JP2023183208A - 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
第1の受付部は、第1のユーザが料金を支払うことを条件に、題目及び複数の選択肢を受け付ける、ものであってよい。
管理部は、題目及び投票内容がNFTマーケットプレイスに出品されていることを管理する、ものであってよい。その場合、管理部は、題目及び投票内容がNFTマーケットプレイスで購入されたことを管理する、ものであってよい。
情報処理システムは、第1のユーザが題目をNFTマーケットプレイスに出品する際に使用可能な画像を第1のユーザに提供する提供部を更に備える、ものであってよい。
第2の受付部は、第2のユーザが投票内容に対して入力したコメントを更に受け付ける、ものであってよい。
その場合、情報処理システムは、第3のユーザが題目に対して投票内容を入力したことを条件に、他のユーザが題目に対して入力したコメントを第3のユーザが閲覧できるように制御する制御部を更に備える、ものであってよい。
その場合、管理部は、第1のユーザの指示により、題目にNFTを関連付ける、また、その場合、情報処理システムは、NFTが関連付けられていない題目に対して複数のユーザが入力したコメントが所定の条件を満たす場合に、題目にNFTを関連付けることを第1のユーザに提案する提案部を更に備える、ものであってよい。
図1は、本実施の形態における情報処理システム1の全体構成例を示す図である。図示するように、情報処理システム1は、端末装置10と、サーバ装置20とが、ネットワーク80を介して接続されることにより構成されている。
端末装置10は、ユーザが題目を作成したり題目に投票したりするために用いられる端末装置である。端末装置10には、題目を作成したり題目に投票したりするためのアプリケーションプログラム(以下、「投票アプリ」という)がインストールされているものとする。各ユーザは、題目を作成して他のユーザに投票してもらう側にも、他のユーザが作成した題目に投票する側にもなり得るが、以下では、便宜上、題目を作成する側のユーザを「題目作成ユーザ」と呼び、投票する側のユーザを「投票ユーザ」と呼ぶことにする。題目作成ユーザは、第1のユーザの一例であり、投票ユーザは、第2のユーザの一例である。端末装置10は、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等であってよいが、以下では、端末装置10がスマートフォンである場合を例にとって説明する。つまり、端末装置10は、CPU、主記憶装置、外部記憶装置、タッチパネル、スピーカ、無線回路等を備え、CPUが外部記憶装置に記憶されたプログラムを主記憶装置に読み込んで実行することにより、動作する。端末装置10は、図には1台しか示していないが、複数台存在してもよい。
サーバ装置20は、題目作成ユーザが端末装置10の投票アプリを用いて入力した題目や、投票ユーザが端末装置10の投票アプリを用いて入力した投票内容等を管理するサーバコンピュータである。サーバ装置20は、例えば、パーソナルコンピュータ等であってよい。つまり、サーバ装置20は、CPU、主記憶装置、外部記憶装置等を備え、CPUが外部記憶装置に記憶されたプログラムを主記憶装置に読み込んで実行することにより、動作する。
ネットワーク80は、端末装置10とサーバ装置20との間の情報通信に用いられる通信手段であり、例えば、インターネット、公衆回線、LAN(Local Area Network)等である。
このような情報処理システム1において、題目作成ユーザが作成した題目に多くの投票ユーザが投票したりコメントしたりすることにより、その題目が多くの人の注目を集め話題になる(所謂「バズる」)ことがある。そうなると、その題目及びその題目に対する投票内容やコメントからなるデータ(以下、「投票データ」という)をニュースサイト等がニュースとして使用したいという状況が生ずる。その際、ニュースサイト等が題目作成ユーザに直接交渉する方法が採られることが多いが、そのような方法では、題目作成ユーザが投票データをニュースサイト等に無料で使用させたり、有料で使用させたとしても料金交渉に手間がかかったりしていた。つまり、題目作成ユーザに効率的に金銭的な利益を与えることはできなかった。
そこで、本実施の形態では、題目にNFT(Non-Fungible Token)を関連付けることによって、題目及び題目に対する投票内容がニュースとして使用される際に、題目作成ユーザに効率的に金銭的な利益を与えるようにする。
まず、題目作成ユーザが題目を作成する際に題目作成ユーザの端末装置10に表示される画面について説明する。
図2は、題目作成画面110の一例を示す図である。図示するように、題目作成画面110は、題目入力欄111と、選択肢A入力欄112aと、選択肢B入力欄112bと、SNS投稿ボタン113と、NFT付加ボタン114と、出品URL入力欄115と、題目投稿ボタン116とを含む。
題目入力欄111は、題目作成ユーザが題目を入力する欄である。ここでは、題目として、「まん防、効果あると思う?」が入力されている。
選択肢A入力欄112aは、投票ユーザが題目に対して入力する投票内容の複数の選択肢のうち、選択肢Aを題目作成ユーザが予め用意して入力する欄である。ここでは、選択肢Aとして、「あると思う」が入力されている。
選択肢B入力欄112bは、投票ユーザが題目に対して入力する投票内容の複数の選択肢のうち、選択肢Bを題目作成ユーザが予め用意して入力する欄である。ここでは、選択肢Bとして、「ないと思う」が入力されている。
SNS投稿ボタン113は、題目作成ユーザが題目をSNSに投稿するためのトグルボタンである。ここでは、題目をSNS#1に投稿しないことが指示され、題目をSNS#2に投稿することが指示されている。
NFT付加ボタン114は、題目作成ユーザが、題目をNFTで販売する旨の意思表示のため、題目にNFTを付加することを指示するためのトグルボタンである。ここでは、題目にNFTを付加することが指示されている。
出品URL入力欄115は、NFTが付加された題目をNFTマーケットプレイスに出品した場合の出品場所のURLである出品URLを入力する欄である。例えば、題目作成ユーザがNFT付加ボタン114をONにすると、図示しないNFTマーケットプレイス選択画面が表示され、そこで所望のNFTマーケットプレイスを選択することにより、自動的に出品が行われてもよい。その場合、出品URL入力欄115には、NFTマーケットプレイスから自動的に返された出品URLが入力されてよい。或いは、出品URL入力欄115には、題目作成ユーザが手動で出品を行った場合は手動で入手した出品URLが入力されてもよい。
題目投稿ボタン116は、題目作成ユーザが題目を投票アプリに投稿するためのボタンである。但し、無料で題目を作成することを許すと投票アプリ内が荒れる原因となる題目が作成されることが考えられるので、所定のオンライン決済サービスを用いて有料でのみ題目は作成可能としている。ここでは、オンライン決済サービスとして「XYZペイ」を用いることが、題目投稿ボタン116上に示されている。
図3は、初期状態の投票画面120の一例を示す図である。図示するように、初期状態の投票画面120は、題目表示欄121と、投票ボタン122と、題目作成画面表示ボタン123とを含む。
題目表示欄121は、題目作成画面110の題目入力欄111に入力された題目を表示する欄である。ここでは、上から2段目の題目表示欄121に、題目として、図2の題目作成画面110で入力された「まん防、効果あると思う?」が表示されている。また、題目表示欄121には、題目に加え、投稿日1211、コメント数1212、投票数1213、NFTアイコン1214、及び出品URLボタン1215も表示される。
投稿日1211は、対応する題目が投稿された日付であり、コメント数1212は、対応する題目に対して入力されたコメントの数であり、投票数1213は、対応する題目に対して行われた投票の数である。
NFTアイコン1214は、対応する題目が作成された際に題目作成画面110のNFT付加ボタン114がONにされることによってこの題目にNFTが付加されていることを示すアイコンである。
出品URLボタン1215は、対応する題目が作成された際に題目作成画面110の出品URL入力欄115に入力されたURLに飛ぶためのボタンである。例えば、この題目及びこの題目に対する投票内容等からなるデータ(以下、「投票データ」という)をニュースにしたいと考えているニュースサイトの担当者は、出品URLボタン1215をタップすることによってNFTマーケットプレイスに飛ぶことができる。そして、その担当者は、この投票データをNFTマーケットプレイスで購入するかどうかを判断することができる。尚、出品URLボタン1215に代えて、出品URLを示すアイコンが表示されてもよく、このアイコンは、NFTアイコン1214と一体化されていてもよい。
投票ボタン122は、対応する題目に対して投票を行うためのボタンである。
題目作成画面表示ボタン123は、図2の題目作成画面110を表示するためのボタンである。つまり、この投票アプリでは、初期表示画面として投票画面120を表示し、この画面上で題目作成画面表示ボタン123がタップされることにより、題目作成画面110に遷移する。
この状態で、投票ユーザが、上から2段目の投票ボタン122をタップしたとする。
選択肢Aボタン124aは、投票ユーザが選択肢Aに投票するためのボタンである。ここでは、文字「A」と、図2の選択肢A入力欄112aで選択肢Aとして入力された「あると思う」とが、選択肢Aボタン124a上に表示されている。
選択肢Bボタン124bは、投票ユーザが選択肢Bに投票するためのボタンである。ここでは、文字「B」と、図2の選択肢B入力欄112bで選択肢Bとして入力された「ないと思う」とが、選択肢Bボタン124b上に表示されている。
この状態で、投票ユーザが、選択肢Aボタン124aをタップしたとする。
得票率表示欄125は、対応する題目に投票した全てのユーザのうち、投票ユーザが投票した選択肢に投票したユーザの割合を表示する欄である。ここでは、投票ユーザが選択肢Aに投票しているので、選択肢Aに投票したユーザの割合「68.5%」と、図4の選択肢Aボタン124aに表示されていた「あると思う」とが、得票率表示欄125に表示されている。
開票ボタン126は、コメント画面130を表示するためのボタンである。投票ユーザは、開票ボタン126をタップすることにより、コメント画面130を表示する。
題目表示欄131は、図5でタップされた開票ボタン126に対応する題目を表示する欄である。
得票率A表示欄132aは、題目表示欄131に表示された題目に投票した全てのユーザのうち、選択肢Aに投票したユーザの割合を表示する欄である。ここでは、文字「A」と、図4の選択肢Aボタン124aに表示されていた「あると思う」と、選択肢Aに投票したユーザの割合「68.5%」とが、得票率A表示欄132aに表示されている。
得票率B表示欄132bは、題目表示欄131に表示された題目に投票した全てのユーザのうち、選択肢Bに投票したユーザの割合を表示する欄である。ここでは、文字「B」と、図4の選択肢Bボタン124bに表示されていた「ないと思う」と、選択肢Bに投票したユーザの割合「31.5%」とが、得票率B表示欄132bに表示されている。
コメント表示欄133は、題目表示欄131に表示された題目に対して入力されたコメントを表示する欄である。コメント表示欄133には、コメントに加え、選択肢アイコン1331、アカウント名1332、コメント数1333、高評価数1334、低評価数1335も表示される。
選択肢アイコン1331は、対応するコメントが選択肢A及び選択肢Bの何れに投票したユーザが入力したものであるかを示すアイコンである。対応するコメントが選択肢Aに投票したユーザが入力したものであれば、選択肢アイコン1331は文字「A」を含む画像とし、対応するコメントが選択肢Bに投票したユーザが入力したものであれば、選択肢アイコン1331は文字「B」を含む画像とすればよい。
アカウント名1332は、対応するコメントを入力したユーザのアカウント名であり、コメント数1333は、対応するコメントに対して更に入力されたコメントの数である。高評価数1334は、対応するコメントに対して入力された高評価(イイネ、like)の数であり、低評価数1335は、対応するコメントに対して入力された低評価(ヤダネ、dislike)の数である。
コメント入力ボタン134は、投票ユーザがコメントを入力するためのボタンである。コメントの入力には、荒らし行為を防止するため、SNSのアカウントを用いたログインを必要とすればよい。つまり、コメント入力ボタン134をタップすると、図示しないSNS選択画面が表示され、そこで所望のSNSを選択してそのSNSのアカウントでログインすることにより、コメントを入力できるようにするとよい。
図7は、本実施の形態におけるサーバ装置20の機能構成例を示すブロック図である。図示するように、サーバ装置20は、受信部21と、題目作成画面取得部22と、投票データ管理部23と、投票画面生成部24と、コメント画面生成部25と、送信部26とを含む。
受信部21は、投票ユーザが端末装置10の投票アプリを用いて入力した投票画面120(図3参照)の表示要求を、端末装置10から受信する。また、受信部21は、投票ユーザが端末装置10の投票画面120上で題目に対する複数の選択肢から1つの選択肢を選択することによって入力した投票内容を、端末装置10から受信する。更に、受信部21は、投票ユーザが端末装置10の投票画面120上で入力した題目に対するコメントを、端末装置10から追加で受信してもよい。その際、投票アプリは、投票ユーザがSNSのアカウントを用いてログインした場合に限り、題目に対するコメントを入力できるように動作してもよい。本実施の形態では、第2のユーザが題目に対して複数の選択肢のうちの1つの選択肢を選択することによって入力した投票内容を受け付ける第2の受付部の一例として、受信部21のこの機能を設けている。本実施の形態では、第2のユーザが投票内容に対して入力したコメントを更に受け付ける第2の受付部の一例としても、受信部21のこの機能を設けている。
投票データ管理部23は、題目作成ユーザが端末装置10上で入力した題目及び題目に対する複数の選択肢を受信部21が受信した際に、題目及び題目に対する複数の選択肢を投票データ管理情報に登録する。
また、投票データ管理部23は、投票ユーザが端末装置10上で入力した題目に対する投票内容及びコメントを受信部21が受信した際に、題目に対する投票内容及びコメントを投票データ管理情報に登録する。その際、投票データ管理部23は、題目に対する投票内容及びコメントを、題目及び題目に対する複数の選択肢に紐付けて登録する。
更に、投票データ管理部23は、題目作成ユーザが端末装置10上でNFT情報を入力した場合には、NFT情報を受信部21が受信した際に、NFT情報を投票データ管理情報に登録する。その際、投票データ管理部23は、NFT情報を、題目、題目に対する複数の選択肢、題目に対する投票内容、及び題目に対するコメントに紐付けて登録する。このようにNFT情報が紐付けられた題目は、ニュースサイトでニュースとして使用してよい題目ということになる。また、NFT情報には、題目がNFTマーケットプレイスに出品されていれば、出品場所を示す出品URLが含まれるので、NFT情報が紐付けられた題目に対する投票データがNFTマーケットプレイスに出品されていることが管理されているとも言える。更に、出品URLによりNFTマーケットプレイスにおける投票データの販売状況も追跡できるので、NFT情報が紐付けられた題目に対する投票データがNFTマーケットプレイスで購入されたことが管理されているとも言える。例えば、NFTマーケットプレイスで購入された投票データは、グレイアウトして、サーバ装置20からは閲覧できないようにする。そして、投票データを購入したニュースサイトで閲覧するように促すメッセージや、そのニュースサイトへのリンクが表示されるようにするとよい。本実施の形態では、題目にNFTを関連付けることにより、題目及び投票内容を、ニュースとしての使用を許諾する対象として管理する管理部の一例として、投票データ管理部23を設けている。本実施の形態では、題目及び投票内容がNFTマーケットプレイスに出品されていることを管理する管理部の一例としても、投票データ管理部23を設けている。本実施の形態では、題目及び投票内容がNFTマーケットプレイスで購入されたことを管理する管理部の一例としても、投票データ管理部23を設けている。本実施の形態では、第1のユーザの指示により、題目にNFTを関連付ける管理部の一例として、投票データ管理部23を設けている。
投票画面生成部24は、受信部21が題目と題目に対する複数の選択肢から選択された選択肢とを含む投票内容を受信した場合に、投票データ管理情報に基づいて、図5の投票画面120が表示されるようにする。即ち、投票画面生成部24は、題目に対する複数の選択肢に対応する投票から投票数を算出し、題目に対する複数の選択肢から選択された選択肢に対応する投票から得票数を算出する。そして、投票画面生成部24は、得票数を投票数で除算することにより、選択された選択肢の得票率を求め、得票率を送信部26に渡して、端末装置10へ送信するよう指示する。
送信部26は、投票画面120の表示要求を受信部21が受信した場合に、投票画面生成部24が生成した投票画面120を端末装置10へ送信する。これにより、端末装置10には、投票画面120が表示されることとなる。また、送信部26は、投票画面120上で入力された投票内容を受信部21が受信した場合に、投票画面生成部24が算出した得票率を端末装置10へ送信する。これにより、端末装置10上の投票画面120には、得票率が表示されることとなる。
送信部26は、投票画面120上で投票内容が入力された後のコメント画面130の表示要求を受信部21が受信した場合に、コメント画面生成部25が生成したコメント画面130を端末装置10へ送信する。これにより、端末装置10には、コメント画面130が表示されることとなる。本実施の形態では、第3のユーザが題目に対して投票内容を入力したことを条件に、他のユーザが題目に対して入力したコメントを第3のユーザが閲覧できるように制御する制御部の一例として、送信部26のこの機能を設けている。
図8は、投票データ管理部23が有する投票データ管理情報の一例を示す図である。図示するように、投票データ管理情報は、題目IDと、題目と、選択肢と、投票IDと、アカウント名と、コメントと、NFT情報とを対応付けたものとなっている。
題目IDは、対応する題目を識別するためのIDである。
題目は、題目作成ユーザが作成した題目である。
選択肢は、対応する題目に対して題目作成ユーザが予め用意した投票内容の複数の選択肢である。
投票IDは、対応する選択肢を選択することによって行われた投票を識別するためのIDである。題目に対して単に投票するだけであれば、ログインは不要なので、投票IDとしては、個々の投票に一時的に割り振られた識別情報を想定している。
アカウント名は、コメントを入力するために用いられたアカウントの名称である。
コメントは、対応する投票IDの投票を行ったユーザが入力したコメントである。各ユーザは、このようなコメントに対して更にコメントを入力することもできるが、そのような更に入力されたコメントについては図示を省略している。
NFT情報は、対応する題目に付加されたNFTに関する情報である。
図9は、本実施の形態におけるサーバ装置20の題目作成時の動作例を示したフローチャートである。
次に、サーバ装置20では、題目作成画面取得部22が、図示しない記憶部に記憶された題目作成画面110を取得する(ステップ202)。
次いで、サーバ装置20では、送信部26が、ステップ202で取得された題目作成画面110を端末装置10へ送信する(ステップ203)。すると、端末装置10には、題目作成画面110が表示される。
次に、サーバ装置20では、投票データ管理部23が、ステップ204で受信した題目、題目に対する複数の選択肢、及びNFT情報を、投票データ管理情報に記憶する(ステップ205)。その際、投票データ管理部23は、題目IDを払い出し、この題目IDに紐付けて、題目、題目に対する複数の選択肢、及びNFT情報を記憶するとよい。
次に、サーバ装置20では、投票画面生成部24が、複数の題目のそれぞれについて、複数の選択肢、投票数、コメント数、及びNFT情報を含む投票画面120を生成する(ステップ252)。ここで、複数の題目は、投票データ管理情報に含まれる全ての題目のうち、所定の条件を満たす題目とすればよい。複数の選択肢は、投票データ管理情報で各題目に対応付けられた複数の選択肢である。複数の選択肢は、初期状態の投票画面120には配置せず、投票ボタン122がタップされると配置されるように投票画面120に埋め込んでおいてもよい。投票数は、投票データ管理情報で各題目に対応付けられた投票の個数である。コメント数は、投票データ管理情報で各題目に対応付けられたコメントの個数である。NFT情報は、投票データ管理情報で各題目に対応付けられたNFTに関する情報である。
次いで、サーバ装置20では、送信部26が、ステップ252で生成された投票画面120を端末装置10へ送信する(ステップ253)。すると、端末装置10には、投票画面120が表示される。
すると、サーバ装置20では、受信部21が、題目及び選択された選択肢を、端末装置10から受信する(ステップ254)。
次に、サーバ装置20では、投票データ管理部23が、ステップ254で受信した題目及び選択肢に紐付けて、投票IDを投票データ管理情報に記憶する(ステップ255)。ここで、投票IDは、投票ユーザが行った個々の投票を識別するIDである。
次に、サーバ装置20では、投票画面生成部24が、投票ユーザが選択した選択肢の得票率を算出する(ステップ256)。その際、投票画面生成部24は、投票データ管理情報から、この題目に対応する投票IDの数である投票数と、投票ユーザが選択した選択肢に対応する投票IDの数である得票数とを取得する。そして、投票画面生成部24は、得票数を投票数で除算することにより、得票率を算出する。
次いで、サーバ装置20では、送信部26が、ステップ256で算出された得票率を端末装置10へ送信する(ステップ257)。すると、投票画面120には、投票ユーザが選択した選択肢の得票率が表示される。また、投票画面120には、開票ボタン126も表示される。
次に、サーバ装置20では、コメント画面生成部25が、この題目について、選択肢、アカウント名、及びコメントを含むコメント画面130を生成する(ステップ259)。ここで、コメントは、投票データ管理情報でこの題目に対応付けられたコメントである。選択肢は、投票データ管理情報でこのコメントに対応付けられた選択肢である。アカウント名は、投票データ管理情報でこのコメントに対応付けられたアカウントの名称である。
次いで、サーバ装置20では、送信部26が、ステップ259で生成されたコメント画面130を端末装置10へ送信する(ステップ260)。これにより、端末装置10には、コメント画面130が表示される。
次に、サーバ装置20では、投票データ管理部23が、ステップ261で受信したアカウント名及びコメントを、投票データ管理情報に記憶する(ステップ262)。尚、投票データ管理部23は、投票ユーザが投票した選択肢は把握しているので、この選択肢に紐付けて、アカウント名及びコメントを記憶するとよい。
上記では言及しなかったが、NFTが関連付けられていない題目に対して複数のユーザが入力したコメントが所定の条件を満たした場合に、送信部26は、題目にNFTを付加することを提案する情報を題目作成ユーザに送信してもよい。ここで、所定の条件としては、コメントの数が所定の数を超えたという条件が例示される。この場合、送信部26は、NFTが関連付けられていない題目に対して複数のユーザが入力したコメントが所定の条件を満たす場合に、題目にNFTを関連付けることを第1のユーザに提案する提案部の一例である。
本実施の形態では、題目にNFTを関連付けるようにした。これにより、題目及び題目に対する投票内容がニュースとして使用される際に、題目作成ユーザに効率的に金銭的な利益を与えることができるようになった。
Claims (11)
- 第1のユーザが入力した題目及び当該題目に対する投票の複数の選択肢を受け付ける第1の受付部と、
第2のユーザが前記題目に対して前記複数の選択肢のうちの1つの選択肢を選択することによって入力した投票内容を受け付ける第2の受付部と、
前記題目にNFT(Non-Fungible Token)を関連付けることにより、当該題目及び前記投票内容を、ニュースとしての使用を許諾する対象として管理する管理部と、
を備える、情報処理システム。 - 前記第1の受付部は、前記第1のユーザが料金を支払うことを条件に、前記題目及び前記複数の選択肢を受け付ける、請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記管理部は、前記題目及び前記投票内容がNFTマーケットプレイスに出品されていることを管理する、請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記管理部は、前記題目及び前記投票内容が前記NFTマーケットプレイスで購入されたことを管理する、請求項3に記載の情報処理システム。
- 前記第1のユーザが前記題目をNFTマーケットプレイスに出品する際に使用可能な画像を当該第1のユーザに提供する提供部を更に備える、請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記第2の受付部は、前記第2のユーザが前記投票内容に対して入力したコメントを更に受け付ける、請求項1に記載の情報処理システム。
- 第3のユーザが前記題目に対して投票内容を入力したことを条件に、他のユーザが当該題目に対して入力したコメントを当該第3のユーザが閲覧できるように制御する制御部を更に備える、請求項6に記載の情報処理システム。
- 前記管理部は、前記第1のユーザの指示により、前記題目にNFTを関連付ける、請求項6に記載の情報処理システム。
- NFTが関連付けられていない前記題目に対して複数のユーザが入力したコメントが所定の条件を満たす場合に、当該題目にNFTを関連付けることを前記第1のユーザに提案する提案部を更に備える、請求項8に記載の情報処理システム。
- 第1のユーザが入力した題目及び当該題目に対する投票の複数の選択肢を受け付けるステップと、
第2のユーザが前記題目に対して前記複数の選択肢のうちの1つの選択肢を選択することによって入力した投票内容を受け付けるステップと、
前記題目にNFTを関連付けることにより、当該題目及び前記投票内容を、ニュースとしての使用を許諾する対象として管理するステップと、
を含む、情報処理方法。 - コンピュータに、
第1のユーザが入力した題目及び当該題目に対する投票の複数の選択肢を、第2のユーザが当該題目に対して当該複数の選択肢のうちの1つの選択肢を選択することによって投票内容を入力できるように、受け付ける機能と、
前記題目及び前記投票内容を、ニュースとしての使用を許諾する対象として管理するために、当該題目にNFTが関連付けられるように制御する機能と、
を実現するためのプログラム。
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2023
- 2023-04-18 WO PCT/JP2023/015415 patent/WO2023243214A1/ja unknown
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