JP2023160300A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Hitomi Tsukamoto
真哉 佐藤
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Abstract

【課題】視認性を向上させることができるヘッドアップディスプレイ装置を提供する。【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示光Lをウインドシールド201に投射することにより虚像V1及び虚像V2を視認者1に視認可能に表示する。ヘッドアップディスプレイ装置100は、虚像V1が表示される虚像表示仮想領域K1及び虚像V2が表示される虚像表示仮想領域K2が左右方向に並べられた状態で、虚像表示仮想領域K1を高さ方向に沿って延びる向きに設定し、虚像表示仮想領域K2を虚像表示仮想領域K1に対して傾斜した向きに設定するプリズム140を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。
例えば、特許文献1に記載の表示装置は、第一の表示パネル及び第二の表示パネルを備えるとともに、第一の表示パネルと第二の表示パネルの角度が略90°になるように、第一の表示パネル及び第二の表示パネルを近設させ、第一の表示パネルが発する第一の表示光及び第二の表示パネルが発する第二の表示光を反射させて角度の異なる2つの虚像を表示する。
特許第4883283号公報
上記特許文献1に記載の構成においては、2つの虚像が車両前後方向に並ぶように配置されており、虚像の表示態様に制限が生じており、場合によっては、視認性が低下していた。
本開示は、上記実状を鑑みてなされたものであり、視認性を向上させることができるヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係るヘッドアップディスプレイ装置は、表示光を被投射部材に投射することにより第1虚像及び第2虚像を視認者に視認可能に表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、前記第1虚像が表示される第1虚像表示仮想領域及び前記第2虚像が表示される第2虚像表示仮想領域が左右方向に並べられた状態で、前記第1虚像表示仮想領域を高さ方向に沿って延びる向きに設定し、前記第2虚像表示仮想領域を前記第1虚像表示仮想領域に対して傾斜した向きに設定する虚像向き設定部を備える。
本開示によれば、ヘッドアップディスプレイ装置において、視認性を向上させることができる。
本開示の第1の実施形態に係る車両の概略図である。 本開示の第1の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の概略図である。 本開示の第1の実施形態に係るプリズムの平面図である。 本開示の第1の実施形態に係るプリズムの側面図である。 本開示の第1の実施形態に係る実風景に重なる虚像を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係る道路を走行する車両の平面図である。 本開示の第2の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の概略図である。 本開示の第2の実施形態に係るプリズム及び表示器の斜視図である。 本開示の第2の実施形態に係るプリズム及び表示器の縦断面図である。 本開示の第2の実施形態に係る実風景に重なる虚像を示す図である。 本開示の第3の実施形態に係る凹面鏡の正面図である。 本開示の第3の実施形態に係る凹面鏡の平面図である。 本開示の第3の実施形態に係る表示器から虚像までの光路を示す概略図である。 本開示の第3の実施形態に係る表示器から虚像までの光路を示す概略図である。 本開示の第3の実施形態に係る虚像表示仮想領域の各グリッドの位置を示すグラフである。 本開示の変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置の概略図である。 本開示の変形例に係るプリズム及び表示器の縦断面図である。 本開示の変形例に係る虚像及び虚像表示仮想領域を示す図である。 本開示の変形例に係るプリズム及び表示器の縦断面図である。 本開示の変形例に係るプリズムの平面図である。
(第1の実施形態)
本開示の第1の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、車両200のダッシュボードに搭載されている。ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示光Lを被投射部材の一例であるウインドシールド201に投射することにより、車両情報を含む複数の虚像V1,V2を表示する。視認者1の視点EPが可視領域R内にあるときに、視認者1が虚像V1,V2を視認可能となる。虚像V1は虚像表示仮想領域K1内に表示される。虚像V2は虚像表示仮想領域K2内に表示される。複数の虚像表示仮想領域K1,K2は、それぞれ実体のない平面で形成され、互いに異なる向きで傾く。
図2に示すように、虚像表示仮想領域K1は、高さ方向に沿って延びる。ここで、高さ方向に沿うとは、虚像表示仮想領域K1が高さ方向に対して±45°未満であることを指す。虚像表示仮想領域K2は、虚像表示仮想領域K1に交わるように傾斜する。例えば、虚像表示仮想領域K2は、路面に沿う。ここで、路面に沿うとは、虚像表示仮想領域K2が水平方向に対して±45°未満であることを指す。
本例では、虚像表示仮想領域K2は、視認者1から離れるにつれて上方向に向かうように傾斜する。本例では、車幅方向から見て、2つの虚像表示仮想領域K1,K2が交差する点Pは、虚像表示仮想領域K1の高さ方向の中心よりも下側に位置する。
図5及び図6に示すように、虚像V2は、視認者1から見て実風景である路面に沿うように表示される。虚像V1は、視認者1から見て実風景である路面に対して立設するように表示される。虚像V2には、路面に関連付けられた情報、例えば、経路案内矢印等の記号情報が含まれている。虚像V1には、車速等の文字情報又は標識情報が含まれている。文字とは、数字、アルファベット、ひらがな、カタカナ、漢字等である。
なお、虚像V1には、建物又は樹木等の地面に立設する構造物を示すアイコンが含まれていてもよい。このアイコンとの比較により、このアイコン以外の虚像V1の表示も高さ方向に沿って表示されていることが視認者1から認識されやすくなる。
本実施形態では、虚像表示仮想領域K1,K2は、車幅方向(左右方向)に沿って並べられている。図6に示すように、虚像表示仮想領域K1,K2のうち車両200の中心線Cに近い位置に虚像表示仮想領域K2が位置し、車両200の中心線Cから遠い位置に虚像表示仮想領域K1が位置する。例えば、図6に示すように、車両200が左ハンドル車両である場合には、視認者1から見て、右側に虚像表示仮想領域K2が位置し、左側に虚像表示仮想領域K1が位置する。一方、図示しないが、車両200が右ハンドル車両である場合には、視認者1から見て、左側に路面に沿う虚像表示仮想領域K2が位置し、右側に虚像表示仮想領域K1が位置する。これにより、虚像V1,V2の視認性が高まる。
次に、ヘッドアップディスプレイ装置100の構成について説明する。
図2に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、光学リレーである凹面ミラー12と、表示器20と、制御部25と、ケース30と、虚像向き調整手段の一例であるプリズム140と、を備える。また、車両200は、視点検出部205を備える。
ケース30は遮光性の樹脂又は金属により箱状に形成されている。ケース30内には、凹面ミラー12、表示器20及びプリズム140が収容されている。ケース30は、ケース30の内部空間で生成される表示光Lをウインドシールド201に向けて透過する光透過性部材からなる窓部31を備える。
表示器20は、画像を表す表示光Lを放射する表示面21を有する。表示器20は、液晶パネル及び照明装置を有するタイプであってもよいし、DMD(Digital Micro mirror Device)素子等の反射型表示素子及びプロジェクタを有するタイプであってもよい。表示面21は、車両200の前方下側を向いている。表示面21に表示される画像には、視認者1が視認する虚像V1,V2の歪みを補正する歪み補正が施されている。表示面21は、表示光Lの光軸中心Laに対して傾斜している。光軸中心Laは、表示光Lの横断面の中心に位置する。
図4に示すように、表示面21は、虚像V1に対応する表示光Lを出射する第1領域20aと、虚像V2に対応する表示光Lを出射する第2領域20bと、を備える。第1領域20aには文字情報が表示され、第2領域20bには記号情報が表示される。
図2に示すように、制御部25は、CPU(Central Processing Unit)、GDC(Graphics Display Controller)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を有する。制御部25は、外部から車速及び経路案内等の情報及び視点検出部205の検出結果に係る情報を取得し、これらの情報に基づき表示面21に表示する画像を生成する。
プリズム140は、表示面21に設置され、表示面21から出射された表示光Lが透過する。プリズム140については後で詳述する。
図2に示すように、凹面ミラー12は、車両の高さ方向及び幅方向に沿って凹状に湾曲する反射面12aを有する。凹面ミラー12は、プリズム140を透過した表示光Lをウインドシールド201に向けて反射する。凹面ミラー12は、表示面21からの表示光Lを拡大するようにウインドシールド201に向けて反射する。凹面ミラー12の反射面12aは、車両200の後方上側を向いている。凹面ミラー12は、ウインドシールド201での反射による虚像の歪みを抑制する機能を有する。
次に、プリズム140の構成について説明する。
図3及び図4に示すように、プリズム140は、屈折率nが空気(n=1)よりも大きい材質、例えば、ガラス又は光学樹脂により形成されている。プリズム140は、表示面21を覆う略板状で形成されている。本例では、表示面21は車幅方向に長い長方形状をなし、プリズム140は車幅方向に長い長方形の厚板状をなす。
プリズム140は、表示面21に対向して位置し、表示面21からの表示光を入射する入射面141iと、入射面141iの反対側に位置し、入射した表示光Lを出射する出射面141oと、を備える。入射面141iは矩形平面状に形成されている。プリズム140の入射面141iはオプティカルボンディングにより表示面21に固定されていてもよいし、プリズム140は図示しない支持機構により支持されていてもよい。
図2、図3及び図4に示すように、出射面141oは、表示面21と平行をなす第1天面142と、第1天面142に対して傾斜した傾斜面143と、を備える。
第1天面142及び傾斜面143は、車幅方向に沿って並べられている。第1天面142及び傾斜面143は、高さ方向に同じ長さである。傾斜面143の面積は、傾斜面143が傾斜しているため、第1天面142の面積よりも大きい。プリズム140の傾斜面143に対応する部位は、車幅方向に沿って延びる直角三角形の柱状をなし、傾斜面143は、この柱状の斜面に位置する。プリズム140の第1天面142に対応する部位は、表示面21に直交する方向が厚さ方向となる矩形厚板状をなす。第1天面142は、車幅方向から見て傾斜面143に交差する。
図2の下部に示すように、プリズム140には、プリズム140の厚さ方向の中心に位置する仮想ディスプレイ平面148A及び仮想ディスプレイ平面148Bが形成される。プリズム140は、自身の屈折率nにより、表示面21を、あたかも仮想ディスプレイ平面148A及び仮想ディスプレイ平面148Bに位置しているかのように機能させる。よって、プリズム140により、1枚の表示面21で、複数枚の表示面と同様の働きを可能とする。仮想ディスプレイ平面148Aは、第1天面142と入射面141iの間に位置し、第1天面142と同一の平面状に形成される。仮想ディスプレイ平面148Bは、傾斜面143と入射面141iの間に形成される。仮想ディスプレイ平面148Bは、入射面141iと傾斜面143がなす角度αを2等分するように延びる。仮想ディスプレイ平面148Aは虚像表示仮想領域K1に対応する。仮想ディスプレイ平面148Bは虚像表示仮想領域K2に対応する。
仮想ディスプレイ平面148Aは、表示面21と平行をなしている。このため、仮想ディスプレイ平面148Aに対応する虚像表示仮想領域K1は、高さ方向に沿って延びている。仮想ディスプレイ平面148Bは、表示面21に対して傾斜している。このため、仮想ディスプレイ平面148Bに対応する虚像表示仮想領域K2は、高さ方向に対して傾斜している。仮想ディスプレイ平面148Bの仮想ディスプレイ平面148Aに対する傾斜角度に応じて、虚像表示仮想領域K2の虚像表示仮想領域K1に対する傾斜角度が決まる。
図2に示すように、視点検出部205は、視認者1の視点EPの位置を検出し、検出結果を制御部25に出力する。視点検出部205は、例えば、視認者1の視点EPを撮影するカメラ(図示略)と、カメラにより撮像されたデータに基づき視点EPの位置を取得する視点取得部(図示略)と、を備える。この視点取得部は、制御部25の一部であってもよいし、制御部25とは別の構成であってもよい。制御部25は、視点検出部205の検出結果に基づき、視認者1の視点EPがアイボックス(可視領域R)内に位置していると判別すると、2つの虚像V1,V2の両方の表示を許可する。制御部25は、視点検出部205の検出結果に基づき、視認者1の視点が可視領域Rから右側に外れたと判断すると、右側の虚像V2の表示を継続しつつ、左側の虚像V1の表示を消す。これにより、視認者1の視点が可視領域Rから右側に外れたときに、本来、虚像表示仮想領域K1に表示される虚像V1が虚像表示仮想領域K2に表示されるように見えてしまうことが抑制される。制御部25は、視点検出部205の検出結果に基づき、視認者1の視点が可視領域Rから左側に外れたと判断すると、左側の虚像V1の表示を継続しつつ、右側の虚像V2の表示を消す。これにより、視認者1の視点が可視領域Rから左側に外れたときに、本来、虚像表示仮想領域K2に表示される虚像V2が虚像表示仮想領域K1に表示されるように見えてしまうことが抑制される。
なお、本実施形態において、上述した視認者1の視点移動に伴い虚像V1,V2の何れかの表示を消す構成は省略されてもよい。この場合、視点検出部205も省略可能である。
次に、ヘッドアップディスプレイ装置100の作用について説明する。
表示面21から表示光Lが出射されると、表示光Lがプリズム140に入射する。プリズム140により、互いに異なる向きの仮想ディスプレイ平面148A及び仮想ディスプレイ平面148Bから表示光Lが出射された場合と同じように作用する。表示光Lは、プリズム140を透過した後、凹面ミラー12によりウインドシールド201に向けて反射させられる。表示光Lは、ウインドシールド201を反射して視認者1に到達する。これにより、仮想ディスプレイ平面148A及び仮想ディスプレイ平面148Bの向きに対応して、複数の虚像V1,V2が互いに異なる向きで表示される。
(効果)
以上、説明した第1の実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1-1)ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示光Lを出射する表示面21を有する表示器20と、表示面21から出射された表示光Lが透過するプリズム140と、を備える。プリズム140は、表示面21からの表示光Lを入射する入射面141iと、入射面141iからプリズム140に入射した表示光Lを出射する出射面141oと、を備える。出射面141oは、表示面21に沿う方向に延びる第1天面142と、第1天面142に対して傾斜した傾斜面143と、を備える。
この構成によれば、プリズム140の第1天面142及び傾斜面143により、1つの表示器20で、向きの異なる2つの虚像V1,V2を表示可能である。よって、2つの表示器が不要であり、ヘッドアップディスプレイ装置100の小型化を図ることができる。
(1-2)表示面21は、第1天面142を通過する表示光Lを出射する第1領域20aと、傾斜面143を通過する表示光Lを出射する第2領域20bと、を備える。第1領域20aには文字情報が表示される。第2領域20bには記号情報が表示される。
この構成によれば、2つの虚像V1,V2の向きに適した情報を表示することができる。
(2-1)ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示光Lを被投射部材の一例であるウインドシールド201に投射することにより第1虚像の一例である虚像V1及び第2虚像の一例である虚像V2を視認者1に視認可能に表示する。ヘッドアップディスプレイ装置100は、虚像V1が表示される第1虚像表示仮想領域の一例である虚像表示仮想領域K1及び虚像V2が表示される第2虚像表示仮想領域の一例である虚像表示仮想領域K2が視認者1から見て左右方向(車幅方向)に並べられた状態で、虚像表示仮想領域K1を視認者1から見て高さ方向に沿って延びる向きに設定し、虚像表示仮想領域K2を虚像表示仮想領域K1に対して傾斜した向きに設定する虚像向き設定部の一例であるプリズム140を備える。
この構成によれば、2つの虚像V1,V2を左右方向に並べつつ、2つの虚像V1,V2の向きを異ならせることより、虚像V1,V2の視認性を向上させることができる。
(2-2)ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示光Lを出射する表示面21を有する表示器20を備える。プリズム140は、表示面21から出射された表示光Lが透過する。プリズム140は、表示光Lを出射する面であり、表示光Lのうち虚像表示仮想領域K2に対応する領域に形成され、表示面21に対して傾斜する傾斜面143を備える。
この構成によれば、プリズム140を設けるだけで、簡単に、虚像表示仮想領域K2の向きを虚像表示仮想領域K1に対して交差させることができる。例えば、虚像表示仮想領域K2を寝かせつつ、虚像表示仮想領域K1を起こす構成が実現可能となる。
(2-3)虚像表示仮想領域K1には虚像V1として文字情報が表示される。虚像表示仮想領域K2には虚像V2として実風景に関連付けられた記号情報が表示される。
この構成によれば、2つの虚像V1,V2の向きに適した情報を表示することができる。
(2-4)ヘッドアップディスプレイ装置100は、視認者1の視点EPの位置情報を取得し、取得した位置情報に基づき視認者1の視点EPがアイボックス(可視領域R)から右側に外れたと判断すると、虚像V1,V2のうち左側の虚像V1の表示を消し、取得した位置情報に基づき視認者1の視点EPがアイボックスから左側に外れたと判断すると、虚像V1,V2のうち右側の虚像V2の表示を消す制御部25を備える。
この構成によれば、視認者1の視点EPが可視領域Rから右側に外れたときに、本来、虚像表示仮想領域K1に表示される虚像V1が虚像表示仮想領域K2に表示されるように見えてしまうことが抑制される。また、視認者1の視点が可視領域Rから左側に外れたときに、本来、虚像表示仮想領域K2に表示される虚像V2が虚像表示仮想領域K1に表示されるように見えてしまうことが抑制される。よって、虚像V1,V2の視認性を高めることができる。
(2-5)ヘッドアップディスプレイ装置100は車両200に搭載される。路面に沿う虚像V2は、立面像である虚像V1よりも車両200の中心線Cの近くに位置する。
この構成によれば、虚像V1の表示が視認者1の道路状況の視認を妨げることが抑制される。
(第2の実施形態)
本開示の第2の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置について、図面を参照して説明する。本実施形態では、主に、プリズムの第1天面と傾斜面が高さ方向に並ぶように構成されている点が上記第1の実施形態と異なる。以下、上記第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図8及び図9に示すように、プリズム40及び表示器20は、高さ方向に長い長方形板状をなす。プリズム40は、表示面21に対応して位置し、表示面21からの表示光を入射する入射面41iと、入射面41iを介してプリズム40に入射した表示光Lを出射する出射面41oと、を備える。出射面41oは、表示面21と平行をなす第1天面42と、第1天面42に対して傾斜した傾斜面43と、を備える。第1天面42及び傾斜面43は高さ方向に連続している。第1天面42は、傾斜面43よりも上方向に位置する。傾斜面43は、下方に向かうにつれて表示器20に近づくように傾斜している。
なお、表示器20及びプリズム40は、幅方向に長い長方形板状をなしてもよい。
図9に示すように、仮想ディスプレイ平面48Aは、第1天面42と入射面41iの間に位置する。仮想ディスプレイ平面48Bは、傾斜面43と入射面41iの間に位置し、傾斜面43と入射面41iがなす角度αを、例えば、二等分する方向に延びる。表示光Lの光軸中心Laは、仮想ディスプレイ平面48A及び仮想ディスプレイ平面48Bの境界部を通過する。なお、表示光Lの光軸中心Laは、境界部を通過せず、仮想ディスプレイ平面48A及び仮想ディスプレイ平面48Bを通過してもよい。
光軸中心Laに対する仮想ディスプレイ平面48Aの延長線(図9の破線で示す線)の角度θ1は、光軸中心Laに対する仮想ディスプレイ平面48Bの角度θ2よりも小さい角度である。角度θ2(図9参照)が大きくなるほど、高さ方向に対する虚像表示仮想領域K2の傾斜角度が大きくなる。
図7及び図9に示すように、仮想ディスプレイ平面48Aは高さ方向に沿う虚像表示仮想領域K1に対応する。仮想ディスプレイ平面48Bは虚像表示仮想領域K1に対して傾斜する虚像表示仮想領域K2に対応する。仮想ディスプレイ平面48Aの上端は虚像表示仮想領域K1の下端に対応しており、仮想ディスプレイ平面48Bの下端は虚像表示仮想領域K2の上端に対応している。すなわち、仮想ディスプレイ平面48A及び仮想ディスプレイ平面48Bそれぞれの画像は、高さ方向及び車両前後方向に反転して虚像V1,V2として表示される。
図7及び図10に示すように、虚像表示仮想領域K2は、視認者1から見て、虚像表示仮想領域K1よりも上方に位置する。虚像表示仮想領域K1の上端は、虚像表示仮想領域K2の下端に接している。虚像表示仮想領域K2は、視認者1から離れるにつれて上方向に向かうように傾斜する。
(第3の実施形態)
本開示の第3の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置について、図面を参照して説明する。本実施形態では、プリズムに代えて、凹面鏡の曲率を変化させることにより虚像の向きを変化させる点が上記第1の実施形態と異なる。以下、上記第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図11に示すように、凹面ミラー12の反射面12aは、凹面ミラー12の正面視で車幅方向(左右方向)に長い形状をなす。
図12に示すように、反射面12aの曲率は、車幅方向(反射面12aの長手方向)において、右側Rdに向かうにつれて大きく、すなわち、右側Rdに向かうにつれて徐々にカーブがきつくなるように形成されている。この曲率の変化により、凹面ミラー12の平面視での厚さHは、右側Rdに向かうにつれて大きくなっている。
図11に示すように、反射面12aの右側Rdの領域12Rは、表示光Lのうち虚像V2に対応する光を反射する。反射面12aの左側Ldの領域12Lは、表示光Lのうち虚像V1に対応する光を反射する。領域12Rの曲率平均は、領域12Lの曲率平均よりも大きい。反射面12aの曲率が大きくなるほど、虚像V1,V2のサイズの拡大倍率が高まる。よって、「領域12Rの曲率平均>領域12Lの曲率平均」となることにより、図13及び図14に示すように、虚像表示仮想領域K2のサイズが虚像表示仮想領域K1のサイズよりも大きくなる。虚像表示仮想領域K1,K2のサイズが大きくなるにつれて、虚像表示仮想領域K1,K2の視認者に近い側の端部(下端部)と視認者から遠い側の端部(上端部)の光路差が大きくなり、高さ方向に対する虚像V1,V2の傾き角度β1,β2が大きくなる。従って、反射面12aの領域12Rを経た表示光Lにより表示される虚像V2の傾き角度β2(図14参照)は、反射面12aの領域12Lを経た表示光Lにより表示される虚像V1の傾き角度β1(図13参照)よりも大きくなる。
図15を参照しつつ、本実施形態での虚像V1,V2の傾きを示すシミュレーション結果を示す。
図15のグラフにおいて、縦軸Zは、車両の前後方向に対応しており、横軸Xは車幅方向に対応している。縦軸Zの数値は大きくなるほど、視認者1から離れた位置となる。そして、このグラフ内の各プロット点は、表示面21に対応する虚像表示仮想領域K1,K2を横5×縦4のグリッドに分割したときの各グリッドの中心位置に対応している。
グラフ線L1は、各プロット点のうち上から1番目に位置する第1列のプロット点を結んだ線である。グラフ線L2は、各プロット点のうち上から2番目に位置する第2列のプロット点を結んだ線である。グラフ線L3は、各プロット点のうち上から3番目に位置する第3列のプロット点を結んだ線である。グラフ線L4は、各プロット点のうち上から4番目に位置する第4列のプロット点を結んだ線である。グラフ線L5は、各プロット点のうち上から5番目に位置する第5列のプロット点を結んだ線である。
図15に示すように、右側Rdの虚像表示仮想領域K2及び虚像V2に対応するプロット点は、各グラフ線L1~L5間の距離が粗であり、虚像表示仮想領域K2が傾いていることがわかる。一方、左側Ldの虚像表示仮想領域K1及び虚像V1に対応するプロット点は、各グラフ線L1~L5間の距離が密であり、虚像表示仮想領域K1の傾きが小さいことがわかる。また、2つの虚像表示仮想領域K1,K2の間では徐々に傾き角度が変化していることがわかる。
なお、本開示は以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本開示の要旨を変更しない範囲で、適宜、変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。以下に、変形の一例を説明する。
(変形例)
上記第1の実施形態において、プリズム140のうち第1天面142を含む矩形厚板状の部位が省略されてもよい。この場合、プリズム140は、傾斜面143を含む三角柱状で形成され、表示面21の第2領域20bのみに設けられてもよい。上記第2の実施形態もこれと同様であり、プリズム40のうち第1天面42を含む矩形厚板状の部位が省略されてもよい。
上記各実施形態では、表示面21から凹面ミラー12に表示光Lが直接照射されていたが、これに限らず、表示面21から照射された表示光Lを凹面ミラー12に向けて反射する補正鏡が新たに設けられていてもよい。この補正鏡は、例えば、縦断面が凹状の凹面鏡である。この補正鏡と凹面ミラー12により、表示面21から表示光Lをウインドシールド201に導く光学リレーが構成されてもよい。
上記各実施形態において、凹面ミラー12は、車幅方向に沿って延びる回転軸を中心に回動可能に構成されてもよい。凹面ミラー12がこの回転軸を中心に回転することにより、視認者1に対して表示光Lが投射される高さが調整される。
上記第1の実施形態において、表示面21のうち仮想ディスプレイ平面48A,48Bの境界部分に対応する非表示領域21a(図9参照)からは表示光Lが出射されない構成としてもよい。これにより、視認者の視点を可視領域内で移動させたときに、表示が虚像V1,V2を行き来することが抑制され、視認者に与える違和感を低減できる。なお、この変形例に限らず、遮光部材等の遮光手段を用いて、仮想ディスプレイ平面48A,48Bの境界部分に表示光Lが到達しないように構成されてもよい。上記第2の実施形態又は第3の実施形態においても、同様に、非表示領域21a又は遮光手段が採用されてもよい。
上記各実施形態におけるプリズム40,140は適宜変更可能である。図16~図20を参照しつつ、プリズムの形状及び虚像の配置の変形例について説明する。
例えば、図16に示す変形例では、プリズム240の出射面241oは、表示面21と平行をなす第1天面242と、第1天面242に対して傾斜した傾斜面243と、を備える。傾斜面243は、第1天面242から高さ方向に離れるにつれて表示面21から遠ざかるように傾斜する。傾斜面243は、第1天面242の上方に位置する。仮想ディスプレイ平面248Aは、第1天面242と入射面241iの中心に形成される。仮想ディスプレイ平面248Bは、傾斜面243と入射面241iの中心に形成される。この変形例では、虚像表示仮想領域K2は、虚像表示仮想領域K1の下方向に位置し、高さ方向に沿う虚像表示仮想領域K1の下端が路面に沿う虚像表示仮想領域K2の上端に対応して位置する。これにより、路面に沿う虚像V2を視認者1に近い位置に表示できる。
例えば、図17に示す変形例では、図16に示す変形例の構成に加えて、プリズム240Aの出射面241oは、表示面21と平行をなす第2天面244を備える。第2天面244は、第1天面242よりも表示面21からの距離が遠い位置に形成されている。第2天面244は、高さ方向において、傾斜面243の第1天面242と反対側に位置する。傾斜面243は、第1天面242及び第2天面244の間を繋ぐように形成されている。プリズム240Aの第2天面244に対応する部位の厚さは、プリズム240Aの第1天面242に対応する部位の厚さよりも大きく形成される。仮想ディスプレイ平面248Cは、第2天面244と入射面241iの中心に形成される。この変形例では、図18に示すように、図16と同様の虚像V1,V2に加えて、表示光Lのうち第2天面244を通過する光により、虚像表示仮想領域K3に虚像V3が表示される。虚像表示仮想領域K3は、虚像表示仮想領域K2の下端から下方向に延びる。この変形例によれば、1つの表示器20で、向きの異なる3つの虚像V1,V2,V3を表示可能である。
例えば、図19に示す変形例では、プリズム440の出射面441oは、傾斜曲面443と、曲天面442と、を備える。曲天面442は、高さ方向に沿って凸状に膨らむように形成される。傾斜曲面443は、高さ方向に沿って凹状にへこむように形成される。曲天面442の曲率は、傾斜曲面443の曲率よりも大きく形成されている。曲天面442の曲率は、傾斜曲面443に近づくにつれて徐々に小さくなり、傾斜曲面443の曲率は、曲天面442に近づくにつれて徐々に小さくなる。これにより、曲天面442及び傾斜曲面443は滑らかに連結される。仮想ディスプレイ平面448Aは、曲天面442と入射面41iの間に曲天面442に応じた曲面状に形成される。仮想ディスプレイ平面448Bは、傾斜曲面443と入射面41iの間に傾斜曲面443に応じた曲面状に形成される。この変形例によれば、虚像表示仮想領域K1,K2間の角が丸くなり、虚像表示仮想領域K1,K2が滑らかに連続するように接続される。
また、上記第1の実施形態においては、図3に示すように、傾斜面143及び第1天面142の高さ方向(図3の上下方向)の長さは同じであったが、これに限らず、これら長さは異なっていてもよい。例えば、図20に示す変形例のプリズム540においては、傾斜面543の高さ方向の長さは、第1天面542の高さ方向の長さよりも小さい。そして、傾斜面543は、高さ方向において第1天面542に挟み込まれるように構成される。すなわち、図20に示す変形例では、傾斜面543は、3方向(本例では、上下右の3方向)から第1天面542により囲まれて構成される。なお、この図20に示す変形例に限らず、傾斜面543は、出射面541oの上側角部又は下側角部を含むように位置し、2方向(例えば、上右の2方向、又は下右の2方向)から第1天面542により囲まれた構成であってもよい。これにより、虚像表示仮想領域K1内の一部を虚像表示仮想領域K2とすることができ、多様な虚像V1,V2の表示態様が実現できる。なお、傾斜面543と第1天面542を逆の範囲に設定してもよい。
上記プリズム40,140,240,240A,440は、ウレキサイト、すなわち、テレビ石で形成されていてもよい。これにより、プリズム40,140,240,240A,440の光出射面に、仮想ディスプレイ平面を形成可能となる。
プリズム40Aは、図9の一点鎖線で示すように、表示面21からはみ出すはみ出し部49を備えていてもよい。はみ出し部49は、表示光Lのうち表示面21から凹面ミラー12の反射面12a(図7参照)の上端部へ向かう光が透過する。はみ出し部49は、上記第2の実施形態のプリズム40の上側面に設けられ、表示面21から出射面41oに近づくにつれて高さが高くなるように形成されている。これにより、凹面ミラー12の反射面12aの全域を有効に利用でき、虚像表示仮想領域K1のサイズを大きくすることができる。
また、上記各プリズム40,40A,140,240,240A,440の天面と傾斜面の間のエッジ部分には丸みを付けてもよい。
上記各プリズム40,40A,140,240,240A,440の天面部分と傾斜面部分は別体で形成されてもよい。
また、上記第3の実施形態の反射面12aの曲率を変化させる構成に、プリズムを組み合わせてもよい。これにより、虚像表示仮想領域K2をより大きく傾かせることができる。
上記第3の実施形態においては、反射面12aの曲率は、右側Rdに向かうにつれて徐々に大きくなるように形成されていたが、これに限らず、反射面12aの2つの領域12L,12Rそれぞれで異なる一定の曲率が設定されてもよい。
上記各実施形態においては、ヘッドアップディスプレイ装置100が車載されていたが、これに限らず、飛行機、船等の乗り物に搭載されてもよい。また、被投射部材はウインドシールド201に限られず、専用のコンバイナであってもよい。
また、表示光Lは、ミラーやレンズの収斂作用によって光路内でクロスされてもよい。この場合であっても、所望の虚像の形態に対応して、適宜プリズムや表示器が構成されると本発明の効果が発揮される。
例えば、表示光Lが光路内において上下方向へ1回クロスする場合、クロスされない場合と比較して、プリズムや表示器は上下反転して設けられるとよい。
1 視認者
12 凹面ミラー
12L,12R 領域
12a 反射面
20 表示器
20a 第1領域
20b 第2領域
21 表示面
21a 非表示領域
25 制御部
30 ケース
31 窓部
40,40A,140,240,240A,440,540 プリズム
41i,141i,241i 入射面
41o,141o,241o,441o,541o 出射面
42,142,242,542 第1天面
442 曲天面
43,143,243,543 傾斜面
244 第2天面
443 傾斜曲面
48A,48B,148A,148B,248A,248B,248C,448A,448B 仮想ディスプレイ平面
49 はみ出し部
100 ヘッドアップディスプレイ装置
200 車両
201 ウインドシールド
205 視点検出部
α,θ1,θ2,β1,β2 角度
C 中心線
L 表示光
K1,K2,K3 虚像表示仮想領域
L1~L5 グラフ線
R 可視領域
V1,V2,V3 虚像
X 横軸
Z 縦軸
EP 視点
La 光軸中心
Ld 左側
Rd 右側

Claims (5)

  1. 表示光を被投射部材に投射することにより第1虚像及び第2虚像を視認者に視認可能に表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記第1虚像が表示される第1虚像表示仮想領域及び前記第2虚像が表示される第2虚像表示仮想領域が左右方向に並べられた状態で、前記第1虚像表示仮想領域を高さ方向に沿って延びる向きに設定し、前記第2虚像表示仮想領域を前記第1虚像表示仮想領域に対して傾斜した向きに設定する虚像向き設定部を備える、
    ヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記表示光を出射する表示面を有する表示器を備え、
    前記虚像向き設定部は、前記表示面から出射された前記表示光が透過するプリズムを備え、
    前記プリズムは、前記プリズムに入射した前記表示光を出射する面であり、前記第2虚像表示仮想領域に対応する領域に形成され、前記表示面に対して傾斜する傾斜面を備える、
    請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記第1虚像表示仮想領域には前記第1虚像として文字情報が表示され、
    前記第2虚像表示仮想領域には前記第2虚像として実風景に関連付けられた記号情報が表示される、
    請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 視認者の視点の位置情報を取得し、取得した前記位置情報に基づき視認者の視点がアイボックスから右側に外れたと判断すると、前記第1虚像及び前記第2虚像のうち左側の虚像の表示を消し、取得した前記位置情報に基づき視認者の視点がアイボックスから左側に外れたと判断すると、前記第1虚像及び前記第2虚像のうち右側の虚像の表示を消す制御部を備える、
    請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  5. 前記ヘッドアップディスプレイ装置は車両に搭載され、
    前記第2虚像表示仮想領域は、前記第1虚像表示仮想領域よりも前記車両の前後方向に延びる中心線の近くに位置する、
    請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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