JP2023500143A - サービストラフィック調整方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

この出願の実施形態は、ネットワークリソースの無駄を低減し、ネットワーク利用効率を改善するためのサービストラフィック調整方法及び装置を開示する。当該方法は以下を含む。第1のコントローラは、トラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を取得し、トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータである。第1のコントローラは、トラフィックパラメータの第1の制限値、トラフィックパラメータの第2の制限値及びサービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいてトラフィックパラメータの目標値を取得する。トラフィックパラメータの目標値は、サービスフローの遅延要件を満たし、目標値は、トラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、第1の制限値は第2の制限値と等しくない。第1のコントローラは、トラフィックパラメータの目標値を送信し、目標値は、送信端により送信されるサービスフローのトラフィックを調整するために使用される。

Description

[関連出願への相互参照]
この出願は、2019年11月8日に中国国家知識産権局に出願された「SERVICE TRAFFIC ADJUSTMENT METHOD AND APPARATUS」という名称の中国特許出願第CN201911088713.7号に対する優先権を主張し、その全内容を参照により援用する。
[技術分野]
この出願は、通信分野に関し、特にサービストラフィック調整方法及び装置に関する。
技術が発展するにつれて、ユーザは、低ネットワーク遅延にますます高い要件を課しており、低ネットワーク遅延をどのように実現するかに関して、多くのタイプのネットワークについて多くの研究が行われている。例えば、タイムセンシティブネットワーキング(time sensitive networking, TSN)は、米国電気電子学会(institute of electrical and electronics engineers, IEEE)802.1タイムセンシティブネットワーキング・タスクグループにより研究されている標準のセットである。一連の標準は、主にイーサネット上のタイムセンシティブ伝送メカニズムを定義しており、IEEE802.1Q仮想ローカルエリアネットワークに由来する。タイムセンシティブネットワーキングは、伝送の決定論的遅延、低遅延及び高可用性を特に強調する。TSNの適用シナリオは幅広い。業界は、TSN関連技術が、産業自動化、インダストリー4.0、産業インターネット及びスマート製造のための重要な有効技術であると考えている。自動車業界では、TSNは、車載ネットワークがイーサネットベースの変革に向かうための重要な有効技術である。5Gを転送するため或いはリアルタイムサービス、例えば、AR又はVRを転送するための将来のトランスポートネットワークにとって、TSNはまた、伝送遅延の決定論的上限を確保するための重要な有効技術である。
タイムセンシティブネットワーキングのネットワークアーキテクチャは、トーカ(talker)及びリスナ(listener)を含む。トーカ及びリスナは、転送デバイスを通じて接続される。現在、転送デバイスの構成は、トーカとリスナとの間のサービストラフィック伝送遅延要件を満たすが、ネットワークリソースの無駄が存在し、ネットワーク利用効率は比較的低い。
この出願の実施形態は、ネットワークリソースの無駄を低減し、ネットワーク利用効率を改善するためのサービストラフィック調整方法及び装置を提供する。
第1の態様によれば、この出願の実施形態は、サービストラフィック調整方法を提供する。当該方法は、第1のコントローラに適用されてもよく、第1のコントローラは、例えば、ソフトウェア定義ネットワーキング(software-defined networking, SDN)コントローラ又は集中ネットワーク構成(centralized network configuration, CNC)コントローラでもよい。サービストラフィック調整方法は、以下のステップを具体的に含む。まず、第1のコントローラは、トラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を取得し、トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータである。次いで、第1のコントローラは、第1の制限値、第2の制限値及びサービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいてトラフィックパラメータの目標値を取得する。最後に、第1のコントローラは、目標値を送信し、目標値は、送信端により送信されるサービスフローのトラフィックを調整するために使用される。
ネットワークリソースがトラフィックパラメータの上限値に基づいて割り当てられる従来技術の解決策と比較して、この出願のこの実施形態では、目標値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて取得される。目標値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、目標値は、サービスフローの遅延要件を満たす。したがって、ネットワークリソースに対する要件、例えば、転送デバイスの帯域幅に対する要件は、遅延要件が確保されるときに低減でき、ネットワーク利用効率が改善できる。
任意選択で、第1のコントローラが、第1の制限値、第2の制限値及びサービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいて目標値を取得することは、以下のステップを使用することにより実現されてもよい。まず、第1のコントローラは、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて第1の値を取得し、第1の値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入る。次いで、第1のコントローラは、第1の値及びサービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいて、送信端から受信端までのサービスフローの遅延上限を取得する。ネットワーク計算(network calculus)方法は、送信端から受信端までのサービスフローの遅延上限を計算するために使用されてもよい。遅延上限が予め設定された遅延を超えないとき、第1のコントローラは、第1の値を目標値として決定する。上記の方法によれば、ネットワークの利用効率を改善するために、目標値を決定するという目的が達成できる。
この出願のこの実施形態では、第1のコントローラが第1の制限値及び第2の制限値を取得する複数の実現方式が存在してもよい。
第1の可能な実現方式では、第1の制限値及び第2の制限値は同じメッセージで搬送されてもよい。具体的には、第1のコントローラは、送信端又は送信端と通信する第2のコントローラにより送信された第1のメッセージを受信し、第1のメッセージは第1の制限値及び第2の制限値を含む。
実際の用途では、第1の制限値及び第2の制限値は、第1のメッセージの同じタイプ・長さ・値(type-length-value, TLV)フィールドで搬送されてもよく、或いは、第1のメッセージの異なるTLVフィールドで搬送されてもよい。具体的には、第1のメッセージは第1のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の制限値及び第2の制限値を搬送するために使用される。代替として、第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の制限値を搬送するために使用され、第2のTLVフィールドは第2の制限値を搬送するために使用される。代替として、第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の指示及び第1の制限値を搬送するために使用され、第2のTLVフィールドは第2の制限値を搬送するために使用され、第1の指示は、第2のTLVフィールドが第2の制限値を含むことを示すために使用される。
任意選択で、第1のメッセージは、マルチ登録プロトコル(multiple registration protocol, MRP)データユニットを含み、MRPデータユニットはTLVフィールドを含む。代替として、第1のメッセージはリンクローカル登録プロトコル(link-local registration protocol, LRP)データユニットを含み、LRPデータユニットはTLVフィールドを含む。代替として、第1の制限値及び第2の制限値は、YANGモデルデータ構造を使用することにより、第1のメッセージで搬送される。
第2の可能な実現方式では、第1の制限値及び第2の制限値は、異なるメッセージで搬送されてもよい。第1のコントローラは、第2のメッセージ及び第3のメッセージを取得し、第2のメッセージは第1の制限値を含み、第3のメッセージは第2の制限値を含む。具体的には、第1の制限値は第2のメッセージのTLVフィールドで搬送されてもよく、第2の制限値は第3のメッセージのTLVフィールドで搬送されてもよい。
第2のメッセージ内の第1の制限値及び第3のメッセージ内の第2の制限値が同じトラフィックパラメータに属することを識別するために、任意選択で、第2のメッセージ及び第3のメッセージはトラフィックパラメータの識別子を搬送してもよい。さらに、第2のメッセージ及び第3のメッセージは、第2のメッセージ内の第1の制限値及び第3のメッセージ内の第2の制限値が同じサービスフローのトラフィックパラメータに属することを第1のコントローラに通知するために、サービスフローの識別子を更に搬送してもよい。
任意選択で、第1のコントローラは、目標値を転送デバイスに更に送信してもよく、目標値は、転送デバイスの構成情報を調整するために更に使用される。この出願のこの実施形態では、転送デバイスは、特定のレートで受信サービスフローを伝送するように構成されたシェーパ(shaper)を含んでもよい。この場合、目標値は、遅延要件を満たすように、シェーパの元のパラメータを更新するためのシェーパの新たなパラメータとして使用されてもよい。
任意選択で、第1のコントローラが送信端と直接通信できるとき、第1のコントローラは、目標値をサービスフローの送信端に直接送信してもよい。具体的には、第1のコントローラは、第4のメッセージをサービスフローの送信端に送信してもよく、第4のメッセージは目標値を含む。例えば、目標値は第4のメッセージのTLVフィールドで搬送されてもよい。第1のコントローラが送信端と直接通信できないとき、すなわち、第1のコントローラが第2のコントローラを通じて送信端と通信する必要があるとき、第1のコントローラは、目標値を第2のコントローラに送信し、それにより、第2のコントローラは、目標値に基づいてサービスフローの送信端を構成する。具体的には、第1のコントローラは、第5のメッセージを第2のコントローラに送信してもよく、第5のメッセージは目標値を含む。例えば、目標値は第5のメッセージのTLVフィールドで搬送されてもよい。
第2の態様によれば、この出願の実施形態は、サービストラフィック調整方法を提供する。当該方法は、送信端に適用されてもよく、送信端は、サービスフローのソース端又はエッジネットワークデバイスでもよい。送信端は、第1のコントローラと直接通信してもよい。当該方法は、以下のステップを具体的に含む。まず、送信端は、トラフィックパラメータの目標値を取得する。トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータであり、目標値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、目標値は、サービスフローの遅延要件を満たす。次いで、送信端は、目標値に基づいてサービスフローのトラフィックを調整する。この出願のこの実施形態では、送信端は、目標値に基づいてサービスフローのトラフィックを調整し、それにより、遅延要件が確保され、転送デバイスのリソースの無駄が低減される。
任意選択で、送信端が第1のコントローラと直接通信できるとき、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。送信端は、第1の制限値及び第2の制限値を第1のコントローラに直接送信する。送信端が第2のコントローラを通じて第1のコントローラと通信する必要があるとき、当該方法は、以下のステップを含んでもよい。送信端は、第1の制限値及び第2の制限値を第2のコントローラに送信し、それにより、第1のコントローラは、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて目標値を取得する。
可能な実現方式では、第1の制限値及び第2の制限値は、送信のために同じメッセージで搬送されてもよい。具体的には、送信端が、第1の制限値及び第2の制限値を第1のコントローラ又は第2のコントローラに送信することは、以下を含む。送信端は、第1のメッセージを第1のコントローラ又は第2のコントローラに送信し、第1のメッセージは第1の制限値及び第2の制限値を含む。
第1の制限値及び第2の制限値は、第1のメッセージの同じTLVフィールド又は異なるTLVフィールド内にあってもよい。
具体的には、第1のメッセージは第1のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の制限値及び第2の制限値を搬送するために使用される。代替として、第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の制限値を搬送するために使用され、第2のTLVフィールドは第2の制限値を搬送するために使用される。代替として、第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の指示及び第1の制限値を搬送するために使用され、第2のTLVフィールドは第2の制限値を搬送するために使用され、第1の指示は、第2のTLVフィールドが第2の制限値を含むことを示すために使用される。
他の可能な実現方式では、第1の制限値及び第2の制限値は、送信のために異なるメッセージで別々に搬送されてもよい。具体的には、送信端が、第1の制限値及び第2の制限値を第1のコントローラに送信することは、以下を含む。送信端は、第2のメッセージ及び第3のメッセージを第1のコントローラに送信し、第2のメッセージは第1の制限値を含み、第3のメッセージは第2の制限値を含む。
第1のメッセージ、第2のメッセージ及び第3のメッセージの関連する詳細については、明細書の実施形態を参照する。詳細は、ここでは再び説明しない。
対応して、送信端は、以下の2つの方式で目標値を取得してもよい。送信端が第1のコントローラと直接通信できるとき、送信端は、第1のコントローラにより送信された目標値を受信してもよい。例えば、送信端は、第1のコントローラにより送信された第4のメッセージを受信してもよく、第4のメッセージは目標値を含む。送信端が第2のコントローラを通じて第1のコントローラと通信する必要があるとき、送信端は、第2のコントローラの構成に基づいて目標値を取得する。
第3の態様によれば、この出願の実施形態は、サービストラフィック調整方法を更に提供し、当該方法は、第2のコントローラにより実行されてもよい。第2のコントローラは、集中ネットワーク構成(centralized network configuration, CNC)コントローラ、プログラマブルロジックコントローラ(programmable logic controller, PLC)等でもよい。当該方法は、以下のステップを具体的に含む。まず、第2のコントローラは、トラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を取得し、トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータである。次いで、第2のコントローラは、第1の制限値及び第2の制限値を第1のコントローラに送信し、それにより、第1のコントローラは、第1の制限値及び第2の制限値に基づいてトラフィックパラメータの目標値を取得する。次に、第2のコントローラは、第1のコントローラから目標値を受信し、目標値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、目標値は、サービスフローの遅延要件を満たす。最後に、第2のコントローラは、目標値をサービスフローの送信端に送信し、目標値は、送信端により送信されるサービスフローのトラフィックを調整するために使用される。言い換えると、この出願のこの実施形態では、ネットワークリソースを低減する目的を達成するために、送信端及び第1のコントローラが第2のコントローラを通じて互いに接続されるとき、第2のコントローラは、上記の方法を使用することにより、目標値を送信端に送信してもよい。
この出願のこの実施形態では、第2のコントローラが第1の制限値及び第2の制限値を第1のコントローラに送信する複数の実現方式が存在してもよい。
可能な実現方式では、第2のコントローラは、第1のメッセージを第1のコントローラに送信し、第1のメッセージはサービスフローの第1の制限値及び第2の制限値を含む。
第1の制限値及び第2の制限値は、第1のメッセージの同じTLVフィールド又は異なるTLVフィールド内にあってもよい。
具体的には、第1のメッセージは第1のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の制限値及び第2の制限値を搬送するために使用される。代替として、第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の制限値を搬送するために使用され、第2のTLVフィールドは第2の制限値を搬送するために使用される。代替として、第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の指示及び第1の制限値を搬送するために使用され、第2のTLVフィールドは第2の制限値を搬送するために使用され、第1の指示は、第2のTLVフィールドが第2の制限値を含むことを示すために使用される。
他の可能な実現方式では、第1の制限値及び第2の制限値は、送信のために異なるメッセージで別々に搬送されてもよい。具体的には、第2のコントローラは、第2のメッセージ及び第3のメッセージを第1のコントローラに送信し、第2のメッセージは第1の制限値を含み、第3のメッセージは第2の制限値を含む。
第1のメッセージ、第2のメッセージ及び第3のメッセージの関連する詳細については、明細書の実施形態を参照する。詳細は、ここでは再び説明しない。
第4の態様によれば、この出願の実施形態は、サービストラフィック調整装置を提供する。当該装置は、第1のコントローラにおいて使用される。当該装置は、トラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を取得するように構成された取得ユニットであり、トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータである、取得ユニットと、第1の制限値、第2の制限値及びサービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいてトラフィックパラメータの目標値を取得するように構成された決定ユニットであり、目標値は、サービスフローの遅延要件を満たし、目標値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、第1の制限値は第2の制限値と等しくない、決定ユニットと、目標値を送信するように構成された送信ユニットであり、目標値は、送信端により送信されるサービスフローのトラフィックを調整するために使用される、送信ユニットとを含む。
任意選択で、決定ユニットは、第1の制限値及び第2の制限値に基づいてトラフィックパラメータの第1の値を取得するように構成され、第1の値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、第1の値及びサービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいて、送信端から受信端までのサービスフローの遅延上限を取得し、遅延上限が予め設定された遅延を超えないとき、第1の値を目標値として決定するように構成される。
任意選択で、取得ユニットは、送信端又は送信端と通信する第2のコントローラにより送信された第1のメッセージを受信するように構成され、第1のメッセージは第1の制限値及び第2の制限値を含む。
任意選択で、第1のメッセージは第1のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の制限値及び第2の制限値を搬送するために使用される。代替として、第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の制限値を搬送するために使用され、第2のTLVフィールドは第2の制限値を搬送するために使用される。代替として、第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の指示及び第1の制限値を搬送するために使用され、第2のTLVフィールドは第2の制限値を搬送するために使用され、第1の指示は、第2のTLVフィールドが第2の制限値を含むことを示すために使用される。
任意選択で、取得ユニットは、第2のメッセージ及び第3のメッセージを取得するように構成され、第2のメッセージは第1の制限値を含み、第3のメッセージは第2の制限値を含む。
任意選択で、送信ユニットは、目標値をサービスフローの送信端に送信するように構成されるか、或いは、目標値を第2のコントローラに送信するように構成され、それにより、第2のコントローラが目標値に基づいてサービスフローの送信端を構成する。
任意選択で、目標値をサービスフローの送信端に送信することは、第4のメッセージをサービスフローの送信端に送信し、第4のメッセージは目標値を含むことを含む。
任意選択で、目標値を第2のコントローラに送信することは、第5のメッセージを第2のコントローラに送信し、第5のメッセージは目標値を含むことを含む。
第5の態様によれば、この出願の実施形態は、サービストラヒック調整装置を提供する。当該装置は、送信端において使用される。当該装置は、トラフィックパラメータの目標値を取得するように構成された受信ユニットであり、トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータであり、目標値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、目標値は、サービスフローの遅延要件を満たし、第1の制限値は第2の制限値と等しくない、受信ユニットと、目標値に基づいてサービスフローのトラフィックを調整するように構成された調整ユニットとを含む。
任意選択で、当該装置は、第1の制限値及び第2の制限値を取得するように構成された取得ユニットと、第1の制限値及び第2の制限値を第1のコントローラ又は第2のコントローラに送信するように構成された送信ユニットとを更に含む。
任意選択で、送信ユニットは、第1のメッセージを第1のコントローラ又は第2のコントローラに送信するように構成され、第1のメッセージは第1の制限値及び第2の制限値を含む。
任意選択で、第1のメッセージは第1のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の制限値及び第2の制限値を搬送するために使用される。代替として、第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の制限値を搬送するために使用され、第2のTLVフィールドは第2の制限値を搬送するために使用される。代替として、第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の指示及び第1の制限値を搬送するために使用され、第2のTLVフィールドは第2の制限値を搬送するために使用され、第1の指示は、第2のTLVフィールドが第2の制限値を含むことを示すために使用される。
任意選択で、取得ユニットは、第1のコントローラにより送信された目標値を受信するように、或いは、第2のコントローラの構成に基づいて目標値を取得するように構成される。
任意選択で、第1のコントローラにより送信された目標値を受信することは、第1のコントローラにより送信された第4のメッセージを受信し、第4のメッセージは目標値を含むことを含む。
第6の態様によれば、この出願の実施形態は、第2のコントローラにおいて使用されるサービストラフィック調整装置を提供する。当該装置は、トラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を取得するように構成された取得ユニットであり、トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータである、取得ユニットと、第1の制限値及び第2の制限値を第1のコントローラに送信するように構成された第1の送信ユニットと、第1のコントローラから目標値を受信するように構成された受信ユニットであり、目標値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、第1の制限値は第2の制限値と等しくなく、目標値は、サービスフローの遅延要件を満たす、受信ユニットと、目標値をサービスフローの送信端に送信するように構成された第2の送信ユニットであり、目標値は、サービスフローの送信端を構成するために使用される、第2の送信ユニットとを含む。
任意選択で、第1の送信ユニットは、第1のメッセージを第1のコントローラに送信するように構成され、第1のメッセージはサービスフローの第1の制限値及び第2の制限値を含む。
任意選択で、第1のメッセージは第1のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の制限値及び第2の制限値を搬送するために使用される。
代替として、第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の制限値を搬送するために使用され、第2のTLVフィールドは第2の制限値を搬送するために使用される。
代替として、第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、第1のTLVフィールドは第1の指示及び第1の制限値を搬送するために使用され、第2のTLVフィールドは第2の制限値を搬送するために使用され、第1の指示は、第2のTLVフィールドが第2の制限値を含むことを示すために使用される。
第1の態様~第6の態様の実施形態では、第1の制限値は、最大サービストラフィックレート及び最大バーストボリュームを含み、第2の制限値は、最小サービストラフィックレート及び最小バーストボリュームを含み、目標値は、目標サービストラフィックレート及び目標バーストボリュームを含む。
任意選択で、第1の制限値は、サービスフローの最小パケット長の最小値を更に含み、第2の制限値は、サービスフローの最小パケット長の最大値を更に含み、目標値は、目標最小長を更に含む。
任意選択で、第1の制限値は、サービスフローの最大パケット長の最大値を更に含み、第2の制限値は、サービスフローの最大パケット長の最小値を更に含み、目標値は、サービスフローの目標最大長を更に含む。
この出願の実施形態によるサービストラフィック調整システムの概略図である。 この出願の実施形態によるサービストラフィック調整方法の概略フローチャートである。 この出願の実施形態による第1のメッセージ内の第1のTLVフィールド内の値の概略図である。 この出願の実施形態による第1のメッセージ内の第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドの値の概略図である。 この出願の実施形態によるサービス曲線及び到着曲線の概略図である。 この出願の実施形態による第4のメッセージ内のTLVフィールドの値の概略図である。 この出願の実施形態によるサービストラフィック調整方法の他の概略フローチャートである。 この出願の実施形態によるサービストラヒック調整装置の構造のブロック図である。 この出願の実施形態によるサービストラヒック調整装置の構造の他のブロック図である。 この出願の実施形態によるサービストラヒック調整装置の構造の他のブロック図である。 この出願の実施形態によるサービストラヒック調整デバイスの構造の概略図である。
タイムセンシティブネットワーキングのネットワークアーキテクチャでは、トーカ(talker)及びリスナ(listener)は転送デバイスを通じて接続される。トーカからリスナへのパケット伝送遅延を満たすために、転送デバイスのコントローラは、サービスフローを送信するためのトーカの最大サービストラフィック伝送要件を取得し、トーカの最大サービストラフィック伝送要件に基づいて、トーカからリスナへのパス上の転送デバイスの構成情報を計算し、転送デバイスの構成情報をパス上の各転送デバイスに配信する。しかし、トーカの実際のサービストラフィック伝送要件は、最大サービストラフィック伝送要件よりも低い可能性があるので、最大サービストラフィック伝送要件に基づいて転送デバイスの構成情報を計算することは、ネットワークリソースの無駄及び低いネットワーク利用効率を生じる可能性がある。例えば、転送デバイスのコントローラにより取得された最大サービストラフィック伝送要件は、トーカにより送信されるサービスフローのトラフィックパラメータの上限値でもよい。トラフィックパラメータの上限値は、例えば、単位時間当たりに送信されるパケットの最大数、各パケットのバイトの最大数等である。具体的には、転送デバイスの構成は、サービスフローのトラフィックパラメータが上限値であるとき、リスナにおける到着の実際の遅延が遅延上限を超えないという条件を満たす必要がある。しかし、サービスフローのトラフィックパラメータの実際の値が上限値よりも小さい可能性があり、或いは、上限値に到達する確率が低い。したがって、上限を使用することにより転送デバイスを構成することは、ネットワークリソースの無駄及び低いネットワーク利用効率を生じる。
上記の技術的問題を解決するために、この出願の実施形態は、ネットワークリソースを低減し、ネットワーク利用効率を改善するためのサービストラフィック調整方法及び装置を提供する。
以下に、適用シナリオを例として使用することにより、この出願の実施形態において提供されるサービストラフィック調整方法及び装置について説明する。
図1は、この出願の実施形態によるサービストラフィック調整システムの概略図である。
図1において、サービストラフィック調整システムは、送信端101、受信端102、転送デバイス103、転送デバイス104、転送デバイス105及びコントローラ106を具体的に含む。送信端101は転送デバイス103に接続され、転送デバイス103は転送デバイス104に接続される。転送デバイス104は転送デバイス105に接続され、転送デバイス105は受信端102に接続される。コントローラ106は、転送デバイス103、転送デバイス104及び転送デバイス105に別々に接続される。
この出願のこの実施形態では、送信端は、タイムセンシティブネットワーキングにおけるトーカでもよく、受信端は、タイムセンシティブネットワーキングにおけるリスナでもよい。さらに、この出願のこの実施形態では、送信端101は、代替として、サービスフローSのソース端又はエッジネットワークデバイスでもよい。受信端102は、代替として、サービスフローSの宛先端又はエッジネットワークデバイスでもよい。送信端101及び受信端102は、それぞれ、端末デバイス、転送デバイス又はサーバでもよい。送信端101及び受信端102がそれぞれ端末デバイスであるとき、送信端101及び受信端102はそれぞれ、デスクトップコンピュータ、携帯電話(mobile phone)、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、パームトップコンピュータ、モバイルインターネットデバイス(mobile Internet device, MID)、ウェアラブルデバイス、仮想現実(virtual reality, VR)デバイス、拡張現実(augmented reality, AR)デバイス、産業制御(industrial control)における無線端末、自動運転(self driving)における無線端末、遠隔医療手術(remote medical surgery)における無線端末、スマートグリッド(smart grid)における無線端末、輸送安全(transportation safety)における無線端末、スマートシティ(smart city)における無線端末、スマートホーム(smart home)における無線端末等でもよい。送信端101及び受信端102がそれぞれ転送デバイスであるとき、送信端101及び受信端102はそれぞれ、デバイス、例えば、スイッチ(switch)又はルータ(router)でもよい。
送信端101と受信端102との間に接続される転送デバイス103、転送デバイス104及び転送デバイス105はそれぞれ、デバイス、例えば、スイッチ又はルータでもよく、送信端101により受信端102に送信されるサービスフローSを伝送するように構成される。実際の用途では、送信端101と受信端102との間に接続される3つよりも多くの転送デバイス又は3つよりも小さい転送デバイスが存在してもよい。この出願のこの実施形態では、上記の3つの転送デバイスが説明のための例として使用される。
コントローラ106は、ソフトウェア定義ネットワーキング(software-defined networking, SDN)コントローラ、集中ネットワーク構成(centralized network configuration, CNC)コントローラ等でもよい。コントローラ106及び送信端101は、互いに直接的に(図面において破線により示す)或いは間接的に接続されてもよい。コントローラ106及び送信端101が互いに間接的に接続される場合、サービストラフィック調整システムは、コントローラ107を更に含んでもよく、送信端101は、コントローラ107を通じてコントローラ106に接続される。コントローラ107は、集中ネットワーク構成(centralized network configuration, CNC)コントローラ、プログラマブルロジックコントローラ(programmable logic controller, PLC)等でもよい。
図1に示すサービストラフィック調整システムは、この出願の単なる例であり、この出願の技術的解決策に対する限定を構成しない。以下に、この出願の実施形態において提供されるサービストラフィック調整方法を別々に説明するために、図1における送信端101及びコントローラ106が互いに直接的及び間接的に接続される2つの解決策を例として使用する。
まず、図1における送信端101及びコントローラ106が互いに直接的に接続される例が、この出願の実施形態において提供されるサービストラフィック調整方法を説明するために使用される。
図2は、この出願の実施形態によるサービストラフィック調整方法の概略フローチャートである。
S101:送信端は、トラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を第1のコントローラに送信する。
この出願のこの実施形態では、送信端は、第1のコントローラと直接通信してもよい。送信端は図1における送信端101でもよく、第1のコントローラは図1におけるコントローラ106でもよい。第1のコントローラ及び送信端末が接続されるインタフェースは、ユーザネットワークインタフェース(user network interface, UNI)でもよい。
この出願のこの実施形態では、トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータであり、トラフィックパラメータの制限値はトラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を含み、第1の制限値は第2の制限値と等しくない。
この出願のこの実施形態では、トラフィックパラメータは、サービストラフィックレート及びバーストボリュームを含んでもよい。サービストラフィックレートは、サービスフローの平均レートを示す。サービスフローがトークンバケットを使用することにより送信されるとき、サービスフローレートは、例えば、コミット情報レート(committed information rate, CIR)である。バーストボリュームは、サービスフローのバーストトラフィックを示す。サービスフローがトークンバケットを使用することにより送信されるとき、バーストボリュームは、例えば、コミットバーストサイズ(committed burst size, CBS)である。この出願のこの実施形態は、トークンバケットを使用することによりサービストラフィックを送信する方式に限定されない。
対応して、第1の制限値は、最大サービストラフィックレート及び最大バーストボリュームを含み、第2の制限値は、最小サービストラフィックレート及び最小バーストボリュームを含む。例えば、最大サービストラフィックレートが2,000bit/sであることは、サービスフローのサービストラフィックレートが最大値2,000bit/sに到達したとき、ネットワークがエンドツーエンド遅延要件を満たすことができることを送信端が想定することを意味する。最小サービストラフィックレートが500bit/sであることは、少なくともサービスフローの提供されたサービストラフィックレートが最小値500bit/sであるとき、ネットワークがエンドツーエンド遅延要件を満たすことができることを送信端が想定することを意味する。他の例では、最大バーストボリュームが800bitであることは、サービスフローのバーストボリュームが最大値800bitに到達したとき、ネットワークがエンドツーエンド遅延要件を満たすことができることを送信端が想定することを意味する。最小バーストボリュームが300bitであることは、少なくともサービスフローの提供されたバーストボリュームが最小値300bitであるとき、ネットワークがエンドツーエンド遅延要件を満たすことができることを送信端が想定することを意味する。
任意選択で、トラフィックパラメータは、サービスフローの最小パケット長を更に含んでもよい。対応して、第1の制限値は、サービスフローの最小パケット長の最小値を更に含み、第2の制限値は、サービスフローの最小パケット長の最大値を更に含む。例えば、最小パケット長の最大値が1,000bitであることは、サービスフローの全てのパケットが1,000bitよりも短くないことを送信端が確保できるが、全てのパケットが最小パケット長の最大値よりも大きい値、例えば1,001bitよりも短くないことを確保できないことを意味する。最小パケット長の最小値が200bitであることは、サービスフローの全てのパケットが200bitよりも短くないことを送信端が確保できることを意味する。
任意選択で、トラフィックパラメータは、サービスフローの最大パケット長を更に含んでもよい。対応して、第1の制限値は、サービスフローの最大パケット長の最大値を更に含み、第2の制限値は、サービスフローの最大パケット長の最小値を更に含む。例えば、最大パケット長の最大値が8,000bitであることは、サービスフローの全てのパケットが8,000bitよりも長くないことを送信端が確保できることを意味する。最大パケット長の最小値が5,000bitであることは、サービスフローの全てのパケットが5,000bitよりも長くないことを送信端が確保できるが、全てのパケットが最大パケット長の最小値よりも小さい値、例えば、4,999bitよりも長くないことを確保できないことを意味する。
第1の制限値及び第2の制限値に含まれるパラメータのタイプは、この出願の技術的解決策に対する限定を構成せず、当業者は、特定の状況に基づいてタイプを設計してもよいことが理解され得る。
この出願のこの実施形態では、送信端は、第1のメッセージを第1のコントローラに送信してもよく、第1のメッセージは第1の制限値及び第2の制限値を含む。第1の制限値及び第2の制限値は、第1のメッセージの同じTLVフィールド又は2つのTLVフィールドで搬送されてもよい。具体的には、第1の制限値及び第2の制限値は第1のメッセージの第1のTLVフィールドで搬送される。代替として、第1の制限値は第1のメッセージの第1のTLVフィールドで搬送され、第2の制限値は第1のメッセージの第2のTLVフィールドで搬送される。第1の制限値が第1のメッセージの第1のTLVフィールドで搬送され、第2の制限値が第1のメッセージの第2のTLVフィールドで搬送される場合、第1のTLVフィールドは第1の指示を更に含んでもよく、第1の指示は、第2のTLVフィールドが第2の制限値を含むことを示すために使用される。
図3に示す第1のTLVフィールドの値(value)は、第1の制限値及び第2の制限値を搬送してもよい。具体的には、第1の制限値に含まれる最大サービストラフィックレートは、図3における最大コミット情報レート(Max CIR)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第1の制限値に含まれる最大バーストボリュームは、図3における最大コミットバーストサイズ(Max CBS)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第1の制限値に含まれる最大パケット長の最大値は、図3における最大フレームサイズ(Max Frame Size)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第1の制限値に含まれる最小パケット長の最小値は、図3における最小フレームサイズ(Min Frame Size)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第2の制限値に含まれる最小サービストラフィックレートは、図3における最小コミット情報レート(Min CIR)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第2の制限値に含まれる最小バーストボリュームは、図3における最小コミットバーストサイズ(Min CBS)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第2の制限値に含まれる最小パケット長の最大値は、図3における最小フレーム長の最大値(Max_Min Frame Size)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第2の制限値に含まれる最大パケット長の最小値は、図3における最大フレーム長の最小値(Min Max Frame Size)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。
例えば、第1のTLVフィールドは、図4に示すトラフィック仕様(traffic specification, TSPEC)TLVフィールドでもよく、traffic specification TLVフィールドの値は第1の制限値を搬送するために使用される。第2のTLVフィールドは、図4に示すトラフィック仕様制限有効(TSPEC Limit Enable)TLVフィールドでもよく、TSPEC Limit Enable TLVフィールドの値は第2の制限値を搬送するために使用される。第1の制限値及び第2の制限値に含まれるパラメータ、並びに第1の制限値及び第2の値を搬送する方式については、図3における関連説明を参照する。図4に示すように、traffic specification TLVフィールドの値は、TSPEC Limit Enableフィールドを更に含む。1であるTSPEC Limit Enableフィールドにより搬送される値は、TSPEC Limit Enable TLVフィールドが存在することを示す。0であるTSPEC Limit Enableフィールドにより搬送される値は、TSPEC Limit Enable TLVフィールドが存在しないことを示す。代替として、TSPECはTSpec又はtspecとして表されてもよい。これは、この出願のこの実施形態では限定されない。
第1のメッセージがマルチ登録プロトコル(multiple registration protocol, MRP)に準拠する場合、第1のメッセージはMRPデータユニット(multiple registration protocol data unit, MRPDU)を含み、上記のTLVフィールドはMRPデータユニットで搬送されてもよい。
第1のメッセージがリンクローカル登録プロトコル(link-local registration protocol, LRP)に準拠する場合、第1のメッセージはLRPデータユニット(link-local registration protocol data unit, LRPDU)を含み、上記のTLVフィールドはLRPデータユニットで搬送されてもよい。
第1のメッセージが表現状態転送構成プロトコル(Representational State Transfer Configuration Protocol, RESTCONF)に準拠する場合、トラフィックパラメータの第1の制限値及び第2の制限値は、YANGモデルデータ構造を使用することにより第1のメッセージで搬送されてもよい。
明らかに、第1の制限値及び第2の制限値を搬送する方式は、この出願の技術的解決策に対する限定を構成せず、当業者は、実際の状況に基づいて方式を設定してもよいことが理解され得る。
例えば、第1の制限値及び第2の制限値は、2つのメッセージで送信されてもよい。具体的には、第1のデバイスは、第2のメッセージ及び第3のメッセージを第1のコントローラに送信し、第2のメッセージはトラフィックパラメータの第1の制限値を含み、第3のメッセージはトラフィックパラメータの第2の制限値を含む。代替として、第2のメッセージはトラフィックパラメータの第1の制限値を含み、第3のメッセージはトラフィックパラメータの第2の制限値を含む。第2のメッセージ及び第3のメッセージでトラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を搬送する具体的な方式は、第1のメッセージで第1の制限値及び第2の制限値を搬送する方式と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
この出願のこの実施形態では、送信端は、サービスフローの遅延要件を第1のコントローラに更に送信してもよい。サービスフローの遅延要件は、送信端(例えば、送信端101)から受信端(例えば、受信端102)へのサービスフローにより満たされる必要がある遅延要件である。遅延要件は予め設定された遅延を超えなくてもよい。
第1のメッセージ、第2のメッセージ及び第3のメッセージは、サービスフローの遅延要件を更に搬送してもよい。具体的には、遅延要件は、第1の制限値及び第2の制限値と同じTLVフィールドにあってもよく、或いは、例えば、ユーザネットワークインタフェース要件(user to network requirements)TLVフィールドで搬送される異なるTLVフィールドにあってもよい。
S102:第1のコントローラは、送信端により送信されたトラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を受信する。
例えば、第1の制限値及び第2の制限値が第1のメッセージで搬送される場合、第1のコントローラは、第1のメッセージから第1の制限値及び第2の制限値を取得する。具体的には、トラフィックパラメータの制限値が第1のメッセージの第1のTLVフィールドで搬送されるとき、第1のコントローラは、第1のメッセージの第1のTLVフィールドからトラフィックパラメータの第1の制限値及び第2の制限値を取得する。トラフィックパラメータの第1の制限値が第1のメッセージの第2のTLVフィールドで搬送され、トラフィックパラメータの第2の制限値が第1のメッセージの第3のTLVフィールドで搬送されるとき、第1のコントローラは、第1のメッセージの第2のTLVフィールドからトラフィックパラメータの第1の制限値を読み取り、第1のメッセージの第3のTLVフィールドからトラフィックパラメータの第2の制限値を読み取る。第2のTLVフィールドが第1の指示を含むとき、第1のコントローラは、第1の指示に基づいて第1のメッセージの第3のTLVフィールドからトラフィックパラメータの第2の制限値を読み取る。
S103:第1のコントローラは、トラフィックパラメータの第1の制限値、トラフィックパラメータの第2の制限値及びサービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいてトラフィックパラメータの目標値を取得する。
この出願のこの実施形態では、目標値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、第1の制限値は第2の制限値と等しくない。実現方式では、目標値は、第1の制限値以上且つ第2の制限値以下であり、第1の制限値は、第2の制限値未満である。他の実現方式では、目標値は、第2の制限値以上且つ第1の制限値以下であり、第1の制限値は、第2の制限値よりも大きい。この出願のこの実施形態で言及されるパラメータの値が範囲内に入ることは、パラメータの値が範囲の下限値以上且つ範囲の上限値以下であることを意味する。このように、送信端が目標値を最大値として使用することによりサービスフローを送信するとき、サービスフローの遅延要件が満たされる。
例えば、第1の制限値が最大サービストラフィックレート及び最大バーストボリュームを含み、第2の制限値が最小サービストラフィックレート及び最小バーストボリュームを含むとき、目標値は目標サービストラフィックレート及び目標バーストボリュームを含む。目標サービストラフィックレートは[最小サービストラフィックレート,最大サービストラフィックレート]の範囲内に入り、目標バーストボリュームは[最小バーストボリューム,最大バーストボリューム]の範囲内に入る。第1の制限値がサービスフローの最小パケット長の最小値を更に含み、第2の制限値がサービスフローの最小パケット長の最大値を更に含むとき、目標値は目標最小長を更に含み、目標最小長は[最小パケット長の最小値,最小パケット長の最大値]の範囲内に入る。第1の制限値がサービスフローの最大パケット長の最大値を更に含み、第2の制限値がサービスフローの最大パケット長の最小値を更に含むとき、目標値はサービスフローの目標最大長を更に含み、目標最大長は[最大パケット長の最小値,最大パケット長の最大値]の範囲内に入る。
この出願のこの実施形態では、S103は、以下のステップを使用することにより実現されてもよい。
まず、第1のコントローラは、第1の制限値及び第2の制限値に基づいてトラフィックパラメータの第1の値を取得する。第1の値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、第1の制限値は第2の制限値と等しくない。第1の制限値が第2の制限値よりも大きいとき、第1の値は第2の制限値以上且つ第1の制限値以下である。第2の制限値が第1の制限値よりも大きいとき、第1の値は、第1の制限値以上且つ第2の制限値以下である。例えば、最大サービストラフィックレートは2,000bit/sであり、最小サービストラフィックレートは500bit/sであり、サービストラフィックレートの第1の値は1,500bit/sでもよい。最大バーストボリュームは800bitであり、最小バーストボリュームは300bitであり、バーストボリュームの第1の値は600bitでもよい。
次いで、第1のコントローラは、第1の値及びサービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいて、送信端から受信端までのサービスフローの遅延上限を取得する。この出願のこの実施形態では、転送デバイスの構成情報、例えば、転送デバイスのポートの伝送レートのような情報は、送信端から受信端までのサービスフローの遅延上限を計算するために使用される。ネットワーク計算(network calculus)方法は、送信端から受信端までのサービスフローの遅延上限を計算するために使用されてもよい。ネットワーク計算は、通信ネットワークのエンドツーエンド決定論的遅延上限(delay upper-bound, DB)を計算するために使用できる方法である。いずれかの期間T内の転送デバイスにより入力されるサービスフローのトラフィックの上限は、到着曲線(arrival curve)として記述される。いずれかの期間T内の転送デバイスの転送能力の下限は、サービス曲線(service curve)として抽象化される。ネットワークにおけるサービスフローは、連続してM個の転送デバイスを通過すると仮定する。曲線αn(t)及びβn(t)はそれぞれ、M個の転送デバイス内の第nのノードにおける到着曲線及びサービス曲線を表し、1≦n≦Mであり、M≧1であり、tは期間T内のいずれかの時点を表し、0<t≦Tである。図5に示すように、期間T内の第nのノードにおけるサービス曲線と到着曲線との間の最大水平距離は、転送デバイスにより送信されるサービスフローの遅延上限である。
図1に示すサービストラフィック調整システムにおいて、サービスフローSが送信端101から受信端102に伝送される例が、ネットワーク計算に基づいてエンドツーエンド遅延上限を計算するための方法を説明するために使用される。送信端101から送信された後に、サービスフローSは、転送デバイス103、転送デバイス104及び転送デバイス105を連続して通過する。転送デバイス103に到着するサービスフローSの到着曲線はα1(t)であり、転送デバイス103により提供できる転送能力の下限はサービス曲線β1(t)である。転送デバイス104に到着するサービスフローSの到着曲線はα2(t)であり、転送デバイス104により提供できる転送能力の下限はサービス曲線β2(t)である。転送デバイス105に到着するサービスフローSの到着曲線はα3(t)であり、転送デバイス105により提供できる転送能力の下限はサービス曲線β3(t)である。
この出願のこの実施形態では、転送デバイスにおける到着曲線は、αn(t)=rt+bであり、傾きrはサービストラフィックレートの第1の値であり、切片bはバーストボリュームの第1の値である。
図1が例として使用される。転送デバイス103、転送デバイス104及び転送デバイス105における到着曲線の傾きrは、全てサービスフローSのサービストラフィックレートの第1の値であり、切片bは、全てサービスフローSのバーストボリュームの第1の値である。
転送デバイスにおけるサービス曲線は、βn(t)=Rt-Bであり、傾きRは転送デバイスのポートの伝送レートと干渉フローAのサービストラフィックレートとの間の差に等しくてもよい。干渉フローAは、優先度がサービスフローSのものよりも高いサービスフローであり、干渉フローA及びサービスフローSは、同じ転送デバイスの同じポートから出力される。サービス曲線の切片Bは、干渉フローBのバーストボリュームと干渉フローBのパケット長との和に等しくてもよい。干渉フローBは、優先度がサービスフローSのものよりも低いサービスフローであり、干渉フローB及びサービスフローSは、同じ転送デバイスの同じポートから出力される。
図1における転送デバイス103が例として使用される。転送デバイス103のサービス曲線βn(t)の傾きRは、転送デバイス103のポートの伝送レートと干渉フローAのサービストラフィックレートとの間の差に等しい。干渉フローAは、優先度がサービスフローSのものよりも高いサービスフローであり、干渉フローA及びサービスフローSは、転送デバイス103の同じポートから出力される。転送デバイス103のサービス曲線βn(t)の切片Bは、干渉フローBのバーストボリュームと干渉フローBのパケット長との和に等しくてもよい。干渉フローBは、優先度がサービスフローSのものよりも低いサービスフローであり、干渉フローB及びサービスフローSは、転送デバイス103の同じポートから出力される。
図1から、サービス曲線βn(t)の傾きRが到着曲線αn(t)の傾きrよりも大きいことが分かる。
サービス曲線βn(t)を計算するための上記の方法は、この出願の技術的解決策に対する限定を構成しない。当業者は、特定の状況に基づいて方法を更に設計してもよい。例えば、計算は、転送デバイスにおけるサービスフローの伝送遅延に基づいて更に実行されてもよい。
ネットワーク計算原理を使用することによる計算を通じてサービスフローのエンドツーエンド遅延上限を計算するための複数の方法、例えば、個別フロー分析(separate flow analysis, SFA)方法、PMOO(pay multiplexing only once, PMOO)分析方法及びトータルフロー分析(total flow analysis, TFA)方法が存在する。異なる方法において各転送デバイスにおける到着曲線αn(t)及び/又はサービス曲線βn(t)を計算する方式は異なってもよい。到着曲線及びサービス曲線を使用することによりサービスフローのエンドツーエンド遅延上限を計算する方式も、異なる方法において異なってもよい。図1に示すサービストラヒック調整システムにおいて、サービスフローSが送信端101から受信端102に伝送される例が依然として使用される。少なくとも以下の2つの方法が、サービスフローSのエンドツーエンド遅延上限を計算するために使用されてもよい。
方式1:エンドツーエンドサービスフローの遅延上限DBを決定するために、全てのN(N≧1)個の転送デバイスを通過するエンドツーエンドトラフィックの全体到着曲線α(t)及び全体サービス曲線β(t)が別々に計算され、α(t)とβ(t)との間の最大水平距離が計算される。
この方式では、エンドツーエンドサービスフローがオブジェクトとして直接使用される。サービスフローの到着曲線(t)は、ネットワーク内の第1の転送デバイスにおける到着曲線α1(t)として表され、すなわち、α(t)=α1(t)である。エンドツーエンドサービスフローのサービス曲線(t)は、ネットワーク内の全ての転送デバイスにおけるサービス曲線βn(t)(n=1、2、...及びN)に対してミニプラス畳み込み(mini-plus convolution)演算を実行することにより取得される。
まず、いずれかの2つの転送デバイスにおけるサービス曲線の間のミニプラス畳み込みを計算するための式は、以下のように定義される。
Figure 2023500143000002
βf((t-s)+βg(s)の下限値を解くために、いずれかの指定の時点tにおいて全てのs∈[0,t]がトラバースされ、取得された下限値は、時点tにおけるミニプラス畳み込み演算
Figure 2023500143000003
の戻り値として使用される。(t)及びβ(t)はいずれか2つの転送デバイスβf及びβgのサービス曲線関数を表す。関数は非減少関数であり、sは中間変数であり、[0,t]におけるいずれかの値でもよく、inf_は下限(infimum)の計算を表す。例えば、inf_{E}(x(E))は、値が集合Eにある関数x(E)の下限の計算を表す。
式1.1に基づいて、システム内のN個の転送デバイスを通過するサービスフローについて、転送デバイスにおけるサービス曲線はそれぞれβ1(t)、β2(t)、…及びβN(t)である。サービスフローのエンドツーエンドサービス曲線β(t)を計算するための式は、以下の通りである。
Figure 2023500143000004
例えば、図1に示すシステムに基づくサービスフローSについて、サービスフローSの到着曲線はα(t)=α1(t)であり、サービスフローSのサービス曲線は
Figure 2023500143000005
であり、
Figure 2023500143000006
である。
(t)と(t)との間の最大水平距離は、サービスフローの遅延上限を取得するために計算され、すなわち、DB=Max_Hdis(α(t),β(t))である。Max_Hdis(α(t),β(t))はα(t)とβ(t)との間の最大水平距離を表す。
方式2:全ての転送デバイスにおけるサービスフローの遅延上限dbn=Max_Hdis(αn(t),βn(t))を決定するために、エンドツーエンドサービスフローが通過する全てのN(N≧1)個の転送デバイスにおける到着曲線αn(t)及びサービス曲線βn(t)が別々に計算され、対応するαn(t)とβn(t)との間の最大水平距離が計算される。計算を通じてエンドツーエンドトラフィックの遅延上限DB=SUM(db1、...及びdbn)を取得するために、全ての転送デバイスにおける遅延上限dbnに対して加算が実行され、n=1、2、...及びNである。
例えば、サービスフローSについて、転送デバイス103におけるサービスフローSの到着曲線及びサービス曲線はそれぞれα1(t)及びβ1(t)であり、転送デバイス104におけるサービスフローSの到着曲線及びサービス曲線はそれぞれα2(t)及びβ2(t)である。この場合、転送デバイス103におけるサービスフローSの遅延上限db1=Max_Hdis(α1(t),β1(t))、転送デバイス104における遅延上限db2=Max_Hdis(α2(t),β2(t))、及び転送デバイス105における遅延上限db3=Max_Hdis(α3(t),β3(t))は別々に計算される。これに基づいて、サービスフローSのエンドツーエンド遅延上限は、DB=db1+db2+db3のように計算を通じて取得される。
受信端がサービスフローを転送する能力を有する場合、例えば、受信端が2つの隣接ドメインを接続するエッジ転送デバイスである場合、サービスフローのエンドツーエンド遅延上限が計算されるとき、受信端における到着曲線及びサービス曲線が更に考慮される必要がある点に留意すべきである。
図1が例として使用される。受信端102におけるサービスフローSの到着曲線は4α4(t)であり、受信端102により提供できる転送能力の下限はサービス曲線β4(t)である。
方式1では、エンドツーエンドサービス曲線は、
Figure 2023500143000007
であり、エンドツーエンド到着曲線はα(t)=α1(t)であり、エンドツーエンド遅延上限はDB=Max_Hdis(α(t),β(t))である。
方式2では、エンドツーエンド遅延の上限は、DB=db1+db2+db3+db4であり、db4=Max_Hdis(α4(t),β4(t))である。
この出願のこの実施形態では、トラフィックパラメータの第1の値及びサービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいて、送信端から受信端までのサービスフローの遅延上限を取得した後に、第1のコントローラは、遅延上限が予め設定された遅延を超えないか否かを決定してもよい。遅延上限が予め設定された遅延を超えない場合、第1のコントローラは、トラフィックパラメータの第1の値をトラフィックパラメータの目標値として決定する。
エンドツーエンド遅延上限を計算する上記の方式は、この出願の技術的解決策に対する限定を構成せず、当業者は、実際の状況に基づいて方式を設計してもよいことが理解され得る。
S104:第1のコントローラは、トラフィックパラメータの目標値を送信端に送信する。
この出願のこの実施形態では、第1のコントローラは、第4のメッセージを送信端に送信してもよく、第4のメッセージは目標値を搬送する。
任意選択で、トラフィックパラメータの目標値は、第4のメッセージのTLVフィールドで搬送されてもよい。代替として、トラフィックパラメータの目標値は、YANGモデルデータ構造を使用することにより第4のメッセージで搬送される。
例えば、目標値は、図6に示すトラフィック仕様許容(TSPEC Allowed)TLVフィールドの値で搬送されてもよい。サービストラフィックレートに関連し且つ目標値に含まれるパラメータは、図6に示す許容コミット情報レート(Allowed CIR)フィールドで搬送されてもよい。バーストボリュームに関連し且つ目標値に含まれるパラメータは、図6に示す許容コミットバーストサイズ(Allowed CBS)フィールドで搬送されてもよい。最小パケット長に関連し且つ目標値に含まれるパラメータは、図6に示す許容最小フレームサイズ(Allowed Min Frame Size)フィールドで搬送されてもよい。最大パケット長に関連し且つ目標値に含まれるパラメータは、図6に示す許容最大フレームサイズ(Allowed Max Frame Size)フィールドで搬送されてもよい。
S105:送信端は、トラフィックパラメータの目標値を受信し、目標値を使用することによりサービスフローのトラフィックを調整する。
例えば、送信端は、目標値を最大値として使用することにより、サービスフローのトラフィックを調整する。
この出願のこの実施形態では、送信端により送信されるサービスフローのトラフィックパラメータは目標値を超えず、転送デバイスの構成は、サービスフローのエンドツーエンド遅延要件を確保できる。トラフィックパラメータが目標値を超える場合、転送デバイスの構成は遅延要件を確保できない。
目標値は、従来の方式と比較して、第1の制限値よりも小さいので、転送デバイスは、より多くの帯域幅をサービスフローに割り当てる必要がない。したがって、ネットワークリソースが低減される。
この出願のこの実施形態では、トラフィックパラメータの目標値を取得した後に、任意選択で、第1のコントローラは、トラフィックパラメータの目標値を転送デバイスに更に送信してもよい。トラフィックパラメータの目標値は、転送デバイスの構成情報、例えば、転送デバイスのポートレートを調整するために使用される。
可能な実施形態では、転送デバイスは、特定のレートで受信サービスフローを伝送するように構成されたシェーパ(shaper)を含む。この場合、トラフィックパラメータの目標値、例えば、目標サービストラフィックレート及び目標バーストボリュームは、遅延要件を満たすように、シェーパの元のパラメータを更新するためのシェーパの新たなパラメータとして使用されてもよい。
この出願のこの実施形態では、第1のコントローラは、第1の制限値及び第2の制限値に基づく計算を通じて目標値を取得してもよく、目標値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入るだけでなく、遅延要件を満たすこともできる。したがって、送信端が目標値を最大値として使用することによりサービスフローを送信するとき、遅延要件が満たされることができるだけでなく、転送デバイスによりサービスフローに割り当てられる帯域幅が低減でき、それにより、ネットワークリソースが低減され、ネットワーク利用効率が改善される。
以下に、この出願の実施形態において提供されるサービストラフィック調整方法を説明するために、送信端101が図1におけるコントローラ107を通じてコントローラ106に接続される例を使用する。
図7は、この出願の実施形態によるサービストラフィック調整方法の概略フローチャートである。
以下に、図1及び図7を参照して、この出願の実施形態において提供されるサービストラフィック調整方法について説明する。
S201:第2のコントローラは、トラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を取得する。
この出願のこの実施形態では、第2のコントローラはコントローラ107でもよい。トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータである。トラフィックパラメータに含まれる内容については、上記の説明を参照する。詳細は、ここでは再び説明しない。
第2のコントローラがトラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を取得する方式は、第2のコントローラが送信端により送信されたトラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を受信すること、又は第2のコントローラが予め構成されたトラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を取得することである。これは、この出願では具体的に限定されない。
任意選択で、第2のコントローラは、サービスフローの遅延要件を更に取得してもよい。取得方式は、第1の制限値及び第2の制限値を取得する方式と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
S202:第2のコントローラは、トラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を第1のコントローラに送信する。
第2のコントローラがトラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を第1のコントローラに送信する方式は、図2に示す実施形態において送信端がトラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を第1のコントローラに送信する方式と基本的に同じである。上記の説明を参照する。詳細は、ここでは再び説明しない。
第2のコントローラがサービスフローの遅延要件を更に取得した場合、第2のコントローラは、サービスフローの遅延要件を第1のコントローラに更に送信する。
S203:第1のコントローラは、第2のコントローラにより送信されたトラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を受信する。
S204:第1のコントローラは、トラフィックパラメータの第1の制限値、トラフィックパラメータの第2の制限値及びサービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいてトラフィックパラメータの目標値を取得する。
S203及びS204は、S102及びS103と基本的に同じである。関連する内容については、上記の説明を参照する。詳細は、ここでは再び説明しない。
S205:第1のコントローラは、トラフィックパラメータの目標値を第2のコントローラに送信する。
この出願のこの実施形態では、第1のコントローラは、第5のメッセージを第2のコントローラに送信してもよく、第5のメッセージはトラフィックパラメータの目標値を搬送する。
具体的には、トラフィックパラメータの目標値は、第5のメッセージのTLVフィールドで搬送されてもよい。代替として、トラフィックパラメータの目標値は、YANGモデルデータ構造を使用することにより第5のメッセージで搬送される。
S206:第2のコントローラは、第1のコントローラからトラフィックパラメータの目標値を受信する。
S207:第2のコントローラは、トラフィックパラメータの目標値を送信端に送信する。
S208:送信端は、トラフィックパラメータの目標値を受信し、目標値を使用することによりサービスフローのトラフィックを調整する。
この出願のこの実施形態では、送信端及び第1のコントローラは互いに間接的に接続されるので、第2のコントローラは、トラフィックパラメータの目標値を送信端に送信する必要があり、それにより、送信端は、ネットワークリソースを低減するために、目標値に基づいてサービスフローのトラフィックを調整できる。具体的には、送信端がトラフィックパラメータの目標値を受信することは、送信端が第2のコントローラの構成に基づいてトラフィックパラメータの目標値を取得することでもよい。
さらに、トラフィックパラメータの目標値は、転送デバイスの構成情報を調整するために更に使用される。関連する内容については、上記の説明を参照する。詳細は、ここでは再び説明しない。
対応して、図8を参照する。この出願の実施形態は、サービストラフィック調整装置800を更に提供する。当該装置は、第1のコントローラにおいて使用され、第1のコントローラは、図2又は図7に示す実施形態における第1のコントローラの機能を実現してもよい。
装置800は、取得ユニット801、決定ユニット802及び送信ユニット803を含む。取得ユニット801は、図2に示す実施形態におけるS102又は図7に示す実施形態におけるS203を実現してもよい。決定ユニット802は、図2に示す実施形態におけるS103又は図7に示す実施形態におけるS204を実現してもよい。送信ユニット803は、図2に示す実施形態におけるS104又は図7に示す実施形態におけるS205を実現してもよい。詳細は以下の通りである。
取得ユニット801は、トラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を取得するように構成され、トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータである。
決定ユニット802は、トラフィックパラメータの第1の制限値、トラフィックパラメータの第2の制限値及びサービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいてトラフィックパラメータの目標値を取得するように構成される。トラフィックパラメータ
の目標値は、サービスフローの遅延要件を満たし、目標値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、第1の制限値は第2の制限値と等しくない。
送信ユニット803は、トラフィックパラメータの目標値を送信するように構成され、目標値は、送信端により送信されるサービスフローのトラフィックを調整するために使用される。
サービストラヒック調整装置800の具体的な内容については、上記の方法の実施形態における第1のコントローラに関する説明を参照する。詳細は、ここでは再び説明しない。
図9を参照する。この出願の実施形態は、サービストラヒック調整装置900を提供する。当該装置は送信端において使用され、送信端は、図2又は図7に示す実施形態における送信端の機能を実現してもよい。
サービストラヒック調整装置900は、受信ユニット901及び調整ユニット902を含む。受信ユニット901及び調整ユニット902は、図2に示す実施形態におけるS105又は図7に示す実施形態におけるS207の機能を実現してもよい。詳細は以下の通りである。
受信ユニット901は、トラフィックパラメータの目標値を取得するように構成される。トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータであり、目標値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入る。目標値は、サービスフローの遅延要件を満たし、第1の制限値は第2の制限値と等しくない。
調整ユニット902は、目標値に基づいてサービスフローのトラフィックを調整するように構成される。
サービストラヒック調整装置900の具体的な内容については、上記の方法の実施形態における送信端に関する説明を参照する。詳細は、ここでは再び説明しない。
図10を参照する。この出願の実施形態は、第2のコントローラに適用されるサービストラフィック調整装置1000を提供する。第2のコントローラは、図2又は図7に示す実施形態における第2のコントローラの機能を実現してもよい。
サービストラヒック調整装置1000は、取得ユニット1001、第1の送信ユニット1002、受信ユニット1003及び第2の送信ユニット1004を有する。取得ユニット1001は、図7に示す実施形態におけるS201の機能を実現してもよい。第1の送信ユニット1002は、図7に示す実施形態におけるS202の機能を実現してもよい。受信ユニット1003は、図7に示す実施形態におけるS206の機能を実現してもよい。第2の送信ユニット1004は、図7に示す実施形態におけるS207の機能を実現してもよい。詳細は以下の通りである。
取得ユニット1001は、トラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を取得するように構成され、トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータである。
第1の送信ユニット1002は、トラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を第1のコントローラに送信するように構成される。
受信ユニット1003は、第1のコントローラからトラフィックパラメータの目標値を受信するように構成される。目標値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、第1の制限値は第2の制限値と等しくなく、目標値は、サービスフローの遅延要件を満たす。
第2の送信ユニット1004は、トラフィックパラメータの目標値をサービスフローの送信端に送信するように構成され、目標値は、送信端により送信されるサービスフローのトラフィックを調整するために使用される。
サービストラヒック調整装置1000の具体的な内容については、上記の方法の実施形態における第2のコントローラに関する説明を参照する。詳細は、ここでは再び説明しない。
対応して、この出願の実施形態は、サービストラヒック調整装置800に対応するサービストラヒック調整デバイスを更に提供する。サービストラヒック調整デバイスは、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは命令を記憶するように構成され、プロセッサはメモリ内の命令を実行し、上記の方法の実施形態において提供され且つ第1のコントローラにより実行されるサービストラフィック調整方法を実行するように構成される。
対応して、この出願の実施形態は、サービストラヒック調整装置900に対応するサービストラヒック調整デバイスを更に提供する。サービストラヒック調整デバイスは、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは命令を記憶するように構成され、プロセッサはメモリ内の命令を実行し、上記の方法の実施形態において提供され且つ送信端により実行されるサービストラフィック調整方法を実行するように構成される。
対応して、この出願の実施形態は、サービストラヒック調整装置1000に対応するサービストラヒック調整デバイスを更に提供する。サービストラヒック調整デバイスは、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは命令を記憶するように構成され、プロセッサはメモリ内の命令を実行し、上記の方法の実施形態において提供され且つ第2のコントローラにより実行されるサービストラフィック調整方法を実行するように構成される。
サービストラヒック調整装置800に対応するサービストラヒック調整デバイス、サービストラヒック調整装置900に対応するサービストラヒック調整デバイス、及びサービストラヒック調整装置1000に対応するサービストラヒック調整デバイスのハードウェア構成は、それぞれ図11に示す構造でもよい点に留意すべきである。図11は、この出願の実施形態によるデバイスの構造の概略図である。
図11を参照する。デバイス1100は、プロセッサ1110、通信インタフェース1120及びメモリ1130を含む。デバイス1100に1つ以上のプロセッサ1110が存在してもよい。図11では、1つのプロセッサが例として使用される。この出願のこの実施形態では、プロセッサ1110、通信インタフェース1120及びメモリ1130は、バスシステムを通じて或いは他の方式で接続されてもよい。図11では、バスシステム1140を通じた接続が例として使用される。
プロセッサ1110は、中央処理装置(central processing unit, CPU)、ネットワークプロセッサ(network processor, NP)又はCPUとNPとの組み合わせでもよい。プロセッサ1110は、ハードウェアチップを更に含んでもよい。ハードウェアチップは、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit, ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(programmable logic device, PLD)又はこれらの組み合わせでもよい。PLDは、複雑プログラマブルロジックデバイス(complex programmable logic device, CPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array, FPGA)、ジェネリックアレイロジック(generic array logic, GAL)又はこれらのいずれかの組み合わせでもよい。
メモリ1130は、揮発性メモリ(英語:volatile memory)、例えば、ランダムアクセスメモリ(random-access memory, RAM)を含んでもよい。メモリ1130は、不揮発性メモリ(英語:non-volatile memory)、例えば、フラッシュメモリ(英語:flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive, HDD)又はソリッドステートドライブ(solid-state drive, SSD)を更に含んでもよい。メモリ1130は、上記のタイプのメモリの組み合わせを更に含んでもよい。
任意選択で、メモリ1130は、オペレーティングシステム、プログラム、実行可能モジュール若しくはデータ構造、これらのサブセット、又はこれらの拡張セットを記憶する。プログラムは、様々な動作を実現するために、様々な動作命令を含んでもよい。オペレーティングシステムは、様々な基本サービスを実現してハードウェアベースのタスクを処理するために、様々なシステムプログラムを含んでもよい。プロセッサ1110は、この出願の実施形態において提供されるサービストラフィック調整方法を実現するために、メモリ1130内のプログラムを読み取ってもよい。
バスシステム1140は、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(peripheral component interconnect, PCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(extended industry standard architecture, EISA)バス等でもよい。バスシステム1140は、アドレスバス、データバス、制御バス等に分類されてもよい。表現を容易にするために、図11においてバスシステム1140を表すために1つの太線のみが使用されるが、これは1つのバスのみ又は1つのタイプのバスのみが存在することを意味するものではない。
この出願の実施形態は、サービストラフィック調整システムを更に提供する。当該システムは、第1のコントローラ及び送信端を含む。システム内の第1のコントローラは、図2に示す実施形態における第1のコントローラの処理ステップを実行してもよく、或いは、対応して、システム内の第1のコントローラは、図8に示す実施形態におけるサービストラフィック調整装置800でもよい。システム内の送信端は、図2に示す実施形態における送信端の処理ステップを実行してもよく、或いは、対応して、システム内の送信端は、図9に示す実施形態におけるサービストラフィック調整装置900でもよい。
この出願の実施形態は、サービストラフィック調整システムを更に提供する。当該システムは、第1のコントローラ、第2のコントローラ及び送信端を含む。システム内の第1のコントローラは、図7に示す実施形態における第1のコントローラの処理ステップを実行してもよく、或いは、対応して、システム内の第1のコントローラは、図8に示す実施形態におけるサービストラフィック調整装置800でもよい。システム内の第2のコントローラは、図7に示す実施形態における第2のコントローラの処理ステップを実行してもよく、或いは、対応して、システム内の第2のコントローラは、図10に示す実施形態におけるサービストラフィック調整装置1000でもよい。システム内の送信端は、図2に示す実施形態における送信端の処理ステップを実行してもよく、或いは、対応して、システム内の送信端は、図9に示す実施形態におけるサービストラフィック調整装置900でもよい。
この出願の実施形態は、命令を含むコンピュータ読み取り可能記憶媒体を更に提供する。命令がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、上記の方法の実施形態において提供され且つ第1のコントローラにより実行されるサービストラフィック調整方法を実行することが可能になる。
この出願の実施形態は、命令を含むコンピュータ読み取り可能記憶媒体を更に提供する。命令がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、上記の方法の実施形態において提供され且つ送信端により実行されるサービストラフィック調整方法を実行することが可能になる。
この出願の実施形態は、命令を含むコンピュータ読み取り可能記憶媒体を更に提供する。命令がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、上記の方法の実施形態において提供され且つ第2のコントローラにより実行されるサービストラフィック調整方法を実行することが可能になる。
この出願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品を更に提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行するとき、コンピュータは、上記の方法の実施形態において提供され且つ第1のコントローラにより実行されるサービストラフィック調整方法を実行することが可能になる。
この出願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品を更に提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行するとき、コンピュータは、上記の方法の実施形態において提供され且つ送信端により実行されるサービストラフィック調整方法を実行することが可能になる。
この出願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品を更に提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行するとき、コンピュータは、上記の方法の実施形態において提供され且つ第2のコントローラにより実行されるサービストラフィック調整方法を実行することが可能になる。
この出願の明細書、特許請求の範囲及び添付の図面において、「第1」、「第2」、「第3」、「第4」等の用語(存在する場合)は、同様の対象物の間を区別することを意図しているが、必ずしも特定の順序又はシーケンスを示すとは限らない。このような方法で使用されるデータは、適切な場合には交換可能であり、それにより、ここに記載される実施形態がここに図示又は記載される順序以外の順序で実現できることが理解されるべきである。さらに、「含む(comprise)」、「有する(have)」及びこれらのいずれかの変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図しており、例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又はデバイスは、必ずしも明確に列挙されたステップ又はユニットに限定されるとは限らず、明確に列挙されていないか或いはこのようなプロセス、方法、製品又はデバイスに固有である他のステップ又はユニットを含んでもよい。
便宜的且つ簡単な説明の目的で、上記のシステム、装置及びユニットの詳細な動作プロセスについては、上記の方法の実施形態における対応するプロセスを参照することが、当業者により明確に理解され得る。詳細は、ここでは再び説明しない。
この出願において提供されるいくつかの実施形態では、開示のシステム、装置及び方法は、他の方式で実現されてもよいことが理解されるべきである。例えば、記載の装置の実施形態は単なる例である。例えば、ユニットへの分割は、単なる論理的なモジュール分割である。実際の実現方式では、他の分割方式が存在してもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは結合されてもよく或いは他のシステムに統合されてもよく、或いは、いくつかの特徴は無視されてもよく或いは実行されなくてもよい。さらに、表示又は議論された相互結合又は直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェースを通じて実現されてもよい。装置又はユニットの間の間接結合又は通信接続は、電子的、機械的又は他の形式で実現されてもよい。
別個の部分として記載されるユニットは、物理的に分離されてもよく或いは分離されなくてもよく、ユニットとして表示される部分は、物理的ユニットでもよく物理的ユニットでなくてもよく、1つの場所に位置してもよく、或いは、複数のネットワークユニットに分散されてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施形態における解決策の目的を実現するための実際の要件に依存して取得されてもよい。
さらに、この出願の実施形態におけるモジュールユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよい。代替として、ユニットのそれぞれは、物理的に単独で存在してもよく、或いは、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、或いは、ソフトウェアモジュールユニットの形式で実現されてもよい。
統合されたユニットがソフトウェアモジュールユニットの形式で実現され、独立した製品として販売又は使用されるとき、統合されたユニットは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、この出願の技術的解決策は本質的に、或いは、従来技術に寄与する部分又は技術的解決策の全部若しくは一部は、ソフトウェア製品の形式で実現されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、転送デバイス等でもよい)に対して、この出願の実施形態に記載される方法の全部又は一部のステップを実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory, ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)、磁気ディスク又は光ディスクのようなプログラムコードを記憶できるいずれかの媒体を含む。
当業者は、上記の1つ以上の例において、本発明に記載される機能がハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらのいずれかの組み合わせにより実現されてもよいことを認識すべきである。ソフトウェアが機能を実現するために使用されるとき、機能はコンピュータ読み取り可能媒体に記憶されてもよく、或いは、コンピュータ読み取り可能媒体内の1つ以上の命令又はコードとして伝送されてもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含む。通信媒体は、或る場所から他の場所へのコンピュータプログラムの伝送を容易にするいずれかの媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータ又は専用コンピュータにアクセス可能ないずれかの利用可能な媒体でもよい。
上記の具体的な実現方式において、本発明の目的、技術的解決策及び有利な効果について詳細に更に説明されている。上記の説明は、単に本発明の具体的な実現方式であることが理解されるべきである。
上記の実施形態は、単にこの出願の技術的解決策を記載することを意図しており、この出願を限定するものではない。この出願は、上記の実施形態を参照して詳細に説明されているが、当業者は、この出願の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、上記の実施形態に記録された技術的解決策に対して依然として変更を行ってもよく、その技術的特徴のいくつかに等価置換を行ってもよいことを理解すべきである。
任意選択で、第1のコントローラが、第1の制限値、第2の制限値及びサービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいてターゲットパラメータの目標値を取得することは、以下のステップを使用することにより実現されてもよい。まず、第1のコントローラは、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて第1の値を取得し、第1の値は、第1の制限値及び第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入る。次いで、第1のコントローラは、第1の値及びサービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいて、送信端から受信端までのサービスフローの遅延上限を取得する。ネットワーク計算(network calculus)方法は、送信端から受信端までのサービスフローの遅延上限を計算するために使用されてもよい。遅延上限が予め設定された遅延を超えないとき、第1のコントローラは、第1の値を目標値として決定する。上記の方法によれば、ネットワークの利用効率を改善するために、目標値を決定するという目的が達成できる。
可能な実現方式では、第2のコントローラは、第1のメッセージを第1のコントローラに送信し、第1のメッセージはトラフィックパラメータの第1の制限値及び第2の制限値を含む。
任意選択で、第1の送信ユニットは、第1のメッセージを第1のコントローラに送信するように構成され、第1のメッセージはトラフィックパラメータの第1の制限値及び第2の制限値を含む。
任意選択で、第1の制限値は、サービスフローの最小パケット長の最小値を更に含み、第2の制限値は、サービスフローの最小パケット長の最大値を更に含み、目標値は、サービスフローの目標最小長を更に含む。
図3に示す第1のTLVフィールドの値(value)は、第1の制限値及び第2の制限値を搬送してもよい。具体的には、第1の制限値に含まれる最大サービストラフィックレートは、図3における最大コミット情報レート(Max CIR)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第1の制限値に含まれる最大バーストボリュームは、図3における最大コミットバーストサイズ(Max CBS)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第1の制限値に含まれる最大パケット長の最大値は、図3における最大フレームサイズ(Max Frame Size)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第1の制限値に含まれる最小パケット長の最小値は、図3における最小フレームサイズ(Min Frame Size)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第2の制限値に含まれる最小サービストラフィックレートは、図3における最小コミット情報レート(Min CIR)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第2の制限値に含まれる最小バーストボリュームは、図3における最小コミットバーストサイズ(Min CBS)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第2の制限値に含まれる最小パケット長の最大値は、図3における最小フレーム長の最大値(Max_Min Frame Size)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。第2の制限値に含まれる最大パケット長の最小値は、図3における最大フレーム長の最小値(Min_Max Frame Size)フィールドを使用することにより搬送されてもよい。
例えば、第1の制限値及び第2の制限値は、2つのメッセージで送信されてもよい。具体的には、第1のデバイスは、第2のメッセージ及び第3のメッセージを第1のコントローラに送信し、第2のメッセージはトラフィックパラメータの第1の制限値を含み、第3のメッセージはトラフィックパラメータの第2の制限値を含む。第2のメッセージ及び第3のメッセージでトラフィックパラメータの第1の制限値及びトラフィックパラメータの第2の制限値を搬送する具体的な方式は、第1のメッセージで第1の制限値及び第2の制限値を搬送する方式と同様である。詳細は、ここでは再び説明しない。
第1のメッセージ、第2のメッセージ及び第3のメッセージは、サービスフローの遅延要件を更に搬送してもよい。具体的には、遅延要件は、第1の制限値及び第2の制限値と同じTLVフィールドにあってもよく、或いは、例えば、ユーザネットワークインタフェース要件(user-network interface requirement)TLVフィールドで搬送される異なるTLVフィールドにあってもよい。
例えば、第1の制限値が最大サービストラフィックレート及び最大バーストボリュームを含み、第2の制限値が最小サービストラフィックレート及び最小バーストボリュームを含むとき、目標値は目標サービストラフィックレート及び目標バーストボリュームを含む。目標サービストラフィックレートは[最小サービストラフィックレート,最大サービストラフィックレート]の範囲内に入り、目標バーストボリュームは[最小バーストボリューム,最大バーストボリューム]の範囲内に入る。第1の制限値がサービスフローの最小パケット長の最小値を更に含み、第2の制限値がサービスフローの最小パケット長の最大値を更に含むとき、目標値はサービスフローの目標最小長を更に含み、目標最小長は[最小パケット長の最小値,最小パケット長の最大値]の範囲内に入る。第1の制限値がサービスフローの最大パケット長の最大値を更に含み、第2の制限値がサービスフローの最大パケット長の最小値を更に含むとき、目標値はサービスフローの目標最大長を更に含み、目標最大長は[最大パケット長の最小値,最大パケット長の最大値]の範囲内に入る。
次いで、第1のコントローラは、第1の値及びサービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいて、送信端から受信端までのサービスフローの遅延上限を取得する。この出願のこの実施形態では、転送デバイスの構成情報、例えば、転送デバイスのポートの伝送レートのような情報は、送信端から受信端までのサービスフローの遅延上限を計算するために使用される。ネットワーク計算(network calculus)方法は、送信端から受信端までのサービスフローの遅延上限を計算するために使用されてもよい。ネットワーク計算方法は、通信ネットワークのエンドツーエンド決定論的遅延上限(delay upper-bound, DB)を計算するために使用できる方法である。いずれかの期間T内の転送デバイスにより入力されるサービスフローのトラフィックの上限は、到着曲線(arrival curve)として記述される。いずれかの期間T内の転送デバイスの転送能力の下限は、サービス曲線(service curve)として抽象化される。ネットワークにおけるサービスフローは、連続してM個の転送デバイスを通過すると仮定する。曲線αn(t)及びβn(t)はそれぞれ、M個の転送デバイス内の第nのノードにおける到着曲線及びサービス曲線を表し、1≦n≦Mであり、M≧1であり、tは期間T内のいずれかの時点を表し、0<t≦Tである。図5に示すように、期間T内の第nのノードにおけるサービス曲線と到着曲線との間の最大水平距離は、転送デバイスにより送信されるサービスフローの遅延上限である。
方式1:エンドツーエンドサービスフローの遅延上限DBを決定するために、全てのN(N≧1)個の転送デバイスを通過するエンドツーエンドサービスフローの全体到着曲線α(t)及び全体サービス曲線β(t)が別々に計算され、α(t)とβ(t)との間の最大水平距離が計算される。
方式2:全ての転送デバイスにおけるサービスフローの遅延上限dbn=Max_Hdis(αn(t),βn(t))を決定するために、エンドツーエンドサービスフローが通過する全てのN(N≧1)個の転送デバイスにおける到着曲線αn(t)及びサービス曲線βn(t)が別々に計算され、対応するαn(t)とβn(t)との間の最大水平距離が計算される。計算を通じてエンドツーエンドサービスフローの遅延上限DB=SUM(db1、...及びdbn)を取得するために、全ての転送デバイスにおける遅延上限dbnに対して加算が実行され、n=1、2、...及びNである。
例えば、目標値は、図6に示すトラフィック仕様許容(TspecAllowed)TLVフィールドの値で搬送されてもよい。サービストラフィックレートに関連し且つ目標値に含まれるパラメータは、図6に示す許容コミット情報レート(Allowed CIR)フィールドで搬送されてもよい。バーストボリュームに関連し且つ目標値に含まれるパラメータは、図6に示す許容コミットバーストサイズ(Allowed CBS)フィールドで搬送されてもよい。最小パケット長に関連し且つ目標値に含まれるパラメータは、図6に示す許容最小フレームサイズ(Allowed Min Frame Size)フィールドで搬送されてもよい。最大パケット長に関連し且つ目標値に含まれるパラメータは、図6に示す許容最大フレームサイズ(Allowed Max Frame Size)フィールドで搬送されてもよい。
メモリ1130は、揮発性メモリ(volatile memory)、例えば、ランダムアクセスメモリ(random-access memory, RAM)を含んでもよい。メモリ1130は、不揮発性メモリ(non-volatile memory)、例えば、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive, HDD)又はソリッドステートドライブ(solid-state drive, SSD)を更に含んでもよい。メモリ1130は、上記のタイプのメモリの組み合わせを更に含んでもよい。

Claims (41)

  1. サービストラフィック調整方法であって、
    第1のコントローラにより、トラフィックパラメータの第1の制限値及び前記トラフィックパラメータの第2の制限値を取得するステップであり、前記トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータである、ステップと、
    前記第1のコントローラにより、前記第1の制限値、前記第2の制限値及び前記サービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいて前記トラフィックパラメータの目標値を取得するステップであり、前記目標値は、前記サービスフローの遅延要件を満たし、前記目標値は、前記第1の制限値及び前記第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、前記第1の制限値は第2の制限値と等しくない、ステップと、
    前記第1のコントローラにより、前記目標値を送信するステップであり、前記目標値は、送信端により送信される前記サービスフローの前記トラフィックを調整するために使用される、ステップと
    を含む方法。
  2. 前記第1のコントローラにより、前記第1の制限値、前記第2の制限値及び前記サービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいて前記トラフィックパラメータの目標値を取得するステップは、
    前記第1のコントローラにより、前記第1の制限値及び前記第2の制限値に基づいて前記トラフィックパラメータの第1の値を取得するステップであり、前記第1の値は、前記第1の制限値及び前記第2の制限値に基づいて決定された前記範囲内に入る、ステップと、
    前記第1のコントローラにより、前記第1の値及び前記サービスフローが通過する前記転送デバイスの前記構成情報に基づいて、前記送信端から受信端までの前記サービスフローの遅延上限を取得するステップと、
    前記第1のコントローラにより、前記遅延上限が予め設定された遅延を超えないとき、前記第1の値を前記目標値として決定するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 第1のコントローラにより、トラフィックパラメータの第1の制限値及び前記トラフィックパラメータの第2の制限値を取得するステップは、
    前記第1のコントローラにより、前記送信端又は前記送信端と通信する第2のコントローラにより送信された第1のメッセージを受信するステップであり、前記第1のメッセージは前記第1の制限値及び前記第2の制限値を含む、ステップを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1のメッセージは第1のTLVフィールドを含み、前記第1のTLVフィールドは前記第1の制限値及び前記第2の制限値を搬送するために使用されるか、或いは、
    前記第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、前記第1のTLVフィールドは前記第1の制限値を搬送するために使用され、前記第2のTLVフィールドは前記第2の制限値を搬送するために使用されるか、或いは、
    前記第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、前記第1のTLVフィールドは第1の指示及び前記第1の制限値を搬送するために使用され、前記第2のTLVフィールドは前記第2の制限値を搬送するために使用され、前記第1の指示は、前記第2のTLVフィールドが前記第2の制限値を含むことを示すために使用される、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 第1のコントローラにより、トラフィックパラメータの第1の制限値及び前記トラフィックパラメータの第2の制限値を取得するステップは、
    前記第1のコントローラにより、第2のメッセージ及び第3のメッセージを取得するステップであり、前記第2のメッセージは前記第1の制限値を含み、前記第3のメッセージは前記第2の制限値を含む、ステップを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  6. 前記第1の制限値は、最大サービストラフィックレート及び最大バーストボリュームを含み、
    前記第2の制限値は、最小サービストラフィックレート及び最小バーストボリュームを含み、
    前記目標値は、目標サービストラフィックレート及び目標バーストボリュームを含む、請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記第1の制限値は、前記サービスフローの最小パケット長の最小値を更に含み、
    前記第2の制限値は、前記サービスフローの前記最小パケット長の最大値を更に含み、
    前記目標値は、前記目標最小長を更に含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1の制限値は、前記サービスフローの最大パケット長の最大値を更に含み、
    前記第2の制限値は、前記サービスフローの前記最大パケット長の最小値を更に含み、
    前記目標値は、前記サービスフローの目標最大長を更に含む、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記第1のコントローラにより、前記目標値を送信するステップは、
    前記第1のコントローラにより、前記目標値を前記サービスフローの前記送信端に送信するステップ、又は、
    前記第1のコントローラにより、前記目標値を前記第2のコントローラに送信するステップであり、それにより、前記第2のコントローラが前記目標値に基づいて前記サービスフローの前記送信端を構成するステップ
    を含む、請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記第1のコントローラにより、前記目標値を前記サービスフローの前記送信端に送信するステップは、
    前記第1のコントローラにより、第4のメッセージを前記サービスフローの前記送信端に送信するステップであり、前記第4のメッセージは前記目標値を含む、ステップを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1のコントローラにより、前記目標値を前記第2のコントローラに送信するステップは、
    前記第1のコントローラにより、第5のメッセージを前記第2のコントローラに送信するステップであり、前記第5のメッセージは前記目標値を含む、ステップを含む、請求項9に記載の方法。
  12. サービストラフィック調整方法であって、
    送信端により、トラフィックパラメータの目標値を取得するステップであり、前記トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータであり、前記目標値は、前記トラフィックパラメータの第1の制限値及び前記トラフィックパラメータの第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、前記目標値は、前記サービスフローの遅延要件を満たし、前記第1の制限値は前記第2の制限値と等しくない、ステップと、
    前記送信端により、前記目標値に基づいて前記サービスフローの前記トラフィックを調整するステップと
    を含む方法。
  13. 前記送信端により、前記第1の制限値及び前記第2の制限値を取得するステップと、
    前記送信端により、前記第1の制限値及び前記第2の制限値を第1のコントローラ又は第2のコントローラに送信するステップと
    を更に含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記送信端により、前記第1の制限値及び前記第2の制限値を第1のコントローラ又は第2のコントローラに送信するステップは、
    前記送信端により、第1のメッセージを前記第1のコントローラ又は前記第2のコントローラに送信するステップであり、前記第1のメッセージは前記第1の制限値及び前記第2の制限値を含む、ステップを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1のメッセージは第1のTLVフィールドを含み、前記第1のTLVフィールドは前記第1の制限値及び前記第2の制限値を搬送するために使用されるか、或いは、
    前記第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、前記第1のTLVフィールドは前記第1の制限値を搬送するために使用され、前記第2のTLVフィールドは前記第2の制限値を搬送するために使用されるか、或いは、
    前記第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、前記第1のTLVフィールドは第1の指示及び前記第1の制限値を搬送するために使用され、前記第2のTLVフィールドは前記第2の制限値を搬送するために使用され、前記第1の指示は、前記第2のTLVフィールドが前記第2の制限値を含むことを示すために使用される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記送信端により、前記第1の制限値及び前記第2の制限値を第1のコントローラ又は第2のコントローラに送信するステップは、
    前記送信端により、第2のメッセージ及び第3のメッセージを前記第1のコントローラ又は前記第2のコントローラに送信するステップであり、前記第2のメッセージは前記第1の制限値を含み、前記第3のメッセージは前記第2の制限値を含む、ステップを含む、請求項13に記載の方法。
  17. 前記トラフィックパラメータの前記第1の制限値は、最大サービストラフィックレート及び最大バーストボリュームを含み、
    前記トラフィックパラメータの前記第2の制限値は、最小サービストラフィックレート及び最小バーストボリュームを含み、
    前記トラフィックパラメータの前記目標値は、目標サービストラフィックレート及び目標バーストボリュームを含む、請求項12乃至16のうちいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記トラフィックパラメータの前記第1の制限値は、前記サービスフローの最小パケット長の最小値を更に含み、
    前記トラフィックパラメータの前記第2の制限値は、前記サービスフローの前記最小パケット長の最大値を更に含み、
    前記トラフィックパラメータの前記目標値は、前記目標最小長を更に含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記トラフィックパラメータの前記第1の制限値は、前記サービスフローの最大パケット長の最大値を更に含み、
    前記トラフィックパラメータの前記第2の制限値は、前記サービスフローの前記最大パケット長の最小値を更に含み、
    前記トラフィックパラメータの前記目標値は、前記サービスフローの目標最大長を更に含む、請求項17又は18に記載の方法。
  20. 送信端により、トラフィックパラメータの目標値を取得するステップは、
    前記送信端により、前記第1のコントローラにより送信された前記目標値を受信するステップ、又は、
    前記送信端により、前記第2のコントローラの構成に基づいて前記目標値を取得するステップ
    を含む、請求項12乃至19のうちいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記送信端により、前記第1のコントローラにより送信された前記目標値を受信するステップは、
    前記送信端により、前記第1のコントローラにより送信された第4のメッセージを受信するステップであり、前記第4のメッセージは前記目標値を含む、ステップを含む、請求項20に記載の方法。
  22. 第1のコントローラにおいて使用されるサービストラフィック調整装置であって、
    トラフィックパラメータの第1の制限値及び前記トラフィックパラメータの第2の制限値を取得するように構成された取得ユニットであり、前記トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータである、取得ユニットと、
    前記第1の制限値、前記第2の制限値及び前記サービスフローが通過する転送デバイスの構成情報に基づいて前記トラフィックパラメータの目標値を取得するように構成された決定ユニットであり、前記目標値は、前記サービスフローの遅延要件を満たし、前記目標値は、前記第1の制限値及び前記第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、前記第1の制限値は第2の制限値と等しくない、決定ユニットと、
    前記目標値を送信するように構成された送信ユニットであり、前記目標値は、送信端により送信される前記サービスフローの前記トラフィックを調整するために使用される、送信ユニットと
    を含む装置。
  23. 前記決定ユニットは、
    前記第1の制限値及び前記第2の制限値に基づいて前記トラフィックパラメータの第1の値を取得するように構成され、前記第1の値は、前記第1の制限値及び前記第2の制限値に基づいて決定された前記範囲内に入り、
    前記第1の値及び前記サービスフローが通過する前記転送デバイスの前記構成情報に基づいて、前記送信端から受信端までの前記サービスフローの遅延上限を取得するように構成され、
    前記遅延上限が予め設定された遅延を超えないとき、前記第1の値を前記目標値として決定するように構成される、請求項22に記載の装置。
  24. 前記取得ユニットは、前記送信端又は前記送信端と通信する第2のコントローラにより送信された第1のメッセージを受信するように構成され、前記第1のメッセージは前記第1の制限値及び前記第2の制限値を含む、請求項22又は23に記載の装置。
  25. 前記第1のメッセージは第1のTLVフィールドを含み、前記第1のTLVフィールドは前記第1の制限値及び前記第2の制限値を搬送するために使用されるか、或いは、
    前記第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、前記第1のTLVフィールドは前記第1の制限値を搬送するために使用され、前記第2のTLVフィールドは前記第2の制限値を搬送するために使用されるか、或いは、
    前記第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、前記第1のTLVフィールドは第1の指示及び前記第1の制限値を搬送するために使用され、前記第2のTLVフィールドは前記第2の制限値を搬送するために使用され、前記第1の指示は、前記第2のTLVフィールドが前記第2の制限値を含むことを示すために使用される、請求項22又は23に記載の装置。
  26. 前記取得ユニットは、第2のメッセージ及び第3のメッセージを取得するように構成され、前記第2のメッセージは前記第1の制限値を含み、前記第3のメッセージは前記第2の制限値を含む、請求項22又は23に記載の装置。
  27. 前記第1の制限値は、最大サービストラフィックレート及び最大バーストボリュームを含み、
    前記第2の制限値は、最小サービストラフィックレート及び最小バーストボリュームを含み、
    前記目標値は、目標サービストラフィックレート及び目標バーストボリュームを含む、請求項22乃至26のうちいずれか1項に記載の装置。
  28. 前記第1の制限値は、前記サービスフローの最小パケット長の最小値を更に含み、
    前記第2の制限値は、前記サービスフローの前記最小パケット長の最大値を更に含み、
    前記目標値は、前記目標最小長を更に含む、請求項27に記載の装置。
  29. 前記第1の制限値は、前記サービスフローの最大パケット長の最大値を更に含み、
    前記第2の制限値は、前記サービスフローの前記最大パケット長の最小値を更に含み、
    前記目標値は、前記サービスフローの目標最大長を更に含む、請求項27又は28に記載の装置。
  30. 前記送信ユニットは、
    前記目標値を前記サービスフローの前記送信端に送信するように構成されるか、或いは、
    前記目標値を前記第2のコントローラに送信するように構成され、それにより、前記第2のコントローラが前記目標値に基づいて前記サービスフローの前記送信端を構成する、請求項22乃至29のうちいずれか1項に記載の装置。
  31. 前記送信ユニットが、前記トラフィックパラメータの前記目標値を前記サービスフローの前記送信端に送信するように構成されることは、
    前記送信ユニットが、第4のメッセージを前記サービスフローの前記送信端に送信するように構成され、前記第4のメッセージは前記目標値を含むことを含む、請求項30に記載の装置。
  32. 前記送信ユニットが、前記目標値を前記第2のコントローラに送信するように構成されることは、
    前記送信ユニットが、第5のメッセージを前記第2のコントローラに送信するように構成され、前記第5のメッセージは前記目標値を含むことを含む、請求項30に記載の装置。
  33. 送信端において使用されるサービストラフィック調整装置であって、
    トラフィックパラメータの目標値を取得するように構成された受信ユニットであり、前記トラフィックパラメータはサービスフローに対応するトラフィックのパラメータであり、前記目標値は、前記トラフィックパラメータの第1の制限値及び前記トラフィックパラメータの第2の制限値に基づいて決定された範囲内に入り、前記目標値は、前記サービスフローの遅延要件を満たし、前記第1の制限値は前記第2の制限値と等しくない、受信ユニットと、
    前記目標値に基づいて前記サービスフローの前記トラフィックを調整するように構成された調整ユニットと
    を含む装置。
  34. 前記第1の制限値及び前記第2の制限値を取得するように構成された取得ユニットと、
    前記第1の制限値及び前記第2の制限値を第1のコントローラ又は第2のコントローラに送信するように構成された送信ユニットと
    を更に含む、請求項33に記載の装置。
  35. 前記送信ユニットは、第1のメッセージを前記第1のコントローラ又は前記第2のコントローラに送信するように構成され、前記第1のメッセージは前記第1の制限値及び前記第2の制限値を含む、請求項34に記載の装置。
  36. 前記第1のメッセージは第1のTLVフィールドを含み、前記第1のTLVフィールドは前記第1の制限値及び前記第2の制限値を搬送するために使用されるか、或いは、
    前記第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、前記第1のTLVフィールドは前記第1の制限値を搬送するために使用され、前記第2のTLVフィールドは前記第2の制限値を搬送するために使用されるか、或いは、
    前記第1のメッセージは第1のTLVフィールド及び第2のTLVフィールドを含み、前記第1のTLVフィールドは第1の指示及び前記第1の制限値を搬送するために使用され、前記第2のTLVフィールドは前記第2の制限値を搬送するために使用され、前記第1の指示は、前記第2のTLVフィールドが前記第2の制限値を含むことを示すために使用される、請求項35に記載の装置。
  37. 前記第1の制限値は、最大サービストラフィックレート及び最大バーストボリュームを含み、
    前記第2の制限値は、最小サービストラフィックレート及び最小バーストボリュームを含み、
    前記目標値は、目標サービストラフィックレート及び目標バーストボリュームを含む、請求項33乃至36のうちいずれか1項に記載の装置。
  38. 前記第1の制限値は、前記サービスフローの最小パケット長の最小値を更に含み、
    前記第2の制限値は、前記サービスフローの前記最小パケット長の最大値を更に含み、
    前記目標値は、前記目標最小長を更に含む、請求項37に記載の装置。
  39. 前記第1の制限値は、前記サービスフローの最大パケット長の最大値を更に含み、
    前記第2の制限値は、前記サービスフローの前記最大パケット長の最小値を更に含み、
    前記目標値は、前記サービスフローの目標最大長を更に含む、請求項37又は38に記載の装置。
  40. 前記取得ユニットは、
    前記第1のコントローラにより送信された前記目標値を受信するように構成されるか、或いは、
    前記第2のコントローラの構成に基づいて前記目標値を取得するように構成される、請求項33乃至39のうちいずれか1項に記載の装置。
  41. 前記取得ユニットが、前記第1のコントローラにより送信された前記目標値を受信するように構成されることは、
    前記取得ユニットが、前記第1のコントローラにより送信された第4のメッセージを受信するように構成され、前記第4のメッセージは前記目標値を含むことを含む、請求項40に記載の装置。
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