JP2023169560A - Fitting locking device - Google Patents
Fitting locking device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023169560A JP2023169560A JP2022080740A JP2022080740A JP2023169560A JP 2023169560 A JP2023169560 A JP 2023169560A JP 2022080740 A JP2022080740 A JP 2022080740A JP 2022080740 A JP2022080740 A JP 2022080740A JP 2023169560 A JP2023169560 A JP 2023169560A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking device
- shoji
- indoor side
- operating
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 7
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 7
- 241000700605 Viruses Species 0.000 description 4
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009432 framing Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000007788 roughening Methods 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Abstract
Description
本開示は、建具用錠装置に関する。 The present disclosure relates to a locking device for fittings.
従来、障子の召合せ框に設けられる操作部材を室内側から下方に押し下げることによって解錠する建具用錠装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。 BACKGROUND ART Conventionally, there has been known a locking device for fittings that unlocks by pushing down an operating member provided on a stile of a shoji door from the indoor side (see, for example, Patent Document 1).
建具用錠装置の操作部材は、施解錠動作及び障子の開閉動作を行うたびに人の手に触れるため、操作者の手に菌やウィルスが付着していると、操作部材を介して菌やウィルスが他の人に感染するおそれがある。 The operating members of locking devices for fittings come into contact with people's hands every time they lock or unlock the lock or open/close a shoji screen, so if bacteria or viruses are attached to the operator's hands, bacteria or viruses can be transmitted through the operating members. There is a risk of infecting others with the virus.
さらに、両手に荷物を抱えた操作者や手が不自由な操作者の場合には、施解錠動作及び障子の開閉動作を行うことが非常に困難となる場合がある。 Furthermore, in the case of an operator who is carrying luggage in both hands or an operator who is handicapped, it may be extremely difficult to perform locking/unlocking operations and opening/closing operations of the shoji screen.
本開示は、手を使わずに施解錠動作及び障子の開閉動作を行うことができる建具用錠装置を提供することを目的とする。 An object of the present disclosure is to provide a locking device for fittings that can perform locking/unlocking operations and opening/closing operations of shoji screens without using hands.
本開示の建具は、枠体内に納められた障子を横方向にスライド移動させることによって開口部を開閉する建具に設けられ、前記障子を施解錠する建具用錠装置であって、前記障子に設けられ、移動部材の上下方向への移動によって施解錠動作を行う錠装置本体と、前記障子の室内側見付け面に設けられ、操作者によって上下方向に移動操作されることによって、前記移動部材を上下移動させる操作部と、を備え、前記操作部は、室内側に向けて突出して操作者の肘による上下方向への押圧操作が可能な操作用突出部を有する、建具用錠装置である。 The fitting of the present disclosure is a locking device for a fitting that is provided in a fitting that opens and closes an opening by sliding a shoji housed in a frame in the lateral direction, and that locks and unlocks the shoji. The main body of the lock device locks and unlocks the lock by moving the movable member in the vertical direction, and the main body of the lock device is provided on the indoor side finding surface of the shoji, and when the movable member is moved in the vertical direction by the operator, the movable member is moved up and down. The locking device for fittings includes a moving operating section, and the operating section has an operating protrusion that projects toward the indoor side and can be pressed in the vertical direction by an operator's elbow.
以下、本開示の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態に示す建具は、建物躯体の開口部を内障子3及び外障子4によって開閉する引き違い窓1である。
Embodiments of the present disclosure will be described in detail below with reference to the drawings. The fitting shown in this embodiment is a double-sliding
図中に示す矢印において、X1-X2に沿う方向は、引き違い窓1の室内外方向である。X1方向は、引き違い窓1の室外側を示し、X2方向は、引き違い窓1の室内側を示す。図1は、引き違い窓1を室内側から見た図である。各図の上下は、引き違い窓1の鉛直方向に沿う上下に対応している。引き違い窓1において、見付け面は、室外側及び室内側にそれぞれ面する面である。引き違い窓1において、横方向及び左右方向は、開閉時の内障子3及び外障子4の移動方向に沿う方向をいう。
In the arrow shown in the figure, the direction along X1-X2 is the indoor/outdoor direction of the double sliding
引き違い窓1は、建物躯体の開口部に取り付けられる枠体2と、枠体2の内側にスライド可能に納められる内障子3及び外障子4と、を有する。枠体2は、上枠21、下枠22、及び左右の縦枠23を矩形に枠組みすることによって構成される。図2に示すように、上枠21の見込み面には、室内側レール211及び室外側レール212が下方に向けて突出している。下枠22の見込み面には、室内側レール221及び室外側レール222が上方に向けて突出している。
The double-sliding
内障子3は、枠体2の内側における室内側に配置される。内障子3は、上框31、下框32、戸先框33、及び召合せ框34を矩形に框組みした框体30の内側に、ガラス等の面材35が納められる。内障子3の召合せ框34は、図2及び図3に示すように、面材35が納められる召合せ框本体341と、召合せ框本体341の室内側に、召合せ框本体341と同じ横幅で突出する召合せ框延長部342と、を有する。内障子3は、上枠21の室内側レール211と下枠22の室内側レール221とに亘って係合し、上枠21及び下枠22の延び方向に沿って左右方向にスライド移動可能に設けられる。
The
外障子4は、枠体2の内側における室外側に配置される。外障子4は、上框41、下框42、戸先框43、及び召合せ框44を矩形に框組みした框体40の内側に、ガラス等の面材45を納めることによって構成される。外障子4は、上枠21の室外側レール212と下枠22の室外側レール222とに亘って係合し、上枠21及び下枠22の延び方向に沿って左右方向にスライド移動可能に設けられる。
The
図1~図3に示すように、内障子3及び外障子4が建物躯体の開口部を全閉した状態において、内障子3の召合せ框34と外障子4の召合せ框44とは、室内外方向に重なり合うように配置される。召合せ框34,44は、いずれも中空形状を有する。召合せ框34,44には、引き違い窓1を施解錠する建具用錠装置5(以下、単に錠装置5という場合がある。)が設けられる。
As shown in FIGS. 1 to 3, when the
錠装置5は、図2に示すように、内障子3の召合せ框34に内蔵される錠装置本体50Aと、外障子4の召合せ框44に内蔵される受け具50Bと、を有する。錠装置5は、内障子3の召合せ框34に設けられる操作部6を操作者が室内側から操作することによって、施解錠可能に構成される。錠装置本体50A及び受け具50Bは、召合せ框34,44における高さ方向の中央部付近にそれぞれ内蔵される。操作部6は、召合せ框34における高さ方向の中央部付近の室内側見付け面34aに上下移動可能に配置される。
As shown in FIG. 2, the
図4及び図5に示すように、錠装置本体50Aは、ケース51内に、ラック52、ガイド用平歯車53、大径平歯車54、小径平歯車55、トリガー56、及び掛け具57を有する。
As shown in FIGS. 4 and 5, the lock device
ラック52は、ケース51内の室内側に配置され、召合せ框34における召合せ框延長部342内を上下方向に延びている。ラック52の室外側の側面には、ラック52の長さ方向に沿ってラック歯521が形成されている。ラック52の室内側には、ケース51に一体に設けられる支持片511が配置される。支持片511は、ラック52の延び方向に沿って上下に延びている。ラック52の室内側の側面は、支持片511に当接している。ラック52は、ケース51内に、支持片511に沿って上下にスライド移動可能に配置される。ラック52は、本開示における移動部材である。
The
ラック52には、連結板522が取り付けられている。連結板522は、ラック52から室内側に向けて延び、図2に示すように、内障子3の召合せ框34の室内側見付け面34aに形成される切欠き部34cから突出している。切欠き部34cの上下方向の長さは、ラック52の上下方向の移動ストロークに対応している。連結板522は、召合せ框34の室内側見付け面34aに配置される操作部6に連結している。操作部6は、ラック52と一体に上下に移動可能に設けられる。
A connecting
ラック52は、ラック歯521が設けられる室外側の側面に、ラック52の長さ方向に沿って延びる段部523を有する。段部523には、上下に離隔して配置される係合凹部523a,523bが設けられる。
The
ラック52の室外側には、キックばね524が配置される。キックばね524は、ケース51内に突設されたピン513に引っ掛けられている。キックばね524の一端524aは、ケース51内に設けられた係止ピン514に掛け止められている。キックばね524の他端524bは、円弧状に折り曲げられ、ラック52の段部523に弾性的に当接している。
A
段部523に設けられる係合凹部523a,523bは、ラック52の移動ストロークの上端位置と下端位置とを規定する。ラック52の移動ストロークの上端位置では、図5に示すように、キックばね524の円弧状の他端524bは、下側の係合凹部523bに係合する。ラック52の移動ストロークの下端位置では、図6に示すように、ラック52の下端は、ケース51の下面板512から下方に突出する。キックばね524の円弧状の他端524bは、上側の係合凹部523aに係合する。ラック52が上下移動した際に、移動ストロークの上端位置及び下端位置においてクリック感が得られるとともに、ラック52が各位置で保持されるため、操作性が向上する。
ガイド用平歯車53は、ケース51内の下部に配置され、ケース51に設けられる支軸J1に回転可能に支持されている。ガイド用平歯車53は、ラック歯521に噛合している。図6に示すように、ガイド用平歯車53は、支軸J1に沿って突出するボス部531を有する。ボス部531の外周には、円弧状の外周面531aと、外周面の一部が平坦にカットされた形状の被係止面531bと、が設けられる。これによって、支軸J1に直交するボス部531の横断面は、略D字状の外形を有する。ガイド用平歯車53は、ラック52の上下移動に連動して、支軸J1を中心に回転可能である。
The
大径平歯車54及び小径平歯車55は、ケース51内の上部に配置され、ケース51に設けられる支軸J2に回転可能に支持されている。大径平歯車54は、ラック歯521に噛合している。図7に示すように、大径平歯車54と小径平歯車55とは同軸状に設けられる。大径平歯車54には、支軸J2に沿って突出する係合凸軸541を有する。小径平歯車55は、係合凸軸541に係合する係合孔551を有する。大径平歯車54と小径平歯車55とは、係合凸軸541と係合孔551とが互いに係合することによって、ラック52の上下移動に連動して、支軸J2を中心に一体に回転する。
The large-
トリガー56は、ケース51内におけるガイド用平歯車53の上側且つ大径平歯車54の下側に、室内外方向に沿って配置される。トリガー56は、室内外方向に長いガイド孔561を有する。ガイド孔561内には、ケース51に設けられるガイド凸部515が係合している。トリガー56は、ガイド凸部515がガイド孔561に対して相対的に移動可能な範囲で、室内外方向に移動可能に支持される。図5に示すように、トリガー56が最も室外側に移動したとき、トリガー56の室外側の端部は、ケース51から室外側に向けて突出する。このときのトリガー56は、召合せ框34の室外側見付け面34bから、外障子4の召合せ框44に当接する程度に室外側に突出する。
The
トリガー56の下面には、下方に突出するばね受け部562が一体に設けられる。ばね受け部562には、圧縮ばね565の一端が当接している。圧縮ばね565の他端は、ケース51に設けられたばね固定片516に固定されている。圧縮ばね565は、ばね固定片516から室外側に向けて突出し、突出側の先端でばね受け部562に当接している。圧縮ばね565は、圧縮されることによって、ばね受け部562を介して、トリガー56に対して室外側に向けた付勢力を作用させる。
A
トリガー56の室内側の端部の下面には、円弧状凹部563が設けられる。円弧状凹部563のさらに室内側の下面には、室内外方向に沿って平坦な係止面564が設けられる。ガイド用平歯車53は、ボス部531をトリガー56の円弧状凹部563の内側に嵌合させて支軸J1に支持される。ボス部531の円弧状の外周面531aは、円弧状凹部563の円弧面に沿っている。
An
トリガー56の室外側の端部の右側面は、室外側に向かうに従って先細り状に形成される。これによって、トリガー56の室外側の先端面には、傾斜面566が形成されている。傾斜面566は、外障子4の召合せ框44と当接したときに、召合せ框44に対して摺動することによって、トリガー56を、圧縮ばね565を圧縮させながら、室内側に向けて徐々に後退させる。
The right side of the end of the
掛け具57は、ケース51内における大径平歯車54とトリガー56との間に配置され、ケース51に設けられる支軸J3に回転可能に支持されている。掛け具57の外周には、支軸J3を挟んで配置される円弧状係合板571と歯車部572とが設けられる。歯車部572は、小径平歯車55に噛合している。そのため、ラック52の上下移動に連動して大径平歯車54が回転すると、小径平歯車55を介して掛け具57が回転する。円弧状係合板571は、掛け具57の回転によって、施錠位置と解錠位置とにそれぞれ配置される。
The
掛け具57の側面には、ばね係止凸部573が設けられている。ばね係止凸部573には、引っ張りばね574の一端が係止される。引っ張りばね574の他端は、ケース51に設けられたばね係止片517に係止されている。引っ張りばね574の付勢力は、掛け具57を受け具50Bに対して係合させる施錠時の途中から施錠方向に作用し、受け具50Bに対する係合を解除する解錠時の途中から解錠方向に作用する。そのため、施解錠動作を軽快に行うことができる。
A spring locking
受け具50Bは、係合片58を有する。係合片58は、外障子4の召合せ框44の室内側見付け面44aに、掛け具57の円弧状係合板571に対して係合可能に配置される。
The
図1及び図4は、錠装置5の施錠状態を示している。この状態において、内障子3及び外障子4は閉鎖され、召合せ框34,44は重なり合っている。ラック52は、移動ストロークの上端位置に配置される。トリガー56は、外障子4の召合せ框44に当接することによって室内側に最も後退し、圧縮ばね565を圧縮させている。この状態はトリガー作動状態である。掛け具57の円弧状係合板571は、内障子3の召合せ框34の室外側見付け面34bから張り出し、受け具50Bの係合片58と係合している。このとき、ガイド用平歯車53は、トリガー56の円弧状凹部563の内側で回転可能であるため、ラック52は、解錠のために下方向に移動可能である。
1 and 4 show the locked state of the
図5は、錠装置5の解錠状態を示している。この状態において、内障子3及び外障子4のうちの少なくともいずれかが開放され、召合せ框34,44は重なり合っていない。ラック52は、移動ストロークの下端位置に配置される。この状態は、トリガー解除状態である。掛け具57は、ラック52の下方向への移動に連動して回転して円弧状係合板571をケース51内に配置させ、受け具50Bの係合片58との係合を解除している。このとき、ガイド用平歯車53のボス部531の被係止面531bは、トリガー56側に向いているため、トリガー56は、圧縮ばね565の付勢力によって室外側に向けて前進する。前進したトリガー56の係止面564は、被係止面531bに対面して配置されるため、ガイド用平歯車53は回転不能である。そのため、ラック52は、召合せ框34,44の重なり合いによってトリガー56が室内側に向けて後退しない限り上方向に移動不能であり、解錠状態が維持される。
FIG. 5 shows the
錠装置5の操作部6は、内障子3の召合せ框34の室内側見付け面34aにおいて、切欠き部34cから突出する連結板522に連結されいる。操作部6は、図10に示すように、室内側見付け面34aの延び方向に沿って上下に延びる操作部本体61と、操作部本体61の室内側面から室内側に向けてさらに突出する操作用突出部62と、を有する。
The operating
操作部本体61は、室内側から見て縦長矩形状に形成される。操作部本体61の上下両端部611は、召合せ框34の室内側見付け面34aと略平行な平坦面を有する。操作部本体61の中央部612は、上下両端部611から中央に向かうに従って室内側に向けてなだらかに盛り上がる形状を有する。そのため、操作部6は、操作部本体61の中央部612付近を手で把持し易い形状を有する。
The operating section
本実施形態の操作用突出部62は、操作部本体61の中央部612の室内側の面に配置され、室内側に向けてさらに大きく突出している。操作用突出部62の横幅は、操作部本体61の横幅に略等しい。操作部本体61からの操作用突出部62の突出量は、召合せ框34の室内側見付け面34aからの中央部612の突出量に略等しい。操作用突出部62の表面621は、鋭角に突出する角部を持たず、操作部本体61の表面からなだらかに連続する凸湾曲面によって形成されている。
The operating
操作部6の表面のうちの少なくとも操作用突出部62の表面には、滑り止め加工が施されてもよい。これによって、後段で説明するように、操作者OPが操作用突出部62を肘ELで操作する際の操作用突出部62と肘EL、具体的には衣服あるいは皮膚、との摩擦抵抗を大きくすることができる。操作部6の操作時に肘ELが滑りにくくなるため、操作部6の操作性が向上する。滑り止め加工は、表面を粗面加工したものであってもよいし、表面に摩擦係数の大きいゴムあるいは樹脂を被覆したものであってもよい。操作用突出部62自体が摩擦係数の大きいゴムあるいは樹脂によって形成されてもよい。
At least the surface of the
次に、図11に示すように、両手に荷物を抱え持つ操作者OPが引き違い窓1の施解錠動作及び内障子3の開閉動作を行う場合について説明する。
Next, as shown in FIG. 11, a case will be described in which the operator OP, who is holding luggage in both hands, locks and unlocks the sliding
まず、引き違い窓1の全閉状態において、操作者OPは、室内側から片方の肘ELを操作部6の操作用突出部62に当接させ、その状態で操作用突出部62を下方に押し下げる。操作部6は、連結板522を介して錠装置本体50Aのラック52を下方向へ移動させる。図5に示すように、ラック52が移動ストロークの下端位置に配置されると、掛け具57の回転によって円弧状係合板571と受け具50Bの係合片58との係合が解除され、錠装置5は解錠状態となる。
First, when the double-sliding
その後、図11に示すように、操作者OPが操作用突出部62に肘ELを当接させたまま、肘ELを開方向D1に向けて移動させることによって操作部6を横方向へ押圧操作し、内障子3を開動作させる。このとき、図5に示すように、トリガー56が室外側に向けて前進して係止面564と被係止面531bとが対面することによって、ガイド用平歯車53は回転不能であるため、内障子3の開放後、操作者OPが操作用突出部62から肘ELを離しても、解錠状態は維持される。
Thereafter, as shown in FIG. 11, the operator OP moves the elbow EL in the opening direction D1 while keeping the elbow EL in contact with the
内障子3を閉じる場合、操作者OPは、操作用突出部62に当接させた肘ELを閉方向D2に向けて移動させることによって操作部6を横方向へ押圧操作し、内障子3を閉移動させる。内障子3が全閉すると、トリガー56は、図4に示すように、外障子4の召合せ框44に当接して室内側に最も後退する。このとき、ガイド用平歯車53のボス部531がトリガー56の円弧状凹部563内に嵌合するため、ガイド用平歯車53は回転可能である。そのため、内障子3が全閉した後、操作者OPは、操作用突出部62を肘ELを上方に押し上げると、ラック52が上方向に移動して移動ストロークの上端位置に配置される。これによって、掛け具57が回転して円弧状係合板571と受け具50Bの係合片58とが係合し、錠装置5は施錠状態となる。
When closing the
内障子3の施解錠動作及び開閉動作の少なくともいずれかは、操作者OPが操作部6を手で把持することによって行ってもよい。
At least one of the locking/unlocking operation and the opening/closing operation of the
以上の本実施形態に係る錠装置5は、以下の効果を奏する。
The
(1) 本実施形態の建具用錠装置5は、枠体2内に納められた内障子3を横方向にスライド移動させることによって開口部を開閉する建具である引き違い窓1に設けられ、内障子3を施解錠する建具用錠装置5であって、内障子3に設けられ、移動部材であるラック52の上下方向への移動によって施解錠動作を行う錠装置本体50Aと、内障子3の室内側見付け面34aに設けられ、操作者OPによって上下方向に移動操作されることによって、錠装置本体50Aのラック52を上下移動させる操作部6と、を備え、操作部6は、室内側に向けて突出して操作者OPの肘ELによる上下方向への押圧操作が可能な操作用突出部62を有する。
(1) The
これによれば、操作者OPが、室内側から肘ELを使用して建具用錠装置5の施解錠動作及び内障子3の開閉動作を行うことができる。手を使う必要がないため、両手に荷物を抱えた操作者OPや手が不自由な操作者の場合であっても、施解錠動作及び内障子3の開閉動作を容易に行うことできる。しかも、手を使わずに施解錠動作を行うことができるため、手を介して菌やウィルスに感染するリスクも低減する。
According to this, the operator OP can perform the locking/unlocking operation of the
(2) 上記(1)に記載の建具用錠装置5において、操作部6は、横方向へ押圧操作されることによって、解錠後の内障子3を開閉可能に設けられる。
(2) In the
これによれば、操作者OPが内障子3を解錠するために操作部6に当接させた肘ELを、横方向に移動させる自然な動作だけで、解錠後の内障子3の開閉動作を行うことができるため、使い勝手に優れる。
According to this, the operator OP can open and close the
(3) 上記(1)又は(2)に記載の建具用錠装置5において、錠装置本体50Aは、操作部6の下方向への移動によって、ラック52を下方向に移動させて解錠動作を行う。
(3) In the
これによれば、操作者OPが操作部6の操作用突出部62を肘ELで下方向に押し下げるだけの自然な動作で、錠装置5を解錠させることができるため、使い勝手に優れる。
According to this, the
以上説明した建具は、内障子3及び外障子4の2枚の障子を有する引違い窓1を例示したが、本開示の建具はこれに限定されない。本開示の建具は、障子が3枚以上設けられるものであってもよいし、障子が1枚だけの片引き窓であってもよい。建具は、窓に限定されず、横方向にスライド移動することによって開口部を開閉する玄関用の片引き戸であってもよい。
Although the above-described fittings are exemplified by the sliding
操作部に設けられる操作用突出部は、本実施形態に示す操作用突出部62の形状に限定されない。操作用突出部は、図12に示す操作部6Aの操作用突出部62Aのように、上下方向の縦幅を、図10に示す操作用突出部62の上下方向の縦幅よりも小さく形成したものであってもよい。
The operating protrusion provided on the operating section is not limited to the shape of the operating
操作用突出部は、図13に示す操作部6Bの操作用突出部62Bのように、上下方向の縦幅を、図10に示す操作用突出部62の上下方向の縦幅よりも大きく形成したものであってもよい。操作用突出部62Bにおける最も室内側の端面621aは、召合せ框34の室内側見付け面34aと平行な略平坦面に形成されている。そのため、操作用突出部62は、上下方向の縦幅を大きくしても、室内側への突出量は抑制される。
The operating protrusion, like the
操作用突出部は、図14に示す操作部6Cの操作用突出部62Cのように、室内側に向けて突出する薄板状に形成したものであってもよい。操作用突出部62Cの先端622は、やや上方に屈曲している。これによって、操作用突出部62Cに肘ELが載せ易くなり、肘ELによる操作部6の操作性が向上する。
The operation protrusion may be formed in a thin plate shape that protrudes toward the indoor side, like the
操作用突出部は、図15に示す操作部6Dの操作用突出部62Dのように、操作部本体61の上下両端部611にそれぞれ配置されてもよい。操作用突出部62Dは、操作部本体61の上下両端部611からそれぞれ室内側に向けて突出する板状部材からなる。操作用突出部62Dは、召合せ框34の室内側見付け面34aに対して略垂直に立ち上がっている。操作用突出部62Dの室内側の先端の位置は、中央部612の最も室内側に突出している位置に略等しい。操作用突出部62Dの先端縁は円弧状に形成されているため、操作時に操作者OPの肘ELを当てても、操作者OPに不快感を与えにくい。
The operation protrusions may be arranged at both upper and lower ends 611 of the operation section
操作部本体61の上下両端部611にそれぞれ配置される板状部材からなる操作用突出部は、図16に示す操作部6Eの操作用突出部62Eのように、室内側に向けた突出量をさらに小さく形成されてもよい。操作用突出部62Eの室内側への突出量が抑えられるため、操作者OPの肘ELが操作用突出部62Eに意図せず衝突することを抑制することができる。
The operating protrusions made of plate-like members disposed at the upper and lower ends 611 of the operating unit
操作部本体61の上下両端部611にそれぞれ配置される操作用突出部は、図17に示す操作部6Fの操作用突出部62Fのように、微小な凸部によって形成されてもよい。操作用突出部62Eの室内側への突出量がさらに抑えられるとともに、操作部6をすっきりとした外観にすることができるため、見栄えも向上する。
The operation protrusions disposed at the upper and lower ends 611 of the operation section
1 引き違い窓(建具)、 2 枠体、 3 内障子、 34a 室内側見付け面、 5 錠装置、 50A 錠装置本体、 52 ラック(移動部材)、 6 操作部、 62,62A,62B,62C,62D,62E,62F 操作用突出部、 OP 操作者、 EL 肘 1 sliding window (fittings), 2 frame body, 3 interior shoji screen, 34a indoor side finding surface, 5 locking device, 50A locking device main body, 52 rack (movable member), 6 operating section, 62, 62A, 62B, 62C, 62D, 62E, 62F Operating protrusion, OP Operator, EL Elbow
Claims (3)
前記障子に設けられ、移動部材の上下方向への移動によって施解錠動作を行う錠装置本体と、
前記障子の室内側見付け面に設けられ、操作者によって上下方向に移動操作されることによって、前記移動部材を上下移動させる操作部と、を備え、
前記操作部は、室内側に向けて突出して操作者の肘による上下方向への押圧操作が可能な操作用突出部を有する、建具用錠装置。 A locking device for fittings that is installed in a fitting that opens and closes an opening by sliding a shoji housed in a frame in the lateral direction, and that locks and unlocks the shoji,
a lock device main body that is provided on the shoji and performs a locking/unlocking operation by vertically moving a movable member;
an operation section that is provided on the indoor side finding surface of the shoji screen and that moves the moving member up and down when operated by an operator in the up and down direction;
The operating part is a locking device for fittings, and the operating part has an operating protrusion that protrudes toward the indoor side and can be pressed in a vertical direction by an operator's elbow.
The locking device for fittings according to claim 1 or 2, wherein the locking device main body performs an unlocking operation by moving the movable member downward by moving the operating portion downward.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022080740A JP2023169560A (en) | 2022-05-17 | 2022-05-17 | Fitting locking device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022080740A JP2023169560A (en) | 2022-05-17 | 2022-05-17 | Fitting locking device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023169560A true JP2023169560A (en) | 2023-11-30 |
Family
ID=88924179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022080740A Pending JP2023169560A (en) | 2022-05-17 | 2022-05-17 | Fitting locking device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023169560A (en) |
-
2022
- 2022-05-17 JP JP2022080740A patent/JP2023169560A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW201344025A (en) | Handle-actuated locks | |
US20160032622A1 (en) | Mortise lock | |
KR101219207B1 (en) | hinged door assembly | |
KR20130128121A (en) | Grip type locking device for sliding window | |
JP5070443B2 (en) | Lever handle lock | |
JP2023169560A (en) | Fitting locking device | |
KR101738140B1 (en) | Manual locking device of sliding door with easy opening functionality | |
KR101810484B1 (en) | Opening And Closing Device for Exit | |
CA3057904A1 (en) | Anti-ligature turn piece | |
JP4248310B2 (en) | Door opening prevention device | |
KR101956107B1 (en) | Latch bolt for using push-pull door lock | |
KR100840141B1 (en) | Sliding Door Unlock | |
JP2023169559A (en) | Fitting locking device | |
KR101952828B1 (en) | Apparatus for opening and shutting door | |
JP4538413B2 (en) | Locking device and joinery | |
KR101962898B1 (en) | Latch bolt for using push-pull door lock | |
JP4220540B2 (en) | Locking device and joinery | |
TWI741723B (en) | Door and window locking device and method | |
JP5608107B2 (en) | Handle device for latch lock | |
JP7395093B2 (en) | fittings | |
JP7337227B2 (en) | Fittings | |
AU2017272225A1 (en) | Handle for a slidable panel | |
KR101312234B1 (en) | Opening and closing device for exit | |
KR200241005Y1 (en) | Sliding Door Locks | |
JP4279419B2 (en) | Guard arm lock for sliding door |