JP2023513254A - ウェイクアップシグナリング動作の起動 - Google Patents

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Abstract

セルラーネットワーク(100)に接続可能なワイヤレス通信デバイス(101)を動作させる方法は、セルラーネットワーク(100)の個々のセル(701~720)においてワイヤレス通信デバイス(101)のためにウェイクアップシグナリング動作が起動されるかどうかを示す情報(791)を取得することを含む。方法はまた、取得された情報(791)及びセルラーネットワーク(100)の現在のセルに基づいて、現在のセルにおいてワイヤレス通信デバイス(101)のためにウェイクアップシグナリング動作が起動されたかどうかを判定することを含む。方法は、現在のセルにおいてウェイクアップシグナリング動作が起動されたと判定すると、ウェイクアップシグナリング動作に従ってページング機会(396)の前にウェイクアップ信号(980)を監視することをさらに含む。【選択図】図8

Description

様々な例は、一般に、ウェイクアップシグナリング動作におけるページング動作に関する。様々な例は、具体的に、セルラーネットワークの個々のワイヤレス通信デバイス及び個々のセルのためのウェイクアップシグナリング動作を起動及び停止することに関する。
ワイヤレス通信デバイス(UE)の消費電力を低減することが必要である。UEの電力消費を低減する1つの戦略は、UEを切断モードで動作させることである。原則として、切断モードは、接続モードと比較した場合、提供される接続性が限定されるが、電力消費の低減を可能にする。例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))の文脈では、切断モードの例示的な実装形態は、無線リソース制御(RRC)のRRC_Idleモード及びRRC_Inactiveモードを含む。
原則として、切断モードで動作するとき、UEは、通信ネットワーク(NW)からの送信が、不連続受信(DRX)サイクルのオン期間に制限されることを予想することができ、したがって、DRXサイクルのオフ期間中に、UEは、そのワイヤレスインターフェースのいくつかの部分を非アクティブ状態に遷移させることができる。例えば、アナログフロントエンド及び/又はデジタルフロントエンドのより多くの部分をシャットダウンすることができる。これは、消費電力を低減するのに役立つ。
詳細には、切断モードはページング動作に関連付けることができる。ページング動作によれば、通信NWは、ページング機会(PO)の間に1つ又は複数のページング信号をUEに送信することができる。ページング動作によれば、UEは、POにおいて1つ又は複数のページング信号を監視する。1つ又は複数のページング信号の受信に応答して、UEは、データ接続をセットアップすることによって接続モードに遷移するように試みることができる。POは、DRXサイクルのオン期間と同調している。
POの間に1つ又は複数のページング信号を受信(監視)しようと試みることは、UEにおいてかなりの電力が必要になり得ることが観察されている。例えば、アナログフロントエンド、例えばクロックを起動することは、かなりの電力を必要とする場合がある。例えば、UEにおいて周波数領域処理を使用して論理チャネルのブラインド復号を実行することが必要とされる場合がある。次いで、このエネルギー集約的なタスクの後に、特定のUEがページングされていないことが分かる。したがって、1つ又は複数のページング信号の監視に関連付けられたエネルギー消費量を低減する試みがなされている。
そのような欠点を軽減するために、ウェイクアップ信号(WUS)動作が導入されている。WUSはPOの前に送信される。WUSを監視することは、一般に、ページング信号を監視することと比較された場合、UEにおいて必要とされる電力が少ない傾向がある。例えば、これは、ページング信号の変調と比較された場合、WUSのあまり複雑でない変調によって実現することができる。代替又は追加として、UEに割り当てられる帯域幅をより小さくして、より小さい受信帯域通過を可能にすることが可能であり、これは電流消費を低減するのに役立つことができる。例えば、UEにおいて周波数領域処理を必要としないシーケンスベースのWUSを使用し、それにより、時間領域処理が十分であるためにWUSの監視に関連付けられた電力消費を低減することが知られている。
同時に、WUSの複雑さが限られているために、通常、WUSは複数のUE間で共有される。言い換えれば、WUSはUE固有でなくてもよい。したがって、ページングされるべき所与のWUSを共有するUEのグループ内に単一のUEが存在する場合、UEのグループのすべてのUEは、WUSを受信した後に、(単一のUEのみが実際にページングされるとしても)1つ又は複数のページング信号を監視する。これはまた、グループのUEのアンサンブルにわたってかなりの電力消費をもたらす。
したがって、WUS動作を利用する切断モードで動作するときに低いUE電力消費を容易にする技法を提供することが引き続き必要とされている。
この必要性は独立請求項の特徴によって満たされる。従属請求項の特徴は実施形態を定義する。
UEを動作させる方法が提供される。UEはセルラーネットワークに接続することができる。方法は、セルラーネットワークの個々のセルにおいてUEのためにWUS動作が起動されたかどうかを示す情報を取得することを含む。方法はまた、取得された情報及びセルラーネットワークの現在のセルに基づいて、現在のセルにおいてUEのためにWUS動作が起動されたかどうかを判定することを含む。方法は、現在のセルにおいてWUS動作が起動されたと判定すると、WUS動作に従ってページング機会の前にWUSを監視することをさらに含む。
コンピュータプログラム若しくはコンピュータプログラム製品、又はコンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行され得るプログラムコードを含む。少なくとも1つのプロセッサは、プログラムコードをロードすることができる。プログラムコードを実行すると、少なくとも1つのプロセッサは、UEを動作させる方法を実行する。UEはセルラーネットワークに接続することができる。方法は、セルラーネットワークの個々のセルにおいてUEのためにWUS動作が起動されたかどうかを示す情報を取得することを含む。方法はまた、取得された情報及びセルラーネットワークの現在のセルに基づいて、現在のセルにおいてUEのためにWUS動作が起動されたかどうかを判定することを含む。方法は、現在のセルにおいてWUS動作が起動されたと判定すると、WUS動作に従ってページング機会の前にWUSを監視することをさらに含む。
セルラーネットワークに接続可能なUEが提供される。UEは制御回路を含む。制御回路は情報を取得するように構成される。情報は、セルラーネットワークの個々のセルにおいてUEのためにWUS動作が起動されたかどうかを示す。制御回路は、取得された情報及びセルラーネットワークの現在のセルに基づいて、現在のセルにおいてUEのためにWUS動作が起動されたかどうかを判定するようにさらに構成される。制御回路は、現在のセルにおいてWUS動作が起動されたと判定すると、WUS動作に従ってページング機会の前にWUSを監視するようにさらに構成される。
セルラーネットワークのノードを動作させる方法が提供される。方法は、セルラーネットワークの1つ又は複数のセルの各々について、UEをページングする前にそれぞれのセルにおいてUEのためにWUS動作を起動するべきかどうかを判定することを含む。方法はまた、1つ又は複数のセルの少なくとも1回の販売においてWUS動作が起動されるべきであると判定すると、ページング機会の前に、WUS動作に従って少なくとも1つのセルにおいてWUSの送信をトリガすることを含む。
コンピュータプログラム若しくはコンピュータプログラム製品、又はコンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行され得るプログラムコードを含む。プログラムコードを実行することは、セルラーネットワークのノードを動作させる方法を少なくとも1つのプロセッサに実行させる。方法は、セルラーネットワークの1つ又は複数のセルの各々について、UEをページングする前にそれぞれのセルにおいてUEのためにWUS動作を起動するべきかどうかを判定することを含む。方法はまた、1つ又は複数のセルの少なくとも1回の販売においてWUS動作が起動されるべきであると判定すると、ページング機会の前に、WUS動作に従って少なくとも1つのセルにおいてWUSの送信をトリガすることを含む。
セルラーネットワークのノードが提供される。ノードは制御回路を含む。制御回路は、セルラーネットワークの1つ又は複数のセルの各々について、UEをページングする前にそれぞれのセルにおいてUEのためにWUS動作を起動するべきかどうかを判定するように構成される。制御回路はまた、少なくとも1つのセルにおいてWUS動作が起動されるべきであると判定すると、ページング機会の前に、WUS動作に従って少なくとも1つのセルにおいてWUSの送信をトリガするように構成される。
ノードは、セルラーネットワークのアクセスノード又は基地局である。ノードは、セルラーネットワークのコアのコアネットワークノード、例えば、モビリティ制御ノードであり得る。
上述された特徴及び以下で説明される特徴は、示されたそれぞれの組合せだけでなく、本発明の範囲から逸脱することなく他の組合せ又は単独で使用されてもよいことを理解されたい。
図1は、様々な例による、セルラーNWを概略的に示す図である。 図2は、様々な例による、セルラーNWに接続可能なUEが動作することができる複数の動作モードを概略的に示す図である。 図3は、様々な例による切断モードに関連付けられたDRXサイクルを概略的に示し、様々な例によるウェイクアップ信号をさらに示す図である。 図4は、様々な例による、セルラーNWの基地局を概略的に示す図である。 図5は、様々な例による、セルラーNWのモビリティ管理ノードを概略的に示す図である。 図6は、様々な例による、UEを概略的に示す図である。 図7は、様々な例による、方法のフローチャートである。 図8は、様々な例による、方法のフローチャートである。 図9は、様々な例による、セルラーNWのセル、ページング動作、及びWUS動作の選択的な起動/停止を概略的に示す図である。 図10は、様々な例による、方法のフローチャートである。 図11は、様々な例による、シグナリング図である。 図12は、様々な例による、シグナリング図である。
本開示のいくつかの例は、一般に、複数の回路又は他の電気デバイスを提供する。回路及び他の電気デバイス、並びに各々によって提供される機能へのすべての言及は、本明細書に図示及び記載されたもののみを包含することに限定されるものではない。開示された様々な回路又は他の電気デバイスに特定のラベルが割り当てられる場合があるが、そのようなラベルは、回路及び他の電気デバイスの動作の範囲を限定するものではない。そのような回路及び他の電気デバイスは、所望の特定のタイプの電気的実装形態に基づいて、互いに組み合わされ、且つ/又は任意の方式で分離されてもよい。本明細書に開示された任意の回路又は他の電気デバイスは、本明細書に開示された動作を実行するために互いに協働する任意の数のマイクロコントローラ、グラフィックスプロセッサユニット(GPU)、集積回路、メモリデバイス(例えば、FLASH(登録商標)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、電気的プログラム可能読出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能読出し専用メモリ(EEPROM)、又はそれらの他の適切な変形形態)、及びソフトウェアを含んでもよいことが認識される。加えて、電気デバイスのうちの任意の1つ又は複数は、開示された任意の数の機能を実行するようにプログラムされた非一時的コンピュータ可読媒体内に具現化されたプログラムコードを実行するように構成されてもよい。
以下では、添付図面を参照して、本発明の実施形態が詳細に説明される。以下の実施形態の説明は、限定的な意味で解釈されるべきではないことを理解されたい。本発明の範囲は、以下に記載される実施形態又は図面によって限定されるものではなく、それらは例示にすぎないと解釈される。
図面は概略的な表現であると見なされるべきであり、図面に示された要素は必ずしも縮尺通りに示されていない。むしろ、様々な要素は、それらの機能及び一般目的が当業者に明らかになるように表される。機能ブロック、デバイス、構成要素、又は図面に示されるか若しくは本明細書に記載された他の物理ユニット若しくは機能ユニットの間の任意の接続又は結合も、間接的な接続又は結合によって実装されてもよい。構成要素間の結合はまた、ワイヤレス接続を介して確立されてもよい。機能ブロックは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの組合せに実装されてもよい。
様々な態様が通信システムに関連する。例えば、通信システムは、通信NWのUE及びアクセスノードによって実装されてもよい。例えば、アクセスノードは、セルラー通信NW(以下、単にセルラーNW)の基地局(BS)によって実装されてもよい。以下では、簡略化のために、セルラーNWに接続可能なUEによる通信システムの実装形態に関連して様々な例が記載される。しかしながら、同様の技法は、他の種類及びタイプの通信システムに容易に利用されてもよい。
通信システムは、UEとBSとの間のワイヤレスリンクを含んでもよい。ダウンリンク(DL)信号は、ワイヤレスリンク上でBSによって送信され、UEによって受信され得る。アップリンク(UL)信号は、UEによって送信され、BSによって受信され得る。
以下、切断モードにおけるUEの動作を容易にする技法が記載される。切断モードは、例えば、UEがいつデータを受信することができるかに関して、及び/又はUEがどの信号を受信することができるかに関して、接続を制限することができる。切断モードは、一般に、UEが、そのワイヤレスインターフェースの1つ又は複数の構成要素を部分的又は完全にシャットダウンすることを可能にすることができる。UEが切断モードで動作するとき、セルラーNWがUEに関連付けられた特定の情報、例えば、UEコンテキストの特定の情報などを破棄することが可能である。セルラーNWとUEとの間のワイヤレスリンク上のUE固有のデータ接続が解放されることが可能である。原則として、切断モードで動作しているUEは、DRXサイクルを使用する、すなわち、アクティブ状態と非アクティブ状態との間でワイヤレスインターフェースを交互に切り替えることができる。非アクティブ状態にあるとき、ワイヤレスインターフェースはデータを受信するのに適さない場合がある。非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替えるとき、UEは、同期を(再)確立するために、基準信号(RS)を監視することができる。RSは、UEが位置するセルラーNWの現在のセルのセル識別情報を示すことができる。これは、現在のセルを特定するためにUEによって使用することができる。
切断モードは、一般に、ページング動作に関連付けることができる。DRXサイクルのオン期間は、ページング動作のPOと時間的に同調することができる。ページング動作が起動されると、セルラーNWは、例えば、POにおいて1つ又は複数のページング信号を送信することにより、POにおいてUEに接触/ページングしようと試みることができ、UEは、POにおいて1つ又は複数のページング信号を監視することができる。それにより、切断モードから接続モードへの遷移をトリガすることができる。切断モードから接続モードへの遷移は、ランダムアクセス(RA)手順を伴うことができる。
RA手順は、UEの一時的な識別情報を示すRAプリアンブルを使用することができる。RAプリアンブルは、共有リソース上で送信することができ、したがって、複数のUE間の競合を受ける可能性がある。いくつかのシナリオでは、RA手順の間にデータを送信することができる。これは、アーリーデータ転送(EDT)と呼ばれることがある。データは、RA手順のメッセージにピギーバックすることができる。DLデータ及び/又はULデータが通信され得る。例えば、これは、例えば、隣接セルの測定値を含む、UEの測定報告を含むことができる。別の選択肢は、EDTを使用して送信されるページングエリア更新要求メッセージ、及びEDTを使用して受信されるページングエリア更新メッセージである。さらに別の例は、位置更新報告である。
セルラーNWにおいてページング動作を実施するために利用可能な様々な選択肢がある。原則として、ページング動作は、コアNWモビリティ管理ノードによって処理することができる。これは、通常、アイドルモード、例えば、3GPPのRRC_Idleとしての切断モードの実装形態に当てはまる。ここで、ページング動作は、コアNWモビリティ管理ノードによって集中制御される。しかし、例えば、3GPP実装形態におけるRRC_Inactiveなどの非アクティブモードによる切断モードの実装形態に関連して、ページング動作が無線アクセスNW(RAN)によって処理されるシナリオもある。
ページング動作は、1つ又は複数のページングエリアの定義を含むことができる。ページングエリアは、UEが切断モードで動作している間にUEモビリティのための属性を付与するのに役立ち、UEモビリティは、UEが切断モードで動作している間に発生する場合がある、すなわち、UEはセルラーNWのセル間を移動することができる。UEは、常にその位置の更新を提供するわけではないので、UEモビリティは、セルラーNWに直ちに知られていない場合がある。例えば、UEは、DRXサイクルを使用して動作する場合があるので、非アクティブ状態でワイヤレスインターフェースを動作させている間にUEモビリティを検出しない場合がある。そのようなUEモビリティを説明するために、ページングエリアを使用することが可能である。ページングエリアは、セルラーNWの1つ又は複数のセルを含み、UEは、UEモビリティが起こる可能性がある場合でもUEに正常に到達する確率を高めるために、ページングエリアにわたってページングされることができる。UEは、ページングエリアを出たかどうかを監視し、そうである場合、セルラーNWにページングエリア更新要求メッセージを送信することができ、次いで、セルラーNWは、新しいページングエリアを構成し、それぞれのページングエリア更新メッセージをUEに送信することができる。ページングエリアの様々な実装形態、例えば、セルラーNWのコアNWによって定義されるいわゆるトラッキングエリア(TA)、又はその変形形態、すなわち、トラッキングエリアリスト(TAL)が知られている。無線NWによって、すなわち、セルラーNWのコアNWに接触することなく処理されるRAN通知エリア(RNA)のページングエリアの実装のための別の選択肢である。RNAは、3GPPのRRC_Inactiveにおいて使用され、TA又はTALは、3GPPのRRC_Idleにおいて使用される。
セルラーNWにおけるページング動作は、ページングエスカレーションシーケンスを含むことができる。ページングエスカレーションシーケンスは、UEがページングされているエリアの半径を拡張するための戦略を定義する。原則として、ページングエスカレーションシーケンスは、UEに知られていてもよく、知られていなくてもよい。例えば、ページングエスカレーションシーケンスは、最初に、UEの1つ又は複数の直近のアクティブセル、例えば、UEがセルラーNWと最後に通信した、特に、その位置が知られるようにNWに送信した1つ又は複数のセルにページングを制限することができる。次いで、セルラーNWが、直近のアクティブセルにおいてページングされているときにUEからの応答を取得しない場合、ページングをエスカレートすることができる、すなわち、ますます多くのセルにページングするように指示することができる。したがって、ページング半径は、ページングエスカレーションシーケンスの一部として繰り返し拡張される。
原則として、1つ又は複数の直近のアクティブセルは、UEの1つ又は複数の最後の既知の位置、例えば、単一の最後の既知の位置又は一連の最後の既知の位置が存在したセルであり得る。したがって、UEからセルラーNWによって受信された最後の通信は、1つ又は複数の直近のアクティブセルを画定することができる。例えば、1つ又は複数の直近のアクティブセルは、切断モードに遷移する前に接続モードでUEが最後に動作したセルを含むことができる。したがって、直近のアクティブセルは、UEが接続モードから切断モードへの遷移を実行した特定のセルであり得る。別の選択肢は、1つ又は複数の直近のアクティブセルが、例えば、RA手順におけるEDTを使用して、UEが測定報告及び/又はページングエリア更新要求メッセージを送信したセルを含むことを伴う。
本明細書に記載された様々な技法は、WUS動作に依存する。原則として、切断モードはWUS動作に関連付けることができる。WUS動作が起動されると、セルラーNWは、POの前にWUSを送信し、UEはWUSを監視する。ここで、WUSは、POにおいてページングされるWUSグループ内に少なくとも1つのUEが存在することをWUSグループの1つ又は複数のUEに通知するために、POの前に送信される。そのため、WUSグループの1つ又は複数のUEは、WUSを共有していると言える。時々、WUSを検出するために、(通常、ウェイクアップラジオ、WURと呼ばれ、低電力受信機と呼ばれることもある)専用のWUS受信機が使用される。次いで、少なくとも1つのページング信号(例えば、ページングインジケータ及びページングメッセージ)をPOにおいて送信することができる。UEがWUS動作のWUS構成情報によって定義されたスケジュールされた時間周波数リソースでWUSを検出することができない場合、UEはページング信号の復号を試みず、非アクティブ状態にとどまり続ける場合がある。それにより、WUS動作は、一般に、UEにおける電力消費を低減するのに役立つ。
原則として、WUSを実施するために利用可能な様々な選択肢がある。通常、WUSの変調方式は比較的単純である。単純な波形は、データ受信などの他の信号よりも低いUE処理の複雑さと同程度に検出され得るWUSをもたらす。詳細には、シーケンスベースのWUSが使用されてもよい。そのようなシーケンスベースのWUSの波形は、時間領域処理を使用して検出可能であってもよい。送信機と受信機との間の(例えば、時間領域における)同期は、必要とされなくてもよく、又は粗くてもよい。さらに、他の例では、例えば、直交周波数分割多重(OFDM)変調を使用する接続制御チャネルを使用してWUSが送信される場合、同期が必要とされる場合がある。次いで、復調及び復号を含む周波数領域処理が必要とされる。
さらなる詳細では、WUS動作は、いくつかの例では、POの間の制御チャネルのブラインド復号を回避するのに役立つ場合がある。通常、そのようなブラインド復号は、比較的エネルギーが非効率であるため、それにより、WUSを使用することによって電力消費を低減することができる。これは、以下でより詳細に記載される。例えば、3GPPシナリオでは、POの間、UEは、制御チャネル、具体的には物理DL制御チャネル(PDCCH)をブラインド復号することが予想される。POの間のブラインド復号は、ページング識別情報としてのページング無線NW一時識別子(P-RNTI)に対してであり、通常、いわゆるページングインジケータとして送信される。P-RNTIを含むページングインジケータの存在が検出された場合、UEは、ページングメッセージのために、後続のデータ共有チャネル(例えば、物理DL共有チャネル、PDSCH)の復号に進む。ブラインド復号は、比較的エネルギーが非効率であり、WUS動作によって、すなわち、先行するWUSによって条件付きでトリガすることができる。他の例では、WUSは、制御チャネル、例えばPDCCH上でも送信することができる。これは、PDCCHベースのWUSと呼ばれることがある。
様々な技法は、WUSグループの複数のUE間で所与のWUSを共有することに起因して、WUSグループの所与のUEがWUSを受信し、次いでページング信号の監視に進む状況が発生し得るという発見に基づくが、所与のUEが実際にはページングされない(代わりにWUSグループの別のUEがページングされる)ので、所与のUEは、実際にはページングされない場合でも、ページング信号の監視にエネルギーを費やしていることになる。
様々な技法は、通信NWのカバレッジエリア内のUEの特定の位置に応じて、所与のUEのためのWUS動作を選択的に起動又は停止することが有用であり得るという発見に基づく。より具体的には、セルラーNWの文脈において、様々な技法は、セルラーNWの様々なセルにおける所与のUEのためのWUS動作を個別且つ選択的に起動するのに役立ち得る発見に基づく。したがって、WUS動作は、一部のセルに対して起動され、他のセルに対して停止される。
NWノードは、セルラーNWにおける1つ又は複数のセルの各々について、UEをページングする前に、1つ又は複数のセルのうちの少なくとも1つのセルにおけるUEのためのWUS動作を起動するべきかどうかを判定することが可能である。次いで、NWノードは、少なくとも1つのセルにおいてWUS動作が起動されるべきであると判定すると、WUS動作に従って少なくとも1つのセルにおいてPOの前にWUSの送信をトリガすることができる。このように、NWノード(例えば、モビリティ制御ノード)は、WUS戦略を決定することができる。
本明細書に記載された様々な技法によれば、WUS動作がセルラーネットワークの様々なセルにおける特定のUEのために起動されるかどうかを定義する情報が提供される。この情報は、NWノードにおいて決定することができる。この情報は事前定義することもできる。この情報は、一般に、WUS起動情報と呼ばれる。したがって、WUS動作は、UEレベル及びセルレベルで選択的に起動又は停止される。詳細には、WUS動作は、個々のUE及び個々のセルごとに起動又は停止することができる。これは、WUS動作のセル選択的及びUE選択的な起動と呼ぶことができる。
WUS動作のセル選択的及びUE選択的な起動は、UEを切断モードで動作させるときの柔軟性を高める。詳細には、トレードオフの状況に柔軟に対処することができる:(i)一方で、WUS動作が多くのUEに対して停止された場合、WUSを共有するUEの数は(UEの総数が固定されていると仮定して)減少する傾向がある。これにより、WUS動作が起動されたUEの総エネルギー消費量及びUEごとの時間平均エネルギー消費量が減少する。なぜなら、これらのUEは、その後にページングされることなくWUSに応答する可能性が低いからである。同時に、WUS動作を停止したUEは、事前通知なしにページングインジケータを監視するためにPDCCHをブラインド復号しなければならないので、エネルギー消費量が増加する。(ii)他方では、より多くのUEがWUS動作を起動した場合、WUSを共有するUEの数が増加する傾向がある。これにより、WUS動作が起動されたUEの総エネルギー消費量及びUEごとのエネルギー消費量が増加し、UEがその後ページングされない場合でもWUSに応答する確率が増加する。WUS動作が停止したUEがより少ないので、WUS動作が停止したUEの総エネルギー消費量及びUEごとの時間平均エネルギー消費量は減少する。(i)と(ii)との間のこのトレードオフ評価は、WUS動作が起動及び停止されたUEの数についてのスイートスポットが存在し得ることを示し、そのスイートスポットは、総電力消費量及びUEごとの時間平均電力消費量の低減をもたらす。本明細書に記載された技法によれば、このスイートスポット又はその近くで動作することが可能である。
この考慮事項は、各UEが所与のセルに位置する確率にも関連付けられ得るという発見と対になっている。各UEはそれぞれのモビリティパターンを表し、モビリティパターンは、UEがセルラーNWにわたるすべてのセルに同様の確率で存在しないことを意味する。例えば、比較的静的なUEは、直近のアクティブセルに位置する可能性が高く、モバイルUEはセル間を移動する傾向がある。次いで、WUS動作を起動又は停止するときにUEの位置のそのようなセル依存確率分布を考慮に入れると、UEのアンサンブルにわたる総電力消費量を低減し、それによってUEごとの時間平均電力消費量を低減するように、セルレベルでWUS動作の起動及び停止を調整することが可能になる。
詳細には、セルラーNWの担当NWノード(例えば、モビリティ制御ノード又はBS)並びにUEの両方は、WUS起動情報を取得し、次いで、それに応じてそれらの端部でWUS動作を起動又は停止することができる。
例えば、UEは、POを準備するときにWUS起動情報を取得し、WUS起動情報に基づいて、その現在のセルに対してWUS動作が起動されたかどうかを判定することができる。これは、現在のセル、例えばセル識別情報を特定することと、セル識別情報をWUS起動情報と比較することとを含むことができる。WUS動作が起動されたと判定すると、UEはPOの前にWUSを監視することができる。
同様に、セルラーNWのモビリティ管理ノード又は別のノードは、(例えば、ページングエリアを画定する)1つ又は複数のセルのうちの少なくとも1つのセルについて、例えばWUS起動情報に基づいて、それぞれのセルにおけるUEのためにWUS動作が起動されたかどうかを判定することができる。次いで、WUSの送信は、WUS動作が起動されたそれらのセルにおいてPOの前にトリガすることができる。
WUS動作の起動及び停止は、セルラーNWとUEとの間で同調される。WUS動作のそのような同期された起動及び停止は、シグナリング及び/又は事前知識に基づいて実現することができる。一例を挙げると、WUS動作の起動及び停止を同期させるために、セルラーNWからUEに、且つ/又はUEからセルラーNWに、WUS起動情報を示すデータを通信することが可能である。WUS起動情報を示すデータは、それぞれのNWノード及びUEにローカルに記憶され、次いで、それぞれのメモリからロードされることも可能である。ここで、WUS起動情報は、通信規格に従って固定して定義することができる。
原則として、WUS起動情報を使用してWUS動作を起動及び停止するために利用可能な様々な選択肢がある。これらの選択肢のいくつかが、表1に関連して以下に記載される。表1の様々な変形を互いに組合せることができる。
Figure 2023513254000002
表1、変形Aを参照すると、WUS動作のセル選択的及びUE選択的な起動は、WUS動作を1つ又は複数の直近のアクティブセルに制限することができる。したがって、UEが静止している場合、すなわち、UEモビリティレベルが低い場合、WUS動作が起動され、電力消費量を低減することができる。
1つ又は複数の直近のアクティブセルを実装するために利用可能な様々な選択肢がある。例えば、1つ又は複数の直近のアクティブセルは、UEが接続モードから切断モードへの遷移を実行した最後の既知のサービングセルを含むか、又はそれに限定することができる。代替又は追加として、1つ又は複数の直近のアクティブセルは、UEが測定報告及び/若しくはページングエリア更新要求メッセージを送信したか、又はUEとの間に別の通信があったセルを含むか、又はそのようなセルに限定することができる。これは、RA手順の間にEDTを使用して行われてもよい。一般的に言えば、1つ又は複数の最終のアクティブセルは、UEが所定の時間期間中又はトリガイベントの発生後にセルラーNWと通信したセルを含むことができる。例示的なトリガイベントは、切断モードへの遷移又は特定のタイプのモビリティ報告などを伴うことができる。所定の時間期間は、UEからの送信が考慮されるスライディングウィンドウ時間フレームを指定することができる。
次に、WUS動作のセル選択的及びUE選択的な起動の実施のためのいくつかの例が、表2の変形Aについて提供される。
Figure 2023513254000003
したがって、表2から明らかなように、WUS起動情報に基づいて、UEは、WUS動作がUEの1つ又は複数の直近のアクティブセル又はその周囲のいくつかのセルに限定されることを認識することができる。WUS起動情報は、セルラーNWが、UEが接続モードにあった1つ又は複数の直近のアクティブセルを知っていることに基づくことができる。
ここで、表1、変形Bを参照すると、WUS動作のセル選択的及びUE選択的な起動は、ページング動作に基づいて決定することができる。詳細には、WUS動作は、ページングエスカレーションシーケンスにおいてセルラーNWの複数のセルのうちのセルの位置に応じて選択的に起動することができる。例えば、WUS動作は、ページングエスカレーションシーケンスの開始時にそれらのセルに対して起動することができ、ページングエスカレーションシーケンスの終了時にセルに対して停止されてもよい。
WUS起動情報に従って、次いで、WUSの送信がますます多くのUEを誤ってウェイクアップさせる危険性を考慮して、エスカレートされたページング手順に関連付けられたより大きいエリアにおいてWUS動作が起動されるべきか否かを判定することができる。
それにより、WUS動作は、ページングエスカレーションシーケンスの端部に向かうセルに関連付けられた比較的広い領域では使用されない。その理由は、同じPOの間にページングを読み取るUEの数が、ページングエリアが大きいほど実質的に増加するからである。
したがって、セルラーNWは、ページングをより大きいエリアにエスカレートするときにWUSが使用されるべきかどうかを選択することができる。
最後に、例えば、ページングは、ページングエリア全体、例えば、TA全体にエスカレートされる。ページングエスカレーションシーケンス全体を通して、セルラーNWは、セルラーNWのどのセルに対してWUS動作が起動されるべきかを選択することができ、それにより、ページングされている実際のUEの電力消費量と残りのUEとの間の良好なトレードオフを有する。
したがって、ページングがより大きいエリアにエスカレートされるときでも、セルラーNWは、WUS動作が起動されるべきセルを具体的に指摘することができる。
加えて、WUSを使用する複数のUEの不必要なウェイクアップを制限するために、ページングエスカレーションシーケンスの最初の1つ又は複数のセルにおけるページングの完了が成功しなかった後、ページング動作は、ページングをより大きいエリアにエスカレートすると、これらの最初の1つ又は複数のセルにおけるページングを停止することが可能である。それにより、UEのページングは、他のUEを誤ってウェイクアップさせ得るさらなるWUS活動をもたらさない。これは、UE並びに直近のアクティブセル及び/又はその隣接セルをページングするための非常に多くの失敗した試行が行われると、UEがこのエリアに位置しておらず、移動していると仮定することができるという仮定に関連付けられる。そのようなページングエスカレーションシーケンスは、徐々に進行すると呼ぶことができる。
次に、表3に関連して、WUS起動情報の実装形態に関するいくつかの例が説明される。
Figure 2023513254000004
WUS起動情報は、静的な規則であり得、例えば、UE及びセルラーNWが従うプロトコルの通信規格に従って固定的に指定することができる。次いで、WUS起動情報は、通信プロトコルに従ってローカルメモリからロードすることができる。したがって、WUS起動情報は、事前知識として利用可能であり得る。例えば、静的な規則は、UEが切断モードに遷移する前に接続モードで動作していた1つ又は複数の直近のアクティブセルにおいてのみWUS動作が起動されることを指定することができる(表3、変形A又はFを参照)。
WUS起動情報はまた、セルラーNWからUEに(又はその逆に)部分的又は完全にシグナリングすることができる。したがって、UEは、WUS起動情報を示すデータを受信することによってWUS起動情報を取得することができる。それぞれのNWノードは、データを送信することができる。例えば、導出規則若しくは参照テーブル若しくはセルの別のリスト、又は全体的にWUS起動情報を示すデータは、システム情報ブロック内のセルラーNWによってブロードキャストされてもよく、接続モードから切断モードへの遷移前に通信されてもよい(表3、変形B~Eを参照)。WUS起動情報を示すデータは、接続モードで使用されるデータ接続に関連付けられた接続制御メッセージ(例えば、3GPP RRC制御メッセージ又は非アクセス層NAS制御メッセージ)に含まれてもよい。接続制御メッセージは、切断モードに遷移するためのデータ接続停止メッセージであってもよい。データは、ページングエリア更新メッセージ、例えば、TAUメッセージ又はRNA更新メッセージに含めることもできる。セルラーNWは、セルラーNWがデータ接続からUEを解放するときに、すなわち、接続モードから切断モードへの遷移中に、UEにWUS起動情報をシグナリングすることができる。
WUS起動情報は暗黙的にシグナリングすることができ、例えば、セルラーNWは、WUS動作が起動されるセルをUEが計算又は決定することができるように、導出規則の1つ又は複数の基準を送信又はブロードキャストすることができる(表3、変形Aを参照)。例えば、候補導出規則のコードブックが使用され、セルラーNWは、UEが候補導出規則のコードブックからそれぞれの1つ又は複数の基準とともに適切な導出規則を選択することができるように、インデックスをシグナリングすることができる(表3、変形Dを参照)。
要約すると、上述された技法は、一般に、WUS動作のセル選択的及びUE選択的な起動の定義に対応する。それにより、WUSあたりのユーザの数は、スマートページング戦略に基づく、例えば履歴及び既知のパターンに基づくセルの数に限定することができる。
図1は、セルラーNW100を概略的に示す。図1の例は、3GPP 5GアーキテクチャによるセルラーNW100を示す。3GPP 5Gアーキテクチャの詳細は、3GPP TS23.501、バージョン16.3.0(2019年12月)に記載されている。図1及び以下の説明のさらなる部分は、セルラーNWの3GPP 5Gフレームワークにおける技法を示しているが、同様の技法は、他の通信プロトコルに容易に適用されてもよい。例には、例えばMTC又はNB-IOTフレームワークにおける3GPP LTE 4G、さらに非セルラーワイヤレスシステム、例えばIEEE Wi-Fi技術が含まれる。
図1のシナリオでは、UE101はセルラーNW100に接続可能である。例えば、UE101は、携帯電話、スマートフォン、IOTデバイス、MTCデバイス、センサ、アクチュエータなどのうちの1つであってもよい。UE101は、それぞれの識別情報451、例えば、加入者識別情報を有する。
UE101は、通常、1つ又は複数のBS112(簡略化のために、図1には単一のBS112のみが示されている)によって形成されたRAN111を介して、セルラーNW100のコアNW(CN)115に接続可能である。ワイヤレスリンク114は、RAN111、具体的には、RAN111のBS112のうちの1つ又は複数とUE101との間に確立される。
チャネルサウンディングを実行するために、BS112が1つ又は複数のRSの1つ又は複数の送信を提供することが可能である。1つ又は複数のRSは、それぞれのセルの識別情報を示すことができる。それにより、UE101は、現在のセルを特定することができる。
ワイヤレスリンク114は、時間周波数リソースグリッドを実装する。通常、直交周波数分割多重(OFDM)が使用され、ここで、キャリアは複数のサブキャリアを含む。次いで、(周波数領域内の)サブキャリア及び(時間領域内の)シンボルは、時間周波数リソースグリッドの時間周波数リソース要素を画定する。それにより、プロトコル時間ベースは、例えば、複数のシンボルを含むフレーム及びサブフレームの持続時間、並びにフレーム及びサブフレームの開始位置及び停止位置によって定義される。異なる時間周波数リソース要素は、ワイヤレスリンク114の異なる論理チャネルに割り当てることができる。例には、物理DL共有チャネル(PDSCH)、物理DL制御チャネル(PDCCH)、物理UL共有チャネル(PUSCH)、物理UL制御チャネル(PUCCH)、ランダムアクセス用チャネルなどが含まれる。
CN115は、ユーザプレーン(UP)191及び制御プレーン(CP)192を含む。アプリケーションデータは、通常、UP191を介してルーティングされる。このために、UP機能(UPF)121が設けられる。UPF121は、ルータ機能を実装することができる。アプリケーションデータは、1つ又は複数のUPF121を通過することができる。図1のシナリオでは、UPF121は、データNW180、例えばインターネット又はローカルエリアNWに向かうゲートウェイとして機能する。アプリケーションデータは、UE101とデータNW180上の1つ又は複数のサーバとの間で通信することができる。
セルラーNW100はまた、ここではアクセス及びモビリティ管理機能(AMF)131及びセッション管理機能(SMF)132によって実装されるモビリティ制御ノードを含む。
セルラーNW100は、ポリシー制御機能(PCF)133、アプリケーション機能(AF)134、NWスライス選択機能(NSSF)134、認証サーバ機能(AUSF)136、及び統合データ管理(UDM)137をさらに含む。図1は、これらのノード間のプロトコル基準点N1~N22も示している。
AMF131は、以下の機能:登録管理と呼ばれることもある接続管理、CN115とUE101との間の通信用のNAS終端、接続管理、到達管理、モビリティ管理、接続認証、及び接続認可のうちの1つ又は複数を提供する。例えば、AMF131は、それぞれのUE101が切断モードで動作する場合、UE101のためのCN開始ページング動作を制御する。AMF131は、少なくともいくつかの動作モードで、UE101のためのWUS動作を制御することができる。AMF131は、UE101へのページング信号の送信、及び、WUS動作がそれぞれのセルに対して起動されている場合、WUSの送信をトリガし、ページング信号及びWUSの送信は、POと時間的に同調されてもよい。POのタイミングは、UE識別情報451に基づいて決定することができる。NWへのUE登録の後、AMF131は、少なくともUE101がNWに登録されている限り、UEコンテキスト459を作成し、このUEコンテキストを保持する。UEコンテキストは、どのセルに対するページング動作及びWUS動作が起動されるかを指定することができる。
それぞれのUE101が接続モードで動作する場合、SMF132によってデータ接続189が確立される。データ接続189は、UDM137によってホストされるUEサブスクリプション情報によって特徴付けられる。UE101の現在のモードを追跡するために、AMF131は、UE101をCM-CONNECTED又はCM-IDLEに設定する。CM-CONNECTEDの間、UE101とAMF131との間にNAS接続が維持される。NAS接続は、モビリティ制御接続の一例を実現する。NAS接続は、UE101のページングに応答してセットアップされてもよい。
SMF132は、以下の機能:RAN111とUPF121との間のUPベアラのベアラセットアップを含む、セッションの確立、修正、及び解放を含むセッション管理、UPFの選択及び制御、トラフィックステアリングの構成、ローミング機能、NASメッセージの少なくとも一部の終了などのうちの1つ又は複数を提供する。そのため、AMF131及びSMF132は、両方とも移動するUEをサポートするために必要なCPモビリティ管理を実現する。
データ接続189は、UE101とRAN111との間に、CN115のUP191上で、DN180に向かって確立される。例えば、インターネット又は別のパケットデータNWとの接続を確立することができる。データ接続189を確立するために、すなわち、セルラーNW100に接続するために、それぞれのUE101は、例えば、ページング信号の受信に応答して、又は送信のためにバッファされているUE発信ULデータに応答して、RA手順を実行することが可能である。これは、データ接続189の少なくともRAN部分を確立する。DN180のサーバは、データ接続189を介してペイロードデータが通信されるサービスをホストすることができる。データ接続189は、専用ベアラ又はデフォルトベアラなどの1つ又は複数のベアラを含んでもよい。データ接続189は、RRCレイヤ、例えば、一般にOSIモデルのレイヤ3上に定義され得る。
図2は、UEが動作することができる複数の動作モード301~303に関する態様を概略的に示す。
データ接続189は接続モード301で確立される。詳細には、データ接続189のRAN部分が接続モード301で確立される。UE101とBS112との間では、PDSCH、PDCCH、PUSCH、PUCCHを使用してデータを通信することができる。RRC制御メッセージは、PDSCH及び/又はPUSCH上で通信することができる。接続モードDRXを使用することが可能である。接続モード301は、3GPP RRC_Connectedによって実現することができる。
図2はまた、2つの切断モード302~303を示す。第1の切断モードは、例えば、3GPP RRC_Idleによって実現されるアイドルモード302である。第2の切断モードは、例えば、3GPP RRC_Inactiveによって実現される非アクティブモード303である。通常、非アクティブモード303はCN115に対して透過的であり、アイドルモード302はCN115にシグナリングされる。したがって、UEコンテキスト459は、UE101が非アクティブモード303で動作するときにCN115において維持され得る。
図2はまた、様々なモード301~303の間の遷移309に関する態様を示す。例えば、接続モード301から切断モード302~303のうちの1つへの遷移309をトリガするために、例えば、PDSCH又はPUSCH上のRRC制御シグナリングを使用して、接続停止メッセージを通信することができる。これは、非アクティブモード303への遷移309のための接続非アクティブ化制御メッセージ、又はアイドルモード302への遷移309のための接続解放メッセージであってもよい。接続解放メッセージは、データ接続189の解放をトリガする。接続停止メッセージは、さらなるデータを搬送する情報要素を含むことができる。
アイドルモード302又は非アクティブモード303から接続モード301への遷移309は、RA手順を含む。RA手順は、ページング信号、例えば、PDCCH上のページングインジケータ及びPDSCH上のページングメッセージによってトリガされてもよい。非アクティブモード303では、ページングはRANによってトリガすることができ、アイドルモード302では、ページングはCNによってトリガされる。
ページング信号はPOにおいて送信される。POのタイミングは、UE101の識別情報451に応じて決定される。UE101は、POのタイミングに従ってDRXサイクルを構成することができる。詳細には、UE101は、DRXサイクルのオン期間の開始時に、例えば、ページングインジケータのためのPDCCHをブラインド復号することにより、アクティブ状態にあり、データを受信する準備ができているようにそのワイヤレスインターフェースを制御することができる。
切断モード302~303は、WUS動作と組み合わされてもよい。すなわち、WUSはPOの前に送信されることが可能である。WUSは、PDCCH又は別個のWUSチャネル上で送信されてもよい。WUSは、時間領域受信のためにシーケンスベースであってもよく、又はセルラーNW100との同期を使用する受信のための周波数動作を必要とする場合がある。所与のセルにおいて所与のUEのためにWUS動作が起動される場合、POの前にWUSが送信されてもよい。WUSの送信は、CN、例えばAMF131によってトリガすることができる。WUSの送信がRAN111においてトリガされることも可能である。
いくつかの例では、代替又は追加として、DRXを利用する接続モード301でWUS動作を使用することが可能である。
図3は、DRXサイクル390に関する態様を概略的に示す。DRXサイクル390は、切断モード302~303の一方若しくは両方において、又は接続モード301においてさえ、UE101によって使用することができる。図3は、DRXサイクル390を実現するために、UE101のワイヤレスインターフェースの様々な構成要素の活動を時間の関数として示す。より具体的には、図3は、UEの電力消費量を示すことによってワイヤレスインターフェースの様々な構成要素の活動を示す。
DRXサイクル390を使用するとき、UE101は、そのワイヤレスインターフェースのモデムを非アクティブ状態391(図3の時間期間1801及び1804の間)とアクティブ状態392(図3の時間期間1803の間)との間で周期的に遷移させる。時間期間1801及び1804は、DRXサイクル390のオフ期間に対応し、時間期間1803は、DRXサイクル390のオン期間に対応する。アクティブ状態392の時間期間1803は、セルラーNW100がページング信号を送信することができるPO396と時間的に同調される。図3は、DRXサイクル390の対応するサイクル持続時間399、すなわち、DRXサイクル390の個々の期間の周期又は持続時間を示す。
PO396のタイミングは、(3GPP NRの例の場合)(i)システムフレーム番号(SFN)及び(ii)このフレーム内のサブフレーム及び(iii)UE101のそれぞれの識別情報451から導出されたUE_IDによって与えられる。
UE101は、非アクティブ状態391でモデムを動作させているときにページング信号を受信することができず、例えば、モデムのアナログフロントエンド及び/又はデジタルフロントエンドの電源が切られている場合がある。例えば、増幅器及びアナログデジタル変換器がオフにされている場合がある。例えば、デジタルブロックの復号がオフにされている場合がある。高速クロックはオフに切り替えることができ、むしろ低速クロック、例えば32kHzのRTCクロックを使用することができる。例えば、UE101は、低サンプリングレートで動作するなどの必要な消費電力が低い簡単な受信機で動作してもよい。UE101のハードウェアは、省電力が可能であるとき非アクティブ状態391に入っている。UEハードウェアが非アクティブ状態391にあるとき、1つ又は複数のクロックがオフにされてもよく、すべての無線ブロック及びほとんどのモデムブロックがオフにされてもよく、次のPO396の時間になったときにプラットフォームを開始するための低周波数(RTC)クロックを有する最小の活動のみが維持されてもよい。したがって、非アクティブ状態391は、比較的小さい電力消費量に関連付けられる。
アクティブ状態392でモデムを動作させているとき、UE101はページング信号を監視することができる。ワイヤレスインターフェースのモデムの様々なハードウェア構成要素は、電源が投入され、動作している。例えば、UE101は、ページングインジケータを検出するためにPDCCHのブラインド復号を実行することができる。したがって、アクティブ状態392は、比較的高い電力消費量に関連付けられる。
図3に示されたように、UE101を非アクティブ状態391からアクティブ状態392に遷移させるために必要な時間期間1802(ウェイクアップ時間)がある。この遷移は、周波数及びタイミングが(再)調整され、モデムがページング信号を受信できるように開始されることを必要とする可能性がある。UE101は、(再)同期するために、時間期間1802の間、1つ又は複数のRS901を受信することができる。RS901に基づいて、UE101は、現在のセル、すなわち、RS901によって符号化されたそれぞれのセルのセル識別情報を特定することもできる。
図3において、UE101は、WUS動作が起動されているか否かに応じて、WUS980を受信することもできる。時々、WUS980に基づいて同期が確立されることさえ可能であり、その場合、さらなるRS901を受信する必要はない。RS901は、WUS980に統合されてもよい。
図3のシナリオでは、UE101は、時間期間1803の間にページング信号を受信せず、したがって、時間期間1804の間に非アクティブ状態391に戻る。手順は、(図3の破線によって示されたように)DRXサイクル390の周期399の後に繰り返される。ページングインジケータが検出されると、UE101は、次に、PDSCH又はページングチャネル(PCH)(図示せず)上でページングメッセージを読み取る。ページングメッセージに基づいて、データ接続189は、例えば、RA手順を使用してセットアップすることができる。
図4は、BS112を概略的に示す。BS112は、メモリ1123からプログラムコードをロードすることができる制御回路1122を含む。BS112はまた、ワイヤレスリンク114上でUE101又はセルラーNW100のCN115のノードと通信するために使用することができるインターフェース1125を含む。そのため、インターフェース1125は、ワイヤレスリンク114上で通信するためのアナログフロントエンド及びデジタルフロントエンド、並びにアンテナポートなどを含むことができる。制御回路1122は、メモリ1123からプログラムコードをロードし、そのプログラムコードを実行することができる。プログラムコードを実行すると、制御回路1122は、本明細書に記載された技法、例えば、所与のUEのためのWUS起動情報を取得することと、WUS起動情報に従ってWUS動作を構成することと、それぞれのセルの複数のBSにそれぞれのページングメッセージを送信することを含む場合がある、例えば、ページングエスカレーションシーケンスに基づいて、ページングエリアの複数のセルにおいてUEのページングをトリガすることと、ページング信号を送信するようにトリガされるとページング信号を送信することと、WUS起動情報に従ってページングエリアの複数のセルのうちの少なくともいくつかに対するWUS動作を起動することと、ページングエリアのセルにおけるトラフィック負荷、ページングエリアのセルにおいて切断モードで動作しているUEの数、WUSを共有するUEの数、ページング動作のページングエスカレーションシーケンス、及び/又はUEのモビリティパターンなどの1つ又は複数のパラメータに基づいて、WUS起動情報を決定することとを実行することができる。
図5は、AMF131を概略的に示す。AMF131は、メモリ1313からプログラムコードをロードすることができる制御回路1312を含む。AMF131はまた、セルラーNW100のノード、例えばBS112と通信するために使用することができるインターフェース1315を含む。制御回路1312は、メモリ1313からプログラムコードをロードし、そのプログラムコードを実行することができる。プログラムコードを実行すると、制御回路1312は、本明細書に記載された技法、例えば、所与のUEのためのWUS起動情報を取得することと、WUS起動情報に従ってWUS動作を構成することと、それぞれのセルの複数のBSにそれぞれのページングメッセージを送信することを含む場合がある、例えば、ページングエスカレーションシーケンスに基づいて、ページングエリアの複数のセルにおいてUEのページングをトリガすることと、WUS起動情報に従ってページングエリアの複数のセルのうちの少なくともいくつかに対するWUS動作を起動することと、ページングエリアのセルにおけるトラフィック負荷、ページングエリアのセルにおいて切断モードで動作しているUEの数、WUSを共有するUEの数、ページング動作のページングエスカレーションシーケンス、及び/又はUEのモビリティパターンなどの1つ又は複数のパラメータに基づいて、WUS起動情報を決定することとを実行することができる。
図6は、UE101を概略的に示す。UE101は、メモリ1013からプログラムコードをロードすることができる制御回路1012を含む。UE101はまた、ワイヤレスリンク114上でセルラーNW100のBS112と通信するために使用することができるワイヤレスインターフェース1015を含む。そのため、ワイヤレスインターフェース1015は、アナログフロントエンド及びデジタルフロントエンド、並びにアンテナポートなどを含むことができる。制御回路1012は、メモリ1013からプログラムコードをロードし、そのプログラムコードを実行することができる。プログラムコードを実行すると、制御回路1012は、本明細書に記載された技法、例えば、例えば、切断モード302~303で動作しているときにRSを監視することと、例えば、メモリ1013からそれぞれのデータをロードすることにより、且つ/又はセルラーNW100からそれぞれのデータを受信することによって、WUS起動情報を取得することとを実行することができる。
図7は、例示的な方法のフローチャートである。図7の方法はUEによって実行される。図7の方法は、UE101(図1及び図6を参照)によって実行することができる。より具体的には、図7の方法は、メモリ1013からプログラムコードをロードすると、UE101の制御回路1012によって実行されることが可能である。
UEは、複数のセルを含むセルラーNWに接続可能である。UEのためにページング動作を起動することができる。ページング動作は、1つ又は複数のページング信号を送信するセルラーNWと、1つ又は複数のページング信号を監視するUEとを含むことができる。ページング動作は、1つ又は複数のセルを含む1つ又は複数のページングエリアの定義を含むことができる。ページング動作は、1つ又は複数のページング信号のための定義された時間周波数リソースを有するページング機会の定義を含むことができる。セルラーNWのセルは、ページング動作のページングエリアに分割することができる。切断モードで動作しているとき、所与のページングエリアをUEのためのページング動作に関連付けることができる。
ボックス2001において、個々のセルにおいてUEのためにWUS動作が起動されるかどうかを定義する情報が取得される。例えば、このWUS起動情報は、UEのために構成されたページング動作のページングエリア内に位置するセルごとにWUS動作が起動されるかどうかを示すことができる。したがって、WUS起動情報は、マルチセルインジケータを含むことができる。例えば、WUS動作は、複数のセルのうちのセルの第1の部分に対して起動されてもよく、複数のセルのうちのセルの第2の部分に対して停止されてもよい。
原則として、WUS起動情報について考えられる様々な実装形態が存在し、上記の表3に関連していくつかの例が説明されている。
したがって、WUS起動情報は、導出規則、参照テーブル、(例えば、複数のセルについての「真」項目及び「偽」項目を含む)論理ビットマップ、導出規則のコードブックのインデックス、又はセルのリストを含んでもよい。WUS起動情報は、WUSを起動するための1つ又は複数の基準を含んでもよい。基準は、そのようなパラメータの現在値をチェックすることにより、WUS動作が起動されるか否かを判定することが可能であるようにパラメータ化されてもよい。
ボックス2001においてWUS起動情報を取得することは、セルラーNWへの、又はセルラーからのWUS起動情報を示すデータを受信すること、オプションのボックス2001Aを含むことができる。例えば、データは、切断モードに遷移する前に、UEが接続モードで動作するときに少なくとも部分的に通信することができ、切断モードはWUS動作に関連付けられる(例示的な切断モード302~303が図2に関連して上述されている)。WUS起動情報を示す状態は、接続モードで動作しているとき、すなわち、切断モードに遷移する前に確立されたデータ接続に関連付けられた接続制御メッセージに少なくとも部分的に含まれることが可能である(そのようなデータ接続189に関する詳細が図1に関連して上述されている)。ここで、接続制御メッセージは、データ接続189を解放することにより、切断モードへの遷移をトリガする接続停止メッセージであることが可能である。他の例では、データは、ブロードキャストされた情報ブロック又はページングエリア更新メッセージに少なくとも部分的に含まれることが可能である。ブロードキャストされる情報ブロックの一例は、システム情報ブロック(SIB)である。したがって、SIBは、どの1つ又は複数のセルが起動されたWUS動作を有するかをUEに通知することができる。
すべてのシナリオにおいて、データが通信される必要はない。いくつかの例では、データは少なくとも部分的にローカルメモリからロードされてもよい、ボックス2001B。ここで、WUS起動情報は、通信プロトコル通信規格に従って事前定義されることが可能である。そのため、固定WUS起動情報が使用されてもよい。
次いで、方法はボックス2002で始まる。ボックス2002において、UEは、現在のセルに対してWUS動作が起動されたかどうかを判定する。これは、現在のセルを特定することを含んでもよい(オプションのボックス2002Aを参照)。現在のセルは、ブロードキャストされた信号に基づいて特定することができる。例えば、現在のセルは、繰り返し送信される常時オン信号に基づいて特定することができる。例えば、現在のセルは、セルラーNWによってブロードキャストされた一次同期信号(PSS)又は二次同期信号(SSS)に基づいて特定することができる。現在のセルは、モビリティの想定に基づいて、例えば、路程測定データ及び/又は測位データによって特定することができる。他の測位技法が使用されてもよい。
次いで、UEは、現在のセルをWUS起動情報と比較することができる。より具体的には、WUS起動情報が導出規則によって実現されるシナリオでは、UEは、導出規則を実行し、出力を取得することができ、出力はWUS動作が起動された1つ又は複数のセルを示す。次いで、UEは、導出規則の出力を現在のセルと比較して、現在のセルに対してWUS動作が起動されたかどうかを識別することができる。
次いで、ボックス2003において、WUS動作が起動されたと判定した場合、UEはWUSを監視する。これは、図3に関連して説明されたように、POに先立つことができる。例えば、時間領域処理が利用されてもよい。UEは、例えば、WUSの前記監視の前に受信された基準信号に基づいて、WUSを受信するためにセルラーNWと同期されることが可能である。
UEは、現在のセルに対してWUS動作が停止されたと判定された場合、WUSを監視しない。そのようなシナリオでは、UEは、例えば、POの間のページング信号の監視に進む、すなわち、WUSの監視をスキップすることができる(図7には示されていない)。
図8は、様々な例による方法のフローチャートである。図8の方法は、セルラーNWのNWノードによって実行することができる。例えば、図8の方法は、セルラーNWの無線アクセスNWのBSによって実行することができる。例えば、図8の方法は、BS112によって実行することができ(図1、図4を参照)、又はより具体的には、図8の方法は、メモリ1123からプログラムコードをロードすると、BS112の制御回路1122によって実行することができる。他の例では、図8の方法は、セルラーNWのコアに配置されたモビリティ制御ノードによって実行されることが可能である。例えば、図8の方法は、AMF131によって実行されることが可能であり(図1、図5を参照)、より具体的には、図8の方法は、メモリ1013からプログラムコードをロードすると、AMF131の制御回路1312によって実行されることが可能である。
ボックス2011において、セルラーNWの1つ又は複数のセルの各々について、それぞれのセルにおいてUEのためのWUS動作を起動するべきか否かが判定される。言い換えれば、セルラーNWがUEをページングしようとする各セルについて、セルラーNWは、セルにおいてWUSを起動するべきか否かを判定する。原則として、そのページング戦略を決定するのはセルラーNWである。しかしながら、ページング戦略は、例えば標準で定義されている特定の制約によって制限されるかも知れない。
この決定はWUS起動情報に基づくことができ、そのようなシナリオでは、WUS起動情報は取得される、例えば、メモリからロードされるか、又はUEから受信されてもよい(オプションのボックス2011Aを参照)。次いで、ノードは、WUS起動情報を使用して、セルのうちの各セルにおいてWUS動作を起動するべきかどうかを判定する。あるいは、そのような判定に基づいてWUS起動情報を導出/生成することが可能であり(オプションのボックス2011Bを参照)、次いで、UEにWUS起動情報を提供することが可能である。ボックス2011の一部として、WUS起動情報を示すデータをUEにシグナリングすることが可能である(オプションのボックス2011Cを参照)。そのため、ボックス2011は、ボックス2001(図7を参照)と相互に関連している。
ボックス2011においてUEのためのWUS動作を起動するべきかどうかを判定するとき、特にWUS起動情報を決定するとき、1つ又は複数の基準が考慮されてもよい。例示的な基準には、例えば、トラフィック負荷(リソースを解放するために、トラフィック負荷を増加させるためのWUS動作を停止する傾向があり得る)、所与のセルに対して切断モードで動作しているUEの数(WUSを共有する複数のUEを不必要にウェイクアップさせることを回避するために、所与のセルに対して切断モードで動作しているUEの数が増加すると、WUS動作を停止する傾向があり得る)、UEをページングするためのページングエスカレーションシーケンス(WUS動作は、ページングエスカレーションシーケンスの開始時にそれらのセルに対して起動され、ページングエスカレーションシーケンスの終了に向かってそれらのセルに対して停止されることが可能である)、又はUEのモビリティパターン(モビリティパターンに基づいて、UEの位置がそれぞれのカバレッジエリア内に存在する可能性が高いセルに対してWUS動作を起動する傾向があり得る)が含まれる。
ボックス2012において、UEが切断モードで動作するとき、ページング動作及びWUS動作が始まる。詳細には、ページング動作は、UEをページングするためのページングエスカレーションシーケンスを含むことができる。WUS動作は、UEへのPOの前に1つ又は複数のセルにおけるWUSの送信をトリガすることを含む。詳細には、WUS動作は、ボックス2011の判定に応じて、セルレベルで選択的に起動又は停止される。これは、WUS起動情報に従うことができる。
図9は、セルラーNW100(図1参照)のセル701~720に関する態様を示す。図9に示されたように、セル701~720は、セルラーNW100のカバレッジエリアを画定する。
例えば、UE101が切断モード302~303から接続モード301への遷移309を実行した直近のアクティブセル701が存在する。例えば、これは、少なくともワイヤレスリンク114に沿って、データ接続189を停止するために、接続停止メッセージの通信を伴っていてもよい。
UE101は、セル702~707が直近のアクティブセル701に最も近い隣接セルであると判定され得るように、隣接セル702~707の測定報告を送信していることが可能である。
図9はまた、ページングエリア700に関する態様を示す。図9の例では、ページングエリア700は、直近のアクティブセル701を中心とし、複数のセル701~717を含む。セル718~720は、ページングエリア700の一部ではない(セル718~720のうちの1つに入ると、新しいページングエリアを受信するために、ページングエリア更新が実行されてもよい)。
ページングエリア700におけるページング動作は、以下の表4に示されたように、ページングエスカレーションシーケンスに関連付けられることが可能である。
Figure 2023513254000005
表4から分かるように、ページングエスカレーションシーケンスは、直近のアクティブセル701の周りのページング半径を徐々に延長する。表4に示されたページングエスカレーションシーケンスは、前の段階でページングされたセルが次の段階でページングされないので、徐々に進行して構成される。徐々に進行するページングエスカレーションシーケンスとは対照的に、表5は、徐々に拡張するページングエスカレーションシーケンスを示す。
Figure 2023513254000006
図9はまた、WUS起動情報791に関する態様を示す。詳細には、図9に示されたように、WUS動作は、(黒丸で示された)いくつかのセル701~707に対して起動され、(白丸で示された)他のセル708~717に対して停止される。
図9の例では、WUS起動情報は、ページングエリア700内のセル701~707のために定義される。詳細には、WUS起動情報791は、直近のアクティブセル701に依存する。具体的には、WUS起動情報791は、直近のアクティブセル701及び最も近い隣接セル702~707に対するWUS動作を起動する。例えば、WUS起動情報791は、例えば以下に従って、直近のアクティブセルに依存する導出規則の基準を指定することによってパラメータ化された方式で実装されてもよい。
Figure 2023513254000007
WUS起動情報791は、ページングエリア700の周辺にあるセル708~717に対するWUS動作を停止し、そのため、WUS起動情報791はページングエリア700に依存する。例えば、WUS起動情報791は、例えば以下に従って、ページングエリア内の位置に依存する導出規則の基準を指定することによってパラメータ化された方式で実装されてもよい。
Figure 2023513254000008
同様に、WUS起動情報791は、ページングエスカレーションシーケンス(表4及び表5を参照)におけるセル701~717の位置に応じてWUS動作を起動する。徐々に進行するページングエスカレーションシーケンスを使用することにより、セル701及び702~707に位置する複数のUEの不必要なウェイクアップが回避され、それぞれ、段階B及びCが回避される。
例えば、WUS起動情報791は、例えば以下に従って、ページングエスカレーションシーケンスに依存する導出規則の基準を指定することによってパラメータ化された方式で実装されてもよい。
Figure 2023513254000009
図9は、WUS起動情報791の例示的な実装形態であり、他の選択肢も考えられる。例えば、WUS起動情報は、1つ又は複数の直近のアクティブセルまでの所与のセルの距離、UEのモビリティパターン、トリガイベントからの経過時間、それぞれのセルのWUS能力、又は端部モビリティ基盤に対する複数のセルの位置のうちの少なくとも1つに応じて、WUS動作を選択的に起動又は停止することができる。WUS起動情報に関連して複数のそのような基準を考慮することが可能である。より具体的には、WUS起動情報が導出規則によって実現されるシナリオでは、現在のセルに関して上記で説明されたように、導出規則を実行することは、1つ又は複数のそのようなパラメータ化された基準のそれぞれのパラメータ値がそれぞれの導出規則に入力されることを意味することが可能である。
さらに、図9は単一の直近のアクティブセル701を示すが、他のシナリオでは、複数の直近のアクティブセルが存在してもよい。例えば、異なるタイプの直近のアクティブセル、例えば、UEが接続モード301から切断モード302~303への遷移309を実行した第1のタイプ、UEが、例えば、直近に隣接セルの測定報告を提供した第2のタイプ、及び/又はUE101からページングエリア更新要求が受信された第3のタイプが存在してもよい。次いで、WUS起動情報791に基づいて、所与のセルに対してWUS動作が起動されるか停止されるかを判定するときに、そのような複数のタイプの直近のアクティブセルが考慮されることが可能である。
図10は、様々な例による方法のフローチャートである。図10の方法は、UEによって、例えばUE101によって実行することができる。図10の方法は、図7のより一般的な方法のより具体的な実装形態であり得る。
最初に、ボックス2100において、UE101は接続モード301で動作する。
ボックス2101において、UE101は、WUS動作をサポートするその能力をセルラーNW100に示す。より具体的には、UE101は、WUS動作のセル選択的及びUE選択的な起動をサポートすることを示すことができる。
次いで、ボックス2102において、UE101は、後続の切断モード302~303の間にWUS動作のためのWUS構成を受信する。例えば、WUS構成は、WUS980の送信に割り当てられた時間周波数リソースを示すことができる。例えば、時間周波数リソースは、例えば、PO396の開始に対して、又はPDCCH上のページングインジケータの送信に割り当てられた時間周波数リソースに対して、相対的に定義されてもよい。WUS構成は、WUS980の送信の繰り返しパターンを示すことが可能である。WUS構成は、WUSのシーケンス設計、例えばスクランブル、インターリーブ、及び/又はオンオフキーイングなどの変調方式を示すことができる。
任意選択で、UE101が、ボックス2102において、WUS起動情報791を受信することが可能である。より具体的には、UE101は、WUS起動情報791を示すデータ(表3参照)を受信することができる。NWノードがWUS起動情報791を決定することが可能である。
次いで、ボックス2103において、UE101は、切断モード302~303への遷移309を実行する。UE101は、非アクティブ状態391において、そのワイヤレスインターフェース1015を動作させることができる。
次いで、UE101は、PO396と同調された、DRXサイクル390のオン期間に備えることができる。対応するチェックがボックス2104において行われ、肯定の場合、方法はボックス2105で始まる。したがって、ボックス2105は図3の時間期間1802に対応する。ここで、UE101は、例えばPSSなどの同期信号901に基づいて、ボックス2105において現在のセルを特定する。
次いで、ボックス2106において、UE101は、(ボックス2102で受信されるか、又はそうでない場合、例えば通信プロトコルに基づいてローカルメモリからロードすることによって取得される場合がある)WUS起動情報791に基づいて、現在のセルに対してWUS動作が起動されたかどうかを判定する。これが当てはまらない場合、方法は、ボックス2109においてすぐに始まる、すなわち、UE101が、PDCCHのブラインド復号によってページングインジケータを監視する。そうでない場合、方法はボックス2107に進み、UE101がPO396に先行するタイミングでWUS980を監視する。これは、ボックス2102において受信されたWUS構成情報に従う。
ボックス2108において、UE101は、ボックス2107でWUS980が受信されたかどうかを判断する。これは、受信されたシンボルシーケンスと、シーケンスベースのWUS980に関連付けられた参照シーケンスとの相関関係を含むことができる。
WUS980が受信された場合、UEは、ボックス2109においてページングインジケータを監視することに進む。そうでない場合、UE101は、ボックス2111においてワイヤレスインターフェース1015を非アクティブ状態391に再遷移させる。
ボックス2110において、UEは、ページングインジケータが受信されたかどうかをチェックする。これが当てはまらない場合、方法はボックス2111で始まる。
そうでない場合、ボックス2112において、RA手順が実行される。これは、PDSCH上でページングメッセージのためのそれぞれのリソース割当てを含むページングインジケータを受信すると、PDSCH上でページングメッセージを受信することを条件としてもよい(図10には示されていない)。
図11は、様々なセル701~717(図9参照)のUE101、AMF131、及びBS112-1~112-3の間の通信のシグナリングフローチャートである。
6001において、UE101は、接続モード301で動作し、セル701を介して接続される。UE101は、WUS動作をサポートするその能力を示す制御メッセージ4051を送信する。より具体的には、UE101は、WUS動作のセル選択的及びUE選択的な起動をサポートすることを示すことができる。図11のシナリオでは、制御メッセージ4051がAMF131に提供される。したがって、制御メッセージ4051は、NAS制御メッセージであり得る。6001は、ボックス2101(図10参照)に対応する。
AMF131は、UEコンテキスト459内にUE101のそれぞれの能力を注記するか、そうでなければUE101の能力を記録することができる。
6003において、AMF131は、それぞれの制御メッセージ4052の一部としてWUS構成をUE101に提供する。任意選択で、制御メッセージ4052は、WUS起動情報791を示すデータ、すなわち、AMF131によってUE101に提供されるデータを含むことができる。この目的のために、AMF131は、6002において、セル701~717の各々について、WUS動作がそれぞれのセルにおいて起動されたかどうかを判定することが可能である。これは、例えば、上記で説明されたように、直近のアクティブセル701、アイドルモード302にあるときにUE101のために構成されるべきページングエリア700、UEモビリティ、UE101によって提供された1つ又は複数の隣接セルの測定などに基づくことができる。前記判定は、様々なセルにおけるトラフィック負荷、各セルにおいてアイドルモード302で動作しているUEの数、各セルにおいてWUSを共有しているUEの数、ページングエスカレーションシーケンスにおけるそれぞれのセルの位置、及び/又はUEのモビリティパターンに基づくことができる。これはまた、メモリからロードされた既定のWUS起動情報791に基づくことができる。
次いで、6004において、BS112-1は、データ接続189を解放する接続停止制御メッセージ4053を送信する。これはコアNWトリガに応答したものであるが、他のトリガ基準も考えられる。
それに応じて、UE101は、アイドルモード302への遷移309を実行する(図11のシナリオはアイドルモード302におけるUE101の動作を示すが、同様の技法は非アクティブモード303におけるUE101の動作に容易に適用可能であり得る)。
次いで、PO396の準備において、UE101は、6005において、現在のセルのセルIDを示すPSS4059を監視する。BS112-1~112-3はすべて、それぞれのセルIDを符号化するPSS4059を送信する(PSS4059は、簡略化のために図11に一度だけ示されているが、特に各PO396に先行して繰り返し送信されることに留意されたい)。
図11のシナリオでは、UEモビリティが発生しており、UE101は現在セル702内に位置している。それに応じて、UE101は、WUS起動情報791に基づいて、WUS動作が起動されたと判定する(図9参照)。したがって、UE101はWUSを監視する(図10、ボックス2106~2107を参照)。
最初に、AMF131は、ページングエスカレーションシーケンス(表4、段階Aを参照)に従って、直近のアクティブセル701においてWUS980、続いてページング信号4002(例えば、PDCCH上で通信されるページングインジケータ)の送信をトリガする。これは、6006において、セル701のBS112-1に対応するページングメッセージ4061を送信することを含む。ページングメッセージ4061は、WUS動作が起動されていることを示す。次いで、BS112-1は、6007において、それぞれのPO396の前に、6003においてUE101に通信されたWUS構成に従って、WUS980を送信する。BS112-1は、6008において、ページング信号4002の送信に進む。6007において送信されたWUS980も、6008において送信されたページング信号4002も、UE101がセル702に移動しているのでUE101がBS112-1のカバレッジ外にあるため、UE101に到達しない(実際には、UE101は、6007において送信されたWUS980を受信せず、したがって、ページング信号4002の監視さえしない、図10のボックス2108及び2111を参照)。したがって、UE101は、このPO396に到達することができない。
したがって、ページングエスカレーションシーケンスは、次の段階(表4、段階Bを参照)を開始する。ここで、6009において、AMF131は、UE101のページングをトリガするために、セル702~707のBS112-2にページングメッセージ4061を送信する。ページングメッセージ4062は、6002で判定されたように、WUS動作が起動されていることを示し、すなわち、WUS980の送信をトリガする。
それに応じて、6010において、BS112-2は、WUS980を送信し、後続のPO396において、ページング信号4002を送信する。図11のシナリオでは、UE101は、6010において、セル702のBS112-2によって送信されたWUS980を受信し、したがって、6011において、ページング信号4002の監視を開始する(図10:2108~2109を参照)。UE101は、ページング信号4002を受信し、それに応じて、6012において、RA手順4005が始まる。例えば、2ステップ又は4ステップのRA手順が使用されてもよい。
次いで、接続モード301への遷移309が実施される。これは、6013において、現在のセル702のBS112-2がAMF131に接続セットアップメッセージ4006を送信することを含む(接続モード301への遷移309を完了すると、例えばRA手順を完了すると、UE101は、例えばPUSCH上でデータ接続189に沿ってデータを送信することができる)。それに応じて、AMF131は、6009においてUE101がトリガされたページングに応答したことを認識し、次いで、ページングが完了したので、ページングエスカレーションシーケンスを中断することができる(表4参照、段階Cは実行される必要がない)。
UEが(セル702内ではなく)セル708内に位置するようにUEモビリティが発生した場合、異なるシナリオが観察される。そのようなシナリオが図12に示されている。
図12は、セル701~717のUE101、AMF131、及びBS112-1~112-3の間の通信のシグナリング図である。図12のシナリオは、全体的に図11のシナリオに対応する。しかしながら、図12のシナリオでは、UE101がセル708内に位置するように、アイドルモード302への遷移309でUEモビリティが発生する。
したがって、図11のシナリオとは異なり、6010及び6011において、セル702~707のBS112-2によって送信されたWUS980及びページング信号4002はすべて、UE101に到達することができない。それに応じて、AMF131は、ページングエスカレーションシーケンス(表4、段階Cを参照)に進み、セル708~717のBS112-3にページングメッセージ4061を送信する。
WUS起動情報791に従って、且つ6002において判定されたように、これらのセル708~717に対してWUS動作が停止される。したがって、BS112-3はWUS980を送信せず、むしろ、6052において、それぞれのPO396においてページング信号4002を送信することに進む。また、UE101は、(例えば、PSS4059に基づいて)セル708内に位置していないことを認識しているので、WUS起動情報791に従って、WUS980の送信を予想しない(図10、ボックス2106、「N」分岐、ボックス2109を参照)。UE101は、UE101が現在位置しているセル708のBS112-3によって送信されたページング信号4002を直ちに監視及び受信し(UE101はWUS980の監視をスキップする)、それに応じて、6012において、ここでも、UE101と現在のセル708のBS112-3との間でランダムアクセス手順4005が行われる。
[例]
例1.セルラーネットワーク(100)に接続可能なワイヤレス通信デバイス(101)を動作させる方法であって、
-セルラーネットワーク(100)の個々のセル(701~720)においてワイヤレス通信デバイス(101)のためにウェイクアップシグナリング動作が起動されるかどうかを示す情報(791)を取得することと、
-取得された情報(791)及びセルラーネットワーク(100)の現在のセルに基づいて、現在のセルにおいてワイヤレス通信デバイス(101)のためにウェイクアップシグナリング動作が起動されたかどうかを判定することと、
-現在のセルにおいてウェイクアップシグナリング動作が起動されたと判定すると、ウェイクアップシグナリング動作に従ってページング機会(396)の前にウェイクアップ信号(980)を監視することとを含む、方法。
例2.情報(791)が、セルラーネットワーク(100)の個々のセルにおいてワイヤレス通信デバイス(101)のためのウェイクアップシグナリング動作を起動するための1つ又は複数の基準を含む、例1に記載の方法。
例3.情報(791)が、ワイヤレス通信デバイス(101)の1つ又は複数の直近のアクティブセル(701)に応じて、セルラーネットワークのセルに対するウェイクアップシグナリング動作を選択的に起動する、例1又は2に記載の方法。
例4.1つ又は複数の直近のアクティブセルが、ワイヤレス通信デバイス(101)が所定の時間期間内に、又はトリガイベントの発生後に通信したセルを含む、例3に記載の方法。
例5.1つ又は複数の直近のアクティブセルが、ワイヤレス通信デバイス(101)が測定報告又はページングエリア更新要求メッセージのうちの少なくとも1つを送信したセルを含む、例3又は4に記載の方法。
例6.1つ又は複数の直近のアクティブセルが、ワイヤレス通信デバイス(101)が切断モード(302~303)に遷移する前に接続モード(301)で最後に動作したセルを含む、例3~5のいずれか1つに記載の方法。
例7.情報(791)が、ワイヤレス通信デバイス(101)のために構成された1つ又は複数のページングエリア(700)に応じて、ウェイクアップシグナリング動作を選択的に起動する、例1~6のいずれか1つに記載の方法。
例8.情報(791)が、ページングエスカレーションシーケンスにおけるセルラーネットワークのセルの位置に応じて、ウェイクアップシグナリング動作を選択的に起動する、例1~7のいずれか1つに記載の方法。
例9.情報(791)が、1つ又は複数の直近のアクティブセルまでの距離、ワイヤレス通信デバイス(101)のモビリティパターン、トリガイベントからの経過時間、現在のセルのウェイクアップシグナリング能力、又はモビリティ基盤に対するセルラーネットワークのセルの位置のうちの少なくとも1つに応じて、ウェイクアップシグナリング動作を選択的に起動する、例1~8のいずれか1つに記載の方法。
例10.情報(791)が、ウェイクアップシグナリング動作を起動するための1つ若しくは複数のパラメータ化された基準を含む導出規則、参照テーブル、論理ビットマップ、導出規則のコードブックのインデックス、又はセルのリストのうちの少なくとも1つを含む、例1~9のいずれか1つに記載の方法。
例11.情報(791)の前記取得が、情報(791)を示すデータをセルラーネットワーク(100)からワイヤレス通信デバイス(101)に通信することを含む、例1~10のいずれか1つに記載の方法。
例12.ワイヤレス通信デバイス(101)が、切断モード(302~303)への遷移の前に、接続モード(301)で動作するときに、データが少なくとも部分的に通信される、例11に記載の方法。
例13.切断モード(302~303)への遷移の前に、接続モード(301)で確立されたデータ接続に関連付けられた接続制御メッセージ(4052)に、データが少なくとも部分的に含まれる、例11又は12に記載の方法。
例14.接続制御メッセージが、切断モード(302~303)への遷移をトリガする接続停止メッセージ(4053)である、例13に記載の方法。
例15.ブロードキャストされた情報(791)ブロック又はページングエリア更新メッセージに、データが少なくとも部分的に含まれる、例11~14のいずれか1つに記載の方法。
例16.前記取得することが、通信プロトコルに従ってローカルメモリから情報(791)を示すデータをロードすることを含む、例1~15のいずれか1つに記載の方法。
例17.セルラーネットワーク(100)のノード(112、112-1~112-3、131、132)を動作させる方法であって、
-セルラーネットワーク(100)の1つ又は複数のセル(701~717)の各々について、ワイヤレス通信デバイス(101)をページングする前に、それぞれのセル(701~717)においてワイヤレス通信デバイス(101)のためにウェイクアップシグナリング動作を起動するべきかどうかを判定することと、
-1つ又は複数のセル(701~717)のうちの少なくとも1つのセル(701~717)においてウェイクアップシグナリング動作が起動されるべきであると判定すると、ウェイクアップシグナリング動作に従って、少なくとも1つのセル(701~717)においてページング機会(396)の前にウェイクアップ信号(980)の送信をトリガすることとを含む、方法。
例18.-ウェイクアップシグナリング動作を起動するべきかどうかの前記判定に従って、セルラーネットワークの個々のセルにおいてワイヤレス通信デバイス(101)のためにウェイクアップシグナリング動作が起動されるかどうかを示す情報(791)をワイヤレス通信デバイスに提供することをさらに含む、例17に記載の方法。
実施例19.-セルラーネットワークの個々のセルにおいてワイヤレス通信デバイスのためのウェイクアップシグナリング動作を起動するべきかどうかを示す情報(791)を取得することをさらに含み、
ウェイクアップシグナリング動作を起動するべきかどうかの前記判定が、情報(791)に基づく、例17又は18に記載の方法
例20.ワイヤレス通信デバイスのためにウェイクアップシグナリング動作を起動するべきかどうかを前記判定することが、セルラーネットワークのセルにおけるトラフィック負荷、切断モード(302~303)で動作しているワイヤレス通信デバイス(101)の数、ウェイクアップ信号を共有するワイヤレス通信デバイス(101)の数、ワイヤレス通信デバイス(101)をページングするためのページングエスカレーションシーケンス、又はワイヤレス通信デバイス(101)のモビリティパターンのうちの少なくとも1つに依存する、例17~19のいずれか1つに記載の方法。
例21.セルラーネットワーク(100)に接続可能なワイヤレス通信デバイス(101)であって、
-セルラーネットワーク(100)の個々のセル(701~720)においてワイヤレス通信デバイス(101)のためにウェイクアップシグナリング動作が起動されるかどうかを示す情報(791)を取得し、
-取得された情報(791)及びセルラーネットワーク(100)の現在のセルに基づいて、現在のセルにおいてワイヤレス通信デバイス(101)のためにウェイクアップシグナリング動作が起動されたかどうかを判定し、
-現在のセルにおいてウェイクアップシグナリング動作が起動されたと判定すると、ウェイクアップシグナリング動作に従ってページング機会(396)の前にウェイクアップ信号(980)を監視するように構成された制御回路を備える、ワイヤレス通信デバイス(101)。
例22.制御回路が、例1~16のいずれか1つに記載の方法を実行するように構成される、例21に記載のワイヤレス通信デバイス(101)。
例23.セルラーネットワーク(100)のノード(112、112-1~112-3、131、132)であって、
-セルラーネットワーク(100)の1つ又は複数のセル(701~717)の各々について、ワイヤレス通信デバイス(101)をページングする前に、それぞれのセル(701~717)においてワイヤレス通信デバイス(101)のためにウェイクアップシグナリング動作を起動するべきかどうかを判定し、
-1つ又は複数のセル(701~717)のうちの少なくとも1つのセル(701~717)においてウェイクアップシグナリング動作が起動されるべきであると判定すると、ウェイクアップシグナリング動作に従って、少なくとも1つのセル(701~717)においてページング機会(396)の前にウェイクアップ信号(980)の送信をトリガするように構成された制御回路を備える、ノード(112、112-1~112-3、131、132)。
例24.制御回路が、例17~20のいずれか1つに記載の方法を実行するように構成される、例22に記載のノード。
本発明が特定の好ましい実施形態に関して示され記載されているが、本明細書を読んで理解すると、当業者は均等物及び修正形態を想起するであろう。本発明は、すべてのそのような均等物及び修正形態を含み、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例示のために、WUS起動情報がセルラーNWからそれぞれのシグナリングを受信することによりUEによって取得される様々なシナリオが説明されている。次いで、そのようなシグナリングは、複数のセルについて、各それぞれのセルにおいてWUS動作が起動されたかどうかを示すことができる。しかしながら、セルラーNWの個々のセルが、それぞれセルにおいてWUS動作が起動されたかどうかのWUS起動情報をブロードキャストするシナリオが考えられる。したがって、WUS起動情報が複数のセル、例えば隣接セル又はページングエリア内のセルについての情報を含むことは必要とされず(しかし、可能であり)、各セルがこのローカルセルのみについてのWUS起動情報を提供するシナリオが考えられる。

Claims (18)

  1. セルラーネットワーク(100)に接続可能なワイヤレス通信デバイス(101)を動作させる方法であって、
    -ページングエスカレーションシーケンスにおける前記セルラーネットワークのセルの位置に応じて、前記セルラーネットワーク(100)の前記個々のセル(701~720)において前記ワイヤレス通信デバイス(101)のためにウェイクアップシグナリング動作が起動されるかどうかを示す情報(791)を取得することと、
    -前記取得された情報(791)及び前記セルラーネットワーク(100)の現在のセルに基づいて、前記現在のセルにおいて前記ワイヤレス通信デバイス(101)のために前記ウェイクアップシグナリング動作が起動されたかどうかを判定することと、
    -前記現在のセルにおいて前記ウェイクアップシグナリング動作が起動されたと判定すると、前記ウェイクアップシグナリング動作に従ってページング機会(396)の前にウェイクアップ信号(980)を監視することとを含む、方法。
  2. 前記情報(791)が、ページングエスカレーションシーケンスにおける前記セルラーネットワークの前記個々のセルの位置に応じて、前記個々のセル(701~720)における前記ワイヤレス通信デバイス(101)のためにウェイクアップシグナリング動作が起動されるかどうかを示す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記情報(791)が、前記ワイヤレス通信デバイス(101)のために構成された1つ又は複数のページングエリア(700)に応じて、前記ウェイクアップシグナリング動作の選択的な起動を示す、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記情報(791)が、1つ又は複数の直近のアクティブセルまでの距離、前記ワイヤレス通信デバイス(101)のモビリティパターン、トリガイベントからの経過時間、前記現在のセルのウェイクアップシグナリング能力、又はモビリティ基盤に対する前記セルラーネットワークのセルの位置のうちの少なくとも1つに応じて、前記ウェイクアップシグナリング動作の選択的な起動を示す、請求項1~3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 前記情報(791)が、前記ウェイクアップシグナリング動作を起動するための1つ若しくは複数のパラメータ化された基準を含む導出規則、参照テーブル、論理ビットマップ、導出規則のコードブックのインデックス、又はセルのリストのうちの少なくとも1つを含む、請求項1~4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 前記情報(791)の前記取得が、前記情報(791)を示すデータを前記セルラーネットワーク(100)から前記ワイヤレス通信デバイス(101)に通信することを含む、請求項1~5のいずれか1つに記載の方法。
  7. 前記ワイヤレス通信デバイス(101)が、切断モード(302~303)への遷移の前に、接続モード(301)で動作するときに、前記データが少なくとも部分的に通信される、請求項6に記載の方法。
  8. 切断モード(302~303)への遷移の前に、接続モード(301)で確立されたデータ接続に関連付けられた接続制御メッセージ(4052)に、前記データが少なくとも部分的に含まれる、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記接続制御メッセージが、前記切断モード(302~303)への前記遷移をトリガする接続停止メッセージ(4053)である、請求項8に記載の方法。
  10. ブロードキャストされた情報(791)ブロック又はページングエリア更新メッセージに、前記データが少なくとも部分的に含まれる、請求項6~9のいずれか1つに記載の方法。
  11. セルラーネットワーク(100)のノード(112、112-1~112-3、131、132)を動作させる方法であって、
    -前記セルラーネットワーク(100)の1つ又は複数のセル(701~717)の各々について、ワイヤレス通信デバイス(101)をページングする前に、前記それぞれのセル(701~717)において前記ワイヤレス通信デバイス(101)のためのウェイクアップシグナリング動作を起動するべきかどうかを判定することと、
    -前記1つ又は複数のセル(701~717)のうちの少なくとも1つのセル(701~717)において前記ウェイクアップシグナリング動作が起動されるべきであると判定すると、前記ウェイクアップシグナリング動作に従って、前記少なくとも1つのセル(701~717)においてページング機会(396)の前にウェイクアップ信号(980)の送信をトリガすることとを含む、方法。
  12. -前記ウェイクアップシグナリング動作を起動するべきかどうかの前記判定に従って、前記セルラーネットワークの個々のセルにおいて前記ワイヤレス通信デバイス(101)のために前記ウェイクアップシグナリング動作が起動されるかどうかを示す情報(791)を前記ワイヤレス通信デバイスに提供することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. -前記セルラーネットワークの個々のセルにおいて前記ワイヤレス通信デバイスのための前記ウェイクアップシグナリング動作を起動するべきかどうかを示す情報(791)を取得することをさらに含み、
    前記ウェイクアップシグナリング動作を起動するべきかどうかの前記判定が、前記情報(791)に基づく、請求項11又は12に記載の方法。
  14. 前記ワイヤレス通信デバイスのために前記ウェイクアップシグナリング動作を起動するべきかどうかの前記判定が、前記セルラーネットワークの前記セルにおけるトラフィック負荷、切断モード(302~303)で動作しているワイヤレス通信デバイス(101)の数、ウェイクアップ信号を共有するワイヤレス通信デバイス(101)の数、前記ワイヤレス通信デバイス(101)をページングするためのページングエスカレーションシーケンス、又は前記ワイヤレス通信デバイス(101)のモビリティパターンのうちの少なくとも1つに依存する、請求項11~13のいずれか1つに記載の方法。
  15. セルラーネットワーク(100)に接続可能なワイヤレス通信デバイス(101)であって、
    -前記セルラーネットワーク(100)の個々のセル(701~720)において前記ワイヤレス通信デバイス(101)のためにウェイクアップシグナリング動作が起動されるかどうかを示す情報(791)を取得し、
    -前記取得された情報(791)及び前記セルラーネットワーク(100)の現在のセルに基づいて、前記現在のセルにおいて前記ワイヤレス通信デバイス(101)のために前記ウェイクアップシグナリング動作が起動されたかどうかを判定し、
    -前記現在のセルにおいて前記ウェイクアップシグナリング動作が起動されたと判定すると、前記ウェイクアップシグナリング動作に従ってページング機会(396)の前にウェイクアップ信号(980)を監視するように構成された制御回路を備える、ワイヤレス通信デバイス(101)。
  16. 前記制御回路が、請求項1~10のいずれか1つに記載の方法を実行するように構成される、請求項15に記載のワイヤレス通信デバイス(101)。
  17. セルラーネットワーク(100)のノード(112、112-1~112-3、131、132)であって、
    -前記セルラーネットワーク(100)の1つ又は複数のセル(701~717)の各々について、ワイヤレス通信デバイス(101)をページングする前に、前記それぞれのセル(701~717)において前記ワイヤレス通信デバイス(101)のためにウェイクアップシグナリング動作を起動するべきかどうかを判定し、
    -前記1つ又は複数のセル(701~717)のうちの少なくとも1つのセル(701~717)において前記ウェイクアップシグナリング動作が起動されるべきであると判定すると、前記ウェイクアップシグナリング動作に従って、前記少なくとも1つのセル(701~717)においてページング機会(396)の前にウェイクアップ信号(980)の送信をトリガするように構成された制御回路を備える、ノード(112、112-1~112-3、131、132)。
  18. 前記制御回路が、請求項11~14のいずれか1つに記載の方法を実行するように構成される、請求項17に記載のノード。
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