JP2023505097A - 無線lanシステムにおけるマルチruを介してppduを受信する方法および装置 - Google Patents

無線lanシステムにおけるマルチruを介してppduを受信する方法および装置 Download PDF

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Abstract

無線LANシステムにおいてPPDUを受信する方法および装置が提案される。具体的には、受信STAは、送信STAから第1帯域を介してPPDUを受信し、PPDUを復号する。PPDUは、制御フィールドおよびデータフィールドを有する。第1帯域が第1から第4の20MHzサブチャネルを有する80MHz帯域である場合、第1の20MHzサブチャネルは、第1の26RUと第1の52RUとがアグリゲートされた第1マルチRUを有する。第1の26RUは、第1の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUである。第1の52RUは、第1の26RUより周波数が低く第1の26RUに隣接するRUである。【選択図】図27

Description

本明細書は、無線LANシステムにおいてマルチ(多重、multiple)RUを介してPPDUを受信する技術に関するものであり、より詳細には、large-RUの組み合わせでアグリゲーションされたマルチRUを介してPPDUをOFDMA方式で送受信する方法および装置に関するものである。
WLAN(Wireless Local Area Network)は、様々な方法で改善されてきた。例えば、IEEE802.11ax規格は、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)およびDL MU MIMO(DownLink Multi-User Multiple Input, Multiple Output)技術を用いて、改善された通信環境を提案した。
本明細書は、新しい通信規格において活用できる技術的な特徴を提案する。例えば、新しい通信規格は、最近議論になっているEHT(Extreme High Throughput)規格である。EHT規格は、新しく提案された帯域幅の増加、改善されたPPDU(PHY layer protocol data unit)構造、改善されたシーケンス、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)技術などを使用できる。EHT規格は、IEEE802.11be規格と呼べる。
新しい無線LAN規格では、増加された個数の空間ストリームが用いられる。この場合、増加された個数の空間ストリームを適切に使用するために無線LANシステム内におけるシグナリング技術を改善する必要がある。
本明細書は、無線LANシステムにおいてマルチRUを介してPPDUを受信する方法および装置を提案する。
本明細書の一例は、マルチRUを介してPPDUを受信する方法を提案する。
本実施例は、次世代無線LANシステム(IEEE802.11beまたはEHT無線LANシステム)がサポートされているネットワーク環境において実行されることができる。次世代無線LANシステムは、802.11axシステムを改善した無線LANシステムとして802.11axシステムと下位互換性(backward compatibility)を満たすことができる。
本実施例は、small-RU間の組み合わせで構成されたマルチRUに基づいてPPDUを送受信する方法および装置を提案する。このとき、small-RUは、242未満のトーンを持つリソースユニットを意味する。特に、本実施例は、PPDUを送信する帯域の各20MHzサブチャネルにおいて26RUと52RUとがアグリゲーションされたマルチRUを提案する。
受信STA(STAtion)は、送信STAから広帯域を介してPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信する。
受信STAは、PPDUを復号する。
PPDUは、制御フィールドおよびデータフィールドを有する。
第1帯域が第1から第4の20MHzサブチャネルを有する80MHz帯域である場合、第1の20MHzサブチャネルは、第1の26RU(Resource Unit)と第1の52RUとがアグリゲートされた第1マルチ(multiple)RUを有する。第1の26RUは、第1の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUである。第1の52RUは、第1の26RUより周波数が低く第1の26RUに隣接するRUである。
本明細書において提案された実施例によれば、様々なサイズのsmall-RUのアグリゲーションをサポートし、伝達効率およびスループットが増加する新しい効果がある。
本明細書の送信装置および/または受信装置の一例を示す図である。 無線LAN(WLAN)の構造を示した概念図である。 通常のリンク設定(link setup)過程(処理、プロセス、process)を説明する図である。 IEEE規格において用いられるPPDUの一例を示した図である。 20MHz帯域上において用いられるリソースユニット(RU)の配置を示す図である。 40MHz帯域上において用いられるリソースユニット(RU)の配置を示す図である。 80MHz帯域上において用いられるリソースユニット(RU)の配置を示す図である。 HE-SIG-Bフィールドの構造を示す図である。 MU-MIMO技術を介して複数のUser STAが同じRUに割り当てられる一例を示す図である。 UL-MUに係る動作を示す図である。 トリガフレームの一例を示す図である。 トリガフレームの共通情報(common information)フィールドの一例を示す図である。 ユーザ情報(per user information)フィールドに含まれるサブフィールドの一例を示す図である。 UORA技術の技術的な特徴を説明する。 2.4GHz帯域内で使用/サポート/定義されるチャネルの一例を示す図である。 5GHz帯域内で使用/サポート/定義されるチャネルの一例を示す図である。 6GHz帯域内で使用/サポート/定義されるチャネルの一例を示す図である。 本明細書に用いられるPPDUの一例を示す図である。 本明細書の送信装置および/または受信装置の変形例を示す図である。 HE SU PPDUのためのPHY送信手順の一例を示す図である。 HE PPDUの各フィールドを生成する送信装置ブロック図の一例を示す図である。 20MHzパンクチャリングが実行された80MHzトーンプランの一例を示す図である。 EHT PPDUフォーマットの一例を示す図である。 U-SIGフォーマットの一例を示す図である。 本実施例に係る送信装置の動作を示した手順フロー図である。 本実施例に係る受信装置の動作を示した手順フロー図である。 本実施例に係る送信STAがPPDUを送信する手順を示したフロー図である。 本実施例に係る受信STAがPPDUを受信する手順を示したフロー図である。
本明細書において「AまたはB(A or B)」は、「ただA」、「ただB」または「AおよびBの両方とも」を意味することができる。また、本明細書において「AまたはB(A or B)」は、「Aおよび/またはB(A and/or B)」と解釈されることができる。例えば、本明細書において「A、BまたはC(A, B or C)」は、「ただA」、「ただB」、「ただC」、または「A、BおよびCの任意の全ての組み合わせ(any combination of A, B and C)」を意味することができる。
本明細書で使われるスラッシュ(/)や読点(comma)は、「および/または(and/or)」を意味することができる。例えば、「A/B」は「Aおよび/またはB」を意味することができる。それによって、「A/B」は、「ただA」、「ただB」、または「AおよびBの両方とも」を意味することができる。例えば、「A、B、C」は、「A、BまたはC」を意味することができる。
本明細書において「少なくとも一つのAおよびB(at least one of A and B)」は、「ただA」、「ただB」または「AおよびBの両方とも」を意味することができる。また、本明細書において「少なくとも一つのAまたはB(at least one of A or B)」や「少なくとも一つのAおよび/またはB(at least one of A and/or B)」という表現は「少なくとも一つのAおよびB(at least one of A and B)」と同様に解釈されることができる。
また、本明細書において「少なくとも一つのA、BおよびC(at least one of A, B and C)」は、「ただA」、「ただB」、「ただC」、または「A、BおよびCの任意の全ての組み合わせ(any combination of A, B and C)」を意味することができる。また、「少なくとも一つのA、BまたはC(at least one of A, B or C)」や「少なくとも一つのA、Bおよび/またはC(at least one of A, B and/or C)」は「少なくとも一つのA、BおよびC(at least one of A, B and C)」を意味することができる。
また、本明細書で使われる括弧は、「例えば(for example)」を意味することができる。具体的には、「制御情報(PDCCH)」で表示され(示され、表され、displayed 、indicated、expressed)た場合、「制御情報」の一例として「PDCCH」が提案されたものである。また、本明細書の「制御情報」は、「PDCCH」に制限(limit)されずに、「PDDCH」が「制御情報」の一例として提案されたものである。また、「制御情報(すなわち、PDCCH)」で表示された場合も、「制御情報」の一例として「PDCCH」が提案されたものである。
本明細書において、一つの図面内で個別に説明される技術的特徴は、個別に具現されることもでき、同時に具現されることもできる。
本明細書の以下の一例は、様々な無線通信システムに適用される。例えば、本明細書の以下の一例は、無線LAN(Wireless Local Area Network,WLAN)システムに適用される。例えば、本明細書は、IEEE802.11a/g/n/acの規格や、IEEE802.11ax規格に適用される。また、本明細書は、新しく提案されるEHT規格またはIEEE802.11be規格にも適用される。また、本明細書の一例は、EHT規格またはIEEE802.11beを改善(enhance)した新しい無線LAN規格にも適用される。また、本明細書の一例は、移動通信システムに適用される。例えば、3GPP(登録商標)(3rd Generation Partnership Project)規格に基づくLTE(Long Term Evolution)およびその進化(evolution)に基づく移動通信システムに適用される。また、本明細書の一例は、3GPP(登録商標)規格に基づく5GNR規格の通信システムに適用される。
以下、本明細書の技術的な特徴を説明するために本明細書が適用される技術的な特徴を説明する。
図1は、本明細書の送信装置および/または受信装置の一例を示す。
図1の一例は、以下で説明される様々な技術的な特徴を実行することができる。図1は、少なくとも一つのSTA(STAtion)に関連する。例えば、本明細書のSTA(110、120)は、移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装置(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、移動加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)または単にユーザ(user)などの様々な名称として呼ばれる。本明細書のSTA(110、120)は、ネットワーク、基地局(Base Station)、Node-B、AP(Access Point)、リピータ、ルータ、リレーなどの様々な名称で呼ばれる。本明細書のSTA(110、120)は、受信装置、送信装置、受信STA、送信STA、受信Device、送信Deviceなど様々な名称で呼ばれる。
例えば、STA(110、120)は、AP(Access Point)の役割を実行するかnon-AP役割を実行することができる。すなわち、本明細書のSTA(110、120)は、APおよび/またはnon-APの機能を実行することができる。本明細書において、APはAP STAとも表示できる。
本明細書のSTA(110、120)は、IEEE802.11規格以外の様々な通信規格をともにサポートすることができる。例えば、3GPP(登録商標)規格に係る通信規格(例えば、LTE、LTE-A、5GNR規格)などをサポートすることができる。また、本明細書のSTAは、携帯電話、車両(vehicle)、パーソナルコンピュータなどの様々な装置に実装される。また、本明細書のSTAは、音声通話、ビデオ通話、データ通信、自律(自動)走行(Self-Driving, Autonomous-Driving)などの様々な通信サービスのための通信をサポートすることができる。
本明細書において、STA(110、120)は、IEEE802.11規格の規定に従う媒体アクセス制御(Medium Access Control,MAC)と無線媒体に対する物理層(Physical Layer)インターフェースとを含むことができる。
図1(a)に基づいてSTA(110、120)を説明すると、以下の通りである。
第1STA(110)は、プロセッサ(111)、メモリ(112)およびトランシーバ(113)を含む。示されたプロセッサ、メモリおよびトランシーバは、それぞれ別のチップとして実装されるか、少なくとも二つ以上のブロック/機能が一つのチップを介して実装される。
第1STAのトランシーバ(113)は、信号の送受信動作を実行する。具体的には、IEEE802.11パケット(例えば、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/beなど)を送受信することができる。
例えば、第1STA(110)は、APの意図された動作を実行することができる。例えば、APのプロセッサ(111)は、トランシーバ(113)を介して信号を受信し、受信信号を処理し、送信信号を生成し、信号送信のための制御を実行することができる。APのメモリ(112)は、トランシーバ(113)を介して受信した信号(すなわち、受信信号)を記憶(格納)することができ、トランシーバを介して送信される信号(すなわち、送信信号)を記憶することができる。
例えば、第2STA(120)は、Non-AP STAの意図された動作を実行することができる。例えば、non-APのトランシーバ(123)は、信号の送受信動作を実行する。具体的には、IEEE802.11パケット(例えば、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/beなど)を送受信することができる。
例えば、Non-AP STAのプロセッサ(121)は、トランシーバ(123)を介して信号を受信し、受信信号を処理し、送信信号を生成し、信号送信のための制御を実行することができる。Non-AP STAのメモリ(122)は、トランシーバ(123)を介して受信した信号(すなわち、受信信号)を記憶することができ、トランシーバを介して送信される信号(すなわち、送信信号)を記憶することができる。
例えば、以下の明細書においてAPと表示された装置の動作は、第1STA(110)または第2STA(120)において実行される。例えば第1STA(110)がAPである場合、APと表示された装置の動作は、第1STA(110)のプロセッサ(111)によって制御され、第1STA(110)のプロセッサ(111)によって制御されるトランシーバ(113)を介して関連する信号が送信されるか受信される。また、APの動作に関連する制御情報やAPの送信/受信信号は、第1STA(110)のメモリ(112)に記憶される。また、第2STA(110)がAPである場合、APと表示された装置の動作は、第2STA(120)のプロセッサ(121)によって制御され、第2STA(120)のプロセッサ(121)によって制御されるトランシーバ(123)を介して関連する信号が送信されるか受信される。また、APの動作に関連する制御情報やAPの送信/受信信号は、第2STA(110)のメモリ(122)に記憶される。
例えば、以下の明細書においてnon-AP(またはUser-STA)と表示された装置の動作は、第1STA(110)または第2STA(120)において実行される。例えば、第2STA(120)がnon-APである場合、non-APと表示された装置の動作は、第2STA(120)のプロセッサ(121)によって制御され、第2STA(120)のプロセッサ(121)によって制御されるトランシーバ(123)を介して関連する信号が送信されるか受信される。また、non-APの動作に関連する制御情報やAPの送信/受信信号は、第2STA(120)のメモリ(122)に記憶される。例えば、第1STA(110)がnon-APである場合、non-APと表示された装置の動作は、第1STA(110)のプロセッサ(111)によって制御され、第1STA(120)のプロセッサ(111)によって制御されるトランシーバ(113)を介して関連する信号が送信されるか受信される。また、non-APの動作に関連する制御情報やAPの送信/受信信号は、第1STA(110)のメモリ(112)に記憶される。
以下の明細書において(送信/受信)STA、第1STA、第2STA、STA1、STA2、AP、第1AP、第2AP、AP1、AP2、(送信/受信)Terminal、(送信/受信)Device、(送信/受信)apparatus、ネットワークなどと呼ばれる装置は、図1のSTA(110、120)を意味する。例えば、具体的な符号なしで(送信/受信)STA、第1STA、第2STA、STA1、STA2、AP、第1AP、第2AP、AP1、AP2、(送信/受信)Terminal、(送信/受信)Device、(送信/受信)apparatus、ネットワークなどと表示された装置も図1のSTA(110、120)を意味する。例えば、以下の一例において様々なSTAが信号(例えば、PPPDU)を送受信する動作は、図1のトランシーバ(113、123)において実行される場合がある。また、以下の一例において、様々なSTAが送受信信号を生成するか送受信信号のために事前にデータ処理や演算を実行する動作は、図1のプロセッサ(111、121)において実行される場合がある。例えば、送受信信号を生成するか送受信信号のために事前にデータ処理や演算を実行する動作の一例は、1)PPDU内に含まれるサブフィールド(SIG,STF,LTF,Data)のビット情報を決定/獲得/構成/演算/デコード/エンコードする動作、2)PPDU内に含まれるサブフィールド(SIG,STF,LTF,Data)フィールドのために用いられる時間リソースや周波数リソース(例えば、サブキャリアリソース)などを決定/構成/獲得する動作、3)PPDU内に含まれるサブフィールド(SIG,STF,LTF,Data)のために用いられる特定のシーケンス(例えば、パイロットシーケンス、STF/LTFシーケンス、SIGに適用されるエクストラシーケンス)などを決定/構成/獲得する動作、4)STAに対して適用される電力制御動作および/または省電力動作、5)ACK信号の決定/獲得/構成/演算/デコード/エンコードなどに関連する動作を含むことができる。また、以下の一例において様々なSTAが送受信信号の決定/獲得/構成/演算/デコード/エンコードのために使用する様々な情報(例えば、フィールド/サブフィールド/制御フィールド/パラメータ/パワーなどに関連する情報)は、図1のメモリ(112、122)に記憶される。
上述した図1(a)の装置/STAは、図1(b)のように変形される。以下、図1(b)に基づいて、本明細書のSTA(110、120)を説明する。
例えば、図1(b)に示されたトランシーバ(113、123)は、上述した図1(a)に示されたトランシーバと同じ機能を実行することができる。例えば、図1(b)に示されたプロセッサチップ(114、124)は、プロセッサ(111、121)およびメモリ(112、122)を含むことができる。図1(b)に示されたプロセッサ(111、121)およびメモリ(112、122)は、上述した図1(a)に示されたプロセッサ(111、121)およびメモリ(112、122)と同じ機能を実行することができる。
以下で説明される、移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装置(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、移動加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)、ユーザ(user)、ユーザSTA、ネットワーク、基地局(Base Station)、Node-B、AP(Access Point)、リピータ、ルータ、リレー、受信装置、送信装置、受信STA、送信STA、受信Device、送信Device、受信Apparatus、および/または送信Apparatusは、図1(a)/(b)に示されたSTA(110、120)を意味するか、図1(b)に示されたプロセッサチップ(114、124)を意味する。すなわち、本明細書の技術的な特徴は、図1(a)/(b)に示されたSTA(110、120)において実行されることができるか、図1(b)に示されたプロセッサチップ(114、124)でのみ実行される場合がある。例えば、送信STAが制御信号を送信する技術的な特徴は、図1(a)/(b)に示されたプロセッサ(111、121)において生成された制御信号が図1(a)/(b)に示されたトランシーバ(113、123)を介して送信される技術的な特徴として理解できる。あるいは、送信STAが制御信号を送信する技術的な特徴は、図1(b)に示されたプロセッサチップ(114、124)においてトランシーバ(113、123)に伝送(転送、伝達、transfer)される制御信号が生成される技術的な特徴として理解できる。
例えば、受信STAが制御信号を受信する技術的な特徴は、図1(a)に示されたトランシーバ(113、123)によって制御信号が受信される技術的な特徴として理解できる。あるいは、受信STAが制御信号を受信する技術的な特徴は、図1(a)に示されたトランシーバ(113、123)によって受信された制御信号が図1(a)に示されたプロセッサ(111、121)によって獲得される技術的な特徴として理解できる。あるいは、受信STAが制御信号を受信する技術的な特徴は、図1(b)に示されたトランシーバ(113、123)によって受信された制御信号が図1(b)に示されたプロセッサチップ(114、124)によって獲得される技術的な特徴として理解できる。
図1(b)を参照すると、メモリ(112、122)内にソフトウェアコード(115、125)が含まれる。ソフトウェアコード(115、125)は、プロセッサ(111、121)の動作を制御するinstructionが含まれる。ソフトウェアコード(115、125)は、様々なプログラミング言語として含まれる。
図1に示されたプロセッサ(111、121)またはプロセッサチップ(114、124)は、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、他のチップセット、論理回路および/またはデータ処理装置を含むことができる。プロセッサはAP(Application Processor)である。例えば、図1に示されたプロセッサ(111、121)またはプロセッサチップ(114、124)は、DSP(Digital Signal Processor)、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、モデム(Modem;modulator and demodulator)のうちの少なくとも一つを含むことができる。例えば、図1に示されたプロセッサ(111、121)またはプロセッサチップ(114、124)は、Qualcomm(登録商標)によって製造されたSNAPDRAGONTMシリーズプロセッサ、Samsung(登録商標)によって製造されたEXYNOSTMシリーズプロセッサ、Apple(登録商標)によって製造されたAシリーズプロセッサ、MediaTek(登録商標)によって製造されたHELIOTMシリーズプロセッサ、INTEL(登録商標)によって製造されたATOMTMシリーズプロセッサまたはこれを改善(enhance)したプロセッサである。
本明細書においてアップリンクは、non-AP STAからAP STAへの通信のためのリンクを意味し、アップリンクを介してアップリンクPPDU/パケット/信号などが送信される。また、本明細書においてダウンリンクは、AP STAからnon-AP STAへの通信のためのリンクを意味し、ダウンリンクを介してダウンリンクPPDU/パケット/信号などが送信される。
図2は、無線LAN(WLAN)の構造を示した概念図である。
図2の上部は、IEEE(Institute Of Electrical And Electronic Engineers)802.11のインフラストラクチャBSS(Basic Service Set)の構造を示す。
図2の上部を参照すると、無線LANシステムは、一つまたは複数のインフラストラクチャBSS(200、205)(以下、BSS)を含むことができる。BSS(200、205)は、正常に同期を行って互いに通信できるAP(Access Point,225)およびSTA1(STAtion,200-1)のようなAPおよびSTAのセットとして、特定の領域を指す概念ではない。BSS(205)は、一つのAP(230)に一つまたは複数の結合可能なSTA(205-1、205-2)を含めることができる。
BSSは、少なくとも一つのSTA、配信サービス(distribution Service)を提供するAP(225、230)および多数のAPを繋げる配信システム(distribution System,DS,210)を含むことができる。
配信システム(210)は、複数のBSS(200、205)を接続して拡張サービスセットであるESS(Extended Service Set,240)を実装することができる。ESS(240)は、一つまたは複数のAPが配信システム(210)を介して接続されてできた一つのネットワークを指示する用語として使用される。一つのESS(240)に含まれるAPは、同じSSID(Service Set IDentification)を持つ。
ポータル(Portal,220)は、無線LANネットワーク(IEEE802.11)と他のネットワーク(例えば、802.X)との接続を実行するブリッジ役割を実行することができる。
図2の上部のようなBSSでは、AP(225、230)間のネットワークおよびAP(225、230)とSTA(200-1、205-1、205-2)との間のネットワークが実装される。しかしながら、AP(225、230)なしでSTA間でもネットワークを設定して通信を行うこともできる。AP(225、230)なしでSTA間でもネットワークを設定して通信を行うネットワークをアドホックネットワーク(Ad-Hoc network)または独立BSS(Independent Basic Service Set,IBSS)と定義する。
図2の下部は、IBSSを示した概念図である。
図2の下部を参照すると、IBSSは、アドホックモードで動作するBSSである。IBSSは、APを含まないため中央において管理機能を実行するエンティティ(centralized management entity)がない。すなわち、IBSSにおいてSTA(250-1、250-2、250-3、255-4、255-5)は、分散方法(distributed manner)で管理される。IBSSでは、全てのSTA(250-1、250-2、250-3、255-4、255-5)が移動STAで構成され、配信システムへの接続が許可されずセルフコンテインド(自己完備)ネットワーク(self-contained network)を構成する。
図3は、通常のリンク設定(link setup)過程を説明する図面である。
示されたステップS310においてSTAは、ネットワークを見つける動作を実行することができる。ネットワークを見つける動作は、STAのスキャン(scanning)動作を含むことができる。すなわち、STAがネットワークにアクセスするためには参加可能なネットワークを見つける必要がある。STAは、無線ネットワークに参加する前に互換性のあるネットワークを識別する必要があるが、特定の領域に存在するネットワークの識別過程をスキャンという。スキャン方法にはアクティブスキャン(active scanning)およびパッシブスキャン(passive scanning)がある。
図3では、例示的に、アクティブスキャン過程を含むネットワークを見つける動作を示す。アクティブスキャンにおいてスキャンを行うSTAは、チャネルを移動させ周辺にどのAPが存在するかを探索するためにプローブ要求フレーム(probe request frame)を送信し、これに対する応答を待つ。応答者(responder)は、プローブ要求フレームを送信したSTAへプローブ要求フレームに対する応答としてプローブ応答フレーム(probe response frame)を送信する。ここで、応答者は、スキャンされているチャネルのBSSにおいて最後にビーコンフレーム(beacon frame)を送信したSTAである。BSSでは、APがビーコンフレームを送信するためAPが応答者になり、IBSSでは、IBSS内のSTAが戻ってビーコンフレームを送信するため、応答者が一定ではない。例えば、1番チャネル(channel 1)においてプローブ要求フレームを送信し1番チャネルにおいてプローブ応答フレームを受信したSTAは、受信したプローブ応答フレームに含まれるBSS関連情報を記憶し次のチャネル(例えば、2番チャネル)に移動して同じ方法でスキャン(すなわち、2番チャネル上においてプローブ要求/応答送受信)を実行することができる。
図3の一例には表示されてはいないが、スキャン動作は、パッシブスキャン方法で実行される場合もある。パッシブスキャンに基づいてスキャンを行うSTAは、チャネルを移動しながらビーコンフレームを待つことができる。ビーコンフレームは、IEEE802.11において管理フレーム(management frame)のうちの一つとして、無線ネットワークの存在を知らせ、スキャンを行うSTAが、無線ネットワークを見つけて無線ネットワークに参加できるように周期的に送信される。BSSでは、APがビーコンフレームを周期的に送信する役割を実行し、IBSSでは、IBSS内のSTAが戻って(in turns)ビーコンフレームを送信する。スキャンを行うSTAは、ビーコンフレームを受信すればビーコンフレームに含まれるBSSに関する情報を記憶し、他のチャネルに移動しながら各チャネルにおいてビーコンフレーム情報を記録する。ビーコンフレームを受信したSTAは、受信したビーコンフレームに含まれるBSS関連情報を記憶し、次のチャネルに移動して同じ方法で次のチャネルにおいてスキャンを行うことができる。
ネットワークを発見したSTAは、ステップS320を介して認証過程を実行することができる。このような認証過程は、後述するステップS340のセキュリティ設定動作と明確に区分するために第1認証(first authentication)過程と称する。S320の認証過程は、STAが認証要求フレーム(authentication request frame)をAPへ送信し、これに応答してAPが認証応答フレーム(authentication response frame)をSTAへ送信する過程を含むことができる。認証要求/応答に用いられる認証フレーム(authentication frame)は、管理フレームに該当する。
認証フレームは、認証アルゴリズム番号(authentication algorithm number)、認証取引シーケンス番号(authentication transaction sequence number)、ステータスコード(status code)、チャレンジテキスト(challenge text)、RSN(Robust Security Network)、有限巡回群(Finite Cyclic Group)などに関する情報を含むことができる。
STAは、認証要求フレームをAPへ送信することができる。APは、受信した認証要求フレームに含まれる情報に基づいて、該当STAに対する認証を許可するか否かを決定することができる。APは、認証処理の結果を認証応答フレームを介してSTAに提供することができる。
正常に認証されたSTAは、ステップS330に基づいて接続過程を実行することができる。接続過程は、STAが接続要求フレーム(association request frame)をAPへ送信し、これに応答してAPが接続応答フレーム(association response frame)をSTAへ送信する過程を含む。例えば、接続要求フレームは、様々な能力(capability)に関連する情報、ビーコンリッスンインターバル(listen interval)、SSID(Service Set IDentifier)、サポートレート(supported rates)、サポートチャネル(supported channels)、RSN、移動性ドメイン、サポートオペレーティングクラス(supported operating classes)、TIM放送要求(Traffic Indication Map Broadcast request)、相互動作(inter working)サービス能力などに関する情報を含むことができる。例えば、接続応答フレームは、様々な能力に関連する情報、ステータスコード、AID(Association ID)、サポートレート、EDCA(Enhanced Distributed Channel Access)パラメータセット、RCPI(Received Channel Power Indicator)、RSNI(Received Signal to Noise Indicator)、移動性ドメイン、タイムアウトインターバル(アソシエーション復帰(カムバック)時間(association comeback time))、重複(overlapping)BSSスキャンパラメータ、TIM放送応答、QoSマップなどの情報を含むことができる。
以後、S340ステップにおいて、STAは、セキュリティ設定過程を実行することができる。ステップS340のセキュリティ設定過程は、例えば、EAPOL(Extensible Authentication Protocol over LAN)フレームを介した4ウェイ(way)ハンドシェイクを介して、プライベートキー設定(private key setup)を行う過程を含むことができる。
図4は、IEEE規格において用いられるPPDUの一例を示した図面である。
示されるように、IEEEa/g/n/acなどの規格では様々な形のPPDU(PHY protocol data unit)が使用される。具体的には、LTF、STFフィールドはトレーニング信号を含み、SIG-A、SIG-Bには受信ステーションのための制御情報が含まれ、データフィールドにはPSDU(MAC PDU/Aggregated MAC PDU)に相応するユーザデータが含まれる。
また、図4は、IEEE802.11ax規格のHE PPDUの一例も含む。図4に係るHE PPDUはマルチ(多重)ユーザのためのPPDUの一例であり、HE-SIG-Bはマルチユーザのための場合にのみ含まれ、単一ユーザのためのPPDUでは該当HE-SIG-Bが省略される。
示されるように、マルチユーザ(Multiple User;MU)のためのHE-PPDUは、L-STF(Legacy-Short Training Field)、L-LTF(Legacy-Long Training Field)、L-SIG(Legacy-Signal)、HE-SIG-A(high efficiency-signal A)、HE-SIG-B(high efficiency-signal-B)、HE-STF(High Efficiency-Short Training Field)、HE-LTF(High Efficiency-Long Training Field)、データフィールド(またはMACペイロード)およびPE(Packet Extension)フィールドを含むことができる。それぞれのフィールドは、示された時間区間(すなわち、4または8μsなど)の間に送信される。
以下のように、PPDUにおいて用いられるリソースユニット(RU)を説明する。リソースユニットは、複数のサブキャリア(またはトーン)を含むことができる。リソースユニットは、OFDMA技術に基づいて多数のSTAへ信号を送信する場合に使用される。また、一つのSTAへ信号を送信する場合にもリソースユニットが定義される。リソースユニットは、STF、LTF、データフィールドなどのために使用される。
図5は、20MHz帯域上において用いられるリソースユニット(RU)の配置を示す図面である。
図5に示されるように、互い異なる個数のトーン(すなわち、サブキャリア)に対応するリソースユニット(Resource Unit;RU)が使用されHE-PPDUの一部のフィールドを構成することができる。例えば、HE-STF、HE-LTF、データフィールドに対して示されたRU単位でリソースが割り当てられる。
図5の最上部に示されるように、26ユニット(すなわち、26個のトーンに相応するユニット)が配置される。20MHz帯域の左端(leftmost)帯域には6個のトーンがガード(Guard)帯域に使用され、20MHz帯域の右端(rightmost)帯域には5個のトーンがガードバンド(帯域)に使用される。また、中心帯域、すなわちDC帯域には7個のDCトーンが挿入され、DC帯域の左右に各13個のトーンに相応する26-ユニットが存在する場合がある。また、その他の帯域には、26ユニット、52ユニット、106ユニットが割り当てられる。各ユニットは、受信ステーション、すなわちユーザのために割り当てられる。
その一方で、図5のRU配置は、多数のユーザ(MU)のための状況のみならず、単一ユーザ(SU)のための状況でも活用され、この場合には図5の最下部に示されるように1個の242ユニットを使用することが可能であり、この場合は3個のDCトーンが挿入される。
図5の一例では、様々なサイズのRU、すなわち、26RU、52RU、106RU、242RUなどが提案されたように、このようなRUの具体的なサイズは拡張または増加することがあるため、本実施例は、各RUの具体的なサイズ(すなわち、相応するトーンの個数)に限らない。
図6は、40MHz帯域上において用いられるリソースユニット(RU)の配置を示す図面である。
図5の一例において様々なサイズのRUが使用されるのと同様に、図6の一例も26RU、52RU、106RU、242RU、484RUなどが用いられる。また、中心周波数には5個のDCトーンが挿入され、40MHz帯域の左端(leftmost)帯域には12個のトーンがガード(Guard)帯域に使用され、40MHz帯域の右端(rightmost)帯域には11個のトーンがガードバンドに使用される。
また、示されるように、単一ユーザのために用いられる場合、484RUが使用されることができる。その一方で、RUの具体的な個数が変更されることができるということは、図4の一例と同じである。
図7は、80MHz帯域上において用いられるリソースユニット(RU)の配置を示す図面である。
図5および図6の一例において様々なサイズのRUが使用されたのと同様に、図7の一例も26RU、52RU、106RU、242RU、484RU、996RUなどが使用されることができる。また、中心周波数には7個のDCトーンが挿入され、80MHz帯域の左端(leftmost)帯域には12個のトーンがガード(Guard)帯域に使用され、80MHz帯域の右端(rightmost)帯域には11個のトーンがガードバンドに使用される。また、DC帯域の左右に位置するそれぞれ13個のトーンを使用した26RUを使用することができる。
また、示されるように、単一ユーザのために使用される場合、996RUが使用されることができ、この場合は5個のDCトーンが挿入される。
本明細書において説明されたRUは、UL(UpLink)通信およびDL(DownLink)通信に用いられる。例えば、Trigger frameによってsolicitされるUL-MU通信が行われる場合、送信STA(例えば、AP)は、Trigger frameを介して、第1STAには第1RU(例えば、26/52/106/242RUなど)を割り当て、第2STAには第2RU(例えば、26/52/106/242RUなど)を割り当てることができる。以後、第1STAは、第1RUに基づいて第1Trigger-Based PPDUを送信することができ、第2STAは、第2RUに基づいて第2Trigger-Based PPDUを送信することができる。第1/第2Trigger-Based PPDUは、同じ時間区間にAPへ送信される。
例えば、DL MU PPDUが構成される場合、送信STA(例えば、AP)は、第1STAには第1RU(例えば、26/52/106/242RUなど)を割り当て、第2STAには第2RU(例えば、26/52/106/242RUなど)を割り当てることができる。すなわち、送信STA(例えば、AP)は、一つのMU PPDU内で第1RUを介して第1STAのためのHE-STF、HE-LTF、Dataフィールドを送信することができ、第2RUを介して第2STAのためのHE-STF、HE-LTF、Dataフィールドを送信することができる。
RUの配置に関する情報は、HE-SIG-Bを介してシグナリングされる。
図8は、HE-SIG-Bフィールドの構造を示す。
示されるように、HE-SIG-Bフィールド(810)は、共通フィールド(820)およびユーザ個別(user-specific)フィールド(830)を含む。共通フィールド(820)は、SIG-Bを受信する全てのユーザ(すなわち、ユーザSTA)に共通して適用する情報を含むことができる。ユーザ個別フィールド(830)は、ユーザ-個別制御フィールドと呼べる。ユーザ個別フィールド(830)は、SIG-Bが複数のユーザへ伝送される場合、複数のユーザのうちのいずれか一部にのみ適用されることができる。
図8に示されるように共通フィールド(820)およびユーザ個別フィールド(830)は、別途エンコードできる。
共通フィールド(820)は、N*8ビットのRU allocation情報を含むことができる。例えば、RU allocation情報は、RUの位置(location)に関する情報を含むことができる。例えば、図5のように20MHzチャネルが使用される場合、RU allocation情報は、どの周波数帯域にどのRU(26RU/52RU/106RU)が配置されるかに関する情報を含むことができる。
RU allocation情報が8ビットで構成される場合の一例は、次の通りである。
Figure 2023505097000002
図5の一例のように、20MHzチャネルには最大9個の26RUが割り当てられる。表1のように共通フィールド(820)のRU allocation情報が「00000000」のように設定される場合、対応するチャネル(すなわち、20MHz)には9個の26RUが割り当てられる。また、表1のように共通フィールド(820)のRU allocation情報が「00000001」のように設定される場合、対応するチャネルに7個の26RUおよび1個の52RUが配置される。すなわち、図5の一例において最も右には52RUが割り当てられ、その左側には7個の26RUが割り当てられる。
表1の一例は、RU allocation情報が表示されることができるRU locationのうちの一部のみを表示したものである。
例えば、RU allocation情報は、下記の表2の一例をさらに含むことができる。
Figure 2023505097000003
「01000y2y1y0」は、20MHzチャネルの左端に106RUが割り当てられ、その右側に5個の26RUが割り当てられる一例に関連する。この場合、106RUに対してはMU-MIMO技術に基づいて多数のSTA(例えば、User-STA)が割り当てられる。具体的には、106RUに対しては最大8個のSTA(例えば、User-STA)が割り当てられ、106RUに割り当てられるSTA(例えば、User-STA)の個数は、3ビット情報(y2y1y0)に基づいて決定される。例えば、3ビット情報(y2y1y0)がNに設定される場合、106RUにMU-MIMO技術に基づいて割り当てられるSTA(例えば、User-STA)の個数は、N+1である。
通常、複数のRUに対しては互いに異なる複数のSTA(例えば、User STA)が割り当てられる。しかしながら、特定のサイズ(例えば、106(個の)サブキャリア)以上の一つのRUに対しては、MU-MIMO技術に基づいて複数のSTA(例えばUser STA)が割り当てられる。
図8に示されるように、ユーザ個別フィールド(830)は、複数のユーザフィールドを含むことができる。上述したように、共通フィールド(820)のRU allocation情報に基づいて特定のチャネルに割り当てられるSTA(例えばUser STA)の個数が決定される。例えば、共通フィールド(820)のRU allocation情報が「00000000」である場合、9個の26RUそれぞれに1個ずつのUser STAが割り当て(すなわち、合計9個のUser STAが割り当て)られる。すなわち、最大9個のUser STAが、OFDMA技術を介して特定のチャネルに割り当てられる。また、最大9個のUser STAが、non-MU-MIMO技術を介して特定のチャネルに割り当てられる。
例えば、RU allocationが「01000y2y1y0」に設定される場合、左端に配置される106RUにはMU-MIMO技術を介して複数のUser STAが割り当てられ、その右側に配置される5個の26RUにはnon-MU-MIMO技術を介して5個のUser STAが割り当てられる。このような場合は、図9の一例を介して具体化される。
図9は、MU-MIMO技術を介して複数のUser STAが同じRUに割り当てられる一例を示す。
例えば、図9のようにRU allocationが「01000010」に設定される場合、表2に基づいて、特定のチャネルの左端には106RUが割り当てられ、その右側には5個の26RUが割り当てられる。また、106RUには合計3個のUser STAがMU-MIMO技術を介して割り当てられる。結果的に合計8個のUser STAが割り当てられるため、HE-SIG-Bのユーザ個別フィールド(830)は、8個のUser fieldを含むことができる。
8個のUser fieldは、図9に示された順序で含まれる。また、図8において示されるように、2個のUser fieldは、1個のUser block fieldに実装される。
図8および図9に示されているUser fieldは、2個のフォーマットに基づいて構成される。すなわち、MU-MIMO技術に関連するUser fieldは第1フォーマットで構成され、non-MU-MIMO技術に関連するUser fieldは第2フォーマットで構成される。図9の一例を参照すると、User field1からUser field3は第1フォーマットに基づき、User field4からUser field8は第2フォーマットに基づく。第1フォーマットまたは第2フォーマットは、同じ長さ(例えば、21ビット)のビット情報を含むことができる。
それぞれのUser fieldは、同じサイズ(例えば、21ビット)を持つことができる。例えば、第1フォーマット(MU-MIMO技術のフォーマット)のUser fieldは、次のように構成される。
例えば、User field(すなわち、21ビット)内の第1ビット(例えば、B0-B10)は、該当User fieldが割り当てられるUser STAの識別情報(例えば、STA-ID、partial AIDなど)を含むことができる。また、User field(すなわち、21ビット)内の第2ビット(例えば、B11-B14)は、空間設定(spatial configuration)に関する情報を含むことができる。具体的には、第2ビット(すなわち、B11-B14)の一例は、下記mp表3から表4と同じであり得る。
Figure 2023505097000004
Figure 2023505097000005
表3および/または表4に示されるように、第2ビット(すなわち、B11-B14)は、MU-MIMO技術によって割り当てられる複数のUser STAに割り当てられるSpatial Streamの個数に関する情報を含むことができる。例えば、図9のように106RUに3個のUser STAがMU-MIMO技術に基づいて割り当てられる場合、N_userは「3」に設定され、それによって表3に表示されたようにN_STS[1]、N_STS[2]、N_STS[3]の値が決定される。例えば、第2ビット(B11-B14)の値が「0011」である場合、N_STS[1]=4、N_STS[2]=1、N_STS[3]=1に設定される。すなわち、図9の一例においてUser field1に対しては4個のSpatial Streamが割り当てられ、User field2に対しては1個のSpatial Streamが割り当てられ、User field3に対しては1個のSpatial Streamが割り当てられる。
表3および/または表4の一例のように、ユーザステーション(User STA)のための空間ストリーム(Spatial Stream)の個数に関する情報(すなわち第2ビット、B11-B14)は、4ビットで構成される。また、ユーザステーション(User STA)のための空間ストリーム(Spatial Stream)の個数に関する情報(すなわち第2ビット、B11-B14)は、最大8個の空間ストリームまでサポートすることができる。また、空間ストリーム(Spatial Stream)の個数に関する情報(すなわち、第2ビット、B11-B14)は、一つのUser STAのために最大4個の空間ストリームまでサポートすることができる。
また、User field(すなわち、21ビット)内の第3ビット(すなわち、B15-18)は、MCS(Modulation and Coding Scheme)情報を含むことができる。MCS情報は、該当SIG-Bが含まれるPPDU内のデータフィールドに適用される。
本明細書において用いられるMCS、MCS情報、MCSインデクス、MCSフィールドなどは、特定のインデクス値で表示されることができる。例えば、MCS情報は、インデクス0からインデクス11で表示されることができる。MCS情報は、コンスタレーション変調タイプ(例えば、BPSK、QPSK、16_QAM、64_QAM、256_QAM,1024_QAMなど)に関する情報、および符号化率(コードレート)(例えば、1/2、2/3、3/4、5/6など)に関する情報を含むことができる。MCS情報では、チャネルコーディングタイプ(例えば、BSSまたはLDPC)に関する情報が除かれることができる。
また、User field(すなわち、21ビット)内の第4ビット(すなわち、B19)は、Reservedフィールドである。
また、User field(すなわち、21ビット)内の第5ビット(すなわち、B20)は、コーディングタイプ(例えば、BSSまたはLDPC)に関する情報を含むことができる。すなわち、第5ビット(すなわち、B20)は、該当SIG-Bが含まれるPPDU内のデータフィールドに適用されたチャネルコーディングのタイプ(例えば、BSSまたはLDPC)に関する情報を含むことができる。
上述した一例は、第1フォーマット(MU-MIMO技術のフォーマット)のUser fieldに関連する。第2フォーマット(non-MU-MIMO技術のフォーマット)のUser fieldの一例は、以下の通りである。
第2フォーマットのUser field内の第1ビット(例えば、B0-B10)は、User STAの識別情報を含むことができる。また、第2フォーマットのUser field内の第2ビット(例えば、B11-B13)は、該当RUに適用される空間ストリーム(Spatial Stream)の個数に関する情報を含むことができる。また、第2フォーマットのUser field内の第3ビット(例えば、B14)には、beamforming steering matrixが適用されるか否かに関する情報が含まれる。第2フォーマットのUser field内の第4ビット(例えば、B15-B18)は、MCS(Modulation And Coding Scheme)情報を含むことができる。また、第2フォーマットのUser field内の第5ビット(例えば、B19)は、DCM(Dual Carrier Modulation)が適用されるか否かに関する情報を含むことができる。また、第2フォーマットのUser field内の第6ビット(すなわち、B20)は、コーディングタイプ(例えば、BSSまたはLDPC)に関する情報を含むことができる。
図10は、UL-MUに係る動作を示す。示されるように、送信STA(例えば、AP)は、contending(すなわち、Backoff動作)を介してチャネル接続を実行し、Trigger frame(1030)を送信することができる。すなわち、送信STA(例えば、AP)は、Trigger frame(1330)が含まれるPPDUを送信することができる。Trigger frameが含まれるPPDUが受信されればSIFSの分のdelay以後、TB(trigger-Based)PPDUが送信される。
TB PPDU(1041、1042)は、同じ時間帯に送信され、Trigger frame(1030)内にAIDが表示された複数のSTA(例えば、User STA)から送信される。TB PPDUに対するACK(個の)フレーム(1050)は、様々な形として実装される。
トリガフレームの具体的な特徴は、図11から図13を介して説明される。UL-MU通信が使用される場合にも、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)技術またはMU MIMO技術が用いられ、OFDMAおよびMU MIMO技術が同時に用いられる。
図11は、トリガフレームの一例を示す。図11のトリガフレームは、アップリンクMU送信(Uplink Multiple-User transmission)のためのリソースを割り当て、例えばAPから送信される。トリガフレームは、MACフレームで構成され、PPDUに含まれる。
図11に示されたそれぞれのフィールドは一部省略され、他のフィールドが追加される。また、フィールドそれぞれの長さは、示されたものと異なるように変化する場合がある。
図11のフレームコントロール(frame control)フィールド(1110)は、MACプロトコルのバージョンに関する情報およびその他の追加の制御情報が含まれ、期間フィールド(1120)は、NAV設定のための時間情報やSTAの識別子(例えば、AID)に関する情報が含まれる。
また、RAフィールド(1130)は、該当トリガフレームの受信STAのアドレス情報が含まれ、必要によって省略される。TAフィールド(1140)は、該当トリガフレームを送信するSTA(例えば、AP)のアドレス情報が含まれ、共通情報(common information)フィールド(1150)は、該当トリガフレームを受信する受信STAに適用される共通制御情報を含む。例えば、該当トリガフレームに対応して送信されるアップPPDUのL-SIGフィールドの長さを指示するフィールドや、該当トリガフレームに対応して送信されるアップPPDUのSIG-Aフィールド(すなわち、HE-SIG-Aフィールド)の内容(content)を制御する情報が含まれる。また、共通制御情報として、該当トリガフレームに対応して送信されるアップPPDUのCPの長さに関する情報やLTFフィールドの長さに関する情報が含まれる。
また、図11のトリガフレームを受信する受信STAの個数に相応する個別ユーザ情報(per user information)フィールド(1160#1から1160#N)を含めることが望ましい。上記個別ユーザ情報フィールドは、「割り当てフィールド」とも呼ばれる。
また、図11のトリガフレームは、パディングフィールド(1170)とフレームチェックシーケンスフィールド(1180)とを含むことができる。
図11に示された、個別ユーザ情報(per user information)フィールド(1160#1から1160#N)のそれぞれは、多数のサブフィールドを含むことができる。
図12は、トリガフレームの共通情報(common information)フィールドの一例を示す。図12のサブフィールドのうちの一部は省略され、その他のサブフィールドが追加される場合がある。また、示されたサブフィールドのそれぞれの長さは変更される。
示された長さフィールド(1210)は、該当トリガフレームに対応して送信されるアップPPDUのL-SIGフィールドの長さフィールドと同じ値を有し、アップPPDUのL-SIGフィールドの長さフィールドは、アップPPDUの長さを示す。結果的にトリガフレームの長さフィールド(1210)は、対応するアップリンクPPDUの長さを指示するのに使用される。
また、カスケードインジケータフィールド(1220)は、カスケード動作が実行されるか否かを指示する。カスケード動作は、同じTXOP内にダウンリンクMU送信およびアップリンクMU送信がともに実行されることを意味する。すなわち、ダウンリンクMU送信が実行された以後、既に設定された時間(例えば、SIFS)以後、アップリンクMU送信が実行されることを意味する。カスケード動作のうちのダウンリンク通信を行う送信装置(例えば、AP)は1個のみ存在し、アップリンク通信を行う送信装置(例えば、non-AP)は複数存在する場合がある。
CS要求フィールド(1230)は、該当トリガフレームを受信した受信装置が対応するアップリンクPPDUを送信する状況において無線媒体の状態やNAVなどを考慮する必要があるか否かを指示する。
HE-SIG-A情報フィールド(1240)は、該当トリガフレームに対応して送信されるアップPPDUのSIG-Aフィールド(すなわち、HE-SIG-Aフィールド)の内容(content)を制御する情報が含まれる。
CPおよびLTFタイプフィールド(1250)は、該当トリガフレームに対応して送信されるアップPPDUのLTFの長さおよびCP長さに関する情報を含むことができる。トリガタイプフィールド(1060)は、該当トリガフレームが使用される目的、例えば通常のトリガ、ビームフォーミングのためのトリガ、Block ACK/NACKに対する要求などを指示することができる。
本明細書において、トリガフレームのトリガタイプフィールド(1260)は、通常のトリガのための基本(Basic)タイプのトリガフレームを指示すると仮定することができる。例えば、基本(Basic)タイプのトリガフレームは基本トリガフレームと呼べる。
図13は、ユーザ情報(per user information)フィールドに含まれるサブフィールドの一例を示す。図13のユーザ情報フィールド(1300)は、上記図11において言及された個別ユーザ情報フィールド(1160#1~1160#N)のうちのいずれか一つとして理解することができる。図13のユーザ情報フィールド(1300)に含まれるサブフィールドのうちの一部は省略され、その他のサブフィールドが追加される場合がある。また、示されたサブフィールドのそれぞれの長さは変更される。
図13のユーザ識別子(User Identifier)フィールド(1310)は、個別ユーザ情報(per user information)に相応するSTA(すなわち、受信STA)の識別子を示すもので、識別子の一例は、受信STAのAID(Association IDentifier)値の全部または一部になり得る。
また、RU割り当て(RU allocation)フィールド(1320)が含まれる。すなわち、ユーザ識別子フィールド(1310)に識別された受信STAが、トリガフレームに対応してTB PPDUを送信する場合、RU割り当てフィールド(1320)が指示したRUを介してTB PPDUを送信する。この場合、RU割り当て(RU allocation)フィールド(1320)によって指示されるRUは、図5、図6、図7に示されたRUである。
図13のサブフィールドは、コーディングタイプフィールド(1330)を含むことができる。コーディングタイプフィールド(1330)は、TB PPDUのコーディングタイプを指示することができる。例えば、上記TB PPDUにBCCコーディングが適用される場合、上記コーディングタイプフィールド(1330)は「1」に設定され、LDPCコーディングが適用される場合、上記コーディングタイプフィールド(1330)は「0」に設定される。
また、図13のサブフィールドは、MCSフィールド(1340)を含むことができる。MCSフィールド(1340)は、TB PPDUに適用されるMCS技術を指示することができる。例えば、上記TB PPDUにBCCコーディングが適用される場合、上記コーディングタイプフィールド(1330)は「1」に設定され、LDPCコーディングが適用される場合、上記コーディングタイプフィールド(1330)は「0」に設定される。
以下、UORA(UL OFDMA-based Random Access)技術について説明する。
図14は、UORA技術の技術的な特徴を説明する。
送信STA(例えば、AP)は、トリガフレームを介して図14に示されるように6個のRUリソースを割り当てることができる。具体的には、APは、第1RUリソース(AID 0、RU1)、第2RUリソース(AID 0、RU2)、第3RUリソース(AID 0、RU3)、第4RUリソース(AID 2045、RU4)、第5RUリソース(AID 2045、RU5)、第6RUリソース(AID 3、RU6)を割り当てることができる。AID 0、AID 3、またはAID 2045に関する情報は、例えば、図13のユーザ識別フィールド(1310)に含まれる。RU1からRU6に関する情報は、例えば、図13のRU割り当てフィールド(1320)に含まれる。AID=0は、接続された(associated)STAのためのUORAリソースを意味し、AID=2045は、非接続された(un-associated)STAのためのUORAリソースを意味する。それによって、図14の第1から第3RUリソースは、接続された(associated)STAのためのUORAリソースに使用され、図14の第4から第5RUリソースは、非接続された(un-associated)STAのためのUORAリソースに使用され、図14の第6RUリソースは、通常のULMUのためのリソースに用いられる。
図14の一例では、STA1のOBO(OFDMA random access BackOff)カウンタが0に減少し、STA1が第2RUリソース(AID 0、RU2)をランダムで選択する。また、STA2/3のOBOカウンタは0より大きいため、STA2/3にはアップリンクリソースが割り当てられなかった。また、図14においてSTA4は、トリガフレーム内に自体のAID(すなわち、AID=3)が含まれるため、バックオフなしでRU6のリソースが割り当てられた。
具体的には、図14のSTA1は、接続された(associated)STAであるため、STA1のためのeligible RA RUは合計3個(RU1、RU2、RU3)であり、それによってSTA1は、OBOカウンタを3だけ減らしてOBOカウンタが0になった。また、図14のSTA2は、接続された(associated)STAであるため、STA2のためのeligible RA RUは合計3個(RU1、RU2、RU3)であり、それによってSTA2は、OBOカウンタを3だけ減らしたがOBOカウンタが0より大きい状態である。また、図14のSTA3は非接続された(un-associated)STAであるため、STA3のためのeligible RA RUは合計2個(RU4、RU5)であり、それによってSTA3は、OBOカウンタを2だけ減らしたがOBOカウンタが0より大きい状態である。
図15は、2.4GHz帯域内で使用/サポート/定義されるチャネルの一例を示す。
2.4GHz帯域は、第1帯域など別の名称で呼ばれることができる。また、2.4GHz帯域は、中心周波数が2.4GHzに隣接するチャネル(例えば、中心周波数が2.4から2.5GHz内に位置するチャネル)が使用/サポート/定義される周波数の領域を意味する。
2.4GHz帯域には、多数の20MHzチャネルが含まれる。2.4GHz帯域内の20MHzは、多数のチャネルインデクス(例えば、インデクス1からインデクス14)を持つことができる。例えば、チャネルインデクス1が割り当てられる20MHzチャネルの中心周波数は2.412GHzであり、チャネルインデクス2が割り当てられる20MHzチャネルの中心周波数は2.417GHzであり、チャネルインデクスNが割り当てられる20MHzチャネルの中心周波数は(2.407+0.005*N)GHzである。チャネルインデクスは、チャネル番号などの様々な名称で呼ばれる。チャネルインデクスおよび中心周波数の具体的な数値は変更される場合がある。
図15は、2.4GHz帯域内の4個のチャネルを例として示している。示された第1周波数領域(1510)から第4周波数領域(1540)は、それぞれ一つのチャネルを含むことができる。例えば、第1周波数領域(1510)は、1番チャネル(1番インデクスを持つ20MHzチャネル)を含むことができる。このとき、1番チャネルの中心周波数は、2412MHzに設定される。第2周波数領域(1520)は、6番チャネルを含むことができる。このとき、6番チャネルの中心周波数は2437MHzに設定される。第3周波数領域(1530)は11番チャネルを含むことができる。このとき、チャネル11の中心周波数は2462MHzに設定される。第4周波数領域(1540)は14番チャネルを含むことができる。このとき、チャネル14の中心周波数は2484MHzに設定される。
図16は、5GHz帯域内で使用/サポート/定義されるチャネルの一例を示す。
5GHz帯域は、第2帯域/帯域などの別の名称で呼ばれることができる。5GHz帯域は、中心周波数が5GHz以上6GHz未満(または5.9GHz未満)であるチャネルが使用/サポート/定義される周波数領域を意味する。あるいは、5GHz帯域は、4.5GHzと5.5GHzとの間で複数のチャネルを含むことができる。図16に示された具体的な数値は、変更される場合がある。
5GHz帯域内の複数のチャネルは、UNII(Unlicensed National Information Infrastructure)-1、UNII-2、UNII-3、ISMを含む。UNII-1は、UNII Lowと呼べる。UNII-2は、UNII MidおよびUNII-2Extendedと呼ばれる周波数領域を含むことができる。UNII-3は、UNII-Upperと呼べる。
5GHz帯域内には複数のチャネルが設定され、各チャネルの帯域幅は、20MHz、40MHz、80MHzまたは160MHzなど様々に設定される。例えば、UNII-1およびUNII-2内の5170MHzから5330MHz周波数領域/範囲は、8個の20MHzチャネルに分けることができる。5170MHzにおいて5330MHz周波数領域/範囲は、40MHz周波数領域を介して4個のチャネルに分けることができる。5170MHzにおいて5330MHz周波数領域/範囲は、80MHz周波数領域を介して2個のチャネルに分けることができる。あるいは、5170MHzにおいて5330MHz周波数領域/範囲は、160MHz周波数領域を介して1個のチャネルに分けることができる。
図17は、6GHz帯域内で使用/サポート/定義されるチャネルの一例を示す。
6GHz帯域は、第3帯域/帯域など別の名称で呼ばれることができる。6GHz帯域は、中心周波数が5.9GHz以上であるチャネルが使用/サポート/定義される周波数領域を意味する。図17に示された具体的な数値は、変更される場合がある。
例えば、図17の20MHzチャネルは、5.940GHzから定義される。具体的には、図17の20MHzチャネルのうちの左端チャネルは、1番インデクス(または、チャネルインデクス、チャネル番号など)を有することができ、中心周波数は、5.945GHzが割り当てられる。すなわち、インデクスN番チャネルの中心周波数は、(5.940+0.005*N)GHzに決定される。
それによって、図17の20MHzチャネルのインデクス(またはチャネル番号)は、1、5、9、13、17、21、25、29、33、37、41、45、49、53、57、61、65、69、73、77、81、85、89、93、97、101、105、109、113、117、121、125、129、133、137、141、145、149、153、157、161、165、169、173、177、181、185、189、193、197、201、205、209、213、217、221、225、229、233である。また、上述した(5.940+0.005*N)GHzルールによって図17の40MHzチャネルのインデクスは、3、11、19、27、35、43、51、59、67、75、83、91、99、107、115、123、131、139、147、155、163、171、179、187、195、203、211、219、227である。
図17の一例に20、40、80、160MHzチャネルが示されているが、さらに240MHzチャネルや320MHzチャネルが追加される。
以下、本明細書のSTAにおいて送信/受信されるPPDUが説明される。
図18は、本明細書に用いられるPPDUの一例を示す。
図18のPPDUは、EHT PPDU、送信PPDU、受信PPDU、第1タイプまたは第NタイプPPDUなど様々な名称で呼ばれる。例えば、本明細書においてPPDUまたはEHT PPDUは、送信PPDU、受信PPDU、第1タイプまたは第NタイプPPDUなど様々な名称で呼ばれる。また、EHT PPUは、EHTシステムおよび/またはEHTシステムを改善した新しい無線LANシステムで用いられる。
図18のPPDUは、EHTシステムで用いられるPPDUタイプのうちの一部または全部を示すことができる。例えば、図18の一例は、SU(Single-User)モードおよびMU(Multi-User)モード全てのために用いられる。また、図18のPPDUは、一つの受信STAまたは複数の受信STAのためのPPDUである。図18のPPDUがTB(Trigger-Based)モードのために使用される場合、図18のEHT-SIGは省略される。また、UL-MU(UpLink-MU)通信のためのTrigger frameを受信したSTAは、図18の一例においてEHT-SIGが省略されたPPDUを送信することができる。
図18において、L-STFからEHT-LTFは、プリアンブル(preamble)または物理プリアンブル(physical preamble)と呼ばれ、物理層において生成/送信/受信/獲得/デコードされる。
図18のL-STF、L-LTF、L-SIG、RL-SIG、U-SIG、EHT-SIGフィールドのsubcarrier spacingは、312.5kHzに決定され、EHT-STF、EHT-LTF、Dataフィールドのsubcarrier spacingは、78.125kHzに決定される。すなわち、L-STF、L-LTF、L-SIG、RL-SIG、U-SIG、EHT-SIGフィールドのtone index(または、subcarrier index)は、312.5kHz単位で表示され、EHT-STF、EHT-LTF、Dataフィールドのtone index(または、subcarrier index)は、78.125kHz単位で表示されることができる。
図18のPPDUにおいて、L-LTFおよびL-STFは、従来のフィールドと同じである。
図18のL-SIGフィールドは、例えば24ビットのビット情報を含むことができる。例えば、24ビット情報は、4ビットのRateフィールド、1ビットのReservedビット、12ビットのLengthフィールド、1ビットのParitYビットおよび、6ビットのTailビットを含むことができる。例えば、12ビットのLengthフィールドは、PPDUの長さまたはtime durationに関する情報を含むことができる。例えば、12ビットLengthフィールドの値は、PPDUのタイプに基づいて決定される。例えば、PPDUがnon-HT、HT、VHT PPDUであるかEHT PPDUである場合、Lengthフィールドの値は、3の倍数として決定されることができる。例えば、PPDUがHE PPDUである場合、Lengthフィールドの値は、「3の倍数+1」または「3の倍数+2」に決定される。また、non-HT、HT、VHT PPDUまたはEHT PPDUのためにLengthフィールドの値は、3の倍数として決定され、HE PPDUのためにLengthフィールドの値は、「3の倍数+1」または「3の倍数+2」に決定される。
例えば、送信STAは、L-SIGフィールドの24ビット情報に対して1/2の符号化率(code rate)に基づいたBCCエンコードを適用することができる。以後、送信STAは、48ビットのBCC符号化ビットを獲得することができる。48ビットの符号化ビットに対しては、BPSK変調が適用され48個のBPSKシンボルが生成される。送信STAは、48個のBPSKシンボルを、パイロットサブキャリア{サブキャリアインデクス-21、-7、+7、+21}およびDCサブキャリア{サブキャリアインデクス0}を除いた位置にマッピングすることができる。結果的に48個のBPSKシンボルは、サブキャリアインデクス-26から-22、-20から-8、-6から-1、+1から+6、+8から+20、および+22から+26にマッピングされる。送信STAは、サブキャリアインデクス{-28、-27、+27、28}に{-1,-1、-1、1}の信号をさらにマッピングすることができる。上の信号は{-28、-27、+27、28}に相応する周波数領域に対するチャネル推定のために用いられる。
送信STAは、L-SIGと同様に生成されるRL-SIGを生成することができる。RL-SIGに対してはBPSK変調が適用される。受信STAは、RL-SIGの存在に基づいて受信PPDUがHE PPDUまたはEHT PPDUであることがわかる。
図18のRL-SIG以後、U-SIG(Universal SIG)が挿入される。U-SIGは、第1SIGフィールド、第1SIG、第1タイプSIG、制御シグナル、制御シグナルフィールド、第1(タイプ)制御シグナルなど様々な名称で呼ばれることができる。
U-SIGは、Nビットの情報を含むことができ、EHT PPDUのタイプを識別するための情報を含むことができる。例えば、U-SIGは、2個のシンボル(例えば、連続する2個のOFDMシンボル)に基づいて構成される。U-SIGのための各シンボル(例えば、OFDMシンボル)は、4 usのdurationを持つことができる。U-SIGの各シンボルは、26ビット情報を送信するために用いられる。例えば、U-SIGの各シンボルは、52個のデータトーンおよび4個のパイロットトーンに基づいて送受信される。
U-SIG(またはU-SIGフィールド)を介して、例えばAビット情報(例えば、52 un-coded bit)が送信されることができ、U-SIGの第1シンボルは、合計Aビット情報のうちの最初のXビット情報(例えば、26 un-coded bit)を送信し、U-SIGの第2シンボルは、合計Aビット情報のうち残りのYビット情報(例えば、26 un-coded bit)を送信することができる。例えば、送信STAは、各U-SIGシンボルに含まれる26 un-coded bitを獲得することができる。送信STAは、R=1/2のrateに基づいてconvolutional encoding(すなわち、BCCエンコード)を実行して52-coded bitを生成し、52-coded bitに対するインターリーブを実行することができる。送信STAは、インターリーブされた52-coded bitに対してBPSK変調を実行して各U-SIGシンボルに割り当てられる52個のBPSKシンボルを生成することができる。一つのU-SIGシンボルは、DCインデクス0を除いて、サブキャリアインデクス-28からサブキャリアインデクス+28までの56個トーン(サブキャリア)に基づいて送信される。送信STAが生成した52個のBPSKシンボルは、パイロットトーンである-21、-7、+7、+21トーンを除いた残りのトーン(サブキャリア)に基づいて送信される。
例えば、U-SIGによって送信されるAビット情報(例えば、52 un-coded bit)は、CRCフィールド(例えば、4ビット長のフィールド)およびテールフィールド(例えば、6ビット長のフィールド)を含むことができる。上記CRCフィールドおよびテールフィールドは、U-SIGの第2シンボルを介して送信される。上記CRCフィールドは、U-SIGの第1シンボルに割り当てられる26ビットと第2シンボル内で上記CRC/テールフィールドを除いた残りの16ビットとに基づいて生成され、従来のCRC calculationアルゴリズムに基づいて生成される。また、上記テールフィールドは、convolutional decoderのtrellisをterminateするために使用され、例えば「000000」に設定される。
U-SIG(またはU-SIGフィールド)によって送信されるAビット情報(例えば、52 un-coded bit)は、version-independent bitsとversion-dependent bitsとに分けることができる。例えば、version-independent bitsのサイズは、固定であるか可変である。例えば、version-independent bitsは、U-SIGの第1シンボルにのみ割り当てられるか、version-independent bitsは、U-SIGの第1シンボルおよび第2シンボル全てに割り当てられる。例えば、version-independent bitsおよびversion-dependent bitsは、第1制御ビットおよび第2制御ビットなどの様々な名称で呼ばれることができる。
例えば、U-SIGのversion-independent bitsは、3ビットのPHY version identifierを含むことができる。例えば、3ビットのPHY version identifierは、送受信PPDUのPHY versionに関連する情報を含むことができる。例えば、3ビットのPHY version identifierの第1の値は、送受信PPDUがEHT PPDUであることを指示することができる。また、送信STAは、EHT PPDUを送信する場合、3ビットのPHY version identifierを第1の値に設定することができる。また、受信STAは、第1の値を持つPHY version identifierに基づいて、受信PPDUがEHT PPDUであることを判断することができる。
例えば、U-SIGのversion-independent bitsは、1ビットのUL/DL flagフィールドを含むことができる。1ビットのUL/DL flagフィールドの第1の値はUL通信に関連し、UL/DL flagフィールドの第2の値はDL通信に関連する。
例えば、U-SIGのversion-independent bitsは、TXOPの長さに関する情報、BSS color IDに関する情報を含むことができる。
例えば、EHT PPDUが様々なタイプ(例えば、SUモードに関連するEHT PPDU、MUモードに関連するEHT PPDU、TBモードに関連するEHT PPDU、Extended Range送信に関連するEHT PPDUなど様々なタイプ)に分けることができる場合、EHT PPDUのタイプに関する情報は、U-SIGのversion-dependent bitsに含まれる。
例えば、U-SIGは、1)帯域幅に関する情報を含む帯域幅フィールド、2)EHT-SIGに適用されるMCS技術に関する情報を含むフィールド、3)EHT-SIGにデュアルサブキャリア変調(モジュレーション)(Dual Subcarrier Modulation,DCM)技術が適用されるか否かに関連する情報を含む指示フィールド、4)EHT-SIGのために用いられるシンボルの個数に関する情報を含むフィールド、5)EHT-SIGが全ての帯域にわたって生成されるか否かに関する情報を含むフィールド、6)EHT-LTF/STFのタイプに関する情報を含むフィールド、7)EHT-LTFの長さおよびCP長さを指示するフィールドに関する情報を含むことができる。
図18のPPDUには、プリアンブルパンクチャリング(puncturing)が適用される。プリアンブルパンクチャリングは、PPDUの全体の帯域のうちの一部の帯域(例えば、Secondary20MHz帯域)でパンクチャリングを適用することを意味する。例えば、80MHz PPDUが送信される場合、STAは、80MHz帯域のうちのsecondary20MHz帯域に対してパンクチャリングを適用し、primary20MHz帯域およびsecondary40MHz帯域を介してのみPPDUを送信することができる。
例えば、プリアンブルパンクチャリングのパターンは、事前に設定される。例えば、第1パンクチャリングパターンが適用される場合、80MHz帯域内でsecondary20MHz帯域に対してのみパンクチャリングが適用される。例えば、第2パンクチャリングパターンが適用される場合、80MHz帯域内でsecondary40MHz帯域に含まれる2個のsecondary20MHz帯域のうちのいずれか一つに対してのみパンクチャリングが適用される。例えば、第3パンクチャリングパターンが適用される場合、160MHz帯域(または80+80MHz帯域)内でprimary80MHz帯域に含まれるsecondary20MHz帯域に対してのみパンクチャリングが適用される。例えば、第4パンクチャリングパターンが適用される場合、160MHz帯域(または80+80MHz帯域)内でprimary80MHz帯域に含まれるprimary40MHz帯域は存在(present)し、primary40MHz帯域に属しない少なくとも一つの20MHzチャネルに対してパンクチャリングが適用される。
PPDUに適用されるプリアンブルパンクチャリングに関する情報は、U-SIGおよび/またはEHT-SIGに含まれる。例えば、U-SIGの第1フィールドは、PPDUの連続する帯域幅(contiguous bandwidth)に関する情報を含み、U-SIGの第2フィールドは、PPDUに適用されるプリアンブルパンクチャリングに関する情報を含むことができる。
例えば、U-SIGおよびEHT-SIGは、以下の方法に基づいてプリアンブルパンクチャリングに関する情報を含むことができる。PPDUの帯域幅が80MHzを超える場合、U-SIGは、80MHz単位で個別に構成される。例えば、PPDUの帯域幅が160MHzである場合、該当PPDUには、1番目の80MHz帯域のための第1U-SIGおよび2番目の80MHz帯域のための第2U-SIGが含まれる。この場合、第1U-SIGの第1フィールドは、160MHz帯域幅に関する情報を含み、第1U-SIGの第2フィールドは、1番目の80MHz帯域に適用されたプリアンブルパンクチャリングに関する情報(すなわち、プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報)を含むことができる。また、第2U-SIGの第1フィールドは、160MHz帯域幅に関する情報を含み、第2U-SIGの第2フィールドは、2番目の80MHz帯域に適用されたプリアンブルパンクチャリングに関する情報(すなわち、プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報)を含むことができる。その一方で、第1U-SIGに連続するEHT-SIGは、2番目の80MHz帯域に適用されたプリアンブルパンクチャリングに関する情報(すなわち、プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報)を含むことができ、第2U-SIGに連続するEHT-SIGは、1番目の80MHz帯域に適用されたプリアンブルパンクチャリングに関する情報(すなわち、プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報)を含むことができる。
さらにまたは代替として、U-SIGおよびEHT-SIGは、以下の方法に基づいてプリアンブルパンクチャリングに関する情報を含むことができる。U-SIGは、全ての帯域に関するプリアンブルパンクチャリングに関する情報(すなわち、プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報)を含むことができる。すなわち、EHT-SIGは、プリアンブルパンクチャリングに関する情報を含まず、U-SIGのみがプリアンブルパンクチャリングに関する情報(すなわち、プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報)を含むことができる。
U-SIGは、20MHz単位で構成される。例えば、80MHz PPDUが構成される場合、U-SIGが複製される。すなわち、80MHz PPDU内に同じ4個のU-SIGが含まれる。80MHz帯域幅を超えるPPDUは、互い異なるU-SIGを含むことができる。
U-SIGは、20MHz単位で構成される。例えば、80MHz PPDUが構成される場合、U-SIGが複製される。すなわち、80MHz PPDU内に同じ4個のU-SIGが含まれる。80MHz帯域幅を超えるPPDUは、互い異なるU-SIGを含むことができる。
図18のEHT-SIGは、受信STAのための制御情報を含むことができる。EHT-SIGは、少なくとも一つのシンボルを介して送信され、一つのシンボルは、4 usの長さを持つことができる。EHT-SIGのために用いられるシンボルの個数に関する情報は、U-SIGに含まれる。
EHT-SIGは、図8から図9を介して説明されたHE-SIG-Bの技術的な特徴を含む。例えばEHT-SIGは、図8の一例と同様に、共通フィールド(common field)およびユーザ個別フィールド(user-specific field)を含むことができる。EHT-SIGの共通フィールドは省略され、ユーザ個別フィールドの個数は、ユーザ(user)の個数に基づいて決定される。
図8の一例と同様に、EHT-SIGの共通フィールドおよびEHT-SIGのユーザ個別フィールドは、個別にコーディングされる。ユーザ個別フィールドに含まれる一つのユーザブロックフィールド(User block field)は、2個のユーザ(user)のための情報を含むことができるが、ユーザ個別フィールドに含まれる最後のユーザブロックフィールドは、1個のユーザのための情報を含むことが可能である。すなわち、EHT-SIGの一つのユーザブロックフィールドは、最大2個のユーザフィールド(User field)を含むことができる。図9の一例と同様に、各ユーザフィールド(User field)は、MU-MIMO割り当てに関連するか、non-MU-MIMO割り当てに関連する。
図8の一例と同様に、EHT-SIGの共通フィールドは、CRCビットおよびTailビットを含むことができ、CRCビットの長さは4ビットに決定され、Tailビットの長さは6ビットに決定され「000000」に設定される。
図8の一例と同様に、EHT-SIGの共通フィールドは、RU割り当て情報(RU allocation information)を含むことができる。RU allocation informationは、複数のユーザ(すなわち、複数の受信STA)が割り当てられるRUの位置(location)に関する情報を意味する。RU allocation informationは、表1と同様に、8ビット(またはNビット)単位で構成される。
表5から表7の一例は、様々なRU allocationのための8ビット(またはNビット)情報の一例である。各表および表示されたインデクスは変更可能であり、表5から表7における一部のentryは省略され、表示されないentryが追加される。
表5から表7の一例は、20MHz帯域に割り当てられるRUの位置に関する情報に関連する。例えば、表5の「インデクス0」は、9個の26RUが個別に割り当てられる状況(例えば、図5に示された9個の26RUが個別に割り当てられる状況)において用いられる。
その一方で、EHTシステムにおいて複数のRUが一つのSTAに割り当てられることが可能であり、例えば、表6の「インデクス60」は、20MHz帯域の左端には1個の26RUが一つのユーザ(すなわち、受信STA)のために割り当てられ、その右側には1個の26RUおよび1個の52RUがさらに他のユーザ(すなわち、受信STA)のために割り当てられ、その右側には5個の26RUが個別に割り当てられる。
Figure 2023505097000006
Figure 2023505097000007
Figure 2023505097000008
EHT-SIGの共通フィールドが省略されるモードがサポートされる。EHT-SIGの共通フィールドが省略されるモードは、compressed modeと呼べる。compressed modeが使用される場合、EHT PPDUの複数のユーザ(すなわち、複数の受信STA)は、non-OFDMAに基づいてPPDU(例えば、PPDUのデータフィールド)をデコードすることができる。すなわち、EHT PPDUの複数のユーザは、同じ周波数帯域を介して受信されるPPDU(例えば、PPDUのデータフィールド)をデコードすることができる。その一方で、non-compressed modeが使用される場合、EHT PPDUの複数のユーザは、OFDMAに基づいてPPDU(例えば、PPDUのデータフィールド)をデコードすることができる。すなわち、EHT PPDUの複数のユーザは、異なる周波数帯域を介してPPDU(例えば、PPDUのデータフィールド)を受信することができる。
EHT-SIGは、様々なMCS技術に基づいて構成される。上述したようにEHT-SIGに適用されるMCS技術に関連する情報は、U-SIGに含まれる。EHT-SIGは、DCM技術に基づいて構成される。例えば、EHT-SIGのために割り当てられたN個のデータトーン(例えば、52個のデータトーン)のうちの連続する半分のトーンには第1変調技術が適用され、残りの連続する半分のトーンには第2変調技術が適用される。すなわち、送信STAは、特定の制御情報を第1変調技術に基づいて第1シンボルに変調して連続する半分のトーンに割り当て、同じ制御情報を第2変調技術に基づいて第2シンボルに変調して残りの連続する半分のトーンに割り当てることができる。上述したように、EHT-SIGにDCM技術が適用されるか否かに関連する情報(例えば、1ビットフィールド)は、U-SIGに含まれる。図18のEHT-STFは、MIMO(Multiple Input Multiple Output)環境またはOFDMA環境において自動利得(利益)制御推定(automatic gain control estimation)を向上させるために用いられる。図18のEHT-LTFは、MIMO環境またはOFDMA環境においてチャネルを推定するために用いられる。
図18のEHT-STFは、様々なタイプに設定される。例えば、STFのうちの第1タイプ(すなわち、1x STF)は、16個のサブキャリアインターバルにnon-zero coefficientが配置される第1タイプSTFシーケンスに基づいて生成される。第1タイプSTFシーケンスに基づいて生成されたSTF信号は、0.8μsの周期を持つことができ、0.8μsの周期信号は、5回繰り返し4μsの長さを持つ第1タイプSTFになる。例えば、STFのうち、第2タイプ(すなわち、2x STF)は、8個のサブキャリアインターバルにnon-zero coefficientが配置される第2タイプSTFシーケンスに基づいて生成される。第2タイプSTFシーケンスに基づいて生成されたSTF信号は、1.6μsの周期を持つことができ、1.6μsの周期信号は、5回繰り返し8μsの長さを持つ第2タイプEHT-STFになる。以下で、EHT-STFを構成するためのシーケンス(すなわち、EHT-STFシーケンス)の一例が提示される。以下のシーケンスは、様々な方法に変形されることができる。
EHT-STFは、以下のMシーケンスに基づいて構成される。
[数式1]
M={-1,-1,-1,1,1,1,-1,1,1,1,-1,1,1,-1,1}
20MHz PPDUのためのEHT-STFは、以下の数式に基づいて構成される。以下の一例は、第1タイプ(すなわち、1x STF)シーケンスである。例えば、第1タイプシーケンスは、TB(Trigger-Based)PPDUではないEHT-PPDUに含まれる。以下の数式において(a:b:c)は、aトーンインデクス(すなわち、サブキャリアインデクス)からcトーンインデクスまでのb(個の)トーンインターバル(すなわち、サブキャリアインターバル)として定義される区間を意味する。例えば、以下の数式2は、トーンインデクス-112からインデクス112までの16(個の)トーンインターバルとして定義されるシーケンスを示すことができる。EHT-STFに対しては78.125kHzのサブキャリアスペーシングが適用されるため16トーンインターバルは、78.125*16=1250kHzインターバルにEHT-STF coefficient(またはelement)が配置されたことを意味する。また、*は乗算を意味し、sqrt()は平方根を意味する。
[数式2]
EHT-STF(-112:16:112)={M}*(1+j)/sqrt(2)
EHT-STF(0)=0
40MHz PPDUのためのEHT-STFは、以下の数式に基づいて構成される。以下の一例は、第1タイプ(すなわち、1x STF)シーケンスである。
[数式3]
EHT-STF(-240:16:240)={M,0,-M}*(1+j)/sqrt(2)
80MHz PPDUのためのEHT-STFは、以下の数式に基づいて構成される。以下の一例は、第1タイプ(すなわち、1x STF)シーケンスである。
[数式4]
EHT-STF(-496:16:496)={M,1,-M,0,-M,1,-M}*(1+j)/sqrt(2)
160MHz PPDUのためのEHT-STFは、以下の数式に基づいて構成される。以下の一例は、第1タイプ(すなわち、1x STF)シーケンスである。
[数式5]
EHT-STF(-1008:16:1008)={M,1,-M,0,-M,1,-M,0,-M,-1,M,0,-M,1,-M}*(1+j)/sqrt(2)
80+80MHz PPDUのためのEHT-STFのうち、下位80MHzのためのシーケンスは、数式4と同じである。80+80MHz PPDUのためのEHT-STFのうち、上位80MHzのためのシーケンスは、以下の数式に基づいて構成される。
[数式6]
EHT-STF(-496:16:496)={-M,-1,M,0,-M,1,-M}*(1+j)/sqrt(2)
以下の数式7から数式11は、第2タイプ(すなわち、2x STF)シーケンスの一例に関連する。
[数式7]
EHT-STF(-120:8:120)={M,0,-M}*(1+j)/sqrt(2)
40MHz PPDUのためのEHT-STFは、以下の数式に基づいて構成される。
[数式8]
EHT-STF(-248:8:248)={M,-1,-M,0,M,-1,M}*(1+j)/sqrt(2)
EHT-STF(-248)=0
EHT-STF(248)=0
80MHz PPDUのためのEHT-STFは、以下の数式に基づいて構成される。
[数式9]
EHT-STF(-504:8:504)={M,-1,M,-1,-M,-1,M,0,-M,1,M,1,-M,1,-M}*(1+j)/sqrt(2)
160MHz PPDUのためのEHT-STFは、以下の数式に基づいて構成される。
[数式10]
EHT-STF(-1016:16:1016)={M,-1,M,-1,-M,-1,M,0,-M,1,M,1,-M,1,-M,0,-M,1,-M,1,M,1,-M,0,-M,1,M,1,-M,1,-M}*(1+j)/sqrt(2)
EHT-STF(-8)=0,EHT-STF(8)=0,
EHT-STF(-1016)=0,EHT-STF(1016)=0
80+80MHz PPDUのためのEHT-STFのうち、下位80MHzのためのシーケンスは、数式9と同じである。80+80MHz PPDUのためのEHT-STFのうち、上位80MHzのためのシーケンスは、以下の数式に基づいて構成される。
[数式11]
EHT-STF(-504:8:504)={-M,1,-M,1,M,1,-M,0,-M,1、M,1,-M,1,-M}*(1+j)/sqrt(2)
EHT-STF(-504)=0,
EHT-STF(504)=0
EHT-LTFは、第1、第2、第3タイプタイプ(すなわち、1x、2x、4xLTF)を持つことができる。例えば、第1/第2/第3タイプLTFは、4/2/1個のサブキャリアインターバルにnon-zero coefficientが配置されるLTFシーケンスに基づいて生成される。第1/第2/第3タイプLTFは、3.2/6.4/12.8μsの時間の長さを持つことができる。また、第1/第2/第3タイプLTFには、様々な長さのGI(例えば、0.8/1/6/3.2μs)が適用される。
STFおよび/またはLTFのタイプに関する情報(LTFに適用されるGIに関する情報も含まれる)は、図18のSIG Aフィールドおよび/またはSIG Bフィールドなどに含まれる。
図18のPPDU(すなわち、EHT-PPDU)は、図5および図6の一例に基づいて構成される。
例えば、20MHz帯域上において送信されるEHT PPDU、すなわち20MHz EHT PPDUは、図5のRUに基づいて構成される。すなわち、EHT PPDUに含まれるEHT-STF、EHT-LTF、データフィールドのRUの位置(location)は、図5のように決定される。
40MHz帯域上において送信されるEHT PPDU、すなわち40MHz EHT PPDUは、図6のRUに基づいて構成される。すなわち、EHT PPDUに含まれるEHT-STF、EHT-LTF、データフィールドのRUの位置(location)は、図6のように決定される。
図6のRU位置は、40MHzに対応するため、図6のパターンを2回繰り返せば80MHzのためのトーンプラン(tone-plan)が決定される。すなわち、80MHz EHT PPDUは、図7のRUではない図6のRUが2回繰り返される新しいトーンプランに基づいて送信される。
図6のパターンが2回繰り返される場合、DC領域には、23個のトーン(すなわち、11ガードトーン+12ガードトーン)が構成される。すなわち、OFDMAに基づいて割り当てられる80MHz EHT PPDUのためのトーンプランは、23個のDCトーンを持つことができる。その一方、Non-OFDMAに基づいて割り当てられる80MHz EHT PPDU(すなわち、non-OFDMA full Bandwidth 80MHz PPDU)は、996RUに基づいて構成され5個のDCトーン、12個の左側ガードトーン、11個の右側ガードトーンを含むことができる。
160/240/320MHzのためのトーンプランは、図6のパターンを何度も繰り返す形で構成される。
図18のPPDUは、以下の方法に基づいてEHT PPDUとして識別される。
受信STAは、次の事項に基づいて受信PPDUのタイプをEHT PPDUとして判断することができる。例えば、1)受信PPDUのL-LTF信号以後の1番目のシンボルがBPSKであり、2)受信PPDUのL-SIGが繰り返されるRL-SIGがdetectされ、3)受信PPDUのL-SIGのLengthフィールドの値に対して「modulo3」を適用した結果が「0」としてdetectされる場合、受信PPDUは、EHT PPDUとして判断される。受信PPDUがEHT PPDUに判断される場合、受信STAは、図18のRL-SIG以後のシンボルに含まれるビット情報に基づいてEHT PPDUのタイプ(例えば、SU/MU/Trigger-Based/Extended Rangeタイプ)をdetectすることができる。また、受信STAは、1)BSPKであるL-LTF信号以後の1番目のシンボル、2)L-SIGフィールドへ連続しL-SIGと同じRL-SIG、および3)「modulo3」を適用した結果が「0」に設定されるLengthフィールドを含むL-SIGに基づいて、受信PPDUをEHT PPDUとしてに判断することができる。
例えば、受信STAは、次の事項に基づいて受信PPDUのタイプをHE PPDUとして判断することができる。例えば、1)L-LTF信号以後の1番目のシンボルがBPSKであり、2)L-SIGが繰り返されるRL-SIGがdetectされ、3)L-SIGのLength値に対して「modulo3」を適用した結果が「1」または「2」としてdetectされる場合、受信PPDUは、HE PPDUとして判断される。
例えば、受信STAは、次の事項に基づいて、受信PPDUのタイプをnon-HT、HTおよびVHT PPDUとして判断することができる。例えば、1)L-LTF信号以後の1番目のシンボルがBPSKであり、2)L-SIGが繰り返されるRL-SIGがdetectされない場合、受信PPDUは、non-HT、HTおよびVHT PPDUとして判断される。また、受信STAがRL-SIGの繰り返しをdetectしたとしてもL-SIGのLength値に対して「modulo3」を適用した結果が「0」としてdetectされる場合には、受信PPDUがnon-HT、HTおよびVHT PPDUとして判断される。
以下の一例において(送信/受信/アップ/ダウン)信号、(送信/受信/アップ/ダウン)フレーム、(送信/受信/アップ/ダウン)パケット、(送信/受信/アップ/ダウン)データユニット、(送信/受信/アップ/ダウン)データなどと表示される信号は、図18のPPDUに基づいて送受信される信号である。図18のPPDUは、様々なタイプのフレームを送受信するために用いられる。例えば、図18のPPDUは、制御フレーム(control frame)のために用いられる。制御フレームの一例は、RTS(Request To Send)、CTS(Clear To Send)、PS-Poll(Power Save-Poll)、Block ACK Req、Block ACK、NDP(Null Data Packet) announcement、Trigger frameを含むことができる。例えば、図18のPPDUは、管理フレーム(management frame)のために用いられる。management frameの一例は、Beacon frame、(Re-)Association request frame、(Re-)Association response frame、Probe request frame、Probe response frameを含むことができる。例えば、図18のPPDUは、データフレームのために用いられる。例えば、図18のPPDUは、制御フレーム、管理フレーム、およびデータフレームのうち、少なくとも二つ以上を同時に送信するために使用される場合がある。
図19は、本明細書の送信装置および/または受信装置の変形例を示す。
図1(a)/(b)の各装置/STAは、図19のように変形される。図19のトランシーバ(630)は、図1のトランシーバ(113、123)と同じである。図19のトランシーバ(630)は、受信器(receiver)および送信器(transmitter)を含むことができる。
図19のプロセッサ(610)は、図1のプロセッサ(111、121)と同じである。あるいは、図19のプロセッサ(610)は、図1のプロセッサチップ(114、124)と同じである。
図19のメモリ(150)は、図1のメモリ(112、122)と同じである。あるいは、図19のメモリ(150)は、図1のメモリ(112、122)とは異なる別の外部メモリである。
図19を参照すると、電力管理モジュール(611)は、プロセッサ(610)および/またはトランシーバ(630)に対する電力を管理する。バッテリ(612)は、電力管理モジュール(611)に電力を供給する。ディスプレイ(613)は、プロセッサ(610)によって処理された結果を出力する。キーパット(614)は、プロセッサ(610)によって使用される入力を受信する。キーパット(614)は、ディスプレイ(613)上に表示されることができる。SIMカード(615)は、携帯電話およびコンピュータのような携帯電話装置において加入者を識別し認証するのに用いられるIMSI(International Mobile Subscriber Identity)およびそれに関連するキーを安全に記憶するために用いられる集積回路である。
図19を参照すると、スピーカ(640)は、プロセッサ(610)によって処理された音に関連する結果を出力することができる。マイク(641)は、プロセッサ(610)によって使用される音に関連する入力を受信することができる。
1.802.11ax無線LANシステムのトーンプラン(tone plan)
本明細書においてtone planは、Resource Unit(RU)のサイズおよび/またはRUの位置(location)を決定するルールに関連する。以下では、IEEE802.11ax規格に係るPPDU、すなわちHE PPDUに適用されるtone planを説明する。また、以下では、HE PPDUに適用されるRUサイズ、RUの位置を説明し、HE PPDUに適用されるRUに関連する制御情報を説明する。
本明細書において、RUに関連する制御情報(またはtone planに関連する制御情報)は、RUのサイズ、位置、特定のRUに割り当てられるUser STAの情報、RUが含まれるPPDUのための周波数帯域幅および/または特定のRUに適用される変調技術に関する制御情報を含むことができる。RUに関連する制御情報は、SIGフィールドに含まれる。例えば、IEEE802.11ax規格では、HE-SIG-Bフィールド内にRUに関連する制御情報が含まれる。すなわち、送信STAは、送信PPDUを生成する過程において、PPDU内に含まれるRUに関する制御情報をHE-SIG-Bフィールド内に含めることができる。また、受信STAは、受信PPDU内に含まれるHE-SIG-Bを受信し、HE-SIG-B内に含まれる制御情報を獲得し、該当受信STAに割り当てられたRUが存在するかを判断し、HE-SIG-Bに基づいて割り当てられたRUをデコードすることができる。
IEEE802.11ax規格では、HE-STF、HE-LTFおよびDataフィールドがRU単位で構成された。すなわち、第1受信STAのための第1RUが設定される場合、上記第1受信STAのためのSTF/LTF/Dataフィールドは、上記第1RUを介して送受信される。
IEEE802.11ax規格では、一つの受信STAのためのPPDU(すなわち、SU PPDU)と複数の受信STAのためのPPDU(すなわち、MU PPDU)とが別途定義され、それぞれのためのtone planが別途定義された。具体的な内容は、以下で説明する。
11axにおいて定義されるRUは、複数のサブキャリアを含むことができる。例えばRUがN個のサブキャリアを含む場合、N-tone RUまたはNRUと表示できる。特定のRUの位置は、サブキャリアインデクスで表示されることができる。サブキャリアインデクスは、Subcarrier frequency spacing単位で定義される。11ax規格においてSubcarrier frequency spacingは、312.5kHzまたは78.125kHzであり、RUのためのSubcarrier frequency spacingは、78.125kHzである。すなわち、RUのためのサブキャリアインデクス+1は、DCtoneより78.125kHz増加された位置を意味し、RUのためのサブキャリアインデクス-1は、DCtoneより78.125kHz減少された位置を意味する。例えば、特定のRUの位置が[-121:-96]と表示される場合、該当RUは、サブキャリアインデクス-121からサブキャリアインデクス-96までの領域に位置し、結果的に該当RUは、26個のサブキャリアを含むことができる。
N-tone RUは、既に設定されたパイロットトーンを含むことができる。
2.ヌルサブキャリア(Null subcarrier)およびパイロットサブキャリア(pilot subcarrier)
802.11axシステムにおけるサブキャリアおよびリソース割り当てについて説明する。
OFDMシンボルはサブキャリアで構成されるが、サブキャリアの個数は、PPDUの帯域幅として機能することができる。無線LAN802.11システムでは、データ送信のために用いられるデータサブキャリアと、位相情報(phase information)およびパラメータトラッキング(parameter tracking)のために用いられるパイロットサブキャリアと、データ送信およびパイロット送信のために使用されない未使用(unused)サブキャリアと、が定義される。
OFDMA送信を使用するHE MU PPDUは、26トーンRU、52トーンRU、106トーンRU、242トーンRU、484トーンRUおよび996トーンRUを混合して送信される。
ここで、26トーンRUは、24個のデータサブキャリアおよび2個のパイロットサブキャリアで構成される。52トーンRUは、48個のデータサブキャリアおよび4個のパイロットサブキャリアで構成される。106トーンRUは、102個のデータサブキャリアおよび4個のパイロットサブキャリアで構成される。242トーンRUは、234個のデータサブキャリアおよび8個のパイロットサブキャリアで構成される。484トーンRUは、468個のデータサブキャリアおよび16個のパイロットサブキャリアで構成される。996トーンRUは、980個のデータサブキャリアおよび16個のパイロットサブキャリアで構成される。
1)ヌルサブキャリア
図5から図7で示されているように、26-トーンRU、52-トーンRUおよび106-トーンRUの位置間にヌルサブキャリアがある。ヌルサブキャリアは、送信中心周波数漏洩(transmit center frequency leakage)、受信器DCオフセット(receiver DC offset)および隣接するRUからの干渉から保護するために、DCまたはエッジ(edge)トーン周辺に位置する。ヌルサブキャリアは、0のエネルギを持つ。ヌルサブキャリアのインデクスは、次のように列挙される。
Figure 2023505097000009
80+80MHz HE PPDUの各80MHz周波数セグメント(segment)に対するヌルサブキャリア位置は、80MHz HE PPDUの位置に従う必要がある。
2)パイロットサブキャリア
パイロットサブキャリアがHE SU PPDU、HE MU PPDU、HE ER SU PPDUまたはHE TB PPDUのHE-LTFフィールドに存在すれば、HE-LTFフィールドおよびデータフィールド内パイロットシーケンスの位置は、4x HE-LTFの位置と同じである。1x HE-LTFにおいて、HE-LTF内パイロットシーケンスの位置は、4倍に乗算されたデータフィールドに対するパイロットサブキャリアで構成される。パイロットサブキャリアが2x HE-LTF内に存在する場合、パイロットサブキャリアの位置は、4xデータシンボル内パイロットの位置と同じである必要がある。全てのパイロットサブキャリアは、以下のように列挙された偶数のインデクスに位置する。
Figure 2023505097000010
Figure 2023505097000011
160MHzまたは80+80MHzにおいてパイロットサブキャリアの位置は、両側の80MHzに対する同じ80MHz位置を用いる必要がある。
3.HE送信手順(HE transmit procedure)および位相回転(Phase rotation)
802.11ax無線LANシステムにおいて、PHY(Physical)における送信手順には、HE SU(Single User)PPDUのための送信手順、HE ER(Extended Range)SU PPDUのための送信手順、HE MU(Multi User)PPDUのための送信手順およびHE TB(trigger-Based)PPDUのための送信手順が存在する。PHY-TXSTART.request(TXVECTOR)のFORMATフィールドは、HE_SU、HE_MU、HE_ER_SUまたはHE_TBと同じである。上記送信手順は、DCM(Dual Carrier Modulation)のような選択的な特徴(optional feature)の動作を説明しているものではない。上記様々な送信手順のうち、図21は、HE SU PPDUのためのPHY送信手順のみを示した。
図20は、HE SU PPDUのためのPHY送信手順の一例を示す。
データを送信するために、MACでは、PHYエンティティ(entity)が送信状態に進入することを引き起こすPHY-TXSTART.requestprimitiveを生成する。また、PHYは、PLMEを介したstation managementを介して適切な周波数において動作するように設定される。HE-MCS、コーディングタイプ(類型)および送信電力のなどの他の送信パラメータは、PHY-TXSTART.request(TXVECTOR)primitiveを用いてPHY-SAPを介して設定される。トリガフレームを伝えるPPDUを送信した以後、MACサブレイヤ(層)(sublayer)は、PHYエンティティに期待されたHE TB PPDU応答を復調するために必要な情報を提供するTRIGVECTOR parameterとともにPHY-TRIGGER.requestを発行することができる。
PHYは、PHY-CCA.indicationを介してプライマリチャネルおよび他のチャネルの状態を指示する。PPDUの送信は、PHY-TXSTART.request(TXVECTOR)primitiveを受信した以後、PHYによって開始する必要がある。
PHYプリアンブル送信が開始した以後、PHYエンティティは、データスクランブル(scrambling)およびデータエンコードを即時開始する。データフィールドに対するエンコード方法は、TXVECTORのFEC_CODING、CH_BANDWIDTH、NUM_STS、STBC、MCSおよびNUM_USERSパラメータに基づく。
SERVICEフィールドおよびPSDUは、後述する送信装置ブロック図(transmitter block diagram)においてエンコードされる。データは、MACによって発行されたPHY-DATA.request(DATA)primitiveとPHYによって発行されたPHY-DATA.confirm primitivesとのシリーズを介して、MACとPHYとの間で交換される必要がある。PHYパディング(padding)ビットは、コーディングされたPSDUのビットの数をOFDMシンボルごとにコーディングされたビットの個数の整数倍数にするためにPSDUに付加する(appended)。
送信は、PHY-TXEND.request primitiveを介してMACによって早く終了される。PSDU送信は、PHY-TXEND.request primitiveを受信することで終了される。各PHY-TXEND.request primitiveは、PHYからPHY-TXEND.confirm primitiveとともに受けたことを知らせることができる。
パケット延長(packet extension)および/または信号延長(signal extension)は、PPDUにおいて存在することができる。PHY-TXEND.confirm primitiveは、最近のPPDUの実際の終了時間、パケット延長の終了時間および信号延長の終了時間において生成される。
PHYにおいて、TXVECTORのGI_TYPEパラメータでGI durationとともに指示されるGI(Guard Interval)は、遅延スプレッド(delay spread)に対する対策として全てのデータOFDMシンボルに挿入される。
PPDU送信が完了されれば、PHYエンティティは、受信状態に進入することになる。
図21は、HE PPDUの各フィールドを生成する送信装置ブロック図の一例を示す。
HE PPDUの各フィールドの生成のために次のようなブロック図が用いられる。
a)pre-FECPHY padding
b)Scrambler
c)FEC(BCCorLDPC)encoders
d)post-FECPHY padding
e)Streamparser
f)Segment parser(連続(contiguous)の160MHzおよび(and)不連続(non-contiguous)の80+80MHz送信のため)
g)BCC interleaver
h)Constellation mapper
i)DCM tone mapper
j)Pilot insertion
k)Replication over multiple 20MHz(BW>20MHzに対して)
l)Multiplication by 1st column of PHE-LTF
m)LDPC tone mapper
n)Segment deparser
o)Space time block code(STBC)encoder for one Spatial Stream
p)Cyclic shift diversity(CSD)per STS insertion
q)Spatial mapper
r)Frequency mapping
s)Inverse discrete Fourier transform(IDFT)
f)Cyclic shift diversity(CSD)per chain insertion
u)Guard interval(GI)insertion
v)Windowing
図21は、LDPCエンコードが適用され160MHz帯域において送信されるHE SU(Single User)PPDUのデータフィールドを生成するために用いられる送信装置ブロック図を示す。送信装置ブロック図が80+80MHz帯域において送信されるHE SU PPDUのデータフィールドを生成するために使用されれば、上記図21におけるようにSegment deparserを行わない。すなわち、Segment parserに80MHz帯域と他の80MHz帯域とが分かれている状態において、80MHz帯域ごとに送信装置のブロック図が用いられる。
図21を参照すると、データフィールド(またはデータビット列)は、LDPCエンコーダにエンコードされる。上記LDPCエンコーダに入力されるデータビット列は、スクランブラによってスクランブルされた状態である。
上記LDPCエンコーダによってエンコードされたデータビット列は、ストリームパーサ(stream parser)によって複数の空間ストリームに分けられる。このとき、各空間のストリームに分けられたエンコードされたデータビット列を空間ブロック(spatial block)と称することができる。空間ブロックの個数は、PPDUが送信するのに用いられる空間ストリームの個数によって決定され、空間ストリームの個数と同様に設定される。
それぞれの空間ブロックは、セグメントパーサ(segment parser)によって少なくとも一つのデータフラグメントに分けられる。図22のようにデータフィールドが160MHz帯域において送信される場合、上記160MHz帯域は、2個の80MHz帯域に分けられ、それぞれの80MHz帯域に対して第1データフラグメントおよび第2データフラグメントに分けられる。以後、第1および第2データフラグメントは、80MHz帯域に対してそれぞれコンスタレーションマッピング(constellation mapping)され、LDPCマッピングになる。
HE MU送信において、CSD(Cyclic Shift Diversity)は、該当ユーザに対する空間-時間ストリーム開始インデクスに対する知識で実行されるということを除いて、PPDUエンコードプロセッサは、空間マッピングブロックの入力までユーザごとにRU(Resource Unit)において独立して実行される。RUの全てのユーザデータは、空間マッピングブロックの送信チェーンに結合されマッピングされる。
802.11axにおいて、位相回転は、レガシプリアンブル(Legacy-preamble)からHE-STF直前までのフィールドに適用され、20MHz単位で位相回転値が定義される。すなわち、802.11axにおいて定義するHE PPDUのフィールドのうち、L-STF、L-LTF、L-SIG、RL-SIG、HE-SIG-AおよびHE-SIG-Bに対して位相回転が適用される。
HE PPDUのL-STFは、次のように構成される。
Figure 2023505097000012
Figure 2023505097000013
HE PPDUのL-LTFは、次のように構成される。
Figure 2023505097000014
HE PPDUのL-SIGは、次のように構成される。
Figure 2023505097000015
Figure 2023505097000016
HE PPDUのRL-SIGは、次のように構成される。
Figure 2023505097000017
Figure 2023505097000018
4.本明細書に適用可能な実施例
無線LAN802.11システムでは、peak throughputの増加のために既存の11axより広い帯域を使用するか、またはさらに多くのアンテナを用いて増加されたstreamの送信を考慮している。また、本明細書は、多数のlinkをaggregationするか複数のRUをaggregationして一つのSTAに割り当てて送信する方法も考慮している。
本明細書は、複数のRU(Resource Unit)を一つのSTAに割り当てて送信する方法を考慮しており、この場合、様々なbandwidthにおいてRUをaggregationする方法を提案する。特にsizeが小さいRUをaggregationする方法に焦点を当てて提案する。
既存の802.11axでは、OFDMA送信が導入され、一つのSTAに一つのRUのみ割り当てて送信する方法が考慮された。この場合、一部のRUは、送信に使用できない場合があり、スペクトルロスが発生し、また、固定されたRUを使用しているため効率性(efficiency)の面で欠点を持っている。それによって効率性の向上および効率的なスペクトル使用のために複数のRUを一つのSTAに割り当てて送信する方法が11beにおいて考慮されている。本明細書では、これに関連してRU aggregationのためのいくつかの原則および様々な組み合わせについて提案する。
802.11axにおいて提案された様々なサイズのRUは、次の通りである。
26/52/106/242/484/996/2x996RU
本明細書では、242RU未満のtoneをsmall-RUだと仮定し、それ以上のRUをlarge-RUだと仮定する。また、効率性の面においてsmall-RUとlarge-RUとの組み合わせは大きな利得がないため、RU aggregationのとき、small-RU間の組み合わせとlarge-RU間の組み合わせとのみを考慮することができ、本明細書では、small-RUの組み合わせを提案する。
4.1.原則
A.様々な組み合わせによるスケジューリング(scheduling)およびハードウェア複雑度(hardware complexity)が増加することを防ぐために2個のRUのみaggregationされることを考慮する。しかしながら、これに対する例外が存在し、これは、4.2.組み合わせにおいてさらに提案する。
B.RU aggregationのとき、隣接するRUとの組み合わせのみ考慮するが、その理由は、隣接しないRUの組み合わせは、complexity増加のみならず周波数ダイバーシチ(frequency diversity)面において利得が比較的少ないためである。既にインターリーバ(interleaver)やトーンマッパ(tone mapper)またはMIMO(Multi-Input Multi-Output)などによって十分ダイバーシチ利得(diversity gain)を得ることができる。
C.同じサイズのRU組み合わせは、その次のサイズのRUに拡張できるため、それは考慮しない。しかしながら、これに対する例外が存在し、これは、4.2.組み合わせにおいてさらに提案する。
D.RU組み合わせのとき、20MHz内のRUに対してのみ組み合わせるが、その理由は、複雑度増加のみならず既存の11axのSIG-B設計を考慮すれば受信端(receiver)のデコード(decoding)において利得があるためである。しかしながら、これに対する例外を考慮することができ、それは、4.2.組み合わせにおいてさらに提案する。
4.2.組み合わせ
図22は、20MHzパンクチャリングが実行された80MHzトーンプランの一例を示す。
図22を参照して、様々なRU aggregationの組み合わせについて説明する。図22に関する説明は80MHzベースを基準にするが、160/80+80/240/160+80/320/160+160MHzでは図22の80MHz tone planが繰り返し使用されるため、これをそのまま各80MHz単位ごとにそのまま拡張して適用することができる。
図22は、最も低い周波数の20MHzがprimary 20MHz(P20)であり、その次に低いfrequencyの20MHzがsecondary 20MHz(S20)、最も高いfrequencyの40MHzはsecondary 40MHz(S40)である。図22は、S20がパンクチャリング(puncturing)された状況を示したもので、この場合、242-1、106-2、52-4、26-9、26-19と表示されたRUは、干渉(interference)を軽減させるために使用されない場合がある。ここで、242-1は、242-tone RUのうちの1番と表示されたRUを意味する。図22のトーンプランに基づいて、以下のようにRU組み合わせを提案する。
上記の4.1.原則を考慮した場合、以下のような様々なRU組み合わせを考慮することができる。S20がpuncturingされない状況を考慮し、下記は、P20におけるRU組み合わせである。
(26-2、52-2)、(52-1、26-3)、(52-2、26-5)、(106-1、26-5)、(26-5、52-3)、(26-5、106-2)、(26-7、52-4)、(52-3、26-8)
下記は、S20におけるRU組み合わせである。
(26-11、52-6)、(52-5、26-12)、(52-6、26-14)、(106-3、26-14)、(26-14、52-7)、(26-14、106-4)、(26-16、52-8)、(52-7、26-17)
下記は、S40のlower 20MHzにおけるRU組み合わせである。
(26-21、52-10)、(52-9、26-22)、(52-10、26-24)、(106-5、26-24)、(26-24、52-11)、(26-24、106-6)、(26-26、52-12)、(52-11、26-27)
下記は、S40のhigher 20MHzにおけるRU組み合わせである。
(26-30、52-14)、(52-13、26-31)、(52-14、26-33)、(106-7、26-33)、(26-33、52-15)、(26-33、106-8)、(26-35、52-16)、(52-15、26-36)
上記の4.1.原則Aにおける例外は、次の通りである。図22のようにS20がpreamble puncturingされた場合、P20は一部のRUのみ使用することができ、この場合、P20に一つのRUのみ割り当てると以下のようなRU組み合わせをさらに考慮することができる。
(106-1、26-5、52-3、26-8)
P20が上記の図においてS20の位置であり、S20が上記の図においてP20の位置だと仮定すれば、このような状況においてS20がpreamble puncturingされている場合、P20では、以下のようなRU組み合わせをさらに考慮することができる。
(26-11、52-6、26-14、106-4)
最も高いfrequencyの20MHzがpreamble puncturingされていれば、2番目に高いfrequencyの20MHzでは、以下のようなRU組み合わせをさらに考慮することができる。
(106-5、26-24、52-11、26-27)
2番目に高いfrequencyの20MHzがpreamble puncturingされていれば、最も高いfrequencyの20MHzでは以下のようなRU組み合わせをさらに考慮することができる。
(26-30、52-14、26-33、106-8)
上記の4.1.原則Cにおける例外は、次の通りである。同じサイズの26-tone RU間の組み合わせを考慮し、これは、2個の組み合わせが52-tone RUに拡張されない場合に限られ、これに係るRU組み合わせは、以下の通りである。
(26-2、26-3)、(26-4、26-5)、(26-5、26-6)、(26-7、26-8)
(26-11、26-12)、(26-13、26-14)、(26-14、26-15)、(26-16、26-17)
(26-21、26-22)、(26-23、26-24)、(26-24、26-25)、(26-26、26-27)
(26-30、26-31)、(26-32、26-33)、(26-33、26-34)、(26-35、26-36)
上記の4.1.原則Dにおける例外は、次の通りである。P20とS20との境界にあるRUの組み合わせを考慮することができ、該当RU組み合わせは、以下の通りである。
(26-9、26-10)、(26-9、52-5)、(26-9、106-3)、(52-4、26-10)、(52-4、52-5)、(52-4、106-3)、(106-2、26-10)、(106-2、52-5)、(106-2、106-3)
2番目に高いfrequencyの20MHzと最も高いfrequencyの20MHzとの境界にあるRU組み合わせを考慮することができ、該当RU組み合わせは以下の通りである。
(26-28、26-29)、(26-28、52-13)、(26-28、106-7)、(52-12、26-29)、(52-12、52-13)、(52-12、106-7)、(106-6、26-29)、(106-6、52-13)、(106-6、106-7)
S20と2番目に高いfrequencyの20MHzとの境界にあるRU間の組み合わせを考慮すれば、該当RU組み合わせは次の通りである。
(26-18、26-19)、(52-8、26-19)、(106-4、26-19)、(26-19、26-20)、(26-19、52-9)、(26-19、106-5)
4.3.シグナリング(Signaling)方法
図23は、EHT PPDUフォーマットの一例を示す。
図24は、U-SIGフォーマットの一例を示す。
上述したRUアグリゲーション(aggregation)に関するインジケータは、図23のEHT PPDUのEHT-SIGまたは図24のU-SIG内で伝送される。
図24のVersion independent fieldは、802.11beおよび802.11be以後のWi-Fi versionを指示する3bitのバージョン識別子(version identifier)と、1bitDL/UL fieldと、BSS colorと、TXOP durationと、などが含まれ、図24のversion dependent fieldには、PPDU type、Bandwidthなどの情報が含まれる。
U-SIGは、二つのシンボルがjointly encodingされ、各20MHzごとに52個のdata toneおよび4個のpilot toneで構成される。また、U-SIGは、HE-SIG-Aと同じ方法で変調される。すなわち、U-SIGは、BPSK1/2code rateで変調される。
EHT-SIGは、Common fieldとuser specific fieldとに分けられ、variable MCSにエンコード(encoding)される。Common fieldでは用いられるRUの情報を指示することができ、user specific fieldでは特定のuserまたはSTAに割り当てられるMultiple RUの情報を指示することができる。
図25は、本実施例に係る送信装置の動作を示した手順フロー図である。
図25の一例は、送信装置(APおよび/またはnon-AP STA)において実行される。例えば、図25の一例は、EHT SU PPDU、EHT ER SU PPDU、EHT MU PPDUを送信するAPによって実行される。図25の一例は、EHT SU PPDU、EHT ER SU PPDU、EHT MU PPDUを送信するnon-APによって実行される。
図25の一例の各step(または後述する詳細なsub-step)のうちの一部は、省略されるか変更される。
S2510ステップにおいて、送信装置(すなわち、送信STA)は、BW(BandWidth)およびRU allocationを構成し、上述した明細書の4.2段落のMultiple RU aggregation組み合わせによって特定のuserまたはSTAに複数のRUを割り当てることができる。また、送信装置は、Channel Access動作を実行することができる。
S2520ステップにおいて、送信STAは、PPDUを構成することができる。例えば、PPDUは、EHT SU PPDU、EHT ER SU PPDU、EHT MU PPDUである。図18のようにPPDUは、EHT-SIGを含むことができる。
送信STAは、S2510ステップを介して決定したBW、RU allocation、Multiple RU aggregationに基づいてS2520ステップを実行することができる。
すなわち、上述したように、EHT-SIGのcommon field内には特定の(RU allocation)n-Bit(例えば、8ビット)情報が含まれ、また、user specific field内にはMultiple RU aggregationに関する情報が含まれることができる。
S2530ステップにおいて、送信装置は、S2520ステップを介して構成されたPPDUをS2530ステップに基づいて受信装置に送信することができる。
S2530ステップを実行する間、送信装置は、CSD、Spatial Mapping、IDFT/IFFT動作、GI挿入(insert)などの動作のうちの少なくとも一つを実行する。
本明細書によって構成された信号/フィールド/シーケンスは、図18の形として送信される。
例えば、上述したEHT-SIGは、複数のOFDMシンボルに基づいて送信される。例えば、一つのOFDMシンボルは、26ビット情報を含むことができる。26ビット情報は、上述した4ビットのBW情報を含むことができる。26ビット情報の代わりに任意のmビット情報が使用される場合がある。
26ビット情報に対しては1/2符号化率のBCC符号化が適用される。BCC符号化ビット(すなわち、52ビット)に対してはインターリーバによるインタービリングが適用される。インターリービングされた52ビットに対してはConstellation mapperによるコンスタレーションマッピングが実行される。具体的には、BPSKモジュールが適用され52個のBPSKシンボルが生成される。52個のBSPKシンボルは、DCトーン、パイロットトーン(-21、-7、+7、+21)を除いた残りの周波数領域(-28から+28)にマッチングされる。以後、Phase rotation、CSD、Spatial Mapping、IDFT/IFFT動作などを介して受信STAに送信される。
上述したPPDUは、図1の装置に基づいて送信される。
図1の一例は、送信装置(APおよび/またはnon-AP STA)の一例に関連する。
図1に示されるように、送信装置は、メモリ(112)、プロセッサ(111)、およびトランシーバ(113)を含むことができる。
上記メモリ(112)は、本明細書に記載された多数のBW/Tone-Plan/RUに関する情報を記憶することができる。
上記プロセッサ(111)は、上記メモリ(112)に記憶された情報に基づいて様々なRUを生成し、PPDUを構成することができる。プロセッサ(111)によって生成されたPPDUの一例は、図1と同じである。
上記プロセッサ(111)は、図25に示された動作の全部/一部を実行することができる。
示されたトランシーバ(113)は、アンテナを含み、アナログ信号処理を実行することができる。具体的には、上記プロセッサ(111)は、上記トランシーバ(113)を制御し、上記プロセッサ(111)によって生成されたPPDUを送信することができる。
あるいは、上記プロセッサ(111)は、送信PPDUを生成しメモリ(112)に送信PPDUに関する情報を記憶させる。
図26は、本実施例に係る受信装置の動作を示した手順フロー図である。
図26の一例は、受信装置(APおよび/またはnon-AP STA)において実行される。
図26の一例は、受信STAまたは受信装置(APおよび/またはnon-AP STA)において実行される。例えば、図26の一例は、EHT SU PPDU、EHT ER SU PPDU、EHT MU PPDUを受信するnon-APによって実行される。図26の一例は、EHT SU PPDU、EHT ER SU PPDUを送信するAPによって実行される。
図26の一例の各step(または、後述する詳細なsub-step)のうちの一部は省略される。
S2610ステップにおいて、受信装置(受信STA)は、S2610ステップを介してPPDUの全部または一部を受信することができる。受信された信号は、図18の形態である。
S2610ステップのsub-stepは、図25のS2530ステップに基づいて決定される。すなわち、S2610ステップは、S2530ステップにおいて適用された、CSD、Spatial Mapping、IDFT/IFFT動作、GI挿入(insert)動作の結果を復元する動作を実行することができる。
S2620ステップにおいて、受信STAは、U-SIGまたはEHT-SIGに含まれる情報をデコードして、EHT PPDUのBW、RU allocation、Multiple RU aggregationに関する情報を獲得(obtain)することができる。
これを介して受信STAは、受信したPPDUの他のフィールド/シンボルに対するデコードを完了することができる。
結果的に受信STAは、S2620ステップを介してPPDU内に含まれるデータフィールドをデコードすることができる。以後、受信STAは、データフィールドからデコードされたデータを上位層(例えば、MAC層)に伝える処理動作を実行することができる。また、上位層に伝送されたデータに対応して上位層からPHY層に信号の生成が指示される場合、後続動作を実行することができる。
上述したPPDUは、図1の装置に基づいて受信される。
図1に示されるように、受信装置は、メモリ(1220)、プロセッサ(121)、およびトランシーバ(123)を含むことができる。
トランシーバ(123)は、プロセッサ(121)の制御に基づいてPPDUを受信することができる。例えば、トランシーバ(123)は、多数の詳細ユニット(示していない)を含むことができる。例えば、トランシーバ(123)は、少なくとも一つの受信アンテナを含み、該当受信アンテナのためのフィルタを含むことができる。
トランシーバ(123)を介して受信されたPPDUは、メモリ(122)に記憶される。プロセッサ(121)は、メモリ(122)を介して受信PPDUに対するデコードを処理することができる。プロセッサ(121)は、PPDUに含まれるBW/Tone-Plan/RUに関する制御情報(例えば、EHT-SIG)を獲得し、獲得した制御情報をメモリ(122)に記憶することができる。
プロセッサ(121)は、受信したPPDUに対するデコードを実行することができる。具体的には、PPDUに適用されたCSD、Spatial Mapping、IDFT/IFFT動作、GI挿入(insert)の結果を復元する動作を実行することができる。CSD、Spatial Mapping、IDFT/IFFT動作、GI挿入(insert)の結果を復元する動作は、プロセッサ(121)内に個別にとして実装される多数の処理ユニット(示していない)を介して実行される。
また、プロセッサ(121)は、トランシーバ(123)を介して受信したPPDUのデータフィールドをデコードすることができる。
また、プロセッサ(121)は、デコードされたデータを処理(process)することができる。例えば、プロセッサ(121)は、デコードされたデータフィールドに関する情報を上位層(例えば、MAC層)に伝える処理動作を実行することができる。また、上位層に伝送されたデータに対応して上位層からPHY層に信号の生成が指示される場合、後続動作を実行することができる。
以下では、図1から図26を参照し、上述した実施例を説明する。
図27は、本実施例に係る送信STAがPPDUを送信する手順を示したフロー図である。
図27の一例は、次世代無線LANシステム(IEEE802.11beまたはEHT無線LANシステム)がサポートされるネットワーク環境において実行される。上記次世代無線LANシステムは、802.11axシステムを改善した無線LANシステムとして802.11axシステムと下位互換性(backward compatibility)を満たすことができる。
図27の一例は、送信STAにおいて実行され、上記送信STAは、AP(Access Point)に対応することができる。図27の受信STAは、EHT(Extremely High Throughput)無線LANシステムをサポートするSTAに対応することができる。
本実施例は、small-RU間の組み合わせで構成されたマルチRUに基づいてPPDUを送受信する方法および装置を提案する。このとき、small-RUは、242未満のトーンを持つリソースユニットを意味する。特に、本実施例は、上記PPDUを送信する帯域の各20MHzサブチャネルにおいて26RUと52RUとがアグリゲーションされたマルチRUを提案する。
S2710ステップにおいて、送信STA(STAtion)は、PPDU(Physical Protocol Data Unit)を生成する。
S2720ステップにおいて、上記送信STAは、上記PPDUを広帯域を介して受信STAへ送信する。
上記PPDUは、制御フィールドおよびデータフィールドを含む。
上記第1帯域が第1から第4の20MHzサブチャネルを含む80MHz帯域である場合、上記第1の20MHzサブチャネルは、第1の26RU(Resource Unit)と第1の52RUとがアグリゲートされた第1マルチ(multiple)RUを含む。上記第1の26RUは、上記第1の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUである。上記第1の52RUは、上記第1の26RUより周波数が低く上記第1の26RUに隣接するRUである。
本実施例は、上記第1帯域を4個の20MHzサブチャネルに分けることができる。一例として、上記第1から第4の20MHzサブチャネルは、周波数が低いサブチャネルから高いサブチャネルの順に配置される。例えば、上記第1の20MHzサブチャネルは、最も低い周波数を持つ20MHzサブチャネル(または、プライマリ20MHzチャネル)であり、上記第2の20MHzサブチャネルは、周波数が2番目に低い20MHzサブチャネル(または、セカンダリ20MHzチャネル)であり、上記第3の20MHzサブチャネルは、周波数が3番目に低い20MHzサブチャネル(または、セカンダリ40MHzチャネルのうち、lower 20MHzチャネル)であり、上記第4の20MHzサブチャネルは、周波数が最も高い20MHzサブチャネル(または、セカンダリ40MHzチャネルのうち、higher 20MHzチャネル)である。また、上記第1帯域では、20MHz単位のパンクチャリングが実行される場合がある。
上記第2の20MHzサブチャネルは、第2の26RUと第2の52RUとがアグリゲートされた第2マルチRUを含むことができる。上記第2の26RUは、上記第2の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUである。上記第2の52RUは、上記第2の26RUより周波数が低く上記第2の26RUに隣接するRUである。
上記第3の20MHzサブチャネルは、第3の26RUと第3の52RUとがアグリゲートされた第3マルチRUを含むことができる。上記第3の26RUは、上記第3の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUである。上記第3の52RUは、上記第3の26RUより周波数が低く上記第3の26RUに隣接するRUである。
上記第4の20MHzサブチャネルは、第4の26RUと第4の52RUとがアグリゲートされた第4マルチRUを含むことができる。上記第4の26RUは、上記第4の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUである。上記第4の52RUは、上記第4の26RUより周波数が低く上記第4の26RUに隣接するRUである。
上記制御フィールドは、上記第1から第4マルチRUに関する割り当て情報を含むことができる。上記受信STAは、上記制御フィールドを復号して上記第1から第4マルチRUのうち、自体に割り当てられたRUを確認することができる。すなわち、上記制御フィールドに基づいて上記受信STAにマルチRUが割り当てられる場合、上記受信STAは、上記割り当てられたマルチRUを介してデータフィールドを受信することができる。例えば、上記制御フィールドに基づいて上記受信STAに上記第1から第4マルチRUが全て割り当てられる場合、上記データフィールドは、上記第1から第4マルチRUを介して受信される。
このとき、上記第1から第4の26RUは、26個のトーン(tone)で構成されたRUであり、上記第1から第4の52RUは、52個のトーンで構成されたRUである。
本実施例は、80MHz帯域の各20MHzサブチャネル内に割り当てられたRU間アグリゲーション方法を提案している。ただし、80MHz帯域の送信に限られたものではなく、20MHz帯域、40MHz帯域、160/80+80MHz帯域および320/160+160MHz帯域の送信にも同じく適用することができる。EHT無線LANシステムにおいて定義された20MHz帯域および40MHz帯域のトーンプランは、802.11axにおいて定義されたトーンプランと同じである。160/80+80MHz帯域および320/160+160MHz帯域のトーンプランは上記80MHz帯域のトーンプランを繰り返して使用するため、160/80+80MHz帯域および320/160+160MHz帯域内のマルチRUの割り当ては、80MHzチャネルごとに拡張して適用される。具体的な実施例は以下の通りである。
上記第1帯域が第1から第2の80MHzサブチャネルを含む160/80+80MHz帯域である場合、上記第1から第2の80MHzサブチャネルのそれぞれは、第5から第8の20MHzサブチャネルを含むことができる。上記第5、第6、第7または第8の20MHzサブチャネルは、第5の26RUと第5の52RUとがアグリゲートされた第5マルチRUを含むことができる。すなわち、160/80+80MHz帯域に対しても各80MHzサブチャネル単位で本実施例が実行され、具体的には、上記各80MHzサブチャネルにおいて20MHzサブチャネルごとに52RUと26RUとがアグリゲーションされたマルチRUが割り当てられる。
同様に、上記第5の26RUは、上記第5、第6、第7または第8の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、上記第5の52RUは、上記第5の26RUより周波数が低く上記第5の26RUに隣接するRUである。このとき、上記第5の26RUは、26個のトーンで構成されたRUであり、上記第5の52RUは、52個のトーンで構成されたRUである。
上記制御フィールドは、上記第5マルチRUに関する割り当て情報をさらに含むことができる。上記受信STAは、上記制御フィールドを復号して自体に割り当てられたRU(上記第5マルチRU)を確認することができる。すなわち、上記制御フィールドに基づいて上記受信STAにマルチRUが割り当てられる場合、上記受信STAは、上記割り当てられたマルチRUを介してデータフィールドを受信することができる。例えば、上記制御フィールドに基づいて上記受信STAに上記第5マルチRUが割り当てられる場合、上記データフィールドは、上記第5マルチRUを介して受信される。
上記第1帯域が第1から第4の80MHzサブチャネルを含む320/160+160MHz帯域である場合、上記第1から第4の80MHzサブチャネルのそれぞれは、第9から第12の20MHzサブチャネルを含むことができる。上記第9、第10、第11または第12の20MHzサブチャネルは、第6の26RUと第6の52RUとがアグリゲートされた第6マルチRUを含むことができる。すなわち、320/160+160MHz帯域に対しても各80MHzサブチャネル単位で本実施例が実行され、具体的には、上記各80MHzサブチャネルにおいて20MHzサブチャネルごとに52RUと26RUとがアグリゲーションされたマルチRUが割り当てられる。
同様に、上記第6の26RUは、上記第9、第10、第11または第12の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、上記第6の52RUは、上記第6の26RUより周波数が低く上記第6の26RUに隣接するRUである。このとき、上記第6の26RUは、26個のトーンで構成されたRUであり、上記第6の52RUは、52個のトーンで構成されたRUである。
上記制御フィールドは、上記第6マルチRUに関する割り当て情報をさらに含むことができる。上記受信STAは、上記制御フィールドを復号して自体に割り当てられたRU(上記第6マルチRU)を確認することができる。すなわち、上記制御フィールドに基づいて上記受信STAにマルチRUが割り当てられる場合、上記受信STAは、上記割り当てられたマルチRUを介してデータフィールドを受信することができる。例えば、上記制御フィールドに基づいて上記受信STAに上記第6マルチRUが割り当てられる場合、上記データフィールドは、上記第6マルチRUを介して受信される。
上記制御フィールドは、レガシ無線LANシステムをサポートする第1制御フィールドおよび802.11be無線LANシステムをサポートする第2制御フィールドを含む。上記第2制御フィールドは、U-SIG(Universal-SIGnal)またはEHT-SIG(Extremely High Throughput-SIGnal)を含むことができる。上記第2制御フィールドは、上記データフィールドが送信されるRUに関する割り当て情報を含むことができる。本実施例は、上記データフィールドが送信されるRUが複数のRUが互いにアグリゲートされたマルチRUである場合を説明する。上記RUは、上記データフィールドが送信されるリソース単位を意味する。
また、上記第1帯域が80MHz帯域である場合、上記第1帯域のトーンプランは、996RUとして定義される。上記第1帯域が160/80+80MHz帯域である場合、上記第1帯域のトーンプランは、996RUを2回繰り返したトーンプランとして定義される。上記第1帯域が320/160+160MHz帯域である場合、上記第1帯域のトーンプランは、996RUを4回繰り返したトーンプランとして定義される。
上記EHT-SIGは、EHT-SIG-AおよびEHT-SIG-B(またはEHT-SIG-Cフィールド)を含むことができる。上記EHT-SIG-Bは、リソースユニット(Resource Unit,RU)情報を含むことができる。送信STAは、上記EHT-SIG-Bを介して上記第1帯域のトーンプランに関する情報を知らせることができる。また、上記第2制御フィールドに含まれるEHT-STF、EHT-LTFおよび上記データフィールドは、上記第1帯域のトーンプランに含まれるマルチRUにおいて送受信される。
図28は、本実施例に係る受信STAがPPDUを受信する手順を示したフロー図である。
図28の一例は、次世代無線LANシステム(IEEE802.11beまたはEHT無線LANシステム)がサポートされるネットワーク環境において実行される。上記次世代無線LANシステムは、802.11axシステムを改善した無線LANシステムとして802.11axシステムと下位互換性(backward compatibility)を満たすことができる。
図28の一例は、受信STAにおいて実行され、EHT(Extremely High Throughput)無線LANシステムをサポートするSTAに対応することができる。図28の送信STAは、AP(Access Point)に対応することができる。
本実施例は、small-RU間の組み合わせで構成されたマルチRUに基づいてPPDUを送受信する方法および装置を提案する。このとき、small-RUは、242未満のトーンを持つリソースユニットを意味する。特に、本実施例は、上記PPDUを送信する帯域の各20MHzサブチャネルにおいて26RUと52RUとがアグリゲーションされたマルチRUを提案する。
S2810ステップにおいて、受信STA(STAtion)は、送信STAから広帯域を介してPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信する。
S2820ステップにおいて、上記受信STAは、上記PPDUを復号する。
上記PPDUは、制御フィールドおよびデータフィールドを含む。
上記第1帯域が第1から第4の20MHzサブチャネルを含む80MHz帯域である場合、上記第1の20MHzサブチャネルは、第1の26RU(Resource Unit)と第1の52RUとがアグリゲートされた第1マルチ(multiple)RUを含む。上記第1の26RUは、上記第1の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUである。上記第1の52RUは、上記第1の26RUより周波数が低く上記第1の26RUに隣接するRUである。
本実施例は、上記第1帯域を4個の20MHzサブチャネルに分けることができる。一例として、上記第1から第4の20MHzサブチャネルは、周波数が低いサブチャネルから高いサブチャネルの順に配置される。例えば、上記第1の20MHzサブチャネルは、最も低い周波数を持つ20MHzサブチャネル(または、プライマリ20MHzチャネル)であり、上記第2の20MHzサブチャネルは、周波数が2番目に低い20MHzサブチャネル(または、セカンダリ20MHzチャネル)であり、上記第3の20MHzサブチャネルは、周波数が3番目に低い20MHzサブチャネル(または、セカンダリ40MHzチャネルのうち、lower 20MHzチャネル)であり、上記第4の20MHzサブチャネルは、周波数が最も高い20MHzサブチャネル(または、セカンダリ40MHzチャネルのうち、higher 20MHzチャネル)である。また、上記第1帯域では、20MHz単位のパンクチャリングが実行される場合がある。
上記第2の20MHzサブチャネルは、第2の26RUと第2の52RUとがアグリゲートされた第2マルチRUを含むことができる。上記第2の26RUは、上記第2の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUである。上記第2の52RUは、上記第2の26RUより周波数が低く上記第2の26RUに隣接するRUである。
上記第3の20MHzサブチャネルは、第3の26RUと第3の52RUとがアグリゲートされた第3マルチRUを含むことができる。上記第3の26RUは、上記第3の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUである。上記第3の52RUは、上記第3の26RUより周波数が低く上記第3の26RUに隣接するRUである。
上記第4の20MHzサブチャネルは、第4の26RUと第4の52RUとがアグリゲートされた第4マルチRUを含むことができる。上記第4の26RUは、上記第4の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUである。上記第4の52RUは、上記第4の26RUより周波数が低く上記第4の26RUに隣接するRUである。
上記制御フィールドは、上記第1から第4マルチRUに関する割り当て情報を含むことができる。上記受信STAは、上記制御フィールドを復号して上記第1から第4マルチRUのうち、自体に割り当てられたRUを確認することができる。すなわち、上記制御フィールドに基づいて上記受信STAにマルチRUが割り当てられる場合、上記受信STAは、上記割り当てられたマルチRUを介してデータフィールドを受信することができる。例えば、上記制御フィールドに基づいて上記受信STAに上記第1から第4マルチRUが全て割り当てられる場合、上記データフィールドは、上記第1から第4マルチRUを介して受信される。
このとき、上記第1から第4の26RUは、26個のトーン(tone)で構成されたRUであり、上記第1から第4の52RUは、52個のトーンで構成されたRUである。
本実施例は、80MHz帯域の各20MHzサブチャネル内に割り当てられたRU間アグリゲーション方法を提案している。ただし、80MHz帯域の送信に限られたものではなく、20MHz帯域、40MHz帯域、160/80+80MHz帯域および320/160+160MHz帯域の送信にも同じく適用することができる。EHT無線LANシステムにおいて定義された20MHz帯域および40MHz帯域のトーンプランは、802.11axにおいて定義されたトーンプランと同じである。160/80+80MHz帯域および320/160+160MHz帯域のトーンプランは、上記80MHz帯域のトーンプランを繰り返して使用するため、160/80+80MHz帯域および320/160+160MHz帯域内のマルチRUの割り当ても、80MHzチャネルごとに拡張して適用される。具体的な実施例は、以下の通りである。
上記第1帯域が第1から第2の80MHzサブチャネルを含む160/80+80MHz帯域である場合、上記第1から第2の80MHzサブチャネルのそれぞれは、第5から第8の20MHzサブチャネルを含むことができる。上記第5、第6、第7または第8の20MHzサブチャネルは、第5の26RUと第5の52RUとがアグリゲートされた第5マルチRUを含むことができる。すなわち、160/80+80MHz帯域に対しても各80MHzサブチャネル単位で本実施例が実行され、具体的には、上記各80MHzサブチャネルにおいて20MHzサブチャネルごとに52RUと26RUとがアグリゲーションされたマルチRUが割り当てられる。
同様に、上記第5の26RUは、上記第5、第6、第7または第8の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、上記第5の52RUは、上記第5の26RUより周波数が低く上記第5の26RUに隣接するRUである。このとき、上記第5の26RUは、26個のトーンで構成されたRUであり、上記第5の52RUは、52個のトーンで構成されたRUである。
上記制御フィールドは、上記第5マルチRUに関する割り当て情報をさらに含むことができる。上記受信STAは、上記制御フィールドを復号して自体に割り当てられたRU(上記第5マルチRU)を確認することができる。すなわち、上記制御フィールドに基づいて上記受信STAにマルチRUが割り当てられる場合、上記受信STAは、上記割り当てられたマルチRUを介してデータフィールドを受信することができる。例えば、上記制御フィールドに基づいて上記受信STAに上記第5マルチRUが割り当てられる場合、上記データフィールドは、上記第5マルチRUを介して受信される。
上記第1帯域が第1から第4の80MHzサブチャネルを含む320/160+160MHz帯域である場合、上記第1から第4の80MHzサブチャネルのそれぞれは、第9から第12の20MHzサブチャネルを含むことができる。上記第9、第10、第11または第12の20MHzサブチャネルは、第6の26RUと第6の52RUとがアグリゲートされた第6マルチRUを含むことができる。すなわち、320/160+160MHz帯域に対しても各80MHzサブチャネル単位で本実施例が実行され、具体的には、上記各80MHzサブチャネルにおいて20MHzサブチャネルごとに52RUと26RUとがアグリゲーションされたマルチRUが割り当てられる。
同様に、上記第6の26RUは、上記第9、第10、第11または第12の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、上記第6の52RUは、上記第6の26RUより周波数が低く上記第6の26RUに隣接するRUである。このとき、上記第6の26RUは、26個のトーンで構成されたRUであり、上記第6の52RUは、52個のトーンで構成されたRUである。
上記制御フィールドは、上記第6マルチRUに関する割り当て情報をさらに含むことができる。上記受信STAは、上記制御フィールドを復号して自体に割り当てられたRU(上記第6マルチRU)を確認することができる。すなわち、上記制御フィールドに基づいて上記受信STAにマルチRUが割り当てられる場合、上記受信STAは、上記割り当てられたマルチRUを介してデータフィールドを受信することができる。例えば、上記制御フィールドに基づいて上記受信STAに上記第6マルチRUが割り当てられる場合、上記データフィールドは、上記第6マルチRUを介して受信される。
上記制御フィールドは、レガシ無線LANシステムをサポートする第1制御フィールドおよび802.11be無線LANシステムをサポートする第2制御フィールドを含む。上記第2制御フィールドは、U-SIG(Universal-SIGnal)またはEHT-SIG(Extremely High Throughput-SIGnal)を含むことができる。上記第2制御フィールドは、上記データフィールドが送信されるRUに関する割り当て情報を含むことができる。本実施例は、上記データフィールドが送信されるRUが複数のRUが互いにアグリゲートされたマルチRUである場合を説明する。上記RUは、上記データフィールドが送信されるリソース単位を意味する。
また、上記第1帯域が80MHz帯域である場合、上記第1帯域のトーンプランは、996RUとして定義される。上記第1帯域が160/80+80MHz帯域である場合、上記第1帯域のトーンプランは、996RUを2回繰り返したトーンプランとして定義される。上記第1帯域が320/160+160MHz帯域である場合、上記第1帯域のトーンプランは、996RUを4回繰り返したトーンプランとして定義される。
上記EHT-SIGは、EHT-SIG-AおよびEHT-SIG-B(またはEHT-SIG-Cフィールド)を含むことができる。上記EHT-SIG-Bは、リソースユニット(Resource Unit,RU)情報を含むことができる。送信STAは、上記EHT-SIG-Bを介して上記第1帯域のトーンプランに関する情報を知らせることができる。また、上記第2制御フィールドに含まれるEHT-STF、EHT-LTFおよび上記データフィールドは、上記第1帯域のトーンプランに含まれるマルチRUにおいて送受信される。
5.装置構成
上述した本明細書の技術的な特徴は、様々な装置および方法に適用される。例えば、上述した本明細書の技術的な特徴は、図1および/または図19の装置を介して実行/サポートされる。例えば、上述した本明細書の技術的な特徴は、図1および/または図19の一部にのみ適用される。例えば、上述した本明細書の技術的な特徴は、図1のプロセッサチップ(114、124)に基づいて実装されるか、図1のプロセッサ(111、121)およびメモリ(112、122)に基づいて実装されるか、図19のプロセッサ(610)およびメモリ(620)に基づいて実装される。例えば、本明細書の装置は、送信STAから第1帯域を介してPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信し、上記PPDUを復号する。
本明細書の技術的な特徴は、CRM(Computer Readable Medium)に基づいて実装される。例えば、本明細書によって提案されるCRMは、少なくとも一つのプロセッサ(processor)によって実行されることに基づく命令(instruction)を含む少なくとも一つのコンピュータ読み取り可能記憶媒体(computer readable medium)である。
上記CRMは、送信STAから第1帯域を介してPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信するステップと、上記PPDUを復号するステップと、を含む動作(operations)を実行する命令(instructions)を記憶することができる。本明細書のCRM内に記憶される命令は、少なくとも一つのプロセッサによって実行(execute)される。本明細書のCRMに関連する少なくとも一つのプロセッサは、図1のプロセッサ(111、121)またはプロセッサチップ(114、124)であるか、図19のプロセッサ(610)である。その一方で、本明細書のCRMは、図1のメモリ(112、122)であるか、図19のメモリ(620)であるか、別の外部メモリ/記憶媒体/ディスクなどである。
上述した本明細書の技術的な特徴は、様々なアプリケーション(application)やビジネスモデルに適用可能である。例えば、人工知能(Artificial Intelligence:AI)をサポートする装置における無線通信のために上述した技術的な特徴が適用される。
人工知能は、人工的な知能またはこれを作る方法論を研究する分野を意味し、機械学習(Machine Learning)は、人工知能分野において扱う様々な問題を定義し、それを解決する方法論を研究する分野を意味する。機械学習は、ある作業に対して継続的な経験を介してその作業に対する性能を高めるアルゴリズムとして定義することもある。
人工ニューラルネットワーク(Artificial Neural Network;ANN)は、機械学習において用いられるモデルとして、シナプスの結合によってネットワークを形成した人工ニューロン(ノード)で構成される、問題解決能力を持つモデル全般を意味する。人工ニューラルネットワークは、異なる(他の)レイヤのニューロン間の接続パターン、モデルパラメータを更新する学習過程、出力値を生成する活性化関数(Activation Function)によって定義される。
人工ニューラルネットワークは、入力層(Input Layer)、出力層(Output Layer)、そして選択的に一つまたは複数の隠れ層(Hidden Layer)を含むことができる。各層は、一つまたは複数のニューロンを含み、人工ニューラルネットワークは、ニューロンとニューロンとを接続するシナプスを含むことができる。人工ニューラルネットワークにおいて各ニューロンは、シナプスを介して入力される入力信号、重み(加重値)、偏差(偏向、deviations)に対する活性化関数の関数値を出力することができる。
モデルパラメータは、学習を介して決定されるパラメータを意味し、シナプス接続の重みおよびニューロンの偏差などが含まれる。そして、ハイパーパラメータは、機械学習アルゴリズムにおいて学習前に設定する必要があるパラメータを意味し、学習率(Learning Rate)、繰り返し回数、ミニバッチサイズ、初期化関数などが含まれる。
人工ニューラルネットワークの学習の目的は、損失関数を最小にするモデルパラメータを決定することである。損失関数は、人工ニューラルネットワークの学習過程において最適なモデルパラメータを決定するための指標として用いられる。
機械学習は、学習方法によって教師あり学習(Supervised Learning)、教師なし学習(Unsupervised Learning)、強化学習(Reinforcement Learning)として分類することができる。
教師あり学習は、学習データに対するラベル(label)が与えられた状態において人工ニューラルネットワークを学習させる方法を意味し、ラベルという学習データが人工ニューラルネットワークに入力される場合、人工ニューラルネットワークが推論する必要がある正解(または、結果値)を意味する。教師なし学習は、学習データに対するラベルが与えられない状態において人工ニューラルネットワークを学習させる方法を意味する。強化学習は、ある環境内において定義されたエージェントが各状態において累積報酬を最大にする行動または行動順序を選択するように学習させる学習方法を意味する。
人工ニューラルネットワークのうち、複数の隠れ層を含む深層ニューラルネットワーク(DNN:Deep Neural Network)として実装される機械学習を深層学習(Deep Learning)とも呼び、深層学習は、機械学習の一部である。以下で、機械学習は、深層学習を含む意味として使用される。
また、上述した技術的な特徴は、ロボットの無線通信に適用される。
ロボットは、自ら保有した能力によって与えられた仕事を自動的に処理するか、作動する機械を意味する。特に、環境を認識し自ら判断して動作を実行する機能を持つロボットをインテリジェント(知能型)ロボットと称する。
ロボットは、使用目的や分野によって産業用、医療用、家庭用、軍事用などで分類できる。ロボットは、アクチュエータまたはモータを含む駆動部を備えロボット関節を動かすなどの様々な物理動作を実行することができる。また、移動可能なロボットは、駆動部にホイール、ブレーキ、プロペラなどが含まれ、駆動部を介して地上で走行するか空中で飛行することができる。
また、上述した技術的な特徴は、拡張現実をサポートする装置に適用される。
拡張現実は、仮想現実(VR:Virtual Reality)、拡張現実(AR:Augmented Reality)、複合現実(MR:Mixed Reality)を総称する。VR技術は、現実世界のオブジェクトや背景などをCG映像としてのみ提供し、AR技術は、実際の物体映像上に仮想として作られたCG映像をともに提供し、MR技術は、現実世界に仮想物体をミックスして、かつ、結合させて提供するコンピュータグラフィックス技術である。
MR技術は、実(仮想)物体(real object)と仮想物体とを一緒に見せるという点でAR技術と似ている。しかしながら、AR技術では仮想物体が実(仮想)物体を補完する形で用いられる一方、MR技術では、仮想物体と実(仮想)物体とが同等な性格で使用されるという点で違いがある。
XR技術は、HMD(Head-Mount Display)、HUD(Head-Up Display)、携帯電話、タブレットPC、ノートパソコン、デスクトップ、TV、デジタルサイネージなどに適用され、XR技術が適用された装置をXR装置(XR Device)と称することができる。
本明細書に記載された請求項は、様々な方法で組み合わせることができる。例えば、本明細書の方法請求項の技術的な特徴を組み合わせて装置に実装され、本明細書の装置請求項の技術的な特徴を組み合わせて方法として実装される。また、本明細書の方法請求項の技術的な特徴と装置請求項の技術的な特徴とを組み合わせて装置に実装され、本明細書の方法請求項の技術的な特徴と装置請求項の技術的な特徴とを組み合わせて方法として実装される。

Claims (20)

  1. 無線LANシステムにおいて、
    受信STA(STAtion)が、送信STAから第1帯域を介してPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信するステップと、
    前記受信STAが、前記PPDUを復号するステップと、を有し、
    前記PPDUは、制御フィールドおよびデータフィールドを有し、
    前記第1帯域が第1から第4の20MHzサブチャネルを有する80MHz帯域である場合、
    前記第1の20MHzサブチャネルは、第1の26RU(Resource Unit)と第1の52RUとがアグリゲートされた(aggregated)第1マルチ(multiple)RUを有し、
    前記第1の26RUは、前記第1の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第1の52RUは、前記第1の26RUより周波数が低く前記第1の26RUに隣接するRUである、方法。
  2. 前記第2の20MHzサブチャネルは、第2の26RUと第2の52RUとがアグリゲートされた第2マルチRUを有し、
    前記第2の26RUは、前記第2の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第2の52RUは、前記第2の26RUより周波数が低く前記第2の26RUに隣接するRUである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第3の20MHzサブチャネルは、第3の26RUと第3の52RUとがアグリゲートされた第3マルチRUを有し、
    前記第3の26RUは、前記第3の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第3の52RUは、前記第3の26RUより周波数が低く前記第3の26RUに隣接するRUである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第4の20MHzサブチャネルは、第4の26RUと第4の52RUとがアグリゲートされた第4マルチRUを有し、
    前記第4の26RUは、前記第4の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第4の52RUは、前記第4の26RUより周波数が低く前記第4の26RUに隣接するRUである、請求項3に記載の方法。
  5. 前記データフィールドは、前記第1から第4マルチRUを介して受信され、
    前記第1から第4の26RUは、26個のトーン(tone)で構成されたRUであり、
    前記第1から第4の52RUは、52個のトーンで構成されたRUである、請求項4に記載の方法。
  6. 前記制御フィールドは、前記第1から第4マルチRUに関する割り当て情報を有する、請求項4に記載の方法。
  7. 前記第1帯域が第1から第2の80MHzサブチャネルを有する160/80+80MHz帯域である場合、
    前記第1から第2の80MHzサブチャネルのそれぞれは、第5から第8の20MHzサブチャネルを有し、
    前記第5、第6、第7または第8の20MHzサブチャネルは、第5の26RUと第5の52RUとがアグリゲートされた第5マルチRUを有し、
    前記第5の26RUは、前記第5、第6、第7または第8の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第5の52RUは、前記第5の26RUより周波数が低く前記第5の26RUに隣接するRUであり、
    前記データフィールドは、前記第5マルチRUを介して受信され、
    前記第5の26RUは、26個のトーンで構成されたRUであり、
    前記第5の52RUは、52個のトーンで構成されたRUである、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1帯域が第1から第4の80MHzサブチャネルを有する320/160+160MHz帯域である場合、
    前記第1から第4の80MHzサブチャネルのそれぞれは、第9から第12の20MHzサブチャネルを有し、
    前記第9、第10、第11または第12の20MHzサブチャネルは、第6の26RUと第6の52RUとがアグリゲートされた第6マルチRUを有し、
    前記第6の26RUは、前記第9、第10、第11または第12の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第6の52RUは、前記第6の26RUより周波数が低く前記第6の26RUに隣接するRUであり、
    前記データフィールドは、前記第6マルチRUを介して受信され、
    前記第6の26RUは、26個のトーンで構成されたRUであり、
    前記第6の52RUは、52個のトーンで構成されたRUである、請求項1に記載の方法。
  9. 無線LANシステムにおいて、受信STA(STAtion)は、
    メモリと、
    トランシーバと、
    前記メモリおよび前記トランシーバと動作できるように結合されたプロセッサと、を有し、
    前記プロセッサは、
    送信STAから広帯域を介してPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信し、
    前記PPDUを復号し、
    前記PPDUは、制御フィールドおよびデータフィールドを有し、
    前記第1帯域が第1から第4の20MHzサブチャネルを有する80MHz帯域である場合、
    前記第1の20MHzサブチャネルは、第1の26RU(Resource Unit)と第1の52RUとがアグリゲートされた(aggregated)第1マルチ(multiple)RUを有し、
    前記第1の26RUは、前記第1の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第1の52RUは、前記第1の26RUより周波数が低く前記第1の26RUに隣接するRUである、受信STA。
  10. 無線LANシステムにおいて、
    送信STA(STAtion)が、PPDU(Physical Protocol Data Unit)を生成するステップと、
    前記送信STAが、前記PPDUを広帯域を介して受信STAへ送信するステップと、を有し、
    前記PPDUは、制御フィールドおよびデータフィールドを有し、
    前記第1帯域が第1から第4の20MHzサブチャネルを有する80MHz帯域である場合、
    前記第1の20MHzサブチャネルは、第1の26RU(Resource Unit)と第1の52RUとがアグリゲートされた(aggregated)第1マルチ(multiple)RUを有し、
    前記第1の26RUは、前記第1の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第1の52RUは、前記第1の26RUより周波数が低く前記第1の26RUに隣接するRUである、方法。
  11. 前記第2の20MHzサブチャネルは、第2の26RUと第2の52RUとがアグリゲートされた第2マルチRUを有し、
    前記第2の26RUは、前記第2の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第2の52RUは、前記第2の26RUより周波数が低く前記第2の26RUに隣接するRUである、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第3の20MHzサブチャネルは、第3の26RUと第3の52RUとがアグリゲートされた第3マルチRUを有し、
    前記第3の26RUは、前記第3の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第3の52RUは、前記第3の26RUより周波数が低く前記第3の26RUに隣接するRUである、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第4の20MHzサブチャネルは、第4の26RUと第4の52RUとがアグリゲートされた第4マルチRUを有し、
    前記第4の26RUは、前記第4の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第4の52RUは、前記第4の26RUより周波数が低く前記第4の26RUに隣接するRUである、請求項12に記載の方法。
  14. 前記データフィールドは、前記第1から第4マルチRUを介して受信され、
    前記第1から第4の26RUは、26個のトーン(tone)で構成されたRUであり、
    前記第1から第4の52RUは、52個のトーンで構成されたRUである、請求項13に記載の方法。
  15. 前記制御フィールドは、前記第1から第4マルチRUに関する割り当て情報を有する、請求項13に記載の方法。
  16. 前記第1帯域が第1から第2の80MHzサブチャネルを有する160/80+80MHz帯域である場合、
    前記第1から第2の80MHzサブチャネルのそれぞれは、第5から第8の20MHzサブチャネルを有し、
    前記第5、第6、第7または第8の20MHzサブチャネルは、第5の26RUと第5の52RUとがアグリゲートされた第5マルチRUを有し、
    前記第5の26RUは、前記第5、第6、第7または第8の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第5の52RUは、前記第5の26RUより周波数が低く前記第5の26RUに隣接するRUであり、
    前記データフィールドは、前記第5マルチRUを介して受信され、
    前記第5の26RUは、26個のトーンで構成されたRUであり、
    前記第5の52RUは、52個のトーンで構成されたRUである、請求項10に記載の方法。
  17. 前記第1帯域が第1から第4の80MHzサブチャネルを有する320/160+160MHz帯域である場合、
    前記第1から第4の80MHzサブチャネルのそれぞれは、第9から第12の20MHzサブチャネルを有し、
    前記第9、第10、第11または第12の20MHzサブチャネルは、第6の26RUと第6の52RUとがアグリゲートされた第6マルチRUを有し、
    前記第6の26RUは、前記第9、第10、第11または第12の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第6の52RUは、前記第6の26RUより周波数が低く前記第6の26RUに隣接するRUであり、
    前記データフィールドは、前記第6マルチRUを介して受信され、
    前記第6の26RUは、26個のトーンで構成されたRUであり、
    前記第6の52RUは、52個のトーンで構成されたRUである、請求項10に記載の方法。
  18. 無線LANシステムにおいて、送信STA(STAtion)は、
    メモリと、
    トランシーバと、
    前記メモリおよび前記トランシーバと動作できるように結合されたプロセッサと、を有し、
    前記プロセッサは、
    PPDU(Physical Protocol Data Unit)を生成し、
    前記PPDUを広帯域を介して受信STAへ送信し、
    前記PPDUは、制御フィールドおよびデータフィールドを有し、
    前記第1帯域が第1から第4の20MHzサブチャネルを有する80MHz帯域である場合、
    前記第1の20MHzサブチャネルは、第1の26RU(Resource Unit)と第1の52RUとがアグリゲートされた(aggregated)第1マルチ(multiple)RUを有し、
    前記第1の26RUは、前記第1の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第1の52RUは、前記第1の26RUより周波数が低く前記第1の26RUに隣接するRUである、送信STA。
  19. 少なくとも一つのプロセッサ(processor)によって実行されることに基づく命令(instruction)を有する少なくとも一つのコンピュータ読み取り可能記憶媒体(computer readable medium)において、
    送信STAから広帯域を介してPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信するステップと、
    前記PPDUを復号するステップと、を有し、
    前記PPDUは、制御フィールドおよびデータフィールドを有し、
    前記第1帯域が第1から第4の20MHzサブチャネルを有する80MHz帯域である場合、
    前記第1の20MHzサブチャネルは、第1の26RU(Resource Unit)と第1の52RUとがアグリゲートされた(aggregated)第1マルチ(multiple)RUを有し、
    前記第1の26RUは、前記第1の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第1の52RUは、前記第1の26RUより周波数が低く前記第1の26RUに隣接するRUである、記憶媒体。
  20. 無線LANシステムにおいて装置であって、
    メモリと、
    前記メモリと動作できるように結合されたプロセッサと、を有し、
    前記プロセッサは、
    送信STAから広帯域を介してPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信し、
    前記PPDUを復号し、
    前記PPDUは、制御フィールドおよびデータフィールドを有し、
    前記第1帯域が第1から第4の20MHzサブチャネルを有する80MHz帯域である場合、
    前記第1の20MHzサブチャネルは、第1の26RU(Resource Unit)と第1の52RUとがアグリゲートされた(aggregated)第1マルチ(multiple)RUを有し、
    前記第1の26RUは、前記第1の20MHzサブチャネルの真ん中に位置するRUであり、
    前記第1の52RUは、前記第1の26RUより周波数が低く前記第1の26RUに隣接するRUである、装置。
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