば、特定の実施形態は、例えばレイヤ1/レイヤ2(L1/L2)セントリックモビリティにおける、ビーム管理(BM:beam management)レポーティングのためのシステムおよび/または方法に関する場合がある。
モバイルまたは無線電気通信システムの例としては、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)、ロングタームエボリューション(LTE)エボルブドUTRAN(E-UTRAN)、LTEアドバンスト(LTE-A)、MulteFire、LTE-A Pro、および/または第5世代(5G)無線アクセス技術もしくは新無線(NR)アクセス技術を挙げることができる。5G無線システムとは、次世代(NG)の無線システムおよびネットワークアーキテクチャを指す。5Gシステムは、ほとんど5G新無線(NR)で構築されるが、5G(またがNG)ネットワークは、E-UTRA無線上にも構築することが可能である。NRは、10~20Gbit/s以上のオーダーのビットレートを提供すると推定され、少なくともエンハンストモバイルブロードバンド(eMBB)および超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)ならびに大容量マシンタイプ通信(mMTC)などのサービスカテゴリをサポートすることが可能である。NRは、極広帯域かつ超ロバスト、低レイテンシ接続、および大容量ネットワーキングを提供して、モノのインターネット(IoT)をサポートするよう期待される。IoTおよびマシンツーマシン(M2M)通信がより普及するにつれ、低電力、低データレート、および長寿命バッテリーの必要性を満たすネットワークに対する必要性が高まる。次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)は、5G向けのRANを代表しており、これはNRとLTE両方(およびLTEアドバンスト)の無線アクセスを提供することが可能である。5Gでは、ユーザ機器に無線アクセスの機能性を提供することが可能なノード(つまり、UTRANにおけるノードB(NB)またはLTEにおけるエボルブドNB(eNB)に類似)は、NR無線で構築される場合は次世代NB(gNB)と称されてもよく、E-UTRA無線で構築される場合は次世代eNB(NG-eNB)と称されてもよいことに留意されたい。
一実施形態は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを含み得る装置を対象とする。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置に、少なくとも、少なくとも1つのレポーティング設定がアクティブ化される必要があることを判断することと、ネットワークに、少なくとも1つのレポーティング設定をアクティブ化する指示を提供することとを行なわせるように構成されてもよい。
別の実施形態は、ユーザ機器において、少なくとも1つのレポーティング設定がアクティブ化される必要があることを判断することを含み得る方法を対象とする。方法はまた、ネットワークに、少なくとも1つのレポーティング設定をアクティブ化する指示を提供することを含んでもよい。
変形例では、方法はまた、ネットワークから、ビーム管理レポーティング設定の少なくとも1つのアクティブ化またはビーム管理レポーティング設定のための少なくとも1つの設定を受信することと、アクティブ化された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定にしたがってビーム管理レポーティングを実施することとを含んでもよい。
いくつかの変形例では、方法はまた、ネットワークに、アクティブ化された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定にしたがって、ビーム管理レポートを送信することを含んでもよい。
別の実施形態は、少なくとも1つのレポーティング設定がアクティブ化される必要があることを判断するための手段と、ネットワークに、少なくとも1つのレポーティング設定をアクティブ化する指示を提供するための手段とを含み得る装置を対象とする場合がある。
別の実施形態は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを含み得る装置を対象とする。少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置に、少なくとも、少なくとも1つのユーザ機器から、少なくとも1つのレポーティング設定をアクティブ化する指示を受信することと、少なくとも1つのユーザ機器がアクティブ化するべき少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定を判断することと、判断された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定を少なくとも1つのユーザ機器にシグナリングすることとを行なわせるように構成されてもよい。
別の実施形態は、少なくとも1つのユーザ機器から、少なくとも1つのレポーティング設定をアクティブ化する指示を受信することを含み得る方法を対象とする場合がある。方法はまた、少なくとも1つのユーザ機器がアクティブ化するべき少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定を判断することと、判断された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定を少なくとも1つのユーザ機器にシグナリングすることとを含んでもよい。
別の実施形態は、少なくとも1つのユーザ機器から、少なくとも1つのレポーティング設定をアクティブ化する指示を受信するための手段と、少なくとも1つのユーザ機器がアクティブ化するべき少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定を判断するための手段と、判断された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定を少なくとも1つのユーザ機器にシグナリングするための手段とを含み得る装置を対象とする場合がある。
例示の実施形態を正しく理解するためには、添付の図面を参照するべきである。
実施形態による、ダウンリンクビーム管理手順の例の図である。 実施形態による、無線ネットワークの例示的なデプロイメントシナリオの図である。 実施形態による、ビーム管理レポーティングに関する例示的なシナリオの図である。 実施形態による、2つのリソースセッティングを1つのレポーティング設定識別子にリンクする例の図である。 一例示の実施形態による、ビーム管理レポーティングのための方法の例示のフロー図である。 一例示の実施形態による、ビーム管理レポーティングのための方法の例示のフロー図である。 実施形態による、装置の例示のブロック図である。 実施形態による、装置の例示のブロック図である。
特定の例示の実施形態の構成要素は、本明細書の図面で一般的に説明され図示される場合、多様で異なる構成で配置および設計されてもよいことが容易に理解されよう。故に、ビーム管理(BM)レポーティングのシステム、方法、装置、およびコンピュータプログラム製品のいくつかの例示の実施形態の、以下の詳細な説明は、特定の実施形態の範囲に限定するよう意図されておらず、選ばれた例示の実施形態を代表するものである。
本明細書全体を通じて説明される例示の実施形態の、特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の例示の実施形態において、あらゆる好適なやり方で組み合わされてもよい。例えば、本明細書全体を通じて「特定の実施形態」、「いくつかの実施形態」という語句、または他の類似の言い回しの使用は、ある実施形態と関連して説明される特定の特徴、構造、または特性が、少なくとも1つの実施形態に含まれ得るという事実を指す。故に、本明細書全体を通じて「特定の実施形態では」、「いくつかの実施形態では」、「他の実施形態では」という語句、または他の類似の言い回しの出現は、必ずしもすべて同一グループの実施形態を指すものではなく、説明される特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の例示の実施形態において、あらゆる好適なやり方で組み合わされてもよい。
加えて、所望であれば、以下で議論される様々な機能または手順は、互いに異なる順序で、および/または同時的に実施してもよい。さらには、所望であれば、説明される機能または手順のうちの1つまたは複数は、任意選択であってもよいし、組み合わされてもよい。そのため、以下の説明は、特定の例示の実施形態の原理および教示の例証的なものであると考えられるべきであり、それらの限定として考えられるべきではない。
特定の実施形態は、一般的に第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)NRの発展に関連する。より具体的には、いくつかの実施形態は、ビーム管理手順を使用してセル間モビリティを確立することに関連し得る。NRの多入力多出力(MIMO)では、ビーム管理関連目的(L1/L2セントリックなセル間モビリティをサポートする必要性を含む)は、主に周波数レンジ2(FR2)をターゲットとしているが周波数レンジ1(FR1)にも適用可能なマルチビーム動作の強化を含んでもよい。例えば、より高いセル内およびL1/L2セントリックなセル間モビリティをサポートするための、より効率的な(より低いレイテンシとオーバヘッド)ダウンリンク(DL)/アップリンク(UL)ビーム管理、ならびに/またはより多数の設定された送信設定指示(TCI)状態を容易にする特徴が特定され得る。これには、DLとUL、DLとULのビーム指示用の統一TCIフレームワーク、および/またはシグナリングメカニズムの強化のための、データおよび制御の送信/受信のための共通のビームが含まれる場合があり、動的な制御シグナリングのより多くの利用を用いて、レイテンシおよび効率を改善する。さらには、複数パネルが備わったUEのULビーム選択を容易にするための特徴は、最大許容露光量(MPE)に起因するULカバレッジロス軽減を考慮して、UL高速パネル選択のための統一TCIフレームワークを用いるULビーム指示に基づいて、特定されてもよい。
ビーム管理は、DL受信およびUL送信について、それぞれUEの受信(RX)および送信(TX)ビームをセッティングする際、UEを支援するための一組の機能性である。機能性は、大まかに4つのカテゴリに分類することが可能である:(1)ビーム指示、(2)ビーム取得、測定、およびレポーティング、(3)ビームリカバリ、ならびに(4)ビーム追跡および微調整。ビーム指示は、一般的に、UEがそのRXおよびTXビームを、それぞれDLの受信およびULの送信のために、適切にセットするのを支援する。ビーム取得、測定、およびレポーティングとは、gNBに、UEにとって達成可能なDLおよびULビームについてのナレッジを提供する手順を指す。ビームリカバリは、急なブロックに対する迅速なリンク再設定、つまりgNBとUEビームの高速再アライメントに使用される場合がある。ビーム追跡および微調整とは、gNBおよびUEサイドビームを微調整するための一組の手順を指す。
ダウンリンクビーム管理に関して、特にビーム取得、測定、およびレポーティングに関して、以下のビーム管理手順は、1つまたは複数の送受信点(TRP)内でサポートされてもよい。図1は、このようなDLビーム管理手順の例を図示する。図1の例に図示されるように、P-1を使用して、異なるTRP Txビームに対するUE測定を可能にし、TRP Txビーム/UE Rxビームの選択をサポートする。TRPにおけるビームフォーミングでは、これは通常、一組の異なるビームからのTRP内/TRP間Txビームスイープを含む。UEにおけるビームフォーミングでは、これは通常、一組の異なるビームからのUE Rxビームスイープを含む。図1の例にさらに図示されるように、P-2を使用して、異なるTRP Txビームに対するUE測定を可能にし、TRP間/TRP内Txビームを変更する可能性がある。これは、ビームの微調整に関して、恐らくはP-1におけるものより小さな一組のビームからのものであってもよい。P-2は、P-1の特殊なケースであり得ることに留意されたい。図1の例にやはり図示されるように、P-3を使用して、同一TRP Txビームに対するUE測定を可能にし、UEがビームフォーミングを使用する場合、UE Rxビームを変更する。
ダウンリンクビーム指示に関しては、疑似コロケーション(QCL)指示の機能性が定義されている。特定の物理信号または物理チャネルを受信するための、QCLタイプ、タイプD)の例として、UEは、受信されるダウンリンク(ターゲット)の物理信号または物理チャネルの受信用のRXビームをどのようにセットするかを定義する、UEが以前に受信して測定してあるソース/参照信号で設定されるか、またはUEがそのようなソース/参照信号を非明示的に判断するかのいずれかである。UEに(受信される)ターゲット信号のQCL特性を提供するために、どのUEが設定されたTCI状態であり得るかを使用して、送信調整指示(TCI:transmission coordination indication)フレームワークが定義されており、QCL特性を判断するためのソース参照信号(RS)をUEに提供する。それぞれのTCI状態は、UE QCL TypeA、TypeB、TypeCおよび/またはTypeDパラメータを提供する1つまたは2つのソースRSを含んでもよい。異なるタイプは、次のようなパラメータを提供することができる:
・QCL-TypeA:{ドップラーシフト、ドップラースプレッド、平均遅延、遅延スプレッド}
・QCL-TypeB:{ドップラーシフト、ドップラースプレッド}
・QCL-TypeC:{ドップラーシフト、平均遅延}
・QCL-TypeD:{空間RXパラメータ}。
図2は、無線ネットワークの例示的なデプロイメントシナリオを図示する。より具体的には、図2は、同期信号および物理報知チャネル(PBCH)ブロック(SSPBCHまたはSSB)および/またはチャネル状態情報(CSI)-参照信号(RS)を送信する、2つのTRPを含み得るレポーティング設定シナリオの例示的な図を描いている。これらの信号は、ビーム管理目的に使用されてもよい。TRPおよびTRPによって送信される信号は、セル、セルの一部をカバーするか、1つまたは複数のセルをカバーしてもよい。1つのTRPは、1つまたは複数のSSBを送信してもよく、1つまたは複数のCSI-RSを送信してもよい。特定の実施形態は、あらゆる特定の設定またはデプロイメント、つまりSSBまたはCSI-RSビームまたはTRP数に限定されないことに留意されたい。TRPは識別子(ID)によって識別されてもよいし、TRPは識別されなくてもよく、特定のDL RSに関連付けられるTRPはUEに明示的に見えなくてもよい。図2に図示される例では、TRP1は、SSB#0…#1およびCSI-RS#0..CSI-RS#3を送信し、TRP2は、SSB#2および#3ならびにCSI-RS#4...CSI-RS#7を送信する。
図3は、ビーム管理レポーティングに関する例示的なシナリオを図示する。より具体的には、図3の例は、リソース/レポーティング設定の図を示す。図3の例では、UEは、CSI-ResourceConfig-ID1およびCSI-ResourceConfig-ID1で設定されており、つまりビーム測定用の2つのリソースセットを伴う。これらのセットはSSBおよび/または非ゼロ電力(NZP)-CSI-RS信号を含む場合がある。ネットワークは、特定のDL RS信号を、いわゆる追跡参照信号(TRS)になるように設定してもよい。各CSI-ResourceConfigについて、ネットワークは、1つまたは複数のレポーティングセッティング、または特定のCSI-ResourceConfigに関連付けられるレポーティング設定(CSI-ReportConfig)を設定してもよい。図3の例では、ネットワークは、両方のCSI-ResourceConfig用に、SSBおよびCSI-RSレポーティングを設定してある。これらの設定は、ネットワークによって無線リソース制御(RRC)シグナリングを使用して更新することができる。
LTEキャリアアグリゲーション(CA)のコンテキストでは(そしてNRについて考慮されるものとして)、UEは、接続モードに戻るとアイドルモードのCA測定値をサービングセルにレポートするように構成することが可能であり、例えば、3GPP TS36.133のSection4.9に説明される通りである。3GPP Release-17のUE電力節約強化のコンテキストでは、CONNECTEDモードにあるUEに使用される可能性のあるTRS/CSI-RS設定に関する情報を提供することが提案される。
現在の(例えば、Release-15およびRelease-16)ビーム管理ソリューションは、セル内動作のサポートを提供する。したがって、セル間モビリティはRRCレイヤ(L3モビリティ)によって取り扱われるため、UEは、ビーム管理フレームワークまたはビーム管理シグナリングを使用して非サービングセルをレポートするように構成することができない。今は、L1/L2セントリックモビリティのサポートが定義されるべきであることが合意されており、指定された新しいシグナリングメカニズムが必要である。
現在のRelease-15/16シグナリングフレームワークは、L1/L2ベースのセル間モビリティをサポートするように拡張することができるが、ビーム管理シグナリングはRRCベースとは異なる。通常、ビーム管理関連のビームレポーティングは、ネットワークが、例えば1つまたは複数のレポーティングセッティングのための周期的なリソースを用いてUEを設定した、低オーバヘッドのL1シグナリング、つまり物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)/物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で実行される。レポーティングが、ビーム管理目的で設定される場合、ネットワークには、周期的または非周期的なレポーティングに備えるために必要とされるリソースの量が分かっている。
しかしながら、BMシグナリングがセル間モビリティに使用される事例では、シグナリングオーバヘッドに起因して近傍セルを常にレポートすることが有益でない場合があり、例えば、UEがビーム管理用の(妥当な品質を持つ)どの近傍セルまたは近傍セル参照信号も検出しない事例である。さらには、NRでは、IDLEモード測定に基づくセカンダリセル(SCell)設定のコンテキストでは、UEは、CONNECTEDモードで(CSI-RSに基づいて)追加的な測定およびレポーティングを実行し、SCellのための適切なDLおよびULビームを設定できる必要がある。
一実施形態は、BMフレームワークを使用して近傍セル測定値をレポートするための方法を対象とし得る。ある実施形態では、UEがBMレポーティング設定をアクティブ化すると判断してある場合、UEはネットワークへのアップリンクシグナリングをトリガしてもよい。ある実施形態によると、UEからのシグナリングは、少なくとも1つの非サービングセルBMレポーティングのためのレポーティング条件および/または基準が満たされているとUEが判断したことを示すことができる。一例では、サービングセルおよび/または非サービングセルレポーティング設定は、事前設定されてもよい。特定の実施形態では、シグナリングは、専用のランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル、専用のスケジューリング要求(SR)、ノーマルSR、メディアアクセスコントロール(MAC)制御要素(CE)、および/またはPUCCH/PUSCHもしくはRRCのうちの1つまたは複数であってもよい。いくつかの実施形態によると、シグナリングはまた、UEがBMレポーティングをアクティブ化すると判断し、現在のシグナリングリソースが情報を運ぶのに十分ではないと判断した場合、例えば不十分なPUCCH/PUSCHリソースがネットワークによって割り当てられた場合に、開始されてもよい。代替的に、UEは、MAC CEベースのレポーティングを使用するよう周期的なULグラントで構成される場合があり、同様の問題が生じ得る。
一実施形態では、UEはULシグナリングを使用して、どのセルに対してレポーティング条件が満たされるか(一組のセルにおける、Physical Cell Identifier(PCI)/論理セルインデックス)、および/またはレポーティング設定のどれがアクティブ化されるべきかを指示してもよい。これらの設定IDは、レポーティング設定非サービングセル(または、サービング/非サービングセルの区別なく、単純に1つまたは複数のセルのためのビームレポーティング設定)に対応してもよいし、レポーティング設定は、ビームレポーティング用の、1つまたは複数の非サービングセルDL参照信号を含むリソース設定に対応してもよい。より一般的な見方では、いくつかの例示の実施形態によると、UEがアクティブ化すると判断したレポーティング設定は、特定のセルのためのサービングセル設定、非サービングセル設定、または単純に設定と称されてもよい。一例では、レポーティング設定は、セルのTRPの参照信号に関連付けることが可能である(または、TRP ID、もしくは特定のTRPを参照するために使用可能な任意の識別子、例えばCORESETpoolIndexを用いて参照されてもよい)。さらには、ある実施形態では、UEは、UEがサービングセルビームをレポートする、例えばL1/L2ビームレポートにおいて、UEが閾値を上回る品質の非サービングセルの1つまたは複数のビームを検出した/測定したことを示すことができる。特定の実施形態では、これらのビームは、(リソースセットに対応する)設定されたレポーティング設定または単にセルの候補セットに関連付けられてもよいし(例えば、UEはSSBインデックスをレポートするだけ)、一例では、UEが検出したあらゆるセルに関連付けられてもよい。一例では、指示は、例えばレポート形式中の1ビット指標、またはレポート形式の識別子であってもよい。これによって、ネットワークに、非サービングセルレポーティング設定をアクティブ化する選択肢が可能となる。次いで、ネットワークは、UEがどの設定をアクティブ化するかを決定してシグナリングすることができる。一実施形態において、UEは、サービングセル品質がネットワーク設定の閾値を下回る、および/または(例えば、ビーム管理レポーティング設定に関連付けられ得る)近傍セルが閾値を上回っていると判断すると、非サービングセルBMレポーティングをアクティブ化してもよい。例えば、ネットワークは、Non-Serving-Cell-BM-Reporting-Threshold(Threshold_BMReporting)などの新しい閾値でUEを設定してもよい。代替的に、または追加的に、UEを使用するように設定されてもよく、またはs-MeasureConfigによって設定された閾値を使用して、いつBMレポーティングをアクティブ化するかを判断してもよい。さらに別の代替的な例では、ネットワークは、アクティブ化/指示をトリガしてBMレポーティングのアクティブ化を要求するために、UEを、A3/A4または類似のイベント(近傍セル(品質)が閾値より良くなった)などのRRCレベルイベントで設定してもよい。一例では、RRCレベルイベントがトリガされると、UEは測定レポートまたはトリガされたイベントに関連付けられる他のRRCレベルメッセージを、特定のビームレポーティング設定がアクティブ化されるべきネットワークを示すことができるネットワークに送信する。一部の例では、ネットワークは、セルが閾値を上回る測定量(RSRP/RSRQ/SINRの点でのセル品質)を有すること(これは潜在的にtime-to-triggerタイマに関連付けられ得る)、またはUEに事前設定可能な一組のセルが閾値を上回るセル品質を有することを、測定して判断したことを、レポートするように/示すように、別個のRRCレベル測定および/またはレポーティング設定をUEに設定する場合がある。事前設定されたセルは、ネットワークによって、(レポーティング目的で)特定のセルを明示的に測定するようにUEに指示する測定設定を使用して設定されてもよく、または測定/レポーティング設定は、例えば条件付きのハンドオーバであるDAPS(デュアルアクティブプロトコルスタック)の候補としてRRCReconfigurationメッセージを使用して設定されたセルに関連付けられてもよい。さらに代替的な一例では、ネットワークは、L1/L2セントリックモビリティ(例えば、L1/L2測定/レポーティングおよび/またはシグナリングに基づいて、少なくともいくつかの手順が実施され得るモビリティ)のための候補である1つまたは複数のセルに対して、1つまたは複数のセルのためのRRC事前設定(例えば、RRCReconfigurationまたは他のRRCメッセージ)を使用してもよい。一代替例において、UEは、レポーティング設定のための設定済のCSI-RS/SSBリソースに基づいて、特定のレポーティング設定のアクティブ化を判断してもよい。代替的な例では、UEが本明細書の実施形態によるRRCにあるセルをレポートするように設定される場合、UEは、セルの送信されたSSBすべてを使用してセル品質を導出するよう判断する場合があるか、またはUEは、SSBのサブセットに基づいてセル品質を判断するように設定されてもよい。サブセットは、BMレポーティング設定のために設定されたSSBを含んでもよい。さらなる一例では、BMレポーティング設定のそれぞれに、特定の近傍セルビームまたは(BMレポート設定に関連付けられる)リソースセットリスト閾値が使用されてもよい。例として、csi-RS-ResourceSetListに列挙されるRSのうちの少なくとも1つ、またはすべてもしくはN個(Nはレポーティングインスタンス当たりのレポートされるビームの最大数)が閾値を上回る場合である。閾値は、リソースリスト/レポーティング設定すべてに共通となるようにセットされてもよいし、リソース/レポーティング設定ごとであってもよい。さらには、閾値は、異なるレポーティング量および参照信号タイプには異なっていてもよい。一例では、レポーティング設定が、特定のリソース設定のSSBを単にレポートするようにUEに指示する場合、UEは、SSBだけに基づいてアクティブ化条件を判断してもよい。換言すると、評価されるアクティブ化条件は、設定されたレポーティング量、例えばSSB-RSRPまたはCSI-RS-RSRPに基づいていてもよい。RSRP、SINRなどの参照信号タイプ当たりの他の量が除外されるものではない。一代替例では、例えば、事前設定されたレポーティング条件についてUEの指示が満たされると、ネットワーク(例えば、gNB)は、非サービングセルBMレポーティングのアクティブ化を実現することができる。
一実施形態によると、UEが組み合わされたサービングセルビームレポートと非サービングセルビームレポートとを生成する、動的なレポーティング形式があってもよく、この場合、レポートは、少なくとも1つの非サービングセルビームインデックスおよび品質を含んでもよい。例として、UEが、あるレポーティングインスタンスにおいて(レポーティング量、RSRP/RSRQの点で)最大N=4の最良なビームをレポートするように設定され、非サービングセルビームをレポートするネットワーク指示を受信する場合、レポーティング設定にしたがってサービングセルについて最大N=2がレポートされるように、また関連付けられる非サービングセルリソースセッティングについて最大N=2がレポートされるように、UEは、設定されたレポーティング設定(サービングセルBMレポーティング設定であってもよい)のうちの少なくとも1つを変更するよう判断してもよい。これは例えば、サービングセルにN=2、1つの非サービングセル当たりN=1のように、拡大することが可能である(最大で2セルまたは同一セルもしくは異なるセルの2つのレポーティング設定)。この関連付けは、レポーティング設定を複数のリソースセッティングにリンクすることによって成され得る(図4の例に図示されるようなサービングセルおよび非サービングセル。より具体的には、図4は、2つのリソースセッティングを1つのレポーティング設定IDにリンクする例を図示する。いくつかの実施形態では、ネットワークは、このレポーティングがいつアクティブかを設定してもよいし、UEはこのセッティングを使用していつレポートするかを指示してもよい。
いくつかの実施形態では、非サービングセルは、ビーム管理シグナリングベースのレポーティングのために事前設定された一組の1つもしくは複数のセル、条件付きハンドオーバ(CHO)のための事前設定されたセル、および/またはUEが検出した最大Nのあらゆるセルのうちの1つまたは複数を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、レポーティング設定に関連付けられるリソース設定が、別のセル/非サービングセル/TRPのリソースに対応することを示すために、UE測定および/またはレポーティングを設定する指示またはフィールドが、RRC設定に(例えば、情報要素に)含められてもよい。フィールドは、PCI(Physical Cell ID)、セルを識別する任意の識別子、論理セルインデックス、非サービングセルの論理インデックス、TRPインデックス、および/またはBWP識別子のうちの1つまたは複数を含んでもよい。フィールドは、CSI-ResourceConfig中に、またはcsi-RS-ResourceSetList中に、またはリソースリストの個々のCSI-RS/SSBリソース中に含まれてもよい。フィールドはまた、代替的にまたは追加的に、レポーティングセッティングに含められてもよい(リソース設定に関連付けられる)。リソース設定および/またはレポートセッティングに与えられる情報に基づいて、UEは、次のうちの少なくとも1つを判断してもよい:ビーム管理手順を使用して近傍セル(または非サービングセル/PCI/TRPなど)リソースを測定してレポートすること、特定のまたはすべてのレポーティング設定がアクティブ化されるべきかどうかを判断すること、特定のまたはすべてのレポーティング設定がアクティブ化されるべきであるという指示をネットワークにトリガするかどうか(またはアクティブ化条件が満たされているかどうか)を判断すること。
ある実施形態によると、BMレポーティングをアクティブ化することは、もう1つのイベントによってトリガされてもよく、他のトリガの組み合わせを伴ってもよく、伴わなくてもよい(例えば、閾値ベースおよびまたは特定のDL信号との関連付け)。例えば、1つまたは複数のイベントは、少なくとも1つのビーム障害インスタンス/無線リンク監視(RLM)out-of-sync指標が、いつL1によって上位レイヤに提供された(またはL2によってカウントされた)かを含んでもよい。
一実施形態では、UEが非サービングセルにBMレポーティング設定をアクティブ化する必要があると判断した場合、特定のレポーティングセッティングのアクティブ化は、サービングセルの特定のダウンリンク参照信号にさらに関連付けられてもよい。換言すると、レポーティング設定がトリガ条件(セル/信号品質など)に基づいてアクティブ化される場合、UEは、サービングセル条件に基づいてセッティングがアクティブ化される追加的な条件をさらに考慮することができる。例えば、サービングセル条件は、次のうちの1つを含んでもよい:PDCCH/PDSCHについてのアクティブなTCI状態、最低/最高制御リソースセット(CORESET)IDのためのPDCCH/PDSCHについてのアクティブなTCI状態、および/またはQCLソースRS(CSI-RS/SSB)。一例では、アクティブ化がTCI Stateに基づいている場合、UEは、例えばCORESET#0についてアクティブ化されたTCI状態だけを考慮してもよい。代替的に、UEは、例えばCORESET#0ではない最低CORESET IDを考慮してもよい。特定の非サービングセルビームレポーティングまたは単純にビームレポーティング設定は、アクティブなTCI状態に基づいてアクティブ化されてもよく、例えばレポーティングセッティングがネットワークによって設定されると、TCI状態の特定のセットと関連付けられる(関連付けがレポーティング設定内でシグナリングされてもよい)。
一実施形態において、UEは、ネットワークからアクティブ化コマンドを受信すると、アクティブなレポーティング設定を判断してもよい。例えば、レポーティングアクティブ化コマンドは、RRC、MAC CEまたはダウンリンク制御情報(DCI)を使用してシグナリングされてもよい。ある実施形態によると、ネットワークは、特定のレポーティング設定またはそのすべてをアクティブ化するよう、UEにシグナリングしてもよい。一選択肢では、ネットワークがアクティブ化コマンドをシグナリングする場合、ネットワークはUEに、例えばレポーティング設定のどれが「有効」か、などの情報を提供させる場合があり、これは本明細書に説明される条件のいずれかに基づいてもよく、有効なレポーティング設定をネットワークに示すことができる。一部の例では、有効性とは、品質閾値を上回るビーム測定値を有するレポーティング設定についての情報を提供することを意味する場合がある。
例示の実施形態では、UEは、例えば(RRC)CONNECTEDモードに戻る時/入る時に、IDLEモード測定値に基づいて、SCell候補のTRS/CSI-RSに関する情報をレポートするように設定することが可能である。UEは、ネットワークが接続されたモードユーザについてのTRS/CSI-RSを送信し得る、潜在的なオケージョンをネットワークによって指示されてもよい/情報を与えられてもよく、この情報はIDLEモードUEによって使用されてもよい。IDLEモードUEは、TRSオケージョンを使用して、都合良くTRSを測定することができ、CONNCETEDモードに入る時にレポーティング目的の測定値を使用してもよく、ランダムアクセスリソースを選択する時に測定値を使用してもよい(つまり、TRS/CSI-RSは、SSBであるQCLソースRSで設定されており、RAリソースは、SSB信号に関連付けられてもよい)。さらなる例では、ランダムアクセスリソース選択では、UEは1つまたは複数のTRS信号の品質を使用して、特定のSSBが閾値品質レベルを上回ると考えられるかどうか、およびRA選択で考慮すべきかどうかを判断してもよい。一選択肢では、UEは、RAリソースを判断する時、(妥当な品質を持つ/品質閾値を越える)TRSを測定したSSBを優先してもよい。UEは、選択されたSCell候補から報知シグナリングで知らされた(例えば、SIBで)、すべてまたはサブセットの測定(および検出)TRS/CSI-RSリソースに基づいて、測定結果(例えば、RSRP)および/またはリソースインデックスのレポーティングを実施してもよいし、UEは選択されたセルについて、またはUEがRACHを開始したセルについてのTRSをレポートしてもよい。レポートされたリソースは、設定された(例えば、最高品質の)数または(例えば、TRS/CSI-RSリソースRSRPまたは対応するSSBの)超過閾値に基づいてさらに選択される、または制限される可能性がある。TRS/CSI-RSのレポーティングは、RACH手順のmsg.3(または2ステップRACHのmsg.A)中、またはRA手順の間/後のRRCシグナリング中にあってもよい。
図5aは、一例示の実施形態による、BMレポーティングのための方法の例示のフロー図を図示する。例示の実施形態では、図5aのフロー図は、LTEや5G NRなどの通信システムに関連付けられるネットワークエンティティまたはネットワークノードによって実施されてもよい。例えば、いくつかの例示の実施形態では、図5aの方法を実施するネットワークノードは、基地局、eNB、gNB、および/またはNG-RANノードを含んでもよい。
図5aの例で図示されるように、方法は、500において、1つまたは複数のUEから、1つまたは複数のレポーティング設定のアクティブ化を要求する指示を受信することを含んでもよい。ある実施形態では、受信すること500は、少なくとも1つの非サービングセルBMレポーティングのためのレポーティング条件および/または基準が満たされているという指示を受信することをさらに含んでもよい。例示の実施形態では、指示は、UEがBMレポーティング設定をアクティブ化するよう判断してある場合、受信されてもよい。一例では、サービングセルレポーティング設定は、UEに事前設定されてもよい。特定の実施形態では、受信すること500は、専用のRACHプリアンブル、専用のSR、ノーマルSR、MAC CE、および/またはPUCCH/PUSCHを介して指示を受信することを含んでもよい。いくつかの実施形態によると、指示を受信すること500はまた、UEがBMレポーティングをアクティブ化すると判断し、不十分なPUSCHリソースが割り当てられてしまっているなど、現在のシグナリングリソースが情報を運ぶのに十分ではないと判断した場合、開始されてもよい。
一実施形態では、受信すること500は、どのセルに対してレポーティング条件が満たされるか(一組のセルにおける、PCI/論理セルインデックス)、および/またはレポーティング設定のどれがアクティブ化されるべきかの指示(非サービングセルに対応する設定ID)を受信することを含んでもよい。追加的に、ある実施形態では、受信すること500は、UEがサービングセルビームをレポートする、例えばL1/L2ビームレポートにおいて、UEがあらゆる組み合わせで、または個々に以下を検出したという指示を受信することを含んでもよい:閾値レベルを上回る品質の非サービングセルもしくは閾値レベルを下回るサービングセル、または特定のレポーティング設定(特定のセルまたはTRPに関連付けられ得る)に関連付けられる1つもしくは複数のリソースは、閾値レベルを上回る品質レベルを有する。閾値レベルは、RSRP、RSRQ、SINR、SSB-RSRP、CSI-RS-RSRPなどの品質/量の閾値であってもよい。閾値は、一組の個々のビーム(DL RS)であってもよく、またはセル品質についてのものであってもよい。特定の実施形態では、これらのビームは、設定されたレポーティング設定(リソースセット)または単にセルの候補セットに関連付けられてもよいし(例えば、UEはSSBインデックスをレポートするだけ)、一例では、UEが検出したあらゆるセルに関連付けられてもよい。一例では、指示は、例えばレポート形式中の1ビット指標であってもよい。
ある実施形態によると、図5aの方法はまた、510において、非サービングセルBMレポーティング設定をアクティブ化することを含んでもよい。いくつかの実施形態では、非サービングセルは、ビーム管理シグナリングベースのレポーティングのために事前設定された一組の1つまたは複数のセル、条件付きハンドオーバ(CHO)のための事前設定されたセル、および/またはUEが検出した最大Nのあらゆるセルのうちの1つまたは複数を含んでもよい。一実施形態において、方法はまた、520では、UEがBMレポーティング設定のどれをアクティブ化するべきかを判断または決定すること、および530では、アクティブ化するよう判断されたBMレポーティング設定をUEにシグナリングすることを含んでもよい。
一実施形態において、UEは、サービングセルの品質がネットワーク設定の閾値を下回ると判断した場合、非サービングセルBMレポーティングをアクティブ化してもよい。例えば、この実施形態では、シグナリングすること530は、Non-Serving-Cell-BM-Reporting-Threshold(Threshold_BMReporting)などの新しい閾値でUEを設定することを含んでもよい。代替的に、または追加的に、ある実施形態では、シグナリングすること530は、s-MeasureConfigによって設定された閾値を使用するようにUEを設定して、いつBMレポーティングをアクティブ化するかを判断することを含んでもよい。代替的に、または追加的に、ある実施形態では、例えばcsi-RS-ResourceSetList中に列挙されたRSのうちの少なくとも1つが閾値を上回る場合、BMレポーティング設定のそれぞれに対し、特定の近傍セルビーム閾値が使用されてもよい。一実施形態において、事前設定されたレポーティング条件についてUEの指示が満たされると、アクティブ化すること510は、非サービングセルBMレポーティングのアクティブ化を実現することを含んでもよい。
ある実施形態では、方法はまた、540において、BMレポーティング設定にしたがってUEからBMレポートを受信することを含んでもよい。一実施形態によると、受信すること540は、UEが組み合わされたサービングセルビームレポートと非サービングセルビームレポートとを生成する、動的なレポートを受信することを含んでもよく、この場合、レポートは、少なくとも1つの非サービングセルビームインデックスおよび品質を含んでもよい。例として、UEが、あるレポーティングインスタンスにおいて最大N=4の最良なビームをレポートするように設定され、非サービングセルビームをレポートする指示がUEに与えられる場合、UEは、サービングセルについて最大N=2がレポートされるように、また関連付けられる非サービングセルリソースセッティングについて最大N=2がレポートされるように、サービングセルレポーティング設定を変更するよう判断してもよい。ある実施形態では、関連付けは、レポーティング設定を複数のリソースセッティングにリンクすることによって成され得る(サービングセルおよび非サービングセル)。いくつかの実施形態では、方法は、この動的なレポーティングがいつアクティブかを設定することを含んでもよいし、UEはこのセッティングを使用していつレポートするかを指示してもよい。
ある実施形態によると、BMレポーティングをアクティブ化すること510は、もう1つのイベントによってトリガされてもよく、他のトリガの組み合わせを伴ってもよく、伴わなくてもよい(例えば、閾値ベースおよびまたは特定のDL信号との関連付け)。例えば、1つまたは複数のイベントは、少なくとも1つのビーム障害インスタンス/無線リンク監視(RLM)out-of-sync指標が、いつL1によって上位レイヤに提供された(またはL2によってカウントされた)かを含んでもよい。
ある実施形態では、シグナリングすること530は、例えばRRC、MAC CEまたはDCIを使用して、レポーティングアクティブ化コマンドを送信することを含んでもよい。ある実施形態によると、レポーティングアクティブ化コマンドは、特定のレポーティング設定またはそのすべてをアクティブ化するよう、UEにシグナリングしてもよい。一実施形態において、アクティブ化コマンドのシグナリングは、UEに、例えばレポーティング設定のどれが「有効」か、などの情報を提供させる場合があり、これは本明細書に説明される条件のいずれかに基づいてもよく、有効なレポーティング設定を示すことができる。いくつかの実施形態では、有効性の指標は、品質閾値を上回るビーム測定値を有するレポーティング設定についての情報を与える場合がある。
例示の実施形態では、方法は、例えばCONNECTEDモードに戻る時に、IDLEモード測定値に基づいて、SCell候補のTRS/CSI-RSに関する情報をレポートするようにUEを設定することを含んでもよい。これは、選択されたSCell候補から報知において知らされた、すべてまたはサブセットの測定(および検出)TRS/CSI-RSリソースに基づいて、測定結果(例えば、RSRP)および/またはリソースインデックスをレポートすることを含んでもよい。レポートされたリソースは、設定された(例えば、最高品質の)数または(例えば、TRS/CSI-RSリソースRSRPまたは対応するSSBの)超過閾値に基づいてさらに選択される、または制限される可能性がある。
図5bは、一例示の実施形態による、BMレポーティングのための方法の例示のフロー図を図示する。特定の例示の実施形態では、図5bのフロー図は、LTEや5G NRなどの通信システムに関連付けられるネットワークエンティティまたはネットワークノードによって実施されてもよい。例えば、いくつかの例示の実施形態では、図5bの方法を実施するネットワークエンティティは、UE、移動局、モバイルデバイス、IoTデバイスなどを含んでもよい。
ある実施形態では、図5bの方法は、550において、1つまたは複数のレポーティング設定がアクティブ化されるべきか、またはアクティブ化する必要があるかを判断することを含んでもよい。ある実施形態によると、方法はまた、555において、ネットワークに、レポーティング設定のアクティブ化を要求する指示を提供することを含んでもよい。一実施形態において、提供すること555は、少なくとも1つの非サービングセルBMレポーティングのためのレポーティング条件および/または基準が満たされていると判断されたことを指示するようネットワークをシグナリングすることを含んでもよい。例えば、一実施形態において、提供すること555は、BMレポーティング設定をアクティブ化すると判断された時に、トリガされてもよい。一例では、サービングセルレポーティング設定は事前設定されてもよい。特定の実施形態では、提供すること555は、専用のRACHプリアンブル、専用のSR、ノーマルSR、MAC CE、および/またはPUCCH/PUSCHのうちの1つまたは複数を含んでもよい。いくつかの実施形態では、特定のUL信号(RACHプリアンブル(CFRA/CBRAなど)、レポーティング設定用の専用SR、ノーマルSR、専用SR、サウンディング参照信号(SRS)などは、1つまたは複数のレポーティング設定と具体的に関連付けられてもよい(例えば、特定のセル、TRPなどのためのレポーティング設定に特有であってもよい)。一例では、信号またはあらゆる指示は、1つまたは複数またはすべての非サービングセルレポーティング設定に対応してもよい。UEは、どの設定をアクティブ化するかの判断に基づいて、設定された関連付けに基づくアップリンクシグナリングをトリガしてもよい。場合によっては、UEは、RRCレベルイベントに基づいて(例えば、本明細書で説明されるようなセル品質測定と(もしあれば)設定されたイベントに基づいて)どの設定をアクティブ化するかを判断してもよく、UL信号、または様々な実施形態で説明されるようなULメッセージを使用して、指示をトリガするよう判断してもよい。いくつかの実施形態によると、提供すること555はまた、UEがBMレポーティングをアクティブ化すると判断し、現在のシグナリングリソースが情報を運ぶのに十分ではないと判断した場合、例えば不十分なPUSCHリソースがネットワークによって割り当てられた場合に、開始されてもよい。
一実施形態では、提供すること555は、どのセルに対してレポーティング条件が満たされるか(一組のセルにおける、PCI/論理セルインデックス)、および/またはレポーティング設定のどれがアクティブ化されるべきかの指示(非サービングセルに対応する設定ID)を提供することを含んでもよい。さらには、ある実施形態では、提供すること555は、UEがサービングセルビームをレポートする、例えばL1/L2ビームレポートにおいて、UEが閾値レベルを上回る信号品質を有する非サービングセルの1つまたは複数のビームを検出した、という指示を提供することを含んでもよい(RSRP/RSRQ/SINRなど)。特定の実施形態では、これらのビームは、設定されたレポーティング設定(リソースセット)または単にセルの候補セットに関連付けられてもよいし(例えば、UEはSSBインデックスをレポートするだけ)、一例では、UEが検出したあらゆるセルに関連付けられてもよい。一例では、指示は、例えばレポート形式中の1ビット指標であってもよい。
ある実施形態によると、図5bの方法はまた、560では、BMレポーティング設定の少なくとも1つのアクティブ化の指示を受信すること、および570では、アクティブ化された少なくとも1つのBMレポーティング設定にしたがってBMレポーティングを実施することを含んでもよい。一実施形態において、実行すること570は、UEが、サービングセルの品質がネットワーク設定の閾値を下回ると判断した場合、非サービングセルBMレポーティングを実施することを含んでもよい。例えば、ネットワークは、Non-Serving-Cell-BM-Reporting-Threshold(Threshold_BMReporting)などの新しい閾値でUEを設定してもよい。代替的に、または追加的に、UEを使用するように設定されてもよく、またはs-MeasureConfigによって設定された閾値がいつBMレポーティングをアクティブ化するかを判断するために使用されてもよい。代替的に、または追加的に、例えばcsi-RS-ResourceSetList中に列挙されたRSのうちの少なくとも1つが閾値を上回る場合、BMレポーティング設定のそれぞれに対し、特定の近傍セルビーム閾値が使用されてもよい。一代替例では、例えば事前設定されたレポーティング条件についてUEの指示が満たされると、受信すること560は、非サービングセルBMレポーティングのアクティブ化を受信することを含んでもよい。
一実施形態によると、方法はまた、580において、アクティブ化されたBMレポーティング設定にしたがって少なくとも1つのBMレポートをネットワークに送信することを含んでもよい。一実施形態では、送信すること580は、組み合わされたサービングセルビームレポートと非サービングセルビームレポートとを使用して生成された動的なレポートを提供することを含んでもよく、この場合、レポートは、少なくとも1つの非サービングセルビームインデックスおよび品質を含んでもよい。例として、UEが、あるレポーティングインスタンスにおいて最大N=4の最良なビームをレポートするように設定され、非サービングセルビームをレポートするネットワーク指示を受信する場合、UEは、サービングセルについて最大N=2がレポートされるように、また関連付けられる非サービングセルリソースセッティングについて最大N=2がレポートされるように、サービングセルレポーティング設定を変更するよう判断してもよい。これは例えば、サービングセルにN=2、1つの非サービングセル当たりN=1のように、拡大されてもよい(最大2セル)。この関連付けは、レポーティング設定を複数のリソースセッティングにリンクすることによって成され得る(サービングセルおよび非サービングセル)。いくつかの実施形態では、方法は、いつ、このセッティングを使用してレポーティングを実施するかをネットワークに指示することを含んでもよい。
ある実施形態によると、BMレポーティング設定がアクティブ化されるべきかを判断すること550は、もう1つのイベントによってトリガされてもよく、他のトリガの組み合わせを伴ってもよく、伴わなくてもよい(例えば、閾値ベースおよびまたは特定のDL信号との関連付け)。例えば、1つまたは複数のイベントは、少なくとも1つのビーム障害インスタンス/無線リンク監視(RLM)out-of-sync指標が、いつL1によって上位レイヤに提供された(またはL2によってカウントされた)かを含んでもよい。
一実施形態において、非サービングセル用のBMレポーティング設定がアクティブ化されるべきであると判断すると、特定のレポーティングセッティングがアクティブ化されてもよく、この場合この特定のレポーティングセッティングは、サービングセルの特定のダウンリンク参照信号にさらに関連付けられてもよい。例えば、レポーティング設定がトリガ条件に基づいてアクティブ化される場合、サービングセル条件に基づいてセッティングのどれがアクティブ化されるかを判断することができる。例えば、サービングセル条件は、次のうちの1つを含んでもよい:PDCCH/PDSCHについてのアクティブなTCI状態、最低/最高制御リソースセット(CORESET)IDのためのPDCCH/PDSCHについてのアクティブなTCI状態、および/またはQCLソースRS(CSI-RS/SSB)。特定の非サービングセルレポーティング設定は、アクティブなTCI状態に基づいてアクティブ化されてもよく、例えばレポーティングセッティングがネットワークによって設定されると、TCI状態の特定のセットと関連付けられる(関連付けがレポーティング設定内でシグナリングされてもよい)。
一実施形態において、方法は、ネットワークからアクティブ化コマンドを受信すると、アクティブなレポーティング設定を判断することを含んでもよい。例えば、レポーティングアクティブ化コマンドは、RRC、MAC CEまたはダウンリンク制御情報(DCI)を使用してシグナリングされてもよい。ある実施形態によると、ネットワークは、特定のレポーティング設定またはそのすべてをアクティブ化するために、UEにシグナリングしてもよい。一選択肢では、ネットワークがアクティブ化コマンドをシグナリングする場合、方法は、例えばレポーティング設定のどれが「有効」かについての情報など、情報を提供することをさらに含んでもよく、これは本明細書に説明される条件のいずれかに基づいてもよく、有効なレポーティング設定をネットワークに示す。一部の例では、有効性とは、品質閾値を上回るビーム測定値を有するレポーティング設定についての情報を提供することを称する場合がある。
例示の実施形態では、方法は、例えばCONNECTEDモードに戻る時に、IDLEモード測定値に基づいて、SCell候補のTRS/CSI-RSに関する情報を、ネットワークにレポートすることを含んでもよい。これは、選択されたSCell候補からの報知において知らされた、すべてまたはサブセットの測定(および検出)TRS/CSI-RSリソースに基づいて、測定結果(例えば、RSRP)および/またはリソースインデックスをレポートすることを含んでもよい。レポートされたリソースは、設定された(最高品質の)数または(例えば、TRS/CSI-RSリソースRSRPまたは対応するSSBの)超過閾値に基づいてさらに選択される、または制限される可能性がある。
図6aは、実施形態による装置10の例を図示する。ある実施形態では、装置10は、通信ネットワーク内の、またはそのようなネットワークをサービングする、ノード、ホスト、またはサーバであってもよい。例えば、装置10は、衛星、基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)、5GノードB、またはアクセスポイント、次世代ノードB(NG-NBまたはgNB)、および/またはWLANアクセスポイントであってもよく、LTEネットワーク、5G、もしくはNRなどの無線アクセスネットワークに関連付けられる。例示の実施形態では、装置10は、NG-RANノード、LTEのeNB、5GのgNBなどであってもよいか、それらを含んでもよい。
いくつかの例示の実施形態では、装置10は、サーバと無線ノードとが無線経路を介してもしくは有線接続を介して、互いに通信するスタンドアロンの装置であってもよいし、サーバと無線ノードとが有線接続を介して通信する同一エンティティに配置される場合もある、分散コンピューティングシステムとしてエッジクラウドサーバで構成されてもよいことを理解されたい。例えば、装置10がgNBを表現する例示の実施形態では、gNB機能性を分割する中央ユニット(CU)および分散ユニット(DU)アーキテクチャに設定されてもよい。そのようなアーキテクチャでは、CUは、ユーザデータの転送、モビリティ制御、無線アクセスネットワーク共有、ポジショニング、および/またはセッション管理などのgNB機能を含む論理ノードであってもよい。CUは、フロントホールインターフェース越しにDUの動作を制御してもよい。DUは、機能的な分割選択肢に応じて、gNB機能のサブセットを含む論理ノードであってもよい。当業者であれば、装置10は図6aに示されないコンポーネントまたは特徴を含み得ることを理解するであろうことに留意されたい。
図6aの例に示されるように、装置10は、情報を処理するため、および命令または演算を実行するためのプロセッサ12を含んでもよい。プロセッサ12は、あらゆるタイプの汎用または特殊目的プロセッサであってもよい。実際、プロセッサ12としては、例として、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つまたは複数を挙げることができる。図6aには、単一のプロセッサ12を示してあるが、他の例示の実施形態によると複数のプロセッサが利用される場合がある。例えば、特定の実施形態では、装置10は、マルチ処理をサポートすることができるマルチプロセッサシステム(例えば、この場合、プロセッサ12はマルチプロセッサを表現し得る)を形成することができる2つ以上のプロセッサを含んでもよいことを理解されたい。いくつかの実施形態では、マルチプロセッサシステムは、(例えば、コンピュータクラスタを形成するために)密に結合される場合もあるし、緩く結合される場合もある。
プロセッサ12は、装置10の動作に関連付けられる機能を実行してもよく、それには例えばアンテナ利得/位相パラメータのプリコーディング、通信メッセージを形成する個々のビットのエンコーディングおよびデコーディング、情報のフォーマット、ならびに装置10の全体的な制御を挙げることができ、通信リソースの管理に関連するプロセスが含まれる。
装置10は、(内部または外部)メモリ14をさらに含む場合があるか、メモリ14に結合されてもよく、メモリ14は、情報およびプロセッサ12によって実行することができる命令を記憶するためのプロセッサ12に結合されてもよい。メモリ14は、1つまたは複数のメモリであってもよく、ローカルのアプリケーション環境に適切なあらゆるタイプのものであってよく、半導体ベースのメモリデバイス、磁気メモリデバイスおよびシステム、光学メモリデバイスおよびシステム、固定メモリ、ならびに/または着脱可能メモリなどのあらゆる適切な揮発性もしくは非揮発性のデータ記憶技術を使用して実装され得る。例えば、メモリ14は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気もしくは光学ディスクなどの静的な記憶装置、ハードディスクドライブ(HDD)、またはあらゆる他のタイプの非一時的な機械可読もしくはコンピュータ可読媒体のあらゆる組み合わせから構成することが可能である。メモリ14に記憶される命令は、プロセッサ12によって実行されると、装置10に本明細書で説明されるタスクを実行させるプログラム命令またはコンピュータプログラムコードを含んでもよい。
ある実施形態では、装置10は、光学ディスク、USBドライブ、フラッシュドライブ、またはあらゆる他の記憶媒体などの外部コンピュータ可読記憶媒体を受け入れて読み出すように設定された(内部または外部)ドライブまたはポートをさらに含んでもよいか、それらに結合されてもよい。例えば、外部コンピュータ可読記憶媒体は、プロセッサ12および/または装置10による実行のためのコンピュータプログラムまたはソフトウェアを記憶してもよい。
いくつかの実施形態では、装置10はまた、信号および/またはデータを装置10と送受信するための1つまたは複数のアンテナ15を含むか、そのようなアンテナに結合されてもよい。装置10は、情報を送受信するように設定された送受信機18をさらに含むか、そのような送受信機に結合されてもよい。送受信機18は、例えば、アンテナ15に結合することができる複数の無線インターフェースを含んでもよい。特定の実施形態では、無線インターフェースは、GSM、NB-IoT、LTE、5G、WLAN、Bluetooth、BT-LE、NFC、無線自動識別(RFID:radio frequency identifier)、超広帯域(UWB)、MulteFireなどのうちの1つまたは複数を含む、複数の無線アクセス技術に対応している場合がある。例示の実施形態によると、無線インターフェースは、例えば1つまたは複数のダウンリンクを介する送信用のシンボルを生成するために、および(例えば、アップリンクを介して)シンボルを受信するために、フィルタ、コンバータ(例えば、デジタル-アナログコンバータなど)、マッパ、高速フーリエ変換(FFT)モジュールなどのコンポーネントを含む場合がある。
そのため、送受信機18は、装置10の他の素子によるさらなる処理のために、情報をアンテナ15による送信用の搬送波形に変調するように、またアンテナ15を介して受信した情報を復調するように設定されてもよい。他の例示の実施形態では、送受信機18は、信号またはデータを直接送受信することが可能な場合がある。追加的に、または代替的に、いくつかの実施形態では、装置10は、入力および/または出力デバイス(I/Oデバイス)を含んでもよい。
ある実施形態では、メモリ14は、プロセッサ12によって実行されると機能性を提供するソフトウェアモジュールを記憶してもよい。モジュールは、例えば、装置10のためにオペレーティングシステム機能性を提供するオペレーティングシステムを含んでもよい。メモリはまた、アプリケーションまたはプログラムなどの、1つまたは複数の機能的なモジュールを記憶して、装置10のための追加的な機能性を提供してもよい。装置10のコンポーネントは、ハードウェアに、またはハードウェアとソフトウェアのあらゆる適切な組み合わせとして実装されてもよい。
いくつかの実施形態によると、プロセッサ12およびメモリ14は、処理回路または制御回路の一部に含まれてもよいし、処理回路または制御回路の一部を形成する場合もある。加えて、いくつかの実施形態では、送受信機18は、送受信機回路の一部に含まれてもよいし、送受信機回路の一部を形成する場合もある。
本明細書で使用される場合、「回路」という用語は、ハードウェアのみの回路実装(例えば、アナログおよび/またはデジタルの回路)、ハードウェア回路とソフトウェアの組み合わせ、アナログおよび/もしくはデジタルハードウェア回路とソフトウェア/ファームウェアの組み合わせ、装置(例えば、装置10)に様々な機能を実行させるよう共に動作するソフトウェア(デジタル信号プロセッサを含む)を伴うハードウェアプロセッサのあらゆる部分、ならびに/または動作のためにソフトウェアを使用するが、ソフトウェアは動作に必要とされない場合は存在しなくてもよい、ハードウェア回路および/もしくはプロセッサ、もしくはそれらの部分を指す場合がある。さらなる例として、本明細書で使用される場合、「回路」という用語は、単なるハードウェア回路もしくはプロセッサ(または複数のプロセッサ)、またはハードウェア回路もしくはプロセッサの一部と、その付随するソフトウェアおよび/もしくはファームウェアの実装形態もカバーする。回路という用語はまた、例えば、サーバ、セルラネットワークノードもしくはデバイス、または他のコンピューティングもしくはネットワークデバイス内の、ベースバンド集積回路もカバーする場合がある。
上で紹介したように、特定の実施形態では、装置10は、基地局、アクセスポイント、ノードB、eNB、gNB、WLANアクセスポイントなどの、ネットワークノードまたはRANノードであってもよい。例えば、いくつかの実施形態では、装置10は、図5aまたは図5bで図示されるプロセスなど、本明細書で説明されるフローチャートまたはシグナリング図のいずれかで描かれるプロセスのうちの1つまたは複数を実行するように設定されてもよい。いくつかの実施形態では、本明細書で議論されるように、装置10は、例えば、L1/L2セントリックモビリティにおける、BMレポーティングに関する手順を実行するように設定されてもよい。
一実施形態では、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されて、1つまたは複数のUEから指示を受信し、1つまたは複数のレポーティング設定のアクティブ化を要求してもよい。例えば、ある実施形態では、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されて、少なくとも1つの非サービングセルBMレポーティングのためのレポーティング条件および/または基準が満たされているという指示を受信してもよい。例示の実施形態では、指示は、UEがBMレポーティング設定をアクティブ化するよう判断してある場合、受信されてもよい。一例では、サービングセルレポーティング設定は、UEに事前設定されてもよい。特定の実施形態では、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されて、専用のRACHプリアンブル、専用のSR信号、ノーマルSR、MAC CE、および/またはPUCCH/PUSCHを介して指示を受信してもよい。いくつかの実施形態によると、指示の受信はまた、UEがBMレポーティングをアクティブ化すると判断し、不十分なPUSCHリソースが割り当てられてしまっているなど、現在のシグナリングリソースが情報を運ぶのに十分ではないと判断した場合、開始されてもよい。
一実施形態では、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されて、どのセルに対してレポーティング条件が満たされるか(一組のセルにおける、PCI/論理セルインデックス)、および/またはレポーティング設定のどれがアクティブ化されるべきかの指示(非サービングセルに対応する設定ID)を受信してもよい。追加的に、ある実施形態では、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されて、UEがサービングセルビームをレポートする、例えばL1/L2ビームレポートにおいて、UEが品質閾値を上回る非サービングセル(またはセル)ビームを検出した、という指示を受信してもよい。特定の実施形態では、これらのビームは、設定されたレポーティング設定(リソースセット)または単にセルの候補セットに関連付けられてもよいし(例えば、UEはSSBインデックスをレポートするだけ)、一例では、UEが検出したあらゆるセルに関連付けられてもよい。一例では、指示は、例えばレポート形式中の1ビット指標であってもよい。
ある実施形態によると、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されて、非サービングセルBMレポーティング設定をアクティブ化してもよい。いくつかの実施形態では、非サービングセルは、ビーム管理シグナリングベースのレポーティングのために事前設定された一組の1つまたは複数のセル、条件付きハンドオーバ(CHO)のための事前設定されたセル、および/またはUEが検出した最大Nのあらゆるセルのうちの1つまたは複数を含んでもよい。一実施形態において、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されて、UEがBMレポーティング設定のどれをアクティブ化するべきかを判断または決定し、アクティブ化するよう判断されたBMレポーティング設定をUEにシグナリングしてもよい。
一実施形態において、UEは、サービングセルの品質がネットワーク設定の閾値を下回ると判断した場合、非サービングセルBMレポーティングをアクティブ化してもよい。例えば、この実施形態では、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されて、Non-Serving-Cell-BM-Reporting-Threshold(Threshold_BMReporting)などの新しい閾値でUEを設定してもよい。代替的に、または追加的に、ある実施形態では、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されて、s-MeasureConfigによって設定された閾値を使用するようにUEを設定して、いつBMレポーティングをアクティブ化するかを判断してもよい。代替的に、または追加的に、ある実施形態では、例えばcsi-RS-ResourceSetList中に列挙されたRSのうちの少なくとも1つが閾値を上回る場合、BMレポーティング設定のそれぞれに対し、特定の近傍セルビーム閾値が使用されてもよい。一実施形態において、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されて、事前設定されたレポーティング条件についてUEの指示が満たされると、非サービングセルBMレポーティングのアクティブ化を実現してもよい。
ある実施形態では、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されて、BMレポーティング設定にしたがってUEから少なくとも1つのBMレポートを受信してもよい。一実施形態によると、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されて、UEが組み合わされたサービングセルビームレポートと非サービングセルビームレポートとを生成する、動的なレポートを受信してもよく、この場合、レポートは、少なくとも1つの非サービングセルビームインデックスおよび品質を含んでもよい。例として、UEが、あるレポーティングインスタンスにおいて最大N=4の最良なビームをレポートするように設定され、非サービングセルビームをレポートする指示がUEに与えられる場合、UEは、サービングセルについて最大N=2がレポートされるように、また関連付けられる非サービングセルリソースセッティングについて最大N=2がレポートされるように、サービングセルレポーティング設定を変更するよう判断してもよい。ある実施形態では、関連付けは、レポーティング設定を複数のリソースセッティングにリンクすることによって成され得る(サービングセルおよび非サービングセル)。いくつかの実施形態では、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されて、この動的なレポーティングがいつアクティブかを設定してもよいし、このセッティングを使用していつレポートするかをUEから指示を受信してもよい。
ある実施形態によると、BMレポーティングのアクティブ化は、もう1つのイベントによってトリガされてもよく、他のトリガの組み合わせを伴ってもよく、伴わなくてもよい(例えば、閾値ベースおよびまたは特定のDL信号との関連付け)。例えば、1つまたは複数のイベントは、少なくとも1つのビーム障害インスタンス/無線リンク監視(RLM)out-of-sync指標が、いつL1によって上位レイヤに提供された(またはL2によってカウントされた)かを含んでもよい。
ある実施形態では、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御されて、例えばRRC、MAC CEまたはDCIを使用して、レポーティングアクティブ化コマンドを送信してもよい。ある実施形態によると、レポーティングアクティブ化コマンドは、特定のレポーティング設定またはそのすべてをアクティブ化するよう、UEにシグナリングしてもよい。一実施形態において、アクティブ化コマンドのシグナリングは、UEに、例えばレポーティング設定のどれが「有効」か、などの情報を提供させる場合があり、これは本明細書に説明される条件のいずれかに基づいてもよく、有効なレポーティング設定を示すことができる。いくつかの実施形態では、有効性の指標は、品質閾値を上回るビーム測定値を有するレポーティング設定についての情報を与える場合がある。
例示の実施形態では、装置10は、メモリ14およびプロセッサ12によって制御され、例えばCONNECTEDモードに戻る時に、IDLEモード測定値に基づいて、SCell候補のTRS/CSI-RSに関する情報をレポートするようにUEを設定してもよい。これは、選択されたSCell候補からの報知において知らされた、すべてまたはサブセットの測定(および検出)TRS/CSI-RSリソースに基づいて、測定結果(例えば、RSRP)および/またはリソースインデックスをレポートすることを含んでもよい。レポートされたリソースは、設定された(例えば、最高品質の)数または(例えば、TRS/CSI-RSリソースRSRPまたは対応するSSBの)超過閾値に基づいてさらに選択される、または制限される可能性がある。
図6bは、別の実施形態による装置20の例を図示する。ある実施形態では、装置20は、通信ネットワーク中のノードもしくは要素であってもよく、またはそのようなネットワークに関連付けられてもよく、例えばUE、モバイル機器(ME)、移動局、モバイルデバイス、静止デバイス、IoTデバイス、または他のデバイスである。本明細書で説明されるように、UEは、代替的に、例えば移動局、モバイル機器、モバイルユニット、モバイルデバイス、ユーザデバイス、加入者端末、無線端末、タブレット、スマートフォン、IoTデバイス、センサもしくはNB-IoTデバイスなどと称される場合がある。一例として、装置20は、例えば無線ハンドヘルドデバイス、無線プラグインアクセサリなどに実装されてもよい。
いくつかの例示の実施形態では、装置20は、1つもしくは複数のプロセッサ、1つもしくは複数のコンピュータ可読記憶媒体(例えば、メモリ、記憶装置など)、1つもしくは複数の無線アクセスコンポーネント(例えば、モデム、送受信機など)、および/またはユーザインターフェースを含んでもよい。いくつかの実施形態では、装置20は、GSM、LTE、LTE-A、NR、5G、WLAN、WiFi、NB-IoT、Bluetooth、NFC、MulteFire、および/またはあらゆる他の無線アクセス技術などの、1つまたは複数の無線アクセス技術を使用して動作するように設定されてもよい。当業者であれば、装置20は図6bに示されないコンポーネントまたは特徴を含み得ることを理解するであろうことに留意されたい。
図6bの例に示されるように、装置20は、情報を処理するため、および命令または演算を実行するためのプロセッサ22を含んでもよいし、そのようなプロセッサ22に結合されてもよい。プロセッサ22は、あらゆるタイプの汎用または特殊目的プロセッサであってもよい。実際、プロセッサ22としては、例として、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つまたは複数を挙げることができる。図6bには、単一のプロセッサ22を示してあるが、他の例示の実施形態によると複数のプロセッサが利用される場合がある。例えば、特定の実施形態では、装置20は、マルチ処理をサポートすることができるマルチプロセッサシステム(例えば、この場合、プロセッサ22はマルチプロセッサを表現し得る)を形成することができる2つ以上のプロセッサを含んでもよいことを理解されたい。いくつかの実施形態では、マルチプロセッサシステムは、(例えば、コンピュータクラスタを形成するために)密に結合される場合もあるし、緩く結合される場合もある。
プロセッサ22は、装置20の動作に関連付けられる機能を実行してもよく、一部の非限定的な例として、アンテナ利得/位相パラメータのプリコーディング、通信メッセージを形成する個々のビットのエンコーディングおよびデコーディング、情報のフォーマット、ならびに装置20の全体的な制御を挙げることができ、通信リソースの管理に関連するプロセスが挙げられる。
装置20は、(内部または外部)メモリ24をさらに含む場合があるか、メモリ24に結合されてもよく、メモリ24は、情報およびプロセッサ22によって実行することができる命令を記憶するためのプロセッサ22に結合されてもよい。メモリ24は、1つまたは複数のメモリであってもよく、ローカルのアプリケーション環境に適切なあらゆるタイプのものであってよく、半導体ベースのメモリデバイス、磁気メモリデバイスおよびシステム、光学メモリデバイスおよびシステム、固定メモリ、ならびに/または着脱可能メモリなどのあらゆる適切な揮発性もしくは非揮発性のデータ記憶技術を使用して実装され得る。例えば、メモリ24は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気もしくは光学ディスクなどの静的な記憶装置、ハードディスクドライブ(HDD)、またはあらゆる他のタイプの非一時的な機械可読もしくはコンピュータ可読媒体のあらゆる組み合わせから構成することが可能である。メモリ24に記憶される命令は、プロセッサ22によって実行されると、装置20に本明細書で説明されるタスクを実行させるプログラム命令またはコンピュータプログラムコードを含んでもよい。
ある実施形態では、装置20は、光学ディスク、USBドライブ、フラッシュドライブ、またはあらゆる他の記憶媒体などの外部コンピュータ可読記憶媒体を受け入れて読み出すように設定された(内部または外部)ドライブまたはポートをさらに含んでもよいか、それらに結合されてもよい。例えば、外部コンピュータ可読記憶媒体は、プロセッサ22および/または装置20による実行のためのコンピュータプログラムまたはソフトウェアを記憶してもよい。
いくつかの実施形態では、装置20はまた、ダウンリンク信号を受信するための、および/またはアップリンクを介して装置20から送信するための1つまたは複数のアンテナ25を含むか、そのようなアンテナに結合されてもよい。特定の実施形態によると、装置20は、情報を送受信するように設定された送受信機28をさらに含んでもよい。一例では、送受信機28はまた、アンテナ25に結合された無線インターフェース(例えば、モデム)を含んでもよい。いくつかの実施形態では、無線インターフェースは、GSM、LTE、LTE-A、5G、NR、WLAN、NB-IoT、Bluetooth、BT-LE、NFC、RFID、UWBなどのうちの1つまたは複数を含む、複数の無線アクセス技術に対応している場合がある。さらなる例示の実施形態では、無線インターフェースは、ダウンリンクまたはアップリンクによって搬送されるOFDMAシンボルなどのシンボルを処理するために、フィルタ、コンバータ(例えば、デジタル-アナログコンバータなど)、シンボルデマッパ、信号成形コンポーネント、逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュールなどの、他のコンポーネントを含んでもよい。
例えば、送受信機28は、装置20の他の素子によるさらなる処理のために、情報をアンテナ25による送信用の搬送波形に変調するように、またアンテナ25を介して受信した情報を復調するように設定されてもよい。他の例示の実施形態では、送受信機28は、信号またはデータを直接送受信することが可能な場合がある。追加的に、または代替的に、いくつかの実施形態では、装置20は、入力および/または出力デバイス(I/Oデバイス)を含んでもよい。特定の実施形態では、装置20は、グラフィカルユーザインターフェースまたはタッチスクリーンなどのユーザインターフェースをさらに含んでもよい。
ある実施形態では、メモリ24は、プロセッサ22によって実行されると機能性を提供するソフトウェアモジュールを記憶する。モジュールは、例えば、装置20のためにオペレーティングシステム機能性を提供するオペレーティングシステムを含んでもよい。メモリはまた、アプリケーションまたはプログラムなどの、1つまたは複数の機能的なモジュールを記憶して、装置20のための追加的な機能性を提供してもよい。装置20のコンポーネントは、ハードウェアに、またはハードウェアとソフトウェアのあらゆる適切な組み合わせとして実装されてもよい。例示の実施形態によると、装置20は、任意選択で、NRなどのあらゆる無線アクセス技術にしたがって、無線または有線通信リンク70を介して、装置10と通信するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態によると、プロセッサ22および/メモリ24は、処理回路または制御回路の一部に含まれてもよいし、処理回路または制御回路の一部を形成する場合もある。加えて、いくつかの実施形態では、送受信機28は、送受信回路の一部に含まれてもよいし、送受信回路の一部を形成する場合もある。
上で議論したように、いくつかの実施形態によると、装置20は、例えばUE、モバイルデバイス、移動局、ME、IoTデバイス、および/またはNB-IoTデバイスであってもよい。特定の実施形態によると、装置20は、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されて、本明細書で説明される例示の実施形態に関連付けられる機能を実行してもよい。例えば、いくつかの実施形態では、装置20は、図5aまたは図5bで図示されるプロセスなど、本明細書で説明されるフローチャートまたはシグナリング図のいずれかで描かれるプロセスのうちの1つまたは複数を実行するように設定されてもよい。特定の実施形態では、装置20は、UEを含むかUEを表現してもよく、また、例えば、L1/L2セントリックモビリティにおける、BMレポーティングに関する手順を実行するように設定されてもよい。
特定の実施形態では、装置20は、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されて、レポーティング設定がアクティブ化されるべきか、またはアクティブ化する必要があるかを判断してもよい。ある実施形態では、装置20は、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されて、ネットワークに、レポーティング設定のアクティブ化を要求する指示を提供することを含んでもよい。例えば、ある実施形態では、装置20は、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されて、少なくとも1つの非サービングセルBMレポーティングのためのレポーティング条件および/または基準が満たされていると判断されたことを示すよう、ネットワークに指示をシグナリングするか送信してもよい。例えば、一実施形態において、指示を提供することは、装置20がBMレポーティング設定をアクティブ化すると判断すると、トリガされてもよい。一例では、サービングセルレポーティング設定は事前設定されてもよい。特定の実施形態では、指示を提供することは、専用のRACHプリアンブル、専用のSR信号、ノーマルSR、MAC CE、および/またはPUCCH/PUSCHのうちの1つまたは複数を介して実施されてもよい。いくつかの実施形態によると、指示を提供することはまた、装置20がBMレポーティングをアクティブ化すると判断し、現在のシグナリングリソースが情報を運ぶのに十分ではないと判断した場合、例えば不十分なPUSCHリソースがネットワークによって割り当てられた場合に、開始されてもよい。
一実施形態では、ネットワークへの指示は、どのセルに対してレポーティング条件が満たされるか(一組のセルにおける、PCI/論理セルインデックス)、および/またはレポーティング設定のどれがアクティブ化されるべきかの指示(非サービングセルに対応する設定ID)を含んでもよい。さらには、ある実施形態では、指示は、装置20がサービングセルビームをレポートする、例えばL1/L2ビームレポートにおいて、装置20が品質閾値を上回る非サービングセルの1つまたは複数のビーム(または品質閾値を上回る1つまたは複数のビームを伴う単なるセル)を検出した、という指示を含んでもよい。品質閾値は、RSRP/RSRQ閾値であってもよく、ネットワークによって設定されてもよい。特定の実施形態では、これらのビームは、設定されたレポーティング設定(リソースセット)または単にセルの候補セットに関連付けられてもよいし(例えば、UEはSSBインデックスをレポートするだけ)、一例では、装置20が検出したあらゆるセルに関連付けられてもよい。一例では、指示は、例えばレポート形式中の1ビット指標であってもよい。
ある実施形態によると、装置20は、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されて、BMレポーティング設定の少なくとも1つのアクティブ化の指示を受信し、アクティブ化されたBM設定にしたがってBMレポーティングを実施してもよい。一実施形態において、装置20は、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されて、装置20がサービングセルの品質がネットワーク設定の閾値を下回ると判断した場合、非サービングセルBMレポーティングを実施してもよい。例えば、ネットワークは、Non-Serving-Cell-BM-Reporting-Threshold(Threshold_BMReporting)などの新しい閾値で装置20を設定してもよい。代替的に、または追加的に、装置20はs-MeasureConfigによって設定された閾値を使用して、いつBMレポーティングをアクティブ化するかを判断するように設定されてもよい。代替的に、または追加的に、例えばcsi-RS-ResourceSetList中に列挙されたRSのうちの少なくとも1つが閾値を上回る場合、BMレポーティング設定のそれぞれに対し、特定の近傍セルビーム閾値が使用されてもよい。一代替例では、装置20は、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されて、例えば事前設定されたレポーティング条件について装置20の指示が満たされると、非サービングセルBMレポーティングのアクティブ化を受信してもよい。
一実施形態では、装置20は、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されて、アクティブ化されたBMレポーティング設定にしたがって少なくとも1つのBMレポートをネットワークに提供または送信してもよい。ある実施形態によると、装置20は、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されて、組み合わされたサービングセルビームレポートと非サービングセルビームレポートとを使用して生成された動的なレポートを提供してもよく、この場合、レポートは、少なくとも1つの非サービングセルビームインデックスおよび品質を含んでもよい。例として、装置20が、あるレポーティングインスタンスにおいて最大N=4の最良なビームをレポートするように設定され、非サービングセルビームをレポートするネットワーク指示を受信する場合、装置20は、サービングセルについて最大N=2がレポートされるように、また関連付けられる非サービングセルリソースセッティングについて最大N=2がレポートされるように、サービングセルレポーティング設定を変更するよう判断してもよい。これは例えば、サービングセルにN=2、1つの非サービングセル当たりN=1のように、拡大されてもよい(最大2セル)。この関連付けは、レポーティング設定を複数のリソースセッティングにリンクすることによって成され得る(サービングセルおよび非サービングセル)。いくつかの実施形態では、装置20は、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されて、いつ、このセッティングを使用してレポーティングを実施するかをネットワークに指示してもよい。
ある実施形態によると、BMレポーティング設定がアクティブ化されるべきだという判断は、もう1つのイベントによってトリガされてもよく、他のトリガの組み合わせを伴ってもよく、伴わなくてもよい(例えば、閾値ベースおよびまたは特定のDL信号との関連付け)。例えば、1つまたは複数のイベントは、少なくとも1つのビーム障害インスタンス/無線リンク監視(RLM)out-of-sync指標が、いつL1によって上位レイヤに提供された(またはL2によってカウントされた)かを含んでもよい。
一実施形態において、非サービングセル用のBMレポーティング設定がアクティブ化されるべきであると判断すると、装置20は、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されて、サービングセルの特定のダウンリンク参照信号にさらに関連付けられ得る特定のレポーティングセッティングをアクティブ化してもよい。例えば、レポーティング設定がトリガ条件に基づいてアクティブ化される場合、サービングセル条件に基づいてセッティングのどれがアクティブ化されるかを判断することができる。例えば、サービングセル条件は、次のうちの1つを含んでもよい:PDCCH/PDSCHについてのアクティブなTCI状態、最低/最高制御リソースセット(CORESET)IDのためのPDCCH/PDSCHについてのアクティブなTCI状態、および/またはQCLソースRS(CSI-RS/SSB)。特定の非サービングセルレポーティング設定は、アクティブなTCI状態に基づいてアクティブ化されてもよく、例えばレポーティングセッティングがネットワークによって設定されると、TCI状態の特定のセットと関連付けられる(関連付けがレポーティング設定内でシグナリングされてもよい)。
一実施形態において、装置20は、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されて、ネットワークからアクティブ化コマンドを受信すると、アクティブなレポーティング設定を判断してもよい。例えば、レポーティングアクティブ化コマンドは、RRC、MAC CEまたはダウンリンク制御情報(DCI)を使用してシグナリングされてもよい。ある実施形態によると、ネットワークは、特定のレポーティング設定またはそのすべてをアクティブ化するよう、装置20にシグナリングしてもよい。一選択肢では、ネットワークがアクティブ化コマンドをシグナリングする場合、装置20は、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されて、例えばレポーティング設定のどれが「有効」か、などの情報を提供してもよく、これは本明細書に説明される条件のいずれかに基づいてもよく、有効なレポーティング設定をネットワークに示す。一部の例では、有効性とは、品質閾値を上回るビーム測定値を有するレポーティング設定についての情報を提供することを称する場合がある。
例示の実施形態では、装置20は、メモリ24およびプロセッサ22によって制御されて、例えばCONNECTEDモードに戻る時に、IDLEモード測定値に基づいて、SCell候補のTRS/CSI-RSに関する情報をネットワークにレポートしてもよい。これは、選択されたSCell候補からの報知において知らされた、すべてまたはサブセットの測定(および検出)TRS/CSI-RSリソースに基づいて、測定結果(例えば、RSRP)および/またはリソースインデックスをレポートすることを含んでもよい。レポートされたリソースは、設定された(例えば、最高品質の)数または(例えば、TRS/CSI-RSリソースRSRPまたは対応するSSBの)超過閾値に基づいてさらに選択される、または制限される可能性がある。
さらなる実施形態は、本明細書で説明される機能、ステップ、または手順のいずれかを実施するための手段を提供することができる。例えば、一実施形態は、1つまたは複数のUEから、1つまたは複数のレポーティング設定のアクティブ化を要求する指示を受信するための手段と、UEがアクティブ化するべき少なくとも1つのBMレポーティング設定を判断するための手段と、判断された少なくとも1つのBMレポーティング設定をUEにシグナリングするための手段とを含む装置を対象とする場合がある。
別の例として、ある実施形態は、1つまたは複数のレポーティング設定がアクティブ化される必要があることを判断するための手段と、ネットワークに、レポーティング設定のアクティブ化を要求する指示を提供するための手段とを含む装置を対象とする場合がある。いくつかの実施形態では、装置はまた、ネットワークから、ビーム管理レポーティング設定の少なくとも1つのアクティブ化を受信するための手段と、アクティブ化された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定にしたがってビーム管理レポーティングを実施するための手段とを含んでもよい。
したがって、特定の例示の実施形態は、いくつかの技術上の改善、強化、および/または既存の技術的なプロセスより優れた利点を実現し、少なくとも無線ネットワーク制御および管理の技術分野に対して改善を構成する。例えば、特定の実施形態は、L1/L2セントリックモビリティにおけるビーム管理レポーティングのための方法を提供する。一実施形態において、ビーム管理フレームワークを使用して近傍セル測定値をレポートするための方法が提供される。したがって、特定の例示の実施形態の使用によって、基地局、eNB、gNB、および/またはUEもしくは移動局など、通信ネットワークおよびそれらのノードの機能が改善される。
いくつかの例示の実施形態では、本明細書で説明される方法、プロセス、シグナリング図、アルゴリズムまたはフローチャートのうちのいずれかの機能性は、メモリまたは他のコンピュータ可読もしくは有形媒体に記憶された、ソフトウェアおよび/またはコンピュータプログラムコードもしくはコードの一部によって実装することができ、プロセッサによって実行することができる。
いくつかの例示の実施形態では、装置は、算術演算として、またはプログラムもしくはその一部として構成され、少なくとも1つの演算プロセッサによって実行される、少なくとも1つのソフトウェアアプリケーション、モジュール、ユニットまたはエンティティに含まれてもよいし、それらに関連付けられてもよい(追加または更新されたソフトウェアルーチンを含む)。プログラム製品またはコンピュータプログラムとも称される、ソフトウェアルーチン、アプレット、およびマクロを含むプログラムは、あらゆる装置可読データ記憶媒体に記憶されてもよく、特定のタスクを実行するためのプログラム命令を含んでもよい。
コンピュータプログラム製品は、プログラムが実行されるといくつかの例示の実施形態を遂行するように構成された、1つまたは複数のコンピュータ実行可能コンポーネントを含んでもよい。1つまたは複数のコンピュータ実行可能コンポーネントは、少なくとも1つのソフトウェアコードまたはコードの一部であってもよい。例示の実施形態の機能性を実装するための修正形態および設定は、ルーチンとして実施されてもよく、これは追加または更新されたソフトウェアルーチンとして実装されてもよい。一例では、ソフトウェアルーチンは、装置にダウンロードされてもよい。
例として、ソフトウェアまたはコンピュータプログラムコードまたはコードの一部は、ソースコード形態、オブジェクトコード形態、または何らかの中間的な形態であってもよく、プログラムを搬送することが可能なあらゆるエンティティまたはデバイスであり得る、何らかの類のキャリア、配信媒体、またはコンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。そのようなキャリアとしては、例えば、記録媒体、コンピュータメモリ、読み取り専用メモリ、光電気的および/または電気的なキャリア信号、電気通信信号、および/またはソフトウェア配信パッケージを挙げることができる。必要とされる処理能力に応じて、コンピュータプログラムは、単一の電子的デジタルコンピュータで実行されてもよいし、複数のコンピュータに分散されてもよい。コンピュータ可読媒体またはコンピュータ可読記憶媒体は、非一時的な媒体であってもよい。
他の例示の実施形態では、機能性は、装置に含まれるハードウェアまたは回路によって、例えば特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルゲートアレイ(PGA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはハードウェアとソフトウェアとのあらゆる他の組み合わせの使用を通じて、実行することができる。さらに別の例示の実施形態では、機能性は、インターネットまたは他のネットワークからダウンロードされる、電磁信号によって搬送することが可能な非有形手段などの信号として実装されてもよい。
例示の実施形態によると、ノード、デバイス、または対応するコンポーネントなどの装置は、単一チップコンピュータ素子など、回路、コンピュータ、もしくはマイクロプロセッサとして、またはチップセットとして構成されてもよく、算術演算に使用される記憶容量を提供するための少なくとも1つのメモリおよび/または算術演算を実行するための演算プロセッサを含んでもよい。
当業者であれば、上で議論したような例示の実施形態は、異なる順の手順を用いて、および/または開示される設定とは異なる設定のハードウェア要素を用いて実践されてもよいことを容易に理解するであろう。したがって、これらの例示の実施形態に基づいて、いくつかの実施形態を説明してきたが、当業者にとっては、例示の実施形態の精神および範囲内に留まりながらも、特定の修正形態、変形形態、および代替構築物が明らかであろう。

Claims (67)

  1. 装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと
    を備え、
    前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも
    少なくとも1つのレポーティング設定がアクティブ化される必要があることを判断することと、
    ネットワークに、少なくとも1つのレポーティング設定をアクティブ化する指示を提供することと
    を行なわせるように構成される、装置。
  2. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも
    前記ネットワークから、ビーム管理レポーティング設定の少なくとも1つのアクティブ化、またはビーム管理レポーティング設定のための少なくとも1つの設定を受信することと、
    前記アクティブ化された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定にしたがって、ビーム管理レポーティングを実施することと
    を行なわせるようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記ネットワークに、前記アクティブ化された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定にしたがって、ビーム管理レポートを送信することを行なわせるようにさらに構成される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記ビーム管理レポートが、組み合わされたサービングセルビームレポートと非サービングセルビームレポートとを含む動的なレポートを含み、前記動的なレポートが、少なくとも1つの非サービングセルビームインデックスおよび品質を含む、請求項3に記載の装置。
  5. 前記指示を提供する場合、前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記ネットワークに、少なくとも1つの非サービングセルビーム管理レポーティングのためのレポーティング基準が満たされているという指示をシグナリングすることを行なわせるようにさらに構成される、請求項1~4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記ネットワークから、前記ビーム管理レポーティングをいつアクティブ化するかを判断するために使用される閾値の設定を受信することを行なわせるようにさらに構成される、請求項1~5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記レポーティング設定がアクティブ化される必要があるという前記判断が、少なくとも1つのイベントによってトリガされ、前記少なくとも1つのイベントが、少なくとも1つのビーム障害インスタンスまたは無線リンク監視(RLM)out-of-sync指標が、いつレイヤ1(L1)によって上位レイヤに提供されたか、またはいつレイヤ2(L2)によってカウントされたかを含む、請求項1~6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、1つまたは複数の特定のビーム管理レポーティング設定またはすべてのビーム管理レポーティング設定をアクティブ化するよう、前記装置にシグナリングするレポーティングアクティブ化コマンドを受信することを行なわせるようにさらに構成される、請求項1~7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記指示を、専用のランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル、専用参照信号、ノーマル参照信号、メディアアクセスコントロール(MAC)制御要素(CE)、または物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)/物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)もしくは無線リソース制御(RRC)のうちの少なくとも1つを介してシグナリングすることを行なわせるようにさらに構成される、請求項1~8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 特定のアップリンク信号、レポーティング設定用の専用のスケジューリング要求、ノーマルスケジューリング要求、専用のスケジューリング要求、またはサウンディング参照信号のうちの少なくとも1つが、少なくとも1つのレポーティング設定に関連付けられる、請求項1~9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記レポーティング基準がどのセルに対して満たされているかの指示を送信すること、または前記レポーティング設定のどれがアクティブ化されるべきかの指示を送信することを行なわせるようにさらに構成される、請求項5に記載の装置。
  12. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、レイヤ1(L1)/レイヤ2(L2)ビームレポートにおいて、前記装置が品質閾値を上回る非サービングセルビームを検出した、または閾値を上回る品質を持つビームレポーティング設定に関連付けられるセルを検出した、という指示を送信することを行なわせるようにさらに構成される、請求項1~11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 前記ビームが、前記設定されたレポーティング設定、セルの候補セット、または前記装置が検出したあらゆるセルのうちの少なくとも1つに関連付けられる、請求項12に記載の装置。
  14. 前記指示が1ビット指標を含む、請求項1~13のいずれか1項に記載の装置。
  15. 前記指示が無線リソース制御(RRC)測定レポートを含む、請求項1~14のいずれか1項に記載の装置。
  16. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記装置が接続モードに戻る時、アイドルモード測定値に基づいて、セカンダリセル候補の追跡参照信号(TRS)/チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)に関する情報をレポートするための設定を、受信することを行なわせるようにさらに構成される、請求項1~15のいずれか1項に記載の装置。
  17. ユーザ機器において、少なくとも1つのレポーティング設定がアクティブ化される必要があることを判断することと、
    ネットワークに、前記少なくとも1つのレポーティング設定をアクティブ化する指示を提供することと
    を含む、方法。
  18. 前記ネットワークから、ビーム管理レポーティング設定の少なくとも1つのアクティブ化、またはビーム管理レポーティング設定のための少なくとも1つの設定を受信することと、
    前記アクティブ化された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定にしたがって、ビーム管理レポーティングを実施することと
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記ネットワークに、前記アクティブ化された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定にしたがって、ビーム管理レポートを送信することをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記ビーム管理レポートが、組み合わされたサービングセルビームレポートと非サービングセルビームレポートとを含む動的なレポートを含み、前記動的なレポートが、少なくとも1つの非サービングセルビームインデックスおよび品質を含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記指示を提供する場合、前記方法が、前記ネットワークに、少なくとも1つの非サービングセルビーム管理レポーティングのためのレポーティング基準が満たされているという指示をシグナリングすることをさらに含む、請求項17~20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記ネットワークから、前記ビーム管理レポーティングをいつアクティブ化するかを判断するために使用される閾値の設定を受信することをさらに含む、請求項17~21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記レポーティング設定がアクティブ化される必要があるという前記判断が、少なくとも1つのイベントによってトリガされ、前記少なくとも1つのイベントが、少なくとも1つのビーム障害インスタンスまたは無線リンク監視(RLM)out-of-sync指標が、いつレイヤ1(L1)によって上位レイヤに提供されたか、またはいつレイヤ2(L2)によってカウントされたかを含む、請求項17~22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記ユーザ機器に、1つまたは複数の特定のビーム管理レポーティング設定またはすべてのビーム管理レポーティング設定をアクティブ化するよう、シグナリングするレポーティングアクティブ化コマンドを受信することをさらに含む、請求項17~23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記指示を、専用のランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル、専用参照信号、ノーマル参照信号、メディアアクセスコントロール(MAC)制御要素(CE)、または物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)/物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)もしくは無線リソース制御(RRC)のうちの少なくとも1つを介してシグナリングすることをさらに含む、請求項17~24のいずれか1項に記載の方法。
  26. 特定のアップリンク信号、レポーティング設定用の専用のスケジューリング要求、ノーマルスケジューリング要求、専用のスケジューリング要求、またはサウンディング参照信号のうちの少なくとも1つが、前記少なくとも1つのレポーティング設定に関連付けられる、請求項17~25のいずれか1項に記載の装置。
  27. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記レポーティング基準がどのセルに対して満たされているかの指示を送信すること、または前記レポーティング設定のどれがアクティブ化されるべきかの指示を送信することを行なわせるようにさらに構成される、請求項21に記載の方法。
  28. レイヤ1(L1)/レイヤ2(L2)ビームレポートにおいて、前記ユーザ機器が非サービングセルビームを検出した、または閾値を上回る品質を持つビームレポーティング設定に関連付けられるセルを検出した、という指示を送信することをさらに含む、請求項17~27のいずれか1項に記載の方法。
  29. 前記ビームが、前記設定されたレポーティング設定、セルの候補セット、または前記ユーザ機器が検出したあらゆるセルのうちの少なくとも1つに関連付けられる、請求項28に記載の方法。
  30. 前記指示が1ビット指標を含む、請求項17~29のいずれか1項に記載の方法。
  31. 前記指示が無線リソース制御(RRC)測定レポートを含む、請求項17~29のいずれか1項に記載の方法。
  32. 前記ユーザ機器が接続モードに戻る時、アイドルモード測定値に基づいて、セカンダリセル候補の追跡参照信号(TRS)/チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)に関する情報をレポートするための設定を、受信することをさらに含む、請求項17~31のいずれか1項に記載の方法。
  33. 装置であって、
    少なくとも1つのレポーティング設定がアクティブ化される必要があると判断するための手段と、
    ネットワークに、前記少なくとも1つのレポーティング設定をアクティブ化する指示を提供するための手段と
    を含む、装置。
  34. 装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと
    を備え、
    前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも
    少なくとも1つのユーザ機器から、少なくとも1つのレポーティング設定をアクティブ化する指示を受信することと、
    前記少なくとも1つのユーザ機器がアクティブ化するべき少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定を判断することと、
    前記判断された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定を前記少なくとも1つのユーザ機器にシグナリングすることと
    を行なわせるように構成される、装置。
  35. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、少なくとも1つの非サービングセルビーム管理レポーティングのためのレポーティング基準が満たされているという指示を受信することを行なわせるようにさらに構成される、請求項34に記載の装置。
  36. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記少なくとも1つのユーザ機器から、前記判断された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定にしたがって、ビーム管理レポートを受信することを行なわせるようにさらに構成される、請求項34または35に記載の装置。
  37. 前記ビーム管理レポートが、組み合わされたサービングセルビームレポートと非サービングセルビームレポートとを含む動的なレポートを含み、前記動的なレポートが、少なくとも1つの非サービングセルビームインデックスおよび品質を含む、請求項36に記載の装置。
  38. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記少なくとも1つのユーザ機器を、前記ビーム管理レポーティングをいつアクティブ化するかを判断するために使用される閾値で設定することを行なわせるようにさらに構成される、請求項34~37のいずれか1項に記載の装置。
  39. 前記ビーム管理レポーティングのアクティブ化が、少なくとも1つのイベントによってトリガされ、前記少なくとも1つのイベントが、少なくとも1つのビーム障害インスタンスまたは無線リンク監視(RLM)out-of-sync指標が、いつレイヤ1(L1)によって上位レイヤに提供されたか、またはいつレイヤ2(L2)によってカウントされたかを含む、請求項34~38のいずれか1項に記載の装置。
  40. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、1つまたは複数の特定のビーム管理レポーティング設定またはすべてのビーム管理レポーティング設定をアクティブ化するよう、前記少なくとも1つのユーザ機器にシグナリングするレポーティングアクティブ化コマンドを送信することを行なわせるようにさらに構成される、請求項34~39のいずれか1項に記載の装置。
  41. 前記指示が、前記少なくとも1つのユーザ機器が前記ビーム管理レポーティング設定をアクティブ化すると判断した場合、受信される、請求項34~40のいずれか1項に記載の装置。
  42. 前記サービングセルレポーティング設定が、前記少なくとも1つのユーザ機器に事前設定される、請求項34~41のいずれか1項に記載の装置。
  43. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記指示を、専用のランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル、専用参照信号、ノーマル参照信号、メディアアクセスコントロール(MAC)制御要素(CE)、または物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)/物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)もしくは無線リソース制御(RRC)のうちの少なくとも1つを介して受信すること
    を行なわせるようにさらに構成される、請求項34~42のいずれか1項に記載の装置。
  44. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記レポーティング基準がどのセルに対して満たされているかの指示を受信すること、または前記レポーティング設定のどれがアクティブ化されるべきかの指示を受信することを行なわせるようにさらに構成される、請求項34~43のいずれか1項に記載の装置。
  45. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、レイヤ1(L1)/レイヤ2(L2)ビームレポートにおいて、前記少なくとも1つのユーザ機器が非サービングセルビームを検出した、または閾値を上回る品質を持つビームレポーティング設定に関連付けられるセルを検出した、という指示を受信することを行なわせるようにさらに構成される、請求項34~44のいずれか1項に記載の装置。
  46. 前記ビームが、前記設定されたレポーティング設定、セルの候補セット、または前記少なくとも1つのユーザ機器が検出したあらゆるセルのうちの少なくとも1つに関連付けられる、請求項45に記載の装置。
  47. 前記指示が1ビット指標を含む、請求項34~46のいずれか1項に記載の装置。
  48. 前記指示が無線リソース制御(RRC)測定レポートを含む、請求項34~46のいずれか1項に記載の装置。
  49. 前記少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記装置に、少なくとも、前記少なくとも1つのユーザ機器を、接続モードに戻る時、アイドルモード測定値に基づいて、セカンダリセル候補の追跡参照信号(TRS)/チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)に関する情報をレポートするよう設定することを行なわせるようにさらに構成される、請求項34~48のいずれか1項に記載の装置。
  50. 少なくとも1つのユーザ機器から、少なくとも1つのレポーティング設定をアクティブ化する指示を受信することと、
    前記少なくとも1つのユーザ機器がアクティブ化するべき少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定を判断することと、
    前記判断された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定を前記少なくとも1つのユーザ機器にシグナリングすることと
    を含む、方法。
  51. 前記指示が、少なくとも1つの非サービングセルビーム管理レポーティングのためのレポーティング基準が満たされているという指示をさらに含む、請求項50に記載の方法。
  52. 前記少なくとも1つのユーザ機器から、前記判断された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定にしたがって、ビーム管理レポートを受信することをさらに含む、請求項50または51に記載の方法。
  53. 前記ビーム管理レポートを前記受信することが、組み合わされたサービングセルビームレポートと非サービングセルビームレポートとを含む動的なレポートを受信することをさらに含み、前記動的なレポートが、少なくとも1つの非サービングセルビームインデックスおよび品質を含む、請求項52に記載の方法。
  54. 前記シグナリングすることが、前記ビーム管理レポーティングをいつアクティブ化するかを判断するために使用される閾値で前記少なくとも1つのユーザ機器を設定することを含む、請求項50~53のいずれか1項に記載の方法。
  55. 前記ビーム管理レポーティングのアクティブ化が、少なくとも1つのイベントによってトリガされ、前記少なくとも1つのイベントが、少なくとも1つのビーム障害インスタンスまたは無線リンク監視(RLM)out-of-sync指標が、いつレイヤ1(L1)によって上位レイヤに提供されたか、またはいつレイヤ2(L2)によってカウントされたかを含む、請求項50~54のいずれか1項に記載の方法。
  56. 前記シグナリングすることが、1つまたは複数の特定のビーム管理レポーティング設定またはすべてのビーム管理レポーティング設定をアクティブ化するよう、前記少なくとも1つのユーザ機器にシグナリングするレポーティングアクティブ化コマンドを送信することを含む、請求項50~55のいずれか1項に記載の方法。
  57. 前記指示が、前記少なくとも1つのユーザ機器が前記ビーム管理レポーティング設定をアクティブ化すると判断した場合、受信される、請求項50~56のいずれか1項に記載の方法。
  58. 前記サービングセルレポーティング設定が、前記少なくとも1つのユーザ機器に事前設定される、請求項50~57のいずれか1項に記載の方法。
  59. 前記指示を前記受信することが、前記指示を、専用のランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブル、専用参照信号、ノーマル参照信号、メディアアクセスコントロール(MAC)制御要素(CE)、または物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)/物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)もしくは無線リソース制御(RRC)のうちの少なくとも1つを介して受信することを含む、請求項50~58のいずれか1項に記載の方法。
  60. 前記指示を前記受信することが、前記レポーティング基準がどのセルに対して満たされているかの指示を受信すること、または前記レポーティング設定のどれがアクティブ化されるべきかの指示を受信することのうちの少なくとも1つを含む、請求項50~59のいずれか1項に記載の方法。
  61. 前記指示を前記受信することが、レイヤ1(L1)/レイヤ2(L2)ビームレポートにおいて、前記少なくとも1つのユーザ機器が非サービングセルビームを検出した、または閾値を上回る品質を持つビームレポーティング設定に関連付けられるセルを検出した、という指示を受信することを含む、請求項50~60のいずれか1項に記載の方法。
  62. 前記ビームが、前記設定されたレポーティング設定、セルの候補セット、または前記少なくとも1つのユーザ機器が検出したあらゆるセルのうちの少なくとも1つに関連付けられる、請求項61に記載の方法。
  63. 前記指示が1ビット指標を含む、請求項50~62のいずれか1項に記載の方法。
  64. 前記指示が無線リソース制御(RRC)測定レポートを含む、請求項50~62のいずれか1項に記載の方法。
  65. 前記少なくとも1つのユーザ機器を、接続モードに戻る時、アイドルモード測定値に基づいて、セカンダリセル候補の追跡参照信号(TRS)/チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)に関する情報をレポートするよう設定することをさらに含む、請求項50~64のいずれか1項に記載の方法。
  66. 少なくとも1つのユーザ機器から、少なくとも1つのレポーティング設定をアクティブ化する指示を受信するための手段と、
    前記少なくとも1つのユーザ機器がアクティブ化するべき少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定を判断するための手段と、
    前記判断された少なくとも1つのビーム管理レポーティング設定を前記少なくとも1つのユーザ機器にシグナリングするための手段と
    を備える、装置。
  67. 請求項17~32または請求項50~65のいずれか1項に記載の方法を実行するためのプログラム命令が記憶された、コンピュータ可読媒体。
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