JP2023150990A - Verge structure of roof and tight frame - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、けらば構造及びタイトフレームに関する。より詳細には、折板屋根のけらば構造及びこれに使用されるタイトフレームに関する。 TECHNICAL FIELD This disclosure relates to rugose structures and tight frames. More specifically, the present invention relates to a folded roof shingle structure and a tight frame used therein.
特許文献1には、折板屋根材を使用した二重折板屋根のけらば構造が記載されている。このけらば構造では、二重折板屋根のけらばにタイトフレームが設けられており、タイトフレームの上面にはスライド断熱金具が取り付けられている。スライド断熱金具は、タイトフレームに設けたL型金具で支持されている。
そして、タイトフレームに載置された下側の折板屋根材の上端部をスライド断熱金具でタイトフレームに固定することにより、下側の折板屋根材をタイトフレームに固定するようにしている。また、下側の折板屋根材の上方に上側の折板屋根材を配置し、上側の折板屋根材の上端部をスライド断熱金具に引っ掛けることにより、スライド断熱金具を介して上側の折板屋根材をタイトフレームに取り付けるようにしている。 The lower folded plate roofing material is fixed to the tight frame by fixing the upper end of the lower folded plate roofing material placed on the tight frame to the tight frame with a sliding heat insulating fitting. In addition, by placing the upper folded plate roofing material above the lower folded plate roofing material and hooking the upper end of the upper folded plate roofing material to the slide insulation fitting, the upper folded plate roofing material can be inserted through the slide insulation fitting. The roofing material is attached to a tight frame.
しかし、特許文献1に記載の構造では、タイトフレームにスライド断熱金具及びL型金具を取り付けて二重折板屋根を形成しなければならず、施工しにくい、という問題があった。
However, the structure described in
本開示は、二重折板屋根を施工しやすいけらば構造及びタイトフレームを提供することを目的とする。 The present disclosure aims to provide a shingle structure and a tight frame that are easy to construct a double folded plate roof.
本開示の一態様に係るけらば構造は、屋根下地と、前記屋根下地のけらば部分に固定されるタイトフレームと、前記タイトフレーム上に配置される折板屋根材と、を備える。前記タイトフレームは、第1タイトフレームと、前記第1タイトフレーム上に配置される第2タイトフレームと、締結具と、を備える。前記第1タイトフレームは、前記屋根下地に固定される第1縦フレームを備え、前記第1縦フレームは、雌ねじで構成される第1ネジ孔を有する。前記第2タイトフレームは、前記第1縦フレームと対向する第2縦フレームを備え、前記第2縦フレームは、第2ネジ孔を有する。前記締結具は、前記第1ネジ孔及び前記第2ネジ孔に差し込まれ、前記第1ネジ孔と締結することにより、前記第1縦フレームと前記第2縦フレームとを連結する。 A shingle structure according to one aspect of the present disclosure includes a roof base, a tight frame fixed to the shingle portion of the roof base, and a folded plate roofing material disposed on the tight frame. The tight frame includes a first tight frame, a second tight frame disposed on the first tight frame, and a fastener. The first tight frame includes a first vertical frame fixed to the roof base, and the first vertical frame has a first screw hole configured with a female thread. The second tight frame includes a second vertical frame facing the first vertical frame, and the second vertical frame has a second screw hole. The fastener is inserted into the first screw hole and the second screw hole, and is fastened to the first screw hole to connect the first vertical frame and the second vertical frame.
本開示の一態様に係るタイトフレームは、前記けらば構造に使用されるタイトフレームである。第1タイトフレームと、前記第1タイトフレーム上に配置される第2タイトフレームと、締結具と、を備える。前記第1タイトフレームは、雌ねじで構成される第1ネジ孔を有する第1縦フレームを備える。前記第2タイトフレームは、前記第1縦フレームと対向する第2縦フレームを備える。前記第2縦フレームは、第2ネジ孔を有する。前記締結具は、前記第1ネジ孔及び前記第2ネジ孔に差し込まれ、前記第1ネジ孔と締結することにより、前記第1縦フレームと前記第2縦フレームとを連結する。 A tight frame according to one aspect of the present disclosure is a tight frame used in the shingled structure. The present invention includes a first tight frame, a second tight frame disposed on the first tight frame, and a fastener. The first tight frame includes a first vertical frame having a first screw hole configured with a female thread. The second tight frame includes a second vertical frame facing the first vertical frame. The second vertical frame has a second screw hole. The fastener is inserted into the first screw hole and the second screw hole, and is fastened to the first screw hole to connect the first vertical frame and the second vertical frame.
本開示によれば、二重折板屋根を施工しやすい、という利点がある。 According to the present disclosure, there is an advantage that it is easy to construct a double folded plate roof.
(実施形態1)
(1)概要
本実施形態に係るけらば構造1は、二重折板屋根であって、切妻屋根や片流れ屋根などの屋根のけらばについての構造である。けらば構造1は、屋根下地2と、屋根下地2のけらば部分21に固定されるタイトフレーム3と、タイトフレーム3上に配置される折板屋根材4と、を備える(図1参照)。タイトフレーム3は、第1タイトフレーム3aと、第1タイトフレーム3a上に配置される第2タイトフレーム3bと、締結具7と、を備える。第1タイトフレーム3aは、けらば部分21に固定される第1縦フレーム31aを備え、第1縦フレーム31aは、雌ねじで構成される第1ネジ孔72aを有する。第2タイトフレーム3bは、第1縦フレーム31aと対向する第2縦フレーム31bを備え、第2縦フレームは、第2ネジ孔72bを有する。締結具7は、第1ネジ孔72a及び第2ネジ孔72bに差し込まれ、第1ネジ孔72aと締結することにより、第1縦フレーム31aと第2縦フレーム31bとを連結する。
(Embodiment 1)
(1) Overview The
本実施形態に係るけらば構造1は、締結具7で外側から第1縦フレーム31aと第2縦フレーム31bとを連結することができ、二重折板屋根のけらば用のタイトフレーム3を簡単に形成することができる。従って、本実施形態に係るけらば構造1は、二重折板屋根を施工しやすい。
The
(2)詳細
本実施形態に係るけらば構造1は、二重折板屋根におけるけらばの構造である。けらばは、切妻屋根や片流れ屋根において、屋根の妻側の端部である。折板屋根は、複数の折板屋根材を屋根下地の上に施工して形成される屋根である。二重折板屋根は、下側の折板屋根材と上側の折板屋根材とが所定の間隔を介して対向配置される屋根である。下側の折板屋根材と上側の折板屋根材の間には、例えば、ロックウールやグラスウールなどの断熱材を配置してもよい。
(2) Details The
図1に示すように、けらば構造1は、屋根下地2、タイトフレーム3、折板屋根材4、押さえ具5、固定具6、締結具7を備えている。
As shown in FIG. 1, the
<屋根下地>
屋根下地2は、折板屋根材4を施工するための下地となる。屋根下地2は、梁(妻梁)22と、母屋23とを備えている。梁22は、折板屋根の外周部(妻側)に取り付けられている部材である。屋根下地2は、一対の梁22を有しており、各梁22が折板屋根の妻側にそれぞれ配置されている。母屋23は、梁22と直交する方向に延びる部材である。母屋23の長手方向の端部は、梁22の上に載せられて固定されている。屋根下地2は、複数の母屋23を有しており、各母屋23は両方の梁22に架け渡すようにして配置されている。複数の母屋23は、折板屋根の水流れ方向に所定の間隔を介して並べられている。梁22及び母屋23としては、例えば、C型鋼などが用いられる。
<Roof base>
The
なお、図中において、矢印Xは、母屋23が延びる方向(長手方向)を示し、横方向ということがある。また矢印Yは、梁22が延びる方向(長手方向)を示し、矢印Xと直交する方向である。また矢印Zは、上方向を示し、矢印Xの方向と矢印Yの方向の両方と直交する方向である。
In addition, in the figure, the arrow X shows the direction (longitudinal direction) in which the
<タイトフレーム>
タイトフレーム3は、折板屋根材4を屋根下地2に固定する部材である。本実施形態におけるタイトフレーム3は、けらば用である。けらば用のタイトフレーム3は、屋根下地2のけらば部分21に固定されている。具体的には、タイトフレーム3は、けらば部分21において、母屋23の上面に載置されて固定されている。
<Tight frame>
The
図2に示すように、タイトフレーム3は、縦フレーム31と横フレーム32と傾斜フレーム33とを備えている。タイトフレーム3は、細長い帯状の金属板(例えば、鋼板)を曲げ加工や切削加工などの加工をして形成される。
As shown in FIG. 2, the
縦フレーム31は、タイトフレーム3を屋根下地2に固定した際に、屋根下地2の母屋23から上方(矢印Zの方向)に突出する部分である。縦フレーム31の下端には固着部35が設けられている。
The
横フレーム32は縦フレーム31から横方向に突出する部分である。すなわち、横フレーム32は、縦フレーム31の上端に設けられ、タイトフレーム3を屋根下地2に固定した際に、縦フレーム31から見て矢印Xの方向(屋内方向)に向かって突出するように形成されている。また横フレーム32にはスリット37が形成されている。スリット37は、縦フレーム31と横フレーム32との境界付近に形成されている。スリット37は、矢印Yの方向に沿って長く形成されている。
The
傾斜フレーム33は、横フレーム32から斜め下方に傾斜して突出する部分である。すなわち、傾斜フレーム33は、横フレーム32の端部(縦フレーム31側の端部とは反対側の端部)に設けられ、タイトフレーム3を屋根下地2に固定した際に、横フレーム32から見て斜め下方に向かって突出するように形成されている。傾斜フレーム33の下端には固着部36が設けられている。
The
傾斜フレーム33には係止部34が設けられている。係止部34は、傾斜フレーム33の一部を表面側に切り起こし加工により形成されている。係止部34は、傾斜フレーム33の表面に突出して爪状に形成されている。傾斜フレーム33は、二つの係止部34を有している。一方の係止部34は第1係止部341として形成され、第1係止部341は、傾斜フレーム33の傾斜方向の中央部よりも上側に位置している。他方の係止部34は第2係止部342として形成され、第2係止部342は、傾斜フレーム33の傾斜方向の中央部よりも下側に位置している。
A locking
図1及び図5に示すように、本実施形態は、タイトフレーム3として、第1タイトフレーム3aと第2タイトフレーム3bとを備えている。
As shown in FIGS. 1 and 5, the
第1タイトフレーム3aは、図2のものと同様に形成されており、第1縦フレーム31aと横フレーム32と傾斜フレーム33とを備えている。第2タイトフレーム3bは、図2のものと同様に形成されており、第2縦フレーム31bと横フレーム32と傾斜フレーム33とを備えているが、第2縦フレーム31bは、固着部35を有していない。また、第2縦フレーム31bは、リブ311を有している。リブ311は、第2縦フレーム31bの縦方向(矢印Zの方向)のほぼ全長にわたって延びて形成され、第2縦フレーム31bから外方(第2タイトフレーム3bの傾斜フレーム33に向かう方向と反対方向)に向かって突出している。また、第2タイトフレーム3bの傾斜フレーム33は固着部36を有していない。その代わりに、係合部38を有している。
The first
<折板屋根材>
折板屋根材4は、折板屋根を構成する部材である。図3に示すように、折板屋根材4は、塗装鋼板、亜鉛めっき鋼板、ガルバリウム鋼板(登録商標)などの金属板を折り曲げ加工して形成されるものであって、屋根の傾斜方向(水流れ方向)に沿って延びるように長尺に形成されている。また、折板屋根材4は断面略U字状に形成されており、谷部40と、谷部40の両方の側端部から斜め上方に向かって突出する傾斜片部41とを備えて形成されている。
<Folded plate roofing material>
The folded
一方の傾斜片部41は、谷部40の一方の側端から外側方(谷部40と反対側)の斜め上方に向かって突出する傾斜部42と、この傾斜部42の上端から外側方(谷部40と反対側)に向かって略水平に突出する頂部43と、この頂部43の端部から上方に向かって突出する断面略逆U字状の嵌合部44とから構成されている。
One
他方の傾斜片部41は、谷部40の一方の側端から外側方(谷部40と反対側)の斜め上方に向かって突出する傾斜部42と、この傾斜部42の上端から外側方(谷部40と反対側)に向かって略水平に突出する頂部43と、この頂部43の端部から上方に向かって突出する断面略倒L字状の被嵌合部45とから構成されている。
The other
各傾斜片部41の傾斜部42には係止段部441がそれぞれ設けられている。係止段部441は傾斜部42の一部を段状になるように厚み方向で折り曲げて形成されている。また、各係止段部441は、第1係止段部4111と、第2係止段部4112とを有している。第1係止段部4111は、傾斜部42の傾斜方向の中央部よりも上側に形成されている。第2係止段部4112は、傾斜部42の傾斜方向の中央部よりも下側に形成されている。第1係止段部4111及び第2係止段部4112は、折板屋根材4の長尺方向の全長にわたって形成されている。
A locking
本実施形態では、折板屋根材4として、第1折板屋根材4a及び第2折板屋根材4bを使用する。
In this embodiment, as the folded
<押さえ具>
押さえ具5は、折板屋根材4をタイトフレーム3に押さえつけて固定する部材であり、金属製の部材(金具)で形成することができる。押さえ具5は、図4に示すように、取付け部51と、固定片52とを有している。
<Press tool>
The
取付け部51は、タイトフレーム3に取り付けられる部分であり、差し込み片511と、支持片512と、対向片513と、延出片514とを有している。差し込み片511と対向片513は横方向において、所定の間隔を介して対向している。差し込み片511の上端と対向片513の上端とは支持片512で接続されている。また差し込み片511の下端には差込み部54が突出して設けられている。差込み部54は、差し込み片511の下端から外側(対向片513と反対側)に向かって傾斜している。差込み部54は、差し込み片511の平坦な外面(対向片513と対向しない方の面)の面内方向に対して約20°曲げて形成されている。また対向片513の下端には延出片514が設けられている。延出片514は差し込み片511とは反対側に向かって突出している。
The
固定片52は、取付け部51から突出して形成されている。固定片52は、折板屋根材4上に配置される。すなわち、固定片52は、押さえ具5をタイトフレーム3に取り付けた際に、折板屋根材4の上面(外面)に沿って配置される。固定片52は係止押さえ部521を有している。係止押さえ部521は、固定片52の長さ方向(取付け部51からの突出方向)の先端から下方に向かって固定片52に対して略直角に折り曲げることにより形成されている。
The fixing
また固定片52には、孔部53が設けられている。孔部53は第1孔部531と第2孔部532とを有している。第1孔部531及び第2孔部532は、固定片52の上部に設けられている。第1孔部531及び第2孔部532は、固定片52の長手方向と直交する方向に並んで設けられている。各孔部53は、それぞれ、固定片52を厚み方向で貫通して形成されている。
Further, the fixing
本実施形態では、押さえ具5として、第1押さえ具5a及び第2押さえ具5bを使用する。
In this embodiment, as the
<施工方法>
本実施形態に係るけらば構造1を形成するにあたっては、以下のように行う。
<Construction method>
The process of forming the
まず、屋根下地2のけらば部分21に第1タイトフレーム3aを固定する(図1及び図5参照)。この場合、第1タイトフレーム3aの固着部35、36を母屋23の上面に載せて、溶接、ボルト留め、ビス留めなどで母屋23に固定する。また傾斜フレーム33が縦フレーム31よりも内方(屋根下地2の平面視における中央部の方)に向くように、第1タイトフレーム3aを固定する。第1タイトフレーム3aの第1縦フレーム31aは、屋根下地2よりも上方に突出している。横フレーム32は、縦フレーム31から横方向(内方)に向かって突出している。傾斜フレーム33は、横フレーム32から斜め下方(内方下方)に向かって突出している。
First, the first
次に、第1折板屋根材4aを第1タイトフレーム3aの上方に配置する(図1及び図5参照)。この場合、第1折板屋根材4aの一方の傾斜片部41の頂部43が第1タイトフレーム3aの横フレーム32の上面に載置され、嵌合部44が横フレーム32の上方に位置している。また第1折板屋根材4aの一方の傾斜片部41の傾斜部42が傾斜フレーム33の外面(上面)に沿って配置される。このとき、第1タイトフレーム3aの係止部34に第1折板屋根材4aの係止段部441が引っ掛けられる。すなわち、第1タイトフレーム3aの第1係止部341には第1折板屋根材4aの第1係止段部4111が引っ掛けられ、第1タイトフレーム3aの第2係止部342には第1折板屋根材4aの第2係止段部4112が引っ掛けられる。係止段部441を係止部34に引っ掛けるにあたっては、係止段部441の裏面を係止部34の先端に接触させるようにする。これにより、第1折板屋根材4aが第1タイトフレーム3aに引っ掛かって固定される。
Next, the first folded
次に、第1タイトフレーム3aに第1押さえ具5aを取り付ける(図1及び図5参照)。このとき、第1押さえ具5aの差込み部54を第1タイトフレーム3aのスリット37に上方から差し込むようにする。これにより、第1押さえ具5aの取付け部51が第1タイトフレーム3aの横フレーム32上で位置決めされる。また第1押さえ具5aの差し込み片511は第1折板屋根材4aの嵌合部44の外方(矢印Xの方向と反対方向)に配置される。また第1押さえ具5aの支持片512が第1折板屋根材4aの嵌合部44の上方に配置される。また第1押さえ具5aの対向片513が第1折板屋根材4aの嵌合部44の内方(矢印Xの方向)に配置される。さらに第1押さえ具5aの延出片514が第1折板屋根材4aの頂部43の上面に配置される。
Next, the
そして、第1押さえ具5aの固定片52が第1折板屋根材4aの傾斜部42の上面(外面)に沿って配置される。このとき、固定片52の係止押さえ部521が第1折板屋根材4aの第1係止段部4111に引っ掛かる。すなわち、係止押さえ部521の裏面を第1係止段部4111の外面に接触させるようにする。これにより、第1係止段部4111が第1係止部341の先端と係止押さえ部521の裏面との間で挟まれることになり、第1折板屋根材4aと第1タイトフレーム3aとの引っ掛かりが外れにくくなる。
The fixing
次に、第1押さえ具5aの固定片52を複数の固定具6により第1タイトフレーム3aに固定する(図1及び図5参照)。固定具6としては、ビス、ネジ、釘及びボルトなどを使用することができる。複数の固定具6は、それぞれ、第1孔部531と第2孔部532に上方から差し込まれ、第1折板屋根材4aの傾斜片部41の傾斜部42を貫通し、第1タイトフレーム3aの傾斜フレーム33にまで達して結合される。固定具6と第1タイトフレーム3aとの結合位置は、第1係止部341の基部(立ち上がり部分)付近である。このように複数の固定具6が、傾斜フレーム33の傾斜方向と直交する方向に沿って離間している。これにより、固定具6が1個の場合に比べて、固定片52と傾斜フレーム33とを強固に結合することができる。また複数の固定具6が1箇所に集中して配置される場合に比べて、固定片52と傾斜フレーム33とを強固に結合することができる。
Next, the fixing
このようにして押さえ具5と折板屋根材4とを結合すると、押さえ具5を介して折板屋根材4をタイトフレーム3に強固に取り付けることができる。すなわち、押さえ具5の差込み部54は、タイトフレーム3のスリット37に差し込まれており、しかも差込み部54は、僅かに外側へ折り曲げられて、平面視でスリット37の長手方向に対して直交する方向に傾斜しているため、スリット37から抜けようとすると、差込み部54がスリット37の縁部に引っ掛かる。従って、折板屋根材4がスプリングバックで戻ろうとした場合や負圧等で持ち上げられたりした場合に、押さえ具5が一緒に持ち上げられても、スリット37から差込み部54が抜けにくくなり、折板屋根材4とタイトフレーム3との結合が外れにくくい。
By joining the
次に、第1縦フレーム31aの外側面(屋外側を向く面)に沿って塞ぎ板73が配置される。塞ぎ板73は、折板屋根材4と同様に、塗装鋼板などの金属板を折り曲げ加工して形成されるものであって、Y方向に延びるように長尺に形成されている。塞ぎ板73は、Z方向及びY方向に延びる部分が、第1縦フレーム31aと、第2縦フレーム31bで挟まれて固定される。X方向及びY方向に延びる部分は、屋根下地2の上に載置される。すなわち、塞ぎ板73は、母屋23の上に載置される載置片731と、載置片731のX方向の端部から上方に向かって突出する起立片732と、起立片732の上端からX方向に向かって突出する733と、カバー片733のX方向の端部から下方に向かって突出する係止片734とで構成されている。起立片732は、第1縦フレーム31aと、第2縦フレーム31bとの間に配置される。カバー片733は、押さえ具5の取付け部51の上方に配置される。係止片734は、取付け部51のX方向側に配置される。
Next, a
次に、第2タイトフレーム3bが、第1タイトフレーム3aの上側に取り付けられる。第2タイトフレーム3bの係合部38は、第1折板屋根材4aの第2係止段部4112の外面に引っ掛けられている。第2タイトフレーム3bの第2縦フレーム31bは、締結具7により、第1タイトフレーム3aの第1縦フレーム31aと結合される。このとき、塞ぎ板73の外側面に沿って第2縦フレーム31bが配置される。第1縦フレーム31aと、第2縦フレーム31bとは、塞ぎ板73を介して対向している。そして、第1縦フレーム31aに設けた第1ネジ孔72aと、第2縦フレーム31bに設けた第2ネジ孔72bに、ボルト等の締結具7を締め付けるようにする。このとき、締め付けた締結具7の頭部(ボルト頭)71は、第2タイトフレーム3bのリブ311よりも外側に突出しないようになっている。
Next, the second
また、締結具7は、第1縦フレーム31aと、第2縦フレーム31bの間において、塞ぎ板73の起立片732を厚み方向(X方向)で貫通している。すなわち、第1縦フレーム31aに設けた第1ネジ孔72aと、第2縦フレーム31bに設けた第2ネジ孔72bとは、塞ぎ板73の起立片732を介して対向している。
Further, the
なお、第1縦フレーム31aに設けた第1ネジ孔72aと、第2縦フレーム31bに設けた第2ネジ孔72bの両方を雌ねじに形成することができるが、第2縦フレーム31bに設けた第2ネジ孔72bは、雌ねじに形成せず、単なる貫通孔であってもよく、この場合、第2縦フレーム31bの第2ネジ孔72bは、ボルト等の締結具7の胴部は通過するが、頭部71は通過しないような大きさの貫通孔に形成されている。
Note that both the
このようにして、第2タイトフレーム3bを第1タイトフレーム3aの上側に取り付けた後、第1折板屋根材4aの場合と同様にして、第2タイトフレーム3bに対して、第2折板屋根材4b、第2押さえ具5b、固定具6を施工する(図1及び図5参照)。
After the second
次に、けらば包み8が配置される(図1及び図5参照)。けらば包み8は、折板屋根材4と同様の金属板を折り曲げ加工するなどして形成される。けらば包み8は、外壁材9の上部外方(屋外側)に配置される外壁覆い部81を有している。外壁覆い部81は、ビスなどの固定具80により屋根下地2の梁22に固定される。また、けらば包み8は、外周部82を有している。外周部82は、外壁覆い部81から上方に向かって突出して形成されている。外周部82はタイトフレーム3(第1タイトフレーム3a及び第2タイトフレーム3b)の外方(屋外側)に位置している。タイトフレーム3の縦フレーム31と外周部82との間において、母屋23の上には取付部材83が設けられており、外周部82は取付部材83にビス等の固定具84により固定されている。また、けらば包み8は、上面部85を有している。上面部85は外周部82の上端から内方に向かって突出して設けられている。上面部85は押さえ具5の支持片512の上に載置され、ビス等の固定具86で固定されている。
Next, the
図1に示すように、けらば包み8は、折板覆い部87を有している。折板覆い部87は、上面部85から内方に向かって斜め下方に突出して形成されている。折板覆い部87は、第2折板屋根材4bの傾斜片部41と対向する位置に配置される。折板覆い部87の先端には、折返し部88が設けられており、折返し部88が係止部材89に引っ掛けられている。係止部材89は、固定片52よりも下側において、第2折板屋根材4bの外面にビス等の固定具90で取り付けられている。
As shown in FIG. 1, the
そして、図1に示すような本実施形態に係るけらば構造1では、折板屋根材4(第1折板屋根材4a及び第2折板屋根材4b)が、固定具6で結合された固定片52とタイトフレーム3(第1タイトフレーム3a及び第2タイトフレーム3b)とで挟まれた状態でタイトフレーム3に固定されることになり、タイトフレーム3に対する折板屋根材4の固定強度が向上する。また、締結具7は、けらば部分21の外周側から締め付けることができ、第1タイトフレーム3aと第2タイトフレーム3bの連結作業が行いやすくなり、施工が行いやすい。また、締結具7の締め付けと同時に、塞ぎ板73の固定も行うことができ、施工が行いやすい。
In the
(実施形態2)
本実施形態に係るけらば構造1は、タイトフレーム3、折板屋根材4及び押さえ具5の構成が実施形態1に係るけらば構造1と相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。実施形態2で説明した構成は、実施形態1で説明した構成と適宜組み合わせて適用可能である。
(Embodiment 2)
The
本実施形態において、タイトフレーム3は、実施形態1の場合と同様に、第1タイトフレーム3aと第2タイトフレーム3bとを備えている。第1タイトフレーム3aは、実施形態1における第1タイトフレーム3aと同様に形成されている。第2タイトフレーム3bは、実施形態1における第2タイトフレーム3bと同様に形成されているが、傾斜フレーム33に係止部34を有していない点で相違する。すなわち、傾斜フレーム33の上面はほぼ平坦に形成されている。
In this embodiment, the
本実施形態において、第2折板屋根材4bは、実施形態1の第2折板屋根材4bと同様に、谷部40と傾斜片部41とを備えているが、傾斜片部41は係止段部441を有していない。すなわち、傾斜片部41はほぼ平坦に形成されている。
In this embodiment, the second folded
本実施形態において、押さえ具5は、実施形態1の押さえ具5と同様に、取付け部51と固定片52とを備えているが、固定片52は係止押さえ部521を有していない(図7参照)。すなわち、固定片52はほぼ平坦に形成されている。
In this embodiment, the
そして、本実施形態における施工方法は、実施形態1の場合と同様に、まず、屋根下地2のけらば部分21に第1タイトフレーム3aを固定する(図6及び図8参照)。次に、実施形態1の場合と同様に、第1折板屋根材4aを第1タイトフレーム3aの上方に配置する。次に、実施形態1の場合と同様に、第1押さえ具5a及び固定具6を施工する。次に、実施形態1の場合と同様に、第2タイトフレーム3bが、第1タイトフレーム3aの上側に取り付けられる。次に、実施形態1の場合と同様に、第2折板屋根材4bを第2タイトフレーム3bの上方に配置する。この場合、第2折板屋根材4bの一方の傾斜片部41の傾斜部42が傾斜フレーム33の外面(上面)に沿って配置されるが、第2タイトフレーム3bの係止部34と、第2折板屋根材4bの係止段部441がないため、係止部34と係止段部441とを引っ掛けることは行われない。次に、実施形態1の場合と同様に、第2タイトフレーム3bに第2押さえ具5bを取り付ける。このとき、第2押さえ具5bの固定片52が第2折板屋根材4bの傾斜部42の上面(外面)に沿って配置されるが、係止押さえ部521と第2折板屋根材4bの係止段部441がないため、係止押さえ部521と係止段部441とを引っ掛けることは行われない。次に、実施形態1の場合と同様に、固定片52を固定具6により第2タイトフレーム3bに固定する。このとき、実施形態1の場合と同様に、第1縦フレーム31aと、第2縦フレーム31bとの間には、塞ぎ板73が配置され、第1縦フレーム31aと、第2縦フレーム31bとは、締結具7により連結される。次に、実施形態1の場合と同様に、けらば包み8が配置される。
In the construction method of this embodiment, as in the case of
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係るけらば構造(1)は、屋根下地(2)と、屋根下地(2)のけらば部分(21)に固定されるタイトフレーム(3)と、タイトフレーム(3)上に配置される折板屋根材(4)と、を備える。タイトフレーム(3)は、第1タイトフレーム(3a)と、第1タイトフレーム(3a)上に配置される第2タイトフレーム(3b)と、締結具(7)と、を備える。第1タイトフレーム(3a)は、けらば部分(21)に固定される第1縦フレーム(31a)を備え、第1縦フレーム(31a)は、雌ねじで構成される第1ネジ孔(72a)を有する。第2タイトフレーム(3b)は、第1縦フレーム(31a)と対向する第2縦フレーム(31b)を備え、第2縦フレーム(31b)は、第2ネジ孔(72b)を有する。締結具(7)は、第1ネジ孔(72a)及び第2ネジ孔(72b)に差し込まれ、第1ネジ孔(72a)と締結することにより、第1縦フレーム(31a)と第2縦フレーム(31b)とを連結する。
(summary)
As explained above, the shingle structure (1) according to the first aspect includes a roof base (2), a tight frame (3) fixed to the shingle portion (21) of the roof base (2), A folded plate roofing material (4) arranged on a tight frame (3). The tight frame (3) includes a first tight frame (3a), a second tight frame (3b) disposed on the first tight frame (3a), and a fastener (7). The first tight frame (3a) includes a first vertical frame (31a) fixed to the ribbed portion (21), and the first vertical frame (31a) has a first screw hole (72a) configured with a female thread. has. The second tight frame (3b) includes a second vertical frame (31b) facing the first vertical frame (31a), and the second vertical frame (31b) has a second screw hole (72b). The fastener (7) is inserted into the first screw hole (72a) and the second screw hole (72b), and is fastened to the first screw hole (72a) to connect the first vertical frame (31a) and the second vertical frame. The frame (31b) is connected.
第1の態様によれば、締結具(7)は、けらば部分(21)の外周側から締め付けることができ、第1タイトフレーム(3a)と第2タイトフレーム(3b)の連結作業が行いやすくなり、施工が行いやすい、という利点がある。 According to the first aspect, the fastener (7) can be tightened from the outer peripheral side of the ribbed portion (21), and the work of connecting the first tight frame (3a) and the second tight frame (3b) is performed. It has the advantage of being easy to install and easy to install.
第2の態様は、第1の態様に係るけらば構造(1)であって、第2ネジ孔(72b)が雌ねじで構成され、締結具(7)が第2ネジ孔(72b)と締結する。 A second aspect is the shingle structure (1) according to the first aspect, in which the second screw hole (72b) is configured with a female screw, and the fastener (7) is fastened with the second screw hole (72b). do.
第2の態様によれば、締結具(7)が第1ネジ孔(72a)と第2ネジ孔(72b)の両方に締結することになり、第1縦フレーム(31a)と第2縦フレーム(31b)とを強固に連結することができる、という利点がある。 According to the second aspect, the fastener (7) is fastened to both the first screw hole (72a) and the second screw hole (72b), and the first vertical frame (31a) and the second vertical frame (31b) can be firmly connected.
第3の態様は、第1又は2の態様に係るけらば構造(1)であって、第2縦フレーム(31b)は、締結具(7)の頭部(71)よりも外側に突出するリブ(311)を有する。 A third aspect is the ruffled structure (1) according to the first or second aspect, in which the second vertical frame (31b) protrudes outward from the head (71) of the fastener (7). It has ribs (311).
第3の態様によれば、頭部(71)がリブ(311)の外側に突出しないようにすることができる、という利点がある。 According to the third aspect, there is an advantage that the head (71) can be prevented from protruding outside the rib (311).
第4の態様は、第1~3のいずれか1つの態様に係るけらば構造(1)であって、塞ぎ板(73)を更に備え、塞ぎ板(73)が、第1縦フレーム(31a)と第2縦フレーム(31b)との間に配置されている。 A fourth aspect is the ruffled structure (1) according to any one of the first to third aspects, further comprising a closing plate (73), where the closing plate (73) is connected to the first vertical frame (31a). ) and the second vertical frame (31b).
第4の態様によれば、塞ぎ板(73)が第1縦フレーム(31a)と第2縦フレーム(31b)との間で挟まれて強固に固定することができる、という利点がある。 According to the fourth aspect, there is an advantage that the closing plate (73) can be firmly fixed by being sandwiched between the first vertical frame (31a) and the second vertical frame (31b).
第5の態様は、第1~4のいずれか1つの態様のけらば構造(1)に使用されるタイトフレーム(3)であって、第1タイトフレーム(3a)と、第1タイトフレーム(3a)上に配置される第2タイトフレーム(3b)と、締結具(7)と、を備える。第1タイトフレーム(3a)は、雌ねじで構成される第1ネジ孔(72a)を有する第1縦フレーム(31a)を備える。第2タイトフレーム(3b)は、第1縦フレーム(31a)と対向する第2縦フレーム(31b)を備え、第2縦フレーム(31b)は、第2ネジ孔(72b)を有する。締結具(7)は、第1ネジ孔(72a)及び第2ネジ孔(72b)に差し込まれ、第1ネジ孔(72a)と締結することにより、第1縦フレーム(31a)と第2縦フレーム(31b)とを連結する。 A fifth aspect is a tight frame (3) used in the rugose structure (1) of any one of the first to fourth aspects, the tight frame (3) comprising a first tight frame (3a) and a first tight frame (3a). 3a) a second tight frame (3b) disposed thereon and a fastener (7). The first tight frame (3a) includes a first vertical frame (31a) having a first screw hole (72a) configured with a female thread. The second tight frame (3b) includes a second vertical frame (31b) facing the first vertical frame (31a), and the second vertical frame (31b) has a second screw hole (72b). The fastener (7) is inserted into the first screw hole (72a) and the second screw hole (72b), and is fastened to the first screw hole (72a) to connect the first vertical frame (31a) and the second vertical frame. The frame (31b) is connected.
第5の態様によれば、締結具(7)は、けらば部分(21)の外周側から締め付けることができ、第1タイトフレーム(3a)と第2タイトフレーム(3b)の連結作業が行いやすくなり、施工が行いやすい、という利点がある。 According to the fifth aspect, the fastener (7) can be tightened from the outer circumferential side of the ribbed portion (21), and the work of connecting the first tight frame (3a) and the second tight frame (3b) is performed. It has the advantage of being easy to install and easy to install.
1 けらば構造
2 屋根下地
21 けらば部分
3 タイトフレーム
3a 第1タイトフレーム
3b 第2タイトフレーム
31 縦フレーム
31a 第1縦フレーム
31b 第2縦フレーム
311 リブ
4 折板屋根材
7 締結具
71 頭部
72a 第1ネジ孔
72b 第2ネジ孔
73 塞ぎ板
1
Claims (5)
前記屋根下地のけらば部分に固定されるタイトフレームと、
前記タイトフレーム上に配置される折板屋根材と、を備え、
前記タイトフレームは、第1タイトフレームと、前記第1タイトフレーム上に配置される第2タイトフレームと、締結具と、を備え、
前記第1タイトフレームは、前記けらば部分に固定される第1縦フレームを備え、前記第1縦フレームは、雌ねじで構成される第1ネジ孔を有し、
前記第2タイトフレームは、前記第1縦フレームと対向する第2縦フレームを備え、前記第2縦フレームは、第2ネジ孔を有し、
前記締結具は、前記第1ネジ孔及び前記第2ネジ孔に差し込まれ、前記第1ネジ孔と締結することにより、前記第1縦フレームと前記第2縦フレームとを連結する、
けらば構造。 roof base and
a tight frame fixed to the shingle portion of the roof base;
A folded plate roofing material disposed on the tight frame,
The tight frame includes a first tight frame, a second tight frame disposed on the first tight frame, and a fastener,
The first tight frame includes a first vertical frame fixed to the ribbed portion, and the first vertical frame has a first screw hole configured with a female screw.
The second tight frame includes a second vertical frame facing the first vertical frame, and the second vertical frame has a second screw hole,
The fastener is inserted into the first screw hole and the second screw hole, and is fastened to the first screw hole to connect the first vertical frame and the second vertical frame.
Keraba structure.
請求項1に記載のけらば構造。 The second screw hole is configured with a female thread, and the fastener is fastened to the second screw hole.
The shingle structure according to claim 1.
請求項1又は2に記載のけらば構造。 The second vertical frame has a rib that projects outward from the head of the fastener.
The shingle structure according to claim 1 or 2.
前記塞ぎ板が、前記第1縦フレームと前記第2縦フレームとの間に配置されている、
請求項1~3のいずれか1項に記載のけらば構造。 Further equipped with a closing plate,
the closing plate is arranged between the first vertical frame and the second vertical frame,
The shingle structure according to any one of claims 1 to 3.
第1タイトフレームと、前記第1タイトフレーム上に配置される第2タイトフレームと、締結具と、を備え、
前記第1タイトフレームは、雌ねじで構成される第1ネジ孔を有する第1縦フレームを備え、
前記第2タイトフレームは、前記第1縦フレームと対向する第2縦フレームを備え、前記第2縦フレームは、第2ネジ孔を有し、
前記締結具は、前記第1ネジ孔及び前記第2ネジ孔に差し込まれ、前記第1ネジ孔と締結することにより、前記第1縦フレームと前記第2縦フレームとを連結する、
タイトフレーム。 A tight frame for use in the rugose structure according to any one of claims 1 to 4,
comprising a first tight frame, a second tight frame disposed on the first tight frame, and a fastener;
The first tight frame includes a first vertical frame having a first screw hole configured with a female thread,
The second tight frame includes a second vertical frame facing the first vertical frame, and the second vertical frame has a second screw hole,
The fastener is inserted into the first screw hole and the second screw hole, and is fastened to the first screw hole to connect the first vertical frame and the second vertical frame.
tight frame.
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