JP2023157688A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】定額タクシー(月極契約のタクシー乗り放題サービス)を拡大すること。【解決手段】サーバ1は、普段生活情報取得部51、普段生活情報管理部52、スケジュール設定支援部54を備える。普段生活情報取得部51は定額タクシーの会員が、所定訪問先に訪問をして行動をした際に、当該訪問先及び当該行動についての会員に関する情報をセルフデータとして取得する。普段生活情報管理部52は訪問先に会員が訪問する毎に取得されるセルフデータを、会員DB82に記憶させる。スケジュール設定支援部54は会員DB82の例えば会員K-1のセルフデータの一部を、会員のスケジュールを設定する上での支援情報としてコンシェルジュ端末5に送信し、コンシェルジュ端末5から送信されてきた会員K-1の新たなスケジュールを受信し、会員K-1の会員端末3-1へ送信する。【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
訪問地と、訪問地と発着地との間、又は訪問地間の移動とを組み合わせてなる旅行行程を含む旅行商品の企画を支援する旅行企画支援システムが開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
近年、例えばタクシー会社等では、月額定額でタクシーを乗り放題とするサービスが提供されつつある。
特開平11-337354号公報
しかしながら、月額定額の乗り放題サービスを利用する利用者が元をとるためには、利用者は、利用予約を積極的に入れる必要があり、外出の機会はあるものの将来の予定を自ら入れてまで定額サービスを利用したいと考える利用者は少なく、これがサービスの普及や拡大の妨げとなっている。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、月額定額の乗り放題サービスを拡大することができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
所定エリアに存在する複数の訪問先のうち少なくとも一部に訪問することを普段の生活の行動の一部として日々繰り返すことを目的とする会の会員が、前記複数の訪問先のうち所定訪問先に訪問をして行動をした際に、当該訪問先及び当該行動についての前記会員に関する情報を、普段生活情報として取得する普段生活情報取得手段と、
前記複数の訪問先のうち1に前記会員が訪問する毎に、前記普段生活情報取得手段により取得された前記普段生活情報を、前記会員を特定可能な会員情報と対応付けて所定データベースに記憶させて管理する普段生活情報管理手段と、
前記会員の生活の将来の行動に関するスケジュールを設定する設定者の第1端末に対して、前記所定データベースに前記会員情報と対応付けて記憶された1以上の前記普段生活情報のうち少なくとも一部を、前記複数の訪問先のうち当該会員が将来訪問する予定の訪問先を含む前記スケジュールの設定の支援情報として送信する制御を実行する支援情報送信制御手段と、
前記支援情報が送信された前記第1端末から、設定された前記スケジュールが送信されてきた場合、当該スケジュールを受信して、前記会員の第2端末に対して送信する制御を実行するスケジュール送信制御手段と、
を備える。
また、本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムは、上述の本発明の一態様の情報処理装置に対応する方法及びプログラムである。
本発明によれば、月額定額の乗り放題サービスを拡大することができる。
本発明の一実施形態の情報処理装置が適用される月額定額のタクシー乗り放題サービス(以下「定額タクシー」と称す)の一例を説明する図である。 図1の定額タクシーにおける会員のセルフデータの活用例を示す図である。 図1の定額タクシーにおけるおススメお出かけプラン作成例を示す図である。 図1の定額タクシーに適用される情報処理装置の一実施形態のサーバを含む情報処理システムの構成を示す図である。 図4の情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図4、図5のサーバの機能的構成を示す機能ブロック図である。 図6のサーバの普段生活処理部に含まれる機能的構成の一例を示す図である。 図6のサーバのスケジュール設定支援部に含まれる機能的構成の一例を示す図である。 図6、図7の機能的構成を有するサーバの一連の処理のうち、普段生活処理動作の一例を説明するフローチャートである。 図6、図8の機能的構成を有するサーバの一連の処理のうち、スケジュール設定支援処理動作の一例を説明するフローチャートである。
ここで、本発明の実施形態を説明するに先立ち、簡単に本発明の実施形態の前提となるサービス全般について説明する。
近年、月額定額でタクシーやバス等の輸送手段を乗り放題とするサービス、いわゆる交通のサブスクが実施されており、利用者は、様々な訪問先に訪問して活動しているが、利用者が活動した際の情報については、収集も活用も行われていなかった。
また、例えばタクシーの月額定額の乗り放題サービスを利用者が利用する上で、元を取るためには、積極的に所定回数以上予約を入れる必要があるが、外出の機会はあるものの将来の予定を自ら入れてまで定額サービスを利用したいと考える利用者は少なかった。
本発明の実施形態が適用されるタクシーの月額定額の乗り放題サービス(以下「定額タクシー」と呼ぶ)は、例えば図1に示すように、タクシー会社の会員制の1つのサービスとして提供するものである。
定額タクシーは、定額乗り放題の利用(タクシーによる送迎)によって、例えば所定エリア(とある市内等)内の、スーパー、コンビニ、飲食店、病院、マッサージ店等の訪問先に訪問し、夫々の訪問先で会員各自が行動して帰宅すると、それがタクシーでの移動中及び訪問先において会員夫々の活動データがセルフデータとして収集される。
収集された会員夫々のセルフデータは、AI(Artificial Intelligence)により、例えば行動履歴、趣味嗜好、健康データ等から、会員の普段生活がどういったものかが分析される。
そして、分析結果に基づいて会員夫々のセルフデータの活用方針が決定され、活用方針に従いセルフデータの一部を用いて編集した情報がセルフ必要情報として、インターネットを通じて配信先へ配信される。セルフデータの一部とは、例えば会員のセルフデータから個人が特定される情報を削除し、性別、年齢等に抽象化したデータである。
配信先には、例えばタクシー会社の会社端末、専門家の専門家端末、コンシェルジュのコンシェルジュ端末、会員の会員端末等が含まれる。具体的には、例えば会員端末やコンシェルジュ端末には、会員の行動履歴、趣味嗜好、健康データに応じた広告が配信される。この他、セルフ必要情報は、会員が居住する地域の紙チラシ(裏面が地域事業者の広告枠)として提供される。
コンシェルジュ端末にセルフ必要情報が配信されると、コンシェルジュは、会員の自宅を定期的に訪問し、話し相手、体調相談、楽しみ相談等を行う。
上記会員個人の相談の後、コンシェルジュは、さらに来月の行動予定について会員と相談し、会員の行動予定とその予定に対応するタクシーの送迎予約を設定する。
また、送迎予約の際に、会員の情報に登録された友達の会員が居た場合は、その友達の会員にも相乗りの予約を薦める通知を出力する。
ここで、上記定額タクシーにおける会員のセルフデータの具体的な活用例を説明する。
図2は、図1の定額タクシーにおける会員のセルフデータの活用例を示す図である。
セルフデータの発信元として、例えば会員自身の普段の行動と、会員が訪問した訪問先と、会員が定額タクシーを利用する際の行動等がなり得る。
訪問先においては、図2に示すように、飲食店からは、おススメメニューや混雑情報が発信される。スーパーやコンビニからの特価情報や混雑情報が発信される。温泉・銭湯からは、混雑状況が発信される。地域病院(かかりつけの医師等)からは混雑情報が発信される。ジムからは、混雑情報、トレーニングメニュー等が発信される。カラオケ店からは、混雑情報、新曲情報、来場者情報(会員の友達等)が発信される。ゴルフ場からは、空き情報、フリーコンペ情報等が発信される。洋服屋からは、おススメ外出トレンド等が発信される。
タクシー会社からは、人気散歩コース、おススメ施設・体験、街中ツアーコース、買い物ツアーコース、お友達レクレーション情報、カルチャースクール情報等が提案される。
会員が定額タクシーを利用する際には、自宅等からタクシー会社の定額タクシー会員の予約ページにアクセスし予約ページからお出かけメニューを選択し、お出かけメニューから定額タクシーの送迎(行き帰り)を申し込み、実際に迎えに来たタクシーによって訪問先へ送られ、訪問先においては、何らかの利用1乃至nがあり、その後、訪問先から送り帰される。これらの行動夫々が定額利用移動情報として発生する。
上述した発信元から発信されたセルフデータは、以下のようにして収集される。
飲食店では、レジ装置において注文の内容(提供メニュー、会員により注文された料理名や金額等の発注データ)が収集される。提供メニューからは、食材、量、栄養価等が検出できる。
スーパーやコンビニでは、レジ装置のPOSデータが収集される。POSデータからは、会員が購入した商品(食材名や価格等)を検出できる。
温泉・銭湯では、入浴・マッサージの内容、時間、料金等が収集される。
地域病院(かかりつけの医師等)では、会員の電子カルテの情報(治療、症状等)が収集される。
ジムでは、トレーニングデータが収集される。トレーニングデータからはトレーニング内容に応じた消費カロリーを算出できる。
カラオケ店やゴルフ場では、会員が身に付けているウェアラブル機器から得られる交流度数(人との関わり合い)からストレス発散度を算出できる。
洋服屋では、販売POSデータが収集される。販売POSデータからは、会員の好みの色のデータや好みのスタイルデータ等を検出できる。
会員自身の普段の行動では、例えば会員が散歩をする際に、会員が身に付けているウェアラブル機器(例えば体組成計や歩数計、これらの機能を備えるスマートフォン等)から歩数、歩行距離のデータが収集され、これらのデータから消費カロリーを算出できる。ウェアラブル機器によっては、消費カロリー自体を収集できる機器もある。
自宅において、会員が会員端末3(例えばスマートフォン等)のスマホアプリの画面に食事情報を入力(料理名の手入力や料理の画像を撮像)することで、会員の食事内容から食材、摂取量等が収集される。食材、摂取量から栄養価を算出できる。
この他、会員が睡眠をとる際に、睡眠の深さやストレス量(ストレスの度合い)等が収集される。また、会員のテレビの視聴時間が収集されることで、ストレス発散度を検出できる。
上述したように会員の普段の生活の中で収集された様々な活動データを会員のセルフデータとしてデータベースに蓄積しておき、以下のように活用する。
例えば地域病院の定期診察の際に、かかりつけの医師や薬局の薬剤師等からは、健康アドバイスや生活指導を受けることができる。
栄養士、飲食店シェフからは、食事のアドバイス、冷蔵庫内の材料での料理アドバイスを受けることができる。
ジムでは、トレーニング指導、日常運動指導等を受けることができる。
洋服屋では、購入時のおススメ、タンス内保有洋服の在庫管理等の助言を受けることができる。
また、上記会員夫々のセルフデータを、個人情報を削除したビッグデータとすることで、データを以下のように活用することができる。
統一情報として、移動の量、交流の量、時間(イン・アウトのタイム)、利用金額、肉体的使用費カロリー、精神的なストレス発散量とする。
これらのデータを、例えば生命保険会社、観光情報会社、タウン誌会社、製薬会社、金融機関等を提供することで、エリア別、性別、年齢別、時間帯別、曜日別等に分けて統計をとることで、夫々の会社において所定地域の定額タクシー利用者に向けた商品開発の基礎情報とすることができる。
次に、図3を参照して定額タクシーにおけるおススメお出かけプラン作成例を説明する。
図3は、図1の定額タクシーにおけるおススメお出かけプラン作成例を示す図である。
図3に示すように、定額タクシーでは、会員端末3のスマホアプリの画面に、以下のような提案が実行される。
即ち、定額タクシーでは、会員夫々から取得されたセルフデータを蓄積し、当該セルフデータをAIにより例えば会員夫々の移動、食、運動、楽しみ等の嗜好を分析することで、エリア内における会員夫々の日常生活、例えば買い物、美容院への通院(月1回等)、カルチャースクールへの入会情報、外食等の行動を提案する。
また、定額タクシーでは、+α=旬の楽しみとして、人気散歩コースを提案、おススメ施設の体験を提案、街中ツアーコースを提案、カルチャースクール情報を提案する。
さらに、会員が自身の情報に友達を登録することで、自分の行動予定(よく行く場所、曜日、日付等)が、登録された友達に提供されて共有される[お友達レク情報]。
これにより、会員の普段の生活全体をサブスク化することができる。
具体的には、おススメお出かけプランが作成されて、会員夫々の会員端末3のスマホアプリの画面に月毎のカレンダーとして提供される。
カレンダーの縦軸は、買物、病院、レク、その他等の項目が配置され、横軸には、曜日、日付、時刻及びお出かけの内容(カラオケ、ランチ、土いじり、買物、旅行等)が設定される。ここで、お出かけの内容が外出予定であれば、すべての予定にタクシーの送迎予定が計画される。
カレンダーの画面では、カレンダーの日付をクリック操作すると、会員のその日1日の行動予定が表示される。1日の行動予定は、食事(朝食、昼食、夕食等)、午前、午後、お出かけの内容、参加者(タクシーに相乗りする会員)等が明示される。
この画面は、あくまでも会員の行動をおススメするものであり、必ず参加するものではなく、「承認」、「保留」、「キャンセル」等のいくつかのボタン(選択肢)が設けられている。
提示された予定の内容が自身の都合に合うものであれば「承認」のボタン操作により予定を確定(参加)とすることができ、この場合、お出かけの内容の文字色やその欄の色が例えば青色等に変更される。
また、提示された予定の内容が現時点で決めかねるものであれば「保留」のボタン操作により予定を保留とすることができ、この場合、お出かけの内容の文字色やその欄の色が例えば黄色等に変更される。予定が保留とされた場合は、送迎するタクシーの相乗りの座席数が減る毎に、残りの空席数が少なくなった旨をスマホアプリの画面にポップアップでリマインド通知されるので、保留のまま予定を忘れてしまうことを防止できる。
さらに、提示された予定の内容が自身の都合に合わないものであれば「キャンセル」のボタン操作により予定を不参加とすることができ、この場合、お出かけの内容の文字色やその欄の色が例えば赤色等に変更される。
このようにおススメお出かけプランを提案することにより、以下のような効果を奏することができる。
例えば自分から意思を持ってここに行きたいと思って予約を入れる人は、会員のうち2割か3割程度であるが、次の予約が確定した予約でなくても予定候補又は仮予約等という形で会員に提案することで、例えば予約が0の状態から申し込みさせていると、3ぐらいしか予約が入らないが、予め半強制で例えば10の予約をしておくと、3キャンセルがでたとしても7ぐらいは予約が承認される可能性が高く、予約が何もない状態からよりも定額タクシーの利用率を向上することができる。
また、事前に会員の利用予約を設定しておくことで、タクシー会社としても、タクシーの配車計画や、例えば定額プランに付随する飲食店の仕込みの量の予測がある程度立つため、例えば飲食店で言えば来店予約が0組の状態から明日何組来るか分からないよりも、予約候補を20組としておき、それがすべて来るとは限らないにしても、結果キャンセルが5組出たとしても15組残るわけであり、タクシーの配車計画の事前立案や飲食店の来客数の増加を見込むことができる。
また、予定を保留した場合であっても、残りの座席数(相乗りの座席枠)が減った時にそれをリマインド通知することで、キャンセルするのはもったいないという気持ちが働き、参加となる可能性が高まる。
なお、提案された会員本人に対するリマインド(フィードバック)以外に、会員の情報に家族の連絡先(電子メールアドレス等)が登録されていれば、会員の家族に対してリマインドをしてもよい。この場合、予約を会員本人がうっかり忘れている場合に家族へのリマインドで予約したお出かけに参加することができる。
次に、図4を参照して本発明の情報処理装置の一実施形態としてのサーバを含む情報処理システムの構成を説明する。
図4は、本発明の情報処理装置の一実施形態としてのサーバを含む情報処理システム、即ち図1の本サービスが適用され得る情報処理システムの構成を示す図である。
情報処理システムは、図4に示すように、本サービスの提供者(例えばタクシー会社等)により管理されるサーバ1と、会社の配車担当者Jにより管理される会社端末2と、会員K-1乃至K-n夫々に管理されている会員端末3-1乃至3-n(nは2以上の整数値)と、会員K-1乃至K-nが訪問する訪問先H-1乃至H-mの夫々に備えられている訪問先端末4-1乃至4-m(mは2以上の整数値)と、コンシェルジュCにより管理されているコンシェルジュ端末5と、専門家S-1乃至S-pの夫々により管理されている専門家端末6-1乃至6-p(pは2以上の整数値)と、を含むように構成されている。
なお、この実施形態では、会員端末3-1乃至3-nとしたが、ここに示したのは、一例であり、会員端末の台数は限定されない。会員端末は、少なくとも一台以上あれば足りる。他の訪問先端末4-1乃至4-mや専門家端末6-1乃至6-pについても同様である。
サーバ1と、会社端末2と、会員端末3-1乃至3-nと、訪問先端末4-1乃至4-mと、コンシェルジュ端末5と、専門家端末6-1乃至6-pとの夫々とは、インターネット等の所定のネットワークNWを介して相互に通信可能に接続される。
サーバ1は、例えばサーバコンピュータ等であり、会社端末2、会員端末3-1乃至3-n、訪問先端末4-1乃至4-m、コンシェルジュ端末5、専門家端末6-1乃至6-p等と連携して会員K-1乃至K-nのセルフデータを収集しセルフデータの活用処理及びスケジュール設定支援処理等を実行する。
会社端末2は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、タクシーの配車計画に関する情報が入力される。
会員端末3-1乃至3-nは、例えばスマートフォンやタブレット等の情報処理装置であり、会員K-1乃至K-n夫々が携帯しているものとする。そして、このスマートフォンやタブレット等には、本定額タクシーのサービスの提供を受けるためのアプリケーションプログラム(これを「スマホアプリ」と呼ぶ)がインストールされているものとする。
訪問先端末4-1乃至4-mは、例えば会員が商品や役務等を購入する際に精算するためのレジ装置等であり、訪問先夫々に備えられている。
コンシェルジュ端末5は、例えばスマートフォンやタブレット等の情報処理装置であり、コンシェルジュにより管理されている。
専門家端末6-1乃至6-pは、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等であり、専門家S-1乃至S-pにより管理されている。
ここで、専門家S-1は、例えば栄養士等とする。専門家S-2は、例えば病院の医師等とする。専門家S-3(図示せず)は、例えばジムのトレーナー等とする。専門家S-4(図示せず)は、例えば洋服屋のファッションアドバイザー等とする。
なお、以下、会員端末3-1乃至3-nの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「会員端末3」と呼ぶ。訪問先端末4-1乃至4-mの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「訪問先端末4」と呼ぶ。専門家端末6-1乃至6-pの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「専門家端末6」と呼ぶ。
続いて、図5を参照して情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成を説明する。
図5は、図4の情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19、ドライブ20が接続されている。
出力部16は、スピーカや表示部等から構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
入力部17は、キーボードやマウス等から構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNWを介して他の装置(図4の例では会社端末2、会員端末3、訪問先端末4、コンシェルジュ端末5、専門家端末6の夫々)との間で行う通信を制御する。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア21が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア21から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。また、リムーバブルメディア21は、記憶部18に記憶されている各種データを、記憶することができる。
会員端末3、訪問先端末4、コンシェルジュ端末5、専門家端末6の構成は、タッチパネルディスプレイを備える場合がある点を除いてサーバ1の構成と基本的に同様であり、ここではそれらの説明は省略する。
図6は、図4、図5のサーバの機能的構成を示す機能ブロック図である。
サーバ1の記憶部18の一領域には、タクシーDB81と、会員DB82とが設けられている。DBは、データベースの略称である。
タクシーDB81には、タクシー会社のタクシーが様々な旅行商品毎に重複なく配車されるタクシーの配車計画が日単位、週単位又は月単位でタクシー毎に記憶される。なお、旅行商品をプランという場合もある。旅行には、訪問先への移動、宿泊だけでなく、自宅から食事等で外出することも含まれる。
タクシーDB81には、複数の旅行商品が記憶されている。飲食店での食事と、拠点から飲食店迄の往復のタクシー料金とがパッケージにされた旅行商品、例えばランチお出かけプランや、カラオケ店での歌い放題と、カラオケ店への行きと帰りのタクシー料金とがパッケージにされた旅行商品、例えばカラオケフリータイムプラン等が記憶されている。
このように往復のタクシー(移動手段)と訪問先でのアクティビティとがパッケージにされた旅行商品をパッケージプラン等ともいう。
旅行商品の中には、例えば「定額タクシー」というサービスがある。この「定額タクシー」というサービスは、会員が事前予約をすることにより月に所定の回数まで所定エリア内の訪問先へタクシー送迎と訪問先での活動をセットにした月極め定額のサービス、いわゆる定額乗り放題サービスである。
即ち、タクシーDB81には、会員毎の送迎予定(スケジュール)と、送迎の配車計画と、訪問先でのアクティビティを含む旅行商品とが記憶されている。なお、訪問先の場所やアクティビティの内容、時間等のスケジュールは、会員から指定可能である。
この他、タクシーDB81には、旅行商品に付随して利用可能な訪問先の情報(飲食店やカラオケ店等の店舗の情報)や訪問先へ送迎を依頼するためのタクシー会社の情報(タクシー会社の連絡先(電話番号、メールアドレス、会員ページのURL等))が記憶されている。
タクシーDB81には、会員K-1乃至K-nがスマホアプリで購入した商品の情報が記憶される。商品の情報には、例えばランチお出かけプランであれば、プラン名、プラン内容、タクシー料金及びランチ代金等を含むプラン代金等が含まれる。この他、商品の情報には、拠点や飲食店の具体的な所在地や名称、プランの往路、復路に夫々適用されるタクシーの管理番号等も含まれる。
会員DB82には、会員登録された会員K-1乃至K-nの情報が記憶されている。会員K-1乃至K-nの情報としては、例えば自宅の住所、電話番号及び氏名と、会員端末3にインストールしたスマホアプリを会員K-1乃至K-nが会員として利用するためのログイン情報等が記憶されている。ログイン情報は、例えばユーザ識別情報(以下これを「ユーザID」と呼ぶ)及びパスワード等である。
また、図6に示すサーバ1のCPU11においては、定額タクシーの会員夫々から活動データをセルフデータとして収集(取得)し、セルフデータの活用処理と、会員のスケジュール設定支援処理とが実行される場合に、タクシー管理部50、普段生活情報取得部51、普段生活情報管理部52、普段生活処理部53、スケジュール設定支援部54等が機能する。
タクシー管理部50は、例えば会員K-1乃至K-n等が携行する会員端末3-1乃至3-n、例えばスマートフォン等のスマホアプリの画面にタクシーDB81に登録されている旅行商品の情報を表示する。旅行商品の情報は、プラン、訪問先の店舗、プランの内容を含む情報が選択可能にリストで表示される。
会員K-1乃至K-nの夫々は、会員端末3-1乃至3-nのスマホアプリの画面でリストを選択して利用日時を入力することで旅行商品の購入を申請する。
タクシー管理部50は、会員K-1乃至K-nから会員端末3-1乃至3-nを介して送信されてきた旅行商品の購入申請を受信しタクシーDB81に記憶すると共に、当該旅行商品の購入申請を会社端末2へ送信する。
このようにタクシー管理部50は、旅行商品の購入要請を受け付ける他、購入された旅行商品の変更申請等の各種申請を受け付ける。
即ち、タクシー管理部50は、通信部19を通じて会員K-1乃至K-nの夫々の会員端末3-1乃至3-nから、旅行商品の購入申請や購入された旅行商品の変更申請等の各種申請を受け付ける。
タクシー会社では、定額タクシーの会員、例えば会員K-1からの予約が会社端末2に受信された場合、会社端末2に対するオペレータの指示操作により、タクシー管理部50は、タクシーDB81の配車計画を生成し、当該配車計画に基づいて、所定のタクシーに対して送迎指示の情報を生成し、通信部19を介して当該タクシーの無線端末(図示せず)に通知する。
即ちタクシー管理部50は、会員K-1からの旅行商品の購入要請に基づいて、例えば自宅から飲食店までの移動と、飲食店での食事と、飲食店から自宅までの移動とをセットにした計画を生成する。
普段生活情報取得部51は、例えば定額タクシーというプランに月極め契約している会員K-1乃至K-n等が居住する地域(所定エリア)に存在する、例えば飲食店、カラオケ、ジム、銭湯、温泉、ゴルフ場、洋服屋、マッサージ店等の複数の訪問先のうち少なくとも一部(例えば飲食店等)に訪問することを普段の生活の行動の一部として日々繰り返すことを目的とする定額タクシーの会員、例えば会員K-1が、複数の訪問先のうち、例えば飲食店等に訪問をして行動をした際に、当該飲食店及び当該行動についての会員K-1が飲食店でとった食事の画像データや会計データ等の会員K-1の活動データ(普段生活情報)を、セルフデータとして取得する。
ここで、活動データには、訪問先側で管理されている情報処理装置(訪問先端末4等)から取得されるものと、会員K-1で管理されている情報処理装置(会員端末3-1)から取得されるものと、その他の情報処理装置から取得されるものがある。
そして、特に後の2つの情報処理装置から取得されるものの中には、会員K-1のコンテクスト情報も含まれる。即ち、会員K-1のコンテクスト情報は、セルフデータの少なくとも一部として取得される。
会員K-1の「コンテクスト情報」とは、訪問先へ訪問する訪問者である会員K-1の内的状態と外的状態とのうち少なくとも1以上の状態を示す情報のことをいう。即ち、1つのコンテクスト情報は、会員K-1の「内的状態」と「外的状態」とのうちいずれか1つ以上の状態を示す情報となる。
ここで、「内的状態」とは、訪問者自体をセンシングの対象とすることで得られた各種の情報により示される、会員K-1の内部の状態のことをいう。「内的状態」を示す情報には、例えば、センシングにより得られた、身長、体重、体温、脈拍、体脂肪率、体型、指紋、声紋、年齢等の会員K-1の身体的特徴を示す情報が含まれる。また、センシングにより得られた、会員K-1の趣味嗜好、体調や感情等の情報や、会員K-1の行動履歴等も、会員K-1の内的状態を示す情報に含まれる。
また、「外的状態」とは、会員K-1の周囲の環境をセンシングの対象とすることで得られた各種の情報により示される、会員K-1の外部の状態のことをいう。「外的状態」を示す情報には、例えば、会員K-1が、過去に存在した、現在存在する、又は将来存在し得る場所における、気象(天気、気温、湿度等)の履歴や予報、室温等に関する情報が含まれる。また、外的状態を示す情報には、訪問者の空間的又は時間的な配置の位置を示す情報、会員K-1の周囲の空間的方向と時間的方向のうち、少なくとも1の方向に分布する所定の状態を示す情報等も含まれる。
なお、本明細書において「時間」とは、本来的な概念である「幅」を示すものに限らず、「そのとき」を示す概念として、「時刻」や「タイミング」も含まれるものとする。このため、「時間的な配置の位置を示すデータ」には、例えば過去の所定タイミングにおける時刻や、現在時刻等が含まれる。
普段生活情報管理部52は、複数の訪問先のうち1に会員、例えば会員K-1等が訪問する毎に、普段生活情報取得部51により取得されたセルフデータを、会員ID(会員K-1を特定可能な会員情報)と対応付けて会員DB82に記憶させて管理する。
具体的には、普段生活情報管理部52は、会員K-1が訪問した先々で行動した結果の活動データが会員K-1のセルフデータとして取得されると、そのセルフデータを会員K-1の会員IDと対応付けて会員DB82に記憶し管理する。
普段生活処理部53は、各訪問先から取得されて会員DB82に記憶されている会員夫々のセルフデータをAIにより分析することで、セルフデータの活用方針と、アドバイスを貰う専門家を決定する。
そして、普段生活処理部53は、決定したセルフデータの活用方針で会員に行動をとらせる上でアドバイスを貰うための必要なセルフデータ(セルフデータの一部のデータ)をその道の専門家に渡し、当該専門家から会員へのアドバイス情報を貰う。
そして、普段生活処理部53は、会員K-1へのアドバイス情報及び会員K-1のセルフデータのうちの少なくとも一部をシェア情報として、定額タクシーのオプトイン会員に提供する。オプトイン会員とは、定額タクシーの会員のうち所定条件を満たす者(例えばアドバイスの提供を許容した会員K-1や、会員K-1の情報の提供を許容した会員K-2等)を言う。
スケジュール設定支援部54は、コンシェルジュCに対してスケジュール設定のための支援情報を渡し、コンシェルジュCが立てた新たな予定が設定されたスケジュールを受信して、その会員のスケジュールを会員に送信する。
具体的には、スケジュール設定支援部54は、会員の生活の将来の行動に関するスケジュール(例えば自然食レストランへの定額タクシーの送迎予約等)を設定するコンシェルジュCに、会員DB82に記憶された1以上のセルフデータのうち少なくとも一部(例えば会員K-1が自然食レストランへ訪問する予定等)を、複数の訪問先のうち会員K-1が将来訪問する予定の訪問先(例えば自然食レストラン等)を含むスケジュールの設定の支援情報として渡す。
そして、スケジュール設定支援部54は、支援情報を渡したコンシェルジュCから送信されきた「お勧めお出かけプラン」(新たなスケジュール)を受信して、オプトイン会員の会員端末に送信する。オプトイン会員が会員K-1であれば、会員K-1の会員端末のアプリ画面のスケジュールに今後のお勧めお出かけプランの新たな予定が追加されて、予定日までにその予定を承認するか、保留するか、キャンセルするかを促すメッセージが表示される。
ここで、アプリ画面の承認ボタンが押されると、追加された予定が確定する。保留ボタンが押されると、予定の所定期間前(例えば1日前等)に予定の確認を促すメッセージが出力される。キャンセルボタンが押されると、追加された予定はキャンセルされる。
図7に示すように、普段生活処理部53は、普段生活情報送信制御部61、アドバイス情報取得部62、シェア情報送信制御部63等を備える。
普段生活情報送信制御部61は、会員DB82に会員IDと対応付けて記憶された1以上の普段生活情報のうち少なくとも一部を、所定の専門家(例えば栄養士等)の専門家端末6-1に送信する制御を実行する。所定の専門家が例えば栄養士であれば、会員K-1の普段生活情報のうち少なくとも一部(栄養士からアドバイスを受けるための食物の情報等)が栄養士の専門家端末、例えば図4の専門家端末6-1等に送信される。
アドバイス情報取得部62は、専門家端末6-1に送信された1以上の普段生活情報に基づいて栄養士により生成されたアドバイスを示す情報がアドバイス情報として、当該栄養士の専門家端末6-1から送信されてきた場合、当該アドバイス情報を取得する。
シェア情報送信制御部63は、会員K-1についての普段生活情報及びアドバイス情報、並びにこれらの情報に基づいて生成された情報のうち少なくとも一部をシェア情報として、定額タクシーのオプトイン会員である会員K-2の会員端末、例えば図4の会員端末3-2等に対して送信する制御を実行する。
ここで、オプトイン会員とは、定額タクシーの会員のうち所定条件を満たす者(例えば会員K-1の情報の提供を許容した会員)を言う。
会員K-1についての普段生活情報及びアドバイス情報、並びにこれらの情報に基づいて生成される情報のうち少なくとも一部とは、普段生活情報が例えば会員K-1が医者に行き医師診断で高血圧とされ、アドバイス情報が例えば血圧を下げる効果のある野菜を多く摂取しなさい、という場合、会員K-1が自然食レストランに明日出かける予定を指す。
図8に示すように、スケジュール設定支援部54は、支援情報送信制御部71、スケジュール送信制御部72、キャンセル部73等を備える。
支援情報送信制御部71は、会員K-1の生活の将来の行動に関するスケジュール(例えば自然食レストランへの定額タクシーの送迎予約等)を設定するコンシェルジュCのコンシェルジュ端末5に対して、会員IDと対応付けて会員DB82に記憶された会員K-1の1以上の普段生活情報のうち少なくとも一部(例えば会員K-1が自然食レストランへ訪問する送迎予定等)を、複数の訪問先のうち当該会員K-1が将来訪問する予定の訪問先(例えば自然食レストラン等)を含むスケジュールの設定の支援情報として送信する制御を実行する。
さらに、支援情報送信制御部71は、定額タクシーの料金、つまり1か月に対応する定額料金を示す情報(例えば月額XXXX円等)を、セルフデータの一部に含めてコンシェルジュ端末5に送信する制御を実行する。
これにより、コンシェルジュCは、会員K-1の今後の予定を立てるときに、定額料金に応じた予定を立てることができる。例えば定額契約の額が少ない会員には、自宅付近での行動予定を立案する。これにより会員K-1は、定額の範囲内で定額タクシーを楽しんで利用することができるようになる。
スケジュール送信制御部72は、支援情報が送信されたコンシェルジュ端末5から、設定されたスケジュールが送信されてきた場合、当該スケジュールを受信して、例えば会員K-1の会員端末3等に対して送信する。
より具体的には、スケジュール送信制御部72は、例えば会員K-1の定額タクシーのスケジュールに新たな自然食レストランへの送迎予定等のスケジュールに対するコンシェルジュCのコメント(例えば会員K-1のスケジュールであれば、会員K-1の定額タクシーのスケジュールに新たな予定を加えた理由のメッセージ等)がコンシェルジュ端末5から送信されてきた場合、コンシェルジュCに関する情報(例えば予定を立てたコンシェルジュCの人柄やプロフィール等)と当該コメントとを、新たな予定が設定されたスケジュールと共に会員K-1の会員端末3-1に対して送信する制御を実行する。
キャンセル部73は、スケジュール送信制御部72からスケジュールが送信された会員端末3から、当該スケジュールの予定の少なくとも一部をキャンセルすることについての例えば会員K-1の依頼(予定キャンセル依頼)が送信されてきた場合、当該依頼を受付けて、当該予定をキャンセルする処理を実行する。
次に、図9及び図10を参照して図6の機能的構成を有するサーバの動作を説明する。
図9は、図6乃至図8の機能的構成を有するサーバの処理のうち、データ活用動作を示すフローチャートである。図10は、図6乃至図8の機能的構成を有するサーバの処理のうち、スケジュール設定支援動作を示すフローチャートである。
まず、図9を参照してデータ活用動作を説明する。
会員K-1は、自身が携行する会員端末3が例えばスマートフォン等である場合にそのスマートフォンにインストールされるスマホアプリにて会員登録後、スマホアプリの画面の行動入力欄に現在の行動(トレーニング中等)を入力する。
すると、図9に示すステップS11において、スマホアプリとサーバ1との通信により、サーバ1の普段生活情報取得部51は、入力された普段生活行動情報(その場所の位置情報、活動データ(トレーニング中)、開始時刻や終了時刻等)を取得する。
この他、会員K-1が定額タクシーを利用してタクシーで移動した訪問先までの移動情報や、訪問先の名称及び住所、訪問先での活動データ(例えば飲食店で食事をすると支払いレシートの情報等)がサーバ1の普段生活情報取得部51により取得される。
ステップS12において、普段生活情報管理部52は、普段生活情報取得部51により取得された普段生活行動情報(その場所の位置情報、活動データ(トレーニング中)、開始時刻や終了時刻等)を会員IDに紐付けて会員DB82にセルフデータとして記憶する。このようにして他の会員K-2乃至K-nについても、夫々のセルフデータが会員DB82に蓄積されてゆく。
サーバ1では、会員DB82に記憶されているセルフデータの中から例えば会員K-1のコンテクスト情報(具体的には例えば、行動履歴、趣味嗜好、健康データ等)がAIにより抽出されて、会員の普段生活がどういったものかがAIにより分析される。そして、分析結果に基づいて、会員K-1の普段生活が良くなるような活動方針と、活動方針に適した専門家が決定される。
活動方針が、例えば会員K-1の健康を重視する方針であれば、関連する専門家として例えば栄養士等が決定される。
この場合、ステップS13において、普段生活情報送信制御部61は、会員DB82に記憶されているセルフデータのうちの少なくとも一部(例えば行動履歴の中の会員K-1が摂取した食物のデータと行動データ等)をセルフ必要情報として、インターネット等のネットワークNWを通じて、配信先(活動方針に関連する専門家である栄養士の専門家端末6-1やコンシェルジュCのコンシェルジュ端末5等)へ送信する制御を実行する。
具体的には、例えば会員K-1等のセルフデータを分析した結果、健康を重視する活動方針と決定された場合は、関係する専門家として栄養士が選定され、栄養士の専門家端末6-1へ会員K-1のセルフデータの一部(例えば行動履歴の中のうち摂取した食物のデータと行動のデータ等)が配信される。栄養士に送信されたデータは、コンシェルジュCのコンシェルジュ端末5にも送信される。
セルフデータの一部(例えば行動履歴の中の会員K-1が摂取した食物のデータと行動のデータ)が専門家端末6-1により受信されると、栄養士は、受信されたセルフデータの一部に基づいてアドバイス情報を生成する。そして、栄養士による操作により専門家端末6-1を介してサーバ1へアドバイス情報が送信される。
ステップS14において、サーバ1では、アドバイス情報取得部62は、1以上のセルフデータに基づいて栄養士により生成されたアドバイス情報を取得する。
具体的には、アドバイス情報取得部62は、専門家端末6-1から送信されてきたアドバイス情報を受信し、記憶部18に記憶する。
続いて、ステップS15において、シェア情報送信制御部63は、会員K-1のセルフデータ及びアドバイス情報、並びにこれらの情報に基づいてシェア情報を生成し、生成したシェア情報を、所定条件を満たす者、つまり定額タクシーのオプトイン会員、例えば会員K-2の会員端末3-2に対して送信する制御を実行する。
具体的には、シェア情報送信制御部63は、専門家端末6-1から送信されてきて記憶部18に記憶されたアドバイス情報を読み出して、例えば会員K-1の普段生活情報が高血圧等であり、そのアドバイス情報が、血圧を下げる効果のある野菜を多く摂取必要という場合、会員DB82から、会員K-1が自然食レストランに明日行く予定等を読み出して、それをシェア情報として、他の会員である会員K-2等の会員端末3-2に対して送信する制御を実行する。
これにより、会員K-2等の会員端末3-2のスマホアプリの画面には、会員K-1が自然食レストランに行く明日の時刻に、相乗りでの定額タクシーの利用予定が設定されて、利用予定が追加されたことが、例えばポップアップメッセージ等でスマホアプリの画面に通知される。
スマホアプリの画面に表示されたポップアップメッセージを会員K-2が確認し、会員K-1が食事に行くなら私も行こうと思い、スマホアプリの画面の新たな予定が設定された欄をクリックし、表示された選択肢のボタンの中から「承認」ボタンをクリック操作すると、予約が確定する。
なお、オプトイン会員として、会員K-1が登録されており、会員K-1の情報の中に家族の連絡先が登録されている場合は、会員K-1の新たな予定が会員K-1の家族の連絡先へ通知されるので、会員K-1が予定をうっかり忘れて当日になった場合にも家族が覚えていれば、家族から会員K-1に予定が伝えられるので、会員K-1は、予定をすっぽかすことなく予定の行動をとる、つまりタクシーの送迎で自然食レストランに行くことができる。
次に、図10を参照してスケジュール設定支援動作を説明する。
図10に示すスケジュール設定支援動作において、ステップS21、S22の処理は、図9のステップS11、S12の処理と同じでありその説明は省略する。
ステップS23において、支援情報送信制御部71は、コンシェルジュCのコンシェルジュ端末5に対して、会員DB82に記憶された会員の1以上のセルフデータのうち一部を、スケジュールの設定の支援情報として送信する制御を実行する。
ステップS24において、スケジュール送信制御部72は、支援情報が送信されたコンシェルジュ端末5により新たに追加(新たに設定)された会員K-1の予定(例えば明日、自然食レストランに行く予定等)を、会員K-1の会員端末3-1及び/又は会員K-1の家族の連絡先へ送信する制御を実行する。
これにより、会員端末3-1のスマホアプリの画面に新たな予定が設定されると共に、ポップアップメッセージが表示されるので、会員K-1は新たな予定を確認し、承認することで、その予定を確定することができる。
また、会員K-1の家族の連絡先に会員K-1の新たな予定が連絡されるので、その予定をどうするかを会員K-1に確かめることができる。
このように会員K-1乃至会員K-nの夫々が普段行動する中で取得された活動データをセルフデータとして会員DB82に蓄積しておき、会員夫々のセルフデータに基づいて、会員夫々に適した予定を定額タクシーのスケジュールに半強制的に設定し、会員夫々の会員端末3に送信することで、設定された予定を承認するだけで利用可能になるため、会員自ら予定を一々登録する必要がなくなり、定額タクシーにおける会員の利用率を向上することができ、利用率が向上することで、定額タクシーといった月額定額のタクシー乗り放題サービスの普及や拡大を図ることができる。
以上、まとめると、情報処理装置は、上述の実施形態のサーバ1を含め各種各様な実施形態をとることができる。
ここで、本発明が適用される情報処理装置が提供可能なサービスとしては、上述の例では、タクシーの往復利用を含む月額定額プランの旅行商品を提供するサービス(例えば定額タクシー等)の例を説明したが、これに限定されず、所定エリアに存在する複数の訪問先のうち少なくとも一部に訪問することを普段の生活の行動の一部として日々繰り返すことを目的とする会の会員に対して提供されるサービスであれば足りる。
上述した実施形態では、普段生活情報取得部51は、月極契約している会員K-1乃至K-n等が居住する地域に存在する飲食店、カラオケ、ジム等のうち一部の飲食店に訪問することを普段の生活の行動の一部として日々繰り返すことを目的とする定額タクシーの会員K-1が、飲食店に訪問をして飲食した際に、会員K-1が飲食店で摂った食事の画像データや会計データ等を、活動データとして取得したが、これ以外であってもよく、所定エリアに存在する複数の訪問先のうち少なくとも一部に訪れることを普段の生活の行動として日々繰り返すことを目的とする会の会員が、前記複数の訪問先のうち所定訪問先に訪問をして行動をした際に、当該訪問先及び当該行動についての前記会員に関する情報を、普段生活情報として取得すれば足りる。
上述した実施形態では、コンシェルジュCを人の例で説明したが、人に限定されず、例えばコンピュータ等の機械でもよく、AI等であってもよい。
上述した実施形態では、普段生活情報管理部52は、複数の訪問先のうちの飲食店に会員K-1が訪問する毎に、普段生活情報取得部51により取得された活動データをセルフデータとして、会員IDと対応付けて会員DB82に記憶させて管理したが、これ以外であってもよく、前記複数の訪問先のうち1に前記会員が訪問する毎に、前記普段生活情報取得手段により取得された前記普段生活情報をセルフデータとして、前記会員を特定可能な会員情報と対応付けて所定データベースに記憶させて管理すれば足りる。
上述した実施形態では、普段生活情報送信制御部61は、会員DB82に会員IDと対応付けて記憶された1以上のセルフデータのうち少なくとも一部を、栄養士の専門家端末6-1(図1参照)に送信する制御を実行したが、これ以外であってもよく、前記所定データベースに前記会員情報と対応付けて記憶された1以上の前記普段生活情報のうち少なくとも一部を、所定の専門家の端末に送信すれば足りる。
上述した実施形態では、支援情報送信制御部71は、コンシェルジュCのコンシェルジュ端末5に対して、会員IDと対応付けて会員DB82に記憶されたセルフデータのうち会員K-1が飲食店へ食事に行った活動データを、会員K-1が将来訪問する予定の自然食レストランを含むスケジュールの設定の支援情報として送信する制御を実行したが、これ以外であってもよく、会員の生活の将来の行動に関するスケジュールを設定する設定者の第1端末に対して、前記所定データベースに前記会員情報と対応付けて記憶された1以上の前記普段生活情報のうち少なくとも一部を、前記複数の訪問先のうち当該会員が将来訪問する予定の訪問先を含む前記スケジュールの設定の支援情報として送信する制御を実行すれば足りる。
上述した実施形態では、スケジュール送信制御部72は、支援情報が送信されたコンシェルジュ端末5から、設定された会員K-1の定額タクシーのスケジュールに新たな自然食レストランへの送迎予定が送信されてきた場合、当該スケジュールを受信して、会員K-1の会員端末3-1に対して送信する制御を実行したが、これ以外であってもよく、前記支援情報が送信された前記第1端末から、設定された前記スケジュールが送信されてきた場合、当該スケジュールを受信して、前記会員の第2端末に対して送信する制御を実行すれば足りる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図6の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能がシステムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロック及びデータベースを用いるのかは特に図6の例に限定されない。また、機能ブロック及びデータベースの存在場所も、図6に特に限定されず任意でよい。例えばサーバの機能ブロック及びデータベースを会員端末3、訪問先端末4、コンシェルジュ端末5及び専門家端末6等に移譲させてもよい。逆に会員端末3、訪問先端末4、コンシェルジュ端末5及び専門家端末6等の機能ブロック及びデータベースをサーバ1等に移譲させてもよい。
また、1つの機能ブロック及びデータベースは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組合せで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図5のリムーバブルメディア21により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア21は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini-Disk)、等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図5のROM12や記憶部18及びこの記憶部18に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、本アプリケーションから他アプリケーションの順にされる実行処理は、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、まとめると、情報処理装置は、次のような装置であれば足りる。
即ち、情報処理装置(例えば図6のサーバ1等)は、
所定エリア(例えば定額タクシーに月極契約している会員(例えば会員K-1乃至K-n等)が居住する地域等)に存在する複数の訪問先(例えば飲食店、カラオケ、ジム等)のうち少なくとも一部に訪問することを普段の生活の行動の一部として日々繰り返すことを目的とする会(例えば定額タクシー等)の会員(例えば会員K-1等)が、前記複数の訪問先のうち所定訪問先(例えば飲食店等)に訪問をして行動をした際に、当該訪問先(例えば飲食店等)及び当該行動(例えば飲食等)についての前記会員に関する情報(飲食店でとった食事の画像データや会計データ等)を、普段生活情報(例えば活動データ等)として取得する普段生活情報取得手段(例えば図6の普段生活情報取得部51等)と、
前記複数の訪問先のうち1に前記会員(例えば会員K-1等)が訪問する毎に、前記普段生活情報取得手段(例えば図6の普段生活情報取得部51等)により取得された前記普段生活情報(例えば活動データ等)を、前記会員(例えば会員K-1等)を特定可能な会員情報(例えば会員ID等)と対応付けて所定データベース(例えば図6の会員DB82等)に(例えばセルフデータ等)として記憶させて管理する普段生活情報管理手段(例えば図6の普段生活情報管理部52等)と、
前記会員(例えば会員K-1等)の生活の将来の行動に関するスケジュール(例えば自然食レストランへの定額タクシーの送迎する予定等)を設定する設定者(例えばコンシェルジュC等)の第1端末(例えば図6のコンシェルジュ端末5等)に対して、前記会員情報(例えば会員ID等)と対応付けて前記所定データベース(例えば図6の会員DB82等)に記憶された1以上の前記普段生活情報(例えばセルフデータ等)のうち少なくとも一部(会員K-1が飲食店へ食事に行った活動データ等)を、前記複数の訪問先のうち当該会員(例えば会員K-1等)が将来訪問する予定の訪問先(例えば自然食レストラン等)を含む前記スケジュールの設定の支援情報として送信する制御を実行する支援情報送信制御手段(例えば図8の支援情報送信制御部71等)と、
前記支援情報が送信された前記第1端末(例えば図6のコンシェルジュ端末5等)から、設定された前記スケジュール(例えば会員K-1の定額タクシーのスケジュールに新たな自然食レストランへの送迎予定等)が送信されてきた場合、当該スケジュールを受信して、前記会員(例えば会員K-1等)の第2端末(例えば図4の会員端末3-1等)に対して送信する制御を実行するスケジュール送信制御手段(例えば図8のスケジュール送信制御部72等)と、
を備える。
定額タクシーの利用者である会員は、例えば医療機関、飲食店、観光地、ジム、商業施設、ゴルフ場等、様々な訪問先に足を運び、訪問した先々で様々な行動をするため、利用者を送迎するタクシーのタクシー会社や訪問先では会員から様々な情報が得られる可能性があったものの、今まではその情報を収集し利用するようなことはしていなかった。
そこで、本情報処理装置(例えば図6のサーバ1等)は、会員が日々の生活の中で活動した活動データ(会員が普段生活する中でいつどこに何をしに行ったか等のデータ)をセルフデータとして取得し、当該セルフデータを分析し、当該セルフデータの一部を支援情報としてコンシェルジュCに送る。
コンシェルジュCは、送られてきた支援情報に基づいて会員に合う予定(飲食店やジムへの送迎等)を設定し、当該予定を会員へ半強制的(積極的)に送信することで、会員は、自分で新たな予定を立てることなく、送られてきた予定を承認するだけで、定額タクシーのサービスを利用することができるようになる。
この結果、月額定額のタクシー乗り放題(例えば定額タクシー等)の本サービスの利用率が向上し、本サービスを拡大することができる。
上記情報処理装置(例えば図6のサーバ1等)において、
前記スケジュールが送信されてきた前記第2端末(例えば図4の会員端末3-1等)から、当該スケジュールの予定の少なくとも一部をキャンセルすることについての前記会員(例えば会員K-1等)の依頼が送信されてきた場合、当該依頼を受付けて、当該予定をキャンセルする処理を実行するキャンセル手段(例えば図8のキャンセル部73等)、
をさらに備える。
これにより、会員(例えば会員K-1等)は、自らの意思でなく設定された予定を簡単にキャンセルすることができるので、新たな予定が追加されたとしても会員の負担にならずに済む。
上記情報処理装置(例えば図6のサーバ1等)において、
前記スケジュール送信制御手段(例えば図8のスケジュール送信制御部72等)は、さらに、前記スケジュールに対する前記設定者(例えばコンシェルジュC等)のコメント(例えば会員K-1の定額タクシーのスケジュールに新たな予定を加えた理由等のメッセージ等)が前記第1端末(例えば図6のコンシェルジュ端末5等)から送信されてきた場合、当該設定者(例えばコンシェルジュC等)に関する情報(例えば予定を立てたコンシェルジュCの人柄やプロフィール等)と、当該コメントとを前記第2端末(例えば図4の会員端末3-1等)に対して送信する制御を実行する。
これにより、会員(例えば会員K-1等)は、設定者(例えばコンシェルジュC等)に関する情報(例えば予定を立てたコンシェルジュCの人柄やプロフィール等)から、どのような人が予定を立ててくれたかが分かり、設定者(例えばコンシェルジュC等)により設定された新たな予定を安心して承認することができる。
上記情報処理装置(例えば図6のサーバ1等)において、
前記会員(例えば会員K-1等)は、所定期間に対応する定額料金を前記会に支払っており、
前記支援情報送信制御手段(例えば図8の支援情報送信制御部71等)は、さらに、前記所定期間(例えば1か月等)に対応する前記定額料金を示す情報(例えば月額XXXX円等)を、前記支援情報(例えばセルフデータの一部等)に含めて前記第1端末(例えば図6のコンシェルジュ端末5等)に送信する制御を実行する。
これにより、設定者(例えばコンシェルジュC等)は、会員の今後の予定を立てるときに、定額料金に応じた予定を立てることができる。
上記情報処理装置(例えば図6のサーバ1等)において、
前記所定データベース(例えば図6の会員DB82等)に前記会員情報(例えば会員ID等)と対応付けて記憶された1以上の前記普段生活情報のうち少なくとも一部を、所定の専門家の第3端末(例えば図6の専門家端末6等)に送信する制御を実行する普段生活情報送信制御手段(例えば図7の普段生活情報送信制御部61等)と、
送信された前記1以上の普段生活情報に基づいて前記所定の専門家(例えば図4の専門家S-1等)により生成されたアドバイスを示す情報がアドバイス情報として、前記第3端末(例えば図6の専門家端末6等)から送信されてきた場合、当該アドバイス情報を取得するアドバイス情報取得手段(例えば図7のアドバイス情報取得部62等)と、
をさらに備え、
前記支援情報送信制御手段(例えば図8の支援情報送信制御部71等)は、さらに、前記アドバイス情報を、前記支援情報に含めて前記第1端末(例えば図6のコンシェルジュ端末5等)に送信する制御を実行する。
これにより、設定者(例えばコンシェルジュC等)は、会員本人のセルフデータだけではなく、専門家のアドバイスを考慮して、会員の今後の予定を立てることができ、会員により適した予定を立てることができる。
また、情報処理装置(例えば図6のサーバ1等)が実行する情報処理方法は、
所定エリア(例えば定額タクシーに月極契約している会員(例えば会員K-1、K-2等)が居住する地域等)に存在する複数の訪問先(例えば飲食店、カラオケ、ジム等)のうち少なくとも一部に訪問することを普段の生活の行動の一部として日々繰り返すことを目的とする会(例えば定額タクシー等)の会員(例えば会員K-1等)が、前記複数の訪問先のうち所定訪問先(例えば飲食店等)に訪問をして行動をした際に、当該訪問先(例えば飲食店等)及び当該行動(例えば飲食等)についての前記会員に関する情報(飲食店でとった食事の画像データや会計データ等)を、普段生活情報(例えば活動データ等)として取得する普段生活情報取得ステップと、
前記複数の訪問先のうち1に前記会員(例えば会員K-1等)が訪問する毎に、前記普段生活情報取得ステップにおいて取得された前記普段生活情報(例えば活動データ等)を、前記会員(例えば会員K-1等)を特定可能な会員情報(例えば会員ID等)と対応付けて所定データベース(例えば図6の会員DB82等)に(例えばセルフデータ等)として記憶させて管理する普段生活情報管理ステップと、
前記会員(例えば会員K-1等)の生活の将来の行動に関するスケジュール(例えば自然食レストランへの定額タクシーの送迎する予定等)を設定する設定者(例えばコンシェルジュC等)の第1端末(例えば図6のコンシェルジュ端末5等)に対して、前記会員情報(例えば会員ID等)と対応付けて前記所定データベース(例えば図6の会員DB82等)に記憶された1以上の前記普段生活情報(例えばセルフデータ等)のうち少なくとも一部(会員K-1が飲食店へ食事に行った活動データ等)を、前記複数の訪問先のうち当該会員(例えば会員K-1等)が将来訪問する予定の訪問先(例えば自然食レストラン等)を含む前記スケジュールの設定の支援情報として送信する制御を実行する支援情報送信制御ステップと、
前記支援情報が送信された前記第1端末(例えば図6のコンシェルジュ端末5等)から、設定された前記スケジュール(例えば会員K-1の定額タクシーのスケジュールに新たな自然食レストランへの送迎予定等)が送信されてきた場合、当該スケジュール(例えば自然食レストランへの送迎予定等)を受信して、前記会員(会員K-1等)の第2端末(例えば図4の会員端末3-1等)に対して送信する制御を実行するスケジュール送信制御ステップと、
を含む。
このように、コンシェルジュCは、送られてきた支援情報に基づいて会員(会員K-1等)に合う予定(自然食レストランへの送迎予定等)を設定し、当該予定を会員(会員K-1等)へ半強制的(積極的)に送信することで、会員(会員K-1等)は、自分新たな予定を立てることなく、送られてきた予定を承認するだけで、定額タクシーのサービスを利用することができるようになる。
この結果、月額定額のタクシー乗り放題(例えば定額タクシー等)の本サービスの利用率が向上し、本サービスを拡大することができる。
さらに、プログラムは、
コンピュータ(例えば図6のサーバ1のCPU11等)に、
所定エリア(例えば定額タクシーに月極契約している会員(例えば会員K-1、K-2等)が居住する地域等)に存在する複数の訪問先(例えば飲食店、カラオケ、ジム等)のうち少なくとも一部に訪問することを普段の生活の行動の一部として日々繰り返すことを目的とする会(例えば定額タクシー等)の会員(例えば会員K-1等)が、前記複数の訪問先のうち所定訪問先(例えば飲食店等)に訪問をして行動をした際に、当該訪問先(例えば飲食店等)及び当該行動(例えば飲食等)についての前記会員に関する情報(飲食店でとった食事の画像データや会計データ等)を、普段生活情報(例えば活動データ等)として取得する普段生活情報取得ステップと、
前記複数の訪問先のうち1に前記会員(例えば会員K-1等)が訪問する毎に、前記普段生活情報取得ステップにおいて取得された前記普段生活情報(例えば活動データ等)を、前記会員(例えば会員K-1等)を特定可能な会員情報(例えば会員ID等)と対応付けて所定データベース(例えば図6の会員DB82等)に(例えばセルフデータ等)として記憶させて管理する普段生活情報管理ステップと、
前記会員(例えば会員K-1等)の生活の将来の行動に関するスケジュール(例えば自然食レストランへの定額タクシーの送迎する予定等)を設定する設定者(例えばコンシェルジュC等)の第1端末(例えば図6のコンシェルジュ端末5等)に対して、前記会員情報(例えば会員ID等)と対応付けて前記所定データベース(例えば図6の会員DB82等)に記憶された1以上の前記普段生活情報(例えばセルフデータ等)のうち少なくとも一部(会員K-1が飲食店へ食事に行った活動データ等)を、前記複数の訪問先のうち当該会員(例えば会員K-1等)が将来訪問する予定の訪問先(例えば自然食レストラン等)を含む前記スケジュールの設定の支援情報として送信する制御を実行する支援情報送信制御ステップと、
前記支援情報が送信された前記第1端末(例えば図6のコンシェルジュ端末5等)から、設定された前記スケジュール(例えば会員K-1の定額タクシーのスケジュールに新たな自然食レストランへの送迎予定等)が送信されてきた場合、当該スケジュール(例えば自然食レストランへの送迎予定等)を受信して、前記会員(会員K-1等)の第2端末(例えば図4の会員端末3-1等)に対して送信する制御を実行するスケジュール送信制御ステップと、
を含む制御処理を実行させる。
このように、コンシェルジュCは、送られてきた支援情報に基づいて会員(会員K-1等)に合う予定(自然食レストランへの送迎予定等)を設定し、当該予定を会員(会員K-1等)へ半強制的(積極的)に送信することで、会員(例えば会員K-1等)は、自分で新たな予定を立てることなく、送られてきた予定を承認するだけで、定額タクシーのサービスを利用することができるようになる。
この結果、月額定額のタクシー乗り放題(例えば定額タクシー等)の本サービスの利用率が向上し、本サービスを拡大することができる。
1・・・サーバ、2・・・会社端末、3、3-1乃至3-n・・・会員端末、4、4-1乃至4-m・・・訪問先端末、5・・・コンシェルジュ端末、6、6-1乃至6-p・・・専門家端末、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・出力部、17・・・入力部、18・・・記憶部、19・・・通信部、20・・・ドライブ、21・・・リムーバブルメディア、50・・・タクシー管理部、51・・・普段生活情報取得部、52・・・普段生活情報管理部、53・・・普段生活処理部、54・・・スケジュール設定支援部、61・・・普段生活情報送信制御部、62・・・アドバイス情報取得部、63・・・シェア情報送信制御部、71・・・支援情報送信制御部、72・・・スケジュール送信制御部、73・・・キャンセル部、81・・・タクシーDB、82・・・会員DB

Claims (7)

  1. 所定エリアに存在する複数の訪問先のうち少なくとも一部に訪問することを普段の生活の行動の一部として日々繰り返すことを目的とする会の会員が、前記複数の訪問先のうち所定訪問先に訪問をして行動をした際に、当該訪問先及び当該行動についての前記会員に関する情報を、普段生活情報として取得する普段生活情報取得手段と、
    前記複数の訪問先のうち1に前記会員が訪問する毎に、前記普段生活情報取得手段により取得された前記普段生活情報を、前記会員を特定可能な会員情報と対応付けて所定データベースに記憶させて管理する普段生活情報管理手段と、
    前記会員の生活の将来の行動に関するスケジュールを設定する設定者の第1端末に対して、前記所定データベースに前記会員情報と対応付けて記憶された1以上の前記普段生活情報のうち少なくとも一部を、前記複数の訪問先のうち当該会員が将来訪問する予定の訪問先を含む前記スケジュールの設定の支援情報として送信する制御を実行する支援情報送信制御手段と、
    前記支援情報が送信された前記第1端末から、設定された前記スケジュールが送信されてきた場合、当該スケジュールを受信して、前記会員の第2端末に対して送信する制御を実行するスケジュール送信制御手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記スケジュールが送信された前記第2端末から、当該スケジュールの予定の少なくとも一部をキャンセルすることについての前記会員の依頼が送信されてきた場合、当該依頼を受付けて、当該予定をキャンセルする処理を実行するキャンセル手段
    をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記スケジュール送信制御手段は、さらに、前記スケジュールに対する前記設定者のコメントが前記第1端末から送信されてきた場合、当該設定者に関する情報と、当該コメントとを前記第2端末に対して送信する制御を実行する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記会員は、所定期間に対応する定額料金を前記会に支払っており、
    前記支援情報送信制御手段は、さらに、前記所定期間に対応する前記定額料金を示す情報を、前記支援情報に含めて前記第1端末に送信する制御を実行する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定データベースに前記会員情報と対応付けて記憶された1以上の前記普段生活情報のうち少なくとも一部を、所定の専門家の第3端末に送信する制御を実行する普段生活情報送信制御手段と、
    送信された前記1以上の普段生活情報に基づいて前記所定の専門家により生成されたアドバイスを示す情報がアドバイス情報として、前記第3端末から送信されてきた場合、当該アドバイス情報を取得するアドバイス情報取得手段と、
    をさらに備え、
    前記支援情報送信制御手段は、さらに、前記アドバイス情報を、前記支援情報に含めて前記第1端末に送信する制御を実行する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置が実行する情報処理方法において、
    所定エリアに存在する複数の訪問先のうち少なくとも一部に訪問することを普段の生活の行動の一部として日々繰り返すことを目的とする会の会員が、前記複数の訪問先のうち所定訪問先に訪問をして行動をした際に、当該訪問先及び当該行動についての前記会員に関する情報を、普段生活情報として取得する普段生活情報取得ステップと、
    前記複数の訪問先のうち1に前記会員が訪問する毎に、前記普段生活情報取得ステップにおいて取得された前記普段生活情報を、前記会員を特定可能な会員情報と対応付けて所定データベースに記憶させて管理する普段生活情報管理ステップと、
    前記会員の生活の将来の行動に関するスケジュールを設定する設定者の第1端末に対して、前記所定データベースに前記会員情報と対応付けて記憶された1以上の前記普段生活情報のうち少なくとも一部を、前記複数の訪問先のうち当該会員が将来訪問する予定の訪問先を含む前記スケジュールの設定の支援情報として送信する制御を実行する支援情報送信制御ステップと、
    前記支援情報が送信された前記第1端末から、設定された前記スケジュールが送信されてきた場合、当該スケジュールを受信して、前記会員の第2端末に対して送信する制御を実行するスケジュール送信制御ステップと、
    を含む情報処理方法。
  7. コンピュータに、
    所定エリアに存在する複数の訪問先のうち少なくとも一部に訪問することを普段の生活の行動の一部として日々繰り返すことを目的とする会の会員が、前記複数の訪問先のうち所定訪問先に訪問をして行動をした際に、当該訪問先及び当該行動についての前記会員に関する情報を、普段生活情報として取得する普段生活情報取得ステップと、
    前記複数の訪問先のうち1に前記会員が訪問する毎に、前記普段生活情報取得ステップにおいて取得された前記普段生活情報を、前記会員を特定可能な会員情報と対応付けて所定データベースに記憶させて管理する普段生活情報管理ステップと、
    前記会員の生活の将来の行動に関するスケジュールを設定する設定者の第1端末に対して、前記所定データベースに前記会員情報と対応付けて記憶された1以上の前記普段生活情報のうち少なくとも一部を、前記複数の訪問先のうち当該会員が将来訪問する予定の訪問先を含む前記スケジュールの設定の支援情報として送信する制御を実行する支援情報送信制御ステップと、
    前記支援情報が送信された前記第1端末から、設定された前記スケジュールが送信されてきた場合、当該スケジュールを受信して、前記会員の第2端末に対して送信する制御を実行するスケジュール送信制御ステップと、
    を含む制御処理を実行させるプログラム。
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