JP2023506490A - フィードバックメカニズムを用いてネットワークスライス管理を提供するための方法、システム、およびコンピュータ可読媒体 - Google Patents

フィードバックメカニズムを用いてネットワークスライス管理を提供するための方法、システム、およびコンピュータ可読媒体 Download PDF

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Abstract

フィードバックベースのネットワークスライス管理のための方法は、少なくとも1つのプロセッサを含むネットワークスライス管理機能(network slice management function:NSMF)において実行されるステップを含む。当該ステップは、NSMFのネットワークデータ分析機能(network data analytics function:NWDAF)サブスクリプションインターフェイスを介して、NWDAFで直接サブスクライブして、ネットワークスライス負荷情報について通知されるべきサブスクリプションを作成し、NSMFによって定義されるネットワークスライス負荷情報報告生成基準をサブスクリプションの一部として指定するステップを含む。当該ステップはさらに、NSMF定義ネットワークスライス負荷情報報告トリガ基準が満たされていることに応答して、NSMFのNWDAFサブスクリプションインターフェイスを介して、NWDAFから直接、ネットワークスライス負荷情報を受信するステップを含む。当該ステップはさらに、ネットワークスライス負荷情報に基づいて、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するステップを含む。当該ステップはさらに、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するステップに応答して、ネットワークスライスの動作中にネットワークスライスリソース割当てを動的に変更するステップを含む。

Description

優先権主張
本願は、2019年12月12日に提出された米国特許出願連続番号第16/712,973号の優先権利益を主張するものであり、その開示の全体が引用により本明細書中に援用されている。
技術分野
本明細書に記載の主題はネットワークスライシングに関する。より特定的には、本明細書に記載の主題は、フィードバックメカニズムを用いるネットワークスライス管理のための方法、システム、およびコンピュータ可読媒体に関する。
背景
5G電気通信ネットワークでは、サービスを提供するネットワークノードは、プロデューサネットワーク機能(network function:NF)と称される。サービスを消費するネットワークノードはコンシューマNFと称される。ネットワーク機能は、サービスを消費しているかまたは提供しているかに応じて、プロデューサNFおよびコンシューマNFの両方となり得る。
所与のプロデューサNFは、多くのサービスエンドポイントを有し得る。サービスエンドポイントは、プロデューサNFをホストするネットワークノード上のIPアドレスとポート番号との組合わせである。プロデューサNFは、ネットワーク機能リポジトリ機能(network function repository function:NRF)に登録される。NRFは、利用可能なNFインスタンスおよびそれらのサポートされるサービスのNFプロファイルを維持する。コンシューマNFは、サブスクライブすることで、NRFに登録したプロデューサNFインスタンスに関する情報を受信することができる。
モノのインターネット(Internet of Things:IoT)デバイスなどのユーザ機器(user equipment:UE)デバイスにサービスを提供するNFの一例として、アクセスおよびモビリティ管理機能すなわちAMFがある。AMFは、登録管理、接続管理、到達可能性管理、モビリティ管理、およびUEデバイスのための他のサービスを提供する。AMFは、5Gコアネットワーク内において無線アクセスネットワークと残りのノードとの間の接点としての役割を果たす。AMFはまた、ネットワークスライスサービスへのアクセスポイントとしての役割も果たす。
ネットワークスライシングは5Gネットワークにおいて提供されるサービスであって、ネットワークリソースは、UEデバイスによる使用のために、いくつかの部分またはいくつかのスライスにおいて論理的に割当てられる。各ネットワークスライスは、特定の能力またはサービスをUEに提供し得る。ネットワークスライスインスタンスは、ネットワーク機能および当該ネットワーク機能のためのリソースのセットとして定義されるものであり、当該ネットワーク機能は、ネットワーク要件またはネットワーク特徴の特定のセットを形成して満たすように配列および構成される。たとえば、アクセスネットワークサービスのためのネットワークスライスインスタンスは、UEにアクセスネットワークサービスを提供するための仮想化されたgノードBおよびAMFのリソースであり得る。コアネットワークサービスのためのネットワークスライスインスタンスは、モノのインターネット(IoT)デバイスなどのUEにコアネットワークサービスを提供するように構成された仮想化されたNRFおよびネットワーク公開機能(network exposure function:NEF)のリソースを含み得る。
第3世代パートナーシッププロジェクト(third-generation partnership project:3GPP(登録商標))は、ネットワークスライスの作成および修正のためのサービスオーケストレーション手順を定義する。しかしながら、これらの手順は、ネットワークスライスコンポーネントの作成後の利用を最適化するためのフィードバックメカニズムを含んでいない。たとえば、3GPP TR28.801は、スライス作成、修正、およびデコミッショニングを含むネットワークスライスインスタンス(network slice instance:NSI)ライフサイクルを定義する。しかしながら、作成後のスライス修正は、スライスの利用または容量に関する性能フィードバックではなく、サービスコンシューマからの入力に基づいて実行される。
したがって、フィードバックメカニズムを用いるネットワークスライス管理のための方法、システム、およびコンピュータ可読媒体が必要とされている。
概要
フィードバックベースのネットワークスライス管理のための方法は、少なくとも1つのプロセッサを含むネットワークスライス管理機能(network slice management function:NSMF)において実行されるステップを含む。当該ステップは、当該NSMFのネットワークデータ分析機能(network data analytics function:NWDAF)サブスクリプションインターフェイスを介して、当該NWDAFで直接サブスクライブして、ネットワークスライス負荷情報について通知されるべきサブスクリプションを作成し、当該NSMFによって定義されるネットワークスライス負荷情報報告生成基準を当該サブスクリプションの一部として指定するステップを含む。当該ステップはさらに、当該NSMF定義ネットワークスライス負荷情報報告トリガ基準が満たされていることに応答して、当該NSMFの当該NWDAFサブスクリプションインターフェイスを介して、当該NWDAFから直接、ネットワークスライス負荷情報を受信するステップを含む。当該ステップはさらに、当該ネットワークスライス負荷情報に基づいて、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するステップを含む。当該ステップはさらに、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するステップに応答して、ネットワークスライスの動作中に当該ネットワークスライスリソース割当てを動的に変更するステップを含む。
本明細書に記載の主題の別の局面に従うと、当該NWDAFで直接サブスクライブするステップは、当該NSMFから当該NWDAFにEventsubscription_Subscribeメッセージを送信するステップを含み、当該Eventsubscription_Subscribeメッセージは、イベントタイプと、データ選択と、当該NSMFへの当該ネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするネットワークスライス負荷イベントを定義するためのトリガパラメータとを含む。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、当該トリガパラメータは、サービスレベル合意(service level agreement:SLA)基準に基づくパラメータを含む。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、当該ネットワークスライス負荷情報を受信するステップは、当該ネットワークスライスの作成後、ネットワークスライスサービスコンシューマによる監視とは無関係に、ネットワークスライスの利用を示すリアルタイム負荷情報を受信するステップを含む。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するステップは、当該ネットワークスライス負荷情報をオペレータ定義の閾値と比較し、当該ネットワークスライス負荷情報によって示されるネットワークスライス負荷レベルが当該閾値を超える場合に当該ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するステップを含む。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、当該ネットワークスライスリソース割当てを動的に更新するステップは、ネットワークスライスサブネットインスタンス変更要求を生成し、ネットワークスライスサブネット管理機能(network slice subnet management function:NSSMF)に送信して、当該ネットワークスライスリソース割当ての変更をもたらすステップを含む。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、ネットワークスライス管理のためのリアルタイムフィードバックを提供するための方法が提供される。当該方法は、少なくとも1つのプロセッサを含むネットワークデータ分析機能(NWDAF)において実行されるステップを含む。当該ステップは、ネットワークスライス管理機能(NSMF)から直接、当該NSMFのNWDAFサブスクリプションインターフェイスを介して、リアルタイムで通知されるべきサブスクリプションを作成するためのメッセージと、作成後ネットワークスライス負荷情報と、当該ネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするためのNSMF定義基準とを受信するステップを含む。当該ステップはさらに、当該サブスクリプションを作成するステップを含む。当該ステップはさらに、ネットワークスライスサービスを提供するネットワーク機能(network function:NF)から受信される負荷情報に関してサブスクリプションについて定義されるNSMF定義基準をチェックするステップを含む。当該ステップはさらに、当該サブスクリプションのうちの1つに関連付けられたNSMF定義基準が満たされていると判断するステップを含む。当該ステップはさらに、当該サブスクリプションのうちの1つに関連付けられた当該NSMF定義基準が満たされていると判断するステップに応答して、当該負荷情報を直接、当該NSMFに伝達するステップを含む。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、NSMFからメッセージを受信するステップは、Eventsubscription_Subscribeメッセージを受信するステップを含み、当該Eventsubscription_Subscribeメッセージは、イベントタイプと、データ選択と、当該NSMFへの当該ネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするネットワークスライス負荷イベントを定義するためのトリガパラメータとを含む。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、当該サブスクリプションを作成するステップは、ネットワークスライス分析およびサブスクリプション管理データベース内にエントリを作成するステップを含む。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、当該NSMF定義基準をチェックするステップは、当該ネットワークスライス分析およびサブスクリプション管理データベース内の当該エントリにアクセスし、当該エントリに関連付けられたネットワークスライス負荷情報報告トリガ基準が満たされたかどうかを判断するステップを含む。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、当該ネットワークスライス負荷情報を直接、当該NSMFに伝達するステップは、Eventsubscription_Notifyメッセージを当該NSMFに送信するステップを含み、当該Eventsubscription_Notifyメッセージは当該ネットワークスライス負荷情報を含む。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、フィードバックベースのネットワークスライス管理のためのシステムが提供される。当該システムは、少なくとも1つのプロセッサを含むネットワークスライス管理機能(NSMF)を含む。当該システムはさらに、ネットワークデータ分析機能(NWDAF)サブスクリプションインターフェイスを含み、当該ネットワークデータ分析機能(NWDAF)サブスクリプションインターフェイスは、NWDAFで直接、ネットワークスライス負荷情報について通知されるべきサブスクリプションを作成し、当該NSMFによって定義されるネットワークスライス負荷情報報告生成基準を当該サブスクリプションの一部として指定し、当該NSMF定義ネットワークスライス負荷情報報告トリガ基準が満たされていることに応答して、当該NSMFの当該NWDAFサブスクリプションインターフェイスを介して、当該NWDAFから直接、ネットワークスライス負荷情報を受信するために、当該少なくとも1つのプロセッサによって実現されるものである。当該システムはさらに、ネットワークスライスリソースマネージャを含み、当該ネットワークスライスリソースマネージャは、当該ネットワークスライス負荷情報に基づいて、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断し、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断することに応答して、ネットワークスライスの動作中に当該ネットワークスライスリソース割当てを動的に変更するために、当該少なくとも1つのプロセッサによって実現される。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、当該NWDAFサブスクリプションインターフェイスは、当該NSMFから当該NWDAFにEventsubscription_Subscribeメッセージを送信することによって、当該NWDAFで直接サブスクライブするように構成され、当該Eventsubscription_Subscribeメッセージは、イベントタイプと、データ選択と、当該NSMFへの当該ネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするネットワークスライス負荷イベントを定義するためのトリガパラメータとを含む。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、当該NWDAFサブスクリプションインターフェイスは、当該ネットワークスライスの作成後、ネットワークスライスサービスコンシューマによる監視とは無関係に、ネットワークスライスの利用を示すリアルタイム負荷情報を受信するように構成される。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、当該ネットワークスライスリソースマネージャは、当該ネットワークスライス負荷情報をオペレータ定義の閾値と比較し、当該ネットワークスライス負荷情報によって示されるネットワークスライス負荷レベルが閾値を超える場合にネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断することによって、当該ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するように構成される。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、当該ネットワークスライスリソースマネージャは、ネットワークスライスサブネットインスタンス変更要求を生成し、ネットワークスライスサブネット管理機能(NSSMF)に送信して、当該ネットワークスライスリソース割当ての変更をもたらすことによって、当該ネットワークスライスリソース割当てを動的に更新するように構成される。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、ネットワークスライス管理のためのリアルタイムフィードバックを提供するためのシステムが提供される。当該システムは、少なくとも1つのプロセッサを含むネットワークデータ分析機能(NWDAF)を含む。当該システムはさらに、ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャを備え、当該ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャは、ネットワークスライス管理機能(NSMF)から直接、当該NSMFのNWDAFサブスクリプションインターフェイスを介して、リアルタイムで通知されるべきサブスクリプションを作成するためのメッセージと、作成後ネットワークスライス負荷情報と、当該ネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするためのNSMF定義基準とを受信するとともに、当該サブスクリプションを作成するためのものである。当該システムはさらに、ネットワークスライス負荷情報分析エンジンを備え、当該ネットワークスライス負荷情報分析エンジンは、ネットワークスライスサービスを提供するネットワーク機能(NF)から受信される負荷情報に関して、サブスクリプションについて定義されるNSMF定義基準をチェックし、当該サブスクリプションのうちの1つに関連付けられたNSMF定義基準が満たされていると判断し、当該サブスクリプションのうちの1つに関連付けられた当該NSMF定義基準が満たされていると判断することに応答して、当該負荷情報を直接、当該NSMFに伝達するためのものである。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、当該ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャは、Eventsubscription_Subscribeメッセージを受信するように構成され、当該Eventsubscription_Subscribeメッセージは、イベントタイプと、データ選択と、当該NSMFへの当該ネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするネットワークスライス負荷イベントを定義するためのトリガパラメータとを含む。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、当該ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャは、ネットワークスライス分析およびサブスクリプション管理データベース内にエントリを作成することによって、当該サブスクリプションを作成する。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、当該ネットワークスライス負荷情報分析機能は、当該ネットワークスライス分析およびサブスクリプション管理データベース内の当該エントリにアクセスし、当該エントリに関連付けられたネットワークスライス負荷情報報告トリガ基準が満たされたかどうかを判断することによって、当該NSMF定義基準をチェックするように構成される。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、当該ネットワークスライス負荷情報分析エンジンは、Eventsubscription_Notifyメッセージを当該NSMFに送信することによって、当該ネットワークスライス負荷情報を当該NSMFに直接伝達するように構成され、当該Eventsubscription_Notifyメッセージは当該ネットワークスライス負荷情報を含む。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、実行可能命令が格納された非一時的なコンピュータ可読媒体が提供される。当該実行可能命令は、コンピュータのプロセッサによって実行されると、以下のステップを実行するように当該コンピュータを制御する。当該以下のステップは、ネットワークスライス管理機能(NSMF)のネットワークデータ分析機能(NWDAF)サブスクリプションインターフェイスを介して、当該NWDAFで直接サブスクライブして、ネットワークスライス負荷情報について通知されるべきサブスクリプションを作成し、当該NSMFによって定義されるネットワークスライス負荷情報報告生成基準を当該サブスクリプションの一部として指定するステップを含む。当該以下のステップはさらに、当該NSMF定義ネットワークスライス負荷情報報告トリガ基準が満たされていることに応答して、当該NSMFの当該NWDAFサブスクリプションインターフェイスを介して、当該NWDAFから直接、ネットワークスライス負荷情報を受信するステップを含む。当該以下のステップはさらに、当該ネットワークスライス負荷情報に基づいて、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するステップを含む。当該以下のステップはさらに、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するステップに応答して、ネットワークスライスの動作中に当該ネットワークスライスリソース割当てを動的に変更するステップを含む。
本明細書に記載の主題のさらに別の局面に従うと、実行可能命令が格納された非一時的なコンピュータ可読媒体が提供される。当該実行可能命令は、コンピュータのプロセッサによって実行されると、以下のステップを実行するように当該コンピュータを制御する。当該以下のステップは、ネットワークスライス管理機能(NSMF)から直接、当該NSMFのネットワークデータ分析機能(NWDAF)サブスクリプションインターフェイスを介して、リアルタイムで通知されるべきサブスクリプションを作成するためのメッセージと、作成後ネットワークスライス負荷情報と、当該ネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするためのNSMF定義基準とを受信するステップを含む。当該以下のステップはさらに、当該サブスクリプションを作成するステップを含む。当該以下のステップはさらに、ネットワークスライスサービスを提供するネットワーク機能(NF)から受信される負荷情報に関して、サブスクリプションについて定義されるNSMF定義基準をチェックするステップを含む。当該以下のステップはさらに、当該サブスクリプションのうちの1つに関連付けられたNSMF定義基準が満たされていると判断するステップを含む。当該以下のステップはさらに、当該サブスクリプションのうちの1つに関連付けられた当該NSMF定義基準が満たされていると判断するステップに応答して、当該負荷情報を直接、当該NSMFに伝達するステップを含む。
本明細書に記載の主題は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらのいずれかの組合せで実現され得る。このため、本明細書で用いられる「機能」、「ノード」または「モジュール」という語は、説明される特徴を実現するためのソフトウェアコンポーネントおよび/またはファームウェアコンポーネントも含み得るハードウェアを指す。例示的な一実現例では、本明細書に記載の主題は、コンピュータのプロセッサによって実行されるとステップを実行するように当該コンピュータを制御するコンピュータ実行可能命令が格納されたコンピュータ可読媒体を用いて実現され得る。本明細書に記載の主題を実現するのに適した例示的なコンピュータ可読媒体は、ディスクメモリデバイス、チップメモリデバイス、プログラマブル論理デバイス、および特定用途向け集積回路などの非一時的なコンピュータ可読媒体を含む。加えて、本明細書に記載の主題を実現するコンピュータ可読媒体は、単一のデバイスもしくはコンピューティングプラットフォーム上に位置してもよく、または、複数のデバイスもしくはコンピューティングプラットフォームにわたって分散されてもよい。
図面の簡単な説明
ここで、添付の図面を参照して、本明細書に記載の主題を説明する。
例示的な5Gネットワークアーキテクチャを示すネットワーク図である。 ネットワーク通信サービスと、コアネットワークリソースと、アクセスネットワークリソースと、ネットワークスライスインスタンスと、ネットワークスライスサブネットインスタンスとの間の例示的な関係を示すネットワーク図である。 ネットワークスライスインスタンスと、ネットワークスライスサブネットインスタンスと、ネットワーク機能との間の例示的な関係を示すネットワーク図である。 通信サービス、ネットワークスライス、およびネットワークスライスサブネットのための例示的な管理構造を示すネットワーク図である。 ネットワークスライスのためのプロビジョニングリソースの実現可能性をチェックするためにネットワークスライスサービスコンシューマによって開始される例示的なメッセージ通信を示すメッセージフロー図である。 ネットワークスライス利用に関するフィードバックを取得し、当該フィードバックを用いてネットワークスライスサブネットインスタンスを修正する際にネットワークスライス管理機能と、ネットワークデータ分析機能と、ネットワークスライスサブネット管理機能との間でやり取りされる例示的なメッセージ通信を示すメッセージフロー図である。 ネットワークスライスの利用に関するフィードバック情報を取得する際にネットワークスライス管理機能とネットワークデータ分析機能との間でやり取りされる例示的なメッセージ通信を示すメッセージフロー図である。 ネットワークスライスリソース利用を動的に監視するとともにネットワークスライス利用情報に基づいてネットワークスライスリソース割当てを修正するのに適した例示的なネットワークスライス管理機能およびネットワークデータ分析機能を示すブロック図である。 フィードバックメカニズムを用いたネットワークスライス管理のための例示的なプロセスを示すフローチャートである。 ネットワークスライス利用フィードバックをNSMFに提供する際にNWDAFによって実行される例示的なステップを示すフローチャートである。
詳細な説明
図1は、例示的な5Gシステムネットワークアーキテクチャを示すブロック図である。図1において、ネットワークは、NRF100およびサービス通信プロキシ(service communications proxy:SCP)101を含む。上述したように、NRF100は、利用可能なプロデューサNFサービスインスタンスのプロファイルおよびそれらのサポートされたサービスを維持し得るとともに、コンシューマNFまたはSCPが新規の/更新されたプロデューサNFサービスインスタンスにサブスクライブすること、およびその登録について通知を受けることを可能にし得る。SCP101はまた、プロデューサNFのサービスの発見および選択をサポートし得る。加えて、SCP101は、コンシューマNFとプロデューサNFとの間の接続の負荷分散を実行し得る。
NRF100は、NFプロファイルのためのリポジトリである。プロデューサNFと通信するために、コンシューマNFまたはSCPは、NRF100からNFプロファイルを取得しなければならない。NFプロファイルは、JavaScript(登録商標)オブジェクト表記(JavaScript object notation:JSON)データ構造である。NFプロファイル定義は、完全修飾ドメイン名(fully qualified domain name:FQDN)、インターネットプロトコル(Internet protocol:IP)バージョン4(IPv4)アドレス、またはIPバージョン6(IP version 6:IPv6)アドレスのうちの少なくとも1つを含む。
図1では、(SCP101およびNRF100以外の)ノードはいずれも、それらがサービスを消費しているかまたは提供しているかに応じて、コンシューマNFまたはプロデューサNFとなり得る。図示した例では、ノードは、ネットワーク内でポリシー関連動作を実行するポリシー制御機能(policy control function:PCF)102と、ユーザデータを管理するユーザデータ管理(user data management:UDM)機能104と、アプリケーションサービスを提供するアプリケーション機能(application function:AF)106とを含む。図1に示されるノードはさらに、AMF110とPCF102との間のセッションを管理するセッション管理機能(session management function:SMF)108を含む。AMF110は、4Gネットワーク内でモビリティ管理エンティティ(mobility management entity:MME)によって実行される動作と同様のモビリティおよび登録管理動作を実行する。AMF110はまた、ネットワークスライスサービスのためのアクセスポイントとしても機能する。AMF110はまた、登録中にUEによって要求されるネットワークスライスサービスへのアクセスを提供するであろうサービス提供AMFを選択するためにAMF選択を実行してもよい。
認証サーバ機能(authentication server function:AUSF)112は、ネットワークへのアクセスを求めるユーザ機器(user equipment:UE)、たとえばUE114など、のための認証サービスを実行する。
ネットワークスライス選択機能(network slice selection function:NSSF)116は、特定のネットワーク機能にアクセスしようとするデバイスのためにネットワークスライスサブネット可用性情報(network slice subnet availability information:NSSAI)およびNS選択サービスを提供する。NSSF116は、NRFからAMF荷重情報を取得し得るとともに、AMFからNSSAI可用性情報を取得し得る。NSSF116は、AMF荷重情報およびNSSAI可用性情報を、NSSF116によって維持されるAMF選択データベースに格納し得る。NSSF116がAMFからNSSAI選択要求を受信すると、NSSF116は、格納されたAMF荷重情報およびNSSAI可用性情報を利用して、ネットワークスライスサービスへのアクセスを求めるUEによって要求されるネットワークスライスサービスをサポートすることができる各AMFごとにAMF関連スコアおよび重みを計算してもよい。NSSF116は、要求されたサービスおよび対応する重みを提供することのできるAMFの優先順位付きリストを生成し、当該リストを要求側AMFに通信してもよい。要求側AMFは、次いで、AMFの優先順位付きリストおよび重みを用いて、要求されるネットワークスライスサービスへのアクセスを提供するためのAMFを選択してもよい。
ネットワーク公開機能(network exposure function:NEF)118は、モノのインターネット(IoT)デバイスおよびネットワークに接続された他のUEに関する情報を取得しようとするアプリケーション機能のためにアプリケーションプログラミングインターフェイス(application programming interface:API)を提供する。NEF118は、4Gネットワークにおけるサービス能力公開機能(service capability exposure function:SCEF)と同様の機能を実行する。
無線アクセスネットワーク(radio access network:RAN)120は、無線リンクを介してUE114をネットワークに接続する。無線アクセスネットワーク120は、gノードB(gNB)(図1には示さず)または他の無線アクセスポイントを用いてアクセスされてもよい。ユーザプレーン機能(user plane function:UPF)122は、ユーザプレーンサービスのためのさまざまなプロキシ機能をサポートすることができる。このようなプロキシ機能の一例として、マルチパス送信制御プロトコル(multipath transmission control protocol:MPTCP)プロキシ機能がある。UPF122はまた、ネットワーク性能測定値を取得するためにUE114によって用いられ得る性能測定機能もサポートし得る。また、図1にはデータネットワーク(data network:DN)124も示されており、当該DN124を介して、UEがインターネットサービスなどのデータネットワークサービスにアクセスする。
サービスエッジ保護プロキシ(service edge protection proxy:SEPP)126は、別のPLMNからの着信トラフィックをフィルタリングし、ホームPLMNを出るトラフィックのためにトポロジー隠蔽を実行する。SEPP126は、外部PLMNのセキュリティを管理する、外部PLMN内のSEPPと通信してもよい。このように、別々のPLMN内のNF間のトラフィックは、一方はホームPLMN用であり、他方は外部PLMN用である、最小で2つのSEPP機能を横断し得る。
上述したように、ネットワークスライシングは、仮想ネットワーク機能を提供すること、および、所与の要件を満たすために仮想ネットワーク機能のためのリソースを割当てることを含む。たとえば、ネットワークスライシングは、図1に示すネットワーク機能のいずれかを仮想化すること、および、ネットワークスライスインスタンスとして複数の異なるネットワーク機能によって実現されるサービスへのアクセスを提供することを含み得る。
最高位レベルでは、ネットワークスライスは、通信サービスプロバイダによって提供される通信サービスを介してアクセス可能である。通信サービスは、モバイルウェブブラウジング、ボイスオーバーLTE通話、およびリッチ通信サービスなどのビジネス・コンシューマ間通信サービスを含み得る。通信サービスはまた、インターネットアクセスおよびローカルエリアネットワーク(local area network:LAN)相互接続などのビジネス間サービスを含み得る。
サービスとしてのネットワークスライス(Network slice as a service)は、通信サービスプロバイダによってそれぞれの顧客に提供することができる。ネットワークスライスサービスは、無線アクセス技術、帯域幅、末端間の待ち時間、保証型/非保証型QoS、セキュリティレベルなどを含むいくつかのパラメータによって特徴付けることができる。
図2は、通信サービスと、ネットワークスライスインスタンス(NSI)と、ネットワークスライスサブネットインスタンス(network slice subnet instance:NSSI)と、コアネットワーク(core network:CN)と、アクセスネットワーク(access network:AN)との間の関係の一例を示す。図2を参照すると、通信サービスプロバイダによって提供される通信サービス200は、サービス1 202、サービス2 204、およびサービス3 206を含む。サービス1 202、サービス2 204、およびサービス3 206の各々は、コアネットワーク208およびアクセスネットワーク210内の仮想NFリソースからなるネットワークスライスインスタンスを用いて実現される。図示の例では、サービス1 202は、ネットワークスライスインスタンスA212を用いて実現される。ネットワークスライスインスタンスA212は、コアネットワークNSSI1 212AおよびアクセスネットワークNSSI1 212Bを用いて実現される。サービス2 204は、ネットワークスライスインスタンスB214を用いて実現される。ネットワークスライスインスタンスB214は、コアネットワークNSSI2 214AおよびアクセスネットワークNSSI2 214Bを用いて実現される。サービス3 206は、ネットワークスライスインスタンスC216を用いて実現される。ネットワークスライスインスタンスC216は、コアネットワークNSSI3 216AおよびアクセスネットワークNSSI2 214Bを用いて実現される。なお、アクセスネットワークNSSI2 214Bがネットワークスライスインスタンス214および216によって共有されることに留意されたい。
図3は、ネットワークスライスインスタンスと、ネットワークスライスサブネットインスタンスと、ネットワーク機能との間の例示的な関係を示すネットワーク図である。図3には、ネットワークスライスインスタンスX300およびネットワークスライスインスタンスY302が示されている。ネットワークスライスインスタンスX300は、ネットワークスライスサブネットインスタンスA304およびネットワークスライスサブネットインスタンスC306を含む。ネットワークスライスインスタンスY302は、ネットワークスライスサブネットインスタンスB308、および、ネットワークスライスインスタンスY302と共有されるネットワークスライスサブネットインスタンスA304を含む。ネットワークスライスサブネットインスタンスA304は、NF NF1~NF NF4を含む。ネットワークスライスサブネットインスタンスC306は、NF NF5およびNF NF6を含む。ネットワークスライスサブネットインスタンスC306は、NF NF7~NF NF9を含む。このように、図3はさらに、ネットワークスライスサブネットインスタンスと対応するNFリソースとをネットワークスライスインスタンス間で共有する概念を示す。
通信サービス、ネットワークスライスインスタンス、およびネットワークスライスサブネットインスタンスを管理するために、3GPP TR28.801は、通信サービス管理機能(communication service management function:CSMF)、ネットワークスライス管理機能(network slice management function:NSMF)、およびネットワークスライスサブネット管理機能(network slice subnet management function:NSSMF)という3つの管理機能を定義している。これらの機能を図4に示す。図4では、CSMF400は、管理階層の最上位ノードであり、通信サービス関連要件をネットワークスライス関連要件に変換するとともにNSMF402と通信するための役割を果たす。NSMF402は、階層における次のレベルのノードであり、ネットワークスライスインスタンスの管理およびオーケストレーションに関与している。NSMF402はまた、ネットワークスライス関連要件からネットワークスライスサブネット関連要件を導き出す。NSMF402は、CSMF400およびNSSMF404と通信する。管理階層の最下位ノードはNSSMF404である。NSSMF404は、ネットワークスライスサブネットインスタンスの管理およびオーケストレーションに関与する。NSSMF404は、NSMF402と通信するとともに、ネットワークスライスサブネットインスタンスを実現するNFと通信する。
3GPP TS28.531は、ネットワークスライスサービスコンシューマが、ネットワークスライスインスタンスおよびネットワークスライスサブネットインスタンスの作成、削除を要求するとともにこれらインスタンスの実現可能性をチェックするための手順を定義している。ネットワークスライス管理サービスプロバイダによるネットワークスライス実現可能性チェックのために定義された手順を図5に示す。図5を参照すると、行1において、ネットワークスライスサブネット管理サービスプロバイダ(NSSMS_Provider)500は、ネットワークスライスサブネット管理サービスコンシューマ(NSSMS_Consumer)502から、ネットワークスライスサブネット関連要件(たとえば、エリア情報、ユーザ番号、トラフィック需要、QoS品質、要求されたネットワークスライスインスタンスが共有可能であるかどうか)とともにプロビジョニングNSSI要求(たとえば、AllocateNssi要求またはModifyNssi要求)を受信する。要求が評価され、割当てられるべき初期リソースが識別される。NSSMS_Provider500はNSMF402であってもよく、NSSMS_Consumer502は図4に関連付けて上述したCSMF400であってもよい。
図5のメッセージフロー図の行2において、NSSMS_Provider500は、任意には、リソースに関するOther_MS_Provider504に対して情報および更新を要求してもよい。Other_MS_Provider504は別のネットワークにおけるNSMFであり得る。
メッセージフロー図の行3では、NSSMS_Provider500は、予約要求をOther_MS_Provider504、たとえば、管理およびオーケストレーション(management and orchestration:MANO)、TNマネージャに送信する。NSSMS_Provider500は、予約されたリソースに関する情報、たとえば、それらの可用性、予約されたリソースの識別情報などとともに応答を受信する。
メッセージフロー図の行4において、NSSMS_Provider500は、当該応答を評価して、ネットワークスライスサブネット要件を満たすことができるかどうかを判断する。
ネットワークリソースの割当てが実現可能であると判断された場合、メッセージフロー図の行5aおよび行5bがNSSMS_Provider500によって実行される。行5aにおいて、NSSMS_Provider500は、要求されたネットワークスライスリソースをプロビジョニングする準備ができていると判断する。メッセージフロー図の行5bにおいて、NSSMS_Provider500は、任意には、要求されたリソースが利用可能であることを示す実現可能性確認メッセージをNSSMS_Consumer502に送信する。
要求されたリソースの割当てが実現可能ではないとNSSMS_Provider500が判断する場合、メッセージフロー図の行6a~行6cが実行される。行6aにおいて、NSSMS_Provider500は予約をキャンセルし、任意には確認応答を受信してもよい。行6bにおいて、NSSMS_Provider500は、要求されたネットワークスライスリソースをプロビジョニングする準備ができていないと判断する。行6cにおいて、NSSMS_Provider500は、任意には、予約チェックの結果に関する否定応答をNSSMS_Consumer502に送信する。
このように、図5は、ネットワークスライスリソースのネットワークスライスコンシューマ主導の実現可能性チェックを示す。これらのステップは、ネットワークスライスコンシューマによって開始され、ネットワークスライスリソース割当ての前に実行される。ここで必要とされるのは、ネットワークスライスおよびネットワークスライスサブネットリソースを監視および修正するためのネットワークスライスコンシューマからの監視要求とは無関係な、ネットワークスライス管理機能主導の手順である。
図6は、ネットワークスライスインスタンスの作成後、ネットワークスライスインスタンスの動作中に動的に、ネットワークスライスサービスコンシューマとは無関係に(すなわち、ネットワークスライスサービスコンシューマからの監視要求を受信することなく)、ネットワークデータ分析機能(NWDAF)からネットワークスライス負荷情報を得るためにNSMFによって実現される手順を示す図である。図6を参照すると、メッセージフロー図の行1において、NSMF402は、Eventsubscribe_Subscribe/UnsubscribeメッセージをNWDAF600に送信する。この例では、メッセージがEventsubscription_Subscribeメッセージであると想定する。Eventsubscription_Subscribeメッセージは、ネットワークスライスのリアルタイムな瞬時負荷レベルに関する情報を受信するためにサブスクライブするべきNSMF402によって用いられる。イベントサブスクリプションメッセージに含まれ得る例示的なパラメータは、図7に関して以下でさらに詳細に説明される。NWDAF600は、3GPP TS29.520で定義される分析機能であって、ネットワーク機能の利用に関する情報を収集するとともに、収集した情報について通知されるべき他のノードのためにサブスクリプションサービスを提供するものである。
メッセージフロー図の行2では、Eventsubscription_Subscribeメッセージに関連付けられたネットワークスライス負荷情報報告条件が満たされ、NWDAF600がEventsubscription_NotifyメッセージをNSMF402に送信するものと想定される。Eventsubscription_Notifyメッセージは、ネットワークスライスの状態に関する負荷情報パラメータなどのネットワークスライス関連パラメータを含む。
メッセージフロー図の行3において、NSMF402は、NSSI修正要求メッセージをNSSMF404に送信して、NWDAF600から受信した負荷情報に基づいてネットワークスライスサブネットインスタンスを修正する。たとえば、ネットワークスライスが80%荷重されていることをEventsubscription_Notifyメッセージが示した場合、NSSI修正要求は、ネットワークスライスを構成するネットワークスライスサブネットインスタンスのための追加のコンピューティングリソースの割当てを要求し得る。このように、図6では、ネットワークスライス特性は動的に監視され、リソース割当ては、ネットワークスライスサービスコンシューマからのメッセージを必要とすることなく変更される。ネットワークスライスに関連付けられたリソースは、ネットワークスライスサービスコンシューマに対して透過的に動的に更新されるので、コンシューマは、サービス品質のいかなる低下も認識することなく、さらに、サービス品質を維持するためにコンシューマ主導のリソース監視または更新を実施する必要もない。
図7は、NSMFとNWDAFとの間のサブスクリプションおよびイベント通知プロセスをより詳細に示す。図7を参照すると、メッセージフロー図の行1において、NSMF402は、Eventsubscription_SubscribeメッセージをNWDAF600に送信する。Eventsubscription_Subscribeメッセージは、NSMF402を登録して、Eventsubscription_Subscribeメッセージ内の識別されたネットワークスライスインスタンスについての負荷情報をNWDAF600から受信する。1つ以上のネットワークスライスは、個々のネットワークスライス識別子、グループネットワークスライス識別子、またはNWDAF600によって監視されるすべてのスライスを識別するパラメータによって識別され得る。Eventsubscription_Subscribeメッセージ内においてNSMFによって指定され得る他のパラメータはデータ分析パラメータを含む。当該データ分析パラメータは、動的ネットワークスライスイベント報告を制御するトリガ条件とNSMF402への報告の内容とを判断するためにNWDAF600の分析エンジンに入力される。Eventsubscription_Subscribeメッセージに含まれ得るデータ分析パラメータの例は以下を含む。
イベントタイプ {位置、時刻、曜日}
データ選択基準{#sample, #interval, #both}
サンプル{整数:#samples ‐ たとえば、月ごとに許可すべきサンプルの
最大数}
間隔{整数:値、たとえば、時間、日数、週の数}
トリガ詳細
タイプ - 周期/閾値
値 - 時間間隔の値/負荷閾値の値
通知URI- 通知メッセージが送信されるべきURI
このように、Eventsubscription_Subscribeメッセージに含まれ得る上述のパラメータは、NSMF402がネットワークスライスまたはネットワークスライスのグループに関する負荷情報を取得すること、および、ネットワークスライス負荷情報報告が生成される条件を定義することを可能にする。
メッセージフロー図の行2では、Eventsubscription_Subscribeメッセージおよび当該メッセージ内で定義される1つ以上の報告トリガ条件が満たされることに応答して、NWDAF600は、Eventsubscription_Notifyメッセージを生成し、NSMF402に送信する。Eventsubscription_Notifyメッセージは以下のパラメータを含み得る。
-リアルタイム負荷情報(必須)整数0…100
-分析データセット(任意)1…Nセット/s(以下に示す)
・{タイプ:(曜日:日曜日)(位置:ムンバイ)}セット/s
・最大負荷情報(任意)整数0…100
・平均負荷情報(任意)整数0…100
上述の例では、Eventsubscription_Notifyメッセージに含まれるパラメータは、ネットワークスライスに関するリアルタイム負荷情報を含み得る。リアルタイム負荷情報は、ネットワークスライス負荷情報が記録される時間を示すタイムスタンプとともに、ネットワークスライスまたはネットワークスライスサブネットの使用(または未使用)容量の百分率割合を示し得る。Eventsubscription_Notifyメッセージはまた、1つ以上の分析データセットを含み得る。上述の例では、分析データセットは、期間および/または位置ごとの統計負荷情報を含む。たとえば、1つの分析データセットは、日中の特定の位置についてのネットワークスライスインスタンスまたはネットワークスライスサブネットインスタンスの平均荷重、瞬間荷重、および最大荷重を含み得る。位置は、ネットワークスライスインスタンスまたはネットワークスライスサブネットインスタンスによってサービスされるエリアを示し得る。このように、図7において受信されるネットワークスライスおよびネットワークスライスサブネットインスタンス負荷情報フィードバックは、ネットワークスライスサービスコンシューマからの要求とは無関係に生成されるとともに、トリガ条件が満たされる場合にはネットワークスライス作成後に動的に発生する。
本明細書に記載のNWDAFサブスクリプションインターフェイスを備えたNSMFは以下の特徴を含む。
1.その時点でのネットワーク基準ならびに(分析を用いる)履歴パターンに基づいて、NSMFに動的なネットワークスライスおよびスライスサブネットオーケストレーション判断を実施させるためのサブスクライブおよび通知方法を含むメカニズム。
2.NWDAFからNSMFに提供されるこれらの通知入力は以下を含み得る。
a.ネットワークスライスまたはネットワークスライスサブネットに対するその時点での負荷または履歴負荷。
b.ネットワークスライスまたはネットワークスライスサブネットのアクセスネットワーク部分に関連付けられた無線条件。
c.ネットワークスライスまたはネットワークスライスサブネットに対する負荷の位置特有の更新。
d.ネットワークスライスまたはネットワークスライスサブネットに関する負荷情報が、当該ネットワークスライスまたはネットワークスライスサブネットの負荷情報を受信するためにサブスクリプションの一部としてNSMFによって定義される間隔でNWDAFによってNSMFに自動的に更新される、時間ベースの更新。
e.NWDAFが、負荷情報サブスクリプションにおいてNSMFによって定義されるトラフィック条件によってトリガされるネットワークスライスまたはネットワークスライスサブネットの負荷情報のNSMFを自動的に更新する、トラフィックベースの更新。
図7に示すネットワークスライス負荷情報フィードバックは、ネットワークスライスインスタンスとネットワークスライスサブネットインスタンスとの間のリソース割当てを変更するために用いられ得る。たとえば、報告がトリガされた時点でネットワークスライスインスタンスが80%荷重されていることをEventsubscription_Notifyメッセージが示す場合、NSMF402は、ネットワークスライスインスタンスを構成するネットワークスライスサブネットインスタンスに追加のリソースを割当てるためのメッセージをNSSMF404に送信し得る。別の例では、ネットワークスライスインスタンスが所与の期間中に20%だけ荷重されていることをEventsubscription_Notifyメッセージが示す場合、NSMF402は、利用率の低いネットワークスライスインスタンスに対応するネットワークスライスサブネットインスタンスに割振られたリソースのうちのいくつかの割当てを解除するためのメッセージをNSSMF404に送信してもよい。
図8は、本明細書に記載のネットワークスライス負荷情報フィードバックメカニズムを実現するのに適したNSMFおよびNWDAFを示すブロック図である。図8を参照すると、NSMF402およびNWDAF600は各々、少なくとも1つのプロセッサ800およびメモリ802を含む。NSMF402はNWDAFサブスクリプションインターフェイス804を含む。当該NWDAFサブスクリプションインターフェイス804は、ネットワークスライス負荷情報を受信するためにNWDAF600で直接サブスクライブし、負荷情報を取得し、当該負荷情報をネットワークスライス負荷/リソース割当てデータベース805に格納する。NSMFはさらに、ネットワークスライスリソース管理機能806を含む。ネットワークスライスリソース管理機能806は、データベース805内の負荷情報を用いて、ネットワークスライスリソース管理を通じてネットワークスライスリソース割当ておよび割当て解除制御コマンドを発行する。
NWDAFで直接サブスクライブし、ネットワークスライス負荷情報の送信をトリガするための基準を定義し、ネットワークスライス負荷情報を用いてネットワークスライスリソース割当てを動的に更新するNWDAFサブスクリプションインターフェイスをNSMFに提供することは、ネットワークスライスの静的なプロビジョニングよりも、さらには、ネットワークスライス負荷情報がNSMFによって定義される基準に合わせて調整されていない実現例よりも、有利である。たとえば、本明細書に記載のNSMFは、通信サービスプロバイダとのサービスレベル合意に基づく負荷情報報告トリガ基準を、ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションの一部として、定義することができる。NWDAFが、SLAに基づいて定義された基準に対処するネットワーク条件によってトリガされた負荷情報を報告する場合、NSMFは、サービスコンシューマによるSLA監視を必要とすることなく、独立して、SLAによって定義されるサービス品質を維持することができる。加えて、NSMFとNWDAFとの間の直接的なサブスクリプションインターフェイスは、NSMFに報告される負荷情報が最新である可能性を高める。
NWDAF600は、ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャ808を含む。ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャ808は、NSMF402とネットワークスライスに関する負荷情報を受信することを望む他のコンシューマとからサブスクリプション要求を受信する。ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャ808は、エンティティのサブスクリプションを検証した後、サブスクリプションに対応する記録をネットワークスライス分析およびサブスクリプションデータベース810に格納することによって、ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションを作成する。これらの記録は、サブスクリプションエンティティ(たとえば、NSMF402)と、各エンティティがサブスクライブするネットワークスライスインスタンスおよびネットワークスライスサブネットインスタンスと、サブスクリプションごとにネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするトリガ条件とを識別し得る。
ネットワークスライス負荷情報分析エンジン809は、ネットワーク機能(たとえば、PCF、SMF、AMFなど)から負荷情報を受信し、負荷情報に基づいて分析を実行し、分析の結果および負荷情報をネットワークスライス分析およびサブスクリプションデータベース810に格納する。
ネットワークスライス負荷情報分析エンジン809がネットワークスライスに関する負荷情報を受信すると、ネットワークスライス負荷情報分析エンジン809は、ネットワークスライス負荷情報を用いてデータベース810内のいずれかの記録を更新する。
ネットワークスライス負荷情報分析エンジン809は、データベース810内の記録に関連付けられたネットワークスライス報告条件を継続的に評価して、ネットワークスライス負荷情報イベント報告条件が満たされているかどうかを判断し得る。NSMF402からのネットワークスライスインスタンス負荷情報サブスクリプションに関連するネットワークスライス負荷情報イベント報告条件が満たされたとネットワークスライス負荷情報分析エンジン809が判断する場合、ネットワークスライス負荷情報分析エンジン809は、報告を生成し、要求された負荷情報とともにNSMF402に送信する。NSMF402は、負荷情報を利用して、ネットワークスライスインスタンスリソース割当ておよび割当て解除の判断を行なう。
なお、図8は、ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャ808およびネットワークスライス負荷情報分析エンジン809を別個の機能ブロックとして示しているが、それらの機能が、本明細書に記載の主題の範囲から逸脱することなく、組合わされ得ること、およびNWDAF600内の単一の論理エンティティまたは物理エンティティによって実現され得ることに留意されたい。
図9は、ネットワークスライスリソース割当てのためのリアルタイムのネットワークスライス負荷情報フィードバックを提供および利用するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。図9に示されるステップはNSMF402によって実現され得る。図9を参照すると、ステップ900において、当該プロセスは、ネットワークスライス負荷情報を受信するためにNWDAFで直接サブスクライブするステップを含む。たとえば、NSMF402は、NSMF402が負荷情報を受信することを所望する1つ以上のネットワークスライスインスタンスを識別するEventsubscription_SubscribeメッセージをNWDAF600に送信してもよい。Eventsubscription_Subscribeメッセージはまた、上述したように、イベントタイプ、データ選択、およびトリガ情報パラメータを含み得る。Eventsubscription_Subscribeメッセージは、図8に示されるNSMF402のNWDAFサブスクリプションインターフェイス804によって、または当該NWDAFサブスクリプションインターフェイス804を介して送信され得る。Eventsubscription_Subscribeメッセージは、NWDAFによるNSMFへのリアルタイムのネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするための、NSMFによって定義された基準(NSMF定義基準)を含み得る。
ステップ902において、当該プロセスは、ネットワークスライス負荷情報をNWDAFから受信するステップを含む。たとえば、NSMF402は、Eventsubscription_Subscribeメッセージにおいて識別されたネットワークスライスインスタンスおよびネットワークスライスサブネットインスタンスについての負荷情報を含むEventsubscription_NotifyメッセージをNWDAF600から受信し得る。負荷情報は、各ネットワークスライスインスタンスまたはサブネットインスタンスの百分率割合の荷重(または可用性)を識別し得る。Eventsubscription_Notifyメッセージは、図8に示されるNSMF402のNWDAFサブスクリプションインターフェイス804によって、または当該NWDAFサブスクリプションインターフェイス804を介して受信され得る。報告は、サブスクリプションに関連付けられたNSMF定義基準が満たされていることに応答してトリガされ得る。
ステップ904において、当該プロセスは、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であるかどうかを判断するステップを含む。このステップでは、NSMF402は、Eventsubscription_Notifyメッセージにおいて受信された負荷情報を(SLAベースの閾値などの)閾値と比較し、負荷情報と閾値との間の関係に基づいて、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であるかどうかを判断し得る。たとえば、ネットワークスライスサービスプロバイダは、リソース割当て変更がトリガされる前の、所与のネットワークスライスについての60%の利用閾値を定義し得る。ネットワークスライスがその時点で70%利用されていることをネットワークスライスに関する負荷情報が示している場合、NSMF402は、ネットワークスライスリソース修正が必要であると判断し得る。ネットワークスライスのその時点での荷重が閾値未満である場合、制御はステップ902に戻り、ネットワークスライスに関する次の負荷情報が受信される。
ネットワークスライスリソース修正が必要であるとNSMF402が判断する場合、制御がステップ906に進み、ここで、NSMF402は、ネットワークスライスリソース割当てを動的に修正する。一例では、ネットワークスライスリソース割当てを動的に修正するステップは、ネットワークスライスリソースの割当てを修正するためのメッセージを生成して送信するステップを含み得る。たとえば、所与のネットワークスライスインスタンスのために追加のリソースが必要であるとNSMF402が判断する場合、NSMF402は、追加のリソースを所与のネットワークスライスを構成するネットワークスライスサブネットに割当てるためのメッセージを生成し、NSSMF404に送信してもよい。同様に、所与のネットワークスライスインスタンスに割振られたリソースが十分に利用されていないとNSMF402が判断する場合、NSMF402は、ネットワークスライスインスタンスを構成するネットワークスライスサブネットインスタンスに割振られたリソースのうち少なくともいくつかの割当てを解除するためのメッセージを生成してNSSMF404に送信してもよい。一例では、NSSMF404に送信されるメッセージは、ネットワークスライスリソース管理機能806によって、図8に示すNSMF402のネットワークスライスリソース管理インターフェイス807を介してNSSMF404に設定され得る。
図10は、ネットワークスライスフィードバック情報をネットワークスライス管理機能に提供するための例示的なプロセスを示すフローチャートである。図10に示されるステップはNWDAF600によって実現される。図10を参照すると、ステップ1000では、当該プロセスは、ネットワークスライス負荷情報について通知されるべきサブスクリプションを作成するためのメッセージをNSMFから受信するステップを含む。たとえば、NWDAF600は、Eventsubscription_SubscribeメッセージをNSMF402から受信し得る。Eventsubscription_Subscribeメッセージは、NSMF402が監視することを所望する1つ以上のネットワークスライスインスタンスおよび/またはサブネットインスタンスを識別し得る。Eventsubscription_Subscribeメッセージはまた、上述のように、イベントタイプ、データ選択、およびトリガパラメータ、または他のNSMF定義のネットワークスライス負荷情報報告トリガ基準を含み得る。一例では、Eventsubscription_Subscribeメッセージは、NSMF402のNWDAFサブスクリプションインターフェイス804から直接、かつ、図8に示すNWDAF600のネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャ808によって受信されてもよい。
ステップ1002では、当該プロセスは、NSMFを検証するステップを含む。たとえば、NWDAF600は、内部認証データベースにアクセスして、NSMF402が、Eventsubscription_Subscribeメッセージ内で識別されたネットワークスライスに関する負荷情報を受信することが認可されているかどうかを判断し得る。図10に示す例では、NSMFの検証に成功したものと想定する。一例では、当該認可は、図8に示すNWDAF600のネットワークスライス分析およびサブスクリプションデータベース810に格納された認可データを用いて、ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャ808によって実行されてもよい。
ステップ1004で、NWDAFは、Eventsubscription_Subscribeメッセージ内の、NSMFから受信したパラメータに対応するサブスクリプションを作成する。たとえば、NWDAF600のネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャ808は、サブスクライブしているNSMFと、当該NSMFが受信することを所望するネットワークスライス負荷情報イベント通知およびパラメータのタイプとを識別するエントリを、ネットワークスライス分析およびサブスクリプションデータベース810に作成してもよい。
ステップ1006では、当該プロセスは、ネットワークスライスサービスを実現するNFから受信されたネットワーク機能から得られる負荷情報に関して、サブスクリプションに関連付けられたNSMF定義基準をチェックするステップを含む。たとえば、NWDAF600のネットワークスライス負荷情報分析エンジン809は、AMF、SMF、NRF、UDM、NEFなどのNFから負荷情報を受信し得るとともに、負荷情報がデータベース810内のいずれかのサブスクリプションに適用されるかどうかを判断し得る。受信した負荷情報が監視されたネットワークスライス情報サブスクリプションに対応する場合、制御はステップ1008に進み、サブスクリプションのうちの1つに関連付けられたネットワークスライス負荷情報報告基準が満たされたかどうかを判断する。サブスクリプションのうちの1つに関連付けられたネットワークスライス負荷情報報告基準が満たされた場合、制御はステップ1010に進み、ネットワークスライス負荷情報がNSMFに伝達される。たとえば、NWDAF600のネットワークスライス負荷情報分析エンジン809は、Eventsubscription_Notifyメッセージを生成してNSMF402に送信してもよい。Eventsubscription_Notifyメッセージは、要求されたネットワークスライスまたはネットワークスライスサブネットに関する負荷情報を含み得るとともに、ネットワークスライス負荷情報に関するメタデータを含み得る。当該メタデータは、ネットワークスライス負荷情報が収集された位置および時間を含み得る。
ステップ1008で、サブスクリプションのうちの1つに関連付けられた負荷情報報告基準が満たされていないと判断された場合、制御はステップ1006に戻り、ネットワークスライスサービスを提供するNFからの負荷情報に関してサブスクリプションがチェックされる。
本明細書に記載の主題は以下の特徴および/または利益のうちの1つ以上を提供する。
・本明細書に記載の主題は、NSMFがネットワークスライスおよびネットワークスライスサブネットを有効に管理および最適化するためのフィードバックフレームワークを導入する。
・本明細書に記載のフィードバックメカニズムは、NSMFが、CSMFのサービス要件に従って、CSMFによって要求されるサービスレベル合意(SLA)を維持することを可能にする。
・SLA条項は、NSMFがNSIサイズ変更を実行するための許容容量数を定義するために使用され得る。
・フィードバックメカニズムは、ネットワークスライスによるより効率的なリソース利用を提供する。
以下の参考文献の各々の開示は全体が引用により本明細書中に援用されている。
1.3GPP TS 23.501, "Technical Specification Group Services and System Aspects; System Architecture for the 5G System," (Release 16) V16.2.0 (2019-09).
2.3GPP TS 23.502, "Technical Specification Group Services and System Aspects; Procedures for the 5G System," (Release 16) V16.2.0 (2019-09).
3.3GPP TS 28.531, "Technical Specification Group Services and System Aspects; Management and orchestration; Provisioning," (Release 16) V16.3.0 (2019-09).
4.3GPP TR 28.801, "Technical Specification Group Services and System Aspects; Telecommunication management; Study on management and orchestration of network slicing for next generation network," (Release 15) V15.1.0 (2018-01).
5.3GPP TS 29.520, "Technical Specification Group Core Network and Terminals; 5G System; Network Data Analytics Services," Stage 3 (Release 16) V16.1.0 (2019-09).
本開示の主題のさまざまな詳細は、本開示の主題の範囲から逸脱することなく変更され得ることが理解されよう。さらに、上述の説明は、例示のみを目的としており、限定を目的とするものではない。

Claims (24)

  1. フィードバックベースのネットワークスライス管理のための方法であって、
    少なくとも1つのプロセッサを含むネットワークスライス管理機能(network slice management function:NSMF)において、
    前記NSMFのネットワークデータ分析機能(network data analytics function:NWDAF)サブスクリプションインターフェイスを介して、前記NWDAFで直接サブスクライブして、ネットワークスライス負荷情報について通知されるべきサブスクリプションを作成し、前記NSMFによって定義されるネットワークスライス負荷情報報告生成基準を前記サブスクリプションの一部として指定するステップと、
    前記NSMF定義ネットワークスライス負荷情報報告トリガ基準が満たされていることに応答して、前記NSMFの前記NWDAFサブスクリプションインターフェイスを介して、前記NWDAFから直接、ネットワークスライス負荷情報を受信するステップと、
    前記ネットワークスライス負荷情報に基づいて、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するステップと、
    ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するステップに応答して、ネットワークスライスの動作中に前記ネットワークスライスリソース割当てを動的に変更するステップとを含む、方法。
  2. 前記NWDAFで直接サブスクライブするステップは、前記NSMFから前記NWDAFにEventsubscription_Subscribeメッセージを送信するステップを含み、前記Eventsubscription_Subscribeメッセージは、イベントタイプと、データ選択と、前記NSMFへの前記ネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするネットワークスライス負荷イベントを定義するためのトリガパラメータとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記トリガパラメータは、サービスレベル合意(service level agreement:SLA)基準に基づくパラメータを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ネットワークスライス負荷情報を受信するステップは、前記ネットワークスライスの作成後、ネットワークスライスサービスコンシューマによる監視とは無関係に、ネットワークスライスの利用を示すリアルタイム負荷情報を受信するステップを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
  5. ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するステップは、前記ネットワークスライス負荷情報をオペレータ定義の閾値と比較し、前記ネットワークスライス負荷情報によって示されるネットワークスライス負荷レベルが前記閾値を超える場合に前記ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するステップを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記ネットワークスライスリソース割当てを動的に更新するステップは、ネットワークスライスサブネットインスタンス変更要求を生成し、ネットワークスライスサブネット管理機能(network slice subnet management function:NSSMF)に送信して、前記ネットワークスライスリソース割当ての変更をもたらすステップを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
  7. ネットワークスライス管理のためのリアルタイムフィードバックを提供するための方法であって、
    少なくとも1つのプロセッサを含むネットワークデータ分析機能(NWDAF)において、
    ネットワークスライス管理機能(NSMF)から直接、前記NSMFのNWDAFサブスクリプションインターフェイスを介して、リアルタイムで通知されるべきサブスクリプションを作成するためのメッセージと、作成後ネットワークスライス負荷情報と、前記ネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするためのNSMF定義基準とを受信するステップと、
    前記サブスクリプションを作成するステップと、
    ネットワークスライスサービスを提供するネットワーク機能(network function:NF)から受信される負荷情報に関してサブスクリプションについて定義されるNSMF定義基準をチェックするステップと、
    前記サブスクリプションのうちの1つに関連付けられたNSMF定義基準が満たされていると判断するステップと、
    前記サブスクリプションのうちの1つに関連付けられた前記NSMF定義基準が満たされていると判断するステップに応答して、前記負荷情報を直接、前記NSMFに伝達するステップとを含む、方法。
  8. NSMFからメッセージを受信するステップは、Eventsubscription_Subscribeメッセージを受信するステップを含み、前記Eventsubscription_Subscribeメッセージは、イベントタイプと、データ選択と、前記NSMFへの前記ネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするネットワークスライス負荷イベントを定義するためのトリガパラメータとを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記サブスクリプションを作成するステップは、ネットワークスライス分析およびサブスクリプション管理データベース内にエントリを作成するステップを含む、請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記NSMF定義基準をチェックするステップは、前記ネットワークスライス分析およびサブスクリプション管理データベース内の前記エントリにアクセスし、前記エントリに関連付けられたネットワークスライス負荷情報報告トリガ基準が満たされたかどうかを判断するステップを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ネットワークスライス負荷情報を直接、前記NSMFに伝達するステップは、Eventsubscription_Notifyメッセージを前記NSMFに送信するステップを含み、前記Eventsubscription_Notifyメッセージは前記ネットワークスライス負荷情報を含む、請求項7から10のいずれか1項に記載の方法。
  12. フィードバックベースのネットワークスライス管理のためのシステムであって、
    少なくとも1つのプロセッサを含むネットワークスライス管理機能(NSMF)と、
    ネットワークデータ分析機能(NWDAF)サブスクリプションインターフェイスとを含み、前記ネットワークデータ分析機能(NWDAF)サブスクリプションインターフェイスは、NWDAFで直接、ネットワークスライス負荷情報について通知されるべきサブスクリプションを作成し、前記NSMFによって定義されるネットワークスライス負荷情報報告生成基準を前記サブスクリプションの一部として指定し、前記NSMF定義ネットワークスライス負荷情報報告トリガ基準が満たされていることに応答して、前記NSMFの前記NWDAFサブスクリプションインターフェイスを介して、前記NWDAFから直接、ネットワークスライス負荷情報を受信するために、前記少なくとも1つのプロセッサによって実現されるものであり、前記システムはさらに、
    ネットワークスライスリソースマネージャを含み、前記ネットワークスライスリソースマネージャは、前記ネットワークスライス負荷情報に基づいて、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断し、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断することに応答して、ネットワークスライスの動作中に前記ネットワークスライスリソース割当てを動的に変更するために、前記少なくとも1つのプロセッサによって実現される、システム。
  13. 前記NWDAFサブスクリプションインターフェイスは、前記NSMFから前記NWDAFにEventsubscription_Subscribeメッセージを送信することによって、前記NWDAFで直接サブスクライブするように構成され、前記Eventsubscription_Subscribeメッセージは、イベントタイプと、データ選択と、前記NSMFへの前記ネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするネットワークスライス負荷イベントを定義するためのトリガパラメータとを含む、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記トリガパラメータは、サービスレベル合意(SLA)基準に基づくパラメータを含む、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記NWDAFサブスクリプションインターフェイスは、前記ネットワークスライスの作成後、ネットワークスライスサービスコンシューマによる監視とは無関係に、ネットワークスライスの利用を示すリアルタイム負荷情報を受信するように構成される、請求項12から14のいずれか1項に記載のシステム。
  16. 前記ネットワークスライスリソースマネージャは、前記ネットワークスライス負荷情報をオペレータ定義の閾値と比較し、前記ネットワークスライス負荷情報によって示されるネットワークスライス負荷レベルが前記閾値を超える場合にネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断することによって、前記ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するように構成される、請求項12から15のいずれか1項に記載のシステム。
  17. 前記ネットワークスライスリソースマネージャは、ネットワークスライスサブネットインスタンス変更要求を生成し、ネットワークスライスサブネット管理機能(NSSMF)に送信して、前記ネットワークスライスリソース割当ての変更をもたらすことによって、前記ネットワークスライスリソース割当てを動的に更新するように構成される、請求項12から16のいずれか1項に記載のシステム。
  18. ネットワークスライス管理のためのリアルタイムフィードバックを提供するためのシステムであって、
    少なくとも1つのプロセッサを含むネットワークデータ分析機能(NWDAF)と、
    ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャとを備え、前記ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャは、ネットワークスライス管理機能(NSMF)から直接、前記NSMFのNWDAFサブスクリプションインターフェイスを介して、リアルタイムで通知されるべきサブスクリプションを作成するためのメッセージと、作成後ネットワークスライス負荷情報と、前記ネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするためのNSMF定義基準とを受信するとともに、前記サブスクリプションを作成するためのものであり、前記システムはさらに、
    ネットワークスライス負荷情報分析エンジンを備え、前記ネットワークスライス負荷情報分析エンジンは、ネットワークスライスサービスを提供するネットワーク機能(NF)から受信される負荷情報に関して、サブスクリプションについて定義されるNSMF定義基準をチェックし、前記サブスクリプションのうちの1つに関連付けられたNSMF定義基準が満たされていると判断し、前記サブスクリプションのうちの1つに関連付けられた前記NSMF定義基準が満たされていると判断することに応答して、前記負荷情報を直接、前記NSMFに伝達するためのものである、システム。
  19. 前記ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャは、Eventsubscription_Subscribeメッセージを受信するように構成され、前記Eventsubscription_Subscribeメッセージは、イベントタイプと、データ選択と、前記NSMFへの前記ネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするネットワークスライス負荷イベントを定義するためのトリガパラメータとを含む、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記ネットワークスライス負荷情報サブスクリプションマネージャは、ネットワークスライス分析およびサブスクリプション管理データベース内にエントリを作成することによって、前記サブスクリプションを作成する、請求項18または19に記載のシステム。
  21. 前記ネットワークスライス負荷情報分析機能は、前記ネットワークスライス分析およびサブスクリプション管理データベース内の前記エントリにアクセスし、前記エントリに関連付けられたネットワークスライス負荷情報報告トリガ基準が満たされたかどうかを判断することによって、前記NSMF定義基準をチェックするように構成される、請求項20に記載のシステム。
  22. 前記ネットワークスライスデータ負荷情報分析エンジンは、Eventsubscription_Notifyメッセージを前記NSMFに送信することによって、前記ネットワークスライス負荷情報を前記NSMFに直接伝達するように構成され、前記Eventsubscription_Notifyメッセージは前記ネットワークスライス負荷情報を含む、請求項18から21のいずれか1項に記載のシステム。
  23. 実行可能命令が格納された非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記実行可能命令は、コンピュータのプロセッサによって実行されると、以下のステップを実行するように前記コンピュータを制御し、前記以下のステップは、
    少なくとも1つのプロセッサを含むネットワークスライス管理機能(NSMF)において、
    ネットワークスライス管理機能(NSMF)のネットワークデータ分析機能(NWDAF)サブスクリプションインターフェイスを介して、前記NWDAFで直接サブスクライブして、ネットワークスライス負荷情報について通知されるべきサブスクリプションを作成し、前記NSMFによって定義されるネットワークスライス負荷情報報告生成基準を前記サブスクリプションの一部として指定するステップと、
    前記NSMF定義ネットワークスライス負荷情報報告トリガ基準が満たされていることに応答して、前記NSMFの前記NWDAFサブスクリプションインターフェイスを介して、前記NWDAFから直接、ネットワークスライス負荷情報を受信するステップと、
    前記ネットワークスライス負荷情報に基づいて、ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するステップと、
    ネットワークスライスリソース割当て変更が必要であると判断するステップに応答して、ネットワークスライスの動作中に前記ネットワークスライスリソース割当てを動的に変更するステップとを含む、非一時的なコンピュータ可読媒体。
  24. 実行可能命令が格納された非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記実行可能命令は、コンピュータのプロセッサによって実行されると、以下のステップを実行するように前記コンピュータを制御し、前記以下のステップは、
    ネットワークスライス管理機能(NSMF)から直接、前記NSMFのネットワークデータ分析機能(NWDAF)サブスクリプションインターフェイスを介して、リアルタイムで通知されるべきサブスクリプションを作成するためのメッセージと、作成後ネットワークスライス負荷情報と、前記ネットワークスライス負荷情報の報告をトリガするためのNSMF定義基準とを受信するステップと、
    前記サブスクリプションを作成するステップと、
    ネットワークスライスサービスを提供するネットワーク機能(NF)から受信される負荷情報に関して、サブスクリプションについて定義されるNSMF定義基準をチェックするステップと、
    前記サブスクリプションのうちの1つに関連付けられたNSMF定義基準が満たされていると判断するステップと、
    前記サブスクリプションのうちの1つに関連付けられた前記NSMF定義基準が満たされていると判断するステップに応答して、前記負荷情報を直接、前記NSMFに伝達するステップとを含む、非一時的なコンピュータ可読媒体。
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