JP2023502560A - チャネル品質測定に用いられる方法、及びデバイス - Google Patents

チャネル品質測定に用いられる方法、及びデバイス Download PDF

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Abstract

本考案開示の実施形態は、チャネル品質測定に用いられる方法、デバイス及びコンピュータ可読媒体に関する。例示的実施形態において、ネットワークデバイスで実施される方法は、チャネル測定用の第1リソースセットに関連付けられている第1スロットオフセット値と、干渉測定用の第2リソースセットに関連付けられている第2スロットオフセット値とを含む第1設定情報を決定することと、第1設定情報を端末デバイスに送信することと、を含む。端末デバイスで実施される方法は、当該第1設定情報を受信することと、第1設定情報が使用されることを示す第1制御情報をネットワークデバイスから受信したことに応じて、第1スロットオフセット値及び第2スロットオフセット値に基づいてチャネル測定及び干渉測定を実行することと、を含む。こうすることで、より柔軟な、干渉測定に基づくビームレポーティングを実現することができる。【選択図】図3

Description

本開示の実施形態は全体として、通信分野に関し、特に、チャネル品質測定のための方法、デバイス及びコンピュータ可読媒体に関する。
新無線(NR)は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))が公表したロングタームレボリューション(LTE)モバイル規格の一連の拡張である。NRは、ビームフォーミング、MIMO(Multiple Input Multiple Output)アンテナ技術及びキャリアアグリゲーションをより適切にサポートするように設計されている。
NRでは、端末デバイス(例えばユーザ端末UE)とネットワークデバイス(例えばgNodeB)が複数のビームを介して通信することができ、これはマルチビーム操作と称される。マルチビーム操作を強化するため、NRではレイヤ1の信号対(雑音+干渉)比(L1-SINR)測定をサポートしなければならないことが合意されている。そのため、特にビーム管理の目的で、L1-SINRの測定とレポーティングを規定する必要がある。
概して、本開示の実施形態は、SINR測定のための方法、デバイス及びコンピュータ記憶媒体を提供する。
第1の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、チャネル測定用の第1リソースセットに関連付けられている第1スロットオフセット値と、干渉測定用の第2リソースセットに関連付けられている第2スロットオフセット値とを含む第1設定情報を、端末デバイスにおいてネットワークデバイスから受信することと、前記第1設定情報が使用されることを示す第1制御情報を、前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第1スロットオフセット値及び前記第2スロットオフセット値に基づいて、前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行することと、を含む。
第2の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、チャネル測定用の第4リソースセットの中のリソースに関連付けられている第4スロットオフセット値と、干渉測定用の第5リソースセットの中のリソースに関連付けられている第5スロットオフセット値とを含む第2設定情報を、端末デバイスにおいてネットワークデバイスから受信することと、前記第2設定情報が使用されることを示す第2制御情報を、前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第4スロットオフセット値及び前記第5スロットオフセット値に基づいて、前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行することと、を含む。
第3の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、チャネル測定及び干渉測定に使用される第7リソースセットに関連付けられている第7スロットオフセット値を含む第3設定情報を、端末デバイスにおいてネットワークデバイスから受信することと、前記第3設定情報が使用されることを示す第3制御情報を、前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第7スロットオフセット値に基づいて、前記チャネル測定及び干渉測定を実行することと、を含む。
第4の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、チャネル測定及び干渉測定に使用される第8リソースセットの中のリソースに関連付けられている第8スロットオフセット値を含む第4設定情報を、端末デバイスにおいてネットワークデバイスから受信することと、前記第4設定情報が使用されることを示す第4制御情報を、前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第8スロットオフセット値に基づいて、前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行することと、を含む。
第5の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、チャネル測定用の第1リソースセットに関連付けられている第1スロットオフセット値と、干渉測定用の第2リソースセットに関連付けられている第2スロットオフセット値とを含む第1設定情報を、ネットワークデバイスにおいて決定することと、前記第1設定情報が使用されることを示す第1制御情報を前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第1スロットオフセット値及び前記第2スロットオフセット値に基づいて前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行できるように、端末デバイスに前記第1設定情報を送信することと、を含む。
第6の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、チャネル測定用の第4リソースセットの中のリソースに関連付けられている第4スロットオフセット値と、干渉測定用の第5リソースセットの中のリソースに関連付けられている第5スロットオフセット値とを含む第2設定情報を、ネットワークデバイスにおいて決定することと、前記第2設定情報が使用されることを示す第2制御情報を前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第4スロットオフセット値及び前記第5スロットオフセット値に基づいて前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行できるように、端末デバイスに前記第2設定情報を送信することと、を含む。
第7の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、チャネル測定及び干渉測定に使用される第7リソースセットに関連付けられている第7スロットオフセット値を含む第3設定情報を、ネットワークデバイスにおいて決定することと、前記第3設定情報が使用されることを示す第3制御情報を前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第7スロットオフセット値に基づいて前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行できるように、端末デバイスに前記第3設定情報を送信することと、を含む。
第8の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、チャネル測定及び干渉測定に使用される第8リソースセットの中のリソースに関連付けられている第8スロットオフセット値を含む第4設定情報を、ネットワークデバイスにおいて決定することと、前記第4設定情報が使用されることを示す第4制御情報を前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第8スロットオフセット値に基づいて前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行できるように、端末デバイスに前記第4設定情報を送信することと、を含む。
第9の態様では、端末デバイスが提供される。前記端末デバイスは、プロセッサと、プロセッサに結合されるメモリとを含む。前記メモリには命令が格納されており、前記命令は、前記プロセッサにより実行される場合に、端末デバイスに、本開示の第1の態様~第4の態様のいずれかの態様にかかる方法を実行させる。
第10の態様では、ネットワークデバイスが提供される。前記ネットワークデバイスは、プロセッサと、プロセッサに結合されるメモリとを含む。前記メモリには命令が格納されており、前記命令は、前記プロセッサにより実行される場合に、ネットワークデバイスに、本開示の第5の態様~第8の態様のいずれかの態様にかかる方法を実行させる。
第11の態様において、命令が格納されたコンピュータ可読媒体が提供される。前記命令は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合に、少なくとも1つのプロセッサに、本開示の第1の態様~第4の態様のいずれかの態様にかかる方法を実行させる。
第12の態様において、命令が格納されたコンピュータ可読媒体が提供される。前記命令は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行される場合に、少なくとも1つのプロセッサに、本開示の第5の態様~第8の態様のいずれかの態様にかかる方法を実行させる。
本開示のその他の特徴は、以下の説明により容易に理解できるはずである。
以下、図面において本開示のいくつかの実施形態をさらに詳細に説明し、本開示の上述及びその他の目的、特徴、利点をさらに明らかにする。
本開示の実施形態を実施可能な通信環境の模式図である。
ビームレポーティングのためのチャネル測定と干渉測定のプロセスを示す模式図である。
本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法のフローチャートを示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる、ビームに関連付けられているCM及びIMのために設定されたリソースの模式図を示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法のフローチャートを示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる、ビームに関連付けられているCM及びIMのために設定されたリソースの模式図を示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法のフローチャートを示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる、ビームに関連付けられているCM及びIMのために設定されたリソースの模式図を示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかるCMR/IMRとCSI RSとの対応関係を示す模式図である。
本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法のフローチャートを示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる、ビームに関連付けられているCM及びIMのために設定されたリソースの模式図を示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法のフローチャートを示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法のフローチャートを示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法のフローチャートを示す。
本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法のフローチャートを示す。
本開示の実施形態を実施するのに好適なデバイスの概略ブロック図である。
全ての図において、同一又は類似の図面符号は、同一又は類似の要素を示す。
以下、いくつかの例示的な実施形態を参照して、本開示の原理を説明する。理解すべき点として、これらの実施形態は、単に説明を目的とし、当業者が本開示を理解し実施する際の助けとなるものであり、本開示の範囲に対する何らかの限定を暗示するものではない。本明細書で説明する開示内容は、以下に説明する方法以外に、さまざまな方法で実施可能である。
以下の説明及び請求項において、別に定義がある場合を除き、文中で使用される全ての技術用語・科学用語は、本開示が属する分野の当業者が通常理解するものと同じ意味を有する。
文中で使用される用語「端末デバイス」は、無線又は有線での通信能力を有する全てのデバイスを指す。端末デバイスの例として、ユーザ端末(UE)、パーソナルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、移動電話、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、携帯コンピュータ、タブレット、ウェアラブルデバイス、モノのインターネット(IoT)デバイス、すべてのインターネット(IoE)デバイス、マシンタイプコミュニケーション(MTC)デバイス、V2X通信用の車載デバイス(Xは歩行者、車両又はインフラ/ネットワークを表す)、デジタルカメラのような画像取込デバイス、ゲーム機器、音楽保存再生装置、又は無線若しくは有線によるインターネットへのアクセス・閲覧を可能にするインターネットツール等が含まれるが、これらに限定されない。「端末デバイス」という用語は、UE、移動局、加入者局、移動端末、ユーザ端末又は無線デバイスと互換的に使用することができる。また、用語「ネットワークデバイス」は、端末デバイスが通信可能なセル又はカバレッジを、提供又は管理可能なデバイスを指す。ネットワークデバイスの例には、ノードB(NodeB又はNB)、進化型NodeB(eNodeB又はeNB)、次世代NodeB(gNB)、送信/受信ポイント(TRP)、リモートラジオユニット(RRU)、無線ヘッド(RH)、リモート無線ヘッド(RRH)、例えばフェムトノード、ピコノード等の低電力ノードが含まれるが、これらに限定されない。
1つの実施形態において端末デバイスは、第1ネットワークデバイス及び第2ネットワークデバイスと接続することができる。第1ネットワークデバイス及び第2ネットワークデバイスのうち、一方はマスターノードであり、他方はセカンダリノードであり得る。第1ネットワークデバイスと第2ネットワークデバイスは、異なる無線アクセス技術(RAT)を使用することができる。1つの実施形態において第1ネットワークデバイスは、第1RATデバイスであり、第2ネットワークデバイスは、第2RATデバイスであり得る。1つの実施形態では、第1RATデバイスはeNBであり、第2RATデバイスはgNBである。異なるRATに関連する情報は、第1ネットワークデバイス及び第2ネットワークデバイスの少なくとも一方から端末デバイスに送信することができる。1つの実施形態において、第1情報は、第1ネットワークデバイスから端末デバイスに送信されてもよく、第2情報は、第2ネットワークデバイスから、直接又は第1ネットワークデバイスを介して端末デバイスに送信されてもよい。1つの実施形態では、第2ネットワークデバイスによって設定された、端末デバイスの設定と関連する情報が、第2ネットワークデバイスから第1ネットワークデバイスを介して送信されてもよい。また、第2ネットワークデバイスによって設定された、端末デバイスの再設定と関連する情報が、第2ネットワークデバイスから、直接又は第1ネットワークデバイスを介して端末デバイスに送信されてもよい。
文中で使用される場合、文脈の中で他に明記していない限り、単数形式である「1つ」、「1つの」及び「当該」は、複数形式を含むことを意味する。用語「含む」及びその変形は、「…を含むが、これらに限定されない」という意味の、開放式の用語であると解釈される。用語「…に基づいて」は、「少なくとも部分的に基づく」と解釈される。用語「1つの実施形態」及び「実施形態」は、「少なくとも1つの実施形態」と解釈される。用語「別の実施形態」は、「少なくとも1つの別の実施形態」と解釈される。用語「第1」、「第2」等は、異なるか又は同一の対象を指すことができる。以下の説明では、その他の定義も、明確及び暗黙のものとして含むことができる。
いくつかの例示において、値、プロセス又は装置は、「最適」、「最低」、「最高」、「最小」、「最大」等と称される。理解すべき点として、こうした説明は、使用される複数の機能のオプションから、選択可能であると示すことを意図しており、こうした選択は、他の選択と比べて、より優れていたり、より小さかったり、より高かったり、又はより好ましかったりする必要はない。
上述したように、NRではマルチビーム動作がサポートされるため、NRでのビーム管理も規定されている。例えば、技術仕様(TS)38.214には、以下の内容が規定されている。UEにCSI-ReportConfigが設定され、reportQuantityが「cri RSRP」又は「none」に設定されており、また、チャネル測定用のCSI-ResourceConfig(上位層パラメータresourcesForChannelMeasurement)には、上位層パラメータrepetitionが設定されているが上位層パラメータtrs-InfoがないNZP-CSI-RS-ResourceSetが含まれている場合、セット内のすべてのCSI-RSリソースについて、UEには、上位層パラメータnrofPortsを有する同じ数(1又は2)のポートを設定することしかできない。
通常、チャネル品質を決定するために、参照信号受信電力(RSRP)が測定される。マルチビーム動作を強化するため、NRではL1-SINRの測定がサポートされることになる。例えば、セカンダリ同期SINR(SS-SINR)は、セカンダリ同期信号を搬送するリソース要素の電力分布(単位:W)の線形平均値を、同じ周波数帯域幅内でセカンダリ同期信号を搬送するリソース要素の雑音・干渉電力分布(単位:W)の線形平均値で除したものと定義される。
さらなる例として、チャネル状態情報SINR(CSI-SINR)は、CSI参照信号を搬送するリソース要素の電力分布(単位:W)の線形平均値を、同じ周波数帯域幅内でCSI参照信号を搬送するリソース要素の雑音・干渉電力分布(単位:W)の線形平均値で除したものと定義される。
SINRを決定するためには、端末デバイス(例えばUE)において、チャネル測定(CM、信号測定とも称することができる)及び干渉測定(IM、干渉測定又はノイズ測定とも称することができる)を行う必要がある。SINR測定のために、CSIリソースと同期信号/物理放送チャネルブロック(SSB)リソースとが設定されてもよい。例えば、TS38.214では次のように規定されている。1回のCSIレポート用に設定された、チャネル測定用の非ゼロ電力CSI参照信号(NZP CSI-RS)リソースと、干渉測定用のCSI-IMリソースとが、リソース毎に「QCL-TypeD」に関して疑似コロケーションされていると、UEは仮定してもよい(二つの異なる信号が同じQCLタイプを共有しているとき、それらは、指示された同じ属性を共有している。QCL-TypeDは空間受信機(RX)、例えばビームを示す)。NZP CSI-RSリソースが干渉測定に使用される場合、UEは、1回のCSIレポート用に設定された、チャネル測定用NZP CSI-RSリソース及び/又は干渉測定用NZP CSI-RSリソースが「QCL-TypeD」に関して疑似コロケーションされると仮定してもよい。
また、CSI-IMに干渉測定を行う場合、対応するリソースセット内のCSI-RSリソースとCSI-IMリソースの配列により、チャネル測定用の各CSI-RSリソース及びCSI-IMリソースを、リソース毎に関連付ける。チャネル測定用のCSI-RSリソースの数は、CSI-IMリソースの数と同じである。
先般、L1-SINRベースのビームレポートについて、CSI reportConfigにおいて、IM用リソース(本明細書では干渉測定リソース(IMR)とも称する)がZP-IMRのみに基づくように設定されていれば、CM用リソース(本明細書ではチャネル測定リソース(CMR)とも称する)とIMRは、信号の点から1対1でマッピングされる、と合意された。しかし、L1-SINRベースのビームレポートについて、CSI reportConfigにおいて、IMRがNZP-IMRのみに基づくように設定されている場合のリソース設定メカニズムは、まだ合意されていない。CMR と IMRを一対一でマッピングする、1つのCMRを1つ又は複数のIMRにマッピングすることができる、1つのIMRを1つ又は複数のCMR にマッピングすることできる、複数のIMRを複数のCMRにマッピングすることができる、これらのうち少なくとも1つが採用され得る。
非周期的CSIレポーティング又は非周期的CSI-RSに関して、TS38.214では、非周期的レポーティングで非周期的CSI-RSを使用する場合、CSI-RSオフセットが上位レイヤのパラメータaperiodicTriggeringOffsetによってリソースセット毎に設定される、と規定されている。CSI-RSトリガオフセット値は、{0,1,2,3,4,16,24}のスロットである。関連する全てのトリガ状態において、対応するTCI状態で上位パラメータqcl-Typeを「QCL-TypeD」に設定していない場合、CSI-RSトリガオフセットは、ゼロに固定される。CSI-IMの非周期的トリガオフセットは、チャネル測定用の関連するNZP CSI-RSのオフセットに従う。また、干渉測定が非周期的なNZP CSI-RSで実行される場合、UEでは、チャネル測定用の関連するNZP CSI-RSとは異なる、干渉測定用のNZP CSI-RSの非周期トリガオフセットが設定されることは想定されていない。
現在のCSIレポーティングにおいて、IMR用スロットオフセットはCMR用スロットオフセットと同じであることがわかる。この場合、NRで使用されるビームの数が多いため、場合によっては1つのスロットで全てのビームを収容しきれない可能性がある。これはSINR測定に不利であり、誤ったSINR測定につながる可能性がある。
本開示の実施形態では、改良されたSINR測定の解決手段が提供される。SINRベースのビームレポーティングのための新しいオフセット設定が提供される。参照信号の非周期的(AP)又は周期的/半持続的(P/SP)な送信、ZP又はNZPベースのIMR、1つ又は複数の設定されたリソースセット等に対し、CMRとIMRの別々のオフセット設定が対応して提供される。こうすることで、IMR用のオフセットがCMR用のオフセットとは別に提供され、SINRベースのビームレポーティングのためのより柔軟な干渉測定が実現される。以下、図1~図16を参照して、本開示の原理及び実施について詳細に説明する。
図1は、本開示の実施形態を実施可能な例示的通信ネットワーク100を示す。ネットワーク100は、ネットワークデバイス110と、ネットワークデバイス110からサービスを受ける端末デバイス120とを含む。ネットワークデバイス110のサービスエリアはセル102と称される。理解すべき点として、ネットワークデバイス及び端末デバイスの数は、説明のためのものにすぎず、何らかの制限を暗示するものではない。ネットワーク100は、本開示の実施形態の実施に適した任意の適切な数のネットワークデバイス及び端末デバイスを含むことができる。図示されてはいないが、理解すべき点として、セル102内に1つ又は複数の端末デバイスが位置し、ネットワークデバイス110からサービスを受けることができる。
通信ネットワーク100において、ネットワークデバイス110は、データ及び制御情報を端末デバイス120に送ることができ、端末デバイス120も、データ及び制御情報をネットワークデバイス110に送ることができる。ネットワークデバイス110から端末デバイス120へのリンクはダウンリンク(DL)又はフォワードリンクと称され、端末デバイス120からネットワークデバイス110へのリンクはアップリンク(UL)又はリバースリンクと称される。
ネットワーク100は通信技術に応じて、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、Single Carrier-Frequency Division Multiple Access(SC-FDMA)ネットワーク又は任意の他のネットワークであり得る。ネットワーク100に関し論じる通信としては、任意の適切な規格に適合するものを用いることができ、それには新無線アクセス(NR)、ロングタームエボリューション(LTE)、LTE エボリューション、LTE-アドバンスト(LTE-A:LTE-Advanced)、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、cdma2000、移動通信用グローバルシステム(GSM:Global System for Mobile Communications)等が含まれ得るが、これらに限定されない。また、現在既知の又は将来開発される任意の世代の通信プロトコルに基づき、通信を実行することができる。通信プロトコルの例として、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)の通信プロトコルが含まれるが、これらに限定されない。本明細書で説明する技術は、上述した無線ネットワーク及び無線技術並びに他の無線ネットワーク及び無線技術において用いることができる。明確性の観点から、以下ではLTEについて技術のいくつかの面を説明しており、以下の説明の大部分において、LTEの技術用語が使用されている。
実施形態において、ネットワークデバイス110は、ビームフォーミング技術を実施し端末デバイス120に対し複数のビームで信号を送信するように設定される。1つのビームはビーム105として示されている。端末デバイス120は、ネットワークデバイス110から送信された信号を複数のビームで受信するように設定される。1つのビームはビーム106として示されている。
図2は、ビームレポーティングのためのチャネル測定と干渉測定のプロセス200を示す模式図である。図2に示すように、ネットワークデバイス110は、CMR及びIMRの設定を端末デバイス120に送信する(210)。例えば、無線リソース制御(RRC)シグナリング、メディアアクセス制御(MAC)制御エレメント(CE)、又はダウンリンク制御情報(DCI)によって、CMR及びIMRの設定を、信号を介して端末デバイス120に通知してもよい。本開示の実施形態において、CMR及びIMRの設定は、CMRの1つ又は複数のスロットオフセット値と、IMRの1つ又は複数のスロットオフセット値とを含むことができる。端末デバイス120は、その後のチャネル測定及び干渉測定に使用されるCMR及びIMRの設定を格納する(220)。
ネットワークデバイス110は、ビームと関連付けられているチャネル測定及び干渉測定を端末デバイス120が実行できるように、制御情報を送信する(230)。例えば、制御情報はDCIの形式であってもよい。注意すべき点として、制御情報は他の任意の適切な形式であってもよく、これに限定されるものではない。制御情報を受信すると、端末デバイス120は、格納されたCMR及びIMRの設定に基づいて、チャネル測定及び干渉測定を実行する(240)。
チャネル測定及び干渉測定の間、端末デバイス120は、CMR及びIMRにおいてそれぞれ、ネットワークデバイス110からCSI-RS等の参照信号を受信し(図2に図示せず)、受信した参照信号に基づいて、各ビームと関連付けられているチャネル品質(例えばSINR)を決定し、ビームの中から、最適なチャネル品質を有する1つ又は複数のビームを選択することができる。その後、端末デバイス120はネットワークデバイス110にビームレポートを送信する(250)。当該ビームレポートは、選択されたビームの指示を含む。当該指示は、選択されたビームに対応するRSの指示であってもよい。例えば、当該指示は、CSIリソースインジケータ(CRI)であってもよい。
以下、図3~図16を参照し、本開示の実施について詳細に説明する。図3は、本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法300のフローチャートを示す。方法300は、図1に示す端末デバイス120において実施することができる。理解すべき点として、方法300は、図示されていない付加的ブロックを含むことができ、且つ/又は、図示されたいくつかのブロックを省略することができ、この点において、本開示の範囲は限定されない。議論しやすいように、図1を参照して方法300を説明する。
ブロック310において、端末デバイス120は、ネットワークデバイス110から第1設定情報を受信する。当該第1設定情報は、チャネル測定用の第1リソースセットに関連付けられている第1スロットオフセット値と、干渉測定用の第2リソースセットに関連付けられている第2スロットオフセット値とを含む。これについては、実施形態1及び実施形態2を参照して詳細に説明する。
実施形態1
本実施形態では、第1リソースセットにおいてネットワークデバイス110から明示的な送信電力を有する参照信号が非周期的に送信され、明示的な送信電力を有しない参照信号が第2リソースセットにおいて送信される。これは、非周期的ゼロ電力干渉測定(AP ZP-IMR)ケースとも称される。
本実施形態では、第1リソースセットの中のリソースが、ビームセットの中のビームに関連付けられ、第2リソースセットの中のリソースも、当該ビームセットの中のビームに関連付けられている。
いくつかの実施形態では、第2スロットオフセット値は、第1スロットオフセット値より大きくすることができる。いくつかの実施形態では、第1設定情報は、干渉測定用の第3リソースセットに関連付けられている第3スロットオフセット値をさらに含む。これは、1つのCMRが複数のIMRにマッピングされることを意味する。いくつかの実施形態では、第3スロットオフセット値は、第2スロットオフセット値より大きい。第3リソースセットの中のリソースは、前記ビームセットの中のビームと関連付けられている。
理解を容易にするために、図4を参照しながら、AP ZP-IMRにおける例示的なオフセット設定についてさらに説明する。図4は、本開示のいくつかの実施形態にかかる、ビームに関連付けられているCM及びIMのために設定されたリソースの模式図400を示す。
図4に示すように、CSI-RSリソースセット401はチャネル測定用に設定され、CSI-RSリソースセット402及び403は干渉測定用に設定される。CSI-RSリソースセット401は、CSI-RSリソース411及び412を含む。ビーム421(1としてインデックス付けされる)及び422(2としてインデックス付けされる)は、CSI-RSリソース411及び412に関連付けられるよう設定される。CSI-RSリソースセット402は、CSI-RSリソース413及び414を含む。ビーム423(1としてインデックス付けされる)及び424(2としてインデックス付けされる)も、CSI-RSリソース413及び414に関連付けられるよう設定される。IM用のCSI-RSリソースセット403は、CSI-RSリソース415及び416を含む。ビーム425(1としてインデックス付けされる)及び426(2としてインデックス付けされる)も、CSI-RSリソース415及び416とそれぞれ関連付けられるよう設定される。
言い換えると、CSI-RSリソース413及び415は、「QCL-TypeD」に関してCSI-RSリソース411と疑似コロケーションされるように設定され、CSI-RSリソース414及び416は、「QCL-TypeD」に関してCSI-RSリソース412と疑似コロケーションされるように設定される。具体的には、CSI-RSリソース411、413、415はビーム1に関連付けられ、CSI-RSリソース412、414、416はビーム2に関連付けられている。
CSI-RSリソースセット401はオフセット1に関連付けられ、CSI-RSリソースセット402はオフセット2に関連付けられ、CSI-RSリソースセット403はオフセット3に関連付けられており、ここで、オフセット3>オフセット2>オフセット1である。
いくつかの実施形態では、第1スロットオフセット値、第2スロットオフセット値及び第3スロットオフセット値は、チャネル測定及び干渉測定を有効にするDCIが受信されるスロットに関して使用される。言い換えれば、AP ZP-IMRは、CMRに対して、以下に定義する設定可能なスロットオフセットを有する。
CSI-IM-ResourceSet ::= SEQUENCE {
csi-IM-ResourceSetId CSI-IM-ResourceSetId,
csi-IM-Resources SEQUENCE (SIZE(1..maxNrofCSI-IM-ResourcesPerSet)) OF CSI-IM-ResourceId,
aperiodicTriggeringOffset INTEGER(0..n) OPTIONAL, -- Need S
}
ここで、nはCSI-IMリソースセットに使用される最大スロットオフセットである。
いくつかの代替の実施形態において、第1スロットオフセット値及び第1所定値に基づいて第2スロットオフセット値を決定してもよく、第1スロットオフセット値及び第2所定値に基づいて第3スロットオフセット値を決定してもよい。いくつかの実施形態において、第2所定値は、第1所定値と異なっていてもよい。例えば、引き続き図4を参照すると、CSI-RSリソースセット401~403に関連付けられているスロットオフセット値は、以下の関係を有することができる。オフセット2=オフセット1+K1、オフセット3=オフセット1+K2、ここでK1及びK2は定数で、K2>K1である。
いくつかの代替の実施形態において、第1スロットオフセット値及び所定値に基づいて第2スロットオフセット値を決定してもよく、第2スロットオフセット値及び所定値に基づいて第3スロットオフセット値を決定してもよい。例えば、引き続き図4を参照すると、CSI-RSリソースセット401~403に関連付けられているスロットオフセット値は、以下の関係を有することができる。オフセット2=オフセット1+K、オフセット3=オフセット2+K、ここでKは定数である。
これらの代替の実施形態では、AP ZP-IMRは、CMRに対して、以下に定義する固定スロットオフセットを有してもよい。
aperiodicTriggeringOffset for CSI-IM-ResourceSet = aperiodicTriggeringOffset for CSI-IM-ResourceSet or NZP-CSI-CS-ResourceSet+Ki,ここで、KiはIMRのi番目のセット順により決定される固定値である。Kiは、前のIMRセット又はCMR CSI-RSの最後のシンボルに対するものである。
実施形態2
本実施形態では、第1リソースセット及び第2リソースセットにおいて、ネットワークデバイス110から明示的な送信電力を有する参照信号が非周期的に送信される。これは、非周期的非ゼロ電力干渉測定(AP NZP-IMR)のケースとも称される。
本実施形態では、第1リソースセットの中のリソースが、ビームセットの中のビームに関連付けられ、第2リソースセットの中のリソースも、ビームセットの中のビームに関連付けられている。第1リソースセットと第2リソースセットは、同じリソースセット識別子として設定することができる。言い換えると、L1-SINRビーム測定のために1つのリソースセットのみが設定され、そのリソースセットには複数のスロットオフセットが設定されている。異なるスロットオフセットを使用することで、異なるタイミングでリソースセットが送信され、それぞれのタイミングがCMR又はIMRに充てられる。この場合、CM用リソースセットとIM用リソースセットは、リソース毎に疑似コロケーションされる。
いくつかの実施形態では、第2スロットオフセット値は、第1スロットオフセット値より大きい。いくつかの実施形態では、第1設定情報は、干渉測定用の第3リソースセットに関連付けられている第3スロットオフセット値をさらに含み、第3スロットオフセット値は、第2スロットオフセット値より大きい。この場合、第1スロットオフセット値、第2スロットオフセット値及び第3スロットオフセット値は、チャネル測定及び干渉測定を有効にするDCIが受信されるスロットに関して使用される。
引き続き図4を参照すると、本実施形態では、CSI-RSリソースセット401~403は同一のリソースセットであり、CSI-RSリソースセット401~403に関連付けられているスロットオフセット値は、以下の関係を有する。オフセット3>オフセット2>オフセット1
この場合、IMRのオフセットとCMRのオフセットはセット毎に独立している。例えば、IMR2のaperiodicTriggeringOffset>IMR1のaperiodicTriggeringOffset>CMRのaperiodicTriggeringOffset、である。また、AP NZP-CSIセットのトリガは、複数のオフセット値を有することができる。繰り返しを設定することができる。第1オフセット値がCMRに用いられ、第2オフセット値がIMR1に用いられ、第3オフセット値がIMR2に用いられ、以下同様である。
以上、第1オフセット値及び第2オフセット値の設定を説明した。図3に戻って、ブロック320において、端末デバイス120は、第1制御情報を受信したか否かを決定する。第1制御情報は、第1設定情報が使用されることを示す。いくつかの実施形態では、DCIで第1制御情報を搬送してもよい。注意すべき点として、第1制御情報は、他の任意の適切な方法で搬送してもよい。第1制御情報を受信した場合、ブロック330において、端末デバイス120は、第1スロットオフセット値及び第2スロットオフセット値に基づいて、チャネル測定及び干渉測定を実行する。これらの測定は、図2を参照して実施できるため、ここでは詳細な説明を省略する。
図3及び図4を参照して上述した実施形態では、CMR用オフセット値とIMR用オフセット値が、設定に関して独立している。任意で又は追加で、CMR用のオフセット値とIMRのオフセット値は、リソース毎に独立していてもよい。これについて、図5及び図6を参照しながら詳しく説明する。
図5は、本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法500のフローチャートを示す。方法500は、図1に示す端末デバイス120において実施することができる。理解すべき点として、方法500は、図示されていない付加的ブロックを含むことができ、且つ/又は、図示されたいくつかのブロックを省略することができ、この点において、本開示の範囲は限定されない。議論しやすいように、図1を参照して方法500を説明する。
ブロック510において、端末デバイス120は、ネットワークデバイス110から第2設定情報を受信する。前記第2設定情報は、チャネル測定用の第4リソースセットの中のリソースに関連付けられている第4スロットオフセット値と、干渉測定用の第5リソースセットの中のリソースに関連付けられている第5スロットオフセット値とを含む。これについて、実施形態3を参照しながら詳細に説明する。
実施形態3
本実施形態では、第4リソースセットと第5リソースセットの両方において、周期的又は半持続的にネットワークデバイス110から参照信号を送信する。これは、P/SP NZP-IMRケースとも称される。
本実施形態では、第4リソースセットと第5リソースセットは、同一のリソースセットである。第4リソースセットの中のリソースが、ビームセットの中のビームに関連付けられ、第5リソースセットの中のリソースも、当該ビームセットの中のビームに関連付けられている。このビームセットの第1ビームに関連付けられている第5スロットオフセット値は、第1ビームに関連付けられている第4スロットオフセット値よりも大きい。
いくつかの実施形態では、第2設定情報は、干渉測定用の第6リソースセットの中のリソースに関連付けられている第6スロットオフセット値をさらに含む。第6リソースセットの中のリソースは、前記ビームセットの中のビームと関連付けられている。このビームセットの第1ビームに関連付けられている第6スロットオフセット値は、第1ビームに関連付けられている第5スロットオフセット値よりも大きい。
理解を容易にするために、図6を参照しながら、P/SP NZP-IMRにおける例示的なオフセット設定についてさらに説明する。図6は、本開示のいくつかの実施形態にかかる、ビームに関連付けられているCM及びIMのために設定されたリソースの模式図600を示す。
図6に示すように、CSI-RSリソースセット601はチャネル測定用に設定され、CSI-RSリソースセット602及び603は干渉測定用に設定される。CSI-RSリソースセット601は、CSI-RSリソース611及び612を含む。ビーム621(1としてインデックス付けされる)及び622(2としてインデックス付けされる)は、CSI-RSリソース611及び612に関連付けられるよう設定される。CSI-RSリソースセット602は、CSI-RSリソース613及び614を含む。ビーム623(1としてインデックス付けされる)及び624(2としてインデックス付けされる)も、CSI-RSリソース613及び614に関連付けられるよう設定される。IM用のCSI-RSリソースセット603は、CSI-RSリソース615及び616を含む。ビーム625(1としてインデックス付けされる)及び626(2としてインデックス付けされる)も、CSI-RSリソース615及び616とそれぞれ関連付けられるよう設定される。
言い換えると、CSI-RSリソース613及び615は、「QCL-TypeD」に関してCSI-RSリソース611と疑似コロケーションされるように設定され、CSI-RSリソース614及び616は、「QCL-TypeD」に関してCSI-RSリソース612と疑似コロケーションされるように設定される。具体的には、CSI-RSリソース611、613、615はビーム1に関連付けられ、CSI-RSリソース612、614、616はビーム2に関連付けられている。
リソース611はオフセット4に関連付けられ、リソース612はオフセット4’に関連付けられ、リソース613はオフセット5に関連付けられ、リソース614はオフセット5’に関連付けられ、リソース615はオフセット6に関連付けられ、リソース616はオフセット6’に関連付けられている。ここで、オフセット6>オフセット5>オフセット4、オフセット6’>オフセット5’>オフセット4’である。
言い換えると、IMRのオフセットとCMRのオフセットは、CRIリソースに関して異なる。例えば、IMR2におけるCRI1用のperiodicityAndOffset>IMR1におけるCRI1用のperiodicityAndOffset>CMRにおけるCRI1用のperiodicityAndOffset、である。P/SP NZP-CSI-RSのオフセットは、複数のオフセット値と関連付けることができる。繰り返しを設定することができる。第1オフセット値がCMRに用いられ、第2オフセット値がIMR1に用いられ、第3オフセット値がIMR2に用いられ、以下同様である。
以上、第4オフセット値及び第5オフセット値の設定を説明した。図5に戻って、ブロック520において、端末デバイス120は、第2制御情報を受信したか否かを決定する。第2制御情報は、第2設定情報が使用されることを示す。いくつかの実施形態では、DCIで第2制御情報を搬送してもよい。注意すべき点として、第2制御情報は、他の任意の適切な方法で搬送してもよい。第2制御情報を受信した場合、ブロック530において、端末デバイス120は、第4スロットオフセット値及び第5スロットオフセット値に基づいて、チャネル測定及び干渉測定を実行する。これらの測定は、図2を参照して実施できるため、ここでは詳細な説明を省略する。
図3~図6を参照して上述した実施形態において、オフセット設定は、CMR及びIMR用に個別のリソースセットが設定される状況のために設計されている。任意で又は追加で、CMRとIMRの両方に1つのリソースセットが設定される状況に対して、オフセット設定を設計してもよい。これについて、図7~図11を参照しながら詳しく説明する。
図7は、本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法700のフローチャートを示す。方法700は、図1に示す端末デバイス120において実施することができる。理解すべき点として、方法700は、図示されていない付加的ブロックを含むことができ、且つ/又は、図示されたいくつかのブロックを省略することができ、この点において、本開示の範囲は限定されない。議論しやすいように、図1を参照して方法700を説明する。
ブロック710において、端末デバイス120は、ネットワークデバイス110から第3設定情報を受信する。前記第3設定情報は、チャネル測定及び干渉測定に使用される第7リソースセットに関連付けられている第7スロットオフセット値を含む。これについて、実施形態4を参照しながら詳細に説明する。
実施形態4
本実施形態では、第7リソースセットにおいて、ネットワークデバイス110から参照信号が非周期的に送信される。これは、AP NZPに基づくCMR/IMRケースとも称される。
本実施形態では、第7リソースセットの中のリソースは、ビームセットの中のビームと関連付けられている。本実施形態では、1つのリソースセットのみを設定すればよい。第7リソースセットのN個のリソースがCMRに使用され、第7リソースセットのx×N個のリソースがIMRに使用される。ここでNとxは正の整数である。1つのスロットオフセット値のみが、セットに従い前記1つのリソースセット用に設定される。言い換えると、最初のRS用のオフセットのみが設定される。RSの繰り返しはスロット内に設定される。
本実施形態では、第7リソースセットの第1リソースがビームのうち第1ビームにおけるチャネル測定に使用され、第7リソースセットの第2リソースが第1ビームにおける干渉測定に使用され、第1リソースと第2リソースはそれぞれ、第1スロットと、第1スロットの後の第2スロットに関連付けられている。第7リソースセットの第3リソースがビームのうち第2ビームにおけるチャネル測定に使用され、第7リソースセットの第4リソースが第2ビームにおける干渉測定に使用され、第3リソースと第4リソースはそれぞれ、第3スロットと、第3スロットの後の第4スロットに関連付けられている。第3スロットは、第2スロットの後である。第1リソース、第2リソース、第3リソース及び第4リソースは、同一のリソースである。
理解を容易にするために、図8及び図9を参照しながら、AP-NZPに基づくCMR/IMRにおける例示的なオフセット設定についてさらに説明する。図8は、本開示のいくつかの実施形態にかかる、ビームに関連付けられているCM及びIMのために設定されたリソースの模式図800を示す。図9は、これらの実施形態にかかるCMRとIMRとの対応関係を図示する模式図900を示す。
図8は、CSI-RSリソース811~814を含むCSI-RSリソースセット810を示す。CSI-RSリソース811~814の第1サブセットAは、チャネル測定用に設定されている。例えば、図8に示すように、CSI-RSリソース811(CRIが1A、図9参照)及び813(CRIが2A、図9参照)は、チャネル測定用に設定されている。CSI-RSリソース811~814の第2サブセットBは、干渉測定用に設定されている。図8に示す例では、CSI-RSリソース812(CRIが1B、図9参照)及び814(CRIが2B、図9参照)は、干渉測定用に設定されている。
これらの実施形態において、CSI-RSリソース511~514に関連付けられているビームは、ネットワークデバイスによって設定される。チャネル測定用のリソースと、対応する干渉測定用のリソースとは、同一のビームに関連付けられている。図に示すように、CSI-RSリソース811に関連付けられているビーム821と、CSI-RSリソース812に関連付けられているビーム822は、共にインデックスが1である。CSI-RSリソース813に関連付けられているビーム823と、CSI-RSリソース814に関連付けられているビーム824は、共にインデックスが2である。言い換えると、CSI-RSリソース811は、「QCL-TypeD」に関してCSI-RSリソース812と疑似コロケーションされるように設定され、CSI-RSリソース813は、「QCL-TypeD」に関してCSI-RSリソース814と疑似コロケーションされるように設定される。
これらの実施形態において、CMR(CSI-RSリソース811及び813)とIMR(CSI-RSリソース812及び814)との間の対応関係は、ネットワークデバイス110によって設定され、予め決定される。図9に示すように、CRIが1AであるCSI-RSリソース811は、CMR911(CMR#1)として設定され、CRIが1BであるCSI-RSリソース812は、CMR#1に対応するIMR912(IMR#1)として設定される。CRIが2AであるCSI-RSリソース813は、CMR913(CMR#2)として設定され、CRIが2BであるCSI-RSリソース814は、CMR#2に対応するIMR914(IMR#2)として設定される。
したがって、この場合、ネットワークデバイス110にレポートされるCRIは、CSI-RSリソースペア/CSI-RSリソースセットのサブセットを指すことができる。図8に示す例では、1としてレポートされたCRIはCSI-RSリソース811及び812を指すことができ、2としてレポートされたCRIはCSI-RSリソース813及び814を指すことができる。
本実施形態では、マッピングの順序は以下の通りである。{(CRI1 CMR,CRI1 IMR),(CRI2 CMR,CRI2 IMR)…}。これにより、ビーム切替えが減少する。さらに、スロットオフセットをトリガする1つのRSセットと、繰り返しのRSを有するCRIペアとが設定される。例えば、CSI-RSリソース811のためだけのオフセット値である。
以上、第7オフセット値の設定を説明した。図7に戻って、ブロック720において、端末デバイス120は、第3制御情報を受信したか否かを決定する。第3制御情報は、第3設定情報が使用されることを示す。いくつかの実施形態では、DCIで第3制御情報を搬送してもよい。注意すべき点として、第3制御情報は、他の任意の適切な方法で搬送してもよい。第3制御情報を受信した場合、ブロック730において、端末デバイス120は、第7スロットオフセット値に基づいて、チャネル測定及び干渉測定を実行する。これらの測定は、図2を参照して実施できるため、ここでは詳細な説明を省略する。
図7~図9を参照して上述した実施形態において、オフセット設定は、オフセットがセット毎に独立している状況のために設計されている。任意で又は追加で、オフセットは、リソース毎に独立していてもよい。これについて、図10及び図11を参照しながら詳しく説明する。
図10は、本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法1000のフローチャートを示す。方法1000は、図1に示す端末デバイス120において実施することができる。理解すべき点として、方法1000は、図示されていない付加的ブロックを含むことができ、且つ/又は、図示されたいくつかのブロックを省略することができ、この点において、本開示の範囲は限定されない。議論しやすいように、図1を参照して方法1000を説明する。
ブロック1010において、端末デバイス120は、ネットワークデバイス110から第4設定情報を受信する。前記第4設定情報は、第8リソースセットの中のリソースに関連付けられている第8スロットオフセット値を含む。当該第8リソースセットは、チャネル測定及び干渉測定に使用される。これについて、実施形態5を参照しながら詳細に説明する。
実施形態5
本実施形態では、第8リソースセットにおいて、周期的又は半持続的にネットワークデバイス110から参照信号を送信する。これは、P/SP NZPに基づくCMR/IMRケースとも称される。
本実施形態では、第8リソースセットの中のリソースは、ビームセットの中のビームと関連付けられている。本実施形態では、1つのリソースセットのみを設定すればよい。第8リソースセットのN個のリソースがCMRに使用され、第8リソースセットのx×N個のリソースがIMRに使用される。ここでNとxは正の整数である。スロットオフセット値は、CSIリソース毎に設定される。
本実施形態では、第8リソースセットの第1リソースがビームのうち第1ビームにおけるチャネル測定に使用され、第8リソースセットの第2リソースが第1ビームにおける干渉測定に使用され、第1リソースと第2リソースはそれぞれ、第1スロットと、第1スロットの後の第2スロットに関連付けられている。第8リソースセットの第3リソースがビームのうち第2ビームにおけるチャネル測定に使用され、第8リソースセットの第4リソースが第2ビームにおける干渉測定に使用され、第3リソースと第4リソースはそれぞれ、第3スロットと、第3スロットの後の第4スロットに関連付けられている。第3スロットは、第2スロットの後である。第1リソース及び第2リソースに関連付けられている第8スロットオフセット値は、共に第1の値であり、第3リソース及び第4リソースに関連付けられている第8スロットオフセット値は、共に第2の値であり、第2の値は第1の値より大きい。
理解を容易にするために、図11を参照しながら、P/SP NZPに基づくCMR/IMRにおける例示的なオフセット設定についてさらに説明する。図11は、本開示のいくつかの実施形態にかかる、ビームに関連付けられているCM及びIMのために設定されたリソースの模式図1100を示す。図11は、CSI-RSリソース1111~1114に対しそれぞれオフセット値が設定されている以外は、図8と同様である。言い換えると、本明細書ではこの違いについてのみ説明し、その他の詳細については繰り返さない。
本実施形態では、CSI-RSリソース1111及び1112には共にオフセット7が設定され、CSI-RSリソース1113及び1114には共にオフセット8が設定され、オフセット8>オフセット7である。言い換えると、CMR及びIMR RS用のスロットオフセットはCRIに関して等しい。
以上、第8オフセット値の設定を説明した。図10に戻って、ブロック1020において、端末デバイス120は、第4制御情報を受信したか否かを決定する。第4制御情報は、第4設定情報が使用されることを示す。いくつかの実施形態では、DCIで第4制御情報を搬送してもよい。注意すべき点として、第4制御情報は、他の任意の適切な方法で搬送してもよい。第4制御情報を受信した場合、ブロック1030において、端末デバイス120は、第8スロットオフセット値に基づいて、チャネル測定及び干渉測定を実行する。これらの測定は、図2を参照して実施できるため、ここでは詳細な説明を省略する。
上記実施形態では、チャネル測定と干渉測定のスロットオフセット値を別々に設定するため、ビームに関連付けられているチャネル品質測定をより柔軟に実施することができる。
理解すべき点として、図4、図6、図8、図9及び図11に示したリソースは、あくまで説明のためのものであり、チャネル測定及び干渉測定のために、任意の適切な数のリソースを設定することができる。CSI-RSリソースについて記述したが、当業者は、チャネル測定及び干渉測定に適した他の種類のリソースを想到してもよい。また、上記で異なる実施形態に関して説明した態様を、組み合わせてもよい。
本開示の実施形態では、対応して、ネットワークデバイスで実施される方法がさらに提供される。これについて図12~図15を参照しつつ説明を行う。図12は、本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法1200のフローチャートを示す。方法1200は、図1に示すネットワークデバイス110において実施することができる。理解すべき点として、方法1200は、図示されていない付加的ブロックを含むことができ、且つ/又は、図示されたいくつかのブロックを省略することができ、この点において、本開示の範囲は限定されない。議論しやすいように、図1を参照して方法1200を説明する。
ブロック1210において、ネットワークデバイス110は第1設定情報を決定する。前記第1設定情報は、チャネル測定用の第1リソースセットに関連付けられている第1スロットオフセット値と、干渉測定用の第2リソースセットに関連付けられている第2スロットオフセット値とを含む。
いくつかの実施形態では、第1リソースセットにおいてネットワークデバイス110から参照信号を非周期的に送信するが、第2リソースセットでは参照信号を送信しない。第1リソースセットの中のリソースは、ビームセットの中のビームに関連付けられ、第2リソースセットの中のリソースも、当該ビームセットの中のビームに関連付けられている。
これらの実施形態では、第2スロットオフセット値は、第1スロットオフセット値より大きくすることができる。これらの実施形態では、第1設定情報は、干渉測定用の第3リソースセットに関連付けられている第3スロットオフセット値をさらに含んでもよく、第3スロットオフセット値は、第2スロットオフセット値より大きくすることができる。
いくつかの代替の実施形態において、第1スロットオフセット値及び第1所定値に基づいて第2スロットオフセット値を決定してもよく、第1スロットオフセット値及び第2所定値に基づいて第3スロットオフセット値を決定してもよい。第2所定値は第1所定値より大きい。いくつかの代替の実施形態において、第1スロットオフセット値及び所定値に基づいて第2スロットオフセット値を決定してもよく、第2スロットオフセット値及び所定値に基づいて第3スロットオフセット値を決定してもよい。
ここで、第1リソースセット及び第2リソースセットの両方において、ネットワークデバイス110から参照信号を非周期的に送信するいくつかの実施形態において、第1リソースセットと第2リソースセットは、同一のリソースセットである。第2スロットオフセット値は、第1スロットオフセット値より大きい。第1設定情報は、干渉測定用の第3リソースセットに関連付けられている第3スロットオフセット値をさらに含み、第3スロットオフセット値は、第2スロットオフセット値より大きい。その他の詳細は、実施形態1及び2を参照することができる。
ブロック1220において、ネットワークデバイス110は、端末デバイス120に、ネットワークデバイスから第1制御情報を受信したことに応じて第1スロットオフセット値及び第2スロットオフセット値に基づいてチャネル測定及び干渉測定を実行できるように、第1設定情報を送信する。当該第1制御情報は、第1設定情報が使用されることを示す。
図13は、本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法1300のフローチャートを示す。方法1300は、図1に示すネットワークデバイス110において実施することができる。理解すべき点として、方法1300は、図示されていない付加的ブロックを含むことができ、且つ/又は、図示されたいくつかのブロックを省略することができ、この点において、本開示の範囲は限定されない。議論しやすいように、図1を参照して方法1300を説明する。
ブロック1310において、ネットワークデバイス110は、第2設定情報を決定する。前記第2設定情報は、第4リソースセットの中のリソースに関連付けられている第4スロットオフセット値と、第5リソースセットの中のリソースに関連付けられている第5スロットオフセット値とを含む。第4リソースセットはチャネル測定に使用され、第5リソースセットは干渉測定に使用される。
いくつかの実施形態では、第4リソースセットと第5リソースセットの両方において、周期的又は半持続的にネットワークデバイス110から参照信号を送信する。これらの実施形態では、第4リソースセットと第5リソースセットは、同一のリソースセットである。これらの実施形態では、第4リソースセットの中のリソースが、ビームセットの中のビームに関連付けられ、第5リソースセットの中のリソースも、当該ビームセットの中のビームに関連付けられている。これらの実施形態において、ビームセットの第1ビームに関連付けられている第5スロットオフセット値は、第1ビームに関連付けられている第4スロットオフセット値よりも大きい。
これらの実施形態では、第2設定情報は、干渉測定用の第6リソースセットの中のリソースに関連付けられている第6スロットオフセット値をさらに含む。第6リソースセットの中のリソースは、ビームセットの中のビームと関連付けられている。そして、ビームセットの第1ビームに関連付けられている第6スロットオフセット値は、第1ビームに関連付けられている第5スロットオフセット値よりも大きい。その他の詳細は、実施形態3を参照することができる。
ブロック1320において、ネットワークデバイス110は、端末デバイス120に、ネットワークデバイスから第2制御情報を受信したことに応じて第4スロットオフセット値及び第5スロットオフセット値に基づいてチャネル測定及び干渉測定を実行できるように、第2設定情報を送信する。当該第2制御情報は、第2設定情報が使用されることを示す。
図14は、本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法1400のフローチャートを示す。方法1400は、図1に示すネットワークデバイス110において実施することができる。理解すべき点として、方法1400は、図示されていない付加的ブロックを含むことができ、且つ/又は、図示されたいくつかのブロックを省略することができ、この点において、本開示の範囲は限定されない。議論しやすいように、図1を参照して方法1400を説明する。
ブロック1410において、ネットワークデバイス110は、第3設定情報を決定する。前記第3設定情報は、チャネル測定及び干渉測定に使用される第7リソースセットに関連付けられている第7スロットオフセット値を含む。
いくつかの実施形態では、第7リソースセットの中のリソースは、ビームセットの中のビームと関連付けられ、第7リソースセットにおいて、周期的又は半持続的にネットワークデバイスから参照信号が送信される。
これらの実施形態では、第7リソースセットの第1リソースがビームのうち第1ビームにおけるチャネル測定に使用され、第7リソースセットの第2リソースが第1ビームにおける干渉測定に使用され、第1リソースと第2リソースはそれぞれ、第1スロットと、第1スロットの後の第2スロットに関連付けられている。第7リソースセットの第3リソースがビームのうち第2ビームにおけるチャネル測定に使用され、第7リソースセットの第4リソースが第2ビームにおける干渉測定に使用され、第3リソースと第4リソースはそれぞれ、第3スロットと、第3スロットの後の第4スロットに関連付けられている。第3スロットは第2スロットの後であり、第1リソース、第2リソース、第3リソース及び第4リソースは、同一のリソースである。その他の詳細は、実施形態4を参照することができる。
ブロック1420において、ネットワークデバイス110は、端末デバイス120に、ネットワークデバイスから第3制御情報を受信したことに応じて第7スロットオフセット値に基づいてチャネル測定及び干渉測定を実行できるように、第3設定情報を送信する。当該第3制御情報は、第3設定情報が使用されることを示す。
図15は、本開示のいくつかの実施形態にかかる例示的方法1500のフローチャートを示す。方法1500は、図1に示すネットワークデバイス110において実施することができる。理解すべき点として、方法1500は、図示されていない付加的ブロックを含むことができ、且つ/又は、図示されたいくつかのブロックを省略することができ、この点において、本開示の範囲は限定されない。議論しやすいように、図1を参照して方法1500を説明する。
ブロック1510において、ネットワークデバイス110は、第4設定情報を決定する。前記第4設定情報は、チャネル測定及び干渉測定に使用される第8リソースセットの中のリソースに関連付けられている第8スロットオフセット値を含む。
いくつかの実施形態では、第8リソースセットの中のリソースは、ビームセットの中のビームと関連付けられ、第8リソースセットにおいて、周期的又は半持続的にネットワークデバイス110から参照信号が送信される。
これらの実施形態では、第8リソースセットの第1リソースがビームのうち第1ビームにおけるチャネル測定に使用され、第8リソースセットの第2リソースが第1ビームにおける干渉測定に使用され、第1リソースと第2リソースはそれぞれ、第1スロットと、第1スロットの後の第2スロットに関連付けられている。第8リソースセットの第3リソースがビームのうち第2ビームにおけるチャネル測定に使用され、第8リソースセットの第4リソースが第2ビームにおける干渉測定に使用され、第3リソースと第4リソースはそれぞれ、第3スロットと、第3スロットの後の第4スロットに関連付けられている。第3スロットは、第2スロットの後であり、第1リソース及び第2リソースに関連付けられている第8スロットオフセット値は、共に第1の値であり、第3リソース及び第4リソースに関連付けられている第8スロットオフセット値は、共に第2の値であり、第2の値は第1の値より大きい。その他の詳細は、実施形態5を参照することができる。
図16は、本開示の実施形態を実施するのに適したデバイス1600の概略ブロック図である。デバイス1600は、図1に示すネットワークデバイス110又は端末デバイス120の別の例示の実現であると考えることができる。したがって、デバイス1600は、ネットワークデバイス110若しくは端末デバイス120で実現することができ、又はネットワークデバイス110若しくは端末デバイス120の少なくとも一部として実現することができる。
図に示すように、デバイス1600は、プロセッサ1610、プロセッサ1610に結合されるメモリ1620、プロセッサ1610に結合される適切な送信機(TX)及び受信機(RX)1640、並びにTX/RX1640に結合される通信インタフェースを含む。メモリ1620は、プログラム1630の少なくとも一部を格納する。TX/RX1640は双方向通信に用いられる。TX/RX 1640は、通信のための少なくとも1つのアンテナを有し、実際には本願で述べたアクセスノードは、複数のアンテナを有することができる。通信インタフェースは、他のネットワーク部材と通信を行う際に必要な任意のインタフェース、例えば、eNB間の双方向通信用のX2インタフェース、Mobility Management Entity(MME)/サービングゲートウェイ(S-GW)とeNBとの間の通信用のS1インタフェース、eNBと中継ノード(RN)との間の通信用のUnインタフェース、又はeNBと端末デバイスとの間の通信用のUuインタフェースを表すことができる。
プログラム1630がプログラム命令を含むと仮定すると、当該プログラム命令が、関連するプロセッサ1610により実行された場合、これにより、デバイス1600は、本明細書で図1~図15を参照して論じたように、本開示の実施形態に基づき操作を行うことができるようになる。本明細書の実施形態は、デバイス1600のプロセッサ1610が実行可能なコンピュータソフトウェアにより実施するか、ハードウェアにより実施するか、又はソフトウェア及びハードウェアの組合せにより実施することができる。プロセッサ1610は、本開示の各実施形態を実施するように設定することができる。また、プロセッサ1610及びメモリ1620の組合せは、本開示の各実施形態を実現するのに適した処理装置1650を構成することができる。
メモリ1620は、ローカルの技術ネットワークに適した任意のタイプであってよく、任意の適切なデータ記憶技術により実現することができる。例として、コンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体、半導体による記憶デバイス、磁気記憶デバイス及びシステム、光学記憶デバイス及びシステム、固定メモリ及び取り外し可能メモリ等が挙げられるが、これらに限定されない。デバイス1600には1つのメモリ1620しか示されていないが、デバイス1600には複数の物理上異なるメモリモジュールを設置することができる。例として、プロセッサ1610は、ローカルの技術ネットワークに適した任意のタイプであってよく、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号処理器(DSP)、及びマルチコアプロセッサ構成に基づくプロセッサのうち、1つ又は複数を含むことができるが、これらに限定されない。デバイス1600は複数のプロセッサ、例えば、マスタープロセッサを同期させるクロックに時間的に従属する特定用途向け集積回路チップを有することができる。
通常、本開示の各実施形態は、ハードウェア若しくは専用回路、ソフトウェア、論理、又はそれらの任意の組合せにおいて実施することができる。いくつかの態様はハードウェアによって実現し、他の態様はコントローラ、マイクロプロセッサ又は他のコンピュータデバイスが実行するファームウェア又はソフトウェアによって実現することができる。本開示の実施形態の各態様は、ブロック図、フローチャートとして図示されて説明され、又は他のいくつかの図形によって示されているが、理解すべき点として、本明細書に記載のブロック、装置、システム、技術又は方法は、例えば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路若しくは論理、汎用ハードウェア若しくはコントローラ若しくは他のコンピュータデバイス、又はそれらの組合せにおいて実現することができるが、これらに限定されない。
本開示はさらに、コンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体に、有形記憶される少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読命令を含む。当該コンピュータ可読命令は、対象の現実のプロセッサ又は仮想プロセッサ上のデバイスにおいて実行され、例えばプログラムモジュールに含まれて、図3、図5、図7、図10及び図12~15を参考に上述したプロセス又は方法を実行する。一般的に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行するか、又は特定の抽象データタイプを実現するルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造等を含む。プログラムモジュールの機能は、各実施形態での必要に応じて、プログラムモジュール間で組み合わせるか、又は分割することができる。プログラムモジュールのマシン可読命令は、ローカルデバイス又は分散型デバイスにおいて実行することができる。分散型デバイスにおいて、プログラムモジュールはローカルの記憶媒体及びリモートの記憶媒体の両方に置くことができる。
本開示の方法を実行するためのプログラムコードは、1種類又は複数種類のプログラミング言語の任意の組合せにより記述することができる。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ又はその他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ又はコントローラに提供可能であり、プログラムコードがプロセッサ又はコントローラによって実行されると、フローチャート及び/又はブロック図に指定された機能/操作を実現することができる。プログラムコードは全てマシン上で実行するか、部分的にマシン上で実行するか、独立したソフトウェアパッケージとして実行するか、マシン上で部分的に実行するとともにリモートのマシン上で部分的に実行するか、又は全てリモートのマシン若しくはサーバ上で実行することができる。
上述のプログラムコードは、マシン可読媒体上に含まれていてよく、当該マシン可読媒体は、命令実行システム、装置若しくはデバイスにより使用されるプログラム、又は、命令実行システム、装置若しくはデバイスと結合して使用されるプログラムを含むか又は格納する任意の有形媒体であり得る。マシン可読媒体は、マシン可読信号媒体又はマシン可読記憶媒体であり得る。マシン可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線若しくは半導体のシステム、装置若しくはデバイス、又は前述の任意の適切な組合せを含むことができるが、これらに限定されない。マシン可読記憶媒体のより具体的な例には、1つ若しくは複数のケーブルの電気的接続、携帯用コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去・書き込み可能なリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学的記憶装置、磁気記憶装置、又は前述の任意の適切な組合せが含まれる。
なお、操作について、特定の順序で説明を行ったが、所望の結果を得るために、こうした操作を示された特定の順序で実行するか若しくは順に実行するか、又は、図示された全ての操作を実行することが求められる、と理解されるべきではない。いくつかの状況では、複数のタスク及び並行処理が有利である可能性がある。同様に、上述の議論では、いくつかの特定の実施の詳細が含まれるが、これらの詳細は本開示の範囲に対する限定であると解釈されるべきではなく、特定の実施形態が持つ特徴についての説明であると解釈されるべきである。個々の実施形態の文脈において説明したいくつかの特徴は、ある1つの実施形態において組み合わせて実現されてもよい。逆に、1つの実施形態の文脈において説明された各種特徴は、複数の実施形態において単独で、又は任意の適切なサブ的な組合せにより、実現されてもよい。
本開示について、構造的特徴及び/又は方法・動作の専門の言葉で説明したが、添付の請求項によって限定される本開示は、必ずしも上述の具体的な特徴又は動作に限定されないと理解されるべきである。前述の具体的な特徴や動作はむしろ、請求項を実現する例示的形態として開示されている。

Claims (26)

  1. チャネル測定用の第1リソースセットに関連付けられている第1スロットオフセット値と、干渉測定用の第2リソースセットに関連付けられている第2スロットオフセット値とを含む第1設定情報を、端末デバイスにおいてネットワークデバイスから受信することと、
    前記第1設定情報が使用されることを示す第1制御情報を、前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第1スロットオフセット値及び前記第2スロットオフセット値に基づいて、前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行することと、
    を含む、
    通信の方法。
  2. 前記第1リソースセットの中のリソースは、ビームセットの中のビームに関連付けられ、前記第2リソースセットの中のリソースは、前記ビームセットの中の前記ビームに関連付けられる、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2リソースセットではなく前記第1リソースセットにおいて、前記ネットワークデバイスから参照信号が非周期的に送信される、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2スロットオフセット値は、前記第1スロットオフセット値より大きい、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1設定情報は、前記干渉測定用の第3リソースセットに関連付けられている第3スロットオフセット値をさらに含み、
    前記第3スロットオフセット値は、前記第2スロットオフセット値より大きい、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1設定情報は、前記干渉測定用の第3リソースセットに関連付けられている第3スロットオフセット値をさらに含み、
    前記第2スロットオフセット値は、前記第1スロットオフセット値及び第1所定値に基づいて決定され、前記第3スロットオフセット値は、前記第1スロットオフセット値及び第2所定値に基づいて決定され、前記第2所定値は前記第1所定値より大きい、
    請求項3に記載の方法。
  7. 前記第1設定情報は、前記干渉測定用の第3リソースセットに関連付けられている第3スロットオフセット値をさらに含み、
    前記第2スロットオフセット値は、前記第1スロットオフセット値及び所定値に基づいて決定され、前記第3スロットオフセット値は、前記第2スロットオフセット値及び前記所定値に基づいて決定される、
    請求項3に記載の方法。
  8. 参照信号が、前記第1リソースセット及び前記第2リソースセットの両方において、前記ネットワークデバイスから非周期的に送信され、
    前記第1リソースセットと前記第2リソースセットは、同一のリソースセットである、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2スロットオフセット値は、前記第1スロットオフセット値より大きい、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1設定情報は、前記干渉測定用の第3リソースセットに関連付けられている第3スロットオフセット値をさらに含み、
    前記第3スロットオフセット値は、前記第2スロットオフセット値より大きい、
    請求項9に記載の方法。
  11. チャネル測定用の第4リソースセットの中のリソースに関連付けられている第4スロットオフセット値と、干渉測定用の第5リソースセットの中のリソースに関連付けられている第5スロットオフセット値とを含む第2設定情報を、端末デバイスにおいてネットワークデバイスから受信することと、
    前記第2設定情報が使用されることを示す第2制御情報を、前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第4スロットオフセット値及び前記第5スロットオフセット値に基づいて、前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行することと、
    を含む、
    通信の方法。
  12. 前記第4リソースセットと前記第5リソースセットは、同一のリソースセットであり、
    前記第4リソースセットの中のリソースは、ビームセットの中のビームに関連付けられ、前記第5リソースセットの中のリソースは、前記ビームセットの中の前記ビームに関連付けられ、
    参照信号が、前記第4リソースセット及び前記第5リソースセットの両方において、前記ネットワークデバイスから周期的又は半持続的に送信される、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記ビームセットの中の第1ビームに関連付けられている前記第5スロットオフセット値は、前記第1ビームに関連付けられている前記第4スロットオフセット値よりも大きい、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記第2設定情報は、前記干渉測定用の第6リソースセットの中のリソースに関連付けられている第6スロットオフセット値をさらに含み、前記第6リソースセットの中のリソースは、前記ビームセットの中の前記ビームと関連付けられ、
    前記ビームセットの中の前記第1ビームに関連付けられている前記第6スロットオフセット値は、前記第1ビームに関連付けられている前記第5スロットオフセット値よりも大きい、
    請求項13に記載の方法。
  15. チャネル測定及び干渉測定のための第7リソースセットに関連付けられている第7スロットオフセット値を含む第3設定情報を、端末デバイスにおいてネットワークデバイスから受信することと、
    前記第3設定情報が使用されることを示す第3制御情報を、前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第7スロットオフセット値に基づいて、前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行することと、
    を含む、
    通信の方法。
  16. 前記第7リソースセットの中のリソースは、ビームセットの中のビームと関連付けられ。
    参照信号が、前記第7リソースセットにおいて、前記ネットワークデバイスから非周期的に送信される、
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記第7リソースセットの中の第1リソースが前記ビームのうち第1ビームにおける前記チャネル測定のために使用され、前記第7リソースセットの中の第2リソースが前記第1ビームにおける前記干渉測定のために使用され、前記第1リソースと前記第2リソースはそれぞれ、第1スロットと、前記第1スロットの後の第2スロットに関連付けられ、
    前記第7リソースセットの中の第3リソースが前記ビームのうち第2ビームにおける前記チャネル測定のために使用され、前記第7リソースセットの中の第4リソースが前記第2ビームにおける前記干渉測定のために使用され、前記第3リソースと前記第4リソースはそれぞれ、第3スロットと、前記第3スロットの後の第4スロットに関連付けられ、
    前記第3スロットは、前記第2スロットの後であり、
    前記第1リソース、前記第2リソース、前記第3リソース及び前記第4リソースは、同一のリソースである、
    請求項16に記載の方法。
  18. チャネル測定及び干渉測定のための第8リソースセットの中のリソースに関連付けられている第8スロットオフセット値を含む第4設定情報を、端末デバイスにおいてネットワークデバイスから受信することと、
    前記第4設定情報が使用されることを示す第4制御情報を、前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第8スロットオフセット値に基づいて、前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行することと、
    を含む、
    通信の方法。
  19. 前記第8リソースセットの中のリソースは、ビームセットの中のビームと関連付けられ、
    参照信号が、前記第8リソースセットにおいて、前記ネットワークデバイスから周期的又は半持続的に送信される、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記第8リソースセットの中の第1リソースが前記ビームのうち第1ビームにおける前記チャネル測定のために使用され、前記第8リソースセットの中の第2リソースが前記第1ビームにおける前記干渉測定のために使用され、前記第1リソースと前記第2リソースはそれぞれ、第1スロットと、前記第1スロットの後の第2スロットに関連付けられ、
    前記第8リソースセットの中の第3リソースが前記ビームのうち第2ビームにおける前記チャネル測定のために使用され、前記第8リソースセットの中の第4リソースが前記第2ビームにおける前記干渉測定のために使用され、前記第3リソースと前記第4リソースはそれぞれ、第3スロットと、前記第3スロットの後の第4スロットに関連付けられ、
    前記第3スロットは、前記第2スロットの後であり、
    前記第1リソース及び前記第2リソースに関連付けられている前記第8スロットオフセット値は、共に第1の値であり、前記第3リソース及び前記第4リソースに関連付けられている前記第8スロットオフセット値は、共に第2の値であり、前記第2の値は、前記第1の値より大きい、
    請求項19に記載の方法。
  21. チャネル測定用の第1リソースセットに関連付けられている第1スロットオフセット値と、干渉測定用の第2リソースセットに関連付けられている第2スロットオフセット値とを含む第1設定情報を、ネットワークデバイスにおいて決定することと、
    前記第1設定情報が使用されることを示す第1制御情報を前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第1スロットオフセット値及び前記第2スロットオフセット値に基づいて前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行するために、端末デバイスに前記第1設定情報を送信することと、
    を含む、
    通信の方法。
  22. チャネル測定用の第4リソースセットの中のリソースに関連付けられている第4スロットオフセット値と、干渉測定用の第5リソースセットの中のリソースに関連付けられている第5スロットオフセット値とを含む第2設定情報を、ネットワークデバイスにおいて決定することと、
    前記第2設定情報が使用されることを示す第2制御情報を前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第4スロットオフセット値及び前記第5スロットオフセット値に基づいて前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行するために、端末デバイスに前記第2設定情報を送信することと、
    を含む、
    通信の方法。
  23. チャネル測定及び干渉測定のための第7リソースセットに関連付けられている第7スロットオフセット値を含む第3設定情報を、ネットワークデバイスにおいて決定することと、
    前記第3設定情報が使用されることを示す第3制御情報を前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第7スロットオフセット値に基づいて前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行するために、端末デバイスに前記第3設定情報を送信することと、
    を含む、
    通信の方法。
  24. チャネル測定及び干渉測定のための第8リソースセットの中のリソースに関連付けられている第8スロットオフセット値を含む第4設定情報を、ネットワークデバイスにおいて決定することと、
    前記第4設定情報が使用されることを示す第4制御情報を前記ネットワークデバイスから受信したことに応じて、前記第8スロットオフセット値に基づいて前記チャネル測定及び前記干渉測定を実行するために、端末デバイスに前記第4設定情報を送信することと、
    を含む、
    通信の方法。
  25. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され命令が格納されているメモリと、
    を備え、
    前記命令は、前記プロセッサにより実行される場合、送信デバイスに請求項1~20のいずれか1項に記載の方法を実行させる、
    端末デバイス。
  26. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され命令が格納されているメモリと、
    を備え、
    前記命令が前記プロセッサにより実行される場合、請求項21~24のいずれか1項に記載の方法を実行する、ネットワークデバイス。
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