JP2023160269A - Ground improvement device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、地盤改良装置に係るものである。 The present invention relates to a ground improvement device.
従来、走行自在なベースマシンのアームに取付ける掘削撹拌装置のフレームの下部の左右両側に、横軸回転する撹拌翼を有する掘削撹拌体を夫々設け、掘削撹拌体は、油圧モータにより回転する出力軸と平行な横取付部材に撹拌翼を、横取付部材の長さ方向に複数並設し、複数並設した撹拌翼のうち、最内側の撹拌翼は、前記フレームの左右側縁を基準に側縁の内側と外側の間を、掘削撹拌体の軸心方向に移動するようにした構成は、公知である(特許文献1)。
また、従来、掘削撹拌装置のフレームの下部の左右両側の掘削撹拌体の間に中央掘削撹拌体を有する掘削撹拌用トラックリンクチェーンを設けた構成は、公知である(特許文献2)。
Conventionally, excavation agitators having agitation blades that rotate on a horizontal axis are provided on both left and right sides of the lower part of the frame of an excavation agitator that is attached to the arm of a freely movable base machine.The excavation agitator has an output shaft rotated by a hydraulic motor. A plurality of stirring blades are arranged side by side in the length direction of the horizontal mounting member parallel to the horizontal mounting member, and among the plurality of stirring blades arranged in parallel, the innermost stirring blade is placed on the side with respect to the left and right side edges of the frame. A configuration in which the excavation stirring body is moved in the axial direction between the inside and outside of the edge is known (Patent Document 1).
Furthermore, a configuration in which an excavation agitation track link chain having a central excavation agitator is provided between the left and right excavation agitators at the lower part of the frame of an excavation agitator is conventionally known (Patent Document 2).
前記公知例のうち前者のものでは、土壌改良する地盤の着底断面が円弧状になって支持荷重が低いという課題がある。
前記公知例のうち後者のものでは、掘削撹拌装置による前後方向の撹拌領域が狭く、撹拌効率が低いという課題がある。
本願は、掘削撹拌部の構成を工夫し、撹拌効率および作業効率の良い地盤改良装置を提供するものである。
The former of the above-mentioned known examples has a problem in that the bottom contact section of the ground to be improved is arcuate and the supporting load is low.
The latter of the known examples has a problem in that the agitation area in the front and back direction by the excavation agitation device is narrow and the agitation efficiency is low.
The present application provides a ground improvement device with improved agitation efficiency and work efficiency by devising the configuration of the excavation agitation section.
請求項1は、走行自在なベースマシン1のアーム2に取付ける掘削撹拌装置4の吊下げフレーム5の下部にケース17を設け、ケース17には左右一対の側部掘削撹拌体20を有する側部掘削撹拌部10を前後一対設け、前後の側部掘削撹拌部10は2機の油圧モーター21と油圧モーター22によりそれぞれ互いに正逆回転して地盤を相対撹拌する構成とした地盤改良装置としたものである。
請求項2は、左右の側部掘削撹拌部10の間には、左右の側部掘削撹拌部10の間の地盤を掘削撹拌する中央掘削撹拌部12を設け、中央掘削撹拌部12は、ケース17に設けた左右一対の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11と左右の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11に掛け渡した中央掘削撹拌体35とにより構成し、各掘削撹拌用トラックリンクチェーン11には所定間隔をおいて掘削ビット33を複数並設し、中央掘削撹拌体35は掘削撹拌用トラックリンクチェーン11の回転方向に複数所定間隔おいて並設して構成した地盤改良装置としたものである。
請求項3は、中央掘削撹拌部12の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11は、前後の側部掘削撹拌部10をそれぞれ駆動する前後一対の油圧モーターの何れか一方の駆動力により回転する構成とし、前後一対の油圧モーターのうちの何れか他方の油圧モーターの駆動力は中央掘削撹拌部12に伝達させない構成とした地盤改良装置としたものである。
請求項4は、前記側部掘削撹拌部10は、前後一対の油圧モーター21、22の左右のモーター出力軸25と平行な左右方向の横取付部材28に放射方向に突出する撹拌翼30を複数並設し、この横取付部材28と撹拌翼30をモーター出力軸25の回転方向に複数並設して構成した地盤改良装置としたものである。
請求項5は、前記前後一対の側部掘削撹拌部10をそれぞれ駆動する油圧モーター21、22はそれぞれ独立して駆動する構成とし、かつ、油圧モーター21と油圧モーター22の油圧回路中にフローデバイダー45を設けた地盤改良装置としたものである。
請求項6は、前記側部掘削撹拌部10は、油圧モーター21と油圧モーター22のモーター出力軸25を中心に回転する撹拌翼30を設けて構成し、中央掘削撹拌部12の中央掘削撹拌体35は、少なくとも、撹拌翼30の下側の回転軌跡と同じ高さ位置から、撹拌翼30の上側の回転軌跡より所定間隔おいた上方位置を回転する構成とした地盤改良装置としたものである。
請求項7は、前記側部掘削撹拌部10は、撹拌翼30が複数並設された左右方向の横取付部材28を、前記モーター出力軸25に固定状態に設けたボス部26に放射方向に突出するアーム部27を介して取付けて側部掘削撹拌体20を構成し、この側部掘削撹拌体20を、前後一対の前記油圧モーター21、22の前記ケース17の左右両側に突出するモーター出力軸25のそれぞれに設け、油圧モーター21、22は前記側部掘削撹拌体20の横取付部材28の回転軌跡内に設けた地盤改良装置としたものである。
According to a first aspect of the present invention, a
According to a second aspect of the present invention, a central excavation and
According to a third aspect of the present invention, the excavation agitation
According to a fourth aspect of the present invention, the side
According to a fifth aspect of the present invention, the
According to a sixth aspect of the present invention, the side
According to a seventh aspect of the present invention, the side excavation and
請求項1の発明では、掘削撹拌装置4の下部のケース17には左右一対の側部掘削撹拌体20を有する側部掘削撹拌部10を前後一対設け、前後の側部掘削撹拌部10は2機の油圧モーター21と油圧モーター22によりそれぞれ正逆回転して相対撹拌する構成としているので、2機の油圧モーター21と油圧モーター22とが互いに正逆回転し、撹拌翼30にて相対撹拌でき、撹拌効率を向上させることができる。
請求項2の発明では、左右の側部掘削撹拌部10の間に設けた中央掘削撹拌部12は、左右一対の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11とこの掘削撹拌用トラックリンクチェーン11に取付けた中央掘削撹拌体35とにより構成し、各掘削撹拌用トラックリンクチェーン11には所定間隔をおいて掘削ビット33を複数並設しているので、掘削撹拌用トラックリンクチェーン11と中央掘削撹拌体35はケース17の下方を横断するように掘削撹拌移動して、地盤の平面の着底断面が増加させることができ、良質な改良柱状にすることができる。
請求項3の発明では、中央掘削撹拌部12の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11は、側部掘削撹拌部10を駆動する前後一対の油圧モーターの何れか一方の駆動力により回転させ、何れか他方の油圧モーターの駆動力は中央掘削撹拌部12に伝達させない構成としたので、ケース17の前後の互いに逆転する駆動歯車37と下側受動ローラー40とに、掘削撹拌用トラックリンクチェーン11を掛け回す構成にしても、掘削撹拌用トラックリンクチェーン11には一対の油圧モーターのうちの何れか一方の駆動回転のみが伝達されて駆動され、円滑に作動させることができ、そのため、中央掘削撹拌部12の駆動機構を簡素に構成でき、合理的な構成とすることができる。
請求項4の発明では、側部掘削撹拌部10は、油圧モーター21、22により回転するモーター出力軸25と平行な横取付部材28の長さ方向に複数並設して回転する撹拌翼30を有する側部掘削撹拌体20を夫々設けているので、前後の側部掘削撹拌部10により広範囲の地盤改良が可能になって、作業効率を向上させらることができる。
請求項5の発明では、前後一対の側部掘削撹拌部10をそれぞれ駆動する油圧モーター21、22はそれぞれ独立して駆動する構成とし、かつ、油圧モーター21と油圧モーター22の油圧回路中にフローデバイダー45を設けているので、油圧モーター21、22への送油流量を均等にし、撹拌効率を向上させることができる。
請求項6の発明では、側部掘削撹拌部10は、油圧モーター21と油圧モーター22のモーター出力軸25を中心に回転する撹拌翼30を設けて構成し、中央掘削撹拌部12の中央掘削撹拌体35は、少なくとも、撹拌翼30の下側の回転軌跡と同じ高さ位置から、撹拌翼30の上側の回転軌跡より所定間隔おいた上方位置を回転する構成としたので、掘削通過断面を全断面撹拌することで、土砂が常にほぐされ、貫入力低減が可能となる。
請求項7の発明では、前記側部掘削撹拌部10は、撹拌翼30が複数並設された左右方向の横取付部材28を、前記モーター出力軸25に固定状態に設けたボス部26に放射方向に突出するアーム部27を介して取付けて側部掘削撹拌体20を構成し、この側部掘削撹拌体20を、前後一対の前記油圧モーター21、22の前記ケース17の左右両側に突出するモーター出力軸25のそれぞれに設け、油圧モーター21、22は前記側部掘削撹拌体20の横取付部材28の回転軌跡内に設けているので、前後の側部掘削撹拌部10を小型に構成することができる。
In the invention of
In the invention of
In the invention of
In the invention of
In the invention of
In the invention of
In the invention according to
本発明の一実施形態図により説明する。図1に示したように、1は所謂バックホー(油圧ショベル)型のベースマシンであり、ベースマシン1のアーム2にブラケット3を介して掘削撹拌装置4の上部を着脱自在に取付ける。
なお、本発明を説明するにあたり、理解を容易にするため、ベースマシン1を前進走行させる走行方向を基準に、前後・左右・上下等の方向を示して説明するが、これにより、本発明の構成が限定されることはない。
また、本願の要件ではないので、詳細は省略するが、アーム2はリンクにより構成して掘削撹拌装置4を地盤Gに垂直状態で挿入可能に構成すると共に(図1)、掘削撹拌装置4の垂直状態を保持したまま、アーム2の伸縮や旋回により前後左右に移動させて掘削撹拌作業可能に構成している(図8参照)。
An embodiment of the present invention will be explained using diagrams. As shown in FIG. 1, 1 is a so-called backhoe (hydraulic excavator) type base machine, and the upper part of an
In order to make the present invention easier to understand, directions such as front and back, left and right, and up and down will be shown based on the direction in which the
Furthermore, although the details are omitted as this is not a requirement of the present application, the
掘削撹拌装置4は、掘削撹拌して地盤改良する予定改良地盤に掘削撹拌装置4の下端が到達する所定長さを有する吊下げフレーム5を有する。
吊下げフレーム5は、例えば、中空の管状部材で形成し、吊下げフレーム5内には土壌改良剤(固化材スラリー)を供給するための土壌改良剤ホース6と空気を送るエアホ-ス7と油圧ホース8等を設ける。
なお、吊下げフレーム5の長さは、地盤改良工事で予定している掘削の長さに応じて、適宜、変更可能に構成すると、好適である。
すなわち、本発明は、ベースマシン1のアーム2の先端に取り付けた掘削撹拌装置4の4つの側部掘削撹拌部10を正逆、相対撹拌を行いつつ、中央に設置した掘削撹拌用トラックリンクチェーン11からなる中央掘削撹拌部12とによりスラリー状の改良材を注入しながら、改良材と原位置土とを強制撹拌するものである。
The
The hanging
Note that it is preferable that the length of the hanging
That is, the present invention provides a truck link chain for excavation agitation installed in the center while performing forward/reverse and relative agitation of the four side
具体的には、前記吊下げフレーム5の下部には、取付フレーム15の横筒部14の中央部分を固定状態に取付け、横筒部14の左右両側には下方に伸びる左右一対の縦筒部16の上部を接続する。
取付フレーム15の構成は任意であり、左右の縦筒部16を左右方向に所定間隔をおいて設ければよい。
左右の縦筒部16間には、ケース17を設ける。
ケース17は、正面視において縦長の四角形状であり、側面視においては略三角形状に形成しており、ケース17の左右側面所定位置に左右の縦筒部16の下部をボルト等により着脱自在であって固定状態に取付ける。
Specifically, the center portion of the
The configuration of the
A
The
縦筒部16との取付け部分より下側のケース17の左右両側には左右一対の側部掘削撹拌体20を有する側部掘削撹拌部10を設け、側部掘削撹拌体20に対応する部分のケース17には側部掘削撹拌部10の駆動源となる前後一対の油圧モーター21、22を夫々設ける。
すなわち、掘削撹拌装置4は、ケース17の下部に、前後一対の油圧モーター21、22により駆動される、左右一対の側部掘削撹拌体20を有する側部掘削撹拌部10を前後一対設け、4つの側部掘削撹拌体20により地盤を掘削撹拌する構成としている。
そのため、前後の側部掘削撹拌部10を2機の油圧モーター21、22が互いに正逆回転して撹拌する相対撹拌が可能となり、撹拌効率を向上させられる。
A
That is, the
Therefore, relative stirring in which the two
油圧モーター21、22は中空式構成とし、油圧モーター21、22のそれぞれの中心(軸心)にモーター出力軸25をそれぞれ貫通させる。
油圧モーター21、22の左右の各モーター出力軸25には側部掘削撹拌体20をそれぞれ設ける。
側部掘削撹拌体20の構成は任意であり、一例を示すと、モーター出力軸25にボス部26を固定状態に着脱可能に取付け、ボス部26にはモーター出力軸25に対して放射方向に突出するアーム部27の基部を固定する。アーム部27の先端側にはモーター出力軸25と平行の横取付部材28の内端側を取付ける。横取付部材28にはモーター出力軸25に対して放射方向に突出する撹拌翼30を横取付部材28の長さ方向に所定間隔をおいて複数並設する(図5)。
The
A
The configuration of the
前側側部掘削撹拌部10Aの撹拌翼30と後側側部掘削撹拌部10Bの撹拌翼30とは、互いに反対に回転し、図3において、前側側部掘削撹拌部10Aの撹拌翼30は反時計回転し、後側側部掘削撹拌部10Bの撹拌翼30は時計回転させる。
これにより、掘削撹拌装置4の撹拌効果を向上させられる。
また、油圧モーター21と油圧モーター22とを互いに逆回転させ、前側側部掘削撹拌部10Aの撹拌翼30を時計回転させ、後側側部掘削撹拌部10Bの撹拌翼30を反時計回転させてもよい。
しかして、取付フレーム15の下方の左右の側部掘削撹拌部10の間には、左右の側部掘削撹拌部10の間の予定改良地盤を撹拌する中央掘削撹拌部12を設ける。中央掘削撹拌部12は、ケース17に設けた左右一対の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11を有して構成する。掘削撹拌用トラックリンクチェーン11は無端チェーンにより構成し、各掘削撹拌用トラックリンクチェーン11には所定間隔をおいて掘削ビット33をそれぞれ取付ける。
The stirring
Thereby, the stirring effect of the
Further, the
Therefore, between the left and right side excavation and
また、中央掘削撹拌部12は、ケース17に設けた左右一対の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11と左右の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11に掛け渡した中央掘削撹拌体35とにより構成し、各掘削撹拌用トラックリンクチェーン11には所定間隔をおいて掘削ビット33を複数並設し、中央掘削撹拌体35は掘削撹拌用トラックリンクチェーン11の回転方向に複数所定間隔おいて並設して構成する。
したがって、中央掘削撹拌部12は掘削撹拌用トラックリンクチェーン11の掘削ビット33と中央掘削撹拌体35によりケース17の下方の地盤を掘削撹拌する。
The central
Therefore, the central excavation and
上側部分のケース17には受動歯車(ローラー)36を左右一対設け、この受動歯車36に対峙するように左右のモーター出力軸25のボス部26に駆動歯車37をそれぞれ設け、受動歯車36と駆動歯車37の間に掘削撹拌用トラックリンクチェーン11を掛け回す。
この場合、側部掘削撹拌部10Aまたは側部掘削撹拌部10Bの何れか一方のボス部26に駆動歯車37を設け、何れか他方のボス部26にはボス部26の駆動回転を伝達させない滑り軸受(アイドラ)39を介して設けた下側受動ローラー40を設ける。
そのため、掘削撹拌用トラックリンクチェーン11は油圧モーター21または油圧モーター22の何れか一方の駆動回転のみが伝達されて駆動されるので、中央掘削撹拌部12の駆動機構を簡素に構成でき、合理的な構成とすることができる。
A pair of left and right passive gears (rollers) 36 are provided on the
In this case, a
Therefore, the excavation agitation
油圧モーター21、22はそれぞれ独立して駆動するが、負荷の変動で左右の油圧モーター21、22間に大きな回転差異が発生するのを防ぐため、油圧回路上にフローデバイダー45を設置する(図5、7)。
そのため、油圧モーター21、22への送油流量を均等にし、撹拌効率を向上させられる。
この場合、前側側部掘削撹拌部10Aの撹拌翼30と後側側部掘削撹拌部10Bの撹拌翼30とは、平面視において、互いに回転軌跡を重ねないように配置する(図6)。
そのため、厳密に、前側側部掘削撹拌部10Aの撹拌翼30と後側側部掘削撹拌部10Bの撹拌翼30との回転が互いに干渉するのを防止でき、掘削撹拌装置4の撹拌効果を低下させることなく、構成あるいは回転制御を簡素にできる。
Although the
Therefore, the oil flow rate to the
In this case, the stirring
Therefore, it is possible to strictly prevent the rotations of the
図7は、本発明の油圧回路の一例をし、46は油タンク、47は油圧ポンプ、48は切替バルブである。
ケース17の所定位置には土壌改良剤およびエアーを吐出させる吐出口49を設ける。本実施形態では、ケース17の下面側に開口させている(図6)。
掘削撹拌用トラックリンクチェーン11の所定位置にはテンションローラー50を当接させる。テンションローラー50を設ける位置は任意であるが、本実施形態では、駆動歯車37と受動歯車36の間の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11と、受動歯車36と下側受動ローラー40の間の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11にはテンションローラー50を当接させて、テンションを付与する構成としている。
FIG. 7 shows an example of the hydraulic circuit of the present invention, where 46 is an oil tank, 47 is a hydraulic pump, and 48 is a switching valve.
A
A
テンションローラー50はテンションアーム51の先端に回転自在に取付け、テンションアーム51の基部をケース17側に設けた回動支点軸52に回動自在に取付け、テンションアーム51とケース17側との間にテンションアーム51を回動させる伸縮部材53を設ける。
そのため、受動歯車36と駆動歯車37と下側受動ローラー40の間に掘削撹拌用トラックリンクチェーン11を掛け回し、駆動歯車37と受動歯車36との間の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11および受動歯車36と下側受動ローラー40の間の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11のそれぞれ内側にテンションローラー50を当接させ、伸縮部材53を伸張させてテンションを付与する。
The
Therefore, the
本発明は、上記構成であり、走行自在なベースマシン1のアーム2に取付ける掘削撹拌装置4の吊下げフレーム5の下部にケース17を設け、ケース17には左右一対の側部掘削撹拌体20を有する側部掘削撹拌部10を前後一対設け、前後の側部掘削撹拌部10は2機の油圧モーター21と油圧モーター22によりそれぞれ互いに正逆回転して地盤を相対撹拌する構成とする。
また、左右の側部掘削撹拌部10の間には、左右の側部掘削撹拌部10の間の地盤を掘削撹拌する中央掘削撹拌部12を設け、中央掘削撹拌部12は、ケース17に設けた左右一対の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11と左右の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11に掛け渡した中央掘削撹拌体35とにより構成し、各掘削撹拌用トラックリンクチェーン11には所定間隔をおいて掘削ビット33を複数並設し、中央掘削撹拌体35は掘削撹拌用トラックリンクチェーン11の回転方向に複数所定間隔おいて並設して構成している。
The present invention has the above-mentioned configuration, and a
Further, between the left and right side excavation and
また、中央掘削撹拌部12の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11は、前後の側部掘削撹拌部10をそれぞれ駆動する前後一対の油圧モーターの何れか一方の駆動力により回転する構成とし、前後一対の油圧モーターのうちの何れか他方の油圧モーターの駆動力は中央掘削撹拌部12に伝達させない構成とする。
また、前記側部掘削撹拌部10は、前後一対の油圧モーター21、22の左右のモーター出力軸25と平行な左右方向の横取付部材28に放射方向に突出する撹拌翼30を複数並設し、この横取付部材28と撹拌翼30をモーター出力軸25の回転方向に複数並設して構成している。
また、前記前後一対の側部掘削撹拌部10をそれぞれ駆動する油圧モーター21、22はそれぞれ独立して駆動する構成とし、かつ、油圧モーター21と油圧モーター22の油圧回路中にフローデバイダー45を設けている。
The excavation agitation
Further, the side
Further, the
また、前記側部掘削撹拌部10は、油圧モーター21と油圧モーター22のモーター出力軸25を中心に回転する撹拌翼30を設けて構成し、中央掘削撹拌部12の中央掘削撹拌体35は、少なくとも、撹拌翼30の下側の回転軌跡と同じ高さ位置から、撹拌翼30の上側の回転軌跡より所定間隔おいた上方位置を回転する構成としている。
また、前記側部掘削撹拌部10は、撹拌翼30が複数並設された左右方向の横取付部材28を、前記モーター出力軸25に固定状態に設けたボス部26に放射方向に突出するアーム部27を介して取付けて側部掘削撹拌体20を構成し、この側部掘削撹拌体20を、前後一対の前記油圧モーター21、22の前記ケース17の左右両側に突出するモーター出力軸25のそれぞれに設け、油圧モーター21、22は前記側部掘削撹拌体20の横取付部材28の回転軌跡内に設けている。
Further, the side
In addition, the side
(実施形態の作用)
本発明は上記構成であり、掘削撹拌装置4の下部のケース17には左右一対の側部掘削撹拌体20を有する側部掘削撹拌部10を前後一対設け、前後の側部掘削撹拌部10は2機の油圧モーター21と油圧モーター22によりそれぞれ正逆回転して相対撹拌する構成としているので、2機の油圧モーター21と油圧モーター22とが互いに正逆回転し、撹拌翼30にて相対撹拌でき、撹拌効率を向上させることができる。
また、左右の側部掘削撹拌部10の間に設けた中央掘削撹拌部12は、左右一対の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11とこの掘削撹拌用トラックリンクチェーン11に取付けた中央掘削撹拌体35とにより構成し、各掘削撹拌用トラックリンクチェーン11には所定間隔をおいて掘削ビット33を複数並設しているので、掘削撹拌用トラックリンクチェーン11と中央掘削撹拌体35はケース17の下方を横断するように掘削撹拌移動して、地盤の平面の着底断面が増加させることができ、良質な改良柱状にすることができる。
(Action of embodiment)
The present invention has the above configuration, and the
The central
また、中央掘削撹拌部12の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11は、側部掘削撹拌部10を駆動する前後一対の油圧モーターの何れか一方の駆動力により回転させ、何れか他方の油圧モーターの駆動力は中央掘削撹拌部12に伝達させない構成としたので、ケース17の前後の互いに逆転する駆動歯車37と下側受動ローラー40とに、掘削撹拌用トラックリンクチェーン11を掛け回す構成にしても、掘削撹拌用トラックリンクチェーン11には一対の油圧モーターのうちの何れか一方の駆動回転のみが伝達されて駆動され、円滑に作動させることができ、そのため、中央掘削撹拌部12の駆動機構を簡素に構成でき、合理的な構成とすることができる。
また、側部掘削撹拌部10は、油圧モーター21、22により回転するモーター出力軸25と平行な横取付部材28の長さ方向に複数並設して回転する撹拌翼30を有する側部掘削撹拌体20を夫々設けているので、前後の側部掘削撹拌部10により広範囲の地盤改良が可能になって、作業効率を向上させらることができる。
The excavation agitation
The side
また、前後一対の側部掘削撹拌部10をそれぞれ駆動する油圧モーター21、22はそれぞれ独立して駆動する構成とし、かつ、油圧モーター21と油圧モーター22の油圧回路中にフローデバイダー45を設けているので、油圧モーター21、22への送油流量を均等にし、撹拌効率を向上させることができる。
また、側部掘削撹拌部10は、油圧モーター21と油圧モーター22のモーター出力軸25を中心に回転する撹拌翼30を設けて構成し、中央掘削撹拌部12の中央掘削撹拌体35は、少なくとも、撹拌翼30の下側の回転軌跡と同じ高さ位置から、撹拌翼30の上側の回転軌跡より所定間隔おいた上方位置を回転する構成としたので、掘削通過断面を全断面撹拌することで、土砂が常にほぐされ、貫入力低減が可能となる。
Further, the
The side
また、前記側部掘削撹拌部10は、撹拌翼30が複数並設された左右方向の横取付部材28を、前記モーター出力軸25に固定状態に設けたボス部26に放射方向に突出するアーム部27を介して取付けて側部掘削撹拌体20を構成し、この側部掘削撹拌体20を、前後一対の前記油圧モーター21、22の前記ケース17の左右両側に突出するモーター出力軸25のそれぞれに設け、油圧モーター21、22は前記側部掘削撹拌体20の横取付部材28の回転軌跡内に設けているので、前後の側部掘削撹拌部10を小型に構成することができる。
改良しようとする軟弱地盤に左右および前後一対の計4個の側部掘削撹拌部10と中央掘削撹拌部12とを駆動しつつ掘削撹拌装置4を降下させるとともに、土壌改良剤ホース6を通じて支持部材5の下部の中間吐出口と下側吐出口49からセメントミルク等の土壌改良剤(硬化剤・セメントミルク)を地盤内に注入し、エア排出口49からエアを噴出させて地盤内での左右および前後一対の側部掘削撹拌部10と中央掘削撹拌部12とにより地盤を掘削すると同時に土砂と土壌改良剤とを撹拌混合する。
In addition, the side
The
次に、図8のように、掘削撹拌装置4をベースマシン1のアーム2を操作して、掘削撹拌装置4を後側(ベースマシン1側)に移動させて掘削撹拌作業を行なって、所要範囲の地盤を改良する。
この場合、撹拌混合装置4を地盤に挿入した状態で、アーム2によりベースマシン1に対して撹拌混合装置4を前後左右に移動させて、撹拌混合作業を行うことも可能であり、地盤改良予定地の地盤改良作業の作業効率を向上させられる。
また、この所要範囲の地盤の掘削撹拌作業後に、ベースマシン1自体を移動させて掘削撹拌作業を行なってもよく、作業順序は任意であり、アーム2の操作による掘削撹拌装置4の移動と、ベースマシン1自体の移動による掘削撹拌装置4の移動とを組合せて、地盤の掘削撹拌作業を行ってもよい。
Next, as shown in FIG. 8, by operating the
In this case, with the stirring and mixing
Further, after the excavation and agitation work of the ground in the required range, the
また、この所要範囲の地盤の掘削撹拌作業後に、掘削撹拌装置4を一旦上昇させて、ベースマシン1を移動させて、順次上記掘削撹拌作業を反復して行なうことにより所要範囲の地盤を改良してもよい。
掘削撹拌装置4は、吊下げフレーム5の下部に設けた取付フレーム15に取付けたケース17に、左右一対の側部掘削撹拌体20を有する側部掘削撹拌部10を前後一対設けて構成し、側部掘削撹拌体20は吊下げフレーム5の下部の取付フレーム15の一対の縦筒部16の外面側に設けたケース17に中空状の油圧モーター21、22を夫々設け、油圧モーター21、22の中心の出力軸モーター出力軸25の外側所定部分に設けたボス部26には放射方向に突出するアーム部27の基部を固定し、アーム部27の先端側に設けたモーター出力軸25と平行の横取付部材28に放射方向に突出する撹拌翼30を横取付部材28の長さ方向に所定間隔をおいて複数並設して構成しているので、油圧モーター21、22が駆動すると側部掘削撹拌部10の側部掘削撹拌体20の撹拌翼30が回転して地盤を掘削しながら撹拌し、土壌改良剤と土砂とを撹拌混合する。
Further, after the excavation and stirring work of the ground in the required range, the excavation and stirring
The
しかして、吊下げフレーム5の下方となるケース17には、掘削撹拌装置4の中央掘削撹拌部12を設けているので、撹拌が充分行いにくい吊下げフレーム5(ケース17)の下方の地盤の掘削撹拌を実行し、撹拌効率を向上させると共に、土壌全体の撹乱混合を均一化させられる。
即ち、中央掘削撹拌部12は、吊下げフレーム5の下方に位置するので、側部掘削撹拌部10と共に土壌の撹拌を行うことができ、撹拌効率を向上させる。
中央掘削撹拌部12は、ケース17に設けた左右一対の掘削ビット33を有する掘削撹拌用トラックリンクチェーン11により構成しているので、掘削撹拌用トラックリンクチェーン11が回転して吊下げフレーム5の下方の地盤の掘削撹拌を行う。
However, since the central
That is, since the central excavation and
The central
中央掘削撹拌部12は、左右の掘削撹拌用トラックリンクチェーン11に掛け渡した中央掘削撹拌体35を、掘削撹拌用トラックリンクチェーン11の回転方向に複数所定間隔おいて並設しているので、中央掘削撹拌体35によっても、吊下げフレーム5の下方の地盤の掘削撹拌を行うことができ、混合撹拌効率を向上させられる。
したがって掘削撹拌装置4は、前後左右の4個の側部掘削撹拌部10と中央掘削撹拌部12により左右の側部掘削撹拌体20で構成する所謂ツイン型と称される掘削撹拌装置4であっても、土壌全体の撹乱混合を均一化させられ、しかも、このツイン型と称される側部掘削撹拌体20を前後一対設け、この前後一対の側部掘削撹拌体20の中央を中央掘削撹拌部12で混合撹拌するので、一層広範囲な地盤改良をすることができる。
The central
Therefore, the
中央掘削撹拌部12は上側部分のケース17に左右一対設けた受動歯車36に対峙するようにケース17の下側部分に設けた左右のモーター出力軸25のボス部26に駆動歯車37を設け、受動歯車36と駆動歯車37の間に掘削撹拌用トラックリンクチェーン11を掛け回し、かつ、側部掘削撹拌部10Aまたは側部掘削撹拌部10Bの何れか一方のボス部26に駆動歯車37を設け、何れか他方のボス部26にはボス部26の駆動回転を伝達させない滑り軸受(アイドラ)39を介して設けた下側受動ローラー40を設けているので、掘削撹拌用トラックリンクチェーン11は油圧モーター21または油圧モーター22の一方の駆動回転が伝達されて駆動される。
The central
1…ベースマシン、2…アーム、3…ブラケット、4…掘削撹拌装置、5…フレーム、6…土壌改良剤ホース、7…エアホ-ス、8…油圧ホース、10…側部掘削撹拌部、11…掘削撹拌用トラックリンクチェーン、12…中央掘削撹拌部、14…横筒部、15…取付フレーム、16…縦筒部、17…ケース、20…側部掘削撹拌体、21…油圧モーター、22…油圧モーター、25…モーター出力軸、26…ボス部、27…アーム部、28…横取付部材、30…撹拌翼、33…掘削ビット、35…中央掘削撹拌体、36…受動歯車、37…駆動歯車、39…滑り軸受、40…下側受動ローラー、45…フローデバイダー、46…油タンク、47…油圧ポンプ、48…切替バルブ、49…吐出口、50…テンションローラー、51…テンションアーム、52…回転支点軸、53…伸縮部材。
DESCRIPTION OF
Claims (7)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022070500A JP2023160269A (en) | 2022-04-22 | 2022-04-22 | Ground improvement device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022070500A JP2023160269A (en) | 2022-04-22 | 2022-04-22 | Ground improvement device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023160269A true JP2023160269A (en) | 2023-11-02 |
Family
ID=88516232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022070500A Pending JP2023160269A (en) | 2022-04-22 | 2022-04-22 | Ground improvement device |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023160269A (en) |
-
2022
- 2022-04-22 JP JP2022070500A patent/JP2023160269A/en active Pending
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